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検索結果 11,285 件

  • 両立支援における時間栄養学を取り入れた管理栄養士の取り組み

    髙矢 央子, 本田 優子, 坂本 和歌子, 井谷 美幸, 浅田 史成, 久保田 昌詞 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 130-130, 2024-03-31

    ...また、時計遺伝子の一つであるBMAL1 (ビーマルワン)は脂肪合成に関わるたんぱく質で、夕方から深夜にかけて上昇し、14時頃に最も低下することがわかっている。このような時間栄養学を活用して、間食をする場合の時間帯や夕食時間が遅くなる場合の工夫など体内時計をできる限り正常に保つような食事の摂り方が勧められている。食習慣を見直すことは生活全体を見直すことになり、それが疾病の改善・予防にも繋がっていく。...

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  • 外傷性脳損傷の症候学

    上田 敬太 高次脳機能研究 (旧 失語症研究) 44 (1), 19-24, 2024-03-31

    ...<p>  外傷性脳損傷は, 直達外力による局所脳損傷と, 回転に伴う剪断力から生じるびまん性軸索損傷に分類され, 実際の症例では合併して生じていることも多い。局所脳損傷症例の半数以上は眼窩前頭前野を中心とした脳損傷を呈し, 同部位の損傷に起因する諸症状を呈する。...

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  • 日本沿岸海域のプラスチック汚染

    荒川 久幸, 中野 知香, 内田 圭一 La mer 61 (3-4), 165-173, 2024-03-27

    ...東京湾において,350μm メッシュの内網と50μm メッシュの外網からなるダブルニューストンネットを用いて,小型マイクロプラスチック(> 50μm,< 350μm) およびマイクロプラスチック(> 350μm,< 5mm)の定量調査を行った。小型マイクロプラスチックの濃度は, マイクロプラスチックの約10 倍であった。...

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  • 高校生の玉結びの技能の実態に関する調査

    黒田 寿江, 藤本 孝子, 森島 美佳 富山大学教育学部紀要 = Memoirs of the School of Education University of Toyama 2 (2), 101-106, 2024-03-22

    ...玉結びの出来栄えを糸端から玉結びまでの長さ,玉結びの大きさ,ループの有無の視点から検討した結果,A評価が14.4%(14名),B評価が72.2%(70名),C評価が13.4%(13名)であった。また,性別による有意な差は認められなかった。...

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  • 大徳寺方丈発見鑿の調査について

    植村 昌子 竹中大工道具館研究紀要 35 (0), 43-59, 2024-03-20

    ...発見例の少ない近世初期の大工道具として貴重であり、目視観察およびマイクロフォーカスX線CT観察を実施した。調査の概要は以下の通りである。 1.  鑿は鉄製、木柄付き。全長233mm、刃幅6分弱(17.2mm)。刃先は薄い両刃で、首は断面長方形につくられている。茎なかご式で口金が付いている。 2.  X線CTの結果、鑿の金属部分の形状が明らかになった。...

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  • 噴霧乾燥Na-FAUゼオライトによるPb<sup>2+</sup>の吸着特性

    久保 優, 松谷 史也, 島田 学 化学工学論文集 50 (2), 49-56, 2024-03-20

    ...<p>噴霧乾燥を用いて調製したゼオライト凝集体のPb<sup>2+</sup>平衡吸着挙動とPb<sup>2+</sup>吸着速度を評価した.合成Na-FAUゼオライト(Si/Al比3.2, 一次粒子径0.34 µm)の噴霧乾燥により,結晶構造およびマイクロ細孔構造を変えることなく中空構造を有する球状凝集体を形成した.噴霧乾燥ゼオライトの幾何平均粒子径およびタップ密度は,加熱温度やゼオライト濃度によって...

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  • がん化学療法中の高齢びまん性大細胞型B細胞リンパ腫患者の便秘予防に向けたセルフケア支援

    六戸部,香里, 磯見,智恵, 繁田,里美, 月田,佳寿美, 医学部附属病院, 看護学領域 臨床看護学分野, Mutobe,Kaori, Isomi,Chie, Shigeta,Satomi, Tukida,Kasumi, University of Fukui Hospital, Department of Clinical Nursing,Division of Nursing,Faculty of Medical Sciences,University of Fukui 福井大学医学部研究雑誌 24 [1]-[12], 2024-03-01

    ...本研究ではがん化学療法を受ける高齢びまん性大細胞型 B 細胞リンパ腫 ( 患者へのセルフケアを活かした排便コントロールの支援計画を作成し,その有効性を検討することを目的とした 。2 名の参加者に対し作成した支援計画に沿って看護実践し,内容をセルフケアの視点で分析した。...

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  • 骨粗鬆症性椎体骨折患者の内科合併症・退院時基本生活動作低下に関連する因子についての検討

    長澤 圭吾, 藤井 賢吾, 船山 徹, 中川 翔太, 田邊 さやか, 小川 佳士, 中谷 卓史, 李 小由, 山崎 正志 Journal of Spine Research 15 (2), 50-56, 2024-02-20

    ...</p><p><b>対象と方法:</b>当院のOVF入院患者連続144例を後方視的に調査し,内科合併症及びADL低下に関連する因子を統計学的に検討した.びまん性特発性骨増殖症関連骨折患者15例を除外した129例の臨床経過,安静臥床中の内科合併症の有無,ADL,骨密度,腰椎X線・MRI画像を調査した.ADLは4段階評価で受傷前から退院時で2段階以上の低下をADL低下ありと定義した.MRI画像を用い傍脊柱筋...

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  • 食道運動障害に対する外科治療

    福島 尚子, 増田 隆洋, 矢野 文章 日本消化器病学会雑誌 121 (2), 104-111, 2024-02-10

    ...疾患であり,治療としては腹腔鏡下Heller-Dor法が長らく標準術式であった.近年,経口内視鏡的筋層切開術(peroral endoscopic myotomy;POEM)が本邦で開発され,普及してきている.しかし,治療法の選択にまだ一定の基準はない.また,その他の食道運動障害の代表的疾患としてesophagogastric junction outflow obstruction(EGJOO)とびまん...

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  • 肺転移を生じた原発性皮膚未分化大細胞リンパ腫の 1 例

    杉本 紘子, 高須 啓之, 山本 薫, 下村 裕 西日本皮膚科 86 (1), 51-54, 2024-02-01

    ...病理所見では,表皮直下から真皮全層にかけて中型から大型の核を有するリンパ球がびまん性に浸潤し,免疫組織化学染色では腫瘍の大部分で CD3,CD4,CD30 が陽性,ALK は陰性であった。遺伝子再構成では T 細胞受容体 C<i>β</i>1 鎖および <i>ɤ </i>鎖 J<i>ɤ </i>鎖でモノクローナルな遺伝子の再構成を認めた。...

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 胃瘻造設後に発症した門脈ガスを伴う胃蜂窩織炎の1例

    足立 雄城, 西別府 敬士, 窪田 健, 大橋 拓馬, 小西 博貴, 塩崎 敦, 藤原 斉, 大辻 英吾 日本消化器外科学会雑誌 57 (2), 75-81, 2024-02-01

    ...<p>症例は81歳の男性で,誤嚥性肺炎による発熱・呼吸苦で救急搬入された.抗生剤治療により軽快するも嚥下機能低下を認めたため,胃瘻造設術を施行した.胃瘻造設後26日目に発熱,炎症反応上昇,胃瘻からの血性排液があり,腹部造影CTでは胃壁肥厚,胃粘膜の造影不良,胃壁内ガス,肝内門脈ガスを認めた.上部消化管内視鏡検査では,びまん性に粘膜の暗赤色,浮腫状変化を認め,胃蜂窩織炎と診断した.審査腹腔鏡で胃壊死を...

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  • 成人成長ホルモン分泌不全症に関する医療者教育と総合診療科における実践

    越智 可奈子, 徳増 一樹, 中野 靖浩, 須山 敦仁, 副島 佳晃, 大塚 勇輝, 安田 美帆, 小比賀 美香子, 大塚 文男 日本病院総合診療医学会雑誌 20 (1), 7-17, 2024-01-31

    ...次に, 内科専攻医に対してのAGHD診療の実践教育を内科専攻医 4名に対して行い, AGHDの新規患者における診断・治療・GH自己注射指導およびマネジメント教育を実施し評価を行った。GH自己注射指導に関しては, 自己注射練習用器材を用いて実践的トレーニングを行ったところ, 全専攻医において診療能の向上を認めた。...

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  • 抗レトロウイルス療法による免疫再構築により消失したHIV関連EBV陽性粘膜皮膚潰瘍

    有馬 直佑, 藤崎 真由, 中別府 聖一郎, 島 晃大, 林田 真衣子, 鎌田 勇平, 中村 大輔, 吉満 誠, 橋口 照人, 東 美智代, 谷本 昭英, 大島 孝一, 石塚 賢治 臨床血液 65 (1), 13-17, 2024

    ...倦怠感や体重減少の精査のため実施した下部消化管内視鏡検査で回盲部潰瘍を認め,生検でびまん性大細胞型B細胞リンパ腫と診断された。その後の精査中にニューモシスチス肺炎を併発し,後天性免疫不全症候群(AIDS)の合併が判明した。...

