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検索結果 130,696 件

  • 気候変動の予測研究と適応の意思決定をつなぐ

    高薮 出, 花崎 直太, 塩竈 秀夫, 安部 大介, 生駒 栄司, 石川 洋一, 江守 正多, 大塲 あい, 小埜 恒夫, 嶋田 知英, 田浦 健朗, 高橋 潔, 仲江川 敏之, 中北 英一, 西森 基貴, 初鹿 宏壮, 福渡 潔, 真砂 佳史, 三上 直之, 横木 裕宗, 吉川 実, 渡部 雅浩 水文・水資源学会誌 advpub (0), 2024-05-05

    <p> 昨今、気候予測や影響評価に関する様々な情報が創出・発信されている。しかし依然として個々の意思決定者のもとにまでそれらの情報は行きわたっておらず、気候変動適応に関する意思決定がなされるまで効果的に利活用されているとは言い難い。この課題に対し、様々な分野の専門家が集まり、①気候予測と影響評価の専門家と適応策の意思決定者の関係はどうあってそれぞれ何をすべきか、②気候予測と影響評価の専門家と適応…

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 教育用プログラム言語Scratchを用いた降雨流出モデリングゲームの開発とその水文学教育への利用可能性

    山崎 大, 岡田 実奈美, 矢澤 大志 水文・水資源学会誌 advpub (0), 2024-05-05

    ...<p> 流域水循環を初等・中等教育で教えることは,水文学に興味を持つ学生を増やす,水災害や流域マネジメントへのリテラシーを高める,という点で重要と考えられる.カリキュラムを考慮すると流域水循環を短時間で効率的に教える必要があるが,降雨流出過程は多様な現象が相互作用する複雑なシステムであるため,記憶に残りやすい体験型教育ツールの開発は難しかった.本研究では,教育用プログラム言語Scratchを用いて視覚的...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 「SDGs未来都市」へのP2Mの適用に関する考察

    大和田 順子 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2024.Spring (0), 19-35, 2024-04-20

    ...その過程でロジックモデルやプラットフォームマネジメントなど、P2Mの理論と技法が国の補助事業において主流化していることを考察した。...

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  • 国策としてのモンゴルインバウンドツーリズムにおけるP2Mプラットフォームの有効性

    ザグダホロル ツェンベルドラム 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2024.Spring (0), 84-94, 2024-04-20

    ...本稿では、モンゴルが国策としてインバウンドツーリズム事業を促進するためには、プログラムマネジメント手法とP2Mプラットフォームの形成が必要であることを示す。インバウンドツーリズムにより地域の課題を解決し、地域の活性化と持続可能な地域づくりを実現するモンゴルのインバウンドツーリズムの「あるべき姿」とそこにたどり着くに必要な取り組みと課題解決案を提案する。...

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  • 札幌・北海道におけるスタートアップ・エコシステム創出の現状と課題

    福島 健太 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2024.Spring (0), 1-18, 2024-04-20

    ...その結果をP2Mフレームワークの3Sモデルを用いて整理した上で、創造的統合マネジメントにおいて示される6つのマネジメント手法の観点から、今後地方において取り組むべきスタートアップ支援プログラムの方向性や運用方法の具体的な提言につなげる。...

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  • P2Mの視座による移動体の設計・製作を行うPBL科目の考察

    岡崎 昭仁, 片岡 大也, 舟岡 智哉 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2024.Spring (0), 168-182, 2024-04-20

    ...本研究では工学知識や技能を習得した後に、ゼミ単位で移動体の設計・製作を課して、移動体の性能評価を行う科目群を対象にして、P2Mの視座(主として3Sモデルと6つのマネジメント知識)より、科目群全体像の考察、学習者の学修状況、グッドプラクティスの考証、教育改善提案について報告する。...

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  • 持続可能な地域づくりにおけるP2M

    李 洸昊, 永井 祐二, 中野 健太郎 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2024.Spring (0), 68-83, 2024-04-20

    ...本事例から、自然資源を活用した地域づくりのプログラム構築のマネジメントを検証する。...

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  • P2Mを用いた看護基礎教育における指導法開発

    岡本 華枝, 徳永 基与子, 鈴木 克明, 小笠原 秀人 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2024.Spring (0), 193-211, 2024-04-20

    ...この問題を解決するために、P2Mの統合マネジメントを活用して事前・事後指導で活用するシミュレーション方法を開発し、実践・評価した。本論文では、これらの活動の内容を具体的に示し、今回の事例にP2Mの統合マネジメントがどのように役だったのかを述べる。...

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  • 生活行為向上マネジメントを用いた訪問支援を利用した統合失調症圏・気分障害圏の人々の生活行為と時間使用の変化

    真下 いずみ, 干飯 純子, 四本 かやの, 橋本 健志 作業療法 43 (2), 213-221, 2024-04-15

    ...<p>本研究の目的は,対象者の希望する生活行為の遂行を支援する『生活行為向上マネジメントを用いた訪問支援』利用者の生活行為と時間使用の変化を調査することである.地域在住の統合失調症圏(F2)・気分障害圏(F3)(ICD-10)の診断を有する25人に作業質問紙を実施した.介入前は1日の約50%が『睡眠』と『動画視聴』に使用された.4ヵ月間の介入後には主観評価による『価値の低い生活行為』の遂行時間が減少...

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  • 歯科医療における全身麻酔や静脈内鎮静法の需要と供給に関する実態調査

    石田 義幸, 水田 健太郎, 丹羽 均, 砂田 勝久, 飯島 毅彦 日本歯科麻酔学会雑誌 52 (2), 86-97, 2024-04-15

    <p> <b>【要旨】</b> 本邦の歯科医療における麻酔管理の需要と供給の実態を明らかにするため,無作為に抽出された歯科医院および全国の歯科医師会を対象にアンケート調査を行った.有効回答数は歯科医院482施設(回収率30.4%),都道府県歯科医師会26団体(回収率55.3%),郡市区歯科医師会327団体(回収率44.1%)であった.歯科医療における麻酔管理の需要は一定割合存在することが示された…

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  • 幼児期前期の母子間の相互的なふれあい遊びがアタッチメントに及ぼす影響の探索的研究

    畠山 久司, 助川 文子, 山西 葉子, 高島 紀美子, 伊藤 祐子 作業療法 43 (2), 185-193, 2024-04-15

    ...<p>本研究は,幼児期前期の母子間の相互的なふれあい遊びがアタッチメントに及ぼす影響を探索的に調査した.対象は2歳代の子どもと母親の36組とし,母子間の5分間のふれあい遊びを分析した.アタッチメント評価は質問紙を用い,ふれあい遊びの評価は子どもの身体接触の合計時間等の量的項目と母子間の相互作用の項目とし,二項ロジスティック回帰分析で関連性を検討した.結果,アタッチメント安定性は,ふれあい遊び前に母親...

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  • ランタノイド複合高分子を基盤とする無着色磁性粒子の開発と応用

    桑折 道済 日本画像学会誌 63 (2), 206-211, 2024-04-10

    ...<p>ランタノイド元素は,ランタン (原子番号:57) からルテチウム (原子番号:71) までの元素で,4f軌道電子に由来する優れた発光特性と磁気特性を示す.我々は,ランタノイドの中でも高い磁気モーメントを持つホルミウム (Ho) やテルビウム (Tb) を高分子担体にドープすることにより,磁性ソフトマテリアルの作製を行っている.本解説では,筆者らが研究を進めている,ランタノイド元素複合高分子を利用...

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  • 人との関わりから生み出され、変化する組織ルーチン―プロセス哲学の視点から

    會澤 綾子 赤門マネジメント・レビュー advpub (0), 2024-04-10

    <p>本稿は、Howard-Grenville et al. (2016) の第10章「関係的なパワー、人格および組織」を紹介したものである。第10章は、これまでの章とは異なり、組織ルーチン論から離れ、プロセス哲学の視点から、関係的なパワーのもたらす創造性について提言している。本稿では、第10章の概要を紹介したうえで、プロセス哲学の視点と組織ルーチンのプロセス学派の共通点や、プロセス学派の描く世…

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  • 複雑なイノベーション・プロジェクトにおけるチーミング・ルーチン

    阿部 真美 赤門マネジメント・レビュー advpub (0), 2024-04-04

    <p>本稿は、Howard-Grenville et al. (2016) の第8章「複雑なイノベーション・プロジェクトにおけるチーミング・ルーチン」を紹介したものである。第8章は、複数のエキスパートが前例のないプロジェクトの成功に向けてともに活動し、革新的な成果を得ることを目指す「複雑なイノベーション」に注目し、その成功要因を検討している。著者らは、アメリカのフロリダ州で行われたノナ湖プロジェ…

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  • オルガノイドアッセイ開発

    小島 伸彦 電気学会誌 144 (4), 209-212, 2024-04-01

    ...培地を灌流することにより,複数のコンパートメントを結合して臓器内や臓器間の相互作用の再現に対応するなど,従来のシャーレやウェルプレートによる培養とは全く異なる培養環境を実現</p>...

