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検索結果 1,588 件

  • かつおだしの培地中への添加がマウス胎児線維芽由来3T3-L1細胞に及ぼす影響

    住澤, 知之 鹿児島女子短期大学紀要 (61) 1-4, 2024-02-28

    ...添加しても,培養上清へのさらなるアディポネクチンの分泌亢進は観察されなかったが,分化誘導により形成された脂肪滴は,かつおだし添加により小型化していた.分化誘導していない3T3-L1細胞の培地中へのかつおだしの添加は,分化誘導時と比べるとはるかに少ないが,有意な培養上清中へのアディポネクチン分泌量の増加が見られた.しかしながら,明らかな脂肪滴形成は観察されなかった....

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  • 魚アレルギー

    中島 陽一 日本小児アレルギー学会誌 37 (1), 81-86, 2023-03-20

    ...としてコラーゲンやアルドラーゼ,エノラーゼなど10種類以上報告されている.鑑別疾患としてヒスタミン中毒とアニサキスアレルギーが重要である.魚アレルギーの診断には特異的IgE抗体価だけでは判断できない場合も多い.最終的には経口食物負荷試験で確認する必要がある.魚はビタミンDの主要な供給源であり摂取可能な魚種を増やすことは栄養面でも大切である.魚だし,マグロ缶詰は摂取可能な場合が多い.マグロ,カジキ,カツオ...

    DOI Web Site 参考文献26件

  • 2021年における西之島の陸上生物相

    川上, 和人, 野口, 克也, 森, 英章 小笠原研究 49 71-86, 2023-03

    ...無人航空機による調査の結果、カツオドリ、アオツラカツオドリ、クロアジサシ、セグロアジサシ、オオアジサシの繁殖が確認された。陸上に設置した自動録音装置ではオナガミズナギドリの飛来が確認された。上陸地探索で上陸した北部の海岸ではカツオドリの死体は分解が進んでいなかったものの、死体下の砂礫からノミバエ類の蛹が確認されたほか、消化管内からハマゴウの種子が検出された。...

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  • 栄養士・管理栄養士養成施設学生における調理操作頻度による調理技術および 学習意欲に及ぼす影響

    ナカガワ, ナナミ, キノシタ, マイ, オオスギ, エリコ, ワカスギ, ユウスケ, スギノ, カエ, コマダ, アイ, ウメハラ, ヨリコ, ホッタ, チズコ, NAKAGAWA, Nanami, KINOSHITA, Mai, OSUGI, Eriko, WAKASUGI, Yusuke, SUGINO, Kae, KOMADA, Ai, UMEHARA, Yoriko, HOTTA, Chizuko 鈴鹿大学・鈴鹿大学短期大学部紀要 (6) 199-208, 2023-02-28

    ...28項目の合計得点とした.学習意欲は,13項目について,「とても思う」4点,「そう思う」3点,「あまり思わない」2点,「思わない」1点と点数化した.統計解析の有意水準は5%とし,調理操作頻度と調理技術、調理操作頻度と学習意欲について相関分析を行った.調査の結果,調理操作頻度は,調理技術や学習意欲と関連していた.調理技術の向上には,「フライパンで炒める」,「包丁で皮をむく」,「野菜を茹でる」,「昆布やかつお...

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  • 東海・北陸支部の多様な調理法と家庭料理の伝承調査

    駒田 聡子, 中澤 弥子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 175-, 2023

    ...一方,家庭ではほとんどみなくなったかつお節削り器は11.1%が使ったことがあり,唯一10%を超えた。食材では,だしを煮干しで取るが17.0%で他県の約倍の値だった。お茶を家でいれる割合も57.0%と高く,それを反映して急須・土瓶でいれるが52.6% と東海北陸の中で唯一過半数を超え,お茶を茶葉からいれる傾向が認められた。...

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  • 植物ミネラルエキスがだし汁およびみそ汁の風味に与える影響

    数野 千恵子, 加藤 麻里, 大栗 弾宏, 宗口 瑛, 横尾 芳明 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 93-, 2023

    ...</p><p>【結果】1)かつお節と昆布2:1と3:1の割合で調整しただし汁にカリウムが30,60,100 ppmになるよう加えると,かつお節と昆布2:1の場合,カリウムが60,100 ppmでは多くの項目で評価が高く,100 ppmの方がわずかであったが評価が高かった。3:1は60 ppm添加したものが全体的に評価が高かった。...

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  • 白だしのプロダクトマップ作成

    森 勝哉, 板井 紀康, 来島 壮 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 91-, 2023

    ...CATAの結果から,サンプル特性はかつお節やしょうゆの香りに関する用語に関係すると考えられた。作成されたプロダクトマップの結果から,今回用いたサンプルは,4つのクラスターから成ると想定された。本研究によって,白だしのプロダクトマップが作成でき,また商品の類似性には香りの影響が大きいとわかった。</p>...

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  • 全国(6支部)の多様な調理法と家庭料理の伝承調査

    綾部 園子, 名倉 秀子, 升井 洋至, 平尾 和子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 159-, 2023

    ...調理機器・器具で今の使用割合が高いのは,電子レンジ,炊飯器,フライパン,ピーラーで,低いのは,蒸籠,かつおぶし削り器,中華鍋であった。家で調理することが80%以上の料理は卵焼き,米飯,みそ汁であり,一方,煮豆,赤飯は20%以下で,料理済み食品や外食の利用も多かった。...

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  • かつお節粉の保存条件がかつおだしの香気成分組成に与える影響

    上杉 学也, 小玉 りほ, 林 和寛, 飯島 陽子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 24-, 2023

    ...</p><p>【方法】かつお節粉を3温度帯及び5保存期間で保存したものを試料とした。各試料からかつおだしを調製後,HS-SPME法で香気成分を抽出しGC-MS によって測定を行った。検出された成分ピークについて多変量解析により,かつお節粉の保存条件のかつおだし香気組成への関与について調べた。...

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  • 和食における煮汁の香りによる味の認識への影響

    真部 真里子, 入江 美樹, 的場 七海, 中原 茅乃, 清水 杏奈, 寺島 あおい, 篠崎 洋平 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 92-, 2023

    <p>【目的】醤油と鰹だし,みりんを組合わせた試料を用いた和食の煮汁の中で,醤油にみりんを加えた試料の香りに塩味増強効果を見出した。一方,鰹だしの香りが塩味を伴うとうま味を惹起することを確認している。本研究では,和食の煮汁の香りが塩味以外の味の発現に及ぼす影響を検討した。 </p><p>【方法】におい試料には,濃口醤油を超純水で25%希釈した未加熱希釈液とこれを10分加熱した加熱希釈液,八方だし…

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  • 味の感じ方に及ぼす調理学授業の影響

    深澤 美優, 飯島 久美子, 郡山 貴子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 145-, 2023

    ...試料は,食塩溶液(0.6%,0.7%,0.8%),砂糖溶液(1%,8%,12%),だし溶液(かつお節,昆布,煮干し,かつお節と昆布の混合,および風味調味料のだし溶液をそれぞれ濃度2%,塩分濃度0.6%に統一)とし,3オンスカップに入れ配布した。試飲する順は教員が指示し,食塩溶液と砂糖溶液は評価用紙にそれぞれの濃度を記入させ,だし溶液はだしの種類を記入させた。...

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  • 関東支部の多様な調理法と家庭料理の伝承調査

    伊藤 美穂, 宇和川 小百合, 平 和香子, 野口 元子, 名倉 秀子, 福留 奈美 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 163-, 2023

    ...かつお節削り器は調理学実習での使用経験,家での使用率共に低かった。食意識の調査では,専攻間での違いがいくつかみられた。これらの結果から,比較的新しい便利な調理器具は学生の専攻に関わらず使用率が高いが,伝統的な日本の調理器具は専攻よって使用率が異なり,調理学実習の履修が大きく関連していることが推測され,家庭料理の伝承にも影響があると思われた。</p>...

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  • 東海・北陸支部の多様な調理法と家庭料理の伝承調査

    山根 沙季, 木村 孝子, 長屋 郁子, 堀 光代 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 173-, 2023

    ...現在家で使用している調理機器・器具の割合は,炊飯器・フライパン各98.8%,電子レンジ・ピーラー各96.5%,トースター89.5%,キッチンばさみ87.2%で高く,蒸籠4.7%,かつお節削り器7.0%,中華鍋8.1%は低かった。...

