検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 68 件

  • 1 / 1

  • ムンプスウイルス増殖に関わる宿主因子の機能解析

    加藤 大志 ウイルス 71 (1), 71-78, 2021

    ...ムンプスウイルス(MuV)は小児の代表的なウイルス性感染症である流行性耳下腺炎(おたふくかぜ,ムンプス)の原因ウイルスである.他のウイルス感染と同様に,MuVの増殖過程には多くの宿主タンパク質が関与している.これまでに我々はMuV感染に関わる宿主因子として,シャペロンタンパク質であるHeat shock protein 70 (Hsp70)およびHsp90がポリメラーゼ複合体を形成するPタンパク質および...

    DOI Web Site 参考文献35件

  • ムンプスウイルス糖鎖受容体とその認識機構

    ウイルス 71 (2), 185-190, 2021

    ...ムンプスウイルス(MuV)は,耳下腺炎,睾丸炎,卵巣炎,髄膜炎,脳炎,難聴などを引き起こす重要なヒトの病原体である.流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)はワクチンで予防できる疾患だが,世界中で散発的に発生しており,ワクチン接種率の高い地域でも発生が確認される.MuVは全身に感染するだけでなく,腺組織や中枢神経系に特異的なトロピズムを持っているが,そのメカニズムは未解明な部分が多く残されている.本トピックス...

    DOI Web Site PubMed 参考文献22件

  • 定期接種化を見据えたおたふくかぜワクチンの安全性について

    中野 貴司 Pediatric Otorhinolaryngology Japan 41 (3), 277-283, 2020

    ...<p>おたふくかぜはムンプスウイルスによる全身感染症であり,無菌性髄膜炎や難聴をはじめとして合併症の多い疾患である。したがって予防することが望ましく,おたふくかぜワクチンは広く接種を促進してゆくことが大切と考えられる。かつてのMMRワクチンによる教訓も踏まえて,定期接種化に向けては弱毒生ワクチンの副反応リスクの評価が必要であり,現在も議論が継続されている。...

    DOI Web Site 医中誌

  • マイナス鎖RNAウイルスの細胞侵入と抗体による中和の研究

    橋口 隆生 ウイルス 67 (1), 69-78, 2017

    ...麻疹(はしか)を起こす麻疹ウイルスと流行性耳下腺炎(ムンプス・おたふくかぜ)を起こすムンプスウイルス,出血熱を起こす場合があるエボラ・マールブルグウイルスは,いずれもマイナス鎖一本鎖のRNAをゲノムとするエンベロープウイルス(モノネガウイルス)である.これらのウイルスがどの様なメカニズムで細胞へ侵入し,また,抗体により中和されるかは未解明なことが多い.我々は,ウイルス学的手法と構造生物学的手法を組み...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 被引用文献1件 参考文献63件

  • 大阪府におけるエンテロウイルス感染症の流行状況と分子疫学的解析(2015年度)

    大阪府立公衆衛生研究所 研究報告 54 (0), 9-16, 2016

    ...2015年度に感染症発生動向調査事業に基づいて搬入された無菌性髄膜炎、手足口病およびヘルパンギーナと診断された患者から採取された検体を対象に実施したエンテロウイルスに関する検査結果を総括する(ライノウイルスおよびムンプスウイルスの検査結果を含む)。163症例(211検体)のうち、108症例(119検体)(66.3%)からウイルスが検出された。...

    DOI

  • ムンプスウイルス再感染例の頻度と臨床的特徴

    畑中 章生, 立石 優美子, 本田 圭司, 鎌田 知子, 田崎 彰久, 岸根 有美, 竹田 貴策, 川島 慶之 日本耳鼻咽喉科学会会報 117 (2), 111-115, 2014

    ...ムンプスウイルス初感染と考えられた症例は10例, 上記診断基準からムンプスウイルス再感染と考えられた症例は7例であった. 今回の検討から, ムンプスウイルス再感染はありふれた病態である可能性が示唆された....

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献2件

  • ステロイドパルス療法が奏功した成人ムンプス関連性脳炎/脳症の1例

    山本 大介, 内山 剛, 杉山 崇史, 佐藤 慶史郎, 清水 貴子, 大橋 寿彦 臨床神経学 53 (10), 839-842, 2013

    ...症例は32歳女性である.流行性耳下腺炎罹患の4日後,痙攣を契機に失外套症候群を呈し救急搬送となった.血清ムンプスウイルス抗体の上昇をみとめ,髄液細胞数は正常だが髄液蛋白上昇をみとめ,ムンプス関連性脳炎/脳症と診断した.ステロイドパルス療法開始後に意識障害は改善傾向を示し,無言無動に続き前頭葉症状をきたした.SPECTで両側前頭葉の血流低下をみとめ,病変の主座が視床から脳幹部をふくむ脳深部に存在する可能性...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献1件 参考文献5件

