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検索結果 91 件

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  • ビルダグリプチンの新規システインまたはグルタチオン抱合代謝物の同定

    水野 克彦, 竹内 健二, 梅原 健, 中島 美紀 日本毒性学会学術年会 46.1 (0), P-118-, 2019

    ...さらにビルダグリプチンとアナグリプチンのシステイン付加体であるM407とM487の構造を分析した結果、いずれもシアノピロリジン構造のニトリル基がシステインと不可逆的に反応してチアゾリンに変換されたものであることが明らかになった。ビルダグリプチンを経口投与したラットの血漿、尿、糞および胆汁中においてM407が検出され、M407の総排泄量は投与量の約2%に達した。...

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  • アントリル基をもつジシラメチレンアジリジンの合成、構造と反応

    岩本 武明, 大西 展義, 前田 理, 大野 公一, 石田 真太郎 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2011 (0), 335-335, 2011

    ...ジシラシクロプロパンイミンの熱異性化によりアントリル基をもつジシラメチレンアジリジンを合成した。結晶中、アントリル基のπ平面とジシラメチレンアジリジンのケイ素-炭素二重結合はほぼ直交していた。この化合物はケイ素-炭素二重結合のπ軌道からアントリル基のπ*軌道への分子内電荷移動吸収を示した。...

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  • 殺菌剤クロロタロニルによる土壌中のアンモニア酸化阻害

    山本 幸洋, 藤原 伸介, 田中 福代, 高木 和広, 松丸 恒夫 日本土壌肥料学雑誌 78 (1), 15-22, 2007

    ...TePN),フタロニトリル(PN)およびベンゾニトリル(BN)は,いずれも土壌中のアンモニア酸化を阻害しなかった.5)アンモニア酸化細菌集積土壌において,クロロタロニル区(添加量100mg kg^<-1>)のアンモニア酸化細菌数は,クロラムフェニコール区(添加量500mg kg^<-1>)と比べて急激に低下した.以上のことから,クロロタロニルは,土壌中のアンモニア酸化阻害活性が高いこと,構造中のニトリル...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献2件 参考文献28件

  • ベンジルカルコゲノ基を有するフタロシアニン誘導体の合成とその性質

    木村 毅, 蓬田 知行, 松谷 智也, 鈴木 孝洋, 田中 一朗, 高口 豊, 若原 孝次, 赤坂 健 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 17 (0), 109-109, 2004

    ...化合物(1)は2つの臭素置換基を有しているので,臭素を二トリル基に変換できれば,この化合物からのフタロシアニン合成が可能になる。当研究室では,化合物(1)を出発物質として用い,4段階の反応でフタロシアニン誘導体(2)を得,この化合物の電気化学特性や光学的性質を明らかにすることができた。また,化合物(2)の官能基化により化合物(3)を得ることができた。...

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  • 3-フェニル-8-トリフェニルホスホイミノ-1-アザアズレンとイソシアナート類との反応

    永松 健太郎, 藤井 寛之, 阿部 憲孝 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 17 (0), 282-282, 2004

    ...1とトシルイソシアナートとの反応では、イオウが脱離し、トリル基が転位した環化生成物が得られた。生成物の構造はX線結晶解析により決定した。得られる8-アミノ-1-アザアズレン誘導体の互変異性について、X線結晶解析と分子軌道計算により検討したので、これについても述べる。...

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  • ボラジンを鍵構造に用いたアントラセンのバンドル化

    若宮 淳志, 井手 利久, 山口 茂弘 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 17 (0), 79-79, 2004

    ...π共役分子鎖の配向制御に基づいた光・電子物性の制御を目的として,ボラジン骨格を核構造に用いてアントリル基とアリール基を交互に束(バンドル)状に配列した一連のトリアントリルボラジン誘導体1(添付図)を設計した。これらの化合物は、置換アニリンと三塩化ホウ素からトリクロロボラジンを合成後、アントリルリチウムで処理することにより合成した。...

