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検索結果 57,854 件

  • 保育所に通う幼児における家庭の経済状況と食品群別摂取量の関連

    酒井 亜月, 由田 克士, 高橋 孝子, 岡部 哲子, 佐々木 ルリ子, 石田 裕美, 緒方 裕光, 原 光彦, 吉岡 有紀子, 野末 みほ, 坂本 達昭, 伊藤 早苗, 村山 伸子 日本公衆衛生雑誌 71 (4), 220-230, 2024-04-15

    ...</p><p><b>結論</b> 等価所得が低い群ほど穀類の摂取量が多く,野菜,果物の摂取量が少なかったことは,成人や児童を対象とした研究とほぼ同様の結果を示した。保育所に通う幼児において,世帯の経済状況と食品群別摂取量が関連することが示唆された。幼児期の所得による格差を是正する対策と幼児をもつ世帯全体に向けた対策など多角的な支援が求められる。</p>...

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  • 準同型暗号を用いた人物対応付けのための特徴量次元圧縮による距離計算時間の削減

    田代 耕平, 西山 正志, 岩井 儀雄 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J107-D (4), 221-230, 2024-04-01

    ...めることができる.しかし,暗号化された特徴量のサイズは大きくなるため距離計算時間が増大するという課題が存在する.そこで,本論文ではシステムに用いる暗号化手法と特徴量抽出手法を適切に選定することで,距離計算時間の短縮を図った.実験から暗号化スキームであるBGV/BFVスキームとCKKSスキームの内,BGVスキームが暗号化手法に適していることを確認した.また1536次元から512次元まで次元削減することで識別精度をほぼ...

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  • 多相クロックに基づくディジタル制御発振器を用いたPLL

    西口 大嗣, 矢原 充敏, 原田 裕二郎, 福原 雅朗, 藤本 邦昭 J107-C (4), 116-124, 2024-04-01

    ...各種通信機器において,各システムを駆動する位相同期ループ(PLL)には集積化,安定性,信頼性の向上が求められている.本論文では,多相クロックに基づくディジタル制御発振器を用いたディジタルPLL(DPLL)について提案する.本DPLLは,簡単な回路構成で一定パルス間隔の逓倍出力信号を得ることができる.また,多相クロックの1位相間隔の時間単位で制御することができるので,出力信号のデューティ比はほぼ50%...

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  • 明治時代の英語教科書に関する一考察 -『ユニオン読本』に焦点をあてて-

    升井, 裕子 拓殖大学大学院言語教育研究 (24) 1-20, 2024-03-31

    ...しかし第4読本では、韻文と散文はほぼ同数で現れる。第5読本になると韻文の掲載数は散文に負けるものの、散文と韻文の混じったものの割合が増えるため、読本を通観すると韻文に触れる回数が多いという印象を受ける。韻文が多く掲載されることで、韻文の持つ文学性そのものが読本全体の文学的な要素を強める一因となっていると考えられる。...

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  • 摘果の有無が一季成り性イチゴ系統‘信大SUS-1’の生育・収量に及ぼす影響

    勝山, 優花, 小林, 篤央, 竹田, 愛美, 中野, 日陽, 春日, 重光 信州大学農学部AFC報告 22 23-29, 2024-03-31

    ...試験期間全体の平均値において摘果区が高い傾向がみられたが有意差が認められなかったことから,花房や花器の発達に関して生育初期の極寒期に草勢を維持できたことで,生育期間中の着果負担による成り疲れを軽減できたと推察された.収量調査では,試験期間全体の収穫果実数,収穫果実重および平均1果実重に有意差は認められなかった.品質について無摘果区の不良果実数の合計が多い傾向がみられたが有意差はなかった.糖酸比は両試験区でほぼ...

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  • 東通村「能舞」「岡獅子舞」の翁衣装に関する調査・研究

    角谷, 彩子 文化学園大学紀要 55 13-24, 2024-03-31

    ...金の立烏帽子や尉面に似た翁面の造形もほぼ全地域で共通しており、袴の形態や翁面は、東北地方の山伏神楽・番楽との類似性が確認された。また貫頭衣の形態、および「もみあげ」や「鼻白」については、東通村の大神楽や田植え餅つき踊りとの関連性が推察される。...

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  • 訪問看護ステーションにおける医療的ケアのない極低出生体重児の発達支援の取り組み

    川島 瞳, 辻 悦子, 荒川 依子, 伊藤 百合香, 梶原 厚子, 岡崎 薫 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 45-45, 2024-03-31

    ...ほぼ全例に身体の扱いにくさ、反りやすさ、発達がゆっくり、離乳食の姿勢環境の困り感があった。訪問ではより生活に密着した育児支援・発達支援ができるので、ニーズに沿った、具体的で個別性の高い支援を行うことができる。理学療法士及び看護師の協働による遊び方や離乳食の進め方、環境面のアドバイスを通して、家族の不安軽減に努め、育児を楽しむ一助となっていると考える。...

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  • 血中ポリフェノールの再現性と結腸がんリスクとの関連について: JPHC研究の結果より

    森 渚 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 64-64, 2024-03-31

    ...<p>【背景】</p><p>食事中のポリフェノール摂取量と大腸がんリスクの関連を検討した疫学的研究では、食事アセスメント関連の測定誤差などの影響から、ほぼ関連なしであると報告されている。また、多くの前向きコホート研究では、通常1回の血液サンプルで血中ポリフェノール濃度が測定されることから、血中ポリフェノールの再現性を検討した研究は少ない。...

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  • 新型コロナウイルス感染症による行動制限が施設高齢者の生活に与えた影響

    工藤 美奈子, 佐々木 みづほ, 佐伯 恭子, 河野 舞, 室井 大佑, 成田 悠哉, 龍野 一郎 千葉県立保健医療大学紀要 15 (1), 1_59-1_59, 2024-03-31

    ...</p><p>④ COVID-19による介護介入量と時間:増えたと変化なしがほぼ半数認められた.</p><p>⑤ COVID-19と利用者の機能:精神状態,認知機能,要介護度においてそれぞれ81%,73%,58%の施設で影響ありと回答した....

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  • フランスにおける包括書法に関する一考察

    中尾 和美 ふらんぼー 49 41-60, 2024-03-31

    ...フランスでは語彙的女性化は公にほぼ認定され、職業名の女性形は一般に使用されている。それに対して中黒を使用した省略二重語による女性化、及びノンバイナリーな代名詞による中立化は、文章読解や文法に重大な影響を与えるとの懸念から公が拒絶している。加えて男性形の総称用法という言語直感が話者には根強くみられる。...

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  • 簡易式基本動作チェック表における予測妥当性の検討

    浦田 祥吾, 岩間 基, 大井 慶太 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 281-281, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに】</p><p> 地域包括ケアシステムで推奨される時々入院ほぼ在宅の実現には、退院後も高齢者ができる限り長く在宅で過ごせることが重要となり、病院側と介護保険関連施設側との円滑な多職種連携は必要不可欠である。我々は多職種連携の効率化と共通認識を図ることを目的に、在宅高齢者の身体機能を簡易に安全に評価できる「簡易式基本動作チェック表」を開発した。...

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  • 呼吸サルコペニアの将来の健康アウトカムについて

    解良 武士, 河合 恒, 江尻 愛美, 今村 慶吾, 平野 浩彦, 藤原 佳典, 井原 一成, 大渕 修一 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 99-99, 2024-03-31

    ...以上のことから、呼吸サルコペニアは、①呼吸筋量の低下が概念に包含されているものの、実際にはまだ診断に利用する方法がほぼない、②呼吸筋機能低下は明らかに他の虚弱の状態と関連がある、③死亡とは弱い関係がある、④身体機能低下の発生との関係は弱い、が我々の結果である。...

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  • 人工呼吸器を装着した小児の小学校入学支援

    大場 蕗子, 小篠 史郎 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 105-105, 2024-03-31

    ...自発呼吸はほぼ無し。 ADL全介助。 </p> <p>【結果および経過】</p> <p>入学1年5カ月前、両親は教育委員会に小学校入学希望であることを伝達。支援者より相談があり、入学1年 2か月前に母と面談し当センターの支援開始。入学1年1カ月前 に教育委員会が自宅訪問し状況を把握、母より当センターが支援することを教育委員会へ伝達し了承を得た。...

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  • 化学療法関連末梢神経障害を呈した幼児例に積極的運動療法が奏功した一例

    清水 梨奈, 大段 沙緒利 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 84-84, 2024-03-31

    ...歩容はIC時踵接地で立脚相足部中間位, 下腿傾斜と骨盤の側方動揺はほぼ認めず立脚相安定, 母趾で蹴り出し可能でTsw骨盤挙上の代償は改善した. TUGは 6.28秒. COPMの遂行度は常に10/10, 満足度も10/10と高い結果であった. 転倒頻度は月2回まで減少した....

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  • 生活習慣病保有者におけるオンライン完結型生活習慣改善支援プログラムの効果と運動動画サービスとの関連

    伊藤 達之, 三木 貴弘, 山田 純也, 作井 大介, 金居 督之, 萩原 悠太 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 24-24, 2024-03-31

    ...</p><p>【考察】</p><p> 生活習慣病保有者に対するオンライン完結型生活習慣改善支援プログラムにおいて、介入前後で有意な変化量を認めたものの、追加の運動動画サービスの視聴状況と変化量に有意な相関はほぼ認められなかった。その理由として、動画視聴は対象者の任意であったことや対象者特性に応じた動画の紹介をしていなかったことが要因として考えられた。...

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  • 静岡県賀茂圏域における地域リハビリテーション事業の現状と課題

    小山内 隆 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 254-254, 2024-03-31

    ...地域リハ事業へ協力しているリハビリ専門職は、病院 ・施設・個人がほぼ固定であり、新たに協力してもらえるリハビリ専門職は少なかった。地域リハ事業への協力は理学療法士が圧倒的に多く、言語聴覚士への依頼は近年増加したが、作業療法士の活用はほとんどなかった。また、リハビリテーション専門医がいない地域のためか、医師の協力はほとんど得られていなかった。...

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  • 科学的根拠に基づくがんリスク評価とがん予防ガイドライン提言に関する研究と、がん予防研究に資する医療ビッグデータの紹介

    金原 里恵子, 田嶋 哲也, 後藤 温, 井上 真奈美 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 66-66, 2024-03-31

    ...がん予防法の提言はこれらのリスク評価で確実、またはほぼ確実にリスク/予防要因であると判定されたものを中心にまとめられており、また、最新の状態を保つよう、リスク評価の更新と提言の改訂が行われている。さらに、評価のベースとなるエビデンスが不足しているものについては日本人を含む大規模コホート研究のコンソーシアムの研究基盤を活用し、新たなエビデンスを創出している。...

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  • 地学教科書における用語「カリ長石」の変遷とその課題

    中田 聖月, 多賀 優 理科教育学研究 64 (3), 365-373, 2024-03-31

    ...その結果,「カリ長石(または正長石)」は,明治時代の前期から現在まで変遷を経ながらも絶えず用いられ続けており,平成時代(1989年)以降に「カリ長石」がほぼ単独で用いられていることが判明した。...

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  • 3次元動作解析システムを用いたベッドからの起き上がり動作における関節運動の分析

    大谷 拓哉, 三和 真人, 堀本 佳誉 千葉県立保健医療大学紀要 15 (1), 1_52-1_52, 2024-03-31

    ...については動作開始時より屈曲運動を示し,動作開始30%時点で32.3°,50%時点で40.4°となり,90%時点で最大値52.5°を示した.右肘関節の屈曲については,動作開始40%の時点で最大値68.5°を示した.左股関節の屈曲については,動作開始20%付近から屈曲運動が生じ,40%時点で33.8°,60%時点で55.4°となり,100%時点で最大値62.4°を示した.右股関節の屈曲についても,左股関節とほぼ...