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  • データマネジメントプランの作成と実践――社会調査研究にとっての意義と課題――

    石田 賢示 情報の科学と技術 74 (4), 129-134, 2024-04-01

    ...<p>本稿では,近年の日本の学術研究界においてその必要性が広く知られるようになったデータマネジメントプラン(DMP)の作成と実践に関する意義と課題について,社会調査研究の立場からの情報および問題意識の共有を目的としている。DMPは,オープンサイエンスを実現するためのデータのFAIR原則を,効果的に実行に移すためのドキュメントだとみなすことができる。...

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  • よく分からない知的財産権を味方にする方法,今更聞けない知的財産権の申請・検索の基礎

    松本 達 応用物理 93 (4), 241-245, 2024-04-01

    <p>近年,研究者には論文投稿だけではなく,特許の出願も求められる傾向にあると感じます.一方で,一部の研究者を除くと,出願はハードルが高く,積極的に出願意欲を持つ研究者は少ないように思われます.本稿では出願経験の浅い研究者向けに記載しましたが,確認の意味を含めて,特許の出願についておさらいしたい研究者にも参考になるように記載したつもりです.特に,特許の重要性,特許性有無の考え方,出願の可否判断,…

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  • 学術的文章へのコメントのコミュニケーションに関する考察

    曺 旼永 待遇コミュニケーション研究 21 (0), 103-103, 2024-04-01

    ...まず、良い経験と「気になる経験」に共通して見られたカテゴリーとして、《コメントのコミュニケーション自体に対する認識や捉え方》が提示された。次に、個別の経験に見られたカテゴリーとして、「気になる経験」では、《コメントに対する相手の反応》が見られ、良い経験では、《コメントをする主体自身への良さ》が見られた。...

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  • 脳科学的観点からいじめ当事者のナラティブを考える

    虫明 元 小児の精神と神経 64 (1), 36-41, 2024-04-01

    ...いじめは複数の当事者が関わる心身の痛みを伴う問題である.学童期はまだ成熟途上で心身のアンバランスになりやすい時期ともいえる.脳科学の観点からは人の前頭葉は発達が遅く青年期まで成熟に時間を要し,アタッチメントやメンタライゼーションも経験を通じて成熟するが,学童期は発達途上であり適切な経験がいじめ防止につながると考えられる.学校で行われるプレイバックシアターでは語りと演技によりいじめの現場でのさまざまな...

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  • パンゲノームⅡ

    大辻, 正晴 人文科学論叢 5 69-78, 2024-03-31

    First, I explain again the ideas of Pangenom (Pangenome) and Ursegnung (proto-blessing), originally presented in my “Pangenom: A Biotheological Essay” (2020), adding some new points. I then …

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  • 児童養護施設における子どもの社会参加に向けた一考察 -子どもの文化権保障の観点から-

    原  弘輝 関西福祉大学研究紀要 27 81-88, 2024-03-31

    ...拡充する一方で,子どもの文化権を保障するための動きが少ないことが明らかとなった.その背景にはイギリスの新救貧法で打ち出された劣等処遇原則が影響し,今もその名残があることについて述べるとともに,その解決策として欧州で普及している社会文化アニマシオンの概念を紹介した.また,児童養護施設において子どもたちが第三者と出会う経験は,他者への認識を深めることのみならず,自身の生活を顧みて成長に繋げる,エンパワメント...

    機関リポジトリ

  • 国内外のCOVID-19パンデミックにおける職場環境改善への 取り組みに関する研究の動向

    髙原, 有貴, 宮林, 郁子, 佐藤, 佳子, 嶋﨑, 昌子, 日下, 和代 清泉女学院大学看護学研究紀要 4 (1), 25-41, 2024-03-31

    ...・情報・技術提供・物品支援,コミュニケーション・メンタルヘルス対策,管理・リーダーシップの3つに分類した.結果,COVID-19により国内外の医療従事者のメンタルヘルスリスクが増加し,国内文献ではメンタルヘルスの自覚やコミュニケーションの強化が必要とされ,国外文献では組織としての取り組みと共に余暇活動の支援等の重要性があげられていた.結果,情報提供・技術訓練・コミュニケーション・セルフケア・マネジメント・リーダーシップ...

    機関リポジトリ

  • 歩行可能な脳性麻痺患者の立位姿勢の特徴

    眞柴 知穂, 木村 優希, 儀間 裕貴, 楠本 泰士, 石田 優樹 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 166-166, 2024-03-31

    ...PPASは背臥位、腹臥位、座位、立位の各姿勢にて、姿勢能力 (どのような運動が可能か)と姿勢の質 (前額面/矢状面におけるアライメントな ど)を観察する。今回、姿勢の評価尺度であるPPASを用いて、歩行可能なCP患者の立位姿勢の特徴を明らかにすることを目的とした。 </p> <p>【方法】</p> <p> 本研究は記述的研究とし、対象は小児関連施設に通院している CP患者とした。...

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  • 急性期リハビリテーションから一歩踏み出した地域連携促進の実践活動

    一重 吉史 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 118-118, 2024-03-31

    ...当院では、リハビリテーションの処方があった入院がん患者の追跡調査を行い、運動機マネジメントに取り組んでいます。 脆弱性骨折:骨折は身体に及ぼす影響が大きく、健康寿命にも影響をもたらしうる傷病です。当院では、脆弱性骨折術後患者の追跡調査を行い、骨粗鬆症予防、再骨折予防に取り取り組んでいます。...

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  • 勤労者医療で看護職が関わる治療と仕事の両立支援~one team医療を目指して~

    井谷 美幸, 本田 優子, 坂本 和歌子, 髙矢 央子, 浅田 史成, 久保田 昌詞 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 129-129, 2024-03-31

    ...勤労者看護の視点を持つ看護師は、健康と職業生活を守ることを目的とした看護を展開することができ、対象者の労働生活を維持していくために、生活スタイルと生活パターンを変更・工夫 ・調整できるアセスメント能力を持つことが期待されています。そのうえで、多職種連携をもってチーム医療を行っていくこと が質の高い治療と仕事の両立支援を患者に提供できることだと思います。...

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  • 当院における転倒転落アセスメントシートの予測精度

    佐藤 瑞騎, 坂田 徳隆, 高橋 真理子, 福岡 優佳, 高橋 靖博 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 170-170, 2024-03-31

    ...当院では日本看護協会が作成した転倒アセスメントシート (40項目)を活用し入院患者の転倒リスクを評価しているが,その予測精度は不明である。予測精度向上はより効果的な転倒予防対策と業務負担軽減に繋がると期待されるため,本研究ではその足掛かりとして転倒転落アセスメントシートの予測精度を検証する。...

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  • 野球選手における腰痛発症に関わる下肢柔軟性の検討

    十文字 雄一, 安中 聡一, 長沼 誠, 杉原 敏道, 対馬 栄輝 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 215-215, 2024-03-31

    ...野球選手の腰痛発症の要因として,下肢伸展挙上(以下,SLR)や股関節内旋可動域の低下による殿部筋柔軟性の低下が考えられている.これら身体機能の変化は,矢状面上の脊柱アライメントを変化させ,椎間関節や椎間板への圧縮ストレスを増大させると考えられている.しかし,これら身体機能と腰痛発症の関係を縦断的な検討は少なく,因果関係が不明である.腰痛発症に関わる因子を明らかにすることで,腰痛予防の一助になると考える...

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  • Modified Prone Press Up Testの脊柱伸展可動性評価指標としての妥当性の検討

    竹内 光, 佐藤 嶺, 藤田 亮介, 中島 和哉, 村上 正和 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 219-219, 2024-03-31

    ...腰椎ではModified Modified Schober test(MMST)があるが,これらの検査は上半身を露出しなくてはならないため,介護予防事業で実施するには制限がある.そこで腹臥位から上肢で床を押し,体幹を伸展するProne Press Up Test(PPUT)に着目した.しかし,この方法では胸椎と腰椎に分離して可動性を評価することが出来ず,治療に結び付けることは難しい.また,脊柱アライメント...

