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田中 陸斗, 二見 萌菜, 佐藤 来夢, 内藤 篤志, 元木 悟 日本作物学会講演会要旨集 257 (0), 145-145, 2024-03-28
DOI
鈴木, 裕之 國士舘大學教養論集 48 (1), 1-22, 2024-02-25
...本稿はマンデ音楽に関するこれまでの継続的な調査・研究の成果であるが,その中にJSPS科学研究費(21K01064)基盤研究(C)「SNSがアフリカの口頭伝承に与えるインパクト:マンデのグリオの事例」(2021 年度~2023 年度)による研究成果が含まれる。...
機関リポジトリ
後藤, 仁志, 野地, 亮太 Studia humana et naturalia (57) 41-50, 2024-02-22
...このため、これまでに様々な組織固定法が開発されてきたが、近年グリオキサールを用いた組織固定法が、良好な免疫染色像が得られることから着目されている。本論文では、発生期の脳組織を薄切した切片を材料として、グリオキサールを用いた固定法と従来汎用されてきたホルマリン固定との差異を比較・検討したので報告する。...
機関リポジトリ Web Site
今野 幸太郎 生体の科学 75 (1), 90-96, 2024-02-15
櫻井 優矢, 平塚 将起, 小林 潤 日本エネルギー学会誌 103 (1), 1-10, 2024-01-20
...熱分解生成物組成の解析から,主としてグルコピラノース環の開環に伴う,グリオキサールやグリコールアルデヒドなどの生成が観測された。また,ガス生成物の生成挙動から反応初期でのヒドロキシ基の脱離に伴うH<sub>2</sub>Oの顕著な生成が確認できた。</p>...
DOI Web Site 参考文献42件
福原 秀雄, 井上 啓史 日本レーザー医学会誌 44 (4), 391-393, 2024-01-15
...<p>アラグリオ顆粒剤による5-アミノレブリン酸塩酸塩(5-aminolevulinic acid: ALA)を用いた光力学診断(Photodynamic diagnosis: PDD)は,2017年より本邦において実臨床で使用可能となった.ALA-PDDにより診断精度の向上および治療成績の改善を認めた.同時に副作用として低血圧を認める場合があり,念頭に置いて実施する必要がある.</p>...
DOI Web Site 参考文献8件
糖尿病・内分泌プラクティスWeb はじめに 高血圧を合併する妊婦は6~8%であるが、その大部分(88%)は本態性高血圧症で、内分泌性高血圧症は1%未満と非常にまれである 1)。本稿では、妊娠中の内分泌高血圧症として原発性アルドステロン症(primary aldosteronism:PA)、褐色細胞腫・パラガングリオーマ(pheoc-, 2024
木村 香里, 平岡 弓枝, 内藤 陽一, 平田 真, 吉田 輝彦, 桑田 健 遺伝性腫瘍 23 (3), 94-97, 2023-12-15
...<i>SDHB</i>は,遺伝性パラガングリオーマ・ 褐色細胞腫症候群(hereditary paraganglioma/pheochromocytoma syndrome;HPPS)の原因遺伝子の一つとして知られている.今回の症例は30代男性で,胃GISTと診断され,手術検体の免疫染色にて,SDHB蛋白質消失を認めた.HPPS鑑別のため遺伝学的検査を実施し,<i>SDHB</i>病的バリアントを認...
ペグリオン-ジカ, クレール-マリー, 石尾, 智久 比較法学 57 (2), 92-109, 2023-12-01
機関リポジトリ HANDLE
小林 凱, 里中 東彦, 浅野 貴裕, 塚本 正, 吉田 格之進, 原 隆久 中部日本整形外科災害外科学会雑誌 66 (6), 949-950, 2023-11-01
DOI 医中誌
立木 美香, 成瀬 光栄 臨床泌尿器科 77 (10), 762-764, 2023-09-20
國田 優志, 森 博史, 絹谷 清剛 臨床泌尿器科 77 (10), 806-812, 2023-09-20
棗田 学 Neurological Surgery 脳神経外科 51 (5), 876-883, 2023-09-10
橋本 直哉, 谷山 市太, 高橋 義信 日本レーザー医学会誌 44 (2), 148-154, 2023-07-15
...<p>我が国の脳神経外科学・脳腫瘍学における5-アミノレブリン酸を用いたPhotodynamic diagnosis(PDD)の導入から変遷について概略を述べた.グリオーマの手術の意義を考え,手術におけるマルチモダリティのひとつとしてPDDを捉えて,その有用性を論じるとともに,現状と将来の展開について,昨今の臨床試験結果のシステマティック・レビューとメタアナリシスの報告を渉猟してそれらの論点を概説した...
DOI Web Site 参考文献14件
山本 淳考, 鈴木 恒平, 藤 圭太, 宮岡 亮, 長坂 昌平, 髙松 聖史郎, 梅村 武部, 齋藤 健, 中野 良昭 日本レーザー医学会誌 44 (2), 171-177, 2023-07-15
<p>悪性神経膠腫に対する5-アミノレブリン酸(aminolevulinic acid: ALA)を使用した術中蛍光診断は,安全性や高い腫瘍集積性から臨床現場で広く使用されている.ヘム合成回路における代謝産物であるプロトポルフィリンIX(protoporphyrin IX: PpIX)が光感受性物質の性質を有しており,術中蛍光診断として利用される.光感受性物質であるために,光照射条件によりその蛍…
DOI Web Site 参考文献21件
西野 純史, 宮原 拓也, 尾﨑 公彦, 荻原 正規, 海野 俊之, 吉本 多一郎 脈管学 63 (4), 63-67, 2023-07-10
...病理では囊腫性病変は動脈壁外に存在しており,ガングリオンと診断した。</p>...
DOI Web Site 医中誌 参考文献7件
平井 剛 有機合成化学協会誌 81 (7), 692-705, 2023-07-01
<p>The authors have been working on the development of pseudo-glycans (pseudo-glycoconjugates) in which the <i>O</i>-glycosidic linkage of the natural-type glycan structure is replaced by a …
DOI Web Site 参考文献57件
ペグリオン= ジカ クレール= マリー, 馬場 圭太 ノモス = Nomos 52 119-131, 2023-06-30
...著:クレール= マリー・ペグリオン= ジカ 訳:馬場圭太...
DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件
吉岡 眞吾 総合保健体育科学 46 (1), 100-101, 2023-06-15
DOI 機関リポジトリ HANDLE
田辺 辺晶代 糖尿病・内分泌プラクティスWeb 1.ポイント ・約90%は副腎に発生する褐色細胞腫、約10%は傍神経節に発生するパラガングリオーマである。・転移・再発の予測が極めて困難であり、転移の可能性がある腫瘍に分類されている。全例で生涯にわたる再発・転移の経過観察が必要である。-, 2023-06
大川 祐樹 Trends in Glycoscience and Glycotechnology 35 (205), J30-J33, 2023-05-25
...本稿では著者とその研究グループがこれまでに明らかにしてきたガングリオシドGD3およびヘパラン硫酸グリコサミノグリカンの、グリオーマにおける悪性形質増強に寄与する分子機能を紹介する。</p>...
DOI DOI Web Site ほか2件 参考文献16件
Tanaka Hide-Nori Trends in Glycoscience and Glycotechnology 35 (205), E34-E37, 2023-05-25
<p>Gangliosides are the components of lipid rafts involved in several biological events such as signal transduction. The synthesis of structurally well-defined gangliosides is necessary in order to …
DOI DOI Web Site ほか2件 参考文献12件
竹内 一博, 小室 明人, 鳥居 祐希, 古木 遥, 川瀨 麻依子, 井川 祐一 日本形成外科学会会誌 43 (5), 286-293, 2023-05-20
<p> The periosteal ganglion, first described by Tillmanns in 1895, is a mucous-filled cystic lesion arising from the periosteum. The ganglion is a common cystic lesion arising from periarticular …
田中 大貴, 檜作 彰良, 中山 良平, 楠田 佳緒, 正宗 賢, 村垣 善浩 電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌) 143 (5), 539-545, 2023-05-01
<p>The purpose of this study was to develop a computerized classification method for molecular subtypes in low-grade gliomas (LGGs) with multi-scale 3D-at-tention branch networks analyzing …
DOI Web Site 参考文献15件
淘江 宏文, 里見 健太朗, 杉本 正幸, 西島 直城 中部日本整形外科災害外科学会雑誌 66 (3), 431-432, 2023-05-01
田村 亮太, 戸田 正博 医学のあゆみ 285 (5), 469-475, 2023-04-29
石森 綱行 日本化粧品技術者会誌 57 (1), 2-8, 2023-03-20
...その中でも,α-ケト酸,とくにグリオキシル酸(GA)を用いるタイプが市場で評価されている。その化学種からクセ抑制のメカニズムは架橋結合によるものとされているが,GAの作用機序についての報告はほとんど無く,生成される架橋の種類,ミクロ構造内の存在位置や架橋結合量のみならず,処理による毛髪構造自体の変化についても情報は無い。...
(公社)日本アイソトープ協会医学・薬学部会 全国核医学診療実態調査専門委員会 RADIOISOTOPES 72 (1), 49-100, 2023-03-15
...非密封RIを用いた核医学治療は<sup>131</sup>I-MIBGによる褐色細胞腫・パラガングリオーマや<sup>177</sup>Lu-ルテチウムオキソドトレオチドによる神経内分泌腫瘍の治療が新規に開始されたが,<sup>223</sup>Raと<sup>131</sup>Iを用いた治療件数の減少や一部薬剤の供給停止もあり,全体で17.7%減少した。...
DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献3件
國分 直樹, 森川 正和, 長尾 信人, 横山 弘和, 稲田 均, 湏藤 啓広 中部日本整形外科災害外科学会雑誌 66 (2), 191-192, 2023-03-01
方波見 卓行, 成瀬 光栄 日本内科学会雑誌 112 (2), 221-227, 2023-02-10
DOI Web Site
カネトウ, ケイイチ, ウト, サダヒト, KANETO, Keiichi, UTO, Sadahito 大阪工業大学紀要 67 (2), 61-67, 2023-01-10
藤井 正純 神経治療学 40 (3), 195-199, 2023
<p>Gliomas, especially, diffuse gliomas are rare but challenging cancers in human beings. We have still many issues to solve in both diagnostics and therapeutics for diffuse gliomas. Recently, …
3139-, 2023
鬼木 泰成, 日野 駿佑 日本関節病学会誌 42 (4), 357-359, 2023
...で保存加療を受けるも改善がないため,当院を受診した.初診時,左膝には膝伸展時痛を認めるも,腫脹,関節水腫,圧痛は認めなかった.可動域は10~140°であり,Anterior Drawer test,Lachman test,McMurray testはいずれも陰性であった.MRIでは,膝前十字靭帯(ACL)に小指頭大のT1強調画像で低輝度,T2*強調画像で高輝度を呈する腫瘤様陰影を認め,ACLガングリオン...
小早川 雅男, 志賀 哲, 高橋 和弘, 伊藤 浩, 花田 和彦, 石塚 直樹 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 2-C-O14-1-, 2023
...<b>方法:</b>対象は、CVD療法もしくはI-131 MIBG療法に不応の褐色細胞種及びパラガングリオーマで、I-123 MIBGシンチグラフィで集積陽性が確認されている患者。本薬0.65Mbq/kgを開始用量として単回bolus投与し、Fibonacci変法により公比1:2:2とした3+3デザインによる3コホートの用量漸増を行う。...
池田 全良, 小林 由香, 齋藤 育雄, 中島 大輔, 石井 崇之 日本肘関節学会雑誌 30 (2), 369-372, 2023
...ガングリオンに起因する肘部管症候群とその再発は比較的稀である.変形性肘関節症と肘部管症候群に対する手術後に症状が軽快し,ガングリオンによって急性増悪した尺骨神経麻痺の1例を経験した.症例は77歳,男性.剣道指導者.70歳時に左側の肘部管症候群の診断にて他院でKing法を施行された.その後1年半を経過して尺骨神経麻痺と変形性肘関節症による可動域制限と運動痛が持続するため当科を受診した.Debridement...
齋藤 竜太 Japanese Journal of Neurosurgery 32 (3), 148-153, 2023
...悪性グリオーマ治療成績の改善には, ウイルス治療, 中性子捕捉療法, convection-enhanced deliveryなど薬剤投与など, あらゆる新規治療手段を動員する必要があると考える.</p>...
小野田 淳人, 梅澤 雅和, 立花 研, 武田 健 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), P2-157-, 2023
...そのシフトの生じた脳血管周辺のアストロサイトと脳血管周囲マクロファージでは、異常構造タンパク質の蓄積に応答し、グリオーシスや細胞死の原因となる小胞体ストレスマーカーATF6とCHOPの亢進が確認された。以上から、NP胎仔期曝露は脳血管周囲病変を誘導し、それは異常構造タンパク質の脳血管周辺への集積に起因する可能性が示唆された。</p>...
原 雄大 ファルマシア 59 (3), 243-243, 2023
...神経膠腫(グリオーマ)は,グリア細胞が腫瘍化した悪性脳腫瘍の1つである.そのうち,最も悪性度が高いものが膠芽腫(グリオブラストーマ)であり,神経膠腫の約4割を占める.膠芽腫は,5年生存率が約10%,平均余命が約14か月と非常に難治性のがんであり,より詳細な病態発症機序の解明が望まれている.これまで,末梢より脳に浸潤したマクロファージや脳に常在するミクログリアがその病態に重要な役割を果たすことが示されてきた...
廣正 智, 張 雪, 森 博史, 若林 大志, 萱野 大樹, 絹谷 清剛 日本内分泌外科学会雑誌 40 (1), 7-11, 2023
...<p>褐色細胞腫・パラガングリオーマ(PPGL)はカテコラミン産生能を有する希少神経内分泌腫瘍である。本邦においては長らくCVD化学療法のみが難治性PPGLに対する唯一の保険治療薬であったが,2022年1月より同疾患に対して保険診療での<sup>131</sup>I-MIBG内用療法が開始された。...
北台 紀夫 日本地球化学会年会要旨集 70 (0), 80-, 2023
...<p> 初期地球に生命発生をもたらした一連の(有機)化学反応を,現生生物の代謝機構から推測し,室内模擬実験によって検証する研究が長年行われています.しかし,代謝に関わる酵素反応はいずれも高度に発達しており,特にCO2を炭素源としてC-C結合を作るプロセスは,天然環境を想定した実験で実現するのは大変困難でした.この困難さをバイパスする方法の一つとして,グリオキシル酸とピルビン酸の反応が提案されています...
原 雄大, 佐野 立樹, 松尾 一彦, 中山 隆志 日本薬理学会年会要旨集 97 (0), 1-B-S09-2-, 2023
<p>Glioblastoma (GBM) is the most common primary malignant tumor derived from glial cells. Because complete surgical resection is difficult and very few drugs are approved for GBM treatment, further …
澁谷 典広, 佐藤 彩湖, 河津 咲穂, 伊藤 凌大, 木村 英雄 日本薬理学会年会要旨集 97 (0), 2-B-P-032-, 2023
<p>Hydrogen sulfide (H<sub>2</sub>S) is endogenously produced from L-cysteine (L-Cys) by cystathionine beta-synthase (CBS) and cystathionine gamma-lyase (CSE). The third enzyme 3-mercaptopyruvate …
鄭 希, 杉浦 ひかり, 外山 喬志, 金子 尚志, 斎藤 芳郎 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), P2-160-, 2023
...SePとCCDC152遺伝子の発現が認められるグリオブラストーマ細胞株T98G細胞に対してSePおよびCCDC152のsiRNAを処理することで、GBMの増殖抑制が認められた。SePは受容体であるApoER2を介して細胞増殖作用を示すと考えられる。...
原田 龍一, 岡村 信行 日本薬理学雑誌 158 (1), 26-29, 2023
...<p>アストロサイト,オリゴデンドロサイト,ミクログリア,上衣細胞などのグリア細胞は,脳の恒常性維持に重要な役割を果たす非神経細胞である.しかし,活性化したミクログリアやアストロサイトは神経炎症を引き起こし,神経変性に密接に関与すると考えられている.多くの神経変性疾患の脳では,神経細胞脱落,神経炎症(グリオーシス),ミスフォールディングタンパク質の蓄積が共通して認められる.したがって,グリア細胞の反応性変化...
DOI Web Site 参考文献27件
濱田 康宏, 出口 一志 自律神経 60 (1), 49-53, 2023
...<p>自律神経障害を来す疾患の一部に,自己免疫性の機序で自律神経系のみを障害するものがある.抗ガングリオニックアセチルコリン受容体抗体が陽性の自己免疫性自律神経節障害では,自律神経節でシナプス伝達が阻害され広範な自律神経障害が生じる.本抗体の測定方法として受容体の細胞外エピトープを標的とする免疫調節法やlive cell-based assay法が新たに報告され,抗体検索の特異度改善が期待される.類似...
山崎 文之, 木下 康之, 高安 武志, 米澤 潮, 田口 慧, 大西 俊平, 織田 浩子, 武澤 友弘, 堀江 信貴, 杉山 一彦, 一戸 辰夫 小児の脳神経 48 (1), 39-44, 2023
...化学放射線療法が選択肢となる脳腫瘍(主に悪性脳腫瘍)に対する妊孕性温存の状況を,2015~2021年までに加療した小児・AYA世代(男性は中学生以上)を対象に後ろ向きに検討した.妊孕性温存のICは,AYA世代キャンサーボード設置前は3/32人,設置後は19/36人に施行していたが,ICを受けた22人(男:女=15:7)中,実際に温存した患者は10人(男:女=9:1)であった.低年齢患者への対応,悪性グリオーマ...
吉田 眞理 日本生物学的精神医学会誌 34 (2), 58-62, 2023
...アルツハイマー病やパーキンソン病などの神経変性疾患は,臨床症状と対応する局在領域の神経細胞脱落とグリオーシス,特異的タンパク蓄積を示す封入体により分類されているが,統合失調症や双極性障害などの精神疾患は現時点で病理学的に確定診断することが困難な疾患群である。精神科ブレインバンクは精神疾患の病態解明を目的として設立され,リスク遺伝子や特異的分子の同定,それらに関連する背景病理の解明をめざしている。...
福原 秀雄, 井上 啓史 Japanese Journal of Endourology and Robotics 36 (1), 18-21, 2023
...<p> 膀胱癌に対するアラグリオ顆粒剤<sup>Ⓡ</sup>による5-アミノレブリン酸塩酸塩 (5-aminolevulinic acid ; ALA) を用いた光力学診断 (Photodynamic diagnosis ; PDD) は, 2017年より本邦において実臨床で使用可能となった. 海外では上部尿路上皮癌に対するALA-PDDの有用性の報告があり, 自験例も含めて解説する.</p>...
