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検索結果 67 件

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  • C<sub>4</sub>AFの水和反応に及ぼす有機系混和剤の分子構造の影響

    渡辺 祥行, 後藤 卓, 伊藤 貴康 Cement Science and Concrete Technology 76 (1), 19-27, 2023-03-31

    <p>C<sub>4</sub>AFの水和反応に対する混和剤の分子構造活性相関について把握する目的で、混和剤による金属イオンとの錯形成能やC<sub>4</sub>AFからのFeとAlの溶出度を評価した。その結果、錯形成能、溶出度と混和剤の官能基の種類、数、及び結合長との関連性を見出した。また、量子化学計算によりFe<sup>3+</sup>と混和剤による錯体の安定度を調べ、C<sub>4</s…

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  • ファイバーレーザ溶接による二相ステンレス鋼溶接部の断面組織と引張強度

    齋藤 繁, 前田 憲太郎, 櫻庭 洋平 溶接学会全国大会講演概要 2023f (0), 228-229, 2023

    ...二相ステンレス鋼はフェライト相とオーステナイト相の二相組織からなり,高強度かつ耐食性に優れている.本研究は,ファイバーレーザ溶接を用いて二相ステンレス鋼板同士を突合せ溶接試験片を作製し,溶接部の断面組織および引張試験による引張強度について比較検討を行った.本研究で用いた二相ステンレス鋼板はSUS821L1であり,比較材として未溶接のSUS821L1板とSUS304板をそれぞれ使用した....

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  • 二相ステンレス鋼の溶接熱影響部における孔食発生メカニズム

    侯雨陽, 門井 浩太, 井上 裕滋, 中森 雄大, 馬塲 勇人 溶接学会全国大会講演概要 2022s (0), 52-53, 2022

    ...高温HAZでの孔食のほとんどはフェライト相中の(Ti、Cr)Nを起点としている。これら窒化物の周囲では明瞭なCr欠乏層は確認されず、その表面には不動態皮膜がほとんど形成されない。すなわち、孔食の発生は(Ti、Cr)N 表面の不動態皮膜の脆弱さが原因であると考えられる。...

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  • ファイバーレーザ溶接を用いた二相ステンレス鋼溶接部の断面組織と機械的性質

    齋藤 繁, 前田 憲太郎, 櫻庭 洋平 溶接学会全国大会講演概要 2022f (0), 186-187, 2022

    ...二相ステンレス鋼はフェライト相とオーステナイト相の二相組織からなり,高強度かつ耐食性に優れている.本研究では,ファイバーレーザ溶接を用いて二相ステンレス鋼板同士を突合せ溶接した試験片を作製し,溶接部の断面組織と機械的性質について比較検討を行った。本研究で用いた二相ステンレス鋼板はSUS821L1であり,溶接条件はレーザ出力 2kW,溶接速度 2000mm/min とし,アシストガスは窒素を使用した...

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  • ガス浮遊炉と CdTe 二次元検出器を利用した Fe-C 合金相変態過程その場観測

    藤村 里奈, 米村 光治, 豊川 秀訓, 佐治 超爾, 尾原 幸治, 渡辺 康裕, 岡田 純平 SPring-8/SACLA利用研究成果集 9 (7), 517-520, 2021-12-27

    ...降温と 450℃ 付近での等温保持の初期にはフェライト相の体積分率が増加し、等温保持中にフェライト相分率が約 80% で一旦変態が遅滞したのちに最終的にほぼ 100% 変態が完了する様子が観測され、等温保持に因る相変態のその場観察に成功した。一方で、オーステナイトからフェライト変態時の中間相である HCP 相 観測にはガス浮遊に因る温度揺らぎが課題であることが判明した。...

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  • Rietveld texture解析を用いた鉄鋼ミクロ組織評価における等方性温度因子の影響

    平野 孝史, 小貫 祐介, 星川 晃範, 富田 俊郎, 佐藤 成男 X線分析の進歩 51 (0), 147-156, 2020-03-31

    ...解析を行うと,集合組織解析への影響は小さいが,相分率解析に偏差が生じることが確認された.妥当な<i>B<sub>iso</sub></i>を得るためには低次から高次にかけた回折ピークの減衰を検出する必要があるが,温度や積算時間などによって検出できる回折指数領域は変化する.そこで,<i>B<sub>iso</sub></i>を正しく見積もり,妥当な解析結果を得るのに必要な回折指数領域の調査を行った.フェライト...

