検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 1,741 件

  • 髄膜炎脳炎マルチプレックスPCRが診断に有用であったヒトパレコウイルス3型による急性脳症の新生児例

    長坂, 萌那, 平出, 拓哉, 漆畑, 伶, 石垣, 英俊, 宮入, 烈, 福田, 冬季子 浜松医科大学小児科学雑誌 4 (1), 21-27, 2024-03-15

    ...ヒトパレコウイルス3型(HPeV3)は,新生児期に敗血症や脳炎脳症の原因となる代表的なウイルスである.髄膜炎脳炎マルチプレックスPCRテスト(mPCR)は複数の病原体のPCRを同時に行う検査法であり,この検査の普及によりHPeVの検出例が増加している.mPCRにより同定したHPeV3による急性脳症の新生児例を報告する.症例は日齢14の新生児.日齢12に発熱し,解熱後に左半身の間代発作と無呼吸発作を発症...

    機関リポジトリ HANDLE

  • 肺手術検体からマルチプレックス遺伝子検査解析を成功させるための検体処理方法に関する探索的研究

    松浦 陽介, 内堀 健, 二宮 浩範, 一瀬 淳二, 中尾 将之, 奥村 栄, 西尾 誠人, 文 敏景 肺癌 64 (1), 11-16, 2024-02-20

    ...</b>非小細胞肺癌の周術期治療は個別化に向かい,今後は手術症例でも,次世代シーケンサーを用いたマルチプレックス遺伝子検査が求められる.手術検体からマルチプレックス遺伝子検査を成功させるためには適切な検体処理が重要となる.そこで本研究では,当院の肺手術検体処理方法を検証し,手術検体からマルチプレックス遺伝子検査を成功させるための指標を得ることを目的とした.<b>方法....

    DOI Web Site

  • キルギス山脈における近年の氷河縮小に関わる氷河湖形成

    ダイウロフ ミルラン, 奈良間 千之 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 303-, 2024

    ...の埋没氷の融解による凹地の発達とサーモカルスト湖の増加が関係しているものと考えられる.さらに,モレーンコンプレックスの地形変化は,氷河湖面積の季節変動を増加させた.このように,キルギス山脈における氷河湖の動態は,氷河縮小とモレーンコンプレックス内部の氷の融解が引き起こした結果であると考えられる....

    DOI

  • 「寿岳日記3」貪欲な研究生活の院生兼専任講師時代

    遠藤 織枝 ことば 44 (0), 161-178, 2023-12-31

    ...京大を卒業して院に入った優秀な院生たちに囲まれコンプレックスを抱きながらそれを乗り超えるために多くの研究会に属し、発表を重ね、論文執筆にも精を出している時代である。読書の幅も広く、当時の若者を虜にしたベストセラーから専門の抄物に至るまで、その読書歴は毎日の日記を豊かなものにしている。一般の月刊誌や週刊誌にも目を配っていて、時事的問題に関しても鋭い批判を行っている。...

    DOI

  • 中国語の語彙近代化の生態言語学的考察

    彭 国躍 歴史言語学 12 (0), 107-127, 2023-12-27

    ...そして, 環境因子の中の「宗教活動」「コンプレックス」「同義語衝突・同音衝突」「書記形 態・漢字」という 4 つの事例に対する分析を通して,新語が直面する熾烈な生存競 争の実態と環境因子が新語の発生と生存に与えた影響を明らかにする。...

    DOI

  • 戦間期の神々

    平藤 喜久子 宗教研究 97 (2), 251-274, 2023-09-08

    ...</p><p>本稿では、戦間期である一九二七年に発表された泉鏡花の戯曲「多神教」が、こうした多神教コンプレックスを前提とした作品であることを指摘し、その上で戦間期が、多神教のイメージの転換期であることを論じた。その転換とは、多神教を進化論の枠組みから解放し、多神教である神道の発展性を強調するものであった。...

    DOI

  • 国内の6種オルソトスポウイルスを検出するマルチプレックスRT-PCR法の開発

    松山 桃子, 島田 涼子, 冨髙 保弘 日本植物病理学会報 89 (3), 128-135, 2023-08-25

    ...<p>本研究では,既報のオルソトスポウイルスを識別するマルチプレックスRT-PCR法(Uga and Tsuda, 2005; Kuwabara et al., 2010)を改良し,近年国内で新たに発生したウイルスを含め,現在国内のナス科作物で確認されている全6種[トマト黄化えそウイルス(TSWV),tomato zonate spot virus(TZSV),インパチエンスえそ斑点ウイルス(INSV...

    DOI Web Site 参考文献20件

  • ブンタンに寄生したチャノキイロアザミウマの系統

    冨村 健太, 望月 雅俊 関西病虫害研究会報 65 (0), 42-47, 2023-06-01

    ...本種においてはYT系統およびC系統が知られていることから,ブンタンにおける症状がどの系統に由来するかを明らかにするために,マルチプレックスPCRにより系統識別を行った。本研究で調査したチャノキイロアザミウマの6個体は全てYT系統に属することが明らかとなった。...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 北部北上帯ジュラ紀付加体中に産する前期ペルム紀流紋岩とその帰属

    内野 隆之 BULLETIN OF THE GEOLOGICAL SURVEY OF JAPAN 74 (2), 61-69, 2023-05-24

    ...<p>北上山地,北部北上帯南縁部のジュラ紀付加体中津川コンプレックス中には長さ約2 km,幅約150 mにわたって巨斑晶質流紋岩が産する.本流紋岩はこれまで前期白亜紀の岩脈と考えられていたが,ジルコンのU–Pb年代を測定した結果,約280 Ma(前期ペルム紀)のものであることが判明した.カリ長石を大量に含む本岩はジュラ紀付加体の構成要素とは考えづらいことや,北部北上帯の南側に位置する根田茂帯にはそれを...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献28件

  • 美山町の地学的みどころ

    平田, 豊誠 佛教大学総合研究所共同研究成果報告論文集 10 147-153, 2023-03-25

    ...地形としては,環流丘陵,風隙などを取り上げ,地質として,断層,付加コンプレックス,チャート,混在岩などを取り上げ紹介していく。由良川上流の美山町地域は,太古に海洋,海溝で堆積した地層が隆起してきたことで形成されている。今回の資料紹介をもとに美山町の景観を異なった観点から見ることで,新たな気づきをもとに周遊や学習につなげてもらいたい。...

    機関リポジトリ Web Site

  • 遠心送液型マルチプレックス遺伝子診断デバイスの開発(第2報)

    夏原 大悟, 齋藤 亮吾, 飯田 玲史, 岡本 俊哉, 永井 萌土, 柴田 隆行 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 815-816, 2023-03-01

    ...<p>本研究では,複数種類の標的遺伝子(ウイルスや食物アレルゲンなど)を迅速かつ簡便に検査するための遠心送液型マルチプレックス遺伝子診断デバイスの開発を行っている.本報では,遠心場において複数の反応容器へ逐次的に分注するための理論モデルを構築した.その結果,流体制御バルブに要求される決壊圧力の低減と分注時間の大幅な短縮が図れた.さらに,本デバイスを用いた多検体・多項目の遺伝子検査の可能性を実証した....

    DOI

  • 養殖カンパチで発生している<i>Vibrio anguillarum</i> J-O-1型感染症

    南 隆之, 俵 佑誠, 廣川 祐介, 西木 一生 魚病研究 57 (4), 131-135, 2023-01-15

    ...死亡魚から分離した細菌はAPE20E,抗<i>Vibrio anguillarum</i> J-O-1 ウサギ血清への凝集反応,ビブリオ属細菌同定用マルチプレックスPCRおよび16S rRNA配列の解析から<i>V. anguillarum</i> J-O-1型に同定された。分離細菌は感染実験によりカンパチに病原性を示すことが確認された。...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 薬理遺伝学パネル検査の現状と課題

    筵田 泰誠 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 2-C-S34-6-, 2023

    ...そこで、当研究チームでは、マルチプレックスPCRとショートリード型NGSを組み合わせた薬理遺伝学検査パネルcorePGseqを開発した。corePGseqにより、上述の 「提言」 のリストの遺伝子を含む、薬物治療に重要な18遺伝子の翻訳領域のシークエンシングが可能である。...

    DOI

  • 山口県東部屋代島の深成岩類の火成活動史:九州地域との比較

    大和田 正明, 宮下 由香里, 佐藤 大介, 小山内 康人, 北野 一平 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 298-, 2023

    ...<p>領家深成変成コンプレックスは,白亜紀の低圧高温型変成岩と花崗岩を主体とする深成岩から構成される複合岩体で,中央構造線の北側に位置し東西約800kmにわたり追跡できる.山口県東部の柳井地域には,領家深成変成コンプレックスが広く露出している(東元ほか,1983,5万分の1図幅「岩国地域の地質」;宮崎ほか,2016,20万分の1地質図幅「松山」第2版).近年,機器分析技術の進歩によってジルコンU–Pb...

    DOI

  • 北部北上帯における“構造線”の再検討

    武藤 俊 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 429-, 2023

    ...葛巻町江刈地域にかけての地質調査を行った.また,付加年代に関する情報を充実させるために,泥質岩中に整合的に挟在する凝灰岩中のジルコンおよび砂岩中の砕屑性ジルコンについてウラン-鉛年代測定を行った.調査地域では,構造的下位より安家ユニット,高屋敷ユニット,関ユニット,大鳥ユニット,葛巻ユニットが分布するとされる<sup>3, 4</sup>(ただしここでは中江ほか, 2021<sup>4</sup>のコンプレックス...

