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検索結果 171 件

  • 1 / 1

  • 当院における妊産婦の不規則抗体検出とHDFN発生状況,妊娠回数との関連性についての考察

    横田 晶子, 高梨 丈治, 比嘉 聖菜, 原 優子, 中山 一隆, 佐藤 真由美, 田近 賢二 日本輸血細胞治療学会誌 69 (3), 442-447, 2023-06-26

    ...<p>妊産婦は児赤血球抗原に対するIgG型同種抗体を産生することがあり,胎児・新生児溶血性疾患(HDFN)の原因となりうるため,妊産婦の不規則抗体検査は重要である.当院の不規則抗体検査数は10年間で延べ9,029件に達し,妊産婦6,516名中47名に抗体が確認された.全員RhD陽性者であり,検出された抗体は抗Eが全体の29.8%を占め,次いで抗Le<sup>a</sup> 23.4%,抗Jr<sup...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献7件

  • タスク・シフトの一環として始めた輸血関連情報カード説明

    水野 友靖, 西尾 美津留, 上田 知仁, 立花 智子, 川島 大輝, 宮木 祐輝 医学検査 72 (2), 264-271, 2023-04-25

    ...4.対象は,カード導入後に不規則抗体検査を実施した患者。【実績】2020年7月から2021年12月において,説明実施50名,説明不可能13名,説明未実施2名であった。期間中に他施設のカードの提示を受けた事例はなかった。対象者の診療科は10診療科であった。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 不規則抗体保有のDaratumumab投与患者から学ぶ,酵素法の有用性

    大槻 晋也, 道野 淳子, 雨野 里奈子, 佐竹 伊津子, 富山 隆介, 和田 暁法, 村上 純, 仁井見 英樹 日本輸血細胞治療学会誌 68 (5), 527-532, 2022-10-05

    ...</p><p>今回我々は,DARA投与患者で不規則抗体を保有する2症例を経験した.症例1は,DARA投与前の不規則抗体検査で抗Eを検出したため,投与後の輸血検査の際,事前にE抗原陰性赤血球液(RBC)を選択することが可能だった.症例2は,投与前の不規則抗体スクリーニングは陰性だったが,投与後に5回のRBC輸血を行い5回目の輸血検査で抗Cが検出された.そのため不規則抗体を同定し適合血で交差適合試験を行...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献4件

  • ニボルマブ投与後に発症した自己免疫性溶血性貧血

    秋山 友子, 岸野 光司, 古川 泳玉, 今野 雄斗, 武井 生成, 秋山 小雪, 進藤 聖子, 大槻 郁子, 尾島 佐恵子, 小林 美佳, 佐多 将史, 山本 千裕, 藤原 慎一郎 日本輸血細胞治療学会誌 68 (4), 486-490, 2022-08-25

    ...<p>症例は63歳男性.非小細胞肺癌と診断され,2次治療としてニボルマブの単独投与が行われた.治療68日目,肺障害によりニボルマブは中止となった.治療111日目から皮疹,肝機能障害,肺障害を認め,ステロイドの全身投与が開始された.治療115日目,急な貧血の進行を認め輸血依頼があった.不規則抗体検査と直接抗グロブリン試験は陽性を示した.抗体解離試験にて自己抗体の特異性なし,ZZAP処理法にて血液型はB...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献5件

  • 血小板製剤の頻回輸血により産生した抗cがABO血液型ウラ検査判定に影響した一症例

    鈴木 周朔, 志村 祥太, 柳 友美子, 矢萩 裕一, 坂田 一美 医学検査 71 (1), 171-175, 2022-01-25

    ...<p>血小板製剤中の赤血球は微量であるため,血小板製剤の輸血(以下,血小板輸血)による不規則抗体産生の可能性は低いと考えられている。我々は,頻回な血小板輸血後に不規則抗体を産生した症例を経験した。症例は骨髄異形成症候群の女性。赤血球製剤の輸血歴はなく,不規則抗体スクリーニングは陰性であった。...

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  • 全自動輸血検査装置Erytra Eflexisを用いた不規則抗体スクリーニング

    加藤 千秋, 渡邉 樹里, 松岡 弘樹, 遠藤 比呂子, 渡邊 友美, 松下 正 医学検査 71 (1), 87-94, 2022-01-25

    ...今回,全自動輸血検査装置Erytra Eflexisを使用したゲルカラム凝集法(Gel-CAT)を用いた不規則抗体スクリーニングの基礎的検討を行った。日常的な遭遇レベルの乳び,溶血,高ビリルビンの影響を受けず,高グロブリンに対しても,間接抗グロブリン試験(LISS-IAT)ではIgG 7,371 mg/dLで,酵素法であるPapainでは連銭形成を生じる検体でのみ影響を受けた。...

    DOI Web Site 医中誌

  • HLA以外に求められる移植関連検査について

    藤原 孝記 Major Histocompatibility Complex 29 (2), 111-117, 2022

    <p>血液を臓器のひとつとすると,輸血は,最も頻繁に行われている臓器移植である。輸血・移植免疫検査は,ASHI認定組織適合性検査施設の認定基準として,遺伝子検査法,フローサイトメトリー技術,HLAタイピング,ABO/RhD血液型検査等に関する項目がある。本学会において活躍するHLA検査技術者の多くは,日常業務において輸血・移植免疫検査を担当する臨床検査技師であり,最近の輸血・移植・遺伝子関連の新…

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 分娩時出血に備えた自己血の適切な貯血量

    渡邉 憲和, 山内 敬子, 伊藤 友理, 渡邉 真理子, 出井 麗, 深瀬 実加, 永瀬 智 日本周産期・新生児医学会雑誌 58 (3), 486-491, 2022

    ...【結果】対象の55例の自己血貯血の適応は,前置胎盤(51%),稀な血液型や不規則抗体陽性(27%),癒着胎盤(11%)が多かった.貯血量は平均757mL,自己血輸血量は平均486mLで,6例で同種血輸血を実施した.シミュレーションでは,稀な血液型などでは自己血貯血量は400mL,低置胎盤,前置胎盤,癒着胎盤疑いは800mLとし,超音波検査で胎盤ラクナを認めた症例で400mLを追加するモデルで,最も自己血廃棄量...