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  • 普通ポルトランドセメント中の間隙相の初期水和に及ぼす亜硝酸カルシウムの影響

    大宅 淳一, 新 大軌, 原 弘峻, 須藤 裕司 Cement Science and Concrete Technology 72 (1), 56-62, 2019-03-29

    ...また、水和48時間までの普通ポルトランドセメントの積算発熱量は、亜硝酸カルシウムの添加により増加しており、アルミネート相およびフェライト相の反応率は、亜硝酸カルシウムを添加しなかった試料と比較して1.5倍以上であった。アルミネート相およびフェライト相の水和は、亜硝酸イオンを取り込んだAFm相およびエトリンガイトの生成により初期に促進されたと考えた。</p>...

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  • 酸化物分散強化型(ODS)フェライト鋼被覆管の開発

    鵜飼 重治 日本原子力学会誌ATOMOΣ 61 (2), 118-122, 2019

    ...<p> 我が国の独自技術である12CrODSフェライト鋼被覆管の再結晶組織制御,マルテンサイト系9CrODS鋼における残留フェライト相形成,およびアルミナ保護被膜を有するFeCrAl-ODSフェライト鋼の高温強度/耐水蒸気酸化制御について,それらの発現メカニズムを物理冶金学に立脚して解説した。...

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  • オーステナイト系ステンレス鋼溶接部の低温時効挙動と腐食特性

    渡邉 豊 溶接学会全国大会講演概要 2017f (0), 152-153, 2017

    ...316系ステンレス鋼溶接部を対象として、300°C近辺の低温時効によるフェライト相の硬化挙動を調査した。時効によりフェライト相は明確に硬化し、これはスピノーダル分解によるものと結論づけられた。さらに、凝固モードにより硬化速度が異なることが示された。高温水中応力腐食割れの観点からは、粒界に分布する島状フェライト相がき裂進展遅延に寄与していることが示唆された。...

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  • X線回折ラインプロファイル解析によるステンレス鋼の加工硬化中の転位挙動解析

    加藤 倫彬, 佐藤 成男, 齋藤 洋一, 轟 秀和, 鈴木 茂 X線分析の進歩 47 (0), 167-172, 2016-03-31

    ...加工硬化量で説明できることが確認された.二相ステンレス鋼の引張変形に伴う転位増殖は,オーステナイト相で著しく生じることが確認された.一方,フェライト相での転位密度増加は非常に小さいことが明らかになった.以上の結果から,引張変形に伴う二相ステンレス鋼の加工硬化は,主にオーステナイト相が担うことが示された....

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  • ステンレス鋼の磁界への影響の調査

    栗巣 普揮, 犬塚 純平, 柘植 信二, 北坂 規朗, 山本 節夫 表面科学学術講演会要旨集 36 (0), 110-, 2016

    ...オーステナイト相とフェライト相から構成されるニ相ステンレス鋼は磁性体であり,磁界を使用する真空装置への適用が懸念される.そこで,本研究では種々の透磁率を持つ磁性を持つステンレス鋼の磁石磁界に対する影響について電磁界シミュレーション解析により調べた.その結果,比透磁率50までのステンレス鋼では,磁石磁界への影響は小さいことがわかったので報告する....

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  • 二相ステンレス鋼の腐食反応の走査型電気化学顕微鏡観察

    青木 聡, 谷口 友美, 酒井 潤一 Zairyo‐to‐Kankyo 64 (9), 414-420, 2015

    本研究は,走査型電気化学顕微鏡(SECM)を用いて,二相ステンレス鋼(DSS)を構成するフェライト(α)相およびオーステナイト(γ)相上における腐食反応をそれぞれ個別に観察し,DSSの腐食電位(約-0.15 V vs.SHE)における優先溶解機構を解明することを目的とした.1 mol/l HCl水溶液中の腐食電位においてα相,γ相直上に,プローブ電極を固定し,プローブ電極の電位を-0.10 …

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  • カルシウムフェライト型NaAlSiO<sub>4</sub>の高圧ラマン分光測定

    糀谷 浩, Többens Daniel, 赤荻 正樹 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2014 (0), 110-, 2014

    ...下部マントル条件下において、玄武岩組成の岩石を構成する高圧鉱物の一つとして現れるカルシウムフェライト相の最主要端成分がカルシウムフェライト型NaAlSiO<sub>4</sub>である。本研究では、ラマン分光測定から格子振動の情報を取得し、それらを用いて定圧熱容量やエントロピーの推定を行った。...

