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検索結果 15,223 件

  • 心理臨床における聴くことを巡って

    坂中, 尚哉 香川大学大学院医学系研究科臨床心理学専攻心理臨床相談室紀要 3 11-16, 2024-03-31

    ...はじめに、「聴くこと」の行為は、クライエントのことを「わかろう」と共感的に聴こうとするあまり、「わかったつもり」になる側面があることを論じた。...

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  • 新宿区における、医療介護一体的事業における理学療法士のかかわり

    筧 慎吾, 斉藤 礼子, 安田 淑子, 中嶋 祐介, 若林 秀隆 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 157-157, 2024-03-31

    ...</p><p>【考察】</p><p>対象は運動量に対して栄養摂取量が不十分であったが、本人、家族は認識がなかった.食事品目は多いが摂取量の不足、食べやすい食事品目によるエネルギー量の低下、腫瘍による消費カロリーが増大していたことが要因であった.PTは「食事はとれている」という本人の訴えと実際は乖離する可能性を考慮する必要がある.生活に基づいた栄養指導と運動指導においては、低栄養の原因を多職種で協議し...

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  • covid-19発症後、廃用症候群となった一症例 ~当院回復期リハビリテーション病棟におけるチームアプローチ~

    三笘 雅史, 當間 亜妃, 長濱 咲, 安室 真紀, 末吉 恒一郎 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 286-286, 2024-03-31

    ...その理由として、 ①運動栄養面の治療方針に、患者と短期目標を考え、チームアプローチで運動耐用能改善を行い、②摂食嚥下練習にて、食間にカロリー、蛋白質、糖質を摂取し、筋蛋白合成促進、グリコーゲン貯蔵量を増やす取り組みを行った事で、筋力持久力が増加し、リハ効果が高まったと考える。運動栄養を管理し、運動耐用能と栄養状態が改善した結果、歩行自立に繋がったと考える。...

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  • 亜硝酸カルシウムを添加した高炉スラグセメントの反応に及ぼす養生温度の影響

    胡桃澤 清文 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 189-196, 2024-03-29

    ...初期の反応量を測定するためにカロリーメーター測定、反射電子像によるセメントおよび高炉スラグの反応率測定、XRDによる鉱物の測定を行った。その結果、亜硝酸カルシウムを加えることによって初期の高炉スラグセメントの反応は高まったが、35℃養生においてはその影響は高くないことが示された。...

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  • 【研究ノート】日本人高校生英語学習者のアカデミック英語ライティング表現力と高次的思考力の一考察

    鈴木 誠, 小菅 洋史 神戸英語教育学会紀要 39 (1), 36-47, 2024-03-27

    ...現行の学習指導要領の柱である「知識・技能」の習得、「思考力・判断力・表現力等」の育成、「学びに向かう力、人間性等」の涵養は、国際バカロレア(IB)の目指す学習者像とも重なり、IB の教育手法は学習指導要領の具現化につながるのではないか。例えば高次的思考力(Higher Order Thinking Skills: HOTS)を問うことで具体から抽象の思考へと向かわせることが期待できる。  ...

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  • なぜ保護者はわが子以外に関心を向けうるのか-アレントの「共通感覚」論を手がかりに公教育を問い直す-

    大日方,真史 三重大学教育学部研究紀要 自然科学・人文科学・社会科学・教育科学・教育実践 75 125-131, 2024-03-15

    ...困難の諸要因は容易に転換できるものではなかろうが、保護者の意識に、筆者が「共通関心」と呼ぶものが形成されうるという事実には、公教育の展望をひらく可能性がある。筆者のこれまでの研究により、教室の子どもたちや出来事へと向けられるその「共通関心」が、教師の作成・発行する学級通信を読んできた保護者において形成される経緯や条件が明らかになっているが、本稿はそれをふまえ、さらなる課題の追求を試みるものである。...

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  • 歴史学習における探究を促す「問い」の特徴

    山本 勝治 開智国際大学紀要 23 (0), 129-144, 2024-03-15

    ...そこで本稿では、国際バカロレア(IB)のDP Historyにおける「問い」と学習方略について、『高等学校学習指導要領解説地理歴史編』に例示された「問い」と比較しながら分析を加えた。そして、「主体的・対話的で深い学び」を実現して歴史的思考力を培うような「問い」にはどのような特徴があるのかを明らかにした。...

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  • 逆相クロマトグラフィープロセスにおける最適温度の決定法

    野崎 晋也, 吉本 則子, 山本 修一 日本食品工学会誌 25 (1), 15-22, 2024-03-15

    ...<p>逆相クロマトグラフィー分離の生産性を最大化する,最適温度の決定法を開発した.エタノール-水移動相を用いたポリマー(ポリスチレンジビニルベンゼン)粒子充填クロマトグラフィーによる2種類のポリフェノール(カテキン,エピカロカテキンガレート)分離をモデル系として選択した.15-45°Cにおける勾配溶出実験と等組成溶出実験データから,分配係数と拡散係数を温度とエタノール濃度の関数として定式化した....

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  • ニュージーランド・カンタベリー地震におけるレッドゾーンの再生戦略

    石原 凌河, 大庭 哲治, 栗山 尚子, 大島 洋一, 岡 絵理子, 辻川 ひとみ, 松本 友惟, 宮部 浩幸, 森田 恭平 都市計画報告集 22 (4), 665-669, 2024-03-11

    ...<p>本稿では、ニュージーランド・カンタベリー地震でレッドゾーンに指定され、その区域内の再生を図るための計画である「オタカロ・エイボン川回廊再生計画」を事例として、レッドゾーン区域内での土地の再生戦略について報告するとともに、災害による居住禁止区域内での土地の利活用のあり方について考察した。...

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  • 人権教育のための探究ベースの概念型カリキュラムの開発

    宮本 勇一, 真加部 湧大, 佐藤 瞬, 大城 朝周, 松山 美華 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 185 13-36, 2024-02-22

    ...そのために本研究は,国際バカロレアで用いられている,「概念型カリキュラムの指導」のうち,探究型の概念理解カリキュラムをデザイン原則に据えて,人権教育のカリキュラム開発を行った。分配,承認,同調,暴力,リスクという5つの主要概念からなる単元を開発し,その具体的な単元開発の成果をまとめた。...

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  • 中崎昌雄論叢と辿る写真技術史のパイオニアたち その 3

    高田 俊二 日本写真学会誌 87 (1), 32-41, 2024-02-20

    ...「写真技術史のパイオニアたち」の第 3 報である.第 1 報で報告したフランス議会での Arago のダゲレオタイプ年金法案は, ヴィクトリア朝の科学者 Talbot の競争心を煽った.その結果 Talbot は,1840 年に見えない「潜像」を化学的に増幅し, 可視化させる「現像」法を発見し,翌年カロタイプと称して特許取得した.本報の第 2 章では,カロタイプ法とその実用 例である写真集出版について...