    DOI 医中誌

  • ダラツムマブ治療中の患者検体測定後に不規則抗体スクリーニングの偽陽性反応が多発した事例

    大塚 真哉, 池本 純子, 吉原 享子, 辻本 真央, 山口 楓歌, 原田 由紀, 杉山 寛貴, 小野本 仁美, 村田 理恵, 奥田 典子, 山原 研一, 日笠 聡, 吉原 哲 日本輸血細胞治療学会誌 67 (6), 597-600, 2021-12-24

    ...</p><p>全自動輸血検査装置IH-1000(BIO-RAD社)を用いてダラツムマブ投与患者検体の不規則抗体スクリーニングと直接抗グロブリン試験を実施した後,測定当日の他検体の検査では偽陽性反応は出現しなかったが,翌日の不規則抗体スクリーニングにおいて複数の偽陽性反応が出現した.再現性を検証したところ,同様の反応が得られた....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献4件

  • 糖尿病性足潰瘍の治療中に薬剤性免疫性溶血性貧血を来した1例

    千種, 尚紀, 鈴木, 沙知, 福井, 剛志, 森山, 柾純 静岡赤十字病院研究報 41 (1), 12-16, 2021-12-01

    ...症例は52歳女性.糖尿病性足潰瘍にて左母趾・第2趾切断術後の既往歴がある.今回,左第3趾に潰瘍の再発を認めたため,血管内治療および足趾切断術を施行し治療経過は良好であった.しかし,術後11日に高度貧血による意識障害を認めた.明らかな出血源は認めなかったが,輸血前検査で不規則抗体陽性,直接Coombs試験陽性となったため,薬剤性免疫性溶血性貧血の診断に至った.原因薬物と考えられるPiperacillin...

    機関リポジトリ 医中誌

  • 37℃における反応性を示した抗K自然抗体の1症例

    土田 幸生, 佐藤 康子, 森脇 貴美, 平尾 利恵子, 金井 良高 医学検査 70 (4), 760-765, 2021-10-25

    ...9か月前の不規則抗体スクリーニングでは陰性であったため,抗K自然抗体と考えられた。この抗体はジチオスレイトール(Dithiothreitol; DTT)処理に感受性を示し,免疫グロブリンクラスはIgM型が想定されたが,37℃における反応性を有していた。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 他の施設から得られた不規則抗体情報の有用性に関する検討

    村井 良精, 遠藤 輝夫, 盛合 美加子, 片山 雄貴, 遠藤 明美, 淺沼 康一, 田中 信悟, 髙橋 聡 医学検査 70 (4), 773-777, 2021-10-25

    ...<p>当院での輸血症例のうち,他施設から不規則抗体情報が得られた症例を抽出し,当院での輸血対応に有用であったかを後方視的に検証した。全7例の情報源は,前医からの診療情報提供書6例,不規則抗体情報カード保有1例であった。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 自己のI抗原が一過性に検出されず診断に苦慮した自己抗I陽性の寒冷凝集素症

    石山 和樹, 中山 享之, 丹羽 玲子, 小園 愛弓, 藤田 江美, 松尾 友仁, 安藤 髙宣, 高 四強, 林 恵美, 片井 明子, 加藤 静帆, 田中 光信, 髙橋 順子, 加藤 栄史 日本輸血細胞治療学会誌 67 (4), 516-521, 2021-08-25

    ...<p>患者は70歳代の男性,O型RhD陽性,輸血歴は無し.術前検査にて溶血性貧血を指摘された(2014年).直接抗グロブリン試験は抗IgG及び抗補体ともに陽性.不規則抗体スクリーニングは自己対照及びスクリーニング用赤血球試薬の全てが陽性であった.O型新生児赤血球とは反応せず自己抗Iと同定した.4℃での寒冷凝集素価は1:16,384以上,反応温度域は4℃~30℃であった.赤血球製剤の輸血が必要になり,...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献8件

  • 抗CD38抗体治療における輸血検査上の問題点と対処法に関する多施設共同研究

    山田 千亜希, 竹下 明裕, 李 政樹, 長谷川 雄一, 大友 直樹, 万木 紀美子, 李 悦子, 名倉 豊, 日高 陽子, 川畑 絹代, 道野 淳子, 松浦 秀哲, 篠原 茂, 小嶋 俊介, 奥田 誠, 小幡 由佳子 日本輸血細胞治療学会誌 67 (3), 440-448, 2021-06-25

    ...</p><p>2017年12月から2020年12月までに18施設より136例が登録された.全例にdaratumumab(DARA)が投与され,isatuximab(ISA)投与例はなかった.116例(85%)で事前に抗CD38抗体投与の情報が臨床側から輸血部門へ電話,院内メール,連絡表等で伝達された.20例(15%)では事前に伝達されなかった.不規則抗体スクリーニングの生理食塩液法では,抗CD38抗体投与後...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献17件

  • IgGサブクラス解析から検討した不規則抗体の臨床的意義

    蓮沼 秀和, 石田 智子, 町田 保, 岩下 洋一, 清水 直美 日本輸血細胞治療学会誌 67 (1), 1-8, 2021-02-25

    ...<p>背景:IgGの検出感度が高い間接抗グロブリン試験で陽性となった不規則抗体は臨床的意義が高いものとされている.しかしながらIgGには4つのサブクラスがあり,注意すべきはIgG1とIgG3である. 今回我々は不規則抗体ごとのIgGサブクラスについて解析を行い,その意義について検討を行ったので報告する....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献7件

  • 重症患者における不規則抗体の頻度と重要性に関する検討

    赤澤 杏奈, 福島 臣啓, 余頃 瑞希, 渡邊 麻衣, 和田 浩太郎, 石川 友規, 河野 圭史, 奥 格 日本集中治療医学会雑誌 27 (6), 501-504, 2020-11-01

    ...<p>【はじめに】不規則抗体は,抗A,抗B以外の赤血球抗原に対する抗体である。患者背景により不規則抗体の陽性率は異なるが,ICU入室患者における報告はない。【対象と方法】2012年1月から2015年11月に当院ICUに入室した患者を対象とした。不規則抗体陽性患者においては,年齢,性別,抗体の種類,輸血歴の有無などを電子カルテで調査した。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献7件