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  • 二相ステンレス鋳鋼の経年劣化メカニズムの検討

    杉山 正成, 茶谷  一宏, 鹿野  文寿, 田中 重彰, 宮田 肇 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2013s (0), 413-, 2013

    ...硬さの変化については、熱時効後のオーステナイト相では大きな変化は見られないが、フェライト相で熱時効前と比較して、約100~200Hv高くなった。ミクロ組織変化については、STEM/EDS装置によって熱時効後の試験材のミクロ組織に着目し、ナノレベルのCr濃度分布の変化について検討した。その結果、熱時効後のCr濃度はある一定周期で変動しており、これはスピノーダル分解によるものと考えられる。...

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  • ステンレス鋼管のろう付圧接法(BPW法)による接合継手の耐蝕性

    池庄司 敏孝, 鈴村 暁男, 山崎 敬久 溶接学会全国大会講演概要 2012f (0), 76-77, 2012

    ...ろう付圧接法(Braze-Pressure Welding:BPW法)はろう付と圧接を組み合わせた新しい接合方法である.本研究ではSUS316L鋼管,SUS304鋼管をBPW法を用い,接合温度,接合時間を変化させて接合した.接合継手の耐蝕性の評価をEPR法を用いて行った.その結果,クロム炭化物析出以外にσ相析出,δフェライト相析出がBPW継ぎ手の鋭敏化に影響することが示唆された....

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  • SUS316FR鋼溶接金属におけるσ相析出挙動

    才田 一幸, 寺嶋 浩司, 馬塲 勇人, 荻原 寛之, 西本 和俊 溶接学会全国大会講演概要 2012s (0), 112-113, 2012

    ...SUS316FR鋼溶接金属におけるσ相析出挙動に対して速度論的検討を実施したところ、σ相析出はδフェライト相中で生じ、Johnson-Mehl型速度式に従うことが明らかとなった。その結果、実機プラントの供用条件下でSUS316FR鋼溶接金属におけるσ相析出の可能性が示唆された。...

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  • 透過型電子顕微鏡法によるZ型六方晶フェライトの結晶・磁気構造解析

    浅香 透, 福田 功一郎, 石倉 太志, 北川 祐太朗, 木村 剛 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2011S (0), 34-34, 2011

    ...また、他の六方晶フェライト相などの不純物も確認されなかった。さらにローレンツ電子顕微鏡法により磁区構造観察を行った結果、C面内に発達した磁区構造が観察された。これは本試料の磁化容易方向はC面内にあるということを示唆している。...

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  • 先進型高速炉実用化に向けた保全技術開発

    鈴木 隆之, 原田 祥久 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2011f (0), 202-202, 2011

    ...磁気力顕微鏡を用いたマイクロキャラクタリゼーションにより、未損傷材では磁性相である連結状のδ-フェライト相が観察された。一方、クリープ損傷材でもδ-フェライト相が観察されたが、その含有率は未損傷材よりも少なく、またその形態も孤立状であることがわかった。...

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  • アルミネート相およびフェライト相の水和反応に関する研究

    丸山 一平, 松下 哲郎, 五十嵐 豪, 野口 貴文, 細川 佳史, 山田 一夫 日本建築学会構造系論文集 76 (659), 1-8, 2011

    Hydration process of many kinds of cement paste is investigated by powder X-ray diffraction (XRD)/Rietveld analysis. The parameters of the present study are type of cement (Ordinary Portland cement, …

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  • SUS329J4L二相ステンレス鋼摩擦攪拌接合部のミクロ組織と機械的特性

    森 優智, 佐藤 裕, 粉川 博之, 御幸 正則, 平田 茂 溶接学会全国大会講演概要 2011f (0), 56-56, 2011

    ...二相ステンレス鋼を溶融溶接すると、フェライト相とオーステナイト相の存在比が崩れ、諸特性が劣化することが知られている。そのため、摩擦攪拌接合の適用が検討されている。本研究では、代表的なSUS329J4Lを用い、その接合部のミクロ組織と機械的特性に及ぼす接合条件の影響を調べた。...

