検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 885 件

  • アンテリアハイパーファンクションの実態:その原因と対応策

    荻野 洋一郎 日本補綴歯科学会誌 16 (2), 221-226, 2024

    ...<p> 上顎無歯顎,下顎前歯残存症例において特徴的な口腔状態を示すコンビネーションシンドロームは,アンテリアハイパーファンクションシンドロームとしても認知されている.アンテリアハイパーファンクションという用語は正確に定義されていないが,その用語から下顎前歯による過大な咬合力と推察できる.これは,コンビネーションシンドロームに代表される歯列だけでなく,アイヒナーの分類のC1やB4の歯列においても観察される...

    DOI

  • サッカード型ラインディスプレイの階調特性と空間周波数特性の評価

    川崎 直紀, 町田 優希, 奥村 万規子 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J106-D (4), 290-297, 2023-04-01

    ...本論文では,1次元に並べたLEDを高速に点滅させ,サッカードと呼ばれる眼球運動中に網膜上に画像を知覚させるサッカード型ラインディスプレイに表示させる画像について,知覚感度を考慮した階調の補正手法を提案した.ウェーバー・フェヒナーの法則に基づき指数的な階調補正を行った画像と,従来の線形な階調の画像を比較し,視認性の主観評価を行った.その結果,効果が高いと予想される中階調や高諧調を多く含む画像については...

    DOI

  • カラヤンクイナ幼綿羽のヒナの初記録

    Layusa Cynthia Adeline A., Reynon Jameson B., Garcia Christian I., Donato, DVM Nielsen B., Constantino Adrian M. 山階鳥類学雑誌 54 (1), 223-225, 2022-07-02

    <p>フィリピン北部のカラヤン島固有種であるカラヤンクイナ<i>Gallirallus calayanensis</i>の幼綿羽のヒナについて初めて報告する.ヒナは暗褐色の羽衣で,暗青色の目,赤紫色の脚,白色の卵歯がある紫色の嘴をしていた.2羽の成鳥のクイナがヒナと共に観察された.この観察により,本種の繁殖と行動に関する情報が得られた.</p>

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 電解液を用いない電解加工

    土田 ひなの, 村田 順二 精密工学会学術講演会講演論文集 2022S (0), 433-434, 2022-03-02

    <p>材料表面に微細な構造を生成することで、菌の付着や増殖を抑制することができる。本研究では、固体高分子電解質を用いた電解酸化とエッチングによって半導体表面にマイクロスケールの構造を作製する新規方法を提案する。提案するパターニング方法では、エッチング前の工程を常温かつ大気圧下で行うことが可能であり、大規模な装置を必要としない。また電解溶液やレジストが不要なためコストを削減でき、環境にも優しい方法…

    DOI

  • ヒナの摂食誘導システムにおける個体検出精度向上のための訓練データ拡張

    市原, 禄朗, 宅野, 亮, 辻, 愛里, 新村, 毅, 藤波, 香織 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 205-206, 2022-02-17

    ...開発中の物体検出を用いたヒナの摂食誘導システムにおいて,検出精度の低さが課題となっているため,データ拡張を用いて検出精度を向上させることを試みた.データ拡張は一部併用することで,単独で使用する場合に比べ,より精度が向上することがわかっている.そこで,本研究では近年考案されたデータ拡張や,独自に考案したデータ拡張を組み合わせて使用することで,ヒナの物体検出の精度を向上させるデータ拡張の方法を考案する....

    情報処理学会

  • コロナ禍がわが国の宿泊動向に与えた影響と要因

    佐野 浩祥, 滝沢 勇人, 山浦 ひなの, 大竹 優太 日本観光研究学会全国大会学術論文集 37 (0), 33-37, 2022

    新型コロナウイルス感染症(Covid-19)は、世界の観光産業や観光地に大きなダメージを与えたが、このような感染症の流行は今後も発生し得るため、それに対応したレジリエントな観光地づくりが求められる。本研究は、コロナ禍がわが国の宿泊動向に与えた影響と要因について、V-RESAS のデータを用いて分析したものである。全ての都道府県の宿泊動向においてコロナ禍の影響が確認され、圏域別にみると、従来観光客…

    DOI

  • 局部照明による光の重心が好ましい色温度と照度の組合せに与える影響

    小松 義典, 江越 充, 甲斐 ひなの 人間‐生活環境系シンポジウム報告集 46 (0), 113-116, 2022

    全般照明下でこれまで検討されてきた好ましい照度と色温度の組合せに,局部照明による不均一な光環境で形成される光の重心の偏りがどのような影響を与えるかを把握することを目的とした被験者実験を行った。その結果,不均一な光環境では低い色温度が好まれる傾向があり,低い色温度では光の重心が低いときに評価が高くなる傾向がみられた。また,照度が高いときに光の重心が高い場合の評価が高い評価項目もみられた。

    DOI

  • 複数のブロイラー養鶏場で発生した同一孵化場由来ひなの緑膿菌感染症

    城, 志乃, 千葉, 由純 鶏病研究会報 57 (3), 118-121, 2021-11

    ...2018年9月から翌年2月にかけ複数のブロイラー養鶏場で1~5日齢ひなの死亡羽数が増加しそのうち7養鶏場の病性鑑定の結果,緑膿菌感染症と診断された。これらの幼雛は3種鶏場の種卵由来であり同一の孵化場を経由して導入されていた。汚染原因の把握のため1種鶏場と孵化場を検査したところ種卵の卵殻,孵化場の環境およびワクチン接種器材から緑膿菌が分離された。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 農業活動にともなう撹乱を回避して繁殖するケリ<i>Vanellus cinereus</i>

    脇坂 英弥, 江崎 保男 日本鳥学会誌 70 (2), 131-137, 2021-10-25

    ...ねるごとに低下した.また畦での産卵は5月以降に微増するものの,ふ化成功に至る巣は少なかった.ふ化失敗の要因は,田面では耕起による巣卵の破壊,および湛水にともなう巣卵の水没が大半を占めた.調査地の水田では,4月下旬から5月上旬にかけて耕起がほぼ一斉に実施される.ケリの抱卵日数は約30日であるため,調査地のケリは3月に田面で産卵することにより,人為撹乱が始まる前にヒナをふ化させることができ,実際,3月産卵がヒナ...

