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佐藤 千洋 観光研究 33 (1), 41-48, 2021
...旅行業は、国内市場の縮小、インターネットの普及、国内顧客の行動変化などの影響を受け、従来のマスツーリズム向けのビジネスからの脱却が求められている。この変化を受け、旅行商品も従来の「発地」を軸とした開発から、「着地」を軸とした開発へと変化しつつあり、このような開発主体の変化は、旅行会社のビジネスにも何かしらの影響をもたらすものと考えられる。...
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中山 穂孝, 尾崎 瑞穂 Geographical Studies 94 (1), 1-10, 2019-01-29
...</p><p> 日本のマスツーリズムは高度経済成長期に拡大したが,その後,マスツーリズムへの反省からニューツーリズムが生まれ,1990 年代以降徐々に拡大している。このニューツーリズムの中に,本稿で取り上げる文化観光がある。...
DOI Web Site 参考文献2件
岩原 紘伊 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2018 (0), 4-, 2018
...だが、マスツーリズム開発及び住民生活の変化から生じている環境問題はバリ島のイメージを変えつつあり、それは世界文化遺産として登録された文化的景観の維持と大きく関わる問題となっている。本発表では、ヘリテージツーリズムの持続可能性を阻害する要因としての環境問題について考察してみたい。...
鷹取 泰子, 佐々木 リディア 日本地理学会発表要旨集 2018a (0), 13-, 2018
...計画に含まれるスポーツ・ツーリズムのうち、サイクル・ツーリズムが成立するための地理的制約は相対的に少なく、ポスト・マスツーリズム時代において農山村地域に新たな観光資源を見いだしうる余地は大きい。各地で経済的効果等が期待できる一方、一般的なインバウンド旅行者にとっては自転車等の現地調達が必要で、受け入れ側の十分な体制づくり・環境整備が不可欠である。...
藤井 紘司 観光学評論 6 (1), 3-17, 2018
...本稿の目的は、マスツーリズムの弊害に対処しつつ、ながらく外発的な開発を拒否し、歴史的環境を軸とした観光まちづくりに取り組んできたむらが、なにゆえに大規模リゾートの誘致を許容したのかをあきらかにすることにある。本稿でとりあげる沖縄県竹富島は、伝統文化の保全と観光とを両立させた自治的なまちづくり先進地であるものの、大規模リゾートの誘致により、一見、地域社会の「内発性」が揺らいでいるようにもみえる。...
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大橋 昭一 経済理論 389 59-78, 2017-09-01
If tourism in the Nazi period in Germany is seen as one stage in the development of mass tourism, then one issue in tourism research is how to evaluate tourism in Germany at that time. In line with …
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羽生 敦子, ハニュウ アツコ, Atsuko Hanyu 立教大学観光学部紀要 19 87-96, 2017-03
type:P(論文)
喜馬 佳也乃, 猪股 泰広, 曽 斌丹, 岡田 浩平, 加藤 ゆかり, 松村 健太郎, 山本 純, 劉 博文 日本地理学会発表要旨集 2017a (0), 100163-, 2017
...<br> 筑波山は都心から70 kmという立地もあり,戦前は宿泊を伴う参拝客や,講組織のような団体客が多かった.それが戦後になると,道路交通網の発達や自動車の普及により,バスを利用した団体ツアー客や自家用車による個人客が増加した.しかし,この頃には日光を代表とする関東圏の他の観光目的地へのマスツーリズム形態が進展したことにより,筑波山の観光地域としての相対的地位が低下した.モータリゼーションの進展は...
佐久真 沙也加 日本地理学会発表要旨集 2017s (0), 100071-, 2017
...しかしゴルフ場建設等に伴う農薬利用など周辺環境への影響が懸念されはじめ、また従来のマスツーリズムのようにツアーを中心とした周遊型ではなく旅先での経験などを重視する滞在型への関心の高まりから(Tada 2015)、観光開発の分野においても「持続可能性」という概念が90年代以降見られるようになってきた。 ...
堀, 桂子, Hori, Keiko 2016-12
...第4章「3市のマスツーリズムとニューツーリズムの活動主体の連携における促進要因の推定」では、まず、3市のマスツーリズムとニューツーリズムの活動主体の連携事例と連携が図られた事例について、連携が促進された要因を推定した。...
