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検索結果 137 件

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  • 大粒系ブドウのジベレリン処理による無核化についての一考察

    吉村 大輔, 佐藤 明彦, 伊藤 大貴, 中本 雛子, 岡本 麻美, 宮崎 周, 北 佳祐, 上田 純一, 米森 敬三 園芸学研究 20 (2), 199-205, 2021

    ...<p>大粒系ブドウの無核化のための第1回目のジベレリン(GA)処理が,‘デラウェア’ でのそれと異なり,満開期~満開3日後の処理で実用化できている理由を明らかにすることを目的として本実験を実施した.そのために,まず大粒系ブドウの ‘巨峰’,‘ピオーネ’,‘ハニービーナス’,‘シャインマスカット’ および ‘藤稔’ の5品種を用い,GA無処理区とGA処理区の2区について,それぞれの品種の果房の有核果粒率...

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  • ブドウピューレ貯蔵中の酒石生成に及ぼす品種および貯蔵温度の影響

    小宮山, 美弘, 橋本, 卓也, 木村, 英生, 佐藤, 憲亮, 樋口, かよ, 三森, かおり 日本食品保蔵科学会誌 46 (1), 9-15, 2020-03

    ...ブドウから製造したピューレの酒石生成に関して5種類のブドウの品種別および貯蔵温度の違いを調べた。また,酒石の生成過程を水不溶性酒石(WIT)とアルコール不溶性酒石(AIT)に分けてその生成プロセスを明らかにした。いずれの品種も酒石が生成するが,品種別に大差がみられ,甲州は最も酒石が生成しやすく,デラウエアとマスカットベーリーAは最も生成しにくかった。...

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  • 露地栽培ブドウデラウェア’における展葉数を指標とした ジベレリン処理適期把握のための簡便なサンプリング法の検討

    上森 真広, 三輪 由佳, 磯部 武志, 細見 彰洋 新近畿中国四国農業研究 3 (0), 36-45, 2020

    ...新梢の展葉数を指標とする露地栽培ブドウデラウェア’のGA1 回目処理(以下,GA 処理)適期把握のため,サンプリングする新梢の適切な位置や本数を定量的に検討した.1987 年から2018 年までのうち30 年分の新梢展葉数のデータを用い,結果母枝上の全新梢の平均展葉数が9.5 枚に達した日(全梢葉基準日:大阪府でGA 処理適期の基準)における結果母枝内の新梢の位置と展葉数の関係を解析したところ,展葉数...

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  • 日平均気温によるブドウデラウェア’の発芽日および満開日予測モデル

    上森 真広, 三輪 由佳, 磯部 武志, 細見 彰洋 園芸学研究 19 (2), 175-181, 2020

    ...<p>露地栽培のブドウデラウェア’の発芽日,満開日を日平均気温から予測することを目的として,大阪府羽曳野市における1963年から2019年にかけての50年分の発芽日,満開日の調査データを用いて,日平均気温を積算する方法(積算温度法),発育速度(DVR)とその積算値である発育指数(DVI)を用いた方法(DVR法)を検討した.発芽日,満開日の所用日数とその期間の平均気温は強い負の相関を示した.発芽日は...

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  • クワゴマダラヒトリの食害部位がブドウデラウェア’の新梢生育と果実生産に及ぼす影響

    細見 彰洋 関西病虫害研究会報 61 (0), 23-29, 2019-05-31

    ...<p>クワゴマダラヒトリの加害を受けた露地栽培‘デラウェア’の新梢47本を調査した結果,食害部位としては葉が 89.4%ともっとも多く,次いで花房が 42.6%,生長点が 38.3%で,このうち 27.7%は葉,花房,生長点の複合害であった。</p><p>これら異なる部位の食害を受けた新梢と,それを模した人為的な損傷を施した新梢について,その後の展葉数の増加や伸長,果実の着生やその品質を分析した。...

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  • 大阪府羽曳野市における過去48年間の気温変化とブドウデラウェア’ の発育との関係

    上森 真広, 三輪 由佳, 磯部 武志, 細見 彰洋 園芸学研究 18 (2), 133-138, 2019

    ...選択の結果,発芽日には2月平均気温,3月平均気温,4月平均気温が関与しており,2月平均気温,3月平均気温の上昇により発芽日が早期化していることが示唆された.一方,満開日には4月平均気温,5月平均気温が関与しており,その早期化は,発芽日の早期化と5月平均気温の上昇の影響を受けていることが示唆された.以上より,大阪府羽曳野市のブドウデラウェア’の発芽日は2月,3月の気温上昇,満開日は発芽日の早期化と5...

