検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 3,926 件

  • 夢の「宇宙太陽光発電」が再起動 予算1億米ドル、欧州は環境で米国は軍事

    日経エレクトロニクス = Nikkei electronics : sources of innovation (1261) 59-67, 2024-03

    「夢の発電」ともいわれながら、これまで何度も研究ブームの到来と終焉(しゅうえん)を繰り返してきた宇宙太陽光発電(SSPS:Space Solar Power Systems)注1)が、ここにきて世界的に“再起動”している。この分野は長年、日本が研究開発をリードしてきたが、ここ…

    PDF Web Site

  • コロイド量子ドットと太陽電池応用

    久保 貴哉, 玉木 浩一, 瀬川 浩司 色材協会誌 96 (8), 280-285, 2023-08-20

    <p>量子閉じ込め効果など量子ドットが示す物性の多様性は,基礎研究の対象としても,機能性材料やデバイス応用などの点からも興味深く,適応領域が多岐にわたる。本稿では,コロイド量子ドットを光電子デバイス材料として用いることを念頭におき,その有用性や高機能化に向けた課題を解説する。また,太陽光フルスペクトル利用に資する広帯域光電変換の可能性など,コロイド量子ドットの特徴を活用した太陽電池応用の現状と今…

    DOI Web Site Web Site 参考文献22件

  • ジブリの政治思想(1) : 『太陽の王子ホルスの大冒険』における連帯の意味

    角 一典 北海道教育大学紀要. 基礎研究編 74 (1), 35-45, 2023-07-31

    本稿は,ジブリ映画の原点ともいえる『太陽の王子ホルスの大冒険』における政治的志向性を明らかにしようとするものである。1960年代中頃以降,国内では,高度経済成長にともなう公害の発生や,地方における村落的秩序の解体と並行して,都市において拡大するニュータウンでの社会的紐帯の欠如が問題化し,国外では,アメリカが引き起こしたベトナム戦争が泥沼化し,日本はその兵站として加担することで,戦後民主主義の理想…

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • アンモニア合成に大変革 東大などが空気と太陽光のみで実現へ

    日経エレクトロニクス = Nikkei electronics : sources of innovation (1250) 75-81, 2023-04

    このうち根粒菌については、これまで農業系の研究者を中心にした数十年の研究実績があり、「ニトロゲナーゼ」と呼ばれる、複雑なタンパク質から成る酵素がその空中窒素固定機能を有していることが分かっている(図4)。 ただし、その機能が詳しく分かって…

    PDF Web Site

  • <資料紹介>『行者大要鈔』攷

    那須 一雄 日本研究 66 101-178, 2023-03-31

    南都で、三論・密教・法相等に造詣を深めた明遍(1142~1224)は、法然(1133~1212)が説く専修念仏の教えに救済の道を見出したと言われる。各種法然伝や、法然の流れを汲む諸師の著作等に示された明遍の行実や学説からは、明遍が、法然教学に依りつつ、自己の浄土教的立場を形成していたことがわかる。 …

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 水晶体用線量計の装着位置における方向依存性が水晶体の等価線量管理へ及ぼす影響の考察

    才賀 治, 猪岡 由行 日本放射線技術学会雑誌 79 (4), 342-351, 2023

    <p>国際放射線防護委員会の2011年Statement on Tissue Reactionの声明以降,われわれの施設では放射線診療従事者に放射線防護眼鏡の装着を推奨している.導入を検討している水晶体用線量計は,その特性と装着位置により水晶体部の等価線量管理に影響を与えると推測したため調査して妥当性を検証した.水晶体用線量計を用いたファントム実験では,人体等価ファントムが放射線場に正対した状態…

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献6件

  • 当帰芍薬散により肺うっ血が改善し運動耐容能を維持できた高齢心不全の2例

    小笹 寧子, 谷川 聖明, 金田 和久 日本東洋医学雑誌 74 (2), 145-151, 2023

    <p>筆者らは漢方方剤,当帰芍薬散により肺うっ血の改善が得られ運動耐容能を維持できた高齢心不全の2例を経験した。症例1は83歳の女性で,虚血性心疾患により経皮的冠動脈形成術の既往があり,慢性腎臓病と関節リウマチをはじめとする多疾患合併があり,3種類の利尿薬を含む多剤併用が行われていたが,肺うっ血のコントロールが不良で疲れやすく下肢浮腫も中等度認めていた。当帰芍薬散を投与したところ急速に尿量が増加…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献8件