    DOI Web Site PubMed

  • 肺炎球菌性髄膜炎の経過中に多発性脳梗塞を発症し,diffuse cerebral intravascular coagulationの病態が示唆された1例

    安部 大介, 桑城 貴弘, 林田 寛之, 有水 遥子, 水戸 大樹, 今村 裕佑, 村谷 陽平, 溝口 忠孝, 田川 直樹, 森 興太, 杉森 宏, 矢坂 正弘, 岡田 靖 脳卒中 46 (2), 121-126, 2024

    ...<p>症例は86歳の女性.発熱および意識障害を呈した肺炎球菌性髄膜炎に対して,抗菌薬とデキサメタゾンによる治療を開始した.髄膜炎症状は改善したが,四肢の麻痺が出現し,発症7日目の頭部MRIで多発する脳梗塞病変を認めた.D-dimer 49.8 µg/mlと著増していたが,心原性脳塞栓症を疑わせる所見はなく,髄膜炎に伴う頭蓋内限局性のびまん性脳血管内凝固(diffuse cerebral intravascular...

    DOI Web Site 参考文献14件

  • 天然ダムの決壊によるピーク流量の統計的推定

    賀 放, 蔡 飛 土木学会論文集 80 (2), n/a-, 2024

    ...<p> 本研究では,天然ダムの決壊によるピーク流量における事例データを収集したうえで,重回帰分析およびマルコフ連鎖モンテカルロ法(MCMC)によるベイズ推定を用いて,天然ダムの決壊によるピーク流量の統計的推定を行った.ベイズ推定において,事前確率と尤度関数を構築し,MCMCにより事後確率分布を求めた.また,残差分析を行い,異常値を除外してから統計的推定も行った.これらの手法で得られた推定結果の比較を...

    DOI Web Site 参考文献55件

  • 慢性GVHDの口腔症状の診断,評価およびマネジメント

    曽我 賢彦 日本造血・免疫細胞療法学会雑誌 13 (2), 69-73, 2024

    ...本稿では,慢性GVHDの口腔症状に関する診断,評価およびマネジメントについて概説した。診断および評価は,日本造血・免疫細胞療法学会のガイドラインに従い,NIH consensus development projectが提唱している基準によって行う。症状マネジメントにあたっては,口腔カンジダ症や口腔乾燥症といった増悪因子を取り除き,口腔衛生管理を徹底する必要がある。...

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  • 傍結腸に発生した良性多嚢胞性腹膜中皮腫の1例

    多木 雅貴, 新田 敏勝, 堀口 晃平, 千福 貞勝, 上田 恭彦, 石井 正嗣, 石橋 孝嗣, 竹下 篤 日本大腸肛門病学会雑誌 77 (3), 178-184, 2024

    ...<p>中皮腫は胸膜を原発とするものがほとんどであり,腹膜原発の頻度は少ない.その中で腹膜中皮腫はびまん性の悪性型が多いとされ,多嚢胞性腹膜中皮腫(以下,BMMP)は非常に稀な良性腫瘍で,本邦では1988年に後腹膜腫瘤として初めて報告された比較的新しい概念の疾患である.今回,傍結腸に発生したBMMPの1例を経験したため報告する.症例は51歳,男性.左下腹部痛を自覚され,腹腔内腫瘤による腸管圧排像を認めたため...

    DOI Web Site 参考文献23件

  • 子宮体部に発生した奇怪核を伴う平滑筋腫の 1 例

    今村 彰吾, 山口 夏帆, 谷川 雅彦, 中山 正道, 草野 弘宣 日本臨床細胞学会雑誌 63 (1), 13-18, 2024

    ...クロマチン増量した異型細胞が散在性にみられた.異型細胞は核に多形性があり分葉状,核クロマチンは融解状,核内封入体や核小体を認め,細胞質はライトグリーン好性もしくは認められなかった.組織学的には平滑筋細胞に類似した奇怪な紡錘形細胞が増殖していた.異型細胞は大型で多形性の強い単核もしくは多核で好酸性の細胞質を有し,核内封入体も散見された.核分裂像や腫瘍壊死は認められなかった.免疫組織化学では p16 がびまん...

    DOI Web Site 参考文献11件

  • 診療所における17年間の嚥下診療

    西山 耕一郎 口腔・咽頭科 37 (1), 1-8, 2024

    高齢者嚥下障害例は急増し,耳鼻咽喉科開業医は嚥下障害の対応から避けて通れない.多数の嚥下障害例を診察して幾つかのことに気が付いた.嚥下障害は,咽頭期の障害例が多い.嚥下反射が起きないと誤嚥する.声門閉鎖不全改善手術で液体の誤嚥が改善する.輪状咽頭筋弛緩不全で食道入口部が開かないと誤嚥する.常食を食べて嚥下性肺炎を発症しても,食形態を嚥下機能低下に対応して変更することで,経口摂取を継続できる場合が…

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  • 1990年代以降における在留外国人向け宗教施設の拡大とその特徴

    川添 航 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 183-, 2024

    ...年代ごとの特徴をみると,1980年代以降,外国語で活動を行う宗教施設は三大都市圏を中心に増加した.また,2000年代以降はプロテスタント教会およびマスジドが北関東地方や東海地方で拡大するなど,在留外国人人口の増加の地域的な傾向を反映して宗教施設の分布が拡大してきた.活動言語別の状況をみると,1980年代以降,英語・韓国語で礼拝を行うキリスト教会が増加し,1990年代以降はインドネシア語やポルトガル語...

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  • 悪性リンパ腫治療薬エプコリタマブ(遺伝子組換え)(エプキンリ<sup>®</sup>皮下注)の薬理学的特性と臨床試験成績

    高浦 加奈, 安藤 博司, Ganoza Edward Ramirez 日本薬理学雑誌 159 (1), 61-68, 2024-01-01

    ...対象とした海外第Ⅰ相用量漸増パートでの安全性,有効性及び薬物動態モデルのシミュレーション結果から,第Ⅱ相試験推奨用量が決定された.第Ⅱ相用量拡大パートで推奨用量におけるエプコリタマブ単剤療法の有効性と忍容性が示された.再発又は難治性のB-NHL患者を対象とした国内第Ⅰ/Ⅱ相試験においても一貫した有効性と忍容性が示された.これらの成績に基づき,エプコリタマブは「再発又は難治性の大細胞型B細胞リンパ腫(びまん...

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 呼吸器病センターの診療・治療(予備的研究)・取組

    西根 広樹, 峯下 昌道 聖マリアンナ医科大学雑誌 51 (Suppl), S63-S68, 2024

    ...肺癌,びまん性肺疾患,呼吸器感染症などの診断目的に行われる気管支鏡検査はエアロゾルが発生する手技であり,検査を実施するにあたり感染予防策を再考する必要があった。基礎的検討や検査の適応基準を検討しながら従来とほぼ同等の件数を実施した。呼吸器疾患は重症化のリスクであり,外来通院の差し控えや治療内容の変更などの影響があった。診断の遅れで患者の予後に影響が極力出ない様に配慮して診療を継続した。...

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  • コンテナを活用したマメナシ台木およびマメナシ台「玉水」の V字ジョイント樹形用苗の育苗技術

    四宮 亮, 田中 莉依, 松本 和紀, 井樋 昭宏, 朝隈 英昭 福岡県農林業総合試験場研究報告 10 (0), 37-42, 2024

    マメナシ台「玉水」のV字ジョイント樹形用苗の育苗期間をコンテナ(育苗容器)の活用により,慣行法より2年短縮し,2年間で育苗する方法を確立した。まず,マメナシ台木の育苗期間を,慣行の2年間から1年間に短縮する方法を検討した。マメナシの選抜系統Pc6とPc8の自然交雑種子を約500mLのMスターコンテナに播種し,育苗したが,幹径7.5mm以上の接ぎ木可能な台木の割合は,0~5.5%と低かった。次に,…

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  • 21 世紀における日本の医薬品開発の変遷(2001~2020)─ケミカルからバイオ,マルチモダリティへの流れ─

    榊原 統子, 田村 浩司, 松本 和男 薬史学雑誌 58 (2), 95-99, 2023-12-31

    ...抗体医薬品をはじめとする国内オリジンの高分子バイオ医薬品が徐々に増加してきた.近年の医薬品の売上高ランキングでも,がん治療薬を中心とした,高価なバイオテクノロジー応用医薬品が上位を占めており,対象患者数が多い「ブロックバスター」新薬は過去のものとなりつつある.日本が後れを取っていた国産の高分子バイオ医薬品も徐々に増加しており,2001 年からの 20 年間は,低分子のケミカルから高分子のバイオ医薬品およびマルチモダリティ...

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  • 第4回 irAE胆管炎の診断と治療

    川上 尚人 胆道 37 (5), 912-917, 2023-12-31

    ...<p>免疫チェックポイント阻害剤(ICI)は今や癌治療の中心的存在であり,ICIに起因する免疫関連有害事象(irAE)のマネジメントは癌診療医にとって,いまや必須のスキルである.ICI治療後に生じた1)閉塞のない肝外胆管の拡張 2)びまん性の肝外胆管壁肥厚 3)胆道系酵素優位な肝障害 4)抗核抗体や抗ミトコンドリア抗体やIgG4は正常または低値 5)CD8陽性T細胞の胆管浸潤といった特徴をもつ胆管炎...

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  • アイシャドウの色の好みに関わる脳活動:fMRIによる検討

    木村 孝行, 藤原 寿理, 大塚 千恵, 東 竜太, 永福 智志, 萩野 亮, 五十嵐 啓二, 増渕 祐二 日本顔学会誌 23 (2), 69-80, 2023-12-26

    ...また、アイトラッカーを用いて、アイシャドウの有無およびマスクの有無顔に対する他者からの視線変化についても検討した。被験者毎に好きな色/嫌いな色/どちらでもない色のアイシャドウ使用および未使用時の顔写真をマスク有無別に撮影した。自己顔のコントロールとして、同アイシャドウを使用した他者顔写真(全被験者共通)も被験者毎に用意した。...

