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検索結果 117 件

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  • スピン軌道相互作用とスピントロニクス

    新田 淳作 応用物理 92 (6), 324-332, 2023-06-01

    ...<p>電子スピンは磁気モーメントを有しゼーマン効果を通じて磁場と相互作用するため,電子スピン共鳴など従来磁場により制御されてきた.スピン軌道相互作用は電場を磁場に変換する相対論的な効果であり,電子は電場中を運動することにより運動方向に依存した有効な磁場を感じる.また,スピン軌道相互作用によりスピン角運動量と軌道角運動量は結合しており,スピンホール効果によりスピン上向きと下向き電子は逆方向に曲げられる...

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  • 飛騨天文台ドームレス太陽望遠鏡で使用する近赤外カメラのノイズ特性評価および比較

    山崎, 大輝, 黄, 于蔚, 橋本, 裕希, 松田, 有輝, 白戸, 春日, Cabezas, Denis P., 永田, 伸一, 上野, 悟, 一本, 潔 京都大学大学院理学研究科附属天文台技報 6 (2), 1-25, 2022-12-20

    ...彩層磁場診断には、スペクトル線に現れるハンレ効果やゼーマン効果を観測する必要があり、そのためには近赤外域における高い偏光測定精度(~10⁻⁴)の観測が求められる。本研究では、飛騨天文台が所有する赤外線カメラ(FLIR社製のFLIR-A6261、Allied vision Technologies社製のGoldeye G033 SWIR)についてダーク特性や測光精度などの性能を比較する実験を行った。...

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  • 層状有機超伝導体におけるFFLO相

    宇治 進也, 杉浦 栞理 日本物理学会誌 77 (7), 448-457, 2022-07-05

    ...形成している.したがって,強磁場中では磁場と電子スピンとの間に働くゼーマン効果でクーパー対は壊されて常伝導へと転移する.この時の臨界磁場はパウリ極限と呼ばれる....

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  • トポロジカルDirac半金属におけるスピン軌道結合帯磁率

    巽 洲太, 野村 健太郎 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1353-1353, 2017

    ...<p>一般的な非磁性物質ではゼーマン効果によりスピン偏極が起こり、サイクロトロン運動によって軌道磁化が生じる。一方、スピン軌道相互作用がある系ではゼーマン磁場により軌道磁化が誘起することや、軌道磁場によってスピン磁化が誘起することで、軌道磁化をゼーマン磁場(もしくはスピン磁化を軌道磁場)で割ったスピン軌道結合帯磁率が有限になることが考えられる。...

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  • h-BN上InAs量子細線の電気伝導特性

    鎌田 大, Deacon R. S., 松尾 貞茂, 馬場 翔二, Li K., Xu H. Q., 大岩 顕, 樽茶 清悟 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1309-1309, 2017

    ...今回、h-BN上InAs量子細線においてバリスティック伝導を示す量子化伝導度が零磁場・温度2Kで観測され、さらに、垂直磁場下でゼーマン効果による量子化伝導度の分離が観測された。</p>...

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  • メタノール分子のマイクロ波ゼーマン効果II

    高木 光司郎, 常川 省三, 小林 かおり, 廣田 朋也, 松島 房和 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 580-580, 2016

    ...<p>現在いくつかの星間メタノールメーザーのゼーマン効果が電波望遠鏡で観測されていて、星間空間での磁場が推定されている。これに関連して、メタノールの種々なマイクロは遷移に対して、ゼーマン効果の大きさ(g-因子)を決定することを目的として、実験室で測定を行っている。2015年秋(18pBA-3)に続いて、現在までに得られた結果を発表する。</p>...

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  • 17.5T-強磁場極低温走査型トンネル顕微鏡の開発と評価

    町田 理, 花栗 哲郎, 幸坂 祐生, 岩谷 克也, 松岡 賢佑, 為ヶ井 強, 高橋 敬成, 笹川 崇男 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 1168-1168, 2016

    ...<p>近年,遷移金属ダイカルコゲナイド(TMDC)や黒燐等のグラフェンに次ぐ二次元物質が注目を集めている.特にこれらの磁場中での物性は非常に興味深い.例えばTMDCにおけるバレーゼーマン効果や黒燐における電子と正孔のg因子の違い等が提案されている.これらの現象の全貌を明らかにするために,17.5Tの強磁場中で安定動作する極低温走査型トンネル顕微鏡の開発を行っているので,その詳細と評価について発表する...

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  • 原子干渉計を用いたベリー位相の測定 (解説)

    盛永 篤郎 日本物理学会誌 69 (11), 753-762, 2014-11-05

    ...動力学的位相に埋もれて検出が難しい.そのため,多くの検証実験では動力学的位相が現れにくい系を用いて行われる.これまで,中性子のスピンフリップや光の偏光状態変化によるパラメーター空間での測定が検証研究に用いられてきた.一方,原子系は豊富な磁気量子数の準位を持っているので,これらの準位を用いた原子干渉計は実空間での方向回転のベリー位相の測定に適している.しかも,符号の異なるg因子を持つ超微細構造準位間には,ゼーマン...

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  • 飛騨天文台ドームレス太陽望遠鏡における広帯域偏光ポラリメーターの開発

    阿南, 徹, 一本, 潔, 大井, 瑛仁, 木村, 剛一, 仲谷, 善一, 上野, 悟 京都大学大学院理学研究科附属天文台技報 1 (1), 1-14, 2013-04-13

    ...これまでゼーマン効果を用いた詳細な太陽光球の磁場測定によって太陽現象には磁場が密接に関わっていることが明らかにされてきた。しかし偏光度の小さい彩層の磁場やゼーマン効果以外の偏光メカニズムについてはまだほとんど研究されていない。...