  • 道路活用した太陽光発電の技術指針作成へ

    日経コンストラクション = Nikkei construction (789) 33-, 2022-12

    行政 国土交通省は、道路への太陽光発電施設の設置に関する技術指針を作成する。これまで設置場所の考え方を示した指針がなく、道の駅や料金所の上屋など比較的設置が容易な場所に限られていた。2022年度中に指針案をまとめる方針だ。

    PDF Web Site

  • 高分子太陽電池の光電変換素過程の解明と今後の展望

    大北 英生 応用物理 91 (11), 668-674, 2022-11-01

    <p>高分子太陽電池の素子特性パラメータである短絡電流密度(<i>J</i><sub>SC</sub>),開放電圧(<i>V</i><sub>OC</sub>),曲線因子(FF)について,光電変換素過程の観点から,高効率化を実現するには何が必要なのかについて解説する.光電変換素過程を直接観測するには時間分解分光測定が有効であるので,本稿ではその測定事例を主に取り上げて,最新の研究成果を紹介すると…

    DOI HANDLE Web Site

  • 太陽光発電出力予測技術に関するレビュー

    大竹 秀明, 高松 尚宏, 大関 崇 電気学会論文誌B(電力・エネルギー部門誌) 142 (11), 533-541, 2022-11-01

    <p>A review of photovoltaic (PV) power output forecasting technology is presented based on the latest information in the literature. In addition to short-term ahead prediction and day ahead …

    DOI Web Site Web Site 参考文献29件

  • 光干渉を利用した増感作用による有機薄膜太陽電池の高効率化

    斎藤 慎彦, 玉井 康成, 吉田 弘幸, 横山 大輔, 大北 英生, 尾坂 格 日本画像学会誌 61 (3), 210-218, 2022-06-10

    <p>有機薄膜太陽電池 (organic photovoltaics, OPV) は,低温で安価な塗布プロセスによって製造可能な次世代太陽電池として注目されている.OPVの発電層には一般的に二種類の有機半導体材料の混合膜を用いるが,これに吸収帯の異なる有機半導体材料を第三成分として加えることで,光吸収領域が拡大しエネルギー変換効率を向上させることができる.本稿では,p型材料として高結晶性ポリマー…

    DOI HANDLE Web Site

  • 原始太陽系の謎を明かす鉱物科学

    土`山 明, 松野 淳也 地学雑誌 131 (2), 193-211, 2022-04-25

    <p> Chondritic-porous interplanetary dust particles (CP IDPs) originating from comet and carbonaceous chondrites of asteroids are primitive materials in the solar system. This paper reviews our …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献30件

  • 《太陽の塔》を題材にした ESD 教材開発の検討

    栗谷 正樹, 中澤 静男 次世代教員養成センター研究紀要 = Bulletin of Teacher Education Center for the Future Generation 8 55-63, 2022-03-31

    本稿では、1970年大阪万博のテーマ展示プロデューサーであった岡本太郎と彼がデザインした《太陽の塔》に着目したESD教材の開発と検討を行った。大阪万博が、科学技術の進歩や国力の誇示を競い合う従来路線であったという評価がなされたなかで、岡本太郎は、近代化や科学技術で進歩した「未来は、明るいものであるとは限らない。」と警鐘する展示を展開した。岡本太郎のメッセージが、高度経済成長期の日本で理解されるこ…

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 太陽光利用型植物工場の作業負担と作業速度に及ぼす暑熱環境の影響

    磯山, 陽介, 北村, 八祥, 松岡, 敏生, 平生, 祐一郎, 大西, 範和 農作業研究 57 (1), 3-11, 2022-03

    太陽光利用型植物工場の労働安全衛生に関わる課題の一つとして,夏期にハウス内が高温多湿化することによる暑熱リスクがある。植物工場三重実証拠点における過去の環境計測値から,暑さ指数である温室内のWBGT推定値を算出したところ,7月から9月以外は概ね20℃から25℃であるが,夏期においては最大で35℃程度となっていた。そこで,本研究は,トマト栽培の農作業従事者である健常な成人男性3名を被験者とし,30…

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 原始太陽系の解剖学

    圦本 尚義 応用物理 91 (3), 134-143, 2022-03-01

    <p>宇宙物質の中には,約46億年前の太陽系開闢(かいびゃく)時の現象を記録しながら形成され,当時の姿のまま保存されている粒子が残っていることがある.その粒子の化学組成,構成鉱物,同位体組成をサブミクロンの解像度で分析し,その結果を解析することにより,形成当時の物理化学環境とその時間変動を特定できる.本稿では,太陽系最古の物質CAIを例に取り,走査型電子顕微鏡法による化学組成分析・後方散乱電子回…