平井 亨, 箱﨑 道之, 関 敬大, 紺野 愼一, 野沢 佳弘 東日本整形災害外科学会雑誌 35 (2), 97-102, 2023
...<p>骨内ガングリオンはまれな骨腫瘍類似疾患の一つであり,手根骨発生例も報告されている.症例は43歳の女性で,繰り返す手関節痛を主訴とし,画像検査で舟状骨骨内ガングリオンが疑われた.生検を兼ねて手術を施行し,病理学的に骨内ガングリオンと診断された.舟状骨骨内ガングリオンは不顕性の場合もあるが,手関節痛を契機に発見されることもある.稀少な疾患ではあるが,手関節痛の鑑別診断として念頭におく必要がある....
三浦 恵子, 西 夏未, 篠田 陽, 高橋 勉, 秋元 治朗, 藤原 泰之 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), P1-086S-, 2023
...我々はこれまでに、光感受性物質としてタラポルフィンナトリウム(TS)を用いたPDT(TS-PDT)が、悪性度の高い脳腫瘍の一つであるグリオブラストーマ(GBM)に対して抗腫瘍効果を示すことを明らかにしてきた。...
齊藤 雄大, 綿貫 幹也, 高橋 勉, 篠田 陽, 藤原 泰之 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), P1-085S-, 2023
...<p>【目的】グリオブラストーマ(GBM)は、神経膠細胞が腫瘍化した脳腫瘍の一つであり、脳腫瘍の中でも最も悪性度が高く、有効な治療法は確立されていない。近年、ドラッグリポジショニング研究により、in vitroでGBMに対して殺細胞効果を示す既存薬が見出されている。...
清家 卓也 創傷 14 (3), 90-96, 2023
泉 はるか, 野々村 大地, 岡 利樹, 松崎 恭介, 西村 健作, 森 清 泌尿器科紀要 68 (12), 385-390, 2022-12-31
We report a case of long-term survival in paraganglioma treated with repetitive surgery. A 32-year-old man was seen at the hospital because of hypertension and headache. On biochemical tests, …
DOI HANDLE Web Site ほか1件
鬼塚, 裕美 東京女子医科大学雑誌 92 (6), 177-177, 2022-12-25
令和4年度東京女子医科大学医学部・基礎系教室研究発表会令和4年10月20日(木) オンライン会場(Zoomウェビナー)
機関リポジトリ HANDLE 医中誌
小林 博司 小児内科 54 (13), 166-173, 2022-12-23
與那嶺 正人, 竹越 一博 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 94 (12), 1038-1043, 2022-11-20
宇山 允人, 岡部 真也 SPring-8/SACLA利用研究成果集 10 (5), 478-481, 2022-10-31
...毛髪の形状変形を伴う毛髪処理剤として汎用されているグリオキシル酸(GA)について、SPring-8 BL43IR に設置された顕微赤外分光(IR)装置を用いて、毛髪切片作製方法による毛髪内部の GA の分布の影響を検証した。切片作製には氷包埋法と樹脂包埋法を用いた。結果、GA の分布に切片作製方法による影響は見られなかった。...
平林 眞弓, 岡崎 尚, 王 潤, 古田 歩, 谷本 昌太 日本調理科学会誌 55 (5), 235-244, 2022-10-05
...<p> ムール貝(ムラサキイガイ)の味の特徴を明らかにするため,そのエキス成分をマガキ,ハマグリおよびアサリと比較した。コハク酸は,ムール貝に最も多く含まれた。...
袁, 博, 李, ショウ美, 宮下, 振一, 菊地, 秀与, 玄, 美燕, 松崎, 広和, 岩田, 直洋, 神内, 伸也, 須永, 克佳, 坂本, 武史, 日比野, 康英, 岡崎, 真理 Molecules 27 (19), 1-21, 2022-10
type:text
宮﨑 駿, 帆足 俊彦, 安齋 眞一, 佐伯 秀久 皮膚科の臨床 64 (11), 1837-1841, 2022-10-01
DOI Web Site 医中誌
藤井 正純, 二村 美也子, 蛭田 亮 高次脳機能研究 (旧 失語症研究) 42 (3), 321-325, 2022-09-30
...<p> 覚醒下手術は, 脳内に染み込むようにして発育するグリオーマと呼ばれる脳腫瘍や, 薬でどうしても抑えられないような発作で困っているてんかんの症例に行われ, 成果をあげています。日本では世界に先駆けて覚醒下手術のガイドラインが策定され, 一定の条件を満たした施設を認定する制度が発足し, 健康保険の仕組みのなかに組み込まれるまでになり, 現在普及が進んでいます。...
DOI Web Site 参考文献6件
迫 教晃, 北村 歳男, 田中 光, 小笠原 正宣 整形外科と災害外科 71 (3), 374-377, 2022-09-25
...<p>【目的】上腕二頭筋長頭腱内より発生するガングリオンの報告は極めて少なく,渉猟し得た限りでは国内外で6例のみである.今回発生起源の検索のため詳細な検察を行なった症例を報告する....
DOI Web Site 医中誌 参考文献5件
村松 慶一, 谷 泰宏, 小林 将人, 杉本 英彰, 岩永 隆太, 三原 惇史, 坂井 孝司 整形外科と災害外科 71 (4), 730-732, 2022-09-25
...【考察】近年,腱鞘ガングリオンは足,手関節や足趾,指関節と交通しており,足趾,指先部のう胞の切除には関節滑膜切除をすべきという報告がある.少数であるが,当科例より足趾,指尖部のう胞の起源は隣接関節発生の可能性がある.</p>...
菅原 隆世, 山本 和輝, 大石 知司, 溝尻 瑞枝 精密工学会学術講演会講演論文集 2022A (0), 406-407, 2022-08-25
...<p>近赤外フェムト秒レーザ光熱還元が誘起するグリオキシル酸Ni錯体インクからのNi析出過渡現象をポンプ・プローブ法により観測した.石英ガラス基板上に塗布したインク薄膜にポンプ光を集光走査し,最大遅延時間である600psの透過率とパターン描画後のプローブ光の透過率を測定した.走査速度1mm/sでは,照射後600psまでに現象が終了しておらず,8mm/sでは現象が終了していることが明らかとなった....
川勝 忍, 小林 良太, 森岡 大智, 大谷 浩一 神経心理学 38 (2), 86-95, 2022-06-25
...kDa(TDP-43)の蓄積を特徴とするTDP proteinopathyが大部分を占め,そのサブタイプであるタイプC病理が70~80%とされている.少数例では,Pick病,Alzheimer病,あるいはFTLD-TDPタイプB病理で運動ニューロン疾患を伴うものが報告されている.ここでは,TDPタイプC病理による意味性認知症の典型例について提示し,主病変は側頭葉前部や底面で高度の神経細胞脱落とアストログリオーシス...
富山 愛, 本間 悠太, 吉岡 正人 日本化粧品技術者会誌 56 (2), 150-157, 2022-06-20
...グリオキサール処理により生成される表皮細胞内のAGEsをカルボキシメチルリジン(CML)生成を指標として評価した結果,VC-HGがその生成を抑制することを確認した。また,VC-HGは,表皮細胞内のAGEs蓄積によって誘導されるメラノソーム(MS)の貪食亢進を抑制し,MS分解に関与するカテプシンの活性低下を改善した。...
DOI Web Site 参考文献24件
竹越 一博 臨床検査 66 (6), 763-769, 2022-06-15
田中 大貴, 檜作 彰良, 中山 良平 電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌) 142 (5), 550-556, 2022-05-01
<p>The purpose of this study was to develop a computerized classification method for low-grade gliomas (LGGs) with/without 1p/19q codeletion on brain MRI using multi-scale 3D-convolutional neural …
DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献16件
大村, 威夫 Monthly Book Orthopaedics 35 (4), 29-35, 2022-04-15
雑誌掲載タイトル:肘部管症候群の病態と治療
川西 正祐 薬局 73 (5), 1732-1733, 2022-04-05
溝尻 瑞枝, 中谷 光, 大石 知司 電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌) 142 (4), 466-469, 2022-04-01
<p>Co patterns were fabricated by using femtosecond laser pulse-induced thermochemical reduction of glyoxylic acid Co complex. Glyoxylic acid Co complex was synthesized by mixing …
DOI Web Site 参考文献17件
稲森 啓一郎 Trends in Glycoscience and Glycotechnology 34 (198), J25-J28, 2022-03-25
...<p>ガングリオシドはシアル酸を1つまたは複数含むスフィンゴ糖脂質で、とくに中枢神経系に多く存在している。ガングリオシドは細胞膜マイクロドメインの基本的な構成成分であり、膜タンパク質との側方相互作用により上皮成長因子受容体やインスリン受容体などの受容体機能を制御している。...
DOI DOI Web Site ほか2件 参考文献19件
狩野 裕考 薬学雑誌 142 (3), 195-203, 2022-03-01
<p>Chronic inflammation plays an important role in the pathogenesis of obesity and metabolic disorders. In obesity, pattern-recognition receptors in innate immune system, such as Toll-like receptor …
DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献48件
メルクマン アブラハム, 郭 思尼, 程 ワイキ, 劉 鵬宇, 阿久津 達也 人工知能学会研究会資料 人工知能基本問題研究会 119 (0), 15-20, 2022
板村 真司, 出雲 大幹, 小野 浩明 臨床神経学 62 (4), 301-304, 2022
...<p>症例は9歳女児.カンピロバクター腸炎発症7日後から激しい両側足底痛を生じて入院した.入院時,四肢筋力は保たれ,深部腱反射正常だが,足底痛のため歩行困難であった.運動神経伝導検査異常なし.脳脊髄液蛋白細胞解離なし.腰椎MRIで第4,5腰椎の神経根造影効果あり.足底痛にはガバペンチンが奏効し退院した.入院時血清から複数の抗ガングリオシド抗体が検出された.発症から半年経過して症状消失しており,感覚型...
