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検索結果 3,870 件

  • コバレントドラッグを指向したリジン選択的反応化学の開発

    進藤 直哉, 田中 雄大, 谷川 敦哉, 王子田 彰夫 MEDCHEM NEWS 34 (2), 88-92, 2024-05-01

    ...コバレントドラッグ創薬における“Beyond cysteine”は重要な課題であり、特にプロテオーム中に豊富に存在するリジン残基を狙うことで、大幅な標的拡大が期待できる。しかし、生体内での高い安定性とアミン選択性を兼ね備えた求電子基の欠如が、リジン標的創薬の障壁となっている。筆者らは、新たなアミン反応性求電子基として、2-シアノアレーンスルホンアミド(CNS)を見出した。...

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  • 超高齢社会における医療の課題

    白鳥 敬子 膵臓 39 (1), 58-62, 2024-02-29

    ...福祉政策の変革は喫緊の課題である.老年症候群や多数の慢性疾患を有する高齢者では,その病態は容易に重症化・複雑化しやすい.一般的に医療提供は1疾患に対し「治す医療」が中心であるが,高齢者では生活の質を重視した「治し支える医療」へのパラダイムシフトが求められる.また,「予防医療」に加えて,疾患や障害が発生する以前の段階から介入する「先制医療」の構築も必要であろう.そのためには,新規バイオマーカー,ゲノム,プロテオーム...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • プロテオーム解析によるネコ慢性腎臓病の新規診断マーカーの探索

    清水 百梨 日本獣医腎泌尿器学会誌 15 (1), 17-21, 2024-02-29

    ネコの腎疾患は臨床現場において増加傾向にある。臨床現場において慢性腎臓病の病期分類は、国際腎臓病研究グループ(IRIS)の基準に従って血漿クレアチニンと対称性ジメチルアルギニン(SDMA)を基に分類しているのが現状である。血漿クレアチニンは性差、年齢、筋肉量など腎臓以外の因子が検査データに影響を与え、SDMAは糸球体濾過量が約40%以上失われてから数値が上昇することが知られている。今回我々は血漿…

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  • スポーツ脳震盪の診断と競技復帰に関わる 唾液中のバイオマーカー探索研究

    中村 洋平, 松本 寿健, 戸上 由貴, 奥崎 大介, 織田 順 デサントスポーツ科学 45 (0), 84-93, 2024-02-22

    <p>スポーツ脳震盪の診断の指標となるバイオマーカーは確立されていない.本研究の目的は,学生アメリカンフットボール部の選手を対象に,侵襲無く採取可能な唾液検体を用いて,脳震盪受傷前後および脳震盪からの回復時のmicroRNAおよび蛋白発現を解析し,脳震盪の診断および回復の指標となる唾液中のバイオマーカーを探索することである.解析対象となったのは,脳震盪受傷前 (Pre) の6検体,脳震盪受傷後 …

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  • Dataset for proteome analysis by InSpIon system capable of stable nanoESI spray

    Ishikawa Masaki, Konno Ryo, Nakajima Daisuke, Ohara Osamu, Kawashima Yusuke Journal of Proteome Data and Methods 6 (0), 1-, 2024

    <p>We developed InSpIon system capable of stable nanoESI spray. Here, K562 cell digests were measured by DDA-MS and DIA-MS with a typical open nanoESI spray system and a spray system inserted spray …

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  • 翻訳動態をタンパク質レベルで捉えるプロテオミクス

    今見 考志 生化学 95 (3), 322-329, 2023-06-25

    ...遺伝子発現制御において,翻訳はタンパク質量の増減調節に寄与する重要なプロセスの一つである.超並列DNAシーケンス技術や質量分析技術の進展に伴い,ゲノム・プロテオームワイドに翻訳動態の全体像が俯瞰されつつある.本稿では,遺伝子発現制御の全体像(合成速度・絶対量・半減期),頻繁に議論されているmRNA量とタンパク質量の相関関係,そして翻訳をタンパク質レベルで捉えるための最先端の質量分析技術を概説する.また...