  • 緊急手術中に抗E抗体陽性が判明し,適合血液確保に難渋した2症例

    室園 美智博, 鈴木 直樹, 石田 裕介, 小林 賢礼 日本臨床麻酔学会誌 40 (5), 449-452, 2020-09-15

    ...<p>緊急手術中に不規則抗体陽性であることが判明した2症例を経験した.1例は急性硬膜下血腫,1例は胃穿孔のために緊急手術となった.両症例は術中に赤血球輸血が必要となったが,不適合血をチェックするための抗体スクリーニングテストにて患者血に抗E抗体が検出されたため,E抗原陰性血液が必要となった.結果として輸血用血液を依頼して確保するまでに2時間以上経過し,術中は代用血漿やアルブミン製剤などで対応して,E...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献2件

  • 低頻度抗原Co<sup>b</sup>に対する抗体を保有する一症例

    中尾 真実, 山田 麻里江, 山田 尚友, 川崎 誠司, 中村 秀明, 久保田 寧, 木村 晋也, 末岡 榮三朗 医学検査 69 (3), 445-450, 2020-07-25

    ...術前検査として血液型検査,不規則抗体検査の依頼があり,血液型はA型RhD陽性,不規則抗体検査で陽性となったため同定検査を実施した。検査で陽性を示した赤血球試薬はいずれもCo(b+)であることから不規則抗体抗Co<sup>b</sup>の存在が疑われたが,当院では確定できなかったため,日本赤十字社九州ブロック血液センターへ精査を依頼した。...

    DOI 医中誌

  • 血小板製剤輸血後に抗Fy<sup>b</sup>を検出した骨髄異形成症候群の1症例

    岩原 かなえ, 丸橋 隆行, 須佐 梢, 西本 奈津美, 石川 怜依奈, 横手 恵子, 入内島 裕乃, 関上 智美, 半田 寛, 横濱 章彦 日本輸血細胞治療学会誌 66 (3), 566-570, 2020-06-25

    ...<p>症例は60代男性.X-3年骨髄異形成症候群と診断.O型RhD陽性,Fy(a+b-),血小板輸血前の不規則抗体スクリーニング陰性.約40年前に溶血性貧血のため複数回の赤血球輸血を受けているが,詳細は不明.病状の悪化からX年Y月より定期的に血小板輸血のみを行っていたが,貧血の進行を認めたため不規則抗体スクリーニングがオーダーされた.このときの不規則抗体スクリーニングで間接抗グロブリン法陽性となり抗...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献6件

  • 0.8%赤血球浮遊液における不規則抗体の検出

    渡邊 友美, 加藤 千秋, 遠藤 比呂子, 川上 萌, 西田 謙登, 松下 正 日本輸血細胞治療学会誌 66 (3), 538-544, 2020-06-25

    ...<p>輸血検査における不規則抗体スクリーニングでは,反応増強剤として低イオン強度溶液(LISS)を用いたカラム凝集法が使用されている....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献5件

  • 血液製剤中の不規則抗体検査陽性率と交差適合試験副試験の必要性について

    山田 麻里江, 山田 尚友, 中尾 真実, 久保田 寧, 木村 晋也, 末岡 榮三朗 日本輸血細胞治療学会誌 65 (6), 865-869, 2019-12-20

    ...</p><p>今回,5歳以下の患児で血液製剤中の不規則抗体により,交差適合試験の副試験が陽性となった症例を経験し,使用済み血液製剤725本の血漿における不規則抗体スクリーニング陽性件数の割合について検討を行ったところ,11本がPEG-IAT陽性(1.52%)であった.血液製剤中の不規則抗体検出率を考慮し,副試験を実施するのであれば影響を受けやすいと思われる乳幼児を対象とすることが現実的と考えられた....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献3件

  • 輸血療法中にLISS-IATで不規則抗体が陽転化した2症例

    阿部 操, 大西 修司, 北 睦実, 北畑 もも香, 大澤 眞輝, 井上 まどか, 吉田 由香利, 山岡 学, 伊藤 量基, 野村 昌作 日本輸血細胞治療学会誌 65 (6), 870-875, 2019-12-20

    ...</p><p>当院では臨床的意義のある不規則抗体保有患者に不規則抗体カードを発行しており,不規則抗体が陰性化した状態で患者が転院した際の輸血療法の一助になればと考えている.</p>...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献5件

  • 不規則抗体スクリーニング赤血球試薬のDTT処理後の赤血球抗原保存性の検討

    奥田 誠, 町田 保, 栗林 智子, 山田 由香里, 日髙 陽子, 遊佐 貴司, 祖父江 晃基, 田中 美里, 瀬崎 晴美, 石橋 瑞樹, 齋藤 光平, 舘野 友紀, 塩野 則次 日本輸血細胞治療学会誌 65 (5), 800-809, 2019-10-25

    ...</p><p>考察:DTT処理赤血球試薬の調製は都度実施するのが煩雑である.不規則抗体スクリーニング赤血球試薬をDTT処理後,保存が可能であれば,検査室で都度のDTT処理の作業が軽減でき,効率の良い検査が可能である.</p>...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献16件

  • フローサイトメトリーによる不規則抗体スクリーニングの可能性

    丸橋 隆行, 北爪 洋介, 田代 香奈, 長岡 出, 竹内 紗耶香, 相馬 真恵美, 須佐 梢, 西本 奈津美, 石川 怜依奈, 岩原 かなえ, 横手 恵子, 入内島 裕乃, 関上 智美, 横濱 章彦 日本輸血細胞治療学会誌 65 (5), 782-792, 2019-10-25

    ...のみを検出する効果に優れており,不規則抗体スクリーニングとして活用できる可能性が示唆された....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献8件

  • 輸血後の赤血球不規則抗体発現に関する前方向性研究―パイロット試験の結果―

    藤原 晴美, 石塚 恵子, 渡邊 弘子, 古牧 宏啓, 山田 千亜希, 芝田 大樹, 榛葉 隆人, 砂子 桃子, 根本 直紀, 猪野 楓, 小沢 茜香里, 小幡 由佳子, 竹下 明裕 日本輸血細胞治療学会誌 65 (5), 810-816, 2019-10-25

    ...<p>不規則抗体検査は,通常赤血球製剤の輸血後には実施しないため,輸血後の各不規則抗体の真の陽性率は不明である.輸血後の不規則抗体の陽性化について多施設共同前方向性研究を企画し,今回はそのパイロット試験を実施した....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献22件