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  • 殺虫・殺菌剤を使用せず栽培したブドウデラウェア’の新梢生育と果実品質

    細見 彰洋, 安永 昌代 新近畿中国四国農業研究 2 (0), 67-78, 2019

    ...以上から,露地栽培‘デラウェア’において,殺虫・殺菌剤の不使用で顕在化した葉の損傷は,果実生長第Ⅲ期以降の同化養分の供給を阻害し,果実品質への影響は少ないものの,冬季の枯れこみを助長し,年数とともに樹体を衰弱させたものと推察された....

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  • ハウス栽培におけるブドウデラウェア’のデジタルカメラを利用した葉面積指数の推定

    立石 欣也, 山本 晴彦, 岩谷 潔, 土谷 安司, 倉橋 孝夫, 門脇 稔, 金子 奈々恵 園芸学研究 11 (2), 251-255, 2012

    ...ブドウデラウェア’において,魚眼レンズを装着したデジタルカメラを用いたLAI推定技術を確立するため,その撮影方法と撮影条件の検討を行った.デジタル画像の2値化により,葉とそれ以外の部分に分け,そのピクセル値から光学的仮説に基づき,LAI推定値を算出した.晴天日の日中は開空度が大きく変化するため,LAI取得のための全天画像の撮影は曇天日,および,晴天日では太陽高度の低い時間帯である日の出や日没付近が...

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  • ブドウデラウェア’におけるジベレリン処理方法の違いが裂果発生に及ぼす影響

    持田 圭介, 倉橋 孝夫 園芸学研究 9 (4), 477-484, 2010

    ...ブドウデラウェア’における裂果軽減を目的としたGAおよび硫酸マンガン処理方法について検討した.1回目のGA処理を展葉7~8葉期に行うことにより,展葉9~10葉期処理と比較し,着粒密度は0.5~2.3粒・cm<sup>−1</sup>低下したものの,ほとんどの果粒が花冠不離脱果粒(ビックリ玉)になったことにより,果粉の着生や果皮強度が劣り,裂果軽減効果はみられなかった.ビックリ玉の多い果房では,2回目...

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  • 加温栽培‘デラウェア'ブドウにおける炭酸ガス施用が生育,果実収量及び品質に及ぼす影響

    小豆澤, 斉, 山本, 孝司 島根県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Shimane Agricultural Experiment Station (36) 37-44, 2005-02

    ...加温栽培の‘デラウェア’ブドウについて炭酸ガス濃度と光合成速度との関係を明らかにするとともに、炭酸ガス施用の有用性を検討した。1.炭酸ガス濃度が高いほど、‘デラウェア’個葉の光合成速度が高くなり、光飽和点もやや高くなった。2.炭酸ガス濃度340-350ppm下におけるみかけの光合速度は、光強度及び温度に大きく影響された。3.早期加温栽培‘デラウェア’に対する炭酸ガス施用は新梢生長を促した。...

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  • 超早期加温栽培ブドウデラウェア’の生育特性と樹体栄養

    小豆沢, 斉, 安田, 雄治, 山本, 孝司 島根県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Shimane Agricultural Experiment Station (34) 71-81, 2003-02

    ...砂丘未熟土に植栽した超早期加温栽培‘デラウェア’を用い、高品質安定多収生産技術確立のため、1985~’89年にかけて生育の特性及び樹体栄養を5か年間調査した。1.超早期加温栽培の生育は、無加温ハウス栽培と比較して新梢の生長が劣り、成熟期には無加温ハウス栽培の56.4%程度であった。超早期加温栽培における成熟期の葉面積指数は2.09であり、無加温のハウス栽培の平均2.37より低くなった。...

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  • 超早期加温栽培ブドウ'デラウェア'の生育特性と樹体栄養

    小豆沢 斉, 安田 雄治, 山本 孝司 島根県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Shimane Agricultural Experiment Station (34) 71-81, 2003-02

    ...砂丘未熟土に植栽した超早期加温栽培'デラウェア'を用い、高品質安定多収生産技術確立のため、1985~'89年にかけて生育の特性及び樹体栄養を5か年間調査した。1.超早期加温栽培の生育は、無加温ハウス栽培と比較して新梢の生長が劣り、成熟期には無加温ハウス栽培の56.4%程度であった。超早期加温栽培における成熟期の葉面積指数は2.09であり、無加温のハウス栽培の平均2.37より低くなった。...

