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  • LiDAR技術とマヤ文明

    青山 和夫 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J106-D (6), 366-374, 2023-06-01

    ...LiDARは,地上の踏査では明らかにし難い密林に覆われた広範な地域の三次元構造を面的に捉えるリモートセンシングとして,マヤ文明のセトルメント・パターンに関する革新的なデータを提供しつつある.本論文では,筆者らによるグアテマラのセイバル遺跡とメキシコのアグアダ・フェニックス遺跡の調査の成果について論じる.筆者らの調査によって,大規模な公共祭祀建造物は農耕定住共同体や王権が確立された後ではなく,それ以前...

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  • 現代的アプローチによるゴムの技術革新への挑戦

    池田 裕子 電気学会誌 137 (4), 236-239, 2017

    ...マヤ文明より古い紀元前1500年頃に始まる古代メキシコ・オルメカ文明のエル・マナティ遺跡から出土したゴム球は,それを物語る。このゴム球こそ,世界最古のゴム製品であり,宗教的な儀礼に使われていたと推定さ</p>...

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  • 環太平洋生命文明圏

    安田 喜憲, 米延 仁志, 山田 和芳, 那須 浩郎, 篠塚 良嗣, 森 勇一, ホーフヒムストラ, H. 第四紀研究 51 (4), 285-294, 2012

    ...環太平洋生命文明圏の存在を指摘する.今まで古代文明とみなされてきた文明は,メソポタミア文明やエジプト文明,インダス文明,黄河文明である.それらは,パンを食べ,ミルクを飲んで肉を食べるヒツジやヤギの乳用家畜を飼う文明であった.ところが,環太平洋にはこうしたヒツジやヤギを飼わない文明が存在した.それが長江文明であり,マヤ文明やアンデス文明である.長江文明の人々は米とタンパク質に魚を食べた.マヤ文明やアンデス...

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  • グアテマラ高地マヤ女性の織りと装いの文化的意義を問う—レジリアンスを視座に

    本谷 裕子 第四紀研究 51 (4), 207-214, 2012

    ...グアテマラ中部高地に位置する2つのマヤ村落サンタカタリーナとナワラの事例をもとに,女性用のウイピル(貫頭衣)の変遷を19世紀末から現代へと遡る通時的検証の成果と,フィールドワークをもとに作成した民族誌資料から,マヤ女性の織りと装いのメカニズムを解き明かす.その結果,棒の織機(後帯機)で布を織るといういとなみは,マヤ文明の時代から変わらぬものの,後帯機で織られた布や衣には,時代ごとの改編を加えた独自の...

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  • マヤ文明と環境変動

    青山 和夫 第四紀研究 51 (4), 197-206, 2012

    ...本稿では,マヤ文明を人類史上で最も洗練された「究極の石器文明」と位置付け,文部科学省科学研究費プロジェクト「環太平洋の環境文明史」の一環として発掘調査を実施している,グアテマラのセイバル遺跡の事例研究を中心に,マヤ文明の盛衰を検討する.セイバル遺跡では,2,000年にわたってマヤ文明が盛衰したが,その起源は従来の学説よりも300年ほど早く,BC1,000年頃にさかのぼることが明らかになった.先古典期後期...

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  • 人類学としてのマヤ文明の研究

    青山 和夫 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2008 (0), 153-153, 2008

    本研究発表は、第4回(平成19年度)日本学術振興会賞を受賞した「古典期マヤ人の日常生活と政治経済組織の研究」の総括である。810年頃の敵襲によって焼かれた「マヤ低地のポンペイ」アグアテカ遺跡の住居跡および周辺遺跡の発掘調査で出土した石器をはじめとする全遺物の分析を10年間にわたり体系的かつ学際的にに行い、交換、手工業生産、政治経済組織、職業の専門化、日常生活、都市性や戦争に関する重要な情報を提供…

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  • 先産業社会における空間配置と経済効率原理 : 古典期マヤ社会についての中心地分析

    猪俣 健, 青山 和夫 民族學研究 61 (3), 370-392, 1996

    本稿の目的は,古典期マヤ社会に中心地論を適用し,市場経済の未発達な先産業社会においても,経費の極小化という経済合理性が,集落等の空間配置に大きな影響を与え得ることを示すことである。そのため,ホンジュラス,ラ・エントラーダ地域における調査から得られた古典期マヤ・センターに関するデータの分析を通し,中心地論の理論的モデルに近い経済空間構造が存在したことを論ずる。食料のような嵩張る生活必需品を政治組織…

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  • 古代都市文明と森林化社会に関する考察

    平野 秀樹, 堺 正紘 九州大学農学部演習林報告 72 169-183, 1995-03-30

    ...中で近代の社会生活の根源的な見直し,つまり人間社会のパラダイム変換の必要性が高まっている.著者らは,この来るべき未来社会のあるべき姿として「森林化社会」を提唱している.本論は,このような森林化社会の姿を明らかにするために,古代都市文明と森林との関係を考察したものである.すなわち,古代文明をその成立基盤によって,①大規模回暦農耕型(シュメール文明),②氾濫農耕型(インダス文明),③焼畑・集約農耕型(マヤ...

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  • マヤ文明成因論批判

    和田 俊二 人文地理 5 (5), 341-354,403, 1953

    1) All of the ancient civilizations in the Old World were developed in the arid and temperate climates and their margins rather than the humid tropics. In as much as the establishment and …

    DOI Web Site 被引用文献1件

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