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検索結果 332,818 件

  • 台湾の地域自治単位「里」制度

    馬場 健彦 Journal of Group Dynamics 41 (0), 16-37, 2024-12-28

    ...本研究は、台湾において日本の町内会と同様に小地域の自治管理を担っている「里」という単位、そこに働くリーダーやフォロアーの活動参加の動機や協働のメカニズムを明らかにし、日本の町内会と比較することで、合理的な地域自治管理の在り方を模索したものである。本研究のもととなるデータは、2011 年に台湾で1カ月半にわたって行った現地調査に基づく。 台湾の里には、批判されにくい正当性・合理性がある。...

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  • 蒸気圧破砕剤SPCによるコンクリート解体システムの開発

    長尾 晃太, 御代田 竜也, 水間 宏行, 中津 雅延, 岩間 祐一, 鹿住 孝, 七尾 純平, 伊藤 慎一, 髙橋 護, 宮野 泰征, 村田 健司, 神谷 修 日本素材物性学会誌 advpub (0), 2024-05-20

    <p>In a series of experiments on a demolition system using a steam pressure cracking(SPC)agent were conducted. The results were obtained by drilling 11 mm diameter(D10 class)rebar in concrete using …

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  • 特集「電極界面分析法の最先端」企画趣旨

    中村 将志, 犬飼 潤治 表面と真空 67 (5), 204-205, 2024-05-10

    <p>Chemical reactions in batteries, fuel cells, and electrolysis occur at electrode interfaces. Although <i>in situ</i> methods for analyzing electrode interfaces are limited compared to surface …

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  • 特発性両側腎動脈解離により腎梗塞を来した1例

    酒井 麻里, 武内 克憲, 湖東 慶樹 脈管学 64 (3), 41-44, 2024-05-10

    <p>症例は46歳,男性。右下腹部痛のため当院を受診した。造影CTで右腎の造影不良域と両側腎動脈解離を認めた。入院後,降圧療法およびヘパリンによる抗凝固療法を開始し,腹痛も改善した。入院9日目のCT再検で左腎下極枝に新たな解離と造影不良域が出現したが,腎機能増悪なく保存的加療を継続し,良好に経過した。特発性腎動脈解離は非常に稀な疾患であるが,急性腹症を来す鑑別疾患の1つとして念頭におく必要がある…

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  • 討論会のこれから

    飯村 兼一 Colloid & Interface Communications 49 (2), 1-2, 2024-05-10

    ...また、スクリーン越しに発表したり会話をする時の何となく味気ない感覚や、現地で顔を合わせて議論を交わしたり交流を深めたりすることの大切さも実感するところではあります。本部会には、一昨年、懸橋理枝先生を長としたDEIR(Diversity, Equity, Inclusion and Respect)委員会が発足しました。...

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  • Beyond コロイド・界面化学×高分子

    林 智広, 遊佐 真一, 湊 遥香, 鈴木 大介, 出口 茂 Colloid & Interface Communications 49 (2), 3-15, 2024-05-10

    ...生体適合性、機械学習、深海、マテリアルリサイクルといった新しい時代のサイエンス・ものづくりに直結する多岐にわたるトピックをご紹介します。本特集を通じて、コロイド・界面化学と高分子化学の融合から生まれる革新的な研究と、それが未来の技術にどのように影響を与えるかを感じて頂ければ幸いです。...

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  • 平面図と断面図による軌跡可視化のためのLine Simplification手法

    村上 司, 藤田 秀之, 新谷 隆彦, 大森 匡 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J107-D (5), 290-299, 2024-05-01

    ...ランニング,サイクリング,登山などの移動を伴う運動による軌跡データの共有が身近になった.多くのアプリケーションが,軌跡データを,緯度と経度の2次元平面上の軌跡平面図と,起点からの距離と標高の2次元平面上の軌跡断面図の両者により可視化する.軌跡データサイズ削減には,形状を保ちながら軌跡の頂点を間引くLine Simplification (LS)が用いられる.軌跡平面図と断面図両者のLS結果を得るため...

