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検索結果 83 件

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  • 肝・胆道

    金山 和樹, 今野 和治, 米田 操 医学検査 71 (J-STAGE-1), 49-59, 2022-01-31

    ...肝小葉は肝細胞と内皮細胞,クッパー細胞,星細胞,ピット細胞の類洞細胞とからなり,門脈領域には樹状細胞が見られる。肝臓の機能はたくさんあるが,糖,脂質,蛋白質の代謝,胆汁の生成・分泌,解毒作用,薬物の代謝,ビタミン・鉄の貯留などがある。...

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  • 急性肝不全―病態解明:発症機序から肝再生まで―

    熊谷 公太郎, 馬渡 誠一, 井戸 章雄 日本消化器病学会雑誌 117 (9), 750-755, 2020-09-10

    ...<p>急性肝不全は致死的な疾患であり,肝移植以外に有効な治療法がない.急性肝不全の発症機序を知ることは新たな治療法を開発するためには不可欠である.今回われわれは急性肝不全の発症から肝再生まで中心的な役割を果たす単球,マクロファージに着目し,機序について概説する.発症から肝再生・修復までの過程は,肝細胞死の誘導,クッパー細胞の活性化,単球の肝組織への遊走・分化・増殖,炎症性マクロファージから抗炎症性マクロファージ...

    DOI PubMed 医中誌 被引用文献1件

  • Organovo社3D 肝臓組織モデルを用いた肝毒性評価

    太田 優 日本毒性学会学術年会 46.1 (0), S20-6-, 2019

    ...</p><p> Organovo社が開発したExVive<sup>TM</sup>ヒト3D肝臓組織は、3種類(肝細胞、肝星細胞、内皮細胞)もしくは4種類(肝細胞、肝星細胞、内皮細胞、クッパー細胞)のヒト細胞で構成された三次元組織モデルである。...

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  • 非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)の病態進展に関わる鉄過剰の役割

    新 真智, 井澤 武史, 桑村 充, 山手 丈至 日本薬理学雑誌 154 (2), 61-65, 2019

    ...鉄過剰はNASHの病態進展に寄与している可能性がある.ラットの高脂肪・鉄過剰食長期給餌実験モデルにおいて,高脂肪食の単独給餌によってヒトNASHに類似したアラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)優位な肝逸脱酵素の上昇を伴う肝実質の炎症が経時的に認められるが,高脂肪・鉄過剰食の給餌によって炎症性サイトカインの発現上昇を伴う炎症の増悪が示される.また,この高脂肪食・鉄過剰食給餌群の肝臓では,病変部のクッパー...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献34件

  • ヒト初代肝細胞とクッパー細胞のスフェロイド共培養系を用いた肝毒性評価系の検討

    一ツ町 裕子, 一ツ町 知明, 岡 宏昭, 森田 文雄, 箱井 加津男 日本毒性学会学術年会 44.1 (0), P-109-, 2017

    ...<br> 各化合物を曝露したヒト初代肝細胞とヒトクッパー細胞の共培養スフェロイドは,各蛍光プローブの測定において,それぞれ用量依存的に特徴的な変化が認められた.培養上清中のアルブミン量,LDH量は化合物の曝露量ならびに曝露時間で変動した.また,HE染色及び免疫組織標本において,クッパー細胞の存在が確認され,化合物によって,肝細胞変性及び壊死像や空胞化などを認めた.以上のことから,ヒト初代肝細胞とヒトクッパー...

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  • ラット肝臓における細胞特異的マイクロRNAの探索

    織田 進吾, 赤井 翔, 中島 晶, 横井 毅 日本毒性学会学術年会 43.1 (0), P-44-, 2016

    ...非実質細胞を用いて、培養ディッシュへの結合性からクッパー細胞を、SE-1抗体結合ビーズを用いた精製法により類洞内皮細胞を、フローサイトメトリーにより星細胞を単離した。各細胞の純度はフローサイトメトリーにより測定した。単離した各細胞よりsmall RNA画分を抽出し、miRNAの網羅的解析を行った。網羅的解析の結果、各細胞種特異的なmiRNAが見出された。...

