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検索結果 96 件

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  • モノリス型固相抽出遠心カラムを用いる2-aminobenzamide誘導体化糖鎖の精製

    由井 夕湖, 太田 茂徳, 青山 千顕, 角田 誠 分析化学 71 (6), 365-368, 2022-06-05

    <p>糖鎖は,生体内において重要な機能を有する.糖鎖分析においては,蛍光誘導体化後に高速液体クロマトグラフィーなどによる分離分析が行われる.この際,過剰な未反応の誘導体化試薬の除去が必要である.本研究においては,この前処理を簡便に行うために,固相抽出遠心カラムであるMonoSpinカラムを用いて,2-aminobenzamide(2-AB)による誘導体化糖鎖の精製について検討した.官能基としてア…

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  • 液体クロマトグラフィー質量分析による水道水中の陰イオン6種の一斉分析法の検討と妥当性評価

    小林 憲弘, 高木 総吉, 木下 輝昭, 仲野 富美, 古川 浩司, 粕谷 智浩, 松巾 宗平, 寺中 郁夫, 山本 剛, 米久保 淳, 田中 誠也, 丹羽 宏之, 会田 祐司, 髙原 玲華, 齊藤 香織, 五十嵐 良明 水環境学会誌 45 (2), 51-66, 2022

    <p>水道水質基準や目標値が設定されている6種類の陰イオンを一斉分析可能なLC/MSあるいはLC/MS/MS分析条件を検討した。さらに, 本研究で確立した分析条件が, 様々な種類の水道水や機種に適用できるかどうか検証するために, 15機関で分析法のバリデーション試験を実施した。水道水を用いた添加回収試験の結果, 臭素酸, 塩素酸, 亜塩素酸, 過塩素酸の4物質は, …

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  • 被験者室の湿度がにおい評価に及ぼす影響

    林 憧子, 光田 恵, 棚村 壽三, 今中 努志, 高綱 秀和, 古庄 義明 人間‐生活環境系シンポジウム報告集 46 (0), 179-180, 2022

    本研究では、官能評価室の湿度がにおい袋法によるにおい評価に及ぼす影響を検討した。湿度条件を高温(62~75%)と低湿(30~35%)の2条件とし、におい物質については、生活環境の不快臭を構成する2物質を用いた。各におい物質の物質濃度を6段階に設定し、におい袋にガス試料を封入し、被験者に提示した。被験者についてはパネル選定試験に合格した17名を採用した。その結果、低濃度の場合、低湿条件の臭気強度の…

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  • シリカモノリス捕集剤(MonoTrap)を使用した悪臭物質の簡易濃縮分析

    武田 まなみ におい・かおり環境学会誌 52 (4), 203-205, 2021-07-25

    <p>におい・かおりをGCで分析するには,前処理が重要であり,簡便な操作と高い捕集効率が求められる.シリカモノリス捕集剤MonoTrapは,サンプルと一緒にバイアルなどの密閉系に設置するだけの簡易なサンプルリングツールであり,捕集後の脱離・回収法は加熱脱離・溶媒抽出から選択することができる.MonoTrapを使用して,悪臭成分を添加したタオル片に消臭剤を散布し,その効果をGC-MSで評価したとこ…

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  • シリカモノリスを用いた生体試料中薬物分析のための新規固相抽出用スピンカラムの開発

    太田 茂徳, 由井 夕湖, 佐藤 勉 日本毒性学会学術年会 47.1 (0), S25-4-, 2020

    <p>検出器として質量分析計などの高感度検出器を用いた測定では、目的成分を安定に検出するために、試料の脱塩や濃縮など前処理が非常に重要とされている。さらに、サンプルは低濃度、微少容量であり、使用する試料量を少なくすることは、対象生物に対しての負担を軽減することにもつながる。</p><p>血清や血漿、尿など、生体試料中の薬物の微量成分を分析する際、前処理として粒子充填剤カラムによる固相抽出が広く用…

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  • 液体クロマトグラフィータンデム質量分析による水道水中の140農薬の一斉分析法の妥当性評価

    小林 憲弘, 宮本 紫織, 佐藤 学, 木下 輝昭, 高木 総吉, 岩間 紀知, 粕谷 智浩, 古川 浩司, 堀池 秀樹, 齊藤 香織, 京野 完, 髙原 玲華, 五十嵐 良明 水環境学会誌 42 (6), 247-258, 2019