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  • 表面吸水試験による種々のコンクリートの中性化予測

    徐 元遇, 白川 敏夫, 小山 智幸 日本建築学会構造系論文集 89 (819), 482-488, 2024-05-01

    <p>In this study, the possibility of carbonation prediction using the surface water absorption test was compared and reviewed with the air permeability test for concrete with various water cement …

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  • 特許情報による技術開発経緯の調査

    伊藤 洋介, 川瀬 翔大 日本建築学会構造系論文集 89 (819), 501-512, 2024-05-01

    <p>Each time a new problem has arisen in the concrete field, solutions have been sought. Although the process of dealing with such problems has been documented in the historical timelines of …

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  • 新時代のクリーンエネルギー

    前田 はるか, 北井 智也, 稲見 岳大, 新田見 玲奈, 山田 智裕, 信太 智貴, 長谷川 有貴 電気学会誌 144 (5), 290-293, 2024-05-01

    <p>1.はじめに</p><p>近年,2015年に開催されたCOP21(国連気候変動枠組条約第21回締約国会議)にて掲げられたCO<sub>2</sub>排出量削減目標の達成に向けて,再生可能エネルギーの利用拡大やエネルギー利用の省電力化が進められている。特に,再生可能エネルギー固定価格買取制度(Feed In Tariff:FIT)</p>

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  • プラズマモニターを用いたプラズマクリーナーにおける予知保全

    白水 博, 丹正 淳文, 翁 振雄, 田村 好司, 峯 孝太郎, 小川 正太郎, 勝山 ちひろ エレクトロニクス実装学会誌 27 (3), 249-258, 2024-05-01

    ...<p>半導体製造のパッケージング工程において,ワイヤーボンディングの接合性向上,モールド封止樹脂の密着性改善などの目的で,プラズマクリーナーが使用されている。プラズマクリーナーでは,前半工程のプラズマ処理と比較して,不揮発性反応生成物がチャンバー内に多く付着し,加工対象物に悪影響を与える。...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 髄膜脳炎を合併した日本紅斑熱の1例

    中山 美里, 尾崎 諒吏, 具嶋 泰弘, 前原 潤一 日本臨床救急医学会雑誌 27 (2), 108-111, 2024-04-30

    ...血液検査で炎症反応上昇と肝腎機能障害,DICを認め,リケッチア感染症を疑いミノサイクリン投与を開始した。入院後に意識障害が増悪し,髄液検査では単核球優位の細胞数増加と軽度の糖低下を認めた。痂皮PCR検査でRickettsia japonicaが陽性と判明したため髄膜脳炎を合併した日本紅斑熱と診断し,ミノサイクリン投与を継続し意識障害は改善した。これまで日本紅斑熱の髄膜脳炎合併はまれとされてきた。...

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  • 感染性流産後に著明な心機能低下を認め周産期心筋症の関与が考えられた1例

    髙野 隼, 中島 絵理, 原 直輝, 勝田 晃平, 宇佐美 健喜, 有野 聡, 佐々木 庸郎, 小島 直樹, 稲川 博司, 岡田 保誠 日本臨床救急医学会雑誌 27 (2), 121-125, 2024-04-30

    ...欧州のガイドラインで推奨されているドパミンアゴニストであるブロモクリプチンの投与を行ったところ心機能の改善を認めた。敗血症性心筋症と周産期心筋症の鑑別は困難であり,本症例のように周産期に敗血症を起こし心機能低下をきたした症例においては,適応外使用であることを患者・家族に十分に説明して同意を得たうえで,ブロモクリプチン投与を考慮してもよいと思われる。 </p>...

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  • 小児糖尿病患者における重症低血糖に関するアンケート調査

    小児糖尿病委員会, 浦上 達彦, 母坪 智行, 小川 洋平, 菊池 透, 臼田 里香, 松井 克之, 広瀬 正和, 平井 洋生, 阿比留 教生, 藤原 幾磨, 水野 晴夫, 都 研一, 高橋 和眞, 島田 朗 糖尿病 67 (4), 202-208, 2024-04-30

    <p>日本糖尿病学会に所属し,小児科を標榜する専門医と糖尿病学会の小児糖尿病委員に対して,中学生以下の糖尿病患者における2017年1月~2021年12月に発生した重症低血糖(SH)に関するアンケート調査を行った.33施設から回答があり,その内17施設が対象となる小児糖尿病を診察していた(1型506名,2型302名).その内SHの経験ありは11施設で,総数は25人(全て1型糖尿病)であった.対象の…

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  • 軽度慢性閉塞性肺疾患患者への栄養食事指導の介入による摂取栄養量と身体組成の変化

    大嶋 佑紀, 松嶋 真哉, 相川 駿, 小林 孝至, 駒瀬 裕子, 粒来 崇博, 吉田 美紀, 清水 朋子 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 32 (2), 232-238, 2024-04-30

    ...</p><p>【方法】対象は当院の外来COPD病診連携クリニカルパスを利用し,栄養指導を実施した患者98例.摂取栄養量,体重,体組成を評価し,初回栄養指導時(以下,介入時)と介入時から1年後の栄養指導時(以下,介入後)で比較した....