    DOI

  • 化粧プログラムが中高年期の女性に与える心理的な影響

    福田 瑞穂, 中川原 三枝子, 石田 賢哉 日本ヒューマンケア科学会誌 16 (1), 16-29, 2023

    ...分析した結果、【前向きな気持ちへの変化】【化粧の満足感】【他者の存在の意識】【コンプレックスの解消】【試したことのない化粧への挑戦】【プログラムが展開する中でのリラクゼーション】【周囲の好意的な反応】の7つのカテゴリ―が抽出された。化粧プログラムは、参加者の心理に対して、化粧への意欲を高め、自分自身への関心を高めるといった肯定的な影響を与えるとともに、そのような影響は見学者にも連鎖していた。...

    DOI

  • 大阪大学創薬サイエンス研究支援拠点における生命科学・創薬研究のBINDS支援と成果

    辻川 和丈 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 2-C-SD-4-, 2023

    ...化合部ライブラリー・スクリーニングセンターには、AIによる画像認識機能を搭載したセルイメージャーや空間的解析が可能なマルチプレックスイメージャー等の最新の研究機器を多数整備しており、共用できる仕組みを構築しています。また多種のがん臨床検体由来の組織、RNAやタンパク質、初代培養がん細胞も利用可能です。...

    DOI

  • [招待講演]高レベル放射性廃棄物地層処分場の立地選定-避けるべき不確実性から見た地質-

    千木良 雅弘 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 195-, 2023

    ...に近い状態になった熊野川沿いの四万十帯の調査によると,12.9㎞の間に非固結破砕帯を伴う断層が約30条認められ,その内8条は80㎝以上の厚さの破砕帯を伴っていた(Arai and Chigira, 2019).その内一つの断層破砕帯では,その上下で地下水観測が行われており,それが遮水帯となって深層崩壊が発生したことが明らかになっている(Arai and Chigira, 2018).四万十付加コンプレックス...

    DOI

  • (エントリー)海洋コアコンプレックスの延性剪断帯における流体-岩石反応とレオロジー特性

    二村 康平, 道林 克禎, 針金 由美子, 小原 泰彦 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 305-, 2023

    ...<p>海洋コアコンプレックス(Oceanic Core Complex; OCC)は中央海嶺や背弧海盆の低速拡大系に特徴的な地形であり、海底拡大に伴う正断層運動によって下盤側が数100万年かけて露出した数10 km四方の巨大な海底地形である。OCCの表面には、主に深部地殻/上部マントルを構成する斑れい岩やかんらん岩が露出する。...

    DOI

  • 5万分の1地質図幅「外山」(岩手県盛岡地域)の地質

    内野 隆之, 小松原 琢 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 428-, 2023

    ...本図幅区画では北部北上帯に属するジュラ紀付加体の門馬ユニット(内野、2019,2021などの中津川コンプレックス)が大半を占め,南西部に根田茂帯に属する前期石炭紀付加体の綱取ユニットと前期三畳紀付加体の滝ノ沢ユニット(Uchino, 2021)が僅かに分布する.そして,それらを前期白亜紀の岩脈や花崗岩類が貫いている.また,これら先古第三系の上を河岸段丘堆積物や緩斜面堆積物が広く覆う.  ...

    DOI

  • (エントリー)南房総の想定ジオサイト

    吉岡 拓郎, 竹山 翔悟, 高木 秀雄 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 45-, 2023

    ...方を海に囲まれ変化に富んだ海岸線が続いている.内陸部は県内最高峰の愛宕山(408 m)をはじめ山地と丘陵からなり南房総の海岸線一帯と内陸部の山間部の一部は「南房総国定公園」に指定されている.沖合を流れる黒潮の影響のために四季を通じて温暖な気候で,東京都心から近く,観光地となっている.南房総地域には日本の地質百選「黒滝不整合」や日本の地質構造百選「三浦層群の脈状構造」「千倉層群の海底地すべりとデュープレックス...

    DOI

  • 新潟県糸魚川市に分布するペルム系小滝層の再検討

    髙橋 啓太, 松岡 篤 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 471-, 2023

    ...混在岩中に赤色チャートのブロックは含まれていなかった.よって,露頭の位置は小滝層の分布域内ではあるが,小滝層には属さないものとして判断した.こうして得られたデータをもとに,長森ほか(2010)で示された小滝層の分布域を,小滝川沿いの来馬層群を境として西側地域と東側地域,橋立地域の計3つのユニットに区分した.本調査で確認できた岩相を基に周辺の他のペルム系と比較すると,岩相の多くは白馬岳地域の栂池コンプレックス...

    DOI

  • 新潟県糸魚川市小滝地域に分布するペルム紀付加体姫川コンプレックスの地質形成史

    漆山 凌, 松岡 篤 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 490-, 2023

    ...<p><b>はじめに: </b>新潟県糸魚川市小滝地域にはペルム紀付加体として,石灰岩と玄武岩質岩からなる青海コンプレックス(以下,青海C.)とチャートや砂岩などからなる姫川コンプレックス(以下,姫川C.)が北西-南東方向に細長く分布しており,両者はともに秋吉帯に帰属すると考えられている(長森ほか,2010).河合・竹内(2001)は虫川上流域に分布する姫川C.の黒褐色珪質泥岩中のマンガン炭酸塩スフェリュール...

    DOI

  • 西南日本外帯の野々脇および三尾層状含銅硫化鉄鉱鉱床のテクトニックセッティング

    湯川 正敏, 渡辺 洵, 星野 健一 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 362-, 2023

    ...また、三尾鉱床は麦谷コンプレックス中の玄武岩質火山岩中に胚胎される。珪酸塩鉱物組合せから野々脇および三尾両地域の変成作用はpumpellyite-actinolite相であることがわかる。 野々脇・三尾鉱床の鉱石鉱物は黄鉄鉱、磁硫鉄鉱、閃亜鉛鉱、黄銅鉱から成り、磁硫鉄鉱は両鉱床とも六方磁硫鉄鉱および単斜磁硫鉄鉱のラメラから成ることが磁性コロイド法およびEPMA組成像から確認できた。...

    DOI

  • 近畿地方北部の超丹波帯付加複合体における層序区分と堆積時期の再検討

    中江 訓 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 438-, 2023

    ...<p><b>はじめに</b> 超丹波帯付加複合体は氷上C(C=コンプレックス),大飯C,上月Cに区分され,それらの最終堆積時期(≒付加時期)は前二者がローピンジアン世,後者がグアダルピアン世とされている(Ishiga, 1986;Caridroit <i>et al</i>., 1985;竹村ほか, 1993)....

    DOI

  • 損失能という降雨損失システムを備えた流出モデルの洪水予測への適用

    早川 信光 水文・水資源学会研究発表会要旨集 36 (0), 428-, 2023

    ...解析は、ダウンヒルシンプレックス法により、計算流量と実測流量のカイ二乗誤差を最小にする方法とした。 この方法でパラメータを解析した結果、野村ダム、美和ダム、大渡ダムでは、カイ二乗誤差は0.025以下と良い結果を得た。また、このモデルは、流域面積が約300km²であれば適用可能であり、600 km²以上にも適用できる見込みが得られた。...

    DOI

  • 室戸半島,四万十帯中新統菜生層群における冷湧水炭酸塩岩

    原 英俊, 宇都宮 正志, 松元 日向子, 中村 拓, Satish-Kumar M. 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 184-, 2023

    ...<p>室戸半島の南端では,前期漸新世〜前期中新世の四万十帯付加コンプレックスである菜生層群が広く分布する(平ほか,1980).この菜生層群には,石灰質ノジュールやマールと呼ばれる炭酸塩岩が頻繁に含まれる(酒井,1981).また室戸市三津の炭酸塩岩では,2019年に室戸市の天然記念物に認定された冷湧水起源のシロウリガイ類化石群集が産出する(Matsumoto and Hirata, 1972;木村ほか...

    DOI

  • フィリピン海背弧海盆におけるマントルかんらん岩の産出と研究の展望

    小原 泰彦 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 240-, 2023

    ...1940 年代から大西洋中央海嶺を始めとする大洋中央海嶺の多くの断裂帯や海洋コアコンプレックス(OCC)は、 テクニックウィンドウとして上部マントル物質である蛇紋岩化したマントルかんらん岩を産出し、それらは「海洋底かんらん岩」と呼ばれて来た(Dick, 1989など)。...

    DOI

  • (エントリー)現世の震源断層と対比可能なスケールで分布する興津断層

    隅田 匠, 市来 政仁, 坂口 有人 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 417-, 2023

    ...., 2003).この興津断層は底付け付加によって形成されるデュープレックス構造の上部デコルマであるルーフスラストに位置する.興津メランジュの構造的下位の境界断層は,デュープレックス構造底部のフロアスラストは海洋地殻に直接接しているプレート境界断層にあたる.このフロアスラストでは,部分溶解した可能性があるカタクレーサイトが報告されている(向江ほか,2021).  ...

    DOI

  • IODP Exp.399「生命のビルディング・ブロック」アトランティス岩体掘削速報

    阿部 なつ江, McCaig Andrew, Lang Susan, Blum Peter, 野坂 俊夫, IODP Exp.399 Party 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 462-, 2023

    ...<p>大西洋中央海嶺の北緯30度付近にあるアトランティス岩体は、海洋下部地殻〜最上部マントルの構成岩と考えられる斑れい岩および蛇紋岩化かんらん岩が、海底付近まで露出する海洋コアコンプレックスである。このアトランティス岩体では、これまでに国際深海科学掘削計画(以下IODP)による4回の航海(Exps.304 305、340Tおよび357)にて掘削が行われている。...

    DOI

  • 巡検案内書:足尾山地南西部「桐生及足利」地域のジュラ紀付加体

    伊藤 剛 BULLETIN OF THE GEOLOGICAL SURVEY OF JAPAN 73 (4), 143-192, 2022-11-01

    ...<p>足尾山地南西部「桐生及足利」地域には,足尾帯に属するジュラ紀付加体が広く分布する.同地域内のジュラ紀付加体は,黒保根–桐生コンプレックス,大間々コンプレックス,葛生コンプレックス,行道山コンプレックスの各構造層序単元からなる.また,足利市名草周辺では,後期白亜紀の花崗閃緑岩からなる足利岩体が貫入している.本案内書では,付加体の特徴的な岩相や層序が観察できる露頭やルートとして14地点を紹介する....