    <p>前報で確立した水道水中の140農薬のLC/MS/MS一斉分析法が全国の水道水質検査に適用できるかどうかを検証するために, 国立衛研以外に新たに11機関において水道水を用いた添加回収試験を行い, これら12機関の試験結果を合わせて解析および評価した。各機関は, 採取した水道水にアスコルビン酸ナトリウムを加えて脱塩素処理した後, 140農薬の混合標準液を添加し, …

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  • 室内空気中のアクリルアミド測定法の開発とそのアプリケーション

    松村 年郎, 生田 実香, 森田 孝節, 色摩 操, 西方 康好, 今中 努志, 山下 洋一 室内環境 22 (2), 185-190, 2019

    本研究では室内空気中のアクリルアミドの測定法について検討した。本法では室内空気中のガス状アクリルアミドを活性炭サンプラーに捕集し, メタノールで抽出後, GC/MSで測定する方法である。本報告では, 抽出方法, 捕集率, 再現性, 保存安定性, その他, 基礎的検討を行った。その結果, 抽出法は超音波抽出法を選定し, 抽出時間は10分, …

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  • カーボンモノリスカラムを用いるオンライン酸化還元化学種変換液体クロマトグラフィー

    宮下 賢, 田中 諒, 長谷川 丈二, 中西 和樹, 森岡 和大, 曾 湖烈, 加藤 俊吾, 内山 一美, 齊藤 和憲, 渋川 雅美, 中嶋 秀 分析化学 67 (8), 469-478, 2018-08-05

    <p>相分離を伴うゾルゲル法を用いてマクロ多孔性のレゾルシノール─ホルムアルデヒドゲルを合成し,これを不活性雰囲気下で焼成してグラファイト化することによりカーボンモノリスを作製した.作製したカーボンモノリスを用いて高速液体クロマトグラフィー(HPLC)カラムを試作し,金属-EDTA錯体の保持特性を検討したところ,カーボンモノリスカラムは多孔質グラファイトカーボン(PGC)カラムと同様に酸化還元能…

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  • 液体クロマトグラフィータンデム質量分析による水道水中の臭素酸イオン分析条件の検討と妥当性評価

    小林 憲弘, 小坂 浩司, 浅見 真理, 中川 慎也, 木下 輝昭, 高木 総吉, 中島 孝江, 古川 浩司, 中村 弘揮, 工藤 清惣, 粕谷 智浩, 土屋 かおり, 寺中 郁夫, 若月 紀代子, 加登 優樹, 小関 栄一郎, 井上 智, 村上 真一, 金田 智, 関 桂子, 北本 靖子, 堀池 秀樹, 米久保 淳, 清水 尚登, 髙原 玲華, 齊藤 香織, 五十嵐 良明 水環境学会誌 40 (6), 223-233, 2017

    水道水中の臭素酸イオン (BrO<sub>3</sub><sup>-</sup>) を既存の告示法よりも高精度かつ迅速・簡便に分析するために, LC/MS/MSによる測定方法を検討し, 臭素酸イオンを高感度に検出でき, さらに水道水中に含まれる他の陰イオンを良好に分離可能な測定条件を確立した。さらに, 本研究で確立した測定条件が全国の水道水に適用できるかどうかを検証するために, …

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  • 水道水中のイミノクタジン・ジクワット・パラコートLC/MS/MS一斉分析法の妥当性評価

    小林 憲弘, 久保田 領志, 齋藤 信裕, 木村 謙治, 宮﨑 悦子, 平林 達也, 水田 裕進, 木村 慎一, 宮本 紫織, 大倉 敏裕, 中村 弘揮, 粕谷 智浩, 古川 浩司, 塚本 多矩, 市川 千種, 髙原 玲華, 林田 寛司, 京野 完, 佐久井 徳広, 山本 五秋, 齊藤 香織, 五十嵐 良明 環境科学会誌 29 (1), 3-16, 2016

