田中, 美保子, 香川, 由紀子
東京女子大学紀要論集
68
(1),
201-217,
2017-09-15
(前号より続く)Persephone (1969)の最終章の舞台は、若き彫刻家コンスタンティンの住む「古い家(オールド・ハウス)」である。コンスタンティンはペルセポネへの熱い思いをもてあまし、彼女の妊娠を知って感覚的麻痺をつのらせるが、もがき続けた果てに彼女こそが「愛」を喚起する存在であることを悟る。二人が結ばれる前の締めくくりに、ペルセポネが上流階級の血を引く私生児であることが明かされる。残念…
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