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検索結果 614 件

  • 超極細・異径ワイヤを用いたマイクロねじ・マイクロナットの研究(第2報)

    八木 琢斗, 本田 智 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 124-125, 2023-08-31

    ...<p>線径がdとD(=2d)の異なる極細ワイヤを用いてピッチが(2√2・d)となるマイクロねじとマイクロナットを考案・試作した.このマイクロねじのねじ山形は,直径dの凸円弧と,直径Dの凹円弧を連結したねじ山となり,線径dのワイヤが,ねじ軸に強く接合される特徴を持っている.本報では,同径の極細ワイヤを用いた/異径の極細ワイヤを用いたマイクロねじを試作し,両者を比較した結果について報告する.</p>...

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  • 九州育種基本区のスギ人工交配実生集団における樹冠形状の遺伝性

    武津 英太郎, 倉原 雄二, 松永 孝治, 松下 通也, 平岡 裕一郎 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 385-, 2023-05-30

    ...<p>樹冠径は精英樹の選抜基準の一つであり、「精英樹選抜育種事業実施要領」では、「クローネが狭いこと。枝張数が、スギは45以下、(略)」とされ、幅が狭いことが基準の一つとされた。ここで枝張数とは、個体ごとの樹冠径を胸高直径で補正した値である。個体としての成長を考えた場合は広い樹冠幅を持つ個体が有利であるが、集団としての生産性は狭い樹冠によってより高まる可能性が考えられる。...

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  • クロネシア地域における日本語起源借用語の社会言語学的比較研究

    今村 圭介, 岩村 きらら, 若森 大悟, 宮﨑 捷世, 濵野 良安, 範 静, 沈 璐 社会言語科学 25 (2), 40-55, 2023-03-31

    ...<p>本稿は,ミクロネシア地域の南洋諸島の主要8言語における日本語起源借用語(JOL)の比較考察を行うものである.これまでの当該地域のJOLの研究は個別で行われることが多く,比較研究がほとんど行われてこなかった.そのため,JOL数など各言語における日本語の影響の違いが,どのような要因によって形成されたのか,明らかでないことが多い.本稿において各地域の詳細な社会的・歴史的・言語的背景とともに,JOL全体...

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  • 超極細・異径ワイヤを用いたマイクロねじ・マイクロナットの研究

    八木 琢斗, 本田 智 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 587-588, 2023-03-01

    ...<p>直径がdとD(=2d)の線径が異なる極細ワイヤを用いてピッチが2√2・d)となるマイクロねじとマイクロナットを製作した.このマイクロねじのねじ山形は,直径dの凸半円と,直径Dの凹半円を連結したねじ山形となり,線径が同じ極細ワイヤで製作したマイクロねじに比べ,製作し易く,ねじ山の強度が高い特徴を持っている.本報では,このマイクロねじの構造と製作方法,および,測定した特性について報告する....

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  • 異なる負債の論理が延伸されるとき

    河野 正治 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2023 (0), G04-, 2023

    ...本報告の目的は、「首長に負う社会」として知られてきたミクロネシア連邦ポーンペイ島の事例をもとに、他者に何かを負うことを人々がいかに概念化しているのか、それを通じて彼らがどのように互いの関係性を築いているのかを、在地の諸概念の交錯という視点から明らかにすることである。これは、「首長に負う社会」というステレオタイプ化された像からの脱却を図り、他者に何かを負うことの複雑な諸相に接近する試みである。...

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  • マングローブ生態系への海面上昇影響に関する研究から見えてきたこと

    藤本 潔, 古川 恵太, 小野 賢二, 渡辺 信, 羽佐田 紘大 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 211-, 2023

    ...一方、近年の海面上昇は、全球平均で年3mmを越す速度で進行しつつあり、フィリピンからミクロネシアに至る西太平洋低緯度地域では年10mmを越す海面上昇が観測されている地域も存在し(IPCC 2013)、マングローブ林内では目に見える形での影響が現れつつある(Fujimoto et al. 2022)。...

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  • クロネシア連邦ポンペイ島マングローブ林における全細根生産速度の試算

    小野 賢二, 藤本 潔, 平田 泰雅, 田淵 隆一, 古川 恵太, 渡辺 信, 谷口 真吾, 諏訪 練平, Saimon Lihpai 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 511-, 2022-05-30

    ...そこで本発表では、ミクロネシア連邦マングローブ林の細根の全生産量を調査したので、その結果を報告する。発表者らの調査では、マングローブ林の深さ30cmまでの年間細根生産量は13.8~56.3トンha<sup>-1</sup>と試算され、これは既往報告における値よりも大きく、さらに他の森林生態系と比べても格段に大きいことが分かった。...

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  • アリの巣仲間識別フェロモンとその受容神経機構の研究

    尾﨑 まみこ, 北条 賢, 上尾 達也 におい・かおり環境学会誌 53 (1), 37-44, 2022-01-25

    ...される巣(コロニー)単位で統制のとれた行動を示す.特に,巣外に出て活動する働きアリ(ワーカー)どうしの行動の基盤となるのは,巣仲間を「味方」と判断し,非巣仲間を「敵」と判断する識別ルールである.このルールの成立を可能にしているメカニズムを,敵・味方識別に特化した炭化水素感覚器に着目して,フェロモンを受容体タンパク質へと運ぶ低分子タンパク質CSPやフェロモン受容神経どうしが末梢で情報をやりとりするマイクロネットワーク...

    DOI Web Site Web Site 参考文献8件

  • 権威ある首長でも、権威なき首長でもなく

    河野 正治 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2022 (0), C10-, 2022

    ...本報告では、ミクロネシア連邦ポーンペイ島における首長制と称号を事例として取り上げ、ステレオタイプ的な類型論に陥ることなく、現実に生起するリーダーシップのあり方を負債の証しという観点から明らかにすることを目的とする。...

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  • マイクロピッチねじ・ナットを用いた精密位置決めステージの研究

    大久保 淳, 本田 智 精密工学会学術講演会講演論文集 2021A (0), 381-382, 2021-09-08

    ...<p>線径が20μmの超極細ワイヤを用いてピッチ40μmのマイクロねじとマイクロナットを製作し,これらを組み合わせたマイクロ送りステージを製作した.この送りステージは,マイクロねじの両端にクルトガ機構を取り付け,このクルトガ機構の回転子をスライダ・クランク装置で1回押し/戻しすると,マイクロナットが1μmずつ位置決される構造になっている.本報告では,ステージの位置決め実験結果について報告する....