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  • 3~12歳児における歩行中の関節運動パターンの発達

    宮城島 沙織, 萬井 太規, 佐藤 優衣, 広崎 蒼大, 小塚 直樹 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 39-39, 2024-03-31

    ...背屈位で接地し,その後の底屈運動が見られない.5-6歳群で接地後の底屈運動を認めるようになるが,個人差が大きかった.足関節運動は,9-12歳群でほぼ成人と同様のパターンとなった....

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  • 介護予防事業に対してチーム担当制で活動に当たった事例報告 ―講師毎の特色ある内容を活かす方策―

    成瀬 淳, 村上 三四郎, 桜田 由紀子, 自生 福子, 森 友花, 谷地 雄太 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 267-267, 2024-03-31

    ...</p><p>【経緯】</p><p>A自治体では,一般介護予防事業として1グループ約 15名定員の介護予防教室を3グループ,5月以降ほぼ毎週開催している。A自治体からは青森県内のPOS三士会に対し,各グループとも月1回程度,90分の講師派遣を依頼された。依頼内容には教室参加者の評価を含まず,PTへの要望は転倒予防と運動器介護予防を中心とした講話および指導であった。...

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  • 経カテーテル大動脈弁留置術後,入院・外来での理学療法により身体機能が向上し,術後6年間在宅生活を継続出来ている症例

    江渕 貴裕, 山口 真依, 寺澤 泉, 金丸 晶子 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 341-341, 2024-03-31

    ...</p><p>【考察】</p><p> TAVIの特徴の一つに術後入院期間が短いことが挙げられるが,低ADL症例に対しては入院による集中的なPTを実施し,ADLに 変化が出るレベルまで改善させることが重要であると考える.また,本症例ではTAVI後のPT終了後もデイケアで外出と運動 の機会を確保し,身体機能の維持に努めたことが長期間ほぼ入院せずに在宅生活を継続出来ている大きな要因であると考える....

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  • 発達の気になる子どもをもつ親の育児ストレスへの支援

    橋本 かほる, 竹内 惠子, 弓削 明子, 名村 晶代, 石塚 佳代, 堀田 佳代子, 武田 眞由美, 津田 明美 京都先端科学大学健康医療学部紀要 9 25-34, 2024-03-31

    ...保育士がふだんの関わりで感じていた担当児の保護者の様子と育児ストレス結果との相違点について,子どもに関する育児ストレスの側面については保育士全体の87.5%がほぼ一致していたと回答した. 一方で,親自身に関する育児ストレスの側面についてほぼ一致していたと回答した者は25%であった....

    DOI 機関リポジトリ

  • 青森県の高校生・大学生のヤングケアラー実態と課題 -青森県調査報告書から-

    坂本 保子, 箒 さと子 八戸学院大学紀要 (68) 77-89, 2024-03-29

    ...青森県の調査報告書から高校生・大学生のヤングケアラーの実態と課題の検討を目的とした.結果,世話をしている家族が「現在いる」と回答したのは,いずれも全国調査より割合が高く,高齢の祖父母であった.内容は,本県の高校生は「家事」,大学生は「通院の付き添」などをほぼ毎日していた.悩み事は,進路や学業成績で,相談相手は,家族・友人が多かった....

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  • 船頭平閘門に使用されたモルタルの岩石学的評価と長期耐久性

    本合 弘樹, 安藤 陽子, 大坪 祐紀, 川瀬 宏文 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 386-393, 2024-03-29

    ...EDS定量分析の結果、ASRゲルは骨材内部では未だにアルカリ濃度が高く、膨張余力を有していたが、セメントペースト中には粗大な空隙が多く、そこにASRゲルが滲出して骨材に膨張ひび割れがほぼ生じなかったことで、現在に至るまで健全であると考えられる。</p>...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 炭酸化したC-A-S-Hおよびその加熱による脱炭酸挙動に関する研究

    扇 嘉史, 細川 佳史 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 71-79, 2024-03-29

    ...乾式処理ではC-A-S-Hがほぼ完全に炭酸化しており、バテライト、アラゴナイト、カルサイト、シリカゲルが生成した。電子顕微鏡観察から、微細な炭酸カルシウムとシリカゲルが明瞭に分かれて存在せずに、混在している様子が認められた。一方で、湿式処理でもC-A-S-Hはほぼ完全に炭酸化していたが、生成相はカルサイトとシリカゲルであった。...

    DOI Web Site 参考文献5件

  • cAMPアナログが誘導する培養アストロサイトの星状化に及ぼすメチル水銀の影響

    足立, 達美 千葉科学大学紀要 (17) 52-57, 2024-03-28

    ...溶媒のみを曝露した対照細胞では培地交換後1時間以内にほぼすべての細胞が急速に星状化し、24時間後までその形態を保持していた。メチル水銀を曝露した細胞では、培地交換の1時間後では石垣状の形態の細胞も見られたが一部の細胞で星状化が始まっており、3-6時間で対照細胞と同様にほとんどの細胞が星状の形態を示した。水銀蓄積量は、培地交換後低下し続けたが、特に最初の6時間は低下速度が速かった。...

    機関リポジトリ

  • 国造軍と鞠智城

    小嶋,篤 鞠智城跡「特別研究」論文集 : 鞠智城と古代社会 12 21-48, 2024-03-28

    ...鞠智城は築城史料を欠くが、築城・整備期において土器出土量の推移が大野城と連動することから、ほぼ同時期に築城され、国家(筑紫大宰・大宰府)により一体的に管理されていたと考えられる。本構造の根源には、倭政権の外征軍「国造軍」があり、同動員体系・動員路・戦術・兵器と倭政権主導の新戦略・新技術が組み合うことで、「戦時」の防衛体制が成立したと結論できる。...

    DOI 全国遺跡報告総覧

  • 近代日本の七夕祭:国民の夢の道のり

    川田 耕 京都先端科学大学経済経営学部論集 2024 (7), 61-75, 2024-03-27

    ...大正時代以降、国の学校教育システムにも、国語教育や音楽教育において七夕が盛んに取り込まれるようになり、終戦直後には他の伝統行事にもまして七夕は本格的に公的教育のなかに組み込まれ、ほぼすべての国民が子ども時代によく似た七夕行事を経験するようになる。...

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  • 2011 年東北地方太平洋沖地震津波後の蒲生干潟の地形変遷その13

    門脇 駿, 青沼 一岳, 沼尾 和弥 仙台市科学館研究報告 33 (0), 48-58, 2024-03-25

    ...震災後3年間で大きく変動したのち安定した干潟内部の汀線は,その後もほぼ安定な状態を保っていた。今回の調査では,導流提通水部や河口にかけての防潮堤の工事が完了して3年が経過し,潟湖の形が安定していることが明らかになった。...

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  • 芋焼酎,泡盛,ブランデー,ウイスキーの香りに寄与する成分の解析

    松原 英隆, 今村 弥生, 原 かす美, 浦野 紘平 におい・かおり環境学会誌 55 (2), 98-106, 2024-03-25

    ...<p>芋焼酎,泡盛,ブランデー,およびウイスキーの酢酸エチル抽出後の濃縮液をGPC分画し,得られた画分毎にGC-MS full scan分析と官能試験を行った.その結果,4種類の蒸留酒にはほぼ同じ香気成分が含まれていた.検出した香気成分について香気強度(定量値を溶液閾値で除した値)を求め,香気強度5以上の香気成分で評価したところ,Isoamyl alcoholは芋焼酎,泡盛,ブランデーの香りに,β-Phenethyl...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 中学校、高等学校の化学分野において異相形成平衡を理解するためのイオン液体生成を用いた実験法の開発

    田中 美穂, 山本 雅博, 木本 篤志, 角屋 智史, 町田 信也, 池田 茂, 村上 良, 片桐 幸輔, 外山 真理, 岩月 聡史, 茶山 健二 甲南大学紀要.理工学編 70 (1), 1-14, 2024-03-21

    ...一方、③については、モル溶解度を求め、その値から今回用いたイオン液体[BMIm][NTf2]の溶解度積定数Ksp を求め、その値が文献値とほぼ一致することを確認できた。しかし、この実験を高校で行うには、メスシリンダーの目盛りだけでは精度にかける部分があり、難しいと思われる。イオン液体と水を厳密に分離するためには、より多くの時間と工夫が必要であると考える。...

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  • 児童期における愛着の測定:Child Attachment Interviewの妥当性の検討

    向井 隆代, 小山 直子, 石井 礼花, 德田 若奈, 森 千夏 発達心理学研究 35 (1), 39-52, 2024-03-20

    ...本研究の結果は,先行研究の結果をほぼ追認するものであり,CAIによる愛着分類(安定型,軽視型,とらわれ型,非組織化型)の分布は,海外の報告とほぼ同様であった。性別や母親の就業状況による愛着分類への影響はみられなかった。母分類,父分類のそれぞれで,安定型の児童は不安定型の児童に比べて対応するKSS得点が高く,CAIによる愛着分類の妥当性が確認された。...

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  • CFDによる枕型気泡槽の自励振動予測とその発生機構の解明

    吉鶴 祐耶, 金井 由悟, 鈴川 一己 化学工学論文集 50 (2), 42-48, 2024-03-20

    ...こることが実験的に明らかにされている.本研究では,まずCFDによる自励振動現象の再現に必要な二相流モデルおよび解析条件を調査した.この結果,解析領域の格子解像度を実測平均気泡径の2倍以下にとれば,特別な気泡群の抵抗係数を適用することなく,単一気泡の抵抗係数のみで自励振動の再現が可能であることが判明した.装置および流動条件が振動数に与える影響因子として槽径およびガス流量に注目して評価を行ったところ,ほぼ...

    DOI Web Site 参考文献10件

  • 文系大学生のAIリテラシーに関するアンケート調査

    符 儒徳 開智国際大学紀要 23 (0), 145-164, 2024-03-15

    ...しかし,パソコンの習熟度が高くない学生は,AIリテラシーが高くなるにつれ該当する学生数はほぼ直線的に減少する傾向が見られた。対して,AIリテラシーが高い学生はパソコンの基本操作にも習熟している傾向にあることが示唆された。...

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  • 希有な温暖少雪年を含む3寒候期のスギ人工林小流域からの流出特性

    田村 浩喜, 野口 正二, 阿部 俊夫, 飯田 真一 日本水文科学会誌 54 (0), 13-23, 2024-03-12

    ...これに対し2022年では,厳冬期の平均気温は低く,日流出量はほぼ一定で低水流出量に集中して分布する一方,春期(3~4月)の融雪増水が確認された。これらのことから,温暖少雪年時は融雪流出による災害リスクは低く,春先の降水量が少ない場合には渇水リスクが高くなることが示唆された。...

    DOI Web Site 参考文献11件

  • 大腸腫瘍の診断と治療

    田中 信治, 中原 雅浩, 岡本 渉 日本消化器病学会雑誌 121 (3), 167-176, 2024-03-10

    ...しつつあるが,ロボット支援による遠隔手術も模索されている.化学療法に関しては新規薬剤の開発と進歩がめざましく,バイオマーカーによる個別化治療の開発も積極的に行われている.一方で,本邦の大腸癌年齢調整死亡率の減少率は他の先進国と比べて不良である.腺腫などの前癌病変や早期癌を内視鏡治療で根治すれば,外科手術や高額な化学療法が不要になるとともに本邦の大腸癌死亡率は低下し,医療経済学的にも良い方向に進むことはほぼ...

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  • 連続する世代の中でコーダが伝えていくもの:子育てをするコーダの語りから考える

    池田, 倫子 佛教大学大学院紀要. 社会福祉学研究科篇 52 1-19, 2024-03-01

    ...しかし,コーダは外見からはそれと判断がつかず,コーダ同士で知り合う機会はほぼないため,自らの育ちを他者と共有することが難しく,孤独感やマイノリティ感を感じることもある。本研究は,社会で隠れた存在であるコーダの生きざまを明らかにすることを目的とし,ライフイベントの中でも自分の育ちと強い関連性がある子育てに着目した。...