DOI Web Site PubMed 参考文献7件
三原 大輝, 堀 正敏 日本毒性学会学術年会 49.1 (0), P-49E-, 2022
...</p><p></p><p><b>方法・結果</b></p><p>メチルグリオキサールを混和させた透析液を3週間マウスに腹腔内投与することで、腹膜劣化モデルを作製した。腹膜劣化は主な病変であるコラーゲン沈着により評価した。隔週で評価した結果、腹膜中コラーゲン量は単調増加した。</p><p></p><p>次に病態促進を担う細胞として腹腔細胞に着目し、様々な線維化促進因子のmRNA発現を定量した。...
成島 淳也, 大石 知司, 溝尻 瑞枝 IIP情報・知能・精密機器部門講演会講演論文集 2022 (0), IIP1R2-J02-, 2022
<p>Metal printing technique has attracted attention as a promising manufacturing method. To date, Cu patterning with high electroconductivity has been achieved by laser-reduced thermochemical …
松本 貴之, 吉岡 円, 野上 あかね, 工藤 美代, 長田 友恵, 小笠原 悠, 田口 夏芽, 遠藤 彩香, 中村 圭吾, 山田 愛子, 田口 久美子, 小林 恒雄 日本薬理学会年会要旨集 96 (0), 3-B-O08-4-, 2022
<p>Although abnormalities of function in femoral artery, including aberrant vascular reactivity to various vasoactive mediators, are common in many chronic disorders including hypertension and …
橋詰 良夫 認知症治療研究会会誌 9 (1), 14-, 2022
...,夜間不穏,不潔行為などの症状が出現し,看護・介護に手 こずる症例が多いことが特徴で,画像では海馬,海馬傍回,扁桃核などの辺縁系の萎縮の程度は比較 的軽度である.肉眼的には辺縁系に萎縮は限局しており,他の新皮質の萎縮はない.組織学的には辺 縁系に限局して神経原線維変化が多数出現し,ゴースト化したものが目立つ.Braak stage II~III の ものが多い.海馬傍回の皮質の萎縮と神経細胞脱落とグリオーシス...
植林 葵, 土屋 正憲, 池上 直希, 山下 忠紘, 須藤 亮 バイオフロンティア講演会講演論文集 2022.33 (0), 2E03-, 2022
井関 真理, 中山 博輝, 渡邊 睦房, 内堀 歩, 千葉 厚郎, 水谷 真之 臨床神経学 62 (7), 558-562, 2022
...<p>症例は43歳女性.コミナティ<sup>®</sup>(BNT162b2,ファイザー社)接種後に異常感覚と筋力低下,嚥下障害,高度の深部感覚障害を自覚し,当科を受診した.腱反射は消失,髄液検査は正常,抗ガングリオシド抗体は陰性で,神経伝導速度検査ではF波の出現率の低下を認めた.ワクチン接種による自己免疫性の末梢神経障害と考え血漿交換を行ったところ,症状は改善したが深部感覚障害は残存した.新型コロナウイルス...
DOI Web Site PubMed 参考文献25件
柴崎 貢志 ファルマシア 58 (9), 873-876, 2022
...そして、このTRPV4陽性アストロサイトはTRPV4の活性化に伴い、グリオトランスミッターを遊離し、神経興奮を増大させる機能を有する。...
住元 康彦, 菊川 和彦, 渡邊 能 肩関節 46 (2), 401-404, 2022
...ガングリオンなどの占拠性病変を伴わない肩甲上切痕部での絞扼による肩甲上神経(SSN)単独麻痺の臨床的特徴と鏡視下SSN剥離術の治療成績を検討した.対象は男性5例,女性1例,年齢は21~59歳(平均34.2歳),術後経過観察期間は1~4.3年(平均2.1年)であった.6例中,4例が仕事やスポーツで肩を挙上した状態での繰り返し動作を日常的に行っていた.身体所見上,棘上筋,棘下筋の筋萎縮,SSN領域の知覚低下...
原田 龍一 日本薬理学雑誌 157 (6), 453-457, 2022
...<p>アルツハイマー病(AD)は認知症の中で最も罹患率の高い疾患であり,対策が急務となっている.現在活発に開発が進められている疾患修飾薬の標的はADの神経病理像の一つである老人斑を形成するアミロイドβ(Aβ)であり,治験に積極的に利用されているのがバイオマーカーである.ADの神経病理像は神経細胞脱落,グリオーシス,そして老人斑・神経原線維変化(Aβ・タウタンパク質が異常凝集したミスフォールディングタンパク...
藤原 弘明, 高原 楠昊, 中井 陽介, 小池 和彦, 藤城 光弘, 立石 敬介 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 43 (0), 3-C-O09-2-, 2022
...このような5-ALAを利用した癌の光線力学的診断は、グリオーマや膀胱癌では既に実用化されているが、胆管癌における有用性については明らかでない。【目的】5-ALAを利用した光線力学的診断法の胆管癌における応用可能性について検討する。【方法】ヒト胆管癌の切除検体、及びERC下生検検体より計4例、胆管癌患者由来オルガノイドを樹立した。...
渡邉 莉奈 日本プロテオーム学会大会要旨集 2022 (0), 3S81P75C-3S81P75C, 2022
鈴木 紅音, 深澤 和也, 堀江 哲寛, 村田 美怜, 小林 正輝, 檜井 栄一 日本薬理学会年会要旨集 95 (0), 2-O-042-, 2022
<p>Glioblastoma (GBM), the most malignant form of primary brain tumor, has a very dismal prognosis. Glioma stem cells (GSCs) contribute to the initiation and progression of GBM. Extracellular …
杉森 道也, 早川 由美子, 中川 結理, 田村 了以, 黒田 敏 日本薬理学会年会要旨集 95 (0), 2-YIA-62-, 2022
<p>Glioblastoma, a primary brain tumor, is resistant to chemotherapy and can develop into a fatal space-occupying lesion. Glioma stem cells (GSCs) are thought to be responsible for tumor growth, …
井上 善晴 日本毒性学会学術年会 49.1 (0), S3-5-, 2022
...その一例として、解糖系酵素の一つであるトリオースリン酸イソメラーゼ反応の中間体から生じるメチルグリオキサール(MG)は、DNAのグアニン残基とadductを形成する。</p><p> 筆者の研究室では、出芽酵母(<i>Saccharomyces cerevisiae</i>)をモデル生物として、MGの生理機能について研究を行なっている。...
一川 貴洋, 菊森 豊根 日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌 39 (2), 116-121, 2022
...<p>褐色細胞腫とパラガングリオーマ(PPGL)はカテコールアミン産生腫瘍であるため,術前より適切に選択的α1遮断薬(主にドキサゾシン)を投与して周術期合併症リスクを軽減させる必要がある。本邦および各国の主なPPGLのガイドラインでは,術前のドキサゾシンの推奨投与量や投与期間,メチロシンの併用や生理食塩水の点滴負荷の有無などについてそれぞれ推奨度がやや異なる。...
木村 伯子 日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌 39 (2), 99-104, 2022
...<p>褐色細胞腫・パラガングリオーマ(PPGL)はWHO内分泌腫瘍分類(WHO)第3版(2003)までは良性PPGLと悪性PPGLに2分類されていたが,WHO第4版(2017)では,すべてのPPGLは転移する可能性のある非上皮性の悪性腫瘍(肉腫)であると明記された。その悪性度は低悪性度から高悪性度まであるが,PPGLではGAPP分類が唯一の悪性度の診断基準である。...
須藤 亮 生体医工学 Annual60 (Abstract), 135_1-135_1, 2022
...本発表では、脳腫瘍の一種であるグリオーマと肝内胆管がんを対象とした細胞アッセイについて最近の研究成果を紹介する。まず、グリオーマについては、がんの不均一性に着目し、グリオーマ幹細胞を用いた浸潤アッセイを行った。グリオーマ幹細胞は、培養環境によって幹細胞性を維持した未分化な細胞と分化したがん細胞が混在する不均一な細胞集団を形成する。...
鳥海 和也, 小池 伸, 段 孝, 鈴木 一浩, 宮下 光弘, 堀内 泰江, 小笠原 裕樹, 宮田 敏男, 糸川 昌成, 新井 誠 日本薬理学会年会要旨集 96 (0), 1-B-P-026-, 2022
<p>Methylglyoxal (MG) is a reactive and cytotoxic alpha-dicarbonyl product of glycolysis. Various detoxification systems work together<i> in vivo</i> to remove highly toxic MGs, including a …
原田 龍一 日本薬理学会年会要旨集 95 (0), 3-YAL2-, 2022
...アストロサイトに高発現するMAO-Bは多様な神経疾患で観察されるアストログリオーシスのバイオマーカーとして有用であると判断されたため、タウプローブとしては"標的外"の分子であったMAO-Bを"標的"とみなし、その結合性を高めるという開発戦略で新たなPETプローブ[ <sup>18</sup> F]SMBT-1を開発した。...
原田 龍一 日本薬理学会年会要旨集 95 (0), 1-S13-4-, 2022
<p>Alzheimer's disease is neuropathologically characterized by neuronal loss, gliosis, and the deposition of misfolded proteins such as amyloid plaques and tau tangles. Reactive astrocytes and …
韓 笑波, 山中 誠, 永福 菜美, 松田 直毅, 鈴木 郁郎 日本毒性学会学術年会 49.1 (0), P-230-, 2022
...次に、Poly-L-lysineおよびLamininでコートした流路内に、妊娠15日ラットより採取した胎児脊髄後根神経節(ガングリオン)を1個/流路の密度で播種した。マイクロ流路内で培養することで神経突起は流路方向に沿って方向性を持ち伸長した。免疫染色の結果、神経突起の形態変化を明確に解析できることがわかった。また、培養6週目には、流路内を伸長した軸索にミエリンが形成されていることが確認された。...