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  • ブドウ新品種‘グロースクローネ’

    佐藤 明彦, 山田 昌彦, 三谷 宣仁, 河野 淳, 伴 雄介, 上野 俊人, 白石 美樹夫, 尾上 典之, 岩波 宏, 東 暁史, 吉岡 美加乃, 間瀬 誠子, 伊藤 隆男 農研機構研究報告 = Journal of the NARO Research and Development 7 47-61, 2021-07-30

    ...<p>‘グロースクローネ’は,1998 年に‘藤稔’に‘安芸クイーン’の交雑を行い,そこから得た実生から選抜された,紫黒色の大粒ブドウである.2010 年からブドウ第13 回系統適応性検定試験に供試し,2017 年2 月の果樹系統適応性・特性検定試験成績検討会で新品種候補にふさわしいとの合意が得られ,2020 年8 月14 日に第28086 号として種苗法に基づき品種登録された.樹勢は強い.発芽期は...

    DOI DOI 機関リポジトリ ほか1件

  • 異なる栽培法がテンサイ黒根病の被害に及ぼす影響と抵抗性品種による防除効果

    岡崎 和之, 田口 和憲, 松平 洋明, 成廣 翼, 黒田 洋輔 日本作物学会紀事 90 (3), 300-306, 2021-07-05

    <p>テンサイ黒根病は排水不良圃場で発生し易いテンサイの重要病害である.本研究では,黒根病の発生が多い生産者圃場において,黒根病抵抗性が異なる品種を直播栽培と移植栽培で試験し,栽培法の違いが黒根病の発病に与える影響および直播栽培における黒根病抵抗性“強”品種の防除効果について解析した.その結果,圃場の過湿により根部肥大が著しく阻害された2018年は関係性を見出せなかったが,根部肥大が認められた2…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献8件

  • Phonetics of Geminate Nasals in Kiribati

    李 勝勲 国際基督教大学学報. I-A 教育研究 = Educational Studies 63 57-67, 2021-03-31

    ...ミクロネシア語族の一言語であるキリバス語には,短鼻音と長鼻音がある。本論文では男女4人ずつ8 名のキリバス語話者から録音した鼻音のデータに基づく音響分析結果を報告する。8人の話者が8個のア イテムを5回繰り返した320トークンのデータを分析した。その結果は,佐藤(2009, 2011)の報告結果 を支持するもので,長鼻音は短鼻音の2倍以上の長さであった。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 超極細ワイヤを用いたマイクロねじ・マイクロナットの研究(第9報)

    大久保 淳, 本田 智 精密工学会学術講演会講演論文集 2021S (0), 428-429, 2021-03-03

    ...<p>線径が20μm超極細ワイヤを用いてピッチ40μmのマイクロねじとマイクロナットを製作し,これらを組み合わせたマイクロ送りステージを製作した.この送りステージは,マイクをねじの両側にクルトガ機構を取り付け,クルトガ機構のレバーを1回動作(押し離し動作)させると,ナットが1μmずつ左右に移動・位置決めされる構造になっている.本報告では,ステージの位置決め実験結果について報告する.</p>...

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  • 集中観測YMC-北半球夏季モンスーン研究2018及び2020時のLMS6及びRS41ラジオゾンデ湿度データの評価

    米山 邦夫, 藤田 実季子, 清木 亜矢子, 城岡 竜一, 横井 覚, CAYANAN Esperanza O., IGLESIA Cynthia O., CABRERA Olivia C. 気象集誌. 第2輯 99 (4), 1115-1125, 2021

    ...事実、2020年に行った別の集中観測(YMC-BSM 2020)では、ミクロネシア連邦ヤップにおいてLMS6観測を実施しているが、比較実験は行っていない。そこで、YMC-BSM 2018で得られた結果を適用できるか否かを判断する手法を導出した。その方法とは、観測初期値として入力する地上の比湿と、放球直後300mの平均比湿との比較である。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献27件

  • 祭宴の「仕事」と取り繕われた成果

    河野 正治 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2021 (0), D03-, 2021

    ...本報告の目的は、権威がそれのみで存立するのではなく、儀礼労働との連関の上に置かれているという指摘を踏まえたうえで、ミクロネシア・ポーンペイ島の首長制を取り上げ、伝統的権威と儀礼労働の連関について考察することである。本報告では、とりわけ首長の顔色をうかがい「威信」や「名誉」を表現するために、儀礼労働の成果を取り繕うという価値評価の転倒の場面に着目することで、伝統的権威論の新たな視角を提起する。...

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  • 静岡県におけるレタス黒根病の初発生

    佐々木 大介, 宇佐見 俊行 北日本病害虫研究会報 2020 (71), 47-52, 2020-12-15

    <p>2018年6月に静岡県で栽培されていたレタス(<i>Lactuca sativa</i>)に,生育遅延や萎凋といった生育不良症状が発生した.根の褐変部位から分離した糸状菌の同定と接種試験により,本症状は<i>Berkeleyomyces rouxiae</i>によるレタス黒根病であることが明らかとなった.静岡県における本病の発生は本報告が初となる.</p>

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • 超極細ワイヤを用いたマイクロねじ・マイクロナットの研究(第8報)

    大久保 淳, 本田 智 精密工学会学術講演会講演論文集 2020A (0), 265-266, 2020-08-20

    ...<p>線径が20μm超極細ワイヤを用いてピッチ40μmのマイクロねじとマイクロナットを製作し,これらを組み合わせたマイクロ送りステージを開発した.この送りステージは,マイクをねじの両側にクルトガ機構を取り付け,クルトガ機構のレバーを1回動作(押し離し動作)させると,ナットが1μmずつ左右に移動する構造になっている.本報告では,ステージの構造・位置決め動作・実験による位置決め結果について報告する....

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  • インド新産のハングアナ科

    A. P. Balan, K. Anoop, V. Rajilesh, N. S. Pradeep 植物研究雑誌 95 (4), 240-244, 2020-08-20

    ...<p>ツユクサ目ハングアナ科<i>Hanguanaceae </i>をインドから初めて記録した.この科は単型科で,<i>Hanguana</i>属の19種よりなり,これまでスリランカ,マレーシア,ニューギニア,ミクロネシア,オーストラリア北部の熱帯に分布することが知られていた.著者らはケララ州のVembanad-Kol Wetland(ラムサール条約に登録された保護地域)のフロラを調査中,2015年...

