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検索結果 7,258 件

  • カワウによるドブネズミの捕食

    植村 慎吾, 遠藤 哉樹 Bird Research 20 (0), S35-S37, 2024

    ...<p>大型の魚食性鳥類であるカワウによる,ドブネズミの捕食を直接観察により記録した.カワウによる哺乳類の捕食記録はこれまでにほとんどない.本研究はカワウが哺乳類であるドブネズミを捕食したことを初めて直接観察で記録した.</p>...

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  • CGRP関連抗体薬1年間の使用経験―特に卒薬例の特徴について―

    山王 直子, 馬杉 綾子, 太田 実紀, 坂井 文彦 日本頭痛学会誌 50 (3), 605-611, 2024

    ...<p>  2021年4月から2022年6月までに637名の片頭痛患者にCGRP関連抗体薬を投与した.6ヵ月以上投与した患者はガルカネズマブ (GL) 222例,エレヌマブ (EL) 180例,フレマネズマブ (FR) 174例であった.月間片頭痛日数の50%減少はGL 63.0%, EL 59.8%, FR 59.6%で,重篤な副作用は認めなかった.61例で片頭痛が改善し,抗体薬を6ヵ月以上中止 (...

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  • アグスチン・コダッシの『ベネズエラ地理要説』

    細井 將右 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 164-, 2024

    ...<p>アグスチン・コダッシ(1793-1859)はイタリア生まれでベネズエラ、コロンビアで地図作成で活躍した砲兵将校。1830年ベネズエラ政府は、ベネズエラの地図・地誌・統計表の作成をコダッシに委託した。彼は1839年にその作業成果を政府に提出した。...

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  • 屋久島と種子島におけるヤマモモ種子の二次散布者

    渡邉 彩音, 北村 俊平, 半谷 吾郎, 中川 弥智子 保全生態学研究 advpub (0), 2024

    ...その結果、屋久島では7種、種子島では10種の動物が観察され、ヤマモモ果実の採食が認められたのは、ニホンザル、ニホンジカ、ネズミ類(アカネズミ属)、タヌキ、ハシブトガラスの5種で、特に全体に占める割合が高かったのはニホンジカとアカネズミ属であった。ニホンジカはその摂食方法や糞粒のサイズから、ヤマモモ果実を種子ごと噛み砕いていると考えられ、ヤマモモ種子の二次散布に貢献している可能性は低いと考えられた。...

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  • 脊椎動物視細胞の種間相同性を支える細胞分化メカニズム

    小川 洋平 比較生理生化学 40 (3), 128-136, 2023-12-15

    ...本総説では,3種の脊椎動物(ゼブラフィッシュとハツカネズミとヒト)において,転写調節因子による視細胞の分化メカニズムを比較し,視細胞の種類が種間で相同であるかどうかを探究する。さらに,魚と哺乳類の共通祖先が保持していたであろう4つの錐体タイプの細胞分化ネットワークが,現生の哺乳類が備える2つの錐体タイプのネットワークへと進化的に移行した経緯を考察する。</p>...

    DOI Web Site 参考文献73件

  • 自動動画撮影カメラを用いた地表性ネズミ類の個体追跡サンプリング法の有用性

    中祖 ゆきな, 照内 歩, 佐藤 野杏, 本馬 維子, 佐々木 乃梨, 村上 菫, 林 芙果, 福田 捷人, 菊池 隼人, 内海 泰弘, 押田 龍夫 帯広畜産大学学術研究報告 44 117-125, 2023-11

    ...約9 m2 の範囲の地表(区画)を撮影可能なカメラを調査区内に10 台連ねて設置し、約90m2 の面積を撮影域として、ネズミ類の移動経路及び生息地の利用パターンを一定範囲で追跡観察することを試みた。調査は2022 年5 月~ 10 月の非積雪期に、北海道足寄町の九州大学北海道演習林内の天然生広葉樹林で行った。撮影された動画データでは、主にアカネズミ属及びヤチネズミ属を確認することができた。...

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  • 伊豆諸島八丈小島における希少海鳥類の繁殖地の重要性評価 ―伊豆諸島自然史研究会―

    長谷川 雅美, 上條 隆志, 菊池 健, 樋口 広芳, 岩崎 由美, 森 由香, 徳吉 美国, 伊藤 瞬, 須藤 七海, 水越 かのん 自然保護助成基金助成成果報告書 32 (0), 134-142, 2023-10-31

    ...類を調査し,海岸から山頂の広い範囲でドブネズミが高密度で生息していることを確認した.タメトモマイマイなど7種の陸貝から捕食痕が確認され,ドブネズミのモニタリング指標として議論した.今後,小島全体でのドブネズミを低密度化させることが可能か,複数の対策案を検討した....

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  • 奄美の希少動物における病原体の調査研究 ―NVLU Amami Project Team―

    常盤 俊大, 鈴木 遼太郎, 吉村 久志, 山本 昌美, 土井 寛大, 伊藤 圭子, 鳥本 亮太, 所司 悠希, 三條場 千寿 自然保護助成基金助成成果報告書 32 (0), 120-127, 2023-10-31

    ...<p>奄美にはアマミノクロウサギやアマミトゲネズミ,ケナガネズミなどの固有で希少な野生動物が多数生息し,生物多様性の保全上重要な地域として知られる.一方で,イエネコやクマネズミ,アフリカマイマイ等の外来種が広く定着し,希少動物の生息を圧迫する要因のひとつになっている.今回我々は,奄美の動物が保有する病原体の生態系への影響を推定する目的で,寄生生物データベースを構築した.結果,真核生物(菌類,ハエ類を...

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  • 食品中の油脂結晶構造ミクロ分布評価を目的としたマイクロビームX線回折技術の開発 II

    佐藤 眞直 SPring-8/SACLA利用研究成果集 11 (5), 328-332, 2023-10-31

    ...食品分野での新規産業利用ニーズ開拓を企図して、マーガリンやマヨネーズのような加工油脂製品におけるエマルション油滴中の油脂結晶構造分布評価技術としての顕微X線技術を BL46XU で開発するため、2014A 期に立ち上げたX線マイクロビーム形成装置を活用したマイクロビームX線回折測定の技術検証を行った。...

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  • 食品中の油脂結晶構造ミクロ分布評価を目的としたマイクロビームX線回折技術の開発

    佐藤 眞直, 小金澤 智之, 梶原 堅太郎, 廣友 稔樹 SPring-8/SACLA利用研究成果集 11 (5), 322-327, 2023-10-31

    ...食品分野での新規産業利用ニーズ開拓を企図して、マーガリンやマヨネーズのような加工油脂製品におけるエマルション油滴中の油脂結晶構造分布評価技術としての顕微X線技術を BL46XU で開発するため、フレネルゾーンプレート (FZP) を用いたX線マイクロビーム形成装置の立ち上げを行った。...

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  • NEWS & TOPICS

    国立研究開発法人科学技術振興機構 JSTnews 2023 (10), 14-15, 2023-10-02

    ...<p> 【開催予告】「ゲノム編集魚を食べる」など事前登録制で特別体験を実施 対話重視の150企画が集結、桝太一氏らが見どころ紹介</p><p> 【研究成果】「4次元X線CT」の原理検証に成功 0.5ミリ秒間隔で、不可逆現象の観察に期待</p><p> 【研究成果】ハダカデバネズミの老化耐性の一端を解明 ヒトの健康寿命を伸ばす方法のヒントに?</p>...