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  • 九州支部の多様な調理法と家庭料理の伝承調査

    寺師 美里, 真邉 久美, 上原 友香里, 木之下 道子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 185-, 2023

    ...「使ったことがない」では,かつお節削り器57.1%,蒸籠40.3%,中華鍋26.2%であった。これより,加熱調理機器・調理器具では,多機能であること,入手しやすいこと,手入れのしやすさ,調理・片付け時間の短縮,保管場所などが使用経験に関わっていたと考えられる。また,「調理学実習で使ったことがある」との回答で上位に挙がったガスコンロ,蒸し器,中華鍋は,家での使用経験が乏しいことが明らかとなった。...

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  • カツオ味噌の製造条件に関する研究

    福田 翼, 矢倉 陽平, 辰野 竜平, 古下 学 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 22-, 2023

    ...</p><p>【方法】カツオ味噌の製造は,大日本産業事蹟を参考にして行った。カツオは,ハガツオ生肉を利用した。製造条件は,カツオ(以下,カツオ条件),カツオおよび大豆(以下,カツオ+大豆条件),カツオおよび麹(以下,カツオ+麹条件),カツオ,大豆および麹(以下,カツオ+大豆+麹条件)とした。...

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  • 和歌山県沿岸に設置された表層型浮魚礁周辺におけるカツオの移動,食性,肥満度および成熟

    山根 弘士, 安江 尚孝, 清藤 秀理 日本水産学会誌 88 (6), 453-462, 2022-11-15

    ...<p> 和歌山県沿岸の表層型浮魚礁周辺で漁獲されたカツオの移動,食性,肥満度および成熟を調べた。浮魚礁での標識放流後に再捕された39個体のうち,25個体が放流元の浮魚礁での再捕であった。胃内容物分析では,各漁獲日における餌生物の摂餌個体率は0-28.6%であった。卵巣の観察では,未熟段階が全体の76.9%と多く,産卵可能な状態の個体は少なかった。...

    DOI Web Site 参考文献17件

  • 日本のだしの“味”の比較:手作りだしと即席パックだしの生化学成分と官能についての分析

    岡本 洋子, 多山 賢二, 鈴木 麻希, 森久 瞳, 古田 歩, 王 潤, 谷本 昌太 日本調理科学会誌 55 (3), 155-163, 2022-06-05

    ...本研究では,試料として手作りと即席パックのかつお昆布だしを用いた。だしの生化学的成分である遊離アミノ酸,核酸化合物,有機酸を分析した。味覚活性値(TAV),等価うま味濃度(EUC),主成分分析(PCA),官能分析など,さまざま視点から,日本のだしの“味”を解明することを目的とした。手作りと即席パックだしの特性は,PCAによって確認できた。...

    DOI Web Site

  • 蛍光性水センサーの創製と水分可視化用蛍光性フィルムの開発

    大山 陽介 色材協会誌 95 (3), 53-66, 2022-03-20

    ...<p>水分子を認識し,蛍光発光により応答する“蛍光性水センサー”を開発することができれば,迅速,高感度かつオンラインでのリアルタイム測定や目視による可視化(蛍光発光による画像化)も可能な水分検出・定量・可視化蛍光分析法の確立を図れるものと期待できる。...

    DOI Web Site 参考文献26件

  • 神奈川県の家庭料理 地域の特徴

    櫻井 美代子, 増田 真祐美, 大越 ひろ, 清 絢, 大迫 早苗, 河野 一世, 津田 淑江, 小川 暁子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 183-, 2022

    ...かつおを用いた「しか煮」「さばの味噌煮」「このしろの甘露煮」などは、出汁を使わず、その素材からうま味を引き出した料理である。沿岸部でも畑作は行われ、魚介類と組み合わせられいろいろな料理に用いられていた。</p>...

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  • 学校給食を通じた食文化の継承に関する調査

    永嶋 久美子, 小川 睦美 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 152-, 2022

    ...給食に和食を積極的に取り入れ、食文化を意識して、味噌、米、しょうゆ、かつお節、昆布、大豆などを使用していた。児童・生徒がよく食べる和食では、給食で提供される和食が上位にあげられ、献立構成も主食、主菜、副菜、汁物の構成であり、給食が児童・生徒に対し一定の効果を与えていることが明らかとなった。...

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  • 鹿児島県の家庭料理 地域の特徴

    木下 朋美, 山下 三香子, 山崎 歌織, 進藤 智子, 大山 典子, 新里 葉子, 木之下 道子, 森中 房枝 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 218-, 2022

    ...祝い料理として,上甑島には「まんぱ」(ソウダカツオ)を茹でて焼いた炙り魚の出汁を用いた混ぜご飯である「かきまぜ飯」がある。下甑島にはほぐした炙り魚や細かく切った椎茸・人参・かまぼこなどを煮てご飯に混ぜた「すす」がある。すし飯にする家庭も多い。また親鸞上人の遺徳を偲んでつとめる報恩講や法事・葬式の時などに作られる「ひら」も伝わる。...

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  • 徳島県の家庭料理 地域の特徴

    三木 章江, 高橋 啓子, 後藤 月江, 川端 紗也花, 長尾 久美子, 松下 純子, 坂井 真奈美, 近藤 美樹, 金丸 芳 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 208-, 2022

    ...すき焼きの具材には、県中央部では牛肉、山間部では猪やウサギ等のジビエ肉、沿岸部はカツオが使用されていた。県南や県中央部では主菜、副菜、汁物に魚介類や海藻を使用した料理、山間部、吉野川北岸、県西部では主菜に川魚やジビエ肉、副菜には山菜を使用した料理が挙げられ、地域で使用された食材の特徴として、地元で入手しやすい食材や特産物、加工保存した食材等を使用していることがわかった。</p>...

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  • 幼児は保育所でどのような「さかなを使った食事」を食べているか

    酒井 治子, 會退 友美 東京家政学院大学紀要 62 (0), 123-135, 2022

    ...副菜料理に使用された魚は 15種類81件であり、焼きちくわとかつお節が15件、次いでしらす干し13件の順であった。保育所という生活に身近な施設における魚料理の提供状況をふまえると、食育の題材として、出現頻度の高かった切り身の鮭、一尾丸ごとが理解しやすい「しらす干し」、副菜やだし汁に登場する鰹節は、幼児にとって接点の多いキーフーズとして提案した。...

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  • 竹中勝男は日本のキリスト教をどのように理解したか

    李 元重 キリスト教社会問題研究 (70) 63-90, 2021-12-20

    本稿は、竹中勝男が社会事業と関連して日本のキリスト教をどのように理解したかを考察した。竹中によると、近代化が進んでいる明治初期と中期の日本社会において、キリスト教は、医療、教育、社会改良などの社会事業および社会主義思想の導入に先駆的な役割を果たした。しかし、日本社会の産業化の結果、社会事業の概念と実践において中心的になったのは社会科学と公的機関であり、日本のキリスト教の役割は協同的、宗教的ものと…

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 「学級経営の困難な状況」に関する一考察─ 特に,学級経営の困難な状況の構造化と予防的対応策に関して ─

    カタクラ, ノリオ, ミカミ, カツオ, Katakura, Norio, Mikami, Katsuo 北海道文教大学論集 (22) 15-27, 2021-03-15

    北海道内33 市部の公立小学校627 校を対象にして,管理職から見た学級経営の困難な状況について調査を行った.その調査結果を基に学級経営の困難な状況の構造化を図った.学級経営の困難な状況を生じさせる根幹には教師指導力の要因が大きく関わり,教師像の教師の自己中心性と深く関連しているものと思われる.学級経営の困難な状況の予防的対応策として,低学年においては,教師が学習や生活規律などで手本となる行動を…

    機関リポジトリ

  • 浮魚礁周辺のカツオ<i>Katsuwonus pelamis</i>を対象とした広域および長期追跡システムの開発

    浅井 咲樹, 内田 圭一, 宮下 和士, 荒井 修亮, 三田村 啓理, 北川 貴士, 白川 北斗, 富安 信, 笹倉 豊喜, 宮本 佳則 日本水産学会誌 87 (2), 108-116, 2021-03-15

    ...<p> 浮魚礁近傍のカツオの行動生態調査は超音波バイオテレメトリーにより行われてきたが,追跡範囲は制限されていた。そこで新手法として超音波受信システムとデータ通信端末を組み合わせた漁船搭載型受信システムを開発した。本研究では浮魚礁周辺で操業する漁船に開発したシステムを搭載し,カツオの行動生態調査における有効性を検証した。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献15件

  • 2019年における北硫黄島の鳥類相

    KAWAKAMI, Kazuto, SUZUKI, Hajime, HORIKOSHI, Sora, 川上, 和人, 鈴木, 創, 堀越, 宙 小笠原研究 = Ogasawara research (47) 185-200, 2021-02

    ...その結果、繁殖またはその可能性が高い種として3種の海鳥(アカオネッタイチョウ、アカアシカツオドリ、カツオドリ)および5種の陸鳥(カラスバト、ヒヨドリ、メジロ、トラツグミ、イソヒヨドリ)が確認された。アカアシカツオドリでは153巣を含む集団繁殖地がこの島で初めて見つかり、国内で2ヶ所目の記録となった。...