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  • ヤップ語における日本語起源借用語の特徴

    今村 圭介, ダニエル ロング 日本語の研究 16 (2), 152-167, 2020-08-01

    ...ミクロネシア連邦ヤップ州は日本統治前から多言語状況を形成しており、その点で他の旧南洋群島の地域とは状況が異なっていた。ヤップ州における日本人人口の割合は小さかったが、多言語状況からリンガフランカとして日本語が使用されていた。そのような状況から日本語起源借用語は、取り入れられた数は少なかったが、他地域よりも頻繁に意味変化が起こっていた。また、日本語からの音韻的な影響も強く見られた。...

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  • 書評

    アジア・アフリカ地域研究 19 (2), 207-234, 2020-03-31

    ...『権威と礼節―現代ミクロネシアにおける位階称号と身分階層秩序の民族誌』風響社,2019年,358 p. </p><p>紺屋あかり <BR/><BR/>永井史男・岡本正明・小林 盾編.『東南アジアにおける地方ガバナンスの計量分析―タイ,フィリピン,インドネシアの地方エリートサーベイから』晃洋書房,2019年,235 p. </p><p>松並 潤 <BR/><BR/>太田 至・曽我 亨編....

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  • 超極細ワイヤを用いたマイクロねじ・マイクロナットの研究(第7報)

    大久保 淳, 本田 智 精密工学会学術講演会講演論文集 2020S (0), 80-81, 2020-03-01

    ...<p>①線径が20μmの2本の超極細ワイヤを,直径0.500mmの極細ピンに密着させて巻き付け,ワイヤをピンに半田付けすることで製作したピッチ40μmのマイクロねじと,②2本の超極細ワイヤを直径0.523mmの極細ピンに密着させて巻き付けて細管に挿入し,ワイヤを細管の内側に半田付けすることで製作したピッチ40μmのマイクロナットを製作し,これらを組み合わせたマイクロ送りステージを開発した.本報では,...

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  • 金平亮三と西欧科学者

    三島 美佐子 日本地理学会発表要旨集 2020a (0), 187-, 2020

    ...一方、南洋の植物については、台湾総督府着任後まもなく東南アジア〜ミクロネシアの有用植物調査に派遣されたことが、後の九大時代におけるニューギニア〜ミクロネシアにおける植物誌研究の素地となっている。200種を超える新種記載を含め、10万点近いさく葉・果実・材鑑のコレクションは世界的に知られており、台湾・九大時代の知見を総括した植物誌は現在も評価が高い(金平1933)。...

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  • 超極細ワイヤを用いたマイクロねじ・マイクロナットの研究(第6報)

    金井 優杜, 本田 智 精密工学会学術講演会講演論文集 2018A (0), 809-810, 2018-08-20

    ...<p>線径が10μmの2本の超極細ワイヤ(タングステン線と金めっきタングステン線)を用いてピッチ20μm,外径1.02mmのマイクロねじとマイクロナットを製作した.また,このマイクロねじとマイクロナットを組み合わせてマイクロ送り機構を構成し,その送り性能を実験的に明らかにしたので,その結果について報告する.</p>...

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  • 超極細ワイヤを用いたマイクロねじ・マイクロナットの研究(第5報)

    金井 優杜, 本田 智 精密工学会学術講演会講演論文集 2018S (0), 865-866, 2018-03-01

    <p>線径が10μmの2本の超極細ワイヤ(タングステン線と金めっきタングステン線)を,直径0.523mmのステンレスピンに密着させて巻き付け,その外側に真鍮製のU字形のリングを配置し,密着巻きしたステンレスピンとU字形リングを半田付けした後,ステンレスピンとタングステン線を抜き取ることで,ピッチ20μm,谷の径0.543mmのマイクロナットを試作した.本報では,このマイクロナットの断面について確…

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  • クロネシア3国の数学授業の特徴

    松嵜 昭雄, 金児 正史 日本科学教育学会研究会研究報告 28 (5), 72-77, 2018

    ...本稿では,学習指導のシステムとしての記述である「授業の基本形」にもとづき,ミクロネシア 3 国の数学授業の特徴づけを行う。そして,日本の基本形に照らし合わせて,比較する。比較対象となった授業の指導者は,いずれも,ミクロネシア3 国広域研修の参加経験がある。3 校の数学授業を比較した結果,「開始」「終末」は異なる活動であり,広域研修の成果や各国独自の取組をいかした活動であった。...

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  • クロネシア連邦ポンペイ州の生活習慣病予防に関する学校保健活動の評価

    小林 房代 了德寺大学研究紀要 (12) 91-98, 2018

    ...世界の成人肥満人口は10%を超え,いずれも生活習慣病が死因の1位となっている.ミクロネシア連邦ポンペイ州でも肥満対策は喫緊の課題とされてきたが,生活習慣改善の行動変容は成人期では容易ではなく,これまで大きな成果はみられていない.  2001年からミクロネシア連邦ポンペイ州保健局公衆衛生課で、生活習慣病対策および学校保健に関わり,小学校における生活習慣病対策に関する健康教育について研究してきた.今回これまでの...

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件

  • 「首長国ビジネス」に対峙する島民たち

    河野 正治 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2018 (0), 86-, 2018

    ...本報告の目的は、首長制社会として知られるミクロネシア連邦ポーンペイ島社会を取り上げ、葬式時に行われる物財の再分配を事例として、その経済実践の論理と倫理の様相を明らかにすることである。とりわけ本報告では、アメリカ統治期以降のポーンペイ島社会において再分配の場が首長制と現金経済との関わりのなかで変質したという歴史的展開を念頭に置き、再分配における実践論理と倫理的次元を検討する。...

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  • 近年のジカウイルス感染症流行域の拡大

    林 昌宏 ウイルス 68 (1), 1-12, 2018

    ...のジカの森で囮動物であるアカゲザルから分離されたフラビウイルス科フラビウイルス属のウイルスであり,主にネッタイシマカやヒトスジシマカ等のシマカ属の蚊によって媒介される.主な症状は発熱,発疹,間接痛であり,その流行域および症状からデング熱およびチクングニア熱の重要な鑑別疾患である.ジカ熱はこれまでにアフリカから東南アジアにかけて散発していたがヒトの症例報告はわずかであった.しかしながら2007年にミクロネシア...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 被引用文献1件 参考文献96件

  • 海面上昇がマングローブ生態系へ及ぼしつつある影響

    藤本 潔, 羽佐田 紘大, 谷口 真吾, 古川 恵太, 小野 賢二, 渡辺 信 日本地理学会発表要旨集 2018a (0), 44-, 2018

    ...近年の上昇速度が年10mmを超えるミクロネシア連邦ポンペイ島では、マングローブ泥炭堆積域で、その生産を担うヤエヤマヒルギ属の立木密度が低下した林分では大規模な表層侵食が進行しつつあることが明らかになって来た(藤本ほか 2016)。本発表は、本年2月および8月に西表島のマングローブ林を対象に実施した現地調査で見出された海面上昇の影響と考えられる現象について報告する。...

