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検索結果 2,641 件

  • 中枢神経系血管芽腫における最新の診療

    高柳 俊作, 齊藤 延人 遺伝性腫瘍 23 (4), 127-133, 2024-04-30

    ...以後,VHLと略す)病患者の7割近くはHBを有するとされ,VHL病の中では一番罹患する可能性が高い.発生部位として小脳,脊髄,脳幹の順に多く,閉塞性水頭症が原因と思われる頭蓋内圧亢進症状(頭痛,嘔吐など)で発症することが多い.VHL病での症例では,脊髄などにHBが多発し,脊髄症状の悪化で徐々にADLが低下することによく遭遇する.治療の第一選択は外科的摘出であるが,摘出リスクが高い場合はγ(ガンマ)ナイフ...

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  • 時定数 (Time constant: TC) 2秒でもslow shiftsが記録できる状況の臨床汎用的な考察

    梶川 駿介, 松橋 眞生, 池田 昭夫 臨床神経生理学 52 (2), 112-118, 2024-04-01

    ...ただし, 現在用いられている脳波計は交流増幅器であるため, 本来の原波形では見られないフィルタの影響を考慮する必要がある。また, 計算処理により交流増幅器で記録された波形から低周波成分をある程度再現することも可能であり, これにより低周波フィルタによる効果を推察することが可能である。以上を参考に今後低周波成分の臨床応用を進めていくことが肝要である。...

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  • ボリコナゾール長期内服中の免疫抑制患者に生じ,予後不良であった有棘細胞癌の 2 例

    中山 優香, 石倉 侑, 竹内 聡, 阿南 健太郎, 舟橋 ひとみ, 松本 大輔, 玉江 昭裕, 中原 剛士 西日本皮膚科 86 (1), 55-61, 2024-02-01

    <p>症例 1 は 67 歳,男性。当科初診 5 年前に骨髄異形成症候群に対し同種造血幹細胞移植をし,ボリコナゾール(VRCZ)を内服していた。4 カ 月前から頭頂部に生じた有棘細胞癌(SCC)に腫瘍切除と分層植皮,術後放射線照射を行ったが,右頚部リンパ節転移及び局所再発した。5 カ 月後に頭蓋骨外板含めた拡大切除,右側頚部リンパ節郭清と耳下腺を摘出し,皮弁形成と全層植皮で再建した。再手術 …

    DOI Web Site Web Site 参考文献12件

  • 脳動静脈奇形に伴う破裂distal flow-related aneurysmが自然血栓化後に再開通した1例

    船津 尭之, 石川 達也, 林 基弘, 山口 浩司, 堀場 綾子, 江口 盛一郎, 茂木 陽介, 岡 美栄子, 田中 優貴子, 百崎 央司, 江口 大樹, 鈴木 茉奈, 川俣 貴一 脳卒中の外科 52 (1), 55-60, 2024

    ...</p><p>症例は33歳女性.脳室内穿破を伴う右基底核部の脳内出血で発症したAVMで,血腫腔内に出血源と考えられるdistal FAを認めた.distal FAは破裂急性期に自然血栓化し,発症2カ月の時点で画像上の描出はなかったが,発症20カ月後に再開通を認めた.再出血のリスクがあり,ナイダスに対するガンマナイフ照射とdistal FAに対する塞栓術を施行した....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献29件

  • 補助治具を用いたSEM観察用準超薄連続切片の作製手法

    若崎 眞由美, 武田-神谷 紀子, 佐藤 繭子, 太田 啓介, 豊岡 公徳 顕微鏡 58 (3), 123-127, 2023-12-30

    ...<p>準超薄連続切片は,超薄切片ではカバーしきれない大きな試料の解析に有用であるが,スライドガラス等の基板に貼り付ける時に頻繁にシワができる問題があった.我々は,伸展に必要な量の水を残したまま準超薄連続切片をナイフボートから引き上げて加熱伸展し,シワのない大量の切片群を安定して採取する方法を開発した.アレイトモグラフィー法やCLEM観察に有効な,シワのない大規模連続組織像を得ることが可能になった</...

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  • レンバチニブ及び放射線治療後の再肝切除による集学的治療が奏功した門脈腫瘍栓を伴う早期再発肝細胞癌の1例

    神 雄太, 西山 亮, 小金井 雄太, 木村 大輝, 青山 純也, 中野 容, 今井 俊一, 下河原 達也, 山田 暢, 江川 智久 肝臓 64 (12), 641-648, 2023-12-01

    ...tumor thrombosis:PVTT)を認めた.術後早期再発したPVTTであり再肝切除後の再発のリスクが高いと考え,観察期間を設けるためLenvatinib(LEN)投与を開始した.PVTTは放射線定位照射したが,術後9カ月に肝右葉微小転移が指摘された.LEN投与下にPVTTと微小転移は増悪を認めず,AFP値が正常化したため,再発後11カ月で再肝切除を行った.その後,微小転移に対してサイバーナイフ...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献23件

  • [論文] 三木茂博士採集標本に基づく東京都江古田針葉樹層の形成年代とフロラの再検討

    百原, 新, 工藤, 雄一郎, 門叶, 冬樹, 塚腰, 実 国立歴史民俗博物館研究報告 243 117-135, 2023-11-30

    東京都中野区江古田で直良信夫博士により発見された江古田針葉樹層の大型植物化石群は,三木茂博士が分類学的記載を行い,更新統末期の寒冷気候下の植物化石群として位置づけられた。これは最終氷期の寒冷期植物化石群の日本での最初の発見であり,最終氷期の古環境を示す標準的な植物化石群とされている。その後の,江古田とその周辺に分布する針葉樹層の年代測定では,最終氷期のMIS …

    機関リポジトリ

  • 油脂を含むスプレッド素材の添加がパンの模擬食塊の物性に及ぼす影響

    池ヶ谷 篤 日本調理科学会誌 56 (5), 199-208, 2023-10-05

    ...また,バターやマーガリンと比較して油脂の比率の少ないファットスプレッドが硬さと付着性の低減により有効であった。キャノーラ油と水を混合したエマルジョンを評価した結果については,キャノーラ油を添加することにより,水のみの場合と比較して模擬食塊の硬さ,凝集性,付着性のいずれもがより低下した。</p>...

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  • センサーとして用いるFBG(Fiber Bragg Grating)の透過特性に関する数値的検討

    児玉 茉洸, 横田 光広 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 188-188, 2023-08-31

    ...光通信では、ある波長帯の光を透過させないフィルター、土木などの構造物に関する分野では、周期幅の変化による反射波長帯のずれを利用してセンサーとして使われている。本稿では、その透過特性を確認し、数値的検討を行なうために、FDTD法を用いた。今回は、層数の変化と周期幅の変化による透過特性を確認し、検討・考察を行なった。</p>...

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  • 内視鏡下膜切除術で治療した幼児wind sock型先天性十二指腸膜様狭窄症の1例

    福永 奈津, 杉山 彰英, 川野 晋也, 田中 拡, 八木 勇磨, 安藤 晋介, 林 武雅, 吉澤 穣治, 渡井 有 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 59 (5), 899-904, 2023-08-20

    ...認め,腸閉塞を疑い緊急手術をした.開腹所見ではTreitz靭帯の形成がなくLadd靭帯が壁外性に十二指腸を圧迫していた.腸回転異常症と診断し,Ladd手術を行った.術後の上部消化管造影検査で十二指腸球部に造影剤が停滞し,十二指腸の壁が二重に造影される部位を認めた.先天性十二指腸膜様狭窄症を疑い,上部消化管内視鏡検査を施行した.Vater乳頭の肛門側にwind sock型の膜様狭窄を認め,フラッシュナイフ...

    DOI Web Site 医中誌

  • フォールス・コンセンサスが一般情報教育の教育効果に及ぼす影響

    山口, 梨江, 村上, 祐子, 稲垣, 知宏 情報教育シンポジウム論文集 2023 233-236, 2023-08-11

    ...一般情報教育の学習意欲を高めるために,講義前に身近な話題についてペアワークで議論させた.本研究では,ペアワークで組んだ学生同士で意見が一致していたかどうかと学習意欲,テスト結果に及ぼす影響を調べた.意見が一致する組合せとなったコンセンサス群と一致しないフォールス群で,学習意欲では有意差は確認できなかったが,テスト結果では,コンセンサス群の効果が有意に高く,ペアのフォールス・コンセンサスが教育効果に影響...