    DOI Web Site Web Site 参考文献6件

  • オフィスのデザイン選好による知的生産性への影響構造の違い

    王 紫葉, 劉 子勍, 助田 ひなの, 長澤 夏子, 佐藤 泰, 小島 隆矢, 田辺 新一 日本建築学会環境系論文集 86 (784), 567-577, 2021-06-30

    <p>In pursuit of a sustainable society, office buildings need to be designed to not only improve environmental performance, like in energy efficient buildings, but also the health and intellectual …

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献3件

  • エトピリカ(<i>Fratercula cirrhata</i>)から得られたハジラミ類

    太田 素良, 吉野 智生, 鈴木 夏海, 冨澤 奈美, 伊東 隆臣, 浅川 満彦 日本野生動物医学会誌 26 (2), 43-46, 2021-06-14

    ...<p>  国内水族館で飼育され、孵化後3日で死亡したエトピリカ(<i>Fratercula cirrhata</i>)のヒナの剖検において、多数のハジラミ類が採集された。ハジラミは形態学的にニシツノメドリから報告のある<i>Quadraceps helgovauki</i>と同定された。本種はエトピリカから初めて記録され、また国内初記録であった。</p>...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか2件 参考文献5件

  • 持続可能な社会に資する建築物の省エネ照明:量と質のバランス

    三木 保弘 電気学会誌 141 (4), 199-202, 2021-04-01

    <p>1.はじめに</p><p>建築物の照明は,持続可能な社会に対してどのような役割を果たすのか?と考えてみた場合,高効率なLED照明の採用が進むことで省エネルギーに大きく寄与している,という回答がすぐに浮かぶであろう。</p><p>しかし,生活環境に存在する照明の数は非常に多く,し</p>

    DOI Web Site Web Site 参考文献1件

  • 令和2年度 心理学系卒業論文概要

    井出, 啓子, 足立, 直慈, 岩田, 萌花, 呉, 欽鵬, 高橋, ひかり, 松隈, 快, 松本, 有希保, 水野, ひびき, 吉野, 文菜, 杉浦, 萌野, 野場, 彩乃, 橋本, 雄生, 飯田, 陽奈, 佐藤, 星, 柳本, 有紀, 石川, ひなの, 河合, 祐依, 桑原, 美月, 小島, あやね, 鈴木, 意和, 高木, 郁香, 高橋, 芹奈, 高橋, 美帆, 中村, 和音, 新井田, 卓子, 秦知, 恵子, 古阪, 英土, 本田, 碧衣, 山田, 真平, 山辺, 史織, 山本, 夏実, 鈴木, 亜美, 塚口, 智楓, 古井, 遥 名古屋大学大学院教育発達科学研究科紀要. 心理発達科学 67 63-74, 2021-03-08

    ...リーダーのコミュニケーションに着目して(橋本雄生), 青年期の親子関係と飲酒行動に関する研究 : 自己制御に着目して(飯田陽奈), 喪失体験における反すうと関係性の変化についての検討 : 感情に着目して(佐藤星), 部下によるリーダー認知と上司からの声掛けが部下のワークモチベーションに与える影響(柳本有紀), 仕事と育児の両立の個人差を生む要因についての検討 : 親のストレスコーピングに着目して(石川ひなの...

    機関リポジトリ HANDLE

  • 高分子電解質を用いた電気化学的インプリントリソグラフィ技術の開発

    梅崎 凌平, 土田 ひなの, 村田 順二 精密工学会学術講演会講演論文集 2021S (0), 787-788, 2021-03-03

    <p>物質表面に微細なパターン構造を施すために種々のリソグラフィ技術の研究が盛んに行われているが,装置のコスト面,加工時の周囲環境に制限がある等の課題が存在する.高分子電解質膜(PEM)は陰極/PEM/陽極の電解機構において大気圧下で陽極酸化反応を起こし陽極に酸化膜を生成する.本研究ではこの電気化学反応を用いた新規リソグラフィ技術を提案する.本加工法によりSi基板表面にピッチ420 …

    DOI

  • 幼児の認知能力と非認知特性の関連

    杉浦 ひなの, 春日 晃章, 大坪 健太, 佐藤 善人, 小長谷 研二 教育医学 66 (4), 270-276, 2021

    The purpose of this study was to examine the relationship between cognitive abilities and non-cognitive characteristics for young children. The subjects were 60 young children. Their cognitive …

    DOI Web Site 医中誌

  • 副読本と人形劇による「がんと免疫」教材の試作と実践の試み

    荻原 彰, 森 ひなの, 小西 伴尚 生物教育 62 (3), 140-149, 2021

    <p>高等学校生物の免疫分野における発展的な教材としてがんと免疫系の相互作用を扱う教材を開発し,授業実践でその効果を検証した.まず免疫系によるがん細胞の認識などがん細胞と免疫系の相互作用の各段階の鍵となると思われる内容に絞って学習内容を選択した.次いでその内容を扱った副読本を作成した.副読本の特徴は,がん細胞や免疫に関与する細胞(キラーT細胞)などを人物で表現し,細胞間相互作用を人物どうしのやり…

    DOI Web Site

  • 進路選択における「やりたいこと探し」の動機に及ぼす文化的自己観の影響—親の職業への態度認知を含めた検討—

    北村 英哉, 田村 ひなの 日本心理学会大会発表論文集 85 (0), PC-029-PC-029, 2021

    <p>大学生の就職活動への準備段階として,「やりたいこと探し」にいかに取り組むか,その動機づけについて,自己決定理論に基づく萩原・櫻井(2008)の尺度を用いて検討した。自己決定理論では外発的から内発的へ向かう段階を想定し,内発的な動機は文化的自己観に照らした場合,相互独立的な志向性とより結びつきがあり,他者追随動機,安定希求動機は相互協調的自己観と関係するだろうとの仮説を立て,関東近県を中心に…

    DOI Web Site

  • 育雛期間の進行に伴うアオバズク<i>Ninox scutulata japonica</i>の給餌内容の変化

    溝田 浩美, 布野 隆之, 大谷 剛 日本鳥学会誌 69 (2), 223-234, 2020-10-26

    ...は育雛初期から中期に,生息数の少なかったチョウ目を選択的に給餌するのに対し,育雛後期には,営巣環境中に優占するコウチュウ目を頻度依存的にヒナに与えることが示唆された.また,アオバズクは,育雛期間を通して,チョウ目の頭部,胸部,腹部,およびコウチュウ目の腹部を給餌しており,消化器官が未発達なヒナに柔軟な外骨格のみを選択的に与えていると推察された.今後は,アオバズクの消化器官の発達過程を詳細に調査し,ヒナ...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献4件

  • 北海道における固定式視線誘導柱への鳥類の営巣

    大山 ひかり, 斉藤 真衣, 三上 かつら, 三上 修 日本鳥学会誌 69 (2), 235-239, 2020-10-26

    ...<p>積雪時に視認性を高めるために道路上に設置された固定式視線誘導柱に,鳥類が営巣することが知られている.しかし詳しい調査記録はない.そこで本研究では,2019年6月に北海道七飯町の湖沼「大沼」を囲む道路の固定式視線誘導柱において,営巣している種と巣の数を調査した.調査した218本中89本に穴が空いており,89本のうち14本で餌運びまたはヒナの鳴き声が聞こえ,10本で営巣していると推測される出入りがあった...

