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検索結果 51 件

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  • Si(111)微傾斜面上のPb単原子層超伝導体におけるステップ誘起臨界磁場増大効果

    佐藤 優大, 土師 将裕, 吉澤 俊介, 内橋 隆, 長谷川 幸雄 日本表面真空学会学術講演会要旨集 2020 (0), 128-, 2020

    ...微傾斜面上に単原子層超伝導相を作製すると、コヒーレンス長より幅狭な間隔で並ぶステップが超伝導を乱し、実効的にコヒーレンス長が短くなる。その結果、平坦面の場合と比較して、面直臨界磁場が増大する。本講演ではSi(111)微傾斜面上でのPb単原子層超伝導相の超伝導特性をSTM観察および表面トランスポート測定によって評価した結果を報告する。</p>...

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  • グラフェンのジョセフソン接合における超伝導流

    山本 倫久, V. Borzenets Ivan, 樽茶 清悟 日本物理学会誌 72 (11), 774-782, 2017-11-05

    ...</p><p>最近になり,六方晶窒化ホウ素でグラフェンを挟んで超伝導電極を試料端に取り付けることにより,接合長<i>L</i>よりも平均自由行程の方が大きな弾道領域のグラフェンジョセフソン接合がようやく実現した.我々の最近の実験では,<i>L</i>と弱結合部のコヒーレンス長ξ(浸み出した超伝導状態におけるクーパー対の空間的な広がり)の大小関係に応じて,絶対零度極限での臨界電流が,ξ<<i>L</i...

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  • 自己ドープ型ポリアニリンを用いたマルチチャネル型分子デバイスの電気伝導特性

    宇佐美 雄生, 大塚 洋一, 内藤 泰久, 松本 卓也 表面科学学術講演会要旨集 36 (0), 345-, 2016

    ...我々はこれまでに、自己ドープ型ポリアニリンが約300 nmのコヒーレンス長を持ち、分子デバイスの配線材料として有望であることを見出した。本研究では、多数の金ナノアイランドが電極間に存在する分散型ナノギャップ電極にポリアニリンを架橋させたマルチチャネル型分子デバイスを作製し、電気特性の評価を行ったので報告する。...

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  • ヘリウム3-B相の自由表面下での不純物の移動度の理論解析

    堤 康雅 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 1539-1539, 2016

    ...観測された移動度は、低温でバルクの値よりも抑制されたが、荷電粒子の位置をコヒーレンス長以下で変えても移動度には有意な変化が見られないことから、表面束縛状態の影響によるのか明らかではなかった。本講演では、理想的な表面に束縛された準粒子からの移動度への寄与がコヒーレンス長以下の深さではほとんど変化しないことを理論計算により示す。</p>...

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  • 平行平板中の超流動ヘリウム3における秩序変数の回転軸・磁場相対角依存性

    木村 豊, 國松 貴之, 小原 顕, 矢野 英雄, 高木 丈夫, 石川 修六 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 1536-1536, 2016

    ...<p>超流動3Heを平板間隔が双極子コヒーレンス長程度と狭い空間に閉じ込め、平板に垂直な方向に磁場を印加すると、A相では秩序変数l-ベクトルとd-ベクトルは互いに垂直に(かつlと壁が垂直・磁場とdが垂直)、B相では秩序変数n-ベクトルは壁に垂直のまま固定される。また、磁場と秩序変数の成す角度はNMRの周波数シフトとして観測されることが知られている。...

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  • 毛細管中3Heの核磁気共鳴実験に向けた極小コイルと低温アンプの開発 (I)

    平田 拓也, 小原 顕, 矢野 英雄, 石川 修六, 柏谷 聡, 小柳 正男, 柏谷 裕美 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 1544-1544, 2016

    ...現在、我々はコヒーレンス長の数倍程度の太さの毛細管を手に入れ、また、毛細管用のマイクロコイルと冷却低ノイズアンプを開発に着手し、NMR実験に備えている。当日は実験の意義と開発の途中経過を報告する。</p>...