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  • 異なる工程で造られたかつお節の普通肉および血合肉に含まれるエキス成分

    坂口 守彦, 荻野目 望, 山岸 海, 石崎 早苗, 吉岡 立仁, 塚正 泰之, 真鍋 祐樹, 江島 晃佳, 佐藤 健司 日本食品科学工学会誌 68 (1), 38-44, 2021-01-15

    ...<p>製造工程が異なる2種のかつお節(本枯節と荒節)を用いて,各々から普通肉と血合肉を採取し,含有されるエキス成分の組成をもとめた.その結果,遊離アミノ酸ではいずれの節,肉にも共通してタウリン,ヒスチジンおよびアンセリンが比較的多いことがわかった.これらの中でタウリンは本枯節で血合肉よりも普通肉の方に多いこと,ヒスチジンとアンセリンはどちらの節でも普通肉に多いことなどがわかったが,節間には著しい相違...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献9件

  • 静岡県の家庭料理 行事食の特徴

    新井 映子, 高塚 千広, 川上 栄子, 市川 陽子, 伊藤 聖子, 神谷 紀代美, 清水 洋子, 竹下 温子, 中川 裕子, 村上 陽子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 161-, 2021

    ...かつおだしに大根と里芋、角餅の「雑煮」やまぐろの「にぎりずし」を作る。おせちに練り製品を入れる。クチナシで色づける「菱餅」や「染飯」がある。西部の湖西市は「新居の関所」がある町で、東海道を往来する旅人によって「すわま」という波形をあしらった餅菓子が伝承され、上巳の節句に作られている。...

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  • オリーブオイルの和食への活用

    井野 睦美, 大富 あき子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 99-, 2021

    ...かつお節オイルは常温・加温両方で評価が高く、かつお節のうま味や風味が強く感じられた。わさびオイルは嗜好の個人差が大きいが、加温するとわさびの風味が減少することがわかった。小エビオイル入り味噌汁は、コントロールに比べ有意にマイルドであった。かつお節オイルのほうれん草のお浸しはコントロールに比べ有意にコクが強かった。...

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  • 三重県志摩市における魚介類の喫食状況

    磯部 由香, 平島 円, 生川 美江 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 110-, 2021

    ...魚種別で分析すると、最もよく食べられていたのは,かつおであった。全国的に上位のさけ,まぐろ,ぶりに加え,あじ、さば,ちりめんじゃこなど,三重県で漁獲されている魚が多くあがった。80%以上の人は,複数の魚介類を主に使った郷土料理に対して喫食経験があったが,家庭で調理するかどうかは,料理によって差があった。</p>...

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  • 安定・安全な回収ボイラ操業のための最先端デジタル技術

    大森 一則 紙パ技協誌 75 (11), 1005-1009, 2021

    ...それら最先端技術を使ったRecovery Smart Businessの一つは,「Smart Recovery Boiler」として,回収ボイラでは既に実用化されており,安定操業のみならず,設備かつオペレータの安全性が向上している。デジタル技術は,今後更に技術革新が進み紙パルプ産業においても,それらの最先端技術を採用しより効率的に,より安全な操業ができるようになる。...

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  • ナスの加熱調理による嗜好性と抗酸化性の変化

    粟津 虹, 高畷 晶子, 森 太郎, 久保 加織 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 9-, 2021

    ...煮調理ではかつお出汁で煮た後に醤油で味付けし、焼き調理では果実をオーブンで加熱した後に果皮を取り除いた。抗酸化性はDPPHラジカル消去活性とAAPHラジカル消去活性で評価し、総ポリフェノール含量も測定した。官能評価は、2019年と2020年に滋賀大学教育学部の学生をパネルとして、調理ナスの味や好みについて5段階評点法により実施した。...

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  • 福島県の家庭料理 行事食の特徴

    津田 和加子, 會田 久仁子, 加藤 雅子, 中村 恵子, 阿部 優子, 福永 淑子, 栁沼 和子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 151-, 2021

    ...祭礼料理では、相馬野馬追の「かつおの焼きつけ」、二本松提灯祭の「ざくざく」、会津田島祇園祭の「棒たら煮」などがあり、古い歴史を持つ地域ならではの特徴がみられた。仏事では「白ふかし」「切り昆布の煮物」が県内全域で、「まんじゅうの天ぷら」が会津で供されている。総括すると、浜通りでは鮮魚を、中通りでは河川や湖沼による淡水魚を、会津では乾物の魚介類を使った伝統的な行事食が残されていた。</p>...

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  • 富山県の家庭料理 行事食の特徴

    中根 一恵, 稗苗 智恵子, 守田 律子, 原田 澄子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 163-, 2021

    ...一方、県西部の雑煮は、白髪が生えるまで長生きできるようにとの願いから、根つきの細めのねぎを具に用い、昆布とかつお節の混合だしの清まし汁で作る。また、報恩講の際に食べられることが多い料理として、南砺市は「じんだ」や「山菜の煮物」、氷見市は「くさぎと打ち豆の煮物」などがある。...

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  • 回腸アニサキスに合併した腸重積症を内視鏡的に整復した1例

    清川 博史, 安田 宏, 石田 潤, 佐藤 義典, 松尾 康正, 山下 真幸, 土橋 篤仁, 遠藤 陽, 伊東 文生 日本消化器内視鏡学会雑誌 63 (10), 2207-2213, 2021

    ...<p>症例は70歳,女性.カツオを生食した2日後に水様便を認め,腹痛と嘔吐が出現したため救急搬送された.腹部造影CTにて遠位回腸は上行結腸に陥入しており,腸重積症と診断した.内視鏡的整復目的に緊急下部消化管内視鏡を施行したところ,回腸粘膜に穿入しているアニサキス幼虫を認め,生検鉗子を用いて摘出した.その後症状は速やかに改善した.回腸アニサキス症による腸重積症は極めてまれで,内視鏡的治療にて外科的加療...

    DOI 医中誌

  • 福岡県の家庭料理 行事食の特徴

    松隈 美紀, 入来 寛, 御手洗 早也伽, 仁後 亮介, 熊谷 奈々, 吉岡 慶子, 山本 亜衣, 猪田 和代, 秋永 優子, 楠瀬 千春, 八尋 美希, 三成 由美 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 183-, 2021

    ...</p><p>【結果】正月の料理は4地域において雑煮は基本的に丸餅で、だしはかつお節、昆布を使った澄まし汁が使用され、主材料は海沿いの志賀島や博多では出世魚と呼ばれるブリが使われ、農山部では鶏肉が使われていた。その他の食材として、カツオ菜、大根、人参、牛蒡、椎茸、かまぼこを中心に、お正月の3日間、家庭にある食材をつぎ足しながら作られていた。...

    DOI

  • コンパレータのオンチップ選択機構を有する順序統計に基づいたフラッシュ型ADCの設計

    北村, 健浩, イスラム, マーフズル, 久門, 尚史, 和田, 修己 DAシンポジウム2020論文集 2020 8-14, 2020-08-31

    ...無線通信の高速化によって数 GS/s 程度の高速なフラッシュ型 ADC が求められているが,微細プロセスでは MOSFET の特性ばらつきが大きく小面積と線形性の両立が難しい.本研究では特性ばらつきを活用し,順序統計に基づきオフセット電圧の順位でコンパレータを選択するフラッシュ型 ADC を提案する.提案方式ではオフセット電圧の相対関係を推定するコンパレータ選択機構を用いるため,小面積かつオンチップ...

    情報処理学会

  • 小笠原諸島南島におけるオガサワラノスリ<i>Buteo buteo toyoshimai</i>の海鳥捕食

    千葉 夕佳 日本鳥学会誌 69 (1), 75-90, 2020-04-23

    ...のうち,66がオナガミズナギドリ<i>Puffinus pacificus</i>,16がアナドリ<i>Bulweria bulwerii</i>で,両種が全体の95.3%を占めた.オナガミズナギドリ成鳥の被食痕は4–6月,アナドリ成鳥は6,7月,アナドリ幼鳥は9,10月,オナガミズナギドリ幼鳥は9–1月に発見され,産卵から抱雛期の両種の成鳥と,ある程度成長した巣内雛が捕食されることが明らかになった.カツオドリ...