    <p>著者らが開発した水道水中のイミノクタジン,ジクワットおよびパラコートLC/MS/MS一斉分析法を水道水質検査に適用できるかどうかを評価するため,12機関(水道事業体4機関,衛生研究所1機関,登録検査機関3機関および分析機器メーカー4機関)において,分析法の妥当性を評価した。各機関で採取した水道水に3農薬をそれぞれ目標値の1/10以下(0.5 μg/L)および1/100以下(0.05 …

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  • 液体クロマトグラフィーによる水道水中のホルムアルデヒドおよびアセトアルデヒド同時分析法の開発と妥当性評価

    小林 憲弘, 鈴木 俊也, 小杉 有希, 菱木 麻佑, 加登 優樹, 金田 智, 植田 紘行, 河相 暢幸, 北本 靖子, 土屋 かおり, 木村 慎一, 古川 浩司, 岩間 紀知, 中村 弘揮, 粕谷 智浩, 堀池 秀樹, 京野 完, 髙原 玲華, 馬場 紀幸, 佐藤 信武, 久保田 領志, 五十嵐 良明 水環境学会誌 39 (6), 211-224, 2016

    水道水中のホルムアルデヒドおよびアセトアルデヒドを迅速・簡便に分析するために, DNPHで誘導体化した試料をLC/UVあるいはLC/MS/MSにより測定する方法を検討した。検討の結果, 水道水に塩化アンモニウムを加えて残留塩素を除去した後, リン酸とDNPHを加えて誘導体化した試料を測定した。いずれの測定機器を用いた場合も両誘導体のピークは短時間で良好に分離し, …

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  • 部品からのVOC放散量による車室内VOC濃度の予測

    達 晃一, 中井 里史, 松永 和彦, 内藤 敏幸, 佐藤 勝二, 星野 邦広, 曽根 孝, 岩崎 貴普, 臼井 信介 室内環境 19 (1), 23-36, 2016

    日本自動車工業会(JAMA)は,車室内の揮発性有機化合物(VOC)の低減に対する取り組みを発表した。この自主規制に合致しているかの検証は実車による実測が必要となり,検証結果を得るまでには時間を要する。本研究は,実車検証が不要となるように部品のVOC放散速度を用いて直接車室内VOC濃度を予測する手法の確立を目的とした。研究対象とした小型トラックの実測から,予測対象成分候補としてホルムアルデヒド,ア…

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  • 大きな可能性を秘めた分離手法:超臨界流体クロマトグラフィー

    青山 千顕 ファルマシア 50 (8), 814-814, 2014

    超臨界流体クロマトグラフィー(supercritical fluid chromatography:SFC)とは,移動相として液体や気体の代わりに超臨界状態の流体を用いるクロマトグラフィーである.一般的に使用されているSFCの移動相としては,臨界点が比較的温和な条件(31℃,7.3MPa)である二酸化炭素が挙げられ,拡散性が高い,粘性が低い,液体のような溶解力を持つ,といったクロマトグラフィーの…

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  • プレート吸着によるSVOCs評価法の基礎検討 : DHEPの評価方法

    達 晃一, 星野 邦広, 岩崎 貴普, 曽根 孝, 何 佳, 神野 透人, 加藤 信介 空気調和・衛生工学会 論文集 38 (197), 19-26, 2013

    車室内VOCの低減対策のために,日本自動車工業会は車室内VOC濃度の自主規制に取り組んでいる。自主規制対象成分の中にはフタル酸エステル類などの高沸点成分が含まれているが,これら高沸点成分は従来のTenaxによる捕集では精度良く測定することが困難である。そこで,我々は高沸点成分の定量的な評価手法としてガラスプレートを高沸点成分の吸着媒体とする評価手法を検討した。本論文では高沸点成分の定量的評価手法…

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  • 内装材から放散するVOC濃度に与える気流の影響

    達 晃一, 内藤 敏幸, 竹田 哲也, 岩崎 貴普, 臼井 信介, 長尾 祥大, 加藤 信介, 何 佳 自動車技術会論文集 44 (3), 943-948, 2013

    車室内VOC 濃度の推測にはチャンバー法やバッグ法などから測定した値が用いられている.内装材から放散するVOC 濃度は,材料表面における気流の影響を大きく受けるため,チャンバーや実車における気流の測定を実施し,現状の測定法の問題点を明確にした.