  • 大阪法によるダラツムマブ干渉の解消例:他院での治療歴入手に苦慮した骨髄腫症例

    細川 美香, 柏木 浩和, 中山 小太郎純友, 櫻木 美基子, 中尾 まゆみ, 森川 珠世, 清川 知子, 青地 寛, 永峰 啓丞, 柴山 浩彦, 冨山 佳昭 日本輸血細胞治療学会誌 65 (3), 600-605, 2019-06-25

    ...<p>ダラツムマブはCD38を認識するIgG1κモノクローナル抗体であり,再発/難治性の多発性骨髄腫患者の治療薬として需要が増加しているが,間接抗グロブリン試験における輸血検査干渉に関しては,ダラツムマブ投与中止後も6カ月間程度持続する可能性がある.今回我々は,汎反応性の不規則抗体を検出し精査を進めるも,当院でのダラツムマブ投与歴が無いため時間を要したが,他院での詳細な病歴入手と大阪法(0.01mol...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献11件

  • Micro Typing Systemによる生後4カ月未満児不規則抗体検査

    上村 正巳, 青木 寿成, 佐藤 美里, 渡部 もも, 大木 直江, 川合 綾野, 増子 正義, 中田 光, 牛木 隆志 日本輸血細胞治療学会誌 65 (3), 562-567, 2019-06-25

    ...われた抗E,1件は自然抗体と考えられるIgM型の抗Mであった.さらに実際に358件に赤血球輸血が実施され,その内230件(64.2%)に輸血後の不規則抗体検査が行われたが,輸血後に生後4カ月未満児が不規則抗体を産生した症例は認められなかった....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献6件

  • 寒冷凝集素症の先行により診断が遅れた 温式 AIHA 合併 SLE の一例

    金丸 峯雄, 河村 千春, 遅塚 明貴, 小島 理絵, 野崎 高正 日大医学雑誌 78 (3), 151-156, 2019-06-01

    ...他院に狭心症で入院した 66 歳女性.狭心症改善後, 乳癌,十二指腸癌に加えクームス陽性の溶血性貧血,寒 冷凝集素価 256 倍の寒冷凝集素症も認められた.血液内 科専門医不在のため当院に転院となった.低力価寒冷 凝集素症による AIHA と診断し加温輸血を行ったが効果 を認めず.不規則抗体が検出され不規則抗体適合血を輸 血するも溶血反応が悪化し,直接抗グロブリン試験結 果より温式抗体 AIHA が...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献10件

  • 北関東におけるJr(a-)型献血者の検出頻度と抗Jr<sup>a</sup>保有率について

    松田 充俊, 岡崎 晃士, 神戸 考裕, 佐藤 博美, 小原 久美, 五十嵐 寛幸, 榎本 隆行, 峰岸 清, 稲葉 頌一 日本輸血細胞治療学会誌 64 (3), 525-528, 2018-06-30

    ...Jr<sup>a</sup>保有率,及び抗体価の分布について検討した.検出したJr(a-)型は男性が献血者238,797中134人,女性が159,263中104人,計238人で検出頻度は0.06%で男女差はなく,他地域との差も認めなかった.また,抗Jr<sup>a</sup>を保有するJr(a-)型は35人(33.7%)で,すべて女性で,妊娠・出産による免疫抗体と考えられた.これらの献血者が保有する不規則抗体...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献7件

  • バーディーバーRh 血液型患者に生じた舌癌の1例

    吉澤 泰昌, 國藤 潤, 仙頭 慎哉, 冨田 理生, 北村 直也, 山本 哲也 日本口腔外科学会雑誌 64 (3), 184-188, 2018-03-20

    <p>The -D- blood type is rare. As blood transfusion and pregnancy frequently cause irregular antibodies in patients with the -D- blood type, blood transfusions require the use of the same -D- type …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献2件

  • 間接抗グロブリン試験に際しモノクローナル抗ヒトIgG試薬が有用であった抗JMH保有症例

    小川 公代, 永濱 景子, 志賀 達哉, 丸橋 隆行, 横濱 章彦 日本輸血細胞治療学会誌 64 (1), 66-71, 2018

    ...<p>抗JMH保有患者の不規則抗体検査に際しては,共存する抗体の判別が困難な上,交差適合試験も不適合となり,輸血への対応に苦慮する.抗JMH保有患者の交差適合試験に際し,臨床的意義がないとされているサブクラスIgG4を検出しないモノクローナル抗ヒトIgG試薬を用いることで,有益で臨床側が安心できる検査結果を提供し得た事例を報告する....

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献3件

  • 青森県内の輸血実績を有する全医療機関への赤血球輸血関連検査調査(2015年度)

    金子 なつき, 田中 一人, 玉井 佳子, 小山内 崇将, 久米田 麻衣, 阿島 光, 村上 知教, 柴崎 至, 伊藤 悦朗 日本輸血細胞治療学会誌 63 (5), 723-726, 2017

    ...【結果】118施設から回答(回収率81.9%)があった.診療所(0~19床)の検査技師在籍施設は49施設中10施設(20.4%)に留まった.ABO血液型検査に問題がある施設が8施設(6.8%),交差適合試験が不適切である施設が11施設(9.3%),4施設(3.4%)が両者ともに不適切であった.不規則抗体スクリーニングは20施設(16.9%)が不適切であった.輸血に関する検査不備は,診療所に多く,年間輸血袋数...

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  • 全自動輸血検査システムORTHO VISION™を使用した抗体価測定

    加藤 千秋, 渡邊 友美, 遠藤 比呂子, 松下 正 日本輸血細胞治療学会誌 63 (4), 585-591, 2017

    ...</p><p>以上より,抗A,抗B抗体価における間接抗グロブリン法の自動化は可能と考えた.また,不規則抗体価では血液型システムや,免疫グロブリンクラスによる差異が生じる等,引き続き検討が必要と考えた.</p>...