    機関リポジトリ

  • あいみょんの使用語彙:尾崎豊との比較

    荻原, 廣 文学部論集 108 49-64, 2024-03-01

    ...その結果、述べ語数は、どちらも約18000語、また異なり語数も、どちらも約2600語とほとんど差はなく、TTRもあいみょんが0.145なのに対し、尾崎豊は0.144とほぼ差がなかった。つまり、語彙の豊かさという点においては、両者に違いは見られなかった。また、語彙リストを比較した結果、あいみょんは尾崎豊から、歌詞を書く上で何らかのインスパイアを受けた可能性は十分あることがわかった。...

    機関リポジトリ

  • アベマシクリブと内分泌療法の併用療法が部分奏効した乳癌膵転移の1例

    良永, 康雄, 吉田, 純, 名嘉眞, 陽平, 三笠, 圭太, 名嘉眞, 智樹, 白水, 康司 自治医科大学紀要 46 53-58, 2024-03

    ...胸水はほぼ消失,腋窩リンパ節転移と膵腫瘍は著明に縮小した。膵腫瘍は原発との鑑別を要したが,画像所見と経過から乳癌の転移として矛盾ないと考えられた。乳癌の膵転移は比較的稀であり,原発巣と同時に非切除での薬物療法が行われたとする報告は更に稀である。文献的考察を加えて報告する。...

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  • 自走式搬器を用いたタワーヤーダによる下げ荷集材可能範囲の抽出方法の開発

    木野 朗斗, 長島 啓子 日本森林学会誌 106 (3), 49-56, 2024-03-01

    ...実際に集材した範囲と比べると,下げ荷による集材がなされた範囲はほぼ全てが包含されており,抽出できなかった範囲は尾根を越えての架設がされていた範囲であった。本研究の手法は先柱やガイラインの設置可能性については現地での判断が必要であるものの,広域的にタワーヤーダによる集材可能範囲を把握するのに有効であると考えられた。</p>...

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  • 廃ガラス粉末を用いたペクトライトの水熱合成

    平, 靖之, 町田, 樹 大東文化大学紀要. 自然科学 62 19-26, 2024-02-29

    ...結果として、濃度1mol/L水酸化ナトリウム水溶液を使用して160℃で48hの水熱合成を行ったとき、ペクトライト(ソーダ珪灰石)の回折パターンの文献値と一致し、ほぼ単相で得られていることが明らかになった。得られたペクトライト試料の二酸化炭素吸収能を調べたところ、二酸化炭素はほとんど吸収されなかった。...

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  • Osborn J waveは偶発性低体温症の重症度と関連しない

    横山 龍人, 富田 源, 堀江 紗希, 齋藤 聡子, 渡邉 翠, 高田 壮潔, 坂口 健人, 髙橋 一則, 小林 忠宏, 中根 正樹 日本臨床救急医学会雑誌 27 (1), 34-39, 2024-02-29

    ...重症度評価には5Aスコア(年齢,ADL,アルブミン値,pH,“ほぼ心停止”)およびSOFAスコアを用いた。<b>結果</b>:OW陽性21例とOW陰性51例の比較では,5Aスコアは“ほぼ心停止”のみ有意差を認めた(<i>p</i>=0.046)。SOFAスコアは有意差を認めず(<i>p</i>=0.695),臓器別に検討すると循環のみ有意差を認めた(<i>p</i>=0.011)。...

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  • 関東ロームの不飽和三軸圧縮試験による支持力実験の考察

    有木 高明, 玉手 聡 労働安全衛生研究 17 (1), 53-62, 2024-02-29

    ...供試体を用いて一軸圧縮試験および不飽和三軸圧縮試験を実施した.その結果,一軸圧縮強さを用いて求めた極限支持力の解析値は実験値の半分程度と過小に評価された.一方,不飽和三軸圧縮試験による強度定数を用いて求めた極限支持力の解析値は,基礎幅の影響が考慮され,実験値との差は2割程度まで減少することがわかった.また,支持力実験と不飽和三軸圧縮試験による変形係数が同程度な範囲において極限支持力の解析値と実験値はほぼ...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 妊娠中に競技復帰目的のトレーニングを行った選手の 体組成変化の記録

    松田 貴雄, 清永 康平, 宮崎 奈美 デサントスポーツ科学 45 (0), 182-190, 2024-02-22

    ...一定の値を示し,上肢の体組成と同様の変化を示した.考察:妊娠前半は体脂肪量と細胞内水分量の増加が見られた.妊娠後半はトレーニングを継続して行ったことで体重はほぼ一定であった.体脂肪量は減少し,細胞外水分量の増加が主で,羊水の増加を含むと考えられ,体幹の水分量の増加であった....

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  • RS3PE症候群に伴う関節痛と浮腫が手術後に著明に改善した肺腺癌の1例

    木村 脩太, 早坂 一希, 藤田 朋宏, 江場 俊介, 黒滝 日出一, 佐藤 伸之 肺癌 64 (1), 39-44, 2024-02-20

    ...</b>Remitting seronegative symmetrical synovitis with pitting edema(RS3PE)症候群は左右対称性で四肢末梢の圧痕浮腫を伴う滑膜炎をきたし,悪性腫瘍の合併が多いとの報告がある.肺癌に対する治療によりRS3PE症候群の症状が改善したとの報告は散見されるが,改善の程度を詳細に評価したものはほぼない.<b>症例....

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  • 看護学OSCEにおける評価者間の一致度の検討 : 令和4年度実施による評価から

    河村 奈美子, 坂本 真優, 笠原 聡子, 玉木 朋子, 桑田 弘美, 辻村 真由子, 宮松 直美, 喜多 伸幸, 立岡 弓子, 伊藤 美樹子, 相見 良成, 荻田 美穂子, 土川 祥, 輿水 めぐみ, 山下 敬, 片寄 亮, 川原 瑞希, 清原 麻衣子, 田渕 紗也香, 津田 知子, 中井 抄子, 色摩 茉衣子, 谷浦 直子, 向所 賢一 滋賀医科大学雑誌 37 (2), 8-14, 2024-02-20

    ...6課題の総スコアにおけるICCは0.461-0.978と中程度の一致からほぼ完全な一致が認められた。また、各課題の評価項目を内容から「基本的コミュニケーション」、「看護技術(アセスメント)」、「看護技術(適切な実施)」、「応用的実践」の4カテゴリに分類し、カテゴリごとのスコアについて評価者間の一致度をκ係数により評価した。...

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  • マクロファージ活性化症候群を合併する免疫異常症とIL-18の役割

    清水 正樹 日本免疫不全・自己炎症学会雑誌 3 (1), 8-15, 2024-02-02

    ...続発する二次性の血球貪食性リンパ組織球症(hemophagocytic lymphohistiocytosis:HLH)と定義され,免疫系の異常活性化とサイトカインストームとも呼ばれる炎症性サイトカインの過剰産生状態を基本病態とし,臨床的には,発熱,肝脾腫,血球減少,肝機能障害,高フェリチン血症,凝固障害,NK細胞活性の低下,骨髄での組織球の増殖と血球貪食像を呈する致死的な炎症病態である.MASはほぼすべての...

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  • とりあえず“そのうち食事でもしましょう“

    塩田 雄大 放送研究と調査 74 (2), 34-59, 2024-02-01

    ...以上の傾向は、過去の調査結果とほぼ共通している。 ▶「ここをまっすぐ[行ってもらったら]、ありますよ」という言い方への支持は、年代が若くなるほど多くなっている。大卒層の支持が多い。そして関西での支持が多い。...

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  • 難治性凍瘡と考えられていた再発性多発軟骨炎

    竹内 聡, 石倉 侑, 米田 玲子, 友延 恵理, 中原 剛士 西日本皮膚科 86 (1), 1-2, 2024-02-01

    ...25,陽性:>25),リウマチ 因子 5.8 IU/ml,抗核抗体<40 倍,抗 dsDNA 抗体<10 IU/ml,抗 Sm 抗体 2.0 U/ml,PR3-ANCA<1.0 U/ml,MPO-ANCA<1.0 U/ml</p><p><b>診断</b>:再発性多発軟骨炎</p><p><b>治療および経過</b>:プレドニゾロン(PSL)15 mg/ 日内服開始 2 週間で症状は鼻尖部の紅斑を残しほぼ...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 諸外国の食事ガイドラインにおける野菜類の分類と1日あたりの推奨摂取目標量

    苑 暁藝, 田島 諒子, 松本 麻衣, 藤原 綾, 岡田 恵美子, 瀧本 秀美 栄養学雑誌 82 (1), 44-57, 2024-02-01

    ...じゃがいもと豆類が野菜類に含まれるか否かについては,ほぼすべてのFBDGで明記されており,7割以上のFBDGで野菜類に分類されていなかった。野菜ジュースは12ヵ国で分類が不明であったが,日本を含め16ヵ国では野菜類に含まれていた。きのこ類については,分類が明記されていない11ヵ国を除き,日本以外のすべての国で野菜類に含まれていた。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献19件

  • ピアサポート及びメール・LINEを活用した大学生の悩み相談に関する調査

    大久保 朱音, 近藤 浩子 北関東医学 74 (1), 59-70, 2024-02-01

    ...</p><p><b>結 果</b>:学生617名がアンケートに回答した(回答率13.9%).大学の相談窓口利用に対する学生の気持ちは,「相談に行くのは勇気がいる」が70.8%,「こんなことで相談していいのか」が61.2%,「話したいことがうまく伝えられない」が52.3%であった.ピアサポートを利用する場合もほぼ同様であった.また相談方法としては,メールやLINEを好む学生が多かった.一方,ピアサポーター...

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  • 硝煙弾雨の向こう側 ―戦争フッテージと沖縄戦をめぐる二つのフィルム―

    若林 千代 地域研究 (31) 35-55, 2024-02

    ...ここで取り上げるフィルムは、米軍が撮影した沖縄戦関連のフィルムの収集および上映をおこなう市民による平和文化活動「1フィート運動の会」が、ほぼ全編が米軍のフッテージを再編集して作られた『1フィート映像でつづるドキュメント沖縄戦』(1995年)と、沖縄戦の記憶、とりわけ、「集団自決」を題材に、戦後フランスで最も影響力のある映像作家の一人であるクリス・マルケルが監督した映画『レベル5』(1997年)である...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 厚さ不足のトンネル覆工を全てやり直し

    日経コンストラクション = Nikkei construction (803) 21-, 2024-02

    ...和歌山県内のトンネル工事で覆工コンクリートの大幅な厚さ不足が判明した問題で、調査を進めていた県の技術検討委員会(委員長:大西有三・京都大学名誉教授)は2023年12月20日、外周の地山を支えるアーチ形の支保約700カ所ほぼ全てが正確に設置されていなかっ…...

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  • 山口県内温泉水を用いた草木染の試み : 色味変化に着目して

    星野, 裕之 山口大学教育学部研究論叢 73 375-380, 2024-01-31

    ...結果は期待していたほどの色味変化はなく、ほぼ草木の色素そのものに近い色であった。これは、他県に比して山口県は温泉地が多いが、その主成分はナトリウムやカルシウムで、それ以外の成分はごく微量であること、ナトリウムイオン、カルシウムイオンは今回使用した色素に対して、それほど色味変化を伴わないためと考えられる。...

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  • 我が国農業縮小と食料生産のシチズンシップ

    稲垣 伸子 経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 202311 (0), 339-342, 2024-01-31

    ...この環境変動下で産出額低減の苦慮がありながら、この自給率は相当に維持されて、上位順位はほぼ変化しない。生産基盤の全般縮小下、農業生産ローカリティの安定と食料確保のシチズンシップの本質が固守されている。農業界出版インフラは環境対応を明快に窺わせ社会科学の伝統に通底する。諸概念と議論の整理を行いたい。</p>...

