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検索結果 93,583 件

  • 気候変動の予測研究と適応の意思決定をつなぐ

    高薮 出, 花崎 直太, 塩竈 秀夫, 安部 大介, 生駒 栄司, 石川 洋一, 江守 正多, 大塲 あい, 小埜 恒夫, 嶋田 知英, 田浦 健朗, 高橋 潔, 仲江川 敏之, 中北 英一, 西森 基貴, 初鹿 宏壮, 福渡 潔, 真砂 佳史, 三上 直之, 横木 裕宗, 吉川 実, 渡部 雅浩 水文・水資源学会誌 advpub (0), 2024-05-05

    <p> 昨今、気候予測や影響評価に関する様々な情報が創出・発信されている。しかし依然として個々の意思決定者のもとにまでそれらの情報は行きわたっておらず、気候変動適応に関する意思決定がなされるまで効果的に利活用されているとは言い難い。この課題に対し、様々な分野の専門家が集まり、①気候予測と影響評価の専門家と適応策の意思決定者の関係はどうあってそれぞれ何をすべきか、②気候予測と影響評価の専門家と適応…

    DOI Web Site 参考文献3件

  • カーボンナノチューブ紡績糸を用いた環境発電用布状熱電変換素子

    中村 雅一 日本画像学会誌 63 (2), 157-167, 2024-04-10

    ...<p>孤立小型電子機器やセンサーネットワークの電源としてエナジーハーベスティング技術の必要性が高まっている.人体や人間の活動に伴って放出される熱は有望なエネルギー源の一つであり,熱電変換技術が注目を集めている.このとき,設置の容易さや使用者が冷たさ,硬さなどの違和感を覚えないという「使い勝手」を重視し,常在する熱流を増減させることなく,必要な電力を許されるコストで生み出せるかどうかという尺度が重要となる...

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  • 配線間容量を利用したニューロン電子回路に基づく範囲内ハミング距離検索連想メモリ

    西口 大嗣, 矢原 充敏, 原田 裕二郎, 福原 雅朗, 藤本 邦昭 J107-C (4), 125-132, 2024-04-01

    ...近年,パターンマッチングの高速化がデータ圧縮やネットワークの分野などで求められている.しかし,このパターンマッチングの処理を一般的なコンピュータで行った場合,データ量の増加に伴い検索時間が増大する.本論文では,配線間容量を利用したニューロン電子回路に基づく範囲内ハミング距離検索連想メモリを提案する.通常,配線間容量は回路の誤動作の原因となるため削減対象であるが,本ニューロン電子回路では配線間容量を積極的...

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  • 幹線道路における閑散時旅行速度の国際比較分析

    稲本 雄一, 張 馨, 中村 英樹 交通工学論文集 10 (2), 1-9, 2024-04-01

    ...<p><tt>近年、日本の道路ネットワークは概成しつつあるものの、道路の旅行速度は諸外国に対して低い水準にあると言われている。このため、交通量の影響が小さい状態での旅行速度を国内外で比較し、旅行速度差の要因となっている道路構造、交通運用を明らかにすることは重要である。...

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  • 圧電収音に基づく接触点位置推定のためのBivariate Mixup

    米澤 祥吾, 谷口 行信, 入江 豪 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J107-D (4), 155-165, 2024-04-01

    ...生活様態の変化により人が机の前で過ごす時間が増加している一方,人物動作認識において机の前での動作の認識に着目した研究例は少ない.机の前での動作は手と机のインタラクションが中心であり,然るに手が机上のどこに触れているかを正確に認識できることが重要となる.本研究では,手が机に触れた際の接触音からその位置を推定する新たな問題に取り組む.机に設置した3機のピエゾマイクで収音した接触音から,畳み込みニューラルネットワーク...

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  • 道路空間再編が道路ネットワークに与える影響とその評価に関する研究

    本川 晃楽, 森本 章倫 交通工学論文集 10 (3), A_59-A_67, 2024-04-01

    ...一方で道路空間を再編すると、道路ネットワーク全体で交通流が変化し、賑わいの創出といった正の効用だけでなく渋滞発生や交通安全性の低下といった負の効用が生じる可能性がある。そこで本研究では、道路空間再編が与える道路ネットワーク全体への影響について、交通シミュレーションを用いて円滑性・安全性の観点から定量的に評価する。...

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  • 【依頼論文】台湾媽祖懇親会と両岸媽祖廟間ネットワークの発展

    曽 心言, 曽 偉, 林 晶 京都文教大学総合社会学部研究紀要 25 79-89, 2024-03-31

    ...台湾媽祖懇親会と両岸媽祖廟間ネットワークの発展は、双方向の相互作用、規模化、多元化、学術化などの傾向を呈し、両岸の文化交流を促進し、両岸関係の平和的発展を推進し、両岸人民の福祉を増進するなどの面で積極的な役割を果たしている。...

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  • 機械学習を活用した通信用光増幅器設計

    小野, 浩孝, ONO, Hirotaka 湘南工科大学紀要 58 (1), 17-21, 2024-03-31

    ...本報告では,光ファイバ伝送システムでは光中継器として使用されるエルビウム添加ファイバ増幅器 (EDFA) にニューラルネットワーク (NN) を用いた逆設計を適用し,目標特性からEDFAパラメータを導出ことができることを示し,EDFAに対する逆設計の有効性を示す。...

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  • 多層ネットワーク分析の地域経済への応用

    田端,克至 年報・中部の経済と社会 2023 39-51, 2024-03-31

    ...この論文は、多層ネットワーク分析の手法を地域経済に応用している。地域が直面する課題は、今後一層複雑化し、問題の本質的な原因を検出することが難しくなっていくと考えられる。この分析手法は、まさにこういう状況にこそ真価を発揮できると期待される。本論文は、前半は単層と多層の関連性について理論的な関連性を中心に論じている。後半は、その理解をもとに、地域分析に応用している。...

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  • ケアが紡ぐ人間関係と抵抗──『上海宝貝』再読

    花尻,奈緒子 人文論叢 : 三重大学人文学部文化学科研究紀要 (41) 35-50, 2024-03-31

    ...また、後者は、明治初年に上流社会で流行した能楽や茶事を自己の地位にふさわしい文化的アイテムとして彼らが積極的に取り入れ、趣味のネットワークを形成した過程である。二つの差異化の過程は、勉学・学校教育の貶価や伝統文化への傾倒という点で、プレモダンへの志向という特徴を共に持つ。...

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  • 急性期リハビリテーションから一歩踏み出した地域連携促進の実践活動

    一重 吉史 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 118-118, 2024-03-31

    ...CRCN (Cardiac Rehabilitation Continuous Network):心臓リハビリテーション継続率向上を目的に首都圏急性期病院、回復期病院、介護保険施設、民間運動施設などの多種施設で地域連携ネットワーク (CRCN)を構築、一貫性のある心リハプログラムが継続できるよう施設間共有のサマリーを使用し取り組んでいます。...

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  • 内容分析手法を用いた形態素解析と構文分析及び共起分析の提案-仕事と腰痛のツイートデータを例として-

    原田 裕輔, 澤野 純平 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 311-311, 2024-03-31

    ...上位150位の共起ネットワーク分析の結果、サブグループとして27グループが抽出された。また Jaccard係数0.1以上の共起ネットワーク分析では“休む”“デスク”“ワーク”“人間”“関係”“頭痛”“腹痛”などの語が抽出された。これらの媒介中心性の高い語では“回復”“対策”が抽出された。多次元尺度分析では、“回復”“対策”の語に周辺に“疲労”“整体”“ストレス”といった語が抽出された。...

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  • 地域在住高齢者における社会参加促進プログラムが心身機能に及ぼす効果ーアクションリサーチによる取り組みー

    安齋 紗保理, 佐藤 美由紀, 芳賀 博 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 73-73, 2024-03-31

    ...調査項目は,基本属性 (年齢,性別等),手段的自立,社会活動,社会的ネットワーク,健康関連QOL等であった。追跡調査では,実施したプログラムの参加状況,ネットワークの主観的変化を調査した。分析は,プログラム参加の有無で2群に分け,プログラム不参加者は傾向スコアマッチングを用いて対照群を抽出した。各変数の変化について,繰り返しのある二元配置分散分析を用いて分析を行った。...

