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検索結果 1,482 件

  • カラコラム北部,シムシャール村における社会変容と牧畜の維持戦略

    渡辺 悌二, 平川 一臣, 六井 菜月 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 311-, 2024

    ...9月にヒツジ・ヤギを村に下ろし(<i>Dior Kuch</i>),次いでその年に生まれたヤクと肉として販売するヤクのみを村に下ろし(冬には子ヤクはヒツジ・ヤギと一緒に村で飼育する),残りのヤクは冬に<i>Zo Shupun</i>によって放牧される。...

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  • 母体と胎児の安全を求めて

    池田 智明 日本周産期・新生児医学会雑誌 59 (4), 432-439, 2024

    ...</p><p> 我々の研究は,胎児と新生児の脳障害に焦点を当てていた.具体的には,妊娠中のヒツジを帝王切開し,胎仔に電極とカテーテルを装着し,子宮に戻して実験を行った.約60分間の臍帯部分閉塞後,胎仔血中BEが-20mEq/Lに達した時点で臍帯閉塞を開放し,72時間観察した.アシドーシスの推移は一定に保たれていたにもかかわらず,脳障害の程度は個体によって異なっていた.病理学のベン・チョイ教授の判断によれば...

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  • モンゴル高原における遊牧の始まり

    白石 典之 沙漠研究 33 (1), 3-8, 2023-06-30

    ...<p>本稿では,ゴビ砂漠以北のモンゴル高原を対象に,牧畜の伝来から遊牧の開始,さらに騎馬遊牧民の成立までのプロセスを,考古資料にもとづき論じた.紀元前3000年ごろ,アルタイ山脈からハンガイ山地にかけての地域に,中央アジアからアファナシェヴォ文化が到来し,ヒツジ・ヤギ・ウシによる牧畜を伝えた.この新来の集団は,在地の狩猟採集民と交わり,紀元前2500年ごろには,家畜とともに遊動性の高い生活を始めた....

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  • 定住農耕モンゴル人の編み出す民俗知

    包 双月 文化人類学 88 (1), 134-153, 2023-06-30

    ...その屠畜方法から見てみると、後から入ってきたブタについては、従来の家畜ヒツジやウシと全く異なる屠畜方法が採用されている。他方、ブタ肉の民俗分類およびその名称、調理方法においては、ヒツジやウシのものをそのまま流用している部分が多い。また、ブタ飼育の導入により、日常的に消費される肉も、かつてのヒツジやウシからブタへと変わったが、人びとのあいだでは肉への嗜好性は依然として高い。...

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  • 日本語の筆順における左右手の運筆機能の相違

    宮本 礼子, 藤本 泰成, 井上 薫, 伊藤 祐子 作業療法 42 (3), 289-298, 2023-06-15

    <p>本研究は右利き者の筆順に着目した際の左右手の運筆機能の相違を解明することを目的とした.20名の健常右利き男女を対象に,日本語の字体的特徴を含む図形4種に筆順条件を付加した課題を実施した.収集したデータは 図形を要素に分解し,描画時間・筆圧・仰角・方位角・筆跡躍度・筆跡一致率に関する左右手データを比較した.結果,多くの要素で右手での筆圧が高く,仰角と方位角は要素毎に特徴的な左右差を示した.一…

    DOI Web Site 医中誌

  • 血液培養から<i>Granulicatella adiacens</i>が検出された1症例

    里吉 和也, 服部 亮輔, 安藤 秀実, 下口 和雄, 原 美津夫, 荒木 秀夫, 中山 智祥 医学検査 71 (3), 560-566, 2022-07-25

    ...感染性心内膜炎の治療は長期間にわたるため,起炎菌の同定は極めて重要であり,<i>G. adiacens</i>などのNVSは通常のヒツジ血液寒天培地では発育を認めないため分離培養の段階でどの培地を選択するかが重要な要素となる。</p>...

    DOI Web Site 医中誌

  • <i>Moraxella nonliquefaciens</i>による角膜潰瘍の1例

    鈴木 崇真, 丸岡 真治, 北川 大輔, 古森 円香, 新谷 祐衣, 枡尾 和江, 矢野 寿一, 中村 文彦 医学検査 71 (3), 554-559, 2022-07-25

    ...24時間の培養でTSA II 5%ヒツジ血液寒天培地に非溶血の白色スムース型の小集落が発育したが,BTB乳糖加寒天培地に発育を認めなかった。分離菌のカタラーゼ試験,およびオキシダーゼ試験が陽性。生化学的同定検査では正しい菌名を得られなかったが,質量分析(VITEK MS)で<i>M. nonliquefaciens</i>との結果が得られた(99%)。...