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  • 胃食道蜂窩織炎の一例

    南 暁彦, 久保 武, 加島 弘崇, 小橋 和世, 安村 純佳, 髙田 知和, 桐田 光弘, 辻 優一, 大西 基文, 横田 悠介, 中井 浩嗣, 齋藤 亜矢子, 大久保 豪祐, 大花 正也, 野間 惠之 Tenri Medical Bulletin 26 (1), 14-19, 2023-12-25

    ...<p>咽頭痛,胸痛,嚥下困難にて救急外来を受診し,食道胃蜂窩織炎と診断された53歳男性の症例を報告する.造影CTにて辺縁の造影効果と壁内の低吸収を伴う食道・胃粘膜のびまん性肥厚を認めた.上部消化管内視鏡検査では,食道・胃潰瘍から膿性物質が排出されていた.急性咽頭胃炎は食道・胃粘膜下層への炎症性細胞のびまん性浸潤を特徴とする稀な疾患である.病変と咽頭の連続に着目することで,より正確な臨床状況の評価が可能...

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  • 硬膜外自家血注入療法が奏功した外転神経麻痺を伴う脳脊髄液漏出症の1例

    後藤 克聡, 三木 淳司, 荒木 俊介, 小野 貴暁, 春石 和子, 家木 良彰, 桐生 純一, 高井 洋樹, 宇野 昌明 神経眼科 40 (4), 383-389, 2023-12-25

    ...<p> 硬膜外自家血注入療法が奏功した外転神経麻痺を伴う脳脊髄液漏出症の1例を報告する.症例は40 歳,女性.嘔吐を伴う起立性頭痛で近医を受診し,片頭痛と診断されたが,その 3 週間後に複視が出現した.頭部造影MRIで硬膜下腔のびまん性拡大,びまん性硬膜造影所見を認めた.低髄液圧症を含めた脳脊髄液漏出症の疑いで精査・加療目的で当院脳神経外科へ紹介され,当科受診となった.視力は右(1.0×-18.00D...

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  • <i>ALK</i>融合遺伝子を伴う造血器腫瘍

    大野 仁嗣 Tenri Medical Bulletin 26 (1), 32-53, 2023-12-25

    ...,免疫組織化学染色(IHC)によるCD30とALKの発現を特徴とする.ALK陽性ALCLの約70–80%の症例ではt(2;5)(p23;q35)/<i>NPM1</i>::<i>ALK</i>を認め,ALK IHCで核・細胞質染色パターンを示す.残りの症例では,ALKは多様なパートナー遺伝子と融合し,パートナーによって様々なALK染色パターンを示す.ALK陽性大細胞型B細胞リンパ腫(LBCL)は,びまん...

    DOI Web Site Web Site 参考文献79件

  • 進行病期マントル細胞リンパ腫と結核性胸水の同時発症

    大野 仁嗣, 阿部 教行, 前川 ふみよ, 林田 雅彦, 岸森 千幸, 福塚 勝弘, 稲尾 崇, 小谷 槙一, 住吉 真治 Tenri Medical Bulletin 26 (2), 99-109, 2023-12-25

    ...<p> 症例は70代後半の男性,病期IV のマントル細胞リンパ腫と左優位の胸水を同時発症した.リンパ節生検では,中型細胞がびまん性に増殖し,免疫染色では,腫瘍細胞はCD5,CD20,CD79a,BCL2,サイクリンD1,SOX11 陽性,CD3,CD10陰性であった.染色体・FISH検査で t(11;14)(q13;q32)/<i>IGH</...

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  • 当院における骨粗鬆症性新規椎体骨折に対する積極入院療法の成績

    月坂 純也, 濱﨑 貴彦, 田中 碩, 松原 佑貴, 石橋 沙織, 中邑 祥博, 中﨑 蔵人, 堀 淳司, 益田 泰次, 笹重 善朗, 中前 稔生, 亀井 直輔, 安達 伸生, 藤本 英作 Journal of Spine Research 14 (12), 1439-1442, 2023-12-20

    ...</p><p><b>結果:</b>びまん性特発性骨増殖症8例,後壁・椎弓根損傷4例,MRI T2高信号限局型11例,T2低信号広範型17例,YAM値70%未満は腰椎15例,大腿骨21例,総椎体骨折数平均2.0椎体,臥床日数平均9.0日だった.骨癒合不全リスクの有無では,座位Xpの圧壊率やMRI信号変化で,重症骨粗鬆症の有無では骨密度および総椎体骨折数で有意差を認めた.調査時のADLが非自立へ低下したものに...

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  • オンラインによるロボットプログラミング教育の検討

    伊藤 恒平 日本教育工学会研究報告集 2023 (4), 231-234, 2023-12-04

    ...プログラミングなども同様の集中講義形式や,シミュレーションを併用した形で授業をする工夫をしてきた.しかし,シミュレーションでは意図した結果しか現れず,現実世界のロボットをプログラミングした際に起こる諸々の問題を実体験することができない.そこで,遠隔においてもできるだけ実機のプログラミングを体験できる教材と環境を如何にすれば構築できるのかを検討したところ,既存のネットワークツールとボードコンピュータ及びマイコン...

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  • INFOPRO2023を振り返って

    林 和弘 情報の科学と技術 73 (12), 533-533, 2023-12-01

    ...この試行錯誤の経験から多くのことを学びました。</p><p>また,今回INFOPROのサイトをリニューアル(独立)して用意し,広報,事務手続きをなるべくデジタル化,あるいはwebやスマホファーストにすることを心がけました。この結果,約400名の過去最大級の参加者をいただき,過半が会員外の参加でした。さらに協賛も新規5つ,復活2つを含む12社に協賛いただきました。...

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  • 固相内拡散を考慮した固液間物質移動モデルに関する実験的検討

    奈佐原 寅太郎, 肴倉 宏史, 加藤 智大, 高井 敦史, 勝見 武 地盤工学ジャーナル 18 (4), 381-393, 2023-12-01

    ...本研究では,<i>D</i><sub>F</sub>—<i>K</i><sub>d</sub>モデルの適用性の実験的検討を目的とし,試料として珪砂およびまさ土,対象物質としてヒ素を用いて,モデル内のパラメーター取得手法の開発と,単一バッチ試験における試験値と計算値との比較検討を行った。...

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 特異な臨床像を呈した多発性皮膚平滑筋腫の 1 例

    佐々木 千晃, 松立 吉弘, 岡﨑 秀規, 定本 靖司 西日本皮膚科 85 (6), 473-476, 2023-12-01

    ...多発性皮膚平滑筋腫の皮疹分布・数は報告によりさまざまであるが,いずれの報告でも個疹は丘疹,小結節であり,自験例のように顔面にびまん性の硬結,深い皺襞を形成した症例は見当たらず貴重な症例と考えた。</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献9件

  • 自然消退した皮膚コレステリン肉芽腫の 1 例

    上野 彩夏, 山﨑 修, 山田 義貴 西日本皮膚科 85 (6), 460-462, 2023-12-01

    ...生検では表皮に変化はなく,真皮中層~深層から皮下に及ぶ結節性~びまん性に肉芽腫性病変を認めた。内部には笹の葉状の裂隙を形成し,それを取り囲むように組織球を主体とするリンパ球などの炎症細胞の浸潤を認めた。皮膚コレステリン肉芽腫と診断した。生検 1 週間後の再診時には鼻根部左側の硬結はほぼ消退していた。コレステリン肉芽腫は耳鼻科領域での報告が多く,皮膚科領域では報告数が少ない。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献3件

  • 腫瘤が完全に消失するまでの経過を経胸壁心エコー図検査で観察できた巨大心臓原発性悪性リンパ腫の1例

    根本 咲, 清水 哉, 長野 恭之, 長野 いづみ, 成田 健太郎, 小沼 清治, 大塚 喜人 超音波検査技術 48 (6), 587-594, 2023-12-01

    ...より労作時の息切れを自覚し,近医循環器内科を受診した.TTEで心臓腫瘤を認め当院に紹介となった.TTEで右房右室にかけて112×64 mmの辺縁不整,内部エコー不均一な腫瘤を認めた.腫瘤は三尖弁を巻き込み,弁尖の可動性は制限され,三尖弁狭窄の状態を呈していた.また右心系だけではなく,大動脈周囲,左心系房室間溝,左房後壁側にも充実性のエコー像を認めており,広範囲で巨大な腫瘤であった.心臓腫瘤生検で,びまん...

    DOI Web Site 医中誌

  • 胸腔鏡手術により診断された低悪性度子宮内膜間質肉腫肺転移の1例

    渡邊 理愛, 辻 泰佑, 山本 航平, 田中 駿也, 合田 志穂, 明石 京子, 上島 康生, 浅井 由美, 浦田 洋二, 平岡 範也 気管支学 45 (6), 408-412, 2023-11-25

    ...</b>45歳女性.LG-ESSに対して根治切除術後.補助療法としてホルモン治療を施行中,胸部CTで両肺に薄壁囊胞が多数出現した.リンパ脈管筋腫症などびまん性囊胞性肺疾患の可能性を考えた.病理学的診断を得るため気管支鏡検査を施行したが診断は確定せず,胸腔鏡手術による囊胞切除を行いLG-ESS肺転移の診断が得られた.肺転移は増悪傾向であったが,その後LG-ESSに対する全身治療により肺転移の縮小が得られた...