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  • 高齢化社会を豊かにする交流ネットワーク改革の提言

    高橋 正憲, 野尻 一紀 プロジェクトマネジメント研究報告 4 (1), 99-104, 2024-03-31

    ...高齢化社会における課題解決に係る多くの先行研究において, 根底に個人間やコミュニティ, 企業との関係性など, 社会的なつながり(本稿では交流ネットワークと呼ぶ)が不可欠であることが指摘されているが, それを実現する具体的な施策についての研究が十分でないことが分かった....

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  • 精神運動発達遅滞児でコミュニケーション対象者の違いがもたらす脳機能ネットワークの差異についての検証

    山内 良祐, 牟禮 努, 小寺 晶子, 木村 あずさ, 大角 しずか, 池尻 生実, 伊藤 大輝, 村田 伸, 兒玉 隆之 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 111-111, 2024-03-31

    ...本解析にてICA周波数分析を実施し、脳機能ネットワークを算出同定した。 </p> <p>【結果】</p> <p> 解析の結果、PT条件では、前頭葉におけるβ波減衰、後頭葉におけるθ波減衰、頭頂葉におけるα波減衰、β波増幅の同期的なネットワーク活動を認めた。一方、母条件では、前頭葉におけるθ波、α波及びβ波増幅、頭頂葉におけるα波増幅の活動を認めた。...

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  • 回復期リハビリテーションから一歩踏み出した通いの場立ち上げ支援の実践活動

    羽中田 賢 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 119-119, 2024-03-31

    ...近年入院患者は高齢化,重複疾患化,認知症併存,老々介護,独居など多くの制約因子が複雑に絡んでいる.また退院患者の中には,介護保険非該当者や介護保険サービスの利用に消極的な者も散見され,退院後に参加する場所の提案などに難渋する事が多い.したがって在宅生活や地域活動の参加を視野に入れ,介入・助言等や介護予防活動に繋ぐ働きかけが求められている.東京都板橋区では区内に従事するリハ専門職で組織した「板橋区地域リハネットワーク...

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  • 生活期リハビリテーションから一歩踏み出した地域包括ケアシステムを通じたリハマネジメント

    大沼 剛 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 120-120, 2024-03-31

    ...び社会適応能力等の日常生活 能力並びにその能力の改善の可能性,3.利用者の日常生活能力を維持又は向上させる介護の方法及び留意点,4.家屋等の環境調整の可能性及び家具や調理器具等の生活用具の工夫,5.その他リハの観点から情報共有をすることが必要な内容,利用者の有する能力,自立のために必要な支援方法及び日常生活上の留意点に関する情報提供を行うことが求められている.そこで板橋区地域リハビリテーションネットワーク...

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  • 新宿区における、医療介護一体的事業における理学療法士のかかわり

    筧 慎吾, 斉藤 礼子, 安田 淑子, 中嶋 祐介, 若林 秀隆 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 157-157, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに】</p><p>医療・介護において、地域連携、多職種共働、官民連携など ネットワーク (NW)を構築することは重要である.急性期病院、回復期病院、クリニック、老健、訪問リハなど、新宿区内のリハビリテーション職種が勤務する施設のリハビリNWを2014年に構築した.NWでは共通サマリーの作成や新宿区役所と連携した高齢者向け区オリジナル筋力トレーニング「しんじゅく100トレ」の開発と支援や...

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  • ウォーキング嗜好高齢者の体力・運動能力の傾向

    神田 岳, 小保方 祐貴, 釜谷 邦夫 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 257-257, 2024-03-31

    <p>【目的】</p><p> ウォーキングは種々の効果が報告がされており、健康増進目的にウォーキングを嗜好する高齢者は多い。しかし、ウォーキング嗜好高齢者の体力に関する報告は少ない。そこで、本研究は地域在住のウォーキング嗜好高齢者に対してスポーツ庁の体力 ・運動能力調査 (以下、体力調査)の一部を実施することで、体力・運動能力の傾向を調査することを目的とした。 …

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  • 住民調査データに基づく事業改善の取り組み

    根本 裕太 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 34-34, 2024-03-31

    ...通いの場不参加者の特徴について、修正ポアソン回帰分析を実施した結果、身体不活動者、独居者、生活機能低下者は通いの場に参加しにくく、歩きやすい場所が多い地区に住む者、運動に適した公園や歩道が多い地区に住む者、多様な社会的ネットワークを持つ者では通いの場に参加しやすいことが示唆された。...

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  • グローバリゼーション/ディグローバリゼーションのダイナミズムと経済システムの変容

    河村 哲二 イノベーション・マネジメント 21 (0), 35-70, 2024-03-31

    ...その結果、アメリカを中心としてグローバルに経済成長を加速する新しい経済システムとして、「グローバル成長連関」―「グローバル・シティ」の都市機能とそのネットワークの重層的発展およびニューヨーク金融ファシリティをグローバル・センターとするグローバルな資金循環構造(「新帝国循環」)が複合した関係―が出現した。...

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  • 計量テキスト分析による一般市民の世代間交流の認識に関する検討

    大庭 輝, 松田 侑子, 小河 妙子 老年臨床心理学研究 5 (0), 35-47, 2024-03-31

    ...共起ネットワーク分析の結果,【知識や経験の伝達】【慣習の伝達】【認知機能の低下予防】【価値観の差異】【活力】【疲労】【感染症のリスク】【利他的な感情】の8つのグループが抽出された。各グループの出現頻度は,世代間交流の良い点・悪い点別や質問項目で尋ねた世代別(高齢者・子ども)で異なっていた。以上の結果は,地域臨床における世代間交流の実践の促進に寄与する知見を提供した。...

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  • 介護予防の地域連携における歯科衛生士の役割  ~ 秋田県フレイル健診から見えた課題 ~

    川村 孝子, 藤原 元幸, 甫仮 貴子, 山口 柳子, 遠藤 孝子, 小武海 明美, 佐藤 嘉晃, 小原 由紀, 田所 大典 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 15-15, 2024-03-31

    ...フレイル健診の一人あたりの所要時間は約2時間で、すべての測定結果はネットワークで共有され、当日に健診結果を受診者に提供し個別指導を行った。</p><p>【結果】</p><p>2022年のフレイル健診は、5~12月、秋田県内8市町村、40会場で実施した。初回健診参加者は、542名 (男性121名、女性423名)、平均年齢は76.4±4.3歳であった。...

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  • 現役世代(就労者)を対象とした運動器検診導入へ向けた取り組み

    青木 真也, 丸山 凌, 藤倉 淳, 渡 良太, 大橋 優伽, 北爪 崇希 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 417-417, 2024-03-31

    ...意見・感想では良好な意見の一方で、「セルフケア方法は動画があるとわかりやすいのでは」といった声があった。 </p><p>【結論】</p><p> シュミレーション参加者には概ね満足いただけ、内容についてもわかりやすいとの意見が多かった。参加者の意見を元に、セルフケアの各項目の動画を作成しWEBで視聴できるように設定予定である。...

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  • 介護予防のための生活習慣継続をめざした多職種連携プログラム(新・ほい大健康プログラム)の評価

    大川 由一, 細山田 康恵, 鈴鹿 祐子, 大内 美穂子, 室井 大佑, 松尾 真輔, 佐久間 貴士, 細谷 紀子, 佐伯 恭子, 成 玉恵, 栗田 和紀, 松浦 めぐみ, 峰村 貴央, 酒巻 裕之, 岡村 太郎, 成田 悠哉, 江戸 優裕 千葉県立保健医療大学紀要 15 (1), 1_62-1_62, 2024-03-31

    ...</p><p>(考察)</p><p> 「介護予防」に焦点化した「ほい大健康プログラム」の実施により,地域住民の生活習慣の改善のみならず健康に関する意識の向上,住民同士のネットワーク構築といった効果あることが確認された.</p><p>(倫理規定)</p><p> 本研究は,千葉県立保健医療大学研究倫理審査委員会の承認を得て実施した(承認番号2021-07)....

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  • 通所型サービスC利用者の基本チェックリスト項目間の関連について

    横川 正美, 小堺 武士, 古矢 泰子, 木村 創史, 丸居 夕利佳, 米田 貢, 山崎 俊明 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 316-316, 2024-03-31

    ...ネットワーク解析において媒介中心性が大きかった質問の上位5 項目は、70歳代の19年度がNo.16、21、4、19、1であり、20年度はNo.14、25、22、1、16であった。80歳代は19年度が No.25、1、19、8、3であり、20年度はNo.25、22、2、9、 11であった。...