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  • 付加反応によるフェノール樹脂硬化システムの研究開発動向

    松本 明博 Journal of Network Polymer,Japan 25 (3), 158-166, 2004

    ...本報では, 最近報告されている, 付加反応により硬化するフェノール樹脂中間体を, アリル基, マレイミド基, アセチレン基, ニトリル基およびベンゾオキサジン環を有するフェノール系化合物の順に整理し, これらの中間体の合成法, 硬化反応機構および硬化物物性について紹介した。...

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  • レセプター型キラルチタン触媒を用いるホモアリルアルコールの不斉エポキシ化

    西田 梨恵, 伊藤 裕勝, 古野 裕史, 稲永 純二 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 53 (0), 97-97, 2003

    ...3,3'-位に9-アントリル基及び9-アントリルエチニル基を有するキラルな1,1'-ビ-2 -ナフトール(BINOL)誘導体を配位子としたチタン錯体を調製し、これを触媒とするホモアリルアルコール類の不斉エポキシ化を検討した。その結果、基質の置換様式にし たがい上記配位子を相補的に使用することにより高収率、高エナンチオ選択性(up to 85% ee)を達成できることが明らかとなった。...

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  • ニトリルゴムを添加したエポキシ系接着剤の劣化機構の解析

    川島 哲哉, 杉本 俊彦, 小川 俊夫 分析化学 49 (11), 835-841, 2000

    ...NBRの劣化としては主に酸化反応による炭素-炭素二重結合部の切断であるが,そのほかにニトリル基やNBR中に変性されたアクリル酸とエポキシ基との反応でできたエステル基の減少も確認された。また,NBR中の酸化防止剤が接着剤の硬化を目的とする加熱処理過程で気化してしまうことにより,この劣化は更に加速されていることが分かった。...

    DOI NDLデジタルコレクション Web Site ほか1件 被引用文献3件 参考文献30件

  • 9-置換9-(o-トリル)フルオレン誘導体の配座平衡

    西田 晶子, 渡辺 茂樹, 藤崎 静男, 原 宏, 梶返 昭二 日本化学会誌(化学と工業化学) 1983 (8), 1148-1153, 1983-08-10

    ...〔2〕,〔3〕,〔6〕,〔7〕,〔8〕,〔9〕および〔10〕においてsp体,ap体両配座の平衡(sp⇔ap)には,9-位に直接結合した原子または原子団とo-トリル基のメチル基との相互作用が寄与していることが推察された。...

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  • 海水中ウランを吸着ずる樹脂の製造

    江川 博明, 原田 日路史, 野中 敬正 日本化学会誌(化学と工業化学) 1980 (11), 1767-1772, 1980-11-10

    ...これらRNにヒドロキシルアミンの3~5%メタノール溶液をRNのニトリル基に対し1~1.5倍モル量加え,60℃で3~5時間または80℃で1~2時間反応させることにより海水からのウラン吸着性にすぐれたRNHが合成できることが明らかになった。...

    DOI Web Site 被引用文献2件

  • アミノグアニジン塩と臭化シアンとの反応

    李 民雄, 小林 幸夫, 熊本 高信, 白井 孝三 有機合成化学協会誌 34 (4), 228-231, 1976

    It was found that the reaction of aminoguanidine hydrobromide with cyanogen bromide gave 1-guanylseimicarbazide hydrobromide (1) and N<SUP>1</SUP>, N<SUP>2</SUP>-diguanidinoguanidine hydrobromide …

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  • ポリアクリロニトリルからのカチオン性高分子の合成とその凝集効果

    NONAKA Takamasa, EGAWA Hiroaki 日本化学会誌(化学と工業化学) 1974 (9), 1771-1776, 1974-09-10

    ...PANO,59をジメチルホルムァミド(40~60ml)に溶解しポリエチレンポリアミンをニトリル基に対して1~3倍モル使用して130~150℃で3~5時間反応させた場合に良好な凝集剤が得られた。得られたカチオン性高分子は赤外吸収スペクトルと元素分析の結果から第-アミド,第ニアミド,イミダゾリン環および未反応のニトリル基をもつことが推定された。...