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  • 血小板の運命を司るクリアランス機構

    齊藤 洋, 大森 司 日本血栓止血学会誌 27 (5), 547-552, 2016

    ...止血反応,および血管内の統合性を保つために,生体では一日10<sup>11</sup>個もの血小板が入れ替わる.巨核球は骨芽細胞性ニッチに存在する造血幹細胞から分化,成熟,増殖する.成熟した巨核球は血管性ニッチに移動し,細胞体の一部を血小板として放出する.血中の血小板は老化に伴い膜糖タンパク質の糖鎖が修飾され,肝細胞のガラクトース受容体Ashwell-Morell receptor(AMR)や肝臓クッパー...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献27件

  • アンディローバ(Carapa guianensis)含有リモノイド成分の脂肪性肝炎抑制作用

    森川 敏生, 二宮 清文, 二宮 与, 丸本 真輔, 酒井 千恵, 宮澤 聖也, 尾関 快天, 松尾 菜都子, 村岡 修, 菊地 崇, 山田 剛司, 田中 麗子 天然有機化合物討論会講演要旨集 58 (0), Poster36-, 2016

    ...<sup>3-12)</sup> </p><p>3.アンディローバ含有リモノイド成分の肝保護作用</p><p> GalN/LPS 誘発肝障害モデルは,GalN で障害を受けアポトーシスを受けやすくなった肝細胞に,LPS 刺激により活性化されたクッパー細胞やマクロファージなどが産生する TNF-a などの炎症性サイトカインが作用し,肝細胞死を起こすと考えられている.アンディローバの主要リモノイド成分である...

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  • 肝障害スクリーニングの現状について

    山田 久陽 日本毒性学会学術年会 42.1 (0), W4-1-, 2015

    ...肝細胞のみでなく、クッパー細胞などとの共培養、サイトカインなどの添加による培養系も肝障害発症メカニズムの面から導入されている。エンドポイントとしては、肝障害の重要な標的とされるミトコンドリア毒性、さらに酸化ストレスの指標となるROS、GSHの検出、アポトーシスの検出など、必要に応じた項目が選択され使用されている。...

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  • サイトカイン・インバランスに着目した薬物性肝障害評価法の構築

    出口 二郎, 後藤 志麻, 森脇 さや香, 宮脇 出, 矢吹 昌司, 船橋 斉 日本毒性学会学術年会 42.1 (0), S6-3-, 2015

    ...<br>そこで我々は、まず正常ラット肝より調製した培養クッパー細胞にLPSおよびiDILI誘発化合物を添加し、TNF-alphaやIL-1beta等の炎症性サイトカインとIL-6やIL-10等の抗炎症性サイトカインとのバランスに与える影響を検討した。...

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  • Acifluorfen誘発肝障害へのCARの関与

    桑田 和倫, 井上 薫, 高橋 美和, 市村 亮平, 森川 朋美, 児玉 幸夫, 吉田 緑 日本毒性学会学術年会 42.1 (0), P-17-, 2015

    ...さらに、Wildではリポフスチン陽性、偏光顕微鏡で陰性の褐色色素をクッパー細胞に認めたが、KOの同変化は軽減傾向にあった。【考察】Wild及びKOではびまん性肝肥大が同程度に認められたが、KOでCARの活性化を示すCYP2B発現は減弱していた。したがって、Acifluorfenが誘発する肝肥大にCARの関与は乏しく、CYP4Aを誘導するPPARαの活性化が主に関与していると考えられた。...

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  • 透過型蛍光イメージングシステムによるラット単核食細胞系のin vivo貪食能測定

    加藤 哲希, Karrie TARTARO, Sandra CASINGHINO 日本毒性学会学術年会 41.1 (0), P-129-, 2014

    ...【結果】免疫組織化学染色により,BioParticlesとED1(マクロファージマーカー)およびED2(常在マクロファージマーカー)との共染色が確認され,BioParticlesが肝クッパー細胞に取込まれていることが実証された。肝臓において、BioParticles投与量に依存した蛍光強度の増強が認められた。...