    DOI Web Site

  • 太陽になりそこねた星 褐色矮星

    K. アラーズ 日経サイエンス 52 (3), 74-81, 2022-03

    宇宙の観測技術が発達して初めて,夜空の暗闇の中から姿を現すようになった天体がある。波長が長すぎて人間には見えない赤外線でかすかに光る褐色矮星だ。

    PDF Web Site

  • 太陽光発電の盛り土に環境相が「待った」

    日経コンストラクション = Nikkei construction (778) 15-, 2022-02-28

    大量の建設発生土(残土)を用いた大規模な盛り土を計画している太陽光発電事業を巡り、山口壮環境相が計画の見直しを求める異例の対応に踏み切った。 山口環境相は2022年1月25日、環境影響評価(環境アセスメント)法などに基づき、萩生田光一経済産業相に…

    PDF Web Site

  • 太陽熱利用の現状と展望

    穴田 和喜 日本エネルギー学会機関誌えねるみくす 101 (1), 65-72, 2022-01-20

    <p>2050年ゼロカーボン目標に向けて再生可能エネルギーの果たす役割は大きい。本稿では再生可能エネルギー熱利用の一つである太陽熱について,現状と課題,今後の展望を述べる。 </p>

    DOI Web Site

  • 宇宙空間における太陽光エネルギー利用

    今泉 充 応用物理 91 (1), 43-47, 2022-01-01

    <p>宇宙機は,ごく一部を除きほぼ全てが太陽光発電による電気エネルギーにより動作しています.宇宙空間には雲もなく太陽光発電には理想的に思えますが,実は放射線や高温(日照時)・低温(日陰時),強い紫外線など,過酷な環境要因が発電性能や電力制御に大きく影響します.本稿では,これら宇宙環境に耐えるために宇宙用太陽光発電システムが講じている対策技術について説明します.</p>

    DOI Web Site

  • 化合物薄膜太陽電池の素子剝離技術と機能開拓

    西村 昂人, 峯元 高志 応用物理 91 (1), 27-30, 2022-01-01

    <p>近年,太陽光発電の用途は,大規模な事業用電源にとどまらず,分散型電源として新規市場への展開が望まれている.本研究では,市場開拓を目指した分散型電源応用に向けて,フレキシブルかつ軽量な両面受光Cu(In,Ga)Se<sub>2</sub> (CIGSe)太陽電池の開発を進めている.CIGSe太陽電池の機能開拓に向けては,良質なCIGSe光吸収層を得るために要する600℃程度の加熱温度に伴い生…

    DOI Web Site

  • 急性冠症候群回復期リハビリテーションにおける脂質プロファイルと運動耐容能との関係

    松岡 悟, 庄司 亮, 阿部 元, 田村 芳一, 齊藤 崇 日本農村医学会雑誌 70 (5), 437-447, 2022

    急性冠症候群(ACS)において回復期(第Ⅱ相)リハビリテーションの脂質プロファイルに対する効果と運動耐容能に対する効果との関連を明らかにするため,PCIに成功し回復期リハビリテーションを実施したスタチン服用中のACS連続104例(62±8歳,男性86例)に対し,リハビリテーション前後のCPXと同時期の脂質データについて後ろ向きに検討した。4か月間のリハビリテーションにより,予測値に対する%ATは…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献20件

  • 心臓外科術後患者における退院時の運動耐容能

    三本木 光, 藤田 博曉, 山本 満 理学療法科学 37 (4), 363-368, 2022

    <p>〔目的〕心臓外科術後患者における入院1ヵ月前のフレイルと退院時の運動耐容能との関連を調査し,臨床介入方法の一助にすることである.〔対象と方法〕待機的に開胸術を施行された60歳以上の心臓外科術後患者32名を対象とした.入院1ヵ月前のフレイル状態は,術後に基本チェックリスト(KCL)を用いて調査した.KCL …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献7件

