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検索結果 9,812 件

  • 言語横断検索・リランキングに基づく目的言語翻訳メモリ利用型NMT

    田村 拓也, 王 小天, 宇津呂 武仁, 永田 昌明 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J107-D (4), 243-254, 2024-04-01

    ...Hossainらが提案したretrieve-edit-rerank方式は,翻訳や要約において,(1)外部情報から類似事例を検索し,(2)ニューラルモデルにより出力候補文を生成,(3)リランキング・スコアによって最良の出力候補文を自動選択する枠組みである.本論文では,類似目的言語文を用いた翻訳メモリ利用型NMTのタスクにおいて,このretrieve-edit-rerank方式の枠組みに基づき,類似目的言語文...

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  • 圧電収音に基づく接触点位置推定のためのBivariate Mixup

    米澤 祥吾, 谷口 行信, 入江 豪 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J107-D (4), 155-165, 2024-04-01

    ...の進歩や生活様態の変化により人が机の前で過ごす時間が増加している一方,人物動作認識において机の前での動作の認識に着目した研究例は少ない.机の前での動作は手と机のインタラクションが中心であり,然るに手が机上のどこに触れているかを正確に認識できることが重要となる.本研究では,手が机に触れた際の接触音からその位置を推定する新たな問題に取り組む.机に設置した3機のピエゾマイクで収音した接触音から,畳み込みニューラルネットワーク...

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  • 機械学習を活用した通信用光増幅器設計

    小野, 浩孝, ONO, Hirotaka 湘南工科大学紀要 58 (1), 17-21, 2024-03-31

    ...本報告では,光ファイバ伝送システムでは光中継器として使用されるエルビウム添加ファイバ増幅器 (EDFA) にニューラルネットワーク (NN) を用いた逆設計を適用し,目標特性からEDFAパラメータを導出ことができることを示し,EDFAに対する逆設計の有効性を示す。...

    機関リポジトリ

  • RNNを用いたTCP輻輳ウィンドウ減少量調整手法の実現可能性評価

    風間, 龍, 児嶋, 陽平, 阿部, 洋丈, 李, 忠翰 情報処理学会論文誌コンピューティングシステム(ACS) 17 (1), 1-12, 2024-03-26

    Recurrent Neural Network(RNN)による帯域予測を用いることで,既存の輻輳制御アルゴリズムのスループット改善が期待できる.しかし,先行研究における性能評価は,シミュレーションデータを用いてのみ行われている.実環境は,シミュレーションと比較して,様々な要因が影響するため,同等の予測性能が出るとは限らない.そのため,この手法は実環境でも十分な予測性能が出るかを検証する.本研究…

    情報処理学会

  • プログラムの役割分担によって好ゲームを演出する接待碁AI とその課題

    シュエ, ジュウシュエン, 池田, 心 情報処理学会第51回GI研究発表会, 2024-3 2024-GI-51 (19), 1-8, 2024-03-09

    ...にはそれらは強すぎて,普通に対戦することが楽しみにはつながらない場合も多い.先行研究では,初中級者を対象とし,役割の異なる2 つのプログラムを組み合わせることで,好ゲームを演出する手法が提案された.1 つ目は人間のトッププレイヤよりも強く,着手の良さを評価するものである.2 つ目は着手の自然さ(又は人間らしさ)を評価するものである.囲碁に適用した際には,1 つ目にKataGo,2 つ目に人間棋譜を学習したニューラルネットワーク...

    機関リポジトリ

  • 経営トップメッセージにおける可読性分析

    中尾 悠利子, 石野 亜耶, 岡田 斎 人工知能学会第二種研究会資料 2023 (FIN-032), 41-44, 2024-02-27

    ...を用いて、ESG報告書の可読性を判定する手法を提案する。可読性を判定するための提案手法の機械学習には、ニューラルネットワークを用いる。ニューラルネットワークに与える特徴量は、文字数、単語数、文節の数、述語の数、ひらがなの数、カタカナの数、漢字の数、アルファベットの数、係り受け平均距離、カナ最大連続文字数、漢字最大連続文字数、アルファベット最大連続文字数、新しい単語数の13の値の組み合わせと、分散表現...

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  • ニューラル応答生成を併用したTRPGゲームマスターAI

    武田 海人, 松吉 俊, 兼松 祥央, 三上 浩司 人工知能学会研究会資料 言語・音声理解と対話処理研究会 100 (0), 210-215, 2024-02-20

    ...本論文ではニューラルベースの応答生成を行う対話モデルを取り入れることで対応できる可能性を考えた。対話モデルを構築するうえで必要となるTRPGプレイの対話データを収集し、TRPGコーパスを作成した。TRPGコーパスを用いて対話モデルをファインチューニングし、生成した応答を評価することで、TRPGコーパスの有用性を検証した。...

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  • 非テキストデータを利用したSNS上の誘い出しユーザ検知

    西口 真央, 鳥海 不二夫, 高野 雅典 情報処理学会論文誌 65 (2), 602-612, 2024-02-15

    ...機械学習的アプローチであり,個人間メッセージなどのテキストデータを利用することを前提に開発されてきた.しかしながら,近年のSNSの多機能化による接触機会の多様化や,プライバシ保護意識の高まりにともなう会話コーパスの利用制限など,新たな問題も発生している.本研究では,メタデータやユーザ関係ネットワークデータのような非テキストデータのみを利用した,新たな誘い出しユーザの検知手法を開発する.提案手法は,グラフニューラルネットワーク...

    DOI 情報処理学会

  • 多次元データ再構成のための数理計画とその進展

    佐々木 亮平 電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌) 144 (2), 43-46, 2024-02-01

    <p>Research on reconstructing original data from data that can only be partially observed due to noise or missing data has been ongoing for many years. Such problems are generally referred to as …

    DOI Web Site 参考文献12件

  • 都市歩行者レベル風環境観測におけるCFDデータベースに基づくデータ駆動型風速計校正

    李 栄茂, 菊本 英紀, 賈 鴻源, 胡 超億, 王 翔 生産研究 76 (1), 25-31, 2024-02-01

    ...<p>風環境の実地観測と人工ニューラルネットワーク(ANN)に基づくデータ駆動型風速計校正は,瞬時風速の収集に高い時間的コストや設備費を要するため,実用性に課題が残る.本研究はCFDデータベースを活用することで,実地計測の作業を減少させることを目指す.本報では,2段階のANN予測フレームワークによる校正手法を提案し,CFDデータベースを訓練データとするANNの最適的な構築方法を検討した.結果から,ある...

    DOI

  • VAEを用いた視覚-運動変換モデルによる多指ロボットハンドでのコップの把持運動制御

    松田 基, 片山 哲, 福村 直博 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J107-D (2), 67-76, 2024-02-01

    人間の生活空間でさまざまな物体操作が可能な,人間を補助するロボットを実現するために,画像認識を基にした多指ハンド制御は重要なアプローチである.その場合,把持対象物の形状の特徴及び把持操作の目的に合わせた手指関節パターンを計算する必要がある.本研究ではこれを実現する視覚-運動変換モデルを用いて,コップの画像から多指ロボットハンドの把持を行った.学習モデルはそれぞれ視覚,運動情報に対応したVAEで構…

    DOI

  • 畳込みニューラルネットワーク向け省メモリ化技術の評価

    千葉, 雄司 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 17 (1), 1-11, 2024-01-31

    ...畳込みニューラルネットワークは,アプリケーション開発の有用な手段だが,多くの積和演算やメモリを必要とするため,安価な組込みマイコンでは利用しにくい.積和演算ついては,積和演算器の追加による対策が可能であるとしても,メモリの追加は費用対効果に優れず難しい.畳込みニューラルネットワークの計算に必要なメモリを削減する技術として,cascadingや,重みデータの圧縮があるものの,メモリの消費量や,計算速度...

    情報処理学会

  • 再帰ニューラルネットワークを用いたオドメトリ情報からの自己位置推定の精度改善

    千代 英一郎 コンピュータ ソフトウェア 41 (1), 1_82-1_88, 2024-01-25

    ...<BR>本論文では,主に教育現場における自律移動技術の演習支援を目的とし,ホイールオドメトリ情報のみを利用した自己位置推定の精度を再帰ニューラルネットワークを用いて改善する方法を提案する.評価の結果,提案方法により姿勢誤差を平均で約82%,最大で約90%,位置誤差を平均で約48%,最大で約72% 減少させることが可能であり,課題である累積誤差や旋回時の精度低下に対する有効な解決方法となりうることが確認...

