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検索結果 1,395 件

  • 酸化チタン電極により発生したヒドロキシラジカルによる乳酸の分解

    押鐘 寧, 藤田 ゆめ 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 447-448, 2023-08-31

    <p>口腔衛生への応用を考えて,通電した酸化チタン電極による適度なヒドロキシラジカル発生の検証を行っている.テレフタルサン溶液中でのヒドロキシラジカル発生の化学プローブ法によるモニタリング実験の続報を述べる.また,ミュータンス菌が口腔内で糖を分解して発生する乳酸について,これをヒドロキシラジカルにより分解する過程を模擬する形で,酸化チタン電極を挿入した乳酸水溶液のpH変化の観察について述べる.<…

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  • おもちゃの安全管理と化学物質による健康リスク

    戸次 加奈江, 湯川 慶子 保健医療科学 72 (3), 242-248, 2023-08-31

    <p>近年,子どものアレルギー疾患の増加や発達期への影響に対する化学物質の関与が懸念される中,おもちゃは乳幼児期の子どもの身近な生活用品として,化学物質ばく露による健康リスクとの関連が指摘されている.そのため,国内外では,これまでおもちゃに使用される塗料や樹脂に含まれる重金属や可塑剤,着色料など,有害性の高い化合物を中心にばく露評価のための試験法や規格基準が設けられ(食品衛生法[日本],EN71…

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  • ポリ塩化ビニル製おもちゃの使用可塑剤調査(2019~2020)

    阿部 裕, 山口 未来, 片岡 洋平, 六鹿 元雄, 佐藤 恭子, 杉本 直樹 食品衛生学雑誌 64 (4), 145-153, 2023-08-25

    ...)の検出率が最も高く,指定おもちゃでは71.2%,指定おもちゃ以外では88.9%であり,過去の調査から徐々に増加している傾向がみられた.その他の特徴として,アセチルクエン酸トリブチルやアジピン酸エステル類の使用量の減少が確認された.規制対象の6種のPAEsは指定おもちゃでは引き続き使用されていなかったが,フタル酸ジイソブチルの使用が増加した.一方指定おもちゃ以外ではPAEsのうち特にフタル酸ジ(2-...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献12件

  • 液中の酸化チタン電極表面での触媒反応によるヒドロキシラジカル生成の蛍光観察

    押鐘 寧, 塚田 晋也, 平石 亘 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 803-804, 2023-03-01

    <p>口腔衛生には効率的な歯垢除去が必要である。本研究では歯ブラシに太陽電池と酸化チタンを内蔵し微弱電流による酸化チタン電極表面の触媒反応から発生するヒドロキシラジカル(hydroxy radical)の振る舞いに興味を持っている.具体的には,絶対生成量,生成量の時間変化,電流や電極処理方法に対する依存性などである。研究着手にあたり手始めに実施した化学プローブ法による蛍光観察したヒドロキシラジカ…

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  • 免疫毒性学の未来に向けて

    中村 和市 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), S20-1-, 2023

    ...環境中化学物質に関しては、ヒ素、錫、TCDDなどに続き、近年ではアスベスト、微小粒子状物質、ビスフェノールA、フタル酸エステル、パーフルオロアルキルおよびポリフルオロアルキル物質(PFAS)などが免疫毒性評価の対象となった。 </p><p> 日本免疫毒性学会(研究会)発足時は、医薬品の抗原性試験についての議論が活発であった。...

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  • PPAR alphaリガンドが惹起する遺伝子発現プロファイルの比較解析

    夏目 やよい, 相﨑 健一, 北嶋 聡, 菅野 純 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), S2-4-, 2023

    ...本データベースを用いて、既知のPPAR alpha(Peroxisome Proliferator Activated Receptor Alpha)リガンドおよびこれまでの研究成果からPPAR alphaリガンドであることが示唆されている化学物質3種(クロフィブラート、バルプロ酸、エストラゴール)にDEHP(フタル酸ジ(2―エチルヘキシル))及びPB(フェノバルビタール)を加えて遺伝子発現量の動的変動...

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  • 反応熱分解GC及びMALDI-MSによるアミノフェノール単位を含む全芳香族液晶ポリエステルの分子構造解析及び重合反応過程の解明

    大谷 肇, 杉本 沙哉佳, 平野 美智子, 加藤 浩一, 塩飽 俊雄, 横田 俊明 分析化学 71 (10.11), 571-578, 2022-10-05

    ...<p>4-ヒドロキシ安息香酸,イソフタル酸及び4-アミノフェノール単位からなる,三元共重合型全芳香族液晶ポリエステル(LCP)試料について,それらの分子構造解析結果をもとに,当該LCPの重合反応過程の解明を試みた.反応温度を徐々に上昇させながら縮合反応させる重合の各段階で逐次サンプリングして,重合度の異なる7種類のLCP試料を調製した.これらをまず有機アルカリ共存下での反応熱分解ガスクロマトグラフィー...

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 生分解性を有する新規ポリエステル系共重合体の設計と合成

    中山 祐正 日本画像学会誌 61 (3), 261-270, 2022-06-10

    ...DL-ラクチドのランダム共重合体 (P(CL-<i>r</i>-DLLA) ) からなるトリブロック共重合体,PLLA-<i>b</i>-P(CL-<i>r</i>-DLLA) -<i>b</i>-PLLA,は,熱可塑性エラストマーとして優れた物性を示した.2-メチル-1,3-プロパンジオールと脂肪族ジカルボン酸の重縮合体を用いたPLLAとのトリブロック共重合体は,海水中で高い生分解性を示した.テレフタル...

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  • PET-PVC共熱反応によるテレフタル酸誘導体生成機構と生成物のPETへの再重合

    本宮 拓実, 高澤 隆一, 熊谷 将吾, 吉岡 敏明, 吉田 曉弘 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 33 (0), 327-, 2022

    ...発表者らは、PET-PVCの共熱分解により、高収率でテレフタル酸誘導体が回収できることを既に明らかとしている。今回の発表では、昇華物の詳細構造の解析と昇華物の生成メカニズムを検討した。その結果、昇華物は主としてBCET、MCET、TPAからなることを明らかとした。また、PVCの熱分解により発生するHClがPETのエステル結合を開裂することで反応が進行することを確認した。...

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  • 室内フタル酸ジ-2-エチルヘキシル濃度予測における浮遊粒子径の最適化

    青木 幸生, 東海 明宏, 花井 荘輔, 伊藤 理彩 室内環境 25 (3), 241-251, 2022

    ...代表的なSVOCであるフタル酸ジ-2-エチルヘキシル(DEHP)と浮遊粒子間の相互作用に関する既往研究の調査から,粒子態濃度に対するPM10の代表粒径を0.375μmと決定した。代表粒径の最適化により,ガス態濃度分率は58%から29%に改善し,実測のガス態の濃度割合10-20%により近くなることがわかった。...

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  • 金属有機構造体を用いた分子ふるい作用によるパラキシレン分離

    米澤 彰広, 田中 直樹, 早瀬 吉希, 佐野 誠, 鈴木 俊光, 三宅 孝典 Journal of the Japan Petroleum Institute 64 (3), 147-154, 2021-05-01

    ...<p>テレフタル酸あるいはフマル酸などの有機リンカーとAl<sup>3+</sup>あるいはZr<sup>4+</sup>などのカチオンからなる有機金属構造体(MOF)を,水熱合成法あるいはソルボサーマル合成法により調製した。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献39件

  • PETとPVCの共熱分解を活用したテレフタル酸誘導体のリサイクル技術

    本宮 拓実, 吉田 曉弘, 阿布里 提, 渡辺 壱, 渡辺 忠一, 熊谷 将吾, 吉岡 敏明 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 32 (0), 163-, 2021

    ...PVCの比率はテレフタル酸誘導体の回収率に大きな影響を与え、昇華物のテレフタル酸ベースの収率は、PVC混合比の増加に伴って増加し、PET-PVCが2:1の混合比では92 %に達した。したがって、PET-PVCの共熱分解がPETからのテレフタル酸回収に有効であることが明らかとなった。</p>...

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  • 修飾Pd/MOF触媒によるトランス-1-フェニル-1,3-ブタジエンの位置選択的水素化

    三宅 孝典, 土屋 駿, 松村 亮輔, 佐野 誠, 鈴木 俊光 Journal of the Japan Petroleum Institute 63 (2), 96-101, 2020-03-01

    ...MIL-101構造の金属-有機構造体MOF–CrはCr<sup>3+</sup>をコーナーのカチオンとし,カチオンをつなぐリンカーにテレフタル酸を用いて調製した。MOF–Crと基本的に同じ構造を有するNO<sub>2</sub>–MOF–Crにはリンカーとしてニトロテレフタル酸を用いた。...

