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  • 同時に生存する種の集合の辞書式順序づけ-時間的順序との整合性-

    塩野 清治 情報地質 34 (2), 43-50, 2023-06-25

    <p>生層序学の基礎概念を数学的に表現するために提案した山口・塩野(2022)の枠組みに基づき,種や種の集合を辞書式順序で順序付ける原理を提案する.種の集合<i>S</i>や<i>S</i>を構成する種の生存期間が与えられたと仮定したとき,次のことがいえる.⑴ すべての<i>S</i>の元はその生存期間の辞書式順序によって定まる関係<tt>⊰</tt>のもとで比較可能であり,<i>S</i>は全…

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  • 種の生存期間を離散的にデータ処理するためのブール代数 -タプルの式への変換-

    塩野 清治, 山口 久美子 情報地質 34 (1), 3-11, 2023-03-25

    ...<p>著者ら(塩野・山口, 2022)はタクソンΣの生存期間<i>T</i>を,Σに含まれる種の出現時刻と絶滅時刻を端点とする小区間に直和分割したとき,種の生存期間は小区間の和集合として表現できることや種の生存期間に関する集合演算は,空集合,単一の小区間,複数の小区間の和集合からなる集合<i><b>T</b></i><sub><i>M</sub> </i>上の演算であることを示した.本稿では集合<i...

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  • 種の生存期間の離散的表現に向けた数学的アプローチ

    塩野 清治, 山口 久美子 情報地質 33 (3), 59-67, 2022-09-25

    ...<i>S</i>O を生存期間が<i>T</i>であるタクソンΣに分類される種の集合としたとき,<i>S</i>O の元(種)の生存期間は<i><b>T</b></i>の元であり,その演算によって新しい<i><b>T</b></i>の元が矛盾なく生み出される.タクソンΣの生存期間<i>T</i>は<i>S</i>O の元(種)の出現時刻と絶滅時刻を端点とする小区間に直和分割でき,種の生存期間はいくつかの...

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  • 種の生存期間と時間的順序のグラフ表現-座標図の提案と活用-

    山口 久美子, 塩野 清治 情報地質 33 (1), 3-12, 2022-03-25

    ...<p>種の生存期間や時間的前後関係を表示するための新しいグラフ表現法を提案する.生存期間が<i>T</i>である上位のタクソンΣを構成する種の集合を<i>S</i>o とする.ある種が時刻<i>t </i>= <i>a</i>に出現し,時刻<i>t </i>= <i>b</i>に絶滅したことを,横軸に種の出現時刻を表す時間軸をとり,縦軸に種の絶滅時刻を表す時間軸をとった2次元の座標図上の点(<i>a...

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  • 琉球列島八重山諸島から得られたハゼ科ヨシノボリ属魚類の2 新亜種を含む1 新種

    鈴木 寿之, 大迫 尚晴, 山﨑 曜, 木村 清志, 渋川 浩一 神奈川県立博物館研究報告(自然科学) 2022 (51), 9-34, 2022

    ...14、縦列鱗数33–38、脊椎骨数10+16–18==26–28(モードは27)、第2 背鰭前端の2 個の坦鰭骨は第9 脊椎骨の神経棘をまたぐ、腹鰭第5 軟条は最初に2 または3 分岐(ふつう2 分岐)する、頬の孔器列は縦列する、生鮮時の体の地色は黄色系である、第1 背鰭に暗色斑はない、尾鰭に暗色のジグザグ横線が並ぶ、雌の尾鰭基底に垂直に並ぶ1 対の暗色の短い棒状斑があるなどの特徴で同属の他種階級タクソン...

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  • <i>Liotina</i> Fischer, 1885とLiotinidae Nomura, 1932についての命名規約上の注解

    van Gemert Leo J. Venus (Journal of the Malacological Society of Japan) 77 (1-4), 51-53, 2019-05-15

    ...<p>ニシキウズ上科の科名義タクソンLiotiidae Gray, 1850(ヒメカタベ科)とそのタイプ属<i>Liotia</i> Gray, 1842は広く認められているが,一方で<i>Liotina</i> Fischer, 1885に基づいた名義タクソンであるLiotinidae Nomura, 1932はこれまで見過ごされてきた。...

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  • 日本産モスソガイ属(腹足綱:エゾバイ科)の分類への寄与

    山崎 友資, 園田 武, 野別 貴博, 五嶋 聖治 Venus (Journal of the Malacological Society of Japan) 76 (1-4), 1-18, 2018-06-08

    ...含まれるタクソンは,<i>ampullacea</i>のみ。</p><p>2)<i>nipponkaiensis</i>種群:殻は小型,蓋の核は保存されていて丸く,足後縁部の前側に位置し,陰茎の生殖口は三角形。日本海,宗谷海峡に分布する。含まれるタクソンは<i>nipponkaiensis</i>と<i>limnaeformis</i>。...

