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検索結果 377 件

  • 精神科救急病棟における睡眠薬使用の実態と睡眠薬多剤使用に関連する因子の検討

    田玉 紘史, 山田 浩樹, 幾瀨 大介, 富岡 大, 岩波 明, 稲本 淳子 昭和学士会雑誌 84 (1), 27-37, 2024

    ...不眠症は罹患頻度が高い睡眠障害である.これまで,不眠症に対してはベンゾジアゼピン受容体作動性睡眠薬が主に使用されてきたが,副作用や,大量服薬,多剤併用・長期投与の問題も指摘されている.そのため,本研究では診療録を基に,2014年1月1日から2021年12月31日まで昭和大学横浜市北部病院精神科救急病棟に入院した全患者の睡眠薬使用の実態を報告し,睡眠薬使用者における多剤使用に関連する因子を特定することを...

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  • 自覚的な睡眠評価:睡眠ダイアリーと自記式尺度

    岡島 義 睡眠と環境 17 (1), 32-38, 2023-06-30

    ...特に,Pittsburgh Sleep Quality Index(PSQI)とAthens Insomnia Scale(AIS)は,睡眠の質や不眠症状を測定する尺度として世界各国で翻訳されており,ゴールドスタンダードといえる。...

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  • 騒音環境が及ぼす睡眠,心身への影響

    笹澤 吉明, 森長 誠, NGUYEN Thu Lan 睡眠と環境 17 (1), 15-24, 2023-06-30

    ...夜間騒音レベルLeq 65 dB(A)の幹線道路沿いに住む成人女性は不眠症のリスクが約3倍になる。米軍基地周辺のLnight 50 dB(A)以上の地域に住む成人の不眠症のリスクは2.5 倍である。WHO の勧告値は,道路交通騒音で45 dB,航空機騒音で40 dBである。...

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  • 理学療法士作業療法士教育における診療参加型臨床実習の効果

    林 和弥, 大塚 圭, 櫻井 宏明, 鈴木 由佳理, 山田 将之, 加藤 正樹, 大河内 由紀, 平塚 智康, 奥山 夕子, 谷野 元一, 渡 哲郎, 武田 和也, 金田 嘉清 理学療法教育 3 (1), 3_28-3_36, 2023-04-01

    ...一方で,睡眠状態は,CE未経験群に比較してCE経験群では「不眠症なし」と判定された割合は減少し,「軽度不眠症」と判定された割合は増加していた。結論:指導経験ある臨床教育者による実習では,学生のストレスは軽減し,基本的姿勢の評価は向上するものの,睡眠状態に関しては,一定数の睡眠障害のある学生は残存し,心理面のサポートとともに,自宅での学習状況や睡眠時間を留意しながら指導する必要性が示唆された。...

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  • 抑肝散が著効した睡眠時歯ぎしりの2例

    椛島 浩明, 貝沼 茂三郎 日本東洋医学雑誌 74 (2), 134-138, 2023

    ...今回,我々は歯ぎしりと不眠を主訴として受診した2例に対して漢方医学的診断からいずれも背景にストレスが関与していると考え,抑肝散を処方したところ,睡眠時歯ぎしりや不眠症などの自覚症状の改善が認められた。以上の結果より,抑肝散は睡眠時歯ぎしりやそれに伴う不眠症に関して,有効な治療薬の一つである可能性が考えられた。</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献20件

  • 睡眠の謎に挑む:『眠気』の正体を求めて

    柳沢 正史 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), SL1-, 2023

    ...2014年には、内因性覚醒系を特異的に抑える新しいタイプの不眠症治療薬として、オレキシン受容体拮抗薬が上市された。また、覚醒障害ナルコレプシーの根本病因がオレキシンの欠乏であることが判明しており、オレキシン受容体作動薬はナルコレプシーの病因治療薬、さらには種々の原因による過剰な眠気を抑制する医薬となることが期待されている。  ...

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  • 妊産婦の睡眠問題に対するブレイクスルー:認知行動療法の有効性

    岡島 義 看護薬理学カンファレンス 2023.1 (0), S2-3-, 2023

    ...</p><p>妊産婦の不眠症状に対してCBT-Iを実施した研究では、妊産婦の不眠症状の 改善には有効であり、産後うつ病にも一定の改善効果を示すことが報告されてい る(例えば、Manber et al., 2019)。本シンポジウムでは、CBT-Iについて紹介す るとともに、妊産婦の不眠症状に対するCBT-Iの有効性と今後の課題について 紹介する。</p>...

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  • クマリン系殺鼠剤を誤食した高齢者の1例

    藤森 玲, 金子 直之, 中込 圭一郎, 長島 真理子 日本救急医学会関東地方会雑誌 43 (4), 159-163, 2022-12-28

    ...不眠症に対して処方されていた複数の向精神薬とともに第1世代クマリン系殺鼠剤 (ワルファリン 0.1%) を約35 g摂取しているところを家族に発見された。病院到着時に出血症状はなかったため経鼻胃管を挿入し, 胃内容物吸引と活性炭投与を行った。...

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  • 大学生の睡眠を妨げる因子 -慢性疼痛と不眠症のリスクについて-

    浜岡 克伺, 肥田 光正, 菅沼 一平, 吉本 好延 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 1.Suppl.No.1 (0), 127-127, 2022-12-01

    ...<p>【はじめに】</p><p>大学生は、生活習慣や環境の変化など不眠症のリスクを多く抱えている。不眠症は、倦怠感や集中力低下などを引き起こし学業成績や出席数に大きな影響を与える。大学生を対象とした不眠症のリスクに関する先行研究では、慢性疼痛が不眠症のリスクの1因子であることが明らかとなっている。しかし、どの部分の慢性疼痛が不眠症のリスクであるのかは明らかとされていない。...

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  • 糖尿病患者を対象とした睡眠の実態調査

    田尻 祐司, 後藤 由佳, 松尾 裕子, 中村 由育, 大塚 由絵, 坂本 萌子, 椛島 正治, 永山 綾子, 矢野 万未子, 岩田 慎平, 内村 直尚, 野村 政壽 糖尿病 65 (9), 497-504, 2022-09-30

    ...実態をアンケートにより調査した.当科外来を受診した糖尿病患者209例を対象に,3-Dimensional Sleep Scale(3DSS)を用いて睡眠の調査を行い,3DSSの結果を結果変数として各因子との関連を解析した.健常者と比較して糖尿病患者では,睡眠の質の点数が有意に低下していた.多変量解析の結果,睡眠の位相の点数は年齢との間に強い正の相関を認めた.睡眠の質の点数は,夜間頻尿を認める患者,不眠症治療薬...