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  • クロネシア連邦・ヤップ州の算数教育の現状と課題

    山田 智英, Tomohide YAMADA 鳴門教育大学国際教育協力研究 = NUE Journal of International Educational Cooperation 10 45-48, 2017-02-01

    ...青年海外協力隊として,2年6ヶ月間ミクロネシア連邦,ヤップ州の小学校で算数教員として活動した経験を基に,算数教育の現状と課題についてまとめていく.ミクロネシア政府は,2009年に「Focused Strategic Plan」 (FSP) を発表し,2015年までに達成すべき教育目標を定めたが,算数の学力は大きく向上しなかった.ヤップ州の算数授業は教師主導のため,児童が考える機会や自力で解決する機会...

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  • 超極細ワイヤを用いたマイクロねじ・マイクロナットの研究(第3報)

    金井 優杜, 本田 智 精密工学会学術講演会講演論文集 2017S (0), 831-832, 2017

    ...線経が20μm以下の2本の超極細ワイヤーを,直径0.5mmのピンに密着させて巻き付け,ワイヤとピンを半田付けした後,1本のワイヤーを取り去ることで,ピッチが40μm以下のマイクロネジとマイクロナットを試作した.本報では,マイクロねじ/マイクロナットの製作法,および,ねじの精度と強度について報告する....

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  • 超極細ワイヤを用いたマイクロねじ・マイクロナットの研究(第4報)

    金井 優杜, 本田 智 精密工学会学術講演会講演論文集 2017A (0), 299-300, 2017

    線径が10μmの2本の超極細ワイヤ(タングステン線と金めっきタングステン線)を,直径0.523mmのステンレスピンに密着させて巻き付け,その外側に真鍮製のU字形のリングを配置し,密着巻きしたステンレスピンとU字形リングを半田付けした後,ステンレスピンとタングステン線を抜き取ることで,ピッチ20μmのマイクロナットを試作した.本報では,このマイクロナットの製作法と試作結果について報告する.

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  • マングローブ主要構成種の細根生産・分解速度

    藤本 潔, 小野 賢二, 渡辺 信, 谷口 真吾, リーパイ サイモン 日本地理学会発表要旨集 2017a (0), 100050-, 2017

    ...対象地域は、熱帯湿潤環境下のミクロネシア連邦ポンペイ島とマングローブ分布の北限に近い亜熱帯環境下の西表島とする。...

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  • 再分配の日常倫理

    河野 正治 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2017 (0), C12-, 2017

    ...本報告の目的は、再分配の当事者による倫理的判断を観察しやすい比較的小規模な再分配として、ミクロネシア・ポーンペイにおける首長制にもとづく祭宴を取り上げ、再分配における日常倫理を考察することである。...

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  • 太平洋島嶼国における非感染性疾患(Noncommunicable diseases: NCDs)対策の現状と課題

    野村 真利香, 三浦 宏子, 石川 みどり 国際保健医療 31 (4), 309-321, 2016

    ...同地域を示す呼称として本稿では「太平洋島嶼国」を採用し、日本の二国間協力の対象となっている10ヵ国(サモア、ソロモン、トンガ、バヌアツ、パプアニューギニア、パラオ、フィジー、キリバス、マーシャル、ミクロネシア)を中心に保健指標を活用して疾病構造を確認し、その後、太平洋島嶼国における取組みについて考察した。...

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  • 上顎コーヌスクローネ義歯の5年経過症例

    南 一郎 日本補綴歯科学会誌 8 (3), 309-312, 2016

    ...<p><b>症例の概要</b>:66歳女性,上顎前歯部義歯の不適合を主訴に来院された.全顎的に歯冠修復されており,上顎支台歯に多数のう蝕罹患を認めた.上顎プロビジョナルレストレーションを装着して支台歯の初期治療を行った後に再評価を行い,上顎コーヌスクローネ義歯を装着した.満足度の高い結果が得られ,5年間の経過観察を行った....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献2件

  • クロネッカー・リアプノフ行列を用いた安定境界交差点およびロバスト安定区間の導出法

    陳 連波, 松田 忠典 自動制御連合講演会講演論文集 59 (0), 488-489, 2016

    ...<p>本発表では,クロネッカー・リアプノフ行列を用いた,新たな安定境界交差点およびロバスト安定区間の導出法を提案する.対象とするシステムは,一つの不確かなパラメータが含まれているシステム行列で表されるものである.本手法は,他のguardian mapに基づく手法とは異なり,逆行列の計算を必要としないという長所がある.</p>...

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  • 海面上昇に伴いマングローブ林で起こりつつあること

    藤本 潔 日本地理学会発表要旨集 2016a (0), 100092-, 2016

    ...発表者が四半世紀以上に渡ってマングローブ調査を行っているミクロネシア連邦ポンペイ島では、長期的には1.8mm/yr (1974~2004年)と全球平均とほぼ同様の速度で上昇しているものの、短期的には16.9mm/yr (2002~2010年)と急激な上昇が確認されている(Australian Bureau of Meteorology 2010)。...

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  • 首長への贈与と複数のタイミング

    河野 正治 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2016 (0), H16-, 2016

    ...本報告では、首長制社会として知られてきたミクロネシア連邦ポーンペイ(旧ポナペ)で現在もなされる祭宴や葬式を民族誌的な事例として提示する。そして、通常は「表敬」と理解される村首長への贈与が、いかにその意味づけを変えていくのかを、贈与のタイミングや手続きに着目して明らかにする。その際、単一の場にとどまらないアクター間の活動の違いに応じた、交換のタイミングの複数性に着目して議論を進める。...

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  • 「ニッケイ」の包摂と排除

    飯髙 伸五 文化人類学 81 (2), 228-246, 2016

    ...本稿では、19世紀末以降ドイツ、日本、アメリカによる様々な形態の統治を継続的に受けてきたミクロネシアのパラオ社会において、人々が重層的植民地状況にいかに対峙してきたのかを、在地の親族集団のレベルから解明する。...