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  • ブドウ,モモ,ナシの自発休眠完了に必要な低温要求量と休眠打破技術

    広瀬, 正純, 加来, 靖英, 藤田, 義明, 渡辺, 久能, 安野, 智江, 小関, 洋介, 中尾, 茂夫 大分県農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Oita Prefectural Agricultural Research Center (30) 1-13, 2000-03

    ...休眠完了に必要な低温要求量が最も少ないのは、「安芸クイーン」、「藤稔」で7.2℃以下の低温積算で500時間程度、次いで「巨峰」、「ピオーネ」および「デラウェア」で600時間程度であった。3.モモの休眠完了に必要な低温要求量にも品種間差が認められた。...

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  • ブドウえそ果病の研究(2) : ブドウハモグリダニによるブドウえそ果病の伝搬

    功刀, 幸博, 浅利, 覚, 寺井, 康夫, 新海, 昭 山梨県果樹試験場研究報告 = Bulletin of the Yamanashi Fruit Tree Experiment Station (10) 57-63, 2000-03

    ...そこで媒介者の特定のため諸試験を行ったが、1995年8月(①)、1996年9月(②)および1997年7月(③)に勝沼町の本病多発園の罹病‘巨峰’または‘デラウェア’(ELISA検定により感染を確認)から採集したブドウハモグリダニを無病の‘巨峰’苗に接種吸汁させた区で、それぞれ翌年の4~5月に発病(葉のモザイクと新梢節間の短縮)が確認された(①:1/6樹、②:2/14樹、③:1/9樹)。...

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  • ブドウえそ果病の研究(1) : 病徴と発生状況および自然伝搬

    西島, 隆, 寺井, 康夫, 功刀, 幸博 山梨県果樹試験場研究報告 = Bulletin of the Yamanashi Fruit Tree Experiment Station (10) 47-56, 2000-03

    ...7.自然伝搬試験をおこなった圃場およびその周辺圃場のブドウ樹のエライザ検定によって、無病徴品種には陽性反応を示した樹があり、えそ果病に潜在感染していた。樹齢別調査から、えそ果病は園外からの持込みでなく‘デラウェア’から‘巨峰’や‘ピオーネ’に改植する以前に汚染していた可能性もあると考えられた。...

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  • ブドウえそ果病の研究(2)

    功刀 幸博, 浅利 覚, 寺井 康夫, 新海 昭 山梨県果樹試験場研究報告 = Bulletin of the Yamanashi Fruit Tree Experiment Station (10) 57-63, 2000-03

    ...そこで媒介者の特定のため諸試験を行ったが、1995年8月(①)、1996年9月(②)および1997年7月(③)に勝沼町の本病多発園の罹病'巨峰'または'デラウェア'(ELISA検定により感染を確認)から採集したブドウハモグリダニを無病の'巨峰'苗に接種吸汁させた区で、それぞれ翌年の4~5月に発病(葉のモザイクと新梢節間の短縮)が確認された(①:1/6樹、②:2/14樹、③:1/9樹)。...

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  • ブドウえそ果病の研究(1)

    西島 隆, 寺井 康夫, 功刀 幸博 山梨県果樹試験場研究報告 = Bulletin of the Yamanashi Fruit Tree Experiment Station (10) 47-56, 2000-03

    ...7.自然伝搬試験をおこなった圃場およびその周辺圃場のブドウ樹のエライザ検定によって、無病徴品種には陽性反応を示した樹があり、えそ果病に潜在感染していた。樹齢別調査から、えそ果病は園外からの持込みでなく'デラウェア'から'巨峰'や'ピオーネ'に改植する以前に汚染していた可能性もあると考えられた。...

    日本農学文献記事索引

  • 日本原産野生ブドウの台木利用に関する研究

    望岡 亮介, 堀内 昭作, 松井 弘之, 黒岡 浩, 村井 泰広, 原田 久 農業生産技術管理学会誌 3 (2), 41-44, 1996-10-01

    ...2.ヤマブドウを台木として'デラウェア'を接ぎ木した3年生苗木と,'デラウェア'の3年生自根苗木を用いて栽培温度を変えて生育させたところ,大部分の処理区でヤマブドウ台の方が萌芽は早く,新梢伸長量も旺盛であった。しかし,開花日については,ヤマブドウ台と自根との間にほとんど差が認められなかった。...