    DOI 医中誌

  • 薬用のつる性木本植物カギカズラの25系統の成長、収量及びアルカロイド含量

    谷口 亨, 岩島 誠, 中村 賢一, 小長谷 賢一, 井城 泰一, 今野 敏彦, 山口 秀太郎, 岩井 大岳 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 626-, 2022-05-30

    ...チョウトウコウは主な薬用成分をアルカロイドとし、ストレス、不眠症、高血圧症の随伴症状、認知症の周辺症状などの改善を目的とする漢方薬に配合され、近年10 年で年間使用量が2.5倍以上増加している重要生薬である。江戸時代は国産のカギカズラを薬用に使用していた記録はあるが、現在は全てが中国産である。...

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  • 不眠症

    キタウチ, キョウコ, Kitauchi, Kyoko 森ノ宮医療大学紀要 16 67-74, 2022-04-25

    ...不眠症とは、睡眠の機会や環境が適切であるにもかかわらず、満足のいく睡眠をとることができず、日中の活動に支障をきたしている状態である。不眠症には、睡眠衛生指導を行いながら補助的に薬物療法が行われることが一般的である。薬物療法の中心は長らくベンゾジアゼピン受容体作動薬であり、不眠に効果的であるが長期使用する場合は、耐性や筋弛緩作用に注意が必要である。...

    機関リポジトリ

  • 不眠症状と鍼灸治療

    ナベタ, トモユキ, Nabeta, Tomoyuki 森ノ宮医療大学紀要 16 75-80, 2022-04-25

    ...鍼灸治療を受療する患者の多くが不眠症状を訴えている。 彼らの多くは夜間の覚醒回数が治療後に減少したと報告する。 東洋医学において不眠症状はストレスなどに伴う心理的要因に起因するとされ、治療に使用される経穴も定められている。近年、不眠症状に対する鍼灸治療の効果に関する臨床試験が増えており、有効とする報告もある。これらの多くで神門穴(HT7)や百会穴(GV20)が用いられている。...

    機関リポジトリ

  • 抑肝散,抑肝散加陳皮半夏による周術期管理へのサポート

    中村 育夫, 藤本 康弘, 飯田 健二郎, 末岡 英明, 岡本 共弘, 鳥口 寛, 奥野 将之, 岩間 英明, 河端 悠介, 多田 正晴 外科と代謝・栄養 56 (2), 77-80, 2022-04-15

    ...<br>  抑肝散と抑肝散加陳皮半夏は神経症, 不眠症, 小児夜泣き, 小児疳症 (神経過敏) が適応で, 消化器症状 (悪心, 嘔吐) を有する場合は抑肝散加陳皮半夏を選択する. 作用機序は, ①セロトニン神経系と②グルタミン酸神経系が関与している. 通常, 成人1日7.5gを2‐3回に分割し, 食前または食間に経口投与する....

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 睡眠の質向上を促す生活習慣改善支援システムの提案

    伊東, 秀, 佐藤, 和彦, 高原, まどか, 須藤, 秀紹 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 279-280, 2022-02-17

    ...提案システムは、不眠症への認知行動療法(CBT-I)に基づき、7つの習慣(運動、食事。入浴、カフェイン接種、飲酒、喫煙、仮眠)の許容時間(睡眠に影響を及ぼさない時間)の可視化とオペラント条件づけに基づく報酬学習をユーザーの行動に対して行うことで適切な就寝前の生活リズムの習慣化を促す。...

    情報処理学会

  • 注意欠如・多動症(ADHD)と睡眠障害

    福水 道郎 脳と発達 54 (3), 170-175, 2022

    ...<p> 注意欠如・多動症(ADHD)は側坐核,線条体,前頭葉などにおけるカテコラミンのみならずGABA,グルタミン酸神経系などの機能不全が病態の背景にあると言われ,様々な睡眠の問題を抱えている可能性がある.最近注目されている日中の過剰な眠気については,睡眠不足,起床困難といった睡眠習慣の問題や,不眠症,睡眠の質の異常,睡眠時随伴症,睡眠覚醒リズム障害,中枢性過眠症や睡眠関連呼吸障害などの睡眠-覚醒障害...

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  • 睡眠薬の中止の可能性

    高江洲 義和 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 43 (0), 1-C-S07-4-, 2022

    ...本シンポジウムにおいては不眠症診療における睡眠薬の適正使用や出口戦略の実装化の取り組みを紹介して、今後我々が目指すべき不眠症治療について議論したい。</p>...

    DOI 医中誌

  • 人間ドックで注意すべきメンタルの問題について

    山本 賢司 人間ドック(Ningen Dock) 37 (3), 465-474, 2022

    ...,その有病率も高い.しかし,いまだに精神科受診に抵抗を示す患者は多く,周囲にも相談できずに1人で悩んでいる患者が多いのも事実である.人間ドックは患者が精神疾患のことを相談したり,情報を得たりしやすい場所の一つと考えられ,最近は人間ドックからさまざまな精神医療サービスへ紹介される症例も存在している.そこで,本稿では人間ドックで精神疾患を疑う際に注意すべきことを整理し,人間ドックで遭遇しやすいうつ病,不眠症...