    DOI Web Site Web Site 参考文献3件

  • 特産物「タデ藍」の鶏飼料としての給与安全性試験

    丸谷, 永一, 清水, 正明, 藤本, 武, 馬木, 康隆, 松長, 辰司 徳島県立農林水産総合技術支援センター畜産研究課研究報告 = Bulletin of Tokushima Prefectural Agriculture, Forestry and Fisheries Technology Support Center Livestock Research Division (19) 25-27, 2020-03

    ...生産地と結びつく特性と品質を高める肉用鶏生産の確立を目的に,新しく飼料利用を目指す特産物のタデ藍について,飼料安全性評価基準の「鶏ひなの成長試験」に従い安全性を評価した。試験は,市販の配合飼料(基礎飼料)のみ給与する対照区と,タデ藍茎葉(供試資材)を1%または10%含むよう基礎飼料に添加して給与する2試験区の計3区を設定した。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • ディープラーニングを用いた手挿入部品検査の検討

    池田, 渓一郎, 鈴木, ひなの, 高島, 信秀, 倉町, 建士, 梶, 克彦, 内藤, 克浩, 水野, 忠則, 中條, 直也 第82回全国大会講演論文集 2020 (1), 73-74, 2020-02-20

    近年,工場では人材不足,製造物の多様化が進み,目視による検査の自動化のニーズが高まっている.しかし,手挿入部品を用いた少量生産の基板の検査では自動化は難しい.そこで,ディープラーニングによる工場の手挿部品検査の自動化を検討した.対象部品として電解コンデンサーを用いた.部品の写真と3DCG画像を学習データとして物体検出の実験を行った.ディープラーニングの手法としてはSSDを用いた.その結果,撮影し…

    情報処理学会

  • マハレ山塊国立公園のカンムリクマタカによる霊長類捕食

    清家 多慧 霊長類研究 Supplement 36 (0), 31-32, 2020

    ...正確な孵化の日付がはっきりしなかったため、ヒナの羽毛の生え変わり時期から孵化日を11月3日と推定し、それ以降の育雛期における動画データ(計103日、803時間)を分析に使用した。なお、撮影最終日までヒナは巣で親の持ち帰った獲物を食べていた。育雛期間中、獲物の持ち帰りは計46回撮影され、ヒナによる獲物の持ち帰りはなかった。獲物は霊長類が26回と最も多く、うち16回はアカオザルと同定できた。...

    DOI

  • ウシ卵巣の穿刺刺激が卵巣内未成熟卵胞の発育に及ぼす影響

    石川 真空, 庄司 宙希, 畠山 ひなの, 長谷川 昇司, 渥美 孝雄, 森本 素子, 横尾 正樹, 河村 和弘, 小林 仁 日本繁殖生物学会 講演要旨集 113 (0), P-17-P-17, 2020

    <p>【目的】マウスやヒトでは卵巣の小断片化処理が,卵巣内の未成熟卵胞を活性化し,卵胞発育を促すことが報告されている。しかし,ウシ卵巣の小断片化培養では,未成熟卵胞の活性化を示す明確な遺伝子発現は認められなかった(日本畜産学会第126回大会)。そこで本研究では,小断片化培養後に調べる遺伝子を一部変更して発現解析を行うとともに,卵巣に穿刺刺激を与え,胞状卵胞数の推移をウシ生体を用いて経時的に調べた…

    DOI

  • 集団内における動物の個性の生態学的な機能

    風間 健太郎 日本生態学会誌 70 (1), 45-53, 2020

    ...対捕食者防衛と同様に、攻撃的個体は積極的な防衛により自身のヒナだけでなく隣接個体のヒナの生残率も上昇させた。ウミネコでは、集団内における攻撃的個体と非攻撃的個体の比率によって集団の平均的な繁殖成功度が変化することが示唆された。続いて、こうした集団におけるメンバーの個性の比率が集団レベルのパフォーマンスに及ぼす影響についての実証的な研究事例をレビューする。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • 2018年インドネシア・スラウェシ島地震における液状化による地盤流動の要因に関する考察

    吉田 雅穂, Hendra SETIAWAN, 宮島 昌克, 小野 祐輔, 幸左 賢二, 芹川 由布子, 府玻 ひなの 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 76 (4), I_647-I_655, 2020

    <p> 2018年インドネシア・スラウェシ島地震は,島中部のPalu市を中心に死者・行方不明者4,340人,家屋損壊68,451棟という甚大な被害をもたらした.現地調査の結果,Balaroa,Petobo,Jono Oge,Sibalatyaの4地区において液状化による大規模な地盤流動が発生し,人的・家屋被害の主たる要因であったことを確認した.また,現地で行った測量,常時微動観測,スウェーデン式…

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 刻印反応の獲得と維持にかかわる強化随伴性

    森山 哲美 行動分析学研究 34 (1), 103-125, 2019-08-31

    ...<p>本論文では、早成性鳥類のヒナの刻印反応の獲得と維持に関わる問題について解説した。まずLorenz (1935, 1937)の行動生物学的視点を紹介し、さらに知覚・連合学習の視点、Hoffman & Ratner (1973)によるレスポンデント条件づけによる刻印づけの強化モデルと、行動分析学の視点について説明した。...

    DOI Web Site

  • 薬剤を樹幹注入したブナ林の樹冠昆虫と鳥類の生息状況

    谷脇 徹 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 180-, 2019-05-27

    ...鳥類について2018年に巣箱内の繁殖状況を調査した結果、ヤマガラやシジュウカラの繁殖回数とヒナの生存状況は注入林分と対照林分で差がなかった。薬剤を摂取したブナハバチ幼虫が天敵昆虫や鳥類に利用される可能性があり、これを回避・軽減するにはブナハバチを卵や若齢段階で防除することが重要になる。</p>...

    DOI

  • レシピ動画における魅力的な動画の構図分析

    馬場, ひなの, 杉山, 岳弘 第81回全国大会講演論文集 2019 (1), 743-744, 2019-02-28

    スマートフォンやタブレットの普及により、SNS上で意識せずに短編動画を流し見る動画視聴のスタイルへと変化している。新しい動画視聴スタイルの一例であるレシピ動画には、人を惹き付ける視覚的な要因となる画面レイアウト・構図があると仮定し、魅力的な動画で用いられる調理シーンの画面レイアウト・構図を分析し、明らかにする。SNS動画を代表する短編レシピ動画における画面レイアウト・構図を分析するため、一定の条…

    情報処理学会

  • アオダイショウによるオオタカのヒナの捕食事例

    斉藤 裕, 道越 祐一, 紺野 竹夫, 岡田 啓治, 浅川 裕之, 吉田 正人 Bird Research 15 (0), S1-S5, 2019

    ...<p>千葉県流山市市野谷の森では,1992年からオオタカの繁殖が確認されているが,昨年までの27年間で,巣立ちに成功したのは7回のみで,近年は孵化後にヒナが突然消失するという事態が発生し,原因の究明が求められていた.そこで,2017年から監視カメラを設置し監視したところ,2018年5月にアオダイショウによるオオタカのヒナの捕食を確認した. </p>...

