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検索結果 1,403 件

  • 腸内シュウ酸分解菌で働くシュウ酸輸送体の分子メカニズム

    山下 敦子, 岡崎 圭一 生物物理 64 (1), 25-27, 2024

    ...<p>腸内シュウ酸分解菌は,私たちが摂取したシュウ酸を吸収し,代謝分解してギ酸として排出することで,宿主の尿路結石症発症リスクを低減する.この過程の鍵を握るのが,分解菌細胞膜に存在するシュウ酸/ギ酸対向輸送体OxlTである.本稿では,筆者らが解析したOxlTの構造と構造動態から,その分子メカニズムを概説する.</p>...

    DOI Web Site 参考文献8件

  • Structure and mechanism of oxalate transporter OxlT in an oxalate-degrading bacterium in the gut microbiota

    Jaunet-Lahary, Titouan, 島村, 達郎, 林, 真弘, 野村, 紀通, 平澤, 康太, 清水, 哲哉, Yamashita, Masao, 堤, 尚孝, 末廣, 悠太, 小島, 慧一, 須藤, 雄気, 田村, 隆, 岩成, 宏子, 浜窪, 隆雄, 岩田, 想, 岡崎, 圭一, 平井, 照久, 山下, 敦子 Nature Communications 14 1730-, 2023

    An oxalate-degrading bacterium in the gut microbiota absorbs food-derived oxalate to use this as a carbon and energy source, thereby reducing the risk of kidney stone formation in host animals. The …

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか2件 被引用文献2件 参考文献91件

  • 吸着平衡モデルに基づく国内成層型湖沼中リン濃度規制要因の解析

    石水 浩喜, 古荘 皓基, 丸岡 照幸, 高橋 嘉夫, 板井 啓明 日本地球化学会年会要旨集 70 (0), 28-, 2023

    ...本研究では、国内14湖沼から採取した湖底表層堆積物に対し、(1) リン酸の吸着等温線の作成と固液分配係数の決定、(2) シュウ酸可抽出態リンと鉄の定量、 (3) 湖水中平均P濃度の計測、を実施し、湖沼のリン濃度の規制要因について考察した。</p>...

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  • 電気と乾燥の作用によるシュウ酸からのグリオキシル酸とピルビン酸の生成

    北台 紀夫 日本地球化学会年会要旨集 70 (0), 80-, 2023

    ...推測し,室内模擬実験によって検証する研究が長年行われています.しかし,代謝に関わる酵素反応はいずれも高度に発達しており,特にCO2を炭素源としてC-C結合を作るプロセスは,天然環境を想定した実験で実現するのは大変困難でした.この困難さをバイパスする方法の一つとして,グリオキシル酸とピルビン酸の反応が提案されています.では,これら2つの化合物は初期地球環境でどのように生じたのでしょうか.本発表では,シュウ...

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  • 大気中の不溶性シュウ酸錯体: その安定性の原因と地球冷却効果への影響

    高橋 嘉夫, 山川 庸芝明, Qin Haibo 日本地球化学会年会要旨集 70 (0), 2-, 2023

    ...本研究では、(1) 間接的冷却効果のより正確な評価に貢献するため、不溶性シュウ酸金属錯体の割合のより正確な見積もりと吸湿性の評価を目的に、シュウ酸金属錯体の大気中濃度の測定およびシュウ酸エアロゾルの吸湿パラメータの計算を行った。</p>...

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  • 生体腎移植後に進行性の腎機能障害を認め、原発性高シュウ酸尿症が明らかとなった1例

    森 剛, 添野 真嗣, 有吉 勇一, 岡 大祐, 小林 肇, 久保 隆史, 安藤 哲郎, 渕之上 昌平, 森 崇寧, 蘇原 映誠, 内田 信一 移植 58 (Supplement), s337_3-s337_3, 2023

    ...の沈着を認め、拒絶反応による所見は認めなかった.加えて蓄尿のシュウ酸は66.9mg/日と上昇しており、最終的には遺伝子診断にてGPHPR遺伝子に変異を認め、原発性高シュウ酸尿症2型(PH2)の診断となった.PHに対する腎移植は禁忌であるが、本症例は移植前の腎生検は未施行で、腎障害の進行が比較的緩徐であったこと、シュウ酸沈着による腎以外の全身症状を認めていなかったこと等から、移植前に診断に至ることができなかった...

    DOI 医中誌

  • 1-4-29. 喜界島の離水年代の異なるサンゴ礁段丘上に発達する土壌の特性評価

    赤木, 功 南太平洋海域調査研究報告 = Occasional papers 63 90-92, 2022-03-30

    ...海洋酸素同位体ステージ(MIS)5e,5aに対比されている段丘上の土壌(K-1,K-2)およびMIS 3に対比されている段丘上の土壌(K-3)はジチオナイト−クエン酸塩可溶鉄(Fed)に対する酸性シュウ酸塩可溶鉄(Feo)の含有率比(Feo/Fed)がいずれも小さく,遊離酸化鉄に占める結晶性成分の比率が高いことが示された。...

    機関リポジトリ

  • 渦崩壊洗浄・サイクロン分級および傾斜沈降を利用した土壌洗浄システムの開発

    加藤 達也, 松尾 太貴, 佐藤 健太郎, 神村 卓見, 京藤 敏達 土木学会論文集G(環境) 78 (3), 112-121, 2022

    ...<p> 東日本大震災にともなう東京電力福島第一原子力発電所事故の影響によって生じた放射性物質を含む除去土壌を再利用することで減容化するべく,洗浄処理と分級処理を組み合わせた土壌洗浄システム開発を目指し,渦崩壊洗浄による放射線量の低減効果を明らかにすること,並びにハイドロサイクロン及び傾斜板沈降器を用いた分級による分級性能を明らかにすることを目的として研究を行った.洗浄実験の結果,シュウ酸0.05mol...

    DOI Web Site 参考文献11件

  • 成人短腸症候群の食事療法

    一丸 智美 学会誌JSPEN 4 (4-5), 175-181, 2022

    ...をきたす合併症が多い.SBSは残存腸管の状態からI型(空腸瘻),II型(空腸-結腸吻合),III型(空腸-回腸吻合)に分類される.I型は脱水・電解質異常のリスクが高く,II・III型はI型よりPN離脱の可能性は高いものの,結腸が残存するゆえに尿路結石,D型乳酸アシドーシスという合併症の発症リスクがある.食事療法は,単純糖質制限や少量頻回食などI~III型共通の内容もあるが,II・III型に特化したシュウ...

    DOI

  • アニオン担持イオン性高分子ゲルを用いたレアアースの回収

    花井 健祥, 後藤 健彦, 中井 智司 化学工学論文集 47 (5), 161-168, 2021-09-20

    ...<p>側鎖に塩化物イオンと結合した第四級アミンを有する(3-Acrylamidopropyl)trimethyl ammonium chloride(DMAPAA-Q)モノマーと架橋剤からラジカル重合によりゲルを合成し,廃希土類磁石からのレアアース(REE)回収への応用を検討した.DMAPAA-QゲルにREEイオンと難溶性塩を形成する炭酸イオンまたはシュウ酸イオンをイオン交換によりゲルに担持し回収に...

    DOI Web Site Web Site 参考文献37件

  • CO<sub>2</sub>を含む合成ガスからの低温メタノール合成用Cu/ZnO触媒の物性に関わる異なるキレート剤の影響

    陳 飛, 高 煒哲, 張 柏章, 趙 恒, 肖 力イ, 新木 裕也, 雍 暁靜, 張 偉, 趙 鐡劍, 郭 中山, 何 英洛, 張 培培, 椿 範立 Journal of the Japan Petroleum Institute 64 (5), 245-255, 2021-09-01

    ...また,調製時に異なるキレート剤(クエン酸,ギ酸,シュウ酸)を添加することで,Cu/ZnO触媒の物性が変化することを明らかにした。構造解析の結果から,添加したキレート剤の種類によって焼成後の触媒のCuO結晶サイズ,酸素欠陥および表面組成が変化し,それによりCuO–ZnO相互作用および還元性が変化することが分かった。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献41件

  • 船舶由来の硫酸・シュウ酸エアロゾルの化学種解明と反応過程の解析

    今町 海斗, 名取 幸花, 栗栖 美菜子, 宮本 千尋, 高橋 嘉夫 日本地球化学会年会要旨集 68 (0), 5-, 2021

    ...<p>近年、船舶由来の硫黄酸化物 (SOx) やシュウ酸を含むエアロゾルなどの環境・気候への影響に注目が集まっている(Wang et al., 2014)。硫酸エアロゾルやシュウ酸エアロゾルは吸湿性が高いため、雲凝結核として働き間接的冷却効果をもたらすが、その影響は大きな不確実性を伴っている。...

    DOI

  • 急性腹症を呈した真性腸石を伴うMeckel憩室穿孔の1例

    植田 豊作, 坪井 一人, 佐藤 和秀, 良元 和久, 梶本 徹也, 柏木 秀幸 日本臨床外科学会雑誌 82 (11), 1983-1988, 2021

    ...混濁した腹水の貯留および小腸の周囲組織との癒着を認めた.癒着剥離後,小腸を体外へ授動したところ,回盲弁より口側約100cmの位置に腸間膜対側に穿孔した憩室を認め,Meckel憩室と考えられた.憩室は4cm大であり小腸への炎症波及も認められたことから,憩室を含む小腸部分切除を施行した.病理組織学的には憩室粘膜に異所性組織を認めなかったが,摘出した憩室内には約2cm大の腸石を2個認め,成分分析の結果,シュウ...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献11件

  • 甲状腺超音波検査における結節内微細高エコーの原因物質の検討

    谷 好子, 丸田 淳子, 衞藤 美佐子, 野口 仁志, 檜垣 直幸, 西嶋 由衣, 内野 眞也, 横山 繁生, 村上 司 超音波医学 48 (3), 113-120, 2021

    ...<b>考察</b>:微細高エコーと組織学的な微細構造物の有無は93.1%の症例で一致しており,超音波画像の微細高エコーは5種類の微細構造物を反映していると考えられた.超音波画像のみで原因物質の推定は困難であったが,無エコー結節内でコメットサインを伴い緩やかに移動するものはコレステリン結晶,動きのないものはシュウ酸カルシウム結晶の可能性が高かった....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献10件

  • 猫の尿管結石症

    岩井 聡美 日本獣医麻酔外科学雑誌 52 (1), 1-13, 2021

    ...また、前述のようにほとんどがシュウ酸カルシウム結石であるために、外科的治療法が適応となる。猫では急性腎障害を発症した後、尿管閉塞を解除しても尿細管間質の線維化が進行しやすい病態変化を示し、慢性腎臓病へと移行しやすいと考えられている。今回、猫における尿管結石の原因、病態変化、臨床症状、診断法、治療法、および予後管理を中心に解説する。</p>...