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  • サービス付き高齢者向け住宅の機能と役割について-入居に至る背景・生活サービス・健康ニーズ-

    佐々木 聖子, 山田 英人, 枝廣 誠彦 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 54-54, 2024-03-31

    <p>【目的】</p><p> サービス付き高齢者向け住宅(以下サ高住)は、高齢者の自立生活支援に有効に機能しているか、入居に至る背景・生活支援サービス・健康ニーズの観点から考察することを目的とした。 </p><p>【方法】</p><p> ①入居時自由記述式アンケート(2019.8)②夏季冬季室内環境調査(2020.8~2021.1)③経過記録(2020.12)を質的に分析し考察した。 …

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  • 少子高齢化社会を活性化する多世代交流の促進

    高橋 正憲, 野尻 一紀 プロジェクトマネジメント研究報告 4 (1), 111-116, 2024-03-31

    ...</p><p>本稿ではリーン・スタートアップをベースとしたSDGsスタートアップ方法論のアプローチを活用し,社会問題の解決に取り組む実際の活動に参加して,その体験から世代間の交流を促進するネットワークを構築するマネジメント手法を開発する.2023年1月に突然提起された「異次元の少子化対策」を受けて,(政府の経済的支援を中心とする政策とは別の),高齢者,現役,若者の3世代に向けた社会的アプローチによる...

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  • 「提案」による小学校社会科の改善―第5学年 小単元 「情報産業とわたしたちのくらし」を事例に―

    菊池 八穂子 名古屋学院大学論集 社会科学篇 60 (4), 227-234, 2024-03-31

    本研究は,小学校社会科教育を「提案」を学習過程に組み込むことによって改善するための方途を明らかにすることを目的とする。社会科の授業の中で知識を活用する方法として「提案」を用いることはすでに論じられてきた。一般的な知識獲得を先行する概念探究型授業は入力型授業,「提案」を中心とする授業は出力型と分類される。出力型授業は社会的自己認識を深めることのできる優れた指導法であるものの,教師の力量が求められる…

    DOI 機関リポジトリ

  • ノルウェーの博物館におけるデジタル施策の現状

    宮前, 知佐子 国立民族学博物館研究報告 48 (2), 233-267, 2024-03-29

    ...1 はじめに 2 ノルウェーの文化施策とデジタル化の状況 2.1 ノルウェーの文化施策 2.2 デジタル化により変わる生活様式 2.3 調査対象 3 ノルウェーの博物館におけるデジタル技術の活用 3.1 野外博物館における再現展示 3.2 地方の博物館から派生したデジタル目録ネットワーク 3.3 美術館における鑑賞支援と収蔵品管理 3.4 歴史博物館における電子的演出 4 まとめと今後の展望...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE

  • 投書という文化 : ポスト・ソビエト期の情報ネットワークとロシアの先住民族の社会運動の歴史的関係

    是澤 櫻子 アイヌ・先住民研究 4 1-31, 2024-03-29

    本稿の目的は、投書という手紙資料の分析を通して、ロシアの先住民族の社会運動において企業や行政と交渉するための知識がどのように共有されてきたのかを明らかにし、先住民族の社会運動と情報支援の関係について考察することである。従来のロシアの先住民族研究は、先住民族の権利を保障するための既存の法律の理念と実態が乖離しており、その差を埋めるために先住民族集団が交渉相手である企業や行政の言説を熟知して交渉の糸…

    DOI HANDLE

  • RNNを用いたTCP輻輳ウィンドウ減少量調整手法の実現可能性評価

    風間, 龍, 児嶋, 陽平, 阿部, 洋丈, 李, 忠翰 情報処理学会論文誌コンピューティングシステム(ACS) 17 (1), 1-12, 2024-03-26

    Recurrent Neural Network(RNN)による帯域予測を用いることで,既存の輻輳制御アルゴリズムのスループット改善が期待できる.しかし,先行研究における性能評価は,シミュレーションデータを用いてのみ行われている.実環境は,シミュレーションと比較して,様々な要因が影響するため,同等の予測性能が出るとは限らない.そのため,この手法は実環境でも十分な予測性能が出るかを検証する.本研究…

    情報処理学会

  • 新製品導入の成功と失敗

    水野 誠 明治大学社会科学研究所紀要 62 (2), 105-125, 2024-03-25

    ...第2の研究では、消費者間の相互作用を複雑ネットワーク理論に基づく類型で捉え、さらに採用行動類型の違いを加味したときに生じる新製品の普及パタンの違いを仮想的条件のもとでのシミュレーションを行うことで探求した。いずれも新製品の成功-失敗を引き起こすメカニズムの解明にとって一助になると期待される。...

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  • DAX40社の中核11社と全体の所有構造比較

    清水 一之 明治大学社会科学研究所紀要 62 (2), 2-21, 2024-03-25

    ...この資本流動性ネットワークは,環境によって直接的または間接的,能動的または受動的な形態で効率的に変化している。一国経済の資本調達能力は,伝統的な中央集権的な資本機構から複雑化・高速化した分散・自動化された仮想市場へと移行しつつある。...

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  • 翻訳 テュービンゲン大学School of Education の事例から見る教師教育制度化のメルクマール

    トルステン ボール, ニーナ ベック, 久保田 周子, 鈴木 篤 教育基礎学研究 21 13-25, 2024-03-25

    ...1 はじめに― 近年のドイツにおける教師教育の主な進展 / 2 ドイツにおける教師教育の組織形態と機関 / 3 テュービンゲン・スクール・オブ・エデュケーション(TueSE)の事例 / 4 特徴 /  4.1 パラダイムに関する開放性 /  4.2 ネットワーク化と(関係者の)参加促進 /  4.3 幅広い業務 /  4.4 階層型構造に代わる納得(Überzeugung) /  4.5 イノベーション...

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  • 老人クラブ会員におけるボランティア活動と身体・心理・社会的健康状態との関連

    伊藤 倫, 和泉 京子, 金谷 志子 武庫川女子大学看護学ジャーナル 9 28-40, 2024-03-24

    ...有効回答の146 人を分析対象とし、ボランティア活動の有無別および人を直接的に支援する活動の有無別に単変量解析を行った結果、ボランティア活動を行っている者は、主観的健康感とIADL、抑うつ、社会活動とソーシャルネットワークが有意に高く、人を直接的に支援する活動の有無別にはいずれの項目にも有意差はなかった。ボランティア活動の有無を従属変数とした多変量解析では主観的健康感が抽出された。...

    DOI 機関リポジトリ

  • オントロジーの論理構造と語彙情報を考慮した概念包含のための埋め込み学習

    飯島 彩友, 兼岩 憲 人工知能学会第二種研究会資料 2023 (SWO-062), 06-, 2024-03-23

    <p>ナレッジグラフに対して様々な埋め込みモデルが提案されているが,それはオントロジーからの包含関係などの予測を強化できない.そこで近年,オントロジーの語彙情報を活用したり,論理構造を図形的に解釈して埋め込み学習を行う手法が提案されてきた.しかし,それらの埋め込み手法のほとんどは論理構造といっしょにオントロジーの語彙情報を学習に使用していない.そこで本研究では,オントロジーの語彙情報を取り入れな…

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  • 飯田松川で採集されたアカザの黄色変異個体

    柳生 将之, 宮澤 明日加 伊那谷自然史論集 25 (0), 29-32, 2024-03-22

    ...2023 年10 月4 日に,長野県飯田市の松川下流部においてアカザの黄変個体を確認した.ナマズ目魚類の黄変個体は色彩変異として一般的であり,滋賀県琵琶湖北部に生息するイワトコナマズの黄変個体は“ベンテンナマズ”と呼称されて大切に扱われている.アカザの黄変個体は,SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)上で散見されるが,出典が明らかな文献や魚類調査関係者らへの聞き取りからの情報は得られなかった....

