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検索結果 80 件

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  • 網膜変性疾患におけるmicroRNAの発現変動

    坂本 謙司, 浅野 大樹, 森田 茜, 森 麻美, 中原 努 日本薬理学雑誌 155 (2), 81-86, 2020

    <p>我々は,種々の感覚器から情報を得て生活を送っているが,この感覚情報のうちの80~90%は視覚から得ていると言われている.従って,失明は我々の生活の質を著しく低下させる.近年の疫学調査によると,本邦における後天性失明原因の第1位は緑内障,第2位は網膜色素変性である.緑内障および網膜色素変性による失明の原因は,それぞれ,網膜神経節細胞および桿体・錐体細胞の脱落である.緑内障に対しては眼圧降下療…

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献23件

  • iPS細胞由来網膜シートを用いた網膜変性に対する再生治療

    秋葉 龍太朗, 松山 オジョス 武, 高橋 政代, 万代 道子 日本薬理学雑誌 155 (2), 93-98, 2020

    <p>網膜色素変性症(RP)は,多様な遺伝子変異を原因として光受容体である視細胞が徐々に変性し視機能が低下していく遺伝性網膜変性疾患である.現時点でRPに対する確立された治療法はなく,日本においてはRPが失明原因の2位である.過去には胎児網膜をRP患者の網膜下に移植する臨床研究が海外で行われたが,その有効性について明確な結論は出ておらず,胎児からの組織を用いる治療は倫理的な問題により普及には至ら…

    DOI Web Site Web Site ほか2件 被引用文献1件 参考文献16件

  • I-BAR ドメインの細胞膜結合と細胞膜変形

    竹村 和浩, 塙(末次) 京子, 末次 志郎, 北尾 彰朗 アンサンブル 21 (3), 204-207, 2019-07-31

    <p><tt>細胞膜の形態形成に関わっている</tt>Bin-Amphiphysin-Rvs167 (BAR)<tt>ドメインスーパーファミリーの1つである</tt>Inverse-BAR (I-BAR)<tt>ドメインを対象として,脂質膜への結合や脂質膜の変形を分子動力学(</tt>MD<tt>)計算および変異実験による糸状仮足形成への影響を調べることにより解析した.</tt>I-BAR …

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  • 網膜変性疾患における選択的神経細胞死

    坂本 謙司, 森 麻美, 石井 邦雄, 中原 努 日本薬理学雑誌 152 (2), 58-63, 2018

    <p>網膜変性疾患は,成人の後天性失明の主要な原因である.例えば,緑内障や網膜色素変性症は,本邦における後天性失明原因のそれぞれ第1位,第2位を占めている.緑内障の治療には主にプロスタグランジンF2α受容体刺激薬やβアドレナリン受容体遮断薬に代表される眼圧降下薬が用いられているが,網膜神経節細胞を直接保護する薬物は実用化されていない.また,網膜色素変性症に関しては,現在のところ有効な治療法は存在…

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献20件

  • 自己免疫性甲状腺炎における胃粘膜変化(自己免疫性多内分泌腺症候群3B型からの考察)

    高橋 利匡, 原 賢太, 高吉 倫史, 大幡 真也, 竹内 健人, 杉本 健, 西山 勝人, 安友 佳朗, 横野 浩一 日本内科学会雑誌 105 (1), 81-86, 2016

    <p>症例は78歳,女性.貧血と血小板数減少の精査目的で入院.検査より,原因は自己免疫性胃炎と診断した.また,自己免疫性甲状腺炎を合併していた.自己免疫性甲状腺炎症例は自己免疫性胃炎を合併しやすく,自己免疫性胃炎症例は胃腫瘍性病変の頻度が高いと報告されている.当院の自験例では自己免疫性甲状腺炎症例での胃腫瘍性病変は高頻度であった.自己免疫性甲状腺炎症例に上部消化管内視鏡検査を行うことは重要である…

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  • 脂質膜小胞における膜内相分離と膜変形(最近の研究から)

    柳澤 実穂 日本物理学会誌 68 (8), 534-537, 2013-08-05

    多成分脂質から成る膜小胞は,膜内相分離により特定の脂質が会合したドメインを形成する.ドメインは時間と共にサイズ成長するが,やがて相界面の寄与が膜の弾性的寄与に打ち勝ち,発芽と呼ばれる膜変形を示す.我々は小胞の膜面積/体積比を増加させると発芽の向きが膜外から膜内へ転移することを見出した.また膜小胞を赤血球型や筒型などへ変形させた後に相分離させると,初期形状に応じた様々なドメイン・パターンが出現した…

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  • イギリス・ノリッジ市におけるリバブル・シティへの取り組み

    山下 博樹, 堤 純, 伊藤 悟 日本地理学会発表要旨集 2007s (0), 30-30, 2007

    ...<BR> <BR> 2.EU支援の“リバブル・シティ・プロジェクト”<BR>  リバブル・シティ・プロジェクトは,EU域内の均衡ある発展を目的とした北海プロジェクトのひとつに位置づけられ,ノリッジ市に事務局をもち,北海に隣接するリンカーン市(英国),トロンヘイム市(ノルウェー),オーゼンセ市(デンマーク),ヘント市(ベルギー),エムデン市(ドイツ)をパートナーとしている。...