    DOI Web Site 参考文献49件

  • ヤマトシジミの食草の違いによる産卵と成長の比較

    古川 雄大, 崎山 翼, 若宮 千武, 一甲 絢子, 松村 翼 化学と生物 58 (11), 640-643, 2020-11-01

    ...<p>ヤマトシジミは幼虫時期に単食性であるにもかかわらず,外来種のオッタチカタバミに産卵していることに気づいた.そこでカタバミ,アカカタバミ,オッタチカタバミ,ムラサキカタバミの4種を材料として,ヤマトシジミの産卵数や成長量,食草の色調や成分について調査をした.その結果,ヤマトシジミはムラサキカタバミ以外の3種で成育した.さらに,ムラサキカタバミをシュウ酸量以外の要因で区別している可能性が示された....

    DOI Web Site Web Site 参考文献2件

  • 原料由来のフード中Caの増加がネコの糞尿のカルシウムならびにシュウ酸濃度に及ぼす影響の解明

    勝俣 昌也, 塚中 友也, 西ケ谷 若菜, 歸山 世理, 大石 亮, 鈴木 武人 ペット栄養学会誌 23 (2), 68-74, 2020-10-10

    ...Caとシュウ酸の尿の濃度、1日あたりの尿への排せつ量にフードのCa濃度の影響はなかった。一方、フードのCa濃度が高くなると、糞のCa濃度と糞への1日あたりの排せつ量は多くなった(p<0.01)。さらに、糞のシュウ酸濃度はフードのCa濃度の影響を受けなかったが、フードのCa濃度が高くなると、糞への1日あたりのシュウ酸の排せつ量は多くなった(p<0.05)。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 歯槽骨と歯根の吸収を認めたシュウ酸症の1例

    五十嵐 秀光, 福田 雅幸, 福地 峰世, 今野 泰典, 山崎 雅人, 髙野 裕史 日本口腔外科学会雑誌 66 (5), 251-255, 2020-05-20

    <p>Oxalosis is a rare disorder that deposits calcium oxalate in many organs of the body. We report a case of oxalosis with resorption of alveolar bone and tooth roots. The patient was a 60-year-old …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献10件

  • PM<sub>2.5</sub>中の水溶性有機炭素濃度の測定:フィルタ分析と連続自動分析装置との比較

    齊藤 伸治, 星 純也, 池盛 文数, 長田 和雄 大気環境学会誌 55 (3), 150-158, 2020-05-13

    ...これは、WSOC (シュウ酸やレボグルコサン等)の紫外吸光特性が成分によって大きく異なることやWSOCを構成する化学成分の割合が季節変化することが主な原因と考えられる。これらの結果から、紫外吸光光度法に基づくWSOC濃度の自動測定においては測定季節や地点における構成成分の違いを考慮し、フィルタ分析法などの別手法による検証が必要であることがわかった。</p>...

    DOI 医中誌

  • キャピラリー電気泳動法を用いた尿中シュウ酸の測定法の基礎的検討

    坪井 五三美, 水村 千恵, 木下 瑞貴, 町田 聡 医学検査 69 (2), 179-183, 2020-04-01

    ...<p>キャピラリー電気泳動法を用いた尿中シュウ酸の濃度測定法の基礎的評価を行った。日内再現性と日間再現性は6.0%未満であった。希釈直線性の相対誤差(%)は良好な結果であった。添加回収試験も良好な結果であった。また,塩酸とアスコルビン酸はシュウ酸測定に及ぼす影響は特に認められなかった。...

    DOI 医中誌

  • 白色腐朽菌シイタケ由来エンド型ポリガラクツロナーゼの精製と特性解析

    田中 裕基, 平間 加那子, 鈴木 智大, 羽生 直人, 金野 尚武 日本きのこ学会誌 28 (3), 123-128, 2020

    ...はpH 4.0,70℃の条件下で最も高い活性を示した.温度安定性について,pH条件を変えながら評価したところ,中性条件下よりも酸性条件下での温度安定性が高いことが明らかになった.よって,LePG28Aはシュウ酸と協調的に働くことで木材中のペクチンを分解している可能性が示唆された....

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 腹腔鏡補助下に治療した真性腸石を伴うMeckel憩室炎の1例

    笹本 真覇人, 野尻 和典, 大坊 侑, 茂垣 雅俊, 舛井 秀宣, 長堀 薫, 津浦 幸夫 日本臨床外科学会雑誌 81 (9), 1798-1803, 2020

    ...腹部症状の増悪も認めたことから,腹腔鏡下に緊急手術を施行した.腹腔内所見では骨盤内に血性の腹水を認め,回腸末端より80cm口側の回腸に暗赤色の嚢胞状構造物を認めた.腹部の創を4cmへ延長し小開腹し,腹腔外へ引き出し観察すると,Meckel憩室内の腸石が嵌頓し壊死をきたしている状態であった.Meckel憩室を自動縫合機で切除し,手術を終了とした.病理組織学的には,憩室粘膜に異所性胃粘膜が存在した.腸石は,シュウ...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献9件

  • 野菜に含まれる有機酸による昆布の軟化度合と軟化機構

    山岸 あづみ, 青江 誠一郎 International Journal of Human Culture Studies 2020 (30), 943-951, 2020-01-01

    ...</p><p> 昆布の軟化とCa流出量との関係および,シュウ酸溶液で煮沸した時のCaの挙動について検証するため,濃度が異なるシュウ酸溶液とEDTA・2Na(EDTA)溶液を用いて確認実験を行った.その結果,EDTA溶液では濃度が濃くなるにつれてCaの流出量は増加したが,シュウ酸溶液では見られなかった....

    DOI Web Site

  • 水溶液の時間分解硬X線分光の開拓と光触媒への応用

    倉橋 直也, Thuermer Stephan, 唐島 秀太郎, 山本 遙一, 片山 哲夫, 犬伏 雄一, 小原 祐樹, 三沢 和彦, 鈴木 俊法 SPring-8/SACLA利用研究成果集 7 (2), 332-335, 2019-08-29

    ...試料はシュウ酸鉄錯体アンモニウム塩の 0.2 M 水溶液で、液体は直径 25 µm の層流である。X線の発光分光には、von Hamos 型の分光器を用いた。...

    DOI

  • 屋久島火山灰土壌における樹木細根滲出物と根圏土壌の化学特性の変化

    向井 真那, 相場 慎一郎, 北山 兼弘 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 354-, 2019-05-27

    ...また、各個体から根圏・非根圏土壌を採取し、その化学組成(pH、リン画分、シュウ酸アンモニウム抽出のAl, Fe濃度、ピロリン酸抽出のAl, Fe濃度)を調べた。細根からの有機酸分泌速度と土壌アロフェン濃度の関係や、根圏土壌の化学組成の変化を明らかにし、樹種間の差についても考察する。</p>...

    DOI

  • 青森県産マルメロ果実の食物繊維と細胞壁多糖

    藤田, 典子, 加藤, 陽治 弘前大学教育学部紀要 121 121-127, 2019-03-28

    ...大部分が細胞壁に由来する80%エタノール不溶性画分は、ペクチン様物質(PS)画分(冷水、熱水、およびシュウ酸アンモニウム抽出物):ヘミセルロース(HC)画分(4%および24%水酸化カリウム抽出物):セルロース(CL)画分(抽出残渣)=31.7:19.0:49.3であった。...

    機関リポジトリ HANDLE Web Site

  • 愛知県におけるPM2.5中のシュウ酸に関する考察

    岩田, 杉夫, 梶田, 奈穂子, 黒木, 誠, 岡崎, 広史, 尾関, 由衣 愛知県環境調査センター所報 = Bulletin of Aichi Environmental Research Center (46) 1-6, 2019-03

    ...微小粒子状物質(PM2.5)中のシュウ酸の挙動を把握することを目的に,2014年度から2016年度まで,各季節の2週間ずつ1日単位で,愛知県内3地点でPM2.5を捕集し,シュウ酸と他の成分を同時に測定した。PM2.5中のシュウ酸は概ね0.2μg/m3以下で推移していたが,一時的に0.4μg/m3程度まで上昇することが分かった。...

    日本農学文献記事索引

  • 犬ならびに猫の尿路結石の治療および予防に関する ACVIMコンセンサス推奨

    Lulich J.P., Berent A.C., Adams L.G., Westropp J.L., Bartges J.W., Osborne C.A. 日本獣医腎泌尿器学会誌 11 (1), 41-52, 2019

    内視鏡技術や砕石術が進展し続けている時代にあって、尿路結石症の管理は、尿路結石症の罹患動物のみならず、他の尿路疾患に罹患している動物にとっても、思いやりのある獣医医療を推進するユニークな機会となっている。以下に示した推奨法は、最新の戦略を活用した犬ならびに猫の尿路結石の治療法ならびに予防法に関する、コンセンサスをもとにした、研究や経験の支えのある罹患動物中心の推奨法である。これらの推奨法が、いず…

    DOI DOI Web Site

  • 昆布の軟化を亢進する野菜成分の同定

    山岸 あづみ, 西村 直道, 青江 誠一郎 International Journal of Human Culture Studies 2019 (29), 147-154, 2019-01-01

    ...が検出された.次に,野菜と昆布を煮沸した際の煮汁に存在した各有機酸溶液を調製して昆布を煮沸した結果,シュウ酸溶液で煮沸した昆布は有意に破断応力が低下した.ホウレンソウと昆布を一緒に煮沸した際の昆布の軟化亢進は,シュウ酸が関与していることが示された....

