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検索結果 267 件

  • フェーズフィールド法及び立体組織観察によるウィドマンステッテンオーステイナイト組織の形態に関する研究

    夏 允幸, 天津 賢志郎, 宮坂 史和, 森 裕章 溶接学会全国大会講演概要 2021f (0), 58-59, 2021

    二相ステンレス鋼の溶接部におけるγ相の析出には窒素の影響が大きいことが報告されている。本研究では、フェイズフィールド法を用いて窒素の拡散を考慮した固相変態モデルを構築し、とくにウィッドマンステッテンγに着目した析出挙動の数値シミュレーションを行った。計算結果を3Dでのミクロ組織観察の結果と比較することにより、この解析手法を用いて同γ相の析出挙動を、ある程度の精度で再現できることを確認した。

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  • フェーズフィールド法によるコンクリートのメゾスケールモデルの作成とその数値実験への適用

    車谷 麻緒, 加藤 匠, 村松 眞由 日本計算工学会論文集 2020 (0), 20200008-20200008, 2020-05-27

    ...把握しておく必要がある.しかし,粗骨材の形状と分布を反映したコンクリートの3次元モデルを作成することが容易ではないため,メゾスケールにおけるコンクリートの3次元破壊シミュレーションを実施することができない.そこで本研究では,粗骨材の形状と分布を再現したコンクリートの3次元メゾスケールモデルの作成手法を提案する.具体的は,主に材料科学の分野において,材料の組織形成シミュレーションの手法として知られるフェーズフィールド...

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  • 流体界面の数理モデル -フェーズフィールド法とレベルセット法-

    大島 伸行 理論応用力学講演会 講演論文集 65 (0), 71-, 2019

    <p>流体に生じる「界面」がもたらす複雑流れ現象に対して、局所的な界面形成メカニズムを定式化するフェーズフィールド(PF)法と大域的な界面運動メカニズムを定式化するレベルセット(LS)法を融合するアプローチを、非平衡熱力学と流体運動保存則の一般原理に即して再構築し、気液相界面、燃焼反応界面などの複雑流れ現象に適用して、分子動力学から連続体近似、反応と流れのスケール分離、界面乱流現象の平均モデルな…

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  • 合金凝固のフェーズフィールドシミュレーションへの局所アンサンブル変換カルマンフィルタの適用

    高橋 和希, 山中 晃徳 理論応用力学講演会 講演論文集 65 (0), 159-, 2019

    <p>本研究では,局所アンサンブル変換カルマンフィルタを合金凝固の3次元フェーズフィールドシミュレーションに適用し,合金の凝固組織,すなわちデンドライト形態や溶質濃度分布だけでなく,モデルに含まれるモデルパラメータの推定も行うことを目的とする.本稿では,アルミニウム合金の凝固組織の形成過程の擬似観測データから,局所アンサンブル変換カルマンフィルタを用いてデンドライト形態や液相における銅原子の拡散…

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  • 結晶方位差に起因する界面上のエネルギーを考慮したMPFマルチスケールトポロジー最適化による剛性最大化問題

    工藤 寛史, 加藤 準治, 京谷 孝史 理論応用力学講演会 講演論文集 65 (0), 249-, 2019

    ...微視的な構造における結晶粒配置や粒内の結晶方位によって,巨視的な構造の剛性が異なるという異方性を有する.また,材料設計の観点から,多結晶構造の設計を行う上で,結晶粒間の結晶方位の差による粒界エネルギーが及ぼす影響は無視出来ない.そこで本研究では,材料の巨視的な応答に影響する結晶配置や結晶方位に加え,結晶方位差に起因する粒界エネルギーも考慮した材料微視構造の最適化問題を取り上げる.手法としては,マルチフェーズフィールド...

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  • 氷・霜の広がりを表現するビジュアルシミュレーション

    天野 幹子, 伊藤 貴之 画像電子学会研究会講演予稿 18.04 (0), 352-354, 2019

    ...本報告では、3DCG における氷・霜の広がりを、スケッチ入力と物理シミュレーションを用いてイン タラクティブに作成するツールを提案する.氷や霜の結晶は樹枝状構造と扇状板の連続であると考えることができ る.氷や霜の樹枝状成長の研究は活発に発表されており,特にフェーズフィールド法はその有力な方法として知ら れている.しかし,グラフィックスにおいてスケッチ入力を用いたシミュレーションにこの方法を用いるものは...

