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検索結果 1,112 件

  • 小児気胸に対する治療戦略の再考

    狩野 元宏, 藤野 明浩, 古金 遼也, 橋詰 直樹, 小林 完, 森 禎三郎, 渡辺 栄一郎, 髙橋 正貴, 米田 光宏, 金森 豊 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 59 (4), 741-746, 2023-06-20

    <p>【目的】小児でも胸腔鏡補助下手術が自然気胸の標準的治療選択肢の一つとして広く認知されている一方で,報告が少なく非手術治療(ドレナージ・経過観察)との使い分けや適応は定まっていない.本研究では当院での自然気胸の治療成績を後方視的にまとめ,治療方針について検証する.</p><p>【方法】2003年1月から2020年12月までに当科で「気胸」に対して治療を行った2歳以上の患者の診療録を後方視的に…

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  • 肺癌手術中に発症した対側気胸の2例

    西平 守道, 井上 裕道, 有本 斉仁, 苅部 陽子, 小林 哲, 松村 輔二 日本臨床外科学会雑誌 84 (7), 1026-1031, 2023

    <p>肺切除術時の片肺換気中に対側気胸を発症した2例を経験した.症例1は左上葉切除術中,シーリングテストを契機に低酸素血症を発症した.気管支鏡で挿管チューブの位置確認や吸痰を行うも改善を認めなかった.対側気胸発症を疑い,迅速に創閉鎖してポータブル胸部X線撮影を行った.右緊張性気胸を確認し,胸腔ドレナージを施行した.症例2は左下葉切除中に低酸素血症が持続したが術中原因が同定できず,術後ポータブル胸…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献11件

  • 薄壁空洞病変による気胸を繰り返した扁平上皮肺癌の一例

    松村 和紀, 稲尾 崇, 武田 淳志, 丸口 直人, 山本 亮, 中村 哲史, 上山 維晋, 寺田 悟, 加持 雄介, 安田 武洋, 橋本 成修, 田中 栄作, 田口 善夫, 羽白 高, 住吉 真治, 本庄 原, 小橋 陽一郎 Tenri Medical Bulletin 25 (1), 22-28, 2022-12-25

    <p>症例は70歳男性.20XX年3月中旬,他疾患経過観察中の胸部X線写真で左気胸を指摘され当科に紹介された.胸部CTで左気胸と左S<sup>3</sup>に薄壁空洞を認めた.持続胸腔ドレナージで改善せず,胸腔鏡下左肺部分切除術を行ったところ,薄壁空洞病変より扁平上皮肺癌を認めた.同年7月末に左気胸が再発し,胸部CTで左S<sup>8</sup>に薄壁空洞を認めた.持続胸腔ドレナージでは改善せず…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献9件

  • 土壌中のクロピラリドが農作物の生育および地上部形態に及ぼす影響

    並木 小百合, 清家 伸康 園芸学研究 21 (3), 315-325, 2022

    ...そこで本研究では,我が国の主要な13科23種の農作物について土壌中濃度に応じたクロピラリドによる生育および形態への影響を比較し,その症状の特徴を葉の形状に着目して整理した.ネギ,エンバク,オオムギ,コマツナ,ソバ,ホウレンソウおよびゴマはクロピラリドによる影響は認められなかったが,マメ科,ナス科,キク科などの7科16種の作物では地上部乾物重の減少や形態への影響が認められた.特に, マメ科, ナス科, キキョウ...

    DOI Web Site 参考文献22件

  • 右続発性自然気胸における奇静脈食道陥凹部のブラ認識の重要性

    林 直宏, 松岡 篤志, 吉川 真生, 鳥越 英次郎, 平見 有二 日本臨床外科学会雑誌 83 (12), 2044-2048, 2022

    <p>奇静脈食道陥凹(azygoesophageal recess:AER)とは,右胸腔内において椎体腹側の縦隔が左胸腔寄りに位置する食道まで偏位することにより起こる陥凹領域のことであり,奇静脈から横隔膜までの範囲で認められる.同部位に嵌まり込むようにブラが発生することがあり,気胸の原因となることが知られている.</p><p>当院ではAERのブラが原因となった気胸に対して近年7例の手術を行った.…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献8件

  • 職業としてのコーディネーター

    菅野 拓 国際開発研究 30 (2), 11-24, 2021-11-30

    <p>This paper examines the background to the demand for “coordinators” as a profession in Japanese society after the reflexive modernization of the 1990s. Then, it derives the coordination mechanism …