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大橋 昭一 経済理論 386 71-86, 2016-12-01
What is the definition of mass tourism? There are said to be two issues related to the problem of mass tourism today: one is the impact on the natural and social environments due to the huge number …
渡邊, 瑛季, 阿部, 依子, 伊藤, 瑞希, 猪股, 泰広, 王, 瑩, 名倉, 一希, 松原, 伽那, 山下, 清海 地域研究年報 38 1-29, 2016-02-27
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冨本, 真理子 岐阜女子大学紀要 (45) 59-67, 2016-01-31
...本稿では,主に第2次世界大戦後に日本で発生したマスツーリズム全盛期以降の文化観光の概念を整理し,文化と観光の関係からその概要を表した。...
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鷹取 泰子, 佐々木 リディア 日本地理学会発表要旨集 2016s (0), 100005-, 2016
...一方、マスツーリズムの対象となる観光施設は少ないが近年は大規模畑作農業地域という特徴をそのまま活用したガイドツアーが登場するなど、農家らと協働で実現させたツーリズム分野の発展が期待される地域でもある。...
渡邊 瑛季, 包 慧穎, 玉 小, 曾 斌丹, 武智 玖海人, 呉羽 正昭 日本地理学会発表要旨集 2016a (0), 100069-, 2016
...<b>Ⅰ 序論</b><br> 日本におけるマスツーリズムの縮小や観光行動の変化は,宿泊施設の廃業やリゾート施設の閉鎖など観光地域の停滞をもたらしてきた.1993年頃以降のスキー観光衰退期(呉羽 2009a)には,スキー場とその周辺地域(スキー観光地域)を中心に立地した民宿の廃業が相次ぎ,北関東や信越地方の民宿では経営の低迷が続いているとされる(山村 2010)....
杓谷 茂樹 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2016 (0), G05-, 2016
本発表では、メキシコのユカタン州にあるマヤ遺跡、チチェン・イツァで10年以上続いている地元露店商不法侵入問題を取り上げ、この遺跡公園に関与する様々なステークホルダーの、マヤを「資源化」しようとする思惑に満ちたまなざしが常にぶつかり合い、また交叉する公園内の状況の中で、そうした思惑に対峙して自分たちのポジションを確保してしまった、地元露店商たちの姿勢について考察したい。
堀 桂子, 佐藤 由利子, 村山 武彦, 錦澤 滋雄 観光研究 28 (1), 69-82, 2016
...本稿では、別府市、登別市、熱海市の観光まちづくりにおけるマスツーリズムとニューツーリズムの活動主体の連携状況、連携の促進・阻害要因を分析した。その結果、観光まちづくりにおける連携促進策や課題共有の場、創業支援とアーティストの存在、地域の課題への着目が促進要因となり、担当課の分離が阻害要因となることについて示唆された。...
天野 景太 日本観光学会誌 57 (0), 43-50, 2016
本稿は、観光の展開によって生起するさまざまな負の影響に関して、「観光公害」概念を再定義するという試み を通じて、それらを捉える際の枠組みの構築を目指したものである。「観光公害」概念は、1960年代に登場しなが らも、その後ほとんど研究がなされてこなかった。本稿では現代的課題を踏まえつつ概念を再定義した上で、公 …
渡邊 瑛季 日本地理学会発表要旨集 2016s (0), 100032-, 2016
...<b>Ⅰ 序論</b><br> マスツーリズムの縮小は1990年代以降,宿泊施設の廃業やスキー場閉鎖などの日本の観光地域の停滞をもたらしており,観光の持続性が課題となっている.一方で,先進国では1990年代以降,スポーツの観光資源としての認識が広まり,スポーツツーリズムと呼ばれる新しい観光形態による観光振興が進められている....
堀 桂子, 佐藤 由利子, 村山 武彦, 錦澤 滋雄 観光研究 28 (1), 97-107, 2016
In this research, aiming to get the suggestion about fruitful tourism revival, semi-structured interview survey was conducted. Focusing on the collaboration between tourism-related administrations, …
毛利 康秀 コンテンツツーリズム学会論文集 3 (0), 12-, 2016
...社会の近代化以降、交通手段およびメディアの発達によって近代観光が成立し、マスツーリズムが全盛となるが、コンテンツツーリズムも育ちつつあった。21世紀に入り、コンテンツツーリズムは観光行動が多様化した現代を象徴するツーリズムの一形態として注目が高まり、現在に至っている。インターネットの活用が特徴的であり、情報の検索・検討はもちろん、情報の発信・共有のためにも積極的に活用されている。...