  • 一側性難聴児における先天性サイトメガロウイルス感染症の関与

    岩崎 聡, 古館 佐起子, 西尾 信哉, 矢野 卓也, 茂木 英明, 工 穣, 宇佐美 真一 Otology Japan 23 (5), 848-853, 2013

    ...サイトメガロウイルス (以下CMV) やムンプスウイルスは一側性難聴を生じる代表的な疾患の1つとされている。しかし、先天性CMV感染が一側性難聴の原因に占める頻度や先天性CMV感染による難聴で一側性難聴を生じる頻度などについて厳密に調べた報告はない。今回我々は一側性難聴児に対して保存臍帯を使用してCMV DNA検査を実施し、その他の難聴の原因を含めて検討した。...

    DOI 医中誌

  • ムンプスウイルスの再感染と考えられた耳下腺炎の3症例

    畑中 章生, 鎌田 知子, 本田 圭司, 田崎 彰久, 岸根 有美, 川島 慶之 日本耳鼻咽喉科学会会報 115 (8), 787-790, 2012

    ...再感染と考えられたムンプスウイルス感染症の3症例を経験した. 症例は32歳女性と5歳女児の親子, 33歳男性であった. いずれの症例も片側の耳下腺腫脹を来して当科を初診した. 全症例ともに家庭内にムンプス症例が発生していたことと, 初診時の血清ムンプスIgG抗体が高値であったことから, ムンプス再感染例と診断した....

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献1件 参考文献16件

  • Real-time RT-PCR 法によるRS ウイルス遺伝子の検出と サブグループ型別

    横井 一, 田中 俊光, 水村 綾乃, 北橋 智子 感染症学雑誌 86 (5), 569-576, 2012

    ...</sup> copies/tube の範囲でRSV 遺伝子の定量が可能であった.Real-time RT-PCR 法の検出限界は,Conventional RT-PCR 法と比べて10 倍から100 倍高く,Nested PCR 法と同等であることが確認され,他の呼吸器系ウイルス(インフルエンザウイルス,メタニューモウイルス,麻疹ウイルス,コクサッキーウイルス,エンテロウイルス,エコーウイルス,ムンプスウイルス...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 被引用文献1件 参考文献18件

  • ムンプスとその合併症について

    玉置 尚司 耳鼻咽喉科展望 51 (3), 163-168, 2008

    ...ムンプスはパラミクソウィルス科に属するムンプスウィルスによって引き起こされる小児に好発する全身性急性感染症である。唾液腺の両側性の疼痛, 腫脹が主症状で, 小児では軽症に経過する疾患であるが, 年齢が高くなるほど症状が強く出やすい。中枢神経に親和性のあるウィルスで, 無菌性髄膜炎を伴いやすいが, 脳炎に陥り後遺症を残すような例は稀である。数パーセントの割合で一過性の難聴を来すといわれている。...

    DOI 医中誌 被引用文献1件

  • 急性腎不全·急性感音性難聴を伴ったムンプス感染症の1例

    柴冨 和貴, 遠藤 淑恵, 久保田 陽子, 和泉 泰衛, 西村 大介, 加藤 有史 日本内科学会雑誌 97 (2), 404-406, 2008

    ...症例は72歳,女性.突然発症した両側難聴および無尿があり急性腎不全の診断で入院となった.ステロイド投与と血液透析を開始した.徐々に利尿が認められ血清クレアチニンが低下し,透析を離脱できたが,難聴は改善しなかった.入院時抗ムンプスウイルスIgM抗体の上昇があり,腎生検にて間質性腎炎の所見であった.ムンプス感染による急性腎不全·難聴と考えられた稀な一例を経験したので報告する.<br>...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献8件

  • ムンプス難聴

    井上 泰宏 AUDIOLOGY JAPAN 51 (6), 617-623, 2008

    Mumps has been known to cause unilateral sensorineural hearing loss, referred to as mumps deafness. Even subclinical mumps may be associated with hearing loss. The incidence of mumps deafness has …

    DOI 被引用文献3件

  • 急性ウイルス感染症のIgM抗体検出状況, 1995-2004年

    伴 文彦, 板橋 愛宜, 増井 幸雄, 井上 栄 感染症学雑誌 81 (4), 426-434, 2007

    ...次に, IgM陽性検体がどの診療科から来ているかを15歳未満・以上の群に分けて集計した. 15歳未満群では, 小児科からが主であったが, 皮膚科からはパルボウイルスのIgM陽性検体が来ていた.15歳以上群では, 内科からが主であったが, 皮膚科からは麻疹と風疹, パルボ, 水痘帯状疱疹;産婦人科からは風疹とパルボ; 耳鼻科からはムンプスウイルスのIgM陽性検体が来ていた....