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  • 廃棄マヨネーズを焼却から発電へ 再利用に風穴開けたキユーピー社員

    松原 由紀 日経ものづくり (829) 18-21, 2023-10

    ...キユーピーの工場では、製品の切り替え時に、配管などに残ったマヨネーズを除去する作業があり、そこで排出されたマヨネーズが廃棄物となる。同社はこの廃棄量を減らす取り組みとして、配管の経路を短くしたり、製品化できる量を増やせるよう水を使わずに空気…...

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  • 海岸砂丘におけるカワラナデシコの表土中の埋土種子密度及び種子発芽能

    大澤 啓志, 廣瀬 文人 日本緑化工学会誌 49 (1), 3-8, 2023-08-31

    ...表土中の種子密度はコウボウシバ群落が最も高く,シバ群落,ヒメヤブラン群落,ハイネズ群落の順であった。発芽試験での累積発芽率は,恒温・暗条件では21.6%であったが,太陽光を当てる変温条件に置くと85.6%に増加し,吸水だけでは休眠が解除しない種子が多く含まれることが明らかにされた。本種は春季を過ぎても発芽能を有する種子が表土中に残存し,埋土種子集団を形成することが示された。</p>...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献3件

  • 集積回路が「道具」になるためのオープンソースの意義

    秋田, 純一 DAシンポジウム2023論文集 2023 112-117, 2023-08-23

    ...ムーアの法則に基づく半導体集積回路の進化は,単にコンピュータの性能向上のみならず,小型化・低価格化を可能とし,それがコンピュータの利用分野の質的な変化と拡大をもたらしてきた.その一方で,集積回路関連技術高度に複雑化・専門化されたことにより,それらに要するコストが急激に増大したことが,集積回路への新規参入の障壁となりかねず,教育的にも産業的にも集積回路のユーザの多様性を狭めている現状がある.著者はこれまで...

    情報処理学会

  • 第四紀の東アジアにおけるタケネズミ類の分布

    河村 愛, 河村 善也 第四紀研究 62 (3), 121-132, 2023-08-01

    ...<p>タケネズミ類は穴居性の大型の齧歯目のグループで,東アジアでは現生のものと第四紀の化石として知られるものは,このグループのタケネズミ属にほぼ限定される.本論文では,東アジアでの更新世のタケネズミ属化石の分布を,データソースを示したうえで,分布図にまとめた.分布図から,前期更新世の産地のほとんどは中国南部にあり,前期更新世にはこの属が中国南部に広く分布していたこと,中・後期更新世の化石産地はそれよりはるかに...

    DOI Web Site 参考文献18件

  • 小笠原諸島の黒色型クマネズ

    矢部, 辰男, 橋本, 琢磨 小笠原研究年報 46 31-36, 2023-06-30

    ...小笠原諸島の父島列島と母島列島および聟島列島で2007~2017年に採集したクマネズミと、日本本土で記録されたクマネズミ(1960 年代までの文献による)について、背面の毛色の違い(黒色型と褐色型)による個体数の割合を比較した。小笠原諸島では黒色型個体が53.2%を占めたが、本州の市街地では0~1.2%、港湾では0~9.7%、船舶では35.1~42.0%であった。...

    機関リポジトリ HANDLE

  • 土壌微生物叢活性剤 Takeo-Tanisaka 液の利用による熱帯稲作の画期的改善

    竹生 敏幸, 谷坂 隆俊 作物研究 68 (0), 41-50, 2023-06-21

    ...アジア諸国の中でも特に単位面積当たり子実収量が低いフィリピン共和国のミンダナオ島で借用した農家水田 24 ha で固定型 <i>indica</i> 品種 RC240 を栽培し,熱帯稲作の問題点を探るとともに,土壌微生物叢活性剤 Takeo-Tanisaka 液(以下,TT 液)の効果を調査した.その結果,ミンダナオ島における稲作の低収量は,病虫害,ネズミの食害,洪水や干ばつなどの自然災害,灌漑設備...

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  • カラマツのネズミ食害程度に影響する遺伝と環境の要因探索

    米澤 美咲, 石塚 航 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 387-, 2023-05-30

    ...<p>北海道への導入樹種であるカラマツはエゾヤチネズミへの抵抗性(耐鼠性)が低いことが知られている。一方でグイマツはエゾヤチネズミと同様大陸に由来し耐鼠性が高いことから、種間で交雑させた雑種F<sub>1</sub>の林業利用が進んでいる。上記カラマツ属3種において耐鼠性と樹皮中特定テルペノイド含有量が同様の種間差傾向を示すことがわかっている。...

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  • 長崎県対馬市の地域固有の生物に着目した教育と森林・林業

    杉浦 克明, 關 正貴, 園原 和夏 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 109-, 2023-05-30

    ...ヤマネコに関しては,森林内の下層植生の重要性や,ヤマネコの食資源となるネズミの生息環境にとってシイ等のドングリが重要となること等が説明の中心となっていた。ウラボシシジミに関しては,話題の中心は食草であるヌスビトハギ等へのシカの食害であった。時間の制約もあり,森林・林業の話題までには至っていないことが明らかとなった。...

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  • 「身近×好奇心×考える」で“化学が好き”を育てたい

    坂元 知里 化学と教育 71 (4), 146-147, 2023-04-20

    ...講座では食品の乳化実験として卵からマヨネーズを作る実験を実演し,卵の代替品でマヨネーズを作る方法を講座参加者と考え,討論する時間を取り入れており,考えることで化学の楽しさを感じてもらえるよう努めている。本稿では,著者が実施している公開講座の概要と講座参加者の体験結果を紹介する。</p>...

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  • 2019-2022年に植草学園大学構内で確認された哺乳類

    早川 雅晴 植草学園大学研究紀要 15 (0), 45-54, 2023-03-31

    ...千葉県レッドリストに指定されているニホンリスとヒミズを確認できた一方で,千葉県の外来生物に指定されているクマネズミ・アライグマ・ハクビシン・イエネコが高い頻度で確認された。大学内の生態系,中でも里山をモデルとした「植草共生の森」の環境維持のためには,これら外来生物がいないことが望まれる。...

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  • 日本在来樹木の樹皮に対するキリンの選好性と採食行動の発現量の検討

    岡部 光太, 福泉 洋樹, 河村 あゆみ, 加瀬 ちひろ, 植竹 勝治 動物の行動と管理学会誌 59 (1), 1-7, 2023-03-31

    ...与えた樹種は、シラカシ、サクラ、ニセアカシア、アキニレ、トウネズミモチ、ヤマモモ、エノキ(京都府内山林より伐採)であった。調査の結果、ニセアカシア、アキニレは他の樹種に比べ樹皮採食比が高かった(<i>P</i> < 0.05および0.01)。一方、エノキ、シラカシは他の樹種に比べ有意に樹皮採食比が低かった(<i>P </i>< 0.05および0.01)。つまり、選好性があると考えられた。...