竹越 一博 日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌 39 (2), 93-98, 2022
<p>褐色細胞腫(pheochromocytoma)/傍神経節腫(paraganglioma):PPGLは各々,副腎髄質,傍神経節細胞より発生する腫瘍である。PPGLは本世紀に至り遺伝的背景の研究の急速な進歩により,その概念が全く変わった疾患である。その理由としては下記の2点に集約されよう。(Ⅰ)新しい原因遺伝子<i>SDHB</i>および<i>SDHD</i>を初めとして多数の原因遺伝子の同定…
森 博史, 若林 大志, 萱野 大樹, 絹谷 清剛 日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌 39 (2), 110-115, 2022
...<p>難治性褐色細胞腫・パラガングリオーマ(PPGL)の治療の1つに,<sup>131</sup>I-metaiodobenzylguanidine (MIBG)を用いた放射線治療(核医学治療)がある。...
藤井 正純, 蛭田 亮, 長井 健一郎, 二村 美也子 神経治療学 39 (6), S103-S103, 2022
長尾 俊景, 坂東 夏菜, 井浦 亜有子, 角田 龍太, 加納 嘉人, 池田 貞勝, 野上 彩子, 田中 陽典, 桐村 進, 森 毅彦 臨床血液 63 (10), 1373-1378, 2022
...溶骨性骨病変,高カルシウム血症,高ガンマグロブリン血症を伴う症例は血液内科受診となることが多いため,鑑別疾患として悪性パラガングリオーマも念頭に置く必要がある。</p>...
DOI Web Site PubMed ほか1件
立石, 健祐, Tateishi, Kensuke 横浜医学 72 (4), 545-551, 2021-12-03
...枢神経系悪性腫瘍は,その発生頻度は疫学的に決して高くないものの,疾患によっては予後への影響も大きく,また病態に応じて後遺症につながる重大な脳機能障害をもたらす.例えば代表的脳悪性腫瘍である膠芽腫(グリオブラストーマ)では,標準治療は確立されているものの,平均生存期間は15ヶ月未満であるように,悪性腫瘍全体を見渡しても最も治療困難な疾患の一つとして知られている.また高い浸潤能や増殖能などの腫瘍細胞が有...
機関リポジトリ 医中誌
高峰 裕介, 根岸 弘, 古川 雄都, 小林 真人, 熊川 貴大, 四條 克倫, 茂呂 修啓, 前田 剛, 吉野 篤緒 日大医学雑誌 80 (6), 319-329, 2021-12-01
...濃度に大きく関与する.ラット虚血モデルでは Pyrazole-3(Pyr3) を用いて TRPC3 チャネルを拮抗するとグリオーシスが抑制されることが報告されている.また,グリオトランスミッションも細胞内カルシウム濃度上昇に大きく寄与する.P2Y1 受容体を刺激するとカルシウムが細胞内貯蔵庫から放出されカルシウムウェーブを介したグリオトランスミッションが励起されるが,P2Y1 受容体を MRS2179...
DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献29件
石川 匠, 竹澤 健太郎, 阿部 豊文, 福原 慎一郎, 植村 元秀, 木内 寛, 今村 亮一, 野々村 祝夫 泌尿器科紀要 67 (11), 501-505, 2021-11-30
A 25-year-old woman, with chief complaints of palpitation and vomiting, was suspected of having acute myocarditis and was taken to our critical care center. She was diagnosed with Takotsubo syndrome …
角皆, 季樹, 大橋, 十也, 嶋田, 洋太, 樋口, 孝, 木村, 文香, 松島, 小貴, 渡部, 文子, 小林, 博司 東京慈恵会医科大学雑誌 136 (6), 136-137, 2021-11-15
article
HANDLE Web Site
杜 徳尚 小児科診療 84 (11), 1656-1658, 2021-11-01
森島 重弘, 依田 卓, 中澤 誠, 小野 隆志 心臓 53 (10), 1082-1090, 2021-10-15
.../パラガングリオーマの存在を念頭に画像診断や血中カテコラミン濃度の精査を考慮する必要があると考えられた....
新垣 慶人, 中嶋 秀樹 神経眼科 38 (3), 287-291, 2021-09-25
...<p> 症例は77歳,女性.上気道炎の出現から3日後,物が二重に見え,歩行時のふらつきが現れ,当院を受診した.両眼が散瞳し対光反射は消失,眼球運動は両側正中固定であった.腱反射は消失し,四肢と体幹に運動失調も認めた.血清ガングリオシド抗体は,GQ1b-IgG抗体,GT1a-IgG抗体,GD1b-IgG抗体,およびGT1b-IgG抗体が陽性であった.Fisher症候群(FS)と診断し,経静脈的免疫グロブリン...
松田 隆寛, 三宅 智, 伊﨑 輝昌, 新城 安原, 柴田 陽三, 蓑川 創, 南川 智彦, 柴田 光史, 山本 卓明 整形外科と災害外科 70 (4), 725-729, 2021-09-25
...<p>(はじめに)骨内ガングリオンは関節軟骨下に発生する良性腫瘍であり肩関節での発生は稀である.肩関節の場合,肩甲骨関節窩に接するように発生するため,痛みや可動域制限を生じるだけでなく,関節窩骨折を引き起こし得る.渉猟し得た限り,肩甲骨関節窩に発生した骨内ガングリオンに関する英文での報告は13例しかなく,いずれも1例報告であった....
DOI Web Site 医中誌 参考文献9件
三原 惇史, 岩永 隆太, 村松 慶一, 伊原 公一郎, 坂井 孝司 整形外科と災害外科 70 (4), 730-733, 2021-09-25
...<p>【はじめに】神経内ガングリオンはその発生機序,治療方針について議論が残るところである.我々はその治療方針として可能な限り神経機能の温存を目的にガングリオンの被膜切開排液による減圧術を行ってきた.その治療成績について報告する....
佐藤 健司, Zheng Yifeng, 奥村 衣梨, 藤島 雅基, 井上 喜博 Functional Food Research 17 (0), 44-49, 2021-09-12
...の生成を抑制し,その結果酸化ストレスを減少させることが示されている.メチルグリオキサールが反応するシステインは通常食摂取に比べ高脂肪食により肝臓中で有意に減少するが,フェネチルアミンおよび熱水抽出物の投与により有意に改善されていた.以上の結果よりフェネチルアミンはごく微量の経口摂取によりGAPDH を回復させることで短鎖アルデヒドの生成を抑制するという新規の作用機作により肝保護作用を示すと考えられている...
方波見 卓行, 清水 紗智, 松葉 怜 medicina 58 (9), 1435-1439, 2021-08-10
立石 宇貴秀 臨床放射線 66 (8), 847-850, 2021-08-10
菅 尚子, 焼本千里, 岡野やや子, 坂本 薫, 加藤陽二 日本調理科学会誌 54 (4), 186-192, 2021-08-05
...<p> マヌカハニーを用いて,高温加熱時における特有成分の熱安定性および,抗菌成分であるメチルグリオキサール(MGO)の減少を抑える調理法について検討した。飴の加工を想定した150℃加熱では,わずか10分間でMGOが約12%まで減少した。また,ニュージーランド第一次産業省が定める指標の一つである2’-メトキシアセトフェノンも10分間の加熱で有意に減少した。...
山本 美知郎, 平田 仁 整形・災害外科 64 (9), 1050-1053, 2021-08-01
宇山 允人, 岡部 真也 SPring-8/SACLA利用研究成果集 9 (4), 237-240, 2021-06-30
...毛髪の形状変形を伴う毛髪処理剤として汎用されているグリオキシル酸(GA)について、SPring-8 BL43IR に設置された顕微赤外分光(IR)装置を用いて、毛髪内部での GA の分布の評価並びに浸透促進剤併用による浸透促進効果を検証した。結果、GA は浸透促進剤の併用により、浸透量が増加していることが示唆された。...
黒羽, 泰子 新潟医学会雑誌 135 (4-6), 67-80, 2021-06
...Leigh脳症は脳幹,基底核,視床,小脳,脊髄の間質組織の粗鬆化やグリオーシスを伴う左右対称性の壊死性病変を認める亜急性壊死性脳脊髄症である.Leigh脳症の原因として,核遺伝子変異によるミトコンドリア呼吸鎖複合体欠損症が報告されている.本研究では,Leigh脳症の特徴を有する白質脳症を呈した家系において,発症者の臨床的特徴を抽出し,分子遺伝学的,組織学的解析により発症機序を明らかにすることを目的とした...
機関リポジトリ HANDLE Web Site ほか1件
齋藤,紀彦 東邦医学会雑誌 68 (2), 59-64, 2021-06-01
type:TOHO University Scholarly Publication
DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件
山本 賢, 吉良 雄一<sup>(Co-first-author)</sup>, 平峯 智, 林 武生, 橋本 侑, 眞崎 勝久, 松瀬 大, 吉良 潤一, 篠原 啓介, 筒井 裕之, 松本 佑慈, 太田 梓, 山嵜 奨, 髙山 耕治, 池崎 裕昭, 豊田 一弘, 小川 栄一, 貝沼 茂三郎, 村田 昌之 日本病院総合診療医学会雑誌 17 (3), 298-303, 2021-05-31
...対症療法による改善が乏しかったことから,自己免疫性自律神経性ガングリオノパチー(AAG)を疑い,血清抗体検査を追加したところ,抗gAChR抗体α3 ユニット陽性であり,AAGの診断に至った。免疫グロブリン大量静注療法(IVIG)を施行した結果,自律神経症状は著明に改善した。...