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  • 黄斑変性および非中心性網膜変性を呈したカニクイザルの視覚機能

    鈴木 通弘, 小川 浩美, 長 文昭, 本庄 重男 Experimental Animals 39 (4), 571-575, 1990

    光透過率が異なる面を着用した観察者の眼に対する, カニクイザルの凝視反応を利用する視覚判定のための簡単な方法 (鈴木ら, 1988) を, 黄斑変性および非中心性網膜変性を示す個体に適用し, 眼底所見が正常な個体と比較した。その結果, 眼底の正常な個体に比べて, 黄斑変性を呈する個体の視覚機能は明らかに劣っていた。さらに, 黄斑変性の程度に応じた視覚機能の差も認められた。一方, …

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  • WBN/Kobラットの網膜変性症

    三枝 雅, 土谷 稔, 奈良間 功 Experimental Animals 37 (3), 333-337, 1988

    高血糖好発系WBN/Kobラットに網膜変性症を見い出した。本系統ラットの網膜変性は病理組織学的に約30週齢以上の雌雄双方に認められた。本病変は加齢とともに進行性の過程を辿り, その出現率および程度は高齢でより顕著であった。その病理組織像は杆・錐状体層の消失から始まり, より進行した例では内顆粒層の消失・脱落を伴っていた。ERG検査では病理組織学的変化に先行して約20週齢頃からa波, …

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  • 角膜変性を伴なう局面性掌蹠角化症およびその角層の生化学的分析 -レチノイドの効果を含めて-

    吉池 高志, 高森 建二, 小川 秀興 日本皮膚科学会雑誌 92 (7), 743-, 1982

    局面性掌礁角化症に角膜変性を合併した例を報告した.臨床的には7歳時より両足賠および両手指尖に疼痛を伴なう限局性の炎症性角化局面を生じ,難治性角膜炎を併発した.眼症状は経時的に軽快し,現在は軽度の角膜変性像を示すにとどまる.家族的には血族結婚が多く,まだ再従兄にもほぽ同様の所見がある.皮膚の病理組織学的所見では著明な過角化,乳嘴状表皮肥厚および顎粒層の肥厚がみとめられた.血清及び尿のチロシン値は正…

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  • 口腔粘膜扁平上皮癌の病理組織学的研究

    高木 実, 迫田 由紀子, 石川 梧朗 口腔病学会雑誌 43 (1), 32-35, 1976

    肉眼的な大きさが10mm以下の初期 (浸潤) 癌で, 組織学的に病巣全体を観察できた5症例を対象として, 組織発生学的な見地から検討した。<BR>上皮内癌より発生した浸潤癌と, 本稿で扱った微小癌病巣で周囲に上皮内癌を伴わないものを比較すると, 両者は臨床像, 組織像において異なる点がある。このことより, われわれは口腔粘膜の浸潤性扁平上皮癌の発生様式は, 1) 前駆性病変より発生するものと, …

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  • 口腔粘膜扁平上皮癌の病理組織学的研究

    高木 実, 迫田 由紀子, 石川 梧朗 口腔病学会雑誌 43 (1), 21-31, 1976

    口腟粘膜の浸潤性扁平上皮癌に併存してみられた上皮内癌, 異型上皮の10症例を病理組織学的に検討した。このk皮内癌は白板症, Bowen病, 紅色肥厚症とは別疾患と考えられるが, やはり浸潤癌に転化し得るものである。しかし, その出現頻度はあまり高くはない。病理組織診断では, 浸潤癌も治療の経過中に同様の組織像を呈することもあるので注意を要する。異型上皮は, 浸潤癌に合併してみられるのが普通で, …

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献4件

  • 口腔粘膜扁平上皮癌の病理組織学的研究

    高木 実, 迫田 由紀子, 石川 梧朗 口腔病学会雑誌 43 (1), 13-20, 1976

    口腔粘膜のBowen病様病変の4症例を報告し, 考察を加えた。症例は女性3, 男性1で, 女性に多く, 年齢は60, 41, 56, 69歳で高齢者に多く, 部位は舌3例, 口底1例である。組織学的には, 基底細胞類似の細胞の増殖のみからなるものより白板症様の角化傾向を示すものまで種々ある。自験例では1例が7年で浸潤癌に転化し, 2例は15年, 7年の経過で浸潤癌はみられず, …

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  • 口腔粘膜扁平上皮癌の病理組織学的研究

    高木 実, 迫田 由紀子, 石川 梧朗, 天笠 光雄 口腔病学会雑誌 42 (4), 373-380, 1975

    紅色肥厚症が臨床的に疑われた2症例を報告し, 考察を加えた。症例1は72歳, 女性の頬粘膜, 上顎歯肉, 口唇の広い範囲にわたる典型例で, 組織学的には異型上皮, 上皮内癌, 浸潤癌への経時的変化がみられた。症例2は54歳, 男性の口底から舌下面の病変で, 組織学的には浸潤癌である。2症例とも肉眼的に赤色調が強く, 経過は緩慢で, …

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  • 口腔粘膜扁平上皮癌の病理組織学的研究

    高木 実, 迫田 由紀子, 石川 梧朗 口腔病学会雑誌 42 (4), 364-372, 1975

    前癌性病変としての白板症の意義を究明すべく, 浸潤癌に何らかの関係を認めた白板症の14症例を病理組織学的に検討した。白板症は浸潤癌との時間的関係から, 先行例 (6例) , 併存例 (4例) , 続発例 (2例) , の3型に分けた。先行例では白板症が明らかに前癌性変化となっており, 白板症と組織診断されてから浸潤癌を確認するまでの期間は, 平均3年2カ月である。白板症から浸潤癌への転化は, …

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献9件

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