    DOI Web Site Web Site 参考文献12件

  • かつお節の栄養成分と安全性

    片山 佳子, 九々 健介, 伏脇 裕一 安全工学 59 (2), 78-82, 2020-04-15

    ...<p>わが国において調理材料や食文化としてなじみ深いかつお節について,その歴史,製造方法,種類と規格,成分と栄養価,健康効果と機能性,安全性などを解説した.一方,かつお節の製造過程で燻煙操作が行われており,その際,発がん性のあるベンゾ[a]ピレンが生成される問題が生じている.しかし,わが国においては,かつお節からの一日一人当たりのベンゾ[a]ピレン摂取量は,ごく微量であるために,結果的には日常生活においてかつお...

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  • なかのしま幼稚園の統合保育

    シバキ, カツコ, オダ, シンイチ, ミカミ, カツオ, Shibaki, Katsuko, Oda, Shinichi, Mikami, Katsuo 北海道文教大学論集 (21) 127-131, 2020-03-20

    なかのしま幼稚園では,障がい児を受け入れた時から統合保育を実践してきた.園を設立した当初からの「全ての子どもは,教育を受けることができる」という建学の精神に基づき,障がいがある子どもも障がいのない子どもも一緒にという環境の中で,子どもたちは活動している.ノーマライゼーション,インクルーシブと社会的な呼称の変化はあったが,子ども達が安心して幼稚園の中で友達と一緒に成長していくことを大切にした保育を…

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  • 2019年における西之島の鳥類相

    KAWAKAMI, Kazuto, OYAMADA, Yusuke, 川上, 和人, 小山田, 佑輔 小笠原研究 = Ogasawara research (46) 79-94, 2020-03

    ...その結果、旧島およびその周辺でカツオドリ、アオツラカツオドリ、オナガミズナギドリ、クロアジサシ、オオアジサシの雛や卵など繁殖の証拠が得られた。特にカツオドリは旧島周辺だけで約400個体の雛が確認され、噴火による撹乱後に繁殖集団が回復し、溶岩上や海岸など新たな陸地に進出していることが明らかになった。カツオドリの繁殖期が小笠原の他地域に比べて長期化していたが、これは高密度化が原因かもしれない。...

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  • FPGAに基づく脳波のパターン認識専用プロセッサの性能評価

    塚原 彰彦, 安西 優貴, 田中 慶太, 内川 義則 生体医工学 Annual58 (Abstract), 315-315, 2020

    ...<p>ブレインマシンインターフェース(BMI)は,脳波や脳磁図等の脳の信号からヒトの状態や意思を読み取り,電子機械装置の操作を可能にする技術である.これにより,筋萎縮性側索硬化症(ALS)等の手足の運動や言語機能に重篤な脳障害を持つ患者に対して,他者とリアルタイムな意思疎通を可能とする.BMI技術のさらなる発展には,脳波のパターン認識を高精度かつオンラインで実行する必要がある.脳波のパターン認識の手法...

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  • 小笠原諸島聟島列島におけるノヤギ排除後の海鳥営巣数の急激な増加

    鈴木 創, 堀越 和夫, 佐々木 哲朗, 川上 和人 日本鳥学会誌 68 (2), 273-287, 2019-10-25

    ...により森林の草地化や裸地化,土壌流失が著しく進んだ.これら3島では1999–2003年にかけノヤギの根絶が達成された.また,3島には外来種のクマネズミも生息していたが,聟島でのみ2010年に駆除が実施された.本研究ではノヤギ排除に伴う海鳥繁殖状況の変化を評価するため,2001–2017年に3–5年間隔で,海鳥類4種の営巣分布および営巣数の変化を記録した.その結果,ノヤギの排除により地上で繁殖する大型のカツオドリ...

    DOI Web Site Web Site 参考文献15件

  • 被膜利用による鰹節のPAH含量低減

    鈴木, 進二, 高木, 毅, 岡本, 一利 静岡県水産技術研究所研究報告 (52) 29-32, 2019-10

    ...カツオの加熱成形魚肉を調製し,寒天及びデンプン溶液に浸漬,乾燥し被膜を形成させた後,焙乾モデル試験を行い,熱湯に湯通しして被膜を除去した。その結果,被膜くん煙付け法による魚肉のPAH含量は欧州連合(EU)基準を下回らなかったものの通常の焙乾法と比較して有意に低く,PAH含量低減に有効であった。...

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  • 気仙沼港における竿釣漁業による生鮮未成熟カツオ水揚量の予測

    谷津 明彦, 緑川 聡, 高橋 浩二, 高口 俊之 水産海洋研究 83 (3), 181-190, 2019-08-25

    ...<p>気仙沼港の生鮮未成熟カツオの主要群別水揚量を5月に予測する方法を提唱した.2002–2018年の気仙沼港と房総勝浦港の月別銘柄別水揚量を体成長式により,大型(XA群)・中型(BC群)・小型(DE群)の水揚量に変換した.それら群間の水揚量の関係を把握するため,長期的な漁獲努力量の減少に伴う水揚量の変動を直線回帰により除去した.主群のBC群は初夏に三陸沖に北上する群で,気仙沼港の5–12月と房総勝浦港...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • 「地球研ニュース」 No.77

    大学共同利用機関法人人間文化研究機構 総合地球環境学研究所報 「地球研ニュース」 = Humanity & Nature Newsletter 77 1-24, 2019-07-31

    ...巻頭言学際から超学際へ安成哲三対話1 超学際(トランスディシプリナリー)地球環境学の未来を切り拓くために安成哲三 × 近藤康久 × 金本圭一朗小木曽彩菜対話2 エコヘルス × メディエーターことばを現場から育て、世界をともに理解するハイン・マレー × 阿部健一対話3 学際 × フィールドワーク森と海とかつお節食文化の礎を学際的な視点から鎌内宏光 × 王 智弘座談会対話から議論へ、そして学問へ石橋弘之...

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  • オシメルチニブが効果を示した上皮成長因子受容体T790M遺伝子変異陽性小細胞肺癌の1例

    松本 千晶, 田村 朋季, 川尻 智香, 西 達也, 工藤 健一郎, 久山 彰一 肺癌 59 (2), 151-157, 2019-04-20

    ...小細胞肺癌においても上皮成長因子受容体(epidermal growth factor receptor;EGFR)遺伝子変異陽性症例が散見されるが,EGFR遺伝子変異陽性小細胞肺癌に対するEGFRチロシンキナーゼ阻害薬(tyrosine kinase inhibitor;TKI)の効果は症例により異なる.今回我々はEGFR遺伝子変異陽性小細胞肺癌に対してゲフィチニブ投与後にT790M変異を認め,かつ...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献10件

  • 共沈法による高Ca/Si比C-S-Hの合成

    斎藤 豪, 鈴木 一帆, 細川 佳史, 佐伯 竜彦 Cement Science and Concrete Technology 72 (1), 373-380, 2019-03-29

    ...その結果、Ca源およびSi源をそれぞれ、塩化カルシウムまたは硝酸カルシウムかつオルトケイ酸ナトリウムとし、液相pHを高くした共沈法を用いることによって、XRFにより得られた固相C-S-Hの平均Ca/Si比が最大で1.95程度となる、構造内に局所的に存在する微細なCHをも含まないC-S-Hを合成できる可能性を示した。</p>...

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 基幹相談支援センターに求められる役割を活かした人材育成-その実践的取り組みに向けた創意工夫のための考察-

    大津, 雅之, 三井, 久規, 阿諏訪, 勝夫, 三枝, 弓, 常盤, 麻美, OTSU, Masayuki, MITSUI Hisanori, ASUWA Katsuo, SAEGUSA Yumi, TOKIWA Asami, オオツ, マサユキ, Otu, Masayuki, ミツイ, ヒサノリ, Mitsui Hisanori, アスワ, カツオ, Asuwa Katsuo, サエグサ, ユミ, Saegusa Yumi, トキワ, アスミ, Tokiwai 山梨県立大学人間福祉学部紀要 14 60-72, 2019-03-20

    本稿は、山梨県内の中央市・昭和町が合同で設置している基幹相談支援センター職員と大学教員1名との共同研究の一部をまとめたものである。 本稿は、大きく分けると、①基幹相談支援センターの概要、②基幹相談支援センターに求められる役割とその取組みの現状、③基幹相談支援センターに求められる役割とその取組みに向けた創意工夫のための考察という3点から構成されている。 …

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  • 淡口醤油はかつおだし・鰹節の減塩効果を増強する

    武内 捺未, 石本 泰之, 新居 早也佳, 小原 忠雄 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 63-, 2019

    ...減塩調理に関する研究報告は多数あり,その一例としてかつおだしの減塩効果(塩味増強効果)が挙げられる。これまでに我々は,だし風味を活かす特長を持つ淡口醤油とかつおだしを併用することで,低濃度の3%かつおだしで減塩効果を示すことを明らかにしている。今回,淡口醤油とかつおだしに微量の微粉砕鰹節を加えることで,さらに低濃度のかつおだしでも減塩効果が認められるかを検証した。...

