検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 42,879 件

  • エコフィード配合割合が異なる飼養条件下で生産された「紀州和華牛」の肉質特性

    松橋 珠子, 長堀 百花, 後藤田 実咲, 後藤 洋人, 宮本 泰成, 白木 琢磨 近畿大学先端技術総合研究所紀要 (29) 35-42, 2024-03-31

    ...ロース肉の理化学分析では、対照区に比べ試験区でビタミンE含量、リノール酸割合、多価不飽和脂肪酸割合が有意に高く、脂肪融点が有意に低くなっていた。また30%区では粗脂肪含量が有意に少なく、50%区ではパルミチン酸割合が有意に低くなっていた。試験区でビタミンE量が有意に多かったのはエコフィード中にビタミンEが多く含まれていたことによると考えられた。...

    DOI 機関リポジトリ

  • 地域在住高齢者における骨質と身体活動の関連性

    赤井 滉基, 永井 宏達, 松沢 良太 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 164-164, 2024-03-31

    ...調整変数は年齢、BMI、栄養素摂取量 (カルシウム、ビタミンD、ビタミンK)、服薬数、疾患 (腎臓病、糖尿病)とした。 </p><p>【結果】</p><p> 単変量の相関分析を行った結果、男女ともにcSOSと身体活動との間に有意な関連は観察されなかった。さらに、交絡因子を考慮して重回帰分析を行った結果においても、男女ともにcSOSは身体活動と関連を示さなかった。...

    DOI

  • ビタミンDとがんの関連:メンデルランダム化法による検討

    片桐 諒子 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 63-63, 2024-03-31

    ...これらによるビタミンD濃度の分散説明率は、各3.7%、 6.7%であった。様々なMR解析の方法を用いたものの、遺伝的に予測される血中25-ヒドロキシビタミンD濃度と全がん、大腸がんとの間には、いずれにおいても有意な関連は認められなかった。...

    DOI

  • 千葉県産の小カブの抗酸化能

    田中 佑季, 佐塚 正樹 千葉県立保健医療大学紀要 15 (1), 1_60-1_60, 2024-03-31

    ...</p><p>(考察)</p><p> アスコルビン酸は水溶性成分であり,今回の検討で得られたBAP値に強く関連する成分であると思われたが,測定結果と日本食品成分表のビタミンCの数値の間に剥離が見られた.カブの根はliquiritinや4,4’-dihydroxy-3’-methoxychalconeなどのフラボノイドを含むため,アスコルビン酸よりフラボノイドをはじめとした非栄養成分の影響をより強く受...

    DOI

  • 女子高校生における朝食時に菓子パンを食べる習慣と食品・栄養素摂取量の関連

    内田 あや, 山本 ちか, 渡辺 和代, 冨田 美菜子, 小濵 絵美, 加藤 恵子 東海公衆衛生雑誌 11 (2), 179-189, 2024-03-21

    ...菓子パン摂取無群に比べ菓子パン摂取有群において,習慣的な摂取量が有意に少なかった栄養素は,たんぱく質エネルギー比率,ビタミンD,ビタミンK,ビタミンB<sub>1</sub>,ビタミンB<sub>2</sub>,ナイアシン,ビタミンB<sub>6</sub>,ビタミンB<sub>12</sub>,カリウム,カルシウム,マグネシウム,リン,鉄,亜鉛,銅であった。...

    DOI

  • 給食における大量調理の汁物の栄養価算出に関する研究

    加藤 千穂, 駿藤 晶子 神奈川県立保健福祉大学誌 21 (1), 91-99, 2024-03-08

    ...その結果、カルシウム、ビタミンB1、ビタミンCの実測値は、八訂食品成分表による計算値の原材料『生』より高く、計算値の調理後『ゆで』が最も低い値であり、一方、鉄、レチノール活性当量、ビタミンB2の実測値は、計算値の調理後『ゆで』より最も低い値であった。  ...

    DOI 機関リポジトリ

  • 妊娠期間中の妊婦の食費及び栄養素等摂取量の変化—児の出生体重別検討—

    宇野 薫, 林 芙美, 武見 ゆかり 日本健康教育学会誌 32 (1), 15-27, 2024-02-29

    ...増加した.出生体重群別では,1日当たり食費は,3,000 g以上群は増加,2,500 g以上3,000 g未満群は減少,2,500 g未満群では有意な変化はみられなかった.栄養素等摂取量では,すべての群で中期から後期に,エネルギー及び多くの栄養素摂取量が増加した.妊娠中期では出生体重群別に摂取量の差はほとんどなかったが,妊娠後期では,2,500 g未満群が他群に比べ,たんぱく質,食物繊維及び複数のビタミン...

    DOI

  • 20~50歳代女性55名の骨代謝評価と関連要因の分析

    長谷川 秀隆, 長谷川 結香, 松木 秀明 日本運動器看護学会誌 19 (0), 047-055, 2024-02-29

    ...<p>本研究目的は,ピークボーンマスに達する20歳代から更年期に差し掛かる50歳代の女性を対象に骨代謝評価を行い,骨代謝回転の傾向と年齢,体重,BMIやカルシウム,ビタミンD, ビタミンKの摂取栄養素,そして運動習慣との関連性について検討することである.分析の結果,象限III slow resorption群は,象限I fast formation群と比較して,年齢が高く,また体重と骨密度は低い傾向...

    DOI

  • 栄養欠乏性およびアルコール性神経障害による下肢痛に対し脊髄刺激療法が有効であった1例

    半田 舞, 瀬浪 正樹, 藤田 良子, 片桐 知明, 撰 圭司, 中布 龍一 日本ペインクリニック学会誌 31 (2), 51-54, 2024-02-25

    ...は正常化したが症状改善なく,疼痛緩和目的で当科紹介となった.内服や光線療法による保存療法では疼痛コントロールが困難であった.SCS試験刺激を施行したところ,術後より症状の改善が得られたため,本植え込み術を施行した.糖尿病,ビタミン欠乏,アルコール依存などによって起こる代謝性/栄養欠乏性神経障害は原疾患の治療後も疼痛管理に難渋することがあるが,本症例のようにSCSが著効する場合があり,SCSは保存療法...