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  • 小児の新型コロナウイルス感染症の疫学とワクチン

    岡田 賢司 日本小児アレルギー学会誌 38 (1), 65-70, 2024-03-20

    <p>世界保健機関(WHO)は新型コロナワクチンの接種推奨を2023年3月28日に更新した.その中で,健康小児(生後6か月~17歳)に対するワクチン接種は優先順位が低いとして,国ごとの状況を加味した上で小児へのワクチンの必要性について検討することを奨めている.</p><p>わが国では新型コロナウイルス感染症(以下,COVID-19)の感染症法上の位置づけが,2023年5月8日に5類感染症に変更と…

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  • 日本版Public Service Motivation尺度の作成と信頼性・妥当性の検討

    鳴海 泰子, 大塚 泰正 産業衛生学雑誌 66 (2), 73-84, 2024-03-20

    ...<b>結果:</b>探索的因子分析の結果,PSMは「社会的インパクト志向」,「社会的公正志向」,「コミュニティ志向」,「未来・変革志向」,「権威志向」,「弱者救済志向」の6因子が抽出され,<i>α</i>係数は十分な値を示した.また,妥当性については,PSMとワーク・エンゲイジメント,パフォーマンス,ワークモチベーション,職務満足との間に,概ね想定した有意な正の関連が確認された....

    DOI Web Site PubMed 参考文献27件

  • 身体リズム周波数による場面緘黙症の介入方法の評価について

    吉岡 学 日本教育工学会論文誌 47 (Suppl.), 21-24, 2024-03-20

    <p>場面緘黙症の介入結果の評価方法は,介入者がビデオ観察やチェックリストなどを用いて目視による間接的観察法によって行われていた.そのため介入結果に対する評価には多大な時間を費やし,介入効果の客観的な評価に欠ける恐れがあった.本研究では,場面緘黙症の生徒に介入を実施した際の介入結果の評価方法として身体リズム周波数を用いた手法を提案する.場面緘黙症児1名に対する介入結果に対して実施したところ,身体…

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  • 化学療法を受けている膵がん患者の健康関連QOLの特徴と栄養指標・食の苦悩の実態との関連

    武田 洋子, 佐藤 和佳子 日本がん看護学会誌 38 (0), n/a-, 2024-03-19

    ...</p><p><b>結果</b>:FACT-Hepの平均は117.1±23.7であり,対象者の72.7〜78.9%が軽度以上の栄養障害を有していた.FACT-Hepの高低群の比較では,栄養指標に有意差はみられず,食の苦悩では「食べないといけないとわかっているが食べられない」(<i>p</i>=0.033),「食事を用意してくれた家族の思いに応えられない」(<i>p</i>=0.009)の割合がFACT-Hep...

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  • 科学教育の研究におけるテキスト型データの計量的な分析手法の使用に関する動向の整理

    丸山 雅貴 日本科学教育学会研究会研究報告 38 (4), 69-74, 2024-03-16

    <p>教育実践において,アンケート調査や学習活動の記録等を通じ,テキスト型データを取得できる場面がある.このようなデータに対し,質的研究の手法による分析が従来から用いられてきたが,一方で計量的な分析を組み合わせ,手続きの可視性を高める手法が考案されている.本研究では,我が国における科学教育の実践研究において,テキスト型データの計量的な分析手法を使用した事例について,その動向を整理した.16件の事…

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  • 不登校支援における教育支援センターの役割と課題

    瀬戸,美奈子 三重大学教育学部研究紀要 自然科学・人文科学・社会科学・教育科学・教育実践 75 51-56, 2024-03-15

    ...心理的支援に関しては、小集団作りや個人の課題にあわせたプログラム作り、学習支援に関してはオンラインによる学習支援の運営上の配慮事項や評価の問題、地域の中核としてのセンター機能を持つためにスクールカウンセラーやスクールルワーカーを活用したネットワーク作りが今後の課題といえる。...

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  • ネットワーク可視化のためのFocus+Contextを考慮したエッジバンドリング手法

    秋山 桂一, 藤田 秀之, 大森 匡, 新谷 隆彦 情報処理学会論文誌 65 (3), 667-676, 2024-03-15

    ...大規模ネットワーク可視化の課題の1つに,ノードを点,エッジを直線で表現する基本的な手法で可視化すると,多数のエッジが乱雑に重なり合い,可視化結果を読み取ることが難しくなるという問題がある.配置の似ているエッジを束ねて曲線として描画することにより,エッジの重なり合いを低減させるエッジバンドリング(Edge bundling)は,大規模ネットワーク可視化における重要な手法の1つである.ここで,ズームやパン...

    DOI 情報処理学会

  • 遠隔会議システムの計測データを用いたネットワーク品質計測

    空閑 洋平, 中村 遼 情報処理学会論文誌 65 (3), 646-655, 2024-03-15

    ...Zoom APIで取得可能である.そこで本論文では,東京大学の構成員により行われる大量のZoom会議時のQoSデータを用いて,時刻ごとのインターネット回線品質の変動やISPごとの回線品質を調査した.その結果,利用者端末のネットワーク接続が有線の場合時間帯にかかわらずジッタは一定であること,一方で19時ごろから深夜に向かってパケットロス率が増加することなどが明らかになった....

    DOI 情報処理学会

  • ECMPの拡張によるハードウェアロードバランサの提案

    中村 遼, 海老澤 健太郎, 奥澤 智子, 李 忠翰, 関谷 勇司 情報処理学会論文誌 65 (3), 635-645, 2024-03-15

    本研究では,Equal Cost Multi-path(ECMP)を拡張することで既存のECMPの欠点を解消した新しいロードバランス手法を提案する.一般的なハードウェアルータの持つECMP機能はトラフィックをフローごとに複数のネクストホップに分散することができる.つまりECMPをそのままロードバランサとして利用できれば,専用の機材を導入するのと比較してコスト面,運用面における負荷が少ない.しかし…

    DOI 情報処理学会

  • 全学認証ネットワークのサブネット小規模化とその運用

    浜元 信州, 井田 寿朗, 齋藤 貴英, 小田切 貴志, 綿貫 明広, 小川 康一 情報処理学会論文誌 65 (3), 623-634, 2024-03-15

    ...群馬大学では全学ネットワーク更新を2022年4月に実施し,GUNet2022として運用を開始した.GUNet2022では,GUNet2016で導入した動的VLANによる認証ネットワークの適用範囲の拡大のほか,地区間回線の冗長化やIPv6アドレスの導入等様々なアップデートを行った.なかでも,高度標的型攻撃への対策の1つとして横展開を防止するため,サブネットの小規模化を行いサブネット間の通信を禁止する構成...

    DOI 情報処理学会

  • 文系の大学生向けデータサイエンス教育に関する一考察

    符 儒徳 開智国際大学紀要 23 (0), 5-24, 2024-03-15

    ...本稿では,Googleトレンドにおける「数理・データサイエンス・AI」の検索数やJ-STAGEでのデータサイエンス関連論文数の推移などデータサイエンス関連の動向や現状を踏まえつつ,標準カリキュラムとされるモデルカリキュラムや,文部科学省が認定したデータサイエンス教育プログラムをもとに,文系の大学生向けデータサイエンス教育について,可視化や共起ネットワーク分析,先行事例など多角的な視点から考察する。...

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  • プログラミング演習支援スタイルの生成系AIを活用した検証方法に関する提案

    桑田 喜隆, 石坂 徹, 政谷 好伸, 横山 重俊, 浜元 信州, 谷沢 智史 人工知能学会第二種研究会資料 2023 (KSN-034), 35-40, 2024-03-11

    <p>プログラミング演習において、TAや教員の教授方法には様々なスタイルがある。教授方をモデル化しChatGPTをカスタマイズすることによって、スタイルごとにプログラム演習時の学生との対話を再現することができる。本稿では、作成したGPTsの教授スタイルのモデルの特性を主観的に評価する方法を提案する。</p>

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  • ArchiMateによるゲームアーキテクチャの実装実験

    北野 不凡, 山本 修一郎 人工知能学会第二種研究会資料 2023 (KSN-034), 24-29, 2024-03-11

    <p>2022年の論文「カジュアルゲームにおけるゲーム要素の分解・整理をArchiMate で表現する提案」をゲームエンジンUnityを用いて実装する実験を行う。</p>

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  • Next Design を用いた PKC ツールの実現

    辻 侑志, 小野田 晶, 山本 修一郎 人工知能学会第二種研究会資料 2023 (KSN-034), 07-12, 2024-03-11

    <p> 生産工程の不具合究明過程において必要となる経験知を獲得するための生産工程知識表現として PKC (Production Knowledge Chart)が提案されている. PKCの作成を容易化するためには、支援ツールが必要である。 本稿では, 専門知識を持たない製造現場担当者によるPKCの作成を支援するために,デンソークリエイトが提供するNext …