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  • 後天的なエピゲノムを介した老化制御と世界の動向

    早野 元詞 日本老年医学会雑誌 61 (1), 1-12, 2024-01-25

    ...やDNA損傷だけでなく,社会的ストレスや感染症などによっても引き起こされる.一方で,ゲノムワイド関連解析(GWAS)と異なり,後天的かつ動的に変動する多様なエピゲノムの細胞における役割だけでなく,臨床データとも結びつく形で歩行速度や脳波など様々な生体信号と組み合わせながら客観的なバイオマーカーとして確立していく必要がある.メチル化DNAを用いた生物学年齢/Aging Clockが注目を浴びており,カロリー...

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  • 第41回 アメリカ・デューク大学留学体験記

    尾幡 穂乃香 ファルマシア 60 (2), 144-145, 2024

    ...2022年5月から2023年3月まで約1年間,アメリカ・ノースカロライナ州にあるデューク大学に留学した。当時,北海道大学博士3年の学生であったが,火事による実験施設の利用停止というやむを得ない事情から,学位取得に向けてデューク大学にて研究を継続することとなった。本稿は,そんな私の「終わり良ければ全て良し」な,行き当たりばったり留学記である。...

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  • 小児・AYA世代悪性骨腫瘍サバイバーのスポーツ活動の実態

    福島 俊, 岩田 慎太郎, 大木 麻実, 小林 英介, 小倉 浩一, 尾崎 修平, 米本 司, 根津 悠, 浅野 尚文, 中山 ロバート, 小林 寛, 清谷 知賀子, 川井 章 AYAがんの医療と支援 4 (1), 21-25, 2024

    ...スポーツによる1週間の消費カロリーは治療前群で中央値2695kcalだったが、治療後群で中央値1140kcalへと有意に低下していた(t検定、p=0.0344)。</p><p> 【考察】小児・AYA世代の悪性骨腫瘍サバイバーの治療後のスポーツ頻度や運動強度は低下する傾向がみられた。医療者側からの情報提供が重要と考えられた。</p>...

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  • 生命金属元素鉄の新たな役割と治療応用

    池田 康将 四国医学雑誌 79 (5.6), 229-236, 2024

    ...</p><p> 糖尿病は生活習慣病であり,カロリー摂取過多,運動不足,不規則な生活習慣が発症の原因として一般的によく知られている。実際,糖尿病治療は,まず生活習慣の改善を目的として運動療法と食事療法が行われる。</p><p> ヒトは食事からは生命活動に必要な栄養素を摂取している。...

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  • 白色バラ‘アバランチェ’の高温期の花色変化における発生条件の解明と対策

    犬伏 加恵, 山内 雄太, 上田 浩史, 保富 正行, 二村 幹雄 園芸学研究 23 (1), 37-44, 2024

    ...<p>白色スタンダードバラの主力品種‘アバランチェ’が高温期にオレンジ色を呈する現象に対し,発生条件の解明と対策の検討を行った.花色変化の原因となる色素はβ-カロテンであることを特定し,様々な条件で収穫および管理したバラの花弁のβ-カロテン含量を測定した.その結果,25°C 24時間の水あげでは変色しなかったが,3°C 24時間の水あげを行うとその後の25°Cでの観賞中にβ-カロテン含量が高まった....

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  • 神楽の継承と近隣神楽団との関係性に関する研究

    吉野 裕 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 290-, 2024

    ...今後,各団体における法印神楽の継承は神楽師の流動性を容認するか,しないかに大きく関わってくるのではなかろうか。</p><p></p><p><b>参考文献</b></p><p>千葉雄市(2000):宮城県の民俗芸能(1)法印神楽.東北歴史博物館研究紀要1,17-59.</p>...

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  • 薬剤師免許を持つ基礎研究者を目指して

    田中 愛海 ファルマシア 60 (4), 339_1-339_1, 2024

    筆者は、薬剤師免許を持つ基礎研究者を目指し大学院博士課程に進学した。進学に際して不安があるなかで、長井記念薬学研究奨励による支援は、筆者の大学院生活に金銭的・精神的な余裕を与えてくれた。これにより、幼いころからの憧れであった研究者を目指し、研究に打ち込むことができた。今後も熱心に研究に取り組み、薬剤師の多様な活躍を担う世代となっていきたい。

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  • 小児神経と生命倫理学 生命倫理学と小児神経学のトランスレーション

    笹月 桃子, トカン ヴラッド, 酒井 康成, 吉良 龍太郎, 大賀 正一 脳と発達 56 (1), 5-8, 2024

    ...,今後さらに多様化すると予測される.患児の利益をどのように擁護し,何を守るべきかに関して,主治医は決断までの過程を短縮・効率化することはできない.生と死の臨界点に際し,家族・医療者が双方に納得する合意を形成するには,合意を求めずに議論を尽くす覚悟もまた必要である.小児科におけるトランスレーショナル研究とは,実践臨床から生命倫理の本質を見出す努力に他ならず,答えのない難問について悩み続ける科学ではなかろうか...

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  • カッコウアザミ属植物(<i>Ageratum</i> spp.)による牛の植物中毒事例

    大鹿 有加, 山口 貴一, 岩元 伸一郎, 池田 省吾, 上垣 隆一 日本獣医師会雑誌 77 (3), e33-e38, 2024

    ...<p>鹿児島県奄美群島の黒毛和種繁殖農家で,繁殖雌牛3頭が食欲不振,起立不能,出血傾向を呈し,死亡した.死亡牛及び同居牛の血清生化学的検査所見では,強い肝機能障害が示唆された.直前に給与された飼料には多数のカッコウアザミ属植物が混入しており,残余飼料,圃場植物及び死亡牛の糞便から,ピロリジジンアルカロイド類(PAs)のリコプサミンが検出された.硝酸塩中毒等は否定されたことから,本事例をカッコウアザミ...

    DOI Web Site 参考文献12件

  • 金武湾闘争における生存思想に関する存在論的研究

    中島 弘二 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 291-, 2024

    ...『海と大地と共同の力』と題された2回目訴訟の準備書面では,金武湾沿岸の住民・漁民の沖縄戦中・戦後体験の聞き書きが詳細に記され,集落での畑の均等な配分や海アサリ(イザリ)による海産物の調達,芋とサトウキビなどによってかろうじて命をつないでいくことができたという極限状態における「生存」の状況が述べられている.金武湾闘争の生存思想は,このように海と大地のおかげで沖縄戦の極限状況を生き抜いてこられたという具体的...

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  • 神経難病における栄養療法:疾患修飾治療を目指して

    清水 俊夫 老年歯科医学 38 (3), 77-82, 2023-12-31

    ...その病態生理として,疾患特異的な基礎代謝の亢進,脂質代謝へのシフト,視床下部病変の影響などが相次いで報告されており,また高脂肪高カロリー食治療や体重維持が生命予後を改善させるという報告もされている。ALSにおいては高脂肪高カロリー食療法が新たな疾患修飾治療になりうるかもしれない。...