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  • ディープニューラルネットワークによる空間オーディオの再定義

    カウシク サンダー, 松尾 早恵, 大門 純子, 毎熊 裕子 情報処理 65 (2), 74-77, 2024-01-15

    没入感や臨場感のあるオーディオ体験にきわめて重要な要素である空間オーディオ.これを実現するための頭部伝達関数(HRTF)の利用やそのパーソナライゼーションを含め,空間オーディオにかかわるオーディオ処理の問題を解決するために,ディープラーニングがどのように利用されているかを論述します.また,この技術が持つ潜在的な応用力や限界にも触れるとともに,ディープラーニングとオーディオ処理のエキサイティングで…

    DOI 情報処理学会

  • マスク着用に対応した顔検出手法

    河合 吉彦, 望月 貴裕, 苗村 昌秀 映像情報メディア学会誌 78 (1), 131-141, 2024

    ...ぺいによる精度低下が挙げられる.近年,新型コロナウイルス感染症の影響などによってマスクを着用する機会が増えたこともあり,マスクによる隠ぺいに対応した手法が求められている.本稿では,人物識別における前段の処理である顔検出を対象とし,マスクを着用している人物についても,顔が映る位置を精度よく検出できる手法を提案する.具体的には,学習データを拡張するためのマスク合成手法を提案するとともに,マスク着用に有効な深層ニューラルネットワーク...

    DOI Web Site 参考文献24件

  • Spatial-temporal attentionを導入した再帰型ニューラルネットワークに基づく重機との接触事故リスクの推定

    五箇 亮太, 前田 圭介, 藤後 廉, 小川 貴弘, 長谷山 美紀 AI・データサイエンス論文集 5 (1), 117-125, 2024

    ...,建設現場における安全管理の支援を目的として,重機との接触事故リスクを推定する手法を提案する.労働災害に関する近年の状況から,建設業においては発生件数が多く,増加傾向にある重機と作業員との接触事故の防止は喫緊の課題である.提案手法では,重機取り付けカメラまたは建設現場の定点カメラより撮影された映像を用いて,重機との接触事故リスクを推定可能とする深層学習モデルを構築する.ここで,提案手法では,再帰型ニューラルネットワーク...

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  • 言語特徴を利用した対話中の頭部運動機能の認識

    城戸 祐世, 杉山 隼大, 大塚 和弘 電子電子情報通信学会論文誌A 基礎・境界 J107-A (1), 6-18, 2024-01-01

    ...対話において,頷きや首振りなどの頭部運動は,様々重要な機能を担うことが知られている.従来,頭部運動からその機能を認識するための畳み込みニューラルネット(CNN)が提案されている.本論文では頭部運動機能の認識性能の向上を目指し,頭部運動に加えて新たに言語特徴を入力とするモデルを提案する.このモデルは言語・非言語情報を統合するため,各々の特徴を表現する埋め込みベクトルを算出し,これらを全結合ニューラルネット...

    DOI

  • 静止気象衛星ひまわりを用いた深層学習による新たな衛星雨量HiDREDv2の提案

    藤本 寛生, 手計 太一 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    ...<p> 開発途上国などの気象観測網が十分に配備されていない地域において,衛星プロダクトによる精度の良い衛星雨量の提供は防災のみならず,観測雨量を必要とする技術や研究の適用範囲を拡大できる期待がある.そこで本研究では静止気象衛星ひまわりに深層学習である完全畳み込みニューラルネットワークを用いることにより,新たな衛星雨量推定アルゴリズムHiDREDv2の提案を目的とする.本研究では既存のモデルのそれぞれの...

    DOI Web Site

  • 深層学習を用いた車椅子適合に必要な解剖学的ランドマークの検出

    関川 伸哉, 岩田 一樹, 昆 恵介 バイオメカニズム学会誌 48 (1), 36-43, 2024

    ...本研究では,写真撮影のみで車椅子適合に必要な身体寸法値の算出を行う計測システムの開発を目的に,深層学習(ニューラルネットワーク: NN)を用いて5 つの解剖学的ランドマークの検出を試みた.ランドマークの検出には,まず,事前学習済みモデルを用いて26 点のキーポイント座標を取得した.次に,26 点のキーポイント座標を用いて深層学習および線形回帰により5 つのランドマーク座標を予測した,検出精度の評価指標...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • ベイズ推定の代替手法を用いた不確実性を可視化する排水機場遊水池のLSTM水位予測モデル

    木村 延明, 皆川 裕樹, 福重 雄大, 吉永 育生, 馬場 大地 土木学会論文集 80 (22), n/a-, 2024

    ...<p> 本研究では,予測時間の迅速性などの観点からリアルタイム予測に利用される長・短期記憶(LSTM)を対象に,モデルに関する不確実性を可視化するために,LSTMにベイズ推定の代替手法を導入したベイジアンニューラルネットワーク(BNN)を構築した.本モデルは低平地の排水管理に利用される遊水池の水位予測に適用された.BNN構築のために,ネットワーク内のノードをランダムに切り替える手法であるMonte...

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 人工知能による血液培養検体の黄色ブドウ球菌とコアグラーゼ陰性ブドウ球菌の判別の試み

    南 暁彦 Tenri Medical Bulletin 26 (2), 120-122, 2023-12-25

    ...血液培養陽性症例のうち,黄色ブドウ球菌とCNS のグラム染色検体の撮影を行い,学習・検証用データと感度・特異度を評価するための診断精度評価用データに振り分けた.学習・検証用データは512 × 512 ピクセルの画像に分割し,それを手作業で黄色ブドウ球菌,CNS,背景の3 つに分類した.Python+Tensorflow を用いてInceptionResNet V2 による転移学習アルゴリズムを組み込んだ畳み込みニューラルネットワーク...

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  • 地方創生視点で捉えたワーケーション施設による情報発信内容の特徴と課題

    劉 銘, 安藤 奏音, 安原 有紗, 久保 暁子 環境情報科学論文集 ceis37 (0), 208-213, 2023-12-08

    <p><tt>ワーケーションは地方創生の手段の一つとして注目されており,情報発信に関する課題が指摘されている。本研究はワーケーションポータルサイト:地方創生テレワークに掲載された全国のワーケーション施設の紹介文章内容を対象に数量化Ⅲ類とクラスター分析を行い,</tt>work, vacation, life <tt>の</tt>3 …

    DOI

  • 深層学習による木簡欠損部位の画像復元

    塩野, 健治, 大山, 航 じんもんこん2023論文集 2023 38-44, 2023-12-02

    ...木簡は,過去の生活状況を伝える重要な資料であるため ,出土した 削り屑木簡の補完,解読が課題とされてい る.本稿では ,木簡文字読解 の支援を目的とした ,深層ニューラルネットワーク による木簡欠損部位のディジタル 画像上で の復元手法を提案する .また,復元画像の画質の定量評価および 復元された木簡文字画像 を用いた画像検索実験により 提案手法の有効性を評価した....

    情報処理学会

  • 花押を対象とした画像検索システムの改善の試み

    石村, 隆博, 北國, 智己, 村川, 猛彦 じんもんこん2023論文集 2023 131-136, 2023-12-02

    ...花押とは,その人物を示す署名(サイン)である.昨年発表した,花押画像ファイルを入力にとり,花押彙纂データベースの 25,000枚の花押画像の中で類似する画像を求めるシステムについて,本研究では 2つの改善を試みた. (1)これまでの AKAZEに基づき画像の特徴点を抽出し類似度を算出する方法と別に,畳み込みニューラルネットワークの一種である MobileNetV2 と近似最近傍探索ライブラリの Nmslib...

    情報処理学会

  • ニューラル機械翻訳を使った中国語古文の翻訳 -訓練・評価時の時間的差異の検証

    段, 文傑, 王, 鴻飛, 岡, 照晃, 小町, 守, 古宮, 嘉那子 じんもんこん2023論文集 2023 153-160, 2023-12-02

    ...時代の経過とともに,単語や文法などが変化する可能性が高い.そのため,訓練データと評価データの時間的差異が大きくなると中国語古文の翻訳モデルの性能が低下するという仮説を立てた.そこで,本論文では,異なる時代スパンの中国語パラレルコーパスを使用してニューラル機械翻訳モデルを訓練し,古文から現代文への翻訳性能を調査した.また,事前学習済みモデルをコンテキスト埋め込みとして使用する有効性について考察した.調査...

    情報処理学会

  • マルチモーダル非言語行動に基づく対話者の視線機能の認識

    田代 絢子, 今村 まい, 熊野 史朗, 大塚 和弘 電子電子情報通信学会論文誌A 基礎・境界 J106-A (12), 296-311, 2023-12-01

    ...認識という新たな問題を設定し,その解決の枠組みを示す.まず最初に43種の視線機能を定義し,対話中の時刻ごとに各機能の有無を非排他的に記述したコーパス,及び,その分析例を示す.次に14種の視線機能を対象とし,これを対話者の非言語行動から認識する深層学習モデルを提案する.具体的には入力モダリティとして,頭部運動,発話状態,注視状態,眼球方向,及び,顔表情を用い,各々の視線機能の有無の認識を行う畳み込みニューラルネット...