    DOI Web Site 参考文献75件

  • 遠心送液型マルチプレックス遺伝子診断デバイスの開発

    清水 一希, 齋藤 亮吾, 飯田 玲史, 夏原 大悟, 岡本 俊哉, 永井 萌土, 柴田 隆行 精密工学会学術講演会講演論文集 2022A (0), 288-289, 2022-08-25

    ...<p>本研究では、複数種類の標的遺伝子(ウイルス感染症や食物アレルギー物質など)を迅速かつ簡便に検査するためのマルチプレックス遺伝子診断デバイスの開発を行っている。本報では、遠心力による送液操作と受動バルブによる流体制御技術とを組み合わせることで、複数の反応容器への自律的な分注を可能とする流路デザインを検討した。...

    DOI

  • マルチプレックス遺伝子診断デバイスの開発(第9報)

    佛生 智哉, 宮島 輝, 騎馬 由香, 夏原 大悟, 岡本 俊哉, 永井 萌土, 北村 雅史, 柴田 隆行 精密工学会学術講演会講演論文集 2022A (0), 290-291, 2022-08-25

    ...<p>本研究では、複数項目の遺伝子検査を1回の作業工程で同時に行えるマルチプレックス遺伝子診断デバイスの開発を行っている。本報では、ポイント・オブ・ケア検査への適応を目的とし、診断デバイス内に遺伝子増幅試薬を固相化して、室温で長期間安定に保存できる方法を検討した。特に、酵素の触媒機能の失活を抑制するために、糖類の添加効果を調査した。さらに、違法植物(大麻草)の検査に適用し、その有効性を検証した。...

    DOI

  • ポリイオンコンプレックスによるmRNAデリバリーに向けたカチオン性ポリペプチド設計

    内藤 瑞, 宮田 完二郎 Drug Delivery System 37 (3), 221-228, 2022-07-25

    ...本稿では、筆者らがこれまでに取り組んできた、mRNAを含む核酸デリバリーのためのカチオン性ポリペプチドおよびポリプレックスの合理的設計に関する研究成果を紹介する。具体的には、mRNA内包ポリプレックスのエンドソーム脱出機能、生体内での安定性、および自己分解性を中心とする機能化に向けたポリペプチド側鎖の分子設計に関して詳述する。...

    DOI Web Site 参考文献14件

  • 茨城県の野生の留鳥におけるClostridium perfringensの保有状況

    関, 光一朗, 鈴木, 菜月, 永井, あゆみ, 仲本, あゆ美, 山本, 有花, 鎌塚, 倫成, 木村, 和輝, 菊地, 大希, 上塚, 浩司 家畜衛生学雑誌 48 (1), 17-24, 2022-07

    ...分離されたCpの菌株はマルチプレックスPCRによりcpa,cpb,etx,iap,cpb2およびcpeの毒素遺伝子の保有について調べた。結果として,Cpの分離率はハシブトガラスとハシボソカラスでそれぞれ51.3%(39/76)と43.4%(23/53)で,ムクドリでは28.0%(5/18),スズメでは0%(0/48)であった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 外科治療における肺がんゲノム医療の現状と今後

    枝園 和彦, 豊岡 伸一 肺癌 62 (3), 173-179, 2022-06-20

    ...<p>新たなドライバー遺伝子の同定と分子標的薬の開発に伴い,非小細胞肺がんに対するゲノム検査および治療法は日々アップデートされてきた.これらドライバー遺伝子異常の検出を目的としたゲノム検査の対象は,主として薬物療法を考慮する進行・再発非小細胞肺がん患者であるため,呼吸器外科医が日常臨床でゲノム医療に接する機会はこれまで多くなかった.一方で,肺がんに対するゲノム検査が単一遺伝子検査からマルチプレックスコンパニオン...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献14件

  • プッシュプル型アミノナフチリジン及びアミノキノリン誘導体を基盤とした可逆的酸塩基検出試薬の開発

    松本 祥汰, 梅野 智大, 臼井 一晃, 唐澤 悟 分析化学 71 (3), 119-131, 2022-03-05

    ...著者らはこれまでに,これらの誘導体を使って様々な外部刺激に応答した発光現象を見いだしており,本稿では外部刺激として酸塩基に応答する三つの誘導体について紹介する.酸応答性では,ジヒドロイミダゾナフチリジン誘導体の芳香族性の違いに着眼した検出試薬である.塩基応答性では,アミン類に対して特徴的に応答する二つの発光物質について報告する.1,5-ナフチリジン誘導体はアミン類に対して,励起状態で錯体(エキサイプレックス...

    DOI Web Site 参考文献22件

  • マルチプレックス遺伝子診断デバイスの開発(第7報)

    白井 孝興, 夏原 大悟, 岡本 俊哉, 永井 萌土, 井平 勝, 柴田 隆行 精密工学会学術講演会講演論文集 2022S (0), 509-510, 2022-03-02

    ...<p>本研究では,ウイルス性感染症の早期発見を目的としたマルチプレックス遺伝子診断デバイスの開発を行なっている.本報では,遺伝子増幅反応過程(湯中加温)のデバイス画像を取得するためのタイムラプス撮像装置を作製し,取得した画像から遺伝子増幅に伴う反応容器の色の変化を自動で解析するプログラムを開発した.さらに,本システムを用いて,ヒトヘルペスウイルスの遺伝子診断を行い,定量解析が可能であることを実証した...

    DOI

  • マルチプレックス遺伝子診断デバイスの開発(第8報)

    夏原 大悟, 見沢 沙瑛, 白井 孝興, 岡本 俊哉, 永井 萌土, 北村 雅史, 柴田 隆行 精密工学会学術講演会講演論文集 2022S (0), 511-512, 2022-03-02

    ...<p>本研究では,加工食品などへの食物アレルギー物質の意図せぬ混入を遺伝子レベルで迅速かつ簡便に検査可能なマルチプレックス遺伝子診断デバイスの開発を目的としている.本報では,耐圧性能を大幅に向上させる新規なバルブ構造を提案し,分注性能の大幅な向上を実現した.さらに,反応容器10個を円周上に配置した診断デバイスを作製し,等温遺伝子増幅法によって,食物アレルゲンの多項目同時検出が可能であることを実証した...

    DOI

  • 外国語による専門講義の開設(Ⅱ) : 外国語修得の壁

    真水, 康樹 新潟大学高等教育研究 9 17-22, 2022-03

    ...韓国人留学生を有するという環境を考えれば,英語を主としながらも講義において中国語や韓国語を使うこと,あるいは,中国語や韓国語で講義をおこなうことの可能性を視野にいれておくことには一定の現実性が見込まれる.何より,筆者の経験によれば,中国語や韓国語ほど日本人にとって学びやすい外国語はないにもかかわらず,その点は日本社会において十分に認識されていない.外国語による講義という高い目標はさておいても,外国語コンプレックス...

    機関リポジトリ HANDLE

  • 香川県水稲奨励品種等の品種判別法の開発

    村上, 恭子, 河原, 望遥, 田淵, 宏朗 香川県農業試験場研究報告 (73) 15-20, 2022-03

    ...香川県水稲奨励品種8品種および県内で作付実績のある4品種,計12品種の判別をPCR法により試み,2段階のマルチプレックスPCRですべての品種を簡易に判別できる方法を確立した。第一段階として,2つのSNPマーカーとPCRコントロールマーカーを同時に反応させるマルチプレックスPCRを行うことで,対象とする12品種を4グループに分けることができる。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 肺癌バイオマーカー検査の変遷と今後の展開

    畑中 豊, 木下 一郎, 秋田 弘俊 肺癌 62 (1), 15-25, 2022-02-20

    ...ROS1</i>,<i>BRAF</i>,<i>MET</i>に,2021年に<i>RET</i>が新たに加わり,現在本邦では6遺伝子がコンパニオン診断(CDx)項目となっている.またがん免疫療法のバイオマーカー検査としてPD-L1 IHC検査が,2016年よりCDxとして実施されるようになった.本稿では,これらバイオマーカー検査の臨床導入の経緯やその際に直面した諸課題について総括するとともに,マルチプレックスアッセイ...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献10件

  • 構成的符号化を用いたECOCの一構成法(続)

    平澤, 茂一, 雲居, 玄道, 八木, 秀樹, 小林, 学, 後藤, 正幸, 稲積, 宏誠 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 161-162, 2022-02-17

    ...)組合せることで多値(M値,M ≥ 3)分類を実現する手法を考える.このような方式は誤り訂正符号の考え方を用いるためECOC(Error Correcting Output Code)法と呼ばれる.ここでは,効率の良いReed-Muller (RM) 符号に注目し,RM符号をECOC法に適するように修正した修正RM(mRM)符号の構成法を示し,さらにHadamard行列を用いて拡張する.これがシンプレックス...

    情報処理学会

  • 養殖サケ科魚類に対する新規遺伝的性判別 PCR 法の開発

    木南 竜平, 松山 創 水産増殖 70 (3), 251-260, 2022

    ...<p>サケ科魚類の遺伝的性を判別するマルチプレックス PCR 法を新規に開発した。サケ科魚類の性決定遺伝子 <i>sdY</i> 及び陽性対照として18S rRNA 遺伝子のユニバーサルプライマーを設計することにより,ニジマス,アマゴ,イワナの遺伝的性を同一の手法で高精度に判別することが可能であった。...