宮澤 真一, 深山 貴文, 田原 恒, 鈴木 雄二, 西口 満 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 428-, 2021-05-24
...一方、グリコール酸およびグリオキシル酸においては、平均含量は針葉樹の方が高く、広葉樹の約2倍であった。次に、ポプラとスギの切り枝を用い、炭素安定同位体(<sup>13</sup>C)で標識された、グリセリン酸の前駆物質であるセリンを枝断面から蒸散流で吸わせて葉を採取し、標識された光呼吸代謝物をGC-MSで検出した。...
絹谷 清剛 Pharma Medica 39 (5), 86-88, 2021-05-20
木下 学 Neurological Surgery 脳神経外科 49 (3), 501-509, 2021-05-10
荒川 芳輝 Neurological Surgery 脳神経外科 49 (3), 568-574, 2021-05-10
篠島 直樹 Neurological Surgery 脳神経外科 49 (3), 491-499, 2021-05-10
黒住 和彦, 小泉 慎一郎, 大谷 理浩 Neurological Surgery 脳神経外科 49 (3), 608-616, 2021-05-10
武笠 晃丈 Neurological Surgery 脳神経外科 49 (3), 465-465, 2021-05-10
木下 雅史, 中田 光俊 Neurological Surgery 脳神経外科 49 (3), 556-567, 2021-05-10
高橋 雅道 Neurological Surgery 脳神経外科 49 (3), 520-526, 2021-05-10
沖田 典子, 成田 善孝 Neurological Surgery 脳神経外科 49 (3), 660-664, 2021-05-10
齋藤 太一, 村垣 善浩 Neurological Surgery 脳神経外科 49 (3), 549-555, 2021-05-10
棗田 学, 温 城太郎, 渡邉 潤, 塚本 佳広, 岡田 正康, 藤井 幸彦, 安達 淳一, 西川 亮 Neurological Surgery 脳神経外科 49 (3), 527-534, 2021-05-10
山崎 文之, 高安 武志, 花谷 亮典 Neurological Surgery 脳神経外科 49 (3), 647-659, 2021-05-10
齋藤 竜太 Neurological Surgery 脳神経外科 49 (3), 588-596, 2021-05-10
寺島 慶太, 荻原 英樹 Neurological Surgery 脳神経外科 49 (3), 640-646, 2021-05-10
髙見 浩数 Neurological Surgery 脳神経外科 49 (3), 617-622, 2021-05-10
本村 和也 Neurological Surgery 脳神経外科 49 (3), 632-639, 2021-05-10
齊藤 邦昭 Neurological Surgery 脳神経外科 49 (3), 536-548, 2021-05-10
石川 栄一, 宮崎 翼 Neurological Surgery 脳神経外科 49 (3), 597-607, 2021-05-10
大場 茂生 Neurological Surgery 脳神経外科 49 (3), 466-475, 2021-05-10
田中 將太 Neurological Surgery 脳神経外科 49 (3), 623-631, 2021-05-10
井垣 浩 Neurological Surgery 脳神経外科 49 (3), 575-587, 2021-05-10
立石 健祐 Neurological Surgery 脳神経外科 49 (3), 476-484, 2021-05-10
増井 憲太, 小森 隆司 Neurological Surgery 脳神経外科 49 (3), 510-519, 2021-05-10
大須賀 覚 Neurological Surgery 脳神経外科 49 (3), 485-489, 2021-05-10
小野寺 謙, 高橋 義彦, 千田 愛, 橋本 朋子, 長澤 幹, 冨樫 弘文, 川島 智美, 千葉 拓, 瀬川 利恵, 梅邑 晃, 佐藤 綾香, 石田 和之, 菅井 有, 佐々木 章, 石垣 泰 糖尿病 64 (4), 284-290, 2021-04-30
...<p>褐色細胞腫はしばしば耐糖能障害を合併し,病態にはインスリン抵抗性と分泌抑制の関与が指摘されているが,糖尿病ケトアシドーシス(DKA)を発症する例はまれである.我々は糖尿病の診断と薬物治療が高血圧治療に十数年先行し,経過中に診断されたパラガングリオーマ1例と褐色細胞腫1例を経験した.前者はケトーシスの既往はないがインスリン依存レベルのCペプチド低値を認め,後者は典型的な褐色細胞腫クリーゼを伴わない...
廣瀬 玲, 鶴谷 悠也, 西川 哲男 内科 127 (4), 1002-1004, 2021-04-01
大海, 雄介 中部大学生命健康科学研究所紀要 17 69-73, 2021-03
type:ミニレビュー
袁, 博, Xu, Kang, Shimada, Ryota, Li, JingZhe, 林, 秀樹, 岡﨑, 真理, 高木, 教夫 Frontiers in oncology 11 1-14, 2021-03
DOI 機関リポジトリ Web Site 被引用文献1件 参考文献59件
平松 宏明, Kudkyal Vyankatesh, 林 京子, 大海 雄介, 中北 愼一, 渡邊 洋平, 小野 尭生, 金井 康, 松本 和彦, 河原 敏男 応用物理学会学術講演会講演予稿集 2021.1 (0), 2198-2198, 2021-02-26
宇山 允人, 吉羽 崚, 武知 美和, 三好 里奈, 岡部 真也, 野田 清義, 金子 美桜 SPring-8/SACLA利用研究成果集 9 (2), 162-165, 2021-02-25
...ヘアケア製品のストレートパーマ剤として汎用されているグリオキシル酸(GA)について SPring-8 BL43IR に設置された顕微赤外分光(IR)装置を用いて、毛髪内部での GA の分布の評価並びに浸透促進剤併用による浸透促進効果を検証した。結果、GA は浸透促進剤を併用せずとも毛髪の深部まで浸透していることが明らかとなった。...
阿部, 利徳, 滝澤, 虎三郎, 長澤, 和永, 笹沼, 恒男 山形大學紀要. 農學 18 (4), 341-350, 2021-02
...これらの同定したタンパク質のうち、抗酸化作用のある、パーオキシレドキシンや、酸化還元に関係したグリオキサラーゼなどは登熟期および収穫後の乾燥などによるストレス下で、種子の胚や米粉層細胞などで、細胞を防御する役割を果たしていることが推察される。...
日本農学文献記事索引
鷲見 聰, 高津 哲郎, 中島 浩敦 整形外科 72 (2), 131-133, 2021-02-01
山本 淳考, 北川 雄大, 宮岡 亮, 鈴木 恒平, 髙松 聖史郎, 齋藤 健, 中野 良昭 日本レーザー医学会誌 41 (4), 343-347, 2021-01-15
<p>光感受性物質を利用した診断・治療はすでに臨床現場で広く利用されている.ポルフィリンに代表される光感受性物質は,光感受性のみならず放射線感受性を有することがしられている.5-アミノレブリン酸(ALA)は,悪性神経膠腫の術中蛍光診断薬として利用されている.近年,この5-ALAと放射線治療を組み合わせた治療の研究が進んでいる.5-ALAは,腫瘍細胞においてヘム代謝の過程で,ミトコンドリアにプロト…
DOI Web Site 医中誌 参考文献36件
秋元 治朗 日本レーザー医学会誌 41 (4), 318-328, 2021-01-15
...光線力学的療法(Photodynamic therapy: PDT)が,腫瘍本体を摘出した後の浸潤細胞制御に関して有効性,安全性を示し,2013年に世界に先駆けて本邦で保険適応を獲得した.世界の脳神経外科医は40年前から悪性脳腫瘍に対するPDTの有効性を信じ,多くの前臨床研究,臨床研究を重ねてきた.そして,それらの叡智の結集が今回の成功の礎となったと言って過言ではない.本論文では,人類が初めてヒト悪性グリオーマ...
DOI Web Site 医中誌 参考文献55件
山本 佐知雄, 宇多村 尚典, 木下 充弘, 鈴木 茂生 分析化学 70 (1.2), 39-44, 2021-01-05
...<p>ガングリオシドは,細胞膜の重要な構成要素のひとつであり,コレステロールやスフィンゴミエリンなどとともに,マイクロドメインあるいは脂質ラフトと呼ばれる微小環境を形成し,細胞間認識,細胞増殖,シグナル伝達のような重要な機能を担っている.血清中にはリポタンパク質などに結合したガングリオシドが存在しており,ガングリオシドの含量はがんなどの種々の病態を反映すると考えられている.ガングリオシドのような生体内...
DOI Web Site Web Site ほか1件
名田 和義, 平塚 伸 園芸学研究 20 (1), 57-63, 2021
...<p>水耕栽培ホウレンソウにおいて,収穫直前のアミノ酸添加処理による硝酸塩とシュウ酸塩同時低減の可能性を示すため,収穫7日前に,培養液にグルタミン(1,2,3,4および5 mM),グリシン,グリコール酸およびグリオキシル酸(それぞれ1,3および5 mM)を添加し,ホウレンソウ葉の硝酸塩およびシュウ酸塩濃度,硝酸代謝,アミノ酸代謝およびシュウ酸代謝活性を調査した.グルタミン,グリコール酸およびグリオキシル...
DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献21件
加藤 克彦, 中村 壮一, 的場 義典, 絹谷 清剛 核医学 58 (1), 33-38, 2021
...<p>3-ヨードベンジルグアニジン(<sup>131</sup>I)(<sup>131</sup>I-MIBG)注射液(以下,本剤)を使用した核医学治療の国内における褐色細胞腫・パラガングリオーマを対象とした臨床試験が終了し,数年以内に薬事承認,臨床使用が予想される.現在,核医学治療にて加療中の患者を継続的に管理するための診療報酬として,放射性同位元素内用療法管理料が設定されているが,本剤を用いた核医学治療...
