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検索結果 433 件

  • 酸塩基有機触媒による構造制御ポリ乳酸の 精密合成と工業材料への展開

    門多 丈治 ネットワークポリマー論文集 44 (4), 192-199, 2023-07-10

    ...本報では,まず,酸塩基重合触媒の反応機構を示し,この精密合成法を利用して得られる構造制御ポリ乳酸の一次構造と機能の関連性,長鎖多分岐構造による接着剤への応用,反応性官能基を有する多分岐ポリ乳酸のネットワークポリマーへの展開について述べる。</p>...

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  • NMRスペクトルの多変量解析によるメタクリレート系共重合体の組成・連鎖分布解析

    平野 朋広, 百瀬 陽, 上池 亮太, 右手 浩一 分析化学 71 (9), 471-482, 2022-09-05

    ...<p>核磁気共鳴(NMR)分光法は高分子材料の性能に影響を与える一次構造を解析する最も有用な手段のひとつである.本報では,メタクリレート系共重合体のNMRスペクトルに多変量解析(主成分分析や部分最小二乗回帰)を適用して,定量的な一次構造解析を行った事例について述べる.メタクリル酸メチル(MMA)とメタクリル酸<i>tert</i>-ブチル(TBMA)とのラジカル共重合で得られる線状共重合体の<sup...

    DOI Web Site Web Site 参考文献32件

  • ナノカーボンの構造解析

    弓削 亮太, 深津 公良, 宮崎 孝 SPring-8/SACLA利用研究成果集 10 (2), 201-204, 2022-04-28

    ...また、一次構造は、従来から得られている局所構造観察から予想されるバルク構造とおおよそ一致していた。CNHs の二次構造は、単純な球状集合体というよりは楕円体のような構造であることが分かった。...

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  • 精密重合誘起自己組織化によるナノ組織体のモルフォロジー制御

    杉原 伸治 色材協会誌 94 (11), 285-293, 2021-11-20

    ...このような組織を合成高分子で構築するためには,根本の重合方法を再検討し,一次構造を制御し,集合体レベルで秩序化していく必要がある。これまでに高分子合成の分野では,リビング重合を代表とする精密重合技術が発展し,ある程度構造の明確な高分子を容易に合成できるようになっている。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献72件

  • 顎骨再建後に電鋳テレスコープ義歯を用いた補綴症例

    林 昌二, 杉山 秀太, 志村 公治郎, 山田 千恵, 渋谷 勝男, 鳥羽山 剛, 土肥 雅彦, 久保田 英朗 日本口腔インプラント学会誌 34 (3), 227-234, 2021-09-30

    ...</p><p>患者は31歳女性.物が咬めないという主訴にて受診した.下顎骨病変が疑われたため,抜歯と同時に生検を行ったところ,骨線維腫病変の疑いと診断された.腫瘍切除後,チタンメッシュトレーと腸骨による下顎骨再建術を施行し,腸骨移植部にインプラント埋入手術を行った.補綴装置の設計として,一次構造体にバーフレームを選択し,暫間補綴装置を仮着,咬合の安定を確認し,最終的に電鋳テレスコープ義歯を装着,経過観察...

    DOI 医中誌

  • 【総説:―受賞論文―】 水熱処理黒酵母β-グルカン「KBG」の開発と応用研究について

    近藤 修啓, 甲野 裕之, 池松 真也, 戸谷 一英, 尾形 慎 応用糖質科学:日本応用糖質科学会誌 11 (1), 50-55, 2021-02-20

    ...<p>伊藤忠製糖㈱では黒酵母β-グルカンに水熱処理を施すことでその粘度を下げ,素材としてのハンドリングを向上させることに成功した.現在,粉末品の商業ベースでの販売に至っている(商品名:KBG,クルルのβグル).本稿ではKBGの特徴,立体構造,アプリケーション例,機能性について紹介する.立体構造解析ではNMRにてKBG一次構造を解析し,β-(1,3)-主鎖6残基毎に4残基のβ-(1,6)-グルコース残基...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 参考文献16件

  • 各種チーズ中の環状ジペプチドの定量

    大塚 祐季, 阪地 満帆, 有田 光, 柏木 丈拡, 島村 智子, 受田 浩之 ミルクサイエンス 70 (2), 63-72, 2021

    ...また,各種カゼイン(α<sub>s1</sub>,α<sub>s2</sub>,β,κ)の一次構造とチーズ中で検出されたDKPの構成アミノ酸の比較を行った結果,チーズ中で検出されたDKP25種類のうち,23種類がカゼインの一次構造と一致した。このことから,チーズ中に含まれるDKPの大部分はカゼインに由来することが示唆された。</p>...

    DOI 医中誌

  • かび毒を例としたエピジェネティック作用が誘発するゲノム不安定性

    杉山 圭一 日本毒性学会学術年会 48.1 (0), S3-4-, 2021

    ...<p>DNAの一次構造に対する直接的な損傷(変異)に加えて、高次構造に影響を及ぼすエピジェネティック制御の破たんもゲノム不安定性要因の一つと捉え、特に発がんリスクの観点から研究が進んでいる。DNA高次構造に相当するクロマチン構造の変化は転写制御に直接影響を及ぼすが、同変化を誘発するエピジェネティック制御の破たんは発がんをプロモーションする可能性がある。...

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  • 核内受容体を介した肝化学発がん:リスク評価に向けた機序と種差の理解

    志津 怜太, 吉成 浩一 日本毒性学会学術年会 48.1 (0), S4-4-, 2021

    ...さらに、CARとYAPの相互作用が肝発がんの種差を決定する重要な要因となっていると考えられたことから、マウスCARとYAPとの相互作用部位を同定し、肝発がんの種差の原因と考えられるCARタンパク質の一次構造上のヒト・齧歯動物間の差異を明らかにした。本講演では、CARを介した肝発がんの機序及び種差の理解に向けた、我々の最近の研究結果を紹介したい。</p>...

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  • 高分子の化学・ステップアップ編

    荻野 賢司 化学と教育 68 (9), 380-383, 2020-09-20

    ...<p>高分子の一次構造の詳細について理解するために,高等学校の教科書では割愛されている高分子の合成の詳細について概説した。末端構造,モノマー間の結合様式,立体規則性,共重合,ジエン系高分子の異性構造に焦点をあてる。低分子の有機化合物にはない特性としての分子量分布や共重合体の組成分布などの「分子間不均一性」についても紹介する。</p>...

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  • 糖鎖一次構造解析技術の開発要素

    花松 久寿, 古川 潤一 生化学 92 (3), 360-368, 2020-06-25

    核酸,タンパク質に続く第三の生命鎖である糖鎖は,細胞を構成するタンパク質や脂質に結合し,細胞の接着や分化,免疫など多くの生命現象において重要な役割を果たしている.また,多くの疾患においても糖鎖構造がダイナミックに変化することが明らかになり,糖鎖構造解析の重要性が増している.本稿ではさまざまな複合糖質糖鎖の構造解析の開発要素と課題について,これまでに報告されている研究を交えて概説する.そして,近年…

    DOI Web Site 医中誌

  • 今までの私の研究歴とちょっと小話

    小浪 悠紀子 日本女性科学者の会学術誌 20 (1), 25-32, 2020-03-26

    ...修士課程の研究では、ムラミン酸-6リン酸の合成を行ったが、米国に研究員として留学後に帰国して始めた研究は、レクチンという糖結合タンパク質の精製と一次構造解析が中心である。ゲノム解析が始まる前の研究ではあるが、プロテインシーケンサーが開発され、アミノ酸の一次構造解析が一晩で21残基の解析が可能になったのは、当時としては、かなり画期的であった。</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献14件

  • ブロックコポリマーのネットワーク構造の制御

    竹中 幹人, 長谷川 博一, 王 怡今, 金 明任 高分子論文集 76 (1), 33-43, 2019-01-25

    ...<p>本報は,ブロックコポリマーが自己組織化により発現する周期長10~100 nmのネットワーク構造が,組成の制御,ホモポリマーの添加,一次構造の制御,二段階相分離法にどのように依存するかを詳細に検討し,構造の発現機構と制御方法とについてまとめたものである.ジブロックコポリマーにおいては,組成の精密な制御およびホモポリマーの添加による<i>Fddd</i>構造の創製,ジブロックコポリマーの一成分を高密度...

    DOI Web Site Web Site 参考文献24件

  • 機械学習を用いた構造決定によるTiCl<sub>4</sub>終端MgCl<sub>2</sub>ナノ粒子の化学組成-構造相関の解明

    高棹 玄徳, 和田 透, Chammingkwan Patchanee, 寺野 稔, 谷池 俊明 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 130-, 2019

    ...その一次粒子構造は合成されるポリマーの一次構造分布に関する重要なファクターであるが、詳細は未だに解明されていない。本研究では機械学習とDFT計算を組み合わせた非経験的構造決定プログラムにより、異なる化学組成におけるTiCl<sub>4</sub>/MgCl<sub>2</sub>ナノ粒子の熱力学的安定構造を決定し、その化学組成-構造相関を明らかにした。</p>...

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  • 進化とともに高弾性化する脊椎動物心臓:バネ分子コネクチンの一次構造決定による心室機械特性の検討

    花島 章, 氏原 嘉洋, 岩佐 真衣, 児玉 彩, 橋本 謙, 毛利 聡 生体医工学 Annual57 (Abstract), S170_1-S170_1, 2019

    <p>心臓は脊椎動物共通の臓器であり、その血液ポンプ機能は動物の活動性や体の大きさを制約する重要因子である。動物種間の心房・心室の数や血管の構造などの違いは良く知られているが、心室の機械特性に関する報告は無い。我々は、心臓の伸展性を規定するバネ分子コネクチンに着目し、哺乳類・鳥類・爬虫類・両生類におけるコネクチンバネ領域の構造について比較検討した。その結果、恒温性でエネルギー消費の大きい哺乳類や…

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  • オレフィン重合触媒における分子内引力相互作用―連鎖移動の制御

    寺尾 浩志, 中野 隆志, 石井 聖一, 藤田 照典 高分子論文集 75 (6), 486-496, 2018-11-25

    ...オレフィン重合における触媒活性種分子内の引力的相互作用と,この相互作用が重合反応に及ぼす影響について概説する.従来,オレフィン重合触媒の設計は触媒とオレフィンやポリマー鎖の立体的な反発を利用して,分子量や立体規則性といったポリマーの一次構造を制御する方法が,一般的であった.近年,オレフィン重合において困難とされていたリビング重合を進行させるポストメタロセン触媒がいくつか報告されている.これらのうち,...