    DOI Web Site 参考文献2件

  • クラフトパルプ工程での生産性向上のための最新ソリューションの紹介

    山本 英男, 和田 敏, 小松 充, 村野 正幸 紙パ技協誌 73 (8), 779-783, 2019

    ...シュウ酸カルシウムスケールについては,スケール防止剤の最適化により高pH下での性能を強化し,実機での連続操業期間を大幅に伸ばすことが出来た。</p><p>これらの事例をはじめとする弊社の最新ソリューションによって,お客様の抱える課題を解決し,生産性の向上と安定操業の確保を達成することで製紙業界に貢献していきたい。</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献2件

  • 茶葉および茶畑土壌中のアルミニウム錯体濃度

    西野 勝俊, 久保 中央, 福永 晃士, 平井 伸博 茶業研究報告 2018 (126), 17-23, 2018-12-31

    ...その結果,ほとんどの試料から錯体としてシュウ酸アルミニウム錯体とクエン酸アルミニウム錯体が,イオンとしてAl (SO<sub>4</sub>)<sup>+</sup>およびアルミニウムイオンが検出された。しかし,その種類や濃度は時期によって異なっていた。このことから,時期により葉におけるアルミニウムの存在形態がダイナミックに変動することが明らかとなった。</p>...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献21件

  • 表面ナノ構造に基づく新規機能性アルミニウム材料の開発

    菊地 竜也, 中島 大希, 池田 大樹, 近藤 竜之介, 河原 魁, 國本 海斗, 岩井 愛, 鈴木 雄介, 秋谷 俊太, 竹永 章正, 西長 理, 夏井 俊悟, 鈴木 亮輔 軽金属 68 (4), 211-218, 2018-04-30

    ...一方、硫酸、シュウ酸、リン酸およびクロム酸などの酸性水溶液を用いてアルミニウムをアノード酸化すると、ナノサイズの細孔が無数に配列したポーラス型酸化皮膜(ポーラスアルミナ)が生成する。これら2種類のアノード酸化法は、電解コンデンサにおける誘導体皮膜やアルミニウムの耐食性向上、装飾性の付与などに幅広く応用されており、アルミニウムおよびその合金の表面処理法として工業的に極めて重要である。...

    DOI HANDLE Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献60件

  • 真性腸石を伴うMeckel憩室穿孔の1例

    好中 久晶, 佐藤 太一, 松本 直基 日本腹部救急医学会雑誌 38 (1), 071-074, 2018-01-31

    ...腸石はシュウ酸カルシウムからなる真性腸石であり,憩室内に異所性粘膜は認めなかった。術後創感染を合併したが術後10日目で退院した。今回われわれは,比較的まれな真性腸石によるMeckel憩室穿孔の1例を経験した。術式の選択は,憩室の形状や炎症の範囲を十分考慮し,慎重に判断されるべきである。</p>...

    DOI 医中誌

  • キャピラリー電気泳動法による野菜類中のシュウ酸の分析

    小泉 采音, 速水 彩瑛, 升井 洋至 日本調理科学会大会研究発表要旨集 30 (0), 156-, 2018

    ...不味成分の中でもシュウ酸はえぐ味として知られ,美味しく食べるために除去することが望ましい。本研究では,調理操作における水溶性シュウ酸量の変化を求めるための基礎資料を得るために,野菜中の水溶性シュウ酸含量をキャピラリー電気泳動法によって測定した。...

    DOI

  • 抗菌物質・シュウ酸アルミニウムのマツタケシロにおける普遍的存在

    西野 勝俊, 山口 宗義, 藤田 徹, 東 智則, 宜寿次 盛生, 成松 眞樹, 山田 明義, 平井 伸博 日本きのこ学会誌 26 (1), 24-27, 2018

    ...は調査した全ての試験地のシロのシロ先端部に存在すること,同錯体濃度が高いと抗菌活性が強く、pHは低くなることが明らかとなった.これらの結果から,シュウ酸アルミニウム錯体は全国のマツタケシロに普遍的に存在し,その抗菌作用により土壌中の微生物環境を制御することによってマツタケシロの維持,拡大に重要な役割を担っていることが示唆された....

    DOI Web Site

  • マツタケシロの抗菌物質・シュウ酸アルミニウム濃度の季節変化とシロの微生物相

    西野 勝俊, 松原 佳耶, 田中 千尋, 山口 宗義, 藤田 徹, 山田 明義, 平井 伸博 日本きのこ学会誌 25 (1), 9-16, 2018

    ...マツタケ<i>Tricholoma matsutake</i> シロの先端である活性菌根帯には抗菌物質・シュウ酸アルミニウム錯体が含まれている.今回年間を通じて,同錯体の活性菌根帯とシロ内側および外側の濃度,マツタケ菌体量,抗菌活性およびpH を測定した.その結果,同錯体は活性菌根帯にのみ検出され,その濃度変化はマツタケ菌体量と概ね相関し,抗菌活性とpHとはそれぞれ正および負の相関を示した.10 月...

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  • キレート剤と鉄を併用したペルフルオロオクタン酸の光分解

    中井 智司, エステバン ミニョ, 大野 正貴, 小瀬 知洋, 奥田 哲士, 西嶋 渉 化学工学論文集 43 (4), 252-257, 2017

    ...<p>本研究では,触媒としてFe<sup>3+</sup>を用いたPFOAの光分解処理にキレート剤を併用し,分解促進を図った.キレート剤であるクエン酸,シュウ酸,EDTAの添加により,Fe<sup>3+</sup>を触媒とするPFOAの光分解が促進されることを確認した.しかしながら,キレート剤による分解速度定数の大きな差異は認められなかった.また,クエン酸を鉄に対してモル比1 : 1にて加えた系列において...

    DOI Web Site Web Site 参考文献24件

  • <b>オゾン/過酸化水素促進酸化法によるシュウ酸の</b><b>分解 </b>

    濱崎 竜英, 徐 傑, 陳 弁麒, 水野 忠雄, 津野 洋 環境技術 46 (8), 430-440, 2017

    ....TOC 除去量あたりの必要オゾン量は1.9 ㎎ O<sub>3</sub>/㎎ C となり,1分子のシュウ酸を無機化する他ために1分子のオゾンが必要であることが示された.効率的なシュウ酸の分解は pH3で,30 ㎎/L の過酸化水素を添加し多段反応器で処理することが効果的であると判断される....

    DOI Web Site Web Site 参考文献6件

  • マツタケシロの抗菌物質・シュウ酸アルミニウムの濃度とマツタケ菌体量の季節変化

    西野 勝俊, 松原 佳耶, 田中 千尋, 山口 宗義, 藤田 徹, 山田 明義, 平井 伸博 日本森林学会大会発表データベース 128 (0), 187-, 2017

    ...<p>マツタケのシロ先端である活性菌根帯は菌根から分泌されたと推定される抗菌物質・シュウ酸アルミニウム錯体を含んでいる。同錯体は10月の子実体発生時期には活性菌根帯にのみ検出され、シロの内側と外側では検出されなかった。その土壌中の分布は抗菌活性およびマツタケ菌体量と正の相関を、pHと微生物密度とは負の相関を示した。...

    DOI

  • 小笠原諸島・父島大気中に存在するシュウ酸の安定炭素同位体比:長期変動とその支配因子

    河村 公隆, 立花 英里 日本地球化学会年会要旨集 64 (0), 73-, 2017

    ...<p>シュウ酸のδ13C値は、-22‰から-2‰の範囲で変動した。その値は、冬に低く夏に高くなる季節変動を示した(図1参照)。夏の高い同位体比は、鉄など遷移金属の共存下におけるシュウ酸の光化学的分解に伴う同位体分別によって説明される。すなわち、シュウ酸鉄の光分解において12C-12C結合が選択的に切断され、その結果、13Cに富むシュウ酸が残存する。...

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  • 尿沈渣アトラス:III 異型細胞類―上皮性悪性細胞類,非上皮性悪性細胞類―

    (一社)日本臨床衛生検査技師会 尿沈渣特集号編集部会 医学検査 66 (J-STAGE-1), 116-122, 2017

    ...たとえばシュウ酸カルシウム結晶では正八面体型とビスケット型,コマ型などが存在し,尿細管上皮細胞に至っては基本型,特殊型と細胞形態のバリエーションが多岐にわたる。このように尿沈渣検査では成分を正しく鑑別するための知識と技術が必要である。...

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  • 尿沈渣アトラス:V 微生物類・寄生虫類

    (一社)日本臨床衛生検査技師会 尿沈渣特集号編集部会 医学検査 66 (J-STAGE-1), 142-147, 2017

    ...たとえばシュウ酸カルシウム結晶では正八面体型とビスケット型,コマ型などが存在し,尿細管上皮細胞に至っては基本型,特殊型と細胞形態のバリエーションが多岐にわたる。このように尿沈渣検査では成分を正しく鑑別するための知識と技術が必要である。...

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  • 標準組成半消化態経腸栄養剤と和漢薬の併用が栄養管理に役立った短腸症候群合併腎不全の1例

    若林 華恵, 小川 真, 服部 憲幸, 織田 成人, 並木 隆雄 日本透析医学会雑誌 50 (5), 295-300, 2017

    ...下痢による脱水, 感染に加えて高シュウ酸尿症による広範な腎結石が形成され腎不全は進行し, 62歳時に血液透析を導入した. SBS合併のある本例では, 通常透析患者には認められない種々の電解質異常を伴い, またアシドーシスも高度で管理に難渋したが, 標準組成半消化態経腸栄養剤と和漢薬の併用により, 経静脈栄養から離脱しても良好な管理が可能であった.</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献6件

  • 副鼻腔真菌症の病理診断と原因菌種の多様性

    木村 雅友 Medical Mycology Journal 58 (4), J127-J132, 2017

    ...とも呼ばれる慢性非浸潤性がわが国では大半を占め,つぎにアレルギー性真菌性副鼻腔炎で,浸潤性は急性も慢性もかなり少ない.浸潤性では,病理組織学的に粘膜内への菌糸による浸潤が認められる.さらに急性浸潤性では菌糸の血管侵襲も見られるが,慢性浸潤性では血管侵襲は少ない.非浸潤性では真菌は副鼻腔粘膜組織に浸潤していない.菌球が副鼻腔組織に接していても,その菌糸の組織内浸潤は認められない.菌球内には分生子頭やシュウ...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 被引用文献1件 参考文献27件

  • 尿沈渣アトラス:I 非上皮細胞類 ―血球類,その他―

    (一社)日本臨床衛生検査技師会 尿沈渣特集号編集部会 医学検査 66 (J-STAGE-1), 86-94, 2017

    ...たとえばシュウ酸カルシウム結晶では正八面体型とビスケット型,コマ型などが存在し,尿細管上皮細胞に至っては基本型,特殊型と細胞形態のバリエーションが多岐にわたる。このように尿沈渣検査では成分を正しく鑑別するための知識と技術が必要である。...