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  • デジタルサステナビリティのための省電力要求管理の提案

    山本 修一郎 人工知能学会第二種研究会資料 2023 (KSN-034), 18-23, 2024-03-11

    <p>持続可能な社会の実現に向けて、企業のエネルギー効率を向上させるデジタルトランスフォーメーションが注目を集めている。多様な機器の消費電力を監視・制御し、企業全体の節電を実現するシステムを実現するには、機器のエネルギー使用量を監視・制御するためのシステム要求を一元管理する必要がある。本稿では、エンタープライズ アーキテクチャに基づいた、エネルギー要求管理を提案する。 …

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  • ニュージーランド・クライストチャーチ市において広がる食と人のネットワー

    新保 奈穂美 都市計画報告集 22 (4), 793-795, 2024-03-11

    <p>食料危機や社会的孤立・孤独の問題が深刻となるなか、エディブルシティが地域で持続可能な食料システムを構築しながら、コミュニティを活性化し社会的結束を強める都市像として注目されている。本報告では、「エディブルガーデンシティ」を目指すニュージーランドのクライストチャーチ市の施策の内容と現状を紹介する。文献資料から家庭菜園やコミュニティガーデン、食料採集、エディブルパーク、学校菜園、ファーマーズマ…

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 災害情報共有文化の進化論

    山本 修一郎, 佐藤 久美 人工知能学会第二種研究会資料 2023 (KSN-034), 01-06, 2024-03-11

    <p>アメリカの社会学者Mooreが提唱したコミュニティでの災害対応を説明する概念が災害文化である。本稿では、日本における地震災害を事例として災害時の情報共有行動の進化をシステム論の観点から考察する。具体的には、システミグラムムで情報共有システムを図式化する方法と、変化点の伝搬によって情報共有システムの進化を分析する方法を提案する。</p>

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  • 水素結合性基の構造柔軟性が架橋高分子の 動的力学特性に及ぼす影響

    田島 怜奈, 石坂 祥吾, 中川 慎太郎, 吉江 尚子 ネットワークポリマー論文集 45 (2), 66-75, 2024-03-10

    <p>水素結合などの動的結合により架橋された高分子は自己回復性等の動的力学特性を示し,長寿命な材料として期待されている。一般に,amide などの剛直な水素結合性基の導入密度を増加させると架橋高分子の動的特性は低下する傾向にあり,力学強度と動的特性のトレードオフを解消する設計指針が求められている。近年,我々はvicinal …

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  • 異物分析のための赤外スペクトル解析

    新居田 恭弘 ネットワークポリマー論文集 45 (2), 76-86, 2024-03-10

    <p>フーリエ変換型赤外分光光度計(FT-IR)は製品中に混入または製品表面に付着した異物の組成分析に広く使用される。FT-IR は有機化合物と一部の無機化合物に関する化学的な情報を短時間で得られるという利点のため広く利用される。本稿では,初学者向けに解析の基礎となる赤外分光法の原理,定性的な分析の概要,データベース検索とスペクトルの読み方を概説する。次に異物分析で最も頻繁に検出される14 …

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  • 半導体前工程概論

    橋本 裕輝 ネットワークポリマー論文集 45 (2), 87-96, 2024-03-10

    <p>半導体は1947 年,アメリカのBell 研究室で発明され,以降,用途の多用化,処理速度,処理量の要望に応じ進化,発展してきた。半導体の変遷はトランジスタの小型化と電子回路パターンの集積化の達成に依存する。1980 年代からはそれまでの微細化技術に加え,安価に大量に生産することが要求特性に組み込まれた。そのため,歩留まり対策として設備のクリーン化,シリコンの洗浄,材料の高純度化が求められる…

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  • パワー半導体向け高耐熱封止材の開発

    中村 佳樹 ネットワークポリマー論文集 45 (2), 112-118, 2024-03-10

    <p>近年,低炭素社会の実現に向けて,エネルギーを有効に活用するためのパワー半導体の重要性は非常に高まっており,Si(シリコン)よりも高効率を実現できる次世代半導体素子として,SiC(シリコンカーバイド)やGaN(窒化ガリウム)の応用が盛んに検討されている。SiC やGaN の応用とともに,パワーデバイスには高耐熱性などの特性が要求され,パワー半導体用エポキシ樹脂封止材料を開発し,いくつかの要因…

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  • マレイミド樹脂の構造・配合による高機能化

    中西 政隆 ネットワークポリマー論文集 45 (2), 97-111, 2024-03-10

    <p>近年 高速通信市場の拡大に伴い,電子材料に使用される樹脂には低誘電正接の特性が重要視されている。特にプリント配線板用途においてはその影響は顕著であり,一般に使用されているエポキシ樹脂に代替される各種の低誘電材料が提案されている。その中でマレイミド樹脂は高い耐熱性と共に低誘電正接を達成できる材料であり,かつ多様な反応性を有することから注目されてきている。本稿では昨今注目されているマレイミド樹…

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  • プログラムの役割分担によって好ゲームを演出する接待碁AI とその課題

    シュエ, ジュウシュエン, 池田, 心 情報処理学会第51回GI研究発表会, 2024-3 2024-GI-51 (19), 1-8, 2024-03-09

    ...普通に対戦することが楽しみにはつながらない場合も多い.先行研究では,初中級者を対象とし,役割の異なる2 つのプログラムを組み合わせることで,好ゲームを演出する手法が提案された.1 つ目は人間のトッププレイヤよりも強く,着手の良さを評価するものである.2 つ目は着手の自然さ(又は人間らしさ)を評価するものである.囲碁に適用した際には,1 つ目にKataGo,2 つ目に人間棋譜を学習したニューラルネットワーク...

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  • 宮崎公立大学学生における情報リテラシーの経年調査

    井田, 志乃 宮崎公立大学人文学部紀要 31 (1), 15-36, 2024-03-08

    ...SNS利用時のプライバシーへの意識については,画像にうつっている人物への配慮を実践している受講生の割合が高くなっていることが確認できたものの,情報セキュリティ対策については平均実施項目数が減少していた.さらに,インターネット接続機器としてのパソコンの利用率の上昇やタッチタイピングのできる受講生の割合が高くなっていることからパソコンの利用スキルは向上している可能性が高い一方で,プログラミングやネットワーク...

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  • 超知能が普遍的な利他性を持つ可能性

    山川 宏 人工知能学会第二種研究会資料 2023 (AGI-026), 26-31, 2024-03-08

    <p>もし超知能が人間の知能を大きく上回れば、世界を支配し、人類を従属的な役割に追いやる可能性がある。しかし、そのような超知性が普遍的な利他主義と倫理観を持っていれば、人類の福祉は守られる可能性が高い。人間と超知能が共存・繁栄できる未来にとって、この性質を育むことは極めて重要である。本研究では、超知能が普遍的な利他性を育む可能性のある2つの経路を検討する。1つ目は、社会内での生存を確保すること、…

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  • AIを守るための防御的AIネットワークについて

    岡島 義憲, 山川 宏 人工知能学会第二種研究会資料 2023 (AGI-026), 60-72, 2024-03-08

    <p>近年、高度な自律型AIの脆弱性に関する論文が急増し、過去AI技術を先導してきた専門家からの警告や提案も続いている。そこで、本論では、それら脆弱性に関する議論の動向を攻撃手法や対策案に注目してまとめる。 また、AIの脆弱性に起因するトラブルや災害からAI社会とAI組込みシステムを守りシステム運用の健全性を維持するために、AI組込みシステムの監視・介入機能を持つ端末「レッドチーム・エッジ・デバ…

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  • Private LoRaインタフェースを用いたTCP/IP通信における複数フロー競合時の性能評価

    坂本, 淳平, 野林, 大起, 塚本, 和也, 池永, 全志, 佐藤, 剛至, 滝沢, 賢一 電子情報通信学会技術研究報告. IA, インターネットアーキテクチャ 123 (422), IA2023-117-, 2024-03-05

    ...Low-power wide-area(LPWA)は,IoTにおける主要な通信技術として期待されている.LPWAを搭載したセンサによるネットワークは,LPWA独自の通信方式で形成されることから,ネットワーク内のセンサ間の通信は可能であるが,インターネットに接続された他の通信機器とは直接通信ができないため,センサ情報の活用範囲が限定される.先行研究では,LPWAの一つの通信方式であるPrivate LoRa...