    DOI PubMed

  • リバースジェネティクスと麻疹ウィルス

    竹田 誠, 栁 雄介 福岡醫學雜誌 97 (5), 140-145, 2006-05-25

    ...ヒトに病原性を示す同目の代表的なウイルスには, 麻疹ウイルス, ムンプスウイルス, パラインフルエンザウイルス, RSウイルス, 狂犬病ウイルス, エボラウイルスなどがある....

    DOI HANDLE Web Site ほか2件

  • 咽喉頭浮腫を合併したムンプスの2症例

    木村 美和子, 千原 康裕, 二藤 隆春, 田山 二朗 日本気管食道科学会会報 57 (6), 502-507, 2006

    ...耳鼻咽喉科の臨床現場では頸部腫脹と咽喉頭浮腫を合併した症例にしばしば遭遇するが,ムンプスウィルス感染の可能性も鑑別診断の1つにあげる必要があると考えられる。...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献4件 参考文献7件

  • 特異な経過をたどったムンプス難聴準確実例

    西山 耕一郎, 設楽 哲也, 岡本 牧人, 古沢 慎一, 小野 雄一, 佐野 肇, 平山 方俊 AUDIOLOGY JAPAN 36 (4), 238-242, 1993

    Two patients with hearing loss due to mumps showed unusual clinical features. Both patients showed no parotid swelling, but serum examinations revealed mumps virus infection. The first case; a …

    DOI 医中誌

  • ムンプスウイルスによる実験的Arnold‐Chiari I型奇形発症の臨界期

    高野 知行, 大野 雅樹, 山野 恒一, 島田 司巳 脳と発達 23 (3), 308-310, 1991

    ...ムンプスウイルスによるArnold-Chiari I型奇形に類似した小脳奇形発症の臨界期の特定を試み, かつその発生病理を考察した.<BR>ムンプスウイルスのハムスター脳内接種により, 生後2, 10, 30および50日目の接種群のいずれにも脳室拡大が認められた.しかし, Arnold-Chiari I型奇形に類似した小脳病変は, 生後2日目の接種群においてのみ著明であった....

    DOI PubMed

  • Western Blottingによるムンプスウイルス抗体検出法の確立

    村山 是 感染症学雑誌 65 (3), 336-343, 1991

    ...Vero細胞を用い増殖させたムンプスウイルスを庶糖密度勾配超遠心法により精製しウイルス抗原として用い, Western Blotting (以下WBと略す) による抗体検出法を確立し, 従来のELISA法との比較検討を行った.WBによれば, 生ワクチン接種後ELISA抗体の出現時期に一致してHemagglutininneuraminidase (HN) 蛋白に対する抗体が2週後より検出され, 5週後...

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • ムンプスに対する中和抗体測定の簡便法とその疫学への応用について

    春山 長治 感染症学雑誌 58 (3), 173-180, 1984

    ...ムンプスウイルスのCPEによる定量および中和試験のマイクロタイター化を試みた. また, 本方法を用いて中和抗体価を測定し, HI法, セミマイクロプラック中和法との抗体価の比較検討を行った.さらに, 小児における抗体保有状況を調査した.<BR>使用したE-Yウイルス株はVero細胞においては明瞭なCPEが観察され, 培養4日目でウイルス力価を判定することが出来た....

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 成人にみられたコクサッキーウイルスA<sub>2</sub>型による麻痺性ポリオ症候群の1例

    木村 清延, 常田 育宏, 桐沢 俊夫, 本間 行彦, 大崎 饒, 村尾 誠 日本内科学会雑誌 65 (6), 575-580, 1976

    ...麻痺性ポリオ症候群paralytic poliomyelitis syndromeは,その原因としてポリオウイルスが広く知られているが,他の腸管系ウイルスや,ムンプスウイルス,ヘルペスウイルスなどのウイルスによつても発症する.コクサッキーA群ウイルスによつて麻痺を呈する例は,比較的少なく,とくにA<sub>2</sub>型によると確定診断されたものは,本邦では報告がない.われわれは, 27才男性で,...

    DOI Web Site Web Site ほか2件

  • ムンプス腦膜腦炎

    徳田 正夫 VIRUS 5 (5), 371-377, 1955

    1. It was confirmed by complement fixation and hemagglutination inhibition tests of sera or isolation of virus from spinal fluid that six patients from July 1954 to September 1955, had mumps …

    DOI

  • 1 / 1
ページトップへ