    DOI

  • GPIアンカーとその欠損症

    村上 良子, 木下 タロウ Trends in Glycoscience and Glycotechnology 36 (209), J1-J5, 2024-01-25

    <p>糖脂質であるグリコシルホスファチジルイノシトール(GPI)は150種以上のタンパク質のC末端に結合し細胞表面に繋ぎ止めるはたらきをしている。その生合成には30遺伝子が関与しており、それらの遺伝的な変異により知的障害、運動発達の遅れ、てんかんなど神経症状を主症状とする先天性GPI欠損症を発症する。一方後天性のGPI欠損症として造血幹細胞の<i>PIGA</i>遺伝子の突然変異を原因とし、補体…

    DOI Web Site 参考文献15件

  • 新規変異を伴う家族性protein S欠損症

    佐野 智紀, 千種 恭輔, 宇佐美 真奈, 服部 由香, 久村 千津世, 永春 圭規, 山本 美和 医学検査 73 (1), 142-146, 2024-01-25

    ...プロテインS(protein S; PS)は分子量84,000のビタミンK依存性の凝固関連タンパク質の一つで,肝臓で産生される。血中では40%が遊離型,60%がC4b-binding protein(C4BP)との複合体として存在している。PS欠損症は邦人を含めアジア人種において頻度が高い疾患である。今回我々は新規の<i>PROS1</i>遺伝子変異を検出した患者を経験したため報告する。...

    DOI

  • レチノール飽和化酵素によるフェロトーシスの制御

    真鍋 祐樹 ファルマシア 60 (3), 240-240, 2024

    ...フェロトーシスとは,自由鉄依存的に過剰蓄積した酸化リン脂質による非アポトーシス性プログラム細胞死である.様々な疾患との関連が明らかになりつつあり,特に,がんの新たな治療戦略として注目を集めている.抗酸化作用を有するビタミンEやその代謝物のビタミンEヒドロキノン,さらにビタミンKなどがフェロトーシスを抑制する食品成分として知られている.最近,これらに加え,ビタミンAもフェロトーシスに関わることが報告された...

    DOI

  • 生命金属元素鉄の新たな役割と治療応用

    池田 康将 四国医学雑誌 79 (5.6), 229-236, 2024

    ...栄養素は,三大栄養素であるタンパク質,炭水化物,脂質を含む多量栄養素と,ビタミン・ミネラル類を含む微量栄養素に大別される。更にミネラルは,多量ミネラル7種類(カルシウム,リン,カリウム,硫黄,塩素,ナトリウム,マグネシウム)と微量ミネラル9種類(鉄,亜鉛,銅,マンガン,クロム,ヨウ素,セレン,モリブデン,コバルト)に分類される。必須微量栄養素には7つの金属元素が含まれている。...

    DOI

  • ホモ接合性先天性プロテインC欠乏症小児の骨折に対する周術期管理

    土橋 里美, 奥野 はるな, 川島 淳, 大和 玄季, 小川 孔幸, 内山 由理, 松本 直通, 滝沢 琢己 臨床血液 65 (3), 164-168, 2024

    ...骨折観血的固定術に際し,warfarinを中止し,ビタミンKによる拮抗を行い活性型PC(APC)製剤を併用した。一方,予定手術として行った抜釘術は低侵襲のためwarfarin投与下で施行し,いずれの手術でも血栓症や出血の合併症を認めなかった。先天性PC欠乏症に対する緊急手術ではビタミンK投与とともにAPC製剤併用も候補の1つとして検討される。...

    DOI PubMed

  • 備蓄食・ローリングストック法を活用した食事・栄養摂取に関する検討

    保井 智香子 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 64-, 2024

    ...</p><p></p><p>2 災害時の栄養摂取状況</p><p> 東日本大震災時の宮城県および女川町避難所で提供されていた食事,今から約70年前の1953年7月18日に和歌山県御坊市で発生した大水害の際の炊き出し記録から算出した栄養素等摂取量では,たんぱく質,ビタミンB<sub>1</sub>,ビタミンB<sub>2</sub>,ビタミンC摂取量は厚労省による避難所の栄養参照量を満たしていなかった...

    DOI

  • 妊娠期の体型満足度と栄養素摂取量の関連

    原田 梨央, 白石 三恵, 倉嶋 優希, 千葉 貴子, 松﨑 政代 日本助産学会誌 advpub (0), 2024

    ...体型満足度と栄養素摂取量に有意な関連が見られ,体型不満足群の摂取量が最も少なかった栄養素は,脂質,総食物繊維,カリウム,カルシウム,鉄,マグネシウム,α-トコフェロール,ビタミンB<sub>1</sub>,ビタミンB<sub>6</sub>,葉酸であった。...

    DOI Web Site 参考文献31件

  • ビタミンD の代謝調節と体内時計の関与について

    山本 浩範, 石黒 真理子, 福田 詩織, 中橋 乙起, 田中 更沙, 増田 真志, 武田 英二, 竹谷 豊 四国医学雑誌 79 (5.6), 209-214, 2024

    ...本稿では,腎疾患におけるビタミンDの欠乏・不足,日内リズムとの関係,ビタミンD代謝調節の研究から明らかになったエネルギー・コレステロール代謝との関連,ライフステージにおけるリン感受性の違いや異所性石灰化の発症リスクについて紹介する(*本稿中,ビタミンDはビタミンD3とビタミンD2の総和を意味する)。</p>...