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  • エナメル質酸蝕モデルに対するユニバーサルアドヒーシブシステムの接着性評価

    鈴木 美穂, 若松 賢吾, 陸田 明智, 杉村 留奈, 庄司 元音, 新井 広幸, 武藤 玲, 石倉(河津) 真実, 宮崎 真至 日本歯科保存学雑誌 67 (2), 99-108, 2024-04-30

    <p> 目的:クエン酸を用いて表層脱灰されたエナメル質に対するユニバーサルアドヒーシブの接着性およびその接着耐久性について検討した.</p><p> 材料と方法:供試したユニバーサルアドヒーシブはAll-Bond Universal(AB),Adhese Universal(AU)およびScotchbond Universal …

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  • 下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術後の神経障害—新しいプロトコールによる発生回避の試み—

    宇藤 純一, 塚本 芳春 静脈学 35 (1), 17-21, 2024-04-27

    <p>下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術後に生じる神経障害を回避する目的で,新しい治療プロトコール(新法)を設定し,大伏在静脈(GSV)弁不全1042症例を治療した.直径1.27 mmの細径ファイバーを波長1470 nmの半導体レーザー装置に接続し,不全GSVを焼灼した.膝上のGSVは出力7 W(LEED 50–70 J/cm)で焼灼し,膝下GSVにも逆流を認める場合は5 W(LEED 20–25 …

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  • 静脈血栓塞栓症(VTE)に対する直接経口抗凝固薬(DOAC)の使用経験と今後の展望

    中井 義廣, 角瀬 裕子 静脈学 35 (1), 53-58, 2024-04-27

    ...った164例を対象とした.リバーロキサバンを用いた49例をR群,アピキサバンを用いた97例をA群,エドキサバンを用いた18例をE群とした.平均年齢はR群67.2歳,A群78.0歳,E群72.0歳でA群がR群より有意に高齢であった(p<0.001).女性の比率は,R群よりA, E群が有意に高率であった(p=0.026).血栓の中枢型の割合は,A群がR群,E群より有意に高率であった.内因性クレアチニンクリアランス...

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  • 当院の肝臓専門医と臨床検査技師による未診断C型肝炎患者拾い上げの新たな取り組み

    伊藤 葉子, 藤野 達也, 荒武 良総, 松下 義照, 荒川 仁香, 國府島 庸之, 福泉 公仁隆, 中牟田 誠 医学検査 73 (2), 308-315, 2024-04-25

    ...<p>直接作用型抗ウイルス治療が登場し,C型肝炎患者の多くでウイルス学的著効が可能となった現在,感染スクリーニングの一環としてHCV抗体検査を受けた患者から未診断のC型肝炎患者を拾い上げ,適切な治療に導くことは肝炎撲滅に向けて非常に重要である。...

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  • パルス高周波法を併用した神経根ブロックが奏効した回腸ストマ辺縁のびらんによる難治性痛の1症例

    村木 真美, 御村 光子, 萩原 綾希子, 合田 由紀子, 高田 幸昌, 山蔭 道明 日本ペインクリニック学会誌 31 (4), 69-72, 2024-04-25

    <p>回腸ストマは消化酵素を含む強アルカリ性の排液により周囲皮膚が障害されやすく,治療に難渋する痛みを伴うことがある.神経ブロックを契機に痛みが改善した症例を経験したため報告する.症例は60歳,女性.20歳代に卵巣嚢腫手術後イレウスを繰り返し40歳代に回腸ストマ造設に至った.血液透析施行,モルヒネ依存の既往がある.右下腹部の回腸ストマ下縁にびらん形成を生じて以来,同部に火傷様の強い痛みが生じてい…

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  • 表面材厚さと下地材の熱慣性を考慮した着火時間の予測式の実験的検証

    小宮 祐人, 原田 和典 日本火災学会論文集 74 (1), 1-13, 2024-04-25

    ...表面材を合板,下地材をAESブランケットまたはコンクリートとしたコーンカロリメータ試験により,着火時間および着火限界熱流束に下地材に起因する変化が認められた。導出した予測式では着火限界熱流束の変化は考慮できないため,着火限界付近での予測精度に課題があるが,着火限界熱流束に測定された最小値を用いることで安全側の予測ができることを示した。</p>...

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  • 自発的なまちづくり活動の担い手の動機・展開過程に見出される担い手同士の関係

    助川 達也, 中島 直人, 窪田 亜矢 都市計画論文集 59 (1), 1-7, 2024-04-25

    ...<p>本研究は、自発的なまちづくり活動の担い手の動機・展開過程に見出される担い手同士の関係を明らかにすることを目的に、茨城県古河を対象に調査を行った。結果、関係を6つの要素に分類し具体化を図ることができた。影響の度合いや役割・態様は、担い手ごとに差があるだけでなく、活動時期によっても変化している。...