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  • 種々の治療に抵抗性で完治に18カ月を要した結核合併難治性気胸の1例

    山口 学, 大平 善之 日本気管食道科学会会報 72 (3), 161-165, 2021-06-10

    <p>背景:膿胸合併で瘻孔化した肺瘻部分に対して胸腔鏡下手術,endobronchial Watanabe spigot(EWS)気管支充填術,胸膜癒着術を行い完治に18カ月を要した症例を報告する。症例:78歳女性。前医で気胸を認め胸腔鏡下手術をしたところ胸水および喀痰から結核菌が証明され当院転院となった。ドレナージを行いながら抗結核療法を開始し,2カ月後に抗酸菌塗抹陰性となったが肺瘻の改善が見…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献3件

  • ガス絶縁機器用ゴムOリング劣化モデルの考察

    皆川 忠郎, 畑中 康道, 小栁 洋介, 沖田 愛利香, 安田 昌弘 化学工学論文集 47 (3), 69-75, 2021-05-20

    <p>変圧器や開閉器等,ガス絶縁機器に適用されるOリングについて,ガスシール性能の長期的信頼性を評価するため,クロロプレンOリングの加速劣化試験におけるゴム特性の変化を測定し,その劣化過程を考察した.加速劣化試験において,ゴム硬度の上昇および引張破断強度の低下と引張伸びの低下には,使用雰囲気中の酸素が強く影響し,さらにはOリングと酸素との接触面積の大きさと劣化速度に一次の相関性のあることが確認で…

    DOI Web Site Web Site 参考文献6件

  • 難治性気胸に対しソラシックエッグ<sup>®</sup>を用いた5歳転移性肺血管肉腫の1例

    産本 陽平, 井上 真帆, 林 健太郎 日本臨床外科学会雑誌 82 (6), 1098-1102, 2021

    <p>症例は5歳,男児.咳嗽と倦怠感を主訴に近医を受診し,胸部X線写真で両側胸水,左気胸,心嚢液貯留を認め当院に紹介となった.CTで両肺野に多発する結節影と右房内に腫瘤を認めた.両側胸腔,心嚢ドレナージの後,肺の組織生検を行い,血管肉腫の診断となった.多発肺転移を伴い生命予後は極めて不良と考えられた.化学療法開始後も左胸腔からの気漏は持続したため,在宅移行を目的とし,胸腔ドレーンを簡易型気胸ドレ…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件

  • ホルモン療法中に再発した月経随伴性気胸の1例

    菊池 香織, 八田 幸治, 高山 敬範, 潮田 至央, 佐伯 典厚, 城光寺 龍, 橋本 奈美子 産婦人科の進歩 73 (3), 295-300, 2021

    <p>月経随伴性気胸(catamenial pneumothorax;CP)は胸腔内子宮内膜症に分類され,月経期に関連した気胸であり,近年稀少部位子宮内膜症の1つと考えられている.一般的に手術療法とホルモン療法を組み合わせて治療するが,再発率は高い.今回われわれは,術後ホルモン療法中に再発したCPの症例を経験したので報告する.症例は41歳,G0,既往歴としてX-2年前より右側気胸を繰り返し,他院…

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  • 経カテーテル動脈塞栓術が有用であった83歳外傷性血気胸の1例

    梁 泰基, 山口 竜三, 大屋 勇人, 玉井 宏明 日本臨床外科学会雑誌 82 (10), 1810-1814, 2021

    <p>症例は83歳,男性.自宅内で転倒し,右側胸部を打撲し救急搬送された.右多発肋骨骨折および外傷性血気胸と診断し,胸腔ドレナージで500mlの血性排液を認めた.胸部造影CTで肋間動脈からの出血と診断した.血行動態は安定していたため,経カテーテル動脈塞栓術を行った.術後血管外漏出は消失し,術後7日目に胸腔ドレーンを抜去,術後27日目に自宅退院となった.術後合併症リスクの高い高齢者での胸部外傷にお…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献4件