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  • 『当院呼吸器内科病棟の転倒・転落アセスメントシートの有用性』 ~入院時に転倒・転落の予測は可能か~

    黒田 大智, 北村 健人, 岩田 晋 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 226-226, 2024-03-31

    ...<p>【背景】</p><p> 多くの病院では,日本看護協会が提示した転倒・転落アセスメントシートを改定したものを使用しており,当院においても看護師が運用を行っている.アセスメントツールは看護師が簡便に使用でき,根拠のあるリスクをスコア化してカットオフ値を定めることが望ましいとされている.当院呼吸器内科病棟では多職種で転倒予防カンファレンスを実施しているが,根拠のあるリスクのスコア化やカットオフ値が定...

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  • 地域における骨粗鬆症検診と骨折予防策

    旭 竜馬 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 3-3, 2024-03-31

    ...さらに、我々は幸手市内の病院において骨粗鬆症外来患者を対象にロコモや脊椎アライメントの評価、大腿骨や胸腰部椎体骨の骨密度の評価を定期的に実施している。転倒を起因とした骨折は全体の約80%という報告もあり、転倒に関連した骨折 (転倒関連骨折)のリスクを高める要因を検討するため、ベースラインから骨折発生までを後向きに調査した。...

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  • 通いの場の取組をPDCAサイクルに沿って評価するための枠組み:ACT-RECIPE

    清野 諭 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 31-31, 2024-03-31

    ...1)「理解」:介護予防・フレイル予防の要点や通いの場の必要性について理解する局面、2)「調査・計画」:地域アセスメントによって地域の強み・課題を明らかにし、課題解決の具体的な計画を立案する局面、3)「体制・連携」:課題解決に必要となる行政内外の組織と連携し、体制を構築する局面、4)「実施 」:課題解決に必要な取組を実施する局面、5)「評価」:取組による直接の成果 (アウトプット)と効果 (アウトカム...

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  • 起立動作と立位における制御可能な骨盤移動距離との関連

    尾藤 志帆, 百田 雅治 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 361-361, 2024-03-31

    ...また骨盤前方移動に伴い骨盤は前傾,後方は後傾する.骨盤移動範囲が広い,つまり幅広い重心位置を選択できることは身体安定制御に寄与し,低い座面からの起立動作遂行の一助となったと考える.重心の上方移動は抗重力筋の筋力が必要であり,低い座面ほど筋活動は多い.また下腿三頭筋は立位において足圧中心の制御も担い,本研究でも下腿三頭筋との相関がみられた.今後は測定精度の向上に加え,対象患者の男女差や,脊椎の骨アライメント...

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  • 産業理学療法士の育成を目的としたケースメソッド教育の教材開発の試み

    木村 圭佑, 岡原 聡, 加藤 芳司 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 413-413, 2024-03-31

    ...作成したケース教材は「腰痛対策」「作業環境改善」「労働災害防止」をテーマとし,教育主題の中に産業理学療法に従事する際に迫られる,マネジメントや意思決定について盛り込んでいる....

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  • 血中ポリフェノールの再現性と結腸がんリスクとの関連について: JPHC研究の結果より

    森 渚 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 64-64, 2024-03-31

    ...<p>【背景】</p><p>食事中のポリフェノール摂取量と大腸がんリスクの関連を検討した疫学的研究では、食事アセスメント関連の測定誤差などの影響から、ほぼ関連なしであると報告されている。また、多くの前向きコホート研究では、通常1回の血液サンプルで血中ポリフェノール濃度が測定されることから、血中ポリフェノールの再現性を検討した研究は少ない。...

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  • Is Motivation Sufficient for Engagement?:

    Sasaki Akihiko, Takeuchi Osamu LET関西支部研究集録 22 (0), 1-19, 2024-03-31

    ...分析の結果,学生のログイン数と学習週数がメタ認知と正の相関を示したが,MSLQのうち最も高い値を示した動機づけはエンゲージメントと相関がなかった。この結果から,授業外e-learningのエンゲージメントには動機づけではなく,メタ認知が影響を与える可能性が示唆された。今後,エンゲージメント向上に貢献するメタ認知知識やメタ認知活動の詳細を解明する研究が求められる。</p>...

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  • シナリオを用いたプロジェクトマネジメント パワースキル向上教育の取り組み

    三好 きよみ プロジェクトマネジメント研究報告 4 (1), 57-62, 2024-03-31

    ...<p>東京都立産業技術大学院大学では,社会人のための専門職大学院として実践的な人材の育成に取り組んでいる.プロジェクトマネジメント科目として,PMBOK<sup>®</sup>ガイドに基づいたプロジェクトマネジメントの基本,シミュレーターを用いたプロジェクト・マネジャー疑似体験などの科目を開講している.その中で,プロジェクトマネジメントのパワースキル向上のために,「プロジェクト・マネジャーの人間力強化書...

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  • 探索型プロジェクトにおけるチームビルディングとコミュニケーション

    森本 千佳子 プロジェクトマネジメント研究報告 4 (1), 80-85, 2024-03-31

    ...<p>近年のプロジェクトマネジメントにおいては,価値創造が重要視されている.だが,価値を定義する要求開発・要求定義やデザイン思考を行うプロジェクトは,探索的であり,プロジェクトメンバー間の価値観の相違を起因として価値定義が困難になりやすい.チームビルディングの観点ではタックマンのチーム形成モデルが有名であるが,探索的プロジェクトではリニアにチームが成長することは稀であり,行きつ戻りつの試行錯誤となる...

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  • 高齢化社会を豊かにする交流ネットワーク改革の提言

    高橋 正憲, 野尻 一紀 プロジェクトマネジメント研究報告 4 (1), 99-104, 2024-03-31

    <p>わが国は世界で最も高齢化が進み, 人手不足や社会保障負担の増大などにより経済, 社会の活力を失っている. 高齢化社会における課題解決に係る多くの先行研究において, 根底に個人間やコミュニティ, 企業との関係性など, 社会的なつながり(本稿では交流ネットワークと呼ぶ)が不可欠であることが指摘されているが, …

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  • 中堅・中小企業における人事施策導入の時間差効果

    梅崎 修, 島貫 智行, 佐藤 博樹 イノベーション・マネジメント 21 (0), 1-14, 2024-03-31

    <p>本稿の目的は、中堅・中小企業における人事施策の導入効果について企業調査を用いて探索的に検討することである。特に人事施策を導入してから効果をもたらすまでの時間に差がある可能性を議論したい。従業員のキャリア形成、労働時間管理、労使関係に関する人事施策を取り上げ、その導入時期を考慮して、従業員の労働意欲と改善提案に与える影響、さらに経営業績に与える影響を統計的に検討した。分析結果によれば、導入後…

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  • 東南アジアの農林水産業に従事する障害者とイノベーション

    佐野 竜平 イノベーション・マネジメント 21 (0), 149-159, 2024-03-31

    <p>高度な経済成長を見せている東南アジアにおいて、多くの障害者が農林水産業に従事していると言われている。企業や団体による障害インクルーシブな事業に対して現地の投資家や消費者が関心を高めている中、農林水産業における慈善に留まらない障害者の役割の解明が必要となっている。一方、障害者はそのユニークな経験や生活スタイルから固有の知識である暗黙知があるとされるが、そこに焦点を当てた研究結果が集約されてい…

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  • 公認心理師と産業カウンセラーの歴史

    安齊 順子, 宮田 はる子, 金築 智美, 末武 康弘 イノベーション・マネジメント 21 (0), 179-191, 2024-03-31

    <p>本研究は、心理職の国家資格として誕生してからまだ歴史の浅い公認心理師が、今後、産業・労働分野において活躍の場を広げ、貢献していくための手がかりを見出すことを目的とした。時代の変化にともないストレスが増す産業領域の背景や課題を理解し、文献調査により産業・労働分野におけるメンタルヘルス支援、心理学的視点で関わってきた人物や活動の歴史を概観した。この分野で長く活躍している心理士へのインタビューも…

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  • 日本企業におけるDXの促進要因

    今川 智美, 中川 功一 イノベーション・マネジメント 21 (0), 71-85, 2024-03-31

    <p>日本企業において、DXを推進するための組織要件は何か。本研究では、サイモンの人工物論を用い、組織のインフォーマルな側面がその鍵ではないかと試論し、検証する。いわゆる日本的経営では組織のフォーマルな構造からは抜け落ちる、インフォーマルな側面が濃く存在していることが知られている。マニュアル・ルールにはない、ジョブ・ディスクリプションに書かれていない仕事や部門間でのヨコの調整である。そうしたもの…

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  • がん医療の遺伝/ゲノム看護実践における職位別の動向

    森屋 宏美, 矢口 菜穂, 山本 義郎, 浦野 哲哉 東海大学看護研究 1 (1), 10-16, 2024-03-31

    ...<b>結果:</b>137件の有効回答を得た.中間管理者群は,遺伝/ゲノム医療や看護に関する情報収集やチームワークが非管理者群を有意に上回り,がん発症のリスクアセスメントが統括管理者群を有意に上回った.しかし,その看護実践は「わずかに」から「あまりしていない」の程度に留まった....