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  • RhD陽性成分採血血小板,新鮮凍結血漿輸血後に抗Dを検出したRhD陰性の1例

    田中 一人, 金子 なつき, 小山内 崇将, 久米田 麻衣, 阿島 光, 玉井 佳子, 伊藤 悦朗 日本輸血細胞治療学会誌 63 (4), 619-624, 2017

    ...<p>RhD陽性成分採血由来の血小板および新鮮凍結血漿輸血後に抗Dを検出したRhD陰性症例を経験した.患者は輸血時48歳(抗D検出51歳)の男性である.輸血前の不規則抗体検査は陰性で,手術中・後にRhD陰性Ir-RCC-LR-2 2袋,RhD陽性FFP-LR-Ap 2袋,RhD陽性Ir-PC-LR-10 2袋が輸血された.術後経過は順調で術後15日で軽快退院した.輸血1,349日後,再手術予定時の不規則抗体検査...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献14件

  • 赤血球自己抗体陽性患者への赤血球輸血の解析

    山口 瞳, 杉本 達哉, 前沢 由美子, 櫻井 朋美, 小山 暁史, 中塩屋 千絵, 板垣 浩行, 武井 美恵子, 土田 文子, 小林 信昌, 小島 稔, 吉場 史朗, 矢部 普正 日本輸血細胞治療学会誌 63 (2), 95-104, 2017

    ...<p>非特異的な反応を示す赤血球自己抗体の存在により,交差適合試験や不規則抗体検査など種々の検査が干渉を受けることは一般的に知られている.</p><p>今回我々は,赤血球自己抗体保有症例13症例に対して実施された赤血球輸血について解析を行った....

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献1件

  • 輸血専任技師による病棟・臨床支援のこころみ

    前田 岳宏, 井手 大輔, 福島 靖幸, 中野 勝彦, 川野 亜美, 椿本 祐子, 金光 靖, 前川 清 医学検査 66 (4), 435-438, 2017

    ...2013年8月より臨床的意義のある不規則抗体検出患者への説明を開始し,主治医が専任技師による患者への説明を希望した場合,専任技師が直接患者へ説明を行い,『輸血時の注意カード』を手渡している。2015年4月より,医師・看護師の業務負担軽減および臨床検査技師の業務拡大をさらなる目標とし,血液内科病棟への常駐支援を開始した。</p>...

    DOI 医中誌

  • 当院産婦人科における貯血式自己血輸血の検討

    中西, 研太郎, 野澤, 明美, 小野, 方正, 岡本, 修平, 北村, 晋逸 名寄市立病院医誌 24 (1), 2-5, 2016-07-01

    ...また、当院のように血液センターが近隣になく輸血製剤に限りのある施設の場合、 Rh(D) 陰性症例や不規則抗体陽性症例においても貯血式自己血輸が重要な役割を果たす。産科領域における貯血式自己血輸血は安全性の問題を指摘されていたが、多数の報告により産科症例でも問題なく貯血式自己血輸血を行えることがわかってきている。...

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  • 抗Jk<sup>a</sup>を保有する重症感染症患者へのJk<sup>a</sup>不適合赤血球を含有する顆粒球輸血

    髙野 希美, 川畑 絹代, 安田 広康, 大原 喜裕, 藁谷 朋子, 佐野 秀樹, 菊田 敦, 大戸 斉 日本輸血細胞治療学会誌 62 (5), 610-614, 2016

    <p>再生不良性貧血治療中に重症感染症を併発し,保有する抗Jk<sup>a</sup>と不適合である赤血球を含む顆粒球を輸血したが,溶血反応が観察されなかった10歳代女児症例を経験した.患者は抗Jk<sup>a</sup>(力価1倍)を保有していたが,免疫抑制療法中に敗血症と多臓器不全に陥ったため,やむを得ず不適合赤血球を含む同種顆粒球輸血を実施した.ドナーとして選定された近親者は,輸血前のドナ…

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  • 血小板輸血により抗Eを産生した1症例

    金 錦麗, 岡部 雅一, 大宮 章子, 柳川 喜代子, 古田 耕, 松原 賢弘, 青木 淳, 金森 平和 日本輸血細胞治療学会誌 62 (6), 740-744, 2016

    <p>我々は,抗fと抗c保有患者に対しR<sub>1</sub>R<sub>1</sub>(CCDee)赤血球輸血を行っていたにもかかわらず,抗Eを産生した症例を経験した.</p><p>血小板輸血による同種抗原感作を疑い,輸血した10バッグの血小板製剤のRh-Hr血液型を調べた.その結果,4バッグがR<sub>1</sub>R<sub>2</sub>(CcDEe)であり,この内2バッグは抗E産生…

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  • 全自動輸血装置導入における不規則抗体スクリーニングの検証

    志方 えりさ, 佐々木 貴代子, 平塚 ひとみ, 田島 八重子, 中山 中智祥 日大医学雑誌 75 (3), 113-117, 2016

    ...日本大学病院輸血室では,平成26 年10 月に全自動輸血検査装置(IH-1000;バイオ・ラッドラボラトリーズ株式会社)を導入し,不規則抗体スクリーニングを自動化した.今回我々は平成23 年1 月以降に検出された不規則抗体について検出率と特異性を変更前後で検証した.対象は83 検体(総数5390).変更前後での不規則抗体検出率はそれぞれ1.19% (53/4432),2.94% (30/958),うち...

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  • 鉄欠乏性貧血で発見されたJr<sup>a</sup>抗原陰性患者の1症例―当院輸血対策との関わり―

    木村 照子, 菊池 郁代, 鍋屋 恵理, 前田 絵美 医学検査 64 (4), 441-444, 2015

    ...輸血検査結果は,血液型A型RhD陽性,不規則抗体スクリーニング陽性であった。スクリーニング血球との反応態度より,高頻度抗原に対する抗体の存在を疑い,血液センターに精査依頼した。その結果,患者はJr<sup>a</sup>抗原陰性,同定抗体は抗Jr<sup>a</sup>と報告された。鉄剤の内服投与により,貧血の改善傾向を認めたため,輸血は行わず経過観察となった。...

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  • 抗C抗体及び抗e抗体により遅発性溶血副作用(DHTR)を呈した1例

    岡, 智子, 金光, 尚樹, 青田, 正樹, 山本, 三鈴, 山崎, 純代, 白神, 大志, 濱畑, 啓悟, 右京, 直哉, 畑中, 一生, 直川, 匡晴 日本赤十字社和歌山医療センター医学雑誌 31 37-43, 2014-03

    ...輸血後14日目に39℃の発熱、黄疸、肉眼的血尿排泄を認め、血液検査で溶血性貧血の所見を呈し、不規則抗体スクリーニング検査で抗C+抗eが確認され、前回輸血または妊娠時に獲得した不規則抗体による二次免疫反応と予想した。DIC対策、腎不全対策、ハプトグロビン投与等の治療継続し、輸血後30日目溶血所見,腎機能改善を認めた。...