  • 空洞化した肺多形癌による続発性気胸の1例

    河本 宏昭, 安部 貴之, 手登根 勇人, 宮城 幹史, 江口 征臣, 仲宗根 由幸 日本臨床外科学会雑誌 82 (1), 57-61, 2021

    <p>症例は43歳,男性.左胸部痛と体動時呼吸苦を自覚しバレニクリンによる禁煙治療を受けていた.症状増悪のため受診した際に胸部X線で気胸を認めた.CTで胸膜直下に空洞性病変を認め,胸腔ドレーン留置後もエアリークは持続した.結核や真菌感染症は否定され,原発性肺癌に合併した気胸と診断し左肺上葉切除術を行った.病理学的に多形癌,pT2bN2,cM0,Stage III …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献9件

  • 月経周期との同期が明らかでなかった胸腔子宮内膜症性気胸の1例

    松田 英祐, 佐藤 創 日本臨床外科学会雑誌 82 (8), 1504-1507, 2021

    <p>症例は47歳,女性.右気胸の既往がある.初回気胸から半年後に右気胸が再発した.CTでブラなど責任病変は不明であった.再発気胸であり胸腔鏡手術を行ったが,肉眼的,組織学的に責任病変は不明であった.術後2年間で右気胸が2回再発したが,いずれの気胸の際にもその前後に月経開始はなかった.初回気胸より4年後,5回目の右気胸が発生し,その6日後に月経開始となり,再手術を行った.肉眼的に横隔膜の小孔を確…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献3件

  • 原発性および転移性肝腫瘍に対する緩和照射についての後方視的検討

    亀井 千那, 伊藤 慶, 早川 沙羅, 鄭 陽, 鈴木 梢, 東 有佳里, 田中 桂子 Palliative Care Research 16 (1), 13-17, 2021

    <p>肝腫瘍に対する緩和照射はその有用性を示唆する研究が散見されるものの,本邦では症例報告すら乏しい状況である.本研究の目的は,肝腫瘍由来の疼痛に対する緩和照射の効果を明らかにすることである.2014年12月から2016年11月の間に都立駒込病院で,原発性もしくは転移性肝腫瘍が原因と考えられる疼痛に対して肝臓への緩和照射を行った症例を後方視的に検討した.計15症例が8Gy1分割の緩和照射を受けて…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献6件

  • 医療機器用ゴム部品

    高原 和洋 日本ゴム協会誌 94 (6), 187-191, 2021

    <p>In this review, rubber components for medical devices, especially disposable (single-use) devices, are explained. Synthetic rubbers have been developed since World War II. They are used even in …

    DOI Web Site Web Site 参考文献4件

  • 長野県における盆花採りの衰退と野の花の生育地の消失

    浦山, 佳恵, 須賀, 丈, 畑中, 健一郎, 連, 美綺 長野県環境保全研究所研究報告 (16) 9-22, 2020-11

    ...人々は山野でキキョウやオミナエシ等の盆花を採取する盆花採りによって先祖の霊が迎えられると信じていた。盆花は先祖の霊の依り代と信じられ,先祖の霊を祭るために盆棚に飾られたり,先祖の霊を送るために川に流されたりするなど,盆花は盆行事において重要な役割を果たしていた。しかし近年,野の花の生育地は減少し,キキョウは絶滅の危機に瀕している。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 転移性肺腫瘍による両側気胸の2例

    武藤 潤, 長谷 龍之介, 岡崎 遼, 齋藤 崇宏, 仙丸 直人 日本臨床外科学会雑誌 81 (12), 2449-2453, 2020

    <p>症例1は80歳,男性.膀胱癌の肺転移が原因となる気胸が両側同時期に発症した.右の気胸はドレナージで改善したが左の気胸は改善しないため,胸腔鏡下左肺部分切除術を施行した.</p><p>症例2は63歳,男性.食道癌(胸腔鏡下食道亜全摘術後)の術後経過観察中に気胸を発症し,計3回の手術を行った.1回目の気胸は両側で,手術所見では肺の表面に多発する結節とその1箇所から気漏を認めた.右肺腫瘍からの気…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献7件

  • 目次/ミニ特集にあたって/表紙の説明

    ファルマシア 56 (2), 96-97, 2020

    ...<br>表紙の説明:大河ドラマ「麒麟がくる」が始まった.本能寺の変の主役,明智光秀が主人公だが,波乱万丈の生涯を送った光秀にふさわしい始まりだ.その光秀の家紋が桔梗紋である.光秀に大きな影響を与えた斉藤道三,一癖も二癖もありそうな足利義昭,人物として完成後に出会った織田信長,それらの人物と光秀の関係が,大河ドラマでどう描かれるか興味深い.また,意外な著名人も実は桔梗紋を使っていた.電子付録では,キキョウ...