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  • セノオ楽譜にみる近代日本のフルート・レパートリー

    渡邉 玲子 音楽研究 : 大学院研究年報 = Ongaku Kenkyu : Journal of Graduate School, Kunitachi College of Music 35 255-268, 2023-03-31

    ...続いて後者に該当するのは、ショパンの《ポロネーズ『軍隊』》、《幻想即興樂中の歌調》、《ベルセーズ》の3曲と、チャイコフスキーの《怪談曲》、《流浪樂師の歌》の2曲である。ショパンの作品は《ノクターン》を中心にフルートとピアノの編成によって演奏頻度が高く、対してチャイコフスキーの作品はフルート・アンサンブルのレパートリーとして大変好まれている。...

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  • 冬眠しないトガリネズミの越冬戦略

    大舘 智志 低温科学 81 81-88, 2023-03-20

    ...北海道などの寒冷地域に生息し冬季間も活動するトガリネズミ類の越冬生態について概観した.トガリネズミ類はおもに土壌表面や土壌中に生息している小型無脊椎動物を食べている.トガリネズミ類では冬期には餌資源量の減少が考えられるが,ある程度の安定した餌の供給は保たれていると考えられている.またトガリネズミ類では冬期には一旦,体サイズや頭骨サイズが縮小し,越冬後に急激にサイズが増大する.この現象はデーネル現象と...

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  • ぺた語義:情報オリンピック 女性参加者拡大への第一歩

    山口 利恵 情報処理 64 (4), 180-184, 2023-03-15

    ...近年,女性の社会進出に伴い,さまざまな場で「女性率を上げなさい」というお題をいただくことがある.私が携わる情報系では特に声が大きい.しかし,直接的な女子枠の活用,つまり,女性だけ閾値をあからさまに下げることは逆差別にも成りかねず,一方で,女性が多数いることによって判断基準そのものを変更することもあり,両者のバランスを取ることが難しい.我々,情報オリンピックにおいても,多方面から同様のお題をいただき,...

    DOI 情報処理学会

  • 鋸歯状切りくず生成機構の解析による鋳鉄の延性破壊特性の推定

    野口 優希, 篠塚 淳 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 211-212, 2023-03-01

    ...<p>切りくずは過酷な変形を受けて生成するから切りくず断面の金属組織の変形状態を分析することで,その材料の破壊特性を推定できそうである.そこで,金属素地に黒鉛が晶出している鋳鉄を被削材とし,切削速度0.002 m/sから120 m/sの広範囲な切削速度で生成した切りくず内の黒鉛の切削前後の変形状態を分析して鋳鉄の広範囲なひずみ速度領域に対する破壊特性を推定し,球状黒鉛鋳鉄とねずみ鋳鉄の破壊特性の相違...

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  • 理学の謎 第19回

    林, 悠 東京大学理学系研究科・理学部ニュース 54 (5), 10-10, 2023-01-20

    ...眠りを奪われたネズミはなぜ死んだ?...

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  • 研究小集会「大豆」開催の趣旨大豆加工食品の美味しさに関する研究大豆育種の現状と展望 その2

    中森 俊宏 日本食品科学工学会誌 70 (1), 43-45, 2023-01-15

    ...大豆油は, ドレッシング, マヨネーズやマーガリンなどの食品用途だけでなく, 大豆インキ, プラスチックやバイオディーゼルなどの非食品用途でも使用されている. 大豆油は大豆種子中の約20 %を占めており, その脂肪酸組成の特徴は, リノール酸やα-リノレン酸といった多価不飽和脂肪酸含量が多く, オレイン酸, パルミチン酸やステアリン酸などの飽和脂肪酸も含まれている....

    DOI Web Site 参考文献7件

  • ポテトサラダの喫食時温度がおいしさへ与える影響

    波多野 由美, 吉岡 希, 下畑 陽美, 吉村 由祐子, 上地 利征 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 133-, 2023

    ...</p><p> 【結果】官能評価の結果,蒸し芋,マヨネーズ,ポテトサラダのそれぞれについて,温めた方が香りが強く,食感がなめらかで好ましいとの評価が得られた。また,温めた方が酸味や苦味雑味,渋み刺激センサーの応答が低減した一方で,旨味や旨味コクセンサーの応答が高くなった。さらに,温めた方が各香気成分が増加傾向を示し,特にマヨネーズ由来の香気成分が増加した。...

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  • 明治大正期のサラダ用調味料の特徴

    西田 毅, 山口 智, 吉田 志菜, 佐野 美佳, 井原 典子, 李 潤珠, 鈴木 徹, 塩澤 博直 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 17-, 2023

    ...</p><p>【結果】マヨネーズは,地中海発祥とされる。アメリカ南部発祥とされる小麦粉,卵黄,牛乳,バターなどを使用したホワイトソースタイプのボイルドドレッシング,イギリス発祥とされるゆで卵の卵黄,クリーム(乳製品)などを使用したサラダクリームなど料理書にはマヨネーズだけでなく数種類のサラダ用調味料が併記されていた。...

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  • 底を打つベネズエラ経済―プラス成長とインフレ低下はなぜ達成されたか?

    坂口 安紀 ラテンアメリカ・レポート 39 (2), 42-56, 2023

    ...<p>ベネズエラは2014年以降7年連続のマイナス成長が累積し、経済規模(GDP)が5分の1に縮小するという未曾有の経済危機を経験した。同時にハイパーインフレにも悩まされた。それが2021年後半以降、経済成長率がプラスに転じるとともにインフレ率が100%台にまで低下した。ベネズエラ経済が好転の兆しをみせている背景には何があるのか。...

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  • オオアシトガリネズミの飼育下における繁殖

    沖本 康平, 大舘 智志, 勝山 友梨子, 下井 岳, 和田 健太, 亀山 祐一 哺乳類科学 63 (2), 143-155, 2023

    ...<p>我々は野外より捕獲したオオアシトガリネズミ<i>Sorex unguiculatus</i>(真無盲腸目トガリネズミ科)を実験室内で飼育し,飼育下繁殖を試みた.その結果,交尾・妊娠・分娩・産仔の離乳に成功した.性成熟した雌雄をペアリングすると,腰を左右に振る行動や頻繁に雄の周りを徘徊する行動が雌で観察された.ペアリング2日目には乗駕が観察された.分娩まで至った2ペアはそれぞれ51回と9回の乗駕...

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  • サラダドレッシングが低温調理した鶏肉の物理化学および官能特性に及ぼす影響について

    伊藤 歩美, 猿舘 那菜, 柳澤 琢也, 石川 敦祥, 平形 清人, 奥田 悠介, 熊谷 信介, 石川 伸一 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 79-, 2023

    ...</p><p>【結果】硬さについて,実験①ではコントロールと比較してマヨネーズを使用した試料で有意に低い値を示し,他ドレッシングを使用した試料でも低下する傾向がみられた。実験②ではコントロールおよび食酢・砂糖を使用した試料と比較して,植物油を使用した試料で有意に低下した。...