    DOI

  • RoBERTaを用いた組織運用分析のためのファジィグラフによる関係性の可視化と比較

    塩野 康徳, 志村 俊也 学術情報処理研究 27 (1), 119-126, 2023-11-27

    ...<p>組織運用において,蓄積データの分析により,意思決定や業務効率化が図られている.そのためには,現状を把握し,組織全体として継続的改善に取り組むことが求められる.一方,近年のコンピュータ性能の向上と共に,自然言語処理において用いられるニューラル言語モデルの応用が注目を浴びている.組織運用分析においても,ニューラル言語モデルの利用は有効で,新しい分析結果をもたらすと考えられる.筆者らは,ファジィグラフ...

    DOI

  • 網膜神経節細胞モデルとSpiking Neural Networkによる形状情報・動作情報の統一処理

    岩館 健司, 鈴木 育男 情報処理学会論文誌 64 (11), 1567-1575, 2023-11-15

    汎用人工知能の基盤となるモデルとして注目されるSpiking Neural Network(SNN)をマルチモーダルな情報処理タスクに適用することを目的として,視覚において空間情報(形状)および時間情報(動作)の抽出を担う網膜神経節細胞のモデルとSNNの組合せによる形状認識・動作認識の統一処理モデルを提案した.人物の様々な動作を収録した動画データセットを用いた提案モデルの学習実験により,形状認識…

    DOI 情報処理学会

  • 将棋における平均悪手を用いた特徴と棋力の分析

    藤田, 和音, 竹内, 聖悟 ゲームプログラミングワークショップ2023論文集 2023 88-93, 2023-11-10

    ...将棋 AI の研究発展により,人間を超える実力を持った AI が珍しくなくなっている.一方,将棋 AI による評価値は,ディープニューラルネットワークに加えて探索など複雑な計算によって得られるため,どの特徴が影響しているかなど中身を理解するのは難しい.着手頻度を用いた将棋プレイヤのプレイスタイルを分析する研究が存在するが,着手頻度と強さの関係は明確ではない.そこで,レーティング推定などに用いられる平均悪手...

    情報処理学会

  • 分散減少法を用いた麻雀における実力推定

    大神, 卓也, 天野, 克敏, 奈良, 亮耶, 鶴岡, 慶雅 ゲームプログラミングワークショップ2023論文集 2023 76-82, 2023-11-10

    ...試合もの試合数をこなしている.そこで本研究では,平均順位に代わって,プレイヤーの実力をよく表す推定値を求めることを目的とする.平均順位の不偏推定量であり,かつ平均順位よりも分散が小さくなる推定値を求めることができれば,同じ幅の信頼区間を求めるために必要な試合数が削減される.同じ不完全情報ゲームであるポーカーでは,対戦データからプレイヤーの実力の推定値を求める研究が行われている.この手法を応用し,深層ニューラルネットワーク...

    情報処理学会

  • 非言語情報を用いた人狼 BBS における発言の分類精度の向上

    川崎, 龍平, Reijer, Grimbergen ゲームプログラミングワークショップ2023論文集 2023 175-182, 2023-11-10

    人狼ゲームにおいて,それぞれの考えを共有する会議の時間は重要である.しかし,AI は他のプレイヤーの発言の意図を理解することが難しく,効果的な会議ができないという問題がある.本研究では,単語などの言語情報に加えて日にちや時間などの非言語情報を特徴量として加えることで,分類精度の向上を図った.その結果,言語情報のみと比較して非言語情報を加えた場合の精度は …

    情報処理学会

  • 人工検査画像を用いた外観検査DNNの特徴空間解釈

    渡辺 康生, 三好 健斗, 青木 公也, 輿水 大和, 菊地 朝子, 畔蒜 一輝 電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌) 143 (11), 1073-1082, 2023-11-01

    <p>In this study, we propose a method to clarify the application limits of DNN (Deep Neural Network) based visual inspection systems. A process for determining inspection results is a black box …

    DOI Web Site 参考文献11件

  • 動画像シミュレータを介した強化学習による細胞追跡手法

    長村, 徹, 瀬尾, 茂人, 藤本, 健二, 繁田, 浩功, 松田, 秀雄 情報処理学会論文誌数理モデル化と応用(TOM) 16 (2), 11-22, 2023-10-31

    近年の光学顕微鏡や蛍光タンパクの技術発展により,細胞を生かしたまま経時観察して動画像として記録可能となってきた.これらの動画像中から細胞動態を抽出し解析するためには細胞追跡が必要である.従来の細胞追跡では,主に教師あり深層学習に基づくtracking-by-detectionの手法が広く用いられる.しかし観測対象や撮影技術に依存して様々な性質を示す動画像に対して,個別に追跡アルゴリズムを調整する…

    情報処理学会

  • 複数の出力層を持つ物体検出CNNに対し最適な遠隔敵対的patch

    大西, 健斗, 中井, 綱人 コンピュータセキュリティシンポジウム2023論文集 1243-1250, 2023-10-23

    ...本発表では,畳み込みニューラルネットワーク(CNN)において,最適な遠隔敵対的patchの形状について考察を行う.既存研究では,YOLOv2について,敵対的patchの効果は各pixelを起点としてほぼ同心円状に拡散すること及び最適な遠隔敵対的patchの形状が円の一部となることを示した.しかし,この研究は,一種類の畳み込み層のみを考察した議論となっており,他のCNNに対しての議論が不十分であった....

    情報処理学会

  • 機械学習モデルの更新の保証に向けたゼロ知識証明の適用

    岩花, 一輝, 山下, 恭祐, 矢内, 直人, 税所, 修 コンピュータセキュリティシンポジウム2023論文集 1520-1527, 2023-10-23

    ...するために更新され続けることが一般的であり,モデルが更新された場合,従来のゼロ知識証明の手法を適用できない問題がある.本研究では,部分的な知識を証明するゼロ知識証明方式を利用することで,サービス提供者があるモデルから更新したモデルを利用していることを証明する手法を提案する.具体的には,更新前後のモデルパラメータが一定数同じであることを証明することで,部分的にパラメータが更新されたことを証明できる.代表的なニューラルネットワーク...

    情報処理学会

  • Deepfake検出に最適なニューラルネットワーク構造の自動探索

    利川, 悠斗, 飯島, 涼, 森, 達哉 コンピュータセキュリティシンポジウム2023論文集 1227-1234, 2023-10-23

    深層学習を用いて精巧な偽動画を作成するDeepfake が社会に及ぼす悪影響が懸念されている.Deepfake 生成技術は発展し続けており,現状最も高い性能を発揮するDeepfake 検出技術を用いても高精度な検出は困難であることが知られている.一般に, Deepfake の検出を実現する機械学習モデルの設計・実装は手動の作業を伴い,膨大な時間を要することが知られている.本研究は, …

    情報処理学会

  • 悪性PowerShell検出器に対する特徴の重みを考慮した回避攻撃の試み

    杉浦, 航, 三村, 守 コンピュータセキュリティシンポジウム2023論文集 1381-1388, 2023-10-23

    ...を用いた検知器に対する回避攻撃は,ほとんど検証されていない.そこで本研究では,悪性PowerShell検知のためのモデルに対し,Attention機構を用いて抽出された特徴の重みの大きい単語を用い,回避攻撃が可能であるかを検証した.実験ではディープニューラルネットワーク(DNN) を用いたモデル,畳み込みニューラルネットワーク(CNN) を用いたモデル,再帰型ニューラルネットワーク(RNN) を用いた...

    情報処理学会

  • MADONNA: 特徴量と機械学習モデルを最適化したブラウザベース悪性ドメイン検知の構成

    セナナヤケ, ジャナカ, ラジャパクサ, サンパス, 矢内, 直人, 小宮, 千佳, カルタラージュ, ハルシャ コンピュータセキュリティシンポジウム2023論文集 893-900, 2023-10-23

    ...悪性ドメインの検出は機械学習に基づいており,特に近年ではブラウザ上で高いスループットを持つ検知技術が提案されている.しかし,既存手法は精度に限りがある.本稿では,既存手法と比べてスループットを落とすことなく,より高い精度を持つブラウザベース悪性ドメイン検知手法MADONNAを提案する.技術的な貢献は,特徴量の相関分析により最適な特徴量を選定したこと,および独自のアーキテクチャである浅層ニューラル・ネットワーク...

    情報処理学会

  • ベイジアンニューラルネットワークのプライバシーリスク

    芝原, 俊樹, 三浦, 尭之, 紀伊, 真昇, 市川, 敦謙 コンピュータセキュリティシンポジウム2023論文集 87-94, 2023-10-23

    教師データのプライバシーリスクを評価する方法として,メンバーシップ推定攻撃(MIA)が盛んに研究されているが,対象は決定的なdeep neural network (DNN)に限定されていた.本稿では,決定的なDNNに対するMIAを,Bayesian NN (BNN)に適用できるように拡張し,BNNのプライバシーリスクを評価する.具体的には,予測値の事後分布に関する情報をどの程度詳細に出力するか…

    情報処理学会

  • 不均一データにおける差分プライバシを考慮した連合クラスタリングについて

    柴, 寛人, 満保, 雅浩 コンピュータセキュリティシンポジウム2023論文集 269-274, 2023-10-23

    ...クライアントのデータを保護したままクラスタサンプリングできる手法が必要となる.連合学習では,差分プライバシを加えたDifferentially Private Stochastic Gradient Descent(DP-SGD)によりプライバシを保証するが,ノイズの影響でクラスタリングの収束を妨げモデル精度も低下する結果となった.本論文では,DP-SGDの勾配クリッピングにおいてl2ノルムの閾値をニューラルネットワーク...