    情報処理学会

  • 光線力学療法後のピンホール状食道狭窄に対する集学的内視鏡手技による治療

    池田 貴文, 松井 裕史 日本レーザー医学会誌 44 (2), 136-142, 2023-07-15

    ...症例に対する新たな狭窄解除術としてRadial incision and cutting(RIC)法が提案されている.RICは確実に瘢痕組織を除去でき,劇的な通過改善が得られる治療のため,患者の満足度は高い.一方,RIC後の再狭窄率は高く,予防的なバルーン拡張術の繰り返しやステロイド投与などの必要性も報告されている.本稿では当院でバルーン拡張やRICのみで治療困難なピンホール状狭窄を経験し,針状型ナイフ...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献14件

  • オリゴ転移非小細胞肺癌に対し化学・免疫療法後に局所地固め治療を行った1例

    井手 祥吾, 江口 隆, 松岡 峻一郎, 三浦 健太郎, 濱中 一敏, 谷 直樹, 大西 洋, 小泉 知展, 花岡 正幸, 清水 公裕 肺癌 63 (2), 115-121, 2023-04-20

    ...</b>LCTの治療選択・組み合わせ・順序はLCT選択前治療の効果に応じて多彩で,個々の症例蓄積・情報共有が重要である.副腎オリゴ転移に対するLCTとしてのサイバーナイフによる定位放射線治療は有効な選択肢のひとつと考えられた.また,免疫療法後に手術を検討する場合,免疫関連有害事象に注意が必要である.</p>...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献14件

  • 生命科学に関して幼児期に育むべき資質・能力に関する論考:

    大貫 麻美, 鈴木 誠 理科教育学研究 63 (3), 513-526, 2023-03-31

    ...また,日本と同様に生命科学に関する科目設置のないフィンランドのコンピテンス基盤型幼児教育についても調査,分析を行った。これらの知見を基に,幼児期に育成が期待される生命科学に関する資質・能力について,日本の幼稚園教育要領を参照しながら考察を行った結果,日本の幼児教育で扱われる5領域全体を横断する形での学びが期待されることが分かった。</p>...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 振動挙動の制御による軟質材料に対する高品位超音波援用切断技術の開発

    亀井 琢未, 田中 智久, 若崎 知己 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 805-806, 2023-03-01

    ...<p>再生医療や創薬において細胞や生体組織といった軟質複合材料の切断工程が存在するが,非常に柔らかくかつ複合的な材料特性を有するため切断が困難である.一方で軟質複合材料の切断に超音波ナイフが有効とされる報告がある.本研究では実験により,刃の振動挙動に着目した軟質材料の超音波援用切断のメカニズム解明に取り組んだ.その結果,刃に平行な一定以上の振幅かつ楕円振動挙動が高品位な切断を実現した.</p>...

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  • 野球のバッティング上達支援のためのスイング解析

    濱田, 大聖, 中島, 克人 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 371-372, 2023-02-16

    ...した効率の良い練習方法がまだ十分普及していと考えられる.そこで,我々はスマホ等の身近なカメラのみを使ったバットスイングの動作解析によって,打撃の上達支援を行うシステムを開発している.今回は,まず事前学習済のYOLOv7にボールとバットの画像の追加学習を行い,それらの検出精度を向上した.次に,60fps程度の映像での各フレームにおけるボールとバットの検出結果と打者の骨格推定を用いて,映像では捉えきれない...

    情報処理学会

  • 食道亜全摘術の胃管吻合完全閉塞に対しランデブー内視鏡法にて再開通した1例

    鈴木 翔, 河上 洋, 三池 忠, 内田 圭佑, 田村 穂高, 吉田 直樹, 内山 尚美, 小川 宗一郎, 畑田 紘志, 田代 耕盛 日本消化器内視鏡学会雑誌 65 (2), 117-124, 2023

    ...し食道亜全摘術および胃管再建術を施行された.術後7日目に嚥下障害がみられ,各種検査により吻合部の完全閉塞と診断した.対側の食道粘膜を巻き込むように縫合したことが原因と考えられ,口側および胃側からの内視鏡的アプローチ(ランデブー内視鏡法)を試みる方針とした.全身麻酔下に手術時の腹部創より胃管を小切開して胃側内視鏡の挿入経路を確保した.完全閉塞部は各々の内視鏡の透過光が対側の内視鏡で確認された.ESDナイフ...

    DOI 医中誌

  • 浅間山麓における湧水中のフッ化物イオンについて

    鈴木 秀和 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 201-, 2023

    ...</p><p> 一方,ECとの間に明瞭な相関関係がみられないフッ化物イオンは,他の成分とは異なる起源を持つことが推定される。図1をみると,とくにF<sup>–</sup>濃度が高い湧水は,1783年の天明噴火の際に噴出した火砕流と溶岩流の末端付近に分布していることがわかる。...

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  • 近位型頚椎症性筋萎縮症の手術成績

    斧渕 夏那, 髙石 吉將, 田中 宏知, 溝脇 卓, 中原 正博, 井村 隼, 近藤 威 脊髄外科 37 (2), 117-123, 2023

    <p>  Cervical spondylotic amyotrophy, which causes upper limb muscle atrophy due to cervical spondylosis, results from compression lesions and circulatory disorders in the anterior horn of the …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献10件

  • 薬学的介入により改善に至ったバンコマイシン内服投与後に出現した薬剤性腎障害の1症例

    森脇 健太郎, 小出 哲朗, 加藤 公人, 松田 千裕, 田中 裕子, 水谷 日花里, 窪田 知仁, 大矢知 立城, 西田 順二, 伊藤 久美子 日本腎臓病薬物療法学会誌 12 (2), 197-201, 2023

    <p>近年、高齢化に伴い薬剤性腎障害(DKI:drug-induced kidney injury)は増加傾向にあり、薬剤師によるDKIの早期発見および重篤化回避が期待されている。今回、我々は塩酸バンコマイシン(VCM:vancomycin)内服投与後に出現したDKIの症例を経験した。80歳男性はメチシリン耐性黄色ブドウ球菌肺炎および腸炎のためにVCM内服およびテイコプラニン(TEIC:teic…

    DOI Web Site 医中誌

  • ドイツにおける教育の本質:

    池田 真利子 日本地理学会発表要旨集 2023a (0), 59-, 2023

    ...その知的好奇心が留まることを知らないフンボルトと,詩人であり,哲学者であり,自然科学者でもあるヨハン・ヴォルフガング・ゲーテとの関係性は,30年にもおよぶ。「原型」と「全体」から接近するゲーテと,「要素」と「部分」から出発するフンボルトは,その方法論的違いこそあれ,相互に影響を与えながら,ドイツ,ひいては世界の哲学を含む近代科学を牽引した点は注目に値する。...

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  • 放射線治療後に発生した再増大を繰り返す中大脳動脈部のBlister-like AneurysmにOver-lapping Stent Techniqueが有効であった1例

    岡本 紀善, 糸川 博, 藤本 道生, 森谷 匡雄, 柘植 雄一郎, 笹沼 仁一 脳血管内治療 8 (3), 102-109, 2023

    ...【症例】48歳,女性.神経膠腫術後の残存腫瘍に対し,サイバーナイフを施行した.照射2年後にくも膜下出血で発症し,左M1にBLAを認めた.急性期治療は困難であったが,第10病日に囊状部分が拡大し,塞栓術を行った.第22病日に再破裂を来し,ステントを併用し再拡大部に追加塞栓を行った.さらに短期間で動脈瘤が増大したが,コイルの追加とステントを三重に重ねることで治癒が得られた....

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  • 機械学習を用いた補助人工心臓運用時の大動脈弁開閉動作の推定

    鈴木 竜弥, 田中 明, 白石 泰之, 吉澤 誠, 山家 智之 生体医工学 Annual61 (Abstract), 217_1-217_1, 2023

    ...の開閉状態をリアルタイムに把握することは極めて重要である.そこで本研究では,大動脈流量を直接計測せず,ポンプ流量と大動脈圧あるいはポンプ後負荷から弁の開閉を推定することを目的とした.再帰型ニューラルネットワークであるLSTMニューラルネットワークを用いて,ポンプ流量から大動脈圧あるいはポンプ後負荷までのダイナミクスを学習させ,モデルの出力誤差を利用して弁の開閉の有無を推定した.その結果,弁の開閉のない...

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  • 石鎚山における登山者の行動特性と近年の登山観光

    井口 梓 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 302-, 2023

    ...一方で、「ハイキング感覚」と回答する観光志向の強い登山者にとって、石鎚登山の難易度を高めている2か所、すなわち石鎚山信仰の行場である4か所の鎖場や山頂に至るナイフリッジは、観光の「冒険的なアトラクション」として位置付けられる傾向にあること、コースタイム等の検討など登山計画が無く、開始時刻が遅いうえ頂上での滞留時間が長く、行動終了時刻が遅い傾向にあるなど、危機意識に課題も見られる。...

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  • 加熱による3Dプリント食品の食感制御域拡大

    島田 勇輝, 武政 誠 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 27-, 2023

    ...軟らかい食材しか利用できないフード3Dプリントでは制御可能な食感は限定的であり,印刷後に焼いた場合,食品の変形が意図しない食感変化をもたらす課題があった。しかし本研究により,歯応えのある食品印刷が実現可能となり,今後3Dプリンターを活用した食品造形,特に食感設計可能域拡大が期待される。</p>...

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  • III.潰瘍性大腸炎関連腫瘍に対する内視鏡治療

    高丸 博之, 斎藤 豊 日本大腸肛門病学会雑誌 76 (10), 572-579, 2023

    ...</p><p>UC関連大腸腫瘍性病変は線維化や炎症があるため,ESDの手技的困難性は高い.トラクションやITナイフnanoなどを用い,経験豊富な内視鏡医による慎重な治療が望まれる.異時性病変の可能性を考慮しつつ,治療後のサーベイランスも重要である.</p><p>内視鏡治療においても,さらなるエビデンスを積み重ねることが重要である.</p>...

    DOI Web Site 参考文献33件

  • 再発三叉神経痛に対するガンマナイフ再照射後にくも膜下出血を生じた症例

    馬場 大地, 藤村 陽都, 福山 幸三, 清澤 龍一郎, 荒川 渓, 三本木 千尋, 梶原 真仁, 原田 啓, 高木 勝至 脳卒中 advpub (0), 2023

    ...,放射線関連動脈瘤と判断した.GKS関連動脈瘤は仮性動脈瘤であることが多く,小型でも破裂を起こす危険性が高い.ガンマナイフ照射野に圧迫血管が含まれないように工夫が必要である.GKS関連動脈瘤の治療はtrappingが必要なことが多く,脳梗塞を合併することがあるので注意が必要である.個々の症例に応じて,血管内治療と直達手術のどちらが安全で確実であるか,検討が重要である....