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  • TBA法による二三のポリマーの熟分解に関する研究

    古庄 昇, 小松 聖, 中川 鶴太郎 日本化学会誌(化学と工業化学) 1973 (6), 1166-1174, 1973-06-10

    ...すなわち,PVCでは脱HCl反応による二重結合の生成など,PANではニトリル基の反応による分子内環化反応など,PStではエーテル結合による橋かけ構造の生成などによるものと考えられる。PMMAにおいては,解重合反応にともなうG,λの変化は観測されなかった。...

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  • 高分子側鎖ニトリル基とジシアンジアミドの反応

    瀬尾 利弘, 加倉井 敏夫, 野口 達弥 高分子化學 30 (340), 451-455, 1973

    ...<BR>いずれのポリマーにおいてもニトリル基の80%以上が反応し容易にトリアジン環が高分子側鎖に導入された。アクリロニトリル-スチレン共重合体ではニトリル基含有率の増加に伴い反応速度が増大した。隣接ニトリル基の効果によって反応が促進され, 高分子鎖中のニトリル組成分布が反応の加速に大きく影響することが明らかになった。...

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  • 部分シアノメチル化ポリスチレンとジシアンジアミドの反応

    瀬尾 利弘, 加倉 井敏夫, 野口 達弥 高分子化學 30 (334), 76-80, 1973

    ...高分子の側鎖にアミノトリアジン環を導入する目的で部分クロルメチル化ポリスチレンより部分シアノメチル化ポリスチレン (ニトリル基含有率53.7モル%) を合成し, ジシアンジアミドとの反応を速度論的に検討した。ジメチルスルホキシドなどの極性溶媒中では容易にニトリル基の90%以上がトリアジン環に置換した。初速度はニトリル基濃度に1次, ジシアンジアミド濃度に1次であった。...

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  • ポリ-α-シアノビニルアセテートの加水分解反応

    太田 忠甫, 増田 精造, 礒道 光弘, 戎谷 満基夫 工業化学雑誌 74 (7), 1470-1475, 1971

    ...<BR>一方ニトリル基は一部加水分解されてカルボキシル基にかわるが, 残存ニトリル基は共役環化を行なう。アンモニア触媒は水酸化ナトリウムとほぼ同じ挙動を示すが, ニトリル基の加水分解能力は水酸化ナトリウムよりも弱い。その他モノマーの反応性についても検討した。...

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  • ポリ (α-シアノビニルアセテート) の熱分解

    太田 忠甫, 増田 精造, 小林 正弘 工業化学雑誌 73 (8), 1866-1869, 1970

    ...これらのことから上述の電気伝導性の増大は次式のように脱酢酸反応の結果(II)を生じ,次いでニトリル基の環化が起こるためであろうと考えられる。熱分解物の電気伝導性は分解温度によって異なるが,ポリアクリロニトリルおよびポリ・α-クロルアクリロニトリルの熱分解物のそれより良好かまたは同程度の値を示した。...

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  • アミン中におけるアクリロニトリルの低重合反応

    下村 猛, 土田 英俊, 篠原 功 工業化学雑誌 70 (6), 975-980, 1967

    ...不飽和結合が3~5個以上連続すると着色するが,共役系の生成は重合鎖に存在するニトリル基がアミンの作用で反応し,次式のように環化が生起するためと考えられる。<BR>〓(1)<BR>着色オリゴアクリロニトリル(分子量:800)を溶離型カラムクロマトグラフィーにかけ,分別区分について着色と構造の関連を主として紫外スペクトルから検討した。...

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  • ハロゲン化二トリルとスズとの直接反応

    松田 住雄, 吉川 彰一, 林 隆俊 工業化学雑誌 69 (2), 256-259, 1966

    ...ハロニトリルを添加剤の存在下にスズと直接反応させ,ニトリル基を持つ有機スズ化合物を合成した。スズはくに対して理論値の1.3倍量のICH<SUB>2</SUB>CH<SUB>2</SUB>CNのほかに,添加剤として少量のマグネシウムやテトラヒドロフランを三つ口フラスコに入れ,加熱しながらかきまぜて反応させた。...