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  • クロネシア連邦離島社会の主流島嶼への統合と異化

    柄木田 康之 文化人類学 81 (3), 485-503, 2016

    ...本稿では新興国家ミクロネシア連邦の中心島嶼に位置する主流派社会と少数 離島社会の在地の論理によって実践される共生の様態を報告した。</p> <p>ヤップ州の本離島関係には交易ネットワークの連鎖に基づく領域と、本島と離島をカテゴリーとして対比する領域が存在する。本島離島の二元化は第二次大戦後の米国信託統治の枠組みで生じ、独立後、離島出身公務員のアソシエーションの枠組みともなった。...

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  • アルデヒド-アルドース誘導体の[3+2]環化反応を鍵反応とするDysiherbaine類の合成研究

    保戸田 滉樹, 大沼 朝未, 日下部 幸祐, 田中 亜季, 佐々木 郁雄, 杉村 秀幸 天然有機化合物討論会講演要旨集 58 (0), Poster31-, 2016

    ...<p>【研究背景及び目的】</p><p>Dysiherbaine (1)、Neodysiherbaine A (2)は酒井らによりミクロネシア連邦産海綿Dysidea herbaceaから単離された興奮性アミノ酸と呼ばれる神経毒の一種である<sup>1</sup>。その構造的特徴として、六つの不斉中心を含むシス-縮環型ヘキサヒドロフロ[3,2-b]ピラン環にグルタミン酸の部分構造を有している。...

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  • 県産品を用いた各種焼酎の開発

    上東, 治彦, 加藤, 麗奈, 甫木, 嘉朗, 内山, 貴雄 高知県工業技術センター研究報告 = Reports of Kochi Prefectural Industrial Technology Center (46) 12-18, 2015-10

    ...ミクロネシア産タロイモ焼酎は純アルコール収得量も高く、くせが少なくスッキリとした味となった。...

    日本農学文献記事索引

  • クロネシア連邦ポーンペイ島のナン・マドール遺跡とシャウテレウル王朝期の遺跡について

    片岡 修, 長岡 拓也, 長友 俊一郎 研究論集 101 69-88, 2015-03

    今夏の調査に基づき、(1)確認したシャウテレウル王朝期の遺跡を検討し、(2)ナン・マドール遺跡の調査成果とユネスコ世界文化遺産登録申請の進捗状況を紹介し、(3)今後の課題を明確にした。 ナン・マドール遺跡に隣接するテムエン島内で、3種の祭祀遺構を確認した。テムエン島だけでなくポーンペイ島各地に築かれた同類の遺構との比較研究から、ナン・マドールを基盤にポーンペイ全島を統一したシャウテレウル王朝の支…

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  • 儀礼的再分配を通じた「村」の構築

    河野 正治 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2015 (0), C13-, 2015

    ...本発表では、「再分配を通じた集団の生成」という分科会テーマに即し、ミクロネシア連邦ポーンペイにおいて、再分配の実践がいかに「集団」を生みだすのかを示していく。これは、首長を中心とする集団のあり方を所与とせず、再分配の実践こそが「集団」の境界やあり方、ひいては首長を取り巻く関係性を様々に作り出す点を明らかにする試みである。...

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  • 状況に置かれた伝統的権威 : ミクロネシア連邦ポーンペイの首長制にみるフレームの緊張

    河野 正治 文化人類学 80 (2), 150-171, 2015

    ...本稿の目的は、ミクロネシア連邦ポーンペイの首長制に見られる住民の両義的な態度に焦点を当て、いわゆる伝統的権威がどのように人々の目に見えているのか、その「見え方」がいかなる関係から構成されているのかを明らかにすることにある。現代ポーンペイにおける両義的な首長の「見え方」を捉えるうえで、首長の「位置」を焦点とする先行研究の議論は、当事者の多様性や権威の不確実性を注視しない点で不十分である。...

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  • 据え置き型振動センサを用いた人の行動同定

    朱牟田 善治, 小田 義也, 澤本 潤, 厚井 裕司 電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌) 135 (12), 1583-1593, 2015

    The paper presents a model to identify person's actions using non-portable vibration sensor. In Japan, because solitary aged persons, who require the care, rapidly increases, a watching support …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件

  • 広域分布種モモタマナの小笠原諸島における遺伝的多様性と遺伝構造

    鈴木 節子, 大谷 雅人, 須貝 杏子, 永光 輝義, 加藤 英寿, 吉丸 博志 日本森林学会大会発表データベース 126 (0), 317-, 2015

    ...モモタマナはアフリカ、オーストラリア北部、東南アジア、ミクロネシアに広く分布し、日本では琉球列島と小笠原諸島に生育する。本研究では、小笠原諸島におけるモモタマナの遺伝的多様性と遺伝構造を葉緑体シークエンスと核マイクロサテライト(核SSR)マーカーを用いて調べた。遺伝的多様性は集団間で有意差は見られなかったが、最も開発の進んでいる父島においてボトルネックを受けた集団の存在が示唆された。...

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  • クロネシアにおける海面保有と資源保護の様式

    須藤 健一, Ken'ichi Sudo 国立民族学博物館研究報告 = Bulletin of the National Museum of Ethnology 39 (2), 175-235, 2014-11-28

    ...一方,ミクロネシア諸国においては外部からの指示による漁業資源の管理と保護という動きはそれほど顕著ではない。 本論では,ミクロネシアの11 社会を対象に,海面保有と海洋資源の管理と保護の慣行について筆者の調査資料と文献資料によって記述・分析し,その多様性と共通性を検討した。その結果,伝統的な海面保有,資源利用と管理・保護の仕組みが依然として維持されていることが明らかになった。...

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  • 09 オセアニアのカヌーの船体構造とその特質 -特に板接ぎ技法について-

    石村 智, Ishimura Tomo 国際常民文化研究叢書5 -環太平洋海域における伝統的造船技術の比較研究- =Culture Studies Monographs 5 -Comparative Research on Traditional Boat-Building Techniques around the Pacific Rim- 5 145-157, 2014-03-01

    ...もうひとつは「肋材のような部材」の存在で、オセアニアではメラネシアとミクロネシアの一部に分布するが、東南アジアのバリ島やフィリピンにも似たような技法が存在する。このことから、オーストロネシア語族集団がもともと持っていた技術であった可能性と、比較的新しい時期に東南アジアで発展した後にオセアニアに伝播した可能性の、二通りが想定される。...