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  • 化学物質のライフサイクル管理の側面からみた RoHS 指令の特徴とその影響

    髙橋 一彰, 平井 康宏, 酒井 伸一 廃棄物資源循環学会論文誌 31 (0), 25-37, 2020

    2002 年に欧州で制定された電気電子機器に含まれる特定有害物質の使用制限に関する RoHS 指令では,多種の化学物質がある中,廃棄段階でのリスクに着目しつつ,製造段階での取り組みを促すことで,より適切な管理を進める制度といえる。また,廃棄物処理に伴う環境負荷について,欧州域内のみならず,途上国等他国における処理に関しても負荷削減が期待される他,リサイクルによる有害化学物質の伝播を防ぐことにもつ…

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 一般化学物質の経口吸収過程を含む簡素な生理学的薬物動態モデルを活用する体内動態評価

    山崎 浩史 日本毒性学会学術年会 47.1 (0), W3-3-, 2020

    ...一方、ヒト集団試料のバイオモニタリング報告値を定常状態の平均濃度と見なし、環境汚染物質フタル酸エステル類やコチニンなどのPBPKモデルを用い、一日あたりの摂取量を逆算する例も提示してきた。以上、肝集積を含む経口投与後の体内動態を記述するPBPKモデルを活用し、物質量と生体中濃度を双方向に予測しうることを明かにした。...

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  • 室内空気汚染の新たな課題

    鍵 直樹 におい・かおり環境学会誌 50 (4), 269-275, 2019-07-25

    ...<p>本報告では,室内空気質の中でもガス状汚染物質について報告する.まず,室内空気汚染に関する問題および研究動向について,1950年代からの室内汚染の変遷として海外のレビュー論文を元に概説する.その中で,ホルムアルデヒドや芳香族炭化水素などは室内濃度が一時上昇したが,その後の対策により低減された.また,フタル酸エステルおよび臭素系難燃剤などのSVOCは,室内におけるその使用により上昇し,維持された状態...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件

  • ポリ塩化ビニル製おもちゃに使用される可塑剤の実態の変化

    阿部 裕, 木嶋 麻乃, 山口 未来, 伊藤 裕才, 六鹿 元雄, 穐山 浩, 佐藤 恭子 食品衛生学雑誌 60 (3), 38-44, 2019-06-25

    ...おもちゃ以外では73.7%であり,2009年度の調査と比べいずれも20ポイント以上高い値であった.指定おもちゃにおいて使用が禁止されている6種類のフタル酸エステル類(PAEs)は引き続き使用されていなかった.一方,指定おもちゃ以外からは6種類のうち4種類が検出され,検出率は2.8~15.5%であったが,2009年度の調査と比べ10~26ポイント低い値であった.一方,試料あたりの可塑剤総含有量の平均値...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか3件 被引用文献1件 参考文献9件

  • 室内空気中化学物質の室内濃度指針値について

    蓮見 由佳 におい・かおり環境学会誌 50 (3), 186-192, 2019-05-25

    ...<p>厚生労働省では,室内空気汚染問題に関して,「シックハウス(室内空気汚染)問題に関する検討会」を開催しており,現時点で入手可能な毒性に係る科学的知見から,ヒトがその濃度の空気を一生涯にわたって摂取しても,健康への有害な影響は受けないであろうと判断される値として,室内空気中化学物質の室内濃度指針値の設定を行ってきた.平成31年1月17日にキシレン,フタル酸ジn-ブチル,フタル酸ジ2-エチルヘキシル...

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • テレフタル酸とフェントン反応を利用した河川水中過酸化水素の定量における分析条件の最適化

    植木 隆太, 加藤 稜太, 今泉 圭隆, 岩本 洋子, JADOON Waqar A., 佐久川 弘, 竹田 一彦 分析化学 68 (2), 125-131, 2019-02-05

    ...<p>本研究ではテレフタル酸とフェントン反応を利用した河川水中の過酸化水素の定量法について,反応時間を含む分析時間の短縮と亜硝酸イオンによる感度低下の軽減をめどに,分析条件の最適化を行った.本法では過酸化水素と鉄(II) の反応で生成するヒドロキシルラジカルをテレフタル酸と反応させ,ここから生成する2-ヒドロキシテレフタル酸を蛍光検出高速液体クロマトグラフィーで定量した.反応条件を検討したところ,鉄...

    DOI Web Site Web Site 参考文献12件

  • フタル酸エステルによる妊娠子宮での細胞増殖阻害

    長谷川 潤, 長田 理沙, 北條 寛典, 中川 公恵 日本毒性学会学術年会 46.1 (0), P-206-, 2019

    <p>Di(2-ethylhexyl)phthalate (DEHP) is a manufactured chemical widely used for plastics to make them flexible. It is present in many plastics, especially in vinyl materials. DEHP non-covalently …

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  • 有機スズ化合物による雌性性周期かく乱作用とその分子メカニズム

    中西 剛 日本毒性学会学術年会 46.1 (0), S18-1-, 2019

    ...これまでにダイオキシン類やフタル酸エステル類等と成人の女性生殖器疾患との因果関係について数多くの報告がなされているが、その影響については賛否両論であり明確な結論を見いだせていないのが現状である。これは、化学物質の雌性生殖毒性における毒性発現機構の理解が不十分であることに原因があると考えられる。...

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  • 揮発性有機化合物の室内濃度指針値の改定

    神野 透人 ファルマシア 55 (10), 959-959, 2019

    ...<br>2012年に約8年ぶりに再開されたシックハウス(室内空気汚染)問題に関する検討会(シックハウス検討会)で,指針値設定化合物の代替として使用される揮発性有機化合物による室内空気汚染について審議が重ねられ,2019年1月にキシレン,フタル酸ジ-<i>n</i>-ブチルおよびフタル酸ジ-2-エチルヘキシルの室内濃度指針値が改定された(http://www.nihs.go.jp/mhlw/chemical...

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  • 胎生期Di(n-butyl)phthalate暴露によるラット精子形成サイクルの期間に対する影響

    佐藤 大輔, 杉山 光, 岡山 祐弥, 鷹橋 浩幸, 池上 雅博, 武藤 朋子, 和久井 信 日本毒性学会学術年会 46.1 (0), O-16-, 2019

    ...<p><b>【背景・目的】</b>フタル酸エステルであるDi-n-butyl-phtalate(DBP)は可塑剤として広く用いられている。さらに、輸液バッグ、カテーテルなどの医療用具にも使用されている。DBPは内分泌かく乱作用を持つとされており、精巣の形成不全、テストステロン産生阻害などが報告されている。...

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  • 石英繊維ろ紙に捕集したPM<sub>2.5</sub>中の有機トレーサー成分におけるガス吸着の影響

    池盛 文数, 山神 真紀子, 菅田 誠治 大気環境学会誌 53 (2), 70-78, 2018-03-10

    ...その結果、各季節における二つのろ紙中の有機物濃度は、テレフタル酸、3-ヒドロキシグルタル酸、3-メチルブタン-1,2,3-トリカルボン酸、リンゴ酸、フタル酸がよく一致していた。一方で、ピノン酸のように石英繊維ろ紙中の濃度が数十倍高い成分もあった。また、二つのろ紙における有機物の濃度比の季節傾向は成分によって異なっていたが、成分間における濃度比と比べて小さかった。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 文献情報を用いたフタル酸エステル類の毒性影響の比較

    榊原 由子, 坂部 彩, 安部 賀央里, 頭金 正博 日本毒性学会学術年会 45.1 (0), P-79-, 2018

    ...</p><p>【方法】フタル酸エステル類6剤(フタル酸ベンジルブチル:BBP、フタル酸ジブチル:DBP、フタル酸ビス(2-エチルヘキシル):DEHP、フタル酸ジイソデシル:DIDP、フタル酸ジイソノニル:DINP、フタル酸ジオクチル:DNOP)について、生殖発生毒性試験および反復投与毒性試験の毒性試験情報(動物種、系統、雌雄、NOAEL/LOAEL設定の根拠となった所見など)を文献から収集した。...

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  • Di(<i>n</i>-butyl)phthalateの膀胱発がんプロモーター作用に関する検討

    杉山 光, 岡山 祐弥, 鷹橋 浩幸, 池上 雅博, 武藤 朋子, 和久井 信 日本毒性学会学術年会 45.1 (0), O-9-, 2018

    ...また、2016年の米国内分泌学協会では、医療用チューブなどに使用されるフタル酸エステル類が、小児の注意欠如多動性障害と関連することが報告されている。しかし、DBPの発がん性に関しては、国際がん研究機関によるヒトへの発がん性に関する分類において、明確な分類がなされていない。...

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  • 環境化学物質による女性ホルモン機能の修飾メカニズム

    岡﨑 裕之, 竹田 修三, 藤井 由希子, 原口 浩一, 渡辺 和人, 荒牧 弘範 日本毒性学会学術年会 44.1 (0), S17-2-, 2017

    ...また、食品包装などにも用いられるフタル酸エステル類(可塑剤)は、内分泌撹乱物質としての疑いがあり、その中で、フタル酸ジペンチル(DPENP)やフタル酸ジシクロヘキシル(DCHP)はE2/ERαシグナルを抑制した。...

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  • 環境汚染物質がアレルギー疾患に及ぼす影響—動物モデルを用いた研究—

    定金 香里 日本毒性学会学術年会 44.1 (0), S15-3-, 2017

    ...本シンポジウムでは、非イオン系界面活性剤の合成原料として使用されているアルキルフェノール類、塩化ビニル製品の可塑剤として使用されているフタル酸エステル類を、NOAEL付近の低濃度で曝露した時のアトピー性皮膚炎モデルマウスへの影響について紹介する。...