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  • ACPにおける運動遊びの種目別定量的評価(測)

    塚本 将太, 大坪 健太, 冨士本 有希, 竹内 花, 春日 晃章 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 143-, 2023

    ...Levene検定の結果、運動強度および歩数に有意な主効果が認められ、二群間の等分散性の検定の結果、“氷オニ”は他の全ての遊びよりも分散が有意に大きく、“ねことねずみ”は他の14の遊びよりも有意に小さかった。 [結論]ACPにおける運動遊びの活動量特性について、 個人差の大小を捉えることで、学校現場で運動遊びを実施する際、遊びのアレンジや組み合わせを考慮する上での重要な指標になり得ると考えられる。...

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  • 片頭痛発作予防とCGRP関連抗体製剤処方の実際

    竹島 多賀夫 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 2-C-S24-2-, 2023

    ...現在わが国では抗CGRP抗体薬であるガルカネズマブ、フレマネズマブ、抗CGRP受容体抗体薬であるエレヌマブが使用可能である。CGRP関連抗体薬の導入により片頭痛治療が劇的に変化しており、まさにパラダイム・シフトをもたらしている。有効性、安全性、即効性は従来の予防薬をはるかに凌駕している。...

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  • 水俣病とメチル水銀研究の歴史

    永沼 章 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), S3-2-, 2023

    ...また、1954年8月には「猫てんかんで全滅---水俣市茂道部落ねずみの激増に悲鳴」という記事が熊本日日新聞に掲載されている。これらの事実が地域住民に不安を与えたことは間違いない。熊本大学医学部による詳細な調査の結果、水俣病の最も早期の発症は1941年の1名であり、それ以降も1954年にかけて毎年のように1〜4名の発症者がいたことが分かった。...

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  • 可能形式を用いた日本語の「依頼」表現

    金 玉英 ことば 43 (0), 39-56, 2022-12-31

    ...<p>本稿では、日本語の依頼における二つのタイプの可能表現(①「〜ていただける」系、②「~できる」系)を考察対象とし、①は「聞き手の意志」を直接尋ねず、間接化して丁寧度を上げる役割を、②は依頼に必要な「話し手受益:聞き手与益」を含意させるための要素としての役割を各々が果たしているということを主張した。...

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  • 築地市場で感染した重症レプトスピラ症の1例

    磯川 修太郎, 志波 大輝, 赤穂 良晃, 白崎 加純, 岩崎 任, 一二三 亨, 大谷 典生 日本救急医学会関東地方会雑誌 43 (4), 132-136, 2022-12-28

    ...東京都内でのレプトスピラ症では, ネズミとの職業曝露歴を聴取することが, 診断やその後の管理に有用であった。</p>...

    DOI 医中誌

  • 日本で最も絶滅に近い鳥オガサワラカワラヒワの絶滅回避のための保全プロジェクト ―一般社団法人Islands care―

    川口 大朗, 両角 健太, 足立 祥吾, 向 哲嗣, 川上 和人 自然保護助成基金助成成果報告書 31 (0), 202-209, 2022-10-14

    ...存続可能性分析では15年程度で絶滅する可能性が示されている.2021年のセンサス調査により,オガサワラカワラヒワは減少傾向が続いており,極めて低密度の状態となっていることが確認された.現状の繁殖個体数では,近年頻発している大型台風や干ばつなどの気象害の発生により,個体群が消滅することも十分にあり得る.オガサワラカワラヒワの絶滅を回避するためには,ワークショップにおいても優先順位が最も高いとされた繁殖地での外来ネズミ...

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  • 準結晶における磁気長距離秩序――20面体と磁気異方性がもたらす多彩な磁性とトポロジー

    渡辺 真仁 日本物理学会誌 77 (9), 616-620, 2022-09-05

    ...</p><p>興味深いことに,ヘッジホッグ(はりねずみ)状態や渦巻き状態などの非共面磁気構造が20面体上に出現し,それらは非自明なトポロジカル数で特徴づけられることも見出された.これらの状態は近似結晶においてヘッジホッグ–反ヘッジホッグ,渦巻き–反渦巻き反強磁性秩序を形成し,磁場をかけると磁化が急激に増加するメタ磁性とトポロジカル相転移を同時に起こし,トポロジカルホール効果を示すこともわかった....

    DOI

  • ネズミ発生予察調査によるエゾヤチネズミ捕獲数,積雪および殺そ剤散布と植栽木被害の関係

    明石 信廣, 雲野 明, 中田 圭亮 日本森林学会誌 104 (4), 235-240, 2022-08-01

    ...<p>北海道ではエゾヤチネズミによる植栽木の食害が大きな問題である。被害の発生しやすい条件を明らかにするため,1991年から1999年に北海道が実施した野ネズミ発生予察調査と予察調査地における植栽木の被害調査のデータを用いて,予察調査におけるエゾヤチネズミ捕獲数,殺そ剤散布の有無,樹種,齢級,最大積雪深および積雪期間と被害発生の関係を一般化線形モデルによって解析した。...

    DOI Web Site 研究データあり 参考文献9件

  • 有峰湖周辺地域の小型哺乳類相

    清水, 海渡 富山市科学博物館研究報告 = Bulletin of the Toyama Science Museum 46 37-46, 2022-07-01

    In the Arimine area of Toyama City, Toyama Prefecture, I conducted automatic infrared sensor cameras survey and trappinng survey of wild life. In these surveys, I have confirmed two orders, five …

    機関リポジトリ Web Site

  • 静岡県における斑点米カメムシ類の種構成および4種薬剤のアカスジカスミカメに対する殺虫効果

    松田 健太郎, 松野 和夫, 土井 誠, 片山 晴喜 関西病虫害研究会報 64 (0), 28-35, 2022-05-31

    ...水田畦畔および周辺雑草地におけるネズミムギの発生ほ場率とアカスジカスミカメ捕獲数との間には,弱い正の相関が認められた。加えて,2018年以降,静岡県西部地域では,イネカメムシの割合が高くなった。アカスジカスミカメ成虫に対する4薬剤(MEP乳剤,エチプロールフロアブル,エトフェンプロックス乳剤およびジノテフラン水和剤)の殺虫効果を調べた。...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • グイマツ雑種F<sub>1</sub>半兄弟家系における若齢時の形質のゲノムワイド関連解析

    陳 淑芬, 石塚 航, 楠 和隆, 海野 大和, 内山 憲太郎, 後藤 晋 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 149-, 2022-05-30

    ...<i>Japonica</i> ×<i> L. kaempferi</i>)は成長が早く、ネズミの食害に強く、および二ホンカラマツより優れた炭素蓄積能力を持つことが知られている。本種の中で、より成長と材質が優良な個体を早期に選抜するために、ゲノム情報の活用に期待が寄せられている。...

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  • 東京港野鳥公園の常緑広葉樹萌芽における葉のポリフェノール濃度

    矢作 和樹, 戸田 浩人, 崔 東壽 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 436-, 2022-05-30

    ...</p><p>PP濃度は旧年葉,当年葉ともに,ウバメガシ(110~150mg/g)>マテバシイ(60~100mg/g)>トウネズミモチ(10~30mg/g)となった。葉のPP濃度は,窒素濃度およびSPAD値と負の相関があり,C/N比と正の相関がみられた。...