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  • スルホン酸型カチオン交換繊維の製造

    江川 博明 工業化学雑誌 68 (6), 1159-1161, 1965

    ...テビロン,サランはスルホン化が困難であり,カネカロンの場合に含有ニトリル基の加水分解によるカルボキシル基の生成を伴ってスルホン化が行なわれることが見いだされた。カネカロンについてはスルホン化前にカルボキシル基を導入するとスルホン化反応が容易になることや,スルホン化に中性の亜硫酸ナトリウム水溶液を用いると,反応の際にニトリル基の加水分解が抑制され良好な交換繊維が得られることが明らかになった。...

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  • カルボン酸型カチオン交換繊維の製造

    江川 博明 工業化学雑誌 68 (7), 1304-1306, 1965

    ...ポリアクリロニトリル系繊維の含有するニトリル基を加水分解してカルボキシル基を導入する方法により,良好なカルボン酸型カチオン交換繊維を製造することを試みた。...

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  • アクリロニトリルの塩化亜鉛水溶液重合における過硫酸アンモニウムと過酸化水素の作用

    中島 通公, 三鍋 康彦 工業化学雑誌 68 (2), 373-377, 1965

    ...AN,PAN,アクリルアミド,アクリル酸メチルおよびプロピルアルコールのごとき有機物の攻撃され易さは二重結合と,ニトリル基の存在で非常に大きくなる。生成物の詳細は不明であるが,変質したPANの赤外吸収スペクトルは,酸化亜鉛による変質物,過塩素酸処理物と同様に,ニトリル基,メチレン主鎖の両者が破壊され,カルボニル基,-C=N-結合の生成があったことを示している。...

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  • <I>N</I>-置換-ビス(3-アミノプロピル)アミン誘導体と尿素よりのポリ尿素の合成

    飯山 比呂美, 浅倉 政美, 木本 浩二 工業化学雑誌 68 (1), 240-242, 1965

    ...<BR>この型のポリ尿素は,一般に融点が低く,Rがアルキル基のものは,流動点が20~70℃で,フェニル基,<I>p</I>-トリル基のものは110~115℃である。Rが炭素数5以下のアルキル基のものは,酸,アルコールに溶解し,ベンゼン,トルエンに一部溶解する。炭素数9以上のアルキル基のものは,ベンゼン,トルエンに溶解し,アルコールには溶け難くなる。...

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  • キセノン共鳴線によるアクリロニトリルの重合

    門井 一, 田畑 米穂, 大島 恵一 工業化学雑誌 68 (1), 229-232, 1965

    ...放射線重合によるポリマーと比較してみると,キセノン共鳴線によるものは重合温度が下るにつれてニトリル基も重合し,環状ポリマーが得られることが赤外吸収スペクトルより判明した。重合のみかけの活性化エネルギーは,高温域(-100℃~-130℃)では3.1kcal/mol,低温域(-130℃~-196℃)では0.06kcal/molであった。...

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  • 両性イオン交換繊維の製造

    江川 博明 工業化学雑誌 68 (9), 1769-1772, 1965

    ...ポリビニルアルコール熱処理繊維をハロゲンアセタール化し, まずオキシ塩化リンまたはリン酸- 尿素によりリン酸エステル化して, リン酸基を導入した後, ついで含有ハロゲン基をメチルアミン,エチレンジアミンでアミノ化してアミノ基を導入する方法により,カチオン交換容量1.5~2.5meq/g,アニオン交換容量1.0~2.0meq/gの両性イオン交換繊維を, また, 塩化ビニル- アクリロニトリル共重合体繊維の含有するニトリル...

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  • ポリアクリロニトリルとアルコールの付加反応

    関 淳次 工業化学雑誌 68 (2), 378-381, 1965

    ...62%硝酸中0℃ で<I>t</I>-ブタノールの反応速度を調べた結果,ニトリル基の60%以上が反応すると,反応速度が低下することが明らかになった。また67.5%硝酸に冷時PANを溶解し,1~10wt.%の<I>t</I>-ブタノールを加えて反応させた後,湿式紡糸して製造した繊維は強度2.0~3.4g/d,伸度14~26%であり,反応率と共に,結晶化度は低下し,染色性は向上した。...