    DOI

  • ライブチヒのフェヒネル : グスタフ・テオドール・フェヒナーの系譜(9)

    福元, 圭太 かいろす 56 (別冊), 31-51, 2018-11-17

    ...本稿は本誌に掲載している拙稿「フェヒナーからフロイトへ(3)-グスタフ・テオドール・フェヒナーの系譜(8)-」のシリーズで継続的に取り上げてきた,フェヒナーがフロイトに与えた影響関係に関する論述を離れ,フェヒナーが日本の哲学者・文学者にどのように受容されてきたかを論じたものである。本稿もまたフェヒナー,ヘッケル, ドリーシュを論じることを予定している著書の一部を構成する。...

    HANDLE

  • フェヒナーからフロイトへ(3) : グスタフ・テオドール・フェヒナーの系譜(8)

    福元, 圭太 かいろす 56 (別冊), 18-30, 2018-11-17

    ...本稿は前稿「フェヒナーからフロイトへ(2)-グスタフ・テオドール・フェヒナーの系譜(7)-」1)に引き続きフェヒナーがフロイトのメタ心理学の領域に与えたインパクトのうち,経済的(ökonomisch)な観点に焦点を当てるものである。本稿も前稿に引き続き,ブッグレ/ヴイルトゲンによる大部の論文2)に多くを負っている。...

    HANDLE

  • 養鶏分野における薬剤耐性(AMR)の現状と対策

    鶏病研究会 鶏病研究会報 54 (2), 47-58, 2018-08

    ...抗菌性物質の使用機会の削減には健康ひなの導入,適切な飼養管理,良質な飼料給与,バイオセキュリティの徹底,ワクチンの活用などが必要で,また動物用医薬品である抗菌性物質製剤の効果的な使用に当たり,疾病の的確診断,過去の治療結果,薬剤感受性試験結果などを勘案し,薬剤の選択を行うことが重要である。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • Lichtheimia ramosaが分離され,Aspergillus属真菌の局在が確認されたブロイラーの肉芽腫性肺炎

    稲永, 敏明, 川邊, 久浩, 早田, 春陽, 福岡, 恒, 村田, 美聡, 杉, 晋二, 芝原, 友幸, 花房, 泰子 鶏病研究会報 54 (2), 64-67, 2018-08

    ...病性鑑定の結果,3日齢ひなの肺よりLichtheimia ramosaが分離された。また9日齢ひなの病理組織学的検査では,Aspergillus抗原を有する真菌成分を伴う肉芽腫性肺炎が観察された。さらに,35日齢鶏では慢性化した肺炎病変が認められた。本事例では,導入直後の幼雛期での真菌感染が,このような高い死亡率をもたらしたと考えられ,農場での適切な飼養管理が重要と考えられた。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 調製条件が米飴の成分に及ぼす影響

    鈴木 ひなの, 村上 陽子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 30 (0), 114-, 2018

    【目的】 米飴は、我が国独自に発達した水飴の一つであり、もち米と麦芽を材料として伝統的な製法により作られる。米飴は、麦芽に含まれる糖化酵素を利用して、もち米中のデンプンから麦芽糖を生成するもので、優しい甘さを特徴とする。また、麦芽に含まれるプロテアーゼにより、原料由来の旨味や芳香成分が生成されるため、デンプンを酸で糖化した水飴とは異なり、コクのある風味や味、香りを有する。加えて、調製過程において…

    DOI

  • 05バ-24-ポ-12 立位時の足底への荷重が振動刺激による重心動揺に及ぼす影響

    三浦 有花, 恵良 和鈴, 近成 ひなの, 伊東 太郎 日本体育学会大会予稿集 69 (0), 140_3-140_3, 2018

    <p> 安静立位時に経皮上から振動刺激として外乱を与えると、平衡不安定など感覚情報の入力が増える状況下でその外乱は無視される(Ivanenko1999)。本研究では立位時の支持基底面は一定に、ヒール高を種々操作し、足底前部の荷重圧を変化させた際の振動刺激による外乱の影響を精査することを目的とした。健常若年女性10名を被験者とし、種々の足底荷重(通常の安静立位、ヒール高7cmと14cmの前足部荷重…

    DOI

  • 対数感度と改良型Memoryを用いたMAX-MIN Ant Systemによる巡回セールスマン問題の解法

    磯崎, 敬志, 穴田, 一 第79回全国大会講演論文集 2017 (1), 341-342, 2017-03-16

    ...System という新たなアントコロニー最適化技法(ACO)の提案を行い,それを組み合わせ最適化問題の一種である巡回セールスマン問題(TSP)に適用し,その有効性を検証した.本研究ではACOの一種であるMMAS の収束速度と解の精度の両方を向上させることを目的とし,ACO with Memoryで用いられたMemory の改良型の導入と,フェロモン情報およびヒューリスティック情報にウェーバー・フェヒナー...

    情報処理学会

  • ルリカケスの早春繁殖における餌資源の考察‐ヒナの糞分析および生息環境の動物多様性からの知見‐

    谷 智子, 石田 健, 高 美喜男, 森 貴久 Bird Research 13 (0), A1-A13, 2017

    ルリカケス<i> Garrulus lidthi</i> は奄美大島とその周辺に生息する固有種で,主に森林と林縁で活動する.多くの場合,1月に造巣,2月中旬に孵化し,営巣活動は6月初めまで続くが,この繁殖開始時期はほかの大多数の奄美大島の鳥類よりも早い.繁殖開始を早める戦略は天敵の少ない時期に繁殖することで繁殖成功度を上げるには有利であるが,ヒナを成長させるために必要な餌が繁殖期間を通じて十分に…

    DOI

  • 84. ブロイラーひなの線維素化膿性壊死性卵管炎

    中村 菊保 鶏病研究会報 52 (2), 117-, 2016-08

    Barnesら(2008)の大腸菌症についての病型では,成鶏での大腸菌性卵管炎・腹膜炎・卵管腹膜炎(coliform salpingitis/peritonitis/salpingo-peritonitis),およびひなでの卵管炎(若年性)(salpingitis (jubenile))と分類している。ブロイラーの大腸菌症の発生において,雌でまれに卵管炎を示すものがみられる。成鶏の卵管炎では,全…

    日本農学文献記事索引

  • モモ新品種 'ひなのたき'

    土師 岳, 山口 正己, 八重垣 英明, 末貞 佑子, 鈴木 勝征, 三宅 正則, 木原 武士, 内田 誠 果樹研究所研究報告 = Bulletin of the National Institute of Fruit Tree Science 20 11-20, 2015-09-10