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  • 尿沈渣アトラス:IV 円柱類

    (一社)日本臨床衛生検査技師会 尿沈渣特集号編集部会 医学検査 66 (J-STAGE-1), 123-141, 2017

    ...たとえばシュウ酸カルシウム結晶では正八面体型とビスケット型,コマ型などが存在し,尿細管上皮細胞に至っては基本型,特殊型と細胞形態のバリエーションが多岐にわたる。このように尿沈渣検査では成分を正しく鑑別するための知識と技術が必要である。...

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  • 尿沈渣アトラス:VII その他

    (一社)日本臨床衛生検査技師会 尿沈渣特集号編集部会 医学検査 66 (J-STAGE-1), 154-164, 2017

    ...たとえばシュウ酸カルシウム結晶では正八面体型とビスケット型,コマ型などが存在し,尿細管上皮細胞に至っては基本型,特殊型と細胞形態のバリエーションが多岐にわたる。このように尿沈渣検査では成分を正しく鑑別するための知識と技術が必要である。...

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  • 尿沈渣アトラス:VI 塩類・結晶類―塩類,通常結晶類,異常結晶類,薬物結晶類―

    (一社)日本臨床衛生検査技師会 尿沈渣特集号編集部会 医学検査 66 (J-STAGE-1), 147-154, 2017

    ...たとえばシュウ酸カルシウム結晶では正八面体型とビスケット型,コマ型などが存在し,尿細管上皮細胞に至っては基本型,特殊型と細胞形態のバリエーションが多岐にわたる。このように尿沈渣検査では成分を正しく鑑別するための知識と技術が必要である。...

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  • 経年劣化紙資料の加速劣化試験(第4報)

    李 壃, 稲葉 政満 紙パ技協誌 71 (10), 1194-1203, 2017

    ...有機酸の挙動に関してチューブ法では,湿度及び酸素量が変化しても加速劣化前後での主成分であるシュウ酸と第2成分であるグリコール酸の組成比率は類似していた。チューブ法のこれらの特長は,懸垂法より冊子体中の紙の経年劣化をシミュレートしていることを本実験でも確認した。</p>...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 山梨県産ザクロ果実の理化学的特性

    小宮山, 美弘, 尾形, 美貴, 木村, 英生, 西田, 典永, 長友, 暁史, 須山, 建, 吉野, 智恵, 辻, 政雄, 村松, 昇 日本食品保蔵科学会誌 42 (3), 111-117, 2016-05

    ...適定酸度は輸入果実と大差があり,輸入果実が顕著に高く,有機酸組成は前者がシュウ酸,後者はクエン酸が主要有機酸であった。(3) 遊離アミノ酸は,グルタミンが主要アミノ酸で,次いでグルタミン酸およびアスパラギン酸であった。輸入果実も同様であり,果実にあまり含まれないサルコシンが含まれていた。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • キャピラリー電気泳動法による野菜中に含まれる主要呈味成分の一斉定量分析

    タナカ, サトコ, オクダ, マナミ, イワツキ, サトシ, チャヤマ, ケンジ, Tanaka, Satoko, Okuda, Manami, Iwatsuki, Satoshi, Chayama, Kenji 神戸女子短期大学紀要論攷 61 27-33, 2016-03-01

    ...酸味成分ではリンゴ酸が,クエン酸やシュウ酸より有意に多く含まれていた。うま味成分では,特にサニーレタスのアスパラギン酸とグルタミン酸が,芯部位と比較して葉部位に有意に多かった。甘味成分は,うま味や酸味成分量と異なり,フルクトース,グルコース,スクロースともに葉部位と比較し芯部位に多く含まれていた。...

    機関リポジトリ

  • 巨大な腎盂結石を合併した膀胱尿管逆流の1例

    岡村 かおり, 池田 祐子, 田口 匠平, 有馬 透 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 52 (5), 1083-1086, 2016

    ...診断された.超音波検査で左腎盂内の巨大な結石,排尿時膀胱尿道造影では両側の膀胱尿管逆流(VUR)を認め,VUR を基礎疾患とし腎盂に巨大な感染結石を形成したと推測した.治療として腎盂切開による結石摘出と膀胱尿管新吻合術(Cohen 法)を二期的に施行する方法を選択した.本症例は感染結石の起因菌として典型的なProteus 属の検出,結石摘出術までのアルカリ尿の持続,結石成分分析でリン酸カルシウムとシュウ...

    DOI Web Site 医中誌

  • X線マイクロCTを用いた種子発芽過程の研究

    山内 大輔, 福田 安希, 唐原 一郎, 峰雪 芳宣 PLANT MORPHOLOGY 28 (1), 3-7, 2016

    ...,光学顕微鏡観察のための切片作製では固定・樹脂包埋等による試料の変形も問題となる.そこで著者らは,種子を非侵襲で観察するために放射光施設SPring-8においてX線マイクロコンピュータートモグラフィー(CT)を利用している.マメ科ミヤコグサの種子をBL20B2で撮影した結果,胚の輪郭や将来維管束になる前形成層等を捉えることができた.この前形成層周辺にはX線の透過しにくい構造が散在していたが,それはシュウ...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献12件

  • 各種象牙質知覚過敏抑制材の象牙細管封鎖性について

    清水 裕久, 星加 知宏, 西谷 佳浩, 𠮷山 昌宏 日本歯科保存学雑誌 59 (3), 249-258, 2016

    ...象牙細管封鎖機構が異なる象牙質知覚過敏抑制材の処置面に加える乾燥刺激の影響について, レジン系材料とシュウ酸系材料における抑制率の間に有意な差が確認できた....

    DOI 医中誌

  • 近赤外分光法による土壌試料の吸収スペクトルと各種土壌特性の関係

    石塚 成宏, 今矢 明宏, 酒井 佳美 日本森林学会大会発表データベース 127 (0), 647-, 2016

    ...用いた試料はすでに各種属性値が測定されており、今回は土壌型、炭素・窒素含量、pH、CEC、各種置換性塩基類濃度、形態別鉄アルミ濃度(シュウ酸可溶、ピロリン酸可溶、ジチオナイト可溶)との関係を解析した。これらの解析はカモソフトウェア社のアンスクランブラーで行った。発表では、その結果について報告する。...

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  • シュウ酸アルミニウムの抗菌作用を利用したマツタケの生長戦略

    西野 勝俊, 城 美沙緒, 大泉 一也, 大倉 龍起, 藤田 徹, 山口 宗義, 山田 明義, 田中 千尋, 笹森 貴裕, 時任 宣博, 平井 伸博 日本森林学会大会発表データベース 127 (0), 165-, 2016

    ...この結果から、アカマツとマツタケは菌根からシュウ酸を分泌して不溶性リン酸アルミニウムから可溶性リン酸を得るとともに、シュウ酸アルミニウムの抗菌作用により土壌中の微生物環境を整えることで積極的にシロを拡大していると考えられる。シュウ酸アルミニウムはマツタケ菌糸の成長促進効果を示したことから、同錯体はシロの発達と維持に重要な役割を果たしている可能性が高い。...

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  • パルプ工程スケールコントロールの基礎講座と最近の知見

    野口 尊生 紙パ技協誌 70 (8), 819-823, 2016

    ...</p><p>クラフトパルプ工程では主として,炭酸カルシウム,シュウ酸カルシウム,硫酸バリウムの3種類のスケールが生成するが,pH条件,温度,水質などの違いにより,生成個所は異なる。</p><p>スケール発生をコントロールする方法としては,スケール生成pH域回避やパルプ洗浄強化によるスケール成分持ち込み低減などが挙げられるが,どちらも実現困難である。...

    DOI Web Site Web Site

  • フンボルチンを用いたヒ素の磁性吸着材の合成および特性

    野村 真也, 西岡 洋 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 27 (0), 469-, 2016

    ...本研究では、鉄のシュウ酸塩鉱物であるフンボルチンとマグネタイトを同時生成する反応系により磁性を有するヒ素吸着剤を合成した。エチレングリコールやグラファイトの添加量などについて検討した結果、グラファイトは結晶質マグネタイトの生成を促したが、ヒ素吸着量は減少した。ヒ素吸着量は2時間で平衡に達し、吸着等温式はラングミュア型であった。...

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  • シュウ酸Naによる茎ひじきの軟化機構

    山岸 あづみ, 小笠原 百合, 青江 誠一郎 日本調理科学会大会研究発表要旨集 28 (0), 198-, 2016

    ...<br> 【結果】5 mmol/lのシュウ酸Na溶液で煮沸したひじきは,脱イオン水や100 mmol/lの溶液で煮沸したひじきに比べて有意に軟化した。煮汁中のウロン酸骨格を有する多糖類はシュウ酸Na溶液の濃度が濃いほど増加した。一方,Ca量はシュウ酸Na溶液の濃度が濃くなるにつれ,減少する傾向であった。...

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  • 炭酸ジルコニウムアンモニウムのEXAFS解析 (V)

    高崎 史進, 中島 圭一, 小川 信明, 藤原 一彦 SPring-8/SACLA利用研究成果集 3 (2), 537-540, 2015-07-21

    ...グリコール酸、酒石酸、シュウ酸、クエン酸、リン酸、EDTAおよびエチドロン酸を加えた炭酸ジルコニウムアンモニウム水溶液のZr-K吸収端EXAFS解析を行った。エチドロン酸、EDTAおよびリン酸を加えた場合に、添加剤濃度増加に伴うEXAFS振動およびフーリエ変換スペクトルの変動が確認された。これは、添加剤による配位子置換反応に起因すると考えられる。...