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  • ゲージ・重力対応におけるテンソルネットワー

    宮地 真路 日本物理学会誌 79 (3), 129-134, 2024-03-05

    ...そのような導出の方法として有力とされる候補が,Multiscale Entanglement Renormalization Anzatz(MERA)と呼ばれるテンソルネットワークの一種による方法である.テンソルネットワークとは,量子状態の量子エンタングルメントの構造をテンソルのネットワークにより幾何学的に表現したものであり,量子状態を効率的にシミュレート可能にする.特にMERAのテンソルネットワーク...

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  • 独立放送局の現状と課題:地域情報資源としての価値

    三原, 康弘 佛教大学大学院紀要. 社会学研究科篇 52 1-16, 2024-03-01

    ...日本の民放テレビ放送において,どのネットワークにも加盟していない独立放送局が 13 局存在する。東京や大阪などの広域放送局が放送エリアとする大都市周辺府県の地域放送を補完するものであるが,ネットワークに加盟していないがゆえに経営が苦しく,番組編成も多くの時間をテレビショッピングに割いている状況で,地域情報を発信する役割を十分に担えているとは言い難い。...

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  • タイの地方に暮らす二分脊椎児に対する就学に向けた評価とアプローチ

    和智, 道生, 里中, 綾子, 熊澤, 友紀子, 寺田, 恭子 保健医療技術学部論集 18 19-25, 2024-03-01

    ...自走して近くまでの移動が可能となった.さらに近隣住民の協力と,NPO 法人が実施している奨学金制度を使用することで就学することができた.タイは 95%が仏教徒であり,人助けの習慣が根付いている.また,地方のコミュニティに加え,寺院を取り巻くコミュニティが存在しており,近隣との関わりは現代の日本よりも密であることが考えられる.本研究から様々な資源が不足しているタイの地方においては,助け合いや地域のネットワーク...

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  • Twitterでは何が語られているのか : SNSの情報空間を俯瞰する

    片岡, 栄美, カタオカ, エミ, 瀧川, 裕貴, タキカワ, ヒロキ, 南田, 勝也, ミナミダ, カツヤ, 村井, 重樹, ムライ, シゲキ, 小股, 遼, オマタ, リョウ, 鳥海, 不二夫, トリウミ, フジオ, 榊, 剛史, サカキ, タケシ, Kataoka, Emi, Takikawa, Hiroki, Minamida, Katsuya, Murai, Shigeki, Omata, Ryo, Toriumi, Fujio, Sakaki, Takeshi 駒澤大學文學部研究紀要 81 41-77, 2024-03

    ...ゲームやアニメ・マンガはメディアミックス作品が多く、ゲームは美男子系と美少女系キャラのコミュニティが多く、アニメ・マンガではBLカップリング等のネットワークが目立つ。これに対して、政治的文脈のネットワークは相対的に少なく、Twitterはジャーナリズムの情報空間とはなっていない。...

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  • 技術分野の「やりくり」:プログラミングによる社会問題の解決を強く意識させる導入的授業の実践

    西村,公秀 鳥取大学附属中学校研究紀要 55 115-118, 2024-03-01

    ...「情報に関する技術」の学習の中で、計測・制御のプログラミングやネットワークを利用した双方向性のあるコンテンツのプログラミングという二つのプログラミングの内容を通して,技術的な見方・考え方を働かせて実践的に学習し,資質・能力の育成を図る必要があるが、プログラミングに意識が行き過ぎ、プログラミング技能向上に対して達成感は得られるものの、社会との関連の意識が薄れてしまいがちになる。...

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  • 深さ優先分枝限定法による目的変数パラメータ数を最小化するベイジアンネットワーク分類器学習

    加藤 弘也, 菅原 聖太, 植野 真臣 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J107-D (3), 111-122, 2024-03-01

    ...ベイジアンネットワーク分類器(Bayesian Network Classifier: BNC)は高い分類精度をもつことが知られている.近年,最も分類精度の高いBNCとして,I-mapの中で目的変数パラメータ数(Number of Class variable Parameters: NCP)を最小にして,分類確率の推定のみを最適化するBNC学習法が提案されている.このBNC学習では幅優先探索を用いた...

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  • 物性物理における「量子加速」の探索

    吉岡 信行, 大久保 毅, 鈴木 泰成, 水上 渉 応用物理 93 (3), 165-168, 2024-03-01

    ...<p>量子デバイスの発展が爆発的に進む現代において,次の時代のマイルストーンとして目指すべき課題は,実用的な問題において量子計算機によって,古典計算機の性能を凌駕(りょうが)すること,すなわち量子加速を達成することである.本稿では,その主戦場となるべき分野が物性物理学にあることを論じた最近の研究を紹介する.該当論文の主な寄与は,①テンソルネットワーク法に基づいた古典計算アルゴリズムの実行時間解析手法...

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  • 仕事の資源とワーク・エンゲイジメントの関係 : 非正規社員に焦点をあてた分析

    佐藤 百合香 同志社政策科学研究 25 (2), 107-120, 2024-03-01

    非正規社員のワーク・エンゲイジメントに着目し、アンケート調査と分析を行った。その結果、非正規社員のワーク・エンゲイジメントは正規社員よりも高かったものの、有意差はみられなかった。しかし、正規社員と非正規社員、更には非正規社員の中でも、雇用形態によって、ワーク・エンゲイジメントと有意な関連性を示す仕事の資源が異なっていた。ワーク・エンゲイジメントを高める上で、正規社員と非正規社員、ひいては雇用形態…

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  • プロポーショナルフェアネス規範に基づく無線リソース割り当て・セル間干渉制御の分散同時最適化

    松本 拓也, 三木 信彦 電子情報通信学会論文誌B 通信 J107-B (3), 200-208, 2024-03-01

    ...増大する移動通信トラヒックを効率的に収容するために,ヘテロジニアスネットワークが有望とされている.ヘテロジニアスネットワークでは,無線リソース割り当て(ユーザ接続,スケジューリング)とセル間干渉制御の同時最適化が必須である.本論文では,(1)マクロセルと小型セルそれぞれで最適な1局を選択するユーザ接続を用い,スケジューリングによってオフロードの有無を決定するネットワーク決定法と(2)スケジューリング...

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  • 中井正一の機能概念と具体的普遍の問題

    戸邉 俊哉 情報メディア研究 22 (1), 92-112, 2024-03-01

    ...構想する.そこで中井は,三木清から要素と体系を Mittel,すなわち手段=目的の階層構造をもつ循環する漸進とする方法を,田辺元からはその漸進を可能にする否定の働きとしての目的なき目的論の「絶対無」と行為の体系を参考にした.中井の機能概念とは,この漸進する手段=目的なき目的図式の絶対無と行為の体系としての具体的普遍である.これら思想的系譜を追うことで,中井が提唱した機能概念としての図書館がなぜネットワーク...

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  • 運営課題と資源アクセス -運営主体別にみる運営資源へのアクセスの実態-

    田中 将太 人間科学 (44) 133-155, 2024-03

    ...2025 年を目途に地域の実情に応じた地域包括ケアシステムの構築が図られるなかで,コロナ禍で顕在化した運営主体別にみる運営資源へのアクセスや支援関係の特徴を捉えた行政による生活支援体制整備と合わせ,社会福祉協議会やネットワーク組織等の中間支援機能の発揮による運営資源のプラットフォーム構築とアクセス支援の拡充が重要である。...

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  • 養育者が心配する1~ 2 歳児のこわがる対象と行動の分析

    河村,秋, 小渕,隆司, 小稲,文, 矢郷,哲志 和洋女子大学紀要 65 77-89, 2024-03-01

    ...抽出した語について、語同士の類似性と共起性を示すJaccard係数を算出し、それに基づく共起ネットワーク図を作成した。 【結果】月齢群別平均得点:A37について、12~17か月児と24~29か月児、18~23か月児と24~29か月児、30~35か月児間で有意な差が見られた。A41について、24~29か月児と12~17か月児、18~23か月児に有意な差が見られた。...