DOI PubMed 医中誌
稲木 杏吏, 若林 大志, 萱野 大樹, 絹谷 清剛 核医学 58 (1), 59-66, 2021
...<p><sup>131</sup>I-3-ヨードベンジルグアニジンまたは <sup>131</sup>I-イオベングアン(3-(<sup>131</sup>I)iodobenzylguanidine or <sup>131</sup>I-iobenguane[<sup>131</sup>I-MIBG])は,褐色細胞腫・パラガングリオーマや神経芽腫に特異的に集積することから,大量投与による核医学治療用製剤...
須藤 亮, 池上 直希, 植林 葵, 山下 忠紘 生体医工学 Annual59 (Abstract), 221-221, 2021
...<p>グリオブラストーマは、致死率の高い悪性脳腫瘍である。間質流はがん細胞の浸潤調節因子の1つであることが知られているが、グリオーマ幹細胞とその子孫細胞で構成される不均一な細胞集団の浸潤に対する間質流の影響は明らかになっていない。そこで、本研究では間質流に誘起されるグリオーマ幹細胞の3次元的な浸潤のメカニズムを検討した。...
落合 悟, 星野 英紀, 三牧 正和 脳と発達 53 (6), 462-465, 2021
...髄液検査で単核球優位の細胞数増多と頭部造影MRI検査で小脳橋角部の両側第VIII脳神経に異常造影効果がみられ, 抗ガングリオシド抗体検査で抗GQ1b-IgG抗体陰性, 抗GM1-IgG抗体と抗GM2-IgG抗体が陽性であった. 以上より自己免疫介在性のAVSと診断した. 自己免疫介在性AVSでは, 複数の抗体の関与が報告されおり, 経過次第ではIVIGなどの急性期治療を考慮すべきと思われた....
坂口 将太 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 71 (0), 341-, 2021
...リバウンドジャンプ運動は、跳躍高を接地時間で除したリバウンドジャンプ指数(RJ-index)、開眼片足立ちは姿勢を維持できた時間(秒)、飛び越しくぐりおよびサイドジャンプは遂行時間(秒)を算出し、それらの関係性について相関係数を求めた。その結果、リバウンドジャンプの遂行能力と飛び越しくぐりおよびサイドジャンプの遂行能力との間に有意な相関関係が認められた。...
松原 輝彦, 佐藤 智典 膜 46 (1), 7-11, 2021
The assembly of amyloid β protein (Aβ) on membrane microdomains in presynaptic neuronal membranes is involved in the onset of Alzheimer’s disease. The Aβ– sensitive ganglioside nanocluster (ASIGN) …
渡辺 俊, 森田 元樹, 北村 大地, 尾山 実砂, 岩井 孝志, 田辺 光男 日本薬理学会年会要旨集 94 (0), 2-P1-27-, 2021
<p>Gangliosides are sialic acid-containing glycosphingolipids characterized by their diverse carbohydrate structures and are divided into four groups such as o-, a-, b- and c-series. We reported …
深澤 和也, 徳村 和也, 岩橋 咲幸, 家崎 高志, 檜井 栄一 日本薬理学会年会要旨集 94 (0), 2-O-D2-1-, 2021
<p>Glioblastoma (GBM), the most malignant type of primary brain tumor, has a very poor prognosis. Glioma stem cells (GSCs) play a key role in tumor initiation and progression. Cyclin-dependent …
尾城 椋太, 岡野 拡, 高嶋 和巳, 高橋 康徳, 唐 倩, 菊地 聡美, 吉田 敏則, 渋谷 淳 日本毒性学会学術年会 48.1 (0), P-87E-, 2021
...</p><p>【考察】GlyPおよびGBHの発達期曝露により、離乳時の海馬で顆粒細胞のシナプス可塑性の増加と顆粒細胞系譜の増殖抑制がみられ、GBHでは代償性の神経新生増強とグリオーシスを示唆する変化を認めた。これらの変化は成熟後には消失した。一方、GBHでは成熟後に酸化ストレスが誘導され、不可逆的な影響が示唆された。今後、遺伝子発現を含めて検討を進める予定である。</p>...
韓 笑波, 山中 誠, 永福 菜美, 松田 直毅, 鈴木 郁郎 日本毒性学会学術年会 48.1 (0), O-24-, 2021
...次に、Poly-L-lysineおよびLamininでコートした流路内に、妊娠15日ラットより採取した胎児脊髄後根神経節(ガングリオン)を1個/流路の密度で播種した。流路方向に沿って神経突起が伸長し、免疫染色の結果、神経突起の形態変化を明確に解析できることがわかった。また、培養4週目には、流路内を伸長した軸索にミエリンが形成されていることが確認された。...
岡村 信行 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 42 (0), 2-S27-3-, 2021
...反応性アストロサイトのミトコンドリア外膜にはモノアミン酸化酵素B(MAO-B)の高発現がみられるため、MAO-Bを認識するPETプローブはアストログリオーシスの生体イメージングに利用可能である。我々はMAO-Bへの高親和性を示すTHK-5351の化学構造を部分的に改変し、MAO-Bへの結合選択性に優れた新規PETプローブ[<sup>18</sup>F]SMBT-1を開発した。...
岸 悠太, 高田 典彦, 山﨑 陽子, 鈴木 麻美, 北條 秀樹, 濱田 良樹 日本口腔診断学会雑誌 35 (1), 55-60, 2021
Synovial cyst is a cystic lesion that usually occurs in the periarticular areas of the wrists, knees and ankles, but rarely around the temporomandibular joint (TMJ). In this report, a case with a …
DOI Web Site 参考文献32件
三原 久明 ビタミン 95 (7), 358-359, 2021
辻 威彦, 梅本 善明, 松尾 雄志 日本食品化学学会誌 28 (1), 39-46, 2021
In this article, we emphasize that: (i) methylglyoxal (MGO) is mainly formed as a byproduct of glycolysis and, under physiological circumstances, detoxified by the glyoxalases (GLXase) and …
岡部 陽菜子, 前田 和洋, 湯川 充人, 永峯 佑二, 斎藤 充 東日本整形災害外科学会雑誌 33 (1), 88-92, 2021
...<p>症例は46歳男性,左環指末節骨の骨折で当科を受診した.MRI T2強調画像は骨内に低信号が混在する高信号領域を認めた.内軟骨腫,骨内ガングリオン,および骨内表皮嚢腫などに伴う病的骨折と診断し,切除術を施行した.嚢胞性病変を掻爬し,人工骨を充填した.病理診断は表皮嚢腫であった.骨内表皮嚢腫は,MRIで特徴的な所見もあり,指節骨に発生する嚢胞性疾患として念頭におく必要がある.</p>...
夏目 敦至 Japanese Journal of Neurosurgery 30 (5), 374-379, 2021
<p> 神経膠腫は, 以前, 星細胞腫系腫瘍と乏突起膠腫系腫瘍に明確な境界がなく存在していた. 同様にグレードⅡ, Ⅲ, Ⅳの境界においても, さまざまな組織像を呈するため, 診断医によってかなりばらつきがあった. 詳細な多数のデータ解析によりIDH遺伝子の変異を有するグレードⅡ/Ⅲ神経膠腫はほぼ全例がTP53遺伝子の異常か1p/19q共欠失のどちらかを有し, …
DOI Web Site 医中誌 参考文献10件
小川 泰弘, 櫻庭 均, 大石 一彦 日本薬理学雑誌 156 (4), 235-238, 2021
...<p>ザンドホッフ病(SD)は,<i>HEXB</i>遺伝子の変異によりリソソーム酵素であるβヘキソサミニダーゼの機能低下が起こり,その基質であるGM2ガングリオシドなどが分解されずに蓄積してしまう疾患である.主として神経系にGM2ガングリオシドなどが蓄積するために,進行性の神経障害を起こす.その症状は,運動障害や振戦,視覚異常,精神運動発達の遅延や退行などの神経系障害の症状を呈するが,そのメカニズム...
DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献23件
鵜木 隆光, 秋山 雅博, 新開 泰弘, 石井 功, 熊谷 嘉人 日本毒性学会学術年会 48.1 (0), P-24-, 2021
...野生型 (WT) マウスでは毒性を示さないMeHg曝露用量において、CSE KOマウスは運動失調を示し、その小脳はグリオーシスを呈していた。この時、CSE KOマウスではWTマウスに比して脳内水銀量が顕著に増加していた。...
吉田 勇樹, 吉田 篤 東日本整形災害外科学会雑誌 33 (4), 473-478, 2021
...<p>上腕骨大結節のsuperior facet直下に大きな骨嚢胞と腱板断裂を認めた2例に,骨嚢胞の掻爬・人工骨移植と腱板断裂の修復を行った.2例とも術前の安静時痛は改善し,摘出した骨嚢胞壁の病理組織所見ではlining cellを認めず,骨内ガングリオンと診断した.大結節の骨嚢胞は骨内ガングリオンであることもあり,腱板断裂による疼痛のみならず,骨内ガングリオンによる疼痛も認めることがあると考えられた...