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  • GISの標準コアカリキュラムと知識体系を踏まえた実習用オープン教材の開発と評価

    山内 啓之, 小口 高, 早川 裕弌, 瀬戸 寿一 E-journal GEO 14 (2), 288-295, 2019

    ...<p>筆者らは,大学の学部や大学院のGISの実習授業を充実させるための教材を開発し,オープンな活用ができるコンテンツとして広く公開するためのプロジェクトを実施している.教材は,既存プロジェクトの成果である書籍『地理情報科学GISスタンダード』と対応するように構成した.GISを用いたデータの処理には,フリーかつオープンソースのソフトウェアを利用した.これらの教材は,GIS実習の課題や使用するソフトウェア...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 北西太平洋各地におけるカツオ中微量元素レベルの地域差とその変動要因

    川島 彰悟, 板井 啓明, 国末 達也, 田辺 信介 日本地球化学会年会要旨集 66 (0), 137-, 2019

    <p>大型回遊魚は、食物連鎖を通して体内に微量元素を濃縮する。本研究では、カムチャッカ南方外洋域 (KOTR-1, n=23)、三陸沖 (KOTR-2, n=9)、伊豆沖 (KR-1, n=10)、高知沖 (KR-2, n=9)、東シナ海 (ECS, n=8)、赤道近傍域 (NEQ, n=10)で採取された検体に関して、水銀および各種微量元素を分析し、その濃縮機構を検討した。元素濃度の地域差に着…

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  • 医療系学部を有さない薬学部における多職種連携教育の実践:他の医療系学部との連携

    野田 幸裕, 内田 美月, 半谷 眞七子 薬学教育 3 (0), n/a-, 2019

    ...<p>チーム医療を実践するためには,学生のうちからケースカンファレンスなどを通じて他の医療系学生と接し,共に学ぶ機会を増やすことが重要である.多職種連携教育(Interprofessional Education: IPE)では自分の職種と他職種の役割や専門性,責任を学び,各医療従事者がチーム医療の中でそれらを最大限に発揮し,かつお互い対等に連携して患者中心の医療を実現する.医学や看護学教育において...

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  • 鹿児島県の郷土料理、茶節の活用と普及

    大富 あき子, 井野 睦美 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 111-, 2019

    ...</p><p>【結果および考察】枕崎市はかつお節と茶が多く生産され,指宿市山川町ではかつお節が,指宿市頴娃町では茶が多く生産されている。聞き取り調査より,枕崎・頴娃ではかつお節,麦みそに緑茶を注ぎ,山川では湯を注ぐことが多いことがわかった。土産用茶節はいずれも緑茶と枯節を用いていたが,枕崎産はかつお節の風味が強く,山川産と頴娃産は緑茶の風味が強かった。...

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  • 調理教育のためのカードを用いた調理シュミレーションの有用性

    高橋 ひとみ, 佐治 伸郎, 柳沢 幸江 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 30-, 2019

    ...</p><p>【結果および考察】初心者は1回目のカード実験では,カードが配置されていたレシピ通りの調理手順にし,始めにしょうが焼きのたれを作り(初心者の47.1%が実施),お浸しを盛りつけ,かつお節をのせて終了した(66.7%)。...

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  • 鹿児島県南さつま市坊津町における昭和時代のかつお漁業と食生活

    大富 あき子, 大富 潤 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 110-, 2019

    ...一方でかつお一本釣り漁業が盛んで,若い男性の多くはかつお漁船で1カ月近くの航海に出た。各家庭にはカツオをさばくための外流しが設置され,魚と言えばカツオを指した。坊部落に4軒あったかつお節工場(商品を常時作るのではなくカツオ漁船が入港した時だけ開く店(いで小屋))で各家庭から持参したカツオを手間賃だけでかつお節にしてくれた。...

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  • 甘味とうま味の相互作用の検討

    荒木 萌, 齊藤 美佳, 小林 理恵 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 156-, 2019

    ...我々は,具だくさんの汁物である郷土料理「こづゆ」を,こづゆだし(ホタテ干し貝柱・干し椎茸)または混合だし(かつお・昆布)で調製し,分析型官能評価を実施した。その結果,うま味の弱いこづゆだしを使用することで,具材由来の甘味が感じやすくなることを報告した。本研究はうま味が甘味を抑制するかを検証するため,その相互作用を分析型官能評価により検討した。...

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  • アブラナ科野菜のアミノ酸成分値と食味の関係性

    松下 実代 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 92-, 2019

    ...グルタミン酸含有量(平均)はかつお菜(242mg/100g),小松菜(253mg/100g),広島菜(262mg/100g)となり,いずれも近い値となった。一方,官能評価においては,うま味,風味の好ましさは4つのアブラナ科野菜のうちかつお菜が最も高く,総合的なおいしさも高い傾向にあった。...

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  • ヒメアカカツオブシムシに対するフェロモントラップ2 種の捕獲性能の比較

    今村 太郎, 古井 聡, 宮ノ下 明大 都市有害生物管理 9 (2), 37-41, 2019

    ...2012 年に国内で開発されたヒメアカカツオブシムシ用のフェロモントラップ「ヒメアカカツオブシムシ用TRIOS®」(富士フレーバー株式会社製,以下トリオスと記す)と海外製のフェロモントラップ「ヒメアカカツオブシムシ・キマダラカツオブシムシ(KB/WB)用DOME ™ Trap」(Trécé Inc....

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  • 江湖詩社の松魚詠

    新稲, 法子 京都語文 26 105-122, 2018-11-24

    詩風転換以降、江戸で活躍した江湖詩社の詩人たちが生み出した詩語「松魚」の成立から展開を追った。松魚詠は寛政二年に刊行された柏木如亭『木工集』に収められているものが最も早く、「典衣」という表現が特徴的である。もともと衣を質に入れるという「典衣」は酒を手に入れるためにする行為または貧しさの描写に用いられる詩語であり、初鰹のような贅沢品を買うことに用いられるものではなかった。清新派と呼ばれた江湖詩社の…

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  • 焙乾モデル試験による鰹節のPAH付着量低減条件の検討

    鈴木, 進二, 山梨, 佑季, 後藤, 慶一 静岡県水産技術研究所研究報告 (51) 1-7, 2018-10

    鰹節に付着するPAHを低減させる製造条件を検討するため,成形肉を用いた焙乾モデル試験を行い,原料脂肪量,焙乾前の魚肉乾燥,及びくん煙材の低温加熱で得たくん煙による焙乾の影響について検討した。その結果,少脂肉よりも多脂肉にPAHは多く付着し,さらに,多脂肉では焙乾前乾燥により付着量が増加する傾向があった。また低温くん煙で多脂肉を焙乾したところ,高温くん煙よりもPAH付着量が有意に少なかった。以上の…

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  • 2017年における南硫黄島の鳥類相

    Kawakami, Kazuto, Suzuki, Hajime, Horikoshi, Kazuo, Kawaguchi, Dairo, 川上, 和人, 鈴木, 創, 堀越, 和夫, 川口, 大朗 小笠原研究 = Ogasawara research (44) 217-250, 2018-07

    ...アナドリ Bulweria bulwerii、カツオドリ Sula leucogaster、アカオネッタイチョウ Phaethon rubricaudaでは、羽毛にシンクリノイガ Cenchrus echinatus及びナハカノコソウ Boerhavia diffusaの果実を付着させた個体が見られ、これらの海鳥が種子散布者となっていることが示唆された。...

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  • 冷凍食品のおいしさ改善

    田村, 章, 松岡, 博美, 井上, 昌子, 浅井, 貴子, 松原, 梓 研究報告 (18) 69-71, 2018-06

    ...県内冷凍食品企業から提供されたトンカツ,チキンカツおよびハムカツ2種類を対象に,油ちょう解凍とレンジ解凍での客観的な食感評価の比較を行うとともに,味認識装置を用いて味覚の差異を検討した。食感評価では,水分含有率およびクリープメータを用いての破断強度を測定することにより,油ちょう解凍とレンジ解凍の差異を客観的に評価できた。...