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  • メタボローム測定技術の開発と生命科学における意義

    曽我 朋義 生化学 96 (2), 222-231, 2024-04-25

    ...変動した代謝産物がエピゲノム反応,翻訳後修飾などを介して転写,翻訳を調節することや,がん細胞や免疫細胞を制御してがん化やがんの進展に関与していることが明らかになってきた.本稿では,筆者らが取り組んでいるキャピラリー電気泳動-質量分析(CE-MS)法によるメタボローム解析技術とそのハイスループット化技術,さらにメタボローム解析をオンコメタボライトの機能解析,大腸がんの代謝機序解析,唾液によるがんのスクリーニング...

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  • 非がん性上腹部内臓痛に対し神経破壊薬を用いたコーンビームCT補助下透視下内臓神経ブロックを施行した2症例

    西田 遼子, 片山 勝之 日本ペインクリニック学会誌 31 (4), 73-76, 2024-04-25

    <p>非がん性上腹部内臓痛に対し,神経破壊薬を用いたコーンビームCT補助下透視下内臓神経ブロックを施行した2症例を経験した.症例1,46歳男性.アルコール性膵炎に起因する心窩部・側腹部痛(NRS 7/10)を自覚.経口鎮痛薬での疼痛制御が困難な上,鎮痛薬に起因する日中の眠気が強く就業困難であったため,神経破壊薬を使用した内臓神経ブロックを施行した.施行直後より疼痛は消失し,経口鎮痛薬を減量し,復…

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  • 糖鎖模倣ペプチドの取得と腫瘍標的能を利用した治療法への応用

    野中 元裕 生化学 96 (2), 184-191, 2024-04-25

    ...糖鎖構造の化学合成は一般的に困難であり,専門的な知識と技術が必要とされる.一方で,レクチンなどの糖認識分子の阻害において,ペプチドが代替物として利用可能であることは以前より示されている.これまで,ファージディスプレイ法などを用いて糖鎖認識分子に対してスクリーニングを行うことで,糖鎖を模倣するペプチドが取得されてきた.著者が過去に所属していたMichiko N....

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  • 編集後記

    中澤 誠之, 久保 信 放射線 49 (2), 54-54, 2024-04-24

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  • 椎間板内condoliase注入療法施行例から知り得たいくつかの知見について

    榮枝 裕文, 松岡 佑嗣, 松岡 竜輝, 服部 明典, 深谷 英昭, 川上 太郎 Journal of Spine Research 15 (4), 713-720, 2024-04-20

    <p><b>目的:</b>腰椎椎間板ヘルニア治療で,condoliase椎間板内注入療法が手術を避ける保存治療となり得るかを検討した.</p><p><b>方法:</b>酵素注入療法後6ヶ月以上観察できた83例を解析.保存治療に抵抗する有痛症例には,神経根ブロックを優先して選択し,改善しない症例に酵素注入療法を勧めた.施行前・施行後2週間・4ヶ月・6ヶ月・12ヶ月の経緯と,MRIを解析した.</p…

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  • 肉芽腫性動脈炎を呈した好酸球性多発血管炎性肉芽腫症の1例~診断の根拠となる特異的な病理組織所見の検討

    伊藤 崇, 陳 科榮, 山本 俊幸 日本皮膚科学会雑誌 134 (4), 743-748, 2024-04-20

    <p>65歳男性.気管支喘息,多発性単神経炎,腎障害,消化器症状あり.採血ではIgE上昇,末梢血好酸球増多を認め,MPO-ANCA陽性であった.当科初診時,両下肢にリベドに混じて浸潤性紅斑と皮下結節が数カ所みられた.皮下結節からの生検組織像は,真皮―皮下組織境界部の筋性血管のフィブリノイド壊死,血管壁に沿ってangiocentricな組織球の著明な浸潤,さらにその周囲に多数の好酸球浸潤に囲まれる…

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  • ロルラチニブの中枢神経系副作用への対応に関する提言

    久保田 馨, 栁谷 典子, 市原 英基, 大久保 翼, 明智 龍男 肺癌 64 (2), 83-88, 2024-04-20

    <p><b>目的.</b>ロルラチニブは未分化リンパ腫キナーゼ(ALK)チロシンキナーゼ阻害剤であり,国際共同第III相試験では高い有効性が示され,<i>ALK</i>融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌の治療に用いられている.本剤に特徴的な副作用として,認知機能障害,言語障害,気分障害,幻覚などの中枢神経系症状があり,発現時には重症度に応じて休薬や減量が必要となる.本剤を処方する…