    DOI Web Site

  • 特集 腸内細菌を学ぶ 便プロテオーム解析

    渡辺 栄一郎, 川島 祐介, 柿原 知, 設樂 佳彦, 斎藤 傑, 香川 礼子, 紺野 亮, 石川 将己, 高見 尚平, 清水 泰岳, 松本 恭明, 福家 辰樹, 高澤 慎也, 西 明, 新井 勝大, 野村 伊知郎, 岡田 賢, 高橋 尚人, 小原 收, 藤代 準 小児外科 55 (2), 150-157, 2023-02-25

    DOI 医中誌

  • インテリジェントな人工亜鉛フィンガータンパク質の創製と生物学的応用

    根木 滋, 羽森 真美, 北岸 宏亮, 杉浦 幸雄 同志社大学ハリス理化学研究報告 63 (4), 227-234, 2023-01-31

    ...ジンクフィンガータンパク質は,ヒトプロテオーム中に豊富に存在し,様々な機能に関与している.ジンクフィンガータンパク質の生物学的重要性,その機能向上や生物学的応用を目的として,多くの人工ジンクフィンガータンパク質が創製されてきた.ここでは,人工ジンクフィンガータンパク質の再設計と応用に関する先行研究を,我々の実験結果を中心にレビューする.また,人工ジンクフィンガータンパク質の生物学的応用の可能性についても...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • エイコサペンタエン酸の新しい分子標的の発見

    宮地 孝明 ファルマシア 59 (1), 29-33, 2023

    1970年代のデンマークの白人とグリーンランドのイヌイットの疫学調査によって、白人よりもイヌイットは、心臓病の死亡率が大幅に低下しており、オメガ3系多価不飽和脂肪酸の血中濃度が高いことが明らかになった。その後、オメガ3系多価不飽和脂肪酸の代表格の一つであるエイコサペンタエン酸(EPA)は様々な生活習慣病に有効であることが多くの臨床・基礎研究から明らかになったが、その分子標的は未だ十分に明らかにな…

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  • Dataset for proteome analysis of dried blood spot by DIA-MS

    Nakajima Daisuke, Kawashima Yusuke, Ohara Osamu Journal of Proteome Data and Methods 5 (0), 8-, 2023

    <p>To analyse deep protein profiling of dried blood spot (DBS). We developed a simple method using sodium carbonate precipitation (SCP). SCP enriches hydrophobic proteins from DBS, allowing …

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  • 糞便中ホストタンパク質解析とその応用

    渡辺 栄一郎, 川島 祐介 日本プロテオーム学会誌 8 (2), 53-62, 2023

    ...<p> 近年,急速に発展しつつあるプロテオーム解析技術に着目し,糞便プロテオーム解析技術を独自に構築して,腸内細菌が消化管内溶液に含まれる宿主由来タンパク質に与える影響を検討した.細菌・ウイルス・真菌が存在しない無菌(GF: germ-free)マウスとspecific-pathogen-freeマウスの盲腸内容液をプロテオーム解析で分析した.同定できた713種類のマウス...

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  • 肥満型NAFLDにおける肝ミトコンドリア輸送担体の発現変化

    濱田 和真 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 1-C-P-J2-, 2023

    ...マウス肝臓から常法に従ってインタクトなミトコンドリアを単離し、プロテオーム解析を実施した。NAFLDの肝ミトコンドリアにおいて有意な変動が見られた分子を抽出してGene Ontologyを用いてトランスポーターの絞り込みを行った。</p><p>【結果・考察】NAFLD由来肝ミトコンドリアにおいて様々なトランスポーターの発現変動が明らかとなった。...

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  • プロテオームデータの共有と標準化

    河野 信 日本プロテオーム学会誌 8 (1), 1-11, 2023

    ...<p>世界的な潮流として研究データの共有が進んでおり,プロテオームのデータも例外ではない.本稿では ProteomeXchange Consortium(PXC)による世界におけるプロテオームデータ共有の現状と,日本から PXCに参加している jPOSTについて紹介する....

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  • 構造生物学とプロテオミクスの融合による立体構造情報の取得を目指して

    松井 崇 日本プロテオーム学会誌 8 (2), 43-51, 2023

    <p> 近年,水素重水素交換質量分析法やフットプリンティング質量分析法で得た相互作用分子の結合によるMS信号の変化をX線結晶構造にマッピングすることで,複合体の結晶構造解析に依らずに相互作用などを捉えることが可能となってきた.このような成功がある一方で,これらの質量分析計による手法で得た情報が構造生物学で得た立体構造と一致しない矛盾も生じている.本研究では,質量分析…

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  • H295細胞を用いた副腎皮質毒性評価系のin vivo外挿性と,毒性メカニズムの検証

    岡 宏之, 村田 幸咲, 西村 洋志, Bi BEIBEI, 須藤 貴弘, 清田 浩平, 金田 英子, 岩田 歩, 嶋田 智花 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), P2-153-, 2023

    ...</p><p>また,自社化合物による副腎毒性のメカニズムについてH295R細胞を用いた検証も進めており,ステロイドホルモンの多成分分析やプロテオーム解析などの結果から,化合物による副腎毒性の原因としてStARの機能が阻害されていることが示唆された.</p><p>本演題ではSHIONOGIにおける副腎毒性評価系としてのH295R細胞の活用事例と,メカニズム解明のための研究結果について紹介する....