    DOI

  • ダイジョの冷凍耐性および針状結晶に関する研究

    桑田 寛子, 治部 祐里, 田淵 真愉美, 寺本 あい, 渕上 倫子 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 67 (0), 193-, 2015

    ...すべてのヤマノイモの皮下部にシュウ酸カルシウムの針状結晶がみられた。ナガイモに最も多く、次いでツクネイモで、ダイジョは最も少なかった。皮を剥くとき手が痒くなるのは、細胞中に埋もれていた針状結晶が飛び出して、手に刺さるためである。1%塩酸溶液に30分浸漬すると、すべてのヤマノイモの針状結晶が溶けたが、食酢原液では溶けなかった。...

    DOI

  • 浸出水中のカルシウムイオン高度処理に関する研究

    宮本 尚季, 武下 俊宏, 樋口 壮太郎 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 26 (0), 457-, 2015

    ...本研究では発生汚泥量が少なく、高度にカルシウムイオンの除去ができる方法を開発するため、シュウ酸を用いて処理水10mg/L以下を目標に研究を行った。その結果、ライムソーダ法で処理した原水80mg/Lに対してシュウ酸添加により10mg/L以下にすることができた。...

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  • パルプ化工程におけるスケール対処方法

    レッカ バーラティ 紙パ技協誌 69 (8), 819-824, 2015

    ...<br>パルプ漂白工程でのスケールには,炭酸カルシウム,シュウ酸カルシウム,硫酸バリウム他がある。様々な工程で沈殿したカルシウムは不安定で,後半の漂白工程で溶けたり,再沈殿したりする。スケール問題を減らす為には微量金属の漂白工程での挙動,及び操業条件がスケール成長にどの様に機能するか理解し,調整することが必要である。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献2件

  • 末期腎不全で発見された原発性高シュウ酸尿症1 型の3 か月乳児例

    森 夕起子, 玉村 宗一, 山田 健太, 大音 泰介, 渡辺 康宏, 谷口 義弘, 林 泰平, 重松 陽介 日本小児腎臓病学会雑誌 28 (1), 60-67, 2015

    ...腎組織や画像検査から腎皮質石灰化症と診断し,原発性高シュウ酸尿症1 型(primary hyperoxaluria type1: PH1)が疑われた。尿による診断が困難であったため血中のシュウ酸とグリコール酸をガスクロマトグラフィー質量分析法で測定した。血中シュウ酸とグリコール酸の増加を認めたことからPH1と臨床的に診断し,<i>AGXT</i> 遺伝子解析により確定した。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献14件

  • 体重10kg前後の幼児上部尿路結石に対する経尿道的尿管結石砕石術の経験

    西村 陽子, 守屋 仁彦, 三井 貴彦, 橘田 岳也, 菅野 由岐子, 今 雅史, 篠原 信雄 日本泌尿器科学会雑誌 106 (4), 285-288, 2015

    ...カルシウム31%であった.症例2は神経線維腫症1型の1歳男児(身長80cm 体重10.5kg).肉眼的血尿認め近医受診,左腎盂尿管移行部に径7.5mmの尿管結石を認めた.手術は4.5Fr尿管鏡を用いてTULを施行した.結石分析はシュウ酸カルシウムであった.2症例とも完全排石を得られ結石の再発も認めていない.幼児の上部尿路結石症に対するTULは体重が10kg前後の男児症例であっても安全に手術施行が可能...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献6件

  • 尿管結石摘出術を2度行ったウサギの1例

    大成 衷子, 白石 加南, 八村 寿恵, 山岡 佳代, 和田 慎太郎, 網本 昭輝 動物臨床医学 24 (3), 128-131, 2015

    ...結石の主成分はシュウ酸カルシウムであった。術後の経過は良好であったが,第21病日に腰をうかす姿勢をとり排尿回数が多いとのことで来院した。左腎盂内にあった結石が尿管に移動し,左腎盂と尿管の拡張を起こしていたため,左尿管切開を行い,結石の摘出を行った。経過は順調であったが,第64病日(2回目の手術から43日目)に元気消失,頻尿を訴えX線検査にて右腎盂内に新たな結石が形成されたことを確認した。...

    DOI 医中誌

  • 高次構造酸化ニオブ・酸化タンタルの酸触媒機能解析

    元木 裕太, 吉田 曉弘, 上田 渉 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2015f (0), 169-, 2015

    ...ニオブ及びタンタルのシュウ酸錯体をアンモニウムイオンの存在下で水熱合成することで、高次な結晶構造を持つ酸化ニオブ・タンタルの酸化物ナノ粒子を得ることができる。これらの酸化物ナノ粒子は、加熱処理によるアンモニアの脱離後に酸触媒により進行するシトロネラールの環化反応に活性を示すことが既に明らかになっている。本発表では、これらの高次構造ナノ酸化物の種々の酸触媒反応に対する適用性について述べる。...

    DOI

  • <i>Eucalyptus camaldulensis</i>のアルミニウム無毒化タンニンの特性解析

    田原 恒, 橋田 光, 平舘 俊太郎, 篠原 健司 日本森林学会大会発表データベース 126 (0), 92-, 2015

    ...また、OBとAlは、既知のAl無毒化物質であるクエン酸とシュウ酸が共存した溶液でも複合体を形成した。Al感受性のモデル植物シロイヌナズナを使った生物検定で、加水分解性タンニンであるOBとPentagalloyl glucoseのAl無毒化能を評価したところ、二つの物質は同等のAl無毒化能を示した。...

    DOI

  • 大気エアロゾル中での低分子ジカルボン酸の光化学的生成と分解:室内実験

    河村 公隆 日本地球化学会年会要旨集 62 (0), 251-, 2015

    本研究では、インドで採取した2種類の大気エアロゾル試料(汚染および自然起源エアロゾル)を反応チャンバー(石英管)の中にいれ、水共存およびUV照射下におけるOHラジカルとの反応実験を行った。反応終了後、試料を純水で抽出し、ジカルボン酸などを誘導体化した後、GC, GC/MSにて測定した。発表では、低分子ジカルボン酸(C2-C11)・ケトカルボン酸(ωC2-ωC9)・α-ジカルボニル(C2-C3)の…

    DOI

  • 富士北麓カラマツ林内におけるテルペン類由来シュウ酸エアロゾルの生成

    望月 智貴, 宮﨑 雄三, 河村 公隆, 小野 かおり, 和田 龍一, 高橋 善幸, 三枝 信子, 谷 晃 日本地球化学会年会要旨集 62 (0), 23-, 2015

    ...シュウ酸濃度はO3濃度、イソプレンとα-ピネンSOAトレーサー濃度と有意な正相関があった。これらの結果より、テルペン類からシュウ酸の生成はサンプリング時間(3時間)内で速やかに進行していることが観測より示唆された。さらに、シュウ酸濃度は硫酸イオン濃度と有意な正の相関があり、テルペン類の酸化によるシュウ酸生成過程においてエアロゾル酸性度の関与が示唆された。...

    DOI

  • CO2-H2Oを含むカンラン岩の部分融解による炭酸塩メルト生成とリン濃集の可能性

    小澤 亜耶, 小木曽 哲, 河上 哲生 日本地球化学会年会要旨集 62 (0), 114-, 2015

    ...出発組成としてKLB-1組成にシュウ酸二水和物を~10%加えたものを用い、ピストンシリンダー装置で2.5GPa・1150度で26時間保持した。得られた部分融解メルトに含まれるリンは0.15wt%とMORB程度であった。また、また、メルトでの液相不混和現象は観察されなかった。...

    DOI

  • 冷凍ホウレンソウの加工条件に伴う成分変化の確認

    石井, 明子, 福山, 明子, 寺崎, 三季, 柚木崎, 千鶴子 研究報告 = Report of Miyazaki Prefecture Industrial Technology Center & Miyazaki Prefectural Food & R&D Center (57) 69-71, 2014-03

    ...その結果,原料段階から加工され凍結されるまでの間,加工工程が進むに従いシュウ酸含有量は減少する傾向が見られた。なかでも,加工工程中の水冷回数や加工形態の違いによってシュウ酸の残存率に違いが見られた。...

    日本農学文献記事索引

  • こんにゃくいも中のシュウ酸カルシウム結晶の分布とその利用

    高畑, 浩之 群馬県農業技術センター研究報告 (11) 1-8, 2014-03

    ...こんにゃくいも中の不快味成分のひとつとして、シュウ酸カルシウム結晶が知られている、こんにゃくいも中の量や分布については、ほとんど検討されていない。そこで、こんにゃくいも中のシュウ酸カルシウム結晶について、こんにゃくいもの垂直断面の9カ所について顕微鏡で調査したところ、束晶と集晶が観察され、結晶の分布は、いもの上部で多いことが明らかになった。...

    日本農学文献記事索引

  • 野菜中のミネラル成分と主要呈味成分について

    タナカ, サトコ, イシダ, ヤスヒロ, オクダ, マナミ, チャヤマ, ケンジ, Tanaka, Satoko, Ishida, Yasuhiro, Okuda, Manami, Chayama, Kenji 神戸女子短期大学紀要論攷 59 47-54, 2014-03-01

    ...ミネラルはICP発光分光光度法で9元素を,呈味成分はキャピラリー電気泳動法によりシュウ酸を始めとする8種類を測定した。その結果,サニーレタスの部位別ミネラル含有量は,KとFeをのぞき,葉に多く次いで中間部,芯の順となった。栽培時期では,主要ミネラル濃度(Ca,K,Mg,P)は,夏から秋にかけて少なくなり,1月と2月に多くなる傾向となった。...

    機関リポジトリ Web Site 医中誌

  • イソプレンのオゾン酸化によって生成する低分子ジカルボン酸・オキソ酸・α-ジカルボニル

    河村 公隆, 立花 英里, 坂本 陽介, 廣川 淳 日本地球化学会年会要旨集 61 (0), 144-, 2014

    ...イソプレンーオゾン反応による微粒子中の生成物をガスクロマトグラフ(GC), GC/MSにて解析し、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グリオキサール酸、グリオキサール、メチルグリオギサールなどを検出した。反応の初期では、メチルグリオギサールが主成分であったが、反応の時間と共にシュウ酸が主成分に取って代わった。...