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  • アミノニトリルの重付加反応に関する研究

    後藤 朗知, 加納 夏樹, 東村 敏延 高分子化學 22 (247), 746-751, 1965

    p-Aminobenzyl cyanide hydrochloride afforded a polyamidine hydrochloride of structure (I) by heating it at 200-230°C. Viscosity (ηsp/C) of the polymer increased with increase …

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  • 濃厚塩化亜鉛水溶液中のポリアクリロニトリルの変質

    中島 通公 工業化学雑誌 67 (12), 2133-2137, 1964

    ...苛酷な条件下ではポリマーは,ニトリル基をほとんど失い,酸素をかなり持つもの,すなわち酸アミド,カルボン酸などカルボニル基を含むとともに,メチレン主鎖も崩壊しほとんどの溶媒に不溶な部分をもったものとなることが,赤外吸収スペクトルおよび元素分析によりわかった。...

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  • テトラシアノエチレンから合成した有機半導体の物理的性質と構造

    能勢 義紀, 籏野 昌弘, 神原 周 工業化学雑誌 67 (10), 1604-1607, 1964

    ...テトラシァノエチレン中のニトリル基は金属塩または活性水素を有する化合物の混在下で加熱すると,漸次千C濡N今一型の結合に変化し,反応温度の上昇ととも紀ニトリル基の存在は認められなくなることを赤外吸収スペクトルの観測によって確認した。...

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  • ポリ-α-クロルアクリロニトリルの合成とその有機半導体への応用

    久布白 兼三, 籏野 昌弘, 神 原周 工業化学雑誌 67 (10), 1612-1616, 1964

    ...このアミン処理によって,ポリ-α-クロルアクリロニトリルの主鎖に長い共役二重結合連鎖が生成したが,ニトリル基の分子内反応はほとんどおきないことが確かめられた。一方,ポリ-α-クロルアクリロニトリルを熱分解すると,脱塩酸反応とともにニトリル基間の分子内反応もおき,梯子型構造への変化が観察された。これらの試料の電導度およびその活性化エネルギーを測定することによって,試料の構造について多くの知見をえた。...

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  • 二価金属イオンとニトリル基との配位結合

    中島 通公, 網屋 慎哉 工業化学雑誌 67 (2), 349-352, 1964

    ...以上の事実からアクリロニトリルおよびポリアクリロニトリルの濃厚塩化亜鉛水溶液への溶解にはニトリル基の亜鉛(II)への配位が寄与していると結論した。...

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  • 赤外線分光分析によるスチレン・アクリロニトリル共重合体の熱分解の研究

    神戸, 博太郎, 柴崎, 芳夫, 岩本, 恒夫, KAMBE, Hirotaro, SHIBASAKI, Yoshio, IWAMOTO, Tsuneo 東京大学航空研究所集報 3 (7), 690-705, 1963-09

    ...したときの赤外線吸収スペクトルの変化を追跡し,比較的低温(160℃~210℃)におけるSt・AN共重合体の熱分解機構を研究した.簡単な加熱セル中に目の大きさが3mmの金網と合わせてフィルム状の試料をおき,窒素または空気中で一定温度で連続的に加熱しながら一定時間ごとに赤外線吸収スペクトルを記録した.この方法により,溶融した共重合体を試料の表面張力の作用によって金網の目の間に薄膜状に保持することができる.ニトリル...

    機関リポジトリ Web Site

  • シアノコバルト錯イオンによる不飽和結合の接触還元と副反応

    村上 増雄, 川井 龍太郎, 鈴木 洗次郎 日本化學雜誌 84 (8), 669-673,A44, 1963

    ...ニトリル基は還元されずに加水分解される。シアン化ベンゾイルの還元アミノ化では,ケトンのところで分解し,安息香酸とそのアミドが生成した。α-オキシイミノベンジルニトリルからは,安息香酸と少量のα-アミノフェニル酢酸が得られた。アクリルニトリルでは付加,加水分解が起り,コハク酸とエトキシプロピオン酸が生成したので,付加と還元の起る条件について検討した。...