    DOI Web Site 医中誌

  • アラビアガムの添加が粗飼料多給条件におけるインビトロルーメン発酵に及ぼす影響

    松井 宏樹, 塚原 隆充, 荒木 徹, 堀田 義雄, 高木 徳史 日本畜産学会報 93 (2), 105-111, 2022-05-25

    ...<p>アラビアガム(AG)はウシの飼料として市販されているが,ルーメン内における代謝については知見が少ない.本研究では,特に粗飼料多給条件下でのルーメン発酵に及ぼすAG添加の影響について検討した.AGのみを基質として0, 0.2, 1.0または2.5%添加し,ヒツジルーメン液を用いてインビトロ培養を行った(実験1).次に,基質としてAG(AG区),アビセル(MC区),キシラン(Xyl区),圧ぺんトウモロコシ...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 参考文献24件

  • ゲノム編集技術による遺伝子改変家畜の作出

    谷原, 史倫, 平田, 真樹, 音井, 威重 Journal of mammalian ova research = 日本哺乳動物卵子学会誌 39 (1), 17-26, 2022-05

    ...細胞や胚での遺伝子改変が格段に容易になったことで,マウスやラットなどのげっ歯類実験動物からブタやウシ,ヒツジ,ヤギなどの家畜も含めた幅広い動物種で遺伝子ノックアウト・ノックイン個体の作出に要した労力と時間が大幅に削減された。ゲノム編集は,小型げっ歯類実験動物では遺伝子の司る機能,病態への関連などを解明するために多く用いられ,今や必須のツールである。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 尾瀬ヶ原の池溏における大型水生植物の分布と長期変化

    野原 精一, 藤原 英史, 安類 智仁 低温科学 80 309-327, 2022-03-31

    ...現地調査の結果,1998年の池溏リストと比べて池溏が80箇所(4.9%)消失し,浅い池溏において渇水のため水が減って乾いたことが主な要因と考えられた.前回1998年の調査と比較して大型水生植物の割合は,上田代ではヒツジグサは増加,オゼコウホネは減少し,中田代ではヒツジグサは増加し,オゼコウホネはやや増加した.上田代はヒツジグサ,背中アブリ田代はミツガシワとオゼコウホネ,西中田代と中田代や泉水田代はヒツジグサ...

    DOI HANDLE Web Site

  • 尾瀬ヶ原における地溏の拡大とその速度の測定

    福原 晴夫, 永坂 正夫, 藤原 英史, 野原 精一 低温科学 80 79-93, 2022-03-31

    ...7.6km2)は本州最大の高層湿原で約1,800個の大小様々な池溏が分布している.高層湿原の多様な形態の池溏は,ケルミ-シュレンケ複合体(指紋状パターン)の連合を通じて形成されてきたと推定されている.尾瀬ヶ原においても,同様な過程が考えられる.岸辺の抉れ状態,池溏岸の開裂や離脱の状況,洪水による岸辺泥炭の攪乱や剥離,過去の映像との比較,過去の池溏形態計測との比較,固定島の形成過程,水深と水生植物の分布,ヒツジグサ...

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  • 尾瀬ヶ原湿原における底泥環境に関連した水生植物の池溏内分布

    永坂 正夫, 福原 晴夫, 高野 典礼 低温科学 80 329-341, 2022-03-31

    ...尾瀬ヶ原湿原の上田代にある池溏において,2018年と2019年の夏季にシズイ(Schoenoplectus nipponicus),ホソバタマミクリ(Sparganium glomeratum var. angustifolium),ヒツジグサ(Nymphaea tetragona)の3種の水生植物の池溏内分布が何によって規定されているのか明らかにすることを目的に調査を実施した.3種がそれぞれ優占する...

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  • 鯨偶蹄目ウシ科動物の乳成分組成

    浅川 卓也, 福重 祥一, 廽神 果那, 魚津 諒大, 渡邊 駿, 浦島 匡, 福田 健二 ミルクサイエンス 71 (2), 47-52, 2022

    ...本研究で用いたいずれの動物種においても,常乳におけるタンパク質の割合は,家畜種(ウシ,ヤギ,ヒツジ)の常乳よりも高い傾向を示した。また,脂質は個体間および異なる泌乳期において最も変動の大きな成分であり,その変動幅は家畜種の乳よりも大きいことが示唆された。...

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  • カラコラム北部,シムシャール村における社会変容と持続可能性

    渡辺 悌二, 六井 菜月, 佐々木 美紀子 日本地理学会発表要旨集 2022a (0), 71-, 2022

    ...</p><p> 村は,ヤク,ヤギ・ヒツジを国立公園内で育て,肉としてこれらの家畜を販売することで,村の社会を維持してきた。 2007年の家畜の販売価格は,ヤクが20,000ルピー(♀)〜37,600ルピー(♂),ヤギが5,000ルピー(♀)〜6,000ルピー(♂),ヒツジが3,000ルピー(♀)〜4,000ルピー(♂)であった。...

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  • クリミア・コンゴ出血熱

    松野 啓太, 西條 政幸 ウイルス 72 (1), 19-30, 2022

    ...CCHF患者はアフリカ,ヨーロッパ,アジアで散発的に発生しており,その発生地域は主なCCHFVの媒介節足動物であるHyalomma属のマダニの分布域と一致する.日本国内での患者発生はない.CCHFVは自然界においては動物とマダニの間で生活環を形成して存在している.家畜を含む幅広い種類の動物種がCCHFV感染に感受性であり,ヒトはCCHFVを保有するマダニの刺咬,あるいはウイルス血症を伴う動物(主にヒツジ...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献72件

  • AAVベクターを利用してバッテン病の視覚障害進行を防ぐ

    城 裕己 ファルマシア 58 (4), 362-362, 2022

    ...本稿では,Murrayらがceroid-lipofuscinosis neuronal protein 5(CLN5)またはCLN6遺伝子に変異を持つバッテン病(それぞれCLN5病,CLN6病)罹患ヒツジに,adeno-associated virus(AAV)9型ベクターを利用した硝子体内遺伝子治療を施し,患者のQOLの低下を防ぐ観点から重要な視覚障害の進行を防ぐ試みを報告したので紹介する....

