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検索結果 1,091 件

  • OCTを用いた手術用縫合糸のIn vivo時間経過観察

    魏 鳳城, 中久保 日向, 近江 雅人 生体医工学 Annual61 (Abstract), 208_1-208_1, 2023

    ...【方法・対象】モルモット(Slc:Hartley 雌性 四週齢)とヌードラット(HWY/Slc 雄性 十週齢)それぞれ一匹使用し、背中に二箇所約1.5cm切開し、6-0号吸収性(PLA/PCL)、非吸収性(PVDF)縫合糸で約3.5mmの間隔で四針縫合した。その後、THORLABS TELESTO320型Spectral Domain OCTを用いて、週に一回、8週間の観察を行った。...

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  • ヒト ES 由来軟骨移植による気道再建の研究

    渕本 康史, 古村 眞, 陳 俊龍, 古村 浩子, 伊藤 怜, 絵野沢 伸, 梅澤 明弘 移植 58 (Supplement), s235_3-s235_3, 2023

    ...【結果】ヒト ES 由来軟骨パッチ移植では術直後の軟化症状は認められなかった.ヌードラットは全例良好で呼吸器症状は見られなかった.移植 1か月後のパッチ移植部位には,移植軟骨の内面に気道粘膜上皮が遊走し,自己再生を確認した.さらに,吻合部でヒト ES 由来軟骨とラット気管軟骨の癒合を認めた.移植後 3か月までパッチ移植部位の狭窄は認められなかった....

    DOI 医中誌

  • ブタ膵島異種移植を実現するための取り組み:長期培養下ブタ膵島の特性の検証

    坂田 直昭, 川上 亮, 吉松 軍平, 小玉 正太 移植 58 (Supplement), s203_1-s203_1, 2023

    ...最後に糖尿病マウス(ヌードマウス)への膵島移植を行ったが、37℃28日で培養した膵島は1日培養の膵島と同様の移植効率を示した。37℃で長期培養されたブタ膵島には接着因子誘導による形態の安定化、膵島再生に伴う細胞増殖、インスリン分泌機能の回復が認められた。また、糖尿病動物への移植にこれを利用することもできた。長期培養膵島のこの様な特性は、膵星細胞の関与によるものと推測された。</p>...

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  • OCTを用いた手術用縫合糸のIn vivo時間経過観察

    魏 鳳城, 中久保 日向, 近江 雅人 生体医工学 Annual61 (Proc), 361-363, 2023

    ...【方法・対象】モルモット(Slc:Hartley 雌性 四週齢)とヌードラット(HWY/Slc 雄性 十週齢)それぞれ一匹使用し、背中に二箇所約1.5cm切開し、6-0号吸収性(PLA/PCL)、非吸収性(PVDF)縫合糸で約3.5mmの間隔で四針縫合した。その後、THORLABS TELESTO320型Spectral Domain OCTを用いて、週に一回、8週間の観察を行った。...

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  • オルガノイドの化学物質・食品応用への安全性評価と将来

    今井 俊夫 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), OS1-2-, 2023

    ...我々はこれまで、健康なマウスの肺、肝臓、大腸、乳腺などに由来するオルガノイドを培養し、遺伝毒性化学発がん物質で処置した後にヌードマウス皮下に接種することで、病理組織学的所見をエンドポイントとした発がん性評価が可能なことを示してきた。動物個体を用いるよりも比較的短期間に発がん過程を再現できることに加えて、最大耐量の化学物質を動物に投与する過程を培養系で代替できる点が有用である。...

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  • エロスの政治学――1960-70年代の「日本の」美術

    中嶋 泉 ジェンダー研究 : お茶の水女子大学ジェンダー研究所年報 (25) 25-42, 2022-07-31

    ...1960年代から1970年代、世界各地で、「エロス」は人間解放の思想として受け止められ、多くの作家がヌードのイヴェントや性の表現を試みていた。ところが日本ないし日本出身のアーティストの間では、男女で「エロス」に関する解釈や表現が異なっていた。...

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  • ヒト胃がん細胞移植マウスに出現する概日リズムの変化

    後藤 元秀, 野中 美希, 丸山 崇, 石塚 恒年, 長谷川 渉, 溝上 峻, 上田 陽一, 上園 保仁, 上野 晋 日本毒性学会学術年会 49.1 (0), P-148-, 2022

    ...</p><p>【方法】8週齢の雄性BALB/cヌードマウスに85As2細胞(2×10<sup>5</sup> cells/匹)を移植し、移植後2週目よりホームケージ内での活動量を測定し、活動開始点と活動終了点の位相を検討した。...

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  • がん悪液質モデルマウスに出現する心機能障害と自発運動負荷がもたらす治療的効果

    野中 美希, 柿木 亮, 岸田 昭世, 大島 佳織, 後藤 元秀, 上園 保仁, 上野 進 日本毒性学会学術年会 49.1 (0), P-154-, 2022

    ...</p><p>【方法】85As2細胞を8週齢の雄性BALB/cヌードマウスの両腹皮下に移植し、移植後2週目より悪液質症状を呈するモデルを作製した。本研究では移植後2週目を前悪液質群、移植後8週目を悪液質群と定義し、同週齢対照群との比較から心機能を含む悪液質病態の評価、ならびにこれらに対する自発運動負荷の効果を検討した。...

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  • 戦後日本における「ストリップショー黄金時代」のバーレスク志向

    泉沙織 コモンズ 2022 (1), 115-126, 2022

    衣服を脱いでいく見世物であるストリップティーズは、日本では 1947 年に「額縁ショウ」と呼ばれる活人画の展覧から始まった。以降広く「ストリップ」と呼ばれ現在まで形を変えながら続いている。本稿では、これまでの先行研究で「黄金時代」と呼ばれた初期のストリップの特徴を明らかにするとともに、当時の批評実践に着目して、ストリップを享受した男性たちのまなざしのあり方を捉えた。 …

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  • 今後の治療薬開発に向けたケロイドモデルの作製とその意義

    西川 侑輝, 伊谷 善仁, 磯貝 典孝 創傷 13 (4), 174-181, 2022

    ...本研究ではヒトケロイド組織を選定し,2系統の免疫不全マウス(ヌードマウスおよび NOD/scid マウス)の皮下に移植した。その比較検討した結果,NOD/scidマウスに移植した組織は11週間生存し,さらに移植組織の一部は増大した。短期間(11週以内)での治療効果を検討する際,NOD/scidマウスモデルは有用であると考えられた。</p>...

    DOI 医中誌

  • ヒト難治性乳がん細胞を対象としたマイクロ電流刺激の抗腫瘍効果に関する研究

    谷原 智仁, 荻野 敬史, 吉田 優哉, 松永 直哉, 小柳 悟, 大戸 茂弘 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 43 (0), 3-C-P-130-, 2022

    ...【方法】担癌モデルマウス作製には5週齢BALB/c雌性ヌードマウスを用い、MCSにはES-530およびPALS Electrodeを用いた。mRNA発現量はリアルタイムRT-PCR法、タンパク発現量はWestern Blotにより測定した。また、アポトーシス細胞数の測定にはFACSを用いた。【結果・考察】ヒト正常乳腺細胞および乳癌細胞株に対してMCSを行い、細胞生存率への影響を評価した。...

    DOI 医中誌

  • レンバチニブ併用放射線療法による新たな甲状腺癌治療の可能性

    鈴木 健介, 岩井 大, 宇都宮 啓太, 河野 由美子, 小林 良樹, 尹 泰貴, 三谷 彰俊, 福井 研太, 酒井 遥, 谷川 昇, 神田 晃 関西医科大学雑誌 73 (0), 1-5, 2022

    ...阻害剤が主であるが,前者は<sup>131</sup>I治療抵抗例が多く,後者は有害事象の発生率が高いことが問題となる.そこで我々は分化型甲状腺癌細胞とxenograftモデルマウスを用いて分子標的薬レンバチニブと放射線外照射の併用による相乗効果を検討した.レンバチニブと放射線外照射の併用療法は,<i>in vitro</i>において顕著な細胞増殖抑制効果を示し,<i>in vivo</i>においてもヌードマウス...

    DOI Web Site 参考文献31件

  • 再生医療を用いたインスリン産生細胞自家移植による1型糖尿病根治治療確立へ向けた戦略

    池本 哲也, 齋藤 裕, 宮崎 克己, 沖川 昌平, 寺奥 大貴, 山田 眞一郎, 森根 裕二, 島田 光生 移植 56 (Supplement), s502-s502, 2021

    ...単回移植によってSTZ誘導糖尿ヌードマウス血糖は全例正常域へ降下し、220日にわたり維持された。移植部位に異常な腫瘍性・炎症性病変は見られず、IPCには多数の新生血管が見られた。</p><p>【結語】我々は、徳島大学病院内のGCTP-CPCで局所麻酔下採取の数gの皮下脂肪よりADSCを精製し、IPCに分化誘導し、腹腔鏡下に腸間膜内へ自家移植する戦略を発案した。...

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  • サボテンうどんの調製と官能評価

    香西 はな, 田中 守, 大井 琴未, 柴田 りさ子, 久田 英里, 堀部 貴紀 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 83-, 2021

    ...</p><p>【方法】春日井市内で生産されたウチワサボテンを利用し,ヌードルメーカーを用いてサボテンうどんを調製した。予備実験を経て,試料は,サボテン無配合(コントロール),粉重量に対してサボテンペーストを20%配合(20%),同様に30%配合(30%)の計3種とした。20代の大学生56名を対象に,外観(肌荒れ),食感(硬さ,弾力,なめらかさ),食味(香り,青臭さ)について官能評価を行った。...

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  • 口腔扁平上皮がん細胞におけるELAVL 2の発現

    畑中, 知之, 三河, 洋平, 東野, 史裕, 鄭, 漢忠, 安田, 元昭 北海道歯学雑誌 40 (2), 79-86, 2020-04

    ...示された.HSC2ではELAVL1が核局在性を示したが,SASでは細胞質への移行がみられた.免疫沈降法により細胞質中のELAVL1がELAVL2と結合していることが確認された.さらに,ELAVL2を強制発現したHSC2 ELAVL2では,ARE配列を有する遺伝子の発現亢進が認められ,中でも幹細胞性の制御に関わり3’UTRにAREを有するLin28BはELAVL2の強制発現により発現が上昇していた.ヌードマウス...

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  • 「現代プロダクトデザインの役割とは?」

    松坂, 洋三, Matsuzaka, Yozo 大分県立芸術文化短期大学研究紀要 57 1-20, 2020-03-13

    ...例えば、佐藤オオキ氏が最近デザインしたカップヌードルのフォークとカルピスのグラスは、動詞と振舞いのデザインである。 これらのデザインの役割は、新しい価値の創造であり、プロダクトデザイナー自身が開発した。プロダクトデザインには17の役割が必要だと分析した。 This Paper is thinking of role of present-day product design....