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  • 電気光学KTN結晶を用いた350kHz波長掃引光源

    豊田 誠治, 坂本 尊, 上野 雅浩, 小林 潤也 エレクトロニクス実装学術講演大会講演論文集 28 (0), 176-178, 2014

    ...最近我々はこのKTNスキャナを用いてリットマン型共振器を構成し、生体断層画像を取得できる光コヒーレンストモグラフィーに用いられる波長掃引光源を開発し、周波数200 kHzにおいて、波長掃引幅100 nm、コヒーレンス長7 mmを実現した。本講演では、さらなる高速化を追及し、周波数350 kHzにおいて、コヒーレンス長1.4 mm、波長掃引幅100 nm超の波長掃引光源を実現したことを報告する。...

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  • 量子色力学類似有効理論に於けるカラー超伝導体の熱力学

    木内 一佳志 了德寺大学研究紀要 (6) 11-30, 2012

    ...クォーク・ クーパー対の波動関数は規格化定数を別にすれば、温度に依存せず、対のコヒーレンス長は、 臨界温度まで略一定であることが判明した。 一方、エネルギーギャップは、温度の上昇と共 に減少し、臨界温度で零となる。従って、2SC からQGP への2 次相転移は、クォーク・クー パー対の空間構造の不変性と対の減少によって特徴付けられることが判った。...

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  • コヒーレンスって何?

    森田 隆二 応用物理 79 (4), 352-356, 2010-04-10

    ...「可干渉性」を表すことは知っていても,どうもその物理的意味のイメージがわかない読者もおられよう.光を題材として,さまざまなところに現れるコヒーレンスについての定量的な定義,コヒーレンス時間,コヒーレンス長さ,物質(量子系)のコヒーレンスについて,その概要を説明する.</p>...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 結晶表面におけるパイエルス転移

    有賀, 哲也, 八田, 振一郎 日本物理学会誌 63 (3), 178-186, 2008-03-05

    ...について, 電子系と格子系のそれぞれの振舞いが実験により詳細にとらえられるようになってきた.パイエルス転移については, バルク擬低次元系物質の研究に基づいて, 電子-フォノン結合の強さに基づいた, 弱結合型と強結合型(あるいは, 変位型と秩序-無秩序型)という分類法が受け入れられてきた.新しい観測結果は, この分類に収まらないタイプの転移の存在を示している.従来のギャップサイズによる分類に加えて, コヒーレンス...

    HANDLE Web Site 参考文献27件

  • 長さの遠隔校正のためのタンデム低コヒーレンス干渉計における合致法の適用

    松本 弘一, 佐々木 薫, 平井 亜紀子 精密工学会学術講演会講演論文集 2008A (0), 227-228, 2008

    ...この場合、十分に狭いスペクトル光源を用いた場合でも、各干渉計の光路差を光源のコヒーレンス長より長くすれば、不要な干渉縞が形成されない。今回、2波長の光源を用いた干渉法に合致法を適用して遠隔校正技術が実現できた。この結果、既存の光通信網用の光源の利用も可能になる。...

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  • 光コヒーレンストモグラフィーの基礎と臨床応用

    佐藤 学, 渡部 裕輝 日本レーザー医学会誌 26 (3), 229-238, 2005

    ...光コヒーレンストモグラフィー(OCT)は,生体組織に対して無侵襲的に数十μmオーダーの高い空間分解能で断層画像計測が可能である.OCTは,低コヒーレンス干渉計がベースであり,光軸方向分解能は光源のコヒーレンス長の半分で,横方向分解能は照射ビームウェストの直径で与えられる.固体レーザー光源を用いたOCTでは,光軸方向空間分解能A:0.5μm,横方向空間分解能L:2.5μmで,培養した単層の大腸線ガン細胞...

    DOI 医中誌 被引用文献4件 参考文献68件

  • 高温超伝導体の基礎物性の特異性:実用化研究とのつながり

    田島 節子 応用物理 73 (1), 22-22, 2004-01-10

    ...<p>高温超伝導体の基礎物性の現状での理解をまとめると同時に,その特異な性質が実用化開発へ与える影響について議論する.基礎物性研究の中心である電子相図については,解明されていない問題点を列挙する.また,特異な性質として,二次元性,d波対称性,短いコヒーレンス長,擬ギャップ現象,ストライプ秩序をはじめとする不均一電子状態などを取り上げ,それらと臨界磁場・臨界電流などの超伝導特性を決めるパラメーターとの...