    機関リポジトリ 医中誌

  • 非血縁者間同種骨髄移植後にドナー由来の抗Jr<sup>a</sup>が検出された慢性骨髄性白血病の1例

    池田 亮, 小郷 博昭, 浅野 尚美, 浅田 騰, 藤井 敬子, 藤井 伸治 日本輸血細胞治療学会誌 60 (3), 483-487, 2014

    ...であった.ドナーは40歳代女性,A型,RhD(+),Jr(a-)で抗Jr<sup>a</sup>を保有していた.骨髄移植後12日目に直接抗グロブリン試験が,15日目に不規則抗体検査が陽転化し,抗Jr<sup>a</sup>が検出された.不規則抗体陰性であった移植後9・11・14日目は,クロスマッチ適合のランダム赤血球濃厚液をそれぞれ2単位輸血し,抗Jr<sup>a</sup>が検出された移植後15日目...

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献8件

  • 稀少なD--血液型の急性骨髄性白血病に対する血縁者間末梢血幹細胞移植

    岡村 郁恵, 小倉 和外, 池田 宇次 Journal of Hematopoietic Cell Transplantation 3 (3), 93-96, 2014

    ...移植後約5ヶ月で,血液型はドナー型となり不規則抗体は陰性化した。造血幹細胞移植症例における不規則抗体の頻度や移植に及ぼす影響に関する報告は僅かで,とくにD--血液型の症例に同種移植を行い得た報告はない。貴重な症例を経験したため報告する。...

    DOI 医中誌 参考文献4件

  • 抗M(IgM+IgG)において抗体価測定時に反応増強剤無添加間接抗グロブリン試験で一部陰性を示した妊婦の1例

    山田 麻里江, 山田 尚友, 久保田 寧, 木村 晋也, 東谷 孝徳, 末岡 榮三朗 日本輸血細胞治療学会誌 60 (1), 32-37, 2014

    ...反応増強剤を使用した不規則抗体検査では,冷式抗体の持ちこしが原因で間接抗グロブリン試験が陽性となることをしばしば経験する.冷式抗体の持ちこしを回避し,臨床的意義のある不規則抗体であるかの判別に,反応増強剤無添加間接抗グロブリン試験(以下60min-IAT)が利用されている.今回,IgM型抗Mの結合がIgG型抗Mの結合を抑制したため,60min-IATの反応が陰性化した可能性が示唆された症例を経験したので...

    DOI 医中誌 被引用文献1件

  • 母児間輸血症候群fetomaternal transfusion syndrome(FMT)が疑われた新生児重症貧血の1‍症例

    吉田 雅弥, 川口 謙一, 津田 勉, 笠原 良彦, 北里 浩 医学検査 63 (3), 322-326, 2014

    ...患者は出生時体重2,590 g,出生時Hbは5.4 g/d<i>l</i>,輸血が必要であり,血液型はオモテ検査のみでA型RhD陽性と判定した.A型RhD陽性の赤血球濃厚液(RCC)と交差適合試験を実施したが,不適合となり母体由来の抗体を示唆した.母体はO型RhD陽性,不規則抗体なし,抗A抗体価IgG 512倍,HbF 0.8%,AFP 6,781 ng/m<i>l</i>であり,患者の血液が母体内...

    DOI 医中誌 被引用文献1件

  • 増悪時にE抗原及びc抗原の著しい減弱を認めた骨髄異形成症候群の1例

    難波 宏美, 藤原 孝記, 金子 強, 永友 ひとみ, 蟹井 はるか, 笠井 英利, 大曽根 和子, 前島 理恵子, 冨山 秀和, 脇本 信博, 白藤 尚毅 日本輸血細胞治療学会誌 59 (6), 813-818, 2013

    ...<br> 79歳女性.2010年3月に汎血球減少症の精査・加療目的で入院となった.骨髄所見は異形成を伴った赤芽球が優位でMDS(RAEB-1)と診断された.初診時の血液型はB型RhD陽性,不規則抗体は間接抗グロブリン法(IAT)陰性であった.初診時より55病日にIATが陽性となり抗Eを検出したが,DATは陰性であった.同時に実施したRhフェノタイプ検査ではE抗原が(w+<sup>mf</sup>),...

    DOI 医中誌 参考文献9件

  • 輸血後不規則抗体陽性化症例の臨床経過についての検討

    櫻木 美基子, 清川 知子, 細川 美香, 帰山 ともみ, 中尾 まゆみ, 池田 珠世, 押田 眞知子, 青地 寛, 永峰 啓丞, 冨山 佳昭 日本輸血細胞治療学会誌 59 (4), 579-585, 2013

    ...当院で2010年7月1日から2011年8月31日の14カ月間に不規則抗体検査を実施した症例中,輸血後に不規則抗体が陽性化した症例に関して,その頻度および臨床経過を検討した.不規則抗体検査の件数および実患者数は,検査件数16,945件,不規則抗体陽性456件(2.7%),実患者数は9,839例,陽性203例(2.1%)で,陽性203例中臨床的意義のある不規則抗体は93例(0.95% 93/9,839)...

    DOI 医中誌 被引用文献4件 参考文献18件

  • P1-050  全身性エリテマトーデスに合併したステロイド不応性血小板減少に対してロミプロスチムが奏功した一症例

    河野 典子, 吉村 英晃, 堀田 雅章, 田中 晶大, 嶋元 佳子, 安室 秀樹, 西澤 徹, 孫 瑛洙, 尾崎 吉郎, 伊藤 量基, 野村 昌作 日本臨床免疫学会会誌 35 (4), 351b-351b, 2012

    ....以前より全身性エリテマトーデス(SLE)にて近医通院中の患者.プレドニゾロン(PSL)少量内服にて経過みられていたが,某年9月から内服自己中断していた.高度の全身倦怠感により,11月初旬に前医へ救急搬送された.高度貧血(Hb 2.0 g/dL)と血小板減少(2.3万/uL)を認め,当院へ転院となる.転院時には,他のSLEの各症状などに明らかな増悪は認めなかった.貧血は,直接Coombs試験陽性で不規則抗体...