    機関リポジトリ

  • ヌードラットにおけるHeLa細胞の造腫瘍性評価

    杉山 大揮, 沼野 琢旬, 樋口 仁美, 河部 真弓, 宮田 裕人, 米良 幸典 日本毒性学会学術年会 47.1 (0), P-102-, 2020

    ...本研究では、大型でヒトと同部位への細胞移植が可能なヌードラットを用いた造腫瘍性試験の確立を目的として、HeLa細胞(ヒト子宮頸がん細胞株)を移植した際のデータ収集を行った。...

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  • 2.次世代NOGマウスの開発と応用

    高橋 武司 谷本学校 毒性質問箱 2019 (21), 9-17, 2019-09-08

    ...ヌードマウスへのヒトがん組織異種移植がその端緒であるが、scid(severe combined immunodeficient)マウス、NOD(non-obese diabetes)-scidマウスなどのより免疫不全性の高い動物の発見<sup>1)</sup>、樹立とともにヒトがん組織のみならず、ヒト正常組織の異種移植の試みが続いてきた<sup>2)</sup>。...

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  • 審美性評価のための三次元計測装置を用いたブラジャー着用時の背部シルエットの定量化

    村﨑 夕緋, 諸岡 晴美, 渡邊 敬子 繊維製品消費科学 60 (3), 248-254, 2019-03-25

    ...</tt> <tt>はじめに,正中矢状面と肩峰点を通る前頭面との交線から放射状に背部の垂直断面を算出し,体表面の凹凸が最も明瞭に表れる部位が後ろ正中線から</tt>70°<tt>~</tt>75°<tt>の範囲であることを捉えた.後腋点を通る垂直断面で中心から体表面までの水平距離を</tt><i>L </i><tt>とし,ヌード時からの差をへこみ量(</tt><i>δ</i><tt>)と定義し,ブラ...

    DOI Web Site

  • ネパール, クンブ・ヒマールにおけるトレッキング観光とそれをささえる家畜輸送

    渡辺 悌二, 白坂 蕃, 孫 玉潔, 韓 志昊, 徐 翰林, レグミ ダナンジャイ 日本地理学会発表要旨集 2019s (0), 206-, 2019

    ...この家族は,ミュールで年間20万kgのプロパンガス,灯油などを運び,またカトマンズ=ルクラ間を飛ぶ小型飛行機を使って,年間20万kgの壊れやすいもの(ビスケット,インスタントヌードルなど)を輸送している。ヘリコプターも年間10〜20回ほど利用するが,無視できる輸送量に過ぎない。もう1軒は40頭のミュールを所有している。...

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  • 大腸がん手術検体由来PDX及びオルガノイドの特性と非臨床試験への利用

    成瀬 美衣, 落合 雅子, 谷口 浩和, 平岡 伸介, 今井 俊夫 日本毒性学会学術年会 46.1 (0), P-140-, 2019

    ...<p>我々はマウスオルガノイドに<i>in vitro</i>で化学物質を暴露した後ヌードマウスへ皮下接種する系で、腫瘍性病変をエンドポイントとした化学発がんモデルを検討してきた。近年、ヒト腫瘍組織由来のPDXやオルガノイドを樹立し、抗がん剤の薬効評価系への応用を進めている。...

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  • 移植部位が精巣移植の成否を左右する

    花岡 賢人, 土本 彬広, 高島 誠司 日本繁殖生物学会 講演要旨集 112 (0), P-18-P-18, 2019

    ...【考察】C57BL/6Nマウス皮下と比較してヌードマウス皮下への移植で精子形成がある程度改善されたことから,皮下移植の成否を決める要因として免疫系や温度の関与が示唆される。しかし免疫細胞の浸潤は見られなかったことを考慮すると,温度が要因の可能性が高いと考えられる。血管は回収時点では正常に機能していたが,移植後どの時点から機能していたかは不明である。...

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  • 〈原著〉ヒト指骨‐関節モデルの再生誘導における骨膜の採取部位差の影響

    井内, 友美 近畿大学医学雑誌 43 (3-4), 117-126, 2018-12-14

    ...ない.そこで本研究では,異なる部位から採取された骨膜が骨・軟骨の成熟過程に及ぼす影響について検討した.ヒトの指節骨型テンプレートを用いて,ヒト指節骨型生分解性3次元足場(HA P( LA/CL))を調製し,仔ウシの4つの部位(頭蓋,下顎,橈骨,および腸骨)から採取した骨膜を縫着して指骨モデルを作成した後,関節軟骨領域(軟骨細胞/PGA 複合体)を縫合して,人工指骨 関節モデルを作製した.このモデルをヌードマウス...

    機関リポジトリ 医中誌

  • マイクロニードルを用いた新しい採血方法の提案

    山田 雅大, 高橋 智一, 鈴木 昌人, 青柳 誠司, 細見 亮太, 福永 健治, 歌 大介, 高澤 知規 精密工学会学術講演会講演論文集 2018S (0), 531-532, 2018-03-01

    ...<p>我々は,マイクロニ―ドルを用いた採血を行っている.マイクロニードルは細いためピンポイントで血管に穿刺する必要がある.また,スムーズな穿刺を行うために穿刺抵抗力と皮膚の窪みを低減させることも重要である.本稿では,マイクロニードルを往復回転運動させて穿刺時の穿刺抵抗力と人工皮膚表面の窪みを防止すること,血管を可視化させることを行った.上記の2つを組み合わせた状態でヌードマウスからの採血を行った....

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  • PCR法による移植細胞検出法の検討

    小松 弘幸, 橘田 久美子, 赤根 弘敏, 小川 光英, 鈴木 慶幸, 秋江 靖樹 日本毒性学会学術年会 45.1 (0), P-219-, 2018

    ...</p><p> 【方法】ヌードマウス背部皮下にPBS,間葉系幹細胞(hMSC)及びHeLa細胞を移植して形成された腫瘍をサンプルとして用いた.腫瘍は定法に従いホルマリン固定後,パラフィンブロックを作製した.腫瘍が形成されたのはHeLa細胞移植群のみであったため,PBS及びhMSC群は移植部位の組織を使用した.ホルマリン固定組織から直接あるいは各ブロックからパラフィン切片を作成し,脱パラフィン後DNA...

    DOI

  • Patient derived xenograft (PDX) を用いた小腸腫瘍に対する治療法の開発

    山野 智基, 宋 智亨, 木村 慶, 馬場谷 彰仁, 浜中 美千子, 片岡 幸三, 別府 直仁, 野田 雅史, 池田 正孝, 冨田 尚裕 日本小腸学会学術集会プログラム・抄録集 2 (0), 30-30, 2018

    ...</p><p>【方法】</p><p>兵庫医科大学倫理審査委員会より「希少がんと難治性大腸がんの病態解明と新規治療法の開発」として審査・承認を受け、文書による承諾を得た小腸腺癌1例、小腸GIST3例の患者腫瘍の一部をヌードマウス皮下に移植した。継代可能で、腫瘍径が10㎜を超えた場合にPDXを作成出来たとした。...

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  • 高静水圧処理による組織殺細胞処理と腫瘍治療への応用

    山岡 哲二, 神野 千鶴, 馬原 淳, 森本 尚樹 生体医工学 Annual56 (Abstract), S260-S260, 2018

    ...得られた組織の自己由来殺細胞真皮としての有用性は、ヌードマウスあるいはミニブタに数週間から1年間移植して評価した。結果、全ての細胞は200MPa 10分間の加圧で完全に死滅することが確認された。また印加に伴う真皮組織損傷は、200MPaまでは確認されなかったが、さらに高い圧力処理では、耐圧性の低いタンパク質から変性する様子が確認された。...

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  • マウス正常上皮オルガノイドを用いた化学発がん過程の初期変化検出

    成瀬 美衣, 落合 雅子, 筆宝 義隆, 今井 俊夫 日本毒性学会学術年会 45.1 (0), P-170-, 2018

    ...<p> 我々はこれまでに、正常上皮から幹細胞を含む種々の分化段階の細胞を長期的に培養可能にする三次元培養法を用い、<i>in vitro</i> で各種臓器を簡略モデル化したオルガノイドに対し<i>in vitro</i>で化学物質を暴露し、ヌードマウスへの皮下接種後の病理組織学的腫瘍性病変をエンドポイントとした発がん性試験代替法を開発してきた。...

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  • パルミトイルピペリジノピペリジンの毒性影響および抗がん効果発現機序

    安藤 さえこ, 松本 晴年, 深町 勝巳, 二口 充, 酒々井 眞澄 日本毒性学会学術年会 44.1 (0), P-27-, 2017

    ...新規抗がん物質palmitoyl piperidinopiperisin (PPI) (特許第5597427, 2014年) は50 mg/kg 腹腔内投与で雌ヌードマウスに移植したヒト大腸がん細胞株に対しアポトーシス誘導および血管新生抑制効果を示し腫瘍縮小効果を発揮した。<br> 本研究ではPPIの毒性検証のため雌ヌードマウスに50 mg/kg 腹腔内投与を行った。対照を大豆油投与群とした。...

    DOI

  • 実験動物に対するマイクロニードルの穿刺・吸血実験

    山田 雅大, 高橋 智一, 鈴木 昌人, 青柳 誠司, 細見 亮太, 福永 健治, 歌 大介, 高澤 知規 精密工学会学術講演会講演論文集 2017A (0), 933-934, 2017

    ...我々は,蚊に刺されても痛みを感じないことに着目し,三次元光造形装置を用いて,プラスチック製のマイクロニードルを作製している.本稿では,穿刺時の血管の様子を鮮明に観察するために倒立顕微鏡を用いてヌードマウスへの穿刺実験を皮膚の裏側から観察することを提案する.また,今回は予備的に手動マニピュレータを用いてヌードマウスへの穿刺実験を行い,マイクロニードルの血液吸引能力を評価した....

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  • 有精卵の血管を用いた蚊の穿刺メカニズムの解明とマイクロニードルへの応用

    奥田 健人, 山本 峻輝, 鈴木 昌人, 青柳 誠司, 高橋 智一, 福永 健治, 細見 亮太, 高澤 智規, 歌 大介, 川尻 由美, 中山 幸治, 引土 知幸 精密工学会学術講演会講演論文集 2017A (0), 935-936, 2017

    ...現在,医療の現場では低侵襲性の採血用ニードルが求められている.本研究室では,蚊の穿刺メカニズムを解明することで低侵襲性マイクロニードルを作成しようとしており,蚊をヌードマウスに穿刺させることで観察を行ってきた.本報告ではこれを有精卵とし,その血管の観察のしやすさ,実験準備の容易さなどから新たな実験系を確立した....

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  • 羊膜の基質上で培養したヒト骨膜由来細胞シートの開発

    雨宮 傑, 遠藤 悠美, 浅井 拓, 足立 哲也, 足立 圭司, 西垣 勝, 大迫 文重, 山本 俊郎, 金村 成智 日本歯科保存学雑誌 59 (5), 394-401, 2016

    ...上記にて得られた培養シートをヌードマウス腎被膜下へ移植し, 4週間後に摘出, H-E染色, ならびに免疫染色を行った.</p><p> 成績 : 骨膜由来細胞は羊膜上にて層状構造を示し, 免疫染色像では細胞増殖マーカーであるKi-67, 間葉系細胞マーカーであるvimentin, 骨芽細胞マーカーであるosteocalcinの発現が認められた....