Akter Labani Sharmin, Katoh Sadanobu, Zahidul Islam Mohammed 森林バイオマス利用学会誌 16 (1), 1-12, 2021
...木材チップ,バイオ炭,有機肥料,アーバスキュラー菌根菌(AMF),およびグリオクラディウム根圏菌(GF)を用い,5種類の実験条件(T1:木材チップ,T2:木材チップ+AMF+GF,T3:木材チップ+バイオ炭,T4:木材チップ+バイオ炭+AMF+GF,T5:バイオ炭,全実験条件および無処理区に有機肥料施肥)を設定した実験圃場でタマネギを栽培した。...
家﨑 高志, 檜井 栄一 日本薬理学会年会要旨集 94 (0), 2-S21-1-, 2021
<p>Smurf2 belongs to the E3 ubiquitin ligase family. Although the role of Smurf2 in glioblastoma has been investigated previously, here we show that phosphorylation of Smurf2 at Thr249 plays an …
前田 優香里, 梅村 敏隆, 金子 雄紀, 松本 慎二郎, 上條 美樹子, 亀山 隆 臨床神経学 61 (5), 305-309, 2021
<p>症例は35歳男性.下痢,感冒症状後に開鼻声,鼻咽腔逆流,複視,歩行時ふらつきが急速に進行した.神経学的には両側軟口蓋麻痺,両側眼球運動障害,四肢腱反射亢進,四肢末梢の表在感覚障害,体幹と四肢の振動覚低下,体幹失調を認めた.入院時のIgM-CMV抗体が陽性であった.免疫グロブリン静注療法施行後,軟口蓋麻痺と体幹失調は著明に改善した.抗GT1a抗体に加え,抗GalNAc-GD1a抗体,抗GM2…
DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献12件
池田 文 頭頸部癌 47 (1), 1-4, 2021
本邦における頸動脈小体腫瘍の実態は不明な部分が多かったため,我々は国内の耳鼻咽喉科・頭頸部外科の研修施設から頸動脈小体腫瘍症例を集積し,解析を行った。過去20年間で112施設から399症例の患者が報告され,そのうち150人が登録された。女性87人,男性63人であり,年齢の中央値は48.0歳であった。18症例で家族歴があり,15例が両側頸動脈小体腫瘍症例であった。コハク酸脱水素酵素succinat…
DOI Web Site 医中誌 参考文献11件
岡本 高宏, 吉田 有策 日本臨床外科学会雑誌 82 (1), 14-25, 2021
<p>副腎,後腹膜,縦隔に生じた腫瘍はホルモンを産生している場合がある.ホルモン産生腫瘍であることを的確に診断されずに手術を受ける患者は,手術中そして術後に大きな危険にさらされる懸念がある.担当医は,こうした稀な疾患があることを認識し,周術期の安全に努めなければならない.</p><p>副腎皮質および髄質から分泌されるホルモンを測定して過剰産生の有無を評価するが,皮質系ホルモンではACTHやレニン…
DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献32件
桑原 基 神経治療学 38 (4), 531-535, 2021
<p>Several animal models of Guillain–Barré syndrome (GBS) which is an acute immune–mediated polyneuropathy have been reported. The detailed analysis of the animal models revealed that complement …
笹沼 いづみ, リュウ ピンフォア 小山工業高等専門学校研究紀要 53 (0), 20-25, 2020-12-10
Glioblastoma is a fast-growing glioma that develops from star-shaped glial cells that support the health of the nerve cells within the brain. Although researches about glioblastoma are increasing, …
坂井 翔太, 小澤 憲司, 犬塚 将之, 矢ヶ﨑 礼香, 矢野 大仁, 大江 直行, 安江 志保, 遠渡 沙緒理, 小関 道夫, 望月 清文 眼科 62 (13), 1481-1487, 2020-12-05
尾崎, 貴子, 金田, 徹, 渡部, 恭大 静岡赤十字病院研究報 40 (1), 39-44, 2020-12-01
...症例は45歳男性.頭痛の精査にて延髄腫瘍が発見されグリオーマの疑いで開頭延髄腫瘍摘出術が予定された.麻酔導入後,右前胸部と左側胸部にペーシングパッドを貼付し体位を腹臥位とした.ペーシングの設定はデマンドモード(レート50回/分,出力60mA)とした.延髄周囲の剥離の際に2回急激な徐脈,低血圧を呈したが,2回ともペーシングが作動し,心拍数,血圧が改善,問題なく手術が継続できた....
馬渕 勝美, 赤星 晴夫 表面技術 71 (12), 821-827, 2020-12-01
<p>As a formaldehyde-free electroless copper plating bath for thin conductive covering inside through-holes of printed circuit boards, this study evaluated a room-temperature glyoxylic acid and …
DOI Web Site Web Site 参考文献2件
周 鉅文, 寺岡 朋子, 吉田 宏, 寺岡 暉 整形外科 71 (13), 1381-1385, 2020-12-01
成瀬 光栄, 中前 恵一郎, 立木 美香, 田辺 晶代 腎と透析 89 (4), 658-660, 2020-10-25
横手 顕, 坪井 義夫 日本内科学会雑誌 109 (10), 2199-2202, 2020-10-10
DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献4件
井浦 国生, 王寺 享弘 整形外科 71 (11), 1181-1185, 2020-10-01
田原 映理, 木村 亜紀子, 岡本 真奈, 大北 陽一, 笠間 周平, 五味 文 神経眼科 37 (3), 293-297, 2020-09-25
...<p> 複視で当科を初診した抗ガングリオシド抗体が陽性であった症例の眼球運動障害の特徴と予後について検討した.対象は,抗ガングリオシド抗体のいずれかが陽性であった24例(男性10例,女性14例,平均年齢42.3±23.0歳)で,抗GQ1b抗体のみ陽性のA群,抗GQ1b抗体とそれ以外の抗ガングリオシド抗体が陽性のB群,抗GQ1b抗体が陰性のC群に分類した.A群は3例,全例外転神経麻痺を呈し,自然寛解した...
江川 達郎, 藤林 真美, 伊藤 理香, 後藤 勝正, 林 達也 デサントスポーツ科学 41 (0), 237-243, 2020-09-07
<p>本研究では,運動トレーニング効果を妨げる運動抵抗性因子として糖化ストレスが機能するか明らかにするために,糖化ストレスを負荷させたマウスに持久性トレーニングを実施し,糖代謝やミトコンドリア機能を制御する分子の発現変化について検討した.また,ヒトにおいて筋力トレーニングを実施し,糖化ストレス状態と筋力変化との関係性について検討した.4週間の自発走運動により,マウス足底筋のGLUT4およびPGC…
藤田 恵 内科 126 (3), 586-590, 2020-09-01
大島 崇彰, Gillar Osnat, 村瀬 潤 日本土壌肥料学会講演要旨集 66 (0), 236-236, 2020-09-01
石川 健治, 田中 宏昌, 橋爪 博司, ミロン カメリア, 蒋 麗, 豊國 伸哉, 中村 香江, 梶山 広明, 吉川 史隆, 水野 正明, 堀 勝 応用物理学会学術講演会講演予稿集 2020.2 (0), 1159-1159, 2020-08-26
林 智英, 大石 知司, 溝尻 瑞枝 応用物理学会学術講演会講演予稿集 2020.2 (0), 702-702, 2020-08-26
井ノ口 仁一, 稲森 啓一郎, 上村 聡志, 狩野 裕考, 新田 昂大, 二瓶 渉, 宍戸 史, 大野 勲, 鈴木 明身 生化学 92 (3), 323-335, 2020-06-25
...ガングリオシドを含むスフィンゴ糖脂質分子群の細胞特異的・選択的発現が,生体の恒常性維持に欠くべからざる役割を担っている作動原理が解明されつつある.たとえば,慢性炎症時における炎症性サイトカインの刺激によるGM3の細胞膜における増加は,カベオラマイクロドメインからインスリン受容体を解離させ,インスリン抵抗性を惹起する.我々は,これを“マイクロドメイン病”と提唱している.また最近では,GM3および関連ガングリオシド...
大海 雄介, 古川 圭子, 古川 鋼一 Trends in Glycoscience and Glycotechnology 32 (187), J67-J72, 2020-05-25
...<p>酸性スフィンゴ糖脂質、ガングリオシドは、神経組織やがん組織に多く発現し、組織の健常性を制御している。我々は、ガングリオシド合成酵素をノックアウトする事により、種々のガングリオシドを欠損する変異マウスを作製し、様々な神経変性が起こることを報告した。...
DOI Web Site 参考文献3件
山口 拓実 Trends in Glycoscience and Glycotechnology 32 (187), J79-J84, 2020-05-25
...この手法により、ガングリオシドの糖鎖構造や、糖タンパク質の品質管理に関わる高マンノース型糖鎖のコンフォメーションを明らかにした。さらに、静的な構造解析だけでは捉えることができない、レクチンと糖鎖の動的な相互作用機構についても理解が進んだ。標的タンパク質に対する親和性や特異性を高めるために、遊離糖鎖の配座空間探査に基づいた新たな分子設計を行うことも可能となってきた。</p>...
DOI Web Site 参考文献5件
市原 理司 別冊整形外科 1 (77), 131-136, 2020-04-20
三山 吉夫 Kyushu Neuropsychiatry 66 (1), 8-18, 2020-04-15
...組織学的には,前頭・側頭葉の神経細胞脱落,皮質下白質のグリオージス(外傷性)がみられ,大脳皮質に多数のびまん性老人斑,中等量の神経原線維変化が存在。乳頭体には,神経細胞脱落とグリオージス(軽度)が存在。前頭・側頭葉,後頭葉,基底核に陳旧性小梗塞があり,前頭葉,側頭葉,扁桃核,帯状回,島葉に軸索変性神経細胞が存在。橋核・下オリーブ核,迷走神経背側核,弓状核に中心色質変性細胞が多数存在。...
DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献14件