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  • 薬剤依存的にプロテアソームにより分解されるタンパク質のための新技術

    澤崎 達也, 山中 聡士 生化学 95 (6), 736-746, 2023-12-25

    ...プロテアソームはユビキチン化されたタンパク質を分解する細胞内の機能構造体である.サリドマイドやその誘導体は,多発性骨髄腫などの血液がんにおけるキラードラッグとして利用されている.2014年,サリドマイドはイカロスやアイオロスといった血球分化を制御する転写因子を特異的に分解誘導する“分子のり”として機能することが報告された.さらに,サリドマイド誘導体のようなE3ユビキチンリガーゼバインダーと標的タンパク...

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  • 危機の時代における女性教育構想

    鬼頭 孝佳 女性学年報 44 (0), 23-39, 2023-12-16

    ...だが少なくとも松陰の社会編成に関わる意図に関する限り、形式的には女性個人の解放のように見えそうな「手段」ではあっても、実質的には女性集団に対する男性集団の支配を、より洗練させた側面が否めず、その影響は社会貢献と権理承認を引き換えに実現してきた“銃後”の日本人女性の今日までの社会進出にも深く影を落とし続けているのではなかろうか。...

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  • 可視・近赤外分光法を用いた中晩生カンキツ品種でのβ-クリプトキサンチン非破壊計測法の検証

    久永 絢美, 阪中 達幸, 吉岡 照高, 杉浦 実 日本食品科学工学会誌 70 (12), 583-589, 2023-12-15

    <p>我々はこれまでミカン果実中のβ-クリプトキサンチン含有量が可視・近赤外線センサーで推定可能であることを明らかにしてきた. 本研究では, β-クリプトキサンチンを含有する中晩生カンキツ6品種において, 可視・近赤外線センサーを用いた非破壊推定が有効かについて検証した. その結果, 特に600–620 nm領域の吸収がβ-クリプトキサンチン含有量を推定する上で重要な波長領域であること, …

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  • 消化ペプチドとの複合化によるβ-クリプトキサンチンの水分散性およびCaco-2細胞膜透過性の改善

    稲田 飛鳥, 野崎 唯那, 澤尾 綾音, 大島 達也 化学工学論文集 49 (6), 170-174, 2023-11-20

    ...<p>β-クリプトキサンチン(BCX)は柑橘類に含まれるカロテノイドの一種であり,骨代謝促進・免疫賦活作用などの機能性が報告されているが,その難水溶性のために単体での経口摂取における吸収率は低いと考えられる.本研究では,BCXの水分散性を高めるため,カゼインを酵素分解して得られる消化ペプチド(Pep<sub>Cas</sub>)との複合体を調製した.BCXのエタノール溶液とPep<sub>Cas</...

    DOI Web Site 参考文献19件

  • 新しいエネルギー変換技術としての磁気熱電効果:異常ネルンスト効果

    関 剛斎 電気学会誌 143 (11), 710-713, 2023-11-01

    <p>1.はじめに</p><p>電荷の流れである「電流」とスピン角運動量の流れである「スピン流」,この両者の特性を利用して新機能を引き出す工学分野がスピントロニクスである。スピントロニクスの黎明期は1980年代まで遡る。その頃,異種金属をナノメートルスケールで積層した「金属人工格子」の研究</p>

    DOI Web Site 参考文献23件

  • 公共空間から街を再生する

    北原 理雄 名古屋学院大学論集 社会科学篇 60 (1・2), 21-38, 2023-10-31

    ...近年,街路や広場などの公共空間を活用して街の活性化をはかろうとする事例が増えている。しかし,成功例は必ずしも多くない。本稿では,わが国における公共空間利用の歴史的事例を整理したうえで,筆者らが名古屋市と千葉市で行ってきた実験的取り組みを報告し,公共空間から街を再生するうえで重要なポイントを明らかにした。...

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  • イアラブルデバイスのマイクを用いた食事内容と咀嚼回数の推定手法の提案

    大平, 祐大, 中村, 優吾, 荒川, 豊 第31回マルチメディア通信と分散処理ワークショップ論文集 152-159, 2023-10-18

    ...食事管理アプリケーションの登場により食品名やカロリーの自動記録が可能になっているが,健康管理の観点では,食べる順番,食べる速度,咀嚼の回数といった食べ方の情報も重要な要素である.このような食事過程のセンシングを試みる先行研究は存在するが,独自に開発された専用デバイスの装着が必要不可欠であり,その普及には課題が残っている.そこで,本研究ではすでに普及している市販のイヤラブルデバイスとスマートフォンのみを...

    情報処理学会

  • サーベイフィードバックを中核とした中等教育学校における校内研修の試行

    鈴木 綾, 姫野 完治 日本教育工学会研究報告集 2023 (3), 126-133, 2023-10-16

    ...<p>国際バカロレア校の中等教育学校でサーベイフィードバックの手法を用いた校内研修を試行した.教科の枠を越えた学びに対する意識を調査した結果,生徒は学際的単元の授業において創造的アプローチと知的やりがいを求めていることが分かった.また,勤務年数の短い教員は,探究テーマと総括的評価の項目を作成しにくいと感じていることが示唆された.校内研修において単元計画を協働設計し,今までにない組合せで教科・科目を統合...

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  • カロリー制限による老化制御機構

    下川 功 Functional Food Research 19 (0), 16-21, 2023-10-12

    ...<p>摂食カロリー制限(dietary calorie restriction,DR)の効果は,自然環境中の食物資源が不足する場合,動物が生存するための適応機構から生じると進化生物学的に推論されていた.われわれは,この生理学的適応機構に関与するNeuropeptide Y(Npy)に着目した.Npy 欠失マウスでは,DR による寿命延伸,腫瘍抑制,ストレス耐性効果が減弱した.この結果は,DR の効果...

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  • イヌとネコの食性・採食パターン・嗜好・摂食量および飲水量

    大島 誠之助 ペット栄養学会誌 26 (2), 87-99, 2023-10-10

    ...</p><p>・ネコは、アミノ酸からの糖新生を行うためタンパク質要求量が高い、アルギニン要求量が高い、タウリンやアラキドン酸が必須、カロテンをビタミンAに転換できない、トリプトファンからナイアシンの合成ができないなどの代謝の特徴がある。</p><p>・ネコは少量頻回採食者であり、イヌは間欠捕食者である。</p><p>・動物の嗜好に影響する最大の要因は匂いと味である。...