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  • 化学物質曝露によるアレルギーの悪化と免疫応答のかく乱

    小池 英子 日本毒性学会学術年会 44.1 (0), S15-4-, 2017

    ...これまでに、プラスチック可塑剤のフタル酸エステルや、樹脂原料のビスフェノールA (BPA)、大気汚染物質として知られるベンゾ[a]ピレン等の化学物質が、アレルギー性炎症を悪化させること、その要因として樹状細胞など抗原提示細胞の活性化によるTh2応答の亢進を示してきた。...

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  • フタル酸エステルを投与した妊娠マウスにおける骨形成因子の発現

    立石 奈恵美, 鈴木 篤史, 廣野 順介, 正木 美有, Laurensius Kevin LEE, 中川 公恵, 長谷川 潤 日本毒性学会学術年会 44.1 (0), P-123-, 2017

    ...【目的】フタル酸エステルは、可塑剤としてプラスチックなどに含まれるエステルであり、発がん性や生殖毒性などが指摘されている。妊娠マウスにフタル酸エステルを投与すると、胎児の脳発生に障害が引き起こされ、成長してからの行動や記憶に異常が現れることが知られている。一方、母体に対してのフタル酸エステルの作用は今のところほとんどわかっていない。...

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  • アミノ修飾MIL-125を光触媒とする酸素からの過酸化水素生成

    井坂 祐輔, 近藤 吉史, 桑原 泰隆, 森 浩亮, 山下 弘巳 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2017f (0), 145-, 2017

    ...Ti酸化物クラスター間を2-アミノテレフタル酸で架橋した金属有機構造体MIL-125-NH<sub>2</sub>を、犠牲的還元剤TEOAを含むアセトニトリル溶液中に分散させ、可視光照射を行うと過酸化水素の生成が確認された。本反応においては、光励起されたMIL-125-NH<sub>2</sub>における酸素の2電子還元によって過酸化水素が生成しているものと考えられる。...

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  • フタレイン系色素骨格を含む高分子化合物の合成と質量分析による同定

    松井 栄樹, 内田 敦之, 奥田 雄斗 高分子論文集 74 (4), 346-352, 2017

    ...は同様の反応条件にてスルホニル化およびホスホニル化を伴って重合が進行すること,フェノールフタレインもテレフタル酸クロリドとの重合が進行することがMS測定より明らかとなった.以上より,本手法は両端にフェノール性ヒドロキシ基を有する色素の高分子化法として広く利用できることが明らかとなった....

    DOI Web Site Web Site 参考文献4件

  • 金属有機構造体を用いたアルキルベンゼン類の速度論的分割

    澤井 直, 米原 貴大, 佐野 誠, 鈴木 俊光, 三宅 孝典 Journal of the Japan Petroleum Institute 59 (1), 1-8, 2016-01-01

    ...テレフタル酸と種々のカチオン(Cr<sup>3+</sup>, In<sup>3+</sup>, Al<sup>3+</sup>, Cu<sup>2+</sup> および Zn<sup>2+</sup>)からなる金属有機構造体(MOF)を水熱あるいはソルボサーマル法で調製し,XRD,窒素吸脱着等温線,TG-DTAおよびFE-SEMで分析した。調製したMOFは,結晶性かつ高純度であると示唆された。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献30件

  • 日本免疫毒性学会合同教育講演: 環境化学物質によるアレルギー悪化

    高野 裕久 日本毒性学会学術年会 43.1 (0), EL2-, 2016

    ...加えて、プラスチック製品の可塑剤として汎用されているフタル酸エステル類、や農薬等の環境化学物質も、アトピー性皮膚炎を悪化させる。<br>アレルギー悪化メカニズムとしては、総じて、抗原提示細胞の局所における増加や活性化、Th2反応の亢進等が重要であることを示唆する知見が多い。...

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  • フタル酸ジエチルヘキシル(DEHP)経口曝露が免疫組織に及ぼす影響

    廣森 洋平, 竹内 優一郞, 永瀬 久光, 中西 剛 日本毒性学会学術年会 43.1 (0), P-169-, 2016

    ...フタル酸ジエチルヘキシル(DEHP)は食品包装材などに使用される塩化ビニル剤の可塑剤として汎用されている化学物質である。ヒトのおけるDEHPの1日曝露量は数百µgと推定されており、血中からもng/mLレベルで検出されることから、その日常的な曝露による影響が懸念されている。...

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  • 金属有機構造体(MOF)を用いたキシレン類の分離

    岡田 光正, 米澤 彰広, 佐野 誠, 鈴木 俊光, 三宅 孝典 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2016f (0), 181-, 2016

    ...<i>p</i>-キシレンはPET樹脂の原料となるテレフタル酸の原料であるため、キシレン異性体の中で最も付加価値が高い。キシレン異性体は沸点の差が小さいため蒸留での分離が難しく、主にゼオライトによる吸着分離で製造されている。キシレン異性体のすべてを通してしまうゼオライトは、分離塔が長くなってしまうという問題がある。...

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  • フタル酸エステル誘導体と酸化ニッケルを用いたエレクトロクロミック素子における電極固定化の効果

    浦 直樹, 中村 一希, 小林 範久 日本画像学会誌 55 (1), 27-32, 2016

    ...エレクトロクロミズム (EC) とは,電気化学的な酸化還元反応により可逆な色変化を起こす現象であり,表示デバイスや調光デバイスへ展開されている.低分子量の有機EC分子を用いた素子は,EC分子を電極上に固定化し分子の拡散を抑制することで,発消色特性を向上させることができる.本研究では,還元によってマゼンタ発色を示すテレフタル酸エステル (TP) 誘導体を厚さ約0.3,3.3μmのシロキサン膜に修飾した...

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  • メトキシ酢酸とその関連物質の胎児毒性と精巣毒性-メチル基転移とヒストン修飾の役割-

    山添 康, 山田 隆志, 三森 国敏 日本毒性学会学術年会 43.1 (0), P-262-, 2016

    ...メトキシ酢酸は、2-メトキシエタノール、ジ-2-メトキシフタル酸、1,6-ジメトキシヘキサンの代謝によって産生され、実験動物において催奇形性と精巣毒性を引き起こすことが知られている。本研究では、メトキシ酢酸の催奇形性と精巣毒性のAdverse Outcome Pathway (AOP)を構築するために、そのメカニズムに関連した既存の文献情報を収集し、体系的に整理した。...

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  • TOPICS

    国立研究開発法人科学技術振興機構 JSTnews 2015 (4), 16-17, 2015-04-01

    <p> JSTの最近のニュースから</p> <p>【研究成果】量子の世界を見ることへの挑戦 ~世界最高の分解能を達成</p> <p>【イベント 開催報告】科学技術リテラシー向上のさらなる推進のために</p> <p>【研究成果】トウモロコシの芯からペットボトルをつくる</p> <p>【研究成果】神経回路の発達に欠かせないたんぱく質を発見</p>

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  • 代替可塑剤を用いた塩ビ床材のVOC放散量

    砂澤 周一 日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集 2015 (0), 23-, 2015

    ...塩ビ床材には、塩ビ樹脂と共に可塑剤が配合されており、その多くはDOP(フタル酸ビス(2エチルヘキシル)が使用されている。しかし、近年、DOPの人体への影響の懸念から欧米では使用を制限する動きが活発化してきている。DOPの代替可塑剤としては、DINCHやDEHTが挙げられるが、日本の場合、アルコールの原料事情からDEHTが有利である。本研究では、DEHTを用いた塩ビ床材のVOCに関し検討を行った。...

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  • 環境汚染物質による現代病増悪の細胞・分子メカニズム

    小池 英子 日本毒性学会学術年会 42.1 (0), S8-5-, 2015

    ...我々はこれまでに、汎用可塑剤のフタル酸エステルや、大気汚染物質として知られるベンゾ[a]ピレン、樹脂原料のビスフェノールA等がアレルギー病態を悪化させること、その一要因として、抗原提示細胞の活性化によるTh2反応の亢進を明らかにしてきた。また、<i>in vitro</i>実験でも、これらの化学物質が炎症に関わる上皮細胞や免疫担当細胞の活性化およびTh2反応を促進することを見出している。...

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  • ゲル化剤や増粘剤の開発とその特徴

    英 謙二 高分子論文集 72 (8), 491-504, 2015

    ...できることを示した.人工甘味料から合成したシクロ(<small>L</small>-アスパラギニル-<small>L</small>-フェニルアラニル)誘導体もまたよいゲル化剤である.この環状ジペプチドのゲル化剤の特徴は広範囲のイオン性液体をゲル化できることである.作製したイオン性液体ゲルはゲル電解質としてのポテンシャルが高い.ベンゼントリカルボン酸アミド,シクロヘキサントリカルボン酸アミド,アミノイソフタル...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献31件

  • 自動車フロントガラス用ポリビニルブチラール中間膜廃材を利用した高膨潤性オルガノゲルの調製

    大渕 啓矢, 佐藤 葉子, 大崎 佳幸, 刈込 道徳, 木村 隆夫 高分子論文集 72 (12), 726-730, 2015

    ...)とトリメリット酸無水物を用いて調製したPVBゲルが最も高く,次いでPMDAとフタル酸無水物を用いた系,PMDAのみを用いた系の順に膨潤度が低くなることがわかった.PVBゲルを調製するために添加した塩基触媒であるトリエチルアミンの影響で,ゲル中のカルボキシ基がイオン化することにより膨潤し,その膨潤度はカルボキシ基の導入量の増加に伴い高くなることがわかった....