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  • 飼育下におけるカタクチイワシの高温側水温耐性と水温別低酸素耐性に関する研究

    小田, 憲太朗, 橋本, 博, 増田, 賢嗣, 今泉, 均, 薄, 浩則, 照屋, 和久 水産技術 = Journal of fisheries technology 10 (1), 1-7, 2018-03

    ...カタクチイワシは,かつお一本釣り漁業で使う活餌として重要である。本種の船上飼育時には水温を低く維持しなければならず,大きな燃油経費がかかるため,経費削減の方法が求められている。そのため,船上で安全に本種を飼育できる飼育条件の解明が必要である。そこで,著者らは本種の高温側水温耐性と低酸素耐性について検討した。その結果,24,48時間後の高温側半数個体致死温度は,28.5,27.3℃であった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 冷凍カツオ肉の肉色保持技術に関する研究

    塚正 泰之, 中村 康平, 永戸 達朗, 山本 敬吾朗, 森田 智一, 平岡 智樹, 福田 隆志, 伊藤 智弘, 安藤 正史 日本水産学会誌 84 (1), 111-118, 2018

    ...<p> 冷凍カツオ肉の解凍後の肉色保持を目的に解凍前の温度変更処理を検討した。−6℃,−8℃のNAD加水分解酵素活性を求めるとそれぞれ3.7×10<sup>−3</sup>,2.8×10<sup>−3</sup> μmol/(g・min)であった。−6,−8℃で24時間の温度変更処理でNAD<sup>+</sup>濃度がそれぞれ3.8,5.2%にまで減少した。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献1件

  • ミラクルフルーツによる呈味変調現象の検証

    岡本 洋子, 多山 賢二, 古田 歩, 吉田 惠子 日本調理科学会誌 51 (4), 229-235, 2018

    ...健康な女子学生23~27名を評価者に選び,甘味,酸味,塩味,苦味,うま味を含む代表的な食品12種類(グラニュー糖,グレープフルーツ,レモン,穀物酢,食塩,コーヒー,かつお削り節等)と日本宮崎県産ミラクルフルーツを試料として官能評価を行った。食品→ミラクルフルーツ→食品という順序で味わい,両極7点評点法を用いて呈味強度やおいしさを調べ,対応のあるサンプルの<i>t</i>検定を行った。...

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  • 小学校家庭科におけるマインドフルネスの視点を入れた「だし」の学習教材の検討

    渡瀬 典子 日本家庭科教育学会大会・例会・セミナー研究発表要旨集 61 (0), 14-, 2018

    ...<br> 次に,大学生を対象に「煮干し・かつおぶし・昆布・しいたけ」を用いた2 種類(1.「だし」の味わいの表現・好み,2.うま味の相乗効果に関する「だし」の調合)の簡易官能検査を実施した。「だしの好み」では,好まれる傾向にある食材(煮干し,かつおぶし)もあったが,順位付けは人それぞれであり,グループ内で比較をすることで,他の人の味の好みを考える機会にもなった。...

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  • 高知県の家庭料理 主菜の特徴

    福留 奈美, 小西 文子, 五藤 泰子, 野口 元子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 30 (0), 243-, 2018

    ...<br>【結果】高知県は、カツオの消費量が多く、郷土料理としてカツオのタタキが知られるところであるが、いぶした後のタタキの調理法や食べ方には地域による違いがあった。また、好んで食べられるカツオの種類は複数あり、幼魚か成魚かで呼び名の違いもみられた。...

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  • 小学生がうま味の相乗効果を学ぶための味覚授業の実施

    神田 知子, 堤 咲莉衣, 上田 みちの, 飯田 珠美, 宮川 和美, 掃部 美咲, 荻野 裕子, 山口 裕美, 小切間 美保 日本調理科学会大会研究発表要旨集 30 (0), 108-, 2018

    ...<br>【結果】異なるだしの「おいしさ」「うま味の感受」「生臭み」「香り」について小学生が評価した結果,「おいしさ」では,かつおだし,かつお+昆布だしを昆布だしより有意においしいと評価した。「うま味の感受」では,かつお+昆布だしを昆布だし,かつおだしよりも有意にうま味を感じると評価した。「生臭み」では,昆布だしをかつおだしよりも有意に生臭いと評価した。...

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  • 鹿児島県の家庭料理 主菜の特徴

    森中 房枝, 木之下 道子, 山下 三香子, 木下 朋美, 山﨑 歌織, 竹下 温子, 福元 耐子, 大富 あき子, 大山 典子, 新里 葉子, 中島 朝美, 大倉 洋代, 久留 ひろみ 日本調理科学会大会研究発表要旨集 30 (0), 250-, 2018

    ...枕崎では鰹節を作る際にでるビンタ(かつおの頭)を塩又は味噌で煮た「ビンタ料理」がある。またかつおの腹皮も塩漬けしてよく食される。また行事の際には、「つけ揚げ」や「こが焼き」なども作られ、材料に工夫をこらした鹿児島ならではの主菜の特徴が見えてきた。さらに鹿児島は南に連なる島々が多く、本土とは異なった食材の使い方や味付けの特徴など各島々の食の文化が見える。...

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  • 徳島県の家庭料理 主菜の特徴

    金丸 芳, 坂井 真奈美, 松下 純子, 長尾 久美子, 近藤 美樹, 後藤 月江, 三木 章江, 川端 紗也花, 高橋 啓子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 30 (0), 240-, 2018

    ...<br>【結果】<u>県南沿岸部</u>ではカツオの沖なます、魚のあら煮、イノシシ・カツオのすき焼き、ふぐ鍋、生節・天ぷら・油揚げとイタドリの煮物、磯もんのぬた、ハスと太刀魚の酢の物、おひら、けんちゃ、れんぶがあった。<u>県南山間部</u>ではイノシシのすき焼き、ししなべ、鹿肉の唐揚、サワガニ、磯もんのぬた、ナマコの酢の物、ハスと太刀魚の酢の物、豆腐、けんちゃ、れんぶがあった。...

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  • 歴史的木造建造物におけるチビケカツオブシムシの発生

    小峰 幸夫 都市有害生物管理 8 (2), 45-50, 2018

    ...歴史的木造建造物におけるチビケカツオブシムシ(以下,本種と称する)の幼虫の生息場所,成虫の出現時期や食性を調査した.幼虫の生息場所については,石川県の歴史的木造建造物の本殿の縁にある勾欄の地覆と縁板との隙間16 箇所の堆積物を採取して,本種やその他のカツオブシムシ類の個体数を調査した.成虫の出現時期や食性については,千葉県にある複数の寺院における目視調査や羽化した本種の成虫の生態観察から過去の報告をふまえて...

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  • 食品害虫サイトのアクセス結果から見た貯穀害虫に対する注目度の変遷

    曲山 幸生, 古井 聡, 今村 太郎, 宮ノ下 明大 都市有害生物管理 8 (2), 51-55, 2018

    ...食品害虫サイトのアクセス解析結果から得られた閲覧数順位の情報から,ヒラタチャタテの重要度が2014 年ごろから上昇したこと,ヒメマルカツオブシムシに衣料害虫としての特徴が見られたこと,原因は不明だがタバコシバンムシの注目度が最近上昇していることがわかった.アクセス解析結果の十分な分析により,各貯穀害虫に対して社会がどのように認識しているかを推察できることから,食品害虫サイト(貯穀害虫・天敵図鑑)は貯穀害虫...

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  • 味噌床への生姜添加が味噌漬カツオ肉の品質に及ぼす影響

    山﨑 歌織, 赤石 記子, 長尾 慶子 日本調理科学会誌 51 (2), 97-104, 2018

    ...生姜添加濃度ならびに漬込み期間を変えて調製した味噌漬カツオ肉製品の品質について比較検討した。味噌漬けすることでカツオ肉の抗酸化能が上昇し,生姜添加濃度が高く漬込み期間が長い程上昇した。...

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  • 調理実習におけるウェアラブルカメラの活用

    有友 愛子, 和田 早苗 日本家庭科教育学会大会・例会・セミナー研究発表要旨集 61 (0), 54-, 2018

    ...完成しただしについて、昆布を取り出すタイミング、かつお節を入れ火を止めるタイミングやだしの濾し方を中心にだしの仕上がりの根拠となった操作についてウェアラブルカメラせ撮影した動画を視聴しながら話し合い【結果】のカードにまとめた。根拠となったシーンを静止画としてカードにつなげ、【根拠】として文章化してまとめだしの取り方のポイントやコツについて整理した。...