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  • Federated Learningによるプライバシー保護を考慮した無線品質予測・制御手法

    堀田 幸暉, 神保 元脩, カレット トマ, 中尾 彰宏 電子情報通信学会論文誌B 通信 J107-B (3), 190-199, 2024-03-01

    ...スマートフォンは無線LANとセルラーネットワークを切り替えるが,通信品質に基づいて切り替えないため,低速なアクセスポイント (AP) に接続することで,ユーザ体験を著しく阻害する.ユーザが通信を快適に使用するためにはAPの品質を事前に予測し,その結果に基づきネットワークを切り替えることが必要である.無線LANの品質を予測する上でBSSIDはAPを判別するのに有用であるが,これらのパラメータはユーザの...

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  • SRv6とMPTCPを用いた未利用帯域を貪欲に活用する利用者主導のマルチパスルーティング手法

    山崎 衛, 大平 健司 電子情報通信学会論文誌B 通信 J107-B (3), 117-126, 2024-03-01

    ...情報化の進展により,ネットワーク帯域の更なる大容量化とアプリケーションの特性に合わせた柔軟な経路制御が求められる.しかし,現在のネットワークは管理者が一元的に運用しており,トラヒックエンジニアリングなどを利用者が任意に実現することは容易ではない.そこで本研究では,SRv6と既存のMPTCP手法を組み合わせ,利用者がネットワークの通信状況などに応じ,自身の要求を満たす経路を任意に選択し利用できる経路制御手法...

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  • 自由空間法における移動反射板を用いたミリ波帯材料定数の測定法

    荒井 郁男, 富澤 良行, 渡邊 一世, 亀井 利久, 平澤 一浩, 藤原 滝男 電子情報通信学会論文誌B 通信 J107-B (3), 253-260, 2024-03-01

    ...搭載するミリ波レーダにおいて,レーダをカバーするレーダドームはレーダの性能に直接影響するので,その材料定数(比誘電率,誘電正接 tan δ)を測定することは重要である.本論文ではミリ波帯における材料定数を測定可能な自由空間法として,直線的に移動する反射板の反射信号から移動に伴う受信信号の位相変化及び振幅を検出することにより試料の透過係数を求め材料定数を算出する方法を提案する.本測定法はベクトルネットワークアナライザ...

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  • まちライブラリーの立地傾向に関する分析

    三笠 麗, 讃岐 亮, 吉川 徹 日本建築学会計画系論文集 89 (817), 526-535, 2024-03-01

    <p>This study focuses on Machi-Libraries, where local residents bring books and build bookshelves for common use, and aims to find out the characteristics of the location tendency in four …

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  • 医療的ケアが必要な重症心身障害児者の親による子どもの在宅生活のマネジメントに関する文献検討

    藤井 愛, 新井 香奈子 人間看護学研究 22 49-57, 2024-03-01

    ...子どもの在宅生活のマネジメントとは<重症児者の生命を握る重圧の中での体調管理><重症児者にとって当たり前ではない成長発達の促進><重症児者の治療に関する代理意思決定><重症児者の治療に関する代理意思決定に伴う親の不安・葛藤への対処><重症児者とともに生き抜くための親自身の成長・価値調整><重症児者と家族が安らげる家庭内の環境調整><重症児者と家族の在宅生活を支える社会資源の活用・調整・開発>であるとわかった...

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  • 〔第4回〕 企業がすべき「7ゴールデンルール」

    ヒューマンハウス, セーフティグローバル推進機構 日経ものづくり (834) 87-89, 2024-03

    2600の職場で働く3万7000人のデンマーク人労働者を対象とした、2017年のデンマークの研究論文では、「企業の組織的な変更はほとんどの場合、ウェルビーイングにマイナスの影響を及ぼす」と結論付けています。 一方で、「組織的な変更をする前に、ウェルビーイ…

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  • 計量テキスト分析を用いたアメリカ心臓協会一次救命処置ガイドラインのキーワード分析

    関口 浩至, 仲間 敏春, 佐藤 彩, 嶺井 陽, 近藤 豊, 福田 龍将, 上野 栄一, 梅村 武寛, 久木田 一朗 日本臨床救急医学会雑誌 27 (1), 40-47, 2024-02-29

    ...<b>方法</b>:AHA-BLS日本語版ヘルスケアプロバイダーマニュアルを,KH-coderを用いて単語出現頻度,共起ネットワーク,対応分析を行った。<b>結果</b>:単語出現頻度では上位20位の抽出語がリストアップされ,共起ネットワークでは8つのトピックスが抽出された。...

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  • 大学改革政策のEBPM:改革促進事業の効果をいかに分析するか

    林 隆之 研究 技術 計画 38 (4), 420-432, 2024-02-29

    ...少数の大学に資金を配分することが国の研究・イノベーションシステムの構造変化をもたらし,国全体への効果が得られるロジックを明確化する必要性を指摘したうえで,ネットワーク・オブ・エクセレンスを核とする研究重視大学,グローカルなイノベーション・エコシステムにおける起業家的大学,地域変革型イノベーションにおける変革型大学の類型ごとの評価の課題を検討する。</p>...

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  • 社会的ワーキングメモリ研究:これまでの10年間とこれからの展望

    石黒 翔, 齊藤 智 認知心理学研究 21 (2), 79-99, 2024-02-29

    <p>ワーキングメモリは認知的活動の遂行を支える.私たちの生活における重要な認知的活動に社会的活動があり,社会的活動で用いられるワーキングメモリとして社会的ワーキングメモリが近年注目を集めている.本論文はこれまでの社会的ワーキングメモリ研究をレビューした.先行研究の知見は,社会的ワーキングメモリと(一般的な)認知的ワーキングメモリの神経科学的・行動的観点からの差異を示唆し,社会的ワーキングメモリ…

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  • e-CSTIを活用したサイバーセキュリティ分野の分析

    面 和成 研究 技術 計画 38 (4), 406-419, 2024-02-29

    ...<p>サイバーセキュリティの分野は,ネットワーク,ソフトウェア,ハードウェアから,暗号,認証,サイバー攻撃対策まで広範にわたる。一方,サイバーセキュリティの専門家といえども,サイバーセキュリティの全ての分野に精通している者はほとんどいない。そのため,サイバーセキュリティ分野の動向を偏り無く把握するには,論文数や特許ファミリー数など,エビデンスに基づいた分析が非常に重要である。...

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  • 思考発話法における発話量の個人差とワーキングメモリ容量の関係

    長谷川 凌, 川島 朋也, 篠原 一光 認知心理学研究 21 (2), 47-58, 2024-02-29

    ...<p>思考発話法とは,実験参加者に課題を行うと同時に課題遂行中の考えをすべて声に出すことを求めることである.本研究は,思考発話量の個人差とワーキングメモリ容量の関係および思考発話が課題成績に与える影響を調査した.実験では,参加者は提示された複数の漢字に共通する漢字一文字を考える遠隔連想テストを,心に浮かんだことを声に出して言いながら行った.また言語ワーキングメモリスパン課題を行い,参加者をワーキングメモリ...

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  • 経営トップメッセージにおける可読性分析

    中尾 悠利子, 石野 亜耶, 岡田 斎 人工知能学会第二種研究会資料 2023 (FIN-032), 41-44, 2024-02-27

    ...を用いて、ESG報告書の可読性を判定する手法を提案する。可読性を判定するための提案手法の機械学習には、ニューラルネットワークを用いる。ニューラルネットワークに与える特徴量は、文字数、単語数、文節の数、述語の数、ひらがなの数、カタカナの数、漢字の数、アルファベットの数、係り受け平均距離、カナ最大連続文字数、漢字最大連続文字数、アルファベット最大連続文字数、新しい単語数の13の値の組み合わせと、分散表現...

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  • ビジネスデータの統計モデリングとデータサイエンス

    照井 伸彦 日本統計学会誌 53 (2), 247-273, 2024-02-27

    ...<p>本稿では大規模情報を背景とした超スマート社会で求められる人間および社会現象の統計分析について,ビジネス/マーケティングの問題と統計モデリングの観点から概観し,今後の展望について論じたい.具体的には,Society 5.0が描く現代社会で求められるビジネス分野の統計モデリングについて,トピックを (1) 個別化対応,(2) 高次元スパース性,(3) ネットワークとコミュニティの3つのカテゴリーに...