  • 2020年度最優秀研究者賞受賞記念論文 低質量星まわりの太陽系外惑星探査

    平野 照幸 日本惑星科学会誌遊星人 30 (4), 136-147, 2021-12-25

    <p>天の川銀河に最も多く存在する低質量星は太陽型星に比べて系外惑星の探査が遅れており,特に有効温度が3500Kを下回る中期−晩期M型矮星はそのまわりの惑星の分布や特徴について不明な点が多い.本稿では,ハビタブルゾーン付近に存在する小型惑星の探査に有利なこれら低質量星に焦点を当て,最近の系外惑星探査の現状を報告する.前半部は,近年の衛星観測(特にK2)によるトランジットサーベイと自ら展開した地上…

    DOI Web Site

  • ペロブスカイト太陽電池の基礎と発展

    沼田 陽平, 宮坂 力 電気学会誌 141 (12), 762-765, 2021-12-01

    <p>1.はじめに</p><p>ペロブスカイト太陽電池(PSC)はいわゆるペロブスカイト構造(ABX<sub>3</sub>)(図1)を有する鉛ハライドを光活性層に用いた太陽電池である。もとは色素増感太陽電池の増感剤として見出され,2006年頃に色素分子の代わりに当時高効率発光材料として研究されていたハロゲン化鉛ペロブ</p>

    DOI Web Site Web Site 参考文献18件

  • <総説>電子レンジから宇宙太陽光発電まで

    楊, 波 生存圏研究 17 16-21, 2021-11-19

    電子レンジは日常生活でよく使用されているマイクロ波機器である。その中にあるマイクロ波発生器であるマグネトロンは電子レンジ以外に、工業マイクロ波加熱やレーダーなど業界にも多く応用されている。今年はマグネトロンが発明された100周年で、本文でマグネトロンの新しい応用マイクロ波無線電力伝送技術及びこの技術に関わる宇宙太陽光発電構想を解説する。

    HANDLE Web Site

  • 『太陽』の文語体文芸文における時の助動詞の様相

    丹羽 叶 名古屋大学国語国文学 114 82-68, 2021-11-10

    本稿では、近代の文体の移行の一端を明らかにするべく、『太陽』の文芸文における時の助動詞の使用頻度・活用形を調査する。一八九五年から一九〇〇年にかけて次の移行が見られたことを指摘する。(1)使用頻度の減少は形式によって遅速がある。(2)キ、タリ、リは連体形、ツ、ヌは終止形へと、特定の活用形に収斂する。また、文語体文芸文における時の助動詞の形態的・文法的特徴の現われと変化を捉え、近代文語体文芸文にお…

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • 高性能Si太陽電池の3次元アトムプローブ解析

    清水 康雄 応用物理 90 (10), 610-616, 2021-10-05

    <p>3次元アトムプローブ(APT)法は原子レベルに近い空間分解能で,試料を構成する元素の実空間分布を得る手法である.ハードウェア・ソフトウェア両面の高度化が進むことで多種多様な材料や微細なデバイス構造の有力な評価法として注目されているが,データ取得の成否は試料準備および加工のよしあしに大きく依存する.本稿では,集束イオンビームによる高度な微細加工技術を駆使したテクスチャ(非平面)上の試料切削例…

    DOI Web Site

  • 太陽活動変動が地球環境を変えるか?

    塩川 和夫 学術の動向 26 (8), 8_18-8_21, 2021-08-01

    <p> 拡大する人類の宇宙利用の安全・安心な運用と太陽活動変動の地球気候への影響を理解・予測するために、国際学術会議傘下のSCOSTEPを中心としてPRESTO(変動する太陽地球結合系の予測可能性)プログラムが2020-2024年に推進されている。PRESTOでは、太陽・惑星間空間・ジオスペース、宇宙天気と地球大気、太陽活動とその気候影響、という3つの課題に対して国際共同研究が進められている。S…

    DOI Web Site Web Site 参考文献3件

  • 太陽光,風力発電の供給特性の基礎的検討

    新田目 倖造 電気学会論文誌B(電力・エネルギー部門誌) 141 (8), 551-558, 2021-08-01

    <p>According to rapid increase of photovoltaic (PV) and wind generations in recent power system of Japan, the cases arise that power generation exceeds demand, so PV generations must be curtailed in …

    DOI Web Site Web Site 参考文献1件

  • 太陽電池モジュールの劣化現象と信頼性向上の指針

    増田 淳 応用物理 90 (6), 339-345, 2021-06-05

    <p>屋外で曝露(ばくろ)される太陽電池モジュールにはさまざまな負荷が複合して与えられ,その結果,発電性能低下が生じる.劣化現象は複雑であるものの,劣化要因は遮光,集電能力低下,光起電力低下の3つに大別可能である.本稿では,さまざまな太陽電池モジュールの劣化現象をこれら3つの劣化要因に整理して紹介する.とりわけ,電圧誘起劣化については,最新の研究成果も含めて詳細に説明する.また,さまざまな負荷の…