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  • 3次元立体Si{111}7×7ファセット表面上での金の伝導特性

    服部 梓, 竹本 昌平, 服部 賢, 大門 寛, 田中 秀和 表面科学学術講演会要旨集 2018 (0), 92-, 2018

    ...Siの異方性エッチングと超高真空中での表面作製技術の組み合わせた独自創製技術によりSi(110)表面に対して傾斜のある原子レベルで平坦かつオーダーした{111}7×7ファセット表面を創出し、これを基板とし作製した金細線の伝導特性を調べた。ファセット端に平行な場合と比べ垂直方向の伝導では3-10倍の抵抗値上昇があり、3次元立体構造に由来すると考えられる。...

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  • 宮城県の家庭料理 主菜の特徴

    高澤 まき子, 和泉 眞喜子, 宮下 ひろみ, 野田 奈津実, 濟渡 久美, 矢島 由佳 日本調理科学会大会研究発表要旨集 30 (0), 209-, 2018

    ...魚介類は、漁港が点在する南三陸海岸地域ではカレイ、アジ、カツオ、イカ等は刺身、焼き物、煮つけに、カキ、ホヤ等は酢の物に、その他白魚、ドンコ、タラ等は汁物にし、新鮮な海産魚が豊富であった。...

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  • 千葉県の家庭料理 主菜と地域特性の関連

    峰村 貴央, 鈴木 亜夕帆, 渡邊 智子, 梶谷 節子, 中路 和子, 柳沢 幸江, 今井 悦子, 石井 克枝, 大竹 由美 日本調理科学会大会研究発表要旨集 30 (0), 7-, 2018

    ...例えば、銚子・九十九里はイワシ、サバ、サンマ、キンメダイ、ハマグリ、ナガラミ、外房は、さざえ、アワビ、イセエビ、カツオ、イカ、キンメダイなど、である。これらのうち、サンマが、9地域で共通して食べられていることは、サンマの漁獲量が多く安価であり、刺身、煮つけ、ゴマ漬けなど様々な料理が古くから行われてきたことによる。...

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  • かつおだしの摂取経験の違いがかつおだしを用いた減塩料理の嗜好性に与える影響

    藤原 佳史, 都倉 孝之, 亀岡 恵子 日本調理科学会誌 51 (5), 282-289, 2018

    ...本研究では,かつおだしの摂取経験の違いがかつおだしを用いた減塩料理の嗜好性に与える影響を調べた。<br> 吸物では,パネルのかつおだしの摂取経験に関わらず,減塩した吸物の嗜好性がかつおだしの濃度を増加させることで向上した。一方,炊き込み飯では,かつおだしの摂取経験の多いパネルでは減塩した炊き込み飯の嗜好性がかつおだしを添加することで向上したが,かつおだしの摂取経験の少ないパネルでは向上しなかった。...

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  • 赤ワインと魚介類の相性について

    吉田 沙紀, 吉野  知子, 辻  雅子, 林  一也 日本調理科学会大会研究発表要旨集 30 (0), 179-, 2018

    ...<br><br>【方法】<br> 官能評価は18人の女子大学生をパネラーとし、2010年代の赤ワイン5種類及び1990年代の赤ワイン3種類を品種名をブラインドした状態で、かつおの刺身あるいは干しホタテの貝柱を噛みながらワインを飲んだ時に感じる生臭いにおいと不愉快味の2点を7段階評価した。...

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  • 千葉県の家庭料理 主菜の特徴

    渡邊 智子, 梶谷 節子, 中路 和子, 柳沢 幸江, 今井 悦子, 石井 克枝, 大竹 由美, 峰村 貴央, 鈴木 亜夕帆 日本調理科学会大会研究発表要旨集 30 (0), 216-, 2018

    ...房州湾奥の丸ガニ、みがきにしん、九十九里のたにし、かつおは、地域独自の食材である。<br> 一方、畜産物や乳製品をみると、成田でねぎと豚肉の煮物、魚肉ソーセージのカレーライスを食べ、安房では牛乳豆腐(ちっこ豆腐)が食べられており、他の地域では畜産物や乳製品の料理はみられなかった。また、大豆製品をみると成田では自家製の納豆、冷奴がよく食べられていた。...

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  • 大阪府の家庭料理 主菜の特徴

    山本 悦子, 阪上 愛子, 澤田 参子, 原 知子, 東根 裕子, 八木 千鶴 日本調理科学会大会研究発表要旨集 30 (0), 230-, 2018

    ...ハリハリ鍋はくじら肉(尾の身・赤身)と水菜だけのシンプルな鍋で、かつお昆布だしに淡口醤油と酒だけで味つけし、さっと煮て食する。大阪のコナ文化の代表である、きつねうどん・お好み焼き・たこ焼きにもだしは欠かせない。...

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  • かつお節の“削りたて”香と香気成分の変化

    来島 壮, 藤原 佳史 日本調理科学会大会研究発表要旨集 30 (0), 26-, 2018

    ...【目的】日本の食卓に欠かすことのできないかつお節は、調理の際には粉砕あるいは切削加工したものを使用することが一般的である。切削直後のかつお節の香りは好ましいとされているが、切削前後での香気成分の違いを調べた例は少ない。また、切削直後のかつお節の好ましい香りは、経時的に消失してしまう。...

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  • 高校調理科生徒を対象にした和風だしに関する調査研究

    田中 景子, 関﨑 悦子, 森光 康次郎, 小城 勝相 桐生大学紀要 29 (0), 43-48, 2018

    ...本研究では,和食の中でも日本古来の「和風だし」に焦点を絞り,調理科生徒の味覚について官能評価・アンケー ト調査を用いて現状の把握と課題の抽出を行った.官能評価において,Cだし「かつおだし(顆粒)」が最も好まれる 結果で,一番まずかっただし汁はBだし「昆布だし(顆粒)」で半数を超えていた.今回調査を行った調理科生徒の家 庭では,一般的な料理を作る際「顆粒だしの素」を使用している割合が55%,味噌汁を作...

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  • 竹中勝男の基督教社会事業 : 概念構成と思想をめぐって

    梅木 真寿郎 キリスト教社会問題研究 (66) 73-106, 2017-12-22

    本研究は、竹中勝男のキリスト教観における社会観や思想的な内実、変遷の過程について考察し、竹中のキリスト教社会事業における概念構成や基準とはいかなるものであったのかを明らかにすることを目的とするものである。①竹中とラウシェンブッシュの社会的福音の関係、そして②単著『基督教社会思想史』と訳書『キリスト教社会愛史』の分析から、③竹中の基督教社会事業におけるキリスト教の社会思想について検討した。竹中の基…

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  • キンメダイの資源生態と資源管理

    亘, 真吾, 米沢, 純爾, 武内, 啓明, 加藤, 正人, 山川, 正巳, 萩原, 快次, 越智, 洋介, 米崎, 史郎, 藤田, 薫, 酒井, 猛, 猪原, 亮, 宍道, 弘敏, 田中, 栄次 水産研究・教育機構研究報告 (44) 1-46, 2017-03

    ...主要漁場である伊豆諸島周辺海域ではカツオや他の底魚類の漁獲が低迷するなか,キンメダイは魚価が高値で安定していることにより,漁獲物に占める比重が高まっている。しかし,近年漁獲量は減少傾向にあり,漁業関係者の中には資源の先行きを懸念する声が増え始めている。このため関係研究機関のいっそうの連携により生活史の全体像の把握を促進し,より実効性のある資源管理を推進すべきとの機運が高まっている。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 土砂災害予測に関する研究集会-熊本地震とその周辺-プロシーディング

    飯田 智之, 山田 隆二, 酒井 直樹, 小山内 信智, 檀上 徹, 石澤 友浩, 藤本 将光, 深川 良一, 酒匂 一成, 石丸 聡, 後藤 聡, 木村 誇, 若井 明彦, 佐藤 剛, 檜垣 大助, 林 信太郎, 川合 昭彦, 八反地 剛, 沖村 孝, 地頭薗 隆, 松本 祐樹, 田中 俊和, 清﨑 淳子, 林 幸一郎, 木下 篤彦, 今森 直紀, 田中 健貴, 福囿 輝旗, 笹原 克夫, 伊藤 和也, 吉川 直孝, 平岡 伸隆, 土佐 信一, 大類 光平, 板山 達至, 林 拙郎, 井口 隆, 稲垣 秀輝, ハスバートル, 内田 太郎, 桜井 亘, 松田 昌之, 高山 陶子, 林 真一郎, 櫻井 正明, 島野 敏行, 神谷 静, 上野 将司, 宮城 豊彦, 浅野 陽一, 中埜 貴元, 藤原 智, 森下 遊, 小林 知勝, 佐々木 靖人, 新井場 公徳, 上石 勲, 田中 義朗, 拝崎 昌雄, 本島 明, 中村 真也, 松尾 竜也, 平良 健, 長谷中 利昭, 渡邉 勇, 藤見 俊夫, 北園 芳人, 鳥井 真之, 稲本 義人, 松本 久志, 三木 公一, 佐藤 英和, 中川 理絵 防災科学技術研究所 研究資料 (411) 1-231, 2017-03

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  • うどん発電

    山口 堅三 電気学会誌 137 (10), 713-713, 2017

    ...<p>四国には,徳島の酢橘(すだち),愛媛の蜜柑(みかん),高知の鰹(かつお)などさまざまな特産品が挙げられるが,ここ香川といえば,やはり『讃岐うどん』であろう。県内には,800軒以上のうどん</p>...