    情報処理学会

  • 誤り訂正符号を用いたパラメータの復号はモデルの更新を戻せるか

    芦澤, 奈実, 芝原, 俊樹, 桐淵, 直人, 矢内, 直人 コンピュータセキュリティシンポジウム2023論文集 1528-1535, 2023-10-23

    ...モデルのパラメータに適用することで,意図しない学習による影響を抑えられるか明らかにする.モデルの学習過程や結果が意図しないものになってしまった場合にモデルの更新を誤り訂正符号で戻すことができれば,意図する形で学習をやり直すことが期待できる.ただし,誤り訂正符号を使うことで機械学習モデルの更新を元に戻すことができるかは現時点で明らかになっていない.そこで,誤り訂正符号としてターボ符号を用いて,畳み込みニューラルネットワーク...

    情報処理学会

  • イアラブルデバイスのマイクを用いた食事内容と咀嚼回数の推定手法の提案

    大平, 祐大, 中村, 優吾, 荒川, 豊 第31回マルチメディア通信と分散処理ワークショップ論文集 152-159, 2023-10-18

    ...といった食べ方の情報も重要な要素である.このような食事過程のセンシングを試みる先行研究は存在するが,独自に開発された専用デバイスの装着が必要不可欠であり,その普及には課題が残っている.そこで,本研究ではすでに普及している市販のイヤラブルデバイスとスマートフォンのみを使用し,食事内容と咀嚼回数の推定が可能なセンシング手法を提案する.具体的には,食事中に発生する音をメルスペクトログラムに変換し,畳み込みニューラルネットワーク...

    情報処理学会

  • 機械学習を用いた管制負荷量の分類精度向上に関する研究

    村田 暁紀, 虎谷 大地 日本航空宇宙学会誌 71 (10), 268-273, 2023-10-05

    ...このパラメータ設定に過去の交通流の統計量を用いるためである.この問題を解決するため,本論文では機械学習を用いたアプローチに着目し,これによる負荷量推定により解決を目指す.具体的に,Long-Short Term Memory(LSTM)を用いた時系列性を考慮した推定法を提案する.提案手法を過去の負荷量の高い1カ月間において分類精度の比較実験を行ったところ,機械学習における従来手法で適用された順伝播型ニューラルネットワーク...

    DOI

  • RtMRIからの調音-音響変換における転置畳み込みニューラルネットワークの利用

    丹治 涼, 大村 英史, 澤田 隼, 桂田 浩一 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J106-D (10), 470-479, 2023-10-01

    ...本論文ではrtMRIデータから音響特徴量を生成するための深層学習モデルを提案する.調音器官全体を高解像度で記録できるrtMRIは,調音データから音響特徴量を生成するための元データとして有用であると考えられるが,フレームレートが比較的低いという問題があった.そこで我々は,転置畳み込みネットワークを用いて時間軸方向に超解像処理を行う方法を提案してきた.標準的な畳み込みニューラルネットワークが畳み込みによって...

    DOI

  • 対話中の頭部運動機能がもつ解釈の曖昧性を推定する深層回帰モデル

    武田 一輝, 今村 まい, 大塚 和弘 電子電子情報通信学会論文誌A 基礎・境界 J106-A (10), 255-266, 2023-10-01

    ...対話者の頭部運動は相槌や相手に対して反応を促す等,多様な機能を担うが,その表出や解釈には曖昧性が伴う.従来,それらの機能を認識するため,複数の観察者による解釈を集約した2値データを訓練データとして用い,機能の有無を認識する畳み込みニューラルネット(CNN)が構築されているが,観察者の評定値の論理和が正解とされ,機能の曖昧性を十分に捉えることができなかった.そこで本論文では,この機能の曖昧性を,複数の...

    DOI

  • 畳み込みニューラルネットワークMobileNetV2を用いたクロマツ雌花開花ステージの判定ツールの開発

    宮本 尚子, 武津 英太郎, 井城 泰一, 岩泉 正和, 松永 孝治, 山野邉 太郎 日本森林学会誌 105 (10), 316-322, 2023-10-01

    <p>開花ステージ判定の精度は人工交配の成否に関わるため重要である。従来は目視判定するのが一般的であるが,習熟が必要であり,判定に個人差があるなどの課題が存在する。今回,クロマツ雌花について,調査者の目によらない簡易な開花ステージ判定手法を構築するため,深層学習を用いた分類モデルを作成し,モデルを組込んだWebアプリケーションを開発した。習熟した複数の調査者が様々なクロマツ雌花の画像をステージⅠ…

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 学習1回でハイパーパラメータを決定 富士通がVAE向けに新技術

    Nikkei robotics (99) 26-31, 2023-10

    ...ディープニューラルネットワーク(DNN)の学習で厄介な点の1つは、開発者があらかじめ決めなければならないパラメータ(ハイパーパラメータ)の設定が難しいことである。どの程度の値がいいのか事前にはわからず、設定を変えて学習を繰り返すことで適切な値…...

    PDF Web Site

  • ニューラルネットワークを用いたID-POSデータの非会員顧客の性別と年齢の推定

    井口, 拓己, 田井, 紗瑛子, 吉野, 孝, 貴志, 祥江, 坂本, 明一, 宮崎, 裕之, 大西, 剛 2023年度 情報処理学会関西支部 支部大会 講演論文集 2023 5p-, 2023-09-24

    ...近年,小売店におけるポイントカードの導入率は高く,様々な小売店が導入している.ポイントカードを導入することで,効果的なマーケティングの期待ができるID-POSデータを収集可能であるが,非会員顧客のデータは個人の情報が不明のため,マーケティングに活用できない.そこで本研究では,ニューラルネットワークを用いて非会員顧客の性別と年齢を推定することで,ID-POSデータの利用価値の向上を狙う....

    情報処理学会 Web Site

  • セグメンテーションDNNにおける不明瞭境界を考慮した損失関数の提案

    白村 佑真, 伊藤 大陽, 松井 七織, 秋庭 祐弥, 青木 公也, 中島 佑樹, 平尾 喜代司, 福島 学 電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌) 143 (9), 914-921, 2023-09-01

    <p>This study deals with the task of segmentation of SEM images of fine ceramics sintered bodies by using Deep Neural Network (DNN). In particular, we focus on misclassification caused by the …

    DOI Web Site 参考文献14件

  • リザバーコンピューティングによる波紋画像の周波数識別モデルの開発

    尾嶌 裕隆, 菊池 一輝, 周 立波, 小貫 哲平, 金子 和暉, 清水 淳 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 179-179, 2023-08-31

    ...<p>リザバーコンピューティングは,再帰的ニューラルネットワーク(RNN)の特殊なモデルを一般化した概念で,時系列情報処理に適した機械学習モデルの一つである.高速な学習を可能にする特徴があり,またRNNではなく物理系を用いた実装が可能である.本研究では,振動する機械装置に液体の入った容器を設置し,振動による液面波形をビデオカメラで撮影した動画を利用した,物理リザバーコンピューティングの可能性を検討した...

    DOI

  • グラフニューラルネットワークを用いた境界表現CADモデルからのFEMメッシュ生成用形状特徴認識手法の開発(第2報)

    守屋 遼輔, 金井 理, 伊達 宏昭, 泰地 哲史, 髙嶋 英厳 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 240-241, 2023-08-31

    <p>CADモデルに基づくFEMメッシュ生成では,解析精度担保のためボス・リブ等自由曲面を境界とする形状特徴にフィットした節点配置を行う必要があるが,現在モデルの大規模化に伴いその形状特徴認識の自動化が求められている.既報ではグラフ上での深層学習により形状特徴認識を行う手法を提案したが,本報では複数の形状特徴が組み合わさった場合の認識性能向上を目的として,学習データセット作成手法について改良を行…

    DOI

  • レーザフォーミングにおける機械学習を利用した走査経路探索

    和田 勝太, 周 秉賢, 山田 啓司, 千徳 英介, 田中 隆太郎, 關谷 克彦 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 488-489, 2023-08-31

    ...<p>レーザフォーミングでは成形形状を得るための条件最適化が困難である.本稿では,ニューラルネットワークを用いて形状と加工条件の関係を機械学習させ,要求形状を得るためのレーザ走査位置を予測するモデルを構築する.教師データの短時間収集のため,実験データに代わり仮想データを用いて学習した.このモデルに実験データを入力した場合の予測精度を評価した結果,仮想データを用いても実験データに比肩する結果が得られた...