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  • 尾瀬ヶ原湿原におけるヒツジグサ(Nymphaea tetragona Georgi)の特徴的な池溏内分布の分析

    永坂, 正夫, 福原, 晴夫, 高野, 典礼, 藤原, 英史 陸水學雜誌 82 (3), 189-201, 2021-09

    ...以前よりヒツジグサは池溏内で特異な分布を示すことが知られており,それが生じる要因を明らかにするため,2018年8月に上田代の3池溏においてヒツジグサの生育状態と底質環境を調査した。ヒツジグサが全面に分布する池溏では,岸部と中央部でヒツジグサの浮葉の被度,浮葉の密度には違いは見られず,池底に堆積している腐植泥の厚さ,採取した底泥の繊維含量,灰分率,全リン量にも差は見られなかった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 名古屋市内で生息域外保全されている ヒメコウホネ・ヒツジグサの産地

    伊藤 玄, 小菅 崇之, 水野 展敏 伊豆沼・内沼研究報告 15 (0), 97-105, 2021-06-30

    ...のヒメコウホネ(産地C: メダカ館栽培)である.標本調査の結果,産地A のヒメコウホネおよびヒツジグサについては,1970–1980 年代の標本が確認された.これらのことから,少なくとも産地A 個体群は名古屋市産のヒメコウホネおよびヒツジグサであると判断した.名古屋市産ヒメコウホネおよびヒツジグサは絶滅したとされているため,産地情報が明らかな産地A の個体群は,名古屋市の生物多様性保全において貴重である...

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  • 乳・乳製品の加熱履歴の簡易迅速確認法の確立

    遠藤 明仁, 加登 麻子, 柳澤 成江, 田中 寿一, 市川 真里, 柴崎 鮎美, 川井 泰, 増田 哲也 食品衛生学雑誌 62 (2), 44-50, 2021-04-25

    ...・乳製品の輸入検疫を開始した.口蹄疫発生地域から輸入する場合,ウイルス不活化のため72℃ 15秒の加熱処理等が求められ,輸入検査では一部の現物で加熱履歴を確認する.乳の加熱履歴確認は,IDF63等に準拠したアルカリホスファターゼ(ALP)活性測定法が有効だが,手順が煩雑で時間を要す.そこで,ALPの反応により生成された蛍光物質量を簡易迅速に測定する手法を基に測定を試みた.種々の条件で加熱したウシ,ヒツジ...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか3件 参考文献9件

  • 髄膜炎菌との鑑別に苦慮した播種性淋菌感染症の1例

    根岸 美葉, 滝川 久美子, 中村 文子, 小栗 豊子, 乾 啓洋, 石井 清, 小倉 加奈子 医学検査 69 (4), 677-682, 2020-10-25

    ...<i>N. gonorrhoeae</i>と<i>N. meningitidis</i>の保存菌株を用いて,ヒツジ血液寒天培地とチョコレート寒天培地での発育性とPASTOREXメニンジャイティスキットによる<i>N. meningitidis</i>の免疫学的な反応を検証したところ,発育性状に両者の差は認められなかった。...

    DOI 医中誌

  • 綿,絹および羊毛織物の色柄模様の視覚的特徴と機械学習による繊維素材の判別

    森 俊夫, 淺海 真弓 繊維製品消費科学 61 (8), 616-623, 2020-08-25

    <p>CIELAB 色空間を利用した色彩特徴解析が綿,絹および羊毛織物の様々な色柄模様の視覚的特徴の評価に適用された.これらの織物の測色が市販のカラースキャナで行われた.画像内の各画素(i,j)に対してCIE カラーシステムのL*,a*,b*,C* およびh が求められた.すべての画素に対するL*,a*,b*,C* およびh の平均値(AVE-L*,AVE-a*,AVE-b*,AVE-C* …

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  • 羊のロウバイ中毒疑い事例

    春山 優唯 日本獣医師会雑誌 73 (5), 249-252, 2020-06-20

    <p>2016年8月,放牧中の羊2頭(コリデール種,4歳,雌)が起立不能,強直性痙攣,呼吸促迫を呈し,血液検査でAST,ALP,CPK,GGT及びLDHの顕著な上昇,総ビリルビン濃度の増加,低Ca血症を認めた.鑑定殺を実施したところ,2頭ともに胃内容濾過物に黒色種子片が散見され,種子は遺伝子検査でロウバイ(<i>Chimonanthus praecox</i> …

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 参考文献5件

  • 言語記述論集12 全文

    言語記述論集 = JOURNAL OF KIJUTSUKEN(Descriptive Linguistics Study Group) (12) 1-240, 2020-04-30

    ...植田 尚樹 51 [書評] 海老原志穂(著)『アムド・チベット語文法』  東京:ひつじ書房、2019 年、xxiv+374pp. ..................... 鈴木 博之 71 モンゴル語ホルチン方言の談話テキスト (1) ...........................