    DOI 医中誌

  • 予後改善に向けた舌癌の浸潤能評価

    倉富 勇一郎 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 126 (11), 1235-1240, 2023-11-20

    ...まず切除舌癌組織におけるラミニン <i>γ</i>2 鎖発現を検討し, 発現は細胞間接着性の癌胞巣における辺縁性発現と, 蔟出小胞巣および分散性浸潤細胞におけるびまん性発現に大別できた....

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  • 両心室内血栓を合併した心筋梗塞患者に対して血栓除去術・冠動脈バイパス術を施行した1例

    判治 永律香, 川崎 宗泰, 片柳 智之, 德弘 圭一, 藤井 毅郎 日本心臓血管外科学会雑誌 52 (6), 427-430, 2023-11-15

    ...<p>症例は48歳男性で,近医にて心不全の加療中に心臓超音波検査で両心室に血栓を認めた.内科的治療で心不全は軽快したが,血栓は抗凝固療法で消失しなかったため,精査・加療目的に当院へ紹介となった.冠動脈造影検査を施行したところ,#2-3 50%,#5 50%,#6 100%,#11 75%狭窄であった.心臓超音波検査では左室駆出率31%,びまん性の壁運動低下を認め,陳旧性心筋梗塞の所見であった.左心室内血栓...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献7件

  • 経時的に観察しえた骨化生を伴う膵管内乳頭粘液性癌の1例

    青山 紘希, 飯田 拓, 堀口 慎一郎, 渡辺 剛久, 松本 寛, 岡部 寛 日本消化器外科学会雑誌 56 (11), 600-607, 2023-11-01

    ...<p>症例は81歳の男性で,5年前より腹部CTで膵鉤部に石灰化を伴う20 mm大の囊胞性腫瘍を指摘されていたが,患者が精査を希望せず,経過観察の方針となっていた.経過中貧血の進行を認め,腹部CTでは膵腫瘍は径33 mm大に増大し,内部の石灰化はびまん性に増加していた.上部消化管内視鏡検査では十二指腸水平脚に腫瘍性病変の露出を認め,生検結果より浸潤性の膵管内乳頭粘液性癌と診断し,亜全胃温存膵頭十二指腸切除術...

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  • IgG4関連リンパ節症の合併が疑われた好酸球性胆管炎の1例

    加納 佑一, 松原 浩, 鈴木 博貴 胆道 37 (4), 796-802, 2023-10-31

    ...<p>症例は70歳代女性.食思不振,右季肋部痛を主訴に当院を受診した.血液検査にて好酸球分画高値,血清IgG4高値,肝胆道系酵素上昇を認めた.経腹壁超音波検査,超音波内視鏡検査,管腔内超音波検査では総胆管のびまん性で均一な壁肥厚を認め,造影CT検査では肝門部領域の胆管狭窄に加え,両側鎖骨上,縦隔,両側肺門部,肝十二指腸間膜,腹部大動脈周囲のリンパ節腫大を認めた.経乳頭的胆管生検と縦隔リンパ節に対する...

    DOI 医中誌

  • 旧龍野城下町における歴史的地区の古民家再生とまちづくり会社の役割

    溝口 徳昭, 山口 敬太, 谷川 陸, 川崎 雅史 都市計画論文集 58 (3), 1584-1591, 2023-10-25

    ...<p>本研究では,兵庫県たつの市龍野地区における古民家再生の手法とまちづくり会社の役割を明らかにした.具体的には,龍野地区の物件に特化した不動産及びまちづくり会社である緑葉社による,買取再販・サブリース併用事業を用いた古民家再生スキームと各ステークホルダーの参画要因を明らかにし,他地域のスキーム導入方法との比較を通じてその有効性を明らかにした.龍野では,緑葉社が古民家を購入して改修費を一部負担し,収益性...

    DOI HANDLE Web Site 参考文献1件

  • 過敏性肺炎の診断update―国際ガイドラインと本邦の診療指針をどのように考えるか

    立石 知也 The Japanese Journal of Sarcoidosis and Other Granulomatous Disorders 43 (1_2), 77-82, 2023-10-01

    ...)の解釈と抗原同定を重要視しているが,それだけではなく気管支肺胞洗浄所見や病理所見も含めた多角的な視点が診断確定に重要である.線維性過敏性肺炎において,抗原同定は予後の改善につながるため,臨床医はびまん性肺疾患の中から線維性過敏性肺炎を拾い上げ,抗原の同定を目指す必要がある....

    DOI Web Site 参考文献20件

  • 甲状腺機能低下症に伴う乾皮症

    平野 早希子, 永江 航之介, 田中 絵美 西日本皮膚科 85 (5), 335-336, 2023-10-01

    ...mEq/l,Cl 96 mEq/l,CRP 0.24 mg/dl,<u>TSH 107.56 μIU/ml</u>,<u>FT4 0.05 ng/dl</u>,<u>TPOAb 492 IU/ml</u>,<u>TgAb>4000 IU/ml</u>,<u>非特異的 IgE 246 U/l</u>,TARC 403 pg/ml,抗核抗体 40 倍未満</p><p><b>甲状腺エコー所見</b>:びまん...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献3件

  • 車中泊避難所運営における今後の課題 ―実証実験によるあらたなマニュアル化に向けて―

    山本, 克彦, 大久保, 大助 日本福祉大学社会福祉論集 (149) 73-86, 2023-09-30

    ...確保,分散避難推奨の観点からも支持されていると考えられた.一方で車中泊避難所設置・運営に関しては設置場所選定や一般避難所とあわせた運営管理の負担感もあり,行政が消極的であることが考えられた.今回の実証実験はこうした地域住民と行政の意識差に着目する機会であるとともに,車中泊 LABO が NPO として社会課題に取り組むことの意義について考える機会となった.この実証実験では車中泊避難所設置・運営およびマニュアル...

    機関リポジトリ

  • Panner病の一例

    西 亜紀, 﨑村 俊之, 安達 信二, 依田 周, 大宮 俊宜, 水光 正裕, 相良 学, 神﨑 衣里, 矢部 嘉浩 整形外科と災害外科 72 (4), 701-703, 2023-09-25

    ...【考察】Panner病は,上腕骨小頭骨端核のびまん性無腐性骨壊死と考えられている比較的稀な病態である.本症例は保存的治療で良好な経過が得られた.</p>...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 広範囲にpagetoid spreadを認めた右内眼角脂腺癌の1例

    赤司 理菜, 土居 華子, 天願 翔太, 福田 麻衣美, 森内 由季, 今村 禎伸, 黒濱 大和, 岡野 慎士, 田中 克己 日本形成外科学会会誌 43 (9), 548-555, 2023-09-20

    <p> Sebaceous carcinoma of the eyelids is a malignant tumor that originates in the meibomian gland. In Japan, the nodular type is most common, whereas the diffuse type, which diffusely extends to …

    DOI 医中誌

  • 肝動脈虚血による急性肝障害を契機に発見された肝動脈瘤破裂合併ANCA関連血管炎の1例

    倉橋 知英, 法水 淳, 三宅 崇之, 早田 菜保子, 岡本 明之, 青地 一樹, 平尾 元宏, 山田 拓哉, 平松 直樹 肝臓 64 (9), 437-444, 2023-09-01

    ...血液検査でMPO-ANCA陽性であった.腹部エコー検査で肝動脈内血栓を認め,肝動脈虚血による急性肝障害と診断した.第7病日に収縮期血圧70 mmHg台と急激な低下を認め,造影CTで肝周囲に血腫,多発肝動脈瘤,右肝動脈瘤周囲の高吸収域の出現から,肝動脈瘤破裂による腹腔内出血と診断した.腹部血管造影で明らかな出血源は同定できず経過観察とした.第30病日,喀血と呼吸状態の増悪があり,胸部CTで肺胞出血によるびまん...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献8件

  • プリント配線版の穴あけ加工におけるドリル摩耗が加工穴品質に及ぼす影響

    吉村 博仁, 河原 弘樹, 星 幸義 砥粒加工学会誌 67 (9), 509-516, 2023-09-01

    ...<p>本研究の目的は,プリント配線板の穴あけ加工における逃げ面摩耗,およびマ-ジン摩耗が,加工穴品質に及ぼす影響を明らかにすることである.逃げ面摩耗のみが発生しているドリル,およびマ-ジン摩耗のみが発生しているドリルを用いて,プリント配線板の穴あけ加工を行い,それぞれのドリルが穴位置精度,穴の曲がり,ならびに穴内壁粗さに及ぼす影響を検討する.マ-ジン摩耗は,逃げ面摩耗に比べて穴位置精度,穴の曲がり,...

    DOI

  • 術前に低酸素血症があり,帝王切開術後に周産期心筋症と診断された一例

    小林 紗雪, 安部 恭子, 木村 哲 Cardiovascular Anesthesia 27 (1), 31-36, 2023-09-01

    ...術後胸部レントゲン写真で肺うっ血を認め,心臓超音波検査で左室拡大を伴うびまん性左室収縮能低下を認めた。血液検査でNT-proBNPが上昇していた。カテコラミン投与と非侵襲的陽圧換気療法により心機能は正常下限まで改善した。最終的に周産期心筋症と診断された。...