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  • プロテオミクス試料調製にタンパク質の可溶化は必要か?

    幡野 敦, 松本 雅記 日本プロテオーム学会誌 8 (1), 13-17, 2023

    <p>ボトムアッププロテオミクスでは試料調製プロセス,特にタンパク質をペプチドに酵素消化する効率が,タンパク質同定及び定量結果に大きな影響を与える.これまでに酵素消化法はいくつも開発されてきたが,一般的に変性剤を用いてタンパク質を完全に可溶化することが効率的な消化には必要であると考えられてきた.しかし,変性剤はその後の試料調製及び質量分析計( …

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  • 標的プロテオミクスによるタンパク質絶対定量の基礎と応用

    大槻 純男 日本プロテオーム学会誌 8 (2), 35-42, 2023

    <p>標的プロテオミクスは標的とするタンパク質のみを質量分析で測定し定量をおこなう技術である.感度や定量性,スループットにおいてノンターゲットプロテオミクスより優れた性能を有する.ノンターゲットプロテオミクスで同定した候補タンパク質群をさらに高精度に定量する技術として両プロテオミクスは補完的関係である.さらに,高特異性や多分子定量の点で抗体によるタンパク質定量に対して優れた点を有するため,抗体が…

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  • 細胞老化のプロテオーム解析

    出口 真次, Chantachotikul Pirawan 生体医工学 Annual61 (Abstract), 162_1-162_1, 2023

    ...特にプロテオーム解析を用いて、stress fiberは少なくても135種類のタンパク質から構成され、そのうち老化に伴い63種類のタンパク質の発現量が変化することを明らかにした。...

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  • ヒト初代肝細胞を用いたマルチオミクス解析によるin vitro肝毒性評価法の開発

    池田 和輝, 高橋 政友, 秦 康祐, 中谷 航太, 油屋 駿介, 富安 範行, 松本 雅紀, 馬場 健史, 和泉 自泰 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), P1-032E-, 2023

    ...本研究では,同一のPHHs試料から薬物代謝物,メタボローム,プロテオームの情報が取得できるように,前処理工程で効率的な分画を行うことで,マルチオミクス解析を可能にした.さらに,前処理からLC/MSへの試料導入までを96-well plate上で完結させることで,試料損失量を最小限に抑えることができ,従来の1 × 10<sup>6 </sup>~1 × 10<sup>7 </sup>cellsを用いた...

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  • Data for method development of water droplet-in-oil digestion approach

    Masuda Takeshi, Araki Norie, Ohtsuki Sumio Journal of Proteome Data and Methods 5 (0), 1-, 2023

    <p>A water droplet-in-oil digestion (WinO) method was compared to an in-solution digestion (ISD) method to evaluate the improvement in the number and quantification of proteins in a single cell or …

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  • キャピラリー電気泳動を応用した一細胞中の無傷な全タンパク質分析法

    米野 雅大 ファルマシア 59 (5), 435-435, 2023

    ...細胞からのプロテオームは,ゲノミクスやトランスクリプトームといった核酸解析よりも細胞機能を直接表す指標になる.そのため,バルクサンプルのプロテオミクスのみならず,シングルセルプロテオミクス(SCP)も,質量分析計(MS)の向上により,大きく発展している.SCPは,ペプチドに分解して解析するボトムアッププロテオミクス(BUP)が中心となっている.一方でトップダウンプロテオミクス(TDP)は,ペプチドに...