    DOI Web Site Web Site 参考文献4件

  • Pd/MOFおよびRu/MOF触媒の調製とその水素化およびクロスカップリング触媒性能

    澤井 直, 米原 貴大, 米澤 彰広, 佐野 誠, 鈴木 俊光, 三宅 孝典 Journal of the Japan Petroleum Institute 57 (1), 58-64, 2014

    ...テレフタル酸とクロムカチオンからなる金属–有機構造体(TPA–Cr)を水熱法により調製し,XRD,窒素吸脱着等温線,TGA-DTAおよびTEMでキャラクタリゼーションを行った。調製したTPA–Crは結晶性で純粋なものであることが分かった。貴金属を通常の含浸法でTPA–Crに担持した。Pd塩や含浸溶媒の選択がPdの存在位置に大きな影響を及ぼした。...

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  • フタル酸ジ-2-エチルヘキシル曝露による胎生期・発達期毒性

    林 由美, 伊藤 由起, 那須 民江 日本毒性学会学術年会 41.1 (0), MS1-2-, 2014

    ...我々は妊娠期プラスチック可塑剤であるフタル酸ジ-2-エチルヘキシル(DEHP)曝露による次世代影響について研究を行ってきた。妊娠期DEHP曝露は、胎仔・新生仔マウスの生存数を減少させ、母親の血漿中トリグリセライドや脂肪酸を減少させた。...

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  • 荷電化粒子検出器を用いるフタル酸エステル類のHPLC分析

    松山 重倫, 衣笠 晋一, 大谷 肇 分析化学 63 (10), 817-823, 2014

    ...で観測されるクロマトグラムのピーク面積は蒸気圧が高いフタル酸エステルほど低いことが分かった.特に蒸気圧の高いフタル酸ジメチルは,測定した濃度範囲においてコロナCADでは検出されなかった.また二種類の溶媒を混合した移動相を用いてフタル酸エステル類を測定した結果,コロナCADのピーク面積は移動相の組成が変化すると大きく変動することが判明した.特に移動相にアセトニトリル/メタノールの混合液を用いた系では,...

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  • 環境化学物質による免疫応答の修飾 -アレルギーに及ぼす影響機序の解明に向けて-

    小池 英子, 柳澤 利枝, 高野 裕久 日本毒性学会学術年会 41.1 (0), S19-3-, 2014

    ...<br> 例えば、プラスチックの可塑剤として汎用されているフタル酸エステルや、大気汚染物質として知られるベンゾ[a]ピレンの曝露は、アトピー性皮膚炎を悪化させるが、そのマウスの所属リンパ節において、樹状細胞を始めとする抗原提示細胞とT細胞の増加および活性化を認めた。...

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  • VOCデニューダーによる室内空気中フタル酸エステル類のガス・粒子態の分離測定に関する検討

    アブラト メリキザット, 藤井 修二, 鍵 直樹 室内環境 16 (1), 3-13, 2013

    ...フタル酸エステル(PAE)は準揮発性有機化合物(SVOC)の代表的な物質であり,蒸気圧が低いため空気中ではガス相と粒子相の両相に存在する可能性が指摘されている。そこで本研究では,室内空気中においてSVOCのガス・粒子態を分離するために,VOCデニューダーを上流に,石英ガラス繊維フィルター1枚を下流に用いたデニューダーフィルター捕集法(D-F捕集法)の適用性について検討した。...

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  • 胎生期Di(n-butyl)phthalate暴露ラットの成長に伴うLeydig細胞の超微形態学的検討

    白井 勝, 本橋 昌也, 鷹橋 浩幸, 大山 紀子, 武藤 朋子, 羽野 寛, 遠藤 仁, 浅利 昌男, 和久井 信 日本毒性学会学術年会 40.1 (0), 2003190-, 2013

    プラスチックの可塑剤や接着剤等の原料として現在広く用いられているDi(n-butyl)phthalate (以下DBP)は,ヒトおよびげっ歯類に発達障害・代謝障害・生殖障害等を引き起こす内分泌かく乱化学物質と考えられている。成獣・雄ラットにDBPを投与すると精巣の退行変性が惹起されることが報告されている。我々は過去,本学会において胎生期から授乳期にDBP暴露を受けた次世代ラットの成獣期の精巣Le…

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  • 水中放電により生成されたOHとH<sub>2</sub>O<sub>2</sub>の計測

    林 浩之, 池上 昂平, 赤峰 修一, 市來 龍大, 金澤 誠司 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2013 (0), 217-217, 2013

    ...OHラジカルの定量にはテレフタル酸二ナトリウムを使用する化学プローブ法を用いた。過酸化水素の定量には硫酸チタン比色法を用いた。過酸化水素はおもに水中放電によって生成したOHラジカルの再結合により生成すると考えられている。化学プローブ法によるOHラジカルの推定量を過酸化水素の濃度から算出した量と比較して検討も行った。...

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  • プレート吸着によるSVOCs評価法の基礎検討 : DHEPの評価方法

    達 晃一, 星野 邦広, 岩崎 貴普, 曽根 孝, 何 佳, 神野 透人, 加藤 信介 空気調和・衛生工学会 論文集 38 (197), 19-26, 2013

    ...自主規制対象成分の中にはフタル酸エステル類などの高沸点成分が含まれているが,これら高沸点成分は従来のTenaxによる捕集では精度良く測定することが困難である。そこで,我々は高沸点成分の定量的な評価手法としてガラスプレートを高沸点成分の吸着媒体とする評価手法を検討した。本論文では高沸点成分の定量的評価手法のためのプレートの選定方法および保管方法の結果を報告する。...

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  • 環境汚染物質とアレルギー:毒性影響からかく乱影響へ

    高野 裕久 日本毒性学会学術年会 40.1 (0), 1112-, 2013

    ...プラスチック製品の可塑剤として汎用されているフタル酸エステル類,や農薬等の環境化学物質も,アトピー性皮膚炎や喘息を増悪する。これらによるアレルギー増悪メカニズムとしては,総じて,抗原提示細胞の局所における増加や活性化,Th2反応の亢進等が重要であることを示唆する知見が多い。また,いわゆる毒性影響により決定されたNOAELに比較し,低濃度で増悪影響が発現する物質も多い。...

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  • トルエン不均化反応による<i>p-</i>キシレン選択合成のためのZSM-5触媒膜

    佐藤 隆, 佐藤 剛史, 伊藤 直次 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2013f (0), 8-, 2013

    ...テレフタル酸原料としてのパラキシレン需要が増加している。BTXの需給調整策として、比較的需要の低いトルエンからのパラキシレン合成に注目した。キシレン異性体は、メタ異性体とパラ異性体の沸点が近く分離が容易でないため、トルエン不均化反応において、パラキシレンの選択的な合成が望まれる。本研究では、ZSM-5ゼオライトの形状選択性に着目し、トルエン不均化反応におけるパラキシレン選択率の向上を目指した。...

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  • ポリ塩化ビニル製玩具中の可塑剤使用実態

    阿部 裕, 山口 未来, 六鹿 元雄, 平原 嘉親, 河村 葉子 食品衛生学雑誌 53 (1), 19-27, 2012

    ...わが国で流通するポリ塩化ビニル(PVC)製玩具101検体の可塑剤使用実態を調査した.指定玩具からは,いずれのフタル酸エステルも検出されず使用は認められなかったが,指定玩具以外の半数以上からフタル酸ビス(2-エチルヘキシル),フタル酸ジイソノニル,フタル酸ジイソブチル,フタル酸ジブチル,フタル酸ジイソデシル,フタル酸ベンジルブチルが検出された.また,フタル酸エステルの代替可塑剤として2,2,4-トリメチル...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献6件 参考文献5件

  • ラット培養卵胞におけるMEHPの生殖内分泌異常に関する遺伝子発現解析

    山下 晃人, 稲田 拓, 千原 和弘, 国松 武史, 木村 重紀, 船橋 斉 日本毒性学会学術年会 39.1 (0), P-34-, 2012

    ...【目的】フタル酸エステルの1つであるDEHPはラットにおいてEstradiolの分泌低下や性周期異常などの生殖内分泌異常を引き起こすことが知られている。我々は、これまでにDEHPの活性代謝物であるMEHPがラット培養卵胞において生殖内分泌異常を誘発することを報告している。...

    DOI

  • 異なるフタル酸エステル類の90日間併用混餌投与によるラットの肝臓と雄性生殖器への影響の相互作用

    鈴木 和彦, 谷合 枝里子, 小野 敦, 石井 雄二, 盛田 怜子, 八舟 宏典, 三森 国敏, 渋谷 淳 日本毒性学会学術年会 39.1 (0), P-166-, 2012

    ...本研究では作用機序や作用強度の異なるフタル酸エステルの併用投与による肝臓及び雄性生殖器に与える影響を検討するために、6週齢の雄性F344ラットにフタル酸ビス(2-エチルヘキシル) (DEHP; 12,000 ppm)、フタル酸ジブチル (DBP; 12,000 ppm)、DHP (10,000 ppm)を単独あるいはDEHPとDBP、DEHPとDHPの組み合わせで90日間混餌投与を行なった。...

