上野 亮, 丸山 光紀, 小林 義典, 宮内 靖史, 林 明聡, 岩崎 雄樹, 平澤 泰宏, 阿部 純子, 谷口 宏史, 堀江 格, 淀川 顕司, 舘岡 克彦, 岡崎 怜子, 山本 哲平, 村田 広茂, 小原 俊彦, 平山 悦之, 高山 守正, 加藤 貴雄, 高野 照夫, 新 博次
心臓
38
(Supplement4),
95-102,
2006
症例は74歳,女性.難治性の閉塞性肥大型心筋症に対し経皮的中隔心筋焼灼術を施行.術後一過性に完全房室ブロックとなったが,その後もPR時間延長を伴う右脚ブロックが見られたため電気生理学検査を行った.検査時,洞周期は一定だったが,著明なHV時間の一心拍ごとの交互変化が見られた(90⇔190msec).心房頻回刺激では刺激周期の短縮に伴いHV時間が正常化し,刺激周期350msecでAHブロックが起きる…
DOI
医中誌