    DOI

  • バイオ炭を植栽基盤に用いることによるCO<sub>2</sub>固定効果および緑化樹木の生育効果

    大西 竹志, 石黒 一弘, 石栗 太, 飯塚 和也, 根津 郁実 日本緑化工学会誌 49 (1), 153-156, 2023-08-31

    ...植栽基盤(黒土およびマサ土)に数種類のバイオ炭(木炭,竹炭およびもみ殻くん炭)を混合し,造園樹木の苗木の生育試験(9月~12月)を行った。得られた結果より,CO<sub>2</sub>固定効果と緑化樹木の生育効果の最適化を考察した。いずれのバイオ炭を土壌に施用した場合でも,植物生育の明確な阻害は確認されなかった。...

    DOI Web Site

  • 頸部外切開にて切除した極めてまれな胸椎原発脊索腫の1例

    蔦 健吾, 鈴木 健介, 阪上 智史, 八木 正夫, 野田 百合, 岩井 大 日本気管食道科学会会報 74 (4), 313-318, 2023-08-10

    ...永久病理では粘液性基質を背景として好酸性胞体を持つ担空胞細胞が索状に増殖し,免疫組織化学染色ではAE1/AE3がびまん性に陽性,EMA, S-100蛋白が部分的に陽性で脊索腫と診断された。切除断端陽性と判定され,術後陽子線治療を施行した。治療後9年経過しているが再発を認めていない。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献8件

  • 脳神経疾患時のミクログリアとマクロファージ

    金森 光広, 原田 義広, 伊藤 美菜子 日本薬理学雑誌 158 (4), 304-307, 2023-07-01

    ...進み,多くの記述的知見が得られている.しかしながら解析が進むほど,このような免疫応答は症状改善における正と負の両方の作用を持つ複雑な反応であることが明らかとなり,未だに全容の解明には程遠くはっきりとした臨床応用の方向性も定まらないままである.本特集では定常状態に加え,日本の死亡および後遺症を引き起こす主要な原因である脳梗塞,および認知症の実に6~7割を占めるアルツハイマー病におけるミクログリアおよびマクロファージ...

    DOI Web Site PubMed 参考文献24件

  • 春どり作型のネギ黒腐菌核病に対する各種殺菌剤のセル成型育苗トレイ灌注処理の防除効果

    井上 浩, 竹元 剛, 佐古 勇, 西村 昭, 梶本 悠介 関西病虫害研究会報 65 (0), 53-61, 2023-06-01

    ...殺菌剤はペンチオピラド水和剤,ピラジフルミド水和剤,インピルフルキサム水和剤およびマンデストロビン水和剤の合計4種類を比較した。4種類のうちピラジフルミド20%水和剤は,100倍液のセル成型育苗トレイ灌注処理によって感染,発病期間が長く,被害の最も大きい春どり作型において優れた防除効果を示した。...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 急速に増悪し形質転換した胃原発濾胞性リンパ腫の1例

    井上 裕太, 大瀬 貴之, 吉江 智郎, 日笠 雄太, 二井 諒子, 阿部 哲之, 家本 孝雄, 林 宏樹, 山本 侑毅 日本消化器病学会雑誌 120 (5), 423-432, 2023-05-10

    ...<p>症例は79歳男性.胃角部大弯に10mm大で発赤調の表面陥凹型様病変を認め,胃原発濾胞性リンパ腫と診断した.PET-CTで縦隔リンパ節の集積を認めたが,腫瘍量が少なく無治療経過観察の方針とした.8カ月後に胃内のリンパ腫病変が多発増大し,十二指腸乳頭部口側に潰瘍形成をともなう腫瘤を認めた.びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫へ形質転換したと診断し,化学療法を施行した.治療後は55カ月間再発なく経過している...

    DOI PubMed 医中誌

  • 造影超音波検査が有用であった肝原発DLBCLの1例

    手嶋 翔一朗, 西浦 哲哉, 小林 真未, 藤田 寿之, 牧野 謙二, 長岡 進矢, 三浦 史郎, 伊東 正博 医学検査 72 (2), 272-280, 2023-04-25

    ...腫瘍生検により肝原発びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(diffuse large B-cell lymphoma;以下DLBCL)と診断された。DLBCLの肝原発病変は非常に稀であり未だ報告数が少ないのが現状である。今回,造影超音波検査が診断に有用であったDLBCLの症例を経験したので報告する。</p>...

    DOI Web Site 医中誌

  • 著明な右心不全を呈した劇症型心筋炎の1例

    松田 浩明, 廣井 綾子, 荻野 千尋, 松井 愛良, 羽原 利幸, 中野 学, 戸田 博子, 瀬﨑 伸夫 医学検査 72 (2), 306-312, 2023-04-25

    ...FMの超音波所見として左室の対称性壁肥厚やびまん性壁運動低下が特徴的とされており,右室壁運動低下を合併した報告は少ない。本症例は,左室のびまん性肥厚と壁運動低下に加え,右室の壁運動低下も認めた稀な1例であった。</p>...

    DOI Web Site 医中誌

  • 経胸壁心エコー図検査で治療経過を観察した心臓悪性リンパ腫の5例

    森下 真由美, 阿部 幸雄, 松村 嘉起, 渡辺 理瑠, 福田 夏未, 蛭子 知香, 森田 智宏, 奥村 真弓, 榊原 弘光, 松下 容子, 仲川 暁子, 大原 理恵子, 横田 重樹 超音波検査技術 48 (2), 167-174, 2023-04-01

    ...<p>当院において20年間で5例の心臓悪性リンパ腫を経験した.全例がびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(diffuse large B cell lymphoma: DLBCL)であった.発見の契機は全例で胸部CT検査であり,孤立性の心臓腫瘍は2例であった.腫瘍の存在部位は心室中隔が1例,4例は右房自由壁側で,そのうち1例では右房から右室にわたる自由壁側に存在し,三尖弁輪後尖を巻き込むように認められた....

    DOI Web Site 医中誌

  • COVID-19 ワクチンの皮膚副反応に対するステロイド全身投与後のウイルス抗体価の変動について

    中川 彩, 森 槙子, 織田 洋子, 杉田 和成 西日本皮膚科 85 (2), 128-131, 2023-04-01

    ...27 歳男性,コロナウイルス mRNA ワクチン 2 回目接種後に全身に瘙痒を伴うびまん性の潮紅,局所的な膨疹を生じた。下腿の紅色丘疹より皮膚生検を施行し,真皮浅層の血管周囲から付属器周囲,立毛筋の近傍にかけて好中球を主体とした炎症細胞浸潤を認めた。いずれもコロナワクチンによる皮膚副反応と考え,中等量以上のステロイド内服にて加療を行った。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献7件

  • 甲状腺びまん性大細胞型B細胞リンパ腫による高度気道狭窄に対してステロイド投与が著効した1例

    生田 理紗, 古川 一隆, 林 邦雄, 松塚 文夫 日本病院総合診療医学会雑誌 19 (2), 105-109, 2023-03-31

    ...第4病日のCTで腫瘤は50 mm大まで著明に縮小し,その後の細胞診にて甲状腺びまん性大細胞型B細胞リンパ腫と診断された。R-CHOPを6コース施行したところ,頸部腫瘤はほぼ消失し,現在5年経過も寛解を維持している。甲状腺悪性リンパ腫は急速な頸部腫脹で発症することがあるが,自験例では超音波検査が早期診断に寄与し,ステロイド投与が呼吸困難の改善に有効であった症例であり,文献的考察を加えて報告する。...

    DOI 医中誌

  • 消化管悪性リンパ腫治療における消化管関連合併症の検討

    齊木 祐輔, 神野 正敏, 新井 文子 日本腹部救急医学会雑誌 43 (3), 641-646, 2023-03-31

    ...<p>消化管原発リンパ腫の頻度は高く,組織型はびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(diffuse large B-cell lymphoma:以下,DLBCL)が最多である。DLBCLは早い経過で進行し,消化管に病変を有する場合は発症時および化学療法後に穿孔や出血など重篤な消化管合併症をきたしうる。消化管原発DLBCLを中心に当院における症例データを検討し,文献的考察を交えて現状のレビューを行った。...

    DOI

  • びまん性硬化性下顎骨骨髄炎の診断と治療

    浅香 卓哉, 坂田 健一郎, 大賀 則孝, 佐藤 淳, 北川 善政 日本口腔外科学会雑誌 69 (3), 134-142, 2023-03-20

    <p>Diffuse sclerosing osteomyelitis of the mandible(DSO) is the intractable inflammatory disease of bone, characterized by recurrent pain, swelling, and trismus in the absence of pus formation, …

    DOI Web Site 参考文献43件

  • Acinar-ductal metaplasiaの形態学的特徴とCD56免疫染色の有用性に関する病理学的検討

    能登原 憲司 膵臓 38 (1), 51-59, 2023-02-28

    ...50例(60%),閉塞性膵炎の全例(100%),慢性膵炎の7例(88%)にADMが認められた.ADMの病変部では正常膵にみられる紫の色調が低下し,腺房腔が膨らんだような微小嚢胞状構造(特に剖検例において)や小型導管様構造(特に閉塞性膵炎において)が形成されていた.剖検例のADMは蛋白栓を伴い,脂肪壊死,炎症細胞浸潤の程度と有意に相関し,腺房細胞障害を反映する所見と考えられた.CD56はADMにおいてびまん...