    DOI Web Site

  • 地質と城郭:足尾山地ジュラ紀付加体の例

    伊藤 剛, 市澤 泰峰 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 132-, 2022

    ...</p><p></p><p><b>地質概説</b></p><p>足尾山地は関東平野北部に位置する.足尾山地南西部「桐生及足利」地域には,ジュラ系付加体(足尾帯)・上部白亜系深成岩類(足利岩体)・古第三系及び新第三系・更新統赤城火山噴出物・第四系が分布する.足尾山地のジュラ系付加体(足尾帯)は,黒保根–桐生コンプレックス,大間々コンプレックス,葛生コンプレックス,行道山コンプレックスの4コンプレックス...

    DOI

  • 道東地域におけるテフラ層すべりの成因の再検討と空中写真SfM画像から判読した地すべり地形の意義

    加瀬 善洋, 小安 浩理, 仁科 健二, 石丸 聡, 輿水 健一 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 293-, 2022

    ...移動体の大部分が成層して定置していると推定されること,(4)等価摩擦係数が小さいこと等から総合的に判断すると,従来の報告の地震起源のテフラ層すべりとする解釈が支持される.Ma-lの高ハロイサイト・高含水率・降灰年代は,胆振東部地震のテフラ層すべりの主なすべり面層準であるTa-d(9 ka)の特徴と類似することが特筆される.GPRで確認された正断層系の反射面はホルスト-グラーベン構造,逆断層系はデュープレックス...

    DOI

  • 紀伊半島東部の四万十付加体竜神コンプレックスに挟在する珪長質凝灰岩のジルコンU–Pb及びFT年代

    星 博幸, 川上 裕, 岩野 英樹, 檀原 徹 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 61-, 2022

    ...<p>紀伊半島の四万十付加体竜神コンプレックスの堆積年代はこれまで主に半島西部及び中央部で調査され、半島東部からは年代データの報告がなかった。筆者らは半島東部の竜神コンプレックス寒川ユニットに挟在する珪長質細粒凝灰岩からジルコンを分離し、68.1 ± 0.4 MaのU–Pb年代と13.3 ± 1.6 MaのFT年代を決定した(いずれもtwo-sigma error)。...

    DOI

  • エディブルコーティングと1-MCP処理が収穫後のスダチ果実の緑色保持に及ぼす影響

    平 夏樹, 岡田 留伊, 寒川 萌香, Mitalo W. Oscar, 矢野 親良, 赤木 剛士, 牛島 幸一郎, 久保 康隆 園芸学研究 21 (3), 359-366, 2022

    ...<p>スダチ果実の貯蔵・流通中の品質には緑色保持が重要な課題である.エディブルコーティングと1-MCPによる処理が10,15および20°C下でスダチ果実の品質保持にどのような影響を与えるのかを検討した.エディブルコーティングにはアニオン性材料とカチオン性材料を交互に積層したLBLコーティングとアニオン性材料とカチオン性材料を混合したイオンコンプレックス型(IC)コーティングを適用した.10°C貯蔵ではいずれの...

    DOI Web Site Web Site 参考文献29件

  • プチスポット火山がもたらすケイ長質捕獲岩: 太平洋プレート最古部の海洋地殻物質断片

    三國 和音, 平野 直人, 秋澤 紀克, 町田 嗣樹 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 128-, 2022

    ...<p>地球表層の8割を覆う海洋プレートの構成岩石は, これまで陸域ではオフィオライト (例えば, オマーンオフィオライト), 海洋域では特に低速拡大系の中央海嶺や背弧拡大軸のデタッチメント断層 (海洋コアコンプレックス) やトランスフォーム断層 (例えば, 東太平洋海膨), あるいは深海掘削で得られる岩石によりその実態が研究されてきた (Warren, 2016). ...

    DOI

  • 西南日本外帯秩父帯,高知県梼原地域の蛇紋岩と地質構造形成史

    西川 謙吾, 辻 智大 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 333-, 2022

    ...を形成し,タイプAの蛇紋岩が定置.6)デュープレックス構造の形成による変動により,蛇紋岩片を含む泥質砕屑岩を形成したと考えられる.また,本地域の蛇紋岩の原岩形成のテクトニックセッティングは,島弧から前弧域で形成された可能性が高く,それらが,本地域の地形形成後に貫入および併入したと考えられる....

    DOI

  • 紀伊半島中央部・香肌地域における三波川帯低変成度岩の歪解析

    森 宏, 友岡 洋介, 野部 勇貴, 山岡 健, 常盤 哲也, 纐纈 佑衣 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 359-, 2022

    ...2014)による最高被熱温度推定では,粥見コンプレックスで約310〜400 °C,波瀬コンプレックスで約300〜310 °C,蓮コンプレックスで約250〜300 °C,迷岳コンプレックスで約250〜300 °Cが得られた....

    DOI

  • 室戸半島,四万十帯菜生層群及び四十寺山層の珪長質凝灰岩ジルコンU–Pb年代

    原 英俊 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 62-, 2022

    ...及び海溝斜面堆積物は,両者の珪長質凝灰岩のジルコン年代は,明らかな違いが認められず,ほぼ同時期に形成された可能性がある.近隣では,四国西部及び紀伊半島で,付加コンプレックスとその被覆層の関係が報告されている.四国西部では,付加コンプレックスである後期始新世〜前期中新世の清水層に対し,浅海性堆積物の三崎層が不整合ないし断層関係で接する(木村,1985;Matsumaru et al., 1993).三崎層...

    DOI

  • 関東山地東縁部に分布する蛇紋岩のクロムスピネル化学組成

    原 英俊, 久田 健一郎 BULLETIN OF THE GEOLOGICAL SURVEY OF JAPAN 72 (5), 447-458, 2021-12-02

    ...<p> 関東山地東縁部に分布する蛇紋岩のクロムスピネル化学組成について報告を行う.この地域の蛇紋岩は,1)三波川変成岩類(古武ノ山蛇紋岩),2)御荷鉾緑色岩類,3)秩父帯付加コンプレックス(駒高蛇紋岩)と3つの地質体の分布域に認められる.クロムスピネルの化学組成の検討は,Cr–Al–Fe<sup>3+</sup>の関係,Cr# = Cr/(Cr+Al)原子比,Mg# = Mg/(Mg+Fe<sup>...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献16件

  • バイオ超分子プラスチック新素材「ポリγグルタミン酸イオンコンプレックス

    芦内 誠 化学と生物 59 (11), 549-555, 2021-11-01

    ...される.パンデミック終息後の新世界(ポストコロナ社会)では,二酸化炭素(CO<sub>2</sub>)の排出削減・海洋プラスチック汚染等への対策強化が求められる.現代は「公衆衛生と環境問題」の板ばさみの渦中にあり,産業回復の見通しは不透明,世界経済は既に重大かつ不可逆的な退縮局面に入ったとの予測もある.本著は,抗菌性と生分解性の両立を可能にする稀有のバイオ超分子新素材「ポリγグルタミン酸イオンコンプレックス...

    DOI Web Site 参考文献9件

  • キルギス北部天山高圧-超高圧マクバル・コンプレックス上部ユニット中のざくろ石角閃岩と泥質片岩の変成作用

    KASYMBEKOV Adil, 高須 晃, KABIR Md Fazle, 遠藤 俊祐, BAKIROV Apas B, SAKIEV Kadyrbek, OROZBAEV Rustam, 平島 崇男, 吉田 健太 地球科学 75 (4), 271-288, 2021-10-25

    ...<p>キルギス北部天山に分布する高圧-超高圧変成作用を受けたマクバル・コンプレックス上部ユニットより採取されたざくろ石角閃岩と泥質片岩の岩石学的研究を行った.マクバル・コンプレックス中の角閃岩およびざくろ石角閃岩は泥質片岩中にレンズ型または層状の岩体として産出する.ざくろ石角閃岩(KG1252A)の主要造岩鉱物は角閃石,ざくろ石,緑れん石,斜長石,緑泥石および石英である.ピーク変成条件としてT=575...

    DOI Web Site

  • 足尾山地のジュラ紀付加体大間々コンプレックスから産出した放散虫及び有孔虫

    伊藤 剛, 鈴木 紀毅, 指田 勝男 BULLETIN OF THE GEOLOGICAL SURVEY OF JAPAN 72 (4), 359-370, 2021-10-13

    ...<p>本論では,主に群馬県みどり市大間々町に分布する足尾帯ジュラ紀付加体大間々コンプレックスから得られた放散虫化石及び有孔虫の産出を報告する.チャートからはグアダルピアン世~ローピンジアン世(中期~後期ペルム紀)・中期~後期三畳紀・ジュラ紀の放散虫が,珪質泥岩からは前期及び中期ジュラ紀の放散虫が産出した.また,石灰岩からはシスウラリアン世~グアダルピアン世(前期~中期ペルム紀)のフズリナと小型有孔虫...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献3件 参考文献24件

  • 足尾山地鳴神山東方地域から産出した三畳紀・ジュラ紀放散虫化石の報告

    伊藤 剛, 中村 和也, 日野原 達哉, 栗原 敏之 BULLETIN OF THE GEOLOGICAL SURVEY OF JAPAN 72 (4), 345-358, 2021-10-13

    ...<p> 本論では,足尾山地鳴神山東方に分布する足尾帯ジュラ紀付加体の大間々コンプレックス及び黒保根–桐生コンプレックスから産出した放散虫を報告する.三畳紀放散虫及びコノドント片が大間々コンプレックスのチャートから産出した.中期ジュラ紀のバッジョシアン期及びバトニアン前期の放散虫が大間々コンプレックスと黒保根–桐生コンプレックスの泥岩から得られた.先行研究で両コンプレックスから報告された中では,泥岩に...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献5件 参考文献14件

  • 5 万分の1 地質図幅「桐生及足利」地域の足尾帯ジュラ紀付加体から産出した放散虫

    伊藤 剛 BULLETIN OF THE GEOLOGICAL SURVEY OF JAPAN 72 (4), 287-324, 2021-10-13

    ...<p>足尾山地には足尾帯ジュラ紀付加体が分布する.このジュラ紀付加体は,黒保根–桐生コンプレックス・大間々コンプレックス・葛生コンプレックス・行道山コンプレックスの4コンプレックスからなる.本論では,5万分の1地質図幅「桐生及足利」地域の足尾帯ジュラ紀付加体の42試料から新たに産出した放散虫について報告する.ペルム紀放散虫は,行道山コンプレックスのチャート9試料から産出した.三畳紀放散虫は,葛生コンプレックス...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献4件 参考文献91件