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  • ニーマンピック病のバイオマーカー開発における内因性代謝物の液体クロマトグラフィー/タンデム質量分析

    前川 正充, 眞野 成康 日本プロテオーム学会誌 8 (1), 19-33, 2023

    <p>疾患時に生じる内因性代謝物の変動解析は,診断バイオマーカーの探索や病態分子機構の解明に有用である.ニーマンピック病は,発症時期や臨床症状が多様な指定難病である.従来の検査法に課題があったため,我々は本疾患群のバイオマーカー開発研究を行ってきた.尿中の抱合型コレステロール代謝物に着目し, LC-MS/MSを用いてそれらを解析した結果,数種の代謝物が診断マーカーとして有用であることを見出した.…

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  • 1細胞/微小組織マルチオミックスのオールインワン解析による生命科学研究の支援

    細川 正人 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 2-C-SD-2-, 2023

    ...<p>2022年4月よりスタートしたBINDS発現・機能解析ユニット/インシリコ解析ユニットからなる融合ユニットは、1細胞/微小組織から得た試料を基点としてDNA/RNA解析、プロテオーム解析、メタボローム解析、およびバイオインフォマティクス解析をオールインワン体制で支援しています。 コンサルティングの段階から両ユニットが協力し、一貫した高度な解析・研究支援を行うことが、本ユニットの特徴です。...

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  • プロテオーム解析を用いた生物系異物の起源推定法の検討

    佐藤 由佳子, 出羽 智子, 鈴木 康司, 永富 康司, 曲渕 哲朗, 宮本 靖久 食品衛生学雑誌 63 (6), 218-224, 2022-12-25

    <p>生物系異物の起源種判別を行う目的でプロテオミクス解析技術を用いた判別法を開発した.すなわち,異物から抽出したタンパク質のトリプシン消化物のアミノ酸配列を高分解能LC-MSで決定し,そのアミノ酸配列を公開タンパク質データベースと照合して,異物の起源種を判定するものである.食肉(ウシ,ブタ,ニワトリ)および卵(ニワトリ,ウズラ)を模擬異物として供試した結果,トリプシン消化物から得られたペプチド…

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献2件

  • 蛇毒素成分の解析研究の現状 および国内の毒蛇咬傷患者治療の実態

    諸熊, 一則, 友清, 和彦, 高橋, 元秀 熊本保健科学大学研究誌 (19) 1-17, 2022-03

    ...本項では,蛇毒成分解析の現状を先行論文のプロテオーム解析結果や毒素成分の構造を整理し,特に血液凝固系に関連した毒成分については解析を追加した。また,ハブ,マムシ及びヤマカガシの国内咬傷被害の実情と咬傷患者への一般的な治療法であるウマ抗毒素製剤の導入や歴史的背景を含めて概説する。さらに抗毒素製剤の品質管理と今後の課題に関して概説する。...

    機関リポジトリ Web Site 医中誌

  • 深層学習によるペプチド配列同定手法の提案

    橘, 勇人, 錦織, 充広, 高橋, 篤, 大星, 直樹 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 977-978, 2022-02-17

    ...これに伴い、大量に高品質なマススペクトルデータを取得可能となったが、これらのデータをより高速かつ高精度で分析することは、プロテオームと呼ばれるタンパク質を網羅的に解析し、新たな知見を探索する研究分野の課題である。本研究では、近年、多大なる発展を遂げている深層学習を用いマススペクトルデータからペプチド配列を同定する手法を提案する。...

    情報処理学会

  • Proximity Extension Assay(PEA)の技術的特徴と大規模なヒト血液試料解析について

    浜野 文三江, 小田 吉哉 日本プロテオーム学会誌 7 (1), 15-26, 2022

    <p>プロテオミクスは過去25年間,質量分析を中心に発展してきた.特にショットガンLC/MS(Liquid Chromatography/Mass Spectrometry)は,アミノ酸配列などのデータベースさえあれば種を問わず膨大な数のタンパク質同定を可能にした.しかしLC/MSによる定量では精度管理などがあまり行われず,特に血漿プロテオミクスでは幾つかの課題が残ったままである.そこで登場して…

    DOI

  • プロテオミクス基盤技術を活用したブランド豚肉と個体識別の検討

    黒木 勝久, 秋山 克樹, 榊原 陽一 電気泳動 66 (2), 97-102, 2022

    ...高付加価値食肉は系統種の交配と飼育条件の工夫により開発される.食肉偽装などの問題もあり,遺伝的・環境的要因を一度に解析できる手法を確立することで,効率的な優良育種とブランド肉の偽装鑑定への応用に期待できる.その一つとして,我々はプロテオミクス基盤技術を活用した解析を行っている.本稿では,豚肉に焦点を当てブランド肉鑑定および優良種豚選抜法への可能性を二次元電気泳動と質量分析計を用いて検討した結果を報告する.プロテオーム...

    DOI Web Site 参考文献5件

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