    DOI 機関リポジトリ

  • ビタミンKとビタミンK関連物質による抗炎症作用とその機序

    大崎 雄介, 白川 仁 日本栄養・食糧学会誌 77 (2), 103-108, 2024

    ...その作用点はビタミンKの標的分子よりもさらに上流にあるインターロイキン1受容体関連キナーゼ1 (IRAK1) の活性化の抑制によるものであった。また, ビタミンKは精巣において炎症時に活性化されるNF<i>κ</i>Bを抑制することによりテストステロン産生の減少を抑える可能性や, ビタミンKやGGOHが脳ミクログリア細胞での炎症も抑制する可能性も示されている。</p>...

    DOI

  • 維持血液透析患者におけるエテルカルセチドからウパシカルセトへの切り替えの検討

    吉澤 拓, 松本 洋平, 森田 るりの, 内藤 祐子, 高橋 直子 日本透析医学会雑誌 57 (1), 5-14, 2024

    ...とし,52週間後まで観察した.切り替え後2週目でwhole PTH値は低下傾向を認め,その後8週目までは上昇傾向となり,10週目から51週目にかけて低下傾向を認めた.切り替え後1週目に補正Ca値は一過性の低下を認めたものの,速やかに切り替え前値に回復した.その後も,補正Ca値は大きな変動なく推移した.また,観察期間中に投与中止に至るような重篤な低Ca血症などの症例は認められなかった.また,併用するビタミン...

    DOI Web Site 参考文献17件

  • 在来クルミ2 種とマテバシイの栄養成分

    古川 拓哉, 小柳 知代, 鹿内 彩子, 関山 牧子, 松浦 俊也 森林総合研究所研究報告 22 (4), 191-198, 2023-12-22

    ...オニグルミはγ-トコフェロールとビタミンB<sub>1</sub>の値が他のクルミ種よりも高く、マテバシイはビタミンK<sub>1</sub>とビタミンCがクリ属よりも高かった。全重量に対する非可食部の重量比 (廃棄率) はオニグルミ73.6%、ヒメグルミ72.1%、マテバシイ35.3%であった。</p>...

    DOI

  • メタノール中毒にて失明したアルコール性肝硬変の1例

    梅谷 聡太, 宮﨑 将之, 立花 雄一, 上田 哲弘, 明石 哲郎 肝臓 64 (12), 618-623, 2023-12-01

    ...<p>症例は50代男性.アルコール性肝硬変にて当科通院中であった.両目の視力低下で救急外来を受診し,頭部MRIで異常を認めず,眼科,脳神経内科にコンサルトしたが視力低下の原因は不明で当科入院となった.肝性脳症を疑い治療を行うも視力の改善なく,代謝性脳症が疑われ脳神経内科に転科となった.頭部MRIを再検し,拡散強調画像で両側基底核に高信号域を認め,代謝性脳症や薬剤性脳症が疑われた.ビタミンB1大量静注...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献9件

  • 独居高齢者の調理状況タイプの分類と食事内容の関連

    外川 恵, 武見 ゆかり, 林 芙美, 石川 みどり 栄養学雑誌 81 (6), 319-334, 2023-12-01

    ...</p><p>【結論】煮る・炊くといった調理と一次加工食品の利用を組み合わせた食事の準備は,多様な料理や複数のビタミン・ミネラルを多く含む食事につながると示唆された。</p>...

    DOI Web Site 参考文献26件

  • ストレプトゾシン誘発糖尿病性白内障モデルラットにおけるアセロラ投与による影響

    茶谷 桃花, 斎藤 直美, 吉岡 正浩, 木下 勇一, 中村 花恵, 橋本 優希, 竹之内 明子, 義澤 克彦 Functional Food Research 19 (0), 90-99, 2023-10-12

    ...<p>【目的】白内障とは,水晶体が白濁し視力が低下する病気であり,失明原因として世界で最も多い.白濁の原因には酸化ストレスが関与しているとされている.また,糖尿病は生活習慣病の主要な疾患であり,糖尿病を罹患する患者は白内障の発症も進行も早い.本研究では,ストレプトゾシン(STZ)誘発糖尿病性白内障モデルラットを用いて,ビタミンC を多く含有し,高い抗酸化作用を持つアセロラパウダーVC30 で作成した...

    DOI

  • COVID-19 対策におけるグルコサミンおよびN-アセチルグルコサミンの有用性

    蒲原 聖可 Functional Food Research 19 (0), 39-44, 2023-10-12

    ...<p>COVID-19 対策として,SARS-CoV-2 感染予防やCOVID-19 の重症化予防,治療,後遺症対策における機能性食品成分の有用性に関する研究が進められている.すでに,ビタミンやミネラル,ハーブ類などのエビデンスが数多く報告されてきた.グルコサミンは抗炎症作用を有することから,COVID-19 対策における有用性が推察される.そこで,COVID-19 対策におけるグルコサミン(GlcN...

    DOI

  • イヌとネコの食性・採食パターン・嗜好・摂食量および飲水量

    大島 誠之助 ペット栄養学会誌 26 (2), 87-99, 2023-10-10

    ...</p><p>・ネコは、アミノ酸からの糖新生を行うためタンパク質要求量が高い、アルギニン要求量が高い、タウリンやアラキドン酸が必須、カロテンをビタミンAに転換できない、トリプトファンからナイアシンの合成ができないなどの代謝の特徴がある。</p><p>・ネコは少量頻回採食者であり、イヌは間欠捕食者である。</p><p>・動物の嗜好に影響する最大の要因は匂いと味である。...