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  • 原発事故後に生育した10年生コナラ萌芽更新木における部位別<sup>137</sup>Cs濃度分布

    小川 秀樹, 熊田 淳, 齋藤 直彦, 櫻井 哲史 日本森林学会誌 106 (1), 1-6, 2024-01-31

    ...以上から,萌芽における垂直方向の<sup>137</sup>Cs濃度は,葉や枝先を除いてほぼ一様の分布となっていると考えられた。また,幹の濃度は,葉や直径で区分した枝と正の相関が認められ,特に太枝での相関が高かった。さらに,葉や枝先に比べれば,太枝の現地採取は容易で,かつ,濃度のばらつきも小さいことから,きのこ原木となる幹濃度を推定する部位としては,枝葉の中では太枝が適していると考えられた。...

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  • 静力学モデルとライブスカイライン式架線による主索式軽架線の搬器係留力の検討

    鈴木 保志, 青木 遥, 吉村 哲彦, 山﨑 敏彦 森林利用学会誌 39 (1), n/a-, 2024-01-31

    ...1 倍力では搬器係留力はほぼ発生しないが,2 倍力と3 倍力では荷掛けする材が搬器に対して一定程度斜面の下方にあれば搬器係留力が発生する。主索の傾斜角が大きいほど搬器係留力が発生する機会は多くなり,その数は1 倍力 < 2 倍力 < 3 倍力で,1 倍力と2 倍力の差に比べると2 倍力と3 倍力の差は小さい。...

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  • Endobronchial ultrasound-guided transbronchial forceps biopsy(EBUS-TBFB)が診断に有用であった肺腺癌の1例

    神原 健太, 髙田 巨樹, 林 加奈, 㔟藤 善大, 平井 孝弘, 徳井 宏太郎, 高 千紘, 岡澤 成祐, 今西 信悟, 猪又 峰彦 気管支学 46 (1), 48-53, 2024-01-25

    ...の調整も行うが検体採取に至らなかった.オリンパス社FB433D<sup>Ⓡ</sup>をBF-UC290F<sup>Ⓡ</sup>に挿入し,穿刺孔よりEBUS-TBFBを試みた.超音波下に繰り返し生検した.HE染色では肺胞領域を含め採取されていることを確認し,肺腺癌と診断した.次世代シークエンス法にてRET融合遺伝子変異陽性を得たことから,セルペルカチニブの投与を開始した.2週間程度にて原発腫瘍はほぼ...

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  • 院内微生物検査室稼働開始前後の比較検討(単施設研究)

    寺山 陽史, 三池 寿明, 古賀 万観子, 齋藤 美恵子, 三苫 朝, 灘吉 幸子, 山中 麻衣, 八板 謙一郎 医学検査 73 (1), 106-114, 2024-01-25

    ...総検体数は6,813件から6,821件とほぼ変化なし。喀痰培養検出菌数はmethicillin-resistant <i>Staphylococcus aureus</i>(MRSA)が147件から293件に増加した。尿培養検出菌数は<i>Aerococcus</i>属が1件から33件に増加した。薬剤耐性菌検出数ではMRSAが230件から405件に増加した。...

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  • デンシトメトリー分析装置“クイックナビリーダー<sup>TM</sup>2”の有用性評価の検討

    山本 肇, 新田 成菜, 坂井 凌, 齋川 健志, 彌勒 清可, 関本 正泰, 石幡 哲也, 高田 直樹 医学検査 73 (1), 115-122, 2024-01-25

    ...SARS-CoV-2リコンビナント抗原,SARS-CoV-2抗原陽性プール検体,インフルエンザウイルスA型抗原陽性プール検体の希釈系列検体における判定閾値比較では,目視判定では陽性と陰性の判定閾値は個人差を認めた一方で,リーダーの判定閾値と目視による判定閾値は,3系列共にほぼ一致した。...

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  • 谷底低地のS波速度構造と地盤震動特性:武蔵野台地を刻む神田川および古川沿いの低地を例に

    中澤 努, 長 郁夫, 小松原 純子, 坂田 健太郎 地質学雑誌 130 (1), 17-33, 2024-01-24

    ...東京都区部の武蔵野台地を刻む神田川(善福寺川)および古川(渋谷川)沿いにおいて常時微動観測を実施した.下流部の谷底低地では軟弱な沖積層が厚く,平均S波速度は低い値を示した.H/V スペクトルのピークが低周波数帯域(1.5~1.6 Hz 付近)にみられた地域は,1923年関東地震で被害が著しかった地域にほぼ一致した.一方で中・上流部では,谷底低地よりも,むしろその周辺の関東ローム層や東京層の軟らかい泥層...

    DOI Web Site 研究データあり 参考文献26件

  • 外切開による喉頭部分切除術の適応と実際

    藤井 隆 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 127 (1), 16-23, 2024-01-20

    ...皮弁挙上から軟骨切除まではほぼ定型的な操作であるが, 健側声門下から声門上部を全層性に切離して喉頭内腔を展開する操作は唯一明視下に置けない. そのため, 健側声帯の切開位置と健側声帯に直交するような角度で切離する術前のシミュレーションが重要である. 喉頭内腔展開後は腫瘍の進展範囲が明視下となるため, 患側の切除は容易である. 摘出後は喉頭瘻孔を作製し二期的に閉鎖を行う.</p>...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • わが国における産業看護に関する研究の動向と今後の方向性

    河野 啓子, 武澤 千尋, 後藤 由紀 産業衛生学雑誌 66 (1), 1-14, 2024-01-20

    ...<b>結果と考察:</b>486件の文献全体を種類別に見ると,会議録230件(47.3%)であり,全体の5割近くを占めていた.原著・総説論文は194件(39.9%)であり,ほぼ4割を占めていた.原著・総説論文のうち,実践方法の側面からの分類では,総括管理107件(55.2%),健康管理86件(44.3%),作業環境管理1件(0.5%)であり,作業管理,労働衛生教育はともに0件であった.実践能力の側面...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献17件

  • 瞬時周波数とイベントに基づく音源情報の表現について

    河原 英紀, 榊原 健一, 矢田部 浩平 音声コミュニケーション研究会資料 4 (1), n/a-, 2024-01-19

    ...有声音の大部分では、繰り返しはほぼ周期的であるため、有声音は基本波成分とその整数倍の周波数を有する信号として扱われることが多い。しかし、音声の開始部分や終了部分では、この繰り返しの間隔は周期性から大きく外れる場合が多い。しかも、実際の声門の閉鎖や開放は筋肉や粘膜の運動と流体および音響がが関わる複雑な過程であり、基本波成分と調波成分の周波数が整数比となる保証はない。...

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  • 素粒子ミュオンによる小惑星リュウグウの非破壊元素分析

    寺田 健太郎, 二宮 和彦 日本物理学会誌 79 (1), 24-29, 2024-01-05

    ...この古くて新しい「自然科学の大命題」に地球惑星科学者は挑み続けている.1970年代に提唱された太陽系形成の古典的標準モデルでは,元素組成的にはほぼ均質な原始太陽系星雲から惑星が誕生した,とする.そのうえで,H<sub>2</sub>Oが昇華/凝固する仮想的な境界線「スノーライン」より内側では岩石ダストのみが集積し地球のような岩石惑星が,外側では岩石ダストに加えH<sub>2</sub>Oの氷ダストも...

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  • 画像解析による黄化籾率測定に基づく水稲登熟期間の品種間差決定要因の解析

    岡村 昌樹, 荒井 (三王) 裕見子, 大平 陽一, 石川 淳子, 小林 伸哉 日本作物学会紀事 93 (1), 9-23, 2024-01-05

    ...「やまだわら」と「えみだわら」では,両者の品種間差は籾数の差で説明できるようであった.しかし低窒素条件により籾数が減っても籾重増加期間と登熟期間は変わらなかった.以上から籾数が登熟期間の決定要因とならない場合があることが示された.一方で,穂ごとの解析では,黄化が開始している穂は籾重増加がほぼ完全に停止していた.また年次間差も考慮にいれると,登熟期間は籾重増加期間よりもむしろ,籾重の増加停止から成熟までの...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 機能性活性炭によるフロン類の吸着特性評価

    徐 祥源, 前城 裕太, MIKSIK Frantisek, THU Kyaw, 宮崎 隆彦 日本冷凍空調学会論文集 advpub (0), 2024

    ...さらに大きな吸着量が得られると期待される.吸着質には地球温暖化への影響が非常に小さい低GWP 冷媒のR 1233zd(E)を使用し,その吸着特性を同じ低GWP 冷媒のR 1234yf と比較した.本研究の結果から,単位質量あたりの吸着量および平衡状態に至るまでの吸着速度ともにR 1233zd(E) がより優れた結果を示した.なお,吸着相における体積変化を理論的に考慮したモデルで吸着熱を予測した結果,ほぼ...

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  • Paroxysmal sympathetic hyperactivityを認めた<i>TUBA1A</i>遺伝子異常による滑脳症の1例

    小林 瑛美子, 赤座 花奈美, 尾﨑 眞人, 加藤 光広, 才津 浩智, 中島 光子, 渡邊 一樹, 今村 淳 脳と発達 56 (2), 130-133, 2024

    ...(Ala281Val))を有していた.PSHは頭部外傷後や低酸素性脳症など広範囲な脳損傷後に合併する病態として有名だが,脳形成異常を有する小児でも認識されるべき病態である.病態はBaguleyらのexcitatory:inhibitory ratio(EIR)モデルに基づいて考察した.本症例では大脳皮質が菲薄で深部白質はほぼ存在しないために中枢自律神経線維網の障害を生じPSHを発症したと考えた.治療...

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  • 生命金属元素鉄の新たな役割と治療応用

    池田 康将 四国医学雑誌 79 (5.6), 229-236, 2024

    ...徳島県では,平成15年よりほぼ毎年のように糖尿病死亡率全国ワースト1位が続いていた。そのため「糖尿病緊急事態宣言」を行い,県・市・医師会がさまざまな糖尿病対策に取り組み,県民の意識を高めるなど一丸となった努力の結果,令和2年はワースト5位,令和3年はワースト13位と徐々に改善してきている2)。...

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  • 断層崖沿いに発達する石灰岩堤の形成に関する一考察

    平野 優人, 羽田 麻美, 青木 久 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 154-, 2024

    ...</p><p> 次に,大度の石灰岩堤に関与する断層は大度海岸まで連続しており,そこには海食洞が発達する.波食作用の影響の小さい海食洞奥の内部壁面を,断層崖として地表に露出する前の断層面とみなし,シュミットハンマー計測を実施した.その結果,海食洞壁面の強度は,断層崖よりも小さく,切取面とほぼ同じ値を取ることがわかった.このことから,ケースハーデニングは,断層面が断層崖として地表に露出した後に開始されると...

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  • 都市化による切盛造成と付随する建設発生土流動の環境影響評価

    原 祐二, 三瓶 由紀 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 208-, 2024

    ...年平均流動積算重量は1,059,019tonであり、臨海・内陸でほぼ半々だった。単位面積当たりの土砂流動値としては、311.2m<sup>3</sup>/km<sup>2</sup>/yearが得られ、これは当地の自然河川侵食量22m<sup>3</sup>/km<sup>2</sup>/yearより大きい。...

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  • 白馬連山,杓子岳における近年の岩壁の削剥過程

    杉山 博崇, 奈良間 千之 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 225-, 2024

    ...節理密度による削剥速度の違いを明らかにするため,対象域において,傾斜と方位がほぼ同じだが節理密度に違いがある岩壁①と②(②は2005年崩落箇所)を対象に節理密度と削剥過程を調べた.ArcGIS(Esri社製)で2019年の岩壁のオルソ画像を用いて,1mメッシュにかかる節理数から節理密度を算出した.岩盤の地形変化については,Mierre(中日本航空)を使用し,多時期の3D点群データの比較から変化量を算出...