    DOI Web Site Web Site 参考文献50件

  • 二枚貝イガイ科にみるβ-トレフォイル骨格レクチンの新系図

    藤井 佑樹, マルコ ジェルドール, イムティアジ ハサン, 小出 康裕, 松﨑 理佐, 池田 茉由, スルタナ ラジャ, 小川 由起子, SM・アベ カウサル, 大関 泰裕 Trends in Glycoscience and Glycotechnology 30 (177), J155-J168, 2018-11-25

    ...このレクチンは、これまでに知られていなかった新たな一次構造から作られていたが、その立体は、レクチンの代表一次構造家系のひとつ「R-型レクチン」の立体であるβ-トレフォイル(三つ葉)骨格を成していた。マイティレックの類似遺伝子を探してゆくと、イガイ科と一部の軟体動物門二枚貝、そして腕足動物門に限定して存在し、ここに「マイティレクチン」という新たなタンパク質の一次構造家系の存在していることが判明した。...

    DOI DOI Web Site ほか4件 参考文献82件

  • 【総説:―受賞論文―】 食品関連多糖類の構造と機能に関する研究

    鈴木 志保 応用糖質科学:日本応用糖質科学会誌 8 (1), 45-50, 2018-02-20

    ...<p>食品に含まれる多糖類は,消化吸収されてエネルギー源や栄養素として利用されるだけでなく,腸管免疫や腸内細菌叢に作用して生体の恒常性維持に関わっている.一方,多糖類は安全で再生可能な機能性素材であり,難溶性物質の分散剤や食品包装材として利用できる.本研究では,食品に関連する多糖類について,多糖類の分離・精製,一次構造解析や高次構造解析,分子量測定により詳細に特徴付けした試料を用いることで,一次構造...

    DOI Web Site 参考文献13件

  • 食品関連多糖類の構造と機能に関する研究

    鈴木, 志保 応用糖質科学 : 日本応用糖質科学会誌 = Bulletin of applied glycoscience 8 (1), 45-50, 2018-02

    ...本研究では,食品に関連する多糖類について,多糖類の分離・精製,一次構造解析や高次構造解析,分子量測定により詳細に特徴付けした試料を用いることで,一次構造や分子量,高次構造が機能の発現の大きな要因であることを示し,その相関についての知見を得た。...

    日本農学文献記事索引 Web Site 医中誌

  • 分岐鎖α-ケト酸脱水素酵素複合体の構造と機能に関する比較生化学

    小野 和夫, 高地 英夫 山陽論叢 24 (0), 149-153, 2018

    アフリカツメガエル(Xenopus laevis)の分岐鎖α-ケト酸脱水素酵素複合体デカルボキシラーゼαサブユニット(Ela)のcDNAクローニングを行い1次構造と機能の関連について検討した。その結果、アフリカツメガエルのElaは, 400残基からなり, 分子量は45,698と推定された。ヒトとの比較でアミノ酸配列全体での類似性は, …

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  • 機械学習を用いたZiegler-Natta触媒一次粒子の非経験的構造決定プログラムの開発

    高棹 玄徳, 和田 透, Chammingkwan Patchanee, 寺野 稔, 谷池 俊明 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2018f (0), 173-, 2018

    ...この一次粒子構造はポリマーの一次構造分布に大きく関与しているが、その詳細は未解明である。<br>本研究では、遺伝的アルゴリズムと第一原理計算の組み合わせにより、TiCl<sub>4</sub>/MgCl<sub>2</sub>ナノ粒子系の熱力学的安定構造を非経験的に決定するプログラムを開発した。...

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  • 植物のウイルス抵抗性遺伝子

    石橋 和大, 石川 雅之 ウイルス 68 (1), 13-20, 2018

    ...であったことが推察できる.農作物の栽培では遺伝的に均質な植物の集団を密植するため,ウイルス病は壊滅的な被害をもたらす場合がある.一方,作物の近縁野生種等の遺伝的多様性に富んだ集団からは,一遺伝子でウイルス抵抗性を付与する「ウイルス抵抗性遺伝子」が見つかることがあり,これらの抵抗性遺伝子は耐病性農作物品種の育種に利用されてきた.これまでに20以上のウイルス抵抗性遺伝子がクローニングされたが,その半数以上が類似の一次構造...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献37件

  • 質量分析によるバイオ医薬品の品質特性解析

    橋井 則貴, 石井 明子 電気泳動 62 (1), 31-37, 2018

    ...<p>質量分析法は,バイオ医薬品の構造・組成や物理的化学的性質にかかわる様々な品質特性を明らかにするために汎用されている分析手法の一つである.例えば,液体クロマトグラフィー/質量分析(LC/MS)によるペプチドマッピングは,一次構造やジスルフィド結合等のタンパク質の基本骨格の解析に加えて,糖鎖付加,酸化,及び脱アミド化などの翻訳後修飾解析のためにも不可欠となっている.さらには,水素重水素交換反応とLC...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献16件

  • 高分子ダイナミクスに発現する普遍性を応用した原子レベル分子動力学法と粗視化分子動力学法の相互接続

    高橋 和義 アンサンブル 19 (4), 274-278, 2017-10-31

    ...<p>高分子材料は幅広い工学的用途に用いられているにもかかわらず,その物性予測は依然として効率的な設計・合成・加工のために解決すべき積年の課題となっている.概して,一次構造レベルの情報がメソ~マクロスケールにおける物性に影響を及ぼすためである.この問題をシステマティックに解決する糸口として,原子レベル分子動力学法を起点とした階層的連携シミュレーションが期待されている.本稿ではその足掛かりとして,高分子物性...

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  • NMRを用いた金属元素のスペシエーション分析

    鈴木 紀行, 小椋 康光 日本毒性学会学術年会 44.1 (0), S8-2-, 2017

    ...セレンの特筆すべき特徴としてあげられるのが、他の金属元素とは異なり、21番目のアミノ酸であるセレノシステインとして、グルタチオンペルオキシダーゼやチオレドキシンレダクターゼなど25種類のセレンタンパク質の一次構造に組み込まれていることである。...

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  • ロッドブラシの主鎖剛直性について

    菊地 守也, 齋藤 悠太, 鳴海 敦, 川口 正剛 高分子論文集 74 (1), 64-74, 2017

    ...S</i><sub>c</sub><sup>2</sup>⟩の<i>L</i><sub>s</sub>および<i>l</i><sub>g</sub>依存性は,みみずくしモデルで良く記述できることがわかった.また,<i>P</i>(<i>q</i>)および⟨<i>S</i><sup>2</sup>⟩<sub>z</sub>は末端のはみだしを考慮した円筒みみず鎖モデルで定量的に表すことができた.主鎖の一次構造...

    DOI Web Site Web Site 参考文献43件

  • 両親媒性ランダムコポリマーの自己組織化─<br/>一次構造制御による精密ナノ会合体の創出

    寺島 崇矢, 澤本 光男 高分子論文集 74 (4), 265-277, 2017

    ...近年筆者らは,親水性ポリエチレングリコール鎖と疎水性基を側鎖にもつ両親媒性ランダムコポリマーが水や有機溶媒中で精密な自己組織化を実現する機能性高分子として有効であることを見いだした.このランダムコポリマーは,一次構造と側鎖機能基を設計・制御すると,一分子鎖で折りたたまれたユニマーミセルや多分子鎖で集合したナノ会合体を自在に構築できる.とくに,(1)比較的高濃度でもユニマーミセルを形成し,(2)組成と...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件

  • 被膜に網を被せたスーパープレッシャー気球の展開特性について

    中村 聡, 中篠 恭一, 斎藤 芳隆, 後藤 健, 秋田 大輔, 松尾 卓摩 スペース・エンジニアリング・コンファレンス講演論文集 2016.25 (0), 2A1-, 2016

    ...<p>現在開発が進められている Lobed-pumpkin 型スーパープレッシャー気球は,必要強度を確保するためにフィルム重量が増加せ ざるを得ず,そのため従来型のゼロプレッシャー気球に比べ,ペイロード重量が制限されるという短所を持っている.この短所 を解消するため我々は現在,菱目の網を被せたスーパープレッシャー気球の開発を行っている.この気球では,菱目で構成され るケーブルネットが一次構造部材として...

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  • パーフルオロアルキル化合物のバルク物性の統一的理解

    長谷川 健 Oleoscience 16 (3), 129-136, 2016

    ...しかし,その物性が発現する機構を分子の一次構造と関連付けて理解することは長年の課題であった。本稿では,階層双極子アレー(SDA)理論と電磁気学によりこれまでの混乱を取り除き,R<sub>f</sub>化合物の物性を,1分子とバルクに分けて統一的に理解可能にする新しい考え方について述べる。</p>...

    DOI Web Site Web Site 参考文献16件

  • 大腸菌zinT(yodA)タンパク質のLipocalin機能

    青木, 拓, 武智, 佳代, 後河内(前村), 知美, 半野, 由依子, 酒井, 勇太, 伊藤, 寛人, 広瀬(柴垣), 明佳, 佐藤, 高則 自然科学研究 29 (4), 35-47, 2015-10

    ...重金属やアミトロール(AT)で発現誘導され、大腸菌ストレス応答タンパク質の一種であるzinT (yodA)は、一次構造比較やX線結晶構造解析による三次元立体構造などから、C末端領域に金属結合部位を持つこと、ABC transporter やlipocalinファミリーと一部相同なアミノ酸配列を持つことが明らかとなっているが、zinTの金属以外の低分子結合能については報告がない。...