    DOI Web Site 参考文献14件

  • マスク着用が運動時の呼吸筋活動,呼吸循環応答および有酸素能力に及ぼす影響

    小川 剛司 デサントスポーツ科学 44 (0), 192-200, 2023-02-22

    ...<p>本研究は,マスク着用が運動時の呼吸代謝応答および運動能力に及ぼす影響を調べることを目的とした.9名の健康男子大学生が実験に参加した.実験は,布マスクを着用(FM)およびマスクなし(CON)の条件において,トレッドミル走による漸増負荷運動を疲労困憊まで行った.運動中,呼気ガス代謝分析器を用いて,換気量(VE)および最大酸素摂取量(VO<sub>2max</sub>)を測定した.最大VEはFMでCON...

    DOI 医中誌

  • 回転変換マウス使用課題中の予期的注視の度合いを用いた自己効力感の推定

    早川, 侑花, 田中, 咲希, 辻, 愛里, 藤波, 香織, 山本, 淳一 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 109-110, 2023-02-16

    ...った際に,日常生活・職場への復帰のためにはリハビリテーション(以下リハ)が重要である.リハでは患者のモチベーションの維持が重要であるが,在宅でモチベーションを保ちリハを継続することは困難である.一方で,自己効力感とは個人の行動遂行能力に対する確信の程度であり,質問紙によって計測され,行動の予測やリハへの動機付けへの応用が試みられている.そこで本研究では,PC画面に表示された課題遂行中の視線情報およびマウス...

    情報処理学会

  • 診断に苦慮した心タンポナーデを合併した節外性NK/T細胞リンパ腫,鼻型の1例

    福西 雅俊, 佐藤 麻美, 久島 幸穂, 小林 亮太, 後藤 浩実, 西川 幹人, 及川 達也, 吉田 一郎, 三浦 千砂子, 三浦 一郎, 若狭 健太郎 心臓 55 (2), 162-171, 2023-02-15

    ...<p> 悪性リンパ腫の組織型で最も多いのはびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)であり,節外性NK/T細胞リンパ腫,鼻型(ENKL)は非常に稀で予後不良である.我々は心タンポナーデを合併したENKLの1例を経験したので報告する....

    DOI

  • 化学療法が著効して形成された胃脾瘻孔を介して消化管出血をきたした脾原発悪性リンパ腫の1例

    佐野 智弥, 宮下 正寛, 山口 大輝, 山本 匠, 三浦 拓也, 江口 真平, 西村 潤也, 大河 昌人, 田中 宏, 上西 崇弘 日本腹部救急医学会雑誌 43 (1), 101-104, 2023-01-31

    ...上部消化管内視鏡検査で胃体中部大弯側に巨大な粘膜下腫瘍を認め,生検でびまん性大細胞型B細胞リンパ腫と診断された。化学療法により病変は縮小したが,治療開始51日目に吐血し出血性ショックに陥った。腹部CT像で悪性リンパ腫の胃穿破による消化管出血が疑われたが,内視鏡所見で胃脾瘻孔部が大きく止血困難なため緊急手術を行った。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 剝離性間質性肺炎様反応を呈した溶接工肺の1例

    髙橋 晴香, 竹中 遥, 横尾 慶紀, 菅谷 文子, 山田 玄 気管支学 45 (1), 43-48, 2023-01-25

    ...</b>48歳,男性.喫煙歴は10~20本/日×30年間.職業は溶接工.胸部異常陰影を指摘され,当科を受診した.胸部CTで縦隔リンパ節腫大と両肺にびまん性のすりガラス影を認め,経過観察を行ったが,14か月の経過で肺病変は徐々に進行した.気管支肺胞洗浄では好酸球比率の増加を認めた.診断目的に胸腔鏡下肺生検を施行し,病理組織ではDIP様の所見を認めた.術後に発熱と息切れが出現し,間質性肺炎の増悪と診断し...

    DOI 医中誌

  • 多発転移の一部として気管気管支転移を認めたマントル細胞リンパ腫

    北村 直也, 田邊 慶太郎, 明元 佑司, 嶋田 喜文, 尾嶋 紀洋, 本間 崇浩, 野口 映, 土谷 智史 気管支学 45 (1), 59-65, 2023-01-25

    ...</b>びまん性大細胞型B細胞リンパ腫などの悪性リンパ腫が気管気管支に転移することが知られており,その進展形式はびまん性粘膜下浸潤を呈することが多い.一方,マントル細胞リンパ腫(mantle cell lymphoma:MCL)が気管気管支に転移し,孤立性結節の所見を呈するのは稀である.<b>症例....

    DOI 医中誌

  • ステロイドとメトトレキサート併用中の関節リウマチに呼吸不全を伴って発症したサルコイドーシスの1例

    北原 慎介, 西村 倫太郎, 江間 亮吾, 伊狩 潤, 笠原 靖紀 気管支学 45 (1), 49-54, 2023-01-25

    ...</b>74歳女性.40歳時に関節リウマチの診断となり,ステロイドとメトトレキサートの併用がなされていた.胸部X線で異常影を認め,当科を受診した.胸部CT検査でびまん性の粒状影や縦隔・肺門リンパ節の多数の腫大を認め,呼吸状態の悪化から入院となり,気管支鏡検査で非乾酪性類上皮細胞肉芽腫を認めたことからサルコイドーシスと診断した.高用量ステロイド療法を開始したところ,呼吸状態と画像所見の改善を認めた....

    DOI 医中誌

  • 一般中高齢者集団を用いたびまん性特発性骨増殖症と身体機能に関する検討

    上原 将志, 池上 章太, 常田 亮介, 西村 輝, 酒井 典子, 堀内 博志, 加藤 博之, 高橋 淳 Journal of Spine Research 14 (1), 25-30, 2023-01-20

    ...<p><b>はじめに:</b>びまん性特発性骨増殖症(DISH)を有すると脊椎が骨性に架橋され,脊椎の可動性が低下することから,いくつかの研究においてDISHと身体機能との関連について述べられているが,一定の見解が得られていない.本研究の目的は,一般中高齢者集団におけるDISHと身体機能との関連について検討することである....

    DOI 医中誌

  • 巻頭言

    動物遺伝育種研究 51 (1), 1-2, 2023-01-15

    ...活発な研究活動により動物遺伝育種分 野が発展し、広く社会に貢献できることを願いながら、通巻第51 巻の巻頭の言 を結びます。...

    DOI Web Site

  • 診断に難渋した肺原発リンパ腫様肉芽腫症の一例

    山本 耕三, 桑原 元尚, 山本 聡, 高瀬 ゆかり, 竹下 盛重 日本呼吸器外科学会雑誌 37 (1), 64-68, 2023-01-15

    ...受診した.胸部CTで左肺下葉に9 cm大の腫瘤を認めた.腫瘍マーカーはIL-2Rのみ1310 U/mlと高値であった.気管支鏡検査で確定診断は得られなかった.血液検査で炎症反応を認めており肺膿瘍が疑われ抗生剤治療が行われたが,1ヵ月後のCTで腫瘤は増大傾向にあり当科紹介となった.診断,治療目的に手術を施行したが肺門部が強固に癒着しており生検のみで終了した.病理診断はEBV陽性リンパ腫様肉芽腫症でありびまん...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献6件

  • 早期治療が奏効した心臓悪性リンパ腫の2例

    江口 実佑, 梅谷 健, 柿崎 有美子, 飯野 昌樹, 中島 雅人 心臓 55 (1), 63-70, 2023-01-15

    ...</p><p> 症例1は65歳男性.呼吸困難を認め前医入院した.心臓超音波検査にて右房内を占拠する巨大腫瘤性病変を認め当院へ転院となった.CT検査にて腫瘍は上大静脈から右房を占拠し,右室にまで進展していた.上大静脈症候群を合併しており,準緊急外科治療を行い,右房内腫瘤摘出術を施行した.術中組織より,びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)の診断となった.術後経過は良好で,早期の化学療法を開始し,...

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  • 新型コロナウイルス感染症の血液透析患者に対するカシリビマブ/イムデビマブの使用経験

    酒井 敬史, 吉川 憲子, 井上 暖, 内田 貴大, 小島 糾, 冨安 朋宏, 山田 宗治, 尾田 高志 日本透析医学会雑誌 56 (2), 51-56, 2023

    ...<p>血液透析患者の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対して中和抗体の重症化抑制効果が期待されている.2021年8~9月に当院に入院したCOVID-19血液透析患者のうち,適用基準を満たしカシリビマブ/イムデビマブ(REGEN-COV)を投与した8症例を紹介する.投与例の平均年齢は72.8歳,男性5人,ワクチンの接種歴は2回4人,1回3人であった.COVID-19発症から平均3.8日目に...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献9件

  • 初回化学療法後に膵液瘻と腹膜炎を発症したびまん性大細胞型B細胞リンパ腫

    香月 健吾, 中嶋 ゆき, 穐本 昌寛, 佐久間 敬之, 松村 彩子, 宮崎 拓也, 前田 晃樹, 澤住 知枝, 藤澤 信, 中島 秀明 臨床血液 64 (2), 125-129, 2023

    ...病理解剖ではびまん性に膵浸潤を認め,膵液瘻の原因は膵損傷と考えられた。膵液瘻は外科的手術の合併症として知られているが,化学療法による腫瘍縮小が原因となることは稀である。腫瘍縮小に伴う膵損傷は予防法が存在しないため,膵液瘻の早期診断・早期治療が重要であり,アミラーゼを含めた腹水の検査が診断に有用と考えられた。</p>...

    DOI Web Site 医中誌

  • 悪性リンパ腫に対する造血幹細胞移植;変わりゆく位置づけ

    篠原 明仁 日本造血・免疫細胞療法学会雑誌 12 (2), 94-102, 2023

    ...びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)においてはpolatuzumab vedotin,ホジキンリンパ腫と末梢性T細胞リンパ腫においてはbrentuximab vedotinがそれぞれの病型の初回治療の一部に採用されるようになり,またDLBCLについては再発・難治性症例に対してCAR-T細胞療法も導入されるようになった。...