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  • 窒素化合物塗布によるブドウの催芽促進と窒素の取り込み

    望月 太, 有馬 泰紘 日本土壌肥料学雑誌 64 (1), 55-61, 1993

    ...石灰窒素(CaCN_2)や硝酸アンモニウム(NH_4NO_3)の塗布によるブドウの催芽促進の機作を解明するために,巨峰,ピオーネに対する両薬剤の効果とその発現時期を調べた.また,デラウエアに対し^15N標識硝酸アンモニウムを塗布し,窒素の吸収時期,吸収部位,吸収される窒素形態について検討した.得られた結果は以下のとおりであった.1)石灰窒素および硝酸アンモニウムの塗布による催芽促進効果(展葉始めまでの...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献1件

  • ブドウの雌ずいに含まれる花粉管生長阻害物質について

    岡本 五郎, 渋谷 郁夫, 古市 美和, 島村 和夫 園芸学会雑誌 58 (3), 515-521, 1989

    ...雌ずいの子房内や珠孔に到達した花粉管数は, 2倍体品種では‘マスカット•オブ•アレキサンドリア’でもっとも多く, ‘デラウエア’ではもっとも少なかった. 4倍体品種, とくに‘センテニアル’及び‘ピオーネ’では子房内に伸長する花粉管数が著しく少なく, 全体的に花粉管伸長阻害活性の強弱と傾向が一致した.<br>5....

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献4件 参考文献4件

  • ブドウ‘オリンピア’の裂果に関する組織学的研究

    平塚 伸, 松島 二良, 笠井 剛, 輪田 竜治, 須崎 徳高 園芸学会雑誌 58 (3), 545-550, 1989

    ...ブドウ‘オリンピア’の裂果の原因を組織学的に明らかにする目的で実験を行なった.<br>‘オリンピア’は‘巨峰’や‘デラウエアー’に比べ, 裂果の多発するベレーゾン後2~4週間における横径肥大が著しく, またベレーゾン後果頂部に傷を与えた場合,ほとんど全ての果粒が裂果した. ‘オリンピア’におけるこれらの品種特性が裂果誘発に大きく関与しているものと思われた....

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  • ブドウ数品種の裂果抵抗性について

    山村 宏, 内藤 隆次 園芸学会雑誌 53 (4), 390-395, 1985

    ...<br>成熟期間中の果汁の可溶性固形物含量や降雨量, 圃場での裂果発生率から判断すると, 経験的な裂果発生の難易の順位と同様で, ‘ポートランド’とGA処理‘デラウエア’は最も裂果しやすく, ‘キャンベル•アーリー’と‘マスカット•ベーリーA’がこれに次ぎ, ‘巨峰’と‘マスカット•オブ•アレキサンドリア’は最も裂果抵抗性が大きいと思われた....

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献6件 参考文献2件

  • 土壌環境がブドウの養分欠乏に及ぼす影響

    清水 武, 平野 隆生, 段 正幸 生物環境調節 23 (4), 67-75, 1985

    Several instances of nutritent deficiency of grapevines occurred in vineyards of Osaka prefecture were collected for investigation.<BR>The information obtained from these instances are found to be …

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  • ブドウデラウェア’における光合成産物の転流と分配

    松井 弘之, 湯田 英二, 中川 昌一, 今井 克太 園芸学会雑誌 54 (2), 184-191, 1985

    ...ブドウデラウェア’の葉に<sup>14</sup>CO<sub>2</sub>を施用し, 6, 24, 72時間後, <sup>14</sup>C-物質が各器官にどのような割合で分配されているか, さらに, 第2実験では<sup>14</sup>CO<sub>2</sub>施用6時間後に, それが糖, 有機酸, アミノ酸にどのような割合で分配されているかについて調査した.<br>1....

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献8件 参考文献9件

  • ブドウデラウェア’の最適葉面積指数について

    高橋 国昭 園芸学会雑誌 54 (3), 293-300, 1985

    ...平棚栽培におけるブドウの最適LAIを明らかにするため, 無加温ハウス栽培5年生‘デラウェア’園の棚下に鉢植えの3年生‘デラウェア’を持ち込んで, 果実肥大第1期から成熟期までのNARを測定した. また, ガラス室において鉢植えの4年生‘デラウェア’の密度(LAI)と着果量を変えて, 果実の諸形質に及ぼす影響を調べるとともに, NARとCGRを測定した.<br>1....