    機関リポジトリ

  • 相分離生物学で理解するプリオンの存在意義

    西奈美 卓, 白木 賢太郎 日本物理学会誌 75 (4), 192-200, 2020-04-05

    ...<p>プリオンは遺伝情報をもたずに感染するタンパク質のことをいう.プリオン病は18世紀には文献として確認されていた疾患である.当時,ヒツジの個体間で感染する神経変性疾患として確認されていた.この疾患は脳組織に海綿状の異常がみられるため,伝達性海綿状脳症(TSE)と総称されていた.20世紀の半ば,放射線生物学者のTikvah Alperらは,核酸を損傷させることができる放射線をもちいてTSEに照射したところ...

    DOI Web Site

  • 必需品調査の検討 : 大学生を対象とした調査結果の分析から

    浅田, 真由子 教育福祉研究 24 97-112, 2020-02-27

    本論文では、必需品調査において質問文や選択肢の文言は回答に影響を与えるのか、また回答者は必需品調査をどのように捉え、回答しているのかを調査する。そしてそれらの結果から、現在行われている必需品調査をめぐって、調査の設計について今後検討すべきことはなにかを考えることを目的とする。

    HANDLE Web Site

  • ヒツジを活用した総合型畜産理解体験プログラムの開発

    山川, 弘子, 吉田, 智佳子, 花村, 瞳, 皆川, 絢, 神田, 知佳, 渡邉, 三雄, 西川, 孝一 新潟大学農学部研究報告 72 69-74, 2020-02

    ...市民の畜産理解を深めるため、ヒツジを活用した総合型畜産体験プログラムを開発することを目的とした。総合型プログラ ムは、ヒツジの体重測定、毛刈り、洗毛および羊毛加工体験まで、2日間の日程でヒツジ利用の全般を体験できる内容とした。 従来型プログラムは、家畜と触れ合う体験やジャガイモ栽培体験に短時間の羊毛加工体験を含めた内容とした。...

    機関リポジトリ 日本農学文献記事索引 HANDLE ほか1件

  • ヒツジ栄養膜細胞由来のフィブリンによる胚-子宮上皮細胞間の接着制御モデル

    松野 雄太, 草間 和哉, 今川 和彦 日本繁殖生物学会 講演要旨集 113 (0), P-75-P-75, 2020

    ...【方法】ヒツジの妊娠15日目(接着前),17日目(接着中),21日目(接着直後)の栄養膜細胞と妊娠15, 17日目の子宮灌流液(UF)を回収した。RNAシークエンス解析(RNA-seq)とプロテオミクス解析(iTRAQ)により,栄養膜細胞で発現する転写産物とUF中のタンパク質を網羅的に解析した。...

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  • エスニックツーリズムと民族料理

    尾崎 孝宏 文化人類学 85 (3), 505-523, 2020

    ...一方、旅游点における食は、基本的にはと畜直後のヒツジの内臓と肉を塩ゆでで提供するという、モンゴル族の牧畜民における宴席の延長線上に位置づけることが可能である。メニュー構成の調節においてはゲストの嗜好性が反映されている一方、すべてを観光の場や漢族の眼差しに帰することは不適切である。例えば乳製品の抜絲(飴がけ)は、都市のモンゴル料理店で一般的に提供される。...

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  • 筆順の提示方法による眼球運動と視線の関連について

    伊藤 明莉, 池田 千紗, 齊藤 真善 北海道特別支援教育研究 14 (0), 1-9, 2020

    国語科における文字の指導では、健常児に対しても発達障害児に対しても“書く動作を見せる”という方法や、スマートフォンやタブレット端末を用いた筆順学習が行われている。しかし眼球運動の苦手さを抱える発達障害児は、こういった学習方法では正確に視覚情報を入力できていない可能性がある。本研究では、健常成人、健常児、発達障害児における筆順の提示方法の違いによる眼球運動と視線の関連について、および発達障害児1事…

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  • キリスト教紙芝居における福音的観点からの考察(4)―羊を扱った作品を中心に―

    柴田, 智世, Shibata, Tomoyo 研究紀要 41 205-216, 2019-12-20

    本研究では、キリスト教の福音紙芝居を保育に取り入れる際の一つの方向性として、羊を扱った紙芝居作品を取り上げ、聖書に基づいた内容の分析と、子どもに語る際の聖書からの福音的視点を示すことを目的として研究を行った。  その結果、全ての作品において聖書の記述に従った内容構成で書かれており、読み手である子どもたちに福音的なメッセージ性をもつものであった。課題としては、特にキリスト教主義の園においては、当該…

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  • 紫黒米の給与がヒツジの飼料消化性,第一胃内性状および酸化ストレスマーカーに及ぼす影響

    細田 謙次, 宮地 慎, 松山 裕城 日本畜産学会報 90 (4), 307-313, 2019-11-25

    ...<p>抗酸化活性を示すアントシアニンを含有する紫黒米のヒツジへの給与が,飼料の利用性および酸化ストレスマーカーに及ぼす影響を検討した.給与飼料中のアントシアニンを含まないコメの0,50および100%を紫黒米に置き換える3区を設定し,去勢ヒツジ6頭を用いた3×3ラテン方格法による給与試験を実施した.紫黒米の配合割合が高くなると,乾物の消化率および可消化養分総量は低下したが,成分の消化率は影響を受けなかった...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 参考文献1件