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  • スチュワードシップとキリスト教の役割

    坂東 洋行 名古屋学院大学論集 社会科学篇 60 (4), 21-38, 2024-03-31

    ...英国国教会は,英国のスチュワードシップ・コードに署名し,米国企業を中心に気候変動等のESGの取組みに対して積極的な集団的エンゲージメントを実施している。本稿では,スチュワードシップの原点をキリスト教に求め,スチュワードシップの本来的な意味と機関投資家がはたすべきスチュワードシップについて明らかにしていく。...

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  • ブリーフセラピーのアウトカムに対するダイナミック・アセスメントの予測可能性

    田澤 安弘 ブリーフサイコセラピー研究 32 (2), 42-52, 2024-03-31

    ...<p>本論の目的は,初回面接で実施される状態不安のダイナミック・アセスメント結果から,心理療法のアウトカムを予測可能であるのか検討することである。57人の高特性不安者を対象として初回面接の冒頭と末尾で状態不安の変化量を測定し,その後4回のセッションからなるブリーフセラピーに導入した。...

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  • エックス線を用いたインターナルインプラント印象時の誤差に関する検討

    金城 朝尚, 小澤 万純, 飯塚 奈々, 堀内 康志, 齋藤 大嵩, 河方 知裕, 高野 安紀子, 松田 哲 THE JOURNAL OF THE ACADEMY OF CLINICAL DENTISTRY 43 (3), 238-, 2024-03-31

    ...では間隙の認識に照射角度を変化させたことによる影響は認められなかった.CCD では,15°以内からの照射であれば間隙の識別に影響は認められなかった.15°以内からの照射であれば CCD は IP より間隙の認識には優れる傾向にあったが,20° 以上の角度がつくと結果が IP より劣った.CCD では照射角度が大きくなるほどに間隙の認識が困難となった.エックス線を用いたインプラント体 - アバットメント...

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  • 日本の大学教育センター等の現状と課題—日本版CTLアセスメント基準を枠組みとした分析をもとに—

    竹中 喜一, 杉森 公一, 西野 毅朗, 吉田 博 高等教育開発 3 (0), 11-19, 2024-03-31

    ...<p>本研究は、日本の大学教育センター等の特徴と課題について「日本版CTLアセスメント基準」を用いて明らかにすることを目的とする。具体的には①センターの特徴や課題は何か、②特徴や課題の背景は何か、③本基準の意義と課題は何か、の3つの問いについて、同基準を分析枠組みに用い、大学教育センター等に所属する教職員を対象としたインタビュー調査を実施した結果をもとに追究した。...

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  • 選択的脊髄後根切断術後に一期的多部位手術を行った脳性麻痺児の移動機能の変化

    松本 菜々恵, 渡邊 聖奈, 阿部 広和 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 153-153, 2024-03-31

    ...</p> <p>【結果および経過】</p> <p> SDR後はアライメント矯正のためHKAFOを使用した立位・歩行練習を行った。また、痙縮筋の拮抗筋の活動を促すため、後ろ歩き練習を行った。術後50日で独歩再獲得、術後3か月時点で ICは前足部接地であった。SEMLS後は体幹・下肢の筋の協調を促すために下腿前傾を強調した起立練習を行った。...

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  • 重症心身障がい児の側弯症手術により生じた腰椎の矯正と術後に生じたシーティングの傾向に関する調査

    佐藤 紗弥香, 西川 良太, 小松 昌久, 酒井 典子, 本林 光雄, 大場 悠己, 高橋 淳, 三澤 由佳 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 156-156, 2024-03-31

    ...</p> <p>【考察】</p> <p> 今回の調査結果から、術前股関節屈曲角度90°未満の児は、本手術で腰椎前弯方向への矯正と固定による体幹矢状面でのアライメントの変化が生じる場合、腰椎前弯を増強する矯正により骨盤前傾の変化が生じ、相対的に股関節の屈曲角度へ影響し、それまで使用していたバギーの座角の調整が必要となったと考える。...

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  • ジストロフィン蛋白の完全欠損を呈したBecker型筋ジストロフィー患者の歩行可能期の理学療法と装具の検討

    広崎 蒼大, 宮城島 沙織, 小塚 直樹 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 80-80, 2024-03-31

    ...側方への動揺が大きく,全足底接地であった.6分間歩行距離は215mであった.理学療法介入では下肢・体幹のストレッチ,傾斜台,有酸素運動を行った.14歳2ヶ月では,歩行機能は保たれており, 6分 間歩行距離は210mだった.しかし,静止立位保持時に左踵部の接地が困難となった (荷重時,足関節背屈:5°/-5°).さらに,トゥクリアランスが低下,右立脚相での立脚側への動揺が増加した.そのため,立位アライメント・...

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  • カルフール・グループ―単一フォーマットからマルチ・フォーマット,マルチ・チャネル食品小売業へ―

    バート スティーブ, 戸田 裕美子 マーケティング史研究 3 (1), 3-32, 2024-03-31

    ...このカルフールの進化は,この期間に食品小売業の中で生じたマクロ的な傾向を反映しており,より具体的には,小売フォーマット,国際市場,商品やストア・ブランド,マネジメント・コントロール・メカニズムやサービス,そしてオムニチャネルの提供など,さまざまな事柄の変化を内包している。本論文は,1960年代初頭以降に,このグループの戦略や活動がいかに変化してきたか,その変遷を歴史的に概観するものである。...

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  • 生活期リハビリテーションから一歩踏み出した地域包括ケアシステムを通じたリハマネジメント

    大沼 剛 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 120-120, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに】</p><p> 理学療法士が実践するハビリテーション (以下,リハ)マネジメ ントは,高齢者の尊厳ある自己実現を目指すという観点に立ち,利用者の生活機能向上を実現するため,他職種や家族等と協働して,適切なリハを提供し,利用者の要介護状態又は要支援状態の改善や悪化の防止に資するものである.生活期におけるリハマネジメントは,「介護支援専門員に対するリハの観点からの情報提供」があり,リハ...

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  • 治療と仕事の両立支援における公認心理師の取り組み~多職種とともに行う心理支援~

    坂本 和歌子, 本田 優子, 井谷 美幸, 髙矢 央子, 浅田 史成, 久保田 昌詞 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 131-131, 2024-03-31

    ...多職種連携では,患者本人と直接関わる支援者と協議を行うなかで,心理面についてアセスメントした情報を共有する.例えば,本人は何を感じてどう葛藤しているのか,考え方や行動のパターンの傾向はどのようなものか,そしてそれらの心理状態は職場や生活といった環境のなかでどう生じているのか,などである....

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  • 2022年度日本理学療法士協会高年齢労働者就労支援モデル事業の活動報告(新潟県)

    中山 裕子, 佐藤 成登志, 郷 貴大, 高鳥 真 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 135-135, 2024-03-31

    ...があった一方で,派遣が一部の会員に限局される等,人材育成が急務となった.そこで,会員向け研修会を2回,支援事業の説明会を1回開催した.多くの会員の参加を得て,支援事業へ協力したいという声も聞かれている.今後は会員が支援事業に参加するためのプロセス (条件)を決定し,周知する必要がある.また,収益事業へ発展させるためにも,これら協力会員を登録管理するシステム構築,および依頼受付から事業終了までのマネージメント...

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  • 地域高齢者に対するオンライン運動プログラムの効果の検討―質的研究―

    大井 嘉七美 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 177-177, 2024-03-31

    <p>【はじめに、目的】</p><p>ICT利用の運動プログラムが地域高齢者の介護予防活動の具体的支援となるために,本研究では,高齢者が自らインターネットを利用してオンラインによる同時双方向の運動プログラムの効果をどのように捉えているか,インタビューによって主観的効果を聴き取り,検討することを目的とした。 </p><p>【方法】</p><p>オンライン運動プログラム (60~75 …

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  • 尿失禁・骨盤臓器脱に対する予防理学療法の可能性

    田舎中 真由美 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 18-18, 2024-03-31

    ...また骨盤臓器脱のリスク因子に、胸椎・腰椎のアライメントが挙げられる。胸椎の後弯増加や腰椎の前弯減少により、骨盤臓器脱のリスクが上がる。これは脊柱のニュートラルな弯曲が減少することで、骨盤内臓器に対して上部からの腹腔内圧が繰り返しかかるために生じると考えられる。...