    機関リポジトリ Web Site

  • 紙加工用ポバールの開発

    森川 圭介, 山本 歩, 高田 重喜 紙パ技協誌 69 (11), 1184-1186, 2015

    ...本稿では,PVOHの種類を変えた際の物性を示すと共に,バリア性が発現する要因について,一次構造と基礎物性評価結果から推定を試みた。...

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  • ジビニルベンゼン類のリビングアニオン重合

    後関 頼太, 田中 俊資, 平尾 明, 石曽根 隆 高分子論文集 72 (7), 395-409, 2015

    ...選択的リビングアニオン重合について紹介する.筆者らは,<i>p</i>-ジビニルベンゼン(<i>p</i>-DVB)のアニオン重合において,オリゴ(α-メチルスチリル)リチウムに対して十数当量の<i>tert</i>-BuOKを添加した開始剤系を用いることで,設計通りの分子量と狭い分子量分布(<i>M</i><sub>w</sub>/<i>M</i><sub>n</sub> ~ 1.05)を有する一次構造...

    DOI Web Site 参考文献48件

  • 多孔性金属錯体のナノ空間を利用した精密高分子合成

    植村 卓史 高分子論文集 72 (5), 191-198, 2015

    ...MOF)が形成される.コンポーネントの組合せにより,MOFの内部空間のサイズ,形状,表面状態などはÅレベルで精密に設計を行うことが可能である.このようなテーラーメイド型ナノ空間を高分子合成における“場”として用いることで,溶液やバルク重合では困難もしくは不可能な高分子を得ることができる.本報では,MOFのナノ空間の特徴を利用することで,種々の重合反応(ラジカル重合や酸化重合など)において,高分子の一次構造...

    DOI Web Site 参考文献32件

  • ヤクアミドBの構造訂正と全合成

    武藤 大之, 倉永 健史, 瀬底 祐介, 後藤 智見, 井上 将行 天然有機化合物討論会講演要旨集 57 (0), PosterP32-, 2015

    ...これらは13残基の直鎖状ペプチドであり、4個の不飽和アミノ酸を含む11個の非タンパク質構成アミノ酸、特徴的なN末端アシル基(NTA)およびC末端アミン(CTA)からなる特異な一次構造を有する。...

    DOI

  • 水界面における一次構造の制御された高分子の凝集状態と分子鎖熱運動特性

    織田 ゆか里, 田中 敬二 高分子論文集 71 (8), 343-351, 2014

    ...高分子膜最外層の凝集状態は環境に依存して変化する.このような高分子の表面再編成は高分子多成分系を中心として検討が行われてきた.ここでは,単一の高分子においても環境に応じて膜最外層の構造再編成が起こることおよびそのダイナミクスを紹介する.また,膜最外領域における構造再編成と高分子の一次構造との関係についても議論する....

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献31件

  • ポリエチレンのラメラ晶厚み分布を決める構造因子

    細田 覚, 野末 佳伸 高分子論文集 71 (11), 483-492, 2014

    ...直鎖状低密度ポリエチレン(<small>L</small>-LDPE)の機械的強度と強い相関をもつラメラ晶の厚み分布を決定する一次構造因子について筆者らの一連の検討結果をまとめた.固体触媒系<small>L</small>-LDPEでは一般的に広い組成分布をもつが,これが広いほどラメラ晶厚み分布は広い.同程度の組成分布をもつ試料では,分岐種のラメラ晶内への取り込み程度を反映して,分岐がバルキーなものほど...

    DOI Web Site 参考文献34件

  • セスクアテルペン環化酵素を基軸とするテルペン創出経路の開拓

    上田 大次郎, 山鹿 宏彰, 岡本 渉, 遠塚 悠輔, 品田 哲郎, 星野 力, 佐藤 努 天然有機化合物討論会講演要旨集 56 (0), Oral18-, 2014

    ...本経路には、1990年代から数多く見出されてきたテルペン環化酵素の一次構造と類似性をもたない「新型」テルペン環化酵素(テトラプレニル-β-クルクメン合成酵素:TS)が関わることを明らかにした(Scheme 1)<sup>2-5)</sup>。...

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  • 構造モデルに基づく塩基配列からのboxC/D型snoRNA遺伝子検出法

    山森, 一人, 薛, 晨, 岩切, 淳一, 剣持, 直哉, 吉原, 郁夫 情報処理学会論文誌数理モデル化と応用(TOM) 6 (1), 79-89, 2013-03-12

    ...本論文では,boxC/D型snoRNAの一次構造,および二次構造を考慮した構造モデルに基づき,同遺伝子を高精度に検出する手法を提案する.機能性RNAの1つであるboxC/D型snoRNAは真核生物の核小体内に存在し,リボソームRNAなどのメチル化などに関与すると考えられている.RNA修飾の意義はよく分かっておらず,機能性RNAの役割を明らかにするためにも,より多くの機能性RNA遺伝子を発見することが...

    情報処理学会 Web Site

  • MAIRSスペクトル測定による金属微粒子薄膜のプラズモン着色の解析

    長谷川 健 色材協会誌 86 (3), 106-113, 2013

    ...機能を分子の一次構造と関連付けて理解するためには,分子の集合構造を詳しく知る必要がある。分子集合系の結晶化度にかかわらず,集合構造を理解するには,官能基単位での分子配向が評価できるとよく,赤外MAIRS法という分光法が威力を発揮する。...

    DOI Web Site 参考文献18件

  • 毒性理解と予知に向けた代謝機能の解析

    山添 康 日本毒性学会学術年会 40.1 (0), 6001-, 2013

    ...これら分子種は実験動物種のCYP と一次構造が類似するが,基質特異性が異なっている(種差)。また基質の構造が類似していても代謝に顕著な違いを生じることがあり,個々の開発中の薬物ごとにヒト試料を用いて現在評価されている。最近,医薬品開発の効率化を目指してCYP 結晶由来の立体モデル系が開発され,ヒトCYP 分子種の代謝を予測する手法が開発されてきた。...

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  • ブタ線維芽細胞増殖因子4タンパク質の生産およびPEF SV40細胞の細胞増殖に及ぼす影響

    菅原 彩子, 伊藤 俊彦, 鈴木 人志, 高橋 利清, 小西 潤一, 佐藤 梓織, 佐藤 由貴, 春日 和, 小嶋 郁夫, 福田 智一, 小林 正之 日本繁殖生物学会 講演要旨集 106 (0), P-29-P-29, 2013

    ...大腸菌により,推定した一次構造に基づいたHispFGF4を発現することができた。ヘパリンカラムクロマトグラフィーにより分画すると,0.92 M NaClにより溶出された。精製したHispFGF4の細胞増殖促進活性を検討したところ,PEF SV40細胞の増殖が有意(P<0.05)に促進された。PD173074を添加すると,HispFGF4による細胞増殖は有意(P<0.01)に抑制された。...

    DOI

  • フィルグラスチムBS注シリンジ「モチダ」/「F」の品質特性,非臨床試験および臨床試験成績

    大庭 澄明, 今田 和則, 友光 将人, 竹谷 仁吏, 金子 大樹 日本薬理学雑誌 142 (6), 304-314, 2013

    ...好中球減少等の治療に利用される生理活性タンパク質である.持田製薬株式会社および富士製薬工業株式会社がそれぞれ販売を開始したフィルグラスチムBS注シリンジ「モチダ」およびフィルグラスチムBS注シリンジ「F」は, グラン<sup>®</sup>(協和発酵キリン株式会社)を先行品とするバイオ後続品であり,それらの有効成分は,グラン<sup>®</sup>の有効成分であるフィルグラスチム(遺伝子組換え)と同一の一次構造...

    DOI Web Site Web Site ほか2件

  • 細胞質型プロスタグランジンE2合成酵素

    中谷, 良人 昭和大学薬学雑誌 3 (1), 27-34, 2012-06

    ...まず、筆者らはエンドトキシンを投与したラット脳可溶性画分から本酵素を同定し、一次構造を決定した。また、本酵素が熱ショックタンパク質Hsp90との結合およびタンパク質キナーゼCK2によるリン酸化を受けて活性化することを明らかにした。本酵素の欠損マウスは周産期致死であり、新生児の肺と皮膚に顕著な異常が見いだされた。...

    機関リポジトリ Web Site 医中誌

  • <b>含フッ素系有機-無機ハイブリッド高分子の合成と </b><b>高分子表面改質への応用 </b>

    田仲 拓郎, 高橋 夕佳, 大熊 康之, 山廣 幹夫 Journal of Network Polymer,Japan 33 (1), 16-25, 2012

    ...接触角,X 線光電子分光法,原子間力顕微鏡および電界放出型走査型電子顕微鏡を用いて詳細な解析を行った結果,ハードコート膜の表面は含フッ素系有機-無機ハイブリッド高分子で占有された構造を形成し,その一次構造に基づく表面特性を発現していることが明らかとなった。...

    DOI

  • 高分子の<i>ab initio</i>統計力学による分子特性解析

    笹沼 裕二 高分子論文集 69 (5), 198-212, 2012

    ...高分子の一次構造,すなわち分子鎖を構成する元素と化学結合の並びから,モデル化合物の分子軌道法(MO)計算に高分子鎖の統計力学(rotational isomeric state:RIS法)を組合せ,高分子の二次構造,結晶構造,結晶化挙動,溶液・融液物性,熱物性を評価・予測する方法論を築いた.密度汎関数法やMøller-Presset法の電子相関を含む高精度MO計算でモデル化合物の構造を最適化し,幾何...

    DOI Web Site 参考文献65件

  • ウシ胚盤胞期胚におけるTEAD4およびYAPの発現動態に関する研究

    加川 真二朗, 長友 啓明, 高橋 昌志, 川原 学 日本繁殖生物学会 講演要旨集 105 (0), 106-, 2012

    ...また,決定した<i>bYAP</i>塩基配列からタンパク質一次構造を予測しマウスと比較した結果,ウシではN末端領域が欠損していることが判明した。この欠損領域はTeadファミリー転写因子との結合領域であり,mYapタンパク質局在に重要な役割を果たすリン酸化部位も含まれている。...