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  • CNNの層構成が画像内のマーカ位置の同定精度に与える影響の検討

    三田 理紗子, 森 幸太郎, 河野 大輔 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 607-608, 2023-08-31

    <p>発光マーカとカメラを用いた変位測定法が提案されている。しかし、マーカ位置の同定に関数フィッティングを用いる従来の方法は、処理時間が長く、撮影条件によっては精度が低下するという問題がある。CNNを位置同定に用いることで、これらの問題の解決を図る。本報告では、疑似的に生成した学習用データを用いて、従来法とCNNを用いた方法の測定精度と処理時間を比較した。また、CNNの層構成についても検討を行っ…

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  • 切屑を利用した微細粒鋼の製作法

    吉野 雅彦, 李 原, 安部 歩夢 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 63-64, 2023-08-31

    ...次いで得られた2次元結晶粒径分布より三次元結晶粒径分布を推定するニューラルネットワークシステムを開発し、再結晶組織の粒径分布の特徴量を抽出した。さらに加工条件とこれらの特徴量との相関を検討し、切削加工が微細粒鋼の製造に有効であることを示した。</p>...

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  • 畳み込みニューラルネットワークによる重ね合わせ文字認識の挙動評価

    久保田 優吾, 内田 誠一 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 258-258, 2023-08-31

    ...<p>本発表では,重ね合わせ文字に対する畳み込みニューラルネットワーク(CNN)の挙動を評価した結果について述べる.具体的には,手書き数字画像を重畳した画像を新たに作成し,マルチラベルCNNを用いて画像中の数字クラスを同時認識した.2画像を重畳した場合,平均90%程度の認識精度を達成した.一方,‘7’と ‘8’や ‘2’と‘9’を重畳した場合など,認識精度が低い字種ペアも存在した.</p>...

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  • オンライン手書き文字から筆記者特徴の抽出

    秋庭 正樹, 原口 大地, 内田 誠一 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 254-254, 2023-08-31

    ...<p>本研究は,オンライン手書き文字の筆記者特徴をニューラルネットワークにより抽出することを目的とする.提案手法では,異なる2文字のオンライン手書き文字データを入力として与えると,それらが同一の筆記者によって書かれた文字か否かを出力するニューラルネットワークのモデルを構築する.このモデルは主に,入力されたオンライン手書き文字のデータから特徴を抽出するEncoderと,抽出された特徴から同一の筆記者かを...

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  • 人工ニューラルネットワークを用いた均質媒質中に含まれる空隙の厚さ・位置の推定

    上水流 直紀, 圓谷 友紀, 孟 志奇 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 73-73, 2023-08-31

    ...<p>筆者らは先行研究において、人工ニューラルネットワーク(ANN)を訓練するための電磁散乱波の時系列データとして、周波数領域解析法で得られた結果を利用することを検討してきた。この解析法はこれまで用いてきたFDTD法での解析と比較して計算が速いなどの利点があることを確認した。...

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  • 光学素子を用いた傾斜センサーのモデル化の検討

    南部 幸久, 下尾 浩正, 寺村 正広 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 140-140, 2023-08-31

    ...<p>本稿では,筆者らが提案する光学系センサーとニューラル比較器を組み合わせた傾斜角判別システムにおいて,光学系センサー部の特性把握と改善点を検討するためのモデリングの検討を行う.センサーは1個の赤外線発光ダイオード、2個のフォトトランジスタおよび反射鏡から構成する.ダイオードとフォトトランジスタを一直線上に配置した平面の傾斜を測るとき、対面に常に水平を保つ反射鏡を構成すると平面の傾斜に応じてフォトトランジスタ...

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  • 光学素子を用いた傾斜センサーの特性実験

    下尾 浩正, 南部 幸久, 寺村 正広 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 141-141, 2023-08-31

    ...<p>筆者らは、光学系のセンサーと生物の情報処理法を回路化したニューラル比較器を用いた高速な傾斜センサーシステムを提案している.センサーは1個の赤外線発光ダイオード、2個のフォトトランジスタ(PTr)および反射鏡から構成する.ダイオードとPTrを一直線上に配置した平面の傾斜を測るとき、対面に常に水平を保つ反射鏡を構成すると、平面の傾斜に応じてPTrの出力電圧が変化する性質を利用して傾斜角が測定できる...

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  • キー音のある音楽ゲームにおけるLSTMを用いた譜面生成手法

    山口 大輝, 永井 秀利, 中村 貞吾 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 152-153, 2023-08-31

    ...ここでは、このうち、課題とされていた、オブジェクトの配置決定タスクに着目し、ニューラルネットワークの層としてLSTMを用いることで、時系列情報を考慮した配置決定モデルの作成手法を提案する。</p>...

    DOI

  • 人工ニューラルネットワークを用いた弱導電性を有する平板層状媒質の比誘電率分布の推定精度に関する検討

    孫 啓瑾, 圓⾕ 友紀, 孟 志奇 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 72-72, 2023-08-31

    ...<p>我々は、人工ニューラルネットワーク(ANN)とデータ前処理を用いて、層状媒質の比誘電率分布を推定する検討を行ってきた。これまでの検討では媒質を無損失と仮定していたが、コンクリート構造物の非破壊検査への応用を鑑みた場合、弱導電性を有する媒質でも比誘電率分布を推定できた方が便利である。そこで、本研究では、弱導電性を有する平板層状媒質に対して、ANNを用いた比誘電率分布の推定について検討する。...

    DOI

  • ページめくり機構の動作におけるニューラルネットワークの応用

    萩中 康平, 井澤 正樹 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 13-14, 2023-08-31

    ...<p>インターネットやICTの普及のため書籍を電子化する需要が高まっており,書籍のページを自動でめくる機構の開発が有効である.本研究で独自に開発したページめくり機構において,ページめくり動作の精度と質の両面から著者らが判断した動作の可否と,動作における押圧力,環境湿度などの動作条件を合わせた学習用データを作成した.試行の結果,ニューラルネットワークにおけるページめくり動作の学習が可能であることを確認...

    DOI

  • FPSゲーム「VALORANT」のプレイ映像を用いた勝敗予測

    出籠 聖弥, 永井 秀利, 中村 貞吾 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 154-154, 2023-08-31

    ...本研究では、プレイ映像から様々な情報を取得し、その情報を用いてニューラルネットワークにより勝敗予測を行った。その結果、勝敗予測結果の正解率はラウンドの序盤は0.63、中盤は0.73、終盤は0.82となり、ラウンドの終盤になるほど勝敗予測の精度が高くなることが確認できた。また、実際の解説と比較し、有利不利状況を捉えているかを評価した。</p>...

    DOI

  • ランキングと分類による疾病重症度の推定

    宝満 竜一, 内田 誠一, 田中 聖人, 早志 英朗 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 248-248, 2023-08-31

    ...<p>本研究では,順序付き分類問題におけるアノテーションコストの低減を目的とし,ランキングと分類を組み合わせた学習アルゴリズムを提案する.提案法では,マルチヘッドの畳み込みニューラルネットワークを使⽤し,クラス分類の学習に加えて,入力サンプルの相対的な順序を予測するランキング学習を同時に行う.これにより,アノテーションが比較的容易な相対ラベルのみが付与されたデータを学習データの一部として使用できるため...

    DOI

  • GAN を用いた海底画像内の基質判別のための疑似画像の比較及び評価

    太田 守人, 野崎 真也, 坂巻 隆史 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 292-292, 2023-08-31

    ...先行研究では、畳み込みニューラルネットワーク(CNN)を用いてサンゴの自動判別を行った。しかし、サンゴ画像のような複雑な画像を学習させるには、非常に多くの学習用画像を用意しないといけないという問題があった。本研究では、学習データの補強のため、複数の敵対的生成ネットワーク(GAN)を用いて GAN(疑似サンゴ)画像を作成して比較および評価を行った。</p>...

    DOI

  • Grad-CAMによる仏像画像の美的感覚の可視化と検証

    下江 博文, 藤岡 寛之 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 372-372, 2023-08-31

    ...ここでは、畳み込みニューラルネットワーク(CNN)の結果を可視化するGradient-weighted Class Activation Mapping(Grad-CAM)と呼ばれる手法を用いる。CNNのトレーニングセットの入力には553枚の仏像画像、出力には各画像に対する20代の被験者11名による5段階魅力度評価調査結果の割合を用いる。...

    DOI

  • 人工ニューラルネットワークを用いたコンクリート内の鉄筋のサイズ・かぶり厚さ推定に関する基礎検討

    山﨑 優輝, 圓谷 友紀, 孟 志奇 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 74-74, 2023-08-31

    ...本報告では、鉄筋探査の基礎検討を目的として、電磁散乱波の観測データを人工ニューラルネットワーク(ANN)に受け渡し、コンクリート中の鉄筋のサイズ、及びかぶり厚さの推定について検討した。数値実験ではコンクリートを均質媒質と仮定し、二次元FDTD法で求めた観測データを用いて、鉄筋のサイズ推定用のANN、かぶり厚さ推定用のANNをそれぞれ学習させる。...