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  • 地域在住高齢者の降段動作の表現型は高度なバランス能力と筋力によって決定づけられる

    田中 貴広, 長谷 公隆, 森 公彦, 脇田 正徳, 有馬 泰昭, 久保 峰鳴, 田口 周 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 367-367, 2024-03-31

    ...</p><p>【結果】</p><p> 高齢者の降段動作は上半身のアライメントからNeutral type (NT; 24%)、Extension type (ET; 52%)、Rotation type (RT; 23%)に類別された。降段時の身体重心の前方変位量はET, RT、垂直加速度はRTがNTに比べ有意に増加していた。筋力や歩行速度、 TUGは類型間に有意差を認めなかった。...

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  • 外反母趾に対する舟状骨パッドの有用性を労働前後で検討した一症例

    高野 直, 石川 恭平, 大塚 菜々, 坂本 悠介 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 412-412, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに】</p><p> 外反母趾に対する足底板挿入の効果に関して,疼痛の軽減や足部アライメントの変化など様々な報告がなされている.その中でも労働時の効果判定を行った報告は少ない.今回,外反母趾であり,労働時に母趾の疼痛を訴える症例を担当したため報告する....

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  • コンディションデータ管理システム「ONE TAP SPORTS」を用いたスポーツ外傷・障害サーベイランス

    山中 美和子 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 6-6, 2024-03-31

    ...そのため、各チームのメディカルスタッフのデータ入力へのコミットメントや外傷・障害調査への理解度を高めることが喫緊の課題であった。毎月のフォローアップはチームのメディカルスタッフに対してデータ入力のリマインド機能を果たした上に、コミュニケーションの契機となり、彼らが抱えるデータ入力に関する不明点をサーベイランス実施者が抽出することができた。...

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  • 中学生のビジネスセンスを磨く!

    除村 健俊, 小川 賢一郎, 井上 雅裕, 大坂谷 賢三, 西原 真仁, 中山 俊秀 プロジェクトマネジメント研究報告 4 (1), 14-18, 2024-03-31

    ...<p>中学校の授業の中で,紙飛行機の製作によるプロジェクトマネジメント(PM)演習を実施した.この演習でチーム競争に品質とコスト,納期の概念を導入したところ,中学生でも複雑なQCDのバランスを考えるビジネス判断力向上効果が確認できたので報告する.</p>...

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  • ソース原理とアジャイル・プラクティスを活用した自律社会におけるコミュニティ運営の探求

    大西 徹, 堀尾 洋人 プロジェクトマネジメント研究報告 4 (1), 40-44, 2024-03-31

    <p>自律社会は個人から集団へ,物から心への重心移動を特徴とし,価値観が急速に変化する時代である.この時代において効果的なコミュニティ運営には新しいアプローチが求められる.本研究では,「ソース」と呼ばれるコミュニティ活動の創造源となる個人の役割とアジャイル・プラクティスの適用を通じてコミュニティ運営を効果的に行う方法を探求する.ソースはコミュニティのビジョンやイニシアチブを提供し,コミュニティ・…

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  • NPO向けPM研修実施報告

    鳥本 明男, 石塚 幸夫, 藤井 新吾 プロジェクトマネジメント研究報告 4 (1), 63-69, 2024-03-31

    ...<p>2022年,日本のプロジェクトマネジメント(以下,PMと記す)のコミュニティ発展を目指し,PMIアジアパシフィックの承認を得て,PMI日本支部と日本NPOセンターの共同事業実施協定によるNPO向けプロジェクトマネジメント研修プログラムを立ち上げた.PMに馴染みが薄いNPOに効果的にPMを習得していただくために,研修の企画,教材開発に取り組んだ.講義と各団体が計画しているプロジェクトを題材にした...

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  • 大学におけるプロジェクトマネジメント教育の実践報告

    山本 智子, 上野 絵里奈, 大藪 涼花, 竹田 梨乃, 谷本 未羽, 福本 純加 プロジェクトマネジメント研究報告 4 (1), 93-98, 2024-03-31

    ...のやりとりの視点で捉えるようになったといった変化が見られた.これらより,プロジェクトマネジメント教育は,大学生が日常生活においても,物事を進める際の手順を整える際に有効に活用できると考えられる....

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  • Form 10-Kのテキストを使用した不正会計検知モデルの研究

    宮後 圭佑, 佐藤 夏輝, 小村 亜唯子, 平井 裕久 イノベーション・マネジメント 21 (0), 107-125, 2024-03-31

    <p>2010年代以降、不正会計検知モデルの構築を目的として、財務指標を特徴量とする研究だけではなく、テキスト分析によって抽出されたテキストに関する要素を特徴量とする研究が進展している。このレビューでは、米国市場の上場企業のForm 10-Kのテキストを用いて不正会計検知モデルを構築した研究を対象として、特徴量の抽出過程や構築したモデルの検知精度などに焦点を当てながら、2010年から2020年ま…

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  • バイオテクノロジーを用いた新薬開発のイノベーションプロセス

    山崎 挙央 イノベーション・マネジメント 21 (0), 161-177, 2024-03-31

    <p>昨今開発される新薬は、バイオ薬や分子標的薬といった新しい類型の製品に移行している一方で、その新薬の適応市場は小規模化する傾向がある。バイオ/分子標的薬開発への移行は、医薬品企業にとっては、開発・製造コストが嵩み、高いスイッチング・コストや高い開発結果の不確実性というリスクをとる必要がある。それにもかかわらず、開発された新薬の適応市場が小規模化するということは、製品開発イノベーションの一般的…

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  • グローバリゼーション/ディグローバリゼーションのダイナミズムと経済システムの変容

    河村 哲二 イノベーション・マネジメント 21 (0), 35-70, 2024-03-31

    <p>1990年代に顕著となったグローバリゼーションの潮流は、アメリカの経済グローバル化を最大の震源として進んだ。それは、第二次大戦後、1950・60年代に全盛期を迎えた、アメリカを筆頭とし、西ヨーロッパ、日本等の先進諸国・地域を中心として高い水準の経済成長が続いた「持続的成長」のシステムが、1960年代末から機能不全に陥ったことに対応して、企業の経営革新・金融革新の模索と、それと相互促進的にI…

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  • リフレクションがもたらす成果がキャリア継続に及ぼす影響

    太田 彩子, 岡田 昌毅 キャリア・カウンセリング研究 25 (2), 31-42, 2024-03-31

    ...つ ぎに,リフレクションがもたらす成果ならびにその交互作用が「キャリア・パースペクティブ」および「情 緒的職業コミットメント」に及ぼす影響を検討するために,階層的重回帰分析を実施した。その結果,「危 機意識の高まり」は負の影響を及ぼしていた。...

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  • フランス・アルザス地方のガストロノミーウォーキング調査報告

    西村 典芳, 高根沢 均, 傍嶋 則之 観光マネジメント・レビュー 4 (0), 63-69, 2024-03-31

    ガストロノミーツーリズムは、食べることだけでなく食材生産の場も対象とする幅広い観光であり、農山漁村の活性化に有効な手段となりうる。またフランスでは、食の現場を健康的な運動と結びつけた観光が地方で展開されている。筆者らは、ウエルネスの視点からガストロノミーウォーキングと地域活性化に注目し、フランスのアルザス地方にあるバール村のガストロノミーウォーキングイベントについて調査を行った。その結果、運営団…

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  • 緩和ケアチームのコンサルティとなる看護師の緩和ケアにおける困難感の実態と関連する要因

    小林 美貴, 藤田 結香里, 長谷川 智子 日本エンドオブライフケア学会誌 8 (1), 61-69, 2024-03-31

    ...「緩和ケアにおける困難感」に関連する要因として,〖統合されたケアのためのやりとり〗,緩和ケア研修会の参加回数,がん看護経験年数,コンサルティの頻度が抽出された(調整済み <i>R</i><sup>2</sup>=.207).また,〖チーム活動のマネジメント〗能力は,【症状緩和】(β=−.081, <i>p</i>=.042)と【患者・家族とのコミュニケーション】(...

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  • 探究学習に関する教師の信念変化プロセスと学校組織開発

    中村 怜詞, 大野 公寛 学校教育実践研究 7 63-72, 2024-03-31

    ...の難しさ」も明らかになった。ミドルのマネジメントが十分に及ばない教員の生徒観や指導観の更新は教師個人がどれだけミドルリーダーと対話できるかに左右される結果となった。このことは翻って教師の信念変化に対するミドルリーダーによるマネジメントの重要性を示していると考えられる。第三に、研究方法の観点で、M-GTAの最適化研究に取り組んだことである。これは、生成した理論の実践的活用が課題となっているM-GTAに...