    DOI Web Site 参考文献54件

  • 気管支鏡検査で器質化肺炎と診断された加湿器肺の1例

    村瀬 享子, 中濱 洋, 宮本 篤, 宇留賀 公紀, 藤井 丈士, 玉岡 明洋, 髙井 大哉 アレルギー 72 (3), 295-299, 2023

    ...<p>58歳男性.201X年4月に労作時呼吸困難とCTでモザイクを伴うびまん性すりガラス影を呈し,経気管支肺生検で器質化肺炎の診断となりステロイドが開始された.ステロイド減量中に息切れとすりガラス影が再発し,当院で施行した気管支鏡検査でも腔内器質化を認めたが,肉芽腫は認められなかった.経過と画像,問診から加湿器による過敏性肺臓炎が疑われ,吸入誘発試験が陽性と考えられる結果となり確定診断とした.加湿器肺...

    DOI Web Site 医中誌

  • マスク着用に対応した顔認識手法

    河合 吉彦, 望月 貴裕, 苗村 昌秀 映像情報メディア学会誌 77 (4), 537-545, 2023

    ...によってマスクを着用する機会が増えており,マスクによる隠ぺいに対応した手法が求められている.そこで本稿では,マスクを着用している人物についても,精度よく認識できる顔認識手法を提案する.具体的には,マスクの合成による学習データの拡張手法と,ニューラルネットワークの構造,補助タスクを用いた学習手法を提案する.評価実験では,テレビ番組映像から作成した独自のデータセット,顔認識用のベンチマークデータセット,およびマスク...

    DOI Web Site 参考文献28件

  • びまん性大細胞型B細胞リンパ腫の中枢神経系再発リスク評価および対策

    宮崎 香奈 臨床血液 64 (6), 490-496, 2023

    ...<p>びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)の予後はrituximab導入により劇的な改善をもたらした。しかしながら中枢神経系(CNS)再発をきたすと極めて予後不良であることから,CNS再発をいかに低減させることができるか,重要なclinical questionが残っている。CNS再発予後予測モデルとしてCNS-International Prognostic Indexが同定された。...

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  • EGD後に発症した胃蜂窩織炎の1例

    小田 眞由, 木阪 吉保, 田中 良憲, 横山 桂, 島本 豊伎, 曹 芳, 多保 祐里, 平岡 亜弥, 田鶴谷 奈友, 水上 祐治 日本消化器内視鏡学会雑誌 65 (7), 1218-1224, 2023

    ...<p>症例は61歳男性.アルコール性肝硬変,食道静脈瘤治療後で定期通院していた.食道静脈瘤治療後の経過観察目的にEGDを受け,観察時のscope接触で胃粘膜損傷を来したが自然止血したため帰宅した.検査後9日目に心窩部痛が出現し,翌日に発熱したため受診した.CTではびまん性の胃壁肥厚を認めた.胃蜂窩織炎を考え,ampicillin sodium/sulbactam sodiumの投与を開始した.入院第...

    DOI 医中誌

  • HPV-related multiphenotypic sinonasal carcinoma例

    中沢 僚太郎, 上野 貴雄, 吉崎 智一 日本鼻科学会会誌 62 (2), 344-349, 2023

    ...HMSCが疑わしい鼻副鼻腔癌の検体では中咽頭癌と同様p16染色を行い,びまん性に陽性所見を示す場合はHPV関連癌を想定してin situ hybridization法やPCR法などの特異的な検査を行いHMSCの診断をすることが重要である。</p>...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献17件

  • 低血糖を合併したGAPDH高発現びまん性大細胞型B細胞リンパ腫

    平野 志帆, 岩越 朱里, 今橋 伸彦, 酒井 晃太, 平野 大希, 鈴木 康裕, 足立 達哉, 永井 宏和, 飯田 浩充 臨床血液 64 (7), 608-613, 2023

    ...低血糖,脾腫,傍大動脈リンパ節腫脹の精査目的に当科紹介となり,びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(diffuse large B-cell lymphoma, DLBCL)と診断された。入院後,遷延性低血糖の治療に難渋したが,リンパ腫に対し化学療法を施行したところ低血糖が改善した。...

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • ポテトサラダの喫食時温度がおいしさへ与える影響

    波多野 由美, 吉岡 希, 下畑 陽美, 吉村 由祐子, 上地 利征 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 133-, 2023

    ...以上から,喫食時温度を冷蔵から常温にすることで,芋及びマヨネーズの香りや物性が変化し,ポテトサラダとしても香りが強く食感がなめらかになり,よりおいしく感じられることが明らかになった。したがって,市販のポテトサラダについてもレンジで温めることで,手作りのようなおいしさを引き出せるため,新たな喫食方法として期待できる。</p>...

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  • 脳内マクロファージの発生と機能

    増田 隆博 次世代薬理学セミナー要旨集 2023.2 (0), AG-6-, 2023

    ...我々は最近、ヒトおよびマウスミクログリアの多様性および高度な可塑性を明らかにし、さらに多発性硬化症等の疾患特異的に出現するヒトミクログリアサブタイプを世界で初めて同定した。...

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  • 切除生検が有用であった肛門管原発びまん性大細胞性B細胞リンパ腫の1例

    穐山 竣, 横田 満, 森川 彰貴, 岡部 道雄, 北川 裕久, 河本 和幸 日本臨床外科学会雑誌 84 (4), 620-626, 2023

    ...>症例は85歳の男性で,有痛性の潰瘍を伴う肛門部腫瘤に対して精査目的に紹介となった.各種腫瘍マーカーの上昇は認めず,画像所見で肛門管右側壁に内肛門括約筋を越えて浸潤する腫瘤を認め,肛門管癌が疑われた.内視鏡生検では上皮細胞を同定できず,検体の挫滅も強く確定診断に至らなかった.肛門痛の増悪でADLが低下し,症状緩和目的に人工肛門造設術と切除生検を行った.病理所見では上皮は消退,大型のリンパ球様細胞がびまん...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献12件

  • マルチモーダル感覚刺激を用いた柔道選手における感覚優位性の検討

    河野 壮登, 新開 涼介, 木塚 朝博, 小野 誠司 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 493-, 2023

    ...実験方法として、異なる感覚刺激に対する単純反応課題、およびマルチモーダル刺激(多重感覚刺激)に対する選択反応課題を実施し、反応動作は全て手指によるボタン押しとした。刺激には、視覚、聴覚、触覚の3つの感覚刺激を用いて、単独で提示するユニモーダル条件、2つを組み合わせて同時に提示するバイモーダル条件、3つを 同時に提示するトリモーダル条件を設定した。...

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  • UD視点による呼吸器プロダクトの可能性についてー8

    肥田 不二夫, 中川 一人, 伊藤 玲子, 権 寧博 日本デザイン学会研究発表大会概要集 70 (0), 504-, 2023

    ...</p><p>今回の目的は被験者に一定の期間継続的にpMDIとマウスピースを付けたpMDIを使用してもらい、吸入状況・噴霧タイミングをモニタリングし、適切な使用状況及びマウスピースの必要性の有無とその形状について調査することです。<b></b></p>...

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  • 質量分析法を基盤とした生体金属の毒性学的研究

    小椋 康光 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), AWL2-, 2023

    ...<p>ヒトの生体を、構成している元素という観点から見てみると酸素 (65%)、炭素 (18%)、水素 (10%)、窒素 (3.0%)、カルシウムおよびリンといった存在量が重量比で1%を超える元素のみで全体の98.5%を、0.01%を超える硫黄、カリウム、ナトリウム、塩素およびマグネシウムまで加えると全体の99.3%を占める。...

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  • NOGマウスにおける最低腫瘍形成用量の検討

    飯田 真志, 押方 孝文, 樋口 剛史, 菅野 剛 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), P2-131-, 2023

    ...</p><p>【結果及びまとめ】HeLa細胞投与群では、投与後13週までに全ての用量で投与部位に腫瘤が形成された。腫瘤は剖検日まで増大し、病理組織学的検査では皮下にHeLa細胞による腫瘍形成が認められた。未分化iPS細胞投与群では、投与後20週まで全ての用量で経時的に増大する腫瘤はみられなかった。...

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  • 薬剤性間質性肺炎の新規バイオマーカーの探索と検証、及びその評価

    斎藤 嘉朗, 齊藤 公亮, 荒川 憲昭 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), S1-3-, 2023

    ...DILDには様々な病型が存在するが、びまん性肺胞傷害(DAD)型は特に死亡や後遺症につながることから、DADを早期に判別し適切な治療を開始することが重要である。我々は、国内の4大学病院等と共同で患者試料等の研究を行い、DILDのバイオマーカー探索を行った。...

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  • 脳死両肺移植後の播種性ムーコル症

    早稲田 龍一, 宮原 聡, 白石 武史, 當房 悦子, 春藤 裕樹, 藤田 昌樹, 佐藤 寿彦 移植 58 (Supplement), s267_2-s267_2, 2023

    ...炎症亢進とCTでの両側びまん性すりガラス影から感染や急性拒絶を疑われた。緊急入院後、直ちにMEPM・MINOを開始したが急速な酸素化増悪に対しステロイドパルス(mPSL500mg、day1-3)を併施、直後より酸素化の劇的な改善とすりガラス影消失を認めたため、day4よりPSL1mg/kg、以後漸減の方針とした。しかし、day10にCRP再上昇とCT上限局的な気管支拡張像が出現。...