    機関リポジトリ

  • フロンドシンAの不斉合成研究

    伊藤 元気, Thrimurtulu Neetipalli, 夏目 隼太郎, 砂土居 裕太, Janagiraman Krishnamurthi, 穴田 仁洋, 橋本 俊一 天然有機化合物討論会講演要旨集 56 (0), Poster54-, 2014

    ...<p> フロンドシンA (1)は1997年にFreyerらによってミクロネシアのポンペイ島産の海綿Dysidea frondosaから単離されたセスキテルペンであり、IL-8受容体およびプロテインキナーゼC-a阻害活性をもつ<sup>1)</sup>。構造上の特徴として、10位にヒドロキノンが置換したビシクロ[5.4.0]ウンデセンをコア構造とし、エキソメチレンをもつことが挙げられる。...

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  • クロネッカー・リアプノフ行列を用いたロバスト安定性に関する端点結果の証明

    松田 忠典 自動制御連合講演会講演論文集 57 (0), 2076-2079, 2014

    ...制御システムのロバスト安定性を容易に判定するため,端点結果成立条件を導くことが求められている.システム行列のロバスト安定性に関する端点結果成立条件として,クロネッカー・リアプノフ行列を用いた条件が提案されている.しかしながら,その証明には誤りがあり,クロネッカー・リアプノフ行列を用いた端点結果成立条件の正否は解明されていない.そこで本稿では,端点が二つであるならば,クロネッカー・リアプノフ行列を用いた...

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  • 評価する行為としての再分配

    河野 正治 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2014 (0), 98-, 2014

    ...本報告では、ミクロネシア連邦ポーンペイにおいて、いかにヒエラルキーが社会的に実践されているのかを考察する。ポスト植民地期のポーンペイでは、伝統的称号に限らず、多様な評価の指標がある。しかし、再分配の実践では、その形式性ゆえに、多様な評価をもちうる人々を単線的な序列に配列しなければならない。...

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  • 海綿由来GABA類縁体とその部分構造の合成研究

    菅野 由香, 境 倫宏, 田中 健斗, 石川 裕一, 及川 雅人 天然有機化合物討論会講演要旨集 55 (0), PosterP-47-, 2013

    ...</p><p>これまでにミクロネシア産海綿L. chondrodesから、イオンチャネル型グルタミン酸受容体の選択的アゴニストであるdysiherbaineをはじめ、dysibetaine CPa (DBCPa, 1) やdysibetaine CPb (DBCPb, 2) などのアミノ酸関連化合物が酒井らによって単離されている<sup>1)</sup>。...

    DOI

  • 天然歯とインプラントを支台としたコーヌスクローネテレスコープ義歯の1症例

    杉浦 健純 日本補綴歯科学会誌 5 (1), 96-99, 2013

    ...<br><b>考察:</b>コーヌスクローネテレスコープ義歯装着により,咬合関係が改善され,機能時における義歯の安定が得られた.また形態が単純化されることにより清掃性が向上し,審美性,発音機能の回復がなされた.<br><b>結論:</b>天然歯とインプラントと欠損部が混在する歯列に対しコーヌスクローネテレスコープ義歯の適用により患者の口腔関連quality of lifeの向上に寄与した....

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 段階的な吸気抵抗負荷法における吸気筋活動特性

    石井 伸尚, 毛利 央重, 冨田 和秀, 立元 寿幸, 大瀬 寛高, 居村 茂幸 理学療法学Supplement 2012 (0), 48100716-48100716, 2013

    ...本研究では、吸気の開始と終了を同定するため、差圧トランデューサー(PRESSURE TRANDUCER TP-604T,日本光電)を介してアンプ(PRESSURE AMPLIFIER PA501, クローネ)で増幅し、換気量と同期させながら吸気筋群の表面筋電図を測定する装置を用いた。...

    DOI 医中誌

  • メッシュフリー法を用いた薄板組合せ構造物の幾何学的非線形解析に関する研究

    貞本 将太, 田中 智行, 岡澤 重信 理論応用力学講演会 講演論文集 62 (0), 191-, 2013

    ...配置した補間関数を用いて近似する.メッシュフリー法では要素の概念を用いない特性上,大変形問題や破壊現象などの表現を得意とする.本研究ではこれまでに板構造物の幾何学的非線形解析について検討を行ってきた.板によって構成される実際の構造を考えたとき,多くの構造物は複数の板の組み合わせによって成る.この様な構造の解析を実施するためには板同士の接合面において変形の連続性を定義する何らかの方法が必要となるが,クロネッカーデルタ...

    DOI

  • 周縁からの制度変革

    土肥 将敦 社会・経済システム 33 (0), 149-162, 2012-11-15

    <p> This paper explores how a social business is created. Social business is created by social entrepreneurs. The concept of social entrepreneur is closely associated with the concept of …

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  • クロネシア連邦,ポナペ島K村住民の食生活と肥満の現状(2009年住民健診)

    松本,衣代, 瀬口,春道, 谷口,洋, 波田,重煕, 瀬口,聡子, 西田,実継, Ketut,Suastika, A.A.,Gde, 梶原,苗美 神戸女子大学健康福祉学部紀要 4 47-55, 2012-03-10

    ...ミクロネシア連邦共和国の肥満人口は世界第3位と知られている。著者らは,メタボリックシンドローム等の急激な増加が懸念される同地域の人びとの食生活習慣の変化に伴う健康障害の予防に資するよう,科学的現状把握と基礎データ収集のための調査を,国際NPOフレンズ・オブ・ミクロネシアより依頼され,2009年3月,ポナペ島の首都近郊の一村落の住民(男性19人,女性37人)の協力を得て健康栄養調査を実施した。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件

  • 超極細ワイヤを用いたマイクロねじ・マイクロナットの研究(第2報)

    本田 智, 林 博規 精密工学会学術講演会講演論文集 2011S (0), 873-874, 2011

    ...線経が20μmの2本の超極細ワイヤーを,直径0.5mmの金メッキ真鍮ピンに密着させて巻き付け,ワイヤとピンを半田付けした後,1本のワイヤーを取り去ることで,ピッチが40μmのマイクロネジを試作した.また,このマイクロネジに嵌るマイクロナットを試作した.本報では,マイクロねじ/マイクロナットの製作法,および,ピッチ精度/強度について報告する....

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  • 超極細ワイヤーを用いたマイクロ機械要素の研究

    本田 智 精密工学会学術講演会講演論文集 2011A (0), 591-592, 2011

    ...線径が100μm以下のタングステン線,ステンレス線を用いて,ピッチが40μmのマイクロねじ,マイクロナット,モジュールがm=31.2μmのマイクロ斜歯歯車,マイクロ曲がり歯かさ歯車,および,軸流マイクロタービンを試作した.本研究では,これら超極細ワイヤーを用いたマイクロ機械要素についてその試作結果と特性実験について報告する....