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  • 拡散モデルの金融時系列生成への応用

    高橋 友則, 水野 貴之 人工知能学会第二種研究会資料 2023 (FIN-032), 77-79, 2024-02-27

    ...<p>株価をはじめとした金融時系列の生成はその変動の統計的性質から困難な課題である。これまで敵対的生成ネットワーク(GANs)、変分オートエンコーダー(VAEs)といった手法でこの課題への対処が試みられてきたが、普遍的とされる統計性全てを満たすモデルは存在しない。本研究ではウェーブレット変換と拡散モデル、特にDenoising diffusion probabilistic models(DDPMs...

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  • SDGsの中間年を迎えて

    長島 美紀 THINK Lobbyジャーナル 2 (0), 17-30, 2024-02-22

    <p><i>The Transforming our world: the 2030 Agenda for Sustainable Development</i>, adopted in September 2015, is based on the principles of "leaving no one behind" and "human rights protection". …

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  • 次世代が語るAgilityとSustainability:若手が提案する産業精神保健の未来

    吉川 悦子, 森口 次郎 産業精神保健 32 (1), 88-91, 2024-02-20

    ...<p>日本産業精神保健学会は5つの専門領域ごとの部会(産業看護職部会,産業医部会,精神科医・心療内科医部会,心理職部会,精神保健福祉士部会)があり,それぞれ専門性の向上や職種内外のネットワーク化を進めている.本特別シンポジウムは,学会設立30年の節目に,これからの産業精神保健の30年を構築していく若手に焦点を当て,それぞれの立場から産業精神保健の未来について自由に語り,提案していただいた.専門職という...

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  • 産業分野に関わる精神科医の現状と今後

    後藤 剛 産業精神保健 32 (1), 95-98, 2024-02-20

    ...親和型うつ病から双極性障害,発達障害等に拡大している.精神医療の高度化や多様化,オーダーメイド化の流れはあるものの,対面実施や集団内でのつながりはリワークの重要な要素であり続けるだろう.職場のメンタルヘルス対策において,精神科医は二次予防・三次予防に主に関わっている現状だが,今後は一次予防そしてゼロ次予防へと活躍の場が拡がるだろう.本大会で立ち上がった「若手の会(仮称)」の活動は,多職種間の新たなネットワーク...

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  • 法人設立時理事からの提言

    島津 明人 産業精神保健 32 (1), 23-26, 2024-02-20

    ...</p><p>第2は,仕事外の要因への注目である.製造業からサービス業への移行,情報技術の進歩,リモートワークに代表される働く場所と時間の多様化を踏まえ,ワーク・ライフ・バランスや休み方など,仕事外の要因も視野に入れた支援を強化する必要がある....

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  • コレクティブLLMダイナミクスの数理分析

    岩橋 直人, 寺尾 光一郎 人工知能学会研究会資料 言語・音声理解と対話処理研究会 100 (0), 20-23, 2024-02-20

    ...このモデルを用いて、エージェントの特性、ネットワークの構造などの要素が、エージェントの心的状態、共有される情報、対話内容の分布のダイナミクスにどのように影響するかを、統計力学、複雑ネットワーク理論、パーコレーション理論に基づく指標を用いて分析した。この分析により、言語コミュニケーションに基づく社会のダイナミクスを理解するための重要な洞察が得られた。</p>...

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  • 若手代議員からの提言

    鎌田 直樹 産業精神保健 32 (1), 27-29, 2024-02-20

    ...すると思われる.それは,「1.企業の学習素材の不足」「2.増加の一途をたどる精神障害者数」「3.産業看護職の勤務環境のばらつき」「4.健康経営実現のための職種を超えた協働の難しさ」である.これらの課題・問題点に対応する形で次の4つの提言をさせていただきたい.「1.企業が学習できる素材の提供」「2.精神障害の効果的な予防・支援の提供」「3.様々な立場の産業看護職の学びの支援」「4.産業保健職を超えたネットワーク...

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  • PRSafe: A Domain Specific Language Created with LLVM

    Sai, Veerya Mahadevan, Yuuki, Takano, Atsuko, Miyaji 情報処理学会論文誌 65 (2), 2024-02-15

    The eBPF (Berkeley Packet Filter) in the Linux OS is a virtual machine for injecting user-space programs written in C language inside the Linux kernel, to perform a range of network processing …

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  • AutoVCを用いたゼロショットリアルタイム声質変換手法の実装と評価

    鈴木 大志, 鷹合 大輔, 中沢 実 情報処理学会論文誌 65 (2), 529-537, 2024-02-15

    声質変換とは,ある話者の声質を別の話者の声質に変換する技術である.声質変換技術のうち,変換モデルの学習に使用した音声にない声質間での変換をする手法は特にゼロショット声質変換と呼ばれる.AutoVCをはじめとして,ゼロショット声質変換法では,(1)入力話者音声をメルスペクトログラムに変換,(2)入力話者のメルスペクトログラムを出力話者のものに変換,(3)出力話者のメルスペクトログラムで音声信号を生…

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  • 大学の時間割編成問題を記述可能なDSLと時間割作成システム

    松田 陸斗, 乃村 能成 情報処理学会論文誌 65 (2), 446-456, 2024-02-15

    少子化による大学再編やCOVID-19の感染拡大防止策を契機とした授業形態の多様化によって,大学の時間割を再編成したいという要求が増している.しかし,大学によって時間割の制約が異なると考えられているため,時間割編成問題の表現方法の一般化が大きな課題である.本稿では,大学時間割編成問題の表現方法としてドメイン特化言語(DSL)を提案する.また,提案DSLを入出力インタフェースに採用した時間割作成シ…

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  • マルチエージェントに基づく学習データ流通基盤のためのエージェント間自動交渉の提案

    本田 光来, 早坂 喜哉, 高橋 晶子, 菅沼 拓夫 情報処理学会論文誌 65 (2), 519-528, 2024-02-15

    オンライン授業などの一般化にともない,Learning Management System(LMS)に蓄積される様々な学習データを収集・整理・分析・可視化する,Learning Analytics(LA)が普及してきている.ここで扱う学習データは,学生の学びの履歴や,その成果としてのテストのスコアなどの機微な情報を含むため,学生自身の意思を尊重してプライバシに配慮しつつ,より少ない負担で学習デー…

    DOI 情報処理学会

  • 需要分布に基づくロードプライシングにおけるフィードラーベクトルを用いた分割計算手法

    村田 航希, 川上 朋也 情報処理学会論文誌 65 (2), 435-445, 2024-02-15

    交通渋滞を低減させるためにさまざまな種類のロードプライシングが提案され,各国で利用されている.ロードプライシングには現在の道路の状態に対応して利用料金をリアルタイムに設定する方式もあり,道路資源の有効活用が期待されている.ロードプライシング手法については,道路事業者が需要分布に基づいて事前に価格を決定,提示する環境での手法を筆者らは提案している.本論文では,価格を決定するまでの計算時間を削減する…

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  • 返信を装ったなりすましメール攻撃に対する攻撃メール訓練の実施効果に関する調査

    渡辺 露文, 田辺 瑠偉, 吉岡 克成, 松本 勉 情報処理学会論文誌 65 (2), 507-518, 2024-02-15

    昨今のサイバー攻撃でもメールは主要な侵入経路である.特にEmotetに代表されるように,侵入した機器の過去のやりとりを参照し,半自動的になりすましメールを生成,送付する攻撃は実行コストが低く攻撃の効果が高いため,大きな脅威になっている.これに対して,攻撃メールの認識能力を高める効果が期待される攻撃メール訓練が以前から行われているが,なりすましメール攻撃に対する効果の測定と考察は十分に行われていな…

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  • 複数自律移動体による群知能を用いた自己増殖型移動センシングクラスタ

    西上 翔磨, 新居 英志, 出原 昇真, 四方 博之, 滝沢 泰久 情報処理学会論文誌 65 (2), 475-486, 2024-02-15

    実環境の探索活動において,その探索対象事象(イベント)の発生位置や発生数が不明であることが想定される.我々は,数や位置が不明な未知イベントを有限時間においてより多く探索・処理することを可能とするため,複数の自律移動体による群知能を用いた動的な多群形成メカニズムである移動センシングクラスタを提案している.本論文は,自律移動体数,無線通信カバレッジの物理制約を上回り,群によるイベント探索・捕捉を実現…

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