    DOI Web Site 参考文献17件

  • 身体機能の改善によっても避けられなかった肘尺側側副靱帯損傷と肘頭疲労骨折に対して同時修復を行ったプロ野球投手の1例

    古屋 貫治, 鈴木 昌, 田村 将希, 尾﨑 尚代, 西中 直也 日本整形外科スポーツ医学会雑誌 43 (1), 13-19, 2023

    ...例を報告する.入団時より投球時の右肘痛を自覚して受診.UCL損傷と肘頭疲労骨折を認めたが圧痛や不安定性はなく,機能訓練で投球フォーム改善を試みた.半年後に投球時痛が増悪し,肘頭骨折線が延長し,悪化を認めたため,UCL再建術と肘頭の骨接合術を施行した.術後4ヵ月からシャドーピッチングを開始.現在は1軍で活躍している.両疾患は同様の受傷メカニズムが報告されている.本症例は,UCL損傷に対して肘に負担のない...

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  • 腹部造影CTにおける発泡剤の内服による血管の造影効果の向上

    山中 良太, 都能 和俊 日本放射線技術学会雑誌 79 (6), 517-526, 2023

    <p>【目的】胃の術前造影computed tomography(CT)において,発泡剤を内服することで胃壁を伸展させ,腫瘍の深達度の評価が可能である.しかし,発泡剤が動脈や静脈,門脈,肝静脈の造影効果に与える影響についての報告はない.本研究の目的は腹部造影CTにおいて発泡剤が血管の造影効果に及ぼす影響を明らかにすることである.【方法】対象は発泡剤の内服の有無以外に撮影タイミングや造影剤の注入方…

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献18件

  • Si-Mg複合粉末フィラーへのAl添加によるSiC接合強度の向上

    小濱 和之 溶接学会全国大会講演概要 2023s (0), 150-151, 2023

    ...Alを含まないフィラーでは接合部にMgが多く残存し接合強度が低かったのに対し、適量のAlを含むフィラーではMg蒸発が促進されて緻密なSi層を介した接合体が得られ、接合強度は増大した。...

    DOI

  • リスペリドン内服患者における転倒・転落の発生リスクと腎機能の関係についての検討

    澤井 美希, 西野 真紀, 岡本 剛, 小林 恵美子 日本腎臓病薬物療法学会誌 12 (2), 189-195, 2023

    <p>リスペリドン(RIS) は、せん妄患者に処方されることの多い非定型抗精神病薬である。RISの活性代謝物は腎排泄であり、腎機能低下患者ではその副作用である鎮静作用が遷延することがある。一方、転倒・転落は、患者の日常生活動作や生活の質を大きく損なうだけでなく、入院期間の延長にも繋がる重要な問題の一つである。転倒・転落に睡眠薬や降圧剤が影響するといった報告はあるが、抗精神病薬がどの程度影響するか…

    DOI Web Site 医中誌

  • フグ食中毒発生時のおう吐物および尿中からのテトロドトキシンの検出

    難波 順子, 浦山 豊弘, 金子 英史, 佐藤 淳, 藤本 佳恵, 繁田 典子 食品衛生学雑誌 63 (6), 225-230, 2022-12-25

    ...<p>食品残品が入手できないふぐ食中毒事例において,LC-MS/MSを用いた分析法により患者のおう吐物および尿からテトロドトキシン(TTX)を検出した.これらの試料の分析において,当初は保持時間がTTX標準品と一致せず,測定値に希釈倍率を乗じた値が一定にならなかったが,TTX標準品の保持時間との一致を目安におう吐物では10倍希釈,尿では100倍から200倍希釈することで定量性良く分析することが可能となった...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献4件

  • ステロイド内服中に発症した後腹膜気腫症を伴う腸管囊腫様気腫症の1例

    大豆生田 尚彦, 小泉 大, 宮原 悠三, 北林 宏之, 近藤 悟 日本腹部救急医学会雑誌 42 (7), 767-771, 2022-11-30

    <p>症例は81歳,女性。66歳より器質化肺炎があり15年間ステロイド内服中であった。2週間持続する食思不振を主訴に前医を受診し,腹部単純X線検査で腹腔内気腫が疑われたが腹部症状が乏しく経過観察されていた。その5日後に同じ症状で当院を受診し,精査目的に上部消化管内視鏡検査を施行した。特記すべき内視鏡所見はなかったが,翌日発熱を主訴に再診し,造影CT検査で広範な後腹膜気腫を伴う腸管囊腫様気腫症を認…

    DOI Web Site 医中誌

  • 次世代シーケンサーデータの解析手法 第 19 回 R Markdown

    牧野 磨音, 清水 謙多郎, 門田 幸二 日本乳酸菌学会誌 33 (3), 195-205, 2022-11-15

    ...</p><p>多くのユーザにとっては見慣れないファイルの拡張子(.Rmd)かもしれないが、アグリバイオインフォマティクス教育研究プログラムの中でも利用されている。本稿ではまず、R Markdown の基本的な利用法として、チャンクの概念や HTML の生成などを述べる。次に、前回作成した R スクリプトファイルの内容を R Markdown 化し、相違点について述べる。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献10件

  • 脳転移による痙攣を契機にたこつぼ型心筋症を発症した肺癌術後再発の1例

    後藤 まどか, 市川 靖久, 坪内 秀樹, 川角 佑太, 福本 紘一, 内山 美佳, 森 正一 肺癌 62 (5), 377-381, 2022-10-20

    ...左上葉多形癌(pT2aN0M0)に対し左肺上葉切除術+縦隔リンパ節郭清(ND2a-1)を施行した.X年9月,痙攣と呼吸困難を主訴に救急搬送された.頭部造影MRIで左頭頂葉に浮腫を伴う脳腫瘍を認めた.心臓超音波で左室はたこつぼ様となり左室駆出率低下を認めることから,肺癌脳転移およびたこつぼ型心筋症と診断した.抗痙攣薬・抗凝固薬を開始し,速やかに心機能は改善し第14病日に自宅退院した.脳転移に対しガンマナイフ...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献12件

  • 専門医の直接介入による内服薬などのB型肝炎再活性化予防のためのリスクマネジメント

    荒木 眞裕 肝臓 63 (10), 445-455, 2022-10-01

    <p>2009年に免疫抑制・化学療法により発症するB型肝炎再活性化対策ガイドラインが発表され,再活性化対策が周知されるようになったものの,現在なお完全には対応できていない.当院では内服薬などは担当医のみが対応する状況で対策を急ぐ必要があり,専門医が直接介入することで再活性化を予防する取り組みを行った.2021年4月から1年間,新規に対象薬剤が処方された2,348人に対し,担当医などの協力を得て必…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献4件

  • 他者とともに生きる身体と心を育てる

    君和田 雅子 学術の動向 27 (10), 10_90-10_94, 2022-10-01

    ...そこから、「役割を限定しないフォークダンスの授業」づくりに取り組み始めた。あえて男女という言葉を使わずに、男性役を「リードする側」女性役を「リードされる側」と呼び、途中で交代してどちらの役割も経験する形で学びを進めた。どちらも実際に経験することで、ペアで動く際のコツや、スムーズなパートナーチェンジの感覚が実感できたようだ。...

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  • 循環器病対策推進協議会への参画を目指して─山梨県言語聴覚士会の取り組み─

    内山 量史 高次脳機能研究 (旧 失語症研究) 42 (2), 165-169, 2022-06-30

    <p>  2018 年 12 月, 「健康寿命の延伸等を図るための脳卒中, 心臓病その他の循環器病に係る対策に関する基本法」が成立され, 脳卒中や心筋梗塞などの循環器病の予防推進などが図られることとなった。同法の施行により都道府県では循環器病対策推進協議会 (以下, 協議会) が設置され, 現状に応じて循環器病対策推進計画が立案される。山梨県言語聴覚士会 (以下, 当会) …

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  • フラスからのカシノナガキクイムシの識別

    濱口 京子, 神崎 菜摘 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 619-, 2022-05-30

    ...本研究では、これまでに開発した手法を応用し、DNAがごく微量にしか含まれないフラスからのカシナガ検出・同定法を検討した。その結果、mtDNAのCytb領域を対象としたPCR増幅の有無によって、グループAを別系統や別種から識別することができた。また、28S rDNAの部分配列をPCR増副、決定することにより、グループA、グループBのいずれであるかを識別することができた。...

    DOI

  • 第4回 パソコンとの連携に欠かせないファイル技

    伊藤 朝輝 日経パソコン = Nikkei personal computing (890) 65-70, 2022-05-23

    第4回iPadだとファイルを意識せずに利用できる点が、パソコンとの連携時にはかえって足かせとなってしまう場合がある。「ファイル」アプリを活用して解消しよう。 iPadで使われる「iPadOS」はiPhoneの「iOS」の流れを汲み、ファイルを意識することなく利用できる点が…

    PDF Web Site

  • ICTを活用した「沈黙のグループワーク」の開発と評価

    川路, 崇博 久留米大学文学部紀要. 情報社会学科編 17 1-14, 2022-03-31

    ...ではグループウェアの空間的特性と時間的特性の両特性が活かされたと言える.また,Google Chat のような顔が見えないテキストのみでのコミュニケーションは,対面での発言が苦手なものにとって有用である一方,信頼関係が構築されていない状態でのグループ編成時では発言が阻害されている可能性がある.さらに副次的に得られたこととして,テキストによるやり取りに限定したことにより,グループワークに積極的に参加しない...