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  • 肝腫瘍に対する造影超音波

    熊田 卓, 多田 俊史, 金森 明, 乙部 克彦, 竹島 賢治 超音波医学 41 (3), 325-337, 2014

    ...エコー,および付加所見から質的診断を行った.ドプラ所見は,血流,血管,血流特性(拍動波と定在波)および付加所見から質的診断を行った.造影超音波の時相は血管相および後血管相に分類した.血管相は動脈(優位)相と門脈(優位)相分けた.肝腫瘍の鑑別診断は,3つの相所見によって行われる.血管相は腫瘍の質的診断に,後血管相は腫瘍の存在診断に使用される.後血管イメージは「クッパーイメージ」ともよばれ,腫瘍における「クッパー...

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献10件

  • W4-3  ヒト胆管上皮細胞におけるTL1A産生機構の解析

    相葉 佳洋, 小森 敦正, 伊東 正博, 右田 清志, 八橋 弘, 中村 稔 日本臨床免疫学会会誌 36 (5), 341a-341a, 2013

    ...【背景・目的】我々は,日本人原発性胆汁性肝硬変(PBC)の新規疾患感受性遺伝子としてTNFSF15(TL1A)を同定した.また,日本人PBC患者の血中・肝局所においてTL1Aの発現が上昇していること,肝局所におけるTL1A陽性細胞が胆管細胞,血管,クッパー細胞,浸潤単核球であることを明らかにした.今回,ヒト肝内胆管上皮細胞(HIBEC)におけるTL1A産生機構の解析をおこなった....

    DOI Web Site 医中誌

  • イヌにおける1.3-dinitrobenzene単回投与による臓器毒性の病理組織学的検討

    江田 景, 白岩 和己, 楫野 恵美子, 田口 和博, 岩下 直樹, 小関 由紀子, 小松 弘幸, 門田 利人, 齋藤 明美 日本毒性学会学術年会 40.1 (0), 2002126-, 2013

    ...病理組織学的検査では,投与後6時間では著変はなかったが,投与後1日より肺,肝臓及び脾臓のうっ血が,投与後4日より肝クッパー細胞,腎尿細管上皮及び脾臓の黄褐色色素沈着,腎尿細管上皮の好塩基化,脾臓の髄外造血亢進が,投与後14日より肺の肉芽腫及び巣状線維化が,投与後28日より大脳髄質の血管周囲性単核細胞浸潤,血管増生,スポンジ様変性及び軟化巣がみられた。...

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  • 輸入インコ類にみられた鳥ポリオーマウイルス感染症による突然死

    工藤 慈, 真田 靖幸 日本獣医師会雑誌 64 (4), 301-305, 2011

    ...2007年および2008 年に輸入された2羽のインコ類(コガネメキシコインコおよびワカケホンセイインコ)が,札幌近郊のペットショップで突然死した.解剖検査では,両症例ともに,皮下および心臓,肺,肝臓,脾臓,小腸に出血所見がみられた.組織学的に,肝臓には多発性の出血性壊死病巣が認められた.また,肝臓のクッパー細胞および脾臓の単核食細胞系細胞には,特徴的な好塩基性の核内封入体が認められた.さらに,PCR...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献27件

  • 薬物誘導性肝障害に対する女性ホルモンの影響

    豊田 泰之, 常山 幸一, 深見 達基, 中島 美紀, 横井 毅 日本トキシコロジー学会学術年会 38 (0), 20148-20148, 2011

    ...また、Prog前投与時におけるMAPK活性化や、ERK阻害剤であるU0126およびクッパー細胞阻害剤であるGadolinium chloride (GdCl3) 前投与により、Progによる肝障害悪化に対するERK経路およびクッパー細胞の影響について検討した。さらに、薬物投与後におけるRU投与の影響について検討した。...