    DOI 医中誌

  • 関節液中に多量のハイドロキシアパタイト結晶を認めた1症例

    橋本 綾, 松本 正美, 田中 佳, 杉永 純一, 吉野 直美, 古市 賢吾, 飯沼 由嗣 医学検査 72 (3), 440-445, 2023-07-25

    ...本症例では,ビタミンD製剤とCa含有P吸着剤が使用されていたことによりCaが高値であったこと,食事制限が困難で高リン血症を呈しており,長期間Ca・P積が80~100程度を持続していたことが異所性石灰化による腫瘤形成の原因として挙げられる。検査担当者は患者背景や本結晶の形態的特徴および性状を理解した上で関節液結晶検査を実施することが重要である。</p>...

    DOI Web Site 医中誌

  • 国内の主な新型コロナウイルス変異株の感染状況と栄養素摂取量の関連性

    高橋 秀典, 小野 廣紀 栄養学雑誌 81 (3), 120-128, 2023-06-01

    ...</p><p>【結果】新型コロナウイルス感染症の陽性者数と有意な相関を認めたものは,第4波では,たんぱく質 (全体ρ=0.639,動物性ρ=0.784),コレステロール (ρ=0.622),食物繊維 (全体ρ=-0.725,不溶性ρ=-0.677),エネルギー比率 (炭水化物ρ=-0.846,動物性たんぱく質ρ=0.661),第5波では,エネルギー比率 (炭水化物ρ=-0.720),第6波では,ビタミン...

    DOI Web Site 参考文献12件

  • カメムシ類と腸内細菌の共生システム

    細川 貴弘 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 3-, 2023-05-30

    ...宿主カメムシから共生細菌を実験的に除去すると成長遅延・矮小化・死亡などの異常が見られることから、共生細菌は宿主の成長に必要な必須アミノ酸やビタミン類を合成・供給していると考えられている。さらに、少なくとも一部のグループでは、共生細菌が宿主カメムシの寄主植物範囲や殺虫剤耐性に影響を与えることも知られている。...

    DOI

  • HILICカラムを用いるアスコルビン酸の迅速定量法の開発と開封後の医薬品製剤・清涼飲料水の光安定性

    邑岡 美嘉, 橋本 真梨子, 岡崎 真優, 上野 茉莉, 川畑 公平, 西 博行 分析化学 72 (4.5), 183-190, 2023-04-05

    ...<p>抗酸化作用を有し,医薬品以外にもさまざまな用途で広く使用されているアスコルビン酸(vitamin C,VC)は,溶液中では不安定で光暴露によりさらに分解が加速される.このVCなどの水溶性ビタミン類のHPLC分離法として,近年,緩衝液とこれと混和する有機溶媒(例えばアセトニトリル)を高比率で用いる,親水性相互作用クロマトグラフィー(HILIC)が注目されている.本報では4種類のHILICカラムを...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献10件

  • 化合物数と多様性をめぐる医薬品ライブラリーの温故知新

    清岡 和俊, 櫻井 一正, 米澤 康滋, 白木 琢磨 近畿大学先端技術総合研究所紀要 (28) 1-13, 2023-03-31

    ...ビタミンの発見は食生活の変化に基づくのが好例である。天然化合物は複雑かつ多様だが、ワシントン条約等により材料の調達が出来ないなど社会的制約が生じている。この問題点を解決しうる方法として天然物の人工産生系について紹介する。さらに人工知能(AI)を活用し、化合物を「進化」させる創薬の可能性を議論する。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 温湿度環境が長期貯蔵での野菜の鮮度に及ぼす影響

    細野 隼章, 川上 亮英, 山田 徹郎 日本冷凍空調学会論文集 40 (1), 35-, 2023-03-31

    ...び味認識装置による呈味の経時的変化を評価することで,温湿度環境が長期貯蔵での野菜の鮮度に及ぼす影響を検証した.その結果,ブライン式冷蔵庫に貯蔵したニンジンにおいては,萎凋や変色等の外観劣化が著しく抑制され,貯蔵</tt>90 <tt>日程度で味認識装置による苦味及び渋味が著しく増加した直膨式冷蔵庫との有意差を示した.また,キャベツにおいては,表層葉の顕著な黄化や腐敗による外観劣化が著しく抑制され,ビタミン...

    DOI

  • 抜歯後出血を契機に認めた著明なPT-INR延長の1例

    窪田 亮介, 柚木 大和, 井奥 雄介, 田中 克弥, 竹信 俊彦 歯科医学 86 (1), 45-50, 2023-03-25

    ...PT-INRは1.66だった.2か月前から食思低下があり,血清アルブミン値は2週間前の検査で2.8g/dLであった.9月某日,近歯科医院にて右上側切歯と第一大臼歯を抜歯.その当日抜歯後出血にて本院を紹介され来院した.酸化セルロースを挿入し縫合を行い,止血を確認後施設に帰宅した.翌朝,同部からの再出血を認めたため来院し,血液検査したところ,PT-INRが10以上の延長を認めた.入院の上,再度止血処置を行い,ビタミン...

    DOI Web Site 医中誌

  • 脱メチルレチノイン酸類の合成と生物活性

    和田 昭盛, 辻本 麻理, 近野 沙織, 松浦 直美, 岡野 登志夫, 中川 公恵 ビタミン 97 (3), 124-130, 2023-03-25

    A palladium catalyzed coupling reaction of enol triflates, derived from cyclohexanones, with a tetraenyl stannyl ester in the presence of cesium fuloride afforded 9<i>Z</i>-demethyl retinoates in …

    DOI Web Site 医中誌

  • 骨腫瘍との鑑別が困難であった小児壊血病の一例

    澤園 啓明, 篠原 直弘, 増田 裕介, 西川 拓朗, 佐々木 裕美, 永野 聡, 谷口 昇 整形外科と災害外科 72 (2), 228-231, 2023-03-25