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  • 金属材料の組織形成および凝固プロセスに関する分子動力学

    澁田 靖 アンサンブル 19 (3), 158-164, 2017-07-30

    ...<p><tt>金属材料の組織形成解析にはフェーズフィールド法などの現象論的解析手法が主に用いられるが,著者らは当該分野に率先して分子動力学法を導入してきた.本稿では高精度の測定が容易でない固液界面エネルギーやカイネティック係数などの高温物性値導出例や,過冷融液からの核生成から多結晶組織形成に至る過程の計算例を紹介し,材料プロセス研究における分子動力学法の役割について議論したい.</tt></p>...

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  • 反応-拡散-駆動系として理解する細胞の形態変化(最近の研究から)

    石原 秀至, 澤井 哲 日本物理学会誌 70 (1), 25-30, 2015-01-05

    ...らず,決定論的に振る舞っていることがわかった.一般に,PIP3はイノシトール環3位のOH基のリン酸化/脱リン酸化反応によって,その濃度が調節されており,先行研究から,リン酸化反応がF-アクチンを介した強い非線形性をもった反応動力学によっていると考えられる.これらの生化学反応と,膜上の拡散を連結した数理モデルから,PIP3の濃度波が興奮系の波であることが理論的にも数値的にも予測される.さらには膜変形をフェーズフィールド...

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  • フェーズフィールド法によるミクロ構造トポロジー最適化の基礎的研究

    加藤 準治, 加茂 純宜, 高瀬 慎介, 森口 周二, 車谷 麻緒, 寺田 賢二郎, 京谷 孝史 土木学会論文集A2(応用力学) 70 (2), I_173-I_183, 2014

    ...構造および材料の力学的挙動は,材料の微視構造(ミクロ構造)における幾何学的特性,例えば材料配置や形状,寸法に強く依存することが知られている.そのため,ミクロ構造の幾何学的特性を最適化することでマクロ構造の力学的パフォーマンスを最大限に引き出す,あるいは制御するための研究が盛んに行われている.そこで,本研究では近年材料開発分野において注目されているフェーズフィールド法を導入し,ミクロ構造のトポロジーを...

    DOI 参考文献10件

  • 流路内におけるバイオフィルムの成長シミュレーション

    高木 洋平, 大畑 貴嗣, 岡野 泰則, サンチェス ゾエ, 金原 和秀 理論応用力学講演会 講演論文集 63 (0), 26-, 2014

    バイオフィルムは流路内壁面に付着した微生物がコロニーを形成し、流れから栄養物を取り込むことによって成長する膜状の構造体である。バイオフィルムは水質浄化作用などの利点を持つが、医療現場では衛生上除去する必要があり、バイオフィルムの発生・成長を制御する必要性がある。バイオフィルムは発生、成長、脱離、再付着を繰り返して存在域を拡大するが、本研究では成長過程に注目した数値シミュレーションを実施した。計算…

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  • Phase-field法を用いた曲率を有する固体と液体の接触過程の静力学的解析

    松岡 興二, 土井 祐介, 中谷 彰宏 理論応用力学講演会 講演論文集 63 (0), 163-, 2014

    ...本研究では、液相と気相の界面の時間発展を記述できるフェーズフィールド法を用いて、様々な条件下で曲率を有する固体と液体の接触問題を準静的に解析する。液面のプロファイルとともに固液界面を含む気液系の全エネルギーが評価される。重力場の下での固体の重心位置のポテンシャルエネルギーを考慮することにより、液体上の浮体としての固体の安定性を論じる。...

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  • ブロックAMR法のGPUコンピューティング・フレームワーク

    下川辺, 隆史, 青木, 尊之, 小野寺, 直幸 ハイパフォーマンスコンピューティングと計算科学シンポジウム論文集 2013 156-165, 2013-01-08

    ...向上させるGPU向けの最適化手法やAMR法にまつわる複雑な実装を隠蔽し,簡便に格子計算をAMR法のGPUコンピューティングとして実行することが可能である.フレームワークは,他の環境へ容易に移植できるようC++言語のテンプレートとクラスで実装されている.また,高精度な数値計算手法を精度よく計算できるよう異なる解像度間のデータコピーには,3次精度の補間関数を使う.評価実験として,高精度な移流計算およびフェーズフィールド...