    DOI

  • 太平洋東部赤道海域から西部北太平洋における微小エアロゾルの雲凝結核特性と化学組成

    河田 綾, 中山 寛康, 古谷 浩志, 成田 祥, 上田 紗也子, 三浦 和彦, 植松 光夫 日本地球化学会年会要旨集 61 (0), 200-, 2014

    ...活性化率の値は化学組成で決定されており、累積モードの粒子は、どの気塊でもシュウ酸程度の活性化特性を持っていた。また、より微小なAitkenモードの粒子は海塩や硫酸アンモニウムで再現性が高く、これらの物質で構成されている可能性が高いと明らかになった。...

    DOI

  • 最近のパルプ化工程の障害と対策

    村野 正幸 紙パ技協誌 68 (8), 886-891, 2014

    ...<BR>障害としては,リグニン由来のシュウ酸カルシウムによるスケール障害,脂肪酸等によるピッチによる品質低下,発泡増加による洗浄不良等が挙げられる。<BR>シュウ酸カルシウムスケールに対しては低pH域で有効なスケール防止剤で対応でき,脂肪酸由来のピッチ障害には脂肪酸金属塩を溶解・分散できるピッチコントロール剤が有効である。...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献8件

  • 吻合部狭窄により生じた真性腸石の1例

    西村 潤也, 永原 央, 前田 清, 渋谷 雅常, 野田 英児, 平川 弘聖 日本腹部救急医学会雑誌 34 (4), 915-918, 2014

    ...結石成分分析を行い,腸石は胆汁酸およびシュウ酸カルシウムを主成分とする真性腸石と判明した。真性腸石の報告例では,腸内容うっ滞を伴う狭窄・憩室・盲囊の併存例が多く,自験例は吻合部狭窄が原因と考えられた。今回,自験例を含めた真性腸石の本邦報告例62例に若干の文献的考察を加えて報告する。...

    DOI 医中誌

  • 大気中の不溶性シュウ酸錯体:その安定性や地球冷却効果との関連

    山川 庸芝明, 坂田 昂平, 宮原 彩, 宮本 千尋, 高橋 嘉夫, 坂口 綾 日本地球化学会年会要旨集 61 (0), 143-, 2014

    ...その結果、1.7 µm以下の粒径において全シュウ酸に対して30-60%のシュウ酸が不溶性の金属錯体を形成していることが明らかとなった。そのため、シュウ酸による間接的冷却効果はこれまでの推定よりも小さいと考えられる。また、シュウ酸は金属錯体を形成することにより、光分解性が低下することが分かった。...

    DOI

  • 日本の土壌の137Cs吸着と土壌理化学性の統計学的関係

    植松 慎一郎, Jean Wannijn, May Van Hees, Lieve Sweeck, Erik Smolders, Hildegarde Vandenhove 日本地球化学会年会要旨集 61 (0), 207-, 2014

    ...RIPと最も有意な相関が見られたのは、強熱減量(土壌有機物含量)および酸性シュウ酸抽出アルミニウム(共に負の相関)であった。...

    DOI

  • 低温焼成銀ナノ微粒子の最新製造技術

    栗原 正人 エレクトロニクス実装学術講演大会講演論文集 28 (0), 134-136, 2014

    ...我々はシュウ酸銀熱分解技術を発明、室温焼成可能な高純度・高機能銀ナノ微粒子の製造を実現した。「自発融着する能力」を引き出した第二世代銀ナノ微粒子とその低温導体化緻密粒子膜について紹介する。...

    DOI

  • 葉菜類のペクチン質に関する研究

    加藤, 陽治 弘前大学教育学部紀要 (110) 81-88, 2013-10-18

    ...質的差違の有無を調べるために、二つのペクチン画分(水可溶性ペクチン画分とシュウ酸アンモニウム可溶性ペクチン画分)と二つのヘミセルロース画分(4%水酸化カリウム抽出ヘミセルロース画分と24%ヘミセルロース抽出画分)をDEAE-Sephadex A-25クロマトグラフィーに供し、それぞれに含まれる多糖類を分画し構成糖分析を行った。...

    機関リポジトリ HANDLE Web Site

  • 多様な色を示す機能性ナノ微粒子・分散液の調製とその応用

    金井塚 勝彦, 石﨑 学, 栗原 正人 色材協会誌 86 (6), 204-211, 2013

    ...ここでは,多様な色調を示すプルシアンブルー系ナノ微粒子の合成とその応用に向けた取り組み,および,プラズモン効果で鮮やかに発色する銀ナノ微粒子のシュウ酸銀熱分解法による高収率・低環境負荷・安価・簡便・大量合成法とこの銀ナノ微粒子を利用した有機色素との間の増強光電流発生システムについて紹介する。...

    DOI Web Site 参考文献42件

  • 『臨床現場からの情報発信』 オキサリプラチンによる末梢神経障害の遺伝的背景

    満間 綾子, 安藤 雄一 日本薬理学雑誌 141 (2), 62-65, 2013

    ...がん薬物療法における有害事象として,末梢神経障害を引き起こす薬剤が注目されている.大腸がんのキードラッグであるオキサリプラチン(L-OHP)による末梢神経障害は,蓄積性で用量規定因子である.重篤な場合,治療の遂行が不可能となり,治療効果の障害となる.L-OHPによる末梢神経障害の発現のメカニズムは十分には解明されていない.そこで,シュウ酸(オキサレート)の代謝に関係する2つの酵素であるアラニングリオキシル...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献12件

  • リン酸石膏からのレアアースの回収

    藤本 沙貴, 津田 昂志, 中田 竜嘉, 村山 憲弘, 芝田 隼次 化学工学論文集 39 (4), 399-404, 2013

    ...レアアースを分離・回収する技術が求められる.リン酸石膏は湿式リン酸製造工程で排出される副産物であり,原料中に含まれるレアアースがリン酸石膏中に存在していることから低品位含有資源として利用可能である.本研究では,リン酸石膏からのレアアースの回収を目的とした.リン酸石膏の洗浄,H<sub>2</sub>SO<sub>4</sub>によるレアアースの浸出,イオン交換樹脂を用いたレアアースの吸着脱離,希土類シュウ...

    DOI Web Site Web Site 参考文献22件

  • 廃蛍光体粉からのレアアースの浸出と分離・回収

    服部 誓哉, 村山 憲弘, 芝田 隼次 化学工学論文集 39 (5), 472-478, 2013

    ...塩沈殿法により沈殿回収し,Ce<sup>3+</sup>とLa<sup>3+</sup>についてはCe<sup>3+</sup>を4価に酸化したのちに水酸化物沈殿として回収し,La<sup>3+</sup>をシュウ酸塩沈殿として回収した....

    DOI Web Site 被引用文献3件 参考文献14件

  • 有機酸および有機酸塩が昆布軟化に与える影響

    山岸 あづみ, 青江 誠一郎 International Journal of Human Culture Studies 2013 (23), 176-178, 2013

    ...昆布を各種有機酸(シュウ酸・クエン酸・乳酸・コハク酸・リンゴ酸)および有機酸塩(シュウ酸K・シュウ酸Na・クエン酸K・クエン酸Na・乳酸Na・コハク酸Na・リンゴ酸Na)溶液にて煮沸した.その結果,有機酸溶液のpHは3-4であり,有機酸塩溶液のpHは6前後であった.また,昆布は有機酸溶液ではシュウ酸溶液,有機酸塩溶液ではシュウ酸Naおよびシュウ酸K溶液と煮沸した際にもっとも軟化した.本結果から,溶液...

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  • <b>小角X 線散乱法によるフェノール樹脂ゲル化メカニズムの解析 </b>

    和泉  篤士, 中尾  俊夫, 柴山  充弘 Journal of Network Polymer,Japan 34 (6), 330-335, 2013

    ...ノボラック樹脂のゲル化メカニズムの解析を目的とし,シュウ酸存在下でフェノールおよびホルムアルデヒドの重縮合物を合成し,小角X 線散乱法によってゲル化過程における散乱関数変化を解析した。溶媒膨潤法を適用した結果,架橋剤濃度によって異なる不均一性が発現するという知見を得た。更にこのゲル化メカニズムについて考察した。...

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  • 層構造を有するW-Ti-O複合酸化物の水熱合成およびその酸触媒活性

    平田 純, 村山 徹, 上田 渉 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2013 (0), 37-, 2013

    ...硫酸チタン(III)、メタタングステン酸アンモニウムおよびシュウ酸の混合水溶液を175 ℃で24時間水熱合成を行い、複合酸化物を調製した。前駆体のW/Tiモル比および、前駆体濃度およびシュウ酸の添加量を変化させることにより、積層構造を有するW-Ti-O複合酸化物触媒が得られた。合成したW-Ti-O複合酸化物触媒は、ピリジン吸着IRおよびアンモニアTPDにより固体酸性質を有することが分かった。...

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  • 森林の常緑・落葉性が堆積有機物と鉱質土壌の炭素蓄積に与える影響

    鳥山 淳平, Hak Mao, 今矢 明宏, 平井 敬三, 伊藤 江利子, 中下 留美子, 稲垣 善之, 清野 嘉之 日本森林学会大会発表データベース 124 (0), 596-, 2013

    ...土壌試料について遊離酸化物(酸性シュウ酸塩及びピロリン酸可溶の鉄・アルミ)を定量した。【結果と考察】遊離酸化物含量が同程度の場合、落葉林は常緑林より高い全炭素含量を示した。土壌の全炭素含量に占める軽比重画分(<1.6g/cm<sup>3</sup>)の割合は18-44%で常緑・落葉間差は不明瞭であった。...

    DOI

  • 火山灰付加は褐色森林土の炭素蓄積を支配する(SSPN Award紹介論文)

    今矢 明宏, 吉永 秀一郎, 稲垣 善之, 田中 永晴, 太田 誠一 日本土壌肥料学雑誌 84 (1), 38-44, 2013

    ...本研究では,土壌への火山灰の混入程度が褐色森林土の炭素蓄積量および炭素蓄積過程に及ぼす影響を明らかにした.土壌への火山灰混入程度は,酸性シュウ酸塩可溶Al(Al_<ox>)濃度および礫率に基づいて推定した.褐色森林土を火山灰付加程度の強い順に高Al_<ox>礫なし型,高Al_<ox>礫あり型,中Al_<ox>型および低Al_<ox>型の4つに区分し,その炭素濃度,炭素量,炭素蓄積量,Al_<ox>量...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • 水の硬度が緑茶浸出液に及ぼす影響

    三橋 富子, 田島 真理子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 25 (0), 185-, 2013

    ...官能検査結果より硬度229の方がにごりは強く、その原因物質であるシュウ酸カルシウムが多いため、茶浸出液中に残っているシュウ酸の量が少なく、渋味が弱く感じられたことにより相対的に甘味が強く感じられて蒸留水浸出液より有意に好まれたものと考えられた。...