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  • 交換輸血を要した抗D抗体による新生児溶血性疾患の臨床経過と輸血された赤血球半減期の検討

    丸橋 隆行, 須佐 梢, 西本 奈津美, 菅井 貴裕, 横濱 章彦, 定方 久延, 河野 美幸, 梶田 幸夫, 深石 孝夫, 野島 美久 日本輸血細胞治療学会誌 58 (4), 533-538, 2012

    ...母親が抗D抗体を保有し胎児がRh<sub>0</sub>(D)陽性の場合,胎児や新生児が重篤な溶血性疾患を発症することがある.今回我々は,3度目の妊娠,出産であるRh<sub>0</sub>(D)陰性の妊婦が抗D抗体を保有し,出生したRh<sub>0</sub>(D)陽性の児が新生児溶血性疾患を発症,交換輸血を施行した症例を経験した.妊娠初期の不規則抗体検査にて酵素法のみ陽性の抗D抗体であったもののその...

    DOI 医中誌 参考文献17件

  • 分娩時にJr<sup>a</sup>不適合輸血がおこなわれた1症例

    高杉 淑子, 岡村 奈央子, 徳住 美鈴, 和泉 洋一郎 日本輸血細胞治療学会誌 58 (6), 765-769, 2012

    A 37-year-old woman underwent blood examination for screening in pregnancy at 10 weeks of her first pregnancy. The irregularity test for antibodies was negative. She experienced premature rupture of …

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献21件

  • 輸血後に抗E抗体が陽性化し,赤血球交換を行った1症例

    白源 清貴, 松本 聡, 松田 憲昌, 若松 弘也, 安木 康太, 松山 法道, 藤井 康彦, 松本 美志也 日本集中治療医学会雑誌 19 (4), 671-675, 2012

    ...術前の不規則抗体は陰性であったが,術後7日目に抗E抗体が陽性となり,輸血したRCCはE抗原陽性であった。溶血所見はなかったが,遅発性溶血性輸血副作用が発症した際には致命的となり得るため,E抗原陽性赤血球の除去目的で赤血球交換を行った。持続緩徐式血液浄化装置と血漿分離器を用いて,血液を血漿と血球に分離後,血漿を返血し,血球は廃棄してE抗原陰性のRCCを輸血した。...

    DOI 医中誌

  • Jr`a´抗原陽性赤血球輸血を行った抗体を保有していないJr`a´抗原陰性患者

    橘川 寿子, 川畑 絹代, 安田 広康, 高崎 美苗, 菊地 正美, 菅原 亜紀子, 斎藤 俊一, 奥津 美穂, 小野 智, 菅野 隆浩, 松本 勇人, 酒井 一吉, 小島原 研司, 大戸 斉 日本輸血細胞治療学会誌 57 (3), 160-163, 2011

    ...<br> 輸血後,不規則抗体は検出されなかった.Jr<sup>a</sup>抗原陰性者の輸血では,抗Jr<sup>a</sup>を保有していなければ当該抗原陰性赤血球を選択する必要はなく,Jr<sup>a</sup>抗原陰性赤血球の適応について,情報を提供しうるものと思われる.<br>...

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献23件

  • 不規則抗体スクリーニングにおける酵素法の意義

    大橋 恒, 石丸 健, 天満 智佳, 佐藤 進一郎, 加藤 俊明, 池田 久實 日本輸血細胞治療学会誌 56 (6), 709-715, 2010

    ...背景:酵素法は,産生初期のRh抗体を感度良く検出できる特徴があり,我が国では多くの施設が不規則抗体スクリーニングにこの方法を組み込んでいる.しかし,酵素法は非特異反応があり臨床的意義のない冷式抗体を検出しやすく,場合によっては必要な輸血を遅延させてしまう恐れがある.今回我々は酵素法で検出される抗体の性状を解析し,不規則抗体スクリーニングにおける酵素法の意義について検討を行った....

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献6件 参考文献31件

  • 岡山大学における医学科学生および医師を対象とした輸血検査実習

    池田 和真, 杉山 暖子, 池田 亮, 浅野 尚美, 小郷 博昭, 三好 智子, 片岡 仁美, 水島 孝明, 中村 好男, 草野 展周, 岡田 宏基, 越智 浩二, 小出 典男 医学教育 41 (1), 51-53, 2010

    ...<br>2) 交差適合試験誤判定の多くは不規則抗体の検出ができなかったことによるが,学生の5.2%,医師の2.9%がABO血液型不適合を検出できなかった.<br>3) 実習が知識の定着と原理の理解に有用であることと同時に,交差適合試験を「自ら実施し,結果を解釈できる」とする臨床研修の到達目標達成の困難性が示唆された....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献3件

  • 抗E抗体および抗Di`b´抗体により遅発性溶血性輸血副作用(DHTR)を来たした1症例

    松本 愼二, 大川 真莉子, 角田 麻衣, 原田 佑子, 小島 亜希, 玉栄 建次, 棚沢 敬志, 平山 美津江, 正田 絵里子, 池淵 研二 日本輸血細胞治療学会誌 56 (4), 484-488, 2010

    ...53歳女性の乳癌患者が貧血のため赤血球MAP(RCC-MAP)の輸血を受けた後,遅発性溶血性輸血副作用(DHTR)を惹き起こした.輸血前検査の不規則抗体スクリーニングは陽性で,自己対照血球を含めて抗体同定用血球試薬(パネル血球)全てに対してポリエチレングリコール・間接抗グロブリン法(PEG-IAT)等で陽性反応を認めたため,高頻度抗原に対する抗体や温式自己抗体を保有していることが疑われた.貧血の進行...