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  • 天然資源・循環資源を活用した水分解電極触媒の開発

    坂井 ありす, 杉永 滝, 恒川 舜, 友宗 真大, 吉田 真明 色材協会誌 97 (4), 109-112, 2024-04-20

    ...そのため,化石燃料の代替となるクリーンなエネルギーが必要とされている。そのなかでも,水の電気分解によって製造される水素の使用が注目されている。そこで筆者らは,新たな水分解触媒として,天然資源や循環資源を利用した水分解電極触媒の開発を行っている。本論文では,筆者らが開発したさまざまな水分解触媒についてご紹介する。</p>...

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  • 近赤外有機光検出器への応用を指向した分子内励起子相互作用を示すビススクアレン色素の開発

    澤田 隆平, 濱 玲史, 木下 早紀, 前田 壮志, 鈴木 直弥, 八木 繁幸 色材協会誌 97 (4), 94-102, 2024-04-20

    ...それらの色素のサイクリックボルタンメトリーでは,酸化側への掃引においてブロードな酸化還元波が観測され,それら色素の一電子酸化体は二つの単位発色団に非局在化した分子軌道を有することが示唆された。ビススクアレン色素の最高被占分子軌道は,フラーレンベースの電子アクセプター材料に対する電子ドナーとして適切なエネルギーレベルをもつことが示された。...

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  • IT企業の女性管理職が少ない構造要因とマネジメント課題の分析

    平田 貞代 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2024.Spring (0), 103-119, 2024-04-20

    ...その結果、家事労働や家計をやりくりする女性にとって管理職業務は時間・費用対効果が低く見える、昇格し続けることと非管理職のまま計画的に時間外手当を得ることを算段する、といった構造要因を導出した。さらに、企業労働と家事労働とのバランスの最適化により生産量と生産性を高まるためのマネジメントを提示した。...

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  • 国策としてのモンゴルインバウンドツーリズムにおけるP2Mプラットフォームの有効性

    ザグダホロル ツェンベルドラム 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2024.Spring (0), 84-94, 2024-04-20

    ...インバウンドツーリズムにより地域の課題を解決し、地域の活性化と持続可能な地域づくりを実現するモンゴルのインバウンドツーリズムの「あるべき姿」とそこにたどり着くに必要な取り組みと課題解決案を提案する。具体的には、遊牧民生活を体験できる事業である“Hello, Huduu”(こんにちは、田舎!)スタートアップ企業の事例分析から考察し、ロジックモデルの活用と地域活性化プラットフォームの活用を提案する。...

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  • 看護師の自己教育力と他者からの支援との関連

    塩入 久仁子, 山口 大輔, 松永 保子 日本看護研究学会雑誌 47 (1), 1_51-1_60, 2024-04-20

    ...結果:看護師長・副看護師長からの内省支援(OR=1.28)が「成長・発展への志向」に,看護師長・副看護師長からの精神支援(OR=1.11)と先輩からの精神支援(OR=0.91)が「自己の対象化と統制」に,年代(OR=0.61),クリニカルラダー(OR=1.97),看護師長・副看護師長からの精神支援(OR=1.11)が「学習の技能と基盤」に,同期からの内省支援(OR=0.83)が「自信・プライド・安定性...

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  • 持続可能な地域づくりにおけるP2M

    李 洸昊, 永井 祐二, 中野 健太郎 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2024.Spring (0), 68-83, 2024-04-20

    ...本事例から、自然資源を活用した地域づくりのプログラム構築のマネジメントを検証する。...

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  • 卒後2~3年目に退職した看護師の就職から退職を決断するまでのプロセス

    河本 乃里, 田中 マキ子 日本看護研究学会雑誌 47 (1), 1_85-1_95, 2024-04-20

    ...結果:退職した看護師は,職場の仕事や人間関係に悩み【辞めたい気持ちの慢性化】を起こしながらも,できる仕事を増やす【看護師としての基盤づくり】を行い,2〜3年を区切りに【最初の職場を去る決断】をしていた。結論:先輩看護師との従属関係や克服できない苦手な先輩看護師の存在,先輩看護師が実践する看護に好意的な感情を持てなかったことが就業継続を阻害した要因であった。...