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  • ライフステージ別の睡眠疫学

    大塚 雄一郎 ファルマシア 58 (8), 763-767, 2022

    これまでの睡眠疫学研究の蓄積により、睡眠障害や睡眠習慣の偏りが健康リスクを高めることが明らかになってきた。わが国では睡眠の重要性の普及啓発を目的として、2014年に「健康づくりのための睡眠指針2014」が策定され、ライフステージ別に睡眠と健康に関する解説が行われている。<br>睡眠とそれに関連する心身の健康はライフスタイルの影響を強く受けるため、本稿ではライフステージごとに睡眠と健康に関する疫学…

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  • 分子栄養補充およびグルテン・カゼイン除去による 認知症・発達障害治療

    岩田 明 認知症治療研究会会誌 8 (1), 11-16, 2022

    ...鉄欠乏症(フェリチン正常値50~100 ng/dL)は,TCA サイクルによるATP 合成阻害だけでなく, B3・B6・葉酸(B9)欠乏と共にドーパミン・ノルアドレナリン合成阻害によるパーキンソン症状・発 達障害,セロトニン・メラトニン合成阻害による鬱病・パニック障害・不眠症を引き起こす.中性脂 肪(TG;正常値30~149 mg/dl )高値は,パンや麺,スイーツなど糖質過剰摂取による高血糖が原...

    DOI 医中誌

  • 転倒転落防止を目的とした不眠症治療の院内標準化への取り組み

    菊田 裕規, 新田 雅彦, 濱田 武, 西原 雅美, 神吉 佐智子, 森田 美千代, 江口 博美, 上田 英一郎, 根尾 昌志, 勝間田 敬弘 医療の質・安全学会誌 17 (4), 417-423, 2022

    ...結論:標準化フローの作成と院内整備によって不眠症治療が統一化されたことで,転倒転落の原因となり得る睡眠薬の処方は大幅に減少した.しかし運用開始間もないため,転倒転落との因果関係はまだ解析には至っていない.今後は連携先医療機関も含め,地域全体へ当院の運用,取り組みを拡大できるように計画を進めていく....

    DOI Web Site 医中誌

  • シンポジウム

    山里 亜未, 沖野 成紀, 山本 賢司 音楽医療研究 15 (1), 9-13, 2022

    ...その結果として、不眠症状を伴っ た成人の主観的な睡眠の質を改善するために音楽聴取が有効であることを明らかにしている。 今回は、まずは睡眠障害についての一般的な知見を紹介し、今日までに報告されている研究データを紹介しつつ、さ らに筆者らが行っている研究についても紹介させていただいた。...

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  • 日常の森林浴の頻度と不眠症との関連:J-MICC Study大幸研究

    森田 えみ, 角谷 寛, 山田 尚登, 久保 陽子, 竹内 研時, 篠壁 多恵, 川合 紗世, 内藤 真理子, 若井 建志 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 251-, 2021-05-24

    ...森林散策頻度は4群に分け(月1回以上、年数回、年1回、行かない)、不眠重症度質問票(ISI: Insomnia Severity Index)が10点以上を不眠症の疑いと定義した。従属変数を不眠症の疑いとし、独立変数を性別、年齢、喫煙、飲酒、運動習慣、BMI、森林散策頻度としてロジスティック回帰分析を行った。...

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  • VI.糖尿病における睡眠障害の臨床

    刑部 彰一, 平野 亘, 内山 真, 高橋 秀夫 日本内科学会雑誌 110 (4), 753-760, 2021-04-10

    ...<p>睡眠障害は,糖尿病において高頻度でみられる併発症である.睡眠が障害されると,自律神経系の機能を介し血糖コントロールに悪影響を及ぼす.睡眠障害によるQOL(quality of life)低下は積極的な治療アドヒアランスを低下させ得る.本稿では,糖尿病と睡眠の関連について述べ,糖尿病で多く併発する睡眠障害として,不眠症,閉塞性睡眠時無呼吸,レストレスレッグス症候群を取り上げ,併発機序について考え...

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 眠るための薬、眠らせるための薬 〜睡眠・鎮静・麻酔〜

    中村 正帆 看護薬理学カンファレンス 2021.3 (0), ES-2-, 2021

    ...従って、これらの神経細胞の機能に異常が起きると、不眠症などの睡眠障害 が引き起こされると考えられます。</p><p>日本人(15 歳以上)の平均睡眠時間は 7 時間 39 分で、世界の中では睡眠時間が最も短い国の一つです[5]。さらに、本邦の睡眠障害の有症状率は 15−25%、不眠症の罹患率は6-8%とされます[6]。...

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  • 睡眠覚醒の謎に挑む

    柳沢 正史 日本毒性学会学術年会 48.1 (0), SL2-, 2021

    ...2014年には、内因性覚醒系を特異的に抑える新しいタイプの不眠症治療薬として、オレキシン受容体拮抗薬が上市された。また、覚醒障害ナルコレプシーの根本病因がオレキシンの欠乏であることが判明しており、オレキシン受容体作動薬はナルコレプシーの病因治療薬、さらには種々の原因による過剰な眠気を抑制する医薬となることが期待されている。...

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  • 遠隔心理支援のメンタルヘルス・アウトカム:メタ分析研究の系統的レビュー

    高階 光梨, 横光 健吾, 村中 誠司, 宋 龍平, 国里 愛彦, 木内 敬太, 青木 俊太郎, 佐藤 秀樹, 片岡 裕貴, 竹林 由武 日本心理学会大会発表論文集 85 (0), PD-081-PD-081, 2021

    ...問題群ごとに整理すると,物質使用障害およびその予防(10本),うつ病(診断あり:4本,診断なし:2本),不安症(5本),摂食障害(3本),慢性疾患,過敏性腸症候群,不眠症,周産期うつ(1本),自殺予防(1本)の順で多かった。その他に,子ども(3本),労働者(1本),特定の問題群に対象が限定されずに効果が概観されているもの(3本)が抽出された。...

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  • 不眠の鑑別診断とその進め方

    鈴木 正泰 日大医学雑誌 79 (6), 337-340, 2020-12-01

    Insomnia symptoms (difficulty initiating sleep, difficulty maintaining sleep, and early morning awakening) are common, with a prevalence of 20% in the Japanese general adult population. In this …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献4件

  • 睡眠と心身の健康

    井谷 修 日大医学雑誌 79 (6), 333-336, 2020-12-01

    This paper reviews some of the representative epidemiological evidence for the relationship between sleep and physical and mental health. Sleep has elements of quantity (sleep duration), quality, …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献10件

  • 小学生への睡眠介入が自尊感情を改善させるか

    笹澤, 吉明, 森本, 一真, 平良, 柚果, 新城, 冬羽, 姜, 東植, 小林, 稔, Sasazawa, Yosiaki, Morimoto, Kazuma, Taira, Yuka, Shinjo, Towa, Kang, Dongshik, Kobayashi, Minoru 琉球大学教育学部紀要=Bulletin of Faculty of Education University of the Ryukyus (97) 143-156, 2020-09

    ...その結果、事前調査の横断的解析によって、小学生の自尊感情と関連する項目は、睡眠時間、睡眠の質、不眠症、睡眠の満足度、朝食摂取、運動時間であることが明らかとなった。睡眠介入前後の縦断的解析によって、睡眠習慣の改善および自尊感情の向上はみられなかった。しかしながら、抑うつにおいては睡眠介入後有意に改善傾向が見られた。...