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  • マイクロチャンバー法を用いた材料から放散する揮発性有機化合物の評価手法

    達 晃一 達, 内藤 敏幸, 竹田 哲也, 岩崎 貴普, 星野 邦広, 勝二 佐藤, 曽根 孝 自動車技術会論文集 43 (2), 555-560, 2012

    自工会では、車室内VOCs低減活動を行っている。車室内VOCs低減には、材料、部品から放散するVOCs濃度の把握が必要となる。しかし材料、部品から放散するVOCsの測定法であるバッグ法では、沸点の高い成分の測定は不可能である。そこで、JISA1904マイクロチャンバー法を応用して測定に必要となる分析条件の検討を行った。

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  • セプタムフリーインジェクターを用いる熱分解‐高温ガスクロマトグラフィーシステムの開発

    柘植 智子, 飯國 良規, 大谷 肇, 伊藤 宏, 久野 稔 分析化学 59 (8), 693-700, 2010

    400℃ を超える高温で使用可能な,金属製のセプタムフリーインジェクターを熱分解ガスクロマトグラフィーシステム(Py-GC)に組み込み,セプタムフリーPy-GCシステムを構築した.本システムを使用したポリスチレンの測定から,320℃ 程度の標準的な注入口温度の設定では,セプタムを用いた通常のシステムとほぼ同一の結果が得られることを示した.次に,400℃ …

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  • イオン交換型シリカモノリススピンカラムを用いる生体試料中イオン性化合物測定のための迅速前処理法

    宮崎 将太, 山田 智子, 太田 茂徳, 斉藤 剛, 奈女良 昭, 大平 真義 分析化学 59 (3), 213-218, 2010

    分析技術の進歩に伴い,医薬,臨床など多くの分野で微量分析が行われている.微量分析を可能にするには,分析機器の高感度化,分析方法の最適化,試料の前処理における濃縮は重要で,更なる効率的で確かな方法が求められている.著者らは,シリカモノリスへ強カチオン交換基と強アニオン交換基を化学結合させたモノリススピンカラムを開発し,生体試料中からのイオン性薬物の固相抽出法へ応用した.シリカモノリスは支持体と抽出…

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  • E-7 プレートを用いた準揮発性有機化合物の測定に関する研究

    達 晃一, 田辺 新一, 星野 邦広, 岩崎 貴普, 曽根 孝 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2010.1 (0), 353-356, 2010

    To improve the air quality in the cabin, it is necessary to understand the characteristics and ofthe chemical substances that emitted from materials which are used the cabin. Then, we has studied …

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  • 固相抽出/液体電極プラズマ発光分析法による土壌中の鉛の定量

    熊井 みゆき, 中山 慶子, 古庄 義明, 山本 保, 高村 禅 分析化学 58 (6), 561-567, 2009

    新しい原子発光分析である液体電極プラズマ法(LEP-AES法)は,中央が絞られた小型容器(横幅数mm)に数十μLの試料を入れ,そこに高電圧を印加する事でマイクロプラズマを発生させる方式である.ICP-AES法と異なり,アルゴンガスや大電力を必要としないため,小型化並びに可搬化が可能となり,本法を応用したハンディ元素分析装置が開発された.本研究では,認証汚染土壌に含有されているPbをハンディ元素分…

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  • 高選択性樹脂を用いる固相抽出法による6価クロムの分別定量

    古庄 義明, 小野 正登, 山田 政行, 北出 崇, 本水 昌二 分析化学 58 (3), 147-152, 2009

    6価クロム{Cr(VI)}は,高周波誘導結合プラズマ発光分析法(ICP-AES)において直接分別定量することが困難であり,JIS K 0102,JIS H 8625,EPA3060Aなどの各種試験法においてジフェニルカルバジドによる発色後の吸光光度法が指定されている.ICP-AESを採用するには事前に6価クロムのみ分離してから導入する必要があり,従来陰イオン交換固相抽出が検討されてきたが,酸性条…

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  • 無機分析のための固相抽出分離剤とその応用

    古庄 義明, 小野 壮登, 山田 政行, 大橋 和夫, 北出 崇, 栗山 清治, 太田 誠一, 井上 嘉則, 本水 昌二 分析化学 57 (12), 969-989, 2008