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  • 難治性両側気胸をきたした乳腺紡錘細胞癌肺転移の1例

    吉田 茉実, 貝羽 義浩, 米田 海, 瓶子 隆弘, 関口 悟 日本臨床外科学会雑誌 81 (10), 2004-2010, 2020

    <p>症例は55歳,女性.52歳時に検診のマンモグラフィで異常を指摘された.超音波検査で嚢胞所見を認め,針生検を繰り返したが悪性所見を認めず,54歳時の針生検により乳腺紡錘細胞癌と診断した.乳房全摘術および腋窩リンパ節郭清を施行した.術後化学療法施行中に呼吸苦が出現し,両側気胸を認めた.胸腔ドレナージでは気漏の停止が得られず,入院11日目に胸腔鏡下両側肺部分切除術を施行した.病理検査では乳腺紡錘…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献1件

  • 経カテーテル的動脈塞栓術を施行した非外傷性血気胸の1例

    若園 順康, 高村 圭, 塩泡 亜衣, 菊池 創, 山本 真, 宮本 憲幸 日本農村医学会雑誌 69 (4), 373-, 2020

    当科では年間平均40例の自然気胸・続発性気胸症例を経験しているが,2009年4月から2017年4月の8年で血胸を認めたのは2例のみであった。このうち1例はCTで肺尖部に造影剤の漏出を認め,血管造影検査により責任血管が同定できた。経カテーテル的に動脈血管塞栓術を施行し,止血・症状の改善が得られた。負担が少なく,検討の価値がある治療法と考えられた。

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • 著明な腹腔内遊離ガスを伴った食道癌術後自然気胸の1例

    畑中 勇治, 田中 善宏, 今井 健晴, 吉田 和弘 日本臨床外科学会雑誌 81 (5), 850-854, 2020

    <p>症例は74歳,男性.食道癌に対しESD後の追加切除として胸腔鏡下食道亜全摘術,後縦隔経路亜全胃再建の既往あり.術後2年目に感冒症状があり,かかりつけ医を受診した.胸部X線で横隔膜下に腹腔内遊離ガスが指摘され,当院を紹介受診した.CTにて右気胸,腹腔内遊離ガスを認めた.消化管穿孔部は同定し得なかった.上部消化管内視鏡検査を行ったが,上部消化管穿孔は認めなかった.試験開腹術も考慮されたが,腹膜…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献6件

  • レンバチニブ使用中に難治性両側気胸を発症した甲状腺乳頭癌多発肺転移の1例

    河村 千登星, 八代 享, 若木 暢々子, 周山 理紗, 三島 英行, 伊藤 吾子 日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌 37 (3), 208-212, 2020

    <p>切除不能な甲状腺癌に対し,2015年3月にレンバチニブが保険収載されて5年程度の間に,治療経過に伴う重篤な続発性気胸の副作用が国内で12症例報告されている(2018年10月時点)。甲状腺乳頭癌多発肺転移に対しレンバチニブを投与し,難治性両側気胸を発症した症例を経験したので報告する。症例は70歳女性。レンバチニブ投与開始前のCTで両肺の胸膜直下に肺転移を認め,投与継続に伴い病変の縮小,一部空…

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  • ポリグリコール酸シートを用いた 若年者自然気胸の胸腔鏡下手術後再発の検討

    石本 真一郎, 櫻井 裕幸, 佐藤 大輔, 坂田 省三, 河内 利賢, 四万村 三恵 日大医学雑誌 78 (6), 347-351, 2019-12-01

    自然気胸に対する胸腔鏡下手術において嚢胞 切除のみでは切除部位での再発率が高い.術後再発の 予防として当院では切除部位にポリグリコール酸 (PGA) シートを被覆している.2004 年から 2016 年までに胸腔 鏡下手術を施行した原発性自然気胸症例のうち,40 歳 未満の初回手術に対し気漏閉鎖部に PGA シートを被覆 した 177 症例 180 側について検討した.180 側のうち 6 …

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  • 子ども・青年期の若者・高齢者の地域協働への係わりについて

    張 静, 今田 寛典, Jing Zhang, Imada Hirofumi 広島文化学園大学ネットワーク社会研究センター研究年報 15 (1), 1-30, 2019-12-01