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  • カロリー計算で見る人類進化

    H. ポンツァー 日経サイエンス 53 (10), 94-100, 2023-10

    娘のクララの7歳を祝う誕生日パーティーは,見慣れた光景であると同時に奇妙な光景でもあった。新型コロナに配慮して親しい友人や家族だけの少人数で集まって,ピザなどの軽食をみんなで分け合って食べ,アイシングたっぷりの甘いケーキに立てられたろうそくをニコニコ顔の子供が吹き消す。

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  • 公立小中学校教員の公務災害による過労死等の事案研究

    茂木 伸之, 吉川 徹, 佐々木 毅, 山内 貴史, 髙田 琢弘, 高橋 正也 労働安全衛生研究 16 (2), 165-172, 2023-09-30

    <p>日本では教員の長時間労働や精神疾患による病気休職者数が減少していない状況である.本研究は,過労死等の重点業職種である教職員に該当する義務教育教員の多くを占める公立小中学校教員の公務災害の過労死等防止対策に資する課題抽出を目的として,公務災害として認定された過労死等の負荷業務の特徴について検討した.対象は2010年1 …

    DOI Web Site Web Site 参考文献8件

  • 仮想現実空間を利用した運動・意欲増進効果に関する考察

    山内, 涼太郎, 小松, 久美子, 中野, 秀男 2023年度 情報処理学会関西支部 支部大会 講演論文集 2023 2023-09-24

    ...比較するデータとして継続時間と消費カロリー量、心拍数、心電図を用いる。その際に、AppleWatchとiPhoneのヘルスケアで取得したデータを使用する。期待できることとして、ARグラスを装着して運動意欲を増進することができ、運動時間が長くなることにより消費カロリーが増加すると考察する。...

    情報処理学会

  • 『幼稚園教育要領解説』における造形的な用語に関する一考察

    藤原 逸樹 安田学術研究論集 (52) 55-60, 2023-09-01

    ...具体的な保育の展開が示されていないことは、教師の役割について混乱を生じさせながら、各々の保育現場はこれまでの教育方法を踏襲したり、手探りで教育方法を開発したりしてきたのではなかろうか。  幼児期と児童期の教育を円滑に接続することが求められている現在、教科書のない保育現場に造形に関わる公的な指導資料が必要であると考察した。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 大学生の食生活の現状と野菜摂取量増加への一方策

    篠原, 久枝 宮崎大学教育学部紀要 101 100-116, 2023-08-31

    ...野菜摂取状況については,皮膚カロテノイドレベル(ベジスコア)の測定を行った。現在の健康状態としては「疲れ易い」が最も多かったが,「貧血」,「便秘」,「肌荒れ」など食生活に起因するものも見られた。「野菜摂取」については,野菜の嗜好性は高いものの摂取状況は低く,ベジスコアのA 判定は 1 割以下であった。 一方,介入調査においては,経時的なベジスコアの測定によりA 判定の割合が増加していた。...

    機関リポジトリ HANDLE

  • 急性期肺炎患者における病棟自立歩行を判定するためのSPPBの有用性

    今岡 泰憲, 山本 桃子, 片岡 みさき, 岩田 悠暉, 守川 恵助, 武村 裕之, 畑地 治 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 31 (3), 359-363, 2023-08-31

    ...</p><p>【方法】肺炎患者143名(平均中央値:85歳)を対象に病棟の自立歩行とSPPBが関連するかロジスティック回帰分析で検証し,receiver operating characteristic曲線によりカットオフ値を算出した....

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  • 日本製テレビドラマの海外視聴者獲得に向けた新しい制作方式の研究

    市野 直親, 石井 大貴 情報メディア研究 22 (1), 14-27, 2023-06-30

    ...この課題を解決するための手法として, 中南米のドラマジャンルであるテレノベラや, ヨーロッパのマカロニウェスタン等で既に用いられたダブル・シュート方式の採用が検討できる. 本研究では, 実際のドラマ撮影現場においてダブル・シュート方式を用い, 複数の言語でビデオクリップを制作した. その後, この方式の有用性を検証するため, 制作したビデオクリップを使って質問紙調査を実施した....

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  • 梨状窩瘻に対してフード付き内視鏡を用いた化学的焼灼術を行った1症例

    片山 修一, 豊岡 晃輔, 花木 祥二朗 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 59 (4), 793-798, 2023-06-20

    <p>梨状窩瘻は根本的治療として瘻管摘除術が行われる.瘻管の状態によって再発率が高いこともあり,代替的な治療法として瘻孔入り口を焼灼閉鎖する化学的焼灼術が開発された.しかしながら瘻孔入り口を閉鎖しても瘻管全体が遺残している可能性があった.この度フード付き内視鏡を用いた治療を行い,瘻管を焼灼したことを確認し治療を完遂した.治療後に内視鏡検査と造影検査で瘻孔入り口の閉鎖を,エコーにて瘻管の縮小を確認…

    DOI Web Site 医中誌

  • アセトアミノフェンによる汎発性水疱性固定薬疹の 1 例

    加納 慎二, 西尾 栄一, 森田 明理 西日本皮膚科 85 (3), 169-171, 2023-06-01

    ...2020 年 7 月に感冒症状でアセトアミノフェン(カロナール錠<sup>®</sup>)を内服後に四肢,口唇,眼瞼,陰部に色素沈着,水疱,びらんを伴う境界明瞭な紅斑が出現し当院を紹介され受診した。臨床所見および病理組織学的所見より汎発性水疱性固定薬疹(generalized bullous fixed drug eruption:GBFDE)と診断した。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件

  • ユーカリのフィトエン不飽和化酵素遺伝子のゲノム編集

    西口 満, 田原 恒, 遠藤 真咲 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 430-, 2023-05-30

    ...PDS3はカロテノイドの合成に必要な酵素で、PDS3に変異が起こると葉が白化すると予想された。<i>PDS3</i>遺伝子を標的とするCRISPR/Cas9ベクターを作製し、アグロバクテリウム法により<i>E. camaldulensis</i>を形質転換し、遺伝子組換えユーカリを作出した。...

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  • 『ピンチはチャンス』~多様な形態と大胆な創造性を~

    片渕 秀隆 日本婦人科腫瘍学会雑誌 41 (2), 53-67, 2023-04-25

    ...2013年11月に現在の「公益社団法人 日本婦人科腫瘍学会」へと発展し,2023年には25年目のマイルストーンに到達する.猖獗を極める新型コロナウイルス感染症のパンデミックは,現存するさまざまな問題を浮き彫りにしており,既存の社会構築の中に新しい展望を見出す好機でもある.本学会においても,ピンチはチャンスTough Times Provide Opportunities for Changeではなかろうか...

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  • 食品添加物の大腸菌の確認試験における培地および試験法の適合性の検証

    廣瀨 昌平, 渡辺 麻衣子, 多田 敦子, 杉本 直樹, 佐藤 恭子, 工藤 由起子 食品衛生学雑誌 64 (2), 69-77, 2023-04-25

    ...<p>第9版食品添加物公定書の大腸菌の確認試験の参考に資するために,EC培地7製品および食品添加物8製品(α-アミラーゼ2製品,ヘミセルラーゼ,グルコアミラーゼ,ナイシン2ロット,カロブビーンガムおよびペクチン)を用い,試験菌株<i>Escherichia coli</i> NBRC 3972の45.5±0.2℃および44.5±0.2℃での増殖性およびガス産生性を比較した.培地の濁りおよびガスの発生...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献4件

  • ゼロショット食事画像領域分割

    本部 勇真, 柳井 啓司 日本画像学会誌 62 (2), 139-145, 2023-04-10

    ...<p>健康管理アプリケーションが流行し,健康への意識が高まっている中,料理のカロリー量計算を行う際には食事領域の判別が大事な要素となる.近年は深層学習によって領域分割の性能は飛躍的に向上している.しかしながら,食事画像に対する領域分割のためのデータセットは限られており,種類数も最大100程度と限定されている.一方で,領域分割データセット構築にはピクセルレベルのアノテーションが必要で多大なコストが掛かる...