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 結晶シリコン太陽電池の新規キャリヤ選択性パッシベーティングコンタクトの開発

    松井 卓矢 応用物理 90 (6), 346-350, 2021-06-05

    <p>高効率な結晶シリコン太陽電池を製造する技術として,シリコンの表面欠陥を不活性化するパッシベーション機能と,電子または正孔の一方を選択的に取り出す機能を併せもつ「キャリヤ選択性パッシベーティングコンタクト(Carrier Selective Passivating Contact)」が注目されている.特に,既存技術で用いられているアモルファスシリコンなどの材料を,より低コストで光学的に透明な…

    DOI Web Site

  • クリーンエネルギー/太陽電池/太陽光全般

    小長井 誠 応用物理 90 (5), 309-313, 2021-05-05

    <p>クリーンエネルギー源としての太陽光発電(PV)を理解するため,まず,PVによるCO<sub>2</sub>削減効果,ならびに太陽電池の製造コストや発電コストの表し方を整理する.次いで,市場の95%を占有しているSi太陽電池と,Si以外の太陽電池の現状,技術動向を述べる.また,今後の高効率化に向けて必ず必要となるタンデム化の考え方を紹介する.最後に,PV社会の将来像を描くとともに,将来像実現…

    DOI Web Site

  • 高意匠性固体型色素増感太陽電池の開発

    田中 裕二 色材協会誌 94 (4), 100-103, 2021-04-20

    <p>色素増感太陽電池の電解質を固体材料のみで構成することで,簡便な塗布工程で製造できる固体型色素増感太陽電池を開発した。陽極と陰極の両方を透明導電膜で形成することで,シースルー性を得た。また,ホール輸送層が無色に近いため,増感色素の色調を再現しやすい。増感色素が吸着される酸化チタンの粒径を制御することで,階調性を付与することもできる。上記の特性より,従来の無機系太陽電池では得られない意匠性に富…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献1件

  • 積雪寒冷地域における住宅用太陽光発電への期待 ―3kW屋上太陽光発電10年間の運転実績から―

    張, 興和, Zhang, Xinghe 旭川大学経済学部紀要 (79-80) 127-145, 2021-03-31

    北海道は再生可能エネルギーの宝庫と称されるが、再生可能エネルギー自給率はわずか10.9%であり全国平均を下回る。しかし、家庭におけるエネルギー消費量は全国平均より45%多い。 積雪寒冷地域における屋上太陽光発電システムの10年間の発電量等のデータに基づき、発電量と日射量の関係、投資回収年数、二酸化炭素排出削減効果を明らかにした。更に、積雪による発電ロスを推定し、積雪の解決策を示した。 …

    機関リポジトリ Web Site

  • <論文>映画興行と映倫改組 --太陽族映画問題をめぐって--

    今井 瞳良 人文學報 116 69-83, 2021-03-31

    本稿は山本明コレクションの興行に関わる資料によって, 映倫改組をめぐる興行界の動きを明らかにすることを目的としている。1956年に立て続けに公開された「太陽族映画」によって映画規制の動きが活性化するが, 映倫が第三者機関として再編されたことによって, 「検閲」の復活は回避された。太陽族映画は映倫による「成人向」指定を受けていたにもかかわらず, …

    DOI HANDLE Web Site 参考文献28件

  • 太陽光発電の出力変動解析と短期出力変動期間検出

    小林 宏規, 針谷 達, 竹内 悠人, 滝川 浩史, 伊藤 和彦, 平塚 元久 太陽エネルギー 47 (2), 59-64, 2021-03-31

    <p>Short-term fluctuations of solar power output via cloud shadows are one of the factors causing difficulty in predicting the output of solar power generation. In this paper, the short-term …

    DOI Web Site

  • 光吸収膜による干渉効果を活用した着色太陽電池

    増田 泰造 応用物理 90 (2), 107-111, 2021-02-05

    <p>薄膜干渉は眼鏡やカメラレンズの反射防止のみならず,タッチスクリーン,計測器や顔料として広く用いられている.従来,薄膜干渉は透明な誘電体膜(SiO<sub>2</sub>やTiO<sub>2</sub>など)を積層して所望の効果を発現してきた.基礎研究から応用技術まで成熟した分野ではあるが,近年,透明材料の代わりに光を吸収する材料を用いた干渉現象が新たに活用されている.光吸収膜による干渉では…