折戸, 晴雄, 秋山, 綾 論叢:玉川大学経営学部紀要 2014 (23), 39-52, 2015-03-31
...マスツーリズムの達成から時代が流れ,「着地型観光」が注目されている。地域住民の生活そのものが「観光資源」になりうるため,地域住民の参加を促しやすいからだ。しかし,実際に観光振興を実施しようとすると,さまざまな問題にぶつかる。特に,地域住民の高齢化は深刻な問題で,「観光振興に参加したいが,難しい」という状態になってしまう場合がある。 ...
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板垣 武尊 日本地理学会発表要旨集 2015a (0), 100087-, 2015
...1.はじめに <b> </b>バックパッカー向けの観光開発は巨大な資本を必要とするマスツーリズムの観光開発と異なり,ホスト地域への観光行動の影響が少ないことや地元住民主体の観光開発が促進されると論じられてきた.しかしながら,バックパッカー向けの観光開発でも外部出身者が流入し地域に悪影響を及ぼす事例も報告されている....
横山 俊一, 長谷川 直子 日本地理学会発表要旨集 2015a (0), 100147-, 2015
...マスツーリズムの中では、ツアーガイドによる説明が地理歴史を含んでおり、ここから地理を普及させることができるのではないかと考えた。そこでマスツーリズムの代表格であるバスガイドが利用するバスガイド教本を利用することを考えた。<br><b><u>2....
堀 桂子, 佐藤 由利子, 村山 武彦, 錦澤 滋雄 観光研究 27 (1), 115-125, 2015
齋藤 正己 地域イノベーション 4 53-61, 2012-04
type:Article
チャン ティ マイ ホア, 野間 晴雄 人文地理 64 (4), 299-318, 2012
...筆者らは従来の修学旅行や遠足・研修旅行などの学校教育旅行にみられるマスツーリズム的要素と,その代替的な観光である体験ツアーや農家民泊プログラムを組み合わせていくことの重要性を強調したい。これは学校教育旅行の「エコ化」過程として位置づけられる。...
DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献7件
市野澤 潤平 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2012 (0), 176-176, 2012
...1970年代から国際的なビーチリゾートとして発展したタイ南部のプーケット島およびその近海において、マスツーリズムと「エコツーリズム」の言わば「幸せな結婚」が成立しているという議論がある。本発表は、ダイビング観光事業者の経営上の問題、および従事者たちの「環境保護」意識に焦点を当てた考察を通じて、そうした議論に反論する。...
大橋, 昭一 關西大學商學論集 56 (2), 69-93, 2011-09-25
張, 広帥, 森重, 昌之 2011-09-11
日本計画行政学会第34回全国大会. 平成23年9月10日~平成23年9月11日. 中央大学後楽園キャンパス, 東京都.
HANDLE
田中, 俊次, 加来, 聡伸, 根津, 基和 東京農業大学農学集報 56 (1), 25-35, 2011-06
...旅行会社やマスメディアなどによって用いられた“エコツーリズム"は,一部はマスツーリズムの中に位置づけられるか,あるいはマスツーリズム化に近い形で展開されてきた。このような,暖味な概念は,知床地域にも適用され,マスツーリズムの中でエコツーリズムを展開することとなった。遺産登録後,観光客が急激に増加した知床地域は,観光客の受容量を大きく超え,環境負荷が著しくかかった。...
機関リポジトリ 日本農学文献記事索引 Web Site
杓谷,茂樹 大阪経大論集 61 (6), 79-106, 2011-03-15
type:01 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper
太田 孝 日本地理学会発表要旨集 2011f (0), 100029-100029, 2011
...<b>1.はじめに <br></b> 修学旅行は日本人誰もが青少年期に経験する,一種の「通過儀礼」ともいうことができ,日本人の旅行文化を考える上で必須のテーマである(白幡1996).日本人の旅行スタイルの特徴は,団体型と語られることが多いが,その淵源は修学旅行にあるのではないか.日本は戦後「マスツーリズム」と表現される旅行ブームを現出し研究蓄積も多いが,その多くが成立要因を経済成長,インフラ整備,...