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  • 磁性半導体ナノガラスの磁場中顕微分光

    村山 明宏, 氷見 恭子, 相馬 出, 岡 泰夫 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2005F (0), 667-667, 2005

    ...磁場中の顕微分光により、ナノメートルサイズの単一の磁性半導体量子構造における励起子巨大ゼーマン効果を測定することが可能になった。さらに、磁性半導体中の磁性イオンスピンと交換相互作用する励起子スピンのダイナミクスについても議論する。...

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  • 磁性半導体ナノガラスの作製

    村山 明宏, 氷見 恭子, 相馬 出, 岡 泰夫 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2005F (0), 96-96, 2005

    ...磁性半導体ナノガラスにおいては、励起子巨大ゼーマン効果などの特徴的な巨大磁気光学効果や規則構造によるフォトニック効果が発現し、新しい能動型磁気光学素子への展開を図ることが可能になる。...

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  • 共鳴イオン化質量分析法による極微量Ca同位体分析法の開発(2)

    宮部 昌文, 大場 正規, 若井田 育夫, 加藤 政明, 渡部 和男 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2005s (0), 51-51, 2005

    ...波長基準には、ゼーマン効果を利用してルビジウム原子の共鳴吸収線に波長を安定化させた半導体レーザーを用いた。さらにCaの3段階励起に用いる3台のレーザーと基準レーザーから干渉縞を作り、その位置変動からレーザー波長を制御するコンピュータプログラムを開発した。これにより波長変動を抑えるとともに、希望する波長に自由に変えられる光源システムを構築した。...

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  • 粉末核四極共鳴ゼーマン効果測定用装置と測定例

    恵下, 斂, 猪野, 進一, 内田, 強士, 福永, 道尚, Uchida, Tsuyoshi, Hukunaga, Michitaka 宮崎大学教育文化学部紀要. 自然科学 2 31-47, 2000-03-31

    ...粉末試料を用いた核四極共鳴吸収 (NQR) とそのゼーマン効果の測定装置について、NQR用に改良した発振器と信号積算平均化装置といった主要な部分は電子回路にして図 示している。 この方法は、 これまで核スピン 3/2 を持つものによく適用されてきたものであるが、 さらに、 核スピン 5/2 の場合でも精度よく適用できることが明らかになった。...

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  • ゼーマン効果を用いた半導体レーザの周波数安定化における制御信号の改善

    中野, 博之, 渡部, 直紀, 佐藤, 孝, 大河, 正志, 丸山, 武男, 榛葉, 實 電子情報通信学会論文誌. C-I, エレクトロニクス, I-光・波動 J80-C-I (2), 55-63, 1997-02

    ...Rb原子のD_2吸収線を用い,780nm帯の半導体レーザの発振周波数の安定化を行ってきた.吸収線は自然幅やドップラー幅などの広がりをもちこれが安定度を制限している.そこでこれまでに,吸収線の広がりを抑えるため,飽和吸収分光法によりドップラーフリーの自然幅程度の広がりをもつ吸収線を得て安定化を行ってきた.しかし,光学系の工夫だけではこれ以上狭い吸収線を得ることはできない.本論文では,Rb原子の吸収線のゼーマン...

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  • 核四極共鳴吸収のゼーマン効果を利用した磁場測定の一方法

    恵下, 斂, 西島, 真一, 木村, 英二, 秋山, 博臣, 呉屋, 博, 禰宜田, 久男 宮崎大学教育学部紀要. 自然科学 79 13-24, 1995-07-31

    ...(2)同コイルの電流とその巻数から直接計算した値と比較した。その結果、これら三つの値はよく一致し、粉末試料を用いた核四極共鳴吸収のゼーマン効果の測定が、特に低磁場の測定に、あるいはその確認に有効であることがわかった。...

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  • 共鳴フォークト効果を用いた原子・分子の高感度検出

    室尾 和之, 田久保 嘉隆, 山本 學 応用物理 63 (9), 924-927, 1994

    ...微量の原子・分子を検出する高感度分光法の一つに,対象試料に磁場を印加し,誘起された光学的異方性スペクトルを測定する磁気光学効果分光法がある.原子あるいは単純な分子の試料に外部磁場を印加すると,試料の共鳴線近傍の入射光に対して,ゼーマン効果に起因する大きな光学的異方性が誘起される.本稿では,入射光路と外部磁場の方向が互いに垂直に配置された場合の光学的異方性....

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  • ゼーマン効果を用いた原子吸光分析の新しい方法

    小泉 英明, 保田 和雄 分光研究 23 (6), 290-298, 1974

    A new method is described of the Zeeman effect atomic absorption analysis by means of observation in the direction transverse to a magnetic field without using any isotope. When a light source is …

    DOI 被引用文献1件

  • Zeeman法による昼間上層風の観測

    中村, 純二, NAKAMURA, Junji 東京大学宇宙航空研究所報告 9 (2_B), 377-385, 1973-05

    ...人工発光雲によって上層の風を測定する方法は,他に比べて最も直接的かつ精密である.ただし唯一の欠点は地上からの写真撮影によるため,大気力学の立場から重要であると考えられる昼間の風を測定できないことであった.今回われわれはNaD線をゼーマン効果によって分離すると,Naガスの温度によってガス槽に対する吸収率が異なる点を利用して,高温でひろがった青空からのNaD線に対し,低温で鮮鋭な人工発光雲のNaD線を検出...

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