    昨今,地域協働によるまちづくり活動が多くみられる。行政だけでは,また地域住民だけでは解決できない地域課題について,相互が協力して解決に向けて活動する。たとえば, 住民自治協議会(地域によって呼び方は異なる)には住民,組織,団体,行政が参加している。また,課題毎に地域協働が組織され,活動する場合もある。そういった中子どもや青年期の若者,さらに高齢者の個々が地域協働にどのように係われるかに関する研究…

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  • 多発空洞性病変を認め経過中に気胸・菌球を合併した肺サルコイドーシスの1例

    竹田 悟志, 永田 忍彦, 上田 裕介, 吉田 祐士, 原田 泰志, 宮﨑 浩行, 赤木 隆紀, 和田 健司, 濱武 大輔, 諸鹿 俊彦, 藤田 昌樹, 渡邉 憲太朗 The Japanese Journal of Sarcoidosis and Other Granulomatous Disorders 39 (1_2), 81-85, 2019-10-01

    <p>28歳男性.X-4年7月ぶどう膜炎を指摘される.胸部X線で両側肺門リンパ節腫張も認めており当科に紹介となった.精査を予定していたが,本人の自己判断で検査入院も中止となった.X年4月下旬より咳・喀痰・微熱が出現,症状改善ないためX年5月上旬当科受診.胸部CTで両肺に空洞を伴う多発肺結節影を認め,X年5月中旬経気管支内視鏡肺生検を施行.非乾酪性類上皮細胞肉芽腫を認め,サルコイドーシスに特徴的な…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献7件

  • ガス絶縁機器用ゴムOリングの加速劣化評価法

    皆川 忠郎, 安田 昌弘 化学工学論文集 45 (5), 204-210, 2019-09-20

    <p>変電所等で用いられている変圧器や開閉器等のガス絶縁機器におけるガスシール性能の長期的信頼性の評価を目的として,クロロプレンOリングの加速劣化試験を実施した.Oリングの寿命に対して,温度に加えて酸素の存在が強く影響することが確認され,またOリングの劣化過程では,塑性変形による応力緩和,ゴム中の残余架橋剤および酸素による酸化反応を起因とする新たな架橋の生成にともなうゴム粘弾性の低下,同じく酸素…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献5件

  • NextStage:日映が史上初の8K時代劇「帰郷」制作へ

    日経ニューメディア = Nikkei new media (1668) 4-6, 2019-08-05

    日本映画専門チャンネルと時代劇専門チャンネルを提供している日本映画放送が、史上初の8K時代劇「帰郷」を制作すると発表した。何よりも注目されるのは、8Kでドラマを作るということである。 4K放送が今一つ、その強みを発揮できずにいる中、8K放送を行って…

    日経BP Web Site

  • 小学校理科の個別実験における全体的協働の効果

    林 康成, 島田 英昭, 三崎 隆, 西川 純 理科教育学研究 60 (1), 163-171, 2019-07-31

    <p>本研究は,小学校理科の個別実験授業において全体的協働と小規模協働を比較し,成績下位層<sup>1)</sup>に対する成績向上の効果と学習プロセスを明らかにすることを目的とした。各クラス30人の学習者からなる第4学年の2クラスにおいて,全体的協働と小規模協働の授業を同一教諭が実践した。事前テストと事後テストの得点,授業中の立ち歩き回数,会話内容と回数を分析した結果,全体的協働の授業を受けた…

    DOI Web Site Web Site 参考文献1件

  • 岡山市が推進する『OKAYAMA!市民体操』について : 地域協働による体操制作の試み

    酒向 治子 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 171 75-83, 2019-07-26

    本研究では,地域・行政・教育/研究機関が連携して行う事例として,岡山市が推進する「健康市民おかやま21」の『OKAYAMA!市民体操』に着目し,その制作プロセスを段階に分けて整理分析を行った。また,『OKAYAMA!市民体操』の体験者に対し,意識調査(主観的運動強度および満足度)を行ったところ,制作開始時に岡山市が目指していた目標には到達できていると考えられた。

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  • 英語学習者における句動詞定型表現の効果的な学習方法に関する考察