  • リンゴジュース粕を混合したイネホールクロップサイレージの嗜好性と飼料成分との関係

    梅木 直哉, 姜 東鎮, 河本 英憲, 松﨑 正敏 日本草地学会誌 65 (2), 91-99, 2019-07-15

    <p>イネ4品種・系統を黄熟期に刈取および細切し,リンゴジュース粕(リンゴ粕)を異なる混合割合で混合(原物で0,10,25および50%)してイネホールクロップサイレージ(WCS)を調製した。めん羊4頭を供試し,カフェテリア法で各個体にリンゴ粕混合割合が同じでイネ品種・系統が異なるWCS 4点の嗜好性試験をラテン方格法で実施した。リンゴ粕をイネWCSに混合すると,乳酸とエタノールが増加してVスコア…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • 血液培養より分離された<i>Abiotrophia defectiva</i>の1症例

    亀井 望世, 田寺 加代子, 宮野 秀昭, 尾上 隆司 医学検査 68 (2), 364-369, 2019-04-25

    ...血液培養よりグラム陽性レンサ状球桿菌を認め,当初Streptococciを疑ったが,サブカルチャーにて5%ヒツジ血液寒天培地に発育しなかったこと,感染性心内膜炎の診断から,起炎菌として栄養要求性レンサ球菌(nutritionally variant streptococci; NVS)を推定し,ブルセラHK寒天培地を追加した。...

    DOI 医中誌

  • 新規の選択培地であるVi GBS寒天培地による腟および肛門部からの<i>Streptococcus agalactiae</i>の検出性能

    保坂 好恵, 中村 文子, 佐野 麻衣, 長南 正佳, 土屋 浩二, 三澤 成毅, 堀井 隆, 大坂 顯通 医学検査 68 (1), 49-55, 2019-01-25

    ...綿棒で採取された腟分泌物287検体は従来法であるヒツジ血液寒天/BTB乳糖寒天分画培地,Vi GBSの順に塗布し,35℃,24時間,好気培養した。これらのうち,従来法との一致率は98.6%(283/287)であった。不一致は4検体認められ,2検体は検体中の菌量が極めて少ない検体であった。残る2検体はVi GBSで検出されたが,BA/BTBでは検出されなかった。...

    DOI 医中誌

  • 中国北西部,青海省,祁連県における家畜放牧パターンと草地被覆変化に影響を与える気候要因

    張 伊梦, 白坂 蕃, 渡辺 悌二 日本地理学会発表要旨集 2019s (0), 210-, 2019

    ...家畜の放牧密度は高く,冬・春季放牧地で5.33ヒツジ相当頭数/ヘクタール,夏・秋季放牧地で4.91ヒツジ相当頭数/ヘクタールであった。<br><br> 2000〜2017年には,祁連県では,EVIが増加傾向を示した(Mann-Kendall検定)。すなわち,密な草地(EVI>0.5)が増加した。草が生育する夏季には,月平均気温の方が月降水量よりも月平均EVIに大きな影響を与える。...

    DOI

  • 鍼電極低周波治療器の通電用クリップの汚染度評価

    御子神 光, 菅原 正秋 日本東洋医学系物理療法学会誌 44 (2), 57-61, 2019

    ...<br>【結語】ヒツジ保存血で疑似汚染した鍼にクリップを接触させた場合、クリップからは血液由来の ATP が検出された。平口クリップから検出されたATP 量は、ワニ口クリップから検出されたそれ より有意に多かった。...

    DOI Web Site 医中誌

  • ガラス化保存ウシ胚盤胞の栄養外胚葉におけるカテプシンBの動態

    丹羽 悠斗, BALBOULA Ahmed Zaky, 藤井 貴志, LI Jianye, 森安 悟, 唄 花子, 川原 学, 高橋 昌志 日本繁殖生物学会 講演要旨集 112 (0), P-122-P-122, 2019

    ...CTSBを指標としたガラス化保存による障害評価はウシ卵子やヒツジ卵子で報告されているが,ウシ胚盤胞では未報告である。ウシ胚盤胞では,ガラス化保存を含む凍結保存により,胚内側の内部細胞塊(ICM)と比べて,胚外側の栄養外胚葉(TE)における高頻度のDNA損傷が報告されていることから,ガラス化保存ウシ胚盤胞のTEにおける障害評価が重要であると考えられる。...

