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飯島 康夫 聖学院大学論叢 = The Journal of Seigakuin University 29 (2), 15-30, 2017-03
ガリツィア地方のクラクフ市は,数奇な歴史をたどってきた。ラテン語を共通語とする中世ヨーロッパ世界の東端に位置しながらも,大学の街,ハンザ交易など遠隔地貿易の拠点として発展してきた。ドイツ騎士修道会,モスクワ公国,時代を経て,プロイセン,ロシア,オーストリアによるポーランド分割と国家の消滅,更には近現代ではナチズムと共産主義による弾圧と圧迫に苦しめられてきた。しかしながら,このような中にあっても,…
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