    ...が疑われ,血中ビタミンC濃度の異常低値を確認し診断に至った.ビタミンC補充療法後は疼痛改善し,画像所見も改善を認めた.考察:現代社会では壊血病の発症はほぼ認めないが,近年,発達障害児における偏食やその他の栄養障害に伴う壊血病の報告が散見される.小児壊血病は,骨髄炎,敗血症性関節炎,骨軟部腫瘍,白血病,出血性疾患,リウマチ性疾患などとしばしば誤診されることが報告されている.本症例でも当初は悪性骨腫瘍との...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献9件

  • 魚アレルギー

    中島 陽一 日本小児アレルギー学会誌 37 (1), 81-86, 2023-03-20

    ...タンパク質で,ほぼ全ての魚種に存在する.魚種間で交差反応性を持つため,魚アレルギー患者は複数の魚種に症状を有することが多い.ほかのアレルゲンとしてコラーゲンやアルドラーゼ,エノラーゼなど10種類以上報告されている.鑑別疾患としてヒスタミン中毒とアニサキスアレルギーが重要である.魚アレルギーの診断には特異的IgE抗体価だけでは判断できない場合も多い.最終的には経口食物負荷試験で確認する必要がある.魚はビタミン...

    DOI Web Site 参考文献26件

  • 冬眠哺乳類の細胞はいかにして低温ストレスに対処するか?

    曽根 正光, 山口 良文 低温科学 81 159-172, 2023-03-20

    小型の冬眠哺乳類は冬眠時に体温が非常に低くなるが,それによってダメージを受けることがない.それは,少なくとも部分的には,冬眠哺乳類由来の培養細胞は低温下で長く生存するというような,冬眠哺乳類が生得的にもつ細胞レベルの低温耐性能力によって説明される.近年ヒト細胞株を用いた研究から低温における細胞死は過酸化脂質の蓄積によって引き起こされるフェロトーシスと呼ばれるタイプの細胞死に類似することが明らかに…

    DOI HANDLE Web Site

  • イチゴの品種別の色調,抗酸化性,抗酸化成分ならびに揮発性成分に関する調査

    小原 美雪, 金森 健一, 加納 己奈, 鶴永 陽子 人間科学部紀要 6 38-52, 2023-03

    本研究では,国内外のイチゴの主要品種,33品種(採取時期の異なる試料39種)について,ポリフェノール含量,抗酸化性,色調,アントシアニン,香気成分を測定し,販売戦略のための基礎資料とすることを目的とした。分析結果より,(1) ポリフェノール含量が高い品種は‘夏姫’,(2) 抗酸化性(DPPH ラジカル捕捉活性)が高いのは‘星の煌めき’,(3) H-ORAC …

    DOI 機関リポジトリ

  • 男子大学生アスリートの栄養摂取状況と食品群別摂取頻度による評価点との関連性

    永澤 貴昭, 黒坂 裕香, 田中 智美, 町田 修一, 湊 久美子, NAGASAWA Takaaki, KUROSAKA Yuka, HASEGAWA-TANAKA Tomomi, MACHIDA Shuichi, MINATO Kumiko 和洋女子大学紀要 64 97-105, 2023-03-01

    ...食品群別摂取頻度による評価点を用いた簡易な食生活評価法については、たんぱく質、鉄、カルシウム、ビタミンB1など、アスリートにとって重要な栄養素摂取量との有意な関連性を認めた。さらに、食品群別摂取頻度の得点と8項目のエネルギーと栄養素摂取量を、食事摂取基準の推奨量ならびにアスリートの推奨量と比較して得点化した栄養素摂取量評価得点を算出し関連について分析を行ったところ、有意な関連性が認められた。...

    DOI 機関リポジトリ 医中誌

  • みえジビエ(ニホンジカ)の栄養成分

    ウメハラ, ヨリコ, フクナガ, ミネコ, イヌイ, ヨウコ, キノシタ, マイ, フルタ, カナコ, ナカガワ, ナナミ, ニシジ, ヨウコ, サクライ, ヒデキ, UMEHARA, Yoriko, FUKUNAGA, Mineko, INUI, Yoko, KINOSHITA, Mai, HURUTA, Kanako, NAKAGAWA, Nanami, NISHIJI, Yoko, Sakurai, Hideki 鈴鹿大学・鈴鹿大学短期大学部紀要 (6) 209-216, 2023-02-28

    ...年8月である.栄養成分分析は,食品分析会社へ依頼した.統計項目は,分析試料の栄養成分を「みえジビエ」とし,食品成分表に掲載されている栄養成分を「にほんじか」とした.分析は,「みえジビエ」と「にほんじか」の関係について,独立したサンプルのt検定を行った.有意水準は5%(両側検定)とした.分析の結果,みえジビエの栄養成分は,にほんじかの栄養成分と相違なかった.みえジビエの栄養成分は,脂質が少なく,鉄,ビタミン...

    機関リポジトリ Web Site 医中誌

  • HPLCおよびLC-MS/MSによる食品中の遊離型パントテン酸の分析

    堀江 正一, 渡邉 萌, 多田 敦子, 佐藤 恭子 食品衛生学雑誌 64 (1), 47-52, 2023-02-25

    <p>食品に含まれる遊離パントテン酸の迅速かつ精度の高い分析法を構築した.高タンパク食品の試験溶液は,試料2 gに水20 mLを加えてホモジナイズ抽出後,15%硫酸亜鉛水溶液1 mLを加えてよく混合し,遠心分離後,上清をろ過して試験溶液とした.低タンパク食品は,試料2 gに1%ギ酸水溶液20 mLを加え,ホモジナイズ抽出後,遠心分離し,上清をろ過して試験液とした. …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献6件

  • 膵頭十二指腸切除1年後に発症した脚気心の1例

    一柳 肇, 成瀬 元気, 吉田 明弘, 渡邉 崇量, 田中 俊樹, 高杉 信寛, 山田 好久, 金森 寛充, 大倉 宏之 心臓 55 (2), 187-194, 2023-02-15

    ...,心エコー図検査などでの精査の結果,ビタミンB1欠乏に伴う脚気心の早期診断と加療につながった1例であり報告する....