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  • PITタグを用いて推定したトドマツ林に生育するミズナラの動物種子散布

    中西 敦史, 石橋 靖幸, 伊東 宏樹, 山本 茂, 谷村 亮, 佐藤 太一, 山嵜 孝一 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 145-, 2022-05-30

    ...植栽地に隣接したトドマツ残存林内にPITタグ挿入ミズナラ種子を設置したところ、両試験地とも大部分がアカネズミ類により持ち去られたことがこれまでに分かっている。...

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  • 人工林伐採跡地の植生発達に伴う森林性ネズミによる堅果運搬場所の変化

    大野 友揮, 久保田 匠眸, 平田 令子, 山川 博美, 伊藤 哲 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 322-, 2022-05-30

    ...現在は当時に比べ植生が発達しているため、ネズミの生息環境が変化し、堅果の運搬場所も変化している可能性がある。</p><p> 本研究では、森林性ネズミによる堅果運搬について伐採後3・4・17年目の調査結果を比較し、堅果運搬状況の変化を確認することを目的とした。</p><p> 調査は宮崎県宮崎市に位置する田野フィールドで行った。...

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  • 日本新産の2種のザラミノシメジ属菌,<i>Melanoleuca alboflavida</i>および<i>M. griseobrunnea</i>

    糟谷 大河, 丸山 隆史, 保坂 健太郎 日本菌学会会報 63 (1), 5-15, 2022-05-01

    ...<p>日本新産の2種のザラミノシメジ属菌,<i>Melanoleuca alboflavida</i>(アシボソザラミノシメジ,新称)および<i>M. griseobrunnea</i>(ネズミザラミノシメジ,新称)を,形態的特徴の記載と図を添えて報告した.細長く直立し,軟骨質で白色を帯びる柄と,フラスコ形から紡錘形の側シスチジアおよび縁シスチジアが<i>M. alboflavida</i>を特徴づける...

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  • 尾瀬国立公園の保護と利用 : 山岳ガイドの観点から

    安類 智仁 低温科学 80 537-547, 2022-03-31

    ...歴史がある.近年では尾瀬を活用した環境教育やツーリズムへの取組みが始まるも,社会全般のレジャー多様化やインバウンド対応の遅れ,また震災や豪雨災害,コロナ禍といった利用面での大ブレーキとなる出来事が重なった.これらの出来事は尾瀬国立公園の利用者数だけでなく,山小屋を中心とした地域経済の低迷を引き起こし,このままでは主に地域が担ってきた歩道維持管理や救助活動等の「保護と利用」を低下させる事につながりかねず...

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  • 韓国(朝鮮半島)の「もぐらの婚姻」 : 日本の「鼠の嫁入り」との比較

    邊 恩田 同志社国文学 (96) 25-38, 2022-03-20

    우리 나라의 민간설화 <두더지의 혼인(もぐらの婚姻)>에 관한 문헌 자료 3 본과 구전 자료 10 본을 처음으로 모두 소개하였다. 그 자료들이 보여주는 중요한 특징에 대하여 일본 쯕 유화(類話)인 <鼠の嫁入り (쥐의 결혼)> 설화 자료들을 들어서 비교 고찰을 진행하였다. 그 결과 <두더지의 혼인>설화의 특징인 <두더지> 모티프가 일본의 구전 자료 58 본 …

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 画像を入力としたポアソン方程式に基づくバスレリーフ形状生成

    木村 拓海, 長井 超慧 精密工学会学術講演会講演論文集 2022S (0), 593-594, 2022-03-02

    ...<p>レリーフとは,浮き彫りのことで様々なものの装飾として用いられる.画像からレリーフの三次元形状を生成できれば設計時のコストを削減できる.本研究では,土台と前景模様の2つのグレースケール画像を入力し,ポアソン方程式を用いてレリーフの三次元形状を生成することを目的とする.模様の画像の勾配にレリーフの高さの勾配を一致させるようなポアソン方程式を解くことで,模様を損ねずに土台に重ねたレリーフを生成できた...

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  • オガサワラカワラヒワの個体群存続に対する脅威

    川上, 和人, 川口, 大朗 小笠原研究 48 17-30, 2022-03

    ...特に侵略的外来哺乳類であるクマネズミとドブネズミによる巣の捕食、採食地におけるネコによる捕食、ノヤギによる生息地破壊などが集団の存続に大きな影響を与えてきていると考えられる。また、台風や干ばつによる食物不足は、繁殖成功に影響を与えていると考えられる。さらに、外来植物の分布拡大やその管理、殺鼠剤などの化学物質、感染症などもこの鳥に影響を与える可能性がある。...

    機関リポジトリ HANDLE

  • カラマツ幼齢人工林における野ネズミ低密度変動時の被害の現状とエゾシカによる幹食害について

    雲野, 明, 山岡, 克年, 明石, 信廣, 中川, 昌彦, 和田, 尚之, 牛尾, 守 北海道林業試験場研究報告 (59) 17-24, 2022-03

    ...一方で,シカ幹食害率は野ネズミ被害報告指数と関連がなく,捕獲数と被害の乖離の原因には,誤判定以外の要因もあると考えられた。野ネズミ被害率は,被害報告との明らかな関係はなかったが,シカ幹食害を野ネズミ被害として報告していた可能性のある3林分を除外して解析したところ,野ネズミ被害率と被害報告指数は明らかな正の関係が認められた。野ネズミ被害率は林齢とともに増加し,被害が累積していることが推測された。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 生息域内ワーキンググループ報告

    堀越, 和夫 小笠原研究 48 67-77, 2022-03

    ...ドブネズミ駆除の生態系へのメリット・デメリットが論議され、大きな問題はないと判断された。行動計画として、ドブネズミ駆除のスケジュール案、殺鼠剤影響に係わる事前調査項目、個体群の定量センサス、餌資源把握、遺伝子分析、ノネコの生息と非生息エリアに区分した餌場創出等が提案された。...

    機関リポジトリ HANDLE

  • オガサワラカワラヒワの存続可能性分析

    南波, 興之 小笠原研究 48 47-65, 2022-03

    ...感度分析の結果、本種の個体数減少に関わっている可能性のある要因として、繁殖する属島のドブネズミによる卵等の捕食、母島のノネコによる捕食、気候変動による繁殖期の餌不足が考えられ、現状15年程度で絶滅することが予測された。本種の保全策としてドブネズミの駆除、ノネコの管理強化、生息域外保全で人工繁殖させた幼鳥を生息域内に戻す方法を検討した。...

    機関リポジトリ HANDLE

  • 国内におけるカワラヒワ救護の実態

    鈴木, 創 小笠原研究 48 173-181, 2022-03

    ...また、繁殖地保全で必須とされるネズミ対策において、オガサワラカワラヒワの殺鼠剤毒性耐性の知見を得るためにも、近縁種の死体等の必要性も明らかであった。小笠原自然文化研究所では傷病野生鳥獣に携わってきた経験から、国内の傷病野生鳥獣等の実態を調査するとともに、その結果から重要と考えた保護・救護施設、団体、担当部署・個人等にヒアリングを実施した。...