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  • 北海道札幌市羊ヶ丘で捕獲されたコウモリにおける体サイズの雌雄差と季節変動

    平川 浩文 森林総合研究所研究報告 18 (3), 325-332, 2019

    北海道札幌市南部に位置する森林において7年間(2004年 ‒ 2010年)にわたってコウモリ捕獲調査を行った。194回の捕獲作業の結果、コテングコウモリ、ヒメホオヒゲコウモリなど6種がのべ285頭捕獲された。コテングコウモリには体重と前腕長に明確な雌雄差が認められ、メスがオスより大きかった。ヒメホオヒゲコウモリは体重にのみ明確な雌雄差が認められ、逆にオスがメスより大きかった。コテングコウモリのメ…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件

  • ブロイラーの成長,免疫応答および肉質に対する<i>Enterococcus faecium</i> BIO株の効果

    石塚 譲, 出雲 章久, 安松谷 恵子, 西田 眞治, 斉藤 恵子, 小森 勉, 忽那 圭子, 横山 晃一 腸内細菌学雑誌 33 (1), 27-36, 2019

    ...Enterococcus faecium</i> BIO株の生菌または死菌を標準飼料に添加した区(生菌区および死菌区),抗菌性飼料添加物を添加した区(抗菌区)および無添加区(対照区)の4区とした.試験飼料は14日齢より49日齢まで給与した.免疫は,T細胞依存性およびT細胞非依存性免疫に及ぼす効果および遅延型過敏症反応に及ぼす効果について試験を行った.T細胞依存性抗原はヒツジ...

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  • 地域に安心を提供する 新たなコミュニティ 「健院システムズ」

    早⽥ 良⼀, 橋本 弘幸 画像電子学会年次大会予稿集 47 (0), 38-38, 2019

    ...また居住ゾーンに体動センサ 「安心ひつじ」を導入する事によりメディカルセキュリティハウスを実現し、“地域の見守りと シームレスな健康管理”の仕組みを構築しています。少子高齢化の社会構造は日本に限られたもので なく先進国では特に潮流となり、公的財源に頼らない医療や介護の仕組みは世界中で求められていま す。...

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  • 陳蕙貞『漂浪の子羊』に描かれた女性たち : 光復後初期台湾女性文芸の発見

    豊田 周子 中国学志 33 51-80, 2018-12-20

    0. 問題の所在 : 日本の植民地統治下の台湾では、「国語」としての日本語教育が段階的に徹底されていった。しかし、そのような過酷な言語環境下にあっても、著名な男性作家は幾人も輩出している。一方で、女性作家はわずかに二、三を数えるにすぎない。同時代の中国文学とくらべても、台湾文学において女性の書き手が極端に少ない事実は、植民地の言語・教育政策と、漢族系社会や植民地を通じて影響を及ぼした日本社会にお…

    DOI DOI 機関リポジトリ ほか1件

  • 特別支援学級の児童に対する漢字の筆順指導

    河村 優詞 自閉症スペクトラム研究 16 (1), 47-55, 2018-09-30

    <p>研究の目的:小学校の特別支援学級に在籍する児童に対する漢字の筆順指導において、色・数字刺激による指導の効果を明らかにすることであった。研究計画:A-B-プローブデザインを使用した。場面:小学校の教室で実施した。対象児童:特別支援学級に在籍する児童(介入1:6 名、介入2:4 名)であった。独立変数の操作:介入1 …

    DOI Web Site 医中誌

  • 母国語ニュースchと多言語防災をアプリ化、訪日外国人の必需品目指す

    森元 光一, 小島 有星, 田中 正晴 日経ニューメディア = Nikkei new media (1617) 6-8, 2018-07-16

    動画配信、防災・減災 スカパーJSATは、海外有力放送局の無料ライブストリーミングを集約しスマートフォンやタブレットで利用可能なアプリ「Portable News」の提供を2018年1月に開始した。増え続ける外国人旅行者が日本滞在中も自国に関する情報や出来事を母国語で…

    日経BP Web Site

  • 血液培養から<i>Pseudomonas aeruginosa</i>のヘミン要求性Small-Colony Variantを検出した1症例

    永野 夏海, 中矢 秀雄, 夏目 聖子, 永田 めぐみ, 本荘 秀康, 河原 隆二, 高田 厚照 医学検査 67 (1), 99-104, 2018

    ...本菌は発育が遅く,ヒツジ血液寒天培地とチョコレート寒天培地には小型コロニーを形成するが,血液成分を含まないMacConkey寒天培地には発育を認めなかった。またTSI培地にも発育を認めず,オキシダーゼ試験陽性,アシルアミダーゼ試験陰性であった。さらにX因子(へミン)・V因子(NAD)要求性試験では,X因子(へミン)要求性を示した。...

    DOI 医中誌

  • モンゴル草原生態系に対する遊牧家畜の影響評価

    中野 智子, 飯島 慈裕, 伊藤 健彦 日本地理学会発表要旨集 2018s (0), 000187-, 2018

    ...また、ヒツジ以外の家畜に係数をかけて、モンゴル国の家畜数評価に用いられるヒツジ数換算(Sheep Unit:SU)をおこなった。2016年8月には現地観測を実施し、柵の内外においてコドラート法による植物地上部バイオマスの測定をおこなった。また柵内外の土壌をサンプリングし、炭素・窒素含有量を測定した。...

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  • 退耕還林期・陝北黄土高原における農牧生産構造の時空間変動

    原 裕太, 西前 出 日本地理学会発表要旨集 2018s (0), 000081-, 2018

    ...また畜産業では,ウマ・ロバ・ラバと,ヒツジを飼育する北西部型,ウシを飼育する南西部型が,植林地拡大期を通じて衰退する過程が示された。<br> さらに,各主成分の変動特性と累積植林面積,気象値との間で相関分析を行うことで,耕地への植林が強く作用したと考えられる合成変数,地域が示唆された。また導出された相関係数の程度に大きな変数差,地域差が存在した。...