    DOI 医中誌

  • 抑うつによってWernicke脳症に至った高齢者の1例

    葛目 大輔, 森本 優子, 堤 聡, 山﨑 正博, 細見 直永 日本老年医学会雑誌 60 (1), 86-88, 2023-01-25

    ...<p>75歳女性.独居後より抑うつとなった.めまいと経口摂取不良のため,近医病院に入院した.当院来院2日前より医師の診察で外眼筋麻痺を認めたため,当院に救急搬送された.神経所見として意識障害,外眼筋麻痺,腱反射低下を認めた.ビタミンB<sub>1</sub> 9 mg/dLと低値だった.ビタミンB<sub>1</sub>補充により神経所見は改善した.高齢者では抑うつによる摂取不良のために低ビタミンB...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献5件

  • 保育所に通う幼児における習慣的なエネルギー及び栄養素摂取量の評価

    酒井 亜月, 由田 克士, 高橋 孝子, 岡部 哲子, 佐々木 ルリ子, 石田 裕美, 緒方 裕光, 阿部 彩, 原 光彦, 吉岡 有紀子, 野末 みほ, 坂本 達昭, 伊藤 早苗, 村山 伸子 日本栄養・食糧学会誌 76 (1), 33-41, 2023

    ...習慣的な栄養素摂取量が推定平均必要量 (EAR) 未満の割合が平日に比べて休日で有意に多かった栄養素はビタミンA, B<sub>1</sub>, B<sub>2</sub>, C, カリウム, カルシウム, 鉄であった。休日と比較し, 平日では望ましい栄養素等摂取状況にあることが示唆された。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献7件

  • 品種や栽培条件によるパクチーの栄養成分の比較

    丸田 ひとみ, 桑田 七帆, 今田 桜, 山下 広美 日本家政学会誌 74 (2), 84-90, 2023

    ...その結果, 栽培方法による成分の比較では, ハウス栽培ではビタミンC含有量が露地栽培と比較して低く, たんぱく質含有量は高かった. 品種の検討では, 岡山パクチーと他品種を同条件下で栽培し, 栄養成分の比較を行った. その結果, 一般成分やビタミンC含有量で大きな差はなく, 岡山パクチーの成分的な特徴は環境要因が大きいことが示唆された....

    DOI Web Site 医中誌

  • 記憶能力に対する必須栄養素の役割とその作用メカニズム

    喜田 聡 日本栄養・食糧学会誌 76 (2), 87-94, 2023

    ...本総説では, 我々が明らかにしてきた記憶能力に対するマグネシウムとビタミンB<sub>1</sub>欠乏の影響を紹介する。マグネシウムやビタミンB<sub>1</sub>の欠乏により, 行動レベルでは海馬依存性記憶に障害が観察されること, また, 分子レベルでは脳内炎症が誘導されることが明らかとなった。...

    DOI Web Site 参考文献14件

  • 牛乳と健康-乳脂肪構成成分の抗肥満作用等に関する最近の話題-

    白井 展也, 荒木 理沙, 髙山 喜晴 Oleoscience 23 (8), 439-445, 2023

    ...乳および乳製品は,タンパク質・カルシウム・脂溶性ビタミンの健康的な供給源として一般に認識されているものの,食生活指針の多くは心血管疾患(CVD)とりわけ冠動脈性心疾患(CHD)のリスクを減らすため,乳に多く含まれる飽和脂肪酸の摂取量を減らすことを奨励している。...

    DOI Web Site 参考文献36件

  • リン代謝調節機構の理解

    瀬川 博子 日本栄養・食糧学会誌 76 (4), 217-222, 2023

    ...腸管や腎臓のPi吸収, 再吸収は, Piを輸送するトランスポーターが担っており, それらをリン調節ホルモンである副甲状腺ホルモン, 活性型ビタミンDやfibroblast growth factor 23が厳密に制御している。リンバランスの破綻は, 成長のみならず生命予後にまで影響する。...

    DOI Web Site 参考文献17件

  • 玄米粥ともち性大麦粉を用いた米粉パンの検討

    藤井 久美子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 114-, 2023

    ...精白米に比べてビタミンやミネラル,食物繊維が豊富な玄米やもち性大麦粉を用いることによって,米粉パンの付加価値を高めることができると考える。そこで本研究では,玄米粥ともち性大麦粉を使用して付加価値を高めたグルテンフリー米粉パンの製パン性を検討することを目的とした。...

    DOI

  • ゆで加熱中のカボチャのビタミンC損失過程のシミュレーション

    栗谷 萌, 佐藤 瑶子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 45-, 2023

    ...さらに2 cm角の西洋カボチャ(未処理)を水温上昇速度2℃/minで加熱し,ビタミンC含量を測定して予測値と比較した。 </p><p>【結果】カボチャ中のビタミンC残存割合は,40℃では酵素失活試料のみ膜機能が低下していることで未処理よりもビタミンCが減少したものの,60℃以上では未処理と酵素失活で同程度であった。一方,ゆで水中は60℃浸漬の時のみ,未処理の方が有意に少なかった。...

    DOI

  • 玄米由来新規素材の調理への利用に関する研究

    後藤 咲季, 永松 千怜, 松村 優, 升井 洋至 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 65-, 2023

    ...<p>【目的】玄米の糠層には,食物繊維やビタミン類,ミネラル類など,栄養成分が豊富に含まれている。しかし,糠層は,玄米から精白米への搗精時,重量で約1割程度が廃棄されている。...