    DOI

  • 皮膚カロテノイドスコアと自己申告による野菜摂取皿数の関連

    外園 海稀, 佐藤 清香, 赤松 利恵, 鮫島 媛乃 栄養学雑誌 81 (2), 93-100, 2023-04-01

    ...<p>【目的】日本における栄養教育での皮膚カロテノイド(SC)スコアの活用に向けて,日本人のSCスコアと野菜摂取皿数の関連を検討する。</p><p>【方法】2020年6月~11月,日本国内の企業など19施設から551人を対象に,SCスコア測定と質問紙調査を実施した。<i>t</i>検定,一元配置分散分析を用いて属性,食品摂取状況ごとにSCスコアを比較した。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献23件

  • スクロースと運動がストレス負荷ラットのオキシトシンに及ぼす影響

    坂井, 恵子, 田口, 友香, 中村, 文香, 外薗, ネネ 鹿児島純心女子大学看護栄養学部紀要 - (27), 42-50, 2023-03-31

    ...【結論】本研究でのスクロース摂取は糖質の標準カロリー摂取内ででんぷんを削減した分をスクロースに変換したので総カロリー量は変化してない。オキシトシンはストレス負荷群の方がコントロール群より高い傾向であった。血液のTGではストレスのエゴマ油がオリーブ油や紅花油より低かったのは,n-3系脂肪酸の機能がスクロースよりも強く現れたと示唆された。...

    機関リポジトリ

  • 炭酸ナトリウムと亜硝酸カルシウムを併用した高炉スラグの水和反応解析

    吉田 亮佑, 新 大軌, 伊藤 貴康, 大崎 雅史 Cement Science and Concrete Technology 76 (1), 108-114, 2023-03-31

    ...<p>本研究では高炉スラグ(BFS)─水酸化カルシウム(CH)─炭酸ナトリウム(NC)系において、初期の硬化性状の制御を目的に、亜硝酸カルシウム(CN)の併用添加による水和反応の変化を、XRD、コンダクションカロリーメーターおよびTG-DTA等により解析した。...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 幼稚園児の母親への食教育と教育介入方法の検討

    北川 絵里奈, 関 豪, 辻 とみ子 名古屋文理大学紀要 23 (0), 23-31, 2023-03-31

    ...幼稚園児の母親を対象に,母親の野菜摂取量の増加を目指した食教育(食育)を行った.対象者を介入群(n=53)と非介入群(n=53)に分け,介入群には食育講演会,リーフレット配布,野菜摂取状況調査を行った.その結果,介入群では非介入群と比較して,摂取量が低下した食品や栄養素が少なく,食育支援により緑黄色野菜やβカロテン,αトコフェロール,総食物繊維などの摂取量の有意な低下が抑制された.副菜の摂取頻度や食意識...

    DOI

  • 現代のアイデンティティを社会の観点から見ることについて

    阪本 俊生 社会・経済システム 42 (0), 55-70, 2023-03-31

    ...<p> 本稿は、アカロフのアイデンティティ経済学の社会学のアイデンティティ概念との違いを明らかにしたうえで、これの社会学における活用可能性を考察する。理論経済学者のアカロフは、社会学の規範の観点を経済学に導入することで経済学の発展を試みた。その際に着目したのがアイデンティティである。ただし、アカロフの見方は、一般的に社会学がアイデンティティを捉えるやり方とは異なる。...

    DOI

  • 錯体重合法を用いて合成した高Ca/Si比C-S-Hの添加率の変化と炭酸化が造核効果に及ぼす影響

    柏谷 賢亮, 斎藤 豪, 鈴木 一帆, 細川 佳史 Cement Science and Concrete Technology 76 (1), 537-544, 2023-03-31

    <p>本研究では、Ca/Si比2.0のC-S-Hの添加率と炭酸化が水和促進効果に与える影響を確認すべく、錯体重合法を基に合成したCa/Si比2.0のC-S-Hとその炭酸化試料を、割合を変えてC<sub>3</sub>Sに添加した。比較対象としてCa/Si比や構造の異なるC-S-Hを添加した試料も作製し、造核効果の観点から考察した。その結果、Ca/Si比2.0のC-S-Hを添加した条件でのみ誘導期…

    DOI Web Site 参考文献10件

  • 低糖質ケーキ摂食後の糖・脂質変動を検討するランダム化単盲検プラセボ対照群間比較試験

    谷口 尚大郎, 永濵 清子, 岩切 美津代, 平井 亜優美, 梶原 睦美, 長野 文子, 有村 保次 糖尿病 66 (3), 199-207, 2023-03-30

    ...<p>糖質の過剰摂取は肥満や2型糖尿病を増加させ,糖尿病患者の血糖管理を悪化させる.本研究では,19人の健常成人を対象に,カロリー算出に係る糖質量が100 g当たり5 g未満を満たす低糖質ケーキ摂食後の糖・脂質代謝に及ぼす影響を通常ケーキ摂食後と比較するランダム化単盲検プラセボ対照群間比較試験を行った.主要評価項目の食後60分の血糖値に有意差はなかったが,副次評価項目の血糖およびインスリンの食後30...

    DOI 医中誌

  • 美術が育む子どもの創造的人間教育

    大場, 六夫 奈良学園大学紀要 15 185-190, 2023-03-28

    ...大人の目線で評価をしているではなかろうか。 ここでいう大人の目線評価とは、線が綺麗に描かれている。 着色がはみ出さずできている。ムラなく着色ができているといった内容である。 教育現場に於いても、モチーフに忠実に仕上げた作品が評価される。そのことから、絵を上手く描くことができなければ、評価は下がり、劣等感を感じる。...

    機関リポジトリ

  • カロレア型教育プログラムに関する論点 --MBacc、IBDP、APキャップストーンとの比較検討--

    田中, 孝平 京都大学大学院教育学研究科紀要 69 193-206, 2023-03-24

    ...本稿では、MBaccとIBDP及びAPキャプストーンのカリキュラムを比較することによって、バカロレア型教育プログラムの論点を浮き彫りにすることにした。MBaccは、汎用的能力を育成・評価する独自のカリキュラムをもつミネルヴァ大学のカリキュラムを参考にして作成された高校教育プログラム(3年間の標準カリキュラムと1年間の選択カリキュラム)である。...