    'Hinanotaki' is a new peach (Prunus persica (L.) Batsch) cultivar for garden or ornamental use. It was released in 2008 by the National Agriculture and Food Research Organization Institute of Fruit …

    DOI 機関リポジトリ 日本農学文献記事索引

  • 71. ブロイラーひなの肝臓における骨髄球腫症

    阿左美 有右 鶏病研究会報 50 (4), 224-, 2015-02

    鶏の骨髄球腫症や骨髄芽球症は骨髄性白血病に含まれ,鶏白血病として届出義務もある重要な疾患である。日本では1990年頃からJ亜群トリ白血病ウイルスによるブロイラー成鶏の骨髄球腫症が発生し問題となったが,近年はほとんどみられなくなっていた。今回の骨髄球腫症は50日齢前後のブロイラーにおいて多発していること,J亜群の関与の可能性が低いことなど,従来の発生とは大きく異なっている。また病理学的には従来の骨…

    日本農学文献記事索引

  • ケリVanellus cinereus の営巣場所,ヒナの離巣,そして繁殖成功

    人と自然 26 (0), 1-7, 2015

    ...ケリの営巣場所選択,ふ化後のヒナの移動,繁殖成功を明らかにするために,2007 年から2011 年の5 繁殖期に,京都府南部の巨椋池干拓地において毎月2 回以上,調査地全体を網羅するルートセンサスをおこない,個体識別した親鳥31 個体の繁殖を継続調査した.ケリの巣はいずれも田面上に設けられていたが,それらの分布は田面中央に集中し,ふ化成功率も田面中央で高い傾向にあった.また,ふ化後のヒナは必ず親鳥とともに...

    DOI

  • 69. 地鶏ひなの脳脊髄炎

    秋山 倫子 鶏病研究会報 50 (3), 170-, 2014-11

    脳・延髄から鶏脳脊髄炎ウイルス(AEV)の特異遺伝子が検出され,脊髄腰膨大部において,大型神経細胞に中心性色質融解がみられたことから,鶏脳脊髄炎(AE)と診断した。AEの特徴病変である大型神経細胞の中心性色質融解は,AEVが神経細胞を強く傷害して壊死させるのではなく,変性を亜急性的に起こさせるため,このような像になると言われている。また,膵臓や筋胃筋層のリンパ球浸潤はAEでしばしばみられる特徴所…

    日本農学文献記事索引

  • 白色のカニは何色が好き?

    竹之前 槙太郎, 日野 裕太, 梶浦 梨央, 中村 眞美, 日野 遥, 渡辺 大雅, 藺牟田 猛, 富山 ひなの, 河野 碧奈美 化学と生物 52 (11), 777-779, 2014

    本研究は,日本農芸化学会2014年度大会(開催地:明治大学)での「ジュニア農芸化学会」において発表され,銅賞を表彰された.宮崎県に生息する絶滅危惧種のカニ,ハクセンシオマネキは繁殖期には白色になる.本研究では,ハクセンシオマネキの色の認識と行動様式について調査し,体色の変化との関係を考察している.非常に興味深い内容であり,本誌編集委員から高い評価を受けた.

    DOI Web Site Web Site

  • 脱臭・消臭脱臭剤技術の概要(総論)

    中津山 憲 におい・かおり環境学会誌 45 (6), 396-401, 2014

    ...<p>臭気対策技術は,化学工業におけるさまざまな操作や,大気汚染防止技術と異なり,ウェーバー・フェヒナーの法則などで示されるような,低濃度で多成分の混合体を嗅覚レベル(嗅覚閾値)までの処理が求められる非常に難しい技術である....

    DOI Web Site Web Site 参考文献1件

  • ヨタカにおける抱雛行動と孵化後のヒナの移動

    才木 道雄, 原口 竜成, 木村 恒太, 守口 海, 高野 充広 山階鳥類学雑誌 45 (2), 98-101, 2014

    On August 1, 2013, a Jungle Nightjar <i>Caprimulgus indicus</i> and two chicks were found in a plantation of hinoki cypress <i>Chamaecyparis obtusa</i> at Chichibu, Saitama, Japan. We observed the …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献2件

  • 参加型調査で収集した各種鳥類の初認,初鳴きのデータ

    植田 睦之, 神山 和夫 Bird Research 10 (0), F33-F36, 2014

    ...気候変動に対する鳥類の反応をモニタリングするために2005年に開始した参加型調査「季節前線ウォッチ」により収集したデータである.モズ(高鳴き),ヒバリ,ウグイス,メジロの初鳴き日,ホトトギス,カッコウ,アオバズク,ツバメ,オオヨシキリ,ツグミ,ジョウビタキの初認日,ヒヨドリの秋の渡り開始日,カルガモのヒナの初認情報も収集した.これらのデータを集計することで,どの種も年により初認時期が違うこと,温暖な...

    DOI

  • ブッポウソウ雛の成長過程における体重と尾羽の変化

    池田 兆一, 土居 克夫, 山崎 智子, 桐原 佳介 Bird Research 10 (0), S1-S4, 2014

    ...2008年から2012年に鳥取県の巣箱で繁殖するブッポウソウのヒナの体重と尾長を測定しヒナの成長過程を把握した.その結果,ブッポウソウのヒナの体重は一度160g位まで増加したが,その後120g前後まで減少した.また,一腹雛の体重と尾長は不揃いなことが多く,その較差には年により差があった....

    DOI

  • 玉川学園におけるチョウゲンボウのヒナの巣立ち

    田淵 俊人 BINOS 20 (0), 1-7, 2014

    ...1 巣立ちに適するヒナの大きさは、親鳥とほぼ同じ大きさである。 2 人工建築物に営巣した場合、人工建築物のパイプから外に出てくることが即ち、巣立ちであるとみなすことができた。 3 巣立ちの時期は、27 年間平均で6 月24 日前後で、時間帯は午前中の8:30 から10:00 に集中し、午後には認められなかった。...