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  • 心室中隔におけるI 型フィラメントを有する3次元旋回興奮波

    川島 圭太郎, 谷田部 純弥, 柴田 仁太郎, 山崎 正俊, 本荘 晴朗, 荒船 龍彦 生体医工学 Annual56 (Abstract), S111-S111, 2018

    ...<p> 心室頻拍や心室細動の成因は,渦巻き状の興奮波が異常に旋回し続けるスパイラルリエントリ(Spiral Wave Reentry :SWR)である.近年,ヒツジ摘出心の左心房内に内視鏡を挿入し,左心房の活動電位光学シグナルを2台の高速カメラを用いた光学計測法にて,心内膜と心外膜を同時計測した研究が報告されている.その結果,SWRの旋回中心であるI型フィラメントは,心筋壁厚が急激に変わる部位に定在化...

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  • <b>急性重症僧帽弁閉鎖不全症を発症したAbiotrophia defectivaによる感染性心内膜炎の1</b><b>例 </b>

    湯浅 可奈子, 田寺 加代子, 桝田 浩禎, 毛利 教生, 仲村 輝也, 倉岡 和矢, 松田 守弘, 田村 律, 川本 俊治 心臓 49 (11), 1178-1183, 2017-11-15

    ...発症した1症例について報告する.症例は28歳女性で,2カ月前に歯肉炎のため歯科治療を受け,1カ月前から発熱が続いていた.4日前から労作時呼吸困難と夜間起坐呼吸を自覚し始め,症状が増悪するため救急外来を受診した.心臓超音波所見から,IEによる急性重症僧帽弁閉鎖不全症と診断した.胸部X線写真にてすでに著明な肺うっ血を呈していたため,緊急僧帽弁置換術を施行した.血液培養でグラム陽性球桿菌を検出したが,5%ヒツジ...

    DOI 医中誌

  • 猫胸部側背面から採材した健常皮膚の真皮におけるCD3+およびPax5+リンパ球

    Fickle Daniel C., Scott Danny W., Peters-Kennedy Jeanine 獣医臨床皮膚科 23 (1), 5-8, 2017

    ...<p>ヒトやウシ,ヒツジ,イヌおよびアルパカに由来する健常皮膚の真皮には,非常に小数の常在性T細胞が存在する。本研究では,健康な猫の真皮におけるCD3+細胞(T細胞)ならびにPax5+細胞(B細胞)の分離率を調べることを目的とした。29頭の猫について胸部側背面に由来する健常皮膚の生検を行い,真皮浅層および深層に存在するCD3+細胞ならびにPax5+細胞を免疫組織化学染色により解析した。...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献16件

  • 山地集落の自立への模索

    中台 由佳里 日本地理学会発表要旨集 2017s (0), 100111-, 2017

    ...<BR> 平均的な世帯は、1軒に3,4人の中高年の夫婦を中心に構成され、ウシ・ブタ・ヒツジ・ニワトリを飼う牧畜業を営む。気候的に野菜の栽培には不適であり、ジャガイモでさえ2009年から3年続けて不作であった。農作業は機械化の余裕がなく、労働力は人と馬によるものである。...

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  • 輸入めん羊におけるヨーネ病の摘発と羊型ヨーネ菌の分離

    衛藤 真理子, 仙波 裕信, 岩田 啓, 稲垣 麻由子, 山口 賢郎 日本獣医師会雑誌 69 (11), 678-683, 2016

    <p>ニュージーランド産めん羊の輸入検疫中に,糞便のリアルタイムPCR検査でヨーネ病患畜1頭を摘発し,自衛殺処分した.摘発個体の糞便から0.03〜0.163pg/2.5μ<i>l</i>のヨーネ菌DNAが検出され,回腸〜盲腸と付属リンパ節から最大で14.3pg/2.5μ<i>l</i>が検出された.MGIT液体培地を用いた臓器材料の培養検査では6週目から抗酸菌が認められ,ヨーネ菌DNA量も200…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 参考文献9件

  • スペイン縁辺地域における移牧活動と家畜管理

    淺野 修 人文地理 68 (4), 463-478, 2016

    ...そのため,牧夫は飼料を求めて季節ごとに夏季放牧地と冬季放牧地にヒツジと共に移牧を行なう。時空間の差異を利用する移牧活動による自然環境への適応は生業戦略にとって重要な機能である。生業戦略が家畜の再生産の最大化を目的とするとき,その繁殖管理は牧夫にとってもっとも重要な仕事となる。そこで,本稿では牧夫への聞き取り調査により,移牧活動における繁殖作業を含む家畜管理の技術を報告する。...