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  • 低コヒーレンス干渉法におけるスペックルを利用した散乱媒質内移動物体の検出

    横井 直倫, 佐々木 良, 相津 佳永, 三品 博達 計測自動制御学会 部門大会/部門学術講演会資料 hba34 (0), 39-39, 2002

    ...これにより、強い光散乱を有する懸濁液等内部の移動物体を光源のコヒーレンス長(10∼20μm)相当の奥行分解能で選択検出できると考えられる。また、そのときの動的スペックル強度の時間変動率が移動物体の速度を反映するため、強度の時間差分を調べることで相対速度のマッピングも可能と考えられる。今回は、本方法の基本的な可能性を実験的に考察した。...

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  • 固有ジョセフソン接合体としてみた高温超伝導体

    松田 祐司 応用物理 67 (4), 435-438, 1998

    ...高温超伝導体は二次元CuO<sub>2</sub>, 面が層状に積み璽なった結翻構造をもち,このために大きな電気伝導度の異方性が現れる.特に,G軸方向のコヒーレンス長は面間隔よりも圧倒的に短く,各CuO2層はジョセブソン効果により結合した状態となる.では,高温超伝導体の輸送特性や電磁応答は従来の巣一S-I-S接合やジョセブソン多層膜とどこが違うのであろうか.ここでは,特にBi<sub>2</sub>...

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  • 高温酸化物超伝導体Bi<sub>2</sub>Sr<sub>2</sub>CaCu<sub>2</sub>O<sub>8+<i>y</i></sub>の磁場・温度相図

    為ヶ井 強 応用物理 65 (4), 392-396, 1996

    ...従来の超伝導体の磁場・温度相図には,下部臨界磁場と上部臨界磁場の2つの相境界のみしかなかった.高温超伝導体の発見を機に,多くの特徴的な線がこの相図に書き加えられてきた.高温超伝導体の持つ高い超伝導転移温度・短いコヒーレンス長・層状構造による大きな異方性といった特徴が濃縮されたBi<sub>2</sub>Sr<sub>2</sub>CaCu<sub>2</sub>O<sub>8+<i>y</i></sub...

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  • 超伝導体/メソスコピック半導体構造の量子輸送

    高柳 英明 応用物理 63 (3), 273-276, 1994

    ...ポイントコンタクトの融合構造である,超伝導量子ポイントコンタクトでは,最大超伝導電流が量子化された単位で制御される.超伝導量子ポイントコンタクトを実現するために,超伝導体/半導体/超伝導体素子が製作され,半導体として,キャリア濃度と移動度の大きな, InAs層挿入InAlAs/InGaAs逆ヘテロ構造が使われている.この超伝導素子の,超伝導,および常伝導量子輸送特性について,平均自由行程のほうが常伝導コヒーレンス...

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  • YBaCuO薄膜における電界効果

    小林 猛, 松井 健一, 巖淵 守 応用物理 62 (5), 471-474, 1993

    ...酸化物高温超伝導体エピタキシャル超薄膜における電界効果が実験的,理論的に研究されるようになった.高温超伝導体の特徴的な物性値“低キャリア密度と短コヒーレンス長”が基盤にある.金属/前兆型強誘電絶縁体/高温超伝導体積層構造で構成するMlSFETが作製され,チャネル電流の電界変調により超伝導電界効果が確認された.光および電子線誘起短絡MlS接合電流測定が可能になり,MIS界面の評価研究に一段と加速がついた...

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  • 高温超伝導体超薄膜

    松田 祐司, 小宮山 進 日本物理学会誌 48 (12), 977-980, 1993

    ...高温超伝導体はCuO<SUB>2</SUB>面が層状に積み重なった構造を持ち,各CuO<SUB>2</SUB>面は面間方向に弱く結合している.ノーマル状態では面間方向の抵抗は一部の試料を除き半導体的であり,また超伝導状態では面間方向のコヒーレンス長は面間隔よりも圧倒的に短く,各CuO<SUB>2</SUB>面はジョセフソン結合していると考えられている.最近YBa<SUB>2</SUB>Cu<SUB>...