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  • クロネシア連邦で栽培される作物とその利用事例

    遠城, 道雄 鹿児島大学農学部農場研究報告 32 27-30, 2010-03-16

    ...ミクロネシア連邦で栽培される主な作物は湿地性のタロイモであるジャイアントスワンタロ, ヤムイモ類, パンノキである。ジャイアントスワンタロは湿地が必要であるので, 栽培前に湿地の造成が必要となるが, 周年での収穫が可能である。ヤムイモやパンノキは収穫期に季節性があるため, パンノミからは発酵貯蔵食品が製造されている。...

    HANDLE Web Site Web Site

  • 真空練和容器とスパチュラに付着した水滴量に対する振りきり操作の有効性

    金谷 貢, 大川 成剛, 渡辺 孝一, 木村 勇雄 日本歯科理工学会学術講演会要旨集 2010s (0), 63-63, 2010

    ...インプラントの上部構造やコーヌスクローネは,従来の補綴物よりも高い寸法精度が必要とされる.石膏や埋没材の混水比は寸法精度に影響するので,正確さが求められるが,臨床の場では,練和器具に水滴が付着したまま使用されていることがある.そこで前回は,真空練和容器とスパチュラにどの程度の量の水滴が付着しているかを検討した.今回は,付着水滴を振りきる操作によって,付着水滴量が無視しうる程度になるかを検討した....

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  • 冬季の三陸沖陸棚斜面におけるイシイルカの餌選択性

    岡本 亮介, 大泉 宏, 内川 和久, 伊藤 正木, 岩﨑 俊秀, 加藤 秀弘 日本水産学会誌 76 (1), 54-61, 2010

    ...胃内容物分析の結果,餌生物の大半が中層性マイクロネクトンであり,日中にも摂餌を行うことが示唆された。日中の着底トロール調査において,重量組成で優占したタラ科魚類は,イシイルカの胃内容物から出現せず,イシイルカの主要餌生物が日周鉛直移動種のトドハダカやホタルイカであったことから,日中には底層に分布するエネルギー含有量の高いトドハダカやホタルイカを,選択的に摂餌することが示唆された。<br>...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献1件 参考文献50件

  • 流域圏を基盤とする集落の持続的土地利用に関する研究

    飯田 晶子, 野口 翠, 大澤 啓志, 石川 幹子 都市計画論文集 45.1 (0), 45-50, 2010

    本研究は、パラオ共和国バベルダオブ島を対象として、「構造」、「機能」、「変化」の三つの視点から、流域内を基盤とした集落の持続的土地利用について分析と考察を行った。その結果、第一に、「変化」の視点では、1920年代と2006年の集落分布の比較から、現存集落は37、消失集落は28、新規集落は8つあり、少なくとも約一世紀に渡り存続する集落を抽出することができた。第二に、「構造」の視点では、集落の立地環…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献25件

  • テンサイの黒根病抵抗性に関する片側ダイアレル分析

    田口 和憲, 大潟 直樹 育種学研究 12 (1), 9-15, 2010

    圃場抵抗性の異なる5つのテンサイ自殖性O型系統の親および片側ダイアレル交配したF<sub>1</sub>を用い,黒根病の圃場抵抗性に関するダイアレル分析を行った.2年間にわたり同じ実験計画のもとに抵抗性検定を実施した.両年の分析結果は概ね一致し,ダイアレル分析における分散分析では,a項(相加効果)ならびにb項(優性効果)は1%水準で有意であった.次に,(V<sub>r</sub>,W<sub>r…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献28件

  • 超極細ワイヤを用いたマイクロねじ/マイクロナットの研究

    林 博規, 本田 智 精密工学会学術講演会講演論文集 2010S (0), 637-638, 2010

    ...線経が20μmの2本の超極細ワイヤーを,直径0.5mmの金メッキ真鍮ピンに密着させて巻き付け,ワイヤとピンを半田付けした後,1本のワイヤーを取り去ることで,ピッチが40μmのマイクロネジを試作した.また,このマイクロネジに嵌るマイクロナットを試作した.本報では,マイクロねじ/マイクロナットの製作法,および,ピッチ精度/強度について報告する....

    DOI

  • セラミック長繊維を用いたマイクロねじ・ナットの研究(第2報)

    本田 智 精密工学会学術講演会講演論文集 2009A (0), 413-414, 2009

    ...線径が7μmのアルミナ・シリカ長繊維を多数本束ねた単糸(外径0.16mm)と,断面が円形でない極細金属線(長径0.16mm)のを,セラミック軸に接着させながら密着して巻き付け,接着剤が固化した後,金属線を軸から剥がし取ることで,ねじ山が三角形状や四角形状でピッチが0.32mmのセラミックねじおよびナットを試作した.本報では,マイクロねじ・ナットの製作方法および試作したねじ・ナットの精度・特性について...

    DOI

  • セラミック長繊維を用いたマイクロねじ・ナットの研究

    漆畑 晃太郎, 本田 智 精密工学会学術講演会講演論文集 2009S (0), 785-786, 2009

    ...線径が7μmのアルミナ・シリカ長繊維を撚った単糸(外径0.16mm)と線径が0.16mmの極細金属線を,セラミック軸に接着させながら密着して巻き付け,接着剤が固化した後,金属線を軸から剥がし取ることで,ピッチが0.32mmのセラミックねじおよびナットを試作した.本研究では,マイクロねじ・ナットの製作方法および試作したねじ・ナットの精度・特性について報告する....

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  • マーシャル諸島共和国・マジュロ環礁における洲島の基盤となるサンゴ礁の構造と形成過程

    菅 浩伸, 鈴木 淳, 横山 祐典, 中島 洋典, 鈴木 倫太郎, 安達 寛 日本地理学会発表要旨集 2009s (0), 1-1, 2009

    ...1.はじめに ミクロネシアのマーシャル諸島共和国は29の環礁より国土が構成される環礁立国である。今後の温暖化による海面上昇の影響が危惧される中で,首都のマジュロ環礁では海面上昇対策の護岸建設や礁湖側の埋立て護岸などのためにサンゴ礁礁原の石灰岩を採掘している所もある。本研究では同環礁で洲島の基盤をなし,また重要な石材資源ともなっているサンゴ礁地盤の構造とその形成プロセスについて報告する。...