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  • デジタルツールの導入が放課後等デイサービスにおける支援の質に与える影響

    仲村 佳奈子 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 59-59, 2024-03-31

    ...5名の半構造化インタビューより、<専門性の違い・相互理解>、 <アセスメント及び支援方針>、<支援における試行錯誤>、 <職員間のディスカッション>、<働きがい及びチームワーク >、そして<デジリハの特性>に発言をカテゴライズした。特に施設全体として、児それぞれに対するアセスメント及びそれに基づく支援方針の不足について課題として感じていた発言が多く見られた。...

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  • 小児地域リハビリテーションの実現に向けた子ども食堂の取り組み

    鳴海 勝太, 井坂 友哉, 江藤 ひかり, 中川 由佳, 中川 将吾 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 88-88, 2024-03-31

    ...参加している養育者は食事やその発達、自身の子の心配な部分 の発達についてアセスメントを求めている傾向がある。発達変化に合わせた遊び方や課題設定の情報を欲している者が多い。 </p> <p>【まとめ】</p> <p> 育児の諸問題に対して相談しやすい場を作るために専門職の子ども食堂を開始した。...

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  • 八王子市総合事業における通所型短期集中予防 サービスの実施 ~ 面談による介護予防の効果 ~

    豊田 平介 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 171-171, 2024-03-31

    ...</p><p>【考察】</p><p>面談による介護予防の特徴は、個別の対話から望む暮らしと生活課題の把握より、自分でできるようにするというリエイブルメントの視点が重要となる。自立支援と介護予防においてはリエイブルメントによるセルフマネージメントの構築が基本の柱となる。対話を通して主体性を引き出すことによって、再び自分でできるようになることをその人に合わせ段階的に進めていくことができる。...

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  • 住み慣れた地域における社会参加はIADLの自立と社会孤立の改善に有効である

    袴田 真幸, 安藤 達也, 三宅 英司 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 260-260, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに、目的】</p><p>我々は、「 リエイブルメント (再自立)」 、「 セルフマネジメント」 、「 プロダクティブ・ エイジング (高齢者の社会参加)」 を 目標に、生活のコーチングを中心とした通所型短期集中予防サービスC (以下通所C)を実施している。通所C終了時の身体機能や運動習慣、社会参加の変化に関する報告は散見されるが、通所C終了後の状態は明らかになっていない。...

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  • 「ぶら体」の青年男子への効果検討

    長澤 良介 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 371-371, 2024-03-31

    ...測定内容は、10m走・30m走、Tテスト、カウンタームーブメントジャンプ(以下:CMJ)、Yo-Yoテスト、リアクションストレングスインデックス(以下:RSI)とした。 統計学的解析には、対応のあるT検定を用いTR前後の差を検定。分析はMicrosoft Excel 2019分析ツールを使用、有意水準を5 %未満とした。...

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  • 高齢女性直腸脱症例の脊柱アライメントからみた直腸脱の予防についての検討

    槌野 正裕, 荒川 広宣, 小林 道弘, 岩下 知裕, 堀内 大嗣, 米川 寛隼, 高野 正太, 伊禮 靖苗, 高野 正博 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 396-396, 2024-03-31

    ...今回、RPで手術予定症例の脊柱矢状面アライメント(Sagittal Spino-pelvic Alignment:SSPA)を計測し、その意義を検討したので報告する。 </p><p>【対象と方法】</p><p>2020年1月から2022年2月にRPで手術が予定され、股関節を含めた全脊椎側面像の撮影が行われた女性20例 (84.25±9.02歳)を対象とした。...

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  • 医療職における主観的健康感と労働生産性に関係する要因

    岡原 聡, 高尾 弘志, 花木 一生, 上田 剛裕 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 405-405, 2024-03-31

    ...主観的健康感は自己評価の体の不安、睡眠の休養、柔軟性、筋力、ワークエンゲイジメントの活力項目、腰痛の有無の各項目と中程度の相関を示した (p<0.05)。また、SPQは自己評価の運動習慣 (R=0.390)と転倒経験 (R= 0.498)に有意な相関を示した (p<0.05)。...

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  • 編集後記

    山本 智子 プロジェクトマネジメント研究報告 4 (1), 117-117, 2024-03-31

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  • プロジェクト固有の環境に合わせた統計手法(理論編)

    泉澤 聖一 プロジェクトマネジメント研究報告 4 (1), 2-7, 2024-03-31

    ...<p>最新の<i>PMBOK<sup>®</sup>Guide</i>では,プロジェクトマネジメントで検討すべきパフォーマンス領域をいくつか指定しているのだが,それらのパフォーマンスの測定と分析の手法を具体的に記述していない.現実的には,アーンド・バリュー・マネジメント(EVM)が主要な測定手段であり有用である.しかし,プロジェクト固有のさまざまな環境と制約が,EVMデータの多視点かつ多面的な統計分析...

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  • 製造業の組織の壁を乗り越えるPMO

    冨田 寛 プロジェクトマネジメント研究報告 4 (1), 19-24, 2024-03-31

    <p>製造業は長年にわたり,業務効率を追求し縦割り組織を各社内に形成してきた.しかしながら近年,低コスト開発,短納期開発,DXなどが経営課題に掲げられ,製造業においてもアジリティを高め,効率よく高い価値を提供し続けること,「新規事業創出」や「事業の変革」が求められている.一方でこれまでに培われてきたルール,プロセス,資産が存在し,新規事業の立ち上げ,変革の必要性を訴えたとしても,「総論賛成,各論…

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  • プロジェクトマネジメントを組織の文化に根付かせるために

    端山 毅 プロジェクトマネジメント研究報告 4 (1), 30-35, 2024-03-31

    ...<p>大企業での長年にわたる経験に基づいて,体系的な実務慣行など外部標準を組織の中に取り入れるためのアプローチ,留意点について解説する.プロジェクトマネジメントの重要性を認識しつつも,組織的な取り組みとして定着させることは容易ではない.外部標準を組織的に利用して,時代の変化に適応し個人と組織の能力向上につなげる上で必要な活動と仕組み,考え方を説明する.</p>...

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  • 2023年度アジャイルプロジェクトマネジメント実態調査報告

    成田 和弘 プロジェクトマネジメント研究報告 4 (1), 45-51, 2024-03-31

    ...<p>2023年度アジャイルプロジェクトマネジメント実態調査では,組織のアジャイルへの取り組みは昨年と変わらず,その進展は足踏み状態との結果が得られた.アジャイル経験者の「アジャイル」に対するネット・プロモーター・スコア(NPS)も-8と4年連続のマイナスとなり,アジャイルの実践が成功体験に必ずしもつながっていないことがうかがわれる.次に今回の調査では, PMBOK<sup>®</sup>ガイドの12...

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  • 社会的インパクトのアセスメント

    三木 章義, 稲葉 涼太 プロジェクトマネジメント研究報告 4 (1), 70-75, 2024-03-31

    <p>企業活動の結果は社会にインパクトを与える.企業活動の社会的インパクトには,ポジティブかネガティブ,あるいは意図するものかしないものがある.そのうち,ネガティブな社会的インパクトの影響が深刻化しており,2015年9月に国連が持続可能な開発目標(SDGs)を決定し,多くの企業がSDGs事業を始めようとしている.しかしSDGs事業の立ち上げを支援するSDGsガイド類のほとんどが,多国籍大企業向け…

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  • チェンジリーダーを支えるアジャイルなPMO

    遠藤 猛, 西原 真仁 プロジェクトマネジメント研究報告 4 (1), 105-110, 2024-03-31

    ...<p>近年,ビジネス環境は「プロジェクトの複雑化」と「働き方の多様化」により大きな変革を迎えている.これにより組織運営やプロジェクト運営において,従来のチェンジリーダーやプロジェクトマネージャーだけでは解決できない課題が増加している.この新たな課題に対応する手段として,多くの組織がPMO(プロジェクトマネジメントオフィス)を部門やプロジェクト内に設置し,サポートを行うケースが増加している.本稿は,この...