    DOI

  • ビタミンD欠乏難治性慢性痛患者に対するビタミンD補充療法

    武冨 麻恵, 福田 悟, 信太 賢治, 大江 克憲, 米良 仁志 昭和学士会雑誌 83 (5), 317-324, 2023

    ...難治性の慢性痛患者では睡眠障害を合併している例も少なくない.睡眠障害にはビタミンD(VD)不足が関与していることが報告されているが,日本ではVD不足の注目度は低く,慢性痛患者の睡眠障害に対する補充療法の報告もほとんどない.本研究の目的は,VD補充療法による睡眠と慢性痛への影響を明らかにすることである.2018年8月〜2022年7月の間にペインクリニック外来を受診した,当科で神経ブロック治療や薬物治療...

    DOI

  • 抗血液凝固系殺鼠剤cis-trans異性体間の体内動態差に寄与する生体内因子の探索

    宮前 萌優, 長岡 慧, 山本 早苗, 鎌田 亮, 武田 一貴 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), P1-048S-, 2023

    ...<p>【背景】ワルファリンは抗血液凝固作用を有する医薬品(肝臓のビタミンKエポキシド還元酵素(VKOR)を競合的に阻害しビタミンK依存性凝固因子産生を阻害する)が、元々殺鼠剤として開発された。ワルファリン系殺鼠剤の濫用により抵抗性を示す齧歯類群(スーパーラット)が世界各地に出現し駆除が困難になっている。...

    DOI

  • ミトコンドリア腎病による末期腎不全患者に対する生体腎移植の1例

    貝沼 駿介, 丸山 通広, 遠藤 悟史, 木下 和也, 佐々木 拓馬, 森下 弘基, 牧山 展士, 木下 麻優子, 松原 久裕 移植 58 (Supplement), s249_2-s249_2, 2023

    ...15歳時に心筋肥厚も認めミトコンドリア病の診断となりビタミンカクテル療法を行ったが、腎機能悪化し腎代替療法を提案され生体腎移植を希望し当院紹介となった。父親をドナーとする生体腎移植術施行。術後経過は概ね良好で術後20日で尿管ステント抜去、その翌日に発熱あり尿培養から酵母様真菌検出され抗真菌薬投与開始となり解熱。術後31日で退院となった。現在、術後4ヶ月経過しトラブルなく外来フォロー中である。...

    DOI 医中誌

  • 低リン血症を契機にビタミンD欠乏性骨軟化症の診断に至った神経性やせ症の1例

    中村 拓也, 藤本 晃嗣, 辰島 啓太, 辻 裕美, 田村 奈穂, 河合 啓介 心身医学 63 (1), 46-51, 2023

    ...D欠乏を認め,ビタミンD欠乏性骨軟化症と診断した.本症例は長期間の低栄養状態に加え,ひきこもりが骨軟化症の病態の原因であったと推察する.重篤な症状は出現しておらず,低リン血症により早期に診断できたものと考える.神経性やせ症患者はビタミンD欠乏症のハイリスクと考えられるため,骨粗鬆症だけでなく骨軟化症の可能性を考える必要がある....

    DOI Web Site 医中誌

  • フィリピン共和国ラグナ州の保育所における給食の実施状況に関する調査

    池田 昌代, AGNE Jaidee P., LALAP Belinda A., FELIX Angelina dR. 日本家政学会誌 74 (5), 254-264, 2023

    ...また, 提供メニューは炭水化物やたんぱく質を主とする食品が中心で, ビタミンやミネラルの供給源である野菜や果物は, ほとんど使用されていなかった. いずれの施設のFeeding program も, 実践的な知識に基づいて運営されており, 栄養や食事管理のための統一された指標は示されていなかった....

    DOI Web Site 医中誌

  • 点滴用複合ビタミン剤中のビタミンB1誘導体によるアナフィラキシーの1例

    熊谷 淳, 足立 厚子, 永濱 陽, 山田 はるひ, 増田 泰之, 北村 弘子 アレルギー 72 (5), 479-484, 2023

    ...<p>20代,女性.下部消化管感染症に対し,抗生剤点滴に加え点滴用複合ビタミン剤を投与したところ,アナフィラキシーを発症した.原因精査のため当科紹介.点滴用複合ビタミン剤1%皮内テストが陽性となり,成分別検査ではビタミンB1誘導体のリン酸チアミンジスルフィドのプリックテストが陽性.点滴用複合ビタミン剤中のリン酸チアミンジスルフィドによるアナフィラキシーと診断した.既報告ではビタミンB1誘導体間の交差反応...

    DOI Web Site 医中誌

  • ひきこもりと即席麺の偏食が要因となった栄養障害の1例

    中山 由希子, 山本 純子, 新野 真純, 小島 成浩, 市原 広太郎, 神田 大輔 学会誌JSPEN 5 (1), 37-41, 2023

    ...<p>ひきこもりとなり,即席麺の極端な偏食によってビタミンB12と葉酸の欠乏による巨赤芽球性貧血を経験したので報告する.症例は31歳男性.16歳から一人暮らしを始め,26歳から家にひきこもるようになった.金銭的な理由もあり食事は約5年間ほとんどカップ麺で済ませていた.歩行困難となり入院となった.BMI 14.1 kg/m<sup>2</sup>の高度のるい痩と25.5%の高度体重減少を認め,著明な大球性貧血...

    DOI 医中誌

  • 山梨県産小麦全粒粉の製パン適性の検討

    樋口 かよ, 橋本 卓也, 長沼 孝多, 有泉 直子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 113-, 2023

    ...</p><p>【方法】小麦原麦について製粉試験を行い,水分,たんぱく質,脂質,食物繊維総量,灰分,水溶性ビタミンB群量の測定を行った。製パン試験では,市販の県産ゆめかおり粉と全粒粉を使用し,ストレート法による山食パンおよび発酵種法によるバゲットを焼成した。...