    DOI

  • <b>抗酸化能を高めた糖修飾鶏筋原線維タンパク質の性質 </b>

    礒野 舞, 佐伯 宏樹, 西村 公雄 日本家政学会誌 63 (8), 461-467, 2012

    ...50 </sub>(1.5 U/mL) をもとにスーパーオキシドアニオンラジカル消去活性 (SOSA) を算出したところ,541 U/g of protein という値が得られた.この値は乾燥デラウエア抽出物 (700 U/mL) と同程度の値であった.さらに,軽くペプシンで消化すると,溶解度は31.5% から58.5% に上昇したが,SOSA は半減した.このことは,タンパク質の形はともかくも,一次構造...

    DOI Web Site 医中誌

  • 多糖の高次構造と物性・機能に関する研究

    北村, 進一 応用糖質科学 : 日本応用糖質科学会誌 = Bulletin of applied glycoscience 1 (1), 39-46, 2011-01

    ...多糖類は単糖がグリコシド結合でつながった一次構造をもつ高分子である。その単糖の種類と結合様式によりその構造は決まる。1本鎖の場合の高次構造はその分子鎖が比較的自由に構造を変えることができるため, 一定の形をとることができない。溶媒中の多糖の分子鎖は時々刻々と形を変えているといえる。しかしながら平均の形態や堅さはその一次構造を反映したものとなる。...

    日本農学文献記事索引

  • 【総説-受賞論文-】 多糖の高次構造と物性・機能に関する研究

    北村 進一 応用糖質科学:日本応用糖質科学会誌 1 (1), 39-46, 2011

    ...多糖類は単糖がグリコシド結合でつながった一次構造をもつ高分子である。その単糖の種類と結合様式によりその構造は決まる。1本鎖の場合の高次構造はその分子鎖が比較的自由に構造を変えることができるため, 一定の形をとることができない。溶媒中の多糖の分子鎖は時々刻々と形を変えているといえる。しかしながら平均の形態や堅さはその一次構造を反映したものとなる。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献4件

  • ARA6とVAMP727が制御するポストゴルジ輸送経路の解析

    海老根 一生, 藤本 優, 台信 友子, 植村 知博, 堤 伸浩, 中野 明彦, 上田 貴志 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2011 (0), 0106-0106, 2011

    ...細胞内では小胞を介して様々な物質の輸送が行われており,RABとSNAREはこの小胞と標的オルガネラ膜の融合を制御する分子である.我々は,小胞輸送が植物の高次現象において果たす役割を明らかにすることを目的とし,特に植物固有のRABとSNAREであるARA6とVAMP727に注目し研究を行っている.ARA6は特徴的な一次構造を持つ植物固有のRAB5であり,保存型のRAB5とは一部重なりながらも異なるエンドソーム...

    DOI

  • 植物独自の膜交通システムにおける分子制御メカニズムの解析-シロイヌナズナARA6エフェクターの探索と機能解析―

    伊藤 瑛海, 白井 貴之, 上田 貴志, 中野 明彦 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2011 (0), 0107-0107, 2011

    ...RAB GTPaseは,活性型時にエフェクターと呼ばれる分子群と相互作用することにより,細胞内膜交通において多様な現象を制御している.なかでもRAB5は,真核生物に広く保存されており,エンドサイトーシス経路で機能することが知られている.陸上植物は,この保存型RAB5に加え,ユニークな一次構造を有するRAB5ホモログをもつという特徴を持つ.私たちの研究室では,保存型RAB5と植物固有型RAB5が異なる...

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  • 渦鞭毛藻の光化学系2の特徴

    飯田 聡子, 村上 明男 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2011 (0), 0317-0317, 2011

    ...われているが,その葉緑体ゲノムは独自の進化を遂げている(一遺伝子ずつを搭載するミニサークル構造や核移行の進行).我々はこれまでに,渦鞭毛藻の光化学系2複合体を構成するコアタンパク質の遺伝子(psbA, psbD)について詳細な解析を進め,ミニサークル構造や共存するバリアントの奇異な構造とその生成機構,転写産物においては多数のRNA編集部位の存在,などの実態を解明してきた.一方,塩基配列から推測された一次構造...

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  • 苔類ゼニゴケにおける計時機構と生長相制御の解析

    久保田 茜, 久保田 佐綾, 村中 智明, 石崎 公庸, 大和 勝幸, 青木 摂之, 小山 時隆, 河内 孝之 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2011 (0), 0471-0471, 2011

    ...ゼニゴケの日長測定の分子機構を解析するために、ゲノムデータベースより概日リズム構成因子の探索を行い、候補遺伝子の一次構造解析を行った。...

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  • シロイヌナズナRKDタンパク質による初期胚発生の制御

    中島 敬二, 和氣 貴光, 日岐 武嗣, 渡邊 涼平, 石田 達也, 橋本 隆 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2011 (0), 0478-0478, 2011

    ...RKD4とGFPの融合タンパク質は核に局在し、RKD4のアミノ末端領域が酵母において転写活性化能を示したことから、RKDタンパク質は一次構造からの推定通り、転写因子として機能すると考えられる。RKD遺伝子を誘導的に過剰発現させた実生では、初期胚特異的な遺伝子群の発現が活性化していた。また、それらのうちのいくつかは、rkd4変異体で発現レベルが低下していた。...

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  • 野蚕絹フィブロインの`13´C NMR構造解析と細胞接着性材料への応用

    中澤(田中) 千香子 高分子論文集 68 (8), 540-549, 2011

    ...野蚕絹フィブロインは,産生する蚕種により,一次構造も物性も異なる多くの種類が存在する.その物性の違いは,一次構造の違いとそれに起因する高次構造の違いに由来する.すなわち,野蚕絹フィブロインの一次構造を利用した絹様タンパク質を創出することにより,利用する野蚕種による物性の制御が可能となることを示唆している.しかしながら,家蚕絹フィブロインが,生体材料分野への応用に向けた多くの研究がなされているのに対し...

    DOI Web Site 参考文献70件

  • 土壌構造評価のための軟 X 線画像法 ―ガラスビーズおよび砂の粒径測定―

    廣住 豊一, 黒澤 俊人, 成岡 市 土壌の物理性 119 (0), 17-28, 2011

    筆者らが新たに開発した軟 X 線画像法による土壌の粒度分布測定の足掛かりとするため , ガラスビーズおよび砂に対して軟 X 線画像法による画像解析を行い , その解析結果と試料粒径との関係について検討した . その結果 , 試料粒径とその軟 X 線画像の画素濃度の標準偏差との間には密接な関係があり , この関係を用いることで軟 X 線画像法による粒径測定ができることを示した . また , …

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • 最新塗料講座(第VI講)塗膜の劣化機構

    大澤 善次郎 色材協会誌 84 (3), 110-121, 2011

    ...すなわち,樹脂の複雑な劣化機構を,一次構造(高分子鎖)の化学反応および高次構造(分子集合体)の変化の視点から具体的な例を示し説明した。金属化合物・顔料の樹脂の劣化に対する影響は,樹脂の種類・状態・劣化条件および金属の種類や配位子などにより著しく異なり,きわめて複雑である。そこで劣化の促進および抑制作用の観点から説明し,それぞれ具体的な例を示した。また,残留溶剤の影響についても触れた。...

    DOI Web Site 参考文献40件

  • スジイルカにおけるpregnancy-associated glycoprotein cDNAのクローニング

    盛田 祐加, 平松 尚志, 岩崎 俊秀, 東藤 孝, 原 彰彦 日本繁殖生物学会 講演要旨集 104 (0), 1066-1066, 2011

    ...さらに5’および3’RACE法を用いてPAGのcDNAクローニングを行い,全一次構造の解析を試みた。 【結果】スジイルカ胎盤組織より PAG のクローニングを行った結果,6 種類のPAG cDNA (<I>pag1~6</I>) が確認され,それらは397個(<I>pag1,2</I>)および404個(<I>pag3~6</I>)のアミノ酸翻訳領域から構成されていた。...

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  • 土壌構造評価のための軟 X 線画像法 ―軟 X 線画像法の開発とその適用例―

    廣住 豊一, 黒澤 俊人, 成岡 市 土壌の物理性 119 (0), 3-15, 2011

    本論では , 筆者らが新たに開発した軟 X 線画像法の理論および方法について明らかにした . 本法は , 土壌に軟 X 線を照射して得られた軟 X 線画像が土壌の粒子および団粒の配列様式 , またはそれらの重畳様式を投影した構造情報であるということに着目して開発したもので , 軟 X 線影像をデジタル画像に変換し , それを解析することによって , 土壌構造の評価を行う手法である . 本論は …

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • ARA6とVAMP727が制御するポストゴルジ輸送経路の解析

    海老根 一生, 藤本 優, 台信 友子, 植村 知博, 堤 伸浩, 中野 明彦, 上田 貴志 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2010 (0), 0125-0125, 2010

    ...細胞内では小胞を介して様々な物質の輸送が行われており,RABとSNAREはこの小胞の融合を制御している鍵因子である.我々は小胞輸送が植物の高次現象において果たす役割を明らかにすることを目的とし,特に陸上植物固有のRABとSNAREであるARA6とVAMP727に注目し研究を行っている.ARA6は特徴的な一次構造を持つ植物固有のRAB5であり,保存型のRAB5とは一部重なりながらも異なるエンドソームに...

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  • 植物固有型RAB5,ARA6のPlant-unique RAB5 Effector 2を介した機能発現機構の解析

    伊藤 瑛海, 白井 貴之, 上田 貴志, 中野 明彦 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2010 (0), 0124-0124, 2010

    ...RAB5は,活性型時に,エフェクターと呼ばれる分子群と相互作用することにより,細胞内輸送において多様な現象を制御していると考えられている.RAB5は真核生物に広く保存されているが,陸上植物には保存型RAB5に加え,ユニークな一次構造を有するRAB5ホモログをもつ.シロイヌナズナには,保存型RAB5であるARA7・RHA1と,植物固有型RAB5であるARA6が存在し,私たちの研究室では,保存型RAB5...