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  • 肩関節疾患患者の睡眠障害に関連する因子について

    伊藤 創, 川上 照彦, 葉 清規, 室伏 祐介 理学療法の臨床と研究 29 (0), 51-55, 2020-03-31

    ...不眠症の診断はAISの合計点6点以上とし、従属変数を睡眠障害の有無、独立変数を基本情報、VAS、肩関節可動域、夜間痛の有無および発生頻度とし、睡眠障害に関連する因子について解析した。 【結果】 睡眠障害は、対象者87例中52例であった。睡眠障害に関連する因子として、夜間痛が抽出された。 【結論】 肩関節疾患患者の睡眠障害が夜間痛に関連した。...

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  • 不眠症状の改善をもたらす認知行動的要因とその媒介効果に関する展望

    乳原 彩香, 石川 信一 認知行動療法研究 46 (1), 1-14, 2020-01-31

    ...その結果、睡眠に関する非機能的信念、安全確保行動、入床時間の変動性、身体的・認知的過覚醒がInsomnia Severity Indexによって測定される不眠症状の改善に媒介することが示された。最後に、現在までの研究動向を踏まえ、不眠症状の改善に媒介する認知行動的要因に関する研究展望が論じられた。</p>...

    DOI Web Site 医中誌

  • アルコール依存症飲酒量低減薬ナルメフェン(セリンクロ<sup>®</sup>)の薬理学的特徴と臨床試験成績

    田鳥 祥宏 日本薬理学雑誌 155 (2), 113-119, 2020

    ...を対象とした,心理社会的治療と併用したナルメフェン飲酒前頓用の,多施設共同無作為化二重盲検第Ⅲ相試験で,ナルメフェン10 mgおよび20 mgは,プラセボと比較して,治療期12週の多量飲酒日数および総アルコール摂取量を有意に減少させた.24週の治療期間で,ナルメフェン10 mg群または20 mg群で5%以上発現し,発現割合がプラセボ群より2倍以上高かった有害事象は,悪心,浮動性めまい,傾眠,嘔吐,不眠症...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献16件

  • 胃酸発電で充電する飲み込み型深部体温計の試作

    吉田 慎哉, 宮口 裕, 中村 力 生体医工学 Annual58 (Abstract), 418-418, 2020

    ...<p>深部体温やそのリズム(体内時計)を日常的に把握することは,女性の排卵周期把握や,鬱病,感染症,不眠症,認知症といった様々な疾病の早期発見,健康増進,パフォーマンス向上にとって重要である。しかし,これらを簡単かつ正確に測定することは難しい。信頼できる測定法の一つは直腸温の連続測定であるが,日常生活でこれを行うことは現実的ではない。そこで,海外では飲み込み型深部体温計が発売されている。...

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  • バルプロ酸ナトリウムとクロナゼパムの併用療法が有効であった男性の舌痛症の1例

    須賀 隆行, 髙尾 千紘, 渡邉 素子, 竹之下 美穂, 豊福 明 日本歯科心身医学会雑誌 35 (1-2), 37-40, 2020

    ...舌痛症の治療としては抗うつ薬の有効性が古くから知られているが,十分に服用できず,治療に難渋することがしばしばある.その他の治療法として,抗てんかん薬等の神経障害性疼痛治療薬の有効性が示唆されている.今回,抗うつ薬抵抗性の本症にバルプロ酸ナトリウムが奏功した1例を経験したので報告する.患者は61歳の会社員,男性.主訴は舌背中央部と両側舌縁の灼熱感と味覚障害であった.不眠症のためトリアゾラムを服用していた...

    DOI 医中誌

  • 身体加速度ビッグデータに基づく日本人の睡眠問題に関する疫学研究-加齢効果

    李 俐, 中村 亨 生体医工学 Annual58 (Abstract), 320-320, 2020

    ...,40代以上では,約5%の割合で年代の上昇に伴い増加し,80代では,約半数(53.8%)に夜間覚醒問題が生じている可能性を示唆する知見を得た.さらに,入眠困難や睡眠効率の低下等の様々な不眠症状を考慮した場合,50代において全ての基準を満たす割合が最も多い(5.8%)ことを確認した.本研究で,睡眠問題の保有者数の年齢依存性に関する知見を得た....

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  • 母性を司る愛情ホルモン、オキシトシン ~「母は強し」を支える多彩な作用とは?~

    宮野 加奈子, 吉田 有輝, 坂本 雅裕, 上園 保仁 看護薬理学カンファレンス 2020.2 (0), ES-2-, 2020

    ...</p><p>漢方薬「加味帰脾湯」は 14 種類の生薬で構成されており、神経症、精神 不安、不眠症、貧血などに対して処方され、その効果はオキシトシンの作用と 一部共通している。しかしながら、加味帰脾湯がオキシトシンシグナルに及ぼす 影響については不明である。...

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  • フルニトラゼパム静注による不眠症治療の実態調査

    石塚 友一, 山本 圭祐, 澤 昇平, 髙岡 雄一, 荒川 大輔, 松川 陽央, 笹野 知海, 袴田 真理子, 山田 博英, 矢部 勝茂 医療薬学 45 (12), 682-687, 2019-12-10

    <p>Internal medicine cannot be used to treat insomnia for inpatients with dysphagia if tube administration is not possible. In such cases, injectable benzodiazepine with a high level of safety is …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献3件

  • デジタル医療の開発とブロックチェーンの医療応用

    本橋, 智光, 平野, 友信, 奥村, 恒介, 樫山, 真紀子, 市川, 太祐, 上野 , 太郎 デジタルプラクティス 10 (3), 576-587, 2019-07-15

    ...ブロックチェーン技術は非金融領域を含む幅広い分野への応用が期待され,データ駆動型社会を実現するための基盤技術となりうるものである.医療分野においては,社会保障費の急増や超高齢社会といった社会課題とともに,臨床試験データの改ざんや高額医薬品の問題が顕在化している.我々は,これまでにソフトウェア医療機器の承認を目指した不眠症治療用デジタル医療の開発を行い,規制当局の監督の下,臨床試験と治験を進めてきた....