    村木, 恭子, MURAKI, Kyoko 名古屋短期大学研究紀要 (57) 139-144, 2019-03-16

    日本人英語学習者におけるより良い句動詞定型表現の学習方法および教授法を検討するために、これまでの先行研究をまとめた。先行研究として、教材開発及び学習効果の検証、コーパスを用いた研究、学習教材の3点からまとめた。学習効果に着目した分野からは、従来の機械的な語彙学習ではなく、語彙に対してより深く着目できるようなアプローチを用いることで、成績面・学習者の意識の向上が見られたことが明らかになった。コーパ…

    機関リポジトリ

  • 4,5歳児における英語活動と教材研究

    村木, 恭子, MURAKI, Kyoko 桜花学園大学学芸学部研究紀要 (10) 101-108, 2019-02-28

    本報告は、筆者が2010年より行ってきた幼稚園4-5歳児を対象とした英語活動の実践と、その中で使用してきた英語教材に関する報告である。クラスの規模や、幼稚園という特性を考慮した上で、子ども・保育者の両者に負担のない範囲で英語活動を行ってきた。また、英語の音やリズムの習得に焦点をあて、「楽しく」取り組むことを前提に、「体の部位の名前に関する教材」及び「数に関する教材」を中心に取り入れてきた。体を使…

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  • 待機的鏡視下腹膜外経由根治術を行った閉鎖孔ヘルニアの1例

    吉野 将平, 林 英司, 河原 健夫, 塚原 哲夫, 青山 広希, 澤崎 直規 日本臨床外科学会雑誌 80 (3), 581-585, 2019

    <p>症例は75歳,女性.既往歴はC型肝炎,クモ膜下出血.急激な腹痛を主訴に近医を受診し,大腿ヘルニアを疑われたため4時間後に当院へ搬送となった.圧痛は軽度で腹膜刺激症状は認めなかった.CTを施行し,右閉鎖孔ヘルニアRichter型嵌頓と診断した.血液検査では腸管虚血を示唆する所見はなかった.発症から早期であり腸管壊死には至っていないと考え,非観血的用手整復を超音波検査下に行った.整復後にCT撮…

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • 回復初期に自然気胸を発症後, 急激に体重が増加した神経性やせ症の1例

    北 啓一朗 心身医学 59 (8), 748-753, 2019

    <p>症例は16歳の女性. 2年前から続く体重減少の精査加療のため近医婦人科より当科紹介受診した. 初診時のBMIは13.1kg/m<sup>2</sup>であった. 症例は定期的に通院するものの内服薬や点滴には強く抵抗した. しばらく症状の改善はみられなかったが, 1カ月後に微熱を訴え予約外受診. 胸痛, 呼吸困難, 頻呼吸などの症状はなかったが, 右肺の呼吸音の低下を認めた. …

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  • 客と店との偶発的協働による振る舞いの集合的学習過程

    會津 律治 質的心理学研究 18 (1), 116-123, 2019

    客と店との関係は,経済的なマクロの視点においては共存共栄の二つのコミュニティを形成しているとみなされ る。しかしレストランマネジメントにおけるミクロな視点では提案側と選択側であり,利益は背反し,目的は異 なる。本研究では,あるフランス料理レストランを対象に参与観察を行い,客による逸脱行動の発生場面を分析 …

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  • 食道癌術後に発症した両側緊張性気胸の2例

    井上 裕道, 有本 斉仁, 小林 哲, 松村 輔二 日本臨床外科学会雑誌 80 (11), 1983-1986, 2019

    <p>症例1は70歳,男性.食道癌に対し食道亜全摘,後縦隔胃管再建術後.近医から両側気胸で当院に転院するも,経過観察にて改善退院した.1週間後に両側気胸再発にて再入院,左胸腔に胸水貯留を認め左胸腔ドレナージを施行した.両側気胸が改善したため,気胸発生側は左肺と判断し,左肺嚢胞切除術を施行した.しかし,退院から2日後に意識レベル低下,両側緊張性気胸にて再々入院となった.両側ドレナージを行い,追加手…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献3件

  • 緊張性血気胸と出血性ショックを合併した特発性血気胸の1例

    橘高 弘忠, 亥野 春香, 秋元 寛 日本臨床外科学会雑誌 80 (1), 37-41, 2019

    症例は35歳,男性.噴嚔後,胸痛と呼吸苦が出現したため前医へ救急搬送となった.右緊張性気胸に対して胸腔ドレナージが施行されたが,大量の気漏とともに大量出血を認めたため特発性血気胸の診断で当センターへ転院となった.循環動態および胸部X線写真所見より緊張性血気胸と判断し胸腔ドレーンを追加したところ,血圧上昇が得られたがドレーンからの出血は持続した.造影CTでは右肺尖部付近にextravasation…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献8件