    機関リポジトリ HANDLE Web Site

  • 「芸術家」としての統治者

    柴田, 勝二 梅光学院大学論集 55 1-13, 2022-03-31

    ...三島由紀夫『わが友ヒットラー』は、1934年6月末に起きた、エルンスト・レーム、グレーゴル・シュトラッサーをはじめとする、ヒットラーに対峙すると見なされた勢力が一斉に粛清された「レーム事件」ないし「長いナイフの夜」事件を素材として構築された劇で、ヒットラー、レーム、シュトラッサー、及び資本家のクルップの4人のみを登場人物として、ヒットラーがレームとシュトラッサーの粛清を決断するまでの経緯を描いている...

    機関リポジトリ

  • アスパラガス切断時の刃物へ作用する荷重の解析

    荒川 進, 清水 悠登 精密工学会学術講演会講演論文集 2022S (0), 703-704, 2022-03-02

    <p>著者は、アスパラガスの収穫機の自動化の一環として、収穫時の切断機構を検討している。切断機の省力化、小型化のために切断時の刃物に作用する荷重の低減させる必要がある。そこで、アスパラガスの切断時の荷重を詳細に調査し、刃先の入接角度を変化させると切断時の荷重が変化することを示した。この結果に基づいて、本報告では、ミクロ的な刃先先端部の応力分布がマクロ的な切断時の荷重にどのように影響するかを検討し…

    DOI

  • SDGsビジネスにおける人工知能フリーライド問題

    清家, 彰敏, 清家, 大嗣, 清家, 由加里 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 379-380, 2022-02-17

    ...またネット上の他者の企画を採用し、責任者にバックグラウンドのないフリーライドが急増している。従来のビジネスであればフリーライド企画は短期的であり、その正誤を検証しやすい。それに対してSDGsビジネス企画の検証は10年以上先を待たなければならない。...

    情報処理学会

  • 視線情報を用いた英語フレーズの理解度推定

    樋笠, 泰祐, 平田, 明日香, 田中, 啓太郎, 森島, 繁生 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 559-560, 2022-02-17

    ...しかし、フレーズが平易な単語で構成される場合、既存手法では読者が理解していないフレーズを検出できない問題がある。本研究では、新たな視線情報を考慮した、単語の難易度に依らない手法を提案する。具体的には、フレーズを読み切るまでの時間やフレーズからの返り読みの回数をSVMの入力特徴量に追加する。被験者実験を通して、提案手法の有用性を検証する。...

    情報処理学会

  • Presyrinx stateを呈したarachnoid webの1手術例

    山西 俊介, 高石 吉將, 池内 祐介, 溝脇 卓, 中溝 聡, 近藤 威 脊髄外科 36 (1), 56-61, 2022

    <p>  Spinal arachnoid web is a rare condition that causes various neurological symptoms due to direct spinal cord compression by a thickened arachnoid membrane and subsequent cerebrospinal fluid …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献25件

  • トップダウンの認知が身体所有感に与える影響と離人症傾向の関連

    山本 一希, 中尾 敬 日本認知心理学会発表論文集 2022 (0), 4-4, 2022

    ...錯覚の指標には,視触覚刺激呈示後の恐怖刺激 (偽の身体にナイフが刺さる映像) に対する皮膚電気反応を用いた。その結果,離人症の程度が高いほど,偽の身体を自分の身体だと思わせた際に錯覚の程度が小さくなった。このことから,離人症傾向者では,トップダウン的に身体を自分の身体と認知することが,身体所有感の低下につながると考えられる。...

    DOI

  • 類似から類縁へ

    松井 実 日本デザイン学会研究発表大会概要集 69 (0), 450-, 2022

    ...本発表では、55本の現代的なモデル、5本の歴史的モデル、1本のオリジナル1891年モデル、合計61本のVictorinox関係のスイスアーミーナイフモデルを例に系統ネットワークとして推定した例を紹介する。</p>...

    DOI

  • 前床突起部髄膜腫の病態と治療

    鰐渕 昌彦, 高見 俊宏, 川端 信司, 古瀬 元雅, 野々口 直助, 池田 直廉, 亀田 雅博, 平松 亮, 矢木 亮吉, 宮武 伸一 Japanese Journal of Neurosurgery 31 (11), 711-716, 2022

    ...定位放射線照射にはガンマナイフ治療と寡分割照射があり, いずれも良好な腫瘍コントロール率となっている. 高悪性度髄膜腫に対する今後の治療として, ホウ素中性子捕捉療法に期待が寄せられている.</p>...

    DOI Web Site 参考文献34件

  • 同位体顕微鏡を月面に設置する

    坂本 直哉 日本地球化学会年会要旨集 69 (0), 130-, 2022

    ...そこで、性能を落とさないフルスペックの同位体顕微鏡を月面に設置するために取り組んでいる装置開発について紹介する。</p>...

    DOI

  • 大腸ESDにおけるバイポーラデバイスの安全な使用法

    高丸 博之, 斎藤 豊 日本消化器内視鏡学会雑誌 64 (3), 285-295, 2022

    ...<p>大腸におけるESDでは,大腸は腸管壁が薄いという解剖学的特徴があるため,他部位のESDに比べ安全性,特に穿孔に十分注意する必要がある.バイポーラナイフデバイスであるJet B-knife<sup>Ⓡ</sup>はジェット局注機能をもち,ナイフ根部で切開し,ナイフ先端部には電流を生じないように設計されている先端系ナイフである.このため穿孔のリスクが低く安全に切開剝離を施行可能としているが,その特性上...

    DOI

  • 抗凝固薬内服開始後に胆嚢出血をきたした胆嚢癌の1例

    船越 薫子, 高橋 誠, 周 達仁, 東原 琢, 林 達也, 下地 耕平, 岡田 晴香, 森田 泰弘 日本臨床外科学会雑誌 83 (2), 402-408, 2022

    <p>症例は84歳,男性.呂律不良,右片麻痺を主訴に当院へ救急搬送された.未治療の心房細動に伴う心原性脳梗塞の診断で,脳外科入院の上,抗凝固薬の内服が開始された.第3病日,腹痛を自覚し当科紹介となった.造影CTで胆嚢の緊満を認め,内部は不均一に高濃度を呈しており,胆嚢出血と診断した.腹腔鏡下胆嚢摘出術を施行したが,出血を制御できず,開腹術へ移行した.術後の病理組織診断で胆嚢癌(T1b)の診断とな…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献23件

  • ステークホルダー関係性の進化

    後藤 俊夫 AAOS Transactions 11 (1), 197-203, 2022

    <p>This paper investigates why family-managed but not family-owned family businesses can exist, contrary to the general notion that family businesses are managed and owned by a family(s). Based on …

    DOI

  • 眼底検査の要精査・要治療対象者受診率70%を目指した取り組み

    明後 祐子, 松本 泳子, 平野 理恵, 岩田 美紗貴, 中村 昭光, 佐々木 浩一, 的場 聡子, 箕浦 孝晃, 山鳥 紀子, 田中 香織 人間ドック(Ningen Dock) 37 (3), 497-503, 2022

    ...</p><p><b>結論:</b>陥凹に関する説明チラシを郵送することで陥凹所見者の眼科受診率が有意に上昇した.今後も受診率向上・維持のため,人間ドックの受診当日から切れ目のないフォローアップ体制を継続していく必要がある.</p>...

    DOI Web Site 医中誌

  • 三叉神経痛の外科治療 各論:稀な三叉神経痛

    北原 功雄, 白鳥 寛明 日本頭痛学会誌 48 (3), 611-623, 2022

    ...vertebra-basilar artery vertebrobasilar ectasia) ,静脈圧迫のみ,くも膜肥厚,複数血管,若年発症 (15歳発症) ,trigeminocerebellar artery (TCA) ,脳動静脈奇形,静脈性血管腫,骨圧迫 (suprameatal tubercle) ,脳腫瘍,interposition素材,transverse pontine.V,ガンマナイフ...

    DOI

  • 書く行為の可視化モデルの構築とその応用

    楊 冬愷 日本デザイン学会研究発表大会概要集 69 (0), 474-, 2022

    ...<p>本研究は、一般論として身体で書く行為の可視化されていないプロセスに注目を して、身体の動き方の視覚表現方法を構築する、書く行為の全体像を表すインフォ グラフィックデザインで、書く行為の身体各部位(指·腕·肩·半身·全身)と道 具·書かれたもの、支持体による動く変化を明確にする。</p>...

    DOI

  • メインデバイスとしてのHookKnifeJの効果的な手技とコツ

    三池 忠, 河上 洋, 小山 恒男 日本消化器内視鏡学会雑誌 64 (10), 2295-2307, 2022

    ...<p>HookKnifeは2003年に小山らにより開発されたESDのデバイスである.シンプルなデザインにもかかわらず,咽頭,食道,胃,十二指腸,大腸等のあらゆる臓器に有用である.先端部のHook partでの細かい操作のみならず,根本部のArm partでの大胆な操作が特徴的であり,また他のナイフの苦手な垂直病変へのアプローチや瘢痕合併症例で剝離に対しての繊細な操作も可能である.2015年には送水機能...