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  • 高校生が和食を学ぶ

    鈴木 民子, 河村 美穂, 上田 奈津子 日本家庭科教育学会大会・例会・セミナー研究発表要旨集 60 (0), 55-, 2017

    ...<br />(1)旨味の発見とかつおぶし<br />(2)かつおぶしを削って味わうワーク<br />(3)和食の基本を学ぶ調理実習(2時間)<br />(4)世界文化遺産としての和食<br />(5)かつおぶしだしを使った和食の調理計画<br />(6)かつおぶしだしを使った一汁二菜の調理実習(2時間)<br />(7)和食の調理実習報告会(2時間)<br /> 実施時期は2016年10月~12月である...

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  • 各種落し蓋による肉じゃが調理の仕上がりに及ぼす影響

    柴田 奈緒美, 小倉 あい, 高原 啓也 日本調理科学会大会研究発表要旨集 29 (0), 178-, 2017

    ...官能試験では,肉じゃがの香り・味のしみ込みが,かつおぶたを用いた方が顆粒だしより良い評価を得た。よって,かつおぶたは,別途だしをとる手間が省け,落とし蓋の効果も果たすことから,調理時間の短縮化・簡便化と共に美味しさを担保した肉じゃがを調理可能なことが示唆された。...

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  • 黒潮流域における沿岸集落の地域学的比較研究

    中西 僚太郎 日本地理学会発表要旨集 2017s (0), 100100-, 2017

    ...土佐の幡多郡では、南房総と同様に、近世期に紀州からの漁民の出漁によって漁業(主にカツオ漁)が盛んになっていった。これらのことから、同一大字内の「浦」集落は、近世期に漁業が発展していった結果、「郷」集落から分離したものと想定することができる。...

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  • 黒潮文化圏における伝統的魚介類食の地域的展開

    中村 周作 日本地理学会発表要旨集 2017s (0), 100097-, 2017

    ...主な県についてみると,千葉県では,計101品目記載された中,食材としてはイワシ(掲載数15),アサリ9など,静岡県では,64品目中ボラ10,カツオ6など,三重県では,57品目中イワシ7,サンマ6など,和歌山県では95品目中カツオ10,クジラ9など,高知県では57品目中サバ5,カツオ,ソウダガツオ,マグロ,アユ(各4)など,宮崎県では44品目中イワシ5,アジ5などが出てくる。...

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  • 鰹出汁を利用したエルゴチオネインの生産

    鮫島 由香, 澤 菜穂, 田畑 麻里子, 松井 徳光 日本きのこ学会誌 25 (3), 100-103, 2017

    鰹出汁を用いてスエヒロタケ <i>Schizophyllum commune</i> (NBRC4928)の菌糸体を培養したところ,マルト培地で培養した菌糸体と比較して抗酸化活性が高かった.鰹出汁培地で培養した菌糸体中にエルゴチオネインの生産が確認された.エルゴチオネインの収量は乾燥菌糸体1 gあたり1.01 mgであり,培地1 L当たりの生成量は12.9 …

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  • 異なる照度下での日本酒摂取による味覚変化

    三田 有紀子, 堀江 麻友, 依光 萌香, 平野 里奈, 大島 千穂, 村上 心, 續 順子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 29 (0), 193-, 2017

    ...味覚試験では、照度を明環境、暗環境の2条件設定し、味質液として食塩濃度を3段階に変えた水とかつお昆布だし計6種類を用いて、①飲酒前、②日本酒を口に含み吐き出した後(口中残風味)、③飲酒後の3条件でそれぞれ味質液を口に含み味の評価や好ましい順位を自記式で記入させた。...

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  • 切削形状の異なる鰹節から抽出しただしの品質比較

    堤 万穂, 藤原 佳史, 亀岡 恵子, 朝田 仁 日本調理科学会大会研究発表要旨集 29 (0), 168-, 2017

    【目的】 鰹節の削り方には、薄削り、厚削り、糸削り、砕片など色々な種類がある。薄削りは短時間で香り豊かなだしが、厚削りはコクのある濃厚なだしが取れるなど、削り方によってだしの品質が異なることは定性的には明らかにされている。しかし、その品質差異に関する詳細な報告はほとんどない。そこで本研究では、削り方の異なる鰹節から抽出しただしの理化学分析および官能評価を行い、品質特性を明らかにすることにした。ま…

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  • 形態の異なるだし汁の成分分析と官能評価

    國井 春菜, 平野 蓮美, 地島 昇平, 金髙 有里 日本調理科学会大会研究発表要旨集 29 (0), 167-, 2017

    ...以上の結果から、同じ素材を用いていても、かつお・昆布の形態が異なることによって得られるだし汁の特性が異なることが明らかとなった。...

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  • 味覚から連想する色について

    笠原 優子, 庄山 茂子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 29 (0), 131-, 2017

    ...塩味では白が最も高く、塩がイメージされ、酸味ではvivid-黄でレモンを、苦味ではdark-オレンジでコーヒーを、うま味ではdull-オレンジでかつおぶしを、辛味ではvivid-赤で唐辛子を、食欲が増す色ではvivid-赤でトマトやいちごを、食欲が低下する色ではvivid-青で食品のイメージはなしであった。クラスター分析を行ったところ、8つに分類され、各クラスターにおける特徴が判明した。...

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  • 魚類の汚染機構

    重信 裕弥 沿岸海洋研究 54 (2), 173-179, 2017

    ...東京電力㈱福島第一原子力発電所の事故に伴い放出された放射性セシウムが福島県沖の魚類に取り込まれた機構について,水産庁公表データと水産研究・教育機構の調査結果に基づき分析を行った.コウナゴ等の小型浮魚の放射性セシウム濃度は事故直後に高濃度が検出されたが,海水濃度の低下と共に速やかに低下した.高次捕食魚のマグロ・カツオ類の放射性セシウム濃度は,事故直後に数十Bq kg-1 wet weight(w.w....

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  • 栄養士コースの短大生を対象にした和風だしの味覚に関する調査

    田中 景子, 関﨑 悦子, 森光 康次郎, 小城 勝相 桐生大学紀要 28 (0), 41-46, 2017

    ...本研究では,和食の中でも日本古来の「和風だし」に焦点を絞り,短大生の味覚について官能評価・アンケート調 査を用いて現状の把握と課題の抽出を行った.四種類の「和風だし」の官能評価において,「A:昆布1%・かつおぶし 2%だし」の天然だしと既製品の「C:かつおだし(顆粒)」及び「D:混合だし(顆粒1:1)」の3つに好みが分かれる結果と なった.既製品の「B:昆布だし(顆粒)」の官能評価は「まずい」が半数...

    DOI 医中誌

  • O-2-B09 重症心身障がい児(者)のセレン欠乏の検討

    西田 明美, 宮本 めぐみ, 宮崎 ひさみ, 新塘 久美子 日本重症心身障害学会誌 42 (2), 205-205, 2017

    ...当施設通所者各々の1日の栄養を把握し、家族と相談しながら通所時に朝からの注入をセレン含有量の多い煮干し・かつおだしを含む味噌汁へ変更。味噌汁は当施設でだしを取っている。定期的に採血(セレン)を行う 3. 本研究は当施設の倫理委員会の承認を得て実施した。 ...

    DOI 医中誌

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