    DOI

  • ビタミンCの調理損耗:調理法の違いによる影響

    玉木 有子, 朝倉 敬子, 佐々木 敏 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 47-, 2023

    ...そこで本研究では,日本で食用とされる食品において,ビタミンCの残存率を報告した学術論文を収集・整理し,調理法(調理条件)の違いによる調理損耗の程度を検討することを目的とした。</p><p>【方法】前報<sup>1)</sup>同様,2023年1月30日までに確認できた調理後のビタミンC残存率を整理した。...

    DOI

  • サルコペニア予防に向けた栄養・運動のアプローチ

    藤田 聡 日本栄養・食糧学会誌 76 (5), 297-303, 2023

    ...さらに, ビタミンDの不足・欠乏状態はサルコペニアのリスクを高めることから, 高齢者を対象とした場合, 運動介入と組み合わせて複数の栄養素の状態を介入・モニタリングする必要性も想定される。</p>...

    DOI Web Site 参考文献32件

  • 脂溶性食品因子の生理機能と生活習慣病に関する研究ビタミンEおよびその同族体の生理作用

    藤原 葉子 日本栄養・食糧学会誌 76 (6), 349-356, 2023

    ...ここではその中から, ビタミンEについて研究してきた結果を概説する。パームに多く含まれるトコトリエノールは, 高脂肪食摂取時にインスリン分泌能を維持する作用を持つこと, また非アルコール性脂肪肝炎 (NASH) 進展の初期段階でトコトリエノールが線維化を抑制する可能性のあることを示した。また, ビタミンE多量摂取による骨粗鬆症リスクについて, 栄養学的観点から様々な条件から検証を行った。...

    DOI Web Site 参考文献26件

  • 心房細動に対する抗凝固薬の進歩~ワルファリンから直接経口抗凝固薬の時代へ~

    小谷 英太郎 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 3-C-S38-5-, 2023

    ...</p><p>抗凝固療法については、直接経口抗凝固薬(DOAC)の発売以前はワルファリンがわが国で唯一の経口抗凝固薬であったが、狭い治療域、頻回な凝固モニタリング、ビタミンK含有食品の制限、多数の薬物相互作用など、実臨床で投与を躊躇させる多くの欠点が存在した。2011年3月以降、これらのワルファリンの欠点を克服すべく開発されたDOACが順次上市され、抗凝固療法には大きなパラダイムシフトが起こった。...

    DOI

  • 定量的な検査と検査結果のフィードバックが治療方針決定の一助となった症例

    山下 薫, 吉嶺 秀星, 宇都 明莉, 比嘉 憂理奈, 四道 瑠美, 橋口 浩平, 白川 由紀恵, 杉村 光隆 日本口腔顔面痛学会雑誌 15 (1), 27-30, 2023

    ...<b>症例の概要</b>:38歳女性.下顎管に近接している38抜歯後に左側オトガイ部の知覚異常を認めた.ビタミンB12製剤内服で経過観察されていたが,内服開始後1か月経過しても症状に変化がなく,ペインクリニックでの加療を希望されたため,当院へ紹介となった.左側第3枝三叉神経ニューロパチーの診断のもと,星状神経節ブロックと鍼治療を行なった.星状神経節ブロックによる治療が20回終了したところで症状はDysesthesia...

    DOI 医中誌

  • ビタミンKの生体内変換を担う酵素と変換の意義

    中川 公恵 日本栄養・食糧学会誌 76 (4), 199-205, 2023

    ...本稿では, 著者らが発見したビタミンK同族体のMK-4への変換機構とそれを担う酵素UBIAD1の役割, UBIAD1欠損マウスから見えるビタミンKの新たな生体機能について概説する。</p>...

    DOI Web Site 参考文献27件

  • ビタミンCの体内動態制御機構の温故知新―ついに見出された哺乳類の排出型輸送体VCEP

    豊田 優, 宮田 大資, 高田 龍平 日本栄養・食糧学会誌 76 (4), 193-198, 2023

    ...<p>ビタミンC (VC) は, 日常生活でも耳にするほど知名度が高い必須栄養素である。VCが欠乏すると, 古来より知られる病気のひとつである壊血病になり, 死に至る。1920年にオレンジに含まれる抗壊血病因子をVCと呼ぶことが提案され, 今日に至るまでその生理機能が精力的に研究されてきた。ヒトは体内でVCを合成できないため, 食事から摂取し, 体の隅々に行き渡らせる必要がある。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献11件

  • 核内受容体の新規調節機構の発見と病理学への展開

    杉本 幸太郎, 千葉 英樹 福島医学雑誌 73 (3), 65-71, 2023

    ...<p>要旨:核内受容体は様々な脂質を天然リガンドとする転写因子で,ヒトではレチノイン酸受容体,ビタミンD受容体,性ホルモン受容体,副腎皮質ホルモン受容体,および甲状腺ホルモン受容体など48種類が同定されている。核内受容体の転写活性は,基本的には特異リガンドとの結合によって調節されているが,実際にはリン酸化などの翻訳後修飾も影響する。...

    DOI Web Site

  • 医原性の眼窩下神経感覚障害と末梢性顔面神経麻痺に対して鍼治療が著効した1症例

    山元 宏允, 野末 雅子, 野口 智康, 福田 謙一 日本口腔顔面痛学会雑誌 15 (1), 37-43, 2023

    ...<br><b>考察</b>:末梢性の運動神経麻痺や感覚障害に対する治療法は,光線療法,星状神経節ブロック,ステロイド薬,ビタミン製剤などが主に行われているが,鍼治療も治療の選択肢のひとつになりうると考えられた. <br><b>結論</b>:鍼治療は,末梢性神経損傷の回復に有効であると考えられた....

    DOI 医中誌

ページトップへ