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  • ナノマテリアルのマウスにおける細胞内局在性に関する研究

    今澤 孝喜, 有森 亮裕, 磯部 将彰, 鍋師 裕美, 物部 容子, 角田 慎一, 堤 康央 日本トキシコロジー学会学術年会 36 (0), 4173-4173, 2009

    ...【結果・結論】肝ではナノシリカの全投与群で多数の粒子がクッパー細胞に貪食されていた。70 nmシリカの全投与群で肝細胞内に粒子が侵入したが、特にnSP70は多数の侵入量が確認された。また、nSP300とnSP300-Cは肝細胞内で観察されたが、nSP300-Nおよび1000 nmシリカの全投与群はいずれも観察されなかった。...

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  • 肝細胞癌診療の進歩**

    須山 正文 順天堂医学 55 (4), 456-460, 2009

    ...これらは肝のクッパー細胞に取り込まれる造影剤である. ソナゾイドは再潅流による診断能も優れており, 現在では多くの肝腫瘍の存在・質的診断に用いられている. 2007年に市販されたGd-EOB-DTPA (EOB・プリモビスト®) は肝細胞に取り込まれ, 胆汁および尿中に半分ずつ排泄されるMRIの造影剤である....

    DOI Web Site 参考文献5件

  • ナノマテリアルの細胞内局在性および細胞毒性について電子顕微鏡による検討

    今澤 孝喜, 西森 光, 角田 慎一, 吉川 友章, 鍋師 裕美, 磯田 勝広, 近藤 昌夫, 八木 清仁, 堤 康央 日本トキシコロジー学会学術年会 35 (0), 104-104, 2008

    ...マウス肝ではナノシリカの全投与群でクッパー細胞にシリカが多数貪食されていた。しかし、70nmシリカは肝細胞質内に侵入し、僅かであるが核内に侵入した像が観察された。また、70nmシリカ100 mg/kg投与群では肝細胞に小管状物質の顕著な増生やミトコンドリアの変性が観察された。一方、300及び1000nmシリカでは肝細胞内に明らかな侵入した像は観察されなかった。...

    DOI

  • 超音波検査用造影剤ペルフルブタン(ソナゾイド注射用)の基礎および臨床試験成績

    松村 学, 杉原 博 日本薬理学雑誌 130 (5), 413-420, 2007

    ...細胞が存在する部位はクッパーイメージングで陽性に造影され,その結果,クッパー細胞が存在しない腫瘍部はクッパーイメージングで陰性に造影された.クッパーイメージングの造影機作が,クッパー細胞によるマイクロバブルの貪食に起因することを,ラットおよびウサギの肝臓の電子顕微鏡および共焦点レーザー顕微鏡観察により検証した.以上から,血管イメージングは,肝腫瘤性病変の血管・灌流を造影することで病変の鑑別診断能向上...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献5件 参考文献19件

  • 分離培養したラット肝構成細胞のγ線に対する遺伝子発現変化

    馬場 泰輔, 桑原 義和, 井上 和也, 栗原 愛, 鈴木 実, 小野 公二, 福本 学 日本放射線影響学会大会講演要旨集 2007 (0), 189-189, 2007

    ...マウス肝のクッパー細胞に特異的にα線照射した場合に発現亢進したHpxn遺伝子と発現減弱したCar3遺伝子は、実質細胞のみに照射した場合は非照射と比較して変化が観察されなかったが、クッパー細胞のみに照射24時間後には両遺伝子共に発現が現弱した。これらの結果から、実質細胞よりもクッパー細胞へのγ線照射の方が、生物影響が大きいと推察された。...

    DOI 医中誌

  • 副作用の薬理  5  肝機能障害

    池田 敏彦 日本薬理学雑誌 127 (6), 454-459, 2006

    ...であると考えられている(一次反応).これに続いて,大部分は未解明のままであるものの,免疫システムの活性化が原因であると考えられ,非特異体質性肝障害では自然免疫システムが,特異体質性肝障害ではこれに加えてアレルギー反応や自己・非自己認識に関わる免疫システムが関与すると推察される(二次反応).アセトアミノフェンに代表される非特異体質性肝障害においては,反応性代謝物による細胞傷害と細胞ストレスが進行すると,クッパー...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献64件