    DOI

  • ニワトリにおいて視床下部漏斗部に特異的発現を示す新規遺伝子の同定

    岩越, 栄子, 橘, 哲也, 谷内, 秀輔, 古満, 芽久美, 益田, 恵子, 浮穴, 和義 日本家禽学会誌 50 (1), 10-15, 2013-04

    ...さらに,推定される83アミノ酸残基からなる神経ペプチドを大腸菌の組換えタンパク質発現系を利用して産出し,その脳室内投与がニワトリヒナの摂食行動に及ぼす影響を調べた。その結果,本神経ペプチドは卵用鶏の摂食行動を抑制するが,肉用鶏の摂食行動には有意な影響を及ぼさないことが明らかになった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site 参考文献22件

  • 異なる誘導換羽の処理方法が肉用種鶏の生産性に及ぼす影響

    富久, 章子, 板東, 成治, 清水, 正明, 笠原, 猛 徳島県立農林水産総合技術支援センター畜産研究所研究報告 = Bulletin of Tokushima Prefectural Agriculture, Forestry and Fisheries Technology Support Center Livestock Research Institute (12) 39-49, 2013-03

    ...取得ヒナの12週齢体重は,試験区間に有意差が無かった。このことから,今回の各換羽処理は,誘導換羽後に得られたヒナの発育体重に,影響が無かったと考えられた。今回,換羽用飼料給与により,WRの生産性が向上する傾向がみられたことから,今後は,換羽処理による損耗を軽減しつつ,産卵再開後の産卵率を更に改善するため,換羽用飼料の制限給餌量及び給餌期間,並びに換羽処理後の早期回復処置について検討する必要がある。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 名古屋種の遅羽性系統の作出と第10世代までの産卵性能の育種選抜

    中村, 明弘, 長尾, 健二, 木野, 勝敏, 野田, 賢治, 宮川, 博充, 内田, 正起 愛知県農業総合試験場研究報告 = Research bulletin of the Aichi-ken Agricultural Research Center (44) 97-107, 2012-12

    ...本研究は、初生ヒナの容易な雌雄鑑別を可能とする羽性遺伝子の導入を図る目的で、遅羽性遺伝子に固定した名古屋種の系統(NG6系統)を作出し、その後、産卵性能の向上を図るため、第10世代(G10)まで選抜育種を実施した。素材鶏の中から遅羽性を示す個体を選抜した後、産卵率、卵重、卵殻色および白斑点出現率の改良を主体とした選抜を実施した。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 飼料用玄米に対するニワトリヒナの嗜好性改善に関する研究

    山長, 聖和, 古瀬, 充宏 日本家禽学会誌 49 (2), 39-43, 2012-10

    自給率向上の目的から,飼料用米の有効利用の途を画策しなければならない。その第一歩として,如何に飼料用米の嗜好性を高めるかが飼料用米利用促進の鍵となる。そこで,ニワトリヒナにおいて,飼料用玄米への着色,風味付け,粒度の加工,市販飼料との混合,あるいは孵化直後の馴化がその嗜好性に及ぼす影響について検討を行った。飼料用米タカナリの玄米を用い,着色,市販飼料の風味付け,粒度の影響を調べたが,嗜好性の改善…

    日本農学文献記事索引 Web Site 参考文献11件

  • 力の集中による欠損の進行

    森本 達也 日本補綴歯科学会誌 4 158-163, 2012

    ...欠損歯列の評価として,咬合三角,アイヒナーの分類,受圧条件,加圧条件などから,症例の全体像の特徴,補綴物の効果とリスク,その後の進行の傾向などを推測している.しかし同じ欠損形態でも,その評価が処置方針に直結しない場合も多々あるため,さらに細かい評価項目を設けて,経過のなかから処置方針を考えていく方法をとっている.今回初期に予想された病態の進行がみられなかった症例を通じて,上記の評価基準の次の評価として...

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 名古屋種の新卵用系統「NG5」の造成

    中村, 明弘, 長尾, 健二, 木野, 勝敏, 野田, 賢治, 宮川, 博充, 内田, 正起 愛知県農業総合試験場研究報告 = Research bulletin of the Aichi-ken Agricultural Research Center (43) 109-118, 2011-12

    ...本研究では産卵性能の更なる向上と初生ヒナの容易な雌雄鑑別を可能とする羽性遺伝子の導入を図る目的で、名古屋種の速羽性の卵用系統(NG5系統)を造成した。素材鶏は卵用系統であるNG4系統の中から速羽性を示す個体を用い、その後、産卵率、卵重、卵殻色および白斑点出現率の改良を主体とした選抜を9世代にわたって実施した。その結果、181-300日齢の産卵率は79-85%の範囲で推移した。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 名古屋種初生ヒナの羽性鑑別の精度

    中村, 明弘, 長尾, 健二, 恒川, 豊芳, 木野, 勝敏, 野田, 賢治, 近藤, 一 愛知県農業総合試験場研究報告 = Research bulletin of the Aichi-ken Agricultural Research Center (42) 107-112, 2010-12

    本研究では愛知県農業総合試験場において系統造成している名古屋種の速羽性系統(NG5系統)の雄と遅羽性系統(NG6系統)の雌を交配させて得られた初生ヒナについて羽性鑑別の精度を調査した。試験1では初心者と熟練者による羽性鑑別の精度を比較した。その結果、性判別の適合率は初心者で96.4%、熟練者で99.3%と、熟練者の方が初心者と比べて、羽性鑑別の精度が高い傾向が認められた。試験2は6回の孵化にわた…

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 電照栽培による8月上旬、9月中旬収穫に適した小ギク品種の選定

    成山, 秀樹, 月時, 和隆, 執行, 明久 福岡県農業総合試験場研究報告 (29) 60-64, 2010-03

    ...8月上旬収穫目標については、14品種を供試し、「精ちぐさ」、「精ひなの」、「舞人」、「こばと」の4品種を適品種として選定した。9月中旬収穫目標については、13品種を供試し、「桃星」、「花絵」、「白水」、「せせらぎ」、「KSメイト」、「しずか」、「秋の星座」の7品種を適品種として選定した。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • ブロイラーひなの卵黄嚢上皮細胞に感染性を示すトリアデノウイルス感染症

    福岡, 寛之, 佐々木, 淳, 岡田, 幸助, 川崎, 武志, 御領, 政信 鶏病研究会報 46 (3), 181-187, 2010-01-01

    死亡率の上昇とともに剖検時に肝臓の腫大・退色および大きな卵黄嚢の遺残が認められた16日齢ブロイラーひなにおいて,病理組織学的に封入体肝炎の他に卵黄嚢上皮細胞に好塩基性核内封入体が形成されていた。死亡鶏の凍結肝臓より作製した肝乳剤を鶏腎細胞に接種したところ,好塩基性核内封入体を形成するウイルス(8754株,8755株)が分離され,3代継代したのち,Line-M系由来のSPF初生ひなを用いて再現実験…

    機関リポジトリ 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献2件 参考文献23件

  • 落葉樹の展葉に伴うイヌワシAquila chrysaetosの給餌様式の変化

    布野 隆之, 関島 恒夫, 阿部 學 日本鳥学会誌 59 (2), 148-160, 2010

    ...の総搬入量は,ノウサギからヘビ類に切り替わることで減少する傾向があった.観察したつがいの中で,給餌動物の切り替わりが育雛期間中に生じたヒナの全長は,餌の切り替わりが生じなかったヒナに比べ小さかった.以上の結果より,ニホンイヌワシは展葉の進行に伴ってヘビ類に特化した餌利用に切り替わるが,総給餌量が減少することにより,それがヒナの成長に影響を及ぼしたことが示唆された....