  • 足尾山地のジュラ紀付加体大間々コンプレックスに含まれる玄武岩類の地球化学的特徴

    伊藤 剛, 草野 有紀 BULLETIN OF THE GEOLOGICAL SURVEY OF JAPAN 72 (4), 371-381, 2021-10-13

    ...の玄武岩類と類似した地球化学的特徴を示している.先行研究において,海洋プレート層序の復元に基づいて大間々コンプレックスと丹波帯の灰屋コンプレックスや雲ケ畑コンプレックスが対比されており,玄武岩類の地球化学的特徴もこれらの見解を支持する.一方,足尾帯では,大間々コンプレックスが足尾山地東部の葛生コンプレックスのユニット2に対比される見解を示す先行研究もある.しかし,これまでに報告されている葛生コンプレックス...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件

  • マルチプレックス遺伝子診断デバイスの開発(第6報)

    齋藤 亮吾, 夏原 大悟, 白井 孝興, 岡本 俊哉, 永井 萌土, 柴田 隆行 精密工学会学術講演会講演論文集 2021A (0), 273-274, 2021-09-08

    ...<p>本研究では,複数のウイルス感染症を遺伝子レベルで簡便かつ迅速に検査するためのマルチプレックス遺伝子診断デバイスの開発を行っている.本報では,遺伝子診断の信頼性の向上ならびにポイント・オブ・ケア(臨床現場即時)検査への適用を目的とし,検体と試薬の高効率な混合を可能とする受動型マイクロミキサを開発した.マイクロ流路内に極めて単純な非対称構造を形成することで,送液距離10mmで混合効率90%を達成した...

    DOI

  • 射出成型マイクロ流路チップを用いた全自動マルチプレックス遺伝子検査システムの開発(第2報)

    佛生 智哉, 田中 輝介, リュウ グレス フィ リン, 夏原 大悟, 岡本 俊哉, 永井 萌土, 恒川 健太, 鈴木 良地, 水上 優子, 柴田 隆行 精密工学会学術講演会講演論文集 2021A (0), 275-276, 2021-09-08

    ...<p>本研究では,農作物の病害などの早期発見・予防を目的とし,植物ウイルス感染症および農業害虫の多項目同時迅速診断のための全自動マルチプレックス遺伝子検査システムの開発を行っている.本報では,射出成形マイクロ流路チップを用いた等温遺伝子増幅条件の最適化を検討した.さらに,植物ウイルスを保毒した害虫サンプルの遺伝子検査を行い,害虫の種類と病害ウイルス病の同時診断が可能であることを実証した.</p>...

    DOI

  • アルシ・ディレンマ

    大場 千景 文化人類学 86 (1), 005-024, 2021-06-30

    <p>本稿は、エチオピア南東部に居住するアルシの間で20世紀を通して解体の一途をたどっていった伝統的政治体系であるガダの再興運動に焦点をあてている。近年のエチオピアの政治的コンテクストを背景として、多くのオロモ語系諸集団の間で衰退していったガダへの再考や復興に関する議論とその実践が行われはじめている。本稿では、現在進行中の社会現象であるガダ再興の過程を通して、当該社会の人々の社会概念や権力への欲…

    DOI Web Site

  • 射出成形マイクロ流路チップを用いた全自動マルチプレックス遺伝子検査システムの開発

    田中 輝介, ゲレルサイハン テムーレン, 夏原 大悟, 永井 萌土, 恒川 健太, 鈴木 良地, 水上 優子, 柴田 隆行 精密工学会学術講演会講演論文集 2021S (0), 767-768, 2021-03-03

    ...<p>本研究では,農作物の病害などの早期発見・予防を目的とし,植物ウイルス感染症の多項目同時迅速検査のための全自動マルチプレックス遺伝子検査システムの開発を行っている.本報では,射出成形マイクロ流路チップを用いた等温遺伝子増幅法によって,キュウリ病害ウイルスの多項目同時診断を実証した.さらに,標的ウイルスの遺伝子増幅反応の可否判定を自動化することを目的とし,画像処理による蛍光強度の定量化手法を確立した...

    DOI

  • マルチプレックス遺伝子診断デバイスの開発(第5報)

    齋藤 亮吾, 夏原 大悟, 田中 輝介, 永井 萌土, 青沼 宏佳, 櫻井 達也, 嘉糠 洋陸, 柴田 隆行 精密工学会学術講演会講演論文集 2021S (0), 765-766, 2021-03-03

    ...<p>本研究では,ヒトや動物,植物などへ感染する様々なウイルスを遺伝子レベルで早期に発見することを目的とし,マイクロ流体チップテクノロジーを応用したマルチプレックス遺伝子診断デバイスの開発を行っている.本報では,複数の反応容器へ自律的に分注するための理論を構築し,実験結果と比較し,その妥当性を検証した.さらに,本デバイスを用いて,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の迅速診断の可能性を検討した...

    DOI

  • 八幡浜大島に分布する大島変成岩体のジルコンU-Pb年代と地体構造上の意義

    小山内 康人, 北野 一平, 中野 伸彦, 足立 達朗, 米村 和紘, 吉本 紋, 宮下 由香里, 米虫 聡, 小松 正幸 地質学雑誌 127 (1), 1-24, 2021-01-15

    ...シュードタキライト脈形成を伴う脆性変形を経験したことが明らかになった.一方,大島変成岩体の南部に位置する地大島北端に分布する花崗岩質マイロナイトは約170 Maの珪長質火成活動に由来し,大島変成岩体とは全く異なる起源をもつことが明らかになった.大島変成岩体の年代学的特徴は,肥後変成岩体と極めて類似するとともに関東山地や阿武隈・日立地域の白亜紀変成・火成岩体とも対比可能であり,一連の大規模火成・変成コンプレックス...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献31件

  • インターネットの発展と共に歩んだ山形大学計算センターの歴史とCOVID-19への対応

    伊藤 智博 Studies in Science and Technology 10 (1), 25-30, 2021

    本論文では、山形大学の計算センターが、インターネットの発展とともに歩んできた歴史を述べる。それは、繋ぐことから始まった。繋げるようになると、ルータの故障対応、サーバの構築、ソフトウェアの日本語化を進めた。2000年頃になると、家庭にもインターネットが広まり、ファイアーウォールによるセキュリティ対策を実施した。2005年には、ユーザアカウントの肥大化を抑えるためにシングルサインオンが導入され、フィ…

    DOI Web Site

  • 小学校5、6年生の体育授業における劣等コンプレックスと運動有能感の因果関係

    當山 貴弘, 中須賀 巧, 八尋 風太, 杉山 佳生 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 71 (0), 270-, 2021

    ...また、1時点目の運動有能感は、短期・長期的に劣等コンプレックスに負の影響を及ぼすことが示された。なお、短期的な因果関係については、運動有能感から劣等コンプレックスに及ぼす影響力が強いことが示唆された。続いて、成長曲線モデルにおいて、劣等コンプレックスは負の傾きがあり、運動有能感は傾きに有意性が認められなかった。...

    DOI

  • 徳之島の地質構造とジルコンU-Pb-Hf同位体比が呈示する琉球弧と南中国の関連性

    山本 啓司, 岡本 和明, 上田 脩郎, 寺林 優 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 039-, 2021

    ...., (2017) は, 徳之島中央部の剥岳周辺の詳細な地質踏査と変形構造解析を行い, 斎藤ほか (2009)が「四万十付加体のメランジ」としている岩体が,泥質片岩,砂質片岩,閃緑岩質片麻岩,角閃岩, 超マフィック岩類から構成され,角閃岩相の低圧部に相当する温度圧力条件を経た変成ユニットであることを明らかにして,この変成ユニットの内部構造が北西に緩傾斜するホースからなるデュープレックスであることを提示...

    DOI

  • コンプレックストレーニングはハンドボール競技のシュート速度を高めるのか

    牧平 佑成, 松永 智, 會田 宏, 藤本 元 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 71 (0), 160-, 2021

    ...近年、高強度のウェイトトレーニング(WT)に続けてプライオメトリックス(PT)を組み合わせて実施するコンプレックストレーニング(CT)が、WTだけを行うよりもパフォーマンス向上に効果的であると紹介されている(NSCA,2010)。しかし、ハンドボール選手を対象としたCTにより、シュート速度が向上したという結果について報告されていない。...

    DOI

  • スロー地震の地質学的痕跡

    氏家 恒太郎, 西山 直毅, フランク マディソン, 山下 穂, 森 康, 最首 花恵, 重松 紀生, 永冶 方敬 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 026-, 2021

    ...トムル変成岩の変成温度圧力条件は、北米カスケード沈み込み帯の深部スロー地震発生域に相当しており、塩基性片岩と泥質片岩の繰り返しは地球物理学的観測から推定されている深部デュープレックス構造と比較することが可能である。この場合、密に発達する石英脈などの鉱物脈は、プレート境界に沿った地震波低速度層の発達、流体移動、低周波地震の分布を説明することができるかもしれない。...

    DOI

  • 長野県松本盆地梓川沿いに分布するチャート岩塊: 変質鉱物と<sup>10</sup>Be年代

    上山 瑛梨佳, 吉田 孝紀, Lupker Maarten 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 241-, 2021

    ...どちらも美濃帯付加コンプレックスのチャートとされる (原山ほか, 2009). これらの岩塊の起源について, 基盤岩の高まりであるのか, または運搬された転石であるのか議論が続いている. 梓川村誌編さん委員会(1993)では火打岩について, 推定される河川流量では運搬されないほどの岩体の規模であることから基盤岩の高まりであると結論付けた....