    DOI Web Site

  • FC方式のソーラーシェアリング導入による農地への太陽光発電設備設置の可能性について

    海老沢 裕徳 地理空間 14 (2), 127-142, 2021

    農地への太陽光発電設備設置は,耕作放棄地を有効活用する手段となっていたが,近年は諸問題の発生により設置継続が困難となっており,今後の設置方法を考える必要が生じている。そこで本稿では,この方法としてソーラーシェアリングを取り上げ,導入事例と既往研究を比較し,そのメリットと課題を整理した。その結果,この方式は,農家の収入増加,耕作放棄地の増加抑止が期待でき,日光が必要な陽生植物も栽培可能である方式で…

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件 被引用文献1件

  • 日本で傷寒論の順が太陽,少陽,陽明となった理由の一考察

    田原 英一, 後藤 雄輔, 牧 俊允, 吉永 亮, 井上 博喜, 矢野 博美 日本東洋医学雑誌 72 (4), 452-459, 2021

    <p>傷寒論の陽病は太陽病,陽明病,少陽病だが,日本では太陽病,少陽病,陽明病と説明される。日本の疾病史を調査したところ,江戸時代までに日本で伝染性,発熱性,高致死率の疾患は天然痘,麻疹,インフルエンザであり,これらの疾患は二峰性発熱を呈していた。さらに主に江戸時代の文献から漢方医家が傷寒論の順についてどのように考えたかを調査,検討したところ,これらの3つの疾患の流行期と少陽病を支持する医家が増…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献1件

  • ペロブスカイト太陽電池の高性能化に向けたp型半導体コポリマーを用いたホール輸送層の検討

    近松 真之 色材協会誌 93 (12), 389-392, 2020-12-20

    <p>ペロブスカイト太陽電池の高性能化に向けて,高分子p型半導体をホール輸送層として用いたセルの作製評価を行った。ジチオフェン-ベンゼンコポリマーを用いた場合には,酸素およびトリス(ペンタフルオロフェニル)ボランのp型ドーピング効果を明らかにした。ドナー-アクセプター型コポリマーを用いた場合には,ペロブスカイト/ホール輸送層界面にパッシベーション層を導入することで界面再結合が抑制され,セルの性能…

    DOI Web Site Web Site 参考文献1件

  • 心不全患者の運動耐容能評価の実際とエビデンス

    折口 秀樹 The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 57 (12), 1131-1135, 2020-12-18

    <p>運動耐容能の評価は『急性・慢性心不全診療ガイドライン』で示されるように,問診や治療方針決定・運動制限の鑑別・予後規定因子の最高酸素摂取量のための心肺運動負荷試験(CPX)は推奨度クラス1のエビデンスがある.しかしながら,高齢心不全患者が増える中,CPXがそぐわないフレイル・サルコペニア症例が増えている.このため,実用的で簡便な評価法が望まれるのも事実である.</p><p>上記状況を踏まえて…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献4件

  • 対向ターゲットスパッタ法による高品質な太陽電池用アモルファスシリコン表面パッシベーション膜の開発

    宮島 晋介, 白取 優大 応用物理 89 (12), 707-710, 2020-12-10

    <p>高効率な結晶シリコン太陽電池の一種であるシリコンヘテロ接合(SHJ)太陽電池においては,シリコン基板の表面でのキャリヤ再結合を抑制するための表面パッシベーション膜が極めて重要である.この表面パッシベーション膜には,毒性・爆発性ガスを用いる化学気相堆積法(CVD)により形成される水素化アモルファスシリコン(a-Si:H)が用いられるが,より一層の低コスト化に向けてはより安全なプロセスの検討が…

    DOI Web Site

  • テルル化カドミウム太陽電池へのドーピング制御

    永岡 章 応用物理 89 (11), 661-665, 2020-11-10

    <p>テルル化カドミウム(CdTe)は,太陽電池材料として20%以上の変換効率と,低コスト化,大面積化,軽量・フレキシブル化の強みをもち,米国を中心に実用化されている.1950年代から研究開発されている材料であるが2010年代になって太陽電池性能を飛躍的に向上させる技術としてCd-rich組成下でのgroup‐Vドーピングが発見された.我々は,高品質なCd-rich …