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献45件

  • 生タラコの官能評価値と機器分析値への共分散構造分析の適用

    上田 玲子, 荒木 徹也, 柴田 真理朗, 相良 泰行, 杉山 公教, 千葉 智 日本食品科学工学会誌 57 (8), 326-335, 2010

    ...代表的な市販生タラコ18品目(<I>n</I>=576)の官能評価および機器分析データに共分散構造分析を適用した結果,「外観評価」,「味・風味・食感評価」および両者を統合した「総合評価」の3つの因果モデルが得られた.また,官能評価値と機器分析値との相互関連性を検討するためには,機器分析値にウェーバー・フェヒナーの法則を適用し,その対数値を共分散構造分析の入力変数とすることが有効であることが分かった....

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 参考文献14件

  • 福島市小鳥の森におけるサンコウチョウの繁殖生態と繁殖環境

    鈴木 弘之, 味岡 祐希, 高橋 清, 黒沢 高秀 日本鳥学会誌 59 (2), 168-173, 2010

    ...毎年サンコウチョウの営巣が確認されている福島市小鳥の森において,2006年および2007年に繁殖行動および営巣環境について調査を行った.多くのサンコウチョウは6月初旬に造巣を始め,繁殖成功した3巣ではヒナが7月下旬前に巣立った.なわばり(平均;4.25 ha)は既存の報告(平均;2.1 ha)よりも広く,立地は大部分が一つの谷の中にあった.雄の抱卵時間と雌の抱卵時間はほぼ同じであった.雌の給餌頻度はヒナ...

    DOI Web Site 参考文献20件

  • ピアノ演奏における楽譜と鍵盤間の視線移動について

    夏目 佳子 音楽教育学 40 (1), 14-25, 2010

    ...視線移動の必要な場所があるリヒナーの「みじかいおはなし」を実験課題曲とした。実験にはビデオカメラを左右方向より2台使用し, 手と視線の移動のタイミングを録画し, データを解析した。</p><p> その結果, 演奏する音の鍵盤間隔が広く, 次への移動が難しい箇所において, 演奏者が余裕をもち演奏できる時間が必要であり, 視線移動のタイミングが遅れると停滞・遅延をおこすことが明らかになった。</p>...

    DOI Web Site

  • 薩摩鶏新交雑鶏の作出に関する研究

    内村, 正幸, 上山, 勝行, 吉田, さやか, 手塚, 博愛, 財部, 祐至, 福永, 哲也 鹿児島県農業開発総合センター研究報告. 畜産部門 = Bulletin of the Kagoshima Prefectural Institute for Agricultural Development. Livestock industry (3) 69-78, 2009-03

    ...3.交雑ひなの育成率と仕上がり体重はBP系がNH系よりやや優れていたものの、増体に対する飼料要求率は差が見られなかった。4.これらの結果から、薩摩鶏の雄を活用した新しい地鶏を作出するための母系の品種は、BPとした。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 日本産ヒナノシャクジョウ属植物の菌根菌

    馬田 英隆, 辻田 有紀, 遊川 知久 日本菌学会大会講演要旨集 53 (0), 31-31, 2009

    ...【目的】ヒナノシャクジョウ科の植物はいずれも光合成を行わず,菌根菌から有機炭素を得て生育する菌類従属栄養植物である.日本に自生するキリシマシャクジョウの菌根菌については,すでに寺下・川上(1991)によりAM菌であることが明らかになっているが,日本産ヒナノシャクジョウ科の菌根菌について分子レベルで特定を試みた報告はない.そこで,本研究では キリシマシャクジョウ,シロシャクジョウおよびルリシャクジョウ...

    DOI

  • 西田幾多郎の『善の研究』とウィリアム・ジェイムズ

    横田 理博 宗教研究 83 (3), 789-811, 2009

    ...第二に、科学の抽象性よりも現実そのままの豊かな光景を本質的なものとするフェヒナーの思想に両者は共感している。しかし、ジェイムズが「多元論」的立場をとるのに対して、西田は「一元論」的な立場をとる。...

    DOI Web Site

  • セラム・アンボン島(マレシア東部)の蘚類フロラX.

    人と自然 20 (0), 15-28, 2009

    ...セラム・アンボン島から採集された蘚類の報告シリーズの10 番目となるもので,本報告において,タマゴケ科(4属8 種),アオギヌゴケ科(1 属1 種),ハリガネゴケ科(6 属16 種),キンシゴケ科(2 属3 種),ヒナノハイゴケ科(1属1 種),イワダレゴケ科(1 属1 種),ハイゴケ科(一部;6 属9 種),チョウチンゴケ科(3 属5 種),タチヒダゴケ科(6 属24 種),ニセウスグロゴケ科(1...

    DOI

  • 競合排除資材によるひなのサルモネラ対策

    今井, 康雄, 熊谷, 直祐, 田中, 剛志, 小川, めぐみ, 佐藤, 静夫 鶏病研究会報 44 27-36, 2008-09

    国内で市販されている4種類の競合排除(competitive exclusion:CE)製品(CE製品)の効果を相互に比較するため、腸管内のサルモネラの増殖抑制と定着阻止・排除、臓器へのサルモネラの侵入阻止およびprotection factor(PF)値の4点についてCE効果を評価した。その結果、いずれの評価方法においても凍結または凍結乾燥されていないundefined …

    日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献1件 参考文献39件

  • Salmonella InfantisおよびCampylobacer jejuni混合感染鶏における両菌の体内動態

    岡村, 雅史, 野口, 美穂子, 永井, 寿宗, 小原, 諭, 久保, 卓司, 園部, 雅葉, 竹原, 一明, 中村, 政幸 鶏病研究会報 44 (2), 67-74, 2008-08

    ...本研究では、サルモネラおよびカンピロバクター共通の感染伝播防御資材の評価を可能にする両菌混合感染実験系の確立を目的として、両菌それぞれの低ドーズ・高ドーズの接種菌量を用いてブロイラーひなのそ嚢内に接種し、混合感染および単独感染時における菌数動態を比較した。実験1では、S. InfantisおよびC. jejuniを群内10%のseeder birds(SB)に接種した。実験2ではS....