    情報処理学会

  • マルチフェーズフィールド法による多結晶粒成長シミュレーションの複数GPU計算

    岡本 成史, 山中 晃徳, 下川辺 隆史, 青木 尊之 日本計算工学会論文集 2013 (0), 20130018-20130018, 2013

    ...しかしながら, MPF法は複数のフェーズフィールド変数と同数の時間発展方程式を解く必要があるため, ひとつの秩序変数を用いる従来のフェーズフィールド法に比べて計算コストが大きいことが問題である. そこで本研究では, MPF法を高速に計算するために, CUDAとMPIを用いた新しい複数GPU計算法を構築した....

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  • 微視組織形成と塑性変形のモデル

    高木 知弘 理論応用力学講演会 講演論文集 62 (0), 116-, 2013

    ...フェーズフィールド法を用いた転位モデル,き裂進展モデル,粒成長モデルを紹介する.また,マルチフェーズフィールド法を用いた熱間加工における動的再結晶,多結晶体が外力を受ける際の応力場に駆動される粒成長について具体的なモデルと計算例を紹介する.また,他の2名のパネリストとともに,ミクロな視点からの弾塑性構成式についてパネルディスカッションも行う予定である....

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  • 1622 連成する保存方程式に支配される現象におけるフェーズフィールド法について

    大島 伸行 計算力学講演会講演論文集 2013.26 (0), _1622-1_-_1622-2_, 2013

    本研究では,化学反応場を例にエネルギー保存則の元ての反応平衡過程を複素ポテンシャルで表して,複素Ginzburg-Landau方程式を適用することによって連立する保存方程式に支配される現象へのフェースフィールド法の適用を試みる全エンタルピー保存則(dH=0)による拘束のもとで,反応速度ωにより連成する化学種分率と温度の保存方程式系により支配される反応界面の伝播現象を表す複素関数モデル式が導出され…

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  • 凝固・結晶成長のためのフェーズフィールド法

    大野 宗一 International Journal of Microgravity Science and Application 30 (1), 24-, 2013

    The phase-field models developed in the field of solidification and crystal growth are explained with a focus on the models for dendritic growth in pure substances and alloys. The diffuse interface …

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  • Barred-olivine組織形成のフェーズフィールド計算(2)

    三浦 均 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2013 (0), 141-, 2013

    コンドリュールに見られるbarred-olivine (BO) 組織は,加熱溶融したコンドリュールが急冷凝固することで形成したと考えられている。私は,BO組織形成メカニズムを数値計算手法を用いて明らかにする試みに取り組んでいる。前回の総会では,Mg<sub>2</sub>SiO<sub>4</sub>-Fe<sub>2</sub>SiO<sub>4</sub>二成分系モデルを用いて,平坦な固液界…

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  • Barred-olivine組織形成のフェーズフィールド計算

    三浦 均, 塚本 勝男 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2012 (0), 171-, 2012

    ...数値計算手法には,結晶成長の分野でよく用いられているフェーズフィールド法を採用した。今回は鉱物としてMg-Feオリビンを扱い,オリビン組成メルトとの相平衡関係は理想溶体モデルによって与えた。平坦な固液界面が急冷に伴って結晶成長する様子を数値計算したところ,結晶成長に伴うFeの分配,濃度境界層の形成,それに伴う界面形態不安定が再現され,BO組織に似た構造が形成した。...

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  • 合金のデンドライト成長シミュレーション(デンドライトとウィスカ)

    大笹 憲一 日本信頼性学会誌 信頼性 34 (7), 452-458, 2012

    ...近年,合金のデンドライト成長のシミュレーションモデルが急速に進展している.これらのシミュレーションモデルでは従来困難であった2次枝の発達を含むデンドライト全体の発達過程をリアルに計算することが出来る.本解説ではフェーズフィールド法,およびセルオートマトン法によるデンドライト成長シミュレーション法を紹介し,さらにその応用に関する事例を紹介する....