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  • ブドウ‘マスカット•ベーリーA’のジベレリン処理による無核果形成と新しょうの強さの関係

    植田 尚文, 内藤 隆次 園芸学会雑誌 50 (2), 192-198, 1981

    ...GA無処理のベーリーA及びデラウェア長しょうせん定樹において, 強い新しょうの果房は弱い新しょうの果房に比べ果粒当たり種子数が少なかった. しかし, 果粒の心皮数は, デラウェアではほとんどすべての果粒が2心皮で強弱新しょう間に差がなかったものの, ベーリーAでは種子数と逆の傾向を示し, 強い新しょうの果房では3心皮以上の, 弱い新しょうの果房では2心皮の果粒が占める割合が著しく高かった....

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  • ブドウ果粒の発育に伴う表面微細構造

    中川 昌一, 小松 春喜, 湯田 英二 園芸学会雑誌 49 (1), 1-7, 1980

    ...キャンベル•アーリー, デラウェア, 高尾, 巨峰, マスカット•オブ•アレキサンドリア, 甲州の7品種のブドウを用いて, 果実発育に伴う果面の気孔の構造を走査型電子顕微鏡で観察した.<br>開花期のマスカット•オブ•アレキサンドリアの気孔数は16.0, キャンベル•アーリー, デラウェア, 巨峰, 甲州は約12.0, コンコード及び高尾はそれぞれ7.0, 2.4であった....

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  • さし穂の光合成に関する研究 (第2報)

    大石 惇, 町田 英夫, 細井 寅三, 塩原 佳子 園芸学会雑誌 48 (4), 399-404, 1980

    ...ブドウデラウェアの休眠枝ざしの発根に対する光合成の役割を明らかにするために, 種々の条件下のさし穂について, さし木後の見かけの光合成速度の変化と発根及び新芽の発育との関係を調査した.<br>1. 寒冷しゃ1枚でしゃ光した圃場条件下のさし穂について見かけの光合成速度の変化を調査したところ, さし穂当たりの値が正となったのは, 発根が認められてより10日以上も後であった....

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  • ブドウデラウェア’果実の成熟生理に関する研究 (第2報)

    松井 弘之, 湯田 英二, 中川 昌一, 米森 敬三 園芸学会雑誌 48 (4), 405-412, 1980

    ...本実験ではブドウ果粒自体への光条件が果粒の生長第3期の有機酸の減少, 還元糖の蓄積に対する影響及び外生的に与えたABAと還元糖の蓄積との関係, 並びに果粒自体での炭酸ガス固定と還元糖の蓄積との関連について調査した.<br>1. 第1期の果房への光度差は果粒の還元糖の蓄積にあまり影響しないが, 第3期になると光度50%までは光度が増すほど還元糖含量が高くなる傾向を示した....

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  • ブドウデラウェア’の休眠枝ざしの発根に関する研究 (第2報)

    中野 幹夫, 湯田 英二, 中川 昌一 園芸学会雑誌 48 (4), 385-394, 1980

    ...デラウェアブドウの休眠枝を用いて茎内及びさし木中のさし穂内のホルモン活性の変化を調査した.<br>まず, 不定根の分化時期を知る目的でさし穂における酸素の吸収量を測定したが, 吸収量の増加は発根後にみられ, 分化時期の決定には応用できなかった.<br>さし穂からのエチレンの発生の増加時期は発根に先がけていた....

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献22件

  • さし穂の光合成に関する研究 (第3報)

    大石 惇, 町田 英夫, 細井 寅三, 塩原 佳子 園芸学会雑誌 49 (3), 326-330, 1980

    ...ブドウデラウェア’の休眠枝ざしの発根に対する光合成の役割を明らかにするために, さし木期間中の種々の時期に暗黒及び摘芽処理を施し, それらによる発根への影響を比較調査した.<br>1. さし木期間の全期にわたって暗黒処理を施したさし穂について, 摘芽したさし穂と無摘芽のさし穂を設けたところ, 両者の間で発根に著しい相違がみられた....

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  • ブドウデラウェア’果実の成熟生理に関する研究

    松井 弘之, 湯田 英二, 中川 昌一 園芸学会雑誌 48 (1), 9-18, 1979

    ...ブドウデラウェア’果粒における糖の蓄積機構を明らかにするため, 果粒の生長に伴う糖, 有機酸含量の消長, 新梢上の葉数の差異及び新梢上の全摘葉処理期の差異が糖の蓄積に及ぼす影響, 採取した果粒での糖含量の変化, 果粒中での多糖類や有機酸の還元糖化について調査した....