    DOI Web Site

  • 高効率カルコパイライト系化合物薄膜太陽電池における結晶成長とデバイス設計

    杉本 広紀, 中村 元志, 平井 義晃, 加藤 拓也 応用物理 89 (11), 656-660, 2020-11-10

    <p>Cu(In,Ga)(Se,S)<sub>2</sub>(CIS系)カルコパイライト化合物を光吸収層に用いた薄膜太陽電池は比較的低い製造コストで高い変換効率が得られることから,6GWを超えるCIS系薄膜太陽電池モジュールが世界中に設置され,その高い信頼性と発電性能が実証されている.さらに,CIS系薄膜太陽電池は,その特徴を生かした軽量・フレキシブルモジュールや高効率多接合太陽電池への展開が大…

    DOI Web Site

  • 太陽光LED照明が知的生産性に与える影響

    神谷 佑己, 小松 義典, 加賀 絵美 照明学会誌 104 (Special), 11-17, 2020-11-01

    <p>In standard white LED, the spectral distribution in the short wavelength region of visible light is most prominent. On the other hand, the newly developed sunlight type LED has a flat spectral …

    DOI Web Site Web Site 参考文献4件

  • 「2019年度最優秀発表賞受賞論文」太陽系外縁天体の衛星形成と潮汐進化

    荒川 創太, 兵頭 龍樹, 庄司 大悟, 玄田 英典 日本惑星科学会誌遊星人 29 (3), 104-114, 2020-09-25

    <p>直径1,000 km以上の太陽系外縁天体は現在6つ発見されており,近年の観測から,これらの大型の外縁天体は衛星を持つことが明らかになった.我々は,巨大衝突とその後の潮汐進化によってこれらの衛星系が形成されたと考え,巨大衝突と潮汐軌道進化の数値計算によって観測と整合的な衛星系が形成される条件を調べている.本稿では,外縁天体の形成・集積機構と1,000 …

    DOI Web Site

  • アジャンスマンとしての研究開発マネジメント:太陽光発電技術と細胞検出技術の事例分析

    鉄川 弘樹, 山内 裕 組織科学 54 (1), 60-73, 2020-09-20

    <p> 創造性は閉じられた主体の内面から生じるという前提から,イノベーションが天才に回収され,ブラックボックス化されてしまう.本研究では,アジャンスマン概念を用いて主体概念を解体し,研究開発者が既存秩序を内部から部分的に読み替え,同時に自ら変容することで,局所的な機会を生み出す創造性を提案する.この新しい視座を米国ゼロックス社の研究所におけ …

    DOI HANDLE Web Site

  • 全天候下における分光日射特性の検討

    馬場 弘, 金山 公夫 太陽エネルギー 46 (4), 46-54, 2020-07-31

    <p>Based on the database (ver-1, ver-2) of a spectral irradiance for all weather conditions, which was released by the New Energy and Industrial Technology Development Organization (NEDO), the solar …

    DOI Web Site

  • 革新的CCU技術ー太陽熱利用水・二酸化炭素分解技術

    児玉 竜也 日本エネルギー学会機関誌えねるみくす 99 (4), 379-387, 2020-07-20

    <p>革新的CCU 技術として,高温の太陽集熱によるCO<sub>2</sub>分解技術のうち,近年,特に研究開発が進んでいる,水と二酸化炭素を同時に熱分解できる「金属酸化物による2段階サイクル」を中心に紹介する。これによって得られるソーラー合成ガスは容易にメタノール等の液体燃料に転換できることから,日本にとっても,豪州サンベルトの太陽エネルギーを日本へ大量にタンカー輸送するルートとして期待でき…

    DOI Web Site

  • 化合物半導体の高速成長と太陽電池応用

    大島 隆治, 庄司 靖, 牧田 紀久夫, 菅谷 武芳 応用物理 89 (6), 333-337, 2020-06-10

    <p>ガリウムヒ素(GaAs)などのIII‐V族化合物太陽電池は高い変換効率を生かして車載や通信用無人航空機などへの新規応用が検討されているが,製造コストの低減が課題である.本稿では,(国研)産業技術総合研究所で開発を進めているハイドライド気相成長(HVPE)法を用いた低コスト成長技術の進展を紹介する.開発したHVPE装置において,ほかの成長法では実現が困難な100µm/h以上の超高速成長を高い…

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • ナノ構造半導体におけるマルチエキシトンとコヒーレント分光――超高速レーザー分光が切り開く太陽光発電工学