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  • 緑色硫黄光合成細菌から新規に単離したMGDG合成酵素はシロイヌナズナMGDG合成酵素の変異を部分的に相補する

    増田 真二, 原田 二朗, 横野 牧生, 下嶋 美恵, 室伏 和博, 湯澤 優一, 村川 雅人, 近藤 真紀, 西村 幹夫, 大岡 宏造, 田中 歩, 民秋 均, 太田 啓之 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2010 (0), 0223-0223, 2010

    ...MgdAは現在までに同定されたMGDG合成酵素とは一次構造上相同性が無く、新規のMGDG合成酵素と考えられた。<i>C. tepidum</i>の<i>mgdA</i>の変異体は単離できず、この遺伝子は生育に必須の遺伝子と考えられた。<br> 葉緑体局在配列を付加したMgdAをシロイヌナズナのMGDG合成酵素変異体に導入したところ、MGDG量が野生型ほどに回復した。...

    DOI

  • 固体 NMR 法を用いた絹フィブロインの精密構造解析および生体材料への展開

    中澤 靖元 高分子論文集 67 (8), 428-439, 2010

    ...カイコやクモの生産する絹は,高い力学直性を有しており,また生体に対する適合性も優れている.これらの優れた特徴は,絹タンパク質の一次構造やそれらが形成する緻密な凝集構造に起因しており,この構造を解明することは,絹を新たな材料として利用するための分子設計やプロセッシングに対し,有用な知見を与えることが可能となる....

    DOI Web Site 参考文献76件

  • からみあい高分子の多階層計算

    増渕 雄一, 畝山 多加志 理論応用力学講演会 講演論文集 58 (0), 8-8, 2009

    ...高分子は構造の階層性のために注目すべき時間スケールが長大である.そのような問題を扱うには複数の計算モデルを組み合わせた多階層計算が有効である.本研究では高分子の長時間ダイナミクスを計算する粗視化モデルを中心として,化学的な一次構造を取り入れる手法,および機械的な流動挙動を計算するための手法を組み合わせ,流動物性に関する多階層計算を実施した...

    DOI

  • イネの分泌型ホスホリパーゼA<SUB>2</SUB>アイソフォームの発現解析

    木村 裕一, 藤川 愉吉, 江坂 宗春 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 0527-0527, 2009

    ...イネゲノムデータベースより、イネのゲノムには、動物の分泌型PLA<SUB>2</SUB>(sPLA<SUB>2</SUB>)の一次構造と相同性がある4種の遺伝子が存在する事が分かった。これまでに、それら4種のうち2種の遺伝子については、その遺伝子発現が報告されている。...

    DOI

  • 調節性分泌経路のペプチドミクス

    佐々木 一樹, 里見 佳典, 高尾 敏文, 南野 直人 日本プロテオーム学会大会要旨集 2009 (0), 83-83, 2009

    ...一方、細胞が実際に産生するペプチドの一次構造を逐次解析するアプローチがこの問題に答えを与えることも期待される。これまでは、生理活性ペプチドを豊富に含む脳や内分泌器官が重点的に解析されてきた。しかし、プロセシングの結果生じてくるペプチドは、様々なプロテアーゼによって速やかに分解されていく。さらには、組織抽出の過程でプロテアーゼが活性化されて、細胞内の蛋白質が分解されてアーティファクトとなる。...

    DOI

  • マウスLy6kの分子性状:臓器分布及び個体発生における精巣内発現の解析

    丸山 真由子, 吉武 洋, 高森 建二, 小川 秀興, 荒木 慶彦 日本繁殖生物学会 講演要旨集 102 (0), 218-218, 2009

    ...その一次構造からuPAR/Ly6スーパーファミリーに属すGPIアンカー型タンパク質と考えられて いる。このカテゴリーの分子群は細胞の接着・増殖などに関与が示唆されているものもあるが、Ly6kの性状はこれまで殆ど明らかになっていない。...

    DOI

  • ジベレリン受容体の立体構造を基にした分子進化と基質特異性の解析

    島田 麻子, 上口 (田中) 美弥子, 中津 亨, 中嶋 正敏, 直江 洋一, 大宮 博子, 加藤 博章, 松岡 信 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 0250-0250, 2009

    ...GID1はその一次構造から予想されたように、HSLに典型的なα/β-hydrolase構造を有しており、GAはHSLの基質認識部位に相当するポケットに結合していた。本講演では、得られた立体構造を基に、1)酵素に似たGID1受容体がいかにしてGAを認識するのか、2)GAとこの受容体の関係は植物進化のいつ頃、どのように作られたのか、の2点について議論する。...

    DOI

  • ホウ酸トランスポーターBOR1分解に関わる制御因子の同定

    冨士 健太郎, 高野 順平, 竹本 仁子, 森田(寺尾) 美代, 西村 いくこ, 藤原 徹 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 0330-0330, 2009

    ...<br> これまでの当研究室における解析から、BOR1一次構造上に分解制御に重要な輸送モチーフが見出されている。本研究では、輸送モチーフとの相互作用によってBOR1分解制御を担う候補因子として、細胞内小胞輸送機構に働くAP複合体に着目し、逆遺伝学的アプローチにより機能の解析を行った。AP複合体はシロイヌナズナを含む異なる生物種間で良く保存されている。...

    DOI

  • 遺伝子共発現解析によるシロイヌナズナ・アントシアニン糖転移酵素遺伝子の機能同定

    榊原 圭子, 井上 恵理, 松田 史生, Wangwattana Bunyapa, 山崎 真巳, 斉藤 和季 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 0326-0326, 2009

    ...その一次構造から、UGT3は、フラボノイド配糖体の糖部分の水酸基を配糖化する酵素であることが示唆された。UGT3のエキソン部分にtransposonが挿入された変異体(<I>ugt3</I>変異体)は、野生型と比較して顕著な表現型は認められなかったが、高シュクロース存在下で育てた場合、<I>ugt3</I>変異体は、野生型とは異なるアントシアニン蓄積様式を示した。...

    DOI

  • 蛋白質N-およびC-末端ペプチドの特異的単離ならびにde novoアミノ酸配列解析法の開発

    九山 浩樹, 島 圭介, 園村 和弘, 山口 実, 安藤 英治, 西村 紀, 綱澤 進 日本プロテオーム学会大会要旨集 2009 (0), 13-13, 2009

    ...一般に成熟蛋白質の一次構造は質量分析法とゲノムからの情報を主として構築されているデータベース検索によって行われている。しかしながら、生体内で機能している蛋白質は翻訳を経て成熟体となる過程で様々な修飾等をうけるため、対応するDNA配列から予測されるアミノ酸配列とは一致しないことがしばしばである。...

    DOI

  • ブタ<I>Kiss1</I> cDNAのクローニングと発現解析

    冨川 順子, 本間 玲実, 田島 茂行, 柴田 貴子, 稲本 瑶子, 上野山 賀久, 大蔵 聡, 束村 博子, 前多 敬一郎 日本繁殖生物学会 講演要旨集 102 (0), 1001-1001, 2009

    ...cDNA配列に基づく一次構造から、ブタ<I>Kiss1</I>遺伝子産物は全長138アミノ酸残基からなり、17残基のシグナルペプチド、49残基のN末端プロペプチド、54残基の成熟ペプチド(キスペプチン)、18残基のC末端プロペプチドから構成されると推定された。...

    DOI

  • <i>Streptococcus mutans</i> Dextran Glucosidaseの基質認識機構

    本同 宏成, 大塚 博昭, 佐分 利亘, 森 春英, 奥山 正幸, 木村 淳夫 Journal of Applied Glycoscience 56 (2), 111-117, 2009

    ...<i>Streptococcus mutans</i>由来のdextran glucosidase(DGase)は,デキストランやイソマルトオリゴ糖の非還元末端のα-1,6結合を加水分解し,α-glucoseを遊離する保持型酵素である.またDGaseは,一次構造に基づきGH family 13に分類されることや,高い糖転移活性を示すことも明らかとなっている.本研究では,α-1,6結合に特異的に作用する...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献61件

  • プルランおよび関連糖質に作用する酵素の構造と機能に関する研究

    殿塚 隆史 Journal of Applied Glycoscience 56 (1), 29-33, 2009

    ...を示すグルコアミラーゼの遺伝子を見出したことを発端とし,<i>Arthrobacter globiformis</i> I 42グルコデキストラナーゼ(GDase)およびプロセシンググルコシダーゼ I と一次構造上相同性を有する<i>Escherichia coli</i>由来酵素(YgjK)について構造と機能の解析を行った.GDaseおよびYgjKはほとんどデンプンを分解せず,その基質特異性グルコアミラーゼ...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献48件

  • ポリ(N-イソプロピルアクリルアミド)の分子構造と水溶液挙動

    長 昌史 高分子論文集 66 (8), 273-288, 2009

    ...約 1℃ 異なる <i>tert</i>-ブタノール中とベンゼン中で合成された試料について,メタノール中 25.0℃ において静的光散乱および粘度測定を行い,平均二乗回転半径<<i>S</i><sup>2</sup>>と第二ビリアル係数 <i>A</i><sub>2</sub>,固有粘度[η]を決定し,それらの解析の結果から,2 種類の PNIPA 試料は鎖の平均的広がりが異なり,その違いは試料の一次構造...

    DOI 参考文献51件

  • Ara6エフェクターを介した植物特異的なエンドソー厶制御機構の解明

    伊藤 瑛海, 白井 貴之, 上田 貴志, 中野 明彦 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), 0792-0792, 2008

    ...輸送や下方制御による情報の時空間的制御に寄与しており,生物が環境を認知し恒常性を維持していく上で極めて重要な役割を担っている.エンドソームに局在する低分子量GTPase Rab5は活性型時に様々なエフェクターと相互作用することにより,エンドソームの動態やエピジェネティックな遺伝子転写制御など,多様な下流現象を制御すると考えられている.陸上植物には動物Rab5と相同性の高い保存型Rab5と,ユニークな一次構造...