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  • ブドウ果粒の発育, 特に成熟に伴う光合成および呼吸の変化

    新美 善行, 鳥潟 博高 園芸学会雑誌 47 (4), 448-453, 1979

    ...ブドウデラウェア’の果粒の発育, 特に成熟に伴う光合成および呼吸活性の変化を開花期から成熟期にかけて調査した.<br>1. 果粒の呼吸活性の変化は乾物重当りでは Stage Iの初期にピークがあり, 以後低下した. しかし, 果粒当りでは呼吸活性は Stage. IIの中期と Stage IIIの二つの時期にピークが認められた.<br>2....

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  • さし木中におけるさし穂内栄養成分の動向

    細井 寅三, 町田 英夫, 大石 惇 園芸学会雑誌 48 (1), 19-25, 1979

    ...以上の結果, ブドウデラウェアの休眠枝ざしにおいては, 温度のいかんにかかわらず本実験に供試した範囲内 (3~7g) では明らかにさし穂重の大きいものほどさし木後の新芽や新根の発育が優れたが, 温度の影響は必ずしもすべてのさし穂重のさし穂に対して同じでなかった....

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  • ブドウの花穂の発育に伴うサイトカイニン, 光合成および呼吸活性の変化について

    新美 善行, 鳥潟 博高 園芸学会雑誌 47 (3), 301-307, 1978

    ...ブドウデラウエア”の花穂の発育と内生サイトカイニン, 光合成および呼吸活性との関係を開花4週間前から開花期まで調査した.<br>1. 花穂の新鮮重は調査期間中ずっと増加しつづけたが, その含水量は発育初期にピークがあり, 以後開花期前まで徐々に減少した.<br>2. 花穂の還元糖含量は開花期まで徐々に増加するが, アミノ酸および有機酸含量は発育初期に高い値を示し, 以後開花期まま急激に減少した....

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  • ブドウの早期落葉に及ぼす低照度の影響

    上田 純一, 中川 昌一 園芸学会雑誌 46 (2), 158-168, 1977

    ...我が国のブドウ園では, 梅雨期ごろから着果枝基部葉の黄変落葉が多く認められる。これは基部葉の受光率の低下することが一因であると思われた。<br>1. 棚仕立デラウェア園における調査では, 新梢基部よりも先端部の照度が高く, 基部葉の受光率は6月中旬から8月下旬の間, 晴天日の戸外光度の10%以下であつた。このような影響のために早期落葉は基部ほど多かつた。<br>2....

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  • ブドウ果粒中のサイトカイニン活性について

    新美 善行, 大川 勝徳, 鳥潟 博高 園芸学会雑誌 46 (3), 297-302, 1977

    ...ブドウデラウエア」の有核果粒の内生サイトカイニンの分離, 精製を行いサイトカイニン含量の季節的変動を有核果粒の発育との関連において調査した.<br>1. 開花前の果穂および開花期の果肉中のサイトカイニン活性は高く, その後徐々に低下し, 開花後50日を過るとサイトカイニン活性は認められなくなった.<br>2....

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  • 日長および温度がブドウの生育ならびに花房分化に及ぼす影響

    杉浦 明, 宇都宮 直樹, 小林 章 園芸学会雑誌 43 (4), 387-392, 1975

    ...デラウェアでは, 新しよう生長•花房分化ともに温度のいかんにかかわらず短日で著しく劣り, 長日ですぐれ, 同じ長日では20°Cよりも30°Cでよりすぐれた. ただし, 30°C-長日では初期の生長が著しく促進されたためか, 新しよう基部節位のえき芽はほとんど花房分化しなかつた.<br>2....

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  • ホルモン処理によるブドウ果実の成熟の調節〔英文〕

    稲葉, 昭次, 石田, 雅士, 傍島, 善次 京都府立大學學術報告. 農學 26 25-31, 1974-10-31

    ...GA処理による無核デラウェアプドウを用い, オーキシン(IAA, NAA, 2,4-D, 2,4,5-T), GA, BA, CEPAおよびABA処理が果実の成熟におよぼす影響について調査した。その結果, GAおよびBA処理は発育第I期と第III期では果実の成熟にほとんど影響をおよぼさなかったが, 第II期ではわずかに成熟を抑制することが認められた。...