    日本農学文献記事索引

  • 孵化時にみられた採卵鶏ひなの背後方屈曲(頚曲がり)

    有藤, 翔平, 御領, 政信, 佐々木, 淳, 斎藤, 文也, 山中, 綾子, 岡田, 幸助 鶏病研究会報 44 (1), 9-14, 2008-05

    孵化直後から一過性に頚が背後方屈曲(頚曲がり)、後弓反張様姿勢を示し、重度の個体のほとんどが、強制給餌・強制飲水を行わなければ致死的経過をたどる採卵鶏ひな群に遭遇した。今回、頚曲がりの症状の発生病因を明らかにし、遺伝的背景を明らかにすることを目的として、病理学的に検索するとともに飼育実験を行った。実験群は、初生の発症ひな(A群)、症状を示し強制給餌・強制給水を行い18日間飼育したひな(B群)、約…

    日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献1件 参考文献9件

  • 採卵鶏ひなのイオノフォア中毒による神経病変

    渡邊 理, 丸尾 喜之, 小倉 裕司, 亀山 衛, 三木 隆広, 中山 卓也 日本獣医師会雑誌 61 (7), 525-529, 2008

    1995年8月, 採卵鶏の幼すうが13日齢頃より食欲不振, 発育不良, 沈鬱, 脚弱症状, 視力障害を呈し約10%のひなが衰弱死した. 発症鶏に肉眼病変はなかったが, 病理組織学的検査で, 視葉, 延髄, 脊髄, 網膜などに空胞形成を認め, 脚部の骨格筋にも軽度の筋変性を認めた. 視葉および脊髄の電子顕微鏡観察で, 髄鞘のミエリン層板の解離による大小不同の空胞形成を認めた. …

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献17件

  • 地域自立高齢者の自己評価に基づく咀嚼能力と栄養状態,体力との関係

    村田 あゆみ, 守屋 信吾, 小林 國彦, 本多 丘人, 野谷 健治, 原田 江里子, 柏崎 晴彦, 黒江 敏史, 黒嶋 伸一郎, ヌルモハマドモンスル ハッサン, 中川 靖子, 岸屋 雄介, 村松 真澄, 井上 農夫男 老年歯科医学 22 (3), 309-318, 2007

    [Objectives] A decline in ADL impairs elderly persons'independence. ADL is related to nutritional status and physical performance and these may be influenced by masticatory ability. Self-assessed …

    DOI 医中誌 被引用文献4件 参考文献36件

  • 中国へ導入した岡山大学方式合鴨農法の技術的検証と評価 ―0日齢ヒナの生存率と水田雑草の植生について―

    岸田, 芳朗, 陳, 少峰, 陳, 亮, 張, 培華, 丘, 栄偉 岡山大学農学部センター報告 28 (1), 16-19, 2006-12

    農薬と化学肥料を使用しない有機農業のひとつとして合鴨農法(合鴨;アイガモ・アヒルなど水禽類)が、日本国内で普及し始めて16年を経過した。この農業生産システムは水田内における草や虫の生物相を、そして、水稲の株間の未利用空間を、それぞれ農業資源として位置づけたところに大きな特徴がある。すなわち、この農法は水田内を水禽類の飼育の場としてとらえ、これまで農薬によって駆除してきた草や虫を雑食性である鴨の補…

    機関リポジトリ

  • 養鶏場におけるカンピロバクター汚染状況

    小野, 一晃 鶏病研究会報 42 27-32, 2006-09

    ...ヒナの導入直後には菌はまったく分離されなかったが、ヒナを導入してから20日目(9月12日)に、1つの鶏舎内の糞便から菌が分離され、翌週(9月19日)にはこの鶏舎内の糞便7/8検体と、隣の鶏舎内の糞便4/8検体から菌が分離された。さらに、その翌週(9月26日)には養鶏場内のすべて(4つ)の鶏舎内の糞便と、水飲み場の水から菌が分離された。...

    日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献2件 参考文献10件

  • 高産卵性を目標としたウコッケイの改良と普及

    上田, 雅彦 和歌山県農林水産総合技術センター研究報告 (7) 89-93, 2006-03

    ...1999年から2004年にかけて実施したウコッケイの育種改良および2004年度に行ったウコッケイひなの配布状況について取りまとめた。産卵率をもとにした5世代にわたる選抜育種の結果、初産日齢、産卵率、卵重等の産卵性能が向上した。また、飼料の利用性も向上したが生存率は低下した。ウコッケイのひなは1年間で1000羽配布し、そのうち雌が88%を占めていた。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • タンチョウの四季

    林田 恒夫 日本歯科理工学会学術講演会要旨集 2005s (0), 121-121, 2005

    ...2卵めを1~2日遅れて産むために1卵産むと直ぐ抱く鶴はヒナの誕生も第2子は1~2日遅れる。第2子が誕生して翌日には、巣の近くで餌を探す親鳥に餌を貰いに近づくことにより巣から離れて行く。餌はヨコエビなどの小さな水棲動物を親の嘴からヒナの嘴へと嘴移しで与える。生まれて1週間くらいの間は巣から100 m以内の間で餌探しをしている。...

    DOI

  • 高齢者における臼歯部咬合支持の有無が捕食時口唇圧に及ぼす影響

    田村 文誉, 小沢 章, 花形 哲夫, 菊谷 武, 向井 美恵 老年歯科医学 20 (1), 10-16, 2005

    ...天然歯による臼歯部の咬合支持のある者 (アイヒナーの分類B3以上) は13名, ない者は18名であり, ない者は全て義歯を使用していた。口唇圧の測定装置は, スプーンに埋設したストレインゲージ式圧力センサ (共和電業社PS-2KA) を用い, 術者が圧力センサ付きスプーンに1gのヨーグルトをのせて摂食介助し, スプーンを上下の口唇で挟んで捕食する際の圧力を測定した。...

    DOI 医中誌 被引用文献6件 参考文献16件

  • 歯科補綴領域でのQOL評価指標の検討

    竹中 めぐみ, 細川 隆司 九州歯科学会総会抄録プログラム kds65 (0), 26-26, 2005

    ...のなかった38名(男性16名,女性22名,平均年齢59.6±14.5歳)を解析対象者とし、再調査を行った12名について再現性の検討を行った.内的整合性を示す領域ごとのCronbachのα係数は機能的な問題:0.52、痛み:0.22、不快感:0.88、身体的な困りごと:0.85、心理的な困りごと:0.82、ハンディキャップ:0.82であった.再現性を示すκ値は、不快感の領域の項目を除いて良好であった.アイヒナー...

    DOI

  • 検定ひなの性能調査(2)

    内村, 正幸, 上山, 勝行, 吉田, さやか, 財部, 祐至 鹿児島県畜産試験場研究報告 (38) 105-107, 2004-12

    雄鶏として薩摩鶏,雌鶏候補としてニューハンプシャー及び横斑プリマスロックを交配して得られた二元交雑鶏の生産性を調査し,薩摩鶏を活用した肉用鶏作出のための組合せを検討した。1 育成率は,薩摩鶏×横斑プリマスロックの組合せが高かった。2 体重及び増体量は,薩摩鶏×横斑プリマスロックの組合せが優れていた。3 飼料要求率は,薩摩鶏×ニューハンプシャーの組合せがやや優れていた。4 …

    日本農学文献記事索引

ページトップへ