    DOI Web Site 参考文献9件

  • フェーズフィールド法におけるピン止め効果を考慮した粒界移動度算出手法の提案

    藤山 直人, 西畑 敏伸, 関 彰, 平田 弘征, 小薄 孝裕, 小川 和博 溶接学会全国大会講演概要 2012f (0), 156-157, 2012

    ...そのような材料組織予測を比較的容易に行う汎用ソフトとして、フェーズフィールド法を活用したMICRESSが普及している。本報告では、粒界移動度にピン止め効果の影響を考慮する手法を提案し、その妥当性を検証した。...

    DOI 参考文献8件

  • フェーズフィールド法を用いた炭素鋼の結晶粒成長挙動の予測

    藤山 直人, 小薄 孝裕, 関 彰, 平田 弘征, 小川 和博 溶接学会全国大会講演概要 2012s (0), 118-119, 2012

    HAZ靭性改善手法として、ピン止め効果によるHAZ細粒化や粒内変態による破壊単位の微細化がよく知られている。一方、昨今のコンピュータの発展に伴い、フェーズ・フィールド法を用いた粒成長シミュレーションに関する研究が多く行われている。本研究ではHAZでの粒成長挙動を予測する手法を開発するために、フェーズ・フィールド法の汎用ソフトウェアであるMICRESSを用いて、HAZでの単純結晶粒成長挙動シミュレ…

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  • 核燃料に関する計算組織学的な解析技術の開発

    佐藤 匠, 澁田 靖, 倉田 正輝 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2011s (0), 461-461, 2011

    核燃料に関する計算組織学的な解析技術の開発の一環として、フェーズフィールド(PF)法を用いた固体陰極へのU及び模擬物質(希土類)のデンドライト析出解析モデルを構築するため、溶融LiCl-KCl共晶塩中において希土類金属の固体陰極への析出試験を行い、希土類の電析における層状から樹状への析出形態の転移及び初晶の分布状態に関する評価を行った。

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  • 核燃料に関する計算組織学的な解析技術の開発

    倉田 正輝, 野本 祐春, 澁田 靖, 白数 訓子, 松田 哲志 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2011s (0), 457-457, 2011

    平成22年度より着手した、文科省基礎基盤戦略研究イニシアティブの核燃料に関する計算組織学的な解析技術の開発に関し、研究開発の概要、ねらい、現状成果をとりまとめる。 なお、研究項目ごとに4件のシリーズ発表を行う。

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  • 核燃料に関する計算組織学的な解析技術の開発

    澁田 靖, 鈴木 俊夫, 倉田 正輝 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2011s (0), 459-459, 2011

    *4件のシリーズ発表の3件目: 乾式再処理過程における固体陰極でのウランデンドライト析出過程を解析するために,U-Zr-A三元系フェーズフィールドモデルを構築した.このモデルを用い,ウラン析出物の溶融塩中Zr濃度及び電流密度依存性を解析した.

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  • 次世代炉開発にむけた二相流解析技術の確立

    福多 将人, 山本 泰, 光武 徹, 松本 圭司, 古志 裕司 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2011s (0), 280-280, 2011

    ...ここでは、沸騰現象のメカニズム解明に適用するために、沸騰現象を気泡核の生成過程から直接評価でき、実験式や経験式の不要なフェーズフィールド法を用いた解析手法を開発した。講演では開発手法の詳細とこれによる沸騰現象の解析結果について報告する。...

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  • 核燃料に関する計算組織学的な解析技術の開発

    佐藤 匠, 澁田 靖, 倉田 正輝 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2011f (0), 413-413, 2011

    フェーズフィールド(PF)法を用いた固体陰極へのU及び模擬物質(希土類)のデンドライト析出解析モデルを構築するため、溶融LiCl-KCl共晶塩中において希土類金属の固体陰極への析出試験を行い、電流密度及び溶融塩中の金属元素濃度をパラメータとした析出形態状態図を作成した。

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  • 核燃料に関する計算組織学的な解析技術の開発

    野本 祐春, 倉田 正輝 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2011f (0), 410-410, 2011

    ...酸化物(MOX)燃料焼結の組織形成過程解析手法確立の基礎として、Pu-U-O系熱力学データベースと連携する多結晶系マルチフェーズフィールド法モデルの基礎を構築した。モデルに基づき、MOX燃料の微細領域におけるボイドの消滅および結晶の粗大化を含む焼結過程解析できる基本ツールを開発した。...