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  • 果樹の光合成作用に関する研究(第2報)

    日野 昭, 天野 勝司, 沢村 泰則, 佐々木 専治, 倉岡 唯行 園芸学会雑誌 43 (3), 209-214, 1974

    ...1. 2年生のモモ (大久保), ブドウ (デラウエア), カキ (富有), イチジク (マスイドーフィン), クリ(筑波) および温州ミカン (南柑4号) を供試して, 光合成速度の季節的変化, および葉肉組織の分化発達と光合成速度との関係について調べた.<br>2....

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献9件 参考文献5件

  • ブドウデラウェア’の休眠枝ざしの発根に関する研究 (第1報)

    藤井 利重, 中野 幹夫 園芸学会雑誌 43 (2), 125-131, 1974

    ...1969年から1972年にかけて, ブドウデラウエア’の休眠枝を用い, さし木における発根とほう芽との関係を調査した. 結果は次のとおりである.<br>1. 早春におけるさし木発根に及ぼすボトム•ヒートの適温は21°C, またはそれ以上であつた. 発根には地下部の温度のみならず, 地上部の高温も必要であつた. なぜならば地上部の高温はさし穂のほう芽を促したからである.<br>2....

    DOI Web Site Web Site 被引用文献3件 参考文献8件

  • ぶどう産地の展開方向 : 島根県大杜町における「下層農家」の対応

    濱田, 年騏 島根大学農学部研究報告 7 110-122, 1973-12-15

    ...このように養蚕の衰退は大社町の農家に大きな影響を及ぼしたが,畑作地帯における商品生産農業は,価格動向,あるいは自然的条件の変化に伴う変動などに常に直面しており,安定的・固定的な性格の強い稲作地帯の農業と異なって,変動への対応も強い.その結果,大巾な兼業化,脱農化の傾向のなかで新たに商品生産の展開をはかろうと,ぶどうデラウェア種)への転換が急速な勢いで進んだ.そして,今日とくに40年以降ハウスぶどう...

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  • ブドウ(デラウェア種)果粒成熟期における無機栄養素の果粒内組織への分布状況について

    山本, 喜啓 島根女子短期大学紀要 11 44-48, 1973-03-28

    ...3年生デラウェア樹を用い,砂耕法により本実験を行なった。果粒成熟期における無機栄養素の果粒成熟に対する作用を検討するため,果粒内組織,果皮,果肉および種子中の各無機栄養素含量を調査し,同時に各組織への各無機栄養素の分布状態を検討した。(1)チッ素は果粒成熟期には果粒への吸収が増加し,果肉内に全果粒中含量の40~50%が存在した。(2)リンは果粒成熟期間には全果粒中含量はやや増加する程度であった。...

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  • ブドウの発芽および生育に伴う枝条内貯蔵物質 の利用に関する研究 (第2報)

    新居 直祐 園芸学会雑誌 42 (2), 131-137, 1973

    ...デラウェアについて, 摘葉, 摘しん, 摘花の各処理を組み合わせた種々の調査を行なつたところ, 開花状況および開花1週目の子房の大きさは, 全処理区を通じて摘葉の行なわれた処理区でもつともすぐれた. しかし, 摘葉区ではその後の果実発育は不良となり, すべて落果した. つぎに, 花房より下位に1~2葉着生させて結実状態を調べた結果, デラウェアの結実樹の育成率は120~30%となつた....

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献3件

  • ブドウの発芽および生育に伴う枝条内貯蔵物質 の利用に関する研究 (第1報)

    新居 直祐 園芸学会雑誌 42 (2), 122-130, 1973

    ...米国系品種のキャンベル•アーリー, デラウェアおよび欧州系品種のネオ•マスカットの3品種を用いて, さし穂重を15gにそろえ, 枝, 葉の生長と花房の生長をほう芽期より経時的にみた. その結果, 枝と葉の生長はほう芽期よりネオ•マスカットでもつともすぐれ, ついでデラウェア, キャンベル•アーリーの順となり, 花房の生長は枝や葉の生長と逆の傾向にあつた....

    DOI Web Site Web Site 参考文献2件

  • 開花前の栄養がブドウの花房の発育と結実に及ぼす影響(第3報)

    伊藤 操子, 小林 章 園芸学会雑誌 42 (2), 113-121, 1973

    ...鉢植え3年生のブドウ, デラウェアについて, N (硫安) の基肥としての施用期の違い (1月~4月) が, 樹体の初期生長および花房の発達に及ぼす影響を, 根のN吸収, 同化および移行との関連において調査した.<br>2. Nの施肥期の影響は, 結実にたいしては明らかでなかつたが, 花房の発達にたいしては顕著であつた....