    DOI 医中誌

  • 東京タワーの環境に配慮した改修塗装システムの検討

    石橋  透光, 井原  健史, 大澤  悟, 藤谷 和弘, 堀 誠 日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集 2012 (0), 42-, 2012

    ...東京タワーの塔体は、鉄鋼及び亜鉛めっき鋼からなる部材で構成されており、建設当初には、美観と下地保護を目的としてフタル酸樹脂系の塗装システム(以下、従来仕様)が施された。その後、今日に至るまで美観維持を目的として、従来仕様での全面塗替(塗替周期は約5年)を9回実施しており、今後の美観維持は重要な課題である。...

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  • アニオン交換した希土類ドープ層状イットリウム水酸化物の合成と発光特性

    佐久間 香織, 藤原 忍 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2012S (0), 643-643, 2012

    ...水溶液反応により合成した試料のXRDおよびFT-IR分析により、ビフェニル酢酸イオン、安息香酸イオン、テレフタル酸イオン、マレイン酸イオンおよびシュウ酸イオンで交換されたLYHが得られることがわかった。PL測定では、硝酸系LYHの発光が微弱であったのに対して、アニオン交換したものでは、発光強度の大幅な増加が認められた。...

    DOI

  • 陽極酸化TiO2ナノチューブ表面上における光触媒分解反応の赤外分光観察

    宮 孝明, 小島 領太, 馬 騰, 戸邊 翼, 木村 康男, 庭野 道夫 表面科学学術講演会要旨集 32 (0), 39-, 2012

    ...TiO<sub>2</sub>ナノチューブ膜表面におけるフタル酸ジオクチルの光触媒分解反応過程を、赤外吸収分光法の一種である多重内部反射型赤外吸収分光法を用い て観察を行った。その結果、分解反応中のTiO<sub>2</sub>ナノチューブ膜の 表面状態をその場観測することができた。...

    DOI

  • 木質バイオマス代謝中間体PDCを含むエポキシ接着剤の接着強度評価

    長谷川 雄紀, 敷中 一洋, 梶田 真也, 政井 英司, 片山 義博, 大塚 祐一郎, 中村 雅哉, 大原 誠資, 重原 淳孝 Journal of The Adhesion Society of Japan 48 (1), 17-21, 2012

    ...PDC系エポキシ接着剤では,硬化剤に無水コハク酸,4-メチルヘキサヒドロフタル酸無水物を用いた場合,比較物質より低温で接着強度が向上し,高温で低下した。また,無水ピロメリット酸を用いた場合は硬化温度とともに強度が向上し,無水マレイン酸を用いた場合は逆に強度が低下した。プラスチック被着材の場合,PDC系エポキシ接着剤はポリカーボネートやポリアミドなどの極性の高いポリマーとより強く接着した。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献8件

  • フタル酸エステル類及びその加水分解生成物よるTRPV1及びTRPA1の活性化

    香川(田中) 聡子, 大河原 晋, 神野 透人 日本毒性学会学術年会 39.1 (0), P-123-, 2012

    ...フタル酸エステル類は塩化ビニル樹脂用の可塑剤としてのみならず塗料や接着剤等の用途に幅広く用いられており、空気中への揮散及びハウスダストへの吸着等によって室内環境を汚染していると考えられる。...

    DOI

  • 高溶解性・易成形性を有する新規非対称構造熱付加型イミド樹脂の開発

    宮内 雅彦 高分子論文集 69 (10), 580-587, 2012

    ...本研究では,高耐熱性炭素繊維複合材料のマトリックス樹脂として,高溶解性・易成形性を有する新規な非対称構造を有するイミド樹脂を開発した.すなわち,酸無水物としてはピロメリット酸二無水物を使用し,ジアミンとしては非平面かつ非対称構造を有する2-フェニル-4,4′-ジアミノジフェニルエーテルおよび9,9-ビス(4-アミノフェニル)フルオレンを用い,末端剤としては4-フェニルエチニル無水フタル酸を用いた熱硬化型...

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献41件

  • おもちゃの安全性

    貴田 晶子 Material Cycles and Waste Management Research 23 (3), 230-238, 2012

    ...有害化学物質として,日本の食品衛生法ではカドミウム,鉛,フタル酸エステル類が,欧州基準および国際基準では8種の重金属類が,また米国基準では鉛とフタル酸エステル類が取り上げられている。またおもちゃの使用年齢上限について,日本,欧州,アメリカで,それぞれ,6歳 (食品衛生法),14歳,12歳と異なっている。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献17件

  • ポリ塩化ビニル製品中の6種のフタル酸エステル試験法

    阿部 裕, 六鹿 元雄, 平原 嘉親, 河村 葉子 食品衛生学雑誌 52 (5), 309-313, 2011

    ...ポリ塩化ビニル(PVC)製品中のフタル酸ビス(2-エチルヘキシル),フタル酸ジブチル,フタル酸ベンジルブチル,フタル酸ジイソノニル,フタル酸ジイソデシルおよびフタル酸ジ-<i>n</i>-オクチルの試験法を検討した.測定にはGC/MSをSIM条件下で用い,定量イオンとしてDBP,BBPおよびDEHPには<i>m</i>/<i>z</i> 149,DNOP,DINPおよびDIDPには<i>m</i>/...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 参考文献3件

  • 室内空気中フタル酸エステル類の捕集方法の検討

    アブラト メリキザット, 堀 雅宏 室内環境 14 (1), 15-23, 2011

    ...プラスチックの可塑剤として使われている準揮発性有機化合物(SVOC)であるフタル酸ジ-<i>n</i>-ブチル(DBP),フタル酸ジ-2-エチルヘキシル(DEHP)およびフタル酸ジエチル(DEP)について室内環境中での存在形態を知るための捕集方法を検討し,ガラス繊維フィルター1枚とC<sub>18</sub>多孔性フッ素樹脂フィルター2枚を用い,壁紙のある部屋で実環境測定を行った。...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 輸液セットの適正使用に向けた取り組み

    岡本 由美, 伊藤 二葉, 鳥本 理恵, 小川 嘉久, 金森 伸夫 日本農村医学会学術総会抄録集 60 (0), 476-476, 2011

    【はじめに】現在、輸液セットは、その柔軟性、透明性、経済性から、ポリ塩化ビニル(PVC)製品が繁用されている。しかしこのPVC製輸液セットは、薬剤の吸着、可塑剤DEHPの溶出など、薬剤との相互作用が問題となっている。当院薬剤部では、相互作用のある薬剤の一覧を作成し各部署に配布していたが活用されておらず、看護師から輸液セットの選択についての問い合わせが度々あった。そこで、輸液セットについてどれだけ…

    DOI

  • フタル酸ジヘプチルのラット90日間混餌投与による肝前がん病変形成機序

    鈴木 和彦, 谷合 枝里子, 嶋本 敬介, 小野 敦, 林 仁美, Wang Liyun, 大石 巧, 三森 国敏, 渋谷 淳 日本トキシコロジー学会学術年会 38 (0), 20009-20009, 2011

    ...【はじめに】フタル酸エステルの一種であるフタル酸ジへプチル(DHP)をラットに高用量で28日間強制経口投与すると、精巣萎縮とともに肝臓でGST-P陽性肝細胞巣が増加し、酸化性ストレスを介した遺伝毒性機序による肝発がんイニシエーション活性の可能性が推察されていることから、PPARαアゴニストとは異なる機序の肝発がん性が示唆される。...

    DOI

  • 重金属類によるヒト侵害刺激受容体TRPA1及びTRPV1の活性化

    香川(田中) 聡子, 古川 容子, 大河原 晋, 西村 哲治, 神野 透人 日本トキシコロジー学会学術年会 38 (0), 20066-20066, 2011

    ...粉塵やハウスダストには花粉やカビ・ダニのようなアレルゲンのほかに、フタル酸エステル類のような半揮発性有機化合物や、鉛をはじめとする重金属類が含まれていることが報告されているが、粉塵やハウスダストを介して経気道的に暴露される可能性のある重金属類の呼吸器に対する作用に関しては報告が限られている。...

    DOI

  • イソフタルアミドを基本骨格に有するアニオンレセプターの機能化

    近藤 慎一, 高井 龍之介 ホスト・ゲスト化学シンポジウム講演要旨集 2011 (0), 19-19, 2011

    ...そこで我々は機能性官能基を導入することが可能で合成が容易な、イソフタル酸や1,3-ベンゼンスルホン酸をスペーサーとし、二つのα-アミノ酸を有するレセプターを設計した。特に蛍光性官能基やクロモフォアを導入したレセプターについて検討したので、そのアニオン認識能を報告する。...

    DOI

  • イソフタル酸誘導体による空孔を有する超分子液晶の構築

    幸本 重男, 渡辺 一平, 高橋 正洋, 岸川 圭希 日本液晶学会討論会講演予稿集 2011 (0), 178-178, 2011

    ...イソフタル酸誘導体に側鎖部位として没食子酸誘導体を導入した化合物を合成した。カルボキシル基同士の水素結合を利用しトリメシン酸が構築するハニカムネットワークに類似した空孔を有する超構造の構築を目指した。構築した超構造の調査を偏光顕微鏡観察及び粉末X線回折により行った。...