    機関リポジトリ HANDLE

  • 高度経済成長期の学校給食の献立において使用された食材の検討

    渡邉 紗矢, 赤松 利恵 栄養学雑誌 80 (1), 69-77, 2022-02-01

    ...年代区分別で食材の使用の有無に違いがみられ,増加したものは豚肉,鶏肉,牛乳,マヨネーズなどであった。減少したものは鯨肉,じゃがいも,にんじん,たまねぎ,みそなどであった。また,年代区分別の一日の調味品類の使用種類数で差がみられ,導入期より成熟期,変革期で多かった。</p><p>【結論】高度経済成長期の期間で,学校給食の料理数,使用食材数は変化していた。...

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  • 施業やエゾヤチネズミ食害による傷がカラマツヤツバキクイムシによるカラマツ枯死被害に与える影響

    中川 昌彦 樹木医学研究 26 (1), 1-4, 2022-01-31

    ...<p>北海道当麻町のカラマツ人工林で,森林施業時の損傷やエゾヤチネズミによる樹皮の剥皮がカラマツヤツバキクイムシ被害の受けやすさに与える影響を調査した.41本の木を調査したところ,施業やネズミによる傷があったのは23本で,そのうち枯死したのは1本(4.3%),傷がなかったのは18本で,そのうち枯死したのは6本(33.3%)であり,傷のある木の方で有意に枯死率が低かった(Fisherの正確確率検定:<...

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  • 自動撮影カメラで確認された神奈川県小田原市入生田地区の哺乳類相

    鈴木 聡 神奈川県立博物館研究報告(自然科学) 2022 (51), 81-88, 2022

    ...7 定点以上で撮影された7 種およびネズミ科を対象とした、定点ごとの撮影頻度指数を用いた種間の相関分析では、イノシシとニホンジカの間で特に高い相関を示し、ニホンイタチとネズミ科の間およびニホンアナグマのネズミ科の間でも相関が見られた。一方でニホンイタチとハクビシンの間などで弱い負の相関が見られた。撮影頻度指数の種間での相関は、生息環境の類似性や種間競争を反映している可能性がある。...

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  • 小笠原諸島固有種における抗凝固系殺鼠剤に対する感受性試験

    小出 将士, 安平 芙由, 一瀬 貴大, 小田谷 嘉弥, 鈴木 創, 堀越 和夫, 池中 良徳, 石塚 真由美, 中山 翔太 日本毒性学会学術年会 49.1 (0), O-26-, 2022

    ...<p>独自の生態系を持つ小笠原諸島では、クマネズミ等の外来種による生態系攪乱が問題となっており、抗凝固系殺鼠剤の散布による対策を行っている。抗凝固系殺鼠剤はビタミンKエポキシドレダクターゼ(VKOR)に作用し血液凝固系のビタミンKサイクルを停止させ、全身からの出血を引き起こすことで標的を死に至らしめる。...

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  • 三重県における郷土料理の伝承について

    磯部 由香, 平島 円, 瀬川 聖奈 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 125-, 2022

    ...喫食経験のある人が50%を超える料理は「手こねずし」「めはりずし」「豆腐田楽」の3品であった。喫食している人の60%以上が家庭で手作りしている料理は4品だった。また、40~60%が手作りするのは9品、20~40%が6品、20%以下が5品だった。...

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  • マヨネーズ類がサラダの物性に与える影響

    市田 大樹, 境 俊二, 小口 かおり, 野田 充宏 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 104-, 2022

    ...</p><p>【結果・考察】マヨネーズ類の種類を変えることで、サラダの食感や離水と関わる指標に変化がみられたことから、今回の手法によって、マヨネーズ類を野菜に混合した際の影響を評価できることが示唆された。また、油の配合量が多いものと少ないものでは、油滴の大きさを変えたときの変数の応答が異なった。...

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  • 長野県の家庭料理 地域の特徴

    中澤 弥子, 小木曽 加奈, 小川 晶子, 吉岡 由美, 高崎 禎子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 192-, 2022

    ...漬物以外では、辛味大根(戸隠大根、ねずみ大根、灰原辛味大根など)のしぼり汁がうどんやそばのつゆに利用されていた。地域の現状を踏まえ、長年の生活の知恵から様々に工夫された伝統的な野菜の漬物や料理が、おかずやお茶請けとして家庭や地域の集まりでおいしく食され、地域共有の宝物として人々に愛されていた。</p>...

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  • 三重県の家庭料理 地域の特徴

    磯部 由香, 阿部 稚里, 飯田 津喜美, 乾 陽子, 奥野 元子, 久保 さつき, 小長谷 紀子, 駒田 聡子, 鷲見 裕子, 成田 美代, 萩原 範子, 平島 円, 水谷 令子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 197-, 2022

    ...また、ハレの日に食する行事食として「箱ずし」「押しずし」「巻きずし」「ちらしずし」「魚の姿ずし」「その他の魚ずし(てこねずし、おんこずしなど)」「なれずし」など多種類のすしが作られている。魚と飯を発酵させて作る「なれずし」については、あゆ、このしろ、さんま、さばなどを使った様々な種類が現存している。...

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  • ACPにおける運動遊びの種目別定量的評価(測)

    塚本 将太, 大坪 健太, 春日 晃章 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 72 (0), 119-, 2022

    ...</p><p>[結果]Levene検定の結果、運動強度および歩数に有意な主効果が認められ、二群間の等分散性の検定の結果、しっぽ取りは他の5つの遊びよりも分散が有意に大きく、ねことねずみは他の6つの遊びよりも有意に小さかった。分析の結果、全ての項目において有意な主効果が認められ、多重比較検定の結果、二人組で行う運動遊びであるあっちとんでぴょんが他の全ての運動遊びよりも有意に高い運動強度を示した。...

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  • 鶏ムネ肉及び鮭のおいしさに及ぼすマヨネーズ下味冷凍の影響

    細野 誠, 奥田 悠介, 吉田 真梨, 大石 紗佑里, 梅津 徹, 栁澤 琢也, 小口 かおり 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 100-, 2022

    ...以上より、鶏ムネ肉と鮭にマヨネーズ下味冷凍を処理することで、食感及び食味が改良されることが明らかとなり、マヨネーズは下味冷凍においても優れた調味料であることが示された。</p>...

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  • ポテトサラダにおける撹拌条件の違いによる食感及び味の変化と嗜好性への影響

    吉岡 希, 田村 佳子, 古川 陽美, 上地 利征 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 111-, 2022

    ...<p>【目的】家庭やレストランで作るポテトサラダのおいしさを工業的製法で再現する方法について、これまでにマヨネーズの乳化状態が重要であることを明らかにした。今回さらなる検証として、撹拌時に芋がつぶれることでソース部分にデンプンが流出するが、この流出度合いがポテトサラダの食感に寄与していると考え、おいしさの解明を試みた。...

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  • マヨネーズの乳化状態に及ぼす加熱の影響

    西田 毅, 山口 智, 中里 圭佑, 小島 裕也, 李 潤珠, 鈴木 徹, 塩澤 博直 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 25-, 2022

    ...加熱したマヨネーズを凍結分離して再乳化をおこなった。卵黄の凝固温度を超えた90℃までは、再乳化したが、121℃では、乳化力が低下した。マヨネーズの加熱による分離は、卵黄の熱変性よりも物理的な力が加わることや、水分の減少により粒子間の距離が縮まることが、促進している可能性が示唆された。</p>...