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献11件

  • ブドウ(デラウェア種)の成熟期における果皮,果肉および種子中の含チッ素物質の消長について

    山本, 喜啓 島根女子短期大学紀要 10 15-20, 1972-03-28

    ...7年生デラウェア樹を用いて果粒成熟過程における生理代謝の転換時期を明らかにする目的で,果粒新鮮重および果粒の組織別含チッ素物質含量の消長を采粒成熟期間中調査した。(1)果粒新鮮重増加量,新鮮重増加率および乾物率より満開後30日目前後および54日目前後に果粒生長成熟過程に大きな変化があることを認めた。(2)果皮,果肉および種子の新鮮重増加より各組織とも異なる生育相を示すことを認めた。...

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  • 果樹の光合成作用に関する研究(第1報)

    天野 勝司, 日野 昭, 大東 宏, 倉岡 唯行 園芸学会雑誌 41 (2), 144-150, 1972

    1. The photosynthetic activity was compared among several kinds of fruit trees and grape vines in relation to some environmental factors. The rate of photosynthesis was determined with intact leaves …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件

  • 地質がブドウデラウェアの果実品質に及ぼす影響

    中村, 怜之輔, 有馬, 博 岡山大学農学部学術報告 35 (1), 57-71, 1970

    ...1.鉢植のブドウデラウェアの幼樹を用いて,果実の発育段階別に,細胞分裂期,肥大・成熟期,肥大期,成熟期に分けて地温処理を行ない,果実に対する地温の影響を調査した. 2.肥大期に処理を行なった場合にのみ,処理直後一時的に28℃区の果粒の肥大が促進された. しかし,その後差が縮まり,収穫時には処理区間の差はみられなかった. その他は....

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  • 地温がブドウデラウエアの樹体生長に及ぼす影響

    中村, 怜之輔, 有馬, 博 岡山大学農学部学術報告 35 (1), 45-55, 1970

    ...1.デラウェアの2年生鉢植幼樹について21℃,28℃および35℃の3段階の地温処理を約70日間行なったところ,樹体の生長は新消伸長量,生体重増加および乾物重増加のいずれの点からみても,28℃区においてもっとも良好であった. 2.生長期を前半および後半に分けて,時期別に地温処理を行なったところ,いずれの時期でも28℃区で樹体の生長はもっとも良好であった....

    機関リポジトリ Web Site 被引用文献1件

  • 果樹作経営の適正規模に関する研究

    目瀬, 守男 岡山大学農学部学術報告 34 (1), 25-37, 1969

    ...その結果,果樹作経営においては主に作業工程における技術的要因によって規模拡大には一定の有利性限界―適正規模―があること,また果樹作において種類や品種によって技術的特性が異なるために,適正規模は一様ではなく,ミカン147a,ブドウデラウェア73a,キャンベルス49a,モモ23aなどであるように,作業工程において労働の集中度や苦痛度が大きい果樹作ほど適正規模が小さくなっていることがわかった....

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  • ブドウ酒のマロラクチック発酵に関する研究 (第1報)

    野々村 英夫, 小原 巖, 加々美 久, 風間 敬一 日本釀造協會雜誌 58 (5), 481-484, 1963

    ...ブドウ品種では, 甲州, デラウエア, レッドミルレニウム, マスカットベーリーA, ミルズ, ブラッククイン, メルロー, ベーリーアリカントなど何れにも発生しているものがあった。<BR>2....

    DOI 医中誌

  • G.A.処理のぶどう樹におよぽす施肥量の差の影響

    高馬, 進, 松岡, 広 島根農科大学研究報告 10 (A)9-18, 1962-03-31

    ...最近デラウェアぶどう果にG.A.(ジベレリン酸)処理を行なって,無核果にすると同時に熟期を早めることができるので,棚持ちの短いデラウェアの出荷期の巾を広げ,更に無核になるため,以前に比ぺてデラウェアの経済的価値を高める結果となった。この経済的価値を高め得るG.A.処理の効果を更に毎年確実に高めることができれぱ有利であるので,施肥量の多少によって樹勢を旺盛に維持できるかどうかを調ぺた。...

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