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  • 高温水中のステンレス鋼溶接部および鋳鋼のき裂進展に影響する材料特性と腐食挙動(その2)

    山田 卓陽, 寺地 巧, 宮本 友樹, 有岡 孝司 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2011s (0), 497-497, 2011

    ...また前報では、これら材料中のフェライト相の高温腐食挙動にも、電位依存性があることを報告した。本報告では、この続報として、き裂進展試験中に酸素添加条件から水素添加条件に変更し、実施したき裂進展結果、および主要なき裂進展経路である粒界性状等、材料特性の観点での検討結果等について報告する。...

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  • すきま内模擬溶液中における二相ステンレス鋼のα,γ各相の溶解挙動と優先溶解機構

    青木 聡, 八鍬 浩, 宮坂 松甫, 酒井 潤一 Zairyo‐to‐Kankyo 60 (7), 328-332, 2011

    ...本研究は二相ステンレス鋼のフェライト相(<i>α</i>相),オーステナイト相(<i>γ</i>相)の各相が示す溶解挙動を明らかにすること,および二相ステンレス鋼の腐食電位における優先溶解機構を各相の溶解挙動を通して明らかにすることを目的とした.片方の相を選択溶解させ,その部分を樹脂被覆することにより<i>α</i>,<i>γ</i>相のそれぞれの単相から成る試料(<i>α</i>相試料,<i>γ<...

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  • すきま内模擬溶液中における二相ステンレス鋼の優先溶解挙動の電位依存性

    青木 聡, 伊藤 淳貴, 八鍬 浩, 宮坂 松甫, 酒井 潤一 Zairyo‐to‐Kankyo 60 (8), 363-367, 2011

    ...試験開始後,ある値まで減少し,その後は24時間の試験終了まで経過時間によらずほぼ一定の値を示した.不働態領域(-200 および-150 mV)では,試験開始後数時間で電流密度が大きく減少し,その後は試験終了まで低い値を示した.全電位領域において,定電位保持試験で求めた電流密度の値は,動電位アノード分極曲線から得られた値に比べ,1桁程度小さくなった.活性態領域のうちの卑側の電位(-370 mV)ではフェライト...

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  • 9Cr-ODS鋼におけるナノサイズ分散粒子とδ-フェライト相の生成に関する研究

    金 思雄, 大塚 智史, 皆藤 威二, 山下 真一郎, 井上 賢紀, 菖蒲 敬久, 大沼 正人, 阿部 弘亨 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2010s (0), 410-410, 2010

    高速増殖炉用燃料被覆管材料として有望視されている9Cr-ODS鋼に微細に分散されているナノサイズ酸化物粒子の生成現象を把握するために、大型放射光施設(SPring-8)を用いてXRD/SAXS解析を実施した。

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  • カルシウムフェライト型CaAl2O4の高圧ラマン分光測定

    糀谷 浩, 赤荻 正樹 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2010 (0), 109-109, 2010

    ...カルシウムフェライト型CaAl2O4は、海洋玄武岩が下部マントルに沈み込むことにより現れると考えられているカルシウムフェライト相の端成分である。本研究では、このカルシウムフェライト型CaAl2O4について、ダイアモンドアンビル高圧発生装置を用いた高圧下での顕微ラマン分光測定を行った。...

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  • 鋼のダイヤモンド切削における工具摩耗

    高橋 功奈, 古城 直道, 樋口 誠宏, 山口 智実, 杉本 隆史, 寺内 俊太郎, 松田 茂敬, 島田 尚一 精密工学会学術講演会講演論文集 2010S (0), 17-18, 2010

    ...ガラスレンズ成形金型に鋼を用いるとすると,炭素拡散に起因するダイヤモンド工具の激しい摩耗を抑制する必要がある.本研究はどのような鋼の組織が工具を摩耗させにくいのかを知るために,調質した約20種類の実用鋼材の切削を行って工具摩耗を調べた.また,用いた鋼のX線回折と硬さ測定を行った.その結果, フェライト相に含まれる炭化物Fe<sub>3</sub>CまたはCr<sub>23</sub>C<sub>6<...