    DOI

  • リーク電流で演算する量子化ニューラルネットワーク用低電力12T-SRAMインメモリアクセラレータ

    田形, 寛斗, 佐藤, 高史, 粟野, 皓光 DAシンポジウム2023論文集 2023 228-234, 2023-08-23

    ...本研究では,12-TSRAM セルを用いた低エネルギー量子化ニューラルネットワーク用インメモリアクセラレータを提案する.提案回路では,トランジスタのリーク電流を用いたアナログ演算回路を用いることで,従来のインメモリアクセラレータと比べて積和演算にかかる消費エネルギーを大きく削減した.また,回路内にキャパシタを用いない構造のため,センスタイミングによる出力の誤差が少ないことや,演算中の貫通電流が僅かであることから...

    情報処理学会

  • 自動運転における危険予測のためのコンテキスト指向ソフトウェアアーキテクチャ

    村上, 友太, 曽我, 康平, 並川, 雄貴, 加地, 智也, 飯盛, 天翔, 野呂, 昌満, 沢田, 篤史, 張, 漢明 ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2023論文集 2023 154-163, 2023-08-16

    ...AI 技術の応用研究として自動車の自動運転に関する取り組みが盛んにおこなわれている.AI 技術を適用した危険予測システムにおいて,予測精度と処理速度はともに重要な非機能特性であるが,これらに対する要求は一般に対立する.本研究では,対立する非機能要求の調整を目的とし,危険予測に用いるニューラルネットワークの状況に応じた選択を支援するソフトウェアアーキテクチャを提案する.提案するアーキテクチャは,コンテキスト...

    情報処理学会

  • 行動認識における深層学習モデル訓練時の最適なsoftmax温度パラメータ

    長谷川 達人 情報処理学会論文誌 64 (8), 1182-1192, 2023-08-15

    深層学習はハイパーパラメータが膨大であり,適切に使いこなすには熟練の技能が必要となる.本研究では,膨大なハイパーパラメータの中でも未解明な点が多いsoftmax関数の温度パラメータTと特徴マップの次元数Mに焦点を当てる.特に行動認識ではモデルサイズを調整することは少なくなく,TとMの関係の解明は重要である.深層学習モデルを出力の分散の観点から理論的に考察した結果,出力層のパラメータはMの制約を受…

    DOI 情報処理学会

  • 2次元LiDARとCNNを用いた個人識別についての初歩的検討

    森 和輝, 鈴木 郁 人間工学 59 (4), 176-179, 2023-08-15

    ...人物のみを対象に識別を行った.本提案手法は2次元Light Imaging Detection and Ranging (LiDAR)で測定した距離情報に基づき識別を行う.LiDARとLiDAR正面遠方から設置されたLiDARの真下へと歩行するヒトの間の距離の継時的変化に基づき,縦軸が時間で横軸がLiDARから見た角度,描画色をLiDARとの距離としてサーフェスプロットを描画する.その画像を畳み込みニューラルネットワーク...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 普遍論理としてのTransformer理解

    岡島 義憲 人工知能学会第二種研究会資料 2023 (AGI-024), 01-, 2023-08-08

    ...そこで、ニューラルネットワークの内部演算を調べることにより、その弱点の理由を分析し、課題を克服し、数値データ処理も含めた生成AIの汎用性を高めるための基本的な事項を議論する。</p>...

    DOI

  • 人工知能と医療

    石原, 克俊 Dokkyo Journal of Medical Sciences 50 (1), 2-8, 2023-07-25

    人工知能の発展はコンピュータの発展とともにあり,そのブームは過去に2回あり, 現在は第3次ブームの最中である.現在の人工知能の発展はコンピュータの進歩によりビッグデータを扱えるようになったことや機械学習の広がり,ディープラーニングによるものである.発展する人工知能の技術は我々に比較的身近なところにまで浸透してきており,それは医療分野でも同様である.画像認識分野での人工知能の発展が先行しており,医…

    機関リポジトリ

  • 医療とAI─自らの研究でAIを学ぶ

    久保田, 一徳, 藤岡, 友之 Dokkyo Journal of Medical Sciences 50 (1), 9-16, 2023-07-25

    ...医療分野での人工知能(AI;artificial intelligence)は開発から利用のフェーズに移りつつある.最近のAIの発展の中心の技術となるのがディープラーニング(deep learning)という,複雑化させたニューラルネットワークを用いた機械学習である.結果が得られている画像をトレーニング・データとして多数用意しておけば,それをもとにコンピュータが自動で学習し,その後に与えた画像に対して...

    機関リポジトリ

  • 発話者の潜在ニーズ予測とその可視化Word2Vecモデルを用いた機械学習モデルの精度改善に関する検討

    種村, 菜奈枝, 町井, 湧介, 佐々木, 剛, 荒木, 通啓, 佐藤, 淳子, 千葉, 剛 情報処理学会論文誌デジタルプラクティス(DP) 4 (3), 69-73, 2023-07-15

    ...近年,市民参画型の必要性は健康政策のみならず,社会における場でも議論されている.しかし,日本はハイコンテクスト文化であり,一般市民がコンテクストに頼らずに意見を明確な言葉として表現するコミュニケーションには不慣れであり,一般市民の声を政策等へ反映することは容易ではない.本研究では,口語テキストから発話者の潜在的ニーズを予測するための機械学習モデル構築,およびニューラルネットワークを用いて単語をベクトル...

    情報処理学会

  • 特集:「10年後の知財情報検索への期待を込めて」の編集にあたって

    パテントドキュメンテーション委員会 情報の科学と技術 73 (7), 255-255, 2023-07-01

    ...以降,発明の進歩性・新規性を判定するシステム(AI Samurai)や特許価値評価機能を搭載した検索システム(PatentSight他),充実した解析機能を搭載したツール(Amplified AI他),教師データを用いてノイズ特許と正解特許を切り分けるツール(Deskbee他),ニューラル機械翻訳の導入による特許公報の機械翻訳精度の向上(特許庁)と,AI技術によって各種の機能が提案され,あるいは実現...

    DOI

  • 地球システムモデルによる将来の植生活動予測とその遊牧への影響

    立入 郁 沙漠研究 33 (1), 43-49, 2023-06-30

    ...報告する.まず,全球気候モデルのうち,生態系などの物質循環を含むモデル(地球システムモデル)の将来シナリオ実験結果を解析し,モンゴル周辺では将来基本的に植生量が増えると予測されていること,その度合いは高温シナリオでより顕著なことを確認した.これは,二酸化炭素の施肥効果,気温上昇,施肥などによる窒素濃度上昇が原因と考えられる.次に家畜体重モデルへの入力データの準備のため,オフライン植生モデルと畳み込みニューラルネットワーク...

    DOI

  • 公園緑地分野におけるAI 技術の活用可能性

    一言 太郎, 安原 有紗 環境情報科学 52 (2), 51-55, 2023-06-30

    <p>近年,スマートシティに関する議論など,まちづくりにおけるデータの取得と活用について新たな技術を用いた取り組みが盛んになっている。エッジAI による画像解析も,都市を「早く,細かく,新しい」切り口で可視化する新たな技術であり,具体的にはまちの中に設置したカメラの取得画像から人や車を見つけ出し,通行量や移動方向,滞留状況,属性等をリアルタイムで継続的にデータ化するものだ。こうした公共空間の2…

    DOI

  • グラフニューラルネットワークを用いた無線点群伝送に関する一検討

    伊吹, 将一, 岡本, 翼, 藤橋, 卓也, 秋濃(小池), 俊昭, 渡辺, 尚 マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2023論文集 2023 247-252, 2023-06-28

    ...データ品質を維持しながら伝送を行う必要がある.点群を無線伝送路を介して伝送する場合,各ユーザ端末がそれぞれ限られた帯域の中で 3 次元情報をより正確に表現できることが重要となる.デジタル点群符号化は点群伝送に要するトラフィックを効率的に削減する.一方で,デジタル符号化方式で導入される量子化とエントロピー符号化は各ユーザ端末で生じる伝送路品質の変動や品質差に起因する品質劣化を招く.本研究では,グラフニューラルネットワーク...

    情報処理学会

  • アニーリングマシンを利用したグラフニューラルネットワークによる高精度な分子特性予測

    森長, 大貴, 八幡, 晃一郎, 淺原, 彰規 マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2023論文集 2023 125-130, 2023-06-28

    ...材料産業では IT を利用した効率的な材料開発手法であるマテリアルズ・インフォマティクスの導入が進んでいる.例えば AI による化合物の特性予測は,効率的な材料実験計画を支援する技術の一つである.本研究では有機化合物の特性予測に用いられるグラフニューラルネットワークの精度を,アニーリングマシンを用いて向上させる方法を考案した.アニーリングマシンで得られた最大カット問題の解を用いてグラフの頂点を削除しつつ...