  • 自己免疫性肝疾患、慢性ウイルス性肝炎におけるPD-1/PD-L1/PD-L2の肝内発現動態の検討

    及川 恒一, 高橋 宏樹, 石川 智久, 穂苅 厚史, 銭谷 幹男, 東 みゆき 日本臨床免疫学会総会抄録集 33 (0), 62-62, 2005

    ...またクッパー細胞、類洞内皮細胞にはPD-L1、L2 の発現を認めたが、肝細胞、胆管細胞にはいずれの発現も認めなかった。こうした発現動態は疾患間で差がなかった。また疾患活動性と発現動態に有意な関連は認めなかった。以上より各種肝疾患の肝内でのPD-1、PD-L1、PD-L2発現動態が明らかとなり、それらが病態形成に関与している可能性が示された。...

    DOI

  • Evidence on Inducible Nitric Oxide Synthase Induction in Subjects with Fulminant Hepatic Failures

    ARAI, Makoto, IKEDA, Ikuo, SATO, Hiroshi, NAKAMURA, Shin-ichi, MITSUNAGA, Atsushi, YAMAUCHI, Katsumi, SHIRATORI, Keiko, KAMEOKA, Shingo 東京女子医科大学雑誌 74 (11), 642-649, 2004-11-25

    ...〔結果〕血清NO代謝産物濃度は,急性肝不全患者で101.6±24.3μmol/L,正常人で23.4±4.2μmol/Lであり,急性肝不全患者において有意に高かった. iNOSは免疫組織学的に正常肝標本には見出すことができなかったが,急性肝不全患者から得られた肝組織標本においては大部分で検出された. iNOS mRNAについても急性肝不全患者の肝細胞とクッパー細胞において増加していた.しかし,正常肝標本...

    機関リポジトリ HANDLE Web Site ほか1件

  • 肝切除にて診断しえた中心性瘢痕のない大型のFNHの1例

    山下 信吾, 山本 雅一, 吉利 賢治, 高崎 健 日本外科系連合学会誌 29 (1), 89-93, 2004

    ...Magnetic resonance imaging with contrast medium of superparamagunetic iron oxideではクッパー細胞の少ない腫瘤が予想された。肝腫瘤生検では異型の少ない肝細胞と胆管を含む門脈域と線維性結合織を認め, 限局性結節過形成 (FNH) が疑われたが, 必ずしも腫瘍性病変を否定できず, 肝左葉切除施行した。...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献14件

  • カチオン性リポソーム/pDNA複合体の静脈内投与による遺伝子導入効率と毒性発現の関連性に関する検討

    伊藤 佳孝, 川上 茂, 麓 伸太郎, 山下 富義, 橋田 充 日本薬物動態学会年会講演要旨集 18 (0), 229-229, 2003

    ...一方、複合体は肝臓のクッパー細胞に取り込まれることで、炎症性サイトカインを強く誘導することも知られており、臨床応用に向けては遺伝子発現と毒性に関する包括的な情報が重要であると考えられる。本研究では、種々の条件で調製した複合体を静脈内投与後の遺伝子導入効率と毒性発現の関連性に関して評価した。...

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  • ウイルス感染症とハイパーサーミア

    畑中 正一 日本ハイパーサーミア学会誌 18 (4), 181-189, 2002

    Hyperthermia activates both innate immunity and acquired immunity. Activation of innate immunity includes dendritic cells (DCs), macrophages, natural killer (NK) cells, natural killer T (NKT) cells …

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  • Babesia rodhaini感染スナネズミおよびマウスのリンパ系組織と肝臓の免疫病理学的観察

    須永, 藤子, 並河, 和彦, 岸川, 正剛, 菅野, 康則 動物の原虫病 16 (1), 24-30, 2001-05

    ...感染後3日目から急激に増加したが,スナネズミでは一過性の増加を示した.病理学的変化としては,マウスでは原虫数が急増するに伴って,胸腺の萎縮や胸腺リンパ球の変性・壊死像,脾臓やリンパ節のろ胞内のリンパ球の脱落や変性が観察され,さらに,肝細胞の混濁腫脹,巣状壊死が認められた.しかし,スナネズミでは原虫数の増加に伴い脾洞内に赤血球が充満し,原虫感染赤血球を貧食したマクロファジーが多数観察され,また,肝臓のクッパー...