    DOI

  • 孤立性脳転移をした大細胞型胃内分泌細胞癌の1例

    山田 知弘, 森 俊明, 薮崎 紀充, 石山 聡治, 廣田 政志, 横井 一樹, 石岡 久佳, 中西 速夫 日本臨床外科学会雑誌 83 (5), 875-882, 2022

    ...<p>症例は初診時67歳の男性で,胃もたれ感を主訴に受診した.上部消化管内視鏡検査で噴門部付近の不整な隆起性病変を指摘され,生検で低分化腺癌と診断された.胃全摘術,D2郭清を行った.病理組織学的所見から大細胞型胃内分泌細胞癌,pStage IIbと診断された.術後補助化学療法として,カルボプラチンとイリノテカン併用療法を施行した.術後2年で孤立性脳転移を認め,サイバーナイフによる定位放射線治療を施行...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献8件

  • 自転車サドルによる肛門直腸・膣・会陰損傷で出血性ショックを呈した1例

    大島 綾乃, 金子 直之, 柚木 良介 Japanese Journal of Acute Care Surgery 12 (1), 117-121, 2022

    ...開脚ジャックナイフ体位で直腸・膣・会陰の止血と修復,仰臥位で人工肛門造設を行い,良好に経過した。【考察】まれな外傷である自転車サドルによる肛門直腸損傷を経験した。出血性ショックに対しMAの改善後に根治術を行い(short-term damage control strategy),手術では体位と3D(diversion, debridement, drainage)に留意した。...

    DOI 医中誌

  • 峡部厚13mmの馬蹄腎を腹腔鏡下に離断し採取し得た生体腎ドナーの1例

    近藤 晃, 春口 和樹, 蜂須賀 健, 川瀬 友則, 三宮 彰仁, 小山 一郎, 中島 一朗 移植 57 (Supplement), s287_1-s287_1, 2022

    ...</p><p>右側臥位ジャックナイフ体位で、左季肋下・左下腹部に12mm portを挿入し、臍右側にGelport<sup>®</sup>を装着し、腹腔鏡下に手術を行った。峡部が厚さ13mm、幅43mmであったため、先に尿管及び腎動静脈を切離した。...

    DOI 医中誌

  • 経口的咽喉頭手術 (TOVS・ELPS) のために開発した新規マリアブル器具の有用性

    渡部 佳弘, 岡本 康秀, 長谷部 夏希, 遠藤 理奈子, 竹林 亜貴子, 猪狩 雄一, 小澤 宏之, 今西 順久 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 124 (12), 1619-1625, 2021-12-20

    ...<p> 今回, 経口的咽喉頭手術に最適化された, かつリユーザブルな器具として ① 柔軟性高周波ナイフ (250mm), ② 回転式マリアブル鉗子 (250mm), ③ 送水機能付きサクションコアギュレーター (200mm) を, フジタ医科器械と共同開発した. これらを高周波出力装置 VIO3 (ERBE) と組み合わせて用いることで経口的咽頭悪性腫瘍手術を安全かつ確実に施行し得た....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献12件

  • SQLインジェクション攻撃対象の内部情報に依存しない攻撃フェーズ識別手法

    黒木 琴海, 鐘本 楊, 青木 一史, 野口 靖浩, 西垣 正勝 情報処理学会論文誌 62 (12), 1985-1995, 2021-12-15

    ...分析対象に攻撃フェーズを識別する手法を提案する.提案手法では,WAFアラートに関連するHTTPリクエストに含まれる部分的なSQLクエリのみを解析対象として,初期状態のDBMSを用いて動的解析することで攻撃対象システムの内部情報や対象システムの改変を必要としない.評価より,提案手法は人工データセットに対して78.1%の精度で正しく識別できたこと確認した.また,提案手法により,実環境で約5割の被害を及ぼさない...

    DOI 情報処理学会

  • 日本人菌状息肉症患者におけるベキサロテン内服の効果と安全性:岡山大学での投薬症例による解析

    中川 裕貴, 濱田 利久, 平井 陽至, 三宅 智子, 山崎 修, 岩月 啓氏, 森実 真 西日本皮膚科 83 (6), 549-553, 2021-12-01

    <p>ベキサロテンは本邦で 2016 年に皮膚 T 細胞リンパ腫(CTCL)に対し承認され,現在では CTCL 治療に広く用いられている。欧米ではベキサロテン長期投与症例が報告されているが,日本ではまだ承認から日が浅いため長期投与症例の報告は少ない。当院でベキサロテンにて加療された 11 例の菌状息肉症(MF)患者について解析した。その中で長期に渡りベキサロテンを投与され良好な経過を示した 3 …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献12件

  • ポリスチレンスルホン酸カルシウム内服中の血液透析患者に発症したS状結腸穿孔の2例

    関 純一, 島田 翔士, 中川 美星子, 垣迫 健介, 大饗 園子, 髙野 洋次郎, 登内 晶子, 中原 健太, 竹原 雄介, 向井 俊平, 榎並 延太, 澤田 成彦, 石田 文生, 工藤 進英, 根本 哲生 日本腹部救急医学会雑誌 41 (7), 537-541, 2021-11-30

    <p>ポリスチレンスルホン酸カルシウム(calcium polystyrene sulfonate:以下,CPS)は陽イオン交換樹脂であり高カリウム血症の治療に用いられる。重大な副作用に腸管穿孔があり使用に注意が必要である。症例1は88歳女性,下腹部痛で前医を受診し,S状結腸穿孔,汎発性腹膜炎と診断された。緊急手術目的に当院に転院搬送された。当院で単孔式人工肛門造設術(Hartmann術)を施行…

    DOI Web Site 医中誌

  • プレドニゾロン内服単独で長期間生存した猫の悪性インスリノーマの1例

    小田原 由佳, 三井 一鬼, 道下 正貴, 高橋 俊一 日本獣医師会雑誌 74 (11), 738-742, 2021-11-20

    <p>10歳齢の避妊済雌猫が頭部の部分痙攣発作を主訴に来院した.低血糖がみられ,腹部超音波検査において膵体部に低エコー性の結節が認められたことから,インスリノーマを疑い,プレドニゾロンによる内科療法を試みたところ,一般臨床状態は改善した.その後32カ月間プレドニゾロン内服単独で血糖値管理が可能であったが,全身状態が徐々に悪化して斃死した.剖検と全身諸臓器の病理組織検査及び免疫組織化学的検索により…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献6件

  • 白嶺丸重磁力データの整備・公開

    石原 丈実 BULLETIN OF THE GEOLOGICAL SURVEY OF JAPAN 72 (5), 421-445, 2021-11-02

    ...1999年の地質調査船白嶺丸のほとんどの航海に対して1分間隔の均質なデータを整備した.GPSが一般的になる前は,船舶の位置データの精度が悪いため測線間の交点誤差が大きく,広範囲の磁気図・重力図の作成は困難だった.こうしたデータが多く含まれる白嶺丸の重力・全磁力データに対して,フィルターや衛星データの活用も含む各種補正により,測線に沿う不自然な異常のない磁気異常データ,アルチメトリによるものよりノイズの少ない...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献12件

  • 食肉処理場冷蔵庫内における枝肉表面温度変化の非線形回帰分析法

    足立 泰基 日本獣医師会雑誌 74 (10), 662-669, 2021-10-20

    ...区間推定まで行った研究は少ない.本論文の目的は,冷蔵された牛枝肉表面温度の経時的温度測定データをもとに統計学的モデルを作成し,複数の方法による区間推定の結果を比較することである.53頭の牛枝肉の冷蔵庫内における表面温度変化のデータから最小二乗法によってパラメータを推定した.次に,テイラー展開の一次近似式を用いる方法,フィッシャー情報量の逆行列を用いる方法,パラメトリックブートストラップ法及びジャックナイフ...

    DOI Web Site Web Site 参考文献20件

  • イベルメクチン内服後に再発した顎口虫による Creeping Disease の 1 例

    市ケ谷 (今村) 友美, 伊藤 宏太郎, 今福 信一 西日本皮膚科 83 (5), 447-452, 2021-10-01

    <p>82 歳,男性。初診前日に下腹部右側に瘙痒を伴う紅斑が出現した。当院初診時,右下腹部に瘙痒を伴う線状の紅斑があり,皮膚生検では真皮の血管周囲に多数の好酸球とリンパ球の浸潤があった。皮下脂肪織にも同様の炎症細胞浸潤があったが,虫体はみられなかった。Creeping disease の疑いでイベルメクチン 9 mg(0.2 mg/kg)内服後に紅斑は退色傾向であったため,7 …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献10件

  • 体重管理用の2種の療法食ペットフードを給与した猫における糞便の臭気強度の変化

    中村 有加里, 深瀬 徹 におい・かおり環境学会誌 52 (5), 295-298, 2021-09-25

    ...<p>体重管理用の2種の療法食ペットフードを6頭の猫に給与し,糞便の臭気強度を6段階臭気強度表示法により検討したところ,3頭の猫において,高消化性および加水分解タンパクならびに繊維を多量に含有するフードを給与した場合の臭気強度は,このようなタンパクを含まず,繊維を多量には含まないフードを給与した場合よりも著しい低値を示した.本試験は少数の猫を用いて実施したにすぎないために断定的な結論は控えるが,フード...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献9件

  • 直接経口抗凝固薬内服中に甲状腺穿刺吸引細胞診を施行して頸部血腫を生じた1例

    増村 千佐子, 是松 瑞樹, 寺田 理沙, 天野 雄太, 福田 雅俊, 小川 真, 猪原 秀典 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 124 (9), 1302-1308, 2021-09-20

    <p> 穿刺吸引細胞診のまれな合併症の1つに血腫形成があり, その発生リスクの1つとして抗血栓療法がある. 現在さまざまな作用機序をもつ抗血栓薬が存在し, また薬剤によって周術期の休薬期間が異なる. 近年の抗血栓療法の周術期の取り扱いについてガイドラインでは, 出血性合併症よりも抗血栓薬の休薬による血栓性合併症の発生の方を重視して休薬を不要としているが, …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献10件

  • 運動過程をフィードバックする筋力トレーニング支援システム

    田邉 英介, 高塚 佳代子, 椋木 雅之 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2021 (0), 228-229, 2021-09-17

    ...正しくないフォームで行うとトレーニングの効果が低下するだけでなく、怪我をするリスクも高まる。姿勢推定を行うことで運動過程を認識し、対応するフィードバック情報を提示することで、正しいフォームから外れないようにシステムが支援を行う。提案したシステムを被験者に体験してもらいアンケートを行なった結果、フィードバックがトレーニングを正しく行うことに役立つという結果が得られた。</p>...