    DOI

  • 高知県四万十帯興津メランジュで発見された沈み込みプレート境界断層

    向江 知也, 坂口 有人 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 011-, 2021

    ...<p>【はじめに】付加体深部における底付け付加作用は大規模なデュープレックス構造を成すことで特徴づけられ,そのような深部では堆積物が岩石化し,地震発生帯を成すと考えられている.そのため,陸上付加体におけるプレート沈み込み帯の断層の調査はいくつか行われており(Rowe et al., 2005など, Geology),デュープレックス構造の上部のルーフスラストではシュードタキライトを含む震源断層の報告...

    DOI

  • 高圧型変成岩中のざくろ石の反応動力学と粒径依存成長

    宮崎 一博 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 079-, 2021

    ...研究に使用した泥質片岩は,高圧型変成コンプレックスである三波川コンプレックス高知県汗見川沿いのアルバイト黒雲母帯から採集した.試料中のざくろ石では,外形が凸凹になるMullins-Sekerka不安定性は観測されず,かつEPMAによるざくろ石累帯構造の観察の結果,2つ以上のMnOに富む核をもつざくろ石が観察された.以上の観察結果は,ざくろ石が界面律速型成長したことを示唆している.  ...

    DOI

  • 底付け断層における古応力解析:四万十北帯牟岐メランジュ

    細川 貴弘, 橋本 善孝 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 286-, 2021

    ...この断層帯によって海洋底プレート層序が繰り返すデュープレックス構造が復元されていることから、この断層帯は底付け付加に関連していると考えられる(Ikesawa et al., 2005)。断層帯境界付近のメランジュでは、伸張クラックを充填する鉱物脈の濃集帯が見られる。この鉱物脈は、メランジュ構造を切り、頁岩が優勢なメランジュ部分でネットワーク状に発達している。...

    DOI

  • 根田茂帯から見出された前期三畳紀付加体ユニットと西南日本との対比

    内野 隆之 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 235-, 2021

    ...南西部の綱取ユニットと北東部の滝ノ沢ユニットに区分された(内野ほか,2008).滝ノ沢ユニットからは化石を含め年代が得られておらず,同ユニットは前期石炭紀根田茂コンプレックスの下位階層に属するものの,前期石炭紀とジュラ紀の付加体間に位置することから,ペルム紀付加体の可能性も指摘されていた(内野ほか,2008)....

    DOI

  • 根尾谷断層ボーリング孔から得られた低密度の最新すべり面と鉱物充填

    矢田部 和真, 大谷 具幸, 森 崇 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 296-, 2021

    ...1本はパイロット孔であるNDFP-1である.NDFP-1は傾斜井であり,掘削長140.0 m,孔底深度106.8 mである.もう1本は本孔であるNDFD-1,及びそのサイドトラック孔井であるNDFD-1-S1である(以下,両者をあわせてNDFD-1と呼ぶ).NDFD-1はほぼ鉛直に掘削された孔井であり,掘削長524.8 m,孔底深度516.9 mである.いずれの孔井もジュラ紀付加体の美濃帯付加コンプレックス...

    DOI

  • 神戸から広がる市民PHR(Personal Health Record)基盤構想

    竹村 匡正 生体医工学 Annual59 (Abstract), 124-124, 2021

    ...神戸においては、これらの課題への取り組みとして産官学病が広く参画している「神戸リサーチコンプレックス事業」における「市民PHR基盤」の検討を行っており、様々な検討が行われてきた。その中の特徴的な試みとして、市民に対して健康管理アプリを用いた健康サービスの提供にあたり、市民の利用申請に基づいて市役所において本人確認を行った上でサービスの提供を行っている。...

    DOI

  • 東南極リュッツォホルム岩体、天文台岩の泥質変成岩の減圧組織

    志村 俊昭, 原田 悠暉, Fraser Geoffrey, 土屋 範芳 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 230-, 2021

    ...<p>リュッツォホルム岩体は、中<i>dP/dT</i>変成コンプレックスで、東側から西側へ、角閃岩相~超高温変成岩へ変成度が高くなる累進変成地域である(Hiroi et al., 1991など)。その変成ピーク時期はジルコンU-Pb年代から600~500 Ma頃とされている(Dunkley et al., 2020)。...

    DOI

  • エキサイプレックス蛍光法(LIEF法)を用いた蒸発場におけるガソリン噴霧内の蒸気形成過程の定量的解析

    松田 大, 松村 恵理子, 千田 二郎 関西支部講演会講演論文集 2021.96 (0), 31005-, 2021

    ...<p>本報では,非定常蒸発ガソリン噴霧を対象にエキサイプレックス蛍光法を用いた気液相二相の領域における蒸気形成過程の実験的な解析を報告する.本研究では,混合気の平均温度を用いて気液相二相領域の蒸気濃度を算出する画像処理法を開発した.本手法は,気相と液相間の蛍光の混信を考慮したものであり,これを蒸発過程にあるガソリン噴霧に適用した.その結果,噴霧の内部と外縁では異なる蒸発過程をとることがわかった....

    DOI Web Site

  • 関東山地東縁部,白亜系高岡層の石灰質砂岩から得られた砕屑性ジルコンU–Pb 年代

    原 英俊 BULLETIN OF THE GEOLOGICAL SURVEY OF JAPAN 71 (6), 509-516, 2020-12-16

    ...最若粒子年代及び最若ピーク年代は,109.7 ±0.8 Ma及び110.0 ± 1.0 Maが得られた.これらはともにアルビアン期前半を示し,高岡層がアルビアン期前半以降に堆積したことを示唆する.また高岡層の石灰質砂岩は,ペルム紀~三畳紀(276 ~ 240 Ma)のジルコンを多く含むことを特徴とする.砕屑性ジルコン年代及び砂岩の岩相より,高岡層の後背地には,ペルム紀~三畳紀の花崗岩類と秩父帯付加コンプレックス...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献18件

  • ジュラ系智頭コンプレックス中にみられるテクトニック・メランジュの変形構造

    於保 幸正, 平山 恭之, 河本 直美, 石川 千穂 地質学雑誌 126 (12), 663-678, 2020-12-15

    ...<p>岡山県真庭市久世町から苫田郡鏡野町を経て津山市に分布するジュラ系智頭コンプレックスについて小構造を調べた結果,このコンプレックスにはテクトニック・メランジュに由来する岩石が含まれていることが明らかとなった.変形構造の解析から4つのステージの変形が識別できた.ステージ(1)では層に平行な伸びと展張割れ目が形成され,ステージ(2)では層にほぼ平行な単純剪断による非対称な構造とblock-in-matrix...

    DOI Web Site Web Site 参考文献56件

  • 擬ポリロタキサンを開始剤にしたラクチドの重合による 新しい分岐ポリマーの合成

    チェ ジェヨン, 網代 広治 ネットワークポリマー論文集 41 (6), 226-236, 2020-11-10

    ...将来的に,擬ポリロタキサン構造とPLA ステレオコンプレックスを架橋部位として利用するために,新しい分岐ポリマーを調製した。ここでは,擬ポリロタキサンの軸成分であるPEG 両末端の水酸基と環成分であるCDの水酸基が,それぞれラクチド重合の開始部位として利用した。擬ポリロタキサンおよび分岐ポリマーは,水およびアセトンによる溶解性の差を利用して分別して回収した。...

    DOI Web Site

  • 治験・臨床研究の推進について

    吉田 淳 保健医療科学 69 (3), 203-222, 2020-08-31

    ...</p><p>現在行っている,臨床研究・治験を推進する取組みの行きつくところを想像すると,遠くない将来,次のようなことが実現するのではないか.RCTの例外化,臨床試験の個別参加者データの共有財産化,患者さん・市民との合意形成を基盤とした研究計画の立案・実施,異なるプラットフォーム(共通基盤)のコンプレックスとして最大化・合理化したサービスを提供していく仕組みの実装など.</p>...

    DOI Web Site 医中誌

  • マルチプレックス遺伝子診断デバイスの開発(第4報)

    田中 輝介, 夏原 大悟, Gerelsaikhan Temuulen, 永井 萌土, 位高 光俊, 鈴木 良地, 水上 優子, 柴田 隆行 精密工学会学術講演会講演論文集 2020A (0), 445-446, 2020-08-20

    ...<p>本研究では,農作物の病害などの早期発見・予防を目的とし,植物ウイルス感染症の多項目同時迅速検査のためのマルチプレックス遺伝子診断デバイスの開発を行っている.本報では,本診断デバイスを安価に製造することを目的とし,射出成形によってプラスチック製デバイスを試作し,反応容器内への液体の分注性能を評価した.さらに,本診断デバイスを用いて,等温遺伝子増幅法による植物ウイルス病診断の可能性を検討した....

    DOI

  • 酢酸菌におけるセルロースの合成

    田島 健次, 今井 友也, 姚 閔 化学と生物 58 (8), 453-460, 2020-08-01

    ...<p>ある種の酢酸菌は,グルコースなどの糖を基質としてセルロースを合成する.セルロースは,ターミナルコンプレックス(TC)と呼ばれる細胞膜に局在する酵素複合体によって合成される.酢酸菌によって合成されるセルロースは,太さが50~100 nmであり,TCはナノファイバーを紡ぎ出す超精密なナノマシンであるといえる.酢酸菌のTCには少なくとも4つのサブユニット(CeSABCD)が含まれており,糖転移反応による...

    DOI Web Site Web Site 参考文献30件

  • 〈シリーズ最新のがん〉リキッドバイオプシーの臨床実装

    坂井, 和子, 西尾, 和人 近畿大学医学雑誌 45 (1-2), 9-16, 2020-06-24

    ...加えて,腫瘍組織の大規模なゲノム解析が公表され,分子標的治療薬の感受性,耐性に関連する分子の報告が増えるにつれ,多数の遺伝子変異を同時に検出するマルチプレックス化が求められている。次世代シークエンス解析技術の進歩によりこれらの課題は解決しつつあり,臨床応用として薬物療法の有効性の評価や耐性獲得あるいは再発リスクの早期予測に用いる臨床研究が進められている。...