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • アクリロニトリルの塩化亜鉛水溶液重合

    吉田 正俊, 田内 啓介 高分子化學 20 (221), 545-550, 1963

    Polymerization of acrylonitrile (AN) initiated by α, α′-azobisisobutyronitrile (AIBN) in a 58 wt% zinc chloride aqueous solution at 50°C has been investigated. Initial rate ofpolymerization …

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  • 青酸性状に関する研究(第3報)

    小野田 潔 日本農芸化学会誌 36 (2), 167-172, 1962

    ...<br> (3) -C≡N結合について:ポーラログラフによる酸化波より, (HCN)<sub>4</sub>中にニトリル基の存在することを定性的に明らかにした.紫外分光分析においてニトリル及び(HCN)<sub>4</sub>が発光することを知り,青酸中に生ずる(HCN)<sub>4</sub>に対する螢光鑑識の可能性を見出した....

    DOI Web Site 医中誌

  • ポリアクリロニトリルの分別に関する研究

    藤崎 誼達 高分子化學 19 (201), 56-63, 1962

    Several problems were discussed on the fractionation of polyacrylonitrile using the nitric acid-butyl alcohol system and the following results were obtained:<BR>1) It was concluded from the infrared …

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  • α-水素を有するニトリルーアミン間の水素結合

    小田 良平, 吉田 善一, 大沢 映二 工業化学雑誌 63 (9), 1556-1560, 1960

    ...また,イソブチロニトリル(プロトン供与体)~ベンゾニトリル( プロトン受容体) 系への屈折率法の適用によりニトリルのα-水素とニトリル基の間に水素結合が形成されることが示され,このことから,ポリアクリロニトリル繊維の分子間力がこのタイプの水素結合であることが確められた。...

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  • α-(<I>p</I>-シアノフェニル)-アクリロニトリルの合成ならびに重合に関する研究

    田中 誠, 恒次 利幸 工業化学雑誌 62 (11), 1788-1790, 1959

    ...これらの重合性はシアン化ビニリデンと類似しており,一種の陰イオン重合と考えられるが,これはC.P.A.N.の<I>p</I>位のニトリル基の電子吸引性が<I>E</I>効果によってアクリロニトリルのα位に伝達され,その結果,二重結合がシアン化ビニリデンと大差ない程度に大きく分極していることに基因するものと考えれる。...

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  • 混用繊維の系統的鑑別法

    寺田 宏, 山本 朝人, 村本 裕 工業化学雑誌 61 (11), 1504-1508, 1958

    ...鑑別をさらに確実に行うため,確認試験として数種類の鑑別用試薬による染色試験と,窒素,ニトリル基,塩素の定性試験ならびに顕微鏡試験とを併用する。...

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  • [68] ポリアクリロニトリルの溶解機構に関する一考察

    鈴木 昭三 高分子化學 11 (113), 378-384, 1954

    ...ボリアクリロニトリルのニトリル基に対してa位にある水素原子が, 比較的プロトン的性格をもっていること, したがって溶媒和は, N=C-C-H…O=C<の親和性にも大きく依存することおよびポリマーのニトリル基同志以上に, これとアミド基との親和性が大きいことなどを, ポリマーの基底モデル化合物のイソブチロニトリル, プロピオニトリルなどを用いて赤外線吸收スペクトルにより, 定性的に実証した。...

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  • ブナNの單文子膜に就て

    鐸木 啓三 日本化學會誌 63 (9), 1058-1060, 1942

    ...ブナNはニトリル基を含むために水面上に單分子膜を形成することが出來る.此の膜の表面壓を3°~32°の範圍に亘つて測定した.得られたF-a曲線は新しい型のものである.即ち蛋白質の約10倍の壓縮率を示す液體膜であり,その面積を5分の1以下にしても膜の崩壤が起らない.温度の上昇は面積壓を小さくする.以上の結果より此の膜の構造につき推測を試みた....

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