    DOI

  • 滑落中の崖面にナイフを刺して停止するマンガ物理学的MRシステム

    常川, 広貴, 松浦, 昭洋 エンタテインメントコンピューティングシンポジウム論文集 2021 45-46, 2021-08-23

    ...通常の物理法則をユーモラスな方向に変更した「マンガ物理学」の代表的なシーンである、人が崖を滑落中にナイフを崖面に突き立て停止する体験を、複合現実の枠組みで体感可能なシステムを開発した。プレイヤーは、ナイフ型デバイスを把持し、ベルトコンベアを埋め込んだ崖面デバイスにナイフを押し込み、逆方向に回転するコンベアからの反力と摩擦力により相対的に落下感を得て、最終的に停止まで体験できる。...

    情報処理学会

  • バカンピシリン内服により非色素沈着型固定薬疹を繰り返した 1 例

    鈴木 祥子, 大賀 保範, 今福 信一 西日本皮膚科 83 (4), 321-323, 2021-08-01

    <p>57 歳,男性。歯科治療後に,両側臀部に色素沈着を残さずに消退する発赤・腫脹を繰り返すことが 2 回あった。2 回とも症状出現時に,臨床所見や血液検査上炎症反応の上昇がみられたため蜂窩織炎と考えられ,セファゾリンナトリウム水和物(セファメジン<sup>®</sup>)点滴投与を受け数日から 1 週間程度で症状は軽快していた。今回,3 …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件

  • 低Mg血症,低Ca血症を呈したプロトンポンプ阻害薬長期内服中の腸管Behçet病の1例

    千葉 宏文, 小笠原 光矢, 谷地 一真, 伊藤 啓紀, 新海 洋彦, 小野寺 美緒, 石山 文威, 萱場 尚一 日本内科学会雑誌 110 (7), 1475-1481, 2021-07-10

    <p>54歳,女性.8年前に完全型Behçet病(Behçet's disease:BD)と診断.インフリキシマブ投与で安定していた.また,ラベプラゾール10 mgを長期内服していた.体重減少の精査で,回盲部に円形の深掘れ潰瘍を認め,腸管BDと診断した.高度下痢が持続し,上下肢のしびれ・脱力を伴い,Ca 6.0 mg/dl,Mg …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件

  • 事前予測による物体検出の推論実行効率化

    田中, 美帆, 鈴木, 貴久, 豊永, 慎也, 松倉, 隆一 マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2021論文集 2021 (1), 750-759, 2021-06-23

    ...機械学習の認識精度の向上により,日常のさまざまな場面で機械学習が用いられるようになってきた.例えば,道路や交差点に設置されるカメラにより,渋滞や事故などの状況を人間に代わって判断し,通知できる.しかしながら,GPU は高価であるため,GPU の処理を効率化して相対的にコストを下げることが重要となる.意味のあるイベントは頻繁には発生しないことに着目し,簡易な方法で認識結果を予測することで,変化の少ない...

    情報処理学会

  • オンライン授業の参加意識向上に向けた視聴妨害を用いた受動発言促進手法の提案

    李, 炳録, 高島, 健太郎, 西本, 一志 情報処理学会研究報告. HCI, ヒューマンコンピュータインタラクション 2021-HCI-192 (36), 1-6, 2021-03-16

    ...目的とし,講義映像の視聴妨害により強制的に発言を促す手法を提案する.具体的には,発言人数が少ない場合に,スライドや授業動画を妨害フィルターで覆い部分的に見えなくする.妨害フィルターを外すには,発言人数が既定の数に達する必要があり,学生は否が応 でも発言をしなくてはならない.実験を行ったところ,視聴妨害は学生の講義での発言意欲と発言数を向上させるのに有効であることが示された.また学生に負の感情を与えない...

    機関リポジトリ

  • 塩酸セベラマー内服が誘因と考えられた空腸憩室穿孔の1例

    赤木 晃久, 石田 尚正, 浦上 淳, 髙岡 宗徳, 吉田 和弘, 羽井佐 実 日本腹部救急医学会雑誌 41 (1), 33-36, 2021-01-31

    <p>症例は70歳男性。糖尿病性腎症による慢性腎不全で17年前から血液透析中で,高リン血症のためカルシウム非含有リン吸着薬であるセベラマー塩酸塩を内服中であった。近医で透析中に好中球の左方偏位とCRPの著明な上昇を指摘され,精査目的で当院へ紹介された。右下腹部に軽度の圧痛を認めたが,腹膜刺激症状は認めなかった。腹部CTで腸管外遊離ガスを認めたため,緊急開腹手術を施行した。空腸の腸間膜側に多発する…

    DOI Web Site 医中誌

  • DPP-4阻害薬であるシタグリプチンの長期内服中に発症したRS3PEの 2 例

    湯川 奈緒子, 大高 行博, 高橋 正樹, 栗原 勇希, 益田 敬明, 大舘 幸太, 堀口 昇男, 佐藤 浩子, 小和瀬 桂子, 田村 遵一, 石山 延吉 日本病院総合診療医学会雑誌 17 (1), 43-48, 2021-01-31

    Remitting seronegative symmetrical synovitis with pitting edema(RS3PE)は,高齢者に多い圧痕浮腫を伴うリウマトイド因子陰性の対称性滑膜炎である。今回我々は,dipeptidyl peptidase(DPP)- 4阻害薬の一つであるシタグリプチンの長期服用中にRS3PEを発症した 2 例を経験した。いずれも中高齢女性で,内服 …

    DOI Web Site 医中誌

  • 胸腔鏡を先行させ開胸アプローチで修復した穿通性横隔膜損傷の1例

    矢嶋 尚生, 澤田 悠輔, 青木 誠, 村田 将人, 沼尻 一樹, 中澤 世識, 矢島 俊樹, 調 憲, 徳江 浩之, 大嶋 清宏 日本外傷学会雑誌 35 (1), 8-11, 2021-01-20

    ...症例は60歳代男性, 左頸部と左胸部をナイフで刺され, 前医へ救急搬送された. CT検査で左横隔膜損傷を認めたため, 精査加療目的に当院へ救急搬送された. 身体所見・CT検査所見では腹腔内臓器損傷を疑う所見は認めなかったため, 開胸アプローチによる左横隔膜修復術を施行した. 術後経過は良好で, 第14病日に独歩退院となった....

    DOI 医中誌

  • 深度カメラによる三次元姿勢推定を用いたポーズ変更が可能な人体画スケッチ学習支援システムの構築

    西田 曉人, 曽我 真人 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2021 (0), 3H2GS9b02-3H2GS9b02, 2021

    ...スケッチ学習支援システムとは,骨格,輪郭線で手本と成果物を比較し,差分やスコアを返すシステムである.従来の仮想空間を用いた人体画スケッチ学習支援システムでは,カメラから得た二次元画像で実人型モデルの姿勢推定し,それに機械学習から推測した深度情報を加えて三次元座標に変換することで仮想人型モデルのポーズ変更を実現していた.そのため,深度情報が推測しづらい場合にはポーズ変更が正しく行えず,学習と直接関係しない...

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  • 小麦ふすまを使用した焼菓子の物性と嗜好性

    山田 真衣 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 59-, 2021

    ...小麦ふすまを使用したフィナンシェ1種、小麦ふすまを使用していないフィナンシェ4種の合計5種とし、物性測定を行った。物性については、フィナンシェを1cm幅にカットし、破断試験を行った。破断試験にはクリープメータ(RE-33005C、株式会社山電)を使用し測定した。嗜好性については、小麦ふすまやに焼菓子に関するアンケート調査を行った。...

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  • ジャガイモの加熱調理における物性変化と品質に及ぼす影響因子の探索

    鹿又 菜緒, 川口 毬, ラべ イヴァン, 酒井 昇, 福岡 美香 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 66-, 2021

    ...これらをナイフカッタープランジャーと力学試験機(レオメータ)を用いて半分に切断し、デジタルマイクロスコープで切断面の3D画像を取得した。画像中心部の凹凸の程度を粗滑度として算出した。さらに、加熱に伴う構造変化と水分の挙動を、顕微鏡観察、NMR測定により調べた。...