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  • 核燃料に関する計算組織学的な解析技術の開発

    野本 祐春, 倉田 正輝 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2011s (0), 458-458, 2011

    ...MOX(U-Pu-O系)燃料製造時の焼結条件の最適化をはかるため、MOX系熱力学データベースと連携するマルチフェーズフィールド法解析手法の開発を進めている。この手法と基礎検証計算について報告する。...

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  • 核燃料に関する計算組織学的な解析技術の開発

    澁田 靖, 鈴木 俊夫, 倉田 正輝 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2011f (0), 411-411, 2011

    *5件のシリーズ発表: 乾式再処理過程における固体陰極でのウランデンドライト析出過程の解析を目的とし,U-Zr-A三元系フェーズフィールドモデルを構築した.これを用い,ウラン析出物の溶融塩中Zr濃度及び電流密度依存性を解析し,ウラン析出物形態(デンドライトか層状)の閾となる条件を探索した.

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  • 核燃料に関する計算組織学的な解析技術の開発

    倉田 正輝, 野本 祐春, 澁田 靖, 白数 訓子, 松田 哲志 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2011f (0), 409-409, 2011

    H22年度から3カ年で着手した、文科省公募事業戦略的基礎基盤研究イニシアティブでの表記研究テーマに関するH22年度の成果の概要を報告する。

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  • マルチGPUによるフェーズフィールド相転移計算のスケーラビリティー―40GPUで5 TFLOPSの実効性能

    小川, 慧, 青木, 尊之, 山中, 晃徳 情報処理学会論文誌コンピューティングシステム(ACS) 3 (2), 67-75, 2010-06-21

    ...純金属のデンドライト凝固成長に対してフェーズフィールド法に基づいた Allen-Cahn 方程式と熱伝導方程式を連立させて GPU で計算し実行性能を検証した.離散化された式を CUDA でプログラミングすることにより時間発展の計算を行い,NVIDIA の GPU である Tesla S1070 の単一 GPU で 171GFLOPS (単精度計算) を達成した.さらに複数 GPU に対して領域分割...

    情報処理学会 Web Site 被引用文献2件

  • レベルセット法に基づく熱電効果を利用した熱アクチュエータ設計問題に関するトポロジー最適化

    岡本 由仁, 山田 崇恭, 泉井 一浩, 西脇 眞二, 竹澤 晃弘 日本計算工学会論文集 2009 (0), 20090024-20090024, 2010-01-08

    ...グレースケールを含む構造を解として許容していることに対して,レベルセット法においては明確な境界が存在する.しかしながら,従来までに提案されている方法は,基本的に構造の境界変動による形状最適化の考え方に基づいており,物体領域に穴が創出されるような形態変更は許容されていない.さらには,初期構造など,パラメータ設定によっては,適切な最適化が行えない問題を持つ.そこで本論文では,レベルセット法による形状表現を用いた,フェーズフィールド...

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  • 温度勾配条件での金属燃料挙動解析シミュレーション

    倉田 正輝, 柴田 裕樹, 白数 訓子 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2010s (0), 372-372, 2010

    ...温度勾配条件での 相変態解析や物質移動解析に適用できるフェーズフィールド法を用いたシミュレーション技術の開発に着手した。 本発表では、第一回として、その基盤の構築について報告する。...

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  • アルミナの焼結における板状粒成長のフェーズフィールドシミュレーション

    品川 一成, 横田 耕三 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2009S (0), 153-153, 2009

    ...クラックディフレクションによる高靱化を目的に,アルミナ粉末成形体の焼結中に板状粒子を生成させる方法が着目されている.板状粒子の発生,成長のメカニズムに関しては不明な点も多く,理論的な考察が重要であると考えられる.本研究ではフェーズフィールド法を用い,板状粒子の発生,成長の条件を解析的に明らかにすることを試みる.本報ではまず,界面エネルギーの異方性を考慮し,シミュレーションを行った.焼結後期を対象とし...

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