    情報処理学会

  • ストレス負荷時における口腔内唾液pH連続測定のためのAg/AgIO<sub>3</sub>センサの開発

    伊藤 有記, Mani Ganesh Kumar, 八十田 穣, 槌谷 和義 精密工学会学術講演会講演論文集 2019S (0), 308-309, 2019-03-01

    ...<p>心理的なストレスなどから引き起こされる,うつによる自殺や引きこもり,不眠症などの精神障害が毎年増加する事が社会問題となっている.精神的負荷による精神障害を防ぐ為に,ストレス度合いをモニタリングする必要がある.生体負担は、精神的負荷や生体反応を心理生理学的手法により測定するのが一般的だが,現在の手法では連続モニタリングに至っていない.本研究では口腔内唾液pHの変動より,心理的なストレスを定量化する...

    DOI

  • 入院中のがん患者における, せん妄, 転倒の危険性

    阪本 亮, 松岡 弘道, 小山 敦子 心身医学 59 (7), 642-651, 2019

    <p>ベンゾジアゼピン (BZ) 系睡眠薬は, せん妄や転倒の危険性が報告されているが, 入院中のがん患者を対象に非BZ系睡眠薬の危険性を調査した報告は見受けられない. 本研究は, 入院中のがん患者を対象に, さまざまな睡眠薬がせん妄の発症や転倒の発生に与える影響について後ろ向きに調査した. 当院で2014年7月〜2016年6月までに入院し, 適格基準を満たした592名が対象となった. …

    DOI Web Site 医中誌

  • 総合診療医が心身症患者を診るときに必要な医療面接

    竹村 洋典 心身医学 59 (4), 302-306, 2019

    ...患者中心性については, 疾患特異的で, 脂質異常症や不眠症の患者さんについては良好に働く可能性があるが, 患者中心度と尿酸値は有意に負の相関があった.</p><p>日本人の非言語コミュニケーションについては距離, 角度, 姿勢, 表情, 視線などが調査されたが, いずれも有意な結果が得られなかった....

    DOI Web Site 医中誌

  • 入眠困難者の入眠期における生理心理学的指標の動態

    成澤 元, 高橋 敏治, 八木 朝子, 千葉 伸太郎, 佐々木 三男 バイオフィードバック研究 46 (1), 11-18, 2019

    ...対象者は精神生理性不眠症患者群 (PPI群) 7名, 一般統制群7名であった. 分析の結果, PPI群はH4からH8までの各脳波段階の潜時が一般統制群より延長していた. さらに, 交感神経活動の指標とされるLF/HFの平均値は各脳波段階出現時点でPPI群のほうが高かった....

    DOI 医中誌

  • ストレス負荷時における口腔内唾液pH測定

    伊藤 有記, Mani Ganesh Kumar, 八十田 穣, 槌谷 和義 精密工学会学術講演会講演論文集 2018A (0), 767-768, 2018-08-20

    ...<p>ストレスから引き起こされる,うつによる自殺や引きこもり,不眠症などの精神障害が毎年増加する事が社会問題となっている.生体に対する負担は,精神的負荷や生体反応を心理的手法により測定するのが一般的であるが,現在の手法では連続モニタリングには至っていない.そこで本研究では,ストレス負荷時の口腔内唾液pHの変動に着目し,心理的ストレスの定量化を行う.</p>...

    DOI

  • 簡易型睡眠認知行動療法の高齢者の睡眠改善および睡眠薬減量に対する効果:無作為化比較試験

    田中 美加, 池内 眞弓, 松木 秀明, 谷口 幸一, 沓澤 智子, 田中 克俊, 兼板 佳孝 日本公衆衛生雑誌 65 (8), 386-398, 2018-08-15

    ...<p><b>目的</b> 不眠症状を訴える高齢者は多い。高齢者の不眠症状に対しては,非薬物的アプローチが優先されることが望ましい。不眠に対する認知行動療法(Cognitive Behavioral Therapy for Insomnia: CBT-I)が不眠症患者に有効であることが多くの臨床研究で示されていが,地域高齢者の睡眠の改善にも役立つかは十分に示されていない。...

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 高齢者の睡眠と生活行動の相関分析のためのセンシング実験

    松木, 萌, 井上, 創造 マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2018論文集 2018 1714-1724, 2018-06-27

    ...本稿では,高齢者の睡眠と日中の生活行動の相関を分析するために,介護施設にてデータ収集を行い,機械学習を用いた相関分析を行う.人にとって睡眠は,健康や日中の行動に影響があり,高齢者は不眠症になりやすい傾向にある.不眠症を改善するためには,原因追求を行う必要がある.睡眠と健康,睡眠と規則正しい生活との相関を分析する研究はあるが,介護施設に入居している高齢者のデータを分析するものはない.本稿では,人の動きを...