    機関リポジトリ 医中誌

  • キルギス北部天山マクバル・コンプレックス中の泥質片岩の変成作用と白色雲母K-Ar年代

    KASYMBEKOV Adil, TAKASU Akira, KABIR Md Fazle, ENDO Shunsuke, BAKIROV Apas B., SAKIEV Kadyrbek, OROZBAEV Rustam, HIRAJIMA Takao, YOSHIDA Kenta 地球科学 74 (2), 47-64, 2020-05-25

    ...及び炭質物を含む.ピーク変成条件はT < 630 ℃,P = 0.9-1.7 GPa が見積もられた.片理を形成するフェンジャイトのK-Ar 年代は524 ± 13 Ma であり,これはこれまでに報告されているマクバル・コンプレックスのエクロジャイト及びざくろ石-クロリトイド-タルク片岩のピーク変成年代(ca. 500 Ma)と調和的である.KG1244 の主要構成鉱物は白色雲母(コアがフェンジャイト...

    DOI Web Site

  • SEMによる切片の広域撮像技術と生体組織の網羅的形態解析への展望

    久米 慧嗣, 村川 泰裕 顕微鏡 55 (1), 13-17, 2020-04-30

    <p>生体組織の有する極めて微細で複雑な形態の観察には,電子顕微鏡(電顕)が不可欠である.しかし,従来の電顕撮像のセットアップでは撮像できる領域が極めて狭く,数個程度の細胞レベルの観察しか行えず,「組織レベル」での形態情報の全体像を網羅的かつ定量的に解析することは困難であった.本稿では,自動撮像技術を搭載した走査型電顕技術を従来の樹脂包埋した組織切片の観察に適用することで,組織形態を広域領域かつ…

    DOI Web Site 医中誌

  • ルソー主義と日本的母性と教育のあり方

    浅沼 茂 立正大学心理学研究所紀要 18 29-38, 2020-03-31

    ...他方、おくるみが典型的に示す、「母親の愛の拒絶」による西洋 型エディプス・コンプレックスと日本の母親がつくる「無限抱擁」と言っても良い「阿闍世コンプレッ クス」(小此木啓吾)による自己アイデンティティ形成の違いは、一体どこに妥協点を見いだすことがで きるのか。ルソーの2 つの言説は、このような大きな課題を日本の教育者たちに突きつけていることを 明らかにした。...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • Confirming a Sense of Belonging : Angela's Homecoming in Every Light in the House Burnin'

    IIDA, Momoe Paulownia Review 26 19-26, 2020-03-15

    ...そんな彼らのもとに生まれ、幼少期からイギリスで暮らす娘のAngelaは、ジャマイカ出身の両親を持つこと、そしてアイデンティティの一部である自身のジャマイカ性に対してコンプレックスを抱く。普段の生活において他人と自分を比較し評価してしまうAngelaだが、病気になった父親の看病を通して、次第に親との関係性の再構築を目指すようになる。...

    機関リポジトリ Web Site

  • Confirming a Sense of Belonging : Angela's Homecoming in Every Light in the House Burnin'

    IIDA Momoe Paulownia Review (26) 19-26, 2020-03-15

    ...そんな彼らのもとに生まれ、幼少期からイギリスで暮らす娘のAngelaは、ジャマイカ出身の両親を持つこと、そしてアイデンティティの一部である自身のジャマイカ性に対してコンプレックスを抱く。普段の生活において他人と自分を比較し評価してしまうAngelaだが、病気になった父親の看病を通して、次第に親との関係性の再構築を目指すようになる。...

    機関リポジトリ

  • マルチプレックス遺伝子診断デバイスの開発(第3報)

    夏原 大悟, 瀧下 啓介, 田中 輝介, 鹿毛 あずさ, 永井 萌土, 水上 優子, 坂 紀邦, 柴田 隆行 精密工学会学術講演会講演論文集 2020S (0), 168-169, 2020-03-01

    <p>本研究では,農作物の病害の早期発見・予防を目的とし,植物・土壌サンプルからの遺伝子検査を迅速かつ簡便に実施するための高感度な感染症診断デバイスの開発を目標としている.本報では,高精度なマイクロ流体操作を実現する新規な縦型相ガイド構造を提案し,反応容器内への確実な分注を可能とした.さらに,本診断デバイスを用いた等温遺伝子増幅法によって,植物ウイルス病の多項目同時検出が可能であることを実証した…

    DOI

  • 弥生時代前半期における「津軽海峡文化圏」について

    根岸 洋 国際教養大学 アジア地域研究連携機構研究紀要 10 (0), 37-57, 2020

    ...本来「縄文文化」という用語は幾つかの考古学的文化から構成されるテクノコ ンプレックス概念であるため、世界遺産への推薦では縄文時代を通じて形成された「地 域文化圏」を単位とするのが望ましいし、この点について周知が図られなければならな い。本稿は、津軽海峡を挟んで長期間分布してきたこの「文化圏」が弥生時代前半期に も継続していたことを、詳細な遺跡地図を示すことで証明するものである。...

    DOI Web Site

  • 両側Madelung変形に対して矯正骨切り手術を施行した1例

    宗宮 雄己, 有薗 朋行, 守 宏介, 菅 順一郎 東日本整形災害外科学会雑誌 32 (4), 595-597, 2020

    ...<p>両側Madelung変形により整容面にコンプレックスをもつ45歳女性に対して,片側ずつ矯正骨切り術を施行した.3Dプリンターを用い術前計画を立て,橈骨はclosing wedge osteotomy,尺骨は短縮術を用い良好な成績を得た.</p>...

    DOI

  • 日本における歯の人類学史

    金澤 英作 Anthropological Science (Japanese Series) 128 (2), 75-92, 2020

    ...埴原は特定の歯の変異形質がアジア人に多く出現することを示し,これをモンゴロイド・デンタル・コンプレックスと呼んで発表した。埴原に続く世代では,縄文人や弥生人のような日本の古人骨やアジア太平洋地域の様々な集団の歯の形質が調べられ,日本人の成立過程やアジアにおける人の移動に関する仮説などが出された。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献31件

  • 夫や実母や娘との関係に苦悩する35歳女性のカウンセリング過程と箱庭

    生島 博之 箱庭療法学研究 32 (3), 67-79, 2020

    ...<p>本論文では,夫や実母や娘(B子)との関係に苦悩する35歳女性Aのカウンセリング過程と箱庭を報告し,夫や実母や娘とAとの関係を『白雪姫』コンプレックスの観点から考察した。Aは来談当初,B子がどうして登校しぶりをするのか理解できずに苦しんでいたが,カウンセリングを受ける中で,実母との歪んだ関係がAとB子との母娘関係に影響をおよぼし,登校しぶりを生じさせていると自覚するようになった。...

    DOI

  • 鼻科基礎研究ハンズオンセミナーの取り組み(第6報)

    細矢 慶, 尹 泰貴, 鈴木 正宣, 山田 高也, 日笠 幸一郎, 臼倉 典宏, 本間 あや, 鈴木 健介, 岩井 大, 神田 晃, 川内 秀之, 大久保 公裕 日本鼻科学会会誌 59 (2), 172-178, 2020

    ...今回は,①マウスの取り扱い・疾患マウスモデルの作製法,②バイオインフォマティシャンによる次世代シーケンサーを用いたビッグデータの解析,③マルチプレックスアッセイの基礎と手技および④組織切片の作製方法の4つのテーマをそれぞれのブースで実演し,セミナー終了後に参加者にアンケート調査を実施した。参加者の93%からセミナーについて高い評価を得た。...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 父の幽霊

    長尾 天 美学 71 (2), 73-84, 2020

    It is well known that André Breton and the surrealists once found in Giorgio de Chirico’s “metaphysical painting” affinity with Sigmund Freud’s psychoanalysis. Some critics regard …

    DOI

  • Complex法に基づくひずみ取りの自動化に関する検討

    加藤 拓也, 芦田 崚, 生島 一樹, 夏目 糧平, 小田 和生, 山﨑 洋輔, 中谷 光良, 柴原 正和 溶接学会全国大会講演概要 2020f (0), 284-285, 2020

    船体を構成する防撓構造のブロックを溶接により組み立てをすると熱変形が生じ、設計寸法とは異なる寸法となってしまう.これをガスバーナーにより矯正する必要があるが、このひずみ取り作業は熟練技能者に頼る部分が多いため寸法管理や技術伝承の点において問題となっている.本研究では、防撓構造のひずみを取り除くことができる線状加熱の加熱法案をComplex MethodとFEMを統合したシステム構築を行った.