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  • ウミキセルのホロタイプの再発見とその担名タイプとしての地位の回復

    長谷川 和範 Venus (Journal of the Malacological Society of Japan) 71 (1-2), 113-116, 2013

    ...その際に,笹森氏のすべてのコレクションが択捉からの引き揚げの際(1946 年)に失われたことを鑑みて,本名義タクソンの担名タイプも失われたとして,この北海道産の個体の一つをネオタイプに指定した。しかしながら国際動物命名規約(以下,規約)によれば,ネオタイプは「当該名義タクソンを客観的に定義するために担名タイプが必要だと考えられるとき」にのみ指定できるもので,それ以外の指定はすべて無効とされる。...

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  • 日本産ナガニシ属の研究IV:ダイオウナガニシと2新種

    P. カロモン, M. A. スナイダー Venus (Journal of the Malacological Society of Japan) 67 (1-2), 1-13, 2008

    ...このシリーズの4報目として,日本産ナガニシとして記録されている有効なタクソンである<i>Fusinus longissimus </i>(Gmelin, 1791) ダイオウナガニシについて記述するとともに,黒田が「ゆめ蛤」の記事の中で仮の学名を与えていたが,これまで適格となっていなかった2タクサを新種として記載した。...

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  • 頭蓋計測値に基づく<i>Saguinus mystax mystax</i>と<i>S. m. pileatus</i>の相違

    名取 真人, 小林 秀司 霊長類研究 Supplement 20 (0), 24-24, 2004

    ...判別分析で必要な事前の群は、各タクソンではなく、各地域個体群とした。判別得点をプロットし、対象としたタクソン内ではさまざまな個体群の個体が混在するが、タクソン間においては、そうならないならば、各タクソンは形態学的に異なったグループと認識できるはずである。...

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  • Chilasa agestor kuangtungensis(Mell)とPazala hoenei(Mell),stat.nov.について

    吉野 和義 蝶と蛾 52 (3), 136-138, 2001

    ...figs 138,139,144,145,256,263,271,275,284.Syn.nov.アレキサンダーケーニッヒ博物館に保存されるsyntypeの♂を調べたところ,Pazala sichuanica Koiwaya,1993と同じものであることが分かった.Mell(1935)はhoeneiをPapilio tamerlanusの亜種として記載したが,Koiwaya(1993)が扱ったように本タクソン...

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  • Euthalia(Limbusa)linpingensis Mell,1935について

    横地 隆 蝶と蛾 50 (3), 162-164, 1999

    ...Euthalia(Limbusa)lengba Tytlerの♀と思われる個体を発表したが,その後の調査でこの個体はEuthalia(Limbusa)linpingensis Mellの♀とするのが妥当と考え,ここにlinpingensisのタイプ標本を図示するとともに訂正発表した.E.linpingensisは1935年にMellにより1♂で記載されたが,その原記載には図示がなかった.これ以後本タクソン...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 中央アジアのシモニウスウスバシロチョウの亜種群について

    GUNDOROV Sergei, 吉本 浩 蝶と蛾 49 (3), 194-198, 1998

    ....1990-1992年のタジキスタンおよびキルギジアでの3回の調査で,タルジク峠,テンギスバイ峠,キシル-アルト峠で,特にシモニウスウスバシロチョウを中心に多数のParnassiusを見ることができた.その後,シモニウスウスバシロチョウの多数の標本が友人によって西トランスアライのアラムクンゲイ峡谷と西アライのドゥゴバからも得られ,これらの標本から,テンギスバイ峠とアラムクンゲイ峡谷のものは亜種レベルで同じタクソン...

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  • ニューギニア島カザリシロチョウ属aroae-cuningputi複合の分類法の改訂 : 1. Delias aroae群

    ORR Albert G., 柴谷 篤弘 蝶と蛾 36 (1), 1-25, 1985

    ...ニューギニア本島高地に産するカザリシロチョウ属の蝶はきわめて変化に富み,その分類学上の位置が明確でない多くの種・亜種水準の分類単位(タクソン)が存在している.従って新しい種や亜種を命名するためには,まず既存のすべての種・亜種名に該当する実体を明らかにし,その分類法を定める必要が生ずる.これまでに用いられてきた種々の標徴の分類学的価値を検討したのち,"Delias aroae-cuningputi複合...

    DOI Web Site 被引用文献1件

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