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  • 肺癌経過中に嚥下困難を認め,食道転移が強く疑われた1例

    小牟田 清英, 田邉 英高, 山内 桂二郎, 横山 将史, 岡田 英泰, 栁瀬 隆文, 細野 裕貴, 佐藤 真吾, 森下 直子, 鈴木 秀和 肺癌 64 (2), 102-106, 2024-04-20

    ...</b>肺癌経過中に嚥下困難を生じた場合,圧排所見や嚥下スクリーニング検査で異常を認めなくとも,肺癌食道転移の可能性を考慮して他科や他職種と連携して,精査を行う必要がある.</p>...

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  • 回復期リハビリテーション病棟での歩行レベル評価尺度Walking LEVEL Scale(WaLS)の開発と信頼性・妥当性の検討

    望月 亮, 豊田 貴信, 神谷 康貴, 鈴木 美穂子, 吉本 好延 The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine advpub (0), 2024-04-18

    <p>はじめに:回復期リハビリテーション病棟において歩行能力の評価は重要な課題である.しかし,従来の歩行能力評価尺度には,歩行困難である重症例の座位・立位能力や,歩行修正自立例での歩行補助具の違いを評価することには限界がある.そこでわれわれは,これらの限界を補う目的で,新たに歩行レベル評価尺度Walking LEVEL …

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  • 片手のみの指揮による音楽表現の限界と可能性

    浦, 雄一 九州地区国立大学教育系・文系研究論文集 10 (2), No.1-, 2024-04-16

    ...その結果、譜めくりに関する不都合や、表現や情報が伝わりにくいなどの問題点が浮き彫りになった。一方で、経験豊富な奏者が多い楽団においては、facial expression.を活用した豊かな音楽表現に可能性を見出せることなどが示唆された。...

    機関リポジトリ HANDLE

  • 物体検出技術を用いたスクリーンショットからのUIリモデリング

    四十崎 航, 加藤 聡太郎, 篠澤 佳久, 飯村 結香子, 斎藤 忍 情報処理学会論文誌 65 (4), 768-780, 2024-04-15

    ...システムモダナイゼーションでは,既存システムの分析モデル作成のための情報源確保が重要である.一般的に,設計書などのドキュメント,プログラムコード,利用者へのインタビューがモデルの情報源として用いられるが,情報の欠損による実システムと作成モデルとの乖離や情報の収集コストが課題である.本研究では,システム操作時のスクリーンショットを情報源として,システム画面の構成要素(UIパーツ)を明らかにするUIリモデリング...

    DOI 情報処理学会

  • 口腔内に生じる原因不明痛の鑑別法

    岡田 明子 日本歯科麻酔学会雑誌 52 (2), 129-135, 2024-04-15

    <p> <b>【要旨】</b> 歯や歯周組織に原因がなく,器質的問題が認められないにもかかわらず口腔内に痛みが生じる症状を非歯原性歯痛といい,診断や治療に難渋し,誤診や過治療を招くことが知られている.非歯原性歯痛には,1.筋・筋膜痛による歯痛,2.上顎洞性歯痛,3.心臓性歯痛,4.神経血管性歯痛,5.神経障害性疼痛による歯痛,6.持続性特発性歯痛,7.精神疾患または心理社会的要因による歯痛などが…

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  • メラニン色素性病変に対するピコ秒レーザーの活用方法

    宮田 成章 日本レーザー医学会誌 45 (1), 39-45, 2024-04-15

    <p>発振時間の非常に短いピコ秒レーザーはメラニン色素性疾患の治療に有効である.老人性色素斑では薄い色調に有効で,かつ炎症後色素沈着の発生率が低い.また肝斑に対する治療にも補助的に用いる.さらには顔全体に対して複数の波長を組み合わせた手法も可能である.しかしながら全てにおいて従来のナノ秒発振Qスイッチレーザーより優れているわけではない.</p>

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  • 災害拠点病院での圧挫症候群患者受け入れと持続的腎代替療法実施の可能性に関する実態調査

    矢田 哲康, 石井 美恵子, 内海 清乃, 小井土 雄一, アルアリアシー らるび, 藤田 烈 日本災害医学会雑誌 29 (1), 61-69, 2024-04-13

    <p>【目的と方法】全国の災害拠点病院755施設に対し圧挫症候群(CS)患者受け入れと集中治療室の対応能力に関する実態把握を目的として質問紙調査を実施した。【結果】256施設から同意が得られ(回収率34.0%)、有効回答214施設(有効回答率83.6%)であった。CS患者受け入れ可能数は175施設81.8%、受け入れ可能総数588人(min 1人、max …

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  • CO<sub>2</sub> Sequestration Through Aqueous Carbonation of Electric Arc Furnace Slag

    Bonfante Francesca, Ferrara Giuseppe, Humbert Pedro, Garufi Davide, Tulliani Jean-Marc Christian, Palmero Paola Journal of Advanced Concrete Technology 22 (4), 207-218, 2024-04-12