    HANDLE Web Site

  • 日本におけるインド系学校の役割 --IISJとGIISを中心に--

    杉本, 均, 小島, 美月 京都大学大学院教育学研究科紀要 69 43-67, 2023-03-24

    本論文は東京にある2校のインド系学校に着目し、その特徴について調べることで、日本に在住するインド人にとってインド系学校がどのような役割を果たしているのかということとインド系学校が、日印関係の架け橋となる人材に育つ場となる可能性について考察することを目的としている。2校のインド系学校は提供されているカリキュラム、選択できる言語の科目の豊富さ、保護者のコミュニティ形成の場といった面で共通点を有してい…

    HANDLE Web Site

  • 社会が抱える問題としての地球温暖化

    吹野 卓 社会文化論集 19 21-34, 2023-03-20

    ...この「解決できない」という問題は、理系学問よりむしろ社会に関する学問が取り組むべき部分が大きいのではなかろうか。  本稿ではまず、この問題を引き起こしている経済活動の在り方が、同時に問題解決を困難にする原因にもなっていることを指摘する。また格差と温暖化についても押さえたい。  その上で、もし解決が可能であるのなら何を目指すべきなのか、それにはどのような道筋があるのかについて考察する。...

    DOI 機関リポジトリ

  • 現実系を物理学で理解する能力

    八幡 和志 物理教育 71 (1), 26-30, 2023-03-14

    ...初等<b>,</b>中等教育でも現実系を物理学で説明する実験授業を通して<b>,</b>物理学のフレームワークの教育を顕わに行うことで<b>,</b>物理学に対する信頼感を醸成できるのではなかろうか。</p>...

    DOI

  • トーマス・メイヤー、カリフォルニアの孤高のマネタリスト

    宮川 重義, MIYAGAWA Shigeyoshi 京都先端科学大学経済経営学部論集 (5) 83-119, 2023-03-10

    ...彼はユダヤ人の子として第二次世界大戦の直前にオーストリアで生を受け、日々高まるユダヤ排斥運動の中、かろうじてアメリカに脱出、幾多の困難を克服し、カリフォルニア大学デーヴィス校で教授の地位を得ることができた。  彼は当時の多くの経済学者がそうであったように、当初はケインジアンとして研究生活をはじめる。...

    DOI 機関リポジトリ

  • ミクロスケール電気泳動フィルタリングデバイスを用いるCD63標的アプタマーの1サイクル選抜

    飛田 安梨沙, 高尾 隼空, 遠藤 達郎, 久本 秀明, 末吉 健志 分析化学 72 (3), 111-116, 2023-03-05

    ...必要があるため,アプタマー関連研究におけるボトルネックとなってしまっている.本研究では,これまでに開発したミクロスケール電気泳動フィルタリングに基づくアプタマー選抜法を細胞外小胞マーカー(CD63)のアプタマー選抜へと応用した.その結果,簡便な電気泳動に基づく標的分子導入,核酸導入,結合した核酸の洗浄・回収からなるわずか1サイクルの選抜操作によって,CD63アプタマー候補が獲得された.また,等温滴定カロリメトリー...

    DOI Web Site 参考文献17件

  • 我が国農業縮小における産地県のローカリティ

    稲垣 伸子 経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 202211 (0), 89-92, 2023-01-31

    ...食料自給率は都道府県別の計算と公表をされているが、令和元年度概算値でカロリーベース150%以上の道県は2、同産出額ベースでは9道県である。都道府県別産出額の国内順位で上位12位までに、この9中7が入る。このうち4県の生産基盤等について精査し食料確保のローカリティの意味を議論する。</p>...

    DOI

  • ユーグレナの光環境応答におけるカロテノイドの多様な機能

    玉木 峻, 腰塚 悠貴, 篠村 知子 Oleoscience 23 (2), 79-86, 2023

    ...本稿では,二次共生藻類の中でも,産業利用での研究開発が目覚ましいユーグレナについて取り上げ,ユーグレナにおけるカロテノイドの生合成経路やカロテノイドを介した光環境への適応機構に関して,最近の研究成果を紹介する。</p>...

    DOI Web Site 参考文献27件

  • 国産柑橘類に多いβ-クリプトキサンチンの生体調節機能と機能性表示食品への展開

    杉浦 実 園芸学研究 22 (1), 1-10, 2023

    ...<p>β-クリプトキサンチンは日本のミカンに特徴的に多く含まれるカロテノイド色素であり,近年,様々な生体調節機能が明らかにされてきた.一方,2015年4月より,消費者庁において「機能性表示食品制度」が始まった.本制度ではミカンなどの生鮮物にもその科学的根拠を示せれば事業者の責任で機能表示が可能になり,今後,生鮮物消費拡大のための大きな起爆剤になることが期待される.本稿では,これまで明らかになったβ-...

    DOI Web Site 参考文献33件

  • 報告 カフェイン摂取が身体活動に及ぼす影響:症例報告 ―血糖値,運動時間の変化に着目して―

    上原 博斗, 坂本 飛鳥, Uehara Hiroto, Sakamoto Asuka 西九州リハビリテーション研究 15 35-38, 2023-01

    ...本研究の目的は,カフェイン摂取が血糖値と運動にどのような影響を及ぼすかを検討することである.対象は,運動習慣のある男子大学生1名で,観察を中心とした自己実験である.実験に要した期間は4週間であった.実験内容は,運動前にカフェイン400㎎を毎日摂取することで,実験期間中の次の項目を計測した.計測値は,①毎日空腹時と運動前後の血糖値,②体重および体脂肪率,③筋肉量,④摂取カロリーと消費カロリー,⑤運動時間...

    DOI 機関リポジトリ

  • 牛乳と健康-乳脂肪構成成分の抗肥満作用等に関する最近の話題-

    白井 展也, 荒木 理沙, 髙山 喜晴 Oleoscience 23 (8), 439-445, 2023

    ...さらに,MFGMには脂質誘導体であるステロールやカロチノイドが含まれている。乳および乳製品は,タンパク質・カルシウム・脂溶性ビタミンの健康的な供給源として一般に認識されているものの,食生活指針の多くは心血管疾患(CVD)とりわけ冠動脈性心疾患(CHD)のリスクを減らすため,乳に多く含まれる飽和脂肪酸の摂取量を減らすことを奨励している。...

    DOI Web Site 参考文献36件

  • はたして細胞や臓器や人体の若返りは可能か

    岩藤 和広 Organ Biology 30 (2), 112-120, 2023

    ...<p>世界は前例のない高齢化社会に入りつつある.DNAメチル化の程度に基づく生物学的年齢を活用することで,個人の生物学的年齢を定量化することができる.カロリー制限(CR),適度な運動,質の良い睡眠は生物学的年齢の加齢プロセスを減速させる.CRの効果はSIR2/SIRT1,mTORの阻害,AMPKなどの作用による.飢餓や疾病に対する生物の防御メカニズムを活性化することで,Hormesisに従った生活習慣...