    情報処理学会

  • 薬剤の転倒・転落への影響~睡眠薬を中心に~

    石郷 友之 日本転倒予防学会誌 5 (1), 27-31, 2018-06-10

    ...</p><p> 一方,不眠症自体も転倒のリスク因子であり病態の把握と適切な睡眠薬の選択が転倒を減少させるということも忘れてはならない。</p><p> 睡眠薬の選択では,加齢によるフレイルの影響や代謝機能の低下,併用薬による血中濃度上昇等の可能性があるため,不眠症状の種類に加え,年齢や併用薬等も考慮する必要がある。...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件

  • 旭川赤十字病院における入院患者の睡眠導入剤の使用状況と転倒事例の調査

    下道, 一史, 近藤, 智幸, 糸川, 貴之, 白府, 敏弘, 橋本, 光生 旭川赤十字病院医学雑誌 30 7-10, 2018-03

    2015年〜2016年までの当院の入院患者で、転倒のインシデント・アクシデントレポート報告のあった286例を対象に、当院採用11種類の睡眠導入剤の使用状況を調査した。その結果、睡眠導入剤は117例(40.91%)で使用されていた。各種睡眠導入剤の処方人数の推移では、ブロチゾラムは2015年に764例から2016年は609例へ、ゾルピデムは2015年に429例から2016年は367例へ若干の減少傾…

    機関リポジトリ

  • ベンゾジアゼピン系薬剤と新規睡眠薬の適応と限界

    井上 雄一 心身医学 58 (7), 612-615, 2018

    ...<p>不眠症は, 神経症的な機制により過覚醒状態を形成するものであり, 罹病経過中に概日リズム変調や, 睡眠衛生悪化を呈するケースが多い. 薬物療法によって効果を発揮するためには, 睡眠習慣や睡眠環境を整え, 概日リズムの恒常性を保つことが求められる....

    DOI Web Site 医中誌

  • 睡眠薬減量に対するCBT-Iの貢献と課題

    綾部 直子, 三島 和夫 心身医学 58 (7), 622-627, 2018

    ...<p>GABA-A受容体作動薬 (GABA-A receptor agonists : GABAA-RA) によって不眠症が寛解しない薬物療法抵抗性の原発性不眠症患者を対象として, CBT-Iを補完することによる不眠症の改善効果およびGABAA-RAの漸減促進効果を多施設共同のランダム化比較試験を用いて検討した....

    DOI Web Site 医中誌

  • 症例検討ワークショップ4「不眠症

    松井 健太郎 アプライド・セラピューティクス 10 (0), 7-13, 2018

    ...不眠症治療においては睡眠衛生指導の重要性が強調されているが、多剤高用量 処方のような、不適切な睡眠薬使用に至る背景には、これらが十分になされていないことが少なくない。本ワークショップでは、異なった背景をもつ不眠症患者に対し、それぞれの症例にあわせた望ましい介入法を検討するとともに、実地臨床の場で適応可能な睡眠衛生指導についても解説する。...

    DOI 医中誌

  • 睡眠障害

    遠藤 拓郎 総合健診 45 (2), 352-358, 2018

    ...健診業務の中で睡眠障害を診断するには問診が最も大切で、問診の内容から不眠症、過眠症、リズム障害の3つに分類できる。もっとも数が多いのが不眠症で、不眠症にも様々なタイプがあり、タイプにより治療法も異なる。本章では、不眠症の中で頻度の高い、高齢者の不眠症、夜間頻尿、メラトニン減少症、レム睡眠行動障害、甲状腺機能低下症、睡眠時無呼吸症候群を紹介し治療法について説明した。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献2件

  • CBT-Iの理論と実践

    岡島 義 心身医学 58 (7), 616-621, 2018

    ...不眠症に対する認知行動療法 (CBT-I) は, 不眠症状の軽減効果が高く, 現在では慢性不眠障害に対する標準治療および第一選択と位置づけられている. 最近では, うつ病やPTSDなどの精神疾患やがんや慢性疼痛などの身体疾患に伴う併存不眠に対しても有効性が明らかにされている. 本稿では, CBT-Iの治療要素, ならびに原発性不眠症, 併存不眠に対する有効性について論じた.</p>...

    DOI Web Site 医中誌

  • 夏季及び冬季の睡眠の質の向上をもたらす寝室温熱環境に関する介入調査

    浅倉 弘尭, 伊香賀 俊治, 志波 徹, 藤本 祐子, 中島 侑江, 白石 冴香, 松本 実紗 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2018.6 (0), 97-100, 2018

    ...<p>不眠症などの睡眠障害は、社会や健康に深刻な被害をもたらすことが報告されている。 本研究では、寝室の温熱環境が睡眠に及ぼす影響を検討することを目的とした。 我々は、夏季及び冬季の睡眠の質の向上をもたらす寝室の温熱環境に関する介入調査を実施した。調査は、2017年の夏季と2018年の冬季に集合住宅で実施された。 その結果、夏季は、温度が低下し、一部の人々の睡眠効率が上昇した。...

    DOI

  • 心身疾患における不眠症の特徴と対応

    山寺 亘 心身医学 58 (7), 606-611, 2018

    ...<p>最新の不眠症概念とその治療を概説し, 心身疾患に併存する不眠症に対する個人認知行動療法の自験例を紹介した. 慢性的な不眠症状は, 精神疾患に伴うだけでなく, 生活習慣病と関連して, 医療全体の大きな問題である....

    DOI Web Site 医中誌

  • オーラルジスキネジアに伴う難治性潰瘍に対するオーラルアプライアンス治療の1例

    林 宰央, 恩田 健志, 松本 暢久, 藥師寺 孝, 柴原 孝彦 老年歯科医学 32 (1), 17-22, 2017

    ...既往歴は脳梗塞,高血圧症,慢性胃炎,骨粗鬆症,不眠症であった。現病歴は,2014年5月に右舌縁部に口内炎を自覚し,紹介医にてステロイド軟膏が処方されていた。同年11月に当科を紹介・受診した。右舌縁部に,周囲に軽度隆起を伴う境界明瞭な長径15 mm大の類円形の潰瘍を認め,硬結と出血傾向はなかった。舌の静止を指示したが静止せず絶えず舌を捻転していた。右側下顎第一大臼歯と舌潰瘍面の位置は一致していた。...