    DOI

  • 遺伝子共発現解析によるシロイヌナズナ・フラボノール3位アラビノース転移酵素遺伝子の機能同定

    榊原 圭子, 峠 隆之, 新井田 理絵, 高橋 晶子, 斉藤 和季 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), 0140-0140, 2008

    ...このため、全塩基配列の決定されたシロイヌナズナでさえ、一次構造から修飾系酵素遺伝子の生理的な機能を推測することは困難である。<br> フラボノイド配糖化酵素遺伝子の網羅的機能同定を目的に、既知のフラボノイド代謝系酵素および転写因子をコードする遺伝子をクエリーとして、遺伝子共発現解析を行ったところ、フラボノイド代謝系遺伝子と相関の高い配糖化酵素遺伝子(<I>UGT5</I>)を見出した。...

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  • PS21 クロスプライ積層曲面板の二軸圧縮負荷による座屈後挙動(ポスターセッション)

    遠藤 翔, 山口 斉, 辻本 真之, 粕谷 平和 M&M材料力学カンファレンス 2008 (0), _PS21-1_-_PS21-2_, 2008

    ...近年,炭素繊維強化複合材料に代表される高性能繊維強化プラスチック材は,航空宇宙分野をはじめとする各分野において,一次構造部材とし用いられている.しかし,異方性材からなる高性能繊維強化プラスチック材は,構造物が薄肉軽量化される場合,座屈が設計基準として用いられるため,その挙動を解明することは重要であると考えられる.そこで,初期たわみを有するクロスプライ積層曲面板が二軸圧縮負荷を受ける場合を例にとり,座屈現象...

    DOI Web Site

  • 紅色光合成細菌<I>Rubrivivax gelatinosus</I> の新規<I>c</I><SUB>8</SUB>型チトクロムの一次構造と機能

    永島 咲子, 永島 賢治, 嶋田 敬三 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), 0474-0474, 2008

    チトクロム<I>c</I><SUB>8</SUB>はチトクロム<I>c</I><SUB>2</SUB>同様、光合成の電子伝達系で働く電子伝達体である。<I>R. gelatinosus</I>の可溶性光合成電子伝達体はこれまで、HiPIP、高電位(+295mV)および低電位(+65mV)のチトクロム<I>c</I><SUB>8</SUB>が知られてきた。本研究ではこれら3種類の電子伝達体を欠損さ…

    DOI

  • カイガラタケ(<I>Lenzites betulinus</I>)由来のT2タイプリボヌクレアーゼの遺伝子クローニング

    板垣 正, 元吉 尚美, 小林 弘子, 井口 法男 日本菌学会大会講演要旨集 52 (0), 59-59, 2008

    ...<BR>  得られた全長cDNAから推定したRNase Lb32のアミノ酸配列にはT2タイプのRNaseに共通する活性中心構造の存在が認められた.RNase Le2の一次構造と高い相同性を示しCysの局在も一致していたが,C末端にはRNase Le2よりも29アミノ酸残基長い特徴的な配列を持っていることが明らかとなった.ゲノム遺伝子の解析により決定したイントロンの局在も互いによく一致していることから...

    DOI

  • 先体反応誘起に関わる卵外被グリカンの修飾

    Gunaratne Herath Jayantha Trends in Glycoscience and Glycotechnology 19 (106), 61-66, 2007

    ...ここではその無脊椎動物・脊椎動物双方の卵外被における先体反応誘起に関わる糖鎖の一次構造及び重要な特徴を概説する。...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献56件

  • 紅色細菌<I>Rhodobacter sphaeroides</I>におけるペルオLシレドキシンの生理機能解析

    脇田 将裕, 増田 真二, 本橋 健, 久堀 徹, 太田 啓之, 高宮 建一郎 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 101-101, 2007

    ...<br> ペルオキシレドキシンはその一次構造から4つのファミリーに分類され、<I>R. sphaeorides</I> 2.4.1株のゲノム上にはTypeIIおよびPrxQに属する2つのPrx遺伝子が存在している。これらのPrxを組み換え体タンパク質として発現・精製し、生化学的に解析した結果、いずれもチオレドキシンからの還元力を用いて多種のROSを消去できることがわかった。...

    DOI

  • セミアミロペクチン産生 <I>Cyanobacterium</I> sp. MBIC 10216 における枝作り酵素の特性

    鈴木 英治, 小出 圭一, 高橋 秀和, 鈴木 倫子, 北村 進一, 藏野 憲秀, 中村 保典 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 631-631, 2007

    ...BE は一次構造上 GH13 ファミリーに属するが、多くのシアノバクテリアにおいて、このタイプの BE はただ 1 つしか見られないことから、MBIC 10216 株における複数の BE の存在は特異な性質であると考えられた。...

    DOI

  • 分子鎖からみ合いと異方性に注目した汎用性高分子の構造制御・解析とその応用

    上原 宏樹 高分子論文集 64 (8), 525-538, 2007

    ...高分子材料は同じ化学構造(一次構造)を有していても,成形条件によって異なる高次構造を形成する.これを自在に制御できれば,分子鎖レベルの物性をバルク状態に引き出すことができる.したがって,単純な骨格しかもたない汎用性の高分子材料であっても,優れた物性を発現させることが可能である.この際,高分子が鎖状の分子形態を有することに起因して生ずる「からみ合い」と「異方性」が高次構造と物性発現を支配する因子となる...

    DOI Web Site 参考文献60件

  • アジリジニル基を有する高分子の合成と高分子反応

    小林 真盛, 内野 健太郎, 石曽根 隆 高分子論文集 64 (10), 688-696, 2007

    ...本報では,新規の高分子-高分子ネットワークからなる粘着剤組成物の構築を目的として,側鎖または鎖末端に反応性のアジリジニル基を有する一次構造の規制されたポリマー類(単独重合体,ブロック共重合体,ランダム共重合体,末端アジリジニル化ポリマー)をリビングアニオン重合により合成した.続いて,得られた含アジリジン環ポリマーと主成分であるアクリル酸-アクリル酸 <i>n</i>-ブチル共重合体とを混合,架橋することにより...

    DOI 参考文献9件

  • 縮合系高分子アーキテクチャーとその自己集積化

    味岡 直己, 横山 明弘, 横澤 勉 高分子論文集 64 (12), 907-921, 2007

    ...本報では置換基効果を利用した連鎖縮合重合法によって合成できる分子量分布の狭い縮合系高分子を含むさまざまな高分子アーキテクチャーの合成およびその自己集積化について述べる.芳香族ポリアミドまたは芳香族ポリエーテルを一成分とする一次構造の制御された AB, ABA, BAB, ABC ブロック共重合体やスターポリマー,スターブロック共重合体,ミクトアームスター共重合体をポリマーどうしのカップリング反応,リビング...

    DOI 参考文献29件

  • SVMを用いたO-型糖鎖修飾部位の予測に対するアクセシビリティの有効性の検討

    坂本 浩隆, 能野 育恵, 榊原 一紀, 入谷 豪, 伊藤 將弘, 西川 郁子 システム制御情報学会 研究発表講演会講演論文集 SCI07 (0), 318-318, 2007

    ...哺乳類タンパク質のO-型糖鎖修飾において,現在コンセンサス列は知られていない.我々は一次構造であるアミノ酸残基配列の情報をUniProtより取得し,階層型ニューラルネットワークとSVMを用いて修飾部位を予測する研究でMatthews相関係数約0.5の予測性能を得た.本研究では,対象残基のタンパク質表面への露出度合に着目し,タンパク質立体構造情報をPDBより得て露出度合を表す各残基のアクセシビリティを...

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  • マメ科サイラトロ由来アセチルコリンエステラーゼの同定と酵素特性

    桃木 芳枝, 山本 紘輔, 金刺 岳人 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 812-812, 2007

    ...同定した.サイラトロAChE(siratro AChE)は,41-42kDaのポリペプチドからなる125kDaの三量体であった.完全長cDNAは,1441bpからなり384残基のタンパク質をコードしていた.また,ダイズにおいて90%の高い相同性遺伝子が認められたが,maize <I>AChE</I>との相同性は45%と低かった.これらのことから,siratro AChEとmaize AChEでは,一次構造...

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  • ジベレリン(GA)核内受容体GID1の機能解析 (II)

    上口(田中) 美弥子, 中嶋 正敏, 加藤 悦子, 大宮 博子, 相 宏宇, 北野 英己, 芦苅 基行, 松岡 信 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 172-172, 2007

    ...GID1は、hormone sensitive lipase (HSL) に類似した一次構造を有しており、我々はHSL様の構造の内どのドメインでGAやSLR1と結合するのかに興味を持っている。昨年報告したGID1のデリーションコンストラクトの解析結果は、N末15アミノ酸を除くほぼ全ての領域がGA結合に必要であることを示した。...

    DOI

  • シロイヌナズナのシグナルペプチドペプチダーゼの組織特異的発現および細胞内局在

    田村 倫子, 朝倉 富子, 植村 知博, 上田 貴志, 寺内 かえで, 阿部 啓子 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 807-807, 2007

    ...植物にも推定一次構造からSPPの存在が確認されているがその発現や機能は全く解明されていなかった。<br>シロイヌナズナ・データベースを検索した結果、シロイヌナズナのSPP(AtSPP)に相同性を持つホモログが5種存在した。吸水種子における発現を<I>in situ</I>ハイブリダイゼーションにより検討すると、いずれの分子も幼根の表皮の一部と、シュートメリステムに発現していた。...

    DOI

  • 機能未知ラフト構成膜タンパク質TMEM43の解析

    柳田 光昭, 吉川 美加, 高森 建二, 小川 秀興 日本プロテオーム学会大会要旨集 2007 (0), 81-81, 2007

    ...このタンパク質は一次構造上C末端近傍を中心に3個の疎水性領域を持ち、膜へ局在することが予測されたが、TMEM43のC末端にFLAGタグを融合したタンパク質をヒトHEK293細胞に強制発現させると、TMEM43-FLAGタグ融合タンパク質は主として核膜に局在し、一部は核質に、また核外にもドット状に存在した。...