    DOI 医中誌

  • iPS/ES細胞を用いた再生医療研究 -安全性評価技術の現状と課題-

    孫谷 弘明 日本毒性学会学術年会 43.1 (0), S17-2-, 2016

    ...例えば動物種は通常、異種細胞に対する免疫反応が小さい免疫不全動物を用いるが、マウスだけでも種類が豊富(ヌード、SCID、NOD、NOG等)である。また、マウスでは投与・移植が技術的に困難な場合はヌードラットを用いることになるが、免疫不全の程度でいうと軽度に分類される。この場合、免疫不全度の差が試験結果に影響を与える可能性が考えられるため、十分な予備検討が必要となる。...

    DOI

  • 放射線励起可能な無機ナノ粒子の開発と医療応用

    荻野 千秋 ホソカワ粉体工学振興財団年報 24 (0), 30-34, 2016

    ...<p>本研究では,過酸化水素を吸蔵しているPAATiOxを過酸化水素の代替として用いることで,放射線との併用による抗腫瘍効果を引き出すこと検討した.まず,ポリアクリル酸を修飾した過酸化チタンナノ粒子(PAATiOx)の体内分布及び急性毒性を健常マウスや担ガンしたマウスを用いて調査した.結果的に,PAATiOx,PAATiO<sub>2</sub>をMIAPaCa-2の担癌を行ったヌードマウスの尾静脈...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • P2-17 Lymphopenia-induced autoimmunityマウスモデルの病態形成におけるNETsの関与

    坂内 穎, 江里 俊樹, 川畑 仁人, 神崎 健仁, 赤平 理紗, 道下 和也, 山本 一彦 日本臨床免疫学会会誌 39 (4), 412a-412a, 2016

    ...【方法】ヌードマウスに野生型マウス脾臓由来CD4+CD25-T細胞を移入する際,一部の群ではNETs阻害剤であるDNaseIやCl-amidineを移入2日前から腹腔内投与した.移入後5日目のレシピエントヌードマウス脾臓T細胞をflow cytometryを用いて解析した.また,抗核抗体産生や体重変化を追跡した....

    DOI Web Site 医中誌

  • パルミトイルピペリジノピペリジンの毒性影響および抗がん効果発現機序の解析

    安藤 さえこ, 深町 勝巳, 二口 充, 酒々井 眞澄 日本毒性学会学術年会 43.1 (0), P-27-, 2016

    ...さらに、PPI (50 mg/kg, ip) は雌ヌードマウスに移植したHT29細胞株に対して腫瘍縮小効果を発揮した。その機序を検索するため、CD34抗体を用いて摘出した腫瘍組織を免疫染色し、血管数をカウントした。PPI投与群で41%の有意な血管数の減少を認めた。さらに鶏卵漿尿膜法を用いて、PPIの血管新生抑制効果を検証した。...

    DOI

  • 沖縄県産植物芭蕉(バショウ、Musa basjoo)抽出物のヒト大腸がん細胞に対する細胞毒性

    松本 晴年, 深町 勝巳, 二口 充, 酒々井 眞澄 日本毒性学会学術年会 43.1 (0), O-28-, 2016

    ...個体レベルでの効果は不明であるため、化学発がん剤azoxymethane(AOM)を投与してラット大腸粘膜に誘発される前がん病変(aberrant crypt foci、異常陰窩巣)の発生抑制効果,およびHT29細胞を移植して増殖したヌードマウスの腫瘍縮小効果を検証する。さらに、主な臓器への毒性を検討する。...

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  • 発がん物質予測性向上のためのBhas 42細胞形質転換試験

    佐々木 澄志 日本毒性学会学術年会 43.1 (0), S20-4-, 2016

    ...また、形質転換細胞はヌードマウスで造腫瘍性を示すが、正常細胞は造腫瘍性を示さなかった。さらに、プロモーターだけでなくイニシエーター処理によっても形質転換巣が誘発された。これら一連のBhas 42細胞の性状から、Bhas 42細胞形質転換試験は、遺伝毒性物質だけでなく非遺伝毒性物質も検出可能な発がん試験の代替法になることが示唆された。...

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  • 超低温保存したブタ胎子精巣の異種間移植による精子の発生

    金子 浩之, 菊地 和弘, NGUYEN Thi Men, 中井 美智子, 野口 純子, 伊藤 潤哉, 柏崎 直巳 日本繁殖生物学会 講演要旨集 109 (0), P-95-P-95, 2016

    ...各胎齢の小片を加温後,去勢したヌードマウスの皮下に移植した(35-dpi,55-dpiおよび90-dpi群)。移植後60日から360–420日にかけて,60日間隔でマウス血液と移植組織を採取した。回収した精巣組織は,細切して精子の遊離を調べるとともに,形態的な解析を行った。移植組織の機能の指標として,マウス血中のインヒビンとテストステロン濃度を測定した。...

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  • 新規KSP阻害剤の創製─システイン誘導体の合成と構造活性相関─

    小郷 尚久, 浅井 章良 MEDCHEM NEWS 25 (2), 88-94, 2015-05-01

    ...著者らは独自に構築した低分子化合物ライブラリーを用いてKSP ATPase活性を指標としたスクリーニングにより<i>S</i>-trityl-<sub>L</sub>-cysteine(STLC)をヒット化合物として同定し、その後の最適化と作用機序解析およびヒトがん移植ヌードマウスモデルでの評価を通じてKSP阻害剤としてリード候補になり得る新規システイン誘導体を見出した。...

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  • 破綻の真相:格安がウリの製麺会社 利幅の薄い販売でジリ貧に

    井上 俊明 日経トップリーダー = Nikkei top leader (365) 80-82, 2015-02

    ...関西ヌードル麺類の製造・販売、豆腐・油揚げの販売大阪で著名な製麺業者が、2014年9月、民事再生法の申し立てに追い込まれた。廉価販売で利益が伸びず資金繰りが悪化、じりじり追い詰められた結果だった。会社分割により、事業自体は飲食業者の傘下で継続・再…...

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  • T細胞は外傷性咬合で起こる骨吸収に関与しない

    中村 弘隆, 鵜飼 孝, 吉永 泰周, 白石 千秋, 吉永 美穂, 吉村 篤利, 原 宜興 日本歯科保存学雑誌 58 (1), 35-41, 2015

    ...<br> 材料と方法 : 正常ラットに3日あるいは5日間, ヌードラットに3日間外傷性咬合を与えた後の根間中隔を病理組織学的に観察し, 破骨細胞の指標であるTRAP陽性細胞数とCD4陽性細胞数を計測した. <br> 結果 : 正常ラット, ヌードラットともに咬合性外傷付与後3日で根分岐部の骨吸収が認められたが, 統計学的に破骨細胞数の有意な差異は観察されなかった....

    DOI 医中誌

  • 異種間移植によるブタ胎子卵巣の発育と卵の受精能

    金子 浩之, 菊地 和弘, 野口 純子 日本繁殖生物学会 講演要旨集 108 (0), P-107-P-107, 2015

    ...【目的】これまで,生後20日齢のブタ卵巣をヌードマウスに移植すると,原始卵胞が胞状卵胞へ発育し,その卵は初期胚に到達し得ることを明らかにした(Kaneko et al. Reprod 2006, Theriogenology 2013)。今回は,胎子卵巣の卵が異種間移植によって受精能を獲得できるかを検討した。...

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  • 発汗歩行サーマルマネキンを用いた着衣の温熱的快適性評価

    諸岡 晴美, 和田 猛, 中橋 美幸 熱物性 27 (4), 157-163, 2015

    ...発汗および歩行機能をもつサーマルマネキンを用いて,着衣の温熱的快適性評価の有用性と課題を検討した.用いたマネキンは,汗腺に相当する141個の孔から皮膚表面に液体水を吐出することができる.マネキンの表面温分布をヒトの皮膚温分布に近似させて,立位時,歩行時,発汗時におけるヌードマネキンの表面熱抵抗を明らかにした.また,2種の異なる素材からなる防水ジャケット(レギュラー素材および透湿性素材),2種のTシャツ...

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献12件

  • NOGマウスにおける背景データ(1)

    金光 弘幸, 山本 哲弥, 花見 正幸, 保田 昌彦, 井上 亮, 永谷 真理子, 笠原 健一郎, 星谷 達, 田村 一利 日本毒性学会学術年会 42.1 (0), P-249-, 2015

    ...従って、NOGマウスは従来のヌードマウスやSCIDマウスと比べて、ヒトの細胞や組織の生着性が著しく高く、今後、再生医療等製品の安全性に関する非臨床試験や造腫瘍性試験等の分野で大きな需要が見込まれている。一方、各種の試験に供される動物の背景データは、試験の的確の評価に際して、欠くことのできないデータの一つであり、その整備の意義は高い。...

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  • 針開発における蛍光試薬投与時の皮下浸透観察

    川田 健人, 槌谷 和義, 木村 穣, 梶原 景正 精密工学会学術講演会講演論文集 2015S (0), 781-782, 2015

    ...現在,日本国内における糖尿病患者数は年々増加傾向にある.また,糖尿病患者は1日に数回,薬効が持続する手法である皮下注射を行っている.しかし,効率的に薬剤を浸透させる専用の注射針の設計は未だにされていないため,皮下浸透過程の確認が課題となっている.そこで,ヌードマウスにFITC標識インスリンを投与し観察を行い,投与時の浸透傾向の比較を行うために異なる2種類の形状の針を用い浸透傾向の差異の確認を行う....

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  • 脳梗塞に対するヒト神経幹細胞移植後の内在性修復メカニズム―幹細胞は興奮性シナプスを増加させる―

    日宇 健, 堀江 信貴, Bliss Tonya, 西山 康裕, 山口 将, 福田 雄高, 堤 圭介, 松尾 孝之, 永田 泉, Steinberg Gary 脳循環代謝(日本脳循環代謝学会機関誌) 26 (2), 151-154, 2015

    ...要旨 移植されたヒト神経幹細胞がホストの内在性修復機構を促進するという仮説を基に機能回復の内在性修復メカニズムを検証した.ヌードラットに中大脳動脈脳皮質梗塞モデルを作成し,1 週間後にヒト神経幹細胞を同側皮質に定位移植した.機能回復は移植4 週間後でみられ,脳梗塞後のangiogenesis,axonal sprouting,dendritic branching については,移植細胞により修飾亢進...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献12件

  • 森林空間の高度利用のための特用林産物生産・流通システムの開発(2) : 山菜

    鈴木, 良一, 高木, 茂, 増野, 和彦 長野県林業総合センター研究報告 (28) 15-24, 2014-01

    ...(2)イヌドウナの塊茎による増殖では、円形に切断した塊茎をさらに半円形に分割した塊茎で高い得苗率となった。(3)農産物直売所では,山菜・きのこ等の特用林産物が季節の目玉商品となっており,直売所によっては供給不足が生じていた。知名度の低い品目の販売促進には,品目の情報を消費者に提供する「ポップ広告」が有効であった。...