    DOI Web Site 参考文献12件

  • ドープしたC<sub>60</sub>の超伝導

    蔡 兆申 応用物理 61 (5), 484-489, 1992

    ...したC<sub>60</sub>フラーレンのfcc結晶に,アルカリ金属などをドープすることにより,超伝導体ができることが約1年前に発見された.この系での最も高い<i>T</i><sub>c</sub>は33Kである.本文では特に,これら超伝導フラーレンの超伝導特性について述べている.格子定数と<i>T</i><sub>c</sub>はほぼ線形に比例し,これはフェルミ面の電子密度と関連づけられる.GLコヒーレンス...

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  • 超伝導における遷移温度と原子間距離

    Kato, S. 物性研究 56 (4), 394-405, 1991-07-20

    ...3)高温超伝導物質が発見されて以来、まだBCS理論に代わり全超伝導現象を説明できる理論がないと聞いていますが、(1)と(2)の現象は、あたかもコヒーレンス長の単位で原子の電子軌道がコヒーレントに重なり電子はその量子軌道の条件を満たして抵抗なくに動くことができ、巨視的に超伝導現象をおこすと考えられる。...

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  • 高温超伝導体超薄膜

    寺嶋 孝仁, 坂東 尚周 応用物理 59 (5), 591-595, 1990

    ...高温超伝導体をデバイスヘ応用する場合,その薄膜化は必須であり,コヒーレンス長が短いために薄膜の成長過程,界面,表面の状態の解明は基本的に重要になっている.最近では高温超伝導体薄膜は,単位格子レベルまでの超薄膜の形成が可能になってきている.ここでは,高温超伝導体超薄膜の構造,特性について,これまでに明らかになったことを述べ,期待の大きい接合の形成について展望してみる....

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  • 高温超伝導体の物性:輸送特性

    家 泰弘 応用物理 58 (5), 713-718, 1989

    ...高温超伝導物質の常伝導相の輸送特性および,超伝導特牲に関する研究の現状を紹介する.常伝導相の電子輸送が通常の金属とどのように異なり,またどのような異方性をもつかを明らかにすることは,高温超伝導物質の電子状態の本質を理解するうえで極めて重要である,高温超伝導の特姓は従来の超伝導の現象論の延長線上で記述されることが多いが,高温超伝導特有の現象もいくつか指摘されている.特にコヒーレンス長が極端に短いことに...

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  • 高温超伝導体のトンネル接合形成

    早川 尚夫, 高井 吉明 応用物理 58 (5), 766-769, 1989

    ...一般に酸化物高温超伝導体のコヒーレンス長は短く,格子定数と岡程度であるため,薄膜表面あるいは,界面の影響を受けやすく,トンネル型ジョセフソン接合を形成することは容易ではない.また,現状では酸化物高温超伝導薄膜の成長技術も十分であるとはいえず,かなり高い基板温度が要求されるほか,用いることのできる基板も制限されている,これらの制約のなかで行われている,酸化物高温超伝導薄膜を用いたトンネル型接合形成の試...

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  • Optical Properties of Oxide Superconductors : I. Oxides :

    Shunji,Sugai JJAP series 1 54-57, 1988-05-10

    ...2-マグノン散乱のピーク強度はキャリアーの増加により減少するが、これは2次元反強磁性スピン整列のコヒーレンス長が短くなるためであると解釈する。ラマン散乱において特異なフォノン散乱スペクトルや共鳴効果が観測される。電子-格子相互作用はBaPb<1-x>Bi_xO_3、(La_<1-x>Sr_x)_2CuO_4、Yba_2Cu_3O_<7-δ>の順で小さくなることが共鳴散乱からわかった。...

    NDLデジタルコレクション

  • 酸化物高温超伝導体の構造と物性

    北沢 宏一, 岸尾 光二 応用物理 57 (11), 1644-1665, 1988

    ...酸化物超伝導体のバラエチィーは,ここ2年足らずで急拡大し,また,その物性と材料としての特性もかなり明らかとなった.超伝導体としてこれらの物質は,特にキャリア数の低い点,コヒーレンス長の短い点を特徴とするが,クーパー対形成に立脚している点では,従来材料の延長上で,その現象論は理解できると考えられる.しかしながら,電子構造は通常の金属とは性格を全く異にしており,かつ,超伝導機構も従来知られるフォノン機構単独...

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