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  • ウランバートル断層の南東部における最終氷期以降の活動

    後藤 秀昭, 渡辺 満久, 鈴木 康弘, 岩佐 佳哉, 中田 高 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 264-, 2024

    ...古生界を切断するほぼ鉛直の断層が確認されたトレンチでは,その上位の礫層に明確な変位を見いだすことができなかったが,基盤岩まで掘削していない深度の浅いトレンチでは,礫層を切る北北西低下の小断層のほか,礫層中に挟まる2枚の黒土層が断層地形と調和的に変形している様子が確認でき,黒土層の放射性炭素測定値から完新世の活動が推定された。...

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  • 2019年東日本台風による福島県いわき市夏井川下流域での洪水災害の特徴

    松本 颯人 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 272-, 2024

    ...そこに移り住んだ新住民が水害常襲地であることを認識しておらず、夏井川本川で複数の決壊箇所がほぼ同時刻に発生したことにより、地区内の浸水深が急速に大きくなり、水平避難ができず、物理的もしくは身体的に垂直避難できない高齢者が犠牲となったと考えられる。</p>...

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  • 神楽の継承と近隣神楽団との関係性に関する研究

    吉野 裕 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 290-, 2024

    ...その一方で,女川法印神楽保存会・本吉法印神楽保存会は,長年交流のある近隣の団体(雄勝法印神楽保存会など)に対し,「自分たちとほぼ同一の組織で,結の仲間のような間柄だから,神楽師を派遣し合うのは当然のことだ」と認識している(本吉法印神楽保存会の会長C氏による)。...

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  • 1976年における鬼怒川源流域に成立する針広混交林の林分構造

    長田 強志, 森島 済 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 305-, 2024

    ...針葉樹の比率は標高が上がるにつれてほぼ階段状に高まり,標高1650m-1700m帯では81.5%に,頂上付近の標高1800m-1850m帯では92.8%となった。斜面下部である標高1350m-1400m帯や標高1400m-1450m帯は,判読の誤差を考慮しても,針広混交林に近い林分であると考えられる。...

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  • 静岡県三島市源兵衛川が都市の熱環境に与える影響

    渡来 靖, 山下 亜紀郎, 谷口 智雅, 坂本 優紀 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 323-, 2024

    ...<p><b>1.はじめに</b></p><p> 静岡県三島市の源兵衛川は,富士山の噴火により形成された三島溶岩流末端部の豊富な湧水を水源とし,三島市街地をほぼ北から南へ流れる農業用水路である.一部の流路は川縁や川中に飛び石などの遊歩道が整備され,市民の憩いの場としても利用されており,さらに水の郷・三島を代表するスポットとして観光資源としても活用されている.源兵衛川のように都市内水辺空間として整備・保全...

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  • 横須賀市を流れる平作川の水質に関する水文地理学的研究(1)

    三浦 エリカ, 小寺 浩二, 植 遥一朗 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 41-, 2024

    ...しかし、横須賀市の下水道整備率はほぼ100%に近いため、特に宅地周辺と高速道路付近でのECの値が高い要因について、今後も継続した調査が必要である。</p><p>参考文献</p><p>水系環境を考える会(1989):都市河川の再生-横須賀市岩戸川-,横須賀市博物館研究報告(自然科学), 9-28....

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  • アルボウイルス感染症の国内での発生リスク : ウイルスの侵入・定着から考える

    前野 勝哉 課題研究優秀論文集 2023 113-179, 2024-01

    ...アルボウイルスは,媒介する生物(ベクター)が童要な役割を持つことから,ベクターの監視及びコントロールが重要であり,アルボウイルスのほぼ全てが人獣共通感染症であることから,野生動物等を用いたウイルス監視を行うことも可能である。病原体の研究態勢の充実化や十分な周知活動も併せて検討すべきであろう。...

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  • 宇和盆地への機能一体型装置を利用した田んぼダム導入による流出抑制効果の評価

    藤井 智之, 丸井 健, 吉岡 佐, 藤森 祥文, 内山 雄介, 森脇 亮 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    ...<p> 流域治水の一環として田んぼダムの取り組みが注目されている.本研究では宇和盆地を含む肱川上流域(野村ダム流域)を対象に,田んぼダム導入による流出抑制効果をダム流域スケールで定量的に評価した.調整板のあり・なしに関する貯留関数法を用いた流出解析では,字スケールのレベルまで流域を広げれば,従来の貯留関数とほぼ同様の方法(モデルパラメータ <i>k</i>=2.4)が適用できることが確認できた.また...

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  • ヒドロモルフォン剤型変更でかゆみを生じ,フェンタニル貼付剤へのスイッチング後にかゆみが消失した1症例

    宮本 達人, 富山 敏直, 渡部 祐子, 橋本 龍也 Palliative Care Research 19 (1), 67-70, 2024

    ...ヒドロモルフォン徐放製剤10 mg/日投与も痛みの緩和が不十分であり,調節性を考慮しヒドロモルフォン注射製剤3 mg/日に変更した.翌日痛みが軽減したが,全身にかゆみが出現した.抗ヒスタミン薬の内服薬や外用薬を投与したが効果不十分であった.ヒドロモルフォン注射製剤は同量投与であったがかゆみが増悪傾向であり,フェンタニル貼付剤0.6 mg/日にスイッチングを行った.翌日にはかゆみが激減し,2日後にはかゆみがほぼ...

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 当科で診療した好酸球性中耳炎46例の検討

    佐藤 雅未, 高畑 淳子, 野村 彩美, 工藤 玲子, 松下 大佑, 福岡 侑, 藤田 友晴, 糸賀 正道, 松原 篤 日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー感染症学会誌 4 (1), 23-30, 2024

    ...治療については,抗ロイトコリエン薬とイブジラストに加えて第2世代抗ヒスタミン薬を追加した症例と,好酸球性鼻副鼻腔炎(eosinophilic chronic rhinosinusitis:ECRS)やBAに対する治療として生物学的製剤を導入した症例では,ほぼ全例で中耳炎重症度スコアの改善を認めた。...

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  • 運輸部門における温室効果ガス排出削減へのMaaSの可能性

    山下 潤 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 137-, 2024

    ...<p>2050年までに温室効果ガス(GHG)排出量をほぼネットゼロにするという日本政府の目標を達成するためには、運輸部門のGHG排出量を削減することが鍵となる。当該部門におけるネットゼロ目標達成のための対策のひとつは、MaaS(Mobility as a Service)である。本報告では、日本におけるネットゼロ目標達成のための政策手段としてのMaaSの可能性について議論する。</p>...

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  • 徳島県小松島沖,亀磯周辺の海底地形

    石村 大輔, 馬場 俊孝, 近貞 直孝 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 21-, 2024

    ...</p><p> 一方,何段かの平坦面が認められたことから,沈降によって海面付近で形成された地形が水没した可能性がある.本地域で沈降を起こすテクトニックな現象は,南海地震と中央構造線活断層帯の地震が考えられる.1946年南海地震の際には,小松島では広範に認められる地盤の昇降はなかったようである(小向,1948).また測地記録では,水準測量でもGPS観測でもほぼ安定(檀原,1971;村上・小沢,2004...

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  • 熱帯高山ケニア山における周氷河環境

    山縣 耕太郎 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 316-, 2024

    ...標高4,340m,4,440m,4,770mの地点において,2022年9月4日から2023年8月24日までの期間,地表から1cm, 5cm , 10cm, 20cm, 40cmの層準で地温観測を行った.ケニア山は,ほぼ赤道直下にあることから,地温の季節変化は,ほとんど見られない.標高4,770mの地点において,1年を通して,ほぼ毎日表層で地温が0℃を下回り,土壌凍結が生じていたことが確認された.しかし...

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  • 傍正中血管病変に対するposterior transpetrosal approachの有用性

    宮原 宏輔, 岡田 富, 谷野 慎, 瓜生 康浩, 田中 悠介, 鈴木 幸二, 関口 徳朗, 野田 尚志 脳卒中の外科 52 (1), 61-66, 2024

    ...presigmoid posterior transpetrosal approachは,硬膜外に錐体骨後面を部分削除しS状静脈洞前方から脳幹側面,小脳前面に到達する方法で,本来は頭蓋底腫瘍の摘出時に用いられることが多い.本手法を傍正中血管病変にも応用できると考え,当院で今までに4例〔動脈瘤 2例,脳動静脈奇形(arteriovenous malformation:AVM)1例,血管芽腫 1例〕に利用した.ほぼ...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献10件

  • 国際会議・国内学会の今後の予定

    日本電磁波エネルギー応用学会 日本電磁波エネルギー応用学会機関誌 9 (1), 30-31, 2024

    ...各種国際会議・国内学会はほぼ現地開催に戻りました。最新情報に関しては各ホームページをご確認下さい。...

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  • 高橋安人の宇宙

    関口 明生 木更津工業高等専門学校紀要 57 (0), 61-, 2024

    ...高橋安人による制御理論の書籍「システムと制御」(1968年)の第1章第1節には,制御理論におけるシステムの認知について,他のほぼ全ての書籍に類を見ない特異な表記がある.他の書籍に見られないことに照らせば,この特異な表記が制御理論の基礎を学習し実用するにあたり必要ではないかあるいは学習し実用するにあたり妨げとなるということが通常の考え方であろう.では,なぜ高橋は当該の表記をあえて示したのか.本稿においては...

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  • 有限要素法による音場解析手法の構築とその可聴化

    深澤 一志, 宮内 暖季, 樫山 和男, 吉川 仁 土木学会論文集 80 (15), n/a-, 2024

    ...構築を行ったものである.開境界処理には高精度な吸収が可能な PML 法を用いた.また,移動音源の考慮をした解析を行うため,時変畳み込み演算手法の適用を行った.数値解析例として工事騒音と道路交通騒音問題を取り上げ,各種の先端改良型の遮音壁形状を有する問題に適用し,その効果について定量的な比較を行った.また,VR 技術を用いて立体音響に基づく可聴化システムを構築し,VR 空間において計算結果通りの音場がほぼ...

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  • 血友病患者に対する整形外科治療

    竹谷 英之 日本血栓止血学会誌 35 (1), 38-44, 2024

    ...<p>血友病性関節症治療は,血液製剤の進歩とともに消極的から積極的な治療へと推移し,今では非血友病患者と同じような整形外科的治療が行えるようになった.そして定期補充療法やカスタムメイドの止血管理で,多くの患児はほぼ関節内出血がない状態で成長し活発な生活を送れるようになった.しかし無症候性出血や破綻出血,そしてスポーツの際の外傷性出血などを完全に予防することは難しい.このような出血を起点に関節症が始まれば...

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  • 安定浸透強度・降雨強度関係式の提案

    田中 茂信 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    ...<p> 地球規模の気候変化により,極端豪雨の増加が懸念されている中で,短時間の非常に強い雨による災害を受けているところがある.土壌は植生や地表面の状態等により,固有の浸透能を有しており,降雨強度が十分大きい領域では浸透強度は浸透能にほぼ等しくなり,浸透強度が浸透能で一定となるので,降雨強度と浸透能の差分が直接流出すると考えられている.本研究は,全国複数地点において現地散水試験を行い,安定浸透強度と降雨強度...

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  • 循環器疾患をもつ入院中の子どもと家族への看護の経験状況

    宗村 弥生, 小川 純子, 水野 芳子, 栗田 直央子, 長谷川 弘子, 横山 奈緒実, 笹川 みちる, 村山 有利子 日本小児看護学会誌 33 (0), 17-26, 2024

    ...66項目のうち子どものアセスメントと安定させるかかわりについての看護実践項目はほぼ経験していた。看護実践の経験度は勤務年数群別では12項目に有意差があった。所属部署群別では30項目に有意差があり、子どもへの説明などの項目は病棟・外来群が高く、モニタリングデータや術中の情報を判断する項目は集中治療室群が高かった。...