    日本農学文献記事索引

  • 針開発における蛍光試薬投与時の皮下浸透観察

    川田 健人, 槌谷 和義, 木村 穣, 梶原 景正 精密工学会学術講演会講演論文集 2014A (0), 131-132, 2014

    ...日本国内における糖尿病患者数は年々増加傾向にある.糖尿病患者は1日に数回,薬効が持続する皮下注射を行っている.しかし,持続性のみならず効率的に薬剤を浸透させる薬剤投与専用の注射針の設計は未だにされていないため,皮下浸透過程の確認が課題となっている.そこで,浸透過程確認のため蛍光試薬を用い観察実験を行った.ヌードマウスに蛍光試薬を投与し観察を行った.その結果,観察にはFITCが適していることを確認した...

    DOI

  • 失明犬の歩行補助装置の製作と有用性の検討

    水越 美奈, 奥村 夏美, 池垣 香織, 余戸 拓也 動物臨床医学 23 (2), 66-71, 2014

    ...顔周りに固定するスヌードは,顎の下で留める部分を二カ所に分け,耳後ろの長さを変えることで6頭中5頭で頭部にしっかり固定できた。また犬種ごとの頭部の特徴を比較したところ,犬の耳前部から頸部にかけての角度が90度に近いほど,装置を良好に装着できることがわかった。さらに,被毛の質もスヌードの固定に影響することがわかった。...

    DOI 医中誌

  • 森林空間の高度利用のための特用林産物生産・流通システムの開発(2)

    鈴木 良一, 高木 茂, 増野 和彦 長野県林業総合センター研究報告 (28) 15-24, 2014-01

    ...(2)イヌドウナの塊茎による増殖では、円形に切断した塊茎をさらに半円形に分割した塊茎で高い得苗率となった。(3)農産物直売所では,山菜・きのこ等の特用林産物が季節の目玉商品となっており,直売所によっては供給不足が生じていた。知名度の低い品目の販売促進には,品目の情報を消費者に提供する「ポップ広告」が有効であった。...

    日本農学文献記事索引

  • FGF-2及びBMP-2がヒト歯根膜細胞群において組織再生に与える影響

    上與那原, 朝秀, 日高, 竜宏, 白井, 要, 門, 貴司, 長澤, 敏行, 古市, 保志 北海道医療大学歯学雑誌 32 (1), 7-19, 2013-06

    ...担体とヒト歯根膜由来間葉系細胞群(HPDL細胞群)からなる埋植体をヌードマウス背部皮下に移植し、埋植体へのFGF-2およびBMP-2の添加が血管組織形成や骨様組織形成に与える影響について検討した。その結果、HPDL群にFGF-2とBMP-2を併用添加すると、担体のみと比較して血管数および新生骨形成の有意な増加がみられ、内部には新生血管を含む骨新生が形成されることが示された。...

    機関リポジトリ Web Site 医中誌

  • W1-5  腸内細菌はLymphopenia-Induced Autoimmunityにおける抗核抗体産生を誘導する

    江里 俊樹, 川畑 仁人, 今村 充, 神崎 健仁, 赤平 理紗, 道下 和也, 土肥 眞, 徳久 剛史, 山本 一彦 日本臨床免疫学会会誌 36 (5), 331a-331a, 2013

    ... 抗核抗体は,全身性エリテマトーデスを始めとする種々の全身性自己免疫疾患の主要な特徴の一つであるが,その産生メカニズムは明らかではない.過去の報告によると,胸腺を欠いたヌードマウスでは抗核抗体産生とループス様の自己免疫が見られ,ヌードマウスにCD4+CD25−細胞を移入するモデルでは様々な自己抗体産生と臓器特異的自己免疫が見られる.我々はこれらのマウスモデルを用いて,lymphopenia-induced...

    DOI Web Site 医中誌

  • 口腔扁平上皮癌における分子標的薬CetuximabのTS-1増強効果についての基礎的研究

    原田 耕志, 原田 豊子, 上山 吉哉 頭頸部癌 39 (3), 317-324, 2013

    ...またヌードマウス背部皮下にHSC2を移植後,Cetuximab(20mg/kg/日,2回/週,3週間腹腔内投与)とTS-1(6.9mg/kg/日,7回/週,3週間経口投与)との併用により顕著な抗腫瘍効果の増強が認められ,残存腫瘍においてTUNEL法によりTUNEL陽性細胞の増加が見られ,免疫組織染色によりp-Akt,TSの発現減弱が見られた。...

    DOI 医中誌 参考文献2件

  • GMP準拠にて製造加工したヒト臨床グレード歯髄幹細胞の品質・安全性の証明

    庵原 耕一郎, 村上 真史, 武井 佳史, 堀部 宏茂, 栗田 賢一, 中村 洋, 中島 美砂子 日本歯科保存学雑誌 56 (2), 121-129, 2013

    ...G-CSF)濃度勾配を利用した膜遊走分取法により歯髄幹細胞を分取した.分取後7,15,20代目まで継代し,プログラムフリーザーを用いて凍結した.品質検査として,歯輸送液,初代培養の細胞培養液および継代7代目において,細菌,マイコプラズマ,エンドトキシン,ウイルス検査を行った.また,細胞の表面抗原マーカーの発現率をフローサイトメトリーにて測定した.安全性検査として,NOD/SCIDマウスまたはKSNヌードマウス...

    DOI 医中誌

  • 姿勢制御能を向上させるコアエクササイズ 重心動揺計を用いた解析

    新家 美里, 大井 優, 高杉 あゆみ, 坪井 美公, 三宅 優紀, 中嶋 正明 理学療法学Supplement 2012 (0), 48100870-48100870, 2013

    ...近年,深部体幹筋を促通する器具としてコアヌードルが開発された。この器具は,スポンジ製の2 本チューブを並列に連結したもので,その上で運動をすることによって深部体幹筋の活動を促通できる。本研究では,コアヌードルを用いたコアエクササイズが姿勢制御能を向上させるか否かを重心動揺計を用いて検証した。...

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  • 負荷量調節可能な多裂筋強化エクササイズの筋電図学的解析

    坪井 美公, 大井 優, 新家 美里, 高杉 あゆみ, 中嶋 正明 理学療法学Supplement 2012 (0), 48101192-48101192, 2013

    ...本エクササイズにはコアヌードル(Genki gakko Co. Ltd)を用いた。コアヌードルは効果的な深部体幹筋運動を容易に行えるように開発された器具で,適度な弾力を持つスポンジ製のチューブを2 本束ねたものである。この上で背臥位をとり上肢を開いた状態で保持させると多裂筋の活動を引き出すことができる。...

    DOI

  • 卵巣摘出ヌードマウスに移植した子宮内膜細胞の挙動

    麓 惠子, 田村 和広, 高島 陽香, 吉江 幹浩, 草間 和哉, 沓掛 真彦, 井坂 惠一, 立川 英一 日本繁殖生物学会 講演要旨集 106 (0), OR1-23-OR1-23, 2013

    ...【目的】マトリゲルに分散させたヒト子宮内膜細胞をヌードマウス腹腔内に移植した場合,卵巣摘出部位に顕著な細胞含有ゲル塊が出現する。今回,これが内膜症病変の性質をもつのか否かを明らかにするために,形態学的解析と構成細胞における蛋白質発現の変化,さらに変動した蛋白質の活性を評価した。...

    DOI

  • 「きのこリンケージ」による森林資源循環システム再構築に関する研究

    更級, 彰史, 梅田, 久男, 玉田, 克志 林業技術総合センター成果報告 (21) 27-39, 2012-12

    ...さらに,オオイチョウタケ栽培跡地の循環利用を目的に,オオイチョウタケの後作としての山菜栽培に有望なモミジガサ・イヌドウナの生育調査を実施したところ,オオイチョウタケ栽培残滓に起因する生育障害は生じず,むしろ栽培残滓と土壌を撹拌することにより土壌のCEC向上,pH矯正,炭素・窒素・塩基類の増加等物理化学性が改善し,モミジガサ・イヌドウナの良好な生長を助長していることが示唆された。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 通信販売における女性用フリーサイズ衣料の実態調査

    福井 典代, 岩川 真澄 繊維製品消費科学 53 (11), 942-947, 2012

    ...通信販売会社10社の女性用衣料のうち,フリーサイズ衣料の占める割合は1.5%であった.そのうち,調査対象とした上半身用のフリーサイズ衣料は337着であった.伸縮性に富む編物が54.0%を占め,サイズが不明であっても着用者の体型に対応できることがわかった.しかし,フリーサイズ衣料であるにもかかわらず,Mサイズを基準とした衣料が89.0%であり,着用者の体型に適用できる範囲が限られる.また,通信販売であるのにヌード...

    DOI Web Site

  • 赤色蛍光強発現遺伝子導入マウスにおける蛍光発現部位の形態学的検討

    桑島 幸紀 岩手医科大学歯学雑誌 37 (2), 100-101, 2012

    ...赤色蛍光強発現遺伝子導入マウス(tdTomatoマウス)は再生医療研究のバイオイメージングにおいて有望視されている実験動物である.特に,このマウスから採取した組織再生性細胞や組織片をヌードマウスなどの重症複合免疫不全マウスに移植してその組織再生能力を評価する実験系においては,移植後の細胞や組織片の体内動態をその赤色強蛍光を追跡することによりリアルタイムに観察できると期待されている.しかし,このマウス...

    DOI DOI 機関リポジトリ ほか1件 参考文献32件

  • 歯周骨欠損部に移植した培養ヒト歯髄細胞の組織学的評価

    保母 浩児, 金指 幹元, 川本 忠文, 五味 一博 日本歯科保存学雑誌 55 (1), 30-37, 2012

    ...分子マーカーであるOPN, OC, BSPおよび象牙質の分子マーカーであるDSPPの遺伝子発現が上昇することを示した.さらに,b-FGF添加で培養した歯髄幹細胞の表面抗原をCD34, 45, 44, 90について調べたところ造血幹細胞マーカーであるCD34, CD45はネガティブであり,間葉系幹細胞マーカーであるCD44とCD90はポジティブであった.この培養歯髄幹細胞を,コラーゲンゲルを担体としてヌードラット...

    DOI 医中誌 参考文献26件

  • マウス疾患モデルを用いたウシ・フリーマーチンの発症機構の解明への試み

    張替 香生子, 的場 章悟, 平松 竜司, 金井-東 正美, 恒川 直樹, 九郎丸 正道, 金井 克晃 日本繁殖生物学会 講演要旨集 105 (0), 203-, 2012

    ...<b>②</b>マウスを用いて疾患モデルを確立することを目標とし、XX胎子卵巣をXYヌードマウス腎臓被膜下へ移植する方法を検討した。結果、XX卵巣が段階的にXX精巣化する発症過程を示した。<b>③</b>卵巣内の細胞群がXX精巣化へ関与すると仮定した。...