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  • 金属燃料の溶融塩電解精製における陰極/陽極の処理に関する研究開発

    土方 孝敏, 飯塚 政利, 塚田 毅志, 高橋 恵樹 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2009f (0), 608-608, 2009

    ...さらに、金属廃棄物はFe-Crのフェライト相とFe-Zrの金属間化合物相からなり、貴金属の分布は、Pd、Ru,Ruが金属間化合物相に多く分布し、Mo、Re(Tcの模擬物質)がフェライト相と金属間化合物相の両相に分布する傾向を示した。...

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  • PS39 パーライト組織形成過程のMulti-Phase-Fieldシミュレーション(ポスターセッション)

    山本 隆史, 山中 晃徳, 高木 知弘, 冨田 佳宏 M&M材料力学カンファレンス 2008 (0), _PS39-1_-_PS39-2_, 2008

    ...パーライト組織を含む鉄鋼材料の力学特性は内部組織の形態や分布により特徴づけられるため,組織形態の予測が重要となる.そこで,相変態による組織形成過程を組織の全自由エネルギーの最小化原理に基づき解析可能なMulti-Phase-Field法を用いて,パーライト組織形成過程の数値シミュレーションを実施する.本研究では,フェライト相とセメンタイトからなる初期ラメラー組織の形態がパーライト組織形成過程や組織形態...

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  • 高圧水素環境におけるステンレス鋼の脆化挙動に及ぼす化学組成の影響

    大村 朋彦, 平田 弘征, 宮原 光雄, 工藤 赳夫 Zairyo‐to‐Kankyo 57 (1), 30-36, 2008

    ...した.Md<sub>30</sub>が高い化学組成ほど,また試験温度が低いほどα′相の生成量が増し,脆化感受性は増大した.また,溶接金属部に生成したδフェライト相は20%以下であったが,脆化に顕著な影響を与えなかった.α′相は亀裂先端部で連続生成することから,脆化特性に強く影響すると推定された.一方,あらかじめ溶接金属中に生成するδフェライト相は,本検討の範囲内では亀裂を連結させる作用は無いことから...

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  • 多成分フェライトSFCA-I相の結晶構造と還元変化

    扇 嘉史, 杉山 和正 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2007 (0), 196-196, 2007

    ...高炉製錬プロセスでは、hematite、magnetiteおよび多成分カルシウムフェライト相を主要鉱物とする焼結鉱を還元し銑鉄を製造する。多成分カルシウムフェライト相は、SiO2成分の多いSFCA相およびSiO2成分の少ないSFCA-I相に分類され、現在のプロセスではSFCA相が主要成分である。...

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  • P028 二相ステンレス鋼の水素ぜい化割れ特性に及ぼす鋭敏化熱処理の影響(フェロー賞表彰対象ポスターセッション)

    黒瀬 啓介, 長 秀雄, 小川 武史 M&M材料力学カンファレンス 2007 (0), 651-652, 2007

    ...本研究では,鋭敏化熱処理を施した二相ステンレス鋼について,応力拡大係数を制御できる試験機を用いて水素ぜい化割れ特性を評価した.同時にアコースティック・エミッション法を適用し,破面観察と併せて破壊機構を考察した.その結果,き裂が進展しない健全な未熟処理材に対し,鋭敏化熱処理によってき裂進展抵抗が低下して水素ぜい化割れが顕在化した.き裂はフェライト相を先行して進展し,オーステナイト相は延性的な挙動を示してき...

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  • オーステナイト系ステンレス鋼溶接部におけるスピノーダル分解挙動

    才田 一幸, 阿部 大輔, 西本 和俊, 石橋 良, 国谷 治郎 溶接学会全国大会講演概要 2006f (0), 104-104, 2006

    ...凝固モードによるδフェライト相組成と加速熱処理により得られた材料定数を用いてスピノーダル分解を予測した結果、FAモード凝固時ではスピノーダル分解が生じることが示唆された。...