  • ECMOを導入して手術を行った間質性肺炎合併難治性気胸の1例

    岡田 真典, 岡田 和大, 久保 友次郎, 中村 龍二, 藤原 俊哉, 松浦 求樹 日本臨床外科学会雑誌 80 (8), 1454-1459, 2019

    <p>間質性肺炎を伴う難治性続発性気胸に対し,体外式膜型人工肺(ECMO)を用いて手術治療を行った症例を報告する.症例は66歳,女性.分類不能型間質性肺炎に対して在宅管理中,左緊張性気胸を呈して緊急入院.胸膜癒着療法や気管支鏡下気管支充填術を繰り返すも肺瘻閉鎖に至らず,手術の方針とした.術中に陽圧換気での右側気胸発症,換気量確保困難の危険性が懸念されたため,ECMOを用いた呼吸循環管理を予定した…

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  • ECMO補助下に手術を施行した右肺全摘後左気胸の1例

    亀田 洋平, 諸星 隆夫, 古賀 大靖, 三品 善之, 安藤 耕平, 益田 宗孝 日本臨床外科学会雑誌 80 (8), 1449-1453, 2019

    <p>症例は72歳,男性.10年前に肺癌に対して右肺全摘術の既往があった.突然の呼吸困難のため当院へ救急搬送され,左気胸の診断で入院し胸腔ドレナージを開始した.右肺全摘後であることと,急性心筋梗塞など合併症を有していたことから保存的加療の方針となった.胸腔内癒着術を計6回施行したが,それでも空気漏れは停止せず,手術を行った.術前から呼吸状態不良であり術側肺換気下でも酸素化を維持できないと想定され…

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  • 胸骨部分切除により解除した食道亜全摘胸骨後胃管再建後胃管狭窄の1例

    竹内 健司, 河合 清貴, 久留宮 康浩, 世古口 英, 菅原 元, 桐山 宗泰 日本臨床外科学会雑誌 80 (1), 57-61, 2019

    症例は61歳,男性.喉の違和感で精査し,胸部上部食道癌と診断された.胸腔鏡下食道亜全摘,3領域リンパ節郭清,開腹細径胃管作成・胸骨後経路頸部食道胃管吻合術を施行した.術後摂食障害のため施行したCT検査および上部消化管造影検査で胸骨柄による圧迫が胃管狭窄の原因と考えられたため,胸骨部分切除術を施行し通過障害の改善を認めた.胸骨後経路は胸腔内経路に比べ縫合不全が起きた場合の縦隔炎のリスクが低いことや…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献3件

  • Model completeness of generic graphs in rational cases

    桔梗, 宏孝 Archive for Mathematical Logic 5 (7-8), 769-794, 2018-11

    Let K-f be an ab initio amalgamation class with an unbounded increasing concave function f. We show that if the predimension function has a rational coefficient and f satisfies a certain assumption …

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  • 気胸を契機に診断されたサルコイドーシスの1例

    吉積 悠子, 冨岡 洋海, 勝山 栄治, 河端 美則 The Japanese Journal of Sarcoidosis and Other Granulomatous Disorders 38 (1_2), 71-75, 2018-10-25

    <p>症例は33歳,女性,現喫煙者.X年6月に右気胸のため当院救急外来を受診し,入院の上で胸腔ドレナージを施行した.気腫性囊胞評価目的の胸部CTで両肺びまん性に微細粒状影を認めた.血清学的検査,気管支鏡検査を施行し感染症は否定的だったが診断には至らず,同年8月に胸腔鏡下肺生検を施行,生検組織の病理所見で囊胞壁内に炎症細胞浸潤,非乾酪性類上皮細胞肉芽種による胸膜弾性板断裂所見を認め,サルコイドーシ…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件

  • 両肺の自然気胸を反復したサルコイドーシスの1例

    小玉 賢太郎, 角 俊行, 高橋 洋平, 吉川 匠, 多屋 哲也, 森 勇樹, 宮島 さつき, 高橋 守, 千葉 弘文, 山田 玄, 高橋 弘毅 The Japanese Journal of Sarcoidosis and Other Granulomatous Disorders 38 (1_2), 66-70, 2018-10-25