    DOI

  • 室内環境中における準揮発性有機化合物の実態把握に関する研究

    並木 則和, 鍵 直樹, 大澤 元毅, 西村 直也 住宅総合研究財団研究論文集 37 (0), 215-224, 2011

    ...フタル酸ジエチルヘキシルのような準揮発性有機化合物(SVOC)は,喘息だけでなく化学物質過敏症の原因になっている。室内空気中のSVOCは,蒸気圧が低いために単体の分子(ガス相)あるいは,浮遊粉塵上(粒子相)の双方に存在する。しかし,これらの分配係数の測定法が必ずしも確立されているとは言い難い。...

    DOI

  • 当院における医療材料の適正使用と安全管理に向けた薬剤部の取り組み

    吉廣 尚大, 中島 恵子, 竹内 邦夫, 吾郷 志津枝, 新宅 祐子, 寺澤 千佳子, 大田 博子 日本農村医学会学術総会抄録集 60 (0), 249-249, 2011

    ...また、当院採用ラインの材質・フィルターの有無・ポンプ使用の可否を調査及び整理、当院採用注射剤のうちポリ塩化ビニル(以下、PVC)製品やフタル酸ジエチルヘキシル(以下、DEHP)含有製品を避けることが望ましい薬剤の一覧を作成した。【結果と考察】アンケート調査の結果、アミオダロンがPVCフリーの延長ラインで投与できていないことが明らかになった。...

    DOI

  • 2,4-ビス(2-ベンズイミダゾリル)ピリジンの共結晶形成に伴う固体発光変調

    網本 貴一 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2011 (0), 73-73, 2011

    ...しかも、フマル酸塩は青色発光、マレイン酸塩は青緑色発光、フタル酸塩は鮮やかな黄色発光を示し、共結晶化による発光色の多色化を行うことができた。これら発光性共結晶の結晶構造を明らかにするとともに、固体発光特性の変調に及ぼす構造的要因を議論する。...

    DOI

  • 酵素触媒を用いた芳香族ポリエステルの環状オリゴマーを経由する合成とケミカルリサイクル

    福田 晋也, 松村 秀一 高分子論文集 68 (5), 332-340, 2011

    ...グリーンプロセスとして酵素触媒重合法を用い,ジカルボン酸とジオールより環状オリゴマーを経由することで,重量平均分子量十万程度の芳香族ポリエステルを得た.テレフタル酸ジメチルおよびイソフタル酸ジメチルとアルカンジオールのリパーゼを用いた環化反応により環状オリゴマーを合成し,ついでリパーゼを用いた開環重合により,ジカルボン酸ユニットに芳香環を有する一連のポリエステルを得た.同様に,アジピン酸ジメチルとベンゼンジメタノール...

    DOI 参考文献20件

  • 定量NMRを用いたコチニール色素中のカルミン酸の絶対定量

    杉本 直樹, 多田 敦子, 末松 孝子, 有福 和紀, 齋藤 剛, 井原 俊英, 吉田 雄一, 久保田 領志, 田原 麻衣子, 清水 久美子, 伊藤 澄夫, 山崎 壮, 河村 葉子, 西村 哲治 食品衛生学雑誌 51 (1), 19-27, 2010

    ...されているが,その純度が正確に値付けられていないため,この市販試薬を定量用標準品の代用品としてHPLCにより定量した場合,信頼性の高い分析値は得られない.そこで,我々は国際単位系(SI)にトレーサブルな絶対定量法の1つとして,NMRスペクトル上に観察されるシグナル強度がその核のモル量に正比例することを原理としたqNMRを開発している.qNMRによるカルミン酸の絶対定量を以下のように行った.認証標準物質フタル...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献18件 参考文献9件

  • <b>新しい増粘剤およびゲル化剤の開発 </b>

    英 謙二, 星沢 裕子 Journal of Network Polymer,Japan 31 (6), 308-317, 2010

    ...5- アミノイソフタル酸ジメチルから合成した1- オクタデシルアミノ-3,5- ビス(2- エチルヘキシルアミノカルボニル)ベンゼンはヘキサン,シクロヘキサン,芳香族溶媒,メタクリル酸メチル,スチレン,軽油に対し増粘化を起こす。また,トランス-1,2- ジアミノシクロヘキサン誘導体,アミノ酸誘導体,環状ジペプチド誘導体のゲル化剤を紹介した。...

    DOI

  • 低熱膨張性半脂環式ポリイミドの感光性化

    小倉 知士, 東原 知哉, 上田 充 エレクトロニクス実装学術講演大会講演論文集 24 (0), 150-151, 2010

    ...4,4’-ビフタル酸二無水物と<I>trans</I>-1,4-シクロヘキシルジアミンからなる半脂環式PIは低<I>CTE</I>が報告されており、 本研究ではこの半脂環式PIの特性に着目し、前駆体であるポリアミック酸を用いてPSPIを調整し、その感光性評価を行った。...

    DOI

  • Diheptyl Phthalate(DHP)のin vivo遺伝毒性評価

    清水 茂一, 山中 妙子, 佐藤 福弘, 高尾 修治, 齋藤 明美 日本トキシコロジー学会学術年会 37 (0), 382-382, 2010

    ...【目的】Diheptyl Phthalate(DHP)はフタル酸エステルの一種で,塩化ビニル樹脂の可塑剤としてレザー,フィルム,シート,壁紙,雑 貨および塗料などに広く使用されている。...

    DOI

  • 北京北部マンシャンの大気エアロゾル中ジカルボン酸類の濃度と組成変化

    何 楠楠, 河村 公隆 日本地球化学会年会要旨集 57 (0), 210-210, 2010

    ...自動車の排気ガスに多く含まれるフタル酸が高濃度で検出されたことから、北京郊外の大気エアロゾルは人間活動の強い影響を受けていることが示唆された。また、シュウ酸濃度は夜間に高い濃度を示すことから、北部に位置する森林での生物活動(VOCのエミッション)とマンシャンへの夜間における大気輸送が大気エアロゾル中のジカルボン酸組成に影響を与えていることが示唆された。...

    DOI DOI HANDLE ほか2件 被引用文献7件 参考文献47件

  • 抗菌剤不使用のデスクマットによる接触皮膚炎の1例

    指宿 敦子, 内宮 礼嗣, 松下 茂人, 河井 一浩, 金蔵 拓郎 西日本皮膚科 72 (1), 3-5, 2010

    ...デスクマットの成分は塩化ビニル樹脂,フタル酸ジ-2-エチルヘキシル(DEHP,可塑剤),エポキシ化亜麻仁油(安定剤),金属石けん系安定剤,N,N'-メチレンビスステアロアミド(転写防止剤)の5種類で,このうち製造中止のため入手できなかった金属石けん系安定剤を除く4種類について,パッチテストを施行したが結果は全て陰性であった。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献8件

  • ルミノールの化学発光反応におけるコバルト(III)錯体の触媒作用

    河田 裕介, 児玉谷 仁, 山崎 重雄, 齊藤 惠逸 分析化学 59 (8), 665-671, 2010

    ...ルミノールは塩基性条件下,遷移金属イオンなどの触媒存在下で過酸化水素と反応し,6員環ペルオキシド中間体を経て2価のアミノフタル酸陰イオンの励起状態を生じ,これが基底状態となる際に発光すると考えられている.本研究では28種類のCo(III)錯体を合成し,ルミノールが過酸化水素と反応し化学発光する際の触媒作用について検討した.Co(III)錯体の構造に基づき五つのグループに分けて検討を行った.触媒作用の...

    DOI Web Site Web Site 参考文献33件

  • 硫酸化ジルコニア固体超強酸触媒を使用した無水フタル酸によるアニソールのフリーデル・クラフツ型アシル化反応

    中村 秀夫, 田中 奈穂子, 松橋 博美 Journal of the Japan Petroleum Institute 53 (5), 276-282, 2010

    ...フタル酸の一方だけにエステル化された生成物がエタノールによる後処理で生成した。反応温度や時間は,エステルの収量にあまり影響しなかった。2カ所でアシル化された生成物は,無水フタル酸の一方のカルボニル基への2個のアニソールの付加と,それに続く超強酸性により活性化されたもう一方のカルボニル基へのアニソールの転移反応により生成したと推定した。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献21件

  • 熱量測定を用いたウラニル(VI)イオンとカルボン酸の錯生成熱力学量の決定(4)

    筒井 菜緒, 桐島 陽, 佐藤 修彰 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2010f (0), 665-665, 2010

    ...熱量滴定により錯生成エンタルピーを直接測定し、ウラニル(VI)イオンと芳香族ジカルボン酸である2,5-フランジカルボン酸、ジピコリン酸、2,5-チオフェンジカルボン酸、イソフタル酸の錯生成熱力学量(錯生成定数、錯生成エンタルピーおよび錯生成エントロピー)を決定した。...

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  • ガスクロマトグラフィー/質量分析法による同色ポリ塩化ビニルテープの識別

    肥田 宗政, 佐藤 弘康, 奥山 修司 分析化学 58 (10), 881-886, 2009

    ...次いで,フタル酸エステル以外の5成分の有無を確認し,最後に保持時間2から9分まで間の<i>m</i>/<i>z</i> 149の質量クロマトグラム上に観察される8成分の相対的な強度パターンを比較した.この手法により灰色,透明及び青色の粘着テープ間の識別は可能であることが示され,その他の色の粘着テープについてもある程度識別可能であることが判明した....