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  • フレーム選択型マルチフレーム超解像を用いた画素ずらし再構築画像の鮮明化

    小川 勝久, 岩本 祐太郎, 陳 延偉 画像電子学会年次大会予稿集 49 (0), 17-17, 2021

    ...画素ずらし連写フレーム画像から撮影ブレや大気揺らぎの影響がないフレーム画像を選択して、マルチフレーム超解像により高解像度合成画像を再構築する。 監視カメラ応用を想定した実験で、撮影ブレや大気揺らぎを除去した鮮明な超高解像度ズーム画像が撮影できる事を確認した。...

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  • 2本の弾性牽引糸を内蔵した新規先端フードを使用した大腸内視鏡的粘膜下層剝離術の経験

    藤田 欣也, 竹下 雅浩, 森山 榮治, 落合 智志, 木下 陽亮 日本消化器内視鏡学会雑誌 63 (2), 207-212, 2021

    ...<p>安全で効率的な内視鏡的粘膜下層剝離術(ESD)を行うには,剝離部の良好な視野の確保と的確なカウンタートラクションを得ることが有用であり,これまで種々の牽引法が報告されてきた.今回,われわれは,より有効な牽引を行うために,複数のリングと伸縮性を有する牽引糸を2本内蔵した新規先端フードを使用して深部大腸腫瘍のESDを施行した.今回,経験した3症例の各々に,種々の高周波ナイフ,クリップを使用したが,...

    DOI 医中誌

  • 愛知学院大学歯学部歯内治療学基礎実習における 「根管処置技能試験」 導入の試み

    稲本 京子, 鈴木 一吉, 今泉 一郎 日本歯科保存学雑誌 64 (2), 125-132, 2021

    ...</p><p> 結論 : 今回の 「根管処置技能試験」 により, 全学生に対して, 診療参加型臨床実習前客観的臨床能力試験では評価できないファイル操作の確認ができ, 個別にフィードバックを行うことができた. 学生が基礎実習の段階から 「技能のプロセス評価」 を受けることは, 学生自身が臨床実習において必要な修得すべき基本的技能を再確認できる良い機会であると考えられた.</p>...

    DOI 医中誌

  • P9-1 健常成人における膝関節位置覚の年代別変化

    高橋 理紗, 南島 大輔, 高橋 美幸, 西原 洋彦 関東甲信越ブロック理学療法士学会 40 (0), 165-, 2021

    ...</p><p>【対象・方法】対象は疼痛や痺れ,整形外科疾患の既往のないフィールドワークを主とした女性有職者54 名(20 代</p><p>18 名36 膝,30 代10 名20 膝,40 代12 名24 膝,50 代14 名28 膝).関節位置覚の測定は,BIODEX のPassive mode を用い,外部からの触覚刺激を遮断するため下腿に短下肢装具を装着,視覚情報はアイマスク,聴覚情報はヘッドホン...

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  • 上部尿路上皮癌に対するロボット支援腹腔鏡下腎尿管全摘除術の経験

    齋藤 満, 成田 伸太郎, 沼倉 一幸, 嘉島 相輝, 山本 竜平, 小泉 淳, 奈良 健平, 羽渕 友則 Japanese Journal of Endourology 34 (2), 318-322, 2021

    ...完全側臥位, 軽度ジャックナイフ体位, 6または7ポート, 経腹膜アプローチで手術を施行した. 術中, 体位変換やペイシェントカートの移動は行わなかった.</p><p> 手術時間の中央値は308分, 推定出血量の中央値は63 mLで輸血や開腹手術移行は無かった. pT3の左尿管癌症例1例で摘出標本断端が陽性であった....

    DOI 医中誌

  • 経験的なパラメーターに依存しないフラックス測定法—真の渦集積法の開発と検証

    斉藤 拓也, 坂部 綾香, 高梨 聡, 小杉 緑子 日本地球化学会年会要旨集 68 (0), 139-, 2021

    <p>森林・農地・都市・海洋などから大気へ放出(あるいは大気から吸収)される微量物質の輸送量(フラックス)の測定法として簡易渦集積法があり、揮発性有機化合物、水銀、アンモニア、メタン、エアロゾルなど種々の大気微量成分のフラックス測定に用いられてきた。しかしこの手法は、他の物理量から得られた経験的なパラメーターに依存するという本質的な問題を抱えている。そこで本研究では、経験的なパラメーターに依存し…

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  • 表在型非乳頭部十二指腸上皮性腫瘍に対する内視鏡的粘膜下層剝離術とOver-the-scope clipを用いた予防的閉鎖の有用性と安全性(動画付き)

    土肥 統, 吉田 直久, 内藤 裕二, 吉田 拓馬, 石田 紹敬, 東 祐圭, 北江 博晃, 松村 晋矢, 高山 峻, 荻田 和幸, 水野 直樹, 中野 貴博, 間嶋 淳, 廣瀬 亮平, 井上 健, 鎌田 和浩, 内山 和彦, 髙木 智久, 石川 剛, 小西 英幸, 森永 友紀子, 岸本 光夫, 伊藤 義人 日本消化器内視鏡学会雑誌 63 (4), 439-450, 2021

    ...</p><p>【方法】2009年1月から2019年7月の間に10mmを超えるSNADETに対するESDを受けた患者を遡及的に検討した.ESDは針型ナイフ(フラッシュナイフ-ESD)またははさみ型ナイフ(クラッチカッター-ESD)のいずれかを使用して施行した.ESD後粘膜欠損は,従来クリップ,腹腔鏡下閉鎖,またはOTSCのいずれか3つの方法により予防的に閉鎖した....

    DOI 医中誌

  • ユーザのフォロワー構成による投稿の拡散されやすさに関する検証

    松野 省吾, セーヨー サンティ, 榊 剛史, 檜野 安弘 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2021 (0), 1D4OS3c01-1D4OS3c01, 2021

    ...ばれる.そこで,筆者らはインフルエンサーの性質を,1)投稿を拡散するユーザを多くもつユーザ.かつ,2)投稿数の多いユーザ(≅拡散を躊躇なくするユーザ)であると定義し,Twitterの記録から構築したソーシャルグラフを用いて投稿拡散への影響を検証した.その結果,いずれかの性質を持つユーザはランダムに選択したユーザよりも投稿の拡散される確率が高く,特に,プライベートグラフの中でフォロー/フォロワー数が少ない...

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  • 振戦・ジストニアに対する凝固療法

    堀澤 士朗, 平 孝臣 Japanese Journal of Neurosurgery 30 (7), 512-518, 2021

    ...ガンマナイフは穿頭, 剃毛を要さないが, 効果の発現までに6カ月程度を要する. 集束超音波は, 穿頭を要さないが全剃毛が必須である. リアルタイムに位置と温度をモニターしながら熱凝固を行う. 不可逆的な合併症を呈するリスクがある凝固療法を安全に行うには, 豊富な知識・経験と確かな技術が必要である.</p>...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献24件

  • 銅添加酸化チタンナノ粒子の低温合成及び光触媒応用

    本田 光裕, Popy Listani, 市川 洋 日本表面真空学会学術講演会要旨集 2021 (0), 2Ea03-, 2021

    ...我々は、低エネルギーかつ環境負荷が少ないプロセスである液相析出法により、 銅添加酸化チタンナノ粒子を形成した。形成された粒子は、アナターゼ型酸化チタンであり、銅の添加により可視光吸収を示した。銅の添加量を変化させることで、吸収端は最長で550nmまでシフトすることが確認された。</p>...

    DOI

  • P2Pを用いた分散並列処理システムの開発

    東 誠太, 武田 和大, 原 崇 日本シミュレーション学会論文誌 13 (2), 48-58, 2021

    ...</p><p>評価の結果,オブジェクト共有空間を用いた既存法と比較して,分散並列処理の計算性能の向上を確認した.さらに,クライアントが多くなっても台数効果が減少しないことを確認した.また,従来よりも少ないファイル数とライン数で,分散並列処理を実装することが可能となった.</p>...

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  • UAV-SfM測量による海氷フリーボード計測の試み

    渡邊 達也, 舘山 一孝 雪氷 83 (2), 155-167, 2021

    ...使用して異なる3つの空撮方法を実施し,広域の海氷を計測するのに適切な方法を模索した.GCP を配置した方法では,歪みを伴い再現性の低いフリーボード分布図が生成された.その要因として,広い海氷域に十分なGCP を配置できなかったこと,GCP の位置が潮位変化の影響を受けたことが挙げられる.一方,画像撮影位置を正確に測位し,GCP配置が不要な方法では,低温条件下での作業効率性が向上するとともに,歪みの少ない...

    DOI Web Site Web Site 参考文献14件

  • ガンマナイフ治療で良好な局所制御を得られている小児橋びまん性星細胞腫の1例

    廣田 晋, 清川 樹里, 山岡 寛人, 石川 茉莉子, 金子 聡, 芳村 雅隆, 山本 信二, 山本 昌昭 小児の脳神経 46 (4), 320-325, 2021

    ...<p>眼球運動障害で発症した11歳男児の脳幹部腫瘍を報告する.橋背側のexophytic,境界明瞭な類円形16 mmの腫瘍で,生検術とガンマナイフ治療を行った.遺伝子検査でK27M H3変異はなく,pediatric diffuse astrocytoma, grade IIと診断した.複視は消失し,術前からの眼球運動障害の進行も停止した.その後4年間の腫瘍制御は良好で,腫瘍も11 mmまで縮小した...