    DOI

  • 横紋筋の受動張力とコネクチンの一次構造

    木村 澄子, 木村 雅子, 竹森 重 日本生理学会大会発表要旨集 2007 (0), 034-034, 2007

    Connectin (also called titin) is a giant fibrous elastic protein of vertebrate striated muscle with a molecular mass exceeding 3 MDa. A single molecule, more than 1 μm in length, connects the Z-line …

    DOI

  • GH-57 familyに属する新規Branching Enzymeの同定と解析

    金井 保, 村上 平, 高田 洋樹, 栗木 隆, 今中 忠行 Journal of Applied Glycoscience 54 (2), 119-124, 2007

    Branching enzyme (BE) catalyzes formation of the branch points in glycogen and amylopectin by cleavage of the α-1,4-linkage and its subsequent transfer to the α-1,6-position. A novel BE encoded by …

    DOI Web Site Web Site 参考文献45件

  • 液晶場での共役高分子超階層構造の構築

    赤木 和夫 応用物理 75 (12), 1439-1444, 2006-12-10

    ...<p>ネマチック液晶にキラル化合物を微量に添加することで調製した誘起キラルネマチック液晶を溶媒として,これを不斉液晶反応場としてアセチレン重合をすることにより合成したヘリカルポリアセチレンは,一次構造から高次構造に至るまで,らせん状超階層構造を有している.ねじれの度合いや向きは,ネマチック液晶にキラリティを誘起するキラルドーパントにより自在に制御できる.また,キラルネマチック液晶に外部磁場を印加することで...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献32件

  • 抗原決定基(エピトープ)

    橘田 和美 日本食品科学工学会誌 53 (7), 399-399, 2006-07-15

    ...に影響しない処理に対しては安定であるが,酵素処理のような一次構造を切断するような処理に対しては影響を受けやすい....

    DOI Web Site 参考文献3件

  • コイカテプシンBの一次構造とmRNAの発現

    長富, 潔, 長江, 真樹, Tan, Y., 原, 研治 長崎大學水産學部研究報告 = Bulletin of the Faculty of Fisheries, Nagasaki University (87) 7-14, 2006-03

    ...コイカテプシンB(成熟型酵素)の一次構造を他生物種(ヒト、マウス、ウシ、ニワトリ及びニジマス)と比較すると、76-79%の相同性を示した。他生物由来カテプシンBのプロセシング部位と相同なアミノ酸配列を持つことから、コイカテプシンBは重鎖と軽鎖からなる二本鎖構造で機能していると考えられた。コイカテプシンB mRNAの組織分布をノーザンブロット法により調べた。...

    日本農学文献記事索引

  • 新規ヒストプラズマ抗原の探索

    豊留 孝仁, 落合 恵理, 渡邉 哲, 田口 英昭, 亀井 克彦 日本医真菌学会総会プログラム・抄録集 50 (0), 123-123, 2006

    ...現在、これらタンパク質について一次構造を確認中であり、これも含めて報告を行う予定である。...

    DOI 医中誌

  • ヒイロチャワンタケのレクチンAALの抗菌活性について

    片山 博恵, 天野 仰, 齋藤 明広, 安藤 昭一, 長田 嘉穂 日本菌学会大会講演要旨集 50 (0), 124-124, 2006

    ...AALの立体構造は6枚羽根のβ-プロペラ構造であり、一次構造上の各繰返し単位が立体構造上の1枚の羽根に対応している。糖結合部位は各羽根の間にあり、そのうち3つが血球凝集に関与している。このような構造を持つAALの自然界における生理的役割を探るため、土壌微生物との相互作用について検討をおこなったので報告する。...

    DOI

  • 糖連結エチニルピリジンオリゴマーのらせん誘起に関する構造的考察

    村山 大輔, 阿部 肇, 井上 将彦 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 18 (0), 323-323, 2006

    ...今回は、さらにさまざまな糖質を連結させたエチニルピリジンオリゴマーについて、その一次構造とらせん誘起との関連を、誘起 CD および NMR の結果に基づいて考察した。...

    DOI

  • タバコのホスホリパーゼA<SUB>2</SUB>の酵素性状の解析

    山口 麻里子, 藤川 律子, 藤川 愉吉, 飯島 憲章, 江坂 宗春 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 460-460, 2006

    ...動物のPLA<SUB>2</SUB>は、一次構造や細胞内局在などの違いにより分類されている。なかでも、分泌型PLA<SUB>2</SUB> (sPLA<SUB>2</SUB>)は低分子量の細胞外酵素で、その酵素活性の発現にはmMレベルのCa<SUP>2+</SUP>を必要とする。...

    DOI

  • 遺伝子共発現解析によるシロイヌナズナflavonoid 7-rhamnosyltransferase遺伝子の同定

    榊原 圭子, 峠 隆之, 柴田 雅久, 斉藤 和季 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 340-340, 2006

    ...シロイヌナズナには、119の配糖化酵素遺伝子が存在するが、配糖化は広範囲の二次代謝産物に見られる修飾系のため、その一次構造のみで機能を推定することは困難である。<br>我々は、公開データーベースATTEDを用いた共発現解析によりフラボノイド生合成系に強く相関の見られる配糖化酵素遺伝子を見いだした。その推定アミノ酸配列より、この遺伝子はフラボノイドの7位の配糖化に関与することが示唆された。...

    DOI

  • SIPKオルソログOsMPK2の抵抗性関連遺伝子発現抑制機構の解析

    加星(岸) 光子, Agrawal Ganesh Kumar, 渡辺 恒暁, 宮尾 安藝雄, 廣近 洋彦 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 229-229, 2006

    ...イネはシロイヌナズナに一次構造上対応する多くのMAPKを持つが、その機能については多くが不明である。タバコSIPK、シロイヌナズナAtMPK6オルソログと想定されるOsMPK2はSIPK同様、エリシターによる急速な活性化が見られるが、サリチル酸による顕著な活性化は見られない。...

    DOI

  • ショウジョウバエ DNA polymerase Y ファミリー の相互作用

    冨田 純也, 石川 智子, 金 鎭炯, 亀井 保博, 上田 龍, 藤堂 剛 日本放射線影響学会大会講演要旨集 2006 (0), 172-172, 2006

    ...TLS DNA ポリメラーゼの一部は、一次構造上の類似モチーフの存在からYファミリー と分類される。ショウジョウバエで同定されたdRad30A, dRad30B, dRev1は このファミリーに属している。我々の研究室ではin vitro の系で、これらいずれの遺伝子産物も損傷を乗り越えるDNA合成活性を持つ事が明らかにしてきた。...

    DOI

  • インゲン属マメ由来α‐アミラーゼインヒビターの構造と安定性

    澤田 小百合, 弥永 由里, 田代 操 日本食品科学工学会誌 53 (10), 534-541, 2006

    ...<BR>そこで既に構造を決定しているMAI-2と比較しつつSAI-2の一次構造を検討した.<BR>(1)SAI-2は,αとβサブユニットに分離後N末端アミノ酸配列分析を行いその単一性を確認した.また,SAI-2,MAI-2それぞれのサブユニットについてアミノ酸分析を行ったところ,両AIのそれぞれ対応するサブユニットのアミノ酸組成は類似していた....

    DOI Web Site 参考文献37件

  • 褐藻の鞭毛から単離されたOld Yellow Enzyme類似タンパク質

    村上 明男, 藤田 悟史, 岡本 忍, 伊関 峰生 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2005 (0), 857-857, 2005

    ...さらに、cDNAをクローニングしてその塩基配列から一次構造を推定した結果、カヤモノリの41-kDaフラビンタンパク質はOYEファミリーに属することが判明した。類似タンパク質との比較から、同タンパク質の構造や生理機能について議論する。...

    DOI

  • タンパク質の立体構造に基づく擬カノニカル局在化軌道(QCLO)法の開発

    西野 典子, 平野 敏行, 西村 民男, 小池 聡, 佐藤 文俊 ケモインフォマティクス討論会予稿集 2005 (0), JP17-JP17, 2005

    ...発表者らは、タンパク質全電子計算において、一次構造に基づく品質の良い初期値を作成するQCLO法を開発した。一次構造だけでなく立体構造に注目する事により、更に高品位な初期値が作成できる事が予想される。タンパク質の三次構造に注目したQCLO法により、従来の方法に比べ、更に高品位な初期値を作成することが出来た。...

    DOI

  • ペプシンで可溶化したホタテガイ外套膜由来コラーゲンの特性

    申 鉉日, 小野 世吾, 栗原 秀幸, 高橋 是太郎 日本食品科学工学会誌 52 (9), 398-405, 2005

    ...<br>(2) V8プロテアーゼを用いて酵素分解を行った結果, SMPCは牛胎盤タイプVコラーゲンや牛皮タイプIコラーゲンよりも分解を受けやすく, 両者とは異なる一次構造を持っていることが分かった.<br>(3) SMPC繊維を再構成して電子顕微鏡で観察した結果, 繊維の太さは牛皮タイプIコラーゲン繊維の約半分で, ほぼ均一な繊維を形成していた....

    DOI HANDLE Web Site 被引用文献1件 参考文献21件

  • C4フラベリアで特異的に機能するCP12様タンパク質の解析

    岩田 良子, 中村 匡良, 市江 由美子, 山口 鉄平, 古本 強, 泉井 桂 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2005 (0), 212-212, 2005

    ...近年、カルビン回路の二種類の酵素の複合体形成にCP12と呼ばれる小さなタンパク質がヒンジとして機能することが明らかにされたが、この3種類の遺伝子のうちに、これと類似したアミノ酸一次構造をコードする遺伝子<I>FtCP12L</I>を見出した。その一次構造は、分子系統樹解析・アミノ酸配列比較から、従来知られているCP12とは明瞭に区別される。...

    DOI

  • DELLAドメインを持たないGRASタンパク質は、イネにおいてジベレリンシグナル伝達を抑制する

    島田 麻子, 伊藤 博紀, 上口(田中) 美弥子, 神谷 紀子, 芦刈 基行, 松岡 信 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2005 (0), 035-035, 2005

    ...SLRLは、DELLAモチーフを持たないが、その一次構造は、DELLAタンパク質であるSLR1のC末端側と高い相同性を示した。SLRLタンパク質を過剰発現する形質転換イネは、矮性表現型を示し、<I>OsGA20ox2</I>遺伝子の発現が高くなっていた。従って、SLRLは、GAシグナルの抑制因子として働くと考えられた。...