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  • ケニア山における2016年~2023年の小規模氷河の質量収支

    奈良間 千之, 有江 賢志朗 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 116-, 2024

    ...., 2011).またTyndall氷河では,氷河の後退が測量されており,1919~1994年までの75年間に高度で80m,距離で300mの後退が確認された(水野,1995).この後退速度は,1958~1984年 の26年間で75m(2.9m/a),1984~1992年の8年間で23m(2.9m/a)であり,1958~1992年の期間ではほぼ等速度で後退していた....

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  • 愛知県豊明市のケア供給体制にみる協同空間

    中村 努 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 12-, 2024

    ...</p><p></p><p><b>Ⅱ.豊明市におけるケア供給体制の展開過程</b></p><p> 豊明市は愛知県のほぼ中央に位置する名古屋市のベッドタウンである。前期高齢者に人口の山があり,今後10年間で後期高齢者の急増が予想されるという地域特性をもつ。医療資源は豊富であるが,訪問系の介護資源に乏しく,介護行政を担う自治体にとって,高齢者を中心に在宅生活のための環境整備が課題となっている。...

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  • アグスチン・コダッシの『ベネズエラ地理要説』

    細井 將右 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 164-, 2024

    ...</p><p>ほぼ同時期の我が国幕府昌平坂学問所による地図・絵付きの2倍ほどの大部の『新編相模国風土記稿』が表無し精神文化重視に対し、本書は国土と人間活動を実用的観点から、つとめて数量的総合的に捉え、政府施策の参考資料としている。</p><p>本書によると、1838年前後時点で、人口は概略95万人、うち、インディオ22万、白人26万、混血41万、奴隷5万。...

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  • 上越沿岸域海面水温と上越水族博物館取水海水温の関係

    中川 清隆 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 20-, 2024

    ...<p>中川ほか(2003)は,新潟県上越市の上越科学館屋上におけるドップラーソーダ観測に基づく1997/10/09~2001/11 /25の海風侵入時刻海風侵は日出後4.5時間を中心にして起こるが,日出時気温(ほぼ日最低気温に等しいと見做せる)が海水温 を上回らない限り海風侵入は発生せず,昇温の熱源が日出後の日射量 であり,前日降水量が熱容量を増加させ,地衡風風速が向い風か追い風かで海風侵入時刻が影響...

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  • 沿岸活断層の上下変位速度の求め方について

    小松原 琢 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 43-, 2024

    ...最終間氷期海成粘土層上面を変位基準とする方法</b></p><p>最終間氷期最盛期(MIS 5e)の海面高度は,現海水準よりも数m高かったため,至る所で当時の海成層が陸上まで追跡できる.特に内湾に面する河口段丘(小松原,2020)では,地表踏査やボーリングによって海成粘土層(プロデルタ堆積物)上面を正確に把握できる.それと海底ボーリングを組み合わせることによって,ほぼ同一期に一連の堆積面として形成された...

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  • ケニア山とキリマンジャロにおける30年間の氷河と生態系の変化

    水野 一晴 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 49-, 2024

    ...</p><p> コロナ禍で3年ぶりに調査できた2022年は、氷河末端から、先駆的植物種7種の最前線の個体までの距離が、2019年とほぼ同じであったことには驚かされた。7種がほぼ同じ速度で前進していることになるが、このような前進過程は過去30年間の調査で一度もなかった。...

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  • 口腔顔面痛を4年間訴え続けていた帯状疱疹後神経痛の1例

    伊藤 幹子, 佐藤 曾士, 徳倉 達也 日本口腔顔面痛学会雑誌 16 (1), 59-63, 2024

    ...かかりつけ歯科医院で下顎左側第二小臼歯5根尖性歯周炎と診断された.疼痛は1週間程で消失したが,1か月後,同部に鈍痛としびれ感を自覚した.20年前に治療を受けた5の根管充填剤除去と根管治療を受けたが疼痛は軽減しなかった.患者は4年間で10か所の歯科医療機関を転々とした後,当外来を紹介受診した.4年前の患者の日記から帯状疱疹後神経痛の診断にいたった.合併症を考慮しノイロトロピンを4か月間処方したところ,痛みはほぼ...

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  • 急性肝性ポルフィリン症:急性発作の発症機序と病態生理

    安田 真紀子 臨床神経学 64 (1), 8-16, 2024

    ...<p>ヘムはほぼ全ての生物にとって必須の鉄含有分子であるが,ヘム過多は細胞毒性を起こすため,ヘムの細胞内濃度は厳密に制御されている.急性肝性ポルフィリン症(acute hepatic porphyrias,以下AHPと略記)はヘム生合成酵素のいずれかの活性低下により発症する稀少遺伝性疾患であり,様々な誘因により急性神経発作を呈する.AHPの急性発作の症状は非特異的であるため,他疾患と誤診されることが...

    DOI Web Site PubMed 参考文献35件

  • CNF複合樹脂製造プロセスの開発

    今井 貴章 紙パ技協誌 78 (2), 116-120, 2024

    ...同様に,化学安定性試験を行った結果,PPよりもCNF複合樹脂の方が着色し易いものの,機械的物性(曲げ弾性率,引張弾性率)および,質量・寸法変化はPPとほぼ同等の結果であった。2020~2022年にCNF複合樹脂を100以上の企業や機関(主に,自動車用途,日用雑貨用途,建材用途,家電用途)に提供し,評価を受けることで必要な改善項目を抽出できた。...

    DOI Web Site

  • カリウム高濃度施用がトマト果実の成熟および追熟過程のリコペン濃度に及ぼす影響

    中嶋 香織, 名田 和義, 平塚 伸 植物環境工学 36 (1), 23-29, 2024

    ...糖度は有意に増加し,果実の着色が早まった.果実のクロロフィル濃度はNK区では緑熟期から桃色期にかけて低下したが,HK区では一定の濃度を維持した.果実のリコペン濃度は,NK区では催色期に検出され桃色期にかけて徐々に増加したが,HK区では緑熟期に検出され,その後急激に増加し,完熟期ではNK区の約2倍の値となった.HK処理によるリコペン増加効果は,追熟中にも継続され,追熟果実のリコペン濃度は樹上完熟果実とほぼ...

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  • 液晶パネル産業における中国の躍進

    丸川 知雄 比較経済研究 61 (1), 1_13-1_24, 2024

    ...が先行し,2000年代には日本,韓国,台湾の企業が競っていた.ところが,今日(2023年)では中国の4社がテレビに使う大型パネルでは世界の7割のシェアを持っている.中国の急速なキャッチアップは,液晶メーカーが中国各地に工場を設立する際,地方政府が多額の出資によってその立ち上げを支援したことで可能となった.また,2000年代までは液晶パネルの大型化競争が激しく展開されていたのが,2009年に大型化がほぼ...

    DOI Web Site Web Site 参考文献1件

  • 呼吸器病センターの診療・治療(予備的研究)・取組

    西根 広樹, 峯下 昌道 聖マリアンナ医科大学雑誌 51 (Suppl), S63-S68, 2024

    ...基礎的検討や検査の適応基準を検討しながら従来とほぼ同等の件数を実施した。呼吸器疾患は重症化のリスクであり,外来通院の差し控えや治療内容の変更などの影響があった。診断の遅れで患者の予後に影響が極力出ない様に配慮して診療を継続した。また重症のCOVID-19患者を中心にコロナ後遺症外来を開始した。...

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  • 教師・大学進学者である保護者からの情報と大学選択基準との関連

    津多 成輔 大学入試研究ジャーナル 34 (0), 304-311, 2024

    ...また,大学進学者である保護者からの情報取得は,大学選択基準とほぼ関連がみられなかった。この結果は,より多面的・多角的な観点からの大学選択を志向するならば,多様な大学進学者から情報を取得することが重要であることを間接的に示唆している。</p>...

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  • 19 世紀のゲネラルバス概念:演奏実践の理論

    三島 郁 大阪音楽大学研究紀要 62 (0), 42-57, 2024

    ...これについては最近までさほど議論されないままであり、19 世紀の和声とゲネラルバスは ほぼ同義として捉えられる場合もあった。たしかにこの時期に多く出版されたゲネラルバ ス教本の内容は多岐に渡っており、ゲネラルバスを定義するのは簡単ではない。...

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  • 角海浜村毒消し行商人の足跡

    茗荷 傑 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 125-, 2024

    ...角海浜村以外の村からどのように 売り子たちが出ていったのかは残された証言からほぼ明らかであり、その道は現存しているが 廃絶した角海浜の売り子がどこを通って行ったのかは証言も少なく、また村へ通ずる道が使われなくなって久しいために判然としない。</p><p>角海浜村の毒消しがどこを通って運ばれたのか、その道筋を明らかにし、「塩の道」や「熊野古道」のようにその道自体を復興する活動を報告する 。</p>...

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  • 浸水被害軽減に向けた浸水推定図の活用方策の検討

    山後 公二 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 131-, 2024

    ...浸水した範囲の地形分類は,氾濫平野が9割弱を占めていた.それ以外に複数の河川の合流点付近の旧河道や微高地(自然堤防)も浸水しており,それらの地形分類を加えると100%近くを占めている.旧河道の浸水深は他の地形分類に比べ深い割合が多く,防災上特に留意すべき地形と考える.微高地は,浸水していない箇所も多くみられている一方で,微高地の縁辺部が浸水している箇所も多数見られ,浸水深の頻度分布は氾濫平野のものとほぼ...

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  • 長野県の振興山村指定地域における公共交通サービス供給と利用可能性

    山本 卓登 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 16-, 2024

    ...</p><p><u>III 分析結果</u></p><p>乗合交通について,歩行可能距離を1000mとした場合の人口カバー率は99.81%となり,ほぼすべての国勢調査基本単位区で乗合交通が利用可能と判断できる.さらに,カバーされない基本単位区は,スキー場や山岳観光地が中心の基本単位区,居住型福祉施設のみ存在すると考えられる基本単位区,がほとんどであり,これらに該当しない基本単位区の人口は10に過ぎない...

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  • 世界各国の学校地図帳の地理教育における利用についての一考察

    小林 岳人 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 173-, 2024

    ...これらは、それぞれの自国の一般図主題図以外のページは言語以外はほぼ同じ構成・図版である。同じようなケースがラトビアのJāņa sēta社にもみられ、同社はラトビアの各種学校地図帳を出版するとともに隣国エストニアの学校地図帳も同じ構成で出版している。...

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  • 静岡県三島市における子どもの水辺空間利用

    坂本 優紀, 山下 亜紀郎 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 223-, 2024

    ...なお,各学校の児童数はそれぞれ108人,58人,92人であり,北小と西小はアンケート調査当日に出席していたほぼ全ての児童から回収できた。一方,南小の回収率は52%であった。また,一人3地点まで回答をできるようにしたため,総回答数は421であった。...

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  • 下総台地における野菜種子生産の史的展開

    清水 克志 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 233-, 2024

    ...</p><p></p><p><b>2.下総台地の地域特性</b></p><p> 下総台地は,関東ローム層に覆われた標高20~40mの平坦な台地である.江戸時代には軍馬の育成を目的とした広大な放牧場(野牧)が広がっていた.明治政府は,1869(明治2)年以降,東京の豪商に下総開墾会社を組織させ,士族授産と荒蕪地(牧)の開墾を推進した.下総台地のほぼ中央部に位置する八街は,この当時に成立した開墾地(東京新田...