    DOI Web Site Web Site 参考文献12件

  • ラット培養卵胞を用いた<I>in vitro</I>卵巣毒性検討 ~MEHPにより誘発された多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)様変化~

    稲田 拓, 千原 和弘, 福田 知春, 立石 湯美, 木村 重紀, 船橋 斉, 関 高樹 日本トキシコロジー学会学術年会 36 (0), 4037-4037, 2009

    ...【目的】フタル酸エステルの1つであるDEHPは、ラットに卵胞の小型化を引き起こすことが知られている。今回、我々は、自社で確立したラット培養卵胞を用いた新規<I>in vitro</I>卵巣毒性検出法により、DEHPの活性代謝物であるMEHPにおける卵胞の形態および生殖内分泌に及ぼす影響を検討した。【方法】生後14日のCrl:CD(SD)系雌ラットの卵巣を採取し、卵胞を分離した。...

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  • 骨格構造にアゾベンゼンを含むポリイミド膜の光配向効率の向上(2)

    宇佐美 清章, 坂本 謙二, 田村 典央 日本液晶学会討論会講演予稿集 2009 (0), 197-197, 2009

    ...ジアミノアゾベンゼンとオキシジフタル酸無水物(ODPA)から合成したポリアミック酸を用いると、ピロメリット酸二無水物を用いた場合に比べ同じ照射量でも大きな異方性を有するポリイミド光配向膜が得られると以前報告した。これらの膜の分子配向を詳細に解析した結果、ODPAを用いることで、ポリアミック酸膜への光照射で誘起される異方性は~1.7倍、熱イミド化時の異方性の増強は~1.2倍増加することがわかった。...

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  • 主鎖型液晶ポリエステルにおける相転移挙動の分子鎖コンホメーション依存性とせん断応力場での配向挙動

    石井 大輔, 村田 一樹, 吉谷 博司, 林 久夫 高分子論文集 66 (12), 619-626, 2009

    ...にはスペーサーの炭素数による偶奇効果が見られ,テレフタル酸を含む LCP は奇数の場合に高い転移温度を示したのに対し,イソフタル酸を含む LCP は偶数の場合に高い転移温度を示した.せん断場における WAXS 測定では,高温になるほど LCP の配向緩和が促進される傾向がみられ,隣接する分子鎖間でのメソゲンのスタッキングが LCP の配向緩和挙動に影響を及ぼすことが示唆された....

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献26件

  • Analysis of phthalate derivatives in Kampo medicinal products

    YAMASAKI Chie, MAEDA Mitsuko, HIRANO Hiroyuki Journal of Traditional Medicines 26 (2), 93-96, 2009

    ...そこで, 本研究では以前より着目しているフタル酸エステル類に焦点をあて, 5 種類の生薬を煎じた抽出物および18種類の漢方エキス製剤の抽出物について HPLC で定量分析を行った。 その結果, それぞれ DEHP を除いたフタル酸エステル類が検出され, 漢方製剤中のフタル酸エステル類の分析については, 小青竜湯で DEP が高い値で検出された。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献7件

  • Di(<I>n</I>-butyl) phthalate胎生期曝露・雄ラット精巣の成長に伴う変化

    石田 憲太, 本橋 昌也, 今井 海, 小林 康子, 武藤 朋子, 和久井 信 日本トキシコロジー学会学術年会 36 (0), 4028-4028, 2009

    ...フタル酸エステルは、プラスチック製品やその可塑剤として医療器具を含み広く使用されている。そのうちdi(<I>n</I>-butyl) phthalate (DBP)などは、齧歯類において精巣毒であることが知られている。...

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  • Diheptyl Phthalate(DHP)のラットにおける26週間反復投与毒性

    國枝 正幹, 小林 吉彦, 赤根 弘敏, 諸角 芳友, 塚原 みゆき, 清水 茂一, 秋江 靖樹, 齋藤 明美, 門田 利人, 三森 国敏 日本トキシコロジー学会学術年会 36 (0), 4060-4060, 2009

    ...diheptyl phthalate(DHP)は,フタル酸エステルの一種で,di-2-ethylhexyl phthalate (DEHP)と同様に,塩化ビニル樹脂の可塑剤としてレザー,フィルム,シート,壁紙,雑貨及び塗料などに広く使用されている.DHPは,peroxisome proliferator-activated receptor alpha(PPARα)アゴニストに分類され,ラットに精巣障害及...

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  • 化学修飾セルロース布の MRSA を含めた院内感染菌に対する抗菌活性

    中島 照夫, 賓 月珍, 陳 慶雲, 松生 勝 日本家政学会誌 60 (4), 331-341, 2009

    ...セルロース布は無水フタル酸と無水コハク酸によって化学修飾した.MRSA,S. aureus,K. pneumoniae および T. mentagrophytes に対する抗菌,抗真菌活性と洗濯耐久性を評価した.無水コハク酸によって処理した試料のS. aureusと MRSA に対する抗菌活性は無水フタル酸によって処理した試料よりも優れていた.しかし,それら2つの処理方法は,T. mentagrophytes...

    DOI Web Site 医中誌

  • 半導体製造クリーンルーム環境におけるフタル酸ジブチルのシリコンウェハ表面への吸着速度定数

    高塚 威, 三浦 邦夫, 稲毛 亮太, 神戸 正純 空気調和・衛生工学会 論文集 34 (152), 1-7, 2009

    ...半導体製造クリーンルーム(CR)における浮遊分子状汚染物質の影響は,シリコンウェハ表面酸化膜の耐圧劣化や液晶ディスプレイの表示ムラ等として出現する.本研究ではCR中の浮遊分子状汚染物質として比較的気中濃度の高いフタル酸ジブチル(DBP)について,低気中濃度における暴露時間とシリコンウェハ酸化表面への吸着量の関係を実験的に明らかにした.また,気中濃度が低い場合におけるDBPのシリコンウェハ表面への吸着速度...

    DOI Web Site 参考文献15件

  • 分子シミュレーションによる分子状汚染物質およびSiウェハ表面の電荷分布と吸着挙動

    高塚 威, 神戸 正純 空気調和・衛生工学会 論文集 34 (151), 1-10, 2009

    ...半導体デバイス製造環境を考慮し,汚染分子として低分子シロキサン(D5),フタル酸ジブチル(DBP),フタル酸ジオクチル(DOP)を選択し,比較物質としてアンモニア(NH_3),ベンゼン(C_6H_6),水(H_2O)を選択した。解析の結果,水素終端表面と初期酸化表面を比較すると最表面における電荷分布の傾向および電荷が大きく異なる傾向を示した。...

    DOI Web Site 参考文献16件

  • フタル化木材の耐朽性と耐蟻性

    永澤 葉子, 小太刀 理恵, 澁谷 栄, 羽生 直人 木材保存 34 (1), 13-22, 2008

    ...スギ辺材を無水フタル酸で化学修飾することによって得られたフタル化木材の耐朽性と耐蟻性を, アセチル化木材と比較しながら評価した。褐色腐朽菌オオウズラタケと白色腐朽菌カワラタケによる腐朽試験の結果, フタル化木材は, アセチル化木材よりも軽度な置換基導入で, 高い耐朽性を示すことが明らかとなり, その効果は特にオオウズラタケに対して顕著であった。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 参考文献26件

  • diheptyl phthalate (DHP)のラットにおけるin vivo肝イニシェーション作用

    金 美蘭, 出羽 康明, 西村 次平, 川合 正臣, 三枝 由紀恵, 渋谷 淳, 三森 国敏 日本トキシコロジー学会学術年会 35 (0), 192-192, 2008

    ...フタル酸エステルの一種で、塩化ビニル樹脂の可塑剤としてレザー、フィルム、壁紙などに広く使用されているdiheptyl phthalate(DHP)は、ラットに精巣障害を引き起こすのみならず、肝重量の増加や肝細胞の空胞変性を誘発することが報告されている。本物質は、PPARαアゴニストに分類されることから、肝発がん性の可能性が推察されるが、その遺伝毒性や発がん性については明確にされていない。...

    DOI

  • フタル酸類のAR非依存性抗アンドロゲン作用の分子機構

    齋藤 文代, 武吉 正博, 美濃部 安史 日本トキシコロジー学会学術年会 35 (0), 124-124, 2008

    ...一方、フタル酸類/TP投与群では軽微な重量減少がみられた。遺伝子発現解析の結果、TP投与群で発現変動した遺伝子群のほとんどはFLT/TP投与群では相反した動きを示し、両者の遺伝子発現変動はAR介在性のメカニズムで起こっているものと考えられた。しかし、フタル酸類/TP群での遺伝子発現変動はFLT/TP投与群と共通した遺伝子は少なく、AR非介在性メカニズムの関与が示唆された。...