    DOI 医中誌

  • 3.高齢者における睡眠関連呼吸障害とその対応

    櫻井 滋, 細川 敬輔, 櫻井 伴子 日本老年医学会雑誌 54 (3), 335-342, 2017

    ...<p>睡眠関連呼吸障害(SRBD:ICSD-3*)は,睡眠中に呼吸の停止と再開を繰り返す病態である.高齢者でも一般的な病態であり,加齢に伴い有病率と重症度は高くなる.高齢者では日中の眠気,睡眠中のいびきや無呼吸といった典型的症状のみでなく,種々の併存症に修飾される.不眠症状,夜間頻尿,認知機能の低下,心不全症状などの非特異的症状を呈する例があり,積極的な睡眠検査の実施が推奨される.治療の第一選択は在宅...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献22件

  • 内包後脚梗塞後にrestless shoulderを認めた70歳女性

    松原 健朗, 鈴木 圭輔, 岡村 穏, 椎名 智彦, 宮本 雅之, 中村 利生, 平田 幸一 臨床神経学 57 (11), 711-715, 2017

    ...はなかった.頭部MRIにて右内包後脚に新規梗塞巣を認めた.発症第1日目より両肩に限局した異常感覚が出現し,それに伴う入眠困難が出現した.血液検査では腎機能は正常であり,血清ヘモグロビンおよびフェリチン値も正常であった.レストレスレッグス症候群(restless legs syndrome; RLS)の診断基準を患者の両肩に適用すると主要4項目を満たした.低用量プラミペキソール開始後両肩の異常感覚,不眠症状...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献18件

  • 在日ブラジル人妊産褥婦の健康に影響する社会文化的要因

    マルティネス 真喜子, 畑下 博世, 鈴木 ひとみ, Denise M. Saint Arnault, 西出 りつ子, 谷村 晋, 石本 恭子 国際保健医療 32 (2), 69-81, 2017

    ...</p><p>  その結果、心身の症状は、「心配」と「背・肩の痛み」が最も多く、続いて「頭痛」、「いらいらする・怒りっぽい」、「不眠症・眠れない」、「不安」が多かった。それらの原因の説明として、妊娠・子育てによるもの、仕事や収入の不安、外国人であるがゆえのわずらわしさ、頼れる人がいないということを挙げていた。...

    DOI 医中誌

  • 顎口腔ジストニアに関連した下顎偏位の治療経験

    李 康広, 神農 悦輝, 金城 真, 新崎 章 日本顎関節学会雑誌 29 (1), 10-15, 2017

    ...既往歴に関しては,統合失調症,不眠症,パーキンソン症候群および悪性症候群があり,服用薬は非典型抗精神病薬および睡眠薬であった。顎口腔ジストニア(下顎偏位型)と診断した。外側翼突筋下頭の持続的な過緊張を一時的に緩和させる目的で,Gow-Gates下顎神経伝達麻酔を施行した。続いて,下顎偏位および再脱臼の防止策として,顎間および顎外固定を施行した。...

    DOI 医中誌

  • 高齢者の安全な薬物療法ガイドライン─高齢者の精神疾患の治療から─

    水上 勝義 日本臨床麻酔学会誌 37 (5), 616-620, 2017

    ...<p>本稿は「高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2015」に沿って,不眠症,うつ病,認知症の行動・心理症状(BPSD)について述べる.不眠症に対するベンゾジアゼピン系薬剤の使用は特に注意が必要である.非ベンゾジアゼピン系薬剤についても同様のリスクが報告されており,使用に際して慎重さが求められる.三環系抗うつ薬は抗コリン作用が大きいため高齢発症のうつ病への使用は特に慎重さが求められる.選択的セロトニン...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか2件 参考文献12件

  • <b>四逆散によるマウス移植心の</b><b>生着延長効果について</b>

    柳澤 貴子 日本東洋医学雑誌 68 (2), 95-104, 2017

    ...<p>背景:四逆散は芍薬,枳実,甘草,柴胡4つの生薬からなる漢方薬で胆嚢炎,胃炎,不安神経症や不眠症に対して効果を示す。<br>方法:主要組織適合抗原完全不一致マウス心臓移植モデルを使い四逆散の移植免疫効果を検討した。C57BL/6マウス心臓を移植されたCBA マウスに四逆散や各構成生薬を7日目まで投与し,移植心の病理評価やサイトカイン分析,フローサイトメーター分析を行った。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • 危険ドラッグ乱用者に対する精神科救急・急性期病棟と依存症病棟看護師の認識 インタビュー調査より

    松下, 年子, 塩月, 玲奈, カタヤマ, ノリコ, 田辺, 有理子, 早川, 麻耶 日本アルコール関連問題学会雑誌 18 (1), 159-166, 2016-09

    関東圏精神科病院の精神科救急・急性期病棟と依存症病棟の看護師11名を対象に、危険ドラッグ乱用者への認識について半構造化面接を実施した。結果、以下のカテゴリが抽出された:「生きづらさを抱えた人」「困難感の欠如」「社会生活と対人関係の維持」「過保護な親の養育態度で育まれた依存性」「危険ドラッグ乱用者の多様性」「精神症状消退の遅延」。対象看護師は感情表出が不得手でコミュニケーションを求めない、また承認…

    機関リポジトリ Web Site 医中誌

  • ゾピクロン錠とエスゾピクロン錠の苦味比較

    宇田, 篤史, 吉田, 都, 原口, 珠実, 櫨川, 舞, 水本, 篤志, 山本, 和宏, 平野, 剛, 内田, 享弘, 平井, みどり 日本病院薬剤師会雑誌 52 (5), 529-532, 2016-05

    ...現代の日本人における不眠症の有病率は、成人で約20%と言われている。睡眠治療にはベンゾジアゼピン系睡眠薬が主に使用されているが、より依存性が低い非ベンゾジアゼピン系睡眠薬として、ゾピクロン錠やエスゾピクロン錠が広く使用されている。...

    HANDLE 医中誌

  • 生理・心理応答解析から見えてきたヒトと「かすかな」においの関係とその応用

    鷲岡 ゆき, 大貫 宏一郎, 清水 邦義 におい・かおり環境学会誌 47 (1), 34-43, 2016-01-25

    ...,持続的注意力の低下抑制効果を示した.一方,モミ精油および酢酸ボルニルについては,高濃度群においては視覚刺激作業中の注意力の低下傾向が観察されたが,低濃度群においては,視覚刺激作業中の注意力の低下を抑制することがなく,作業後の覚醒度の低下を誘導した.このように月桂樹の葉やベチバーの根のかすかなにおいは,注意力の維持が必要な作業,例えば,自動車運転等に有用だと考えられるし,モミ精油や酢酸ボルニルは,不眠症等...