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  • 地理教育改革序説2 地理学術論文とエッセイとの分水嶺

    河野 光浩 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 30-, 2024

    ...</p><p> ウィーン市の面積は約415平方キロであり,約437平方キロの横浜市とほぼ同規模であるが,実際に住んでみるとそれより遥かに小さく感じる.これは,23ある行政区のうち住宅街である第22区と23区が極端に広いからであり,体感としてのウィーンの規模は山手線の内側とほぼ同じ感覚で,大抵の場所には電車等で30分以内に到達できる.また,ウィーンに限らず欧米諸国の都市部では建物の耐用年数が長く,当該建物...

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  • ギリシャ・メソロンギ=エトリコラグーンの漁場利用をめぐる漁業者組合の社会関係

    崎田 誠志郎 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 326-, 2024

    ...しているかを検討する.現地調査は2018年から2019年にかけて断続的におこない,各組合の代表に対する聞取り調査のほか,組合メンバーを対象とした対面式のアンケート調査を実施した.その後,コロナ禍による中断を経て,2023年10月に調査再開のための予察調査を実施した.イヴァリivariとは,メソロンギ=エトリコラグーンで盛んに営まれる罠漁の一種であり,イヴァリの形態や手法は日本の琵琶湖などでみられる魞漁とほぼ...

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  • 宮崎県北山間地域における伝統食の摂食変化とその地域的展開

    中村 周作 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 35-, 2024

    ...4.これらの摂食に年代による違いはほぼみられず,特に第1,第2グループの品目は,地域に長く根付いたソウルフードと言える。5.23品目摂食の地域的展開を分析すると,6つの地域展開パターンが見られることがわかった。</p>...

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  • 十勝岳ジオパークの特徴を世界のジオパークと比較する

    中村 有吾 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 83-, 2024

    ...<p>1.はじめに</p><p> 十勝岳ジオパークは2022年1月28日に認定された日本ジオパークで、北海道のほぼ中央部、美瑛町および上富良野町をエリアとする。エリアの南東部には活火山十勝岳があり、十勝岳から大雪山(旭岳)にかけて、標高約2000mの第四紀火山が連なる。その西側山麓に位置する当地域は、農業、畜産業を主要産業としている。...

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  • 波浪情報に基づく海上作業可否の前日判断

    間瀬 肇, 渡辺 健, 渡辺 啓生, 佐藤 兼太, 井口 真生子, 原 知聡, 武田 将英, 金 洙列 土木学会論文集 80 (4), n/a-, 2024

    ...前日判断の具体な方法を示した.その結果,最も簡単で容易な判断法は,対象地点における観測値の予報値に対する誤差を調べ,誤差の2乗平均平方根値(RMS)を用い,予報値にRMSを加えた値が作業限界波高より小さいか否かにより判断する方法であった.また,防波堤設計等において従来より用いられる安全率を用いる方法を検討した結果,本研究で提案した確率的評価によって求めた安全裕度は安全率法による予報値の割増し量(2割)とほぼ...

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  • ピエトロ・アンニゴーニのテンペラ・グラッサ技法についての一考察

    星 美加 芸術学論集 4 (0), 11-20, 2023-12-31

    ...</tt></p><p><tt>また、1940年代後半以降、ほぼすべてのアトリエで描いたテンペラ画作品には支持体に和紙が使用されていたことが明らかになった。更には、和紙が支持体に使用されたアンニゴーニのテンペラ画の作品は、和紙の肌合いを活かした繊細なテンペラ絵具による表現によってつくられており、和紙とアンニゴーニのテンペラ技法の密接</tt><tt>な関係性が明らかになった。 </tt></p>...

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  • 産学連携学会の右肩上がりの時代

    伊藤 正実 産学連携学 20 (1), 1_14-1_21, 2023-12-31

    ...<p>本稿では2009年度から2015年度の間の産学連携学会の活動について述べる.この間,産学連携学会の会員数はほぼ2倍に増えて,年次大会の発表件数も大幅な増加をした.その背景には関係者の真摯な努力による,様々な新しい試みがあった.</p>...

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  • NSSにより取得した位置情報と調査表による観光者の行動分析 ─NSS情報無線伝送システムの応用─

    神谷 達夫 日本観光学会誌 64 (0), 50-60, 2023-12-31

    ...さらに、ディスタンス行燈の改良型は、GPS等の衛星測位(NSS)により取得した観光者の位置情報をデジタル小電力コミュニティ無線で伝送し、ほぼ即時的に観光者の行動を知ることができる。改良の結果、従来のディスタンス行燈では検出できなかったアクセスポイント間の観光者の動きや、会場間の観光者の移動経路をほぼ即時的に知ることができた。...

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  • 腸回転異常症およびMeckel憩室を合併した右傍十二指腸ヘルニアの1例

    船越 早織, 兼子 晋, 山口 浩和, 上西 紀夫 杏林医学会雑誌 54 (4), 187-191, 2023-12-28

    ...開腹すると小腸はほぼすべてヘルニア嚢内に陥入し,一部虚血腸管も認めた。ヘルニア嚢を開放すると,虚血腸管の血流は速やかに改善した。十二指腸水平脚が形成されず,回盲部から上行結腸は後腹膜と固定されていなかった。以上より,腸回転異常症を伴った右傍十二指腸ヘルニアによる絞扼性腸閉塞と診断したため,内ヘルニア解除および予防的虫垂切除を施行した。...

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  • BL14B2 におけるX線 CT 装置の立上

    佐藤 眞直, 梶原 堅太郎 SPring-8/SACLA利用研究成果集 11 (6), 426-430, 2023-12-28

    ...有機材料、食品材料等の低密度差の構造観察ニーズをターゲットとしたユーザー利用運用を想定して、低密度かつ密度差の小さい内部構造を模擬した PET/水標準試料を用いて BL19B2 との比較実験を行ったところ、ほぼ同程度の質の CT 測定による断層像が得られることが確認できた。...

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  • 軟骨伝導補聴器を適合した小児例の検討

    須川 愛弓, 鶴岡 弘美, 臼井 智子, 増田 佐和子 AUDIOLOGY JAPAN 66 (6), 536-543, 2023-12-28

    ...軟骨伝導補聴器の装用利得は既存の補聴器とほぼ同等で, 購入群と非購入群で有意差を認めなかった。骨導補聴器群の主な購入理由は装用感の良さであった。気導補聴器装群の非購入の理由は使い勝手の煩雑さや価格の高さであった。補聴器装用経験のない一側伝音難聴児5例では2例が購入したが, 非購入の1例は試聴を機に手術治療を希望し1例は後に再試聴して購入した。...

    DOI Web Site 参考文献11件

  • 生活科の特質に考慮した情報通信技術の活用に関する研究

    菅沼, 敬介 九州地区国立大学教育系・文系研究論文集 10 (1), No.2-, 2023-12-27

    ...本稿は,令和元年12 月の文部科学大臣のメッセージである「子供たち一人ひとりに個別最適化され,創造性を育む教育 ICT 環境の実現に向けて~令和時代のスタンダードとしての1人1台端末環境~」から始まった,GIGA スクール構想において,1 人1台のタブレット端末がほぼ実現している現状を踏まえ,その活用について,小学校低学年の発達段階に応じた教科である生活科を射程とし,教科特性を考慮し論考したものである...

    機関リポジトリ HANDLE

  • 細胞内結晶化能を持つノイラミニダーゼ1と欠損症の治療法開発

    月本 準, 伊藤 孝司 生化学 95 (6), 784-791, 2023-12-25

    ...タンパク質の結晶化は,一般に高純度に精製したものを試験管内で行うのが一般的である.しかしごく一部のタンパク質は特定の条件を満たすと,細胞内という他のタンパク質が大量に存在する環境で結晶化することが知られている.その中でも,リソソーム性グリコシダーゼの一種であるヒトノイラミニダーゼ1(NEU1)は,ヒトのほぼ全細胞に存在するハウスキーピングタンパク質でありながら,過剰発現させた場合,ヒトの細胞内,特に...

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  • 貯蔵リンゴ果実に発生するリンゴ黒星病の感染時期

    十川 聡子 北日本病害虫研究会報 2023 (74), 35-39, 2023-12-21

    ...<p>貯蔵リンゴ果実に発生するリンゴ黒星病の感染時期を明らかにするため,ポット植えのリンゴ樹「ふじ」を供試し,6月12日から10月12日まで約2週間おきに時期別の接種試験を行った.その結果,6月12日から8月28日の接種では,貯蔵中の発病はほぼ見られなかったのに対し,9月14日,9月29日,10月12日の接種では,6割以上の果実で貯蔵中の発病が確認された.以上より,貯蔵リンゴ果実に発生する黒星病の主要...

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  • 学習者向け英字新聞2紙における CEFR-J の有効性の比較

    八島 等, Yashima Hitoshi 広島文教大学紀要 58 41-55, 2023-12-20

    ...また,出現頻度は約93-94%で,ほぼ昨年同様の結果となった。出現頻度の場合は,CEFR-J 収録語以外の語の中に品詞違い語や派生語が含まれている。昨年の調査では約32-37%,今年の調査では約33-35%それぞれ含まれているので,実際の CEFR-J の語の出現頻度は,いずれも約95-96%以上となり,「最低限の」語彙カバー率であると言える。...

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  • 新興再興感染症と血液製剤の安全性

    古田 里佳 日本輸血細胞治療学会誌 69 (6), 617-623, 2023-12-20

    ...シーケンシング(Next Generation Sequencing/Multi-Parallel Sequencing:NGS/MPS)技術を用い,次々と新規微生物が報告されている.NGS/MPS技術を用いた解析から,ヒトの種々の臓器・組織の細胞に多様なウイルスが感染している事実も報告され始めている.ウイルス感染症や菌血症の場合を除いては無菌とされていた血漿もそのような組織のひとつであり,健康人の血漿中にはほぼ...

    DOI Web Site 参考文献31件

  • スパゲッティの非等温調理過程におけるエネルギー消費

    安達 修二, 小林 敬, 小川 剛伸 日本食品工学会誌 24 (4), 121-126, 2023-12-15

    ...sub>2</sub>O/g-d.m.になるまでの消費エネルギーは,IHヒーターの電力レベルが低いほど少なかった(図2).しかし,ゆっくり昇温させると,スパゲッティ内の水分分布が平坦に近くなると報告されており[12],最大変形のときの破断力は小さかった.すなわち,歯ごたえのない食感になる.一方,使用したIHヒーターの最大出力である935 Wで加熱すると,破断変形‒破断力曲線は通常の調理法による試料とほぼ...

    DOI Web Site Web Site 参考文献10件

  • フォーカルジストニアに罹患したプロピアニストに対するスプリント療法の実践

    渡部 喬之, 佐野 太基, 牧野 亜由美, 酒井 健, 川崎 恵吉 作業療法 42 (6), 788-793, 2023-12-15

    ...フォーカルジストニアに罹患したプロピアニストの女性を担当した.事例は40歳代右利きの女性で,国内でのコンサート活動を主に行うプロピアニストである.演奏時の手の様子は,徐々に右の中指と環指が屈曲傾向となり,代償指として示指,小指の過伸展を認め,演奏継続が困難であった.代償指の過伸展予防,ジストニア指の固定を目的としたスプリントを作成し,段階的にスプリント装着下での演奏練習を継続した結果,介入123日目にはほぼ...

    DOI Web Site 医中誌

  • アズマモグラおよびコウベモグラの舌乳頭の味蕾

    世取山, 結菜, 佐々木, 剛 68 (3), 84-91, 2023-12-13

    ...これら 2 種の味蕾の大きさを比較したところ,有郭乳頭の高さで違いは見られたが,味蕾サイズはほぼ同等といえる結果であった。しかし,マウスの味蕾サイズと比べると本研究のモグラ類 2 種の味蕾サイズは明らかに小さかったが,味蕾サイズの他にも味蕾内の味細胞の割合も味覚処理の違いを反映すると考えられている。...