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  • 滋賀県田上地方に伝わる菜の花黄金漬けの成分と嗜好性

    七里 あや子, 井上 瑞穂, 久保 加織 日本調理科学会大会研究発表要旨集 25 (0), 69-, 2013

    ...生試料には、酢酸、クエン酸、コハク酸が微量に含まれていたが、塩漬け中に乳酸、ピログルタミン酸、ギ酸、シュウ酸、酒石酸も出現し、特に乳酸は、完成試料に25mg%と高濃度に含まれていた。pHは、生試料6.0に対し、中間試料では5.1、完成試料では4.0まで低下していた。...

    DOI

  • 高分解能2結晶型X線分光を用いた伊自良湖集水域土壌のイオウ結合形態の評価

    谷川 東子, 伊藤 嘉昭, 福島 整, 杉山 暁史, 佐瀬 裕之, 山下 尚之, 今矢 明宏, 高橋 正通 日本森林学会大会発表データベース 124 (0), 597-, 2013

    ...吸着態SO4含量はSO4吸着体である遊離酸化物量(酸性シュウ酸塩抽出態Al含量+1/2Fe含量)に比例し、その勾配は既往の変動幅の上限に相当した。全Sの半分を有機還元型Sが、2割を有機酸化型Sが、硫酸イオンが3割を占めた。これらの結果から、伊自良集水域土壌は関東~中部地方の岩石性土壌の中では酸性度が高めの土壌に属し、またS蓄積機能が強く発現されていると推察された。<br>...

    DOI

  • プリンテッドエレクトロニクス電極用銀ナノ微粒子の開発と産業化への取り組み

    栗原 正人 日本写真学会誌 76 (5), 355-361, 2013

    ...熱耐性が弱く,こうした幅広い汎用性樹脂基板に銀ナノ微粒子を適合させるには,その焼成温度の低温化がキーテクノロジーになる.本研究では,銀ナノ微粒子の自発融着能を発揮させる表面構造に着目,アルキルアミンを保護分子として選択することで,室温~100°Cの焼成温度の実現に成功した.この自発融着能により,クラックやボイドの発生を抑制した導電性・光反射率・フレキシブル性に優れる塗布型電極の作製が容易になった.シュウ...

    DOI Web Site

  • ウメ'南高'果実の追熟条件が梅酒の香気成分および苦み成分に及ぼす影響

    大江, 孝明, 櫻井, 直樹, 山崎, 哲弘, 奥井, 弥生, 石原, 紀恵, 岡室, 美絵子, 細平, 正人 園芸学研究 11 (2), 273-279, 2012-04

    ...また,苦みに関与するプルナシンおよびシュウ酸含量は20℃で4日,30℃で3日追熟すると減少した。以上のことから,原料果実の収穫時期や貯蔵条件により梅酒加工品の香気成分および苦み成分が大きく変わることが確認され,芳香香気を高め,青っぽい香気成分や苦み成分を抑えるためには,より熟した果実を収穫して,20℃で4日もしくは30℃で3日追熟させてから加工するのが良いと考えられた。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 野菜の品質は有機質肥料の施用で向上されるのか?

    武田, 容枝 福島県農業総合センター研究報告 = Bulletin of the Fukushima Agricultural Technology Centre (4) 1-14, 2012-03

    ...ミズナのシュウ酸濃度は生育量と正の相関があり、糖濃度は負の相関が認められた。さらに、ミズナのアミノ酸濃度は窒素吸収量と正の相関を示した。(4)実験4では、実験3と同様の条件でニンジンを栽培した。有機質肥料で栽培したニンジンは、化成肥料で栽培したものと比較して、同等もしくはそれ以上の大きさであった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 真性腸石を伴ったMeckel憩室によるイレウスの1例

    池辺 孝, 眞弓 勝志, 濱野 玄弥, 堀 高明, 竹村 雅至 日本臨床外科学会雑誌 73 (3), 597-602, 2012

    ...イレウスと診断,イレウス管を挿入し入院となった.イレウス管挿入4日目に腹腔鏡補助下に手術を行った.回腸終末から40cm口側の腸間膜対側に根部に輪状の狭窄を伴う母指大のMeckel憩室を認めた.憩室の先端が盲腸と癒着してループを形成,回腸が陥入し内ヘルニアとなっていた.輪状狭窄を含めて憩室を根部で切除しイレウスを解除した.腸管切除は行わなかった.憩室の内腔に直径1.5cmの結石を認めた.結石分析では99%シュウ...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献3件 参考文献36件

  • 真性腸石を伴った腸閉塞の2例

    松本 悠, 戸倉 夏木, 中野 太郎, 上田 一夫, 高塚 純 日本臨床外科学会雑誌 73 (10), 2576-2579, 2012

    ...<BR>いずれの症例も小腸部分切除術を施行し,結石分析結果は2症例ともシュウ酸カルシウムが主成分であった.腸石は真性腸石と仮性腸石に分類され,真性腸石は比較的稀な疾患とされている.<BR>2例の真性腸石を伴った腸閉塞の症例を経験したので報告する....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献13件

  • 無症状で経過したMeckel憩室結石の1例

    澤崎 翔, 林 茂也, 土田 知史, 神 康之, 蓮尾 公篤, 益田 宗孝 日本臨床外科学会雑誌 73 (10), 2584-2589, 2012

    ...当科紹介受診.術前の腹部X線検査で右側腹部に石灰化像を認めた.腹部CT検査でMeckel憩室内の結石が疑われ,S状結腸癌の手術時に確認することとした.開腹すると右上腹部に結石を含む手拳大の腫瘤を触れた.周囲の癒着を剥離すると腫瘍は小腸の腸間膜対側より突出する憩室であり,回盲部より140cmの部位であった.Meckel憩室および憩室内結石と診断し切除した.憩室の内部には3cm大の黒色石を数個認め,結石分析ではシュウ...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献31件

  • ウメ‘南高’果実の追熟条件が梅酒の香気成分および苦み成分に及ぼす影響

    大江 孝明, 櫻井 直樹, 山崎 哲弘, 奥井 弥生, 石原 紀恵, 岡室 美絵子, 細平 正人 園芸学研究 11 (2), 273-279, 2012

    ...デカラクトン,δ-デカラクトン,酪酸エチル,酢酸ブチルであると判断された.これら芳香香気成分量は,より収穫を遅らせた果実を用いた方が多く,原料果実を20℃で4日,30℃で3日追熟すると高まった.梅酒の青っぽい香気に関与する成分と判断された安息香酸エチルは,20℃では5日以内,30および35℃では3日以内の追熟により,収穫直後に漬けた場合と比べて同程度かそれ以下で推移した.また,苦みに関与するプルナシンおよびシュウ...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献10件

  • チタン酸水溶液を用いたチタン酸バリウムの低温合成

    斎藤 達哉, 吉田 道之, 高橋 康隆, 尾畑 成造, 櫻田 修 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2012S (0), 289-289, 2012

    ...従来のBaTiO<SUB>3</SUB>の合成法には固相法、水熱合成法、シュウ酸塩法、ゾルゲル法などがあり、固相法では高温(800~1200℃)での熱処理が必要であり、水熱合成法ではチタン源として四塩化チタンが用いられているため、有害な塩化水素の発生を伴う。我々は、これまでに有害なハロゲン、窒素、硫黄を含まないチタンを含む水溶液について報告してきた。...

    DOI

  • アニオン交換した希土類ドープ層状イットリウム水酸化物の合成と発光特性

    佐久間 香織, 藤原 忍 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2012S (0), 643-643, 2012

    ...水溶液反応により合成した試料のXRDおよびFT-IR分析により、ビフェニル酢酸イオン、安息香酸イオン、テレフタル酸イオン、マレイン酸イオンおよびシュウ酸イオンで交換されたLYHが得られることがわかった。PL測定では、硝酸系LYHの発光が微弱であったのに対して、アニオン交換したものでは、発光強度の大幅な増加が認められた。...

    DOI

  • 実用化に向けた金属燃料サイクルの工学技術実証に関する研究開発

    林 博和, 柴田 裕樹, 小山 正史 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2012f (0), 499-, 2012

    ...本研究では、約40年前に製造されたCm-244酸化物試料を原料として、Cmを分離回収して得たCmシュウ酸塩を原料として酸化物、窒化物を経由する乾式法によってCm塩化物を調製し、X線回折測定及び熱分析測定によってその性状を確認するとともに、LiCl-KCl共晶溶融塩中にCm塩化物を溶解した系の電気化学測定を行いCm(III)/Cmの標準酸化還元電位を導出した。...

    DOI

  • 研究開発段階炉等の廃止措置技術の研究開発等

    高橋 澄人, 村上 督, 安本 靖, 圷 英之 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2012f (0), 639-, 2012

    「ふげん」から採取された放射能で汚染された実機解体物を対象に、有機酸による除染データを収集した。また、運転停止後除染が行われなかった設備を利用し、酸化還元処理の性能把握を行った。

    DOI

  • 汚染土壌からのセシウム溶離回収技術の開発

    矢板 由美, 山本 誠二, 井上 由樹, 中村 秀樹, 福島 正 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2012s (0), 556-556, 2012

    ...汚染土壌からのシュウ酸を用いたセシウムの溶離回収技術開発に関する報告である。シリーズ発表のうち、使用済みのシュウ酸の分解およびリサイクルに関する試験結果を報告する。...

    DOI

  • 汚染土壌からのセシウム溶離回収技術の開発

    井上 由樹, 中村 秀樹, 三倉 通孝, 福島 正 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2012s (0), 554-554, 2012

    ...セシウムで汚染した土壌を、シュウ酸濃度0.5mol/l、95℃の溶液に浸漬することで、1時間以内に約90%が溶離できることを確認した。...