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  • 溶接後熱処理を受けた二相ステンレス鋼肉盛り溶接部の性能に及ぼすフェライト相割合の影響

    成 喜俊, 徐 昌?, 金 大舜, 朴 東桓, 池内 建二, 黒田 敏雄, 高橋 誠 溶接学会全国大会講演概要 2005f (0), 212-212, 2005

    一般に二相ステンレス鋼はPWHTされると、脆化相が析出し性能が劣化するが、肉盛り溶接部には母材と同時にPWHTが加わることが避けられない。本研究では、脆化相の形成に強い影響を及ぼすと考えられるa相の割合を、溶接条件によって変化させ、PWHT後の肉盛り溶接部の微細組織と硬さに及ぼす影響を調べた

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  • 原子炉用ステンレス鋼溶融部近傍の組織評価とPWHTによる組織変化

    坂井 研太, 佐藤 裕, 粉川 博之, 尾花 健 溶接学会全国大会講演概要 2005f (0), 210-210, 2005

    SUS316Lステンレス鋼溶接部近傍のHAZにて発生する応力腐食割れのメカニズムを明らかにするため、溶接およびPWHT時のこの領域における組織変化をフェライト生成・成長、Mo偏析、金属間化合物相の析出という観点で調べた。

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  • PNC-FMS鋼ラッパ管/SUS316鋼の異材溶接部の強度特性評価

    成田 健, 鵜飼 重治, 皆藤 威二, 大塚 智史, 藤原 優行 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2004f (0), 389-389, 2004

    ...オーステナイト鋼に比べて耐スエリング性が格段に優れていることから、実用化段階の高速炉燃料集合体ラッパ管部材として有望であるフェライト/マルテンサイト鋼(PNC-FMS鋼:11Cr-0.5Mo-2W,V,Nb)製のラッパ管は、SUS316鋼製の集合体上下部構造体との異材溶接が必要となるため、PNC-FMS側溶接部に生成するδフェライト相に起因する使用期間中における脆化等が懸念される。...

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  • マイクロ波照射によるフェライトの合成

    宮澤 彰宏, 滝沢 博胤, 武田 隆史, 遠藤 忠 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2002F (0), 280-280, 2002

    ...フェライトを、28GHzのマイクロ波照射で合成すると、アモルファスフェライト相が生成し、マイクロ波で合成したZnFe<SUB>2</SUB>O<SUB>4</SUB>のアモルファス相は強磁性を示すことが報告されている。しかし、マイクロ波照射によるフェライトの物性の変化の仕組みについては明らかにされていない。...

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  • 酸化コバルトと酸化鉄間の薄膜反応によるコバルトフェライトの合成

    山崎 陽太郎, 並河 建, 佐藤 実 日本化学会誌(化学と工業化学) 1981 (7), 1076-1081, 1981-07-10

    ...コバルトフェライト薄膜を,酸化鉄薄膜と酸化コバルト薄膜の界面における固相反応により合成し,膜の組織組成分布,磁気特性およびフェライト相の生成過程について検討を行なった。フェライト生成反応はFe<SUB>3</SUB>O<SUB>4</SUB>膜と酸化コバルト膜の界面では,低温度(400℃)で進行し,厚さ0.44μm,平均結晶粒径0.03μmの連続体薄膜を作製することができた。...

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  • 焼付きにおよぼす表面あらさの影響 : 第2報,十分な給油条件の場合

    山本 雄二, 平野 冨士夫, 橋本 正明 日本機械学会論文集C編 45 (389), 90-90, 1979

    ...ころがり-すべり接触状態における焼付きに及ぼす表面あらさの影響を十分な給油条件のもとで調べた.焼付きに対しては,なじみ運転中の表面の加工硬化,表面膜形成状態が重大な影響を与える.すなわち,あらさが小さい場合には耐焼付性に二面性が存在し,大きい場合には耐焼付性はあらさの増加と共に高くなる.また,表面に絞り出されたフェライト相が酸化されることにより酸化膜が形成され,その酸化膜の形成が転移温度で焼付かないための...

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