    DOI

  • 抗リン酸化アミノ酸含有蛋白特異モノクローナル抗体の抗原認識部位の構造解析 (I)

    佐々 美里, 田中 幸枝, 松川 茂 日本プロテオーム学会大会要旨集 2005 (0), 156-156, 2005

    ...<BR> 我々は、抗リン酸化アミノ酸モノクローナル抗体のうち、部位特異的リン酸化により機能変換した蛋白を特異的に認識する抗体の新たな利用展開を図ることが可能かどうかを検討しているが、そのためにもこれら特異抗体の認識部位の一次構造解析が重要になる。<BR> 抗体はFabが抗原を認識する最小単位であり軽鎖と重鎖のうちFcを除いた部分である。...

    DOI

  • 優良微生物の創生と地域特性を有する酒類の開発(1)

    上東 治彦, 加藤 麗奈, 河本 織江, 永田 信治, 味園 春雄 高知県工業技術センター研究報告 = Reports of Kochi Prefectural Industrial Technology Center (35) 17-19, 2004-11

    ...吟醸酒の主要な香気成分の一つであるカプロン酸エチルの生合成に関与するアルコールアシルトランスフェラーゼ(AACase)をコードしている遺伝子(EH1)と高い相同性(類似性)を持つ2種類の機能未知遺伝子(EH2、3)をクローニングし、その一次構造を明らかにすると共に清酒酵母においてこれらの遺伝子産物がカプロン酸エチル生成能に及ぼす影響について検討した。...

    日本農学文献記事索引

  • シロイヌナズナの新奇レスポンスレギュレーター因子ARR22の機能解析

    木羽 隆敏, 青木 考, 榊原 均, 水野 猛 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2004 (0), 054-054, 2004

    ...ARRはその発現パターンと一次構造の違いから、タイプA(10種類)、タイプB(11種類)、そしてどちらにも属さないタイプ(ARR22)に分類される。これまでの研究から、タイプA ARRとタイプ B ARRはそれぞれ、サイトカイニン情報伝達系の負及び正の制御因子として機能することが示されている。しかし、どちらのタイプにも属さないARR22については、これまで解析されていなかった。...

    DOI

  • イネ外向き整流性K<SUP>+</SUP>チャネル遺伝子のクローニングと発現解析

    岩崎 郁子, 中原 健二, 佐藤 愛, 佐藤 雅彦, 中西 洋一, 前島 正義, 北川 良親 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2004 (0), 586-586, 2004

    ...推定一次構造には4つの膜貫通領域が存在し、K<SUP>+</SUP>イオン選択性に関わるモチーフ(TXGYG)が2つタンデムに並ぶ。これは外向き整流性K<SUP>+</SUP>チャネルの特徴である。...

    DOI

  • インゲンマメStarch Synthase II アイソザイムの多様性

    磯野 直人, 瀬野浦 武志, 吉川 基世, 櫻井 靖高, 渡辺 賢二, 伊藤 浩之, 松井 博和 Journal of Applied Glycoscience 51 (2), 101-107, 2004

    Starch synthases contribute to the elongation of glucan chains during starch synthesis, and therefore their characteristics are one of the dominant factors influencing the fine structure of starch. …

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献19件

  • 抗腫よう薬の分子標的としてのチロシンキナーゼの重要性

    丸 義朗 日本薬理学雑誌 122 (6), 473-481, 2003

    ...活性化をバイパスしてこの両シグナル経路を活性化する.結晶構造解析によって,TKはN-lobeおよびC-lobeからなるbilobularな基本的構造を有し,その間のcleftが活性中心でcatalysisが起ることが明らかになった.さまざまな基本骨格をもつTK阻害薬が存在するが,これらはすべて,ATPのアデニンとの類似性などから,2つのlobeのインターフェースに結合してATPと競合的に作用する.一次構造上相同性...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献33件

  • 天蚕における抑制因子の構造と遺伝子解析の検討

    楊 平, 安 嬰, 田中 弘正, 澤 佳子, 阿部 志津子, 鈴木 幸一 日本蚕糸学会 学術講演会 講演要旨集 2003 (0), 18-18, 2003

    ...本研究では,より配列の特異性を向上させるために,RFの一次構造の前後に,プレプロペプチド切断部位になることが多い塩基性アミノ酸対を付加した。この付加した塩基性アミノ酸をRFプレプロペプチドの一部と予想し,これをもとにプライマーを考案した。休眠前幼虫全体から作製したcDNAライブラリーを鋳型とし,RACE法によりPCR反応を行なった。その結果,0.6kbp付近に特異的なバンドが検出された。...

    DOI

  • イネ<I>OsTB1</I>遺伝子は側枝の生長を負に制御する

    武田 泰斗, 諏訪 裕子, 北野 英巳, 上口(田中) 美弥子, 芦苅 基行, 松岡 信, 上口 智治 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2003 (0), 488-488, 2003

    ...イネ<I>TB1</I>遺伝子(<I>OsTB1</I>)は、当初トウモロコシの<I>TEOSINTE BRANCHED 1</I> (<I>TB1</I>)遺伝子と一次構造が酷似した遺伝子として単離された。<I>TB1</I>はトウモロコシの側枝の生長に抑制的に働く遺伝子として同定され、TCPドメインと命名されたDNA結合ドメインを有する転写因子であると考えられている。...

    DOI

  • <B>カサノリ V-PPase の酵母での発現並びに機能解析</B>

    池田 己喜子, 馬見 公子, 日野原 美里, 中西 洋一, 前島 正義 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2003 (0), 251-251, 2003

    ...<br> V-PPase の推定される一次構造は 721 あるいは 751 アミノ酸であった。今回、V-PPase の酵母での発現を進め、特に <I>VMA3</I> 欠損株を用いた機能解析及び機能領域の解析を進め、下記に述べる結果を得た。<br>1) 酵母 BJ5459 株での発現の結果、カサノリ V-PPase 遺伝子が 751 アミノ酸をコードすることを明らかにした。...

    DOI

  • シロイヌナズナのリン酸リレー情報伝達に関わるタイプA・ARR因子の機能解析

    木羽 隆敏, 山田 寿美, 加藤 友彦, 佐藤 修正, 田畑 哲之, 水野 猛 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2003 (0), 404-404, 2003

    ...シロイヌナズナにはHPtをコードする遺伝子(AHP)が5種類、RRをコードする遺伝子(ARR)が22種類存在するが、ARRは一次構造の違いからタイプAとタイプBに分類される。このような状況から、サイトカイニンの情報伝達にAHK2/3/4→AHP→ARRという多段階のリン酸リレー系が関与することが考えられる。...

    DOI

  • 毛翅目昆虫由来のL鎖フィブロイン様塩基配列

    米村 真之, 三田 和英, 田村 俊樹, SEHNAL, Frantisek 日本蚕糸学会 学術講演会 講演要旨集 2003 (0), 65-65, 2003

    ...一次構造はお互いに高い類似性を有し、比較したアミノ酸残基のうち123が一致した。さらに、これらはカイコやハチミツガのL鎖とも高い類似性があった。また、H鎖フィブロインとのS-S結合に寄与するシステイン残基の位置がよく一致した。以上のことから、両配列は毛翅目のL鎖フィブロイン遺伝子に関する配列であると判断された。...

    DOI

  • イネω-3デサチュラーゼ遺伝子のクローニングと機能解析

    屋良 朝紀, 八丈野 孝, 楠見 健介, 射場 厚 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2003 (0), 495-495, 2003

    ...それぞれのゲノミックおよびcDNAクローンの全配列を決定し、一次構造を比較したところ、そのうちの1つは既知の小胞体局在型<I>OsFAD3</I>だった。残りの2つはシロイヌナズナAtFAD7に対し推定アミノ酸配列で73%、78%と高い相同性を示し、ともにN端にAtFAD7と相同性のあるシグナルペプチド領域を持っていた。...

    DOI

  • 魚類I型コラーゲンの構造と起源

    木村, 茂 日本水産學會誌 68 (5), 637-645, 2002-09

    ...最近、ニジマスI型プロコラーゲンは全一次構造が解明され、高等脊椎動物のそれと良く類似したアミノ酸配列を保持しており、α3(I)はα1(I)から分岐したことが判明した。さらに、最下等の魚類である円口類の体幹部に広く分布する繊維性コラーゲンは真皮のI型コラーゲンと遺伝的に異なり、無脊椎動物コラーゲンの特徴を示す。...

    日本農学文献記事索引 被引用文献2件

  • 植物種子由来キシログルカンの多様性と汎用性

    Urakawa Hiroshi, Mimura Mitsuru, Kajiwara Kanji Trends in Glycoscience and Glycotechnology 14 (80), 355-376, 2002

    We demonstrate the diversity and versatility of plant seed xyloglucan by taking the examples of xyloglucans from the seed of <i>Tamarindus indica</i> and of <i>Detarium senegalense</i> Gmelin. The …

    DOI 被引用文献1件 参考文献15件

  • 市販ヨーグルト中のペプチドとその構造

    井越 敬司, 小林 弘昌, 宮川 博, 工藤 康文, 松田 茂樹 日本畜産学会報 73 (2), 299-304, 2002

    ...そこでこれらペプチドの一次構造をアミノ酸組成分析とN-末端側シークエンスから調べた....

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献21件

  • カイコにおける GTP-CH I遺伝子の発現解析

    澤田 博司, 加藤 智美, 山本 貴之, 間瀬 啓介, 山本 俊雄, 中越 元子 日本蚕糸学会 学術講演会 講演要旨集 jsss72 (0), 20-20, 2002

    ...昆虫におけるGTP-CH Iの一次構造はショウジョウバエでのみ報告されているが、最近、我々は、生物種間で非常に良く保存された約94アミノ酸からなる機能ドメインをもとに設計したdegenerateプライマーを用いて、RT-PCRを行った結果、北アメリカ原産タテハモドキ(Precis coenia)のGTP-CH I遺伝子断片(282bp)を得た。...

    DOI

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