    DOI Web Site Web Site

  • 新規不眠症治療薬,スボレキサント(ベルソムラ錠<sup>®</sup>15 mg,20 mg)の薬理学的特徴及びその臨床試験成績

    田中 祥貴, 青木 郁夫, 石根 貴章, John J. Renger, Christopher J. Winrow, 久田 智 日本薬理学雑誌 148 (1), 46-56, 2016

    ...<p>オレキシンは視床下部外側部の神経細胞で産生されるニューロペプチドで,動物の覚醒状態維持に重要な働きをしている.スボレキサントはヒトのオレキシン受容体(OX1R及びOX2R)に対する強力で選択性の高いアンタゴニストで,不眠症の経口治療薬として開発された.スボレキサントのヒトOX1R及びOX2Rに対する結合親和性は高かった(K<sub>i</sub>値はそれぞれの受容体で0.55 nM及び0.35...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 被引用文献2件 参考文献29件

  • 腱板断裂に伴う夜間痛による睡眠障害の検討

    檜森 興, 田中 稔, 佐藤 克巳, 井樋 栄二 肩関節 40 (3), 897-900, 2016

    ...<BR> 夜間痛による睡眠障害は総睡眠時間や中途覚醒など睡眠の量,質ともに低下がみられ,入眠障害を特徴とする原発性不眠症とは異なる特徴を有していた....

    DOI 医中誌

  • 根分岐部病変を伴う歯内-歯周疾患の一症例

    松﨑 英津子, 米田 雅裕, 廣藤 卓雄, 二階堂 美咲, 中山 英明, 松本 典祥, 畠山 純子, 水上 正彦, 松本 和磨, 稲永 晃子, 西崎 竜司, 赤尾 瑛一, 泉 利雄, 阿南 壽 日本歯科保存学雑誌 59 (1), 124-131, 2016

    ...<br> 全身既往歴 : うつ病, 不眠症. <br> 現病歴 : 2008年10月, 47の強い咬合痛のため近医を受診したところ, 47の根尖病変を指摘されたが, 急性炎症時は処置できないという説明を受け, 処置は施されなかった. その後痛みはやや減少したが, 2009年1月, 前医に47の歯肉腫脹を指摘され, 切開・排膿処置を受けた....

    DOI 医中誌

  • アロディニアによりQOLが低下した症例への介入方法

    宇都 良大, 小野田 哲也, 愛下 由香里, 田中 梨美子, 大重 匡 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2016 (0), 59-59, 2016

    ...<p>【はじめに】</p><p>糖尿病において,末梢神経障害は最も早期に発症する合併症であるが,特に痛みを伴う有痛性糖尿病神経障害は大きな問題となる.その中でも,軽い触覚刺激などで疼痛を生じるアロディニアは,不眠症や抑うつ症状を伴いQOLを低下させ,治療行動へのアドヒアランスも低下する.今回,アロディニアを発症した症例に対して,痛みに考慮しながら療養指導や運動療法を行うことで,QOLの改善と運動療法...

    DOI

  • <b>器質的原因が認められない関節痛,筋肉痛に対し酸棗仁湯が有効であった2症例</b>

    伊関 千書, 佐橋 佳郎, 鈴木 朋子, 上野 孝治, 坪 敏仁, 小宮 ひろみ, 三潴 忠道 日本東洋医学雑誌 67 (3), 285-290, 2016

    ...X-10年より不眠症,X-2年より肩や手・指の関節痛,頭痛,肩こり,めまい,動悸,過敏性腸症候群などが出現した。症例2は72歳女性。主訴は,両下肢筋肉痛。X-10年より両下肢の冷えと痛みが出現し,X-2年より多汗,脱毛,頻尿,数年前から不眠症があった。両症例ともブロチゾラムを数年来投与されていた不眠症を伴う多愁訴,器質的な関節・筋疾患ではないこと,長年のストレスが共通していた。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件

  • オレキシンの神経科学と創薬

    櫻井 武, 長瀬 博 MEDCHEM NEWS 26 (4), 170-175, 2016

    ...一方、オレキシンの不適切なタイミングでの過剰産生は、不眠症の病態に関与する可能性がある。オレキシン受容体拮抗薬はすでに不眠症治療薬として実用化されている。筆者らはナルコレプシーの有効な治療薬の創出を目指し、テキサス大学で見出されたヒット化合物中のスルホンアミド基に注目し、さらに、拮抗薬の構造がオレキシンAに比してかなり小さいことに留意して拮抗薬の構造の伸長を実施した。...

    DOI

  • 起床困難に対する自己覚醒技法と薬物療法

    中島 亨, 戸部 有希子 国際生命情報科学会誌 33 (1), 80-, 2015-03-01

    ...睡眠offsetの障害である起床困難は生活障害につながり、onset障害の不眠症に比較し障害と扱われ難い。我々は12例の起床困難者に対し、"朝起きられる"との暗示による自己覚醒を試みた。その結果12例中7例で覚醒が可能となった。一方、注意欠如・多動症を有する起床困難14例に対しatomoxetine投与がほぼ半数で有効であった。起床行動には注意の持続が影響し薬物が有用な可能性がある。...

    DOI 医中誌

  • Melatonin, ramelteon小児使用例に関する全国調査

    福水 道郎, 林 雅晴, 宮島 祐, 石﨑 朝世, 田中 肇, 神山 潤 脳と発達 47 (1), 23-27, 2015

    ...不眠症使用例の約1/5は概日リズム障害を合併し, 9割以上で入眠障害がみられた. 【結論】Ramelteon, melatoninは小児の睡眠障害に広く使われていた. Melatonin使用では同意や許可が不十分な場合もありmelatoninを薬品開発することが望まれる. また, 将来的なmelatoninの臨床試験では有効量の幅が広いことを考慮すべきである....

    DOI 医中誌

  • 当院ホスピス緩和ケア病棟のがん患者における自己効力感評価尺度とQOL評価尺度の関連

    本田 直也, 北野 晃祐 理学療法学Supplement 2014 (0), 1975-, 2015

    ...ホスピス患者に対する理学療法は,身体機能面のみでなく,終末期がん患者の多くが経験する食欲不振と不眠症状を把握し生活リズム形成に取り組む介入を行うことで,ADLの自己効力を向上させる可能性がある。ホスピス患者は,症状が刻々と変化する可能性がある。症状の把握には,多職種連携と情報共有が重要と考えられる。SCEとQLQ-C30の間には有意な相関は認めなかった。...

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