    DOI

  • ショートパスタの種類および形状の違いが茹で加熱中の吸水に与える影響

    浜守 杏奈, 石田 雅芳, 福留 奈美 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 76-, 2023

    ...<p>【目的】パスタの種類は多種多様であり,特にショートパスタには,マカロニ,ペンネ,フジッリ等,形状そのものが大きく異なる多様なタイプがある。日本で流通するパスタの調査を行いタイプ分類を行ったところ,同じ名称のパスタであっても形状・大きさ等が異なるものがあり,商品によって茹で加熱中の吸水率に差があることが推察された。...

    DOI

  • 超高張力鋼のプレス加工におけるコーティング金型の耐久性向上技術

    関 奈那子, 高橋 大士, 西野 創一郎, 田中 慎也, 熊川 雅也, 幸田 稔 自動車技術会論文集 54 (6), 1204-1209, 2023

    本研究では,TRD処理VC皮膜にラジカル窒化処理を施した新皮膜を開発して,超ハイテンのプレス加工における金型の耐久性向上に成功した.金型耐久性向上は①極表面の窒化物層による動摩擦係数の低下,凝着低減②皮膜内部の不純物が表面に拡散することによる靭性の向上の2点に起因する.

    DOI

  • クロレラによる中毒疹および柑皮症を呈した1例

    木花 いづみ, 作田 隆義, 鈴木 友博, 新川 宏樹, 栗原 佑一 日本臨床皮膚科医会雑誌 40 (4), 545-549, 2023

    ...81歳,男性.高脂血症の既往あり.受診4ヶ月前より,体幹・四肢を中心に激しい瘙痒をともなう紅斑・丘疹が出没,倦怠感・嘔気をともない当科紹介受診となった.初診時,紅斑丘疹型中毒疹のほかに,全身の皮膚の黄染を認めたが,眼球結膜には異常を認めず,血中ビリルビン値は正常.詳細な問診聴取から,9ヶ月前からクロレラの摂取を開始,また連日野菜ジュースや海苔の佃煮を食していたことが判明した.臨床経過,血中β-カロチン...

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • 科学教育で「日常生活や社会とのつながり」をどう捉えるか

    後藤 顕一, 北川 輝洋, 何 佳敏, 孔 泳泰, 鮫島 朋美, 寺谷 敞介, 野内 頼一 日本科学教育学会年会論文集 47 (0), 223-224, 2023

    ...また,注目している中国,韓国,及び国際バカロレアでは「日常生活や社会とのつながり」の扱い方にどのような特徴や背景,考え方があるのかについて考察する。これらを通して,今後どのような視点が求められるのかについて検討することとする。</p>...

    DOI

  • 比例と関数の変数の扱い

    渡辺 信 日本科学教育学会年会論文集 47 (0), 437-438, 2023

    ...「yはxに比例する」ことと「xはyに比例する」ことが同じことを意味するのかの判定ができない.式の変形からどちらでも良いという考え方に対して,疑問を感じる.数学教育においてあいまいな表現が残っているのではなかろうか.数学教育において『あいまいさ』を取り除くことを考えたい.</p>...

    DOI

  • カロリー制限がHLA多型の関与する薬物毒性発症に及ぼす影響

    薄田 健史, 青木 重樹, 早川 芳弘 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), P2-211-, 2023

    ...本研究では、カロリー制限がHLA多型の関与する薬物過敏症の発症に及ぼす影響を検証した。【方法】40%カロリー制限食(CR diet)もしくは通常食を2週間給餌したCD4<sup>+</sup> T細胞除去B*57:01-TgマウスにABC混餌を1週間経口投与した。...

    DOI

  • 解毒酵素の動物種差と進化

    石塚 真由美, 近藤 充希, 池中 良徳, 中山 翔太 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), S25-4-, 2023

    ...草食性の動物は、多くの場合、植物アルカロイドやテルペノイド類等、常時摂取する植物由来の毒性成分に適応する必要があった。ヒトを含む哺乳類では、食餌由来の化学物質の解毒は主に肝臓で行われる。肝臓に多く発現する解毒酵素として、第I相反応ではシトクロムP450、第II相反応ではグルクロン酸転移酵素(UGT)や硫酸転移酵素(SULT)などがあげられる。...

    DOI

  • 国際バカロレアPYP 認定校の音楽の授業における指導方法

    稲生 涼子 教育実践学研究 24 (2), 41-, 2023

    ...国際バカロレア(IB)のプライマリー・イヤーズ・プログラム(PYP)は,国際的な視野をもつ人を育てるために,「5つの基本要素」(「知識」,「概念」,「スキル」,「姿勢」,「行動」)の習得を目指すものである.本研究では,このような要素の習得を目指すPYP の音楽の授業とはどのようなものかについて明らかにするために,PYP の認定を受けているA インターナショナルスクールのGarageBand を用いた...

    DOI

  • 食物繊維を多く含むにんじんの調理条件が<i>in vitro </i>胃内消化挙動に及ぼす影響

    芝崎 本実, 野口 律奈, 前田 竜郎, 小林 功 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 140-, 2023

    ...炒めでは油に溶出したカロテン色素が人工胃液に浸透,拡散され,上面に油脂層を形成していた。さらに,にんじんの表面の油脂が摩擦を減らし,微細化は抑制されていた。調理条件によって,胃内消化挙動が異なり,消化時間や栄養成分の放出・拡散が異なる可能性が示唆された。</p>...

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  • エルネオパNF輸液中に混注された6種薬剤の輸液ライン通過後の濃度変化に関する検討

    熊谷 岳文, 山下 純, 楢原 奈穂子, 佐藤 英治, 木平 孝高, 藤村 よしの, 小嶋 英二朗, 小川 祥二郎, 伊達 有子, 井上 裕文 薬局薬学 advpub (0), 2023

    ...<p>エルネオパNF1号および2号輸液は,4室から構成されるクワッドバッグ構造の高カロリー用キット製剤である.エルネオパNF輸液を中心静脈栄養法に使用する場合,患者の症状を改善するために,様々な薬剤が輸液バッグに一緒に注入される.本研究では,エルネオパNF輸液にファモチジン,ブチルスコポラミン臭化物,フロセミド,ブロムヘキシン塩酸塩,ベタメタゾンリン酸エステルナトリウム,メトクロプラミド塩酸塩を含む...

    DOI

  • 第40回 アメリカ研究留学記:NIEHS/NIHノースカロライナ州

    横堀 紘祐 ファルマシア 59 (12), 1114-1115, 2023

    ...私は博士課程在籍中に1年間、そして博士号取得後5年間、アメリカ・ノースカロライナ州のNIEHS/NIH研究所で過ごし、Dr. NegishiとDr. Wadeに師事していた。その後帰国し、現在は創薬バイオベンチャーで研究活動に従事している。留学中は予想外の出来事が続くなか、多くの貴重な経験を得ることができた。これらの経験を共有し、読者の皆様のキャリア形成に少しでも貢献できればと思う。...