    田原 弘量, 金光 義彦 日本物理学会誌 75 (6), 340-345, 2020-06-05

    <p>1954年のシリコン太陽電池の開発以来,太陽電池のエネルギー変換効率の高効率化が人類の重要な課題の1つとなっている.最近では,ナノ構造の量子効果を利用した新しいアプローチにより,効率向上の研究が活発に行われている.特に,簡便な溶液化学法により作製できるコロイドナノ粒子は,低コストで大量生産が可能な半導体量子ドットで,しかも驚くほど欠陥が少ない高品質半導体であることからその活用が期待されてい…

    DOI Web Site

  • 南大洋インド洋区コンラッドライズの深海サンゴの産状について : 白鳳丸KH-20-1次航海速報

    小坂 由紀子, 徳田 悠希, 池原 実, 佐藤 暢, Kozaka Yukiko, Tokuda Yuki, Ikehara Minoru, Sato Hiroshi 名古屋大学年代測定研究 4 48-52, 2020-06

    深海サンゴは、温暖な浅海で褐虫藻と共生している有藻性サンゴとは異なり、褐虫藻を持たず、光の届かない深海で動物プランクトンなどを栄養源として生きているサンゴである。深海サンゴも有藻性サンゴと同様に炭酸塩骨格を形成するため、その化石は生育環境を記録したアーカイブ試料として、古海洋学分野で注目されている。深海サンゴが生育する環境は,海洋表層での生物生産が活発で、海流が速く、固着できる岩場がある場所であ…

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • 宇宙と太陽系の水の起源と水の核スピン異性体

    羽馬 哲也, 香内 晃, 渡部 直樹 低温科学 78 11-26, 2020-05-01

    H2O 氷は太陽系をはじめとする惑星系の重要な材料物質である.それにもかかわらず,太陽系に存在するH2O 氷が過去に宇宙でいつ,どこで,どのようにしてできたのかは不明な点が多い.1980 年代以降,彗星コマに含まれるH2O の核スピン異性体比を観測することで「彗星の水は46 億年前に30K で生成した」という主張がなされてきた.しかし,この仮説に対する実験的検証は今まで行われておらず,宇宙のH2…

    DOI HANDLE Web Site

  • 田沢湖カルデラ内の辰子堆・振興堆溶岩ドームの産状と噴出年代

    鹿野 和彦, 石塚 治, 中野 俊, 大口 健志 地質学雑誌 126 (4), 205-213, 2020-04-15

    <p>辰子堆と振興堆は田沢湖の水面下にあって高磁気異常を示す溶岩ドームで,辰子堆からはデイサイトが,振興堆からは安山岩に類する火山岩が採取されている.最近得られた音響測深データと水中ビデオ画像によれば,振興堆は対称的な溶岩ドームとそこから西方に分岐したブロック溶岩からなり,局所的にジグソー割れ目が認められる.辰子堆はやや非対称な溶岩ドームで,発達した柱状節理も認められる.また,そこから得られたデ…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献10件

  • Rib構造を用いた薄型結晶シリコン太陽電池

    小長井 誠, 高村 司, 齊藤 公彦, 市川 幸美 応用物理 89 (4), 208-212, 2020-04-10

    <p>ウェーハの厚さ100µm以下の薄型Si太陽電池の製造を可能とするため,Rib構造の研究開発を行っている.Rib太陽電池では,機械的強度を保つため強度の強いウェーハの一部を梁(Rib)として残し,それ以外の部分を薄型化する.本稿では,まずRib構造作製のプロセスならびにヘテロ接合太陽電池を作製するための界面パッシベーション技術を紹介する.Rib太陽電池では,Siが厚い部分と薄い部分が面内で分…

    DOI Web Site

  • 目的と態様の「ように」について

    宝島 格, 今仁 生美 名古屋学院大学論集 言語・文化篇 31 (2), 49-58, 2020-03-31

    日本語の助辞「ように」の用法のうち,目的を表す用法と態様を表す用法は同一の文に対して異なる意味をもたらすとされる。本稿ではこの違いを,その文脈によってもたらされる「目的」の程度の違いとして扱うことを提案する。これにより,計算機にこの語を含む文を「理解」させる際に,2つの用法を明確に区別して扱うのではなく,文脈に応じて決まる周辺事象や発話者の意図との関係に基づいて「理解」させるべきであることが示さ…

    DOI 機関リポジトリ Web Site

ページトップへ