小林, 天心 ホスピタリティ・マネジメント 1 (1), 49-69, 2010
山田 勅之 鶴山論叢 09 63*-81*, 2009-03
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川浪 朋恵 日本地理学会発表要旨集 2009f (0), 116-116, 2009
...はじめに<BR> 1980年代以降、世界的にマスツーリズムの生み出した負のインパクトへの反省から、弊害の多いマスツーリズムに代わって、「もう一つの観光(alternative tourism)」「やさしい観光(soft tourism)」「持続可能な観光(sustainable tourism)」などが模索されるようになった。...
田中 絵里子, 森田 圭, 佐野 充 日本地理学会発表要旨集 2009f (0), 98-98, 2009
...マスツーリズムを大衆化・大量化と捉えるならば、ここに富士登山の第一のマスツーリズム化(大衆化)が始まったといえる。<BR> 第二のマスツーリズム化(大量化)は、富士山へアクセスする道路の整備が進んだ1960~70年代だといえる。...
宮内 久光 日本地理学会発表要旨集 2007f (0), 116-116, 2007
...その理由として,西表島はエコツーリズムの先進地であり,その知名度は高いが,事業者は県外出身者が多いこと,マスツーリズムと比較するとエコツーリズムの影響が見えにくいこと,などが考えられる。...
敷田 麻実, 森重 昌之, Asami Shikida, Masayuki Morishige 国立民族学博物館調査報告 = Senri Ethnological Reports 23 83-100, 2001-09-05
...エコツーリズムは自然環境や地域社会に大きな負荷を与えるマスツーリズムの欠点を解消した観光として期待されているが,一方で単なる名前だけのエコツーリズムが存在していることも事実である。そこで,本稿では観光の定義を明らかにした上で,エコツーリズムを観光の一形態として捉え,「自然環境への負荷を最小限にしながらそれを体験し,観光の目的地である地元に対して何らかの利益や貢献のある観光」と定義づけた。...
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広田 政一 日本観光学会誌 38 (0), 39-46, 2001-06-01
...これらの問題解決には観光資源の開発が重要な役割を果たしているところ、これまでの観光の乱開発やマスツーリズムの方法による開発は過去のものとなり、これらの開発方法はいまや環境を配慮した「持続可能な観光開発」に取って替わった。 一方、我が国の観光開発に対するODAの流れを見ると、これまでの「単体型」から「複合型」(地域開発)への移行が見られ、地域開発と併せた持続可能な観光開発を目指している。...
江口 信清 民族學研究 66 (1), 106-121, 2001
...そのために、エコツーリズムと矛盾するマスツーリズム化の現象が生じている。その結果、多くの問題が生じている。クルーズ船は、観光研究や人類学にとって重要な研究上のフロンティアとなりえる。...
安村 克己 社会学評論 47 (3), 366-377, 1996
The purpose of this paper is to investigate issues of a sociology of tourism, and to discuss the sociological meanings of “tourism”. Tourism is a social phenomenon which has different sociocultural …
DOI Web Site 被引用文献1件
松鷹 彰弘, MATSUTAKA Akihiro 沖縄短大論叢 = OKINAWA TANDAI RONSO 8 (1), 79-132, 1994-03-01
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桑原, 季雄 南太平洋海域調査研究報告=Occasional papers 52 21-30,
...従来の若者中心のビーチ観光やマスツーリズムから,ブーム後は様々なイベントの企画によって幅広い年齢層,多様な観光客の誘致を目指し,受動的観光から積極的観光政策へ大きく方向転換した。本稿では与論島の観光の現状と再生に向けた様々な取り組みについて紹介し,与論島の観光の性格や変遷の特徴について考察する。...
桑原, 季雄 南太平洋海域調査研究報告=Occasional papers 56 49-52,
...大隅諸島の観光の大きな特徴は、沖縄や伊豆諸島のいくつかの島々と違って、1960年代以降の観光の大きな特徴である真の意味でのマスツーリズムを経験していないということであろう。...
桑原, 季雄 南太平洋海域調査研究報告=Occasional papers 42 90-96,
...従来の若者中心のビーチ観光やマスツーリズムから、ブーム後は様々なイベントの企画によって幅広い年齢層、多様な観光客の誘致を目指して大きく方向転換した。また、ブーム期は兼業農家が激増したが、ブーム後は兼業農家が減少し専業農家が増え、脱観光産業化と農業重視の方向性が顕著である。特に、切り花や輸送野菜への多角化と畜産の比重が増大した。...