    <p>50歳代,女性.健診の受診歴はない.約1カ月間持続する乾性咳嗽を主訴に近医を受診し,胸部CTで間質性肺炎が疑われたため当科へ紹介となった.反復する左気胸を認めるため入院.治療と診断を兼ねて手術を施行し,切除肺の病理組織所見で広義間質の線維化と肺胞壁断裂による気腫性囊胞,非乾酪性類上皮細胞肉芽腫を認め,サルコイドーシスと診断した.その後も,両肺の気胸発症を繰り返し,間質性陰影の進行と呼吸困難…

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  • 英語物語文を用いたプレゼンテーション教育の実践

    村木, 恭子, 松岡, 佐和美, MURAKI,Kyoko, MATSUOKA,Sawami 桜花学園大学保育学部研究紀要 (17) 193-200, 2018-03-16

    コミュニケーション能力育成を目的とした授業展開の試みの1つとして、2つの習熟度クラス(中上級・中級)において、少人数のグループに分かれて、英語で書かれた物語文を用いてプレゼン テーション活動に取り組み、その効果及び参加者の意識について考察した。 その結果、両習熟度共に、fluencyに対する評価が低く、中上級クラスについてはcorrectnessに対する評価も低いことが分かった。また自由記述コメ…

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  • 自然気胸を契機に発見された19歳の肺癌の一例

    良永, 康雄, 吉田, 純, 江島, 有美香, 三笠, 圭太, 吉山, 康一, 古賀, 康秀, 福與, 健二郎 自治医科大学紀要 40 41-45, 2018-03

    症例は19歳,男性。再発性の自然気胸で手術目的に当科紹介となった。CT上はブラが明らかでなく,腫瘍を含め他病変も指摘できなかった。胸腔ドレナージの後に胸腔鏡手術を行った。鏡視下にも明らかな責任病変を確認できなかった。肺尖部に5mmの発赤を伴う小隆起を認め,これを含む4か所に病変を疑い切除した。術後5日目に再発なく退院となった。術後病理で肺尖部の組織片に腺癌が指摘された。原発性の上皮内癌で切除断端…

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  • 非結核性抗酸菌症治療中に気胸を発症した高齢女性の1例

    安藤 克敏, 石井 正紀, 米永 暁彦, 柴崎 孝二, 山口 泰弘, 浦野 友彦, 小川 純人, 秋下 雅弘 日本老年医学会雑誌 55 (1), 136-142, 2018

    <p>症例は82歳女性.X年に胸部異常陰影を認め,他院で非結核性抗酸菌症(NTM症)と診断され,喀痰検査ではMycobacterium avium complex(MAC)が検出されており,以降は未治療で経過観察されていた.当院呼吸器内科でX+15年7月からクラリスロマイシン800 mg/日,エタンブトール750 mg/日,リファンピシン600 …

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献4件

  • 社会的協働のコミューン : アントニオ・ネグリへの<大都市>についてのインタビュー

    ネグリ アントニオ, トマゼッロ フェデリーコ, 北川 眞也[訳] 空間・社会・地理思想 21 127-140, 2018

    フェデリーコ・トマゼッロ : いまや数年前のことですが、このインタビューの対象である<大都市>metropoliについて、君がこれまでに書いた文章が、一冊の本に所収されました。そのタイトルは、『工場から大都市へ』ですが、これはある格言へと言及するものでしたね。それによれば、工場が労働者階級に対して存在したように、<大都市>はマルチチュードに対して存在する、というわけです。……

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  • 縦隔ヘルニアを伴う気腫性肺嚢胞による右自然気胸の1例

    寺田 百合子, 古畑 善章 日本臨床外科学会雑誌 79 (8), 1640-1643, 2018

    81歳,男性.突然の右胸部痛と呼吸困難を自覚し,当院に救急搬送された.来院時,右肺の呼吸音が減弱し,胸部単純X線写真で右気胸と診断された.胸腔ドレーンを挿入し,ドレナージを開始した.胸部CTで,前縦隔部の縦隔ヘルニアを伴う肺嚢胞を認めた.ドレナージ後5日経過するも肺瘻が遷延するため胸腔鏡下手術を施行した.胸部CTで認めた肺嚢胞が責任病変であり,自動縫合器で切除し,ポリグルコール酸シートで被覆した…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献8件

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