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  • 閉経後進行・再発乳がん治療薬フルベストラント(フェソロデックス)の薬理学的特徴および臨床試験成績

    矢野 誠一, 鎌野 世民, 佐藤 稔康, 陳 嵐 日本薬理学雑誌 139 (2), 75-82, 2012

    ...>)は,エストロゲン受容体のダウンレギュレーション作用を有するアゴニスト作用のない新しいタイプの抗エストロゲン薬であり,「閉経後乳がん」の効能・効果で2011年9月に承認された.タモキシフェンがエストロゲン応答遺伝子に対して転写活性化作用を示すのに比べ,フルベストラントはエストロゲン応答遺伝子の転写活性化能を示さず,乳がん・子宮以外の組織においてもエストロゲン作用を示さなかった.フルベストラントはヌードマウス...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献42件

  • 乳癌治療の基礎研究を臨床へ―トランスレーショナルリサーチの実際―

    藤森 実, 藤田 知之, 西村 基, 越川 佳代子, 名倉 直彌, 天野 純, 谷口 俊一郎 日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌 29 (4), 298-300, 2012

    ...ヒト乳癌細胞株移植ヌードマウスの治療実験を施行した結果,腫瘍内局所でのみ高濃度の5-FUが検出され腫瘍縮小効果が認められた。前臨床試験の結果,phase Ⅰ/Ⅱaプロトコールが米国FDAに承認され,臨床治験が開始されることとなった。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 異種間移植した子ウシ精巣組織における伸長精子細胞及び成熟精子の形成

    徳永 智之, 野口 純子, 木村 康二, 松山 秀一, 細江 実佐, 池田 光美, 大越 勝広, 古澤 軌 日本繁殖生物学会 講演要旨集 105 (0), 1138-, 2012

    ...【目的】ブタでは、子ブタの未成熟な精巣組織をヌードマウスに異種間移植することにより成熟精子を形成させ、それを顕微授精に供することにより産子が得られている(Nakai et al., 2010)。本手法をウシに適用できれば、リスクを抱えたクローン及び組換えクローンウシ等の産子や胎子から正常な生殖細胞をレスキューし、直接的に後代を得ることが可能になると考えられる。...

    DOI

  • パニツムマブ(ベクティビックス点滴静注100 mg)の薬理学的特徴および臨床試験成績

    松平 忠弘, 朝日 第輔, 梁 幾勇, 網干 正幸 日本薬理学雑誌 137 (1), 31-41, 2011

    ...酸化,受容体チロシンキナーゼの作用およびシグナル伝達を阻害し,細胞増殖阻害,アポトーシスの誘導,ならびにIL-8およびVEGFなどの血管新生因子産生のダウンレギュレーションを誘導する.パニツムマブは,in vitro試験において,EGFRを発現する様々な腫瘍細胞株に対して用量依存的に増殖阻害作用を示した.またin vivo試験では,ヒト腫瘍細胞(ヒト結腸腫瘍由来HT29,DLD-1など)を移植したヌードマウス...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献43件

  • 口腔扁平上皮癌における分子標的薬BortezomibとTS-1の併用効果についての基礎的研究

    原田 豊子, 原田 耕志, 上山 吉哉 頭頸部癌 37 (4), 536-541, 2011

    ...<br>またヌードマウス背部皮下にHSC2,HSC4を移植後,Bortezomib(0.5mg/kg/日,3回/週,3週間腹空内投与)とTS-1(6.9mg/kg/日,7回/週,3週間経口投与)との併用により顕著な抗腫瘍効果の増強が認められ,残存腫瘍において免疫組織染色によりp-p65,Beclin-1,LC-3の発現減弱が見られ,TUNEL法によりTUNEL陽性細胞の増加が見られた。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献31件

  • 通信販売における女性用フリーサイズのヌード寸法と仕上げ寸法の実態調査

    福井 典代, 岩川 真澄 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 63 (0), 123-123, 2011

    ...<BR><B>方法</B> (1)通信販売会社のホームページからフリーサイズの女性用衣類を抽出した.本研究では,女性用衣類の上半身用と全身用を対象とした.(2)服種ごとに整理し,さらに編物(ニット、カットソー)と織物に分類した.(3)サイズを調節する仕組みの有無を調べた.(4)フリーサイズの衣類のサイズ表記の種類,バストのヌード寸法,仕上げ寸法を明らかにした.(5)フリーサイズのバストの仕上げ寸法...

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  • 放射線治療とアポトーシス

    長谷川 正俊, 片山 絵美子, 井上 和也, 浅川 勇雄, 玉本 哲郎, 大西 武雄, 村上 健, 加藤 真吾, 大野 達也, 中野 隆史 日本放射線影響学会大会講演要旨集 2011 (0), 10-10, 2011

    ...ヌードマウスに移植したヒト由来腫瘍の検討でも、比較的未熟で放射線感受性の上衣芽腫や原始神経外胚葉性腫瘍では、低LETのX線、高LETの炭素イオン線のいずれでもp53依存性アポトーシスが高率に誘発される。...

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  • 電気穿孔法を応用した化学療法のヒト子宮頚部扁平上皮癌に対する効果に関する研究

    杉田 好彦, 高山 光平, 神野 正人, 本田 由馬, 佐藤 恵美子, 吉田 和加, 久保 勝俊, 前田 初彦 Journal of Hard Tissue Biology 20 (4), 319-326, 2011

    ...実験ではヒト子宮頚部癌扁平上皮癌細胞(Caski)を培養後にヌードマウスに移植し、その後、腫瘍移植部に対してECTの処置を行った。その結果、D+E+群(薬剤投与電気穿孔群)では腫瘍体積の減少が認められた。また、数例では腫瘍の消失が認められた。これらの結果から、BLM投与とともにECTの処置を加えることで、薬剤の抗腫瘍作用は増強されることが判明した。...

    DOI 医中誌 参考文献29件

  • AKT経路を標的としたがん幹細胞の放射線耐性の克服

    志村 勉, 落合 泰史, 野間 直十, 及川 利幸, 桑原 義和, 福本 学 日本放射線影響学会大会講演要旨集 2011 (0), 108-108, 2011

    ...さらに、これらの細胞をヌードマウスに移植し、腫瘍形成能を持つことを明らかにした。以上の結果は、長期分割照射によってがん幹細胞が濃縮されることを示唆している。 我々が濃縮したがん幹細胞は、親株と比較し、放射線に耐性を示した。放射線応答の解析から、がん幹細胞では5Gyの照射で細胞の生存シグナルAKT経路が活性化され、サイクリンD1の発現が亢進し、細胞増殖が観察された。...

    DOI 医中誌

  • 『ウルビーノのヴィーナス』における室内空間とヌード

    東田 舞 日本インテリア学会 論文報告集 21 (0), 79-85, 2011

    ...その結果,画家ティツィアーノは画面空間におけるインテリア構成の演出を工夫し,ヴィーナスに託した現実の女性(ヌード)の美を際だたせている事実が浮上した。本論では,この演出は2つの異なった主題解釈を生む決定的要因であると同時に,画家ティツィアーノと注文主グイドバルド・デッラ・ローヴェレそれぞれの視点から見た絵画の地平の違いであったと推論する。...

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  • 雲南の食の世界 : 過橋米線のふるさとを訪ねて

    茂田井 円 ヒマラヤ学誌 11 258-269, 2010-05-01

    ...食卓に生ものを置いても平気な文化的バックボーンが雲南にあったことも, 各種ライス・ヌードル文化圏の中で, 雲南にこの料理が芽生えた理由となるだろう. それが滇越鉄路の開通をきっかけに, 建水・蒙自・個旧の三角地帯から昆明へと進出. 現在では中国各地, また日本へまでも「雲南・過橋米線」が広まった....

    DOI HANDLE

  • がん治療ターゲットとしてのサバイビンの可能性とサバイビン発現抑制薬YM155の非臨床研究

    喜多 彩, 中原 崇人, 竹内 雅博, 木野山 功, 山中 堅太郎, 峯松 剛, 光岡 圭介, 伏木 洋司, 三好 荘介, 笹又 理央, 宮田 桂司 日本薬理学雑誌 136 (4), 198-203, 2010

    ...これまでに8つのIAPファミリーが同定されている.IAPファミリーの中でも特にサバイビンは,発現抑制による細胞死誘導の他に,がん特異的発現,細胞の有糸分裂制御,そして既存抗がん薬の感受性を増強させるという点で注目を集め,がん治療のターゲットとして今日まで多くの研究がなされている.YM155はアステラス製薬株式会社で創製されたサバイビン発現抑制薬であり,各種ヒトがん細胞株に対して増殖阻害作用を示した.またヌードマウス...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献23件

  • 米粉うどんの物性と食味に及ぼすグルテン添加量、圧延回数、熟成時間の影響

    安藤 千夏, 福井 勇人, 水津 美乃里, 藤井 わか子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 22 (0), 36-36, 2010

    ...近年ライスヌードルのような麺が開発されているが、本来の小麦粉製うどんとは違った食感である。米粉を一部添加したうどんも製造されているが、我々は小麦粉製うどんに近い食感をもち、小麦粉を使用しない米粉製うどんとして、グルテン添加の米粉うどんの製造を試みた。本研究では、添加グルテン量、圧延回数、熟成時間の違いによる麺の物性変化について明らかにする。...

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  • 腫瘍血管を標的とする放射線耐性口腔癌治療の有効性

    森 美由紀, 桑原 義和, 北原 秀治, 桃木 裕美子, 及川 利幸, 志村 勉, 福本 基, 谷口 貴洋, 橋元 亘, 江崎 太一, 越後 成志, 福本 学 日本放射線影響学会大会講演要旨集 2010 (0), 169-169, 2010

    ...(方法) ヒト口腔扁平上皮癌細胞SAS細胞及びその派生株である放射線耐性SAS-R細胞をヌードマウス背部皮下に移植してxenograft modelを作製した。mTOR阻害剤であるRAD001を経口投与すると共に、2Gy/dayのX線を30日間腫瘍部のみに分割照射した。さらに腫瘍内血管走行をトマトレクチンにて可視化し、腫瘍の組織学的解析を行った。...

    DOI 医中誌

  • 中皮腫モデルマウスの重粒子線治療効果のPETイメージングによる検討

    須堯 綾, 辻 厚至, 須藤 仁美, 吉田 千里, 曽川 千鶴, 宮原 信幸, 小泉 満, 佐賀 恒夫 日本放射線影響学会大会講演要旨集 2010 (0), 299-299, 2010

    ...ヒト中皮腫細胞株(上皮型、肉腫型)をヌードマウスの大腿部皮下に移植し、炭素線(290MeV/u, 6-cm SOBP)を2-30GyまたはX線(200kVp, 20mA)を5-60Gy照射した。炭素線30GyおよびX線60Gy照射群では、上皮型、肉腫型ともに、照射2週間後まで腫瘍サイズは増加したが、その後縮小に転じ、約30日で完全に消失し、75日後まで再増殖は観察されなかった。...