    DOI

  • 廃棄物発電ボイラ向け溶射材の開発

    三瓶 大地, 森田 拓之, 鈴木 祥平, 迫田 貴史, 上垣 智 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 34 (0), 409-, 2023

    <p>当社は、廃棄物発電ボイラの腐食対策として、ボイラの第一放射室を対象とした、Niベース溶射材を新規開発した。</p><p>実炉環境にて、開発溶射材の溶射皮膜の耐久性(寿命)と、プラズマ溶射を用いた現地補修性を確認した。</p><p>2020年7月に溶射施工、2021年7月に再溶射を実施、2023年3月に経過観察を行った。</p><p>開発溶射材は気孔発生抑制を目的としてB、Siを添加しており…

    DOI

  • 昆虫の観察と昆虫食体験を組み合わせた活動に関する報告

    新井 しのぶ, 橋本 一雄, 大和 孝子, 野上 俊一 生物教育 64 (3), 197-202, 2023

    ...<p>2030年までに達成するべき持続可能な開発目標(SDGs)の「飢餓をゼロに:飢餓を終わらせ,食料安全保障及び栄養改善を実現し,持続可能な農業を促進する」を達成するために,「昆虫食」の可能性が論じられている.昆虫食が注目される理由として,昆虫は栄養価が高いだけでなく,カロリーも高いことから,地球規模での飢餓を減らす可能性が示唆されている.今後の人口増加や農業環境の問題から,昆虫食は持続可能な目標達成...

    DOI

  • 廃水中での光合成細菌培養による高付加価値物質生産に及ぼすアンモニアの影響

    川端 涼太, 日高 平, 野村 洋平, 藤原 拓 土木学会論文集 79 (25), n/a-, 2023

    ...濃度および5-アミノレブリン酸濃度の増加が確認された.A 町の規模を想定すると,嫌気性消化汚泥の脱離液での PNSB 培養により,年間2.3kgのカロテノイドおよび50kgの5-アミノレブリン酸が生産され,含まれるアンモニア性窒素は肥料として必要な窒素量の17%程度に相当すると試算された.これらの結果から,廃水を用いたPNSBの培養による高付加価値液肥の生産が可能であると考えられた....

    DOI Web Site 参考文献15件

  • 画像認識による微細藻類<i>Haematococcus lacustris</i>の細胞形態識別

    永禮 英明, 枡田 隆広, 石川 千遥 土木学会論文集 79 (25), n/a-, 2023

    ...<p> 微細藻類<i>Haematococcus lacustris</i>はストレス環境下でカロテノイドの一種・アスタキサンチンを生産する.また,<i>H. lacustris</i>は環境条件に応じ大きく3つの形態(遊泳型,パルメロイド,シスト)に細胞を変化させる.アスタキサンチンを生産しながら栄養塩を除去・回収する資源回収型廃水処理プロセス実現のために<i>H. lacustris</i>優占培養法...

    DOI Web Site 参考文献16件

  • 焼杉に関する研究

    岡村 健太郎, 腰原 幹雄, 安井 昇, 今本 啓一, 大塚 亜希子, 加來 千紘, 本間 健太郎, 林 憲吾, 菅原 彬子 住総研研究論文集・実践研究報告集 49 (0), 73-84, 2023

    ...2016年の研究ではコーンカロリーメータを使ったサンプルを使用したのに対し,今回の研究では伝統的な作成方法に基づくサンプルおよび機械によるサンプルを用い,前回研究では十分に明らかにすることができなかった外装材としての各種性能および内装材としての音響性能を有することを科学的に明らかにした。また,焼杉の地域分布に偏りがある点についても,2016年の研究に加えた新たな知見を得ることができた。...

    DOI

  • 安岡章太郎『海辺の光景』論

    宋 婷 日中言語文化 16 (0), 109-121, 2023

    ...そういう意味で考えれば、『海辺の光景』は安岡の全作品においてはもっとも重要な作品の一つと言っても過言ではなかろう。...

    DOI

  • フローカロリーメータによる熱抵抗評価装置の開発

    池内 賢朗, 島田 賢次 熱物性 37 (1), 16-21, 2023

    ...)の測定を行った.熱流量の熱抵抗依存性は1次元伝熱モデルに基づいて定性的に一致した.熱抵抗既知の標準試料を用いれば,フローカロリーメータを用いた装置で1×10<sup>-5</sup>~3×10<sup>-3</sup>m<sup>2</sup>KW<sup>-1</sup>の熱抵抗を検出できることが分かった....

    DOI Web Site

  • 目的志向探索と段階的目的水準制御

    石倉 圭悟, 久米 淳, 高橋 達二, 甲野 佑 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2023 (0), 3R5GS203-3R5GS203, 2023

    ...目的水準に対する達成への試行錯誤は非常に素早い.それにより効率的で段階的に手順の最適化を行う事ができる.後者の試行錯誤能力は先行研究から強化学習の文脈で Risk-sensitive Satisficing (RS) なるアルゴリズムが存在する.一方で前者と組み合わせた枠組みでの段階的な目的水準の更新について議論が欠けていた.目的を持つ利点とはその設定に事前知識を使える事だと思われる.動物であれば消費カロリー...

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  • カロレア改革の現状と課題

    阿部 和久, 倉元 直樹 大学入試研究ジャーナル 33 (0), 170-177, 2023

    ...2020年6月のバカロレアは中止され,リセの内申点だけで合格者を出すなど,制度の根幹を揺るがしかねない重要な決定も下された。内申点の基準やバカロレアの評語取得率,留年率等の指標に,当該年度の受験生に有利に働く「過剰な調整」の痕跡が見られた。</p>...

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  • 中国農業の変化

    雨森 直也 日本地理学会発表要旨集 2023a (0), 48-, 2023

    ...他方、政府が増産をはかろうとするトウモロコシや米は経費を差し引き、補助金を含んでも、それぞれおよそ1000元/畝(近年、近くの牧場がトウモロコシの葉や茎を買い取ってくれるため、それを上乗せしている。)、300元/畝にすぎず、穀物を栽培しても利益が少ない。また、養蚕自体を行わず、桑の葉だけを売っても、年間数百元/畝の利益を確保できる。...

    DOI

  • 人工甘味料エリスリトールの過剰摂取と心疾患リスクの相関関係の解析

    村上 怜子 ファルマシア 59 (11), 1041-1041, 2023

    ...現代社会において,砂糖の摂りすぎによる肥満および,それに伴う様々な疾患は大きな問題となっている.そのため,ゼロもしくは低カロリーの人工甘味料は,砂糖の摂取量を減らし,減量や血糖値をコントロールするために,広く使われている.様々な人工甘味料の短期の安全性は評価されているが,長期的に大量に摂取した場合の影響の評価は不十分であり,近年,長期の大量摂取が循環器系の病態に影響する可能性が指摘されている.人工甘味料...

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