    <p>Electric Arc Furnace slag (EAF slag) reuse is currently limited by its inconsistent chemical composition and volume instability. However, the alkaline composition suggests the possibility to use …

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  • 微結晶凝集体形成を伴う高分子結晶化過程

    小西 隆士, 宮本 嘉久 日本物理学会誌 79 (4), 175-180, 2024-04-05

    ...<p>多くの物質では液体をゆっくりと冷やすと過冷却状態を経たのちに結晶化が進行する.この結晶化機構はとても身近な現象で,古くより研究がなされてきており,これまで結晶化機構は古典的核生成理論の枠組みで核生成・成長機構として議論されてきた.ところが最近,水やタンパク質,コロイド系などの様々な物質群で前駆体の形成を伴う二段階の結晶化機構が検討されている.それでは低分子に比べて比較的複雑なトポロジー的特徴を...

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  • 模擬微小重力および過重力環境が調理現象に及ぼす影響

    狐野 大誠, 石川 伸一 日本調理科学会誌 57 (2), 107-112, 2024-04-05

    ...<p> 重力が基礎的な調理現象に及ぼす影響を調べるため,クリノスタットを用いた模擬的な微小重力(1/1,000 G)および過重力(5 G)環境下において,米への水の浸漬,パンの膨化およびヨーグルトの発酵に関する実験を行った。米は吸水後の水分,パンは焼成後の比容積,ヨーグルトはpH,糖度および酸度を測定した。...

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  • 複雑なイノベーション・プロジェクトにおけるチーミング・ルーチン

    阿部 真美 赤門マネジメント・レビュー advpub (0), 2024-04-04

    <p>本稿は、Howard-Grenville et al. (2016) の第8章「複雑なイノベーション・プロジェクトにおけるチーミング・ルーチン」を紹介したものである。第8章は、複数のエキスパートが前例のないプロジェクトの成功に向けてともに活動し、革新的な成果を得ることを目指す「複雑なイノベーション」に注目し、その成功要因を検討している。著者らは、アメリカのフロリダ州で行われたノナ湖プロジェ…

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  • Bond Strength of Post-installed Anchor Adhering to Damaged Concrete by Freeze-thaw Action

    Yano Yuga, Shiokoshi Taito, Takase Yuya, Ishida Yutaro, Abe Takahide, Takahashi Muneomi, Ishigaki Tsutomu Journal of Advanced Concrete Technology 22 (4), 178-189, 2024-04-03

    <p>Reinforced concrete (RC) structures in cold regions are susceptible to surface deterioration due to freeze-thaw cycles (FTC). For sustainable development goals (SDGs) and a decarbonized society, …

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  • 新しいデザインを用いたICLS指導者養成ワークショップトライアルコース

    酒井 久司 蘇生 43 (1), 19-23, 2024-04-02

    <p>参加したICLSアシスタントインストラクターが,自分の現場で行動変容を起こすきっかけになることを目的に,新たなコースデザインを用いてICLS指導者養成ワークショップを開催した。新たなデザインとして,シナリオ作成,α/βテスト,ビデオ・デブリーフィングのセッションを取り入れた。WS参加者はシナリオ完成までの過程における自らの行動につき新たな気づきを自覚した。その後,WSに参加した4名が,新た…

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  • 救助者は自動体外式除細動器(AED)の心電図解析および電気ショック施行時に胸骨圧迫を中断したか?

    金子 洋, 長瀬 亜岐, 丸川 征四郎 蘇生 43 (1), 8-11, 2024-04-02

    <p>自動体外式除細動器(AED)は心電図解析から電気ショックまでの間(胸骨圧迫非適応期間),胸骨圧迫を中断することを指示するが,救助者がこの指示に従っているかは不明である。目的:救助者が胸骨圧迫非適応期間に胸骨圧迫を中断しているかを明らかにすること。方法:AED内部記録情報から電気ショック施行事象を抽出し,胸骨圧迫中断について検証した。結果:心電図解析中の胸骨圧迫は888事象のうち20事象で認…

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  • 基礎自治体における電動キックボードビジネスのガバナンス方法とその課題―ヘルシンキの事例と日本への示唆―

    後藤 りえ, 谷口 綾子, 樋崎 恵一 交通工学論文集 10 (2), 10-18, 2024-04-01

    ...<p>本研究では,我が国において電動キックボードシェアリングシステムを安全に活用するに際し,まちづくりの観点からその管理・運用を検討する際の一助とすることを目的に,フィンランド共和国ヘルシンキ市を対象に,文献調査・現地調査・インタビュー調査を通じた約 1 年間の経過を把握する事例調査を行った.結果,ヘルシンキ市の電動キックボードシェアリングシステムは ES 事業者が自由にまちに参入することで始まり,...