    DOI

  • 札幌郊外の森林における低分子ジカルボン酸・脂肪酸の組成と年変化

    野坂 圭, 河村 公隆, 宮崎 雄三 日本地球化学会年会要旨集 59 (0), 118-, 2012

    ...結果として、シュウ酸が一番濃度が高く、マロン酸、コハク酸がそれに続いた。これらの化合物は初夏に一番のピークを示し、冬にかけて減少する傾向を示したことから、光化学反応による二次的生成が大きく寄与していると考えた。また不飽和脂肪酸C18:1が高い濃度で検出されたが、回収率が低かったため今後再実験を行う予定である。...

    DOI

  • 12種類の紅茶の化学成分

    坂本 彬, 井上 博之, 中川 致之 日本食品科学工学会誌 59 (7), 326-330, 2012

    ...<BR>(5) 紅茶に含まれる有機酸のうち,シュウ酸を分析した.12銘柄平均含有量は0.54%であったが,シュウ酸特有のエグ味として影響する量ではないように思われた.<BR>(6) pHは緑茶同様にほぼ一定範囲に収まり,ほぼ5.00~5.4の範囲であった....

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献2件 参考文献16件

  • Urine risk factors in children with calcium kidney stones and their siblings

    J. Bergsland Kristin, L. Coe Fredric, D. White Mark, J. Erhard Michael, R. DeFoor William, D. Mahan John, L. Schwaderer Andrew, R. Asplin John 日本小児腎臓病学会雑誌 25 (2), 158-159, 2012

    ...有結石者群ではシュウ酸カルシウムとリン酸カルシウムの過飽和を伴った尿中カルシウム排泄量が多く,また,リン酸カルシウムでの過飽和と準安定域上限の幅が減少しており,リン酸カルシウムの結晶化の危険性を高めていた。小児では,成人の有結石者に認められる高シュウ酸尿症,低クエン酸尿症,尿pHの異常,尿量低下のような尿生化学異常所見は認められなかった。...

    DOI 参考文献4件

  • 猫の尿管結石27例

    髙柳 明子, 三品 美夏, 渡邊 俊文 日本獣医師会雑誌 65 (3), 209-215, 2012

    ....診断には,各種の画像検査の組合せが効果的であった.片側性の尿管結石については,反対側の腎臓において過去に腎実質を傷害する閉塞性又は先天的な腎疾患を有していた可能性が示唆された.摘出された結石は,シュウ酸カルシウムであり,尿路系におけるシュウ酸カルシウム結石の比率の増加に伴い,今後,猫の尿管結石症例が増加する可能性が示唆された....

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 参考文献17件

  • 時分割DXAFSを用いた溶解析出法による針状NaNbO3の合成機構の解析

    山添 誠司, 柴田 賢吾, 加藤 和男, 和田 隆博 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2012S (0), 525-525, 2012

    ...近年,我々は溶解析出法を用いることで針状NaNbO<SUB>3</SUB>や板状(Na,K)NbO<SUB>3</SUB>が合成可能であることを報告した.しかし,合成機構の詳細は明らかになっていない.そこで,時分割DXAFSを用いて溶解析出法を用いた針状NaNbO<SUB>3</SUB>合成過程を詳細に検討した.改良固相法により酸化ニオブとシュウ酸ナトリウムから700℃以上の温度で前駆体であるNa<...

    DOI

  • 鳥海山西麓斜面におけるブナの生育に着目した移行帯での森林立地特性

    加藤 早百合 日本地理学会発表要旨集 2012s (0), 100176-, 2012

    ...ピロリン酸、酸性シュウ酸塩、ジチオナイトクエン酸塩に可溶性のAl(Alp,Alo,Ald)、Fe(Feo,Fed)、Si(Sio,Sid)を抽出し、ICP-AESにより測定した。交換性アルミニウム(Al<sub>EX</sub>)の含量は、1M KClを用いて抽出した後、滴定した。外生菌根菌が形成した菌核について、蒸留水に浮上させて直径0.5mm以上のものを採取した。...

    DOI

  • 研究開発段階炉等の廃止措置技術の研究開発等

    高橋 澄人, 村上 督, 安本 靖, 田仲 睦 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2012s (0), 658-658, 2012

    「ふげん」から採取される放射能で汚染された実機解体物を対象に、有機酸による除染データを収集した。また、運転停止後除染が行われなかった設備を利用し、酸化還元処理の性能把握を行った。

    DOI

  • 汚染土壌からのセシウム溶離回収技術の開発

    大里 哲夫, 博多屋 龍司, 酒井 仁志, 山田 和矢, 大村 恒夫 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2012s (0), 557-557, 2012

    ...特に東北地方では公地や耕作地に対して除染が必要であり、その解決策として当社ではシュウ酸による除染方法を開発した。シリーズでは、(1)土壌の調査、(2)溶離方法の開発、(3)回収方法の開発、(4)分解方法の開発、(5)システムの開発について発表する。そのシリーズの最後のシステム開発について発表を行う。トラックに乗るレベルの「SARRY-Soil」として設計した内容を報告する。...

    DOI

  • 下水汚泥焼却灰からの放射性セシウム除染技術の開発

    松山 加苗, 杉森 俊昭, 根岸 孝次, 永森 泰彦, 酒井 仁志, 轟木 朋浩 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2012f (0), 549-, 2012

    ...そこで下水汚泥焼却灰からセシウムを取り除くためにシュウ酸を用いて溶離し、吸着材にセシウムを濃縮・回収するシステムを検討した。本報告では、下水汚泥焼却灰からセシウムを溶離する方法・条件を検討した結果を報告する。...

    DOI

  • 下水汚泥焼却灰からの放射性セシウム除染技術の開発

    山下 雄生, 林 弘忠, 岡部 寛史, 村山 清一, 宮本 真哉, 三倉 通孝, 轟木 朋浩 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2012f (0), 550-, 2012

    ...下水汚泥焼却灰からのセシウム除去のため、シュウ酸を用いてセシウムを溶離し、吸着材に濃縮・回収するシステムを検討した。本報告では、ラボ試験結果から実証試験装置を作製し、下水汚泥焼却灰からの放射性セシウム除去性能について確認した。...

    DOI

  • 森林大気中の低分子ジカルボン酸の経時変化と安定炭素同位体比

    河村 公隆, 梅本 延彦, 立花 英里 日本地球化学会年会要旨集 59 (0), 103-, 2012

    本研究では、森林が大気中の低分子ジカルボン酸のソースとしての重要性を評価するために、北海道の森林大気中で4時間毎に採取した大気エアロゾル試料を分析し、低分子ジカルボン酸などを測定した。また、ジカルボン酸の安定炭素同位体比を測定した。また、長距離大気輸送が森林大気の組成に与える影響についても議論する。

    DOI

  • 自動車および焼却炉排ガス中の有機酸濃度の測定と発生量の見積り

    三宅 隆之, 佐久川 弘 生物圏科学 : 広島大学大学院生物圏科学研究科紀要 50 1-13, 2011-12-24

    ...大気中有機酸の発生源である自動車および焼却炉排ガスについて,有機酸(ギ酸,酢酸,プロピオン酸,シュウ酸)濃度を測定した。ガソリン車の排ガス中有機酸濃度の相加平均値は,ギ酸59.7ppbv,酢酸327ppbv,プロピオン酸12.1ppbv,シュウ酸0.77ppbv(parts per billion by volume)であった。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • スターフルーツに含まれる特徴的な成分の熟度による変化

    沖,智之, 松村,まさと, 氏原,邦博, 住,秀和, 佐藤,麻紀, 須田,郁夫 日本作物学会九州支部会報 68-72, 2011-05-15

    ...スターフルーツの摘果果実や過熟果実の利活用に資する基礎情報を得ることを目的として,スターフルーツを特徴付ける成分と熟度との関係について検討した.総ポリフェノールとプロアントシアニジンの含量は,熟度2以降,すなわち果皮が黄色に7分着色してからの変動は小さいこと,総シュウ酸量は未熟果実(果皮色が緑色)で最も多く,成熟(果皮色が緑色から黄~橙色へ変化)するにつれて減少することが明らかとなった.また,スターフルーツ...

    NDLデジタルコレクション

  • 接触分析法を利用する天然水及び水道水中の極微量銅のスペシエーション分析

    川久保 進, 小楠 浩未, 岩附 正明 分析化学 60 (7), 579-584, 2011

    ...によって生じるデヒドロアスコルビン酸を<i>o</i>-フェニレンジアミンと反応させてキノキサリン化合物(QX)を生成させ(pH 6.9,25℃),反応5分後の吸光度を340 nmで測定することにより,検出限界0.1 μg L<sup>−1</sup>(酸性試料の場合,0.5 μg L<sup>−1</sup>)で0~7 μg L<sup>−1</sup>の反応性銅が定量できる方法を開発した.異なる銅シュウ...

    DOI Web Site Web Site 参考文献37件

  • 急速に進行し菌球様陰影を呈した肺Aspergillus niger症の1例

    齋藤 雅俊, 四宮 祥平, 北楯 祥子, 高原 豊, 山谷 淳代, 小島 好司, 藤本 由貴, 及川 卓, 中川 研, 土原 一真, 井口 晶晴, 長内 和弘, 栂 博久 気管支学 33 (1), 33-37, 2011

    ...全身倦怠感があり当院紹介となった.受診時38℃台の発熱と低酸素血症を認め,両側上肺野に吸気終末cracklesを聴取した.採血では核の左方移動を伴うWBC上昇と炎症反応上昇を認め,アスペルギルス抗原が陽性であった.画像上は両側上葉に空洞形成と広範な浸潤影のほかに右上葉の菌球様陰影がみられた.気管支鏡検査を施行し右上葉洗浄液からAspergillus nigerが培養され,気管支生検(TBB)組織所見よりシュウ...

    DOI 医中誌 参考文献13件

  • 京都府産新品種白大豆(<I>Glycine Max</I>)の細胞壁構成多糖について

    野村 知未, 大谷 貴美子, 清水 伸恵, 冨田 圭子, 松井 元子 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 63 (0), 177-177, 2011

    ...<BR><B>【結果】</B> 分画した細胞壁構成多糖の水可溶性ペクチン(水,熱水抽出画分),水不溶性ペクチン(シュウ酸アンモニウム抽出画分),ヘミセルロース(アルカリ抽出画分),セルロース(抽出残渣)画分の収量を比較した結果,新品種白大豆とオオツル間に有意な差は認められなかった。...

    DOI

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