    情報処理学会

  • 時系列データを扱うニューラルネットワークによる低粒度HEMSデータからの行動認識の精度検証

    田中, 福治, 水本, 旭洋, 山口, 弘純 マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2023論文集 2023 93-99, 2023-06-28

    HEMS(Home Energy Management System)の普及に伴い,HEMS が集計した消費電力データを利用した新しいサービスへの期待が高まっており,その一つとして居住者の行動認識がある.我々の研究グループでは,HEMS 住宅分電盤から得られる分岐回路別の 30 分毎の累計消費電力情報のみから家庭内行動推定を行う手法を提案してきた.同手法では,まず分岐名称を解析することで各分岐が…

    情報処理学会

  • 撤回:人工知能を用いた化膿性脊椎炎とModic変性の鑑別

    向畑 智仁, 牧 聡, 江口 和, 大鳥 精司 Journal of Spine Research 14 (6), 824-830, 2023-06-20

    ...<p><b>はじめに:</b>本研究の目的は人工知能の手法である畳み込みニューラルネットワーク(CNN)が化膿性脊椎炎とModic変性のMRI鑑別能を評価することである....

    DOI

  • 深層ニューラルネットモデルにおけるReLU関数と<i>k</i>区分線型関数の互換性について

    長瀬 准平, 石渡 哲哉 情報処理学会論文誌 64 (6), 1074-1082, 2023-06-15

    ...本研究は,近年多様化している深層ニューラルネットモデルの活性化関数とその表現能力について,ReLU関数と区分線形関数に着目して数理的な解析を行ったものである.ReLU関数は活性化関数として広く用いられている有力な区分線形関数であり,ReLU関数を活性化関数として用いた深層ニューラルネットモデルはk個の区間に分割された区分線形関数を表現可能であることがAroraら(2018)によって示されている.一方...

    DOI 情報処理学会

  • 用いるDEM範囲が深層学習による火山灰土壌の分布推定に及ぼす影響

    今矢 明宏 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 493-, 2023-05-30

    ...そこで本研究では、日本全国の森林土壌から規則的に採取された約800断面における火山灰土壌の判定結果を用いて教師データを作成し、深層学習の一つである畳み込みニューラルネットワークにより、10mメッシュの数値標高モデル(DEM)に基づく火山灰土壌の出現推定モデルの構築を目的として、このとき、斜面から景観レベルのどの地形単位が最も火山灰土壌の分布に影響を与えているかを考慮するため、用いるDEMを数10mから...

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  • モデル予測制御に基づくデマンドレスポンスに関する研究

    市川 裕幸, 李 度胤, 大岡 龍三 空気調和・衛生工学会 論文集 48 (314), 9-18, 2023-05-05

    ...本報では人工ニューラルネットワークによる予測を活用したモデル予測制御(MPC)に基づき,制御手法,制約条件,熱源ポンプ流量の設定条件を変化させ DRに基づくMPCの性能を検証した。電力従量料金の高低毎に熱源ポンプ流量の調整を図るDR-MPCにより,快適性の維持と電力の平準化を意図した運用が可能であることを示した。</p>...

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  • 機械学習による表面筋電信号を用いた日本語単音の認識

    神倉 怜, 村治 雅文, 白藤 立 電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌) 143 (5), 527-531, 2023-05-01

    <p>The method and results of recognizing single Japanese sounds using surface electromyography (sEMG) signals generated from muscles around the mouth are presented. We determined six features of the …

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 深層ニューラルネットワークのランダムサンプリング

    吉野 元 アンサンブル 25 (2), 143-148, 2023-04-30

    ...<p>深層ニューラルネットワーク(Deep Neural Network, DNN) を用いた機械学習は身近になった. 様々なノウハウが集積されているが,DNN は未だブラックボックスであり,その本質的なメカニズムの解明は非常に興味深い問題である. 機械学習の理論的考察は情報統計力学の重要な課題であり,実はガラスを含むランダム系の統計力学とのつながりが深い....

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  • 知財保護を指向したAIエッジ・認証併用システムとその評価

    池崎 良哉, 竹本 修, 野崎 佑典, 吉川 雅弥 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J106-D (4), 209-217, 2023-04-01

    Society5.0の実現には,つながるデバイスの認証だけでなく,企業の知財保護の観点からAIエッジデバイスで利用するモデル情報を保護する必要がある.本論文では,新たに知財保護を指向したAIエッジ・認証併用システムを提案する.提案手法では,Physically Unclonable Function(PUF)を用いることで,デバイスの認証に加えてAIモデルの不正利用を防止する.評価実験では提案手…

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  • ニューラル機械翻訳の反復的逆翻訳に基づくデータ拡張のための混成サンプリング手法

    森田 知熙, 秋葉 友良, 塚田 元 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J106-D (4), 298-306, 2023-04-01

    ...本論文では,ニューラル機械翻訳モデルの学習に用いる反復的逆翻訳に基づくデータ拡張において,ベストサンプリングとランダムサンプリングを組み合わせる混成サンプリング手法を提案する.ニューラル機械翻訳の学習において,原言語と目的言語の単言語コーパスから疑似対訳コーパスを生成する反復的逆翻訳と呼ばれるデータ拡張手法が有効であることが知られている.更に逆翻訳の際にランダムサンプリングを活用する手法が提案されているが...

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  • 分子生物学・生体信号処理における機械学習の応用の現状

    稻岡 秀検, 有阪 直哉, 守田 憲崇 電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌) 143 (4), 375-378, 2023-04-01

    <p>Data science is the study of extracting knowledge and making inferences from data. Various data science techniques have been developed to manage, process, and use big/heterogeneous data. The most …

    DOI Web Site 参考文献14件

  • 事前定義計算モジュールの組込みによる隠れパラメータの誘導と深層学習の性能向上

    施 真琴, 内海 章, 山添 大丈, 李 周浩 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J106-D (4), 268-276, 2023-04-01

    ...に統合する方法を提案する.統合されたネットワークは,従来と同様のend-to-endの学習を可能としながら,その学習過程では,組み込まれた計算モジュールが必要とする隠れパラメータを推定するネットワークが自動的に誘導される.実験では,提案手法を顔画像から2次元眼球位置を推定するタスクに適用し,透視投影の幾何学的計算を行う計算モジュールをニューラルネットワークに組み込んだ.実験の結果,計算モジュールの組込...

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  • 航空会社の口コミと満足度に関するデータ解析

    峰滝, 和典 商経学叢 69 (3), 169-179, 2023-03-31

    ...教師あり機械学習(SVM,ニューラルネットワーク,ランダムフォレスト), BERT(Bidirectional Encoder Representations from Transformers)で順序プロビットモデルで構築したモデルについて評価を行った。BERTの場合のaccuracy scoreがもっとも高い結果となった。...

    機関リポジトリ Web Site

  • 整数階でない微積分とニューラルネットワーク

    村瀨 一之 ダイナミック・クリエイティブ・ナレッジ 1 13-18, 2023-03-31

    ...一般に広く用いられている微分や積分では階数は整数とされている.例えば,1 階微分dy/dx,2 階微分d2y/dx2,1 階積分 ∫ ydx,である.この階数が実数値をとる非整数階の微積分法は数百年も前から数学的には提案されている.非整数階の微積分法は拡散や履歴現象を記述するのに適していることから,粘弾性物質や流体の動態などを表す際には用いられてきた.昨今,人工知能に用いられるニューラルネットワーク...

    DOI 機関リポジトリ

  • MRIパラレルイメージング画像における微細構造を保存したノイズ低減

    石原 千鶴枝, 金子 幸生, 白猪 亨, 野口 喜実, 尾藤 良孝, 荻野 昌宏 Medical Imaging Technology 41 (2), 78-87, 2023-03-25

    ...して撮像時間の短縮が図られている.しかしPI 法では,再構成画像にさまざまなレベルのノイズが空間的に不均一に発生するため,ノイズレベルに応じた領域ごとに適切なノイズ低減が求められる.本研究は,訓練データが少ないケースにおいてノイズレベルに適応的に画質改善することを目的とし,撮像領域のノイズ分布の特徴を反映するg-factor マップに基づいて学習データを分割して,それぞれによる複数の学習済の畳み込みニューラルネットワーク...

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  • 水平作業台ディスプレイのための複数カメラに基づく視線位置推定システム

    長野 真大, 石田 和貴, 中嶋 良介, 仲田 知弘, 松野 省吾, 岡本 一志, 山田 周歩, 山田 哲男, 杉 正夫 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 34-35, 2023-03-01

    <p>組立作業における作業支援の一つとして,筆者らは水平作業台ディスプレイを提案してきた.先行研究では,水平作業台ディスプレイ上での視線位置推定システムが提案されたが,見てる場所による精度の違いや頭部移動に非対応な点が課題点として残った.本論文は,複数カメラを用いた視線位置推定システムを提案する.従来の課題点に対応するために,複数角度からの顔画像や頭部位値がわかる二値画像を入力とし視線位置推定を…

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  • グラフニューラルネットワークを用いた境界表現CADモデルからのFEMメッシュ生成用形状特徴認識手法の開発(第1報)

    守屋 遼輔, 金井 理, 伊達 宏昭, 泰地 哲史, 髙嶋 英厳 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 565-566, 2023-03-01

    ...<p>CAD モデルに基づくFEMメッシュ生成では,解析精度担保のためボス・リブ等自由曲面を境界とする形状特徴にフィットした節点配置を行う必要があるが,現在モデルの大規模化に伴いその形状特徴認識の自動化が求められている.本研究では,境界表現 CAD モデルのデータ構造と親和性が高いグラフ上で直接深層学習が可能なグラフニューラルネットワークを用い,モデルの回転に不変なメッシュ生成向け形状特徴認識を実現...

