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検索結果 35 件

  • 1 / 1

  • 第15章 その他の食物関連アレルギー

    福冨 友馬, 安冨 素子 日本小児アレルギー学会誌 37 (2), 188-191, 2023-06-20

    ...<p>食事に関連して起こるアレルギー症状の原因として,食物以外のものに対するアレルギーが関与していることがある.特に成人では,このカテゴリーに該当する患者は稀ではなく,これは食物アレルギーの鑑別診断としても重要である.2021年のガイドラインでは,新しくこのような疾患を扱う章を作り,その中でエリスリトール・コチニール色素・アニサキスによるアレルギー,経口ダニアナフィラキシー(パンケーキ症候群)に関して...

    DOI Web Site 参考文献31件

  • 2.経皮感作食物アレルギー

    矢上 晶子 日本皮膚科学会雑誌 132 (13), 2817-2823, 2022-12-20

    ...</p><p>原因抗原としては,加水分解コムギ,大豆,コチニール色素などが挙げられる.また,ゴム手袋に起因するラテックス-フルーツ症候群はこのような発症機序による経皮感作食物アレルギーの先駆けと言える.加水分解コムギ含有石鹸によるコムギアレルギーの事例では,石鹸使用時の症状がなかった症例が約3割いたこと,石鹸使用をやめることでコムギアレルギーが寛解した例が多かったことなどが明らかとなった.そして,皮膚...

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  • 低アレルゲンコチニールでアナフィラキシーを起こした8歳男児の症例

    平瀨 敏志, 竹尾 直子, 中村 政志, 佐藤 奈由, 松永 佳世子, 谷口 裕章, 太田 國隆 アレルギー 69 (1), 48-52, 2020

    ...<p>【背景】コチニール色素は赤色着色を目的に食品添加物として様々な食品に用いられている.一方で即時型アレルギーの原因物質として報告されているが,多くが成人女性発症である.今回,8歳男児にコチニールアレルギーを発症した症例を経験したので報告する....

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • ツタンカーメンエンドウの赤色色素の安定性

    磯部 由香, 石丸 奈緒, 平島 円 日本調理科学会大会研究発表要旨集 30 (0), 125-, 2018

    ...比較として、現在、着色料として利用されているコチニール色素、ベニコウジ色素、ムラサキトウモロコシ色素を用いた。<br>【結果】豆100gから得られた薄皮28gあたり約1.3gの粉末色素が得られ、収率は約4.6%だった。本色素溶液の最大吸収波長は490nmで色価は35.9であった。...

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  • ラック色素のアンモニア処理および構造解析

    西﨑 雄三, 石附 京子, 穐山 浩, 多田 敦子, 杉本 直樹, 佐藤 恭子 食品衛生学雑誌 57 (6), 193-200, 2016-12-25

    ...<p>ラック色素の主成分ラッカイン酸類とコチニール色素の主成分カルミン酸は,アントラキノン骨格を持った水溶性の色素化合物で,その色調は酸性溶液では橙色,中性溶液で赤色,アルカリ性溶液で紫色を示す.カルミン酸をアンモニア処理して得られる4-アミノカルミン酸は酸性条件下でも赤紫色を示し,耐酸性カルミンとして食品に添加される事例が報告されている.本研究はこの報告をもとに,ラック色素をアンモニア処理し,酸性条件下...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献11件

  • ラック色素のアンモニア処理および構造解析

    西崎, 雄三, 石附, 京子, 穐山, 浩, 多田, 敦子, 杉本, 直樹, 佐藤, 恭子 食品衛生学雑誌 57 (6), 193-200, 2016-12

    ...ラック色素の主成分ラッカイン酸類とコチニール色素の主成分カルミン酸は,アントラキノン骨格を持った水溶性の色素化合物で,その色調は酸性溶液では橙色,中性溶液で赤色,アルカリ性溶液で紫色を示す。カルミン酸をアンモニア処理して得られる4-アミノカルミン酸は酸性条件下でも赤紫色を示し,耐酸性カルミンとして食品に添加される事例が報告されている。...

    日本農学文献記事索引

  • コチニール色素・カルミン摂取による食物アレルギー

    穐山 浩, 杉本 直樹 ファルマシア 50 (6), 522-527, 2014

    ...2012年5月11日に消費者庁から「コチニール色素に関する注意喚起」として,コチニール色素が添加された食品を摂取したとき,急性アレルギー(アナフィラキシー)を引き起こした症例研究情報の提供が報告された.アナフィラキシーを発症した場合,じん麻疹,血管性の浮腫,呼吸困難などが同時に起こり,重篤な症状となる場合もあるため注意が必要である.コチニール色素は,赤色の着色を目的として食品添加物だけでなく,医薬品添加物...

    DOI 医中誌

  • コチニール色素及びカルミンの感作性評価のための各種試験法の適用性について

    五十嵐 良明, 小濱 とも子, 清水 久美子, 河上 強志, 秋山 卓美, 藤井 まき子 日本毒性学会学術年会 41.1 (0), P-127-, 2014

    ...カルミンは溶媒あるいはコチニール色素に比べて若干高いATP量を示したが、陽性基準には達しなかった。DMSOのカウントが比較的高いことが影響したと考えられる。PLNAでは一部のコチニール色素及びカルミンは生理食塩水投与時の細胞数の2倍以上になり、カルミンはコチニール色素より高値を示した。...

