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  • 再会のトポロジー : 説経「さんせう太夫」(<特集>日本文学協会第46回大会報告(文学の部))

    鳥居 明雄 日本文学 41 (4), 15-26, 1992

    説経「さんせう太夫」は二つの家系-岩城判官正氏一族とさんせう太夫一族-の没落と再興として語られる家族の再編成劇である。その再編成の核心は、安寿とつし王丸という姉弟の共同と分裂に集約的に現れている。ことに、安寿の死は家族と共同性との緊張から生ずる供犠としての死である。一方、つし王の再生と出世は、安寿とさんせう太夫一族を排除し、隠蔽することによって獲得されているのである。

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