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  • つながりへの希求と忌避 : イギリス南西部グラストンベリーの女神運動にみる共同性のあり方

    河西 瑛里子 文化人類学 80 (3), 406-426, 2015

    ...第II章では調査地グラストンベリーと対象になる女神運動の特徴を記述する。続く第III章では、実践者のライフストーリーを取り上げる。特にグラストンベリーへの移住の有無の理由に注目し、望ましいと考えられている関係性の形を示す。第IV章と第V章では、自らの内面を語り合うことで生まれる関係は避けられる一方で、パーティへの参加といった、より気楽な関係が望まれている様子を描き、その理由を検討する。...

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  • フィールドにおける調査者と被調査者の関係性

    河西 瑛里子 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2014 (0), 29-, 2014

    本発表では、発表者によるイギリスでのフィールドワークを事例として、文化人類学における調査者と被調査者との関係性について考える。特に、調査者が当事者意識をもちやすいオルタナティヴ・スピリチュアリティという、新しい形で宗教的な事柄を実践しようとする人々を対象とする。そのうえで、ヨーロッパを人類学の対象とする意義について、欧米人の被調査者と非欧米人の調査者という観点から考察したい。

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  • 聖地における癒しとコミュニティ

    河西 瑛里子 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2011 (0), 89-89, 2011

    ...オルタナティヴ・スピリチュアリティの聖地として知られる、英国南西部のグラストンベリーにおける女神運動のコミュニティに注目し、参加者にとって、話や体験を共有するこのコミュニティの存在が癒しとなっていること、「女神の聖地」グラストンベリーにいること自体が癒しとなっていることを指摘する。...

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  • 女神にひかれる男たち--現代の欧米の新しい宗教的実践におけるジェンダーについて

    河西 瑛里子 人文學報 98 269-296, 2009-12-30

    ...女神運動における男性の位置づけとしては,1)排除される,2)劣位に置かれる,3)歓迎される,の三つが考えられるが,ニューエイジの聖地として知られる,イギリスのグラストンベリーで1990年代に始まった女神運動は3)にあたる。この女神運動では,男神は排除するが,女神を崇拝する男性は歓迎するという姿勢をとっているため,他の女神運動のグループと比べると,男性の割合が比較的多い。...

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  • ヨーロッパ人のスーフィー実践

    河西 瑛里子 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2009 (0), 128-128, 2009

    ...英国南西部のグラストンベリーという町は現在、ニューエイジの聖地として、主に欧米諸国の白人の間で知られている。当地では、様々な宗教的実践がみられるが、ヨーロッパ人が主な信者であるスーフィズムのナクシャバンディ教団の活動もその一つである。本発表では、グラストンベリーにおける具体的な活動の実態をフィールドワークに基づいて報告し、この町におけるスーフィズムの位置づけを示す。...

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  • 「ペイガニズム」という伝統

    河西 瑛里子 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2008 (0), 166-166, 2008

    キリスト教到来以前のヨーロッパにおける信仰の復興運動、ネオペイガニズムを通して、伝統の創出について考える。本運動は、外部からは創られた伝統とされるが、当事者は過去との連続性を主張し、「本物」の信仰の復興をめざしている。その一方で、北米やオーストラリアの先住民族の文化を積極的に取り入れている。ここでは、とりわけドルイドの実践を取り上げ、彼らがなぜ「伝統」を復興させようとしているのか、考えてみたい。

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