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  • 動物園でのふれあいがテンジクネズミの行動および唾液中コルチゾル濃度に及ぼす短期的影響

    加瀬 ちひろ, 寺師 楓, 森岡 杏月, 豊田 英人, 植竹 勝治 動物の行動と管理学会誌 57 (4), 137-145, 2021-12-25

    ...<p>動物園でのふれあいがテンジクネズミの行動と生理に及ぼす短期的影響を評価するため、埼玉県こども動物自然公園にて10頭を対象に調査した。調査対象個体は15:00から15:30のふれあいイベントに用いられた。コルチゾル濃度を測定するため、各個体からふれあい開始10分前、終了10分前の2回唾液を採取した。また、ふれあい後1時間の行動を3分間隔の瞬間サンプリングで評価した。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 神戸女学院岡田山キャンパスの脊椎動物相

    野嵜 玲児, 井坂 真以美, 奥谷 絵梨子, Reiji NOZAKI, Maimi ISAKA, Eriko OKUTANI 神戸女学院大学論集 = KOBE COLLEGE STUDIES 68 (2), 61-78, 2021-12-20

    ...このうち、91.5%の種は在来種であったが、ウシガエル、ミシシッピアカミミガメ、ドバトなどの鳥類3種、クマネズミ属の1種、アライグマ、ハクビシン、ネコなどの5種の食肉目動物が外来種であった。哺乳類のうち、アライグマ、ホンドタヌキ、ニホンアナグマ、ニホンテンの少なくとも4種は、岡田山キャンパスに定住して繁殖していると考えられた。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • エラー状態や競合発生を防止するユーザ認可方式の提案と実装

    森, 拓海, 藤田, 真浩, 柴田, 陽一, 松田, 規 コンピュータセキュリティシンポジウム2021論文集 199-206, 2021-10-19

    ...従来の固定的な ACL (アクセス制御リスト) による認可は,アクセス制御対象のファイルの内容変更による認可の見直しを実施できない.そこで,ファイルの属性や内容,アクセス経路等の認可条件を整理してオントロジーを構成し,ファイルアクセス時にオントロジーを用いて動的にアクセスポリシーを生成・適用する方式を開発した.この方式を用いることで,動的アクセスポリシーが矛盾する (エラー状態) 場合でも可用性を損ねず...

    情報処理学会

  • クマネズミの体重と飲水量との関係

    小松 謙之 ペストロジー 36 (2), 57-58, 2021-09-28

    ...<p>建築物内で捕獲した19頭のクマネズミについて飼育下における飲水量を調べた.その結果,体重(<i>X</i>)と1日の飲水量(<i>Y</i>)との間には<i>Y</i> = 9.58 + 0.074X (r = 0.61)の回帰式が成り立ち,また体重(<i>X</i>)と体重100 gあたりの飲水量(<i>Y</i>)との間には<i>Y</i> = 28.3 - 0.061<i>X</i> (...

    DOI

  • 断脚を行ったヨツユビハリネズミの骨肉腫の1例

    大橋 銀河, 松井 李穂, 木内 健, 渡邉 謙一, 大橋 英二 日本獣医師会雑誌 74 (9), 563-568, 2021-09-20

    ...伴っていた.同細胞はVimentin及びS-100に陽性であった.以上の所見より骨性骨肉腫と診断した.経過は良好だったが,術後297日に肺転移像が認められ,術後312日に斃死した.病理解剖により骨肉腫の肺転移が確認された.本症例は,術後10カ月の良好な生存期間が得られ,ハリネズミの四肢に発生した骨肉腫には,断脚が有効な治療になり得ると思われた....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献14件

  • オガサワラカワラヒワ保全計画作りワークショップ

    川口, 大朗, 鈴木, 創, 向, 哲嗣, 堀越, 和夫, 川上, 和人, 佐々木, 哲朗, 宮城, 雅司, 両角, 健太, 金子, 隆, 飴田, 洋祐 小笠原研究年報 (44) 55-78, 2021-06-30

    ...優先順位の高いアクションプランとして、繁殖地でのドブネズミ対策、母島でのネコ対策、小笠原での飼育下繁殖の開始があげられた。また、オガサワラカワラヒワが置かれている極めて危機的な状況と、対策の実行に一刻の猶予もない事態を、住民や専門家、行政関係機関などのあらゆる関係者で共有できたことは最大の成果となった。...

    機関リポジトリ HANDLE

  • 甲状腺癌手術における音声機能の維持

    宮丸 悟 日本耳鼻咽喉科学会会報 124 (6), 862-868, 2021-06-20

    ...腫瘍の根治性を損ねず, 高率に声帯運動を保つことも可能である. 当科で術前に声帯麻痺を認めなかった症例を対象に, shaving を行った例と反回神経を合併切除して同時に神経再建術を行った例の計19例で術後の音声機能を比較したところ, 聴覚印象では shaving 群が有意に良好であった....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献25件

  • 島根半島のニホンジカにおける正負の選択性樹種の生息分布と発見頭数の関係

    高橋 絵里奈, 岩崎 山太郎, 金森 弘樹 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 633-, 2021-05-24

    ...本研究では、島根半島において正負の選択性樹種各5樹種(正:アオキ、ハイイヌガヤ、ヤブツバキ、ネズミモチ、ヒサカキ、負:キヅタ、シキミ、シロダモ、アブラギリ、ウラジロガシ)を選定し、その分布状況について、シカの食害を受けやすい10cm以上2m以下を対象として1m×500mのベルトトランセクト調査を5カ所で行った。...

    DOI

  • トドマツ造林地間のミズナラの出現パターンの違い

    中西 敦史, 伊東 宏樹, 石橋 靖幸, 谷村 亮, 山嵜 孝一, 佐藤 太一, 橋口 稜世, 山本 茂 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 87-, 2021-05-24

    ...さらに、ミズナラ種子の持ち去りを観察した結果、いずれの国有林においてもアカネズミ類が主な種子散布者であると推定された。これらのことから、いずれの国有林においてもアカネズミ類による長距離種子散布または多様な種子親に由来するミズナラがトドマツ植栽地へ侵入したものと考えられるが、2つのトドマツ造林地間でミズナラが高頻度に侵入する時期が異なると考えられた。</p>...

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  • 丹沢山地ブナ林における森林性野ネズミの生息に対する植生保護柵の効果

    大石 圭太, 山根 正伸 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 136-, 2021-05-24

    ...</p><p> 野ネズミの捕獲率は柵内で有意に高く(柵内:22.5%、柵外:5.4%、p<0.0001)、長期的な柵の効果による植生回復にともない生息環境が改善したと考えられる。発表では、1960年代からの調査地周辺の植生、野ネズミとシカの生息状況の変遷を合わせて報告する。</p>...

    DOI

  • 福島原発事故により野生生物や生態系にどのような影響があったのか?