    DOI Web Site Web Site

  • ヒツジにおける羊毛食い発現の日内変動

    黄 宸佑, 竹田 謙一 日本畜産学会報 87 (3), 243-246, 2016

    ...ごとの羊毛食い発現回数と,羊毛食い1回あたりのバイト数,羊毛食い発現個体数を記録した.両飼育密度条件下において,夕方の給餌後の時間帯での羊毛食い回数,バイト数が他の時間帯より有意に多かった(<i>P</i><0.05)が,1回あたりのバイト数は有意に少なかった(<i>P</i><0.05).また,1日あたりの羊毛食い発現個体割合は,夕方の給餌後に最も多くなった(<i>P</i><0.05).以上より,ヒツジ...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 参考文献11件

  • 尿中補体C5b-9のラットにおける腎糸球体障害に対するバイオマーカーとしての適格性の検討

    越智 靖夫, Mira KO 日本毒性学会学術年会 43.1 (0), P-46-, 2016

    ...PHNモデルは抗ラット腎皮質抗原(Fx1A)ヒツジ抗体(n=10/評価時点)またはその溶媒(n=4)を雄SD系ラットに投与することで作製し、試験3、6、9および16日に夜間尿を採取した後、剖検を実施した。<br>バリデーション試験では検量線範囲内での直線性、試験内および試験間精度、凍結融解および保存安定性はいずれも良好であった。...

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  • 東京都心部におけるシェアハウスの展開と居住者の地域との関わり

    石川 慶一郎 日本地理学会発表要旨集 2016s (0), 100074-, 2016

    ...<br>本研究は,以下のように分析をすすめる.まず,シェアハウス物件専用の掲載サイトを運営する,株式会社ひつじインキュベーション・スクエアが保有するデータを使用し,東京大都市圏におけるシェアハウスの分布の空間的特徴を示す.次に,台東区に物件をもつ不動産事業者8社へのインタビュー調査をもとに,供給面から都心部のシェアハウス増加の背景を検討する.続いて,台東区の4つのシェアハウスで配布したアンケートの結果...

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  • スペイン縁辺地域における移牧活動と家畜管理

    淺野 修 日本地理学会発表要旨集 2016s (0), 100033-, 2016

    ...本発表においては,スペイン縁辺地域における生産活動を支える移牧活動において,家畜管理の技術を<br>中心とした移牧の実態把握に焦点を合わせる.具体的には聞き取り調査をした牧夫と仲間の牧夫は3,000頭のヒツジを所有しているが,その管理技術の詳細を明らかにした結果,スペイン縁辺地域における移牧の持続性があることがわかった....

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  • アルプス南麓イタリア、フェアナークト村における移牧と観光化

    白坂  蕃 日本地理学会発表要旨集 2016s (0), 100020-, 2016

    ...毎年、6月から9月の3ヶ月は3,000mの国境の峠を越えてオーストリア側のアルプに2,000頭のヒツジを移牧する。彼らは、この放牧地(コモンズ)を紐帯として強固な村落共同体を形成し、移牧を維持している。近年、この移牧に観光客が集まるようになった。本稿では移牧と、その観光化、村民の紐帯としてのコモンズの役割を考える。...

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  • オスラット由来の嗅覚刺激によるメスラット前腹側室周囲核(AVPV)キスペプチンニューロンの活性化およびLH分泌の増強作用

    渡辺 雄貴, 石垣 蓮, 池上 花奈, 家田 菜穂子, 上野山 賀久, 前多 敬一郎, 束村 博子, 井上 直子 日本繁殖生物学会 講演要旨集 109 (0), P-23-P-23, 2016

    ...<p>【目的】メスのラット,ヤギ,ヒツジにおいて,オス由来の嗅覚刺激により黄体形成ホルモン(LH)分泌が増加することが知られており,これはオスの存在下での排卵をより確実にするための現象のひとつと考えられる。嗅覚刺激は,嗅球や扁桃体を介し視床下部に入力すると考えられているが,性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)ひいてはLH分泌促進に至る神経経路は明らかにされていない。...

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  • 『淮南萬畢術』研究序説

    有馬, 卓也 東洋古典學研究 40 1-19, 2015-10-31

    本稿は出土資料学会(平成二五年三月、於慶應大学)、及び伝統医療文化・術数学合同研究会(武田時昌氏主催術数学研究会)での講演(平成二六年十二月、於京都大学)の発表原稿に加筆修正したものである

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  • モンゴル国のステップ地域におけるリグニン法による放牧ヒツジの晩夏から翌春の採食量の推定

    上原 有恒, アユシュ エルデネチメグ, ガンバータル オノントール, 山崎 正史, 進藤 和政 沙漠研究 25 (2), 17-24, 2015

    ...モンゴルでは近年の家畜頭数の急増による草資源の劣化で自然災害のリスクが高まっており,科学的データに基づいた計画的な放牧地管理の重要性が指摘されている.本研究は牧養力算出のための基礎データを得ることを目的に,モンゴル国のステップ地域において放牧されているヒツジの採食量推定試験を実施した.試験は2012年9月から2013年4月に,ウブルハンガイ県タラグトソムの12頭の去勢ヒツジ(試験開始時明け2歳)を用...

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  • ヒツジにおける羊毛食い : 総説

    黄 宸佑, 竹田 謙一 日本家畜管理学会誌・応用動物行動学会誌 51 (2), 65-72, 2015

    ...舎飼いのヒツジにおいて、羊毛食いは深刻な問題となる行動である。羊毛食いは、皮膚を傷つけられる羊毛食い受容個体ばかりでなく、羊毛食い実行個体も食べた羊毛による食滞によって死亡する可能性もある。羊毛食い行動の表現は、ヒツジのウェルフェアに悪影響を及ぼすが、この行動の発現要因については未だ明らかになっていない。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

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