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  • 交易ネットワークと離島カテゴリー

    柄木田 康之 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2009 (0), 86-86, 2009

    ...ミクロネシア連邦ヤップ州の本島と離島の関係は,本島と離島を二元的カテゴリーとして対比する側面と,序列化された交易ネットワークとして結びつける側面が存在する。1980年代離島出身公務員は個別的な島嶼を越えた離島アイデンティティをを受容=生成した。発表では離島カテゴリーの生成を,本島主導政府に対抗する対抗的公共圏の生成として捉える意味を考察する。...

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  • クロネシア連邦ポンペイ州のポンペイ島,モキール環礁およびピンゲラップ環礁における蚊の採集成績

    野田 伸一, 當間 孝子 日本衛生動物学会全国大会要旨抄録集 61 (0), 60-60, 2009

    ...鹿児島大学多島圏研究センターのプロジェクトの一環として,ミクロネシア連邦ポンペイ州のポンペイ島と離島のモキール環礁とピンゲラップ環礁で蚊の分布調査を実施した.ポンペイ島には首都パリキールがあり,ミクロネシア連邦で最も大きな島である.ポンペイ島は面積334km<SUP>2</SUP>,最高地点791m,平均気温27℃,年間降水量約4,800mm,人口約38,000人である.ポンペイ島の東に位置するモキール...

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  • 日本文化の受容と民俗芸能の発展

    小西 潤子 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2009 (0), 215-215, 2009

    1930年代の南洋群島では現地人の間で日本語混じりの歌やそれに振り付けをした踊りが大流行した。その原型は、西洋の賛美歌やフォークダンス、軍事訓練の型などをもとに、20世紀初頭マーシャルで成立した行進踊りであった。共通語化した日本語と近代日本の音楽様式からなる行進踊りは、その後現地滞在経験者によって沖縄や小笠原を含む日本各地に伝播したばかりか、特にパラオでは今日の民俗芸能の根幹を成すに至った。

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  • サンゴ骨格中のフッ素含量を規定する因子

    田中 健太郎, 大出 茂 日本地球化学会年会要旨集 56 (0), 181-181, 2009

    ...ポナペ(ミクロネシア)、セブ(フィリピン)、カンカオ(タイ)、沖縄、堺、館山から採取したサンゴ骨格中のフッ素含量とカルシウム含量をイオンクロマトグラフ法とEDTA滴定法で決定し、骨格中のF/Ca比を求めた。その結果、サンゴの生育時の海水温が高いほどF/Caが低い傾向が認められた。...

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  • 橈骨遠位端骨折に対する MICRO NAIL 法

    田中 孝明, 衣笠 清人, 西田 一也, 道中 泰典, 鄭 明守, 西井 幸信, 大野 尚徳, 北村 亜以 中国・四国整形外科学会雑誌 20 (2), 245-249, 2008

    Thirty-seven cases of the distal radius fracture have been treated with a novel intramedullary nailing system of MICRONAIL, since October 2006. We reported the operative procedures, indications, …

    DOI 医中誌 参考文献2件

  • 戦前ミクロネシアにおける日本漁業 : 北マリアナの鰹・鮪漁業

    Higuchi Wakako, 樋口 和佳子 移民研究 (3) 49-68, 2007-03

    1930年代初頭以降、南洋群島における総漁獲高は著しく増加し、その主体となったのは鰹漁業であった。その成長の一端を担ったのがサイパン支庁区である。サイパン近海はけっして優良な漁場ではなかったが、その北部において積極的操業活動が行われた。その理由として、日本人人口、とりわけ南方漁業の経験豊かな沖縄出身者が多かったこと、南洋庁が群島中、パラオとともにサイパンの開発に最も重点を置いたこと、鰹の加工業の…

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • サンゴ骨格中のフッ素含量と海水中の炭酸イオン濃度の関係

    田中 健太郎, 大出 茂 Bulletin of the Society of Sea Water Science, Japan 61 (2), 118-122, 2007

    ...サンゴ骨格 (あられ石) への海水からのフッ素の共沈を規定する因子を解明するために, イオンクロマト法を使って, ポナペ島 (ミクロネシア), カンカオ島 (タイ), セブ島 (フィリピン), 水釜, ルカン礁 (沖縄県), 堺港 (和歌山県) から採取したサンゴ試料中のフッ素含量を定量した, サンゴのフッ素含量の平均値は堺港 (和歌山) のサンゴが一番高く, 955ppmを示した, そして, 沖縄...

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  • マーシャル諸島共和国首都マジュロにおける癌検診受診者の肥満と糖尿病罹患状況

    峯岸 道人, 藤盛 啓成, 中島 範昭, 渡辺 道雄, 土井 秀之, 大友 浩志, 大内 憲明, 里見 進 国際保健医療 22 (3), 133-141, 2007

    ...マーシャル諸島共和国(RMI)は北緯4°から18°、東経160°から174°に位置するミクロネシア人の独立国である。過去に太平洋諸島の住民の糖尿病に関する報告は幾つかある、しかし、RMIの首都Majuroにおける糖尿病の報告は未だ無い。RMIにおいても糖尿病と肥満は深刻な問題と認識されているが、実態を把握できないでいる現状がある。...

    DOI 医中誌

  • サンゴ骨格中の硫酸塩含量について

    田中 健太郎, 大出 茂 Bulletin of the Society of Sea Water Science, Japan 61 (4), 241-244, 2007

    ...<BR>サンゴ骨格の硫酸塩含量と海水中の炭酸イオン濃度および海水の温度の関係から, 硫酸イオンの共沈の過程を明らかにするため, イオンクロマト法を使って, ポナペ島 (ミクロネシア), カンカオ島 (タイ), セブ島 (フィリピン), 水釜, ルカン礁 (沖縄県), 堺港 (和歌山県) から採取したサンゴ試料中の硫酸塩含量を定量した....

    DOI 被引用文献1件

  • 超極細ワイヤーを用いたマイクロ機械要素の試作

    本田 智 精密工学会学術講演会講演論文集 2007S (0), 1115-1116, 2007

    ...線径が100μm以下のタングステン線,ステンレス線,フロロカーボン線を用いて,ピッチが40μmのマイクロねじ,マイクロナット,モジュールがm=31.2μmのマイクロ斜歯歯車,および,マイクロタービン翼,マイクロ静圧軸受けを試作した.本研究では,これら超極細ワイヤーを用いたマイクロ機械要素についてその試作結果を報告する....

    DOI

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