検索結果を絞り込む

データ種別

本文・本体へのリンク

検索結果 15 件

  • 1 / 1

  • 中国南部で発見されたVietomartyria属(コバネガ科)の注目すべき1新種

    広渡 俊哉, 黄 国華, 橋本 里志, 王 敏 蝶と蛾 61 (3), 211-217, 2010

    ...expeditionis Meyをもとに,Hashimoto&Meyによって2000年に設立された.その後,Hirowatari et al.(2009)が中国広東省のほぼ中央に位置する南昆山からV.nankunshana,広東省北部の湖南省との省境に位置する南嶺からV.nanlinganaの2新種を記載した.筆者らは2006年にV.nankunshanaのタイプ産地である南昆山で,斑紋と♂交尾器が特異なコバネガ...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 日本産スイコバネガ属(スイコバネガ科)の一新種

    水川 瞳, 広渡 俊哉, 橋本 里志 蝶と蛾 57 (3), 149-155, 2006

    ...1989年と2002年の4月下旬に,大阪府和泉葛城山において特異な斑紋をもつスイコバネガ科の成虫が採集された.翅脈の特徴から,この種がスイコバネガEricrania属に含まれること,また,雌雄交尾器などから新種であることが明らかになったので記載した. Eriocrania komaii sp. nov....

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献11件

  • Paramartyria expeditionis(コバネガ科)を基に新属Vietomartyria創設

    橋本 里志, MEY Wolfram 蝶と蛾 52 (1), 37-44, 2000

    著者の一人,Meyは1997年にベトナムからParamartyria expeditionisを記載したが,本種は触角の構造や前脛節の葉状片の欠如など,Paramartyria属の他の既知種とは異なり特異な存在であった.橋本は1999年に採集された雄標本を検する機会を持ち,再検討した結果,本種はParamartyria属よりはPalaeomioroides属やNeomicropteryx属に近縁…

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献7件

  • 台湾産モンコバネ属(コバネガ科)の1新種

    橋本 里志 蝶と蛾 51 (4), 275-280, 2000

    ...科では原始的な特徴として普遍的に認められるが,北半球のコバネガ科では一部の種の個体変異として見られることが報告されている.今回,同時に調べたP.maculatellaでは,分岐は全く認められなかった.本種の成虫は,日中,針葉樹の林内でシダ植物などの葉表に静止しているのが観察された.食草は不明....

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 台湾からPalaeomicroides属(コバネガ亜目,コバネガ科)の1新種の記載と2既知種の再記載

    橋本 里志 蝶と蛾 47 (2), 93-99, 1996

    ...名城大学の有田豊教授が台湾で採集したコバネガ科の標本を調べたところ,1末記載種と3既知種が確認できた.ここでは,Palaeomicroides属の1新種を記載し,2既知種について雌雄交尾器をもとに再記載をおこなった.Palaeomicroides aritai Hashimoto,sp.nov.外見上は既知種に極めて似ているが,雄交尾器は強く硬化し,10節背板がヘラ状の長い対の突起を有することで,他...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • シイモグリチビガの胚発生とその系統学的意義(鱗翅目:モグリチビガ科)

    小林 幸正 蝶と蛾 47 (3), 194-200, 1996

    ...近年,コバネガ,スイコバネガ,およびコウモリガなどのいわゆる原始的な蛾類の胚発生が明らかにされるにつれ,これらの蛾類と胚発生のよく知られている二門類との系統関係が,発生学的にも論じられるようになった.しかし,モグリチビガ科の属するいわゆる単門類(Monotrysia)の胚発生についてはまとまった報告はない.本報では,この科に属するシイモグリチビガStigmella castanopsiellaの胚発生...

    DOI Web Site 参考文献19件

  • コバネガ科またはカウリコバネガ科(仮称)は最も原始的な鱗翅類か?

    SHIELDS Oakley, 上田 恭一郎 蝶と蛾 44 (3), 152-156, 1993

    ...産出したKamopanorpa属を検討し,この問題を考察した.その結果は次のようにまとめられる.この結果からみると,Kamopanorpa属はコバネガ科よりもカウリコバネガ科により近く,カウリコバネガ科が最も原始的な現生の鱗翅目であることを強く指示している.毛翅目は鱗翅目の姉妹群であるが,本論文のように旧形質共有を再構成する時には,外群としては不適である.なぜならもともとの旧形質のいくつかは,定義により...

    DOI Web Site

  • エグリトビケラとオオカクツツトビケラ(完鬚亜目,毛翅目)における胚原基形成とその系統的意義

    赤池 学, 石井 周, 安藤 裕 動物分類学会誌 22 (0), 46-52, 1982

    ...かつくられる.後者の胚原基形成様式は1884年にPATTENが観察した米国種の完鬚亜目のトビケラNeophalax concinnusのものとまったく同じである.毛翅目の環鬚亜目のヒゲナガカワトビケラStenopsyche griseivennisでは,胚盤は卵黄中に深く陥入するものの,胚原基が胚盤の卵黄中への陥入によりつくられる点で,エグリトビケラの場合と基本的には同様である.鱗翅目で最も原始的なコバネガ...

    DOI Web Site

  • ヒロコバネ(コバネガ科,コバネガ亜目,鱗翅目)のgerm rudimentの形成および系統学的意義

    安藤 裕, 小林 幸正 動物分類学会誌 15 (0), 47-50, 1978

    ...鱗翅目中,最も原始的なコバネガ科(コバネガ亜目)に属するヒロコバネNeomicropteryx nipponensisの胚原基(germ rudiment)の形成を観察した。本種の部では胚盤葉に小円形の胚盤が分化した後,胚盤はその後半部から卵黄中に深く陥入して,袋状の胚原基となる。次いで陥人口が閉鎖すると胚原基は漿膜より離れて完今に部位中に沈むようになる。...

    DOI

  • プライアシリアゲ(長翅目,シリアゲムシ科)幼虫眼の胚子発生について

    安藤 裕, 鈴木 信夫 動物分類学会誌 13 (0), 81-84a, 1977

    ...完全変態類の幼虫は個単眼を持つことがよく知られているが,シリアゲムシ類とコバネガ類の幼虫は例外的に複眼を持つ点が極めて特異的である。シリアゲムシ類の幼虫が土中に生息するにもかかわらず複眼を有する事実は,完全変態類としては最も古いグループの一つと考えられるこの昆虫の系統を考察する上に役立つものと思う。...

    DOI Web Site

  • 1 / 1
ページトップへ