    日本農学文献記事索引 Web Site 医中誌 参考文献8件

  • 豚サーコウイルス2型感染を伴い多核巨細胞浸潤を特徴とする子豚のび漫性肝臓壊死

    奥田 宏健, 白石 誠, 吉村 範男, 多田 幸四郎, 福冨 豊子, 萱原 佳美, 播谷 亮, 川嶌 健司, 村上 洋介 日本獣医師会雑誌 54 (3), 181-184, 2001

    ...多核巨細胞, マクロファージおよびクッパー細胞の細胞質内に, 免疫組織化学的には豚サーコウイルスに対する陽性抗原が存在し, in situ hybridization検査では離乳後多臓器性発育不良症候群 (postweaning multisystemic wasting syndrome; PMWS) の病原体として疑われている豚サーコウイルス2型 (pmws-PCV) 核酸が検出された....

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献15件

  • 門脈造影下CTで濃染された被膜形成を伴う細小肝癌の1例

    菊山 正隆, 笹栗 毅和, 平井 律子, 北中 秀法, 熊岡 浩子, 萱原 隆久, 望月 千博, 玉腰 勝敏, 松林 祐司, 西平 友彦, 寺崎 久泰 肝臓 40 (12), 661-666, 1999

    ...免疫組織染色では血洞内皮細胞にFactor VIIIの異常発現はなく, クッパー細胞を認識するCD68では周囲肝組織に比較し発現細胞が多く, 特に脂肪化の部分に目立っていた....

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献14件

  • 腸腰筋膿ようを合併した重症型アルコール性肝炎の1例

    上平 晶一, 二村 貢, 藤原 俊文, 山中 桓夫, 井廻 道夫 日本消化器病学会雑誌 96 (4), 427-430, 1999

    ...60歳男性が重症型アルコール性肝炎にともなう多臓器不全の経過中に左腸腰筋膿瘍と後腹膜多発膿瘍を合併した.CTガイド下経皮的ドレナージと抗生剤投与により軽快した.穿刺液より大腸菌が検出され起炎菌と考えられた.重症型アルコール性肝炎ではクッパー細胞の貪食能低下をはじめ肝網内系の機能が低下していることから,経門脈的に大腸菌が侵入し多発膿瘍を形成したと推定された....

    DOI PubMed 医中誌 被引用文献4件 参考文献14件

  • 第23回日本急性肝不全研究会

    富谷 智明, 藤原 研司, 愛場 信康, 沖田 英明, 矢田 豊, 渡辺 明治, 安藤 量基, 大西 弘生, 森脇 久隆, 増原 昌明, 沖田 極, 弘野 修一, 中間 哲文, 森内 昭博, 石野田 与至宏, 林克 裕, 坪内 博仁, 持田 智, 石川 恵子, 間柴 正二, 松井 淳, 大野 明彦, 渋谷 正史, 江口 晋, 藤岡 ひかる, 兼松 隆之 肝臓 39 (11), 854-863, 1998

    DOI Web Site

  • 真菌感染,特にクリプトコックス症における肉芽腫形成

    伊藤 誠, 山岡 秀之, 松永 光太郎, 小木曽 暁, 宮田 和幸, 発地 雅夫 日本医真菌学会雑誌 38 (3), 215-222, 1997

    Granulomatous inflammation is the dominant histopathologic feature of cryptococcal infection. Intravenous inoculation of encapsulated <i>Cryptococcus neoformans</i> cells produces granulomas in the …

    DOI 医中誌 参考文献26件

  • Campylobacter jejuni感染ウズラにおける壊死性肝炎の形成

    三澤 尚明, 大西 貴弘, 内田 和幸, 中井 雅晶, 那須 哲夫, 伊藤 喜久冶, 高橋 英司 The Journal of Veterinary Medical Science 58 (3), 205-210, 1996

    To establish an experimental model for vibrionic hepatitis caused by Campylobacter jejuni, Japanese quails (Coturnix coturnix japonica) were inoculated with C.jejuni strains isolated from chicken …