    DOI 医中誌

  • 当院での十二指腸ESDの実際と小腸病変への応用

    斎藤 豊和, 春日 健吾, 根岸 駿, 糸井 祐貴, 佐藤 圭吾, 橋本 悠, 田中 寛人, 保坂 浩子, 栗林 志行, 浦岡 俊夫 日本小腸学会学術集会プログラム・抄録集 5 (0), 5_65_2-5_65_2, 2021

    ...ナイフはDualKnife JとHookKnife Jを使用し, 粘膜下層の強い線維化や筋層に垂直なアプローチとなる困難な場面においてはHookKnife Jを使用する. 後出血, 遅発性穿孔予防に全例で潰瘍底閉鎖を試みている. また, 全例を内科外科との合同カンファレンスで治療方針の決定, 術後経過報告を行っている....

    DOI 医中誌

  • メトトレキサート内服中に発症した乳腺原発悪性リンパ腫の1例

    藤原 玄, 橋本 瑞生, 水谷 哲之, 臼井 弘明, 西村 元伸, 坂口 憲史 日本臨床外科学会雑誌 82 (9), 1643-1647, 2021

    <p>症例は70歳,女性.半年前から関節リウマチ(RA)に対してメトトレキサート(MTX)を内服しており,受診数日前より右乳房の腫瘤を自覚し当科を受診した.右D領域に手拳大の腫瘤を触知し,無痛性で可動性は良好であった.腋窩リンパ節を触知した.MMGにて右乳腺に高濃度腫瘤を,乳腺エコーにて右CD領域に39×41×33mm大のhalloを伴う不整形低エコー腫瘤を認めた.針生検を行い,浸潤性乳管癌・硬…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献10件

  • Cefaclor内服が契機の薬剤性溶血性貧血を疑われた1例

    上野 悠, 吉松 昌司, 高尾 智也, 宮田 広善 日本重症心身障害学会誌 46 (3), 369-372, 2021

    症例は2歳の男児。在胎35週4日、出生体重2508gで常位胎盤早期剝離による新生児仮死で出生し、重症心身障害児となり1歳8か月で当施設へ入所された。2歳9か月で尿路感染を発症しcefaclor(以下、CCL)の内服を開始した。内服3日目に貧血傾向(Hb:9.6g/dl)を認め、5日目には重度な貧血(Hb:5.0g/dl)まで進行した。薬剤性貧血を考慮しただちにCCLを中止したが貧血はさらに進行し…

    DOI Web Site 医中誌

  • 野生下における重度のジャックナイフ様脊柱後弯を伴うニホンジカ(<i>Cervus nippon</i>)奇形胎仔の一例

    秦 彩夏, 須田 遊人, 佐伯 緑, 嶌本 樹, 吉村 久志, 山本 昌美, 藤原 亜紀, 神谷 新司, 播谷 亮 日本野生動物医学会誌 25 (4), 141-145, 2020-12-24

    ...コンピュータ断層撮影・解剖・病理検査を行った結果、重度のジャックナイフ様脊柱後弯等の骨格異常、白線の離開と腹部臓器の腹壁外への脱出、口蓋裂、鼻裂、右前肢指骨の過剰背屈、第3および側脳室の拡大、肺の分葉異常、鎖肛がみられた。反芻動物で胎仔奇形を引き起こす病原体は検出されなかった。本研究は野生ニホンジカで重度の奇形胎仔を記録した初めての例である。</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献16件

  • 心不全患者の運動耐容能評価の実際とエビデンス

    折口 秀樹 The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 57 (12), 1131-1135, 2020-12-18

    ...<p>運動耐容能の評価は『急性・慢性心不全診療ガイドライン』で示されるように,問診や治療方針決定・運動制限の鑑別・予後規定因子の最高酸素摂取量のための心肺運動負荷試験(CPX)は推奨度クラス1のエビデンスがある.しかしながら,高齢心不全患者が増える中,CPXがそぐわないフレイル・サルコペニア症例が増えている.このため,実用的で簡便な評価法が望まれるのも事実である....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献4件

  • フ-ルプル-フ設計による石油ストーブ火災事故防止

    川口 昇, 福田 隆文 安全工学 59 (5), 308-321, 2020-10-15

    ...ストーブ灯油漏れ火災事故の個票の「事故原因」の項目を基に,事故に至る3 つのシナリオを明らかにした.この結果より,事故への進展を止める点を見いだし,該当する規格要求事項と事故対策機能の有効性を分析・評価し,これらが必ずしも事故防止にはフールプルーフでないことを示した.その上で,石油ストーブの温度が灯油の発火温度未満になるまで気密油タンクは取り外しができず,かつ給油口のふたが確実に閉められ緩みが発生しない...

    DOI Web Site

  • 腸閉塞で発症した肺小細胞癌術後小腸転移の1例

    平野 敦史, 森 幹人, 富田 裕彦, 板野 理, 松原 久裕, 吉田 雅博 日本腹部救急医学会雑誌 40 (6), 739-742, 2020-09-30

    ...肺小細胞癌術後2年後,脳転移再発したためガンマナイフ治療を施行,治療後は経過観察となっていた。肺癌術後3年4ヵ月後,腹痛および嘔吐が出現,精査加療のため当科緊急入院となった。入院後の精査で転移性小腸腫瘍による腸閉塞の診断,腹腔鏡補助下小腸部分切除術を施行した。病理診断は,肺小細胞癌小腸転移であった。退院後,脊椎・脳転移再発し放射線治療を行ったが,小腸転移術後5ヵ月で死亡した。...

    DOI Web Site 医中誌

  • タイ王国の後発酵茶「ミャン」の製法調査

    堀江 祐範, RUENGSOMWONG Supatjaree, WANNISSORN Bhusita 日本食品工学会誌 21 (3), 125-137, 2020-09-15

    ...</p><p>チャの若葉を素手あるいは指につけたフィンガーナイフを用いて刈り取る.このとき,茶葉をどのようにとるかは,生産者により異なる.筆者が見た中では,茶葉の3分の2程度をちぎるものが多かった.一方で,全葉をとって使用する生産者もおり,長年続けられてきた生産者ごとの習慣に基づく.ミャンの製造工程の概要をFig. 3に示す.刈り取られた葉は,竹のバンドである程度の大きさの束にまとめるか,網でできた...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献12件

  • Stage I直腸癌術後17年目に肺転移と19年目に脳転移を来した1例

    原 鐵洋, 橋本 泰司, 片山 達也, 土井 寛文, 久原 佑太, 木建 薫, 豊田 和宏, 小林 弘典, 坂下 吉弘, 二宮 基樹, 坂本 直也, 安井 弥, 宮本 勝也 日本消化器外科学会雑誌 53 (9), 732-739, 2020-09-01

    ...郭清を施行した.病理診断はT2(MP),N0,M0,Stage Iであった.術後16年10か月,腸閉塞精査のためCT施行したところ,左下葉に腫瘍性病変を認め,血液検査で腫瘍マーカー上昇を認めた.上部・下部消化管内視鏡検査では悪性疾患を疑う所見はなかった.肺病変に対し胸腔鏡下左肺下葉切除術を施行し,病理組織学的検査で直腸癌からの転移と診断した.その後,肺転移再々発,脳転移を来したが,肺部分切除,ガンマナイフ...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献19件

  • 5年間無症状で経過した腹腔内伏針を腹腔鏡下手術で摘出し得た1例

    室谷 知孝, 山田 真規, 益田 充, 宮本 匠 日本腹部救急医学会雑誌 40 (5), 641-644, 2020-07-31

    <p>症例は74歳女性で,他院受診時に偶発的に腹腔内伏針を指摘された。腹部症状はなく,また画像検査で消化管穿孔などの臓器損傷は否定的であった。患者の状態は安定していたため,厳重な管理のもと術前検査を行ってから初診より3日後に待機的手術の方針とした。手術は腹腔鏡下で,術中X線透視を用い伏針の場所を特定しながら行った。伏針は一部癒着した大網組織とともに摘出することで,腹腔内で遺残することなく安全に摘…

    DOI Web Site

  • 2016年熊本地震における鋼矢板工法で補強した河川堤防の被害要因分析

    笠間 清伸, 山本 秀平, 大野 誠, 森 啓年, 塚元 伸一, 田中 淳 地盤工学ジャーナル 15 (2), 395-404, 2020-06-30

    ...熊本平野の河川堤防では,軟弱地盤の圧密沈下や液状化に起因する基礎地盤の沈下や側方変位の抑制を目的として,鋼矢板を支持層まで貫入する着底支持鋼矢板工法,支持層まで貫入しないフローティング鋼矢板工法および着底工法とフローティング工法を組み合わせた部分フローティング式鋼矢板工法など地盤補強が多く用いられている。...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 当院外来患者のアミトリプチリンとノルトリプチリンの副作用による内服中断の検討

    桑原 沙代子, 佐伯 美奈子 日本ペインクリニック学会誌 27 (2), 143-148, 2020-06-25

    <p>【目的】三環系抗うつ薬は,神経障害性疼痛に対する有効性が高いが,鎮静・抗コリン作用などの副作用がある.アミトリプチリン(amitriptyline:AT)とノルトリプチリン(nortriptyline:NT)の鎮痛効果は同等で,忍容性はNTのほうが高いと報告されている.当院外来のAT・NTの副作用による内服中断症例数および副作用の種類を検討する.【方法】2015年7月~2018年1月に,新…

    DOI Web Site 医中誌

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