    機関リポジトリ

  • 量子信号検出理論における3元対称コヒーレント信号の誤り率

    戸村 暁人, 大崎 正雄 電子電子情報通信学会論文誌A 基礎・境界 J106-A (12), 288-295, 2023-12-01

    ...量子信号検出理論において,3元対称コヒーレント信号の誤り率を量子ベイズ,量子ミニマックス決定規範,そしてSRD (Square-Root-Detection)によって求める.そしてそれらを比較することにより,信号光子数が少しでも大きくなるとSRDによる誤り率が量子ベイズ決定規範のそれとほぼ一致することを示す.更に量子ミニマックス決定規範による誤り率は信号光子数が大きくなった場合でも一定の割合で量子ベイズ...

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  • 神経磁界計測装置を用いた末梢神経活動電流の可視化とその生理学的特徴

    中山 健太郎, 佐藤 慎司, 幸原 伸夫 臨床神経生理学 51 (6), 682-690, 2023-12-01

    ...軸索内電流のzero-cross潜時は脱分極部に帰還する容積電流や同部位皮膚上の陰性電位頂点とほぼ一致した。LCよりもTCの方が電流持続時間は1.4倍長く,強度のピークは0.7倍と弱かった。脱分極に伴う電流変化の中心領域(LC–TC間)は約7 cmで軸索内活動電流の全長は約19 cmと推定された。これらの結果はHodgkin and Huxley以来の神経生理学の知見とも矛盾しない。...

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  • 磁場測定による運動単位の電気活動評価

    赤座 実穂, 大谷 泰, 夏井 洋和, 叶内 匡, 橫田 隆徳 臨床神経生理学 51 (6), 674-681, 2023-12-01

    ...はじめに短母指外転筋が存在すると思われる部位に筋線維方向にほぼ垂直な内向き電流と筋中央付近から筋線維方向に遠位と近位へ向かう電流が同時に可視化された。これらの電流は神経筋接合部付近での活動による電流を観察していると考えられ,運動単位の大きさの定量的指標になり得るため,磁場計測が針筋電図を代替できる可能性がある。</p>...

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  • 自然消退した皮膚コレステリン肉芽腫の 1 例

    上野 彩夏, 山﨑 修, 山田 義貴 西日本皮膚科 85 (6), 460-462, 2023-12-01

    ...生検 1 週間後の再診時には鼻根部左側の硬結はほぼ消退していた。コレステリン肉芽腫は耳鼻科領域での報告が多く,皮膚科領域では報告数が少ない。自験例を含めた報告例の集積から鼻根部に生じた場合は自然消退する可能性があるため,経過観察してもよいと考えた。</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献3件

  • 晩抽性のハクサイ品種「いとさい1号」の育成

    北本 尚子, 西川 和裕, 豊田 春喜, 高橋 極, 塚﨑 光, 谷村 佳則, 森玉 陽介, 横井 修司, 本城 正憲, 高畑 義人, 畠山 勝徳, 奥 聡史, 漆原 昌二, 和﨑 俊文, 川戸 善徳, 片岡 園, 松浦 拓也, 由比 進 育種学研究 25 (2), 150-157, 2023-12-01

    ...遭遇しても花成が誘導されにくくなっている.この「つけな中間母本農2号」が持つ晩抽性の<i>BrFLC</i>遺伝子をDNAマーカー選抜することにより,効率的に晩抽性品種を育成することができた.岩手県において低温遭遇量の多い春播き栽培試験を行ったところ,「いとさい1号」は晩抽性が高い既存のF<sub>1</sub>品種を上回る晩抽性を示した.晩抽性以外の形質は,葉面の毛がない等「タイニーシュシュ」とほぼ...

    DOI Web Site Web Site 参考文献10件

  • 複数水稲品種の遺伝背景における出穂期の準同質遺伝子系統群の作出と遺伝効果の差異

    堀 清純, 高松 光生, 細井 淳, 津金 胤昭, 林 玲子, 渡邉 学, 水林 達実, 安藤 露, 正村 純彦, 向井 喜之, 山内 歌子, 山本 敏央 育種学研究 25 (2), 123-139, 2023-12-01

    ...<i>Hd16</i>導入系統はほぼ同等であった.「ふさおとめ」及び「ちば28号」の遺伝背景では,<i>Hd1</i>遺伝子の晩生型アレルを導入した系統の出穂期改変効果は約13日の晩生,<i>Hd16</i>遺伝子の晩生型アレルを導入した系統は約3日の晩生,<i>Hd1</i>及び<i>Hd16</i>遺伝子の晩生型アレルを導入した系統は約28日の晩生となった....

    DOI Web Site Web Site 参考文献40件

  • 小麦品種「さとのそら」への窒素追肥の効果に及ぼす前作物の影響

    松﨑 守夫 農研機構研究報告 2023 (16), 1-13, 2023-11-30

    ...g/m<sup>2</sup> 施用した.3) 改善 1 は 1 月末と 2 月末に,4) 改善 2 は 2 月末と 3 月末に窒素を 4 g/m<sup>2</sup> 施用した.追肥によって子実収量,子実タンパク質含有率,子実窒素吸収量が増加した.しかし,同じ追肥処理でも,子実窒素吸収量は前作物によって変動した.大豆後小麦では,常に水稲後小麦より子実窒素吸収量が増加した.小麦は,肥料と土壌からほぼ...

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  • 保存的治療で尿管狭窄が改善した尿管アミロイドーシスの 1 例

    米田 真也, 久木元 隆, 石田 雅宣, 忠地 一輝, 下田 次郎, 佐藤 岳久, 菅野 恵也, 柳谷 綾子, 小野瀬 剛生, 森 信芳, 伊藤 靖, 鈴木 雄, 半田 政志, 勝又 宇一郎, 渋谷 俊介, 栁川 直樹 日本病院総合診療医学会雑誌 19 (6), 403-408, 2023-11-30

    ...尿細胞診では悪性所見なく, 尿管鏡検査で腫瘍部位はほぼ閉塞していた。生検で尿管間質にアミロイド沈着を認め, アミロイドーシスが疑われた。関節リウマチを疑う症状があり,メトトレキサート2mg/week投与で右水腎症は徐々に軽快し, 約1年後にほぼ消失した。5年経過後の現在も再発はなく, 腎機能も保たれている。尿路に限局したアミロイドーシスで尿路通過障害をきたした報告は稀である。...

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  • コンクリート系廃棄物の資源循環とCarbon Poolコンクリートの開発

    坂本 守 Material Cycles and Waste Management Research 34 (6), 401-406, 2023-11-30

    ...それぞれの材料には水分とともに CO<sub>2</sub> ガス供給によって,ほぼ目標どおりの固定量を達成する見込みである。今後,さらに効率的な固定方法やコンクリートへの固定方法を検討していく予定であるが,単純に使用材料の固定量だけでなく,その処理方式,使用する CO<sub>2</sub> の状態,処理プラントの適地選定等を LCA の観点から十分に評価して進める必要がある。</p>...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 粒状化による残コンクリートの資源化

    小山 明男 Material Cycles and Waste Management Research 34 (6), 413-421, 2023-11-30

    ...その結果,粒状化再生骨材の物理的性質は,再生骨材 L 相当の規格値をほぼ満足することが確認できた。また,普通骨材を粒状化再生骨材に置換して製造したコンクリートは,粒状化再生細骨材の置換率が 30 % まで,粒状再生粗骨材の置換率が 100 % までであれば,圧縮強度の低下は小さいことがわかった。...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • OpenACC単一記述によるGPU+FPGA複合デバイス処理システム

    綱島, 隆太, 小林, 諒平, 藤田, 典久, 朴, 泰祐, Lee, Seyong, Vetter, Jeffrey S., 村井, 均, 中尾, 昌広, 辻, 美和子, 佐藤, 三久 情報処理学会論文誌コンピューティングシステム(ACS) 16 (2), 1-15, 2023-11-29

    ...近年の高性能コンピューティング(HPC)では,アクセラレータとしてGPUとともにFPGAにも注目が集まっている.両デバイスの特性が大きく異なることから,我々は両者を融合して利用することで,複合的なシミュレーションに対し,より効率的な演算加速が行えると考えている.しかし,共通した表現によるGPUとFPGAのコード記述をユーザが容易に行える実用的な言語処理系は存在していない.また,現在のGPU市場をほぼ...

    情報処理学会

  • Tomato brown rugose fruit virusの宿主範囲および病原性

    久保田 健嗣, 竹山 さわな, 石橋 和大, 松下 陽介, 冨高 保弘, 松山 桃子, 篠坂 響, 大﨑 康平 日本植物病理学会報 89 (4), 225-234, 2023-11-25

    ...ナス科作物の各品種や,ウイルス検定に用いられる植物,雑草等を対象として,全身感染性と病徴を調査した.トマトの<i>Tm-1</i>およびピーマンの<i>L</i>遺伝子はToBRFVに対し有効で全身感染を阻止したが,トマトのTm-2a型品種では抵抗性が機能せずモザイク等を発症した.ナス科の作物,雑草では,調査した範囲で多くの種・品種で全身感染してモザイク等を発症することが示され,一方でナスのようにほぼ...

    DOI Web Site 参考文献26件

  • 気象データを用いたリンゴ褐斑病の一次感染開始日と初発日の推定

    猫塚 修一, 近藤 賢一, 藤田 剛輝, 横田 誠, 佐藤 裕, 平山 和幸 日本植物病理学会報 89 (4), 215-224, 2023-11-25

    ...気象要素について,ロジスティック回帰分析を用いて解析した結果,1stピークは濡れ持続時間中の平均気温13.8°C以上かつ濡れ持続時間6時間以上で出現すると考えられた.また,潜伏期間の有効積算温度は159日°C(T<sub>0</sub>:4.6°C)と推定された.上記条件を用いて気象データから1stピークの出現時期と初発時期を推定し,圃場における感染開始時期および初発日の実測と比較した結果,両者はほぼ...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献12件

  • アジア産蘚苔類の分類・生態ノート38.

    秋山 弘之, 村尾 邦彦 蘚苔類研究 13 (1), 11-14, 2023-11-21

    ...,原糸体から生じた細くて平滑なよく分枝する糸状の柄の先端に生じる.多数の無性芽が近接して形成されるため,原糸体のマットの各所に無性芽が積み上がった円錐状の塊がつくられることや無性芽が多細胞性である点でもB. viridisの無性芽と同様の性質を示す.しかしながら,クマノチョウジゴケの無性芽は長さ40‒100 µm,直径30 µmほどの短いラグビーボール状から円柱形であること,無性芽を構成する細胞がほぼ...

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  • イオン濃度を調整した希釈SOT培地による藍藻 <i>Spirulina platensis</i>の培養

    大平 勇一, 佐藤 正幸, 島津 昌光 化学工学論文集 49 (6), 166-169, 2023-11-20

    ...<i>Spirulina platensis</i>の比増殖速度および最大濃度を実験的に検討した.0.010–1.0倍に希釈したSOT培地に塩化ナトリウムを添加して培養を行った.塩化ナトリウムの添加によってイオン濃度を0.26–1.04 kg m<sup>–3</sup>とした培地を用いると <i>S. platensis</i>の比増殖速度は標準SOT培地の場合とほぼ...

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 団粒構造が発達した土壌の水分特性曲線の回帰手法の改良

    関 勝寿, 岩田 幸良, 柳井 洋介, 亀山 幸司 土壌の物理性 155 (0), 35-44, 2023-11-20

    ...SWRC Fit のdual-VG モデルによる非線形回帰のアルゴリズムを改良した.すなわち,水分特性曲線を高水分領域と低水分領域に分割し,それぞれをVG モデルで近似して得たパラメータをdual-VG モデルの初期値として与えて近似するという手法である.日本全国のアスパラガス圃場を中心とした試験圃場の実測データによりこの手法の精度を検証した.開発された手法により,検証されたすべての土壌において大域解とほぼ...

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