城倉 英史
Japanese Journal of Neurosurgery
16
(6),
470-478,
2007
ガンマナイフによる頭蓋底髄膜腫の治療成績を概観する.治療成績に関しては,当初経過観察期間の短かさか指摘されていたが,治療後10年以上を経過した症例の蓄積が進み,なお90%前後の高い局所制御が,きわめて低い合併症率とともに報告されている.(1)10〜12Gy前後の低線量で長期の腫瘍制御の実績が積み上げられてきたこと,(2)視神経,視交叉の耐用線量に関する知見の蓄積,(3)定位的治療に必須の歪みの少…
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医中誌
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