    DOI 医中誌

  • 診療看護師(NP)による心臓移植harvestにおけるタスクシフト

    工藤 淳, 片平 晋太郎, 大谷 将之, 安彦 武, 板垣 皓大, 武富 龍一, 細山 勝寛, 伊藤 校輝, 鈴木 佑輔, 高橋 悟朗, 熊谷 紀一郎, 齋木 佳克 移植 58 (Supplement), s299_1-s299_1, 2023

    ...<p>【背景】脳死移植は臓器不全患者にとって恩恵がある非常に有意義な治療の一つであるが,医療者にとっては,ドナー発生から移植まで比較的迅速な対応が求められる.我々のような地方の心臓血管外科教室において定期診療に加え心臓移植1件に対応する時間及びマンパワーは大きなものとなる.【目的】臓器摘出チームへNPが加わることが,心臓移植におけるタスクシフトが可能か検討した....

    DOI 医中誌

  • HLA classIb によるブタ細胞に対するヒト好中球の免疫応答の制御

    高瀬 洪生, 前田 晃, 松村 聡一, 山中 和明, 角田 洋一, ガドムスカ カタルジーナ, 谷 牧子, 正畠 和典, 神山 雅史, 江口 寛, 上野 豪久, 奥山 宏臣, 宮川 周士 移植 58 (Supplement), s310_1-s310_1, 2023

    ...<p>目的HLA-G1及び-Eの発現によってNK細胞及びマクロファージによる異種移植免疫応答が抑制されるが、好中球については未だ不明である。今回、HLA-EとHLA-G1のヒト好中球に対する拒絶反応をin vitroの実験系にて検討した。方法ヒト好中球を採取し、未刺激時およびPMA刺激後のNKG2A、ILT-2、ILT-4発現をFACSにて検討した。...

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  • 当院における肝移植後患者とCOVID-19感染の現況

    神山 真人, 長谷川 康, 尾原 秀明, 篠田 昌宏, 北郷 実, 八木 洋, 阿部 雄太, 松原 健太郎, 浜野 郁美, 堀 周太郎, 田中 真之, 北川 雄光 移植 58 (Supplement), s319_3-s319_3, 2023

    ...そのうちレムデジビルを4例(26.6%), ソトロビマブを1例(6.7%), ヘパリン製剤を4例(26.6%)で使用した. 発症から入院までの期間は1日(1-7日)で, 入院期間は9日(3-27日)であった. 現在は全例が軽快し生存中である....

    DOI 医中誌

  • 東五良津岩体のザクロ石グラニュライトの変成温度圧力条件

    岡村 知樹, 中村 大輔, 青矢 睦月 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 29-, 2023

    ...用いた薄片は径1cm以上のザクロ石巨晶を含む領域、およびマトリクスは輝石が多産する領域、緑簾石が多産する領域に分けられる。  ザクロ石巨晶のリムに近い部分には斜方輝石(OpxIG)が包有物として含まれる。輝石多産領域の単斜輝石(ヒスイ輝石成分はほぼ含まれない)は直径数mmあり、斜方輝石(OpxIC)を包有物として含むものもある。...

    DOI

  • 自己免疫性膵炎の診断における経腹壁超音波検査の役割

    岡庭 信司 超音波医学 50 (1), 5-15, 2023

    ...<p>自己免疫性膵炎(autoimmune pancreatitis: AIP)の診断で最も大切なことは,AIPの可能性を疑うことである.急性期では,びまん性膵腫大は限局性膵腫大に比べ特異度の高いAIPの所見である.感度は低いが,高周波プローブでは被膜様構造(capsule-like rim sign)や膵管穿通徴候(penetrating duct sign)を検出することができる.これらの所見は...

    DOI Web Site 参考文献43件

  • MYCとBCL2発現を有し<i>MYD88<sup>L265P</sup></i>変異を伴ったCD5陽性CD10陽性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫

    佐々木 陽平, 村井 聡, 岡村 玲子, 上杉 由香, 島田 翔太郎, 綿貫 めぐみ, 藤原 峻, 川口 有紀子, 荒井 奈々, 柳沢 孝次, 本間 まゆみ, 矢持 淑子, 服部 憲路 臨床血液 64 (1), 42-48, 2023

    ...頸部リンパ節生検を施行し,CD5陽性CD10陽性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)と診断し,MYCとBCL2発現を認めた。臨床病期はIV期,国際予後指標は高リスクと診断した。また<i>MYD88<sup>L265P</sup></i>変異を認めた。R-THP-COP療法6コース施行後,部分奏効となったが4ヶ月後に再発した。救援療法と再発を繰り返し,診断から18ヶ月後に死亡した。...

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 消化管悪性リンパ腫の内視鏡診断

    弓削 亮, 岡 志郎, 田中 信治 日本消化器内視鏡学会雑誌 65 (2), 107-116, 2023

    <p>消化管原発悪性リンパ腫は節外性リンパ腫のなかで30~40%を占めており,消化管はリンパ節に次ぐ悪性リンパ腫の好発臓器である.消化管悪性リンパ腫は組織型と臨床病期により予後を含めた臨床経過,選択すべき治療法が異なるため,正確な病理組織診断および病期診断が求められる.また,さまざまな組織型があり内視鏡所見も多彩であるが,病型とある程度対応しているため,消化管悪性リンパ腫の基本的な発育進展様式を…

    DOI 医中誌

  • 民俗文化を支える生き物たち―伝承自然遊び「クモ相撲」を事例に

    岩月 健吾 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 29-, 2023

    ...</p><p></p><p>このように,クモ相撲はさまざまな生き物の存在によって成立する民俗文化である.遊びまたは行事に親しんできた人々の文化保存に向けた思いもあり,近年,各地でクモ相撲の文化財指定の動きが見られるようになった.クモ相撲の存続について考える際には,クモ以外の生き物の存在にも目を向ける必要があるだろう. </p><p></p><p>文献</p><p>Hovorka, A....

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  • UT-94ジャイロトロンのマルチパルス発振試験

    真鍋 亜佑斗, 髙瀬 芳樹, 森 映樹, 木下 竜綺, 小紫 公也, 関根 北斗, 小泉 宏之 宇宙太陽発電 8 (0), 1-5, 2023

    ...<p> ジャイロトロンとは,磁力線に巻き付いて運動する電子の回転エネルギーをマイクロ波のエネルギーに変換する真空管のことである.東京大学では,マイクロ波ロケットの推力生成試験に資する,電力600kW,周波数94GHz,パルス長100マイクロ秒のジャイロトロンUT-94を開発してきた.出力向上およびマルチパルス発振の妨げとなっていた真空管内でのアーキングを抑制するため,イオンポンプ導入による真空度の改善...

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  • ヘリコバクターピロリ陰性者における自己免疫性胃炎の長期自然経過

    杉本 光繁 日本消化器内視鏡学会雑誌 65 (5), 503-503, 2023

    ...<i>H. pylori</i>未感染が確認された211人のAIG症例(男女比:3.15:1)を対象に平均7.5±4.4年の観察前後における病理組織学的評価を前向き研究として行われた.生検検体により胃粘膜を非萎縮と萎縮に分類し,更に非化生粘膜と化生粘膜(偽幽門腺化生と腸上皮化生)に分けて評価をした.消化管クロム親和性細胞様細胞(enterochromaffin-like cells;ECL細胞)はびまん...

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  • 頚動脈ステント留置術後に脳血管攣縮を生じた2症例

    内田 貴範, 東田 哲博, 金澤 隆三郎 脳卒中 45 (3), 257-263, 2023

    ...<p>頚動脈ステント留置術(carotid artery stenting: CAS)の術後に,患側のびまん性脳血管攣縮を認めた2症例を報告する.症例1は症候性高度狭窄であった.症例2は脳循環予備能低下のない中等度狭窄であり,CAS直後のsingle-photon emission computed tomographyにて患側大脳の広範な血流低下を認めた.脳血管攣縮は過灌流症候群とともに血行動態の...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献17件

  • 重症型アルコール性肝炎に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を併発した1例

    久保 公利, 早坂 秀平, 田中 一光, 大北 一郎 道南医学会ジャーナル 6 (1), 62-66, 2023

    ...入院第13病日に抗原定量検査によりCOVID-19陽性(軽症)と診断し、中和抗体薬(ソトロビマブ)による治療を行った。ステロイドは漸減中止し全身状態の安定と血液検査所見の改善(WBC 8,500/μl、T-Bil 3.8mg/dl、PT 41.6%)を認めたために第48病日に退院となった。全経過を通じて肝性脳症は認めず、腎機能障害や消化管出血も認めなかった。...

    DOI 医中誌

  • リンパ浮腫肢に生じた皮膚びまん性大細胞型B細胞リンパ腫の 1 例

    宮﨑 梨香子, 望月 亮佐, 中谷 祥子, 高井 利浩, 坂本 攝 皮膚の科学 22 (1), 56-63, 2023

    ...今回,左下肢に単発性の皮膚潰瘍を生じたが,外用薬で改善しなかったため皮膚生検を行い,原発性皮膚びまん性<b>B</b>細胞リンパ腫,下肢型の診断となった。慢性リンパ浮腫肢では蜂窩織炎を始めとする皮膚感染症が発症しやすいことが知られており,稀ながら悪性腫瘍も発生しうることが報告されている。...

    DOI 医中誌

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