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  • <i>PTCH1</i> 遺伝子に新規の変異と考えられるバリアントが同定された Gorlin 症候群の 1 例

    岩切 琢磨, 山内 輝夫, 佐々木 大和, 加藤 由花, 土肥 聡, 永田 茂樹 西日本皮膚科 86 (2), 151-155, 2024-04-01

    <p>34 歳,女性。数年前から鼻根部左側に 4 mm のドーム状に隆起する黒色結節を自覚し,精査目的に当科を受診した。外科的切除を行い,病理組織学的には表皮と連続性に異型を伴う基底細胞様細胞が胞巣状に増殖しており,基底細胞癌と診断した。既往歴では 11 歳の頃から多発顎骨囊胞の摘出を計 5 回行っており,病理組織学的には角化囊胞性歯原性腫瘍であった。また,初診の 2 …

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  • アトピー性皮膚炎患者の瘙痒に対する JAK 阻害薬の効果および投与方法の評価

    稲葉 葉一 西日本皮膚科 86 (2), 176-180, 2024-04-01

    <p>アトピー性皮膚炎患者の一番の悩みは瘙痒に関することであり,瘙痒に伴う精神的苦痛や睡眠障害,加えて搔破行動やこれによる皮膚炎の更なる悪化や細菌性二次感染などがアトピー性皮膚炎患者の QOL を障害する主要因となっている。近年生物学的製剤の登場により,アトピー性皮膚炎の治療はめざましい進歩を遂げたといえ,特に瘙痒を訴える患者にとっては福音となっている。本研究では,先に報告したアトピー性皮膚炎の…

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  • ディスクリ微分係数拘束型アダプティブモノパルス(DE-CAM)による干渉波存在下における目標の到来方向推定

    福島 浩文, 高橋 龍平 電子情報通信学会論文誌B 通信 J107-B (4), 276-285, 2024-04-01

    ...されているが,妨害波等の大電力な干渉波の存在下では,その方向を誤測角してしまう場合がある.そこで本論文では,モノパルス測角時の Σ 及び Δ ビームに干渉波抑圧のためのアダプティブウェイトを適用させることで,干渉波存在下でも精度劣化の小さい到来方向推定手法(DE-CAM法)を提案する.DE-CAM法は Σ 及び Δ ビームパターンのそれぞれが干渉波方向にヌルを形成するとともに,ヌル形成後においてもディスクリカーブ...

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  • 増刊号 内科医のための臨床問題集 一般問題 一般問題-Question1〜68

    永井 英明, 中島 啓, 皿谷 健, 長門 直, 浅井 信博, 三鴨 廣繁, 羽田野 義郎, 落合 佑典, 二村 恭子, 田巻 弘道, 髙梨 敏史, 金子 祐子, 白井 悠一郎, 桑名 正隆, 中西 研輔, 金城 光代, 矢島 隆宏, 鈴木 淳司, 鈴木 みなみ, 大町 侑香, 福岡 秀規, 宮田 崇, 有馬 寛, 向笠 浩司, 田辺 晶代, 沖 隆, 田上 哲也, 赤司 朋之, 五島 大祐, 竹内 靖博, 藤原 和哉, 出口 隆造, 三原 弘, 梶原 祐策, 福島 範子, 万波 智彦, 丸山 昭洋, 野々垣 浩二, 牛島 洋子, 石川 裕一, 横山 泰久, 高橋 直樹, 藤島 直仁, 北尾 章人, 泉家 康宏, 森下 健太郎, 奥村 貴裕, 渡邉 将央, 西 淳一郎, 佐藤 健朗, 井口 保之, 竹川 英宏, 津久井 大介, 五十嵐 晴紀, 山口 啓二, 神谷 雄己, 北﨑 佑樹, 井川 正道, 吉村 元, 柏木 秀行, 丹羽 成彦, 植西 憲達, 石丸 裕康 medicina 61 (4), 327-366, 2024-04-01

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  • アグリゲーターとは?

    片桐 勝広 電気学会誌 144 (4), 221-222, 2024-04-01

    ...<p>1.はじめに</p><p>アグリゲーターとは,ざっくり説明すると,小規模な電源リソースを束ねて(アグリゲートして)電力取引を代行する者を指します。私が所属する企業のグループ会社においてもアグリゲーターライセンスを取得し私もその事業に関わっておりますが,社内外問わずアグリゲーターって</p>...

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