    DOI 医中誌

  • 染色体3倍体化におけるがん形質の獲得

    縄田 寿克, 菓子野 元郎, 田野 恵三, 法村 俊之, 渡邉 正己 日本放射線影響学会大会講演要旨集 2010 (0), 152-152, 2010

    ...足場非依存性の増殖とヌードマウスにおける造腫瘍性は三倍体細胞では観察されたが、四倍体細胞においては観察されなかった。<BR>  【結論】染色体が三倍体化している細胞は四倍体細胞に比べて、染色体不分離が高確率で発生しており、細胞増殖の増大によりその異常がより蓄積しやすくなっている。その結果、三倍体細胞のみが、がんに至ると考えられる。...

    DOI 医中誌

  • ヌードラットにおけるボルナ病ウイルス感染

    斑目, 広郎, 西野, 佳以, 井上, 真紀, Madarame, Hiroo, Nishino, Yoshii, Inoue, Maki 麻布大学雑誌 17/18 185-188, 2009-03-31

    ...偽接種群のヌードラットは実験1及び2において臨床症状が認められず組織学的に正常であった。 6. 脳を大脳皮質,脳幹部及び小脳に分割してウイルス力価を測定したところ,BDV-CRP3株感染群に比べBDV-CRNP5株感染群では脳幹部のウイルス力価が高かった。 7. ボルナ病ウイルス感染ではT細胞性免疫応答を介さない発症機序があり,発症程度及び病変はウイルス株により異なることが示唆された。...

    機関リポジトリ Web Site 医中誌

  • 青森県産コウモリソウ属(キク科)の1新種,ツガルコウモリ

    門田裕一 植物研究雑誌 84 (1), 001-007, 2009-02-20

    ...イヌドウナとコバナノコウモリは頂裂片が尾状に尖り, 葉身の概形が三角形状になるので, ツガルコウモリやオガコウモリとは異なっている.</p><p> ミミコウモリ <i>P. kamtscaticus</i> (Maxim.) Kadota は北海道, 本州 (東北地方北部), 及び歯舞諸島 (色丹島), 千島列島, カムチャツカに分布する....

    DOI

  • 塩添加超音波噴霧熱分解法によるリン酸カルシウム微小球の粒子形態制御

    吉久 甫, 江本 精, 相澤 守 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2009S (0), 236-236, 2009

    ...このリン酸カルシウム微小球に血管新生抑制剤(TNP-470)を担持させ、これを癌化させたヌードマウスの腫瘍近傍に皮下注射したところ、優れた抗腫瘍効果を示した[2]。しかしながら、この微小球はヌードマウスの皮下組織に残留するという問題があった。...

    DOI

  • 中皮腫モデルマウスでの重粒子線治療効果の画像診断法の検討

    須堯 綾, 辻 厚至, 須藤 仁美, 曽川 千鶴, 宮原 信幸, 小泉 満, 原田 良信, 佐賀 恒夫 日本放射線影響学会大会講演要旨集 2009 (0), 122-122, 2009

    ...<br>ヒト中皮腫細胞株をヌードマウスの大腿部皮下に移植し、上皮型と肉腫型のモデルマウスを作成し、炭素線(290MeV/u, 6-cm SOBP)を2-30GyまたはX線(200kVp, 20mA)を5-60Gy照射した。炭素線30GyおよびX線60Gy照射群では、上皮型、肉腫型ともに、照射2週間後まで腫瘍サイズは増加するが、その後縮小に転じ、約30日で完全に消失し、再増殖は観察されなかった。...

    DOI 医中誌

  • 若齢ウシ精巣細胞を用いたヌードマウス皮下への異種異所移植による精子形成誘導の試み

    森木 甲子郎, 喜多 章多, 藤本 佑希, 谷口 俊仁, 安齋 政幸, 加藤 博己, 松本 和也, 佐伯 和弘, 細井 美彦, 三谷 匡, 入谷 明 日本繁殖生物学会 講演要旨集 102 (0), 220-220, 2009

    【目的】1994年、Brinsterらによって解離したドナー由来の精巣細胞を、不妊の別動物の精巣に移植することでドナー由来の精子を作製できる移植技術が開発された。そして2003年には、<I> in vitro</I> で培養した精原幹細胞を不妊マウスに移植することで、精原幹細胞由来の精子の獲得が可能となった。これらの技術により、雄性生殖細胞に関する研究は飛躍的に進歩した。しかし、これまでこの移植…

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  • 超微小血管外科技術応用による血管柄付卵巣移植

    Ong Wei Chen, 中川 毅史, 野口 修平, 三原 誠 Academic Collaborations for Sick Children 1 (1), 4-7, 2009

    Chemotherapy and radiotherapy are essential in the treatment of cancers in children and youngadults; while, these therapies often result in testicular failure or reduced ovarian function. So far, …

    DOI 被引用文献1件 参考文献14件

  • 全身性自己免疫マウスモデルを用いた抗核抗体制御機構の検討

    神崎 健仁, 川畑 仁人, 赤平 理沙, 道下 和也, 山本 一彦 日本臨床免疫学会総会抄録集 37 (0), 34-34, 2009

    ...<BR> 【方法】BALB/cマウスや、ニワトリ卵白アルブミンを認識する単一T細胞受容体(TCR)を発現する<I>Rag2(-/-)</I>DO11.10トランスジェニックマウスのCD4+T細胞サブセットをBALB/cヌードマウスへ移入し、種々の方法でANA産生を検討した。また、これらの諸条件が腸疾患に及ぼす影響も検討した。またTLR7/9阻害DNAを投与し、抗体産生への影響も検討した。...

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  • 骨膜細胞移植時における血管新生プロセスの免疫組織化学的解明

    秋山 真理, 武田 昭二 日本歯科理工学会学術講演会要旨集 2009s (0), 66-66, 2009

    ...ヌードマウスにウシ骨膜細胞を移植すると、再生した骨組織には毛細血管が存在することを明らかにしてきた。しかし、毛細血管を形成する血管内皮細胞がマウス由来かウシ由来かは明らかでなかった。本研究では、動物種によって反応の異なる2種の血管内皮細胞マーカーを用いて免疫組織化学的解析を行った。その結果、再生した骨組織内の血管新生はマウス由来であることが明らかとなった。...

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  • 癌とフコシル化:診断マーカーから治療の標的へ

    三善 英知 日本プロテオーム学会大会要旨集 2009 (0), 100-100, 2009

    ...親株のHCT116とGMDのtransfectantをヌードマウスの皮下に移植すると前者のサイズは2倍以上で、フコシル化の回復したtransfectantでは腫瘍増殖の抑制を認めた。ヌードマウスからNK細胞を除去したとき、抑制されていた腫瘍増殖が回復したことにより、フコシル化の有無がNK細胞の腫瘍免疫作用に関与することが示唆された。...

    DOI

  • 新規血管新生阻害薬RAD001は臨床的な放射線耐性細胞に有効か?

    森 美由紀, 桑原 義和, 志村 勉, 及川 利幸, 福本 基, 越後 成志, 福本 学 日本放射線影響学会大会講演要旨集 2009 (0), 84-84, 2009

    ...SASおよびSAS-Rをヌードマウスの背部皮下に移植してxenograft modelを作製した。腫瘍が一定の大きさに生着・増殖した時点から、RAD001の経口投与および2Gy/dayのX線を腫瘍部のみに部分照射した。また、in vitroにおいて血管新生因子であるVEGFの産生量をELISAで定量した。...

    DOI 医中誌

  • ニューキノロン系抗菌薬の構造式と抗らい菌活性の相関

    儀同 政一 日本ハンセン病学会雑誌 78 (1), 17-23, 2009

    ...今回Buddemeyer 法とヌードマウス足蹠法を用いてニューキノロン系抗菌薬の構造式と抗らい菌活性の相関を検討した。実験結果からキノロン母核の1位にシクロプロピル基、3位にカルボキシル基、4位にオキシ基、5位にアミノ基または水素基、6位にフッ素基、7位に5員環または6員環の塩基性環状アミン、8位にフッ素基、塩素基またはメトキシ基に置換したNQ が、抗らい菌活性を最も強めることが示唆された。...

    DOI 医中誌 参考文献34件

  • ErbB3のN型糖鎖が二量体形成に及ぼす役割:腫瘍形成能への関与

    Yokoe Shunichi Trends in Glycoscience and Glycotechnology 20 (114), 219-225, 2008

    ...また,ErbB2/ErbB3-N418Q 共発現細胞ではヌードマウスに皮下投与時の腫瘍形成が促進された。これらの結果より,ErbB3 の Asn<sup>418</sup> に結合した <i>N</i> 型糖鎖は受容体の二量体形成と腫瘍形成能の制御に関与することが示唆された。<br>...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献53件

  • 膵星細胞は血管新生を誘導する

    正宗 淳, 菊田 和宏, 渡邊 崇, 佐藤 賢一, 下瀬川 徹 膵臓 23 (5), 587-593, 2008

    ...膵星細胞は慢性膵炎や膵癌の際の線維化形成に中心的役割を果たす.最近,膵星細胞の多彩な細胞機能が明らかとなっている.今回,膵星細胞の血管新生誘導能について検討した.膵癌切除膵組織よりヒト膵星細胞を分離した.膵星細胞培養上清(CM)を作成し,ヒト臍静脈血管内皮細胞の増殖,遊走,細胞内シグナル伝達系に与える影響を検討した.更に,3次元管腔構造形成(<i>in vitro</i>血管新生能)ならびにヌードマウス...

    DOI 医中誌 参考文献35件

  • スルフォラファンと重粒子線との併用における放射線増感による抗腫瘍効果の検討

    関根 絵美子, 于 冬, 二宮 康晴, 窪田 宣夫, 藤森 亮, 岡安 隆一, 安西 和紀 日本放射線影響学会大会講演要旨集 2008 (0), 213-213, 2008

    ...さらには、in vivoで、ヌードマウス移植ヒト腫瘍モデルを用いて腫瘍の治療効果に与える影響を調べた。 〔結果と考察〕スルフォラファン前処理によりHeLa細胞の放射線増感効果が重粒子線でも得られた。CFGEにより、スルフォラファンと重粒子線を併用すると、DSBsの修復を阻害することが分かった。...

    DOI 医中誌

  • 悪性中皮腫の重粒子線治療のモデルマウスでの検討

    須堯 綾, 辻 厚至, 須藤 仁美, 曽川 千鶴, 宮原 信幸, 三枝 公美子, 小泉 満, 原田 良信, 佐賀 恒夫 日本放射線影響学会大会講演要旨集 2008 (0), 245-245, 2008

    ...ヒト中皮腫細胞株をヌードマウスの大腿部皮下に移植し、上皮型と肉腫型のモデルマウスを作成した。炭素線(290MeV/u, 6-cm SOBP)を2, 5, 10, 15 GyとX線(200kVp, 20mA)を5, 15, 30 Gyを照射し、未照射群も設定した。各群5匹用意し、週2回、腫瘍のサイズと体重を測定した。炭素線照射群で、上皮型、肉腫型ともに15Gyで腫瘍増殖抑制効果が認められた。...