    DOI

  • ポリエステル製人工血管を用いた材料劣化評価試験方法の検討

    後藤 恵美子, 岡崎 義光 高分子論文集 65 (5), 381-386, 2008

    ...高分子系インプラントの材料劣化評価試験に関して,最適な試験溶液および試験条件を検討することを目的とし,ポリエステル製(PET)人工血管を用いて溶出成分の分析を行った.ホルムアルデヒド,アセトアルデヒド,エチレングリコール,ジエチレングリコールなど生体毒性が懸念される成分の溶出はみられなかった.PET モノマーおよびオリゴマーに関しては,溶液の種類により溶出量が変化し,テレフタル酸(TPA),モノヒドロキシエチレンテレフタレート...

    DOI 参考文献1件

  • Percellome手法を用いたフタル酸エステルDEHPとその活性代謝産物MEHPの腎に及ぼす遺伝子発現変動の比較

    北嶋 聡, 相崎 健一, 五十嵐 勝秀, 児玉 幸夫, 高木 篤也, 関田 清司, 今井 清, 菅野 純 日本トキシコロジー学会学術年会 35 (0), 256-256, 2008

    ...従来、フタル酸ジ-2-エチルヘキシル(DEHP)誘発毒性は、その活性代謝産物モノ-2-エチルヘキシル(MEHP)により誘発されるものと考えられてきた。しかし、マウスを用いた28日間強制経口投与実験において、MEHPはDEHPと比較して、肝、精巣よりも腎標的性が高いことを見いだした(本学術年会、今井らの発表参照)。...

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  • フタル酸エステルDEHPとその活性代謝産物MEHPの比較毒性学的研究

    今井 清, 坪井 優, 向井 大輔, 山下 龍, 関田 清司, 高木 篤也, 北嶋 聡, 菅野 純 日本トキシコロジー学会学術年会 35 (0), 220-220, 2008

    ...医療用具として汎用されているポリ塩化ビニルには、柔軟性を保持する目的で可塑剤としてフタル酸ジ-2-エチルヘキシル(DEHP)が添加されており、その溶出が明らかにされている。 DEHPは齧歯類に肝毒性あるいは精巣毒性を惹起するが、それは生体内のリパーゼによる代謝物であるフタル酸モノ-2-エチルヘキシル(MEHP)よるものと考えられている。...

    DOI

  • 校舎改装後2年間の小学校教室内ホルムアルデヒドおよびVOCsの気中濃度の経時変化

    原 邦夫, 森 美穂子, 石竹 達也, 原田 幸一, 魏 長年, 大森 昭子, 上田 厚 Indoor Environment : Journal of Society of Indoor Environment, Japan 9 (3), 97-103, 2007

    ...これらの結果は,塗料に含まれるトルエン,エチルベンゼン,キシレン,スチレンは最初の夏で急速に揮発し,家具や内装材に含まれるホルムアルデヒドおよびフタル酸ブチルは低濃度ではあるが高温多湿の夏に毎年揮発することを示した。以上のことから,我々は学校での改装工事は少なくとも休みの前半に行い,とくに暑い夏に揮発させることを推薦した。...

    DOI Web Site 被引用文献2件

  • 真空中での光触媒によるコンタミネーション防止実験

    浦山 文隆, 古川 睦久, 小澤 清, 土佐 正弘, 木村 秀夫 宇宙技術 6 81-86, 2007

    ...分子状汚染物質は宇宙機表面へ付着し,熱制御材の太陽光吸収率の増加や光学系の反射率・透過率の低下を引き起こすことで,ミッションへ悪影響を及ぼすことが知られている.宇宙機表面に対する分子状コンタミネーション付着防止に関する基礎的な知見を得るため,真空中・紫外線照射環境下での光触媒による付着防止実験を行った.コンタミネーションモデル物質として,スクアレン,テトラメチル・テトラフェニル・トリシロキサン,オレアミド,フタル...

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献16件

  • 浄水処理工程におけるフタル酸ジ-2-エチルヘキシルの挙動

    小坂 浩司, 中島 典之, 国包 章一 土木学会論文集G 63 (4), 255-262, 2007

    ...2004年1∼9月,4浄水場についてフタル酸ジ-2-エチルヘキシル (Di-2 (ethylhexyl) phthalate, DEHP) の実態調査を行った.原水中のDEHP 濃度は,月変動は認められたが,その幅は大きくなく,特定の傾向が認められなかったことから,冬から夏にかけてあまり変わらないと考えられた.流入したDEHPは,多くの場合,浄水処理工程で高い割合で除去されていた.沈殿汚泥,スカム等...

    DOI 参考文献10件

  • 三酸化タングステン/炭素複合材料の光電子的挙動

    黒田 武利, 松井 英雄, 笹井 敏行, 河原 哲郎, 吉原 正邦 Journal of the Japan Society of Colour Material 80 (11), 443-449, 2007

    ...テトラブチルアンモニウムヘキサタングステート, ジグリシジルエーテルビスフェノールAと無水フタル酸との反応を行い, W : C原子比が異なるW<SUB>6</SUB>O<SUB>19</SUB>エポキシ樹脂複合体I, II, IIIを得た。...

    DOI Web Site 参考文献19件

  • ゼオライトを用いたフタル酸エステル類の水中からの吸着・分解除去

    泉山 隆一郎, 小松 隆之 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2007f (0), 155-155, 2007

    ...ゼオライトやメソポーラスシリカを用いた水中からのフタル酸エステル類の吸着・分解除去について検討した。フタル酸ジメチルなどの吸着容量は吸着剤の細孔構造に依存し、塩基・酸処理によりメソ孔を形成させるとMFI型ゼオライトの吸着容量が増加した。吸着剤として用いたゼオライト等を触媒として、フタル酸エステル類の加水分解反応を行った。反応温度、溶液のpH、吸着剤の酸強度や酸量の影響について検討した。...

    DOI

  • 骨格構造にアゾベンゼンを含むポリイミド膜の光配向効率の向上

    宇佐美 清章, 坂本 謙二, 杉村 明彦 日本液晶学会討論会講演予稿集 2007 (0), 9-9, 2007

    ...このピロメリット酸二無水物をオキシジフタル酸無水物に変えることにより、従来より少ない照射量で大きな異方性を持つポリイミド光配向膜が得られることを見出したので、今回報告する。...

    DOI

  • 内分泌撹乱化学物質の微量分析と健康リスク評価への応用

    中澤 裕之, 伊藤 里恵, 岩崎 雄介, 中田 彩子, 斉藤 貢一 分析化学 56 (12), 1005-1018, 2007

    ...日常生活品として多用されているプラスチック製品には,内分泌撹乱作用があることが知られている.内分泌撹乱化学物質のヒトへの暴露に対するリスク評価を行うためには,ヒトへの暴露量を正確に測定する必要があることから,著者らは高感度かつ信頼性の高い内分泌撹乱化学物質の分析法について検討した.対象とした化学物質としては,日常生活を通じてヒトが恒常的に暴露される危害化学物質として,ビスフェノールA,フタル酸エステル...

    DOI NDLデジタルコレクション Web Site ほか2件 被引用文献1件 参考文献136件

  • 大阪府内の住宅における実生活環境下での化学物質(HCHO, NO2, VOC, SVOC)による室内空気汚染

    吉田 俊明, 松永 一朗, 織田 肇, 三宅 吉博, 佐々木 敏, 大矢 幸弘, 宮本 正一, 廣田 良夫 Indoor Environment : Journal of Society of Indoor Environment, Japan 9 (3), 83-95, 2007

    ...SVO Cのなかではフタル酸ジ-<I>n</I>-ブチル及びフタル酸ジ(2-エチルヘキシル)等の室内濃度レベルが高く,多くのフタル酸及びリン酸エステル類の室内濃度は冬季よりも夏季において高かった。共力剤S-421の室内空気中からの検出頻度は高く,9割の住宅より検出された。これまでに室内空気汚染物質として報告例のないメトキサジアゾンを含む13種の殺菌剤・殺虫剤が室内空気中より検出された...

    DOI Web Site 被引用文献3件

  • 廃棄プラスチック製品から流出する有害可塑剤のリサイクル処理技術

    花房 秀和, 沼田 靖, 田中 裕之 廃棄物学会研究発表会講演論文集 18 (0), 136-136, 2007

    ...プラスチック製品は様々な用途に幅広く使用され、その多くに加工性を高めるため可塑剤の一つとしてフタル酸ジエチルが添加されている。しかし、フタル酸ジエチルは内分泌攪乱作用を有すると疑われている化学物質で、廃棄プラスチック製品からの流出が土壌や河川を汚染する原因の一つになっている。...

    DOI

  • 分子シミュレーションによるSiウェハ表面状態と分子衝突速度の吸着挙動に与える影響

    高塚 威, 宮本 明, 久保 百司, 遠藤 明, 古山 通久, 神戸 正純 空気調和・衛生工学会 論文集 32 (129), 13-19, 2007

    ...分子動力学法を用いた計算化学的手法により,Si(100)ウェハ表面に吸着する分子状汚染物質の吸着挙動を表面状態および衝突速度の点から評価した.半導体デバイス製造環境を考慮し,吸着汚染物質に低分子シロキサン(D5),フタル酸エステル類のフタル酸ジブチル(DBP),フタル酸ジオクチル(DOP),イソプロピルアルコール(IPA)を選択した.Siウェハ表面状態として3種類のモデルを作成し,1モデルについてSi...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献11件

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