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  • フード・バリューチェーンにおける第二レイヤーアクターの役割

    木村 純子, 二階堂 行宣, 佐野 嘉秀, 藤本 真 イノベーション・マネジメント 21 (0), 127-147, 2024-03-31

    <p>本稿は、農水産物をもとに食品の価値を生み出す流通プロセスをフード・バリューチェーンとして捉え、農水産物の生産を起点とする地域発展のモデルを導出する。フード・バリューチェーンの中で重要な役割をはたすアクター(当事者)として、地域の複数の農水産物生産者から直接、農水産物を仕入れ、加工等を行い、国内外の市場に向けた流通に乗せる事業者・組織に焦点を当てる。彼らは、農水産物の生産者である第一レイヤー…

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  • 旅館の提供サービスにおける経営者とスタッフとの認識のギャップ

    小林 純也 観光マネジメント・レビュー 4 (0), 21-38, 2024-03-31

    日本の宿泊客数は増加しているが、旅館の宿泊客数は減少しており旅館離れが進んでいる。旅館離れの理由のひ とつに、旅館が従来から提供しているサービスが宿泊客に求められなくなったにもかかわらず、改善されないままサービス提供が続けられていることが指摘されている。本研究では、旅館の組織内でサービス改善等の必要性の認識や取り組みができない要因があると考え、Parasuraman et al.( …

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  • Adventure Travel World Summit 2023 Hokkaido参加報告

    笠原 綾 観光マネジメント・レビュー 4 (0), 70-75, 2024-03-31

    2023年9月11〜24日まで北海道札幌市で、Adventure Travel World Summit(ATWS)が開催された。筆者は日本のアドベンチャーツーリズム(AT)黎明期の2018〜2020年に日本政府観光局(JNTO)に勤務し、アジア初のATWS 北海道大会開催誘致及びAT プロモーションを担当した経緯から、運営支援ボランティアを兼ねて参加した。大会開催決定を契機に観光施策や訪日プロ…

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  • 在宅終末期患者を支える「家族のコミットメント」の概念分析

    内田 史江, 谷垣 靜子 日本エンドオブライフケア学会誌 8 (1), 33-41, 2024-03-31

    ...</p><p>【 <b>結論</b>】 家族のコミットメントは,情緒的な結びつきを主体として,患者と向き合うプロセスを通じて能動的な介護行動に移行していた.また,最終的な看取り場面での意思決定を含むことが示唆された.</p>...

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  • 大学水泳競技部におけるチームワークの実態調査

    三木 二郎, 原 怜来, 上野 広治 アプライドスポーツサイエンス 3 (0), 33-47, 2024-03-31

    <p>    Recently, the importance of teamwork in individual competitive sports has been pointed out. Because group cohesiveness, known as team cohesion, not only has a great effect on team …

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  • 清泉女学院大学大学院看護学研究科における院内教育リーダー養成カリキュラムの開発

    舟島 なをみ 看護教育学研究 33 (1), 1-14, 2024-03-31

    ...10科目とは、「①看護教育学特論」、「②院内教育実践Ⅰ〈リーダーシップ論〉」、「③院内教育実践Ⅱ〈教育プログラムの編成と研修の展開〉」、「④院内教育実践Ⅲ〈実習フィールドマネージメント〉」、「⑤院内教育実践演習Ⅰ〈院内教育プログラム開発と再編〉」、「⑥院内教育実践演習Ⅱ〈研修計画の立案と実施〉」、「⑦院内教育実習〈インターンシップ〉」、「⑧看護学研究方法論」、「⑨特定課題研究」、「⑩看護管理学」である...

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  • 間接法修復の接着

    坪田 有史 THE JOURNAL OF THE ACADEMY OF CLINICAL DENTISTRY 43 (3), 225-, 2024-03-31

    ...<p><b>間接法による歯冠修復物や補綴装置の接着は,形態や機能回復のみならず歯の延命や疾病予防につながる多くの効果がある.修復物の装着での接着性は,接着性レジンセメントに対して支台歯サイドと修復物サイドの2つの接着面,そしてレジンセメント自体の物性に影響される.支台歯サイドの接着面は,ケースによってエナメル質,象牙質,金属,コンポジットレジンなどが対象となる.他方,修復物サイドの接着面は,金属(貴金属...

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  • 理学療法士の帯同に伴う修学旅行参加による脊髄損傷児の日常生活活動の状況と心理面の変化

    鞭馬 貴史, 今村 香奈, 谷口 直也, 指宿 立 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 104-104, 2024-03-31

    ...</p> <p>【考察】</p> <p> 修学旅行でPTが,班行動を把握し介助を行い,友人と同様のアミューズメントを利用させることができた.屋外ADLでは,特 に導尿時間が課題であがった.女性胸髄損傷者は開脚での導尿が必要であり,トイレ内環境により時間を有した可能性がある.胸髄損傷レベルの屋外の自己導尿獲得は,デバイス使用および患者の個人特性により可否は分かれることを報告している (...

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  • 股・膝関節の整形外科的選択的痙性コントロール手術後における足関節への影響について

    前田 伸也, 栗原 まり, 田中 有子, 重信 聖貴, 高杉 紳一郎, 武田 真幸 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 151-151, 2024-03-31

    ...歩行時では、立脚期足関節最大背屈角度に変化はないが、この時の股・膝関節屈曲角度が減少することでアライメントは、より伸展位になっており、更に立脚期に背屈運動する割合が増えることで、背屈角速度が減少し、立脚期の足関節はゆっくりと背屈運動が起こる。以上により歩容が改善したようにみえると推察する。...

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  • 膝内側半月板損傷患者に対する3ヶ月の保存療法前後の歩行時下肢関節運動の変化

    緒方 悠太, 竹内 康裕, 木内 正太郎, 田渕 幸佑 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 114-114, 2024-03-31

    ...3次元動作解析装置Viconを用いて快適歩行時の関節角度と内部関節モーメントを算出した。膝屈伸運動 (Excursion)の指標として立脚期前半の最大膝屈曲角度から立脚期後半の最小膝屈曲角度を引いた値を算出した。関節モーメントは立脚期中の最大値を算出し、体重および身長で除し正規化した。歩容の患健差と症状の変化をWilcoxon符号付順位検定で評価し、有意水準は5%未満とした。...

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  • 陳旧性骨粗鬆症性椎体骨折例のX線変化および身体機能の特徴

    千葉 恒, 小林 徹也, 清水 睦也, 妹尾 一誠, 今井 充, 杉澤 裕之, 横濱 響, 菅原 敏暢 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 159-159, 2024-03-31

    ...方法は、標準的な脊柱骨盤矢状面アライメントのX線評価項目であるTK、LL、SVA、PI、PT、SSを計測し、さらに日本骨粗鬆症学会基準による椎体高評価からVFを判定 (34例)し骨折群 (FG)および非骨折群 (nFG)の2群に分類し、年齢をマッチングさせたそれぞれ34例 (平均年齢73歳)を解析対象とした。...

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  • 当院回復期リハビリテーション病棟における入棟時FIMと転倒の関係と特徴

    福永 将大, 松下 弘毅, 花北 悠利, 生駒 成亨 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 228-228, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに、目的】</p><p>当院では転倒リスクを転倒アセスメントスコアで評価しているが、転倒転落を起こしやすいレベルⅡ以上の患者が約90%であり、効率的な転倒リスクの評価が必要だと感じた。先行文献では回復期入棟時のFIMや改善度で転倒リスクを評価していたが、脳血管に限定した報告が多く、整形疾患が多い当院回復期病棟では使用困難であると感じた。...

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  • 頚椎症性神経根症患者の座位姿勢に着目し、股関節の機能改善により疼痛が軽快した一例

    赤﨑 将太, 田上 郷史 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 324-324, 2024-03-31

    ...疼痛部位は,左頚部から左肩甲骨上部,Visual Analogue Scale(以下,VAS)67㎜,アライメントは,第5頚椎が第6頚椎に対して左側屈・左回旋位。整形外科テストは,Jackson・Spurling testが陽性,画像所見では,左第5,6,7頚椎の変性と椎間孔に狭窄を認めた。 評価結果より,長時間の座位作業で第5,6頚椎間にメカニカルストレスが生じ,症状を引き起こしたと考えた。...

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  • 建設業に関わる現場作業員の身体的特性と労働生産性に関する探索的調査

    木村 倖晴, 吉田 勇一, 二宮 省悟, 白石 幸太郎, 中野 聡太 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 397-397, 2024-03-31

    ...ワークエンゲージメントには腰痛だけでなく、他の身体部位の痛みも関連する可能性があると考えられた。 </p><p>【倫理的配慮】</p><p>本研究は現在所属先の倫理委員会の承認を得て行った (承認番号2026)。ヘルシンキ宣言に基づきすべての被験者には書面にて研究の意義、目的等について十分な説明を行い、研究参加に関する同意を得て研究を実施した。</p>...