    DOI 医中誌

  • DNA損傷修復経路の抑制により、スルフォラファンの放射線腫瘍増感作用

    于 冬, 関根 絵美子, 薛 蓮, 藤森 亮, 窪田 宜夫, 岡安 隆一 日本放射線影響学会大会講演要旨集 2008 (0), 237-237, 2008

    ...さらには、in vivoで、ヌードマウス移植ヒト腫瘍モデルを用いて、放射線併用すると、腫瘍の増殖遅延から腫瘍の治療効果に与える影響を調べた。 本研究では、スルフォラファンを新たな放射線増感剤として確立し、その増感のメカニズムを解明した。将来、臨床における放射線増感剤としての使用へ向けての基礎を築くであろう。...

    DOI

  • 新規血管新生阻害薬E7080の抗腫瘍効果

    小山 則行, 曲尾 直樹, 山本 裕之, 松井 順二, 鶴岡 明彦 日本薬理学雑誌 132 (2), 100-104, 2008

    ...VEGFあるいはVEGF受容体を阻害し,がんの血管新生を抑制する抗がん薬の開発が進んでいる.E7080は強力なマルチキナーゼ阻害作用を有し,血管新生に重要なVEGFおよびFGF,PDGF,SCFの受容体に選択性が高いことを特徴とする化合物である.ヒトがん細胞株を移植したヌードマウスの検討では,肝がん,肺がん,大腸がん,乳がんなどのモデルにおいて優れた抗腫瘍効果が,マウス大腸がん株同所移植モデルでは延命効果...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献2件 参考文献21件

  • 〈原著〉ヒト耳介形状軟骨の再生誘導におけるPGA-P(LA-CL)ポリマーの有用性

    森, 廣政 近畿大学医学雑誌 32 (4), 233-241, 2007-12-25

    ...その原因は未だ解明されていない.そこで,われわれは,新型ポリマー(PGA-P (LA-CL))の開発を行ない,自家移植モデルにおけるヒト耳介形状軟骨の再生誘導を試みた.新型ポリマーは,PGA含有量の異なる2種類の生分解性ポリマー(Group 1:PGA0.2g-P(LA-CL)0.05gおよびGroup 2:PGA0.4g-P(LA-CL)0.05g)を用いた.実験1では,軟骨細胞・ポリマー複合体をヌードマウス...

    機関リポジトリ

  • 連載 世界共震 危機に備えはあるか:最終回 値上がりする食品 買い控え憂うイオン

    日経ビジネス = Nikkei business (1414) 76-78, 2007-10-29

    ...日清食品のカップ麺「カップヌードル」が15円、ハウス食品のカレールー「バーモントカレー」が25円、山崎製パンの食パン「超芳醇特撰」が20円…。食品メーカーの値上げ表明が相次ぐ。原油高騰や円安基調に加えて、小麦の値上がりも見逃せない。 小麦は「食品産業の鉄」と呼ばれるほど、様々な食品に欠かせない原料だ。すぐに思い浮かぶのは、パンやパスタ、うどん、ラーメン。...

    PDF Web Site

  • ウイルス性神経障害における発症関連因子の研究

    西野, 佳以, 斑目, 広郎, 舟場, 正幸, Nishino, Yoshii, Madarame, Hiroo, Funaba, Masayuki 麻布大学雑誌 13/14 218-221, 2007-03-31

    ...そこで,本研究では,ボルナ病発症における宿主の免疫応答の必要性について調べるために,T細胞機能欠如ラット(ヌードラット)における病原性を解析した。4週令のヌードラットにCRNP5株とCRP3株を感染したところ,CRNP5株感染群は全頭重篤なボルナ病を発症したが,CRP3株感染ラットは7週間の観察期間中に発症は認められなかった。...

    機関リポジトリ Web Site 医中誌

  • 黒酢もろみ末による大腸癌の抑制効果―ヒト大腸癌細胞を移植した動物モデルを用いて―

    静間 徹, 石渡 一夫, 中澤 博江, 長野 正信, 盛 英三, 福山 直人 静脈経腸栄養 22 (3), 337-343, 2007

    ...<BR>方法:ヒト大腸癌細胞株LoVoを移植したヌードマウスを、2%黒酢もろみ末が配合された飼料で飼育した黒酢群(10匹)と、通常の飼料で飼育した対照群(10匹)に分け、LoVo移植50日後に比較した。<BR>結果:腫瘍量は対照群(631 ± 20 mm<SUP>3</SUP>)に比べ、黒酢群(259 ± 19 mm<SUP>3</SUP>)で有意に少なかった。...

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献21件

  • 実験的AAアミロイドーシスにおけるFK506のアミロイド抑制効果とT細胞の関与

    植田 光晴, 孟 薇, 大林 光念, 堀端 洋子, 安東 由喜雄 日本臨床免疫学会総会抄録集 35 (0), 121-121, 2007

    ...更に、SCIDマウスとヌードマウスのアミロイド形成性を検討した。 【結果】FK506は用量依存性を持ってアミロイドーシス抑制効果を示した。FK506投与でアミロイド前駆蛋白質であるSAAの血清濃度とそのmRNAレベル、SAAの産生を刺激するIL-1β、IL-6は抑制されなかった。また、SCIDマウスとヌードマウスはAAアミロイドーシス惹起に対して抵抗性を示した。...

    DOI

  • p53遺伝子機能は染色体異数化を抑制することによって細胞がん化を抑制する

    清田 恭平, 吉居 華子, 田野 恵三, 大津山 彰, 法村 俊之, 渡邉 正己 日本放射線影響学会大会講演要旨集 2007 (0), 36-36, 2007

    ...そこで、30継代時及び90継代時の細胞をヌードマウスに移植すると、p53<SUP>-/-</SUP>細胞は、すべて造腫瘍性を獲得したが、p53<SUP>+/+</SUP>細胞は、全く腫瘍を形成しなかった。生じた腫瘍由来細胞も移植前の細胞と同様に三倍体であることが分かった。...

    DOI 医中誌

  • 放射線照射後の腫瘍内HIF-1活性のダイナミクス

    原田 浩, 板坂 聡, 近藤 科江, 澁谷 景子, 平岡 眞寛 日本放射線影響学会大会講演要旨集 2007 (0), 252-252, 2007

    ...これをヌードマウス(BALB/c nu/nu)に皮下移植し、固形腫瘍を形成させた。5Gyのガンマ線(Cs-137: Gammacell 40 Exactor)を局所照射し、その後のHIF-1活性の推移をIVIS-200にてイメージングした。また、抗HIF-1α;抗体や低酸素マーカー(ピモニダゾール)等を用いて、免疫組織学的解析を行い、腫瘍内の微小環境変化にも着目して研究を行った。...

    DOI 医中誌

  • 幼若ブタ精巣を移植したヌードマウスの内分泌的特徴と移植精巣の発育

    金子 浩之, 菊地 和弘, 中井 美智子, 野口 純子 日本繁殖生物学会 講演要旨集 100 (0), 20055-20055, 2007

    ...【目的】本研究ではブタ精巣を移植したヌードマウスの内分泌的特徴および移植精巣内における精子形成過程を精査した。【方法】1)精巣移植マウスの内分泌的特徴と精子形成の解析: 生後10日齢前後のブタ精巣を精巣摘出ヌードマウスの皮下に移植した。移植後30から210日(移植日=0日)に移植精巣と末梢血を採取し、組織学的および内分泌学的な解析を行った。...

    DOI

  • 肝細胞癌に対するインターフェロンの効果―基礎的検討から

    矢野 博久, 神代 正道 日本消化器病学会雑誌 104 (5), 644-653, 2007

    ...<i>In vitro</i>の細胞増殖抑制作用は,IFN製剤により異なり,IFN-β製剤が最も強かった.IFNの増殖抑制の主な機序は,アポトーシス誘導や細胞周期進行停止誘導であった.ヌードマウス皮下移植ヒト肝癌組織を用いて<i>in vivo</i>におけるIFN製剤の抗腫瘍作用を検討したが,臨床投与量に相当する量のIFN投与により最大50%程度腫瘍の縮小を認めた....

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献36件

  • 膵癌化学療法の最前線  膵癌化学療法におけるgemcitabine有効性向上のための基礎的・臨床的検討

    中森 正二, 柏崎 正樹, 池永 雅一, 宮崎 道彦, 平尾 素宏, 藤谷 和正, 三嶋 秀行, 辻仲 利政, 中平 伸, 辻江 正徳, 武田 裕, 門田 守人 膵臓 22 (1), 21-25, 2007

    ...膵癌に対する第1選択化学療法剤として広く使用されているgemcitabine(GEM)の作用機序解析に基づいた治療効果増強のための基礎的・臨床的検討を行った.ヒト膵癌細胞株およびヌードマウス移植ヒト膵癌モデルにおいて行い,5-fluorouracil(5-FU)によるGEM取込み増強効果および5-FU系薬剤によるGEMとの至適併用スケジュールを検討した.その結果,5-FU剤先行投与によってGEM取込...

    DOI 医中誌 参考文献14件

  • BRCA2の抑制によるin vitro, vivoでの腫瘍放射線増感

    于 冬, 関根 絵美子, 藤森 亮, 落谷 孝広, 岡安 隆一 日本放射線影響学会大会講演要旨集 2007 (0), 250-250, 2007

    ...さらには、in vivoで、ヌードマウス移植ヒト腫瘍モデルを用いて、腫瘍の増殖遅延からBRCA2 siRNAがHR修復を阻害することによる腫瘍の放射線増感に与える影響を調べた。本研究において、放射線抵抗性であり活発に増殖しているガン細胞をより特異的に攻撃できるかについて検討することが目的である。...

    DOI 医中誌

  • 〈原著〉新たな骨誘導型生分解ポリマーを用いた指骨の再生誘導

    和田, 仁孝 近畿大学医学雑誌 31 (4), 203-213, 2006-12-25

    ...(方法)仔ウシ橈骨より採取した骨膜を,ヒト指骨形状を有する3次元生分解性ポリマーと組み合わせて複合体を作成し,ヌードマウスの背部皮下に移植した.移植後,10週,20週にて標本を取り出し,(1)肉眼的観察,(2)単純X線写真による検索,(3)組織学的検索,(4)メカニカルテストを行った.実験群として,(1)P(LA-CL)群 (2)HA-P(LA-CL) (3)β-TCP-P(LA-CL)の3群を設定...