    固相抽出法は,高速液体クロマトグラフィー(HPLC),ガスクロマトグラフィー(GC)などの有機化合物の機器分析における前処理法として,試料マトリックスからの目的化合物の分離濃縮法として利用されてきた.近年,金属イオンに選択性のある分離剤を利用した固相抽出法により,無機分析においても高感度化,金属の形態別分離分析が広く検討されるようになった.無機分離剤には,イオン交換樹脂,キレート樹脂が広く固相抽…

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  • ストリッピングボルタンメトリーによる飛灰抽出液中重金属の測定

    古庄 義明, 小野 壮登 廃棄物学会研究発表会講演論文集 17 (0), 374-374, 2006

    廃棄物処理後の飛灰中のPb、Cd、Asなどの微量重金属のICP発光、原子吸光による測定は、共存する塩濃度の影響やマトリックスの影響により、難しいとされる。このような場合、キレート樹脂を用いた固相抽出法などにより、脱塩精製してこれら重金属を分析する手法が紹介されてきた。本検討では、より、簡素化した前処理法が採用可能となるストリッピングボルタンメトリーを検討した。飛灰抽出液の評価は、今後資源の有効利…

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  • セプタムフリーガスクロマトグラフ用インジェクターの開発

    伊藤 宏, 早川 和一, 山本 敦, 村瀬 篤, 星野 邦広, 久野 稔, 早川 和美 分析化学 54 (3), 221-226, 2005

    ガスクロマトグラフ(GC)は,大気,室内空気をはじめ環境試料中の悪臭,におい分析など幅広い用途で多用される分析装置である.GC装置は,キャピラリーカラムやマススペクトロメトリー検出器の開発に伴う分離,同定能力の向上後は,成熟した分析装置と見られることが多くなった.しかし,インジェクターのセプタムにシリコンゴムシールが使われている.このため,(1)使用温度に上限がある,(2)セプタムの汚染によるバ…

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  • 水性二相系高速向流クロマトグラフィーによる無機イオンの分離

    石井 一行, 田中 由香, 秦 恭子, 後藤 将治, 齊藤 和憲, 南澤 宏明, 渋川 雅美 分析化学 53 (9), 911-917, 2004

    本研究では,水性二相系高速向流クロマトグラフィー(HSCCC)による無機化合物の分離を目的として,操作条件と分離性能の関係を検討した.HSCCC装置としてはJ型コイルプラネット向流クロマトグラフ,水性二相系としてはポリエチレングリコール(PEG)-Na<sub>2</sub>SO<sub>4</sub>系を用い,無機陰イオン(IO<sub>3</sub><sup>-</sup>,I<sup>-<…

    DOI 機関リポジトリ NDLデジタルコレクション ほか2件 被引用文献4件 参考文献35件

  • 新型オンライン固相抽出システムによる新規アプリケーションの提案

    鈴木 健一, 高橋 正和, 宮崎 泉, 井上 群雄 日本薬物動態学会年会講演要旨集 18 (0), 296-296, 2003

    これまで、尿やプラズマ等の生体試料をHPLC及びLC/MS/MSを用いて測定する場合に、試料の前処理には、有機溶媒や酸を用いた除タンパク法や逆相、イオン交換相と様々な充填剤を用いた固相抽出法また内面逆相カラム等をプレカラムに用いるカラムスイッチング法などシステムに影響を与えず、安定した測定を実現するために様々な前処理法が用いられてきた。<BR>そして新たな前処理法として、逆相やイオン交換相などの…

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  • 生体試料中のヒ素化合物の HPLC/ICP-MSによるスペシエーション

    貝瀬 利一, 櫻井 照明, 山田 政行, 古庄 義明, 藤原 棋多夫 微量栄養素研究 18 (0), 161-164, 2001-12-20

    <p>ヒ素は生態系を含む自然環境中において普遍的に分布しており,水圏生態系においてもさまざまな化学形態を取りながら存在している。しかしヒ素は生物に対して毒性が高いため,環境影響評価の観点からヒ素の生体影響について明らかにされねばならない。一般的にヒ素は主に飲料水や食品を介してヒトに侵入するが,特に海産生物に多量に含まれているため,多量のヒ素が海産食品を介してヒト体内に侵入することが考えられる。こ…

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