    DOI

  • E型肝炎ウイルスの遺伝子型3型株および4型株迅速鑑別検査法の開発

    飯田 樹里, 小林 悠, 坂田 秀勝, 松林 圭二, 佐藤 進一郎, 生田 克哉, 紀野 修一 日本輸血細胞治療学会誌 65 (6), 858-864, 2019-12-20

    ...<p>E型肝炎ウイルス(HEV)はE型肝炎の原因ウイルスである.北海道では高病原性である4型株の検出頻度が高く,また2例の輸血後感染事例が確認されたため,献血者におけるHEV核酸増幅検査を試行的に実施している.HEV陽性検体についてはRNAの定量に加えて分子系統樹解析による遺伝子型決定を行っているが,これには数日を要する.そこで3型と4型の迅速鑑別法としてマルチプレックスreal-time RT-PCR...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献19件

  • 舞鶴-小浜地域の地質:

    亀高 正男, 菅森 義晃, 石田 直人, 松井 和夫, 岸本 弘樹, 梅田 孝行, 東 篤義, 山根 博, 杉森 辰次, 魚住 誠司, 永田 高弘, 松場 康二, 桑島 靖枝, 岩森 暁如, 金谷 賢生 地質学雑誌 125 (11), 793-820, 2019-11-15

    ...付加体の上月層・大飯層・氷上層に,丹波帯はジュラ紀付加体の周山・雲ヶ畑・灰屋・鶴ヶ岡・由良川の5つのコンプレックスと古屋層に区分される.これらの地質体は衝上断層によって境され,大局的には北に向かって構造的上位かつ古い地質体が分布するパイルナップ構造を形成している.超丹波帯および丹波帯は東西~北西-南東走向で西〜北西に傾斜した軸を持つ半波長数kmの褶曲構造を形成している.この褶曲構造を切って北東-南西方向...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献52件

  • 三浦半島佐島に出現した三浦層群三崎層上部層(油壷部層)の大露頭における火山砕屑岩層序とデュープレックス

    森 慎一, 小川 勇二郎 地質学雑誌 125 (10), 737-757, 2019-10-15

    ...が認められ,多くは地層面に平行な断層によるもので堆積後の早期に,地層面に斜交するスラストに沿うものは後期に形成された.早期のデュープレックス状構造は,地すべりタイプのデュープレックス状構造と解釈され,後期に形成された構造は,小規模なデュープレックスやスランプ褶曲を伴う.これらの構造のフェルゲンツは地層の現在の傾斜向きと異なり,地層の傾斜を水平に戻した際の海底地すべりの向きは,ほぼ南東向きであると考えられる...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献15件

  • マルチプレックス遺伝子診断デバイスの開発(第2報)

    瀧下 啓介, 夏原 大悟, 田中 輝介, 鹿毛 あずさ, 永井 萌土, 水上 優子, 坂 紀邦, 柴田 隆行 精密工学会学術講演会講演論文集 2019A (0), 274-275, 2019-08-20

    <p>本研究では,農作物の病害などの早期発見・予防を目的とし,植物・土壌サンプルからの遺伝子検査を迅速かつ簡便に実施するための高感度なオンチップ感染症診断デバイスの開発を目標としている.本報では,遺伝子増幅の可否判断(蛍光観察)に必要となる反応試薬量を確保するために,半球ビーズを用いたソフトリソグラフィ技術を開発した.さらに,加温の際にデバイス内の溶液が蒸発する原因を調査し,デザインの最適化を検…

    DOI

  • 津和野地域の古原生代花崗岩類と高塩濃度深部流体

    木村 光佑, 早坂 康隆, 田中 和広, 村上 裕晃 地質学雑誌 125 (8), 595-607, 2019-08-15

    ...発見された2.5~1.85Gaの古原生代花崗岩類を主とする古期複合岩体と,同地域に湧出する特異な高Cl濃度の深部流体を観察する.両者は,地質学的に全く異なる対象であるため,本案内書では独立した章として分けて記載し,古期岩体は木村と早坂が,深部流体は田中と村上が担当する.とは言え,この深部流体の複数の湧出地点は古期岩体が分布する舞鶴帯北縁部と,その北に結晶片岩を薄く挟んで接するジュラ紀付加体鹿足コンプレックス...

    DOI Web Site Web Site 参考文献13件

  • 関東山地に分布する北部秩父帯付加コンプレックス柏木ユニットのジルコンU–Pb 年代

    冨永 紘平, 原 英俊, 常盤 哲也 BULLETIN OF THE GEOLOGICAL SURVEY OF JAPAN 70 (3), 299-314, 2019-06-28

    ...<p>柏木ユニットは北部秩父帯付加コンプレックスの中で最も若いユニットである.本研究では,関東山地における柏木ユニットの砂岩及び珪長質な凝灰質千枚岩のジルコンU–Pb年代測定を行い,それらの堆積年代を決定した.その結果,砂岩2試料から128.2±1.4 Maと126.7±2.0 Maの年代が,凝灰質千枚岩から134.2±1.5 Maの年代がそれぞれ得られた.従来,中期ジュラ紀から前期白亜紀までの幅広...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献5件 参考文献28件

  • 小児慢性疲労症候群

    水野 敬, 上土井 貴子, 渡辺 恭良 The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 56 (6), 469-475, 2019-06-18

    <p>不登校児童生徒の約半数が該当するともいわれる小児慢性疲労症候群は,3カ月以上の持続的な疲労に悩まされる症候群であり,学校生活・日常生活を意欲的に送ることができず,軽作業でもすぐに疲労・倦怠感が増強される易疲労性と疲労回復機能の低下がみられる.本稿では,主に機能的磁気共鳴画像法(functional magnetic resonance …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献20件

  • 日高帯の堆積岩コンプレックスのジルコンU-Pb年代

    七山 太, 山崎 徹, 岩野 英樹, 檀原 徹, 平田 岳史 地質学雑誌 125 (6), 421-438, 2019-06-15

    ...<p>日高山脈周辺には未だ時代不明の堆積岩コンプレックスが複数存在する.我々は砕屑ジルコンのU-Pb年代測定を4試料行い,以下4点が明確となった.(1)イドンナップゾーンの幌別川コンプレックスの砂岩から64.3±0.9Maの年代値が得られた.(2)一方,襟裳岬に分布する襟裳コンプレックスの砂岩から52.8±0.3Maの年代値が得られたことから,中の川層群(日高帯)に対比された.(3)日高帯・中の川層群南部...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献6件 参考文献37件

  • 4種のアユ病原細菌を同時に検出するマルチプレックスPCR法

    鈴木 究真, 泉 庄太郎, 熊川 真二, 坂井 貴光, 中易 千早 日本水産学会誌 85 (3), 340-342, 2019-05-15

    ...<p> アユに病原性を示す3種の細菌<i>Flavobacterium psychrophilum</i>, <i>Pseudomonas plecoglossicida</i>および<i>Vibrio anguillarum</i>を同時に検出できる既報のマルチプレックスPCR (M-PCR)法を改良し,<i>Edwardsiella ictaluri</i>も検出できる新たなM-PCR法の開発を...

    DOI Web Site Web Site 参考文献11件

  • 紀伊半島中央部高原川地域の白亜紀付加コンプレックスの砕屑性ジルコンU-Pb年代

    太田 明里, 竹内 誠, ナドミド バヤルト, 山本 鋼志 地質学雑誌 125 (5), 329-347, 2019-05-15

    ...コンプレックスは四万十帯白亜紀付加コンプレックスと判明した.高原川コンプレックスは岩相や砂岩組成から,紀伊半島西部の湯川コンプレックスに対比されるが,最も若いジルコン年代に相違が見られる.また,赤滝コンプレックスは四万十帯の花園コンプレックスや美山コンプレックスの一部と岩相や堆積年代が類似するが,砕屑性ジルコンの年代構成は異なる.一方,槇尾コンプレックスの堆積年代は従来よりも若いカンパニアン期と判明...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献5件 参考文献30件

  • 紀伊半島中央部に分布するジュラ紀秩父付加体と白亜紀四万十付加体の境界周辺の地質構造と砕屑性ジルコンU-Pb年代

    志村 侑亮, 常盤 哲也, 竹内 誠, 山本 鋼志 地質学雑誌 125 (5), 349-365, 2019-05-15

    ...<p>本研究は,紀伊半島中央部に分布する秩父-四万十付加体境界周辺において,詳細な野外調査を行った.本地域では,秩父付加体の山葵谷コンプレックスと四万十付加体の麦谷コンプレックスが,西北西-東南東走向で南に低角で傾斜した大峯-大台スラストで接している.また,大峯-大台スラストを介して構造的上位に分布する秩父付加体の山葵谷コンプレックスにおいて,砂岩のジルコンU-Pb年代測定を行い,最も若いジルコン粒子...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献21件

  • NEWS & TOPICS

    国立研究開発法人科学技術振興機構 JSTnews 2019 (5), 14-15, 2019-05-10

    <p>【イベント】世界初公開の冷凍標本多数 生命科学の最前線にも迫る企画展「マンモス展」開催</p><p>【イベント】科学技術の発信力を強化、4学会が取り組み報告 6月には論文公開の国際動向を解説</p><p>【研究成果】高出入力と高エネルギー密度を両立 ハイブリッドキャパシターを開発</p><p>【研究成果】健診データをアプリで確認 自分に最適な健康アドバイスも受けられる</p>

    DOI

  • 計算創薬におけるシミュレーション・機械学習・実験の融合に向けて

    德久 淳師, 寺山 慧, 奥野 恭史 アンサンブル 21 (2), 115-125, 2019-04-30

    <p><tt>動的で多様な構造状態をもつ生体高分子を対象とする創薬において,計算科学の役割は重要性を増している.我々が取り組む計算創薬においては,例えば分子動力学計算を介して薬剤ポケットの予測や薬剤親和性の評価を行うことを目的とするが,精度の高い予測を行うには,信頼性のある初期構造モデルや高精度力場の構築に加え,シミュレーションの大規模・長時間化・高頻度化が必要となり人的あるいは計算コストの高騰…

    DOI Web Site

  • オシメルチニブが効果を示した上皮成長因子受容体T790M遺伝子変異陽性小細胞肺癌の1例

    松本 千晶, 田村 朋季, 川尻 智香, 西 達也, 工藤 健一郎, 久山 彰一 肺癌 59 (2), 151-157, 2019-04-20

    ...</b>65歳女性,進展型小細胞肺癌(cT2aN0M1b Stage IVB)に一次治療でシスプラチン+エトポシド療法を施行した.増悪時に施行したマルチプレックス遺伝子診断薬による遺伝子解析でEGFR遺伝子変異が陽性であったため,ゲフィチニブを投与したところ,腫瘍の縮小を認めた.しかし3か月で増大したため,血漿検体でEGFR遺伝子変異検査を施行したところT790M変異を認めたためオシメルチニブを投与...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献10件

ページトップへ