    機関リポジトリ

  • 血管新生抑制剤を担持させたリン酸カルシウム中空微小球の抗腫瘍効果

    相澤 守, 大野 俊樹, 鹿又 宣弘, 矢野 杏子, 江本 精 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2006F (0), 619-619, 2006

    ...このTNP-470担持微小球を腫瘍を植えつけたヌードマウスの皮下にインジェクションし、その腫瘍サイズを経時的に計測してその抗腫瘍効果を検証したところ、TNP-470を担持させた微小球は薬剤のないコントロールと比べて腫瘍サイズが減少した。この結果は微小球と薬剤との組み合わせが抗腫瘍効果に有効であることを示している。...

    DOI

  • 頭頸部癌における血管新生因子に関する研究

    上野 ゆみ 日本耳鼻咽喉科学会会報 109 (3), 163-170_1, 2006

    Purpose: Metastatic activity is one parameter indicating the malignancy of tumor cells. Angiogenesis has now been extensively studied to clarify the mechanisms of tumor growth and metastasis. …

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献2件 参考文献33件

  • アスコルビン酸が骨膜細胞の細胞外環境および骨形成に及ぼす影響

    秋山 真理, 中村 正明 日本歯科理工学会学術講演会要旨集 2006f (0), 14-14, 2006

    ...骨形成に必要な培養条件を見出すため、アスコルビン酸添加・無添加の2つの条件を設定し、抗体を用いたタンパク質の検出およびヌードマウスへの皮下移植実験を行い、アスコルビン酸の添加が培養において必要である、という知見を得た。...

    DOI

  • ヒトがん転移モデル細胞株を用いた転移特異的分泌タンパク質同定の試み

    木村 成寿, 相馬 仁, 苗代 康可, 山口 真美, 堀 司, 小海 康夫 日本プロテオーム学会大会要旨集 2006 (0), 79-79, 2006

    ...さらに、その細胞株をヌードマウス脾臓に移植し、肝臓に転移した細胞をさらに培養後、同様に脾臓に移植することを繰り返すことによって高転移株を得た。この操作によって、親株での転移率を数十倍に亢進させることが可能である。これらの細胞株を培養し、培養上清に分泌されるタンパク質の解析によって、がんの転移株において特異的に増加または減少する分子の同定を目指した実験を行った。...

    DOI

  • 肺癌ヌード腫瘍における炭素線照射後のPLD repairの抑制と関連遺伝子発現

    三枝(小山) 公美子, 矢代 智康, 辻 厚至, 相良 雅史, 佐賀 恒夫, 原田 良信, 宮本 忠明 日本放射線影響学会大会講演要旨集 2006 (0), 116-116, 2006

    ...我々はこれまでにヌード腫瘍(ヒト大細胞性肺癌由来:IA)を用いて光子線照射前後の同腫瘍のclonogenのgrowth kineticsの研究を行い、放射線抵抗性低酸素下分裂細胞の存在を明らかにしてきた。同細胞の再分裂増殖は、再発の源であり、分割照射時のrepairに続くrepopulationの本体と考えられた。...

    DOI

  • アフラトキシンB<sub>1</sub>によるラット肝発癌の分子メカニズム

    川崎 靖, 杉山 晶規, 田代 文夫 マイコトキシン 55 (2), 149-153, 2005

    ...さらに, アンチセンス14-3-3 β cDNA発現ベクターを導入することにより14-3-3 βの発現量を低下させたK2細胞株を樹立し, ヌードマウス皮下へ移植したところ, 腫瘍形成能の著しい低下が見られた. 形成された腫瘍の性質を調べたところ, アポトーシスの増加と血管新生能の低下が認められた....

    DOI 医中誌 参考文献38件

  • アルジネートをscaffoldとした培養ヒト歯髄由来細胞の移植実験

    金 基燮, 隈部 俊二, 岩井 康智 日本再生歯科医学会誌 3 (1), 41-56, 2005

    ...再生医療を目的として組織幹細胞の研究が進展しており, 歯髄由来の培養細胞が象牙質形成能を持つことが報告されている.今回, scaffoldとしてアルジネートの有用性を検討するため, ヌードマウス腰背部皮下の筋膜上に培養したヒト歯髄由来細胞を移植した.培養実験では培地にβ-glycerophosphateを添加したところ, dentin sialoprotein (DSP) をコードしている mRNA...

    DOI 医中誌

  • 自己免疫性膵炎の病態と周辺疾患の関連性についての検討

    内田 一茂, 松下 光伸, 岡崎 和一 日本臨床免疫学会総会抄録集 33 (0), 68-68, 2005

    ...動物モデルでは、CA-IIとLFを抗原として免疫した新生仔胸腺摘出マウスと感作リンパ球を移入したヌードマウスの肝、胆、膵、唾液腺の病変を検討した。【成績】38例中糖尿病を19例、硬化性胆管炎9例、硬化性唾液腺炎7例、腎病変5例、後腹膜線維症3例を認めた。...

    DOI

  • アフラトキシンB<sub>1</sub>誘導ラット肝癌K2細胞で過剰発現されている14-3-3<I>β</I>の機能解析

    川崎 靖, 杉山 晶規, 古宮 裕子, 倉部 誠也, 田代 文夫 日本トキシコロジー学会学術年会 32 (0), 100-100, 2005

    ...また、アンチセンス14-3-3<I>β</I> cDNA発現ベクターを導入することにより14-3-3<I>β</I>の発現量を低下させたK2細胞株を樹立し、ヌードマウス皮下へ移植したところ、腫瘍形成能の著しい低下が見られた。形成された腫瘍の性質を調べたところ、アポトーシスの増加と血管新生能の低下が認められた。...

    DOI

  • 異種間移植によるブタ原始卵胞卵子からの初期胚発生の試み

    金子 浩之, 菊地 和弘, 野口 純子, 小沢 学, 大沼 克彦, 前泊 直樹 日本繁殖生物学会 講演要旨集 98 (0), 106-106, 2005

    ...【方法】原始卵胞から構成される生後20日齢のブタ卵巣皮質を細切し,20個前後の細切片を卵巣摘出ヌードマウスの腎皮膜下に移植した(Kaneko et al. BOR 2003)。膣開口後60日前後に,マウスに妊馬絨毛性性腺刺激ホルモン(eCG)の腹空内投与,またはブタFSHを充填した浸透圧ポンプ(Alzet)の皮下留置を行った。...

    DOI

  • IκBα過剰発現による肺癌細胞の増殖抑制効果

    緒方 じゅん, 高山 浩一, 倪 健, 猪島 尚子, 内野 順治, 原田 聡子, 南 貴博, 原田 大志, 中西 洋一 肺癌 45 (1), 13-18, 2005

    ...また同細胞をヌードマウス皮下に移植して腫瘍を形成させ, IκBα遺伝子導入による腫瘍形成の阻害効果および腫瘍縮小効果について検討した. <b>結果.</b> IκBα遺伝子導入によりH460細胞の増殖抑制効果がみられたが, その機序としてcaspase3の活性増強によるアポトーシスの誘導が考えられた....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献27件

  • 口腔へん平上皮がん細胞株におけるVEGF‐familyの発現とリンパ節転移との関連について

    中里 隆之, 新垣 晋, 北村 信隆, 船山 昭典, 齊藤 力 頭頸部癌 31 (1), 84-88, 2005

    ...口腔扁平上皮がん細胞株(HSC-2,HSC-3,HSC-4,OSC-19)におけるVEGF-familyの発現をリアルタイム定量PCR法を用いて定量し,さらにそのがん細胞をヌードマウスの舌へ移植してリンパ節転移,遠隔転移および腫瘍内微小血管密度(MVD)との関連性について検討を行った.その結果,VEGF-A,VEGF-Cの発現はHSC-2およびOSC-19で高値を示し,さらにこれらの細胞株においてリンパ...

    DOI 参考文献3件

  • がん治療モデルマウスを用いた治療応答性Chemo-responsive fingerprintsの探索

    土佐 紀子, 苗代 康可, 豊田 実, 見田 裕章, 佐々木 泰史, 時野 隆至, 今井 浩三, 小海 康夫 日本プロテオーム学会大会要旨集 2005 (0), 132-132, 2005

    ...本学会では、これらの細胞をヌードマウスに移植したがん治療のモデル系を確立し、質量分析を用いて治療過程の血清中のペプチドームの変化をリアルタイムで解析したので報告する。...

    DOI

  • ヒト前立腺癌細胞PC-3に対する血管新生阻害剤の効果に関する検討

    谷口 啓介, 孫 喆, 森川 崇, 渡邊 尚樹, 今泉 真和, 直 弘, 西 勝英 日本トキシコロジー学会学術年会 32 (0), 201-201, 2005

    ...する例があり,その治療法として化学療法が行われている.しかし,患者が高齢でもあり骨髄抑制などの副作用が問題となりやすいことから,新規治療薬として血管新生阻害剤に対する期待が高まっている.そこで,我々はヒトホルモン抵抗性前立腺癌細胞PC-3に対する各種血管新生阻害剤の効果を,代表的な血管新生解析<I>in vivo</I>モデルであるマウス背部皮下法(dorsal air sac assay)及び担癌ヌードマウス...

    DOI

  • CdtB導入による歯肉扁平上皮癌の致死活性発現について

    冨永 和宏, 岩永 賢二郎, 山本 晃三, 辻澤 利行, 西原 達次 九州歯科学会総会抄録プログラム kds65 (0), 39-39, 2005

    ...さらに、ヌードマウスの背部にCa9-22を移植して担癌マウスを作製し、CDTによる抗腫瘍効果を検討した。In vivoの実験系における担癌マウスにおいて、CDTにより明らかな抗腫瘍効果が認められた。現在、抗腫瘍効果発現メカニズムについて検討しているところである。...

    DOI

  • ヒト肺癌転移リンパ節に対する研究用動物モデルの作製

    水谷 栄基, 井上 秀範, 松原 寛知, 神谷 健太郎, 喜納 五月, 桜井 裕幸, 奥脇 英人, 松本 雅彦 山梨肺癌研究会会誌 = 山梨肺癌研究会会誌 18 (1), 32-32, 2005

    ...結論.我々はヒト肺癌細胞をヌードラット足背部へ移植し、膝窩部及び鼠径部への転移一次・二次リンパ節モデルを作製した。腫瘍の生着・転移は高率に起こり、その触診による転移の予測も簡便・正確であった。...

    DOI 機関リポジトリ

  • 4-nitroquinoline 1-oxide刺激ラット舌粘膜上皮細胞の培養とin vitroでの癌化

    浦 栄吾, 森田 章介 歯科医学 67 (1), 30-36, 2004

    ...<br> その結果,20回継代を行った4NQO刺激群の細胞をヌードマウスに移植すると扁平上皮癌が発生したが,非刺激群では組織学的変化はみられなかった.4NQO刺激群における癌化の過程でテロメラーゼ活性が上昇した.これはTERTのmRNAの発現が増強していたことから,TERTの上昇によると考えられた.TEP1およびc-Mycの発現には変化がなかった.p53の発現は継代とともに上昇した.またp16も同様...

    DOI DOI 医中誌 参考文献28件

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