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  • フィジカルモデルに基づいた三角測量における畳み込みニューラルネットワークと推定不確かさの検討

    水谷 康弘, 片岡 将麿, 上野原 努, 高谷 裕浩 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 440-441, 2023-03-01

    ...<p>機械学習を,精密計測に活用するための考え方と三角測量法に適用した事例について報告する.物理モデルに基づいて畳み込みニューラルネットワークを構築し,機械学習における予測値の不確かさを評価した.具体的には,測定値が劣化する要因を分析してネットワーク構造を構築した.また,推定値の採否などをtime-shift法を用いて不確かさを評価した.その結果,実測値と良い一致を示す推定値が得られた.</p>...

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  • 3次元モーションデータの深層学習による作業者分類の精度に関する一考察

    川根 龍人, 伊集院 大将, 杉 正夫, 中嶋 良介, 仲田 知弘, 岡本 一志, 松野 省吾, 山田 哲男 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 38-39, 2023-03-01

    <p>本研究では、組立作業の3次元モーションデータの深層学習がどの身体部位の動作データで作業者を分類しているかを調べるために、光学式モーションキャプチャーで取得した各身体部位のデータを組み合わせた学習によって、作業者分類を行う。さらに、各身体部位の分類結果を比較し、分類精度に影響を与える身体部位を特定する。</p>

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  • 対話中の頭部運動と顔表情の相乗機能の認識

    今村 まい, 武田 一輝, 熊野 史朗, 大塚 和弘 電子電子情報通信学会論文誌A 基礎・境界 J106-A (3), 70-87, 2023-03-01

    ...んでいなかった.本研究では,新たに顔表情の機能に関するコーパスを構築し,既存の頭部運動機能コーパスと併せて分析することで,顔表情と頭部運動が互いの機能を強化・多重化,または相互補完する関係にあることを見出した.次にこれら顔表情と頭部運動が相乗して発揮する機能を認識するため,頭部姿勢角,及び,顔面活動単位(Action Units)の時系列データを入力とする深層学習モデルを構築した.具体的には,畳み込みニューラルネット...

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  • ナット締結作業における一次元畳み込みニューラルネットワークを用いた要素動作ごとの熟練度評価

    石田 和貴, 長野 真大, 山田 哲男, 中嶋 良介, 小林 周平, 杉 正夫 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 36-37, 2023-03-01

    ...<p>本研究は,組立作業現場における作業を対象として,作業者の要素動作ごとの熟練度を自動で判別することを目的とする.ナット締結作業の動作をモーションキャプチャで記録し,得られた動作データを分節化したのちに,要素動作ごとに一次元畳み込みニューラルネットワークに入力することで各動作の熟練度を判別する.また,Labeled LDAを用いて半自動で分節化を行うことで分節化作業者の負担軽減を図る.</p>...

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  • AI技術を用いた微小部品の画像判別に関する研究

    斎藤 信太郎, 鈴木 昌人, 高橋 智一, 青柳 誠司, 須戸 文夫, 頼光 敏幸 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 535-536, 2023-03-01

    ...クラベルゾウでは画像処理により部品判別を行っており、本研究では新たにクラベルゾウへ組み込むシステムとして畳み込みニューラルネットワーク(Convolutional Neural Network)を用いた微小部品判別検査システムのソフトウェア開発を行った。</p>...

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  • フェロモンを導入したスワームロボットによる協働採餌行動時のコミュニケーションの解析

    鈴木 雅詞, 岩館 健司, 鈴木 育男 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 714-715, 2023-03-01

    ...<p>本研究では搬送作業の自動化のためにニューラルネットワークとフェロモンコミュニケーションを導入したスワームロボットシステムを構築し,協働採餌行動を解くようニューロエボリューションを用いて最適化を行った.また最適化の結果からロボットの挙動に対するフェロモンの効果を解析し,どのようなフェロモンコミュニケーションを行っているかを調べた.</p>...

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  • 協働ロボットの連続経路制御における逆運動学解の選択による特異点の回避法

    加藤 大暉, 前田 直毅, 武内 歩, 廣垣 俊樹, 青山 栄一 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 307-308, 2023-03-01

    <p>マニピュレータには特異点が存在し,手先が特異点を通過する際には関節が急回転することなどの問題が生じる.近年,協働ロボットが注目を集めているが,安全性の観点からマニピュレータの構造はますます複雑化し,特異点を検知,回避することは難しくなっている.そこで,特異点を検知し,安全に通過するための新しい制御法を提案して,六自由度の協働ロボットでその有効性を検証する.</p>

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  • GANとCNN手法を応用したボールエンドミル切れ刃の摩耗判定システムの開発

    西 隆宏, 児玉 絋幸, 大橋 一仁 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 629-630, 2023-03-01

    <p>加工コストやリードタイムに直接関係する切削工具摩耗状態の判定は,熟練技能者の暗黙知的知見に依存しているため判断基準が明確ではない.本研究ではGANおよびCNN手法を併用した機械学習手法の適用により,ボールエンドミル切れ刃の工具摩耗を自動検知するシステムの開発を行った.その結果,工具の摩耗が十分進展した切れ刃の摩耗状況の判定については,熟練技能者の判断基準に匹敵する高精度な自動検知を行うこと…

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  • CNN を用いた磁粉探傷画像の分類法

    森塚 俊介, 神谷 亨 バイオメディカル・ファジィ・システム学会誌 24 (2), 35-42, 2023-02-28

    磁粉探傷試験(Magnetic Particle testing)とは, 試験対象物の欠陥の存在が予想される強磁性体の試験体を磁石にし, その試験体の表面に強磁性体の磁粉を散布すると, 割れなどの欠陥部分に吸着されて磁粉模様が現れる. それを熟練技術者が評価することによって欠陥の有無を判断する方法である. この方法により, 試験対象物を破壊することなく検査が行える. しかし, …

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  • ニューラルネットワークを用いたホールクロップサイレージ用トウモロコシ(<i>Zea mays</i> L.)の収量予測

    佐々木 梢, 佐々木 寛幸, 赤松 佑紀, 菅野 勉 日本草地学会誌 68 (4), 147-151, 2023-02-24

    ...本研究では,各県の奨励品種決定試験等のデータと,各試験地の直近のアメダス観測地点から得た気象データを用いて,トウモロコシ3品種の黄熟期乾物収量を予測するニューラルネットワークモデルを開発した。このモデルにおける乾物収量の推定値と実測値の間の相関係数は0.556で0.1%水準で有意となり,平均平方二乗誤差RMSEは460.2 kg/10 aとなった。...

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  • 糖鎖構造媒介相互アテンションニューラルネットワークによる糖タンパク質と薬剤間のインタラクション解析

    新川, 栄二, 永塚, 光一, 村田, 祐樹, 小野, 多美子, 細田, 正恵, 木下, 聖子, 渥美, 雅保 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 545-546, 2023-02-16

    ...ドラッグリポジショニングにおいて,薬剤候補を自動探索するニューラルネットワークの開発は有用である.筆者らは先行研究において,タンパク質を修飾する複数の糖鎖の構造情報を入力情報として用いた糖鎖エンコーダーを搭載した糖鎖構造媒介相互アテンションニューラルネットワークを開発した.本研究では,糖鎖構造媒介相互アテンションニューラルネットワークにおいて,新たに薬剤から糖鎖へのアテンションを追加することで,各糖鎖...

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  • 構造化知識を内包する自然言語理解システムの構築

    矢嶋, 梨穂, 藤田, 悟 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 827-828, 2023-02-16

    ...ニューラルネットワークを用いた質問応答では、機械読解やオープン検索質問応答などが研究され、近年はクローズドブック質問応答の研究が進められている。本研究では、クローズドブック質問応答を行い、言語モデルに一般知識を持たせることで、構造化知識を内包する自然言語理解システムの構築を目指す。...

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  • MindWaveMobile2による脳波測定のニューラルネットワークを用いたモデル化に関する研究

    結城, 慧, 二宮, 洋, シェヘラザード, マハブービ 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 631-632, 2023-02-16

    脳波測定装置であるMindWaveMobile2は測定できるα波,β波,γ波,δ波,θ波(α,β,γに関しては,高周波と低周波成分),8種類の脳波データから,集中度と瞑想度を観測することが可能である.どのように脳波データから導き出すかに関してはブラックボックスとなっている.本研究では,階層型二ューラルネットワークを用いて,脳波データと集中度および瞑想度の関係を観測データからモデル化することを考え…

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