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献33件

  • ブロイラー鶏の肝プロトポルフィリン障害

    塩沢 道雄, 宮澤 隆, 小枝 鉄雄, 高橋 政寿, 藤原 弘 The Journal of Veterinary Medical Science 57 (3), 549-551, 1995

    Two cases of protoporphyrin (PP) disorder detected in a 60- and 65-day old female chicken were described. The gross lesions were restricted to the livers which were enlarged and dark green to black …

    DOI Web Site PubMed 被引用文献1件

  • 閉塞性黄疸時の脾摘に関する実験的研究

    五味 明 昭和医学会雑誌 53 (1), 84-91, 1993

    胆汁うっ滞性肝障害発現時における脾臓の機能に関する研究は少ない.4週齢のWistar系雄性ラットの総胆管結紮による胆汁うっ滞性肝障害モデルを作成し, 脾摘による肝障害への影響及び肝臓の貪食能についても同時に検討した.脾摘群では, 軽微な肝細胞壊死, ならびに傷害された肝細胞の修復傾向が認められ, また非脾摘群では白脾髄の軽度萎縮を呈したことより, …

    DOI 医中誌

  • 日本猫の全身性セロイド-リポフスチン沈着症の一例(短報)

    中山 裕之, 内田 和幸, 正田 俊之, 上塚 浩司, 佐々木 伸雄, 後藤 直彰 The Journal of Veterinary Medical Science 55 (5), 829-831, 1993

    An 11-month-old castrated male Japanese domestic cat was euthanized because of neurological symptoms such as shivering and difficulty of walking. Histopathological examination showed glial …

    DOI Web Site PubMed 被引用文献2件

  • ジエノクロルの毒性試験の概要

    アグロ・カネショウ株式会社開発部 日本農薬学会誌(Journal of Pesticide Science) 15 (3), 511-514, 1990

    ...マウスを用いた亜急性毒性試験では貧血, 肝の脂肪化, クッパー細胞の腫大, 脾リンパ濾胞萎縮等が最高用量群 (1280ppm) にみられたが, 320ppm (雄38.3mg/kg/day, 雌44.8mg/kg/day) 以下の用量群にはジエノクロル投与の影響はみられなかった....

    DOI NDLデジタルコレクション Web Site ほか1件

  • 著しい肝内銅沈着を伴った原発性胆汁性肝硬変について

    国村 利明, 三枝 利徳, 諸星 利男, 神田 実喜男, 松村 堅二 昭和医学会雑誌 49 (4), 395-400, 1989

    ...本症例の1回目の生検肝組織はStageIIIを呈し, ロダニン染色にて銅は小葉周辺部肝細胞に瀰慢性に沈着しており, クッパー細胞, グリソン鞘内マクロファージにも認められた.2回目の生検肝組織では前同よりも進行したStageIIIで銅沈着は前回と同部位により著明に認められた.剖検肝組織はStage IVを呈し偽小葉周辺部肝細胞を中心にクッパー細胞, グリソン鞘内マクロファージに高度の胆汁欝滞を伴って...

    DOI

  • 肝不全で死亡した全身性エリテマトーデスの1例

    古橋 悦子, 富井 正邦, 松岡 康夫, 入交 昭一郎, 岸本 宏志, 福田 純也 日本臨床免疫学会会誌 11 (4), 404-410, 1988

    A 38-year-old man who had been treated as a patient with systemic lupus erythematosus (SLE) during the last 12 years was admitted to the Kawasaki Municipal Hospital in February, 1986, because of …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件

  • 奇妙なる心嚢炎症例

    古田 睦廣, 浅本 仁, 河合 弘, 徳永 進 医療 32 (6), 770-773, 1978

    ...肝小葉周辺帯にもこの組織球反応は認められたけれども, クツパー細胞は侵されていない. 骨髄にも炎症巣を見出さない.これら脾, リンパ節のBリンパ球領域に壊死は広がつている. 本例は菌血症より二次的に引起された心嚢炎であろうと考えられた....

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