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  • 当施設の看護・介護職員における腰痛の特徴と腰痛対策に関する課題についての検討

    榊原 和真, 田中 誠也 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 408-408, 2024-03-31

    ...</p><p>【方法】</p><p>対象者は,2019年4月に当施設に勤務していた看護・介護職員104名のうち,アンケート調査に回答のあった96名(回答率92%).アンケートの結果から現在の腰痛の有無およびその程度(Numerical Rating Scaleを使用し,0:痛みなし~10 :最大の痛みの11段階評価),腰痛の既往の有無,年齢・性別などの背景情報,ワーク・エンゲイジメント(ユレイヒト・ワークエンゲイジメント...

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  • 姿勢評価を用いた一次予防領域への介入

    藤田 由貴子, 尾﨑 智之 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 420-420, 2024-03-31

    ...姿勢と腰痛は密接な関係にあり、脊柱アライメントをみていくことがタイプの分類と、発症予防に役立つとされており、個人の姿勢評価の重要性は高い。専門知識の少ない一般の労働者が自身の姿勢から自身の身体に合った運動やストレッチの選択は難しい。...

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  • 東北大学産業医学研修会にて「腰痛対策」に関する講師を経験して

    新國 悦弘, 佐藤 友則 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 428-428, 2024-03-31

    ...「大変良い」「良い」と回答された方のコメント欄へ実際に記 載してある内容としては,「ストレッチを実際にやったのがよかった」「ストレッチの効果が実感できた」「実践的で役に立つと思えました」など,ポジティブなコメントを頂けた。一方, 「あまり良くない」「良くない」と回答された方はコメント欄への記載がなかった。...

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  • 地域在住高齢者へのフォトボイスの活用

    服部 ユカリ 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 75-75, 2024-03-31

    ...</p><p>【考察】</p><p>フォトボイス群ではエンパワメントが生じていること が示され、生活機能の維持・向上も質的評価で明らかになった。...

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  • プロジェクト固有の環境に合わせた統計手法(実践編)

    泉澤 聖一 プロジェクトマネジメント研究報告 4 (1), 8-13, 2024-03-31

    <p>本稿と同時に投稿したPart 1の理論編では,プロジェクト固有のさまざまな環境と制約が,統計分析を阻害しているが,それらの阻害を回避する統計的数理技法があることも明らかにしている.とはいえ,その理論編の内容は,統計学の一般な教科書的解説の枠を超えており,一見してわかりにくい.しかし,理論編で解説した手法と考え方を具体的に適用した実践例をみることで,理論とその組み込み技法をシステム思考的に理…

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  • プロジェクトマネジャーを10週間で育成する人材開発手法

    鈴木 隆之 プロジェクトマネジメント研究報告 4 (1), 25-29, 2024-03-31

    ...によるソフトスキルの定量的評価,実務に基づく学習,Data-driven coachingを組み合わせることで,プロジェクトマネジャーのソフトスキルを短期間で効果的に向上させることに成功した.本プログラムでは,受講者のアセスメント結果が平均30%改善されており,今後,プログラムを更に改良することで,プロジェクトマネジャーのソフトスキルを更に短期間で開発可能であることを示している....

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  • プロジェクトマネジメント科目における教育の効率化

    飯尾 淳 プロジェクトマネジメント研究報告 4 (1), 36-39, 2024-03-31

    ...<p>中央大学国際情報学部では2021年より学部の専門科目として「プロジェクトマネジメント」と題した科目を開講しており,今年で3年目の講義実施となる.例年10数名程度の受講状況であり,丁寧な少人数教育を進めていた.ところが,今年は50名近い履修希望者が集まり,昨年までのやり方が適用できなくなった.そこで,教育の質を維持しつつ,効率を高める工夫を講じた.本論文では,その概要と狙いについて報告する....

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  • Study Group活動へのアジャイルの活用

    最上 千佳子 プロジェクトマネジメント研究報告 4 (1), 52-56, 2024-03-31

    <p>人材育成Study Groupでは,活動成果として1~2年に一度,アウトプットを作成している.2023年は,その活動方法にアジャイルの考え方と手法を一部取り入れてみた.その活動結果をふりかえり,共有することにより,他のStudy Groupの活動や本業以外の活動の推進力としてアジャイルが使えるかどうかについて吟味した.その結果,アジャイルの考え方や手法は有用であり,将来的には,本業で複数の…

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  • 「起承転結」型PM個人モデルのPM業務への適用に関する研究

    堀尾 洋人 プロジェクトマネジメント研究報告 4 (1), 76-79, 2024-03-31

    ...<p>変化の時代に適応するPMのコンピテンシーとして「起承転結」型人材モデルから派生させた「起承転結」型個人モデルをPMI日本支部発行のプロジェクトマネジメント研究報告Vol.3で示した [1].その後,「起承転結」型個人モデルをさらに探求すべく議論を行ってきたが,「起承転結」型人材モデルと「起承転結」型個人モデルを混同する議論が多いことに悩まされた.そこで,それぞれのモデルの特徴(組織・個人)を議論...

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  • 建設産業への三位一体化マネジメント導入によるイノベーションの考え方

    下池 季樹 プロジェクトマネジメント研究報告 4 (1), 86-92, 2024-03-31

    ...<p>建設産業へのポートフォリオマネジメント,プログラムマネジメント,プロジェクトマネジメントの三位一体化マネジメントの導入から段階的抽象化によりイノベーション等を構想する.スコープは宇宙レベルから考え,次のような内容で論述する.1)建設産業におけるポートフォリオ/プログラム/プロジェクトマネジメントの構成例.2)現場担当者もポートフォリオ/プログラム/プロジェクトが必須.3)積算体系ツリーはまさに...

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  • 少子高齢化社会を活性化する多世代交流の促進

    高橋 正憲, 野尻 一紀 プロジェクトマネジメント研究報告 4 (1), 111-116, 2024-03-31

    ...</p><p>本稿ではリーン・スタートアップをベースとしたSDGsスタートアップ方法論のアプローチを活用し,社会問題の解決に取り組む実際の活動に参加して,その体験から世代間の交流を促進するネットワークを構築するマネジメント手法を開発する.2023年1月に突然提起された「異次元の少子化対策」を受けて,(政府の経済的支援を中心とする政策とは別の),高齢者,現役,若者の3世代に向けた社会的アプローチによる...

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  • 通信社と広告会社の一体経営

    片山 郁夫 イノベーション・マネジメント 21 (0), 15-34, 2024-03-31

    <p>現代はVUCA(変動性、不確実性、複雑性、曖昧性)の時代と呼ばれ、社会全体の先行きが不透明で予測困難であるとされる。そのため、社会全体として持続可能性(サステナビリティ)が課題とされ、企業にはパーパスを起点とした企業価値創造が期待されている。</p><p>本稿では、電通の創業からの発展と創業者光永星郎の企業家活動にフォーカスすることで、現代企業におけるキーワードであるパーパス経営について考…

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  • 歯車市場におけるビジネスシステムの形成メカニズム

    千葉 敦 イノベーション・マネジメント 21 (0), 87-106, 2024-03-31

    <p>歯車市場において、顧客は多品種少量生産を求める。短納期の多品種の製品提供を低コストにて実現するという本来矛盾する課題にあえて挑み、その課題解決をはかる企業を捉えた。本稿では、内部資源、組織外部のコンテクストや時間軸を考慮しつつ、企業がどのような戦略的な意思決定のもと、ビジネスシステムを変革することで、オリジナルのビジネスシステムをいかにつくったかを明らかにしようと試みた。過程追跡法の視点か…

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  • 小学生の科学的な問題解決の過程における「結果」と「考察」に関する理解

    桃原 研也, 内ノ倉 真吾 理科教育学研究 64 (3), 313-327, 2024-03-31

    <p>本研究では,小学生192名を対象として,観察・実験活動における「結果」と「考察」に関する理解の特徴を質問紙調査及びインタビュー調査を通じて探った。その結果,次の点を指摘した。第一に,小学生は,「結果(観察したこと・調べたこと)」と「考察(結果に基づいて考えたこと)」については,「結果」は,観察・実験を通して見たことや事実である,「考察」は,結果に基づいて作り上げた考えや意見である,とおおよ…

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  • 高等学校商業科における「観光ビジネス」教育

    重谷 陽一, 髙林 直人, 岩下 大祐, 中澤 秀紀 観光マネジメント・レビュー 4 (0), 2-20, 2024-03-31

    2022年度から、高等学校商業科において観光ビジネス科目が導入された。この科目の導入の背景には、2007年に制定された「観光立国推進基本法」に基づく観光人材の育成の必要性やコロナ禍前のインバウンドブームにより観光業界の人材不足が深刻化し、観光の専門家を育成する必要性が一層高まっていることがある。 …

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