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  • 低分子化合物の食物アレルギー

    穐山 浩, 海老澤 元宏 日本小児アレルギー学会誌 28 (1), 25-30, 2014

    ...コチニール色素とはサボテンに寄生するカイガラムシ科エンジムシの雌の乾燥虫体を,水あるいはエタノールで抽出して得られる天然の赤色色素である.また,コチニール色素の主色素成分であるカルミン酸のアルミニウム結合物やアルミニウム・カルシウム結合物等による不溶化したものをカルミンという.コチニール色素・カルミンが使われている食品による症例が報告されている....

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献3件

  • 定量NMRを用いたコチニール色素中のカルミン酸の絶対定量

    杉本 直樹, 多田 敦子, 末松 孝子, 有福 和紀, 齋藤 剛, 井原 俊英, 吉田 雄一, 久保田 領志, 田原 麻衣子, 清水 久美子, 伊藤 澄夫, 山崎 壮, 河村 葉子, 西村 哲治 食品衛生学雑誌 51 (1), 19-27, 2010

    ...色素製品および試薬製品中のカルミン酸の含量(純度)をカルミン酸カリウム塩3水和物として絶対定量した.その結果,コチニール色素製品および市販試薬中に4.6~30.5%および25.3~92.9%含有されていることを明らかとした.qNMRによる絶対定量は,1測定当たりの所要時間が約10分と極めて迅速であり,測定対象の化合物と同一の定量用標準品を必要としないだけでなく,SIにトレーサブルな分析値を導く点が優...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献18件 参考文献9件

  • コチニール色素によるアナフィラキシーの1例

    竹尾 直子, 仙波 京子, 片桐 一元, 藤原 作平, 廣重 滋夫, 大西 邦義, 鈴木 幸雄 日本皮膚科学会雑誌 118 (6), 1085-1093, 2008

    ...色素による負荷試験では,アスピリン前投与の上,大量の色素を投与することで誘発が可能であった.患者血清を用いた Western-blotting法ではコチニール色素に含まれる約40kDaの4つのバンドに反応するIgE抗体を認めた....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献22件

  • 食品中のコチニール色素による蕁麻疹の1例

    寿 順久, 小豆澤 宏明, 西田 陽子, 室田 浩之, 片山 一朗, 吉川 邦彦 アレルギー 56 (12), 1510-1514, 2007

    ...から抽出される紅色の天然色素で,食品や衣類などの染色に幅広く応用されている.近年コチニール色素が原因と考えられる1型アレルギーの報告が散見されるようになり,その背景に関する考察を加え報告する....

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献12件

  • 低アミロース米「淡雪こまち」を用いた早炊き炊飯

    大久 長範, 小玉 郁子, 星野 育, 鶴巻 ひとみ, 大能 俊久 日本食品科学工学会誌 54 (7), 339-342, 2007

    ...<BR>(3)コチニール色素に浸漬した「淡雪こまち」中心下部には赤く染まっている部位があり,種子内部の水の浸透経路を示唆した.<BR>(4)「淡雪こまち」は,加水量を150%にすることにより,早炊き米として使用できるのではないかと考えられた....

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献23件

  • 輸入アップルシロップ製品中の耐酸性コチニールの同定

    川崎 洋子, 杉本 直樹, 佐藤 恭子, 山崎 壮, 石綿 肇, 米谷 民雄 食品衛生学雑誌 43 (4), 191-195, 2002

    ...カナダより輸入申請されたアップルシロップ製品中の未知赤色色素について検討した.その結果,我が国において食品への使用が認められていない耐酸性コチニールの主色素である4-アミノカルミン酸を初めて検出・同定した.また同時に,本色素の精製法について検討するとともに,HPLCの保持時間,紫外可視吸収スペクトル,TLC及び色素溶液の色調による確認法について検討した結果,4-アミノカルミン酸がコチニール色素の主色素成分...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献2件 参考文献10件

  • 2種のアカネ色素のラットを用いた中期多臓器発癌性試験での非発癌促進作用ないし非発癌性

    萩原 昭裕, 河部 真弓, 田中 光, 小久保 百合子, 佐野 真士, 玉野 静光, 門田 忠臣, 中村 幹雄, 今井田 克己 日本食品化学学会誌 4 (2), 99-106, 1997-12-31

    ...DMD処置後、アカネ色素(サンエローAK)とアカネ色素製品(SRレッドRTM)(各々2.5%と5.0%)、非発癌性のキノン系色素であるコチニール色素製品(陰性対照物質)P. SAN RED No. 1 (5.0%)および陽性対照物質フェノバルビタール(0.05%)をそれぞれ混餌にて第5-20週の16週間投与した。DMD処置後、基礎食のみで飼育したものを対照群とした。...

    DOI Web Site 参考文献33件

  • コチニール色素製剤の色価とカルミン酸含量

    山田 貞二, 大島 晴美, 斎藤 勲, 早川 順子 食品衛生学雑誌 36 (6), 769-772_1, 1995

    ...市販コチニール色素製剤の色価とカルミン酸含量を測定して, 市販製剤が定性分析用比較対照品に使用できるか否かを検討した. 色価は495nmの吸光度から, またカルミン酸含量はHPLCにより算出した. 粉末製剤の色価は液体製剤のそれと比較して数倍から十数倍高い値であった....

    DOI

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