    玉置 雅紀 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 158-, 2021-05-24

    ...</p><p>本発表では事故後初期に見られた放射線による昆虫や針葉樹などの野生生物に見られた形態変化に関する事例について簡単に紹介するとともに、国立環境研究所において進めている、福島県に生息する森林性の野生アカネズミへの繁殖影響及びモデル植物を用いたDNA損傷評価手法とこれを用いた突然変異蓄積評価の研究結果について紹介する。...

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  • 料理別の食塩摂取源調味料の摂取状況:平成26年度山梨県県民栄養調査結果より

    古閑 美奈子, 藤井 まさ子 日本公衆衛生雑誌 68 (5), 320-330, 2021-05-15

    ...食塩を含む調味料の摂取状況については,調査票の内容に基づき使用頻度の多いしょうゆ,塩,味噌,めんつゆ,ケチャップ,ソース,マヨネーズ,顆粒和風だし,固形ブイヨン,中華だし,ドレッシング,ルウの12種類を抽出し,食塩摂取源調味料とした。調味料の食塩摂取量は,世帯の総摂取量,案分比率より個人ごとの調味料の摂取量を算出し,日本食品成分表を使用して食塩量を求めた。...

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 福島県帰還困難区域に分布するアカネズミ<i>Apodemus speciosus</i>の寄生虫相の経時的変化

    垣内 京香, 浅川 満彦, 石庭 寛子, 玉置 雅紀, 大沼 学 日本野生動物医学会誌 26 (1), 1-5, 2021-03-31

    ...<p> 福島第一原子力発電所の事故で放出された放射性物質による環境影響を評価する一環で,アカネズミの寄生虫相の時間的変化を評価した。事故前後に捕獲した合計30匹のアカネズミから寄生虫の分離を試み,5種の寄生虫を得た。線虫1種は事故前,条虫1種は事故後にのみ確認された。これは,事故による環境変化が待機宿主,中間宿主の個体数に影響を与えたことによる現象かもしれない。...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか3件 参考文献7件

  • ショパン後期作品についての一考察 : 三木香代ピアノリサイタルの報告

    三木 香代 研究紀要 = Kunitachi College of Music journal 55 301-308, 2021-03-31

    ...リサイタルに向けては、ピアノソナタ第3番作品58と生前出版最後の作品であるチェロソナタ作品65の比較のみならず、幻想ポロネーズ作品61、ノクターン作品62-1、3つのマズルカ作品63を含め、ショパンの音楽の独自性が後期作品においてどのように現れているのかについて考察を深めることとなり、ショパンの精緻で円熟味のある音楽を目の当たりにすることとなった。...

    DOI 機関リポジトリ

  • 症例「鼠男」における自我変容としての道徳性 --S.フロイトが論じた二種類の「反動形成」--

    後藤, 悠帆 京都大学大学院教育学研究科紀要 67 207-220, 2021-03-25

    本稿の目的は、「道徳性」の発達を強迫神経症患者の「反動形成」に引きつけて論じたフロイトのテクストを検討して、超自我による強迫的な自我の支配とは異なる道徳性のあり方を明らかにすることである。第一に、超自我の理論に継承される、規範の内面化と抑圧の強化としてのフロイトの「道徳性」概念を確認する。第二に、症例「鼠男」を検討して、人の道徳的な性格への変容過程には、同一化と抑圧の機制とは別に二種類の「反動形…

    HANDLE Web Site 医中誌 参考文献17件

  • 頸部皮下の肥満細胞腫並びにその血管内浸潤がみられたヨツユビハリネズミの1例

    中山 大輔, 寸田 祐嗣, 森田 剛仁 日本獣医師会雑誌 74 (2), 137-140, 2021-02-20

    ...<p>飼育されていたヨツユビハリネズミ(<i>Atelerix albiventris</i>),雌,6歳齢に頸部皮下腫瘤が認められ,死亡後に腫瘤を含む複数組織を病理組織学的に検索した.腫瘤は独立円形細胞の腫瘍性増殖によって構成されており,これら細胞は大小不同の類円形核を有し,一部で弱好塩基性の細胞質内顆粒を有していた.同細胞質内顆粒はトルイジンブルー染色においてメタクロマジーを示した.また免疫組織化学的染色...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 被引用文献1件 参考文献7件

  • 北硫黄島の外来ネズミ類調査

    AMEDA, Yosuke, KAWAKAMI, Kazuto, SASAKI, Tetsuro, HORIKOSHI, Sora, 飴田, 洋祐, 川上, 和人, 佐々木, 哲朗, 堀越, 宙 小笠原研究 = Ogasawara research (47) 239-246, 2021-02

    ...北硫黄島では、これまでクマネズミおよびドブネズミの生息が確認されている。本調査では、北硫黄島におけるネズミ類の生息現況を明らかにするため、センサーカメラによる自動撮影調査、誘引罠による捕獲調査を行った。その結果、海岸部から山頂近くまで広く生息していることが確認され、製糖工場(標高190m)においては1個体のクマネズミが捕獲された。...

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  • 2019年における北硫黄島の鳥類相

    KAWAKAMI, Kazuto, SUZUKI, Hajime, HORIKOSHI, Sora, 川上, 和人, 鈴木, 創, 堀越, 宙 小笠原研究 = Ogasawara research (47) 185-200, 2021-02

    ...この島では外来ネズミの捕食で多数の鳥種が局所絶滅したと考えられる。火山列島の生物相の持つ価値の維持のため、ネズミ類を根絶することが望ましい。...

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  • 瀬戸内海南縁部におけるオオミズナギドリの新たな集団繁殖地の発見

    関 伸一, 安田 雅俊 Bird Research 17 (0), S1-S8, 2021

    ...,特定外来生物であるクリハラリス <i>Callosciurus erythraeus</i>,ハシブトガラス <i>Corvus macrorhynchos</i> が撮影された.高島のクリハラリスは継続的な捕獲により個体数が減少傾向にあるが,その影響でクリハラリスと食物の一部が競合するクマネズミ属の種が増加する可能性があり,今後の経過をモニタリングする必要があるだろう.</p>...

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  • mtDNA のD-loop 領域の塩基配列より推定された日本におけるグッピー <I>Poecilia reticulata</I> の起源

    佐藤 龍星, 中嶋 正道 動物遺伝育種研究 49 (1), 1-11, 2021

    ...Hap1 は西トリニダードで、Hap4 は東ベネズエラで報告されて いる。一方東南アジア野生化集団とベネズエラ集団でもHap1 のみが観察されたのに対し、沖縄の野生化集団から は5 種類のハプロタイプ(Hap1 ~ 3, 5, 6)が観察された。また、野生化集団における遺伝的変異性(ハプロタイプ数、 ハプロタイプ多様度、塩基多様度)は起源となった南米各地での変異性よりも低かった。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献28件

  • 令和3年1月承認分

    新薬紹介委員会 ファルマシア 57 (6), 527-531, 2021

    本稿では既に「承認薬の一覧」に掲載された新有効成分含有医薬品など新規性の高い医薬品について,各販売会社から提供していただいた情報を一般名,市販製剤名,販売会社名,有効成分または本質および化学構造,効能・効果を一覧として掲載しています.<br>今回は,57巻4号「承認薬の一覧」に掲載した当該医薬品について,表解しています.<br>なお,「新薬のプロフィル」欄においても詳解しますので,そちらも併せて…

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