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献4件

  • 酵素法のみで反応が見られたmimicking抗Sの3例

    猪股 真喜子, 山口 千鶴, 奥津 美穂, 奥村 亘, 富樫 ルミ, 長沼 良子, 沼澤 ひろみ, 渡會 通宜, 安田 広康, 北澤 淳一 日本輸血細胞治療学会誌 56 (4), 489-494, 2010

    間接抗グロブリン法陰性で酵素法のみで反応し,抗Sと同定された3症例を経験し,mimicking抗Sと証明したので報告する.<br> S抗原は酵素で破壊され通常は酵素法では検出できないため,同種抗Sではなくmimicking抗Sを疑い精査した.同種抗SであればS抗原陽性血球のみで吸着されS抗原陰性血球では吸着されないが,mimicking抗SであればS抗原陽性血球と陰性血球の両方で吸着されるため,…

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献10件

  • Rh血液型不適合輸血によっても溶血性副作用を呈さなかった抗C+e+HI抗体保有症例

    菅原 亜紀子, 橘川 寿子, 高崎 美苗, 奥津 美穂, 斎藤 俊一, 川畑 絹代, 安田 広康, 大戸 斉, 佐藤 善之, 横山 斉 日本輸血細胞治療学会誌 56 (4), 495-500, 2010

    ...<br> 症例は69歳AB型男性.約1年前に輸血歴がある.手術に際する輸血申込で不規則抗体検査を実施したが抗HIを認め,同種抗体共存の有無を確認する前に輸血を要した.抗HIを吸着除去した血漿で交差適合試験を実施し,適合した赤血球濃厚液(Ir-RCC-LR)4単位(2バッグ)を輸血した.その後,低力価の抗C+eの存在が確認されたため術後出血に対してはC(-),e(-)の製剤を輸血した.初めの製剤はC(...

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献9件

  • 特発性混合型自己免疫性溶血性貧血を呈したEvans症候群

    柿木 康孝, 長瀬 政子, 岡田 耕平, 千葉 広司, 福原 敬, 三宅 高義 臨床血液 49 (7), 516-520, 2008

    ...不規則抗体検査ではパネル血球と一様に反応し特異性を認めず。寒冷凝集素吸収後あるいは2ME処理後のIgG Coombs法では反応は一様に減弱したが消失せず。患者血球の解離液を用いてのIgG Coombs法は強陽性を示した。また,基礎疾患の検索をしたが血液,画像検査に特に異常所見を認めなかった。以上より温式IgGと低力価寒冷凝集素を同時に持った特発性混合型自己免疫性溶血性貧血と診断した。...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献1件 参考文献9件

  • 知っておきたい周術期輸血の現状と課題  病院輸血部は麻酔科医の協力者である

    加藤 栄史 日本臨床麻酔学会誌 27 (2), 141-150, 2007

    ...術中輸血に関しては, 赤血球輸血の血液型・不規則抗体スクリーニング法, 最大手術血液準備量, 自己血輸血などを施行することにより, 適正かつ効率的な輸血療法を行うことができると考えられる. さらに, 新鮮凍結血漿 (FFP) 使用に関する新原則 「2,000mL未満の出血症例には新鮮凍結血漿非使用」 の導入は適正輸血推進のための容易かつ有効な手段と考えられる....

    DOI 被引用文献1件 参考文献6件

  • 昭和病院における輸血血液の使用状況について

    林 知美, 坂本 久浩, 藤原 弘一 昭和病院雑誌 3 (2), 130-135, 2007

    ...○不規則抗体は1例のみ。 Le a 抗体(慢性リンパ性白血病) 山口県赤十字血液センタ-の協力のもと適合血輸血、○アルブミンについては (アルブミン+FFP) / MAPは平成16年1.9、平成17年6.35と高値になったが、平成18年になり、1.25と減少した。...

    DOI 医中誌

  • 自己抗体と同種抗体を保有する患者への赤血球輸血:主要な同種抗原を適合させた赤血球の選択と輸血効果の検討

    安田 広康, 奥津 美穂, 川畑 絹代, 三浦 里織, 馬場 千華子, 小野 智, 郡司 陽子, 渡部 和也, 小幡 悠子, 菊池 良子, 大戸 斉 日本輸血細胞治療学会誌 53 (6), 613-618, 2007

    ...自己抗体は, 不規則抗体検査においてすべてのパネル血球と反応し, しばしば臨床的に重要な同種抗体の存在を隠蔽する. 同種抗体を検出するため, ZZAPやPEG (polyethylene glycol) 吸着法を用いて患者血清中の自己抗体を除去した. また, 輸血効果と溶血性副作用の有無の評価には, それぞれ輸血前後のヘモグロビン上昇率 (%Hb) とLDH値の変動率を用いた....

    DOI 医中誌 被引用文献4件 参考文献18件

  • 妊産婦における自己血輸血の安全性の検討―多施設共同研究に向けての予備研究―

    渡辺 典芳, 久保 隆彦, 種元 智洋, 小出 直哉, 川上 香織, 神部 友香理 日本輸血細胞治療学会誌 53 (3), 359-364, 2007

    ...症例別内訳は, 分娩時に多量出血の可能性のある症例が48例 (子宮筋腫合併妊娠17例, 前置胎盤17例, 低置胎盤14例), 大量出血時に血液確保が困難であることが予測される症例が16例 (Rh陰性11例, 不規則抗体陽性5例), その他前回分娩時の多量出血既往の症例が2例であった....

    DOI 医中誌 被引用文献4件 参考文献15件

  • 複数の不規則抗体により適合血確保に難渋した鎌状赤血球症の1例

    丸山 美津子, 田中 由美, 中川 泰久, 藤井 忍, 森口 洋子, 葛西 千枝子, 信田 憲行, 藤枝 敦史, 和田 英夫, 登 勉, 今井 重美, 内川 誠, 桝屋 正浩 日本輸血細胞治療学会誌 52 (4), 501-506, 2006

    We describe an 18-year-old female Brazilian with sickle cell disease (SCD) who had a difficulty in obtaining compatible blood for transfusion because of the presence of multiple alloantibodies …

    DOI 医中誌 参考文献9件

  • ひ摘後に発症した遅延性溶血性輸血副作用の1例

    藤芳 直彦, 渋谷 正徳, 吉岡 伴樹, 森本 文雄, 鈴木 義彦, 木村 一隆, 井田 夕紀子 日本救急医学会雑誌 14 (12), 782-786, 2003

    A 19-year-old man was transferred to our hospital after sustaining multiple injuries in a motor vehicle crash. He had no history of previous blood transfusion. On arrival, he became hemodynamically …

    DOI

  • 術前輸血により発症した遅発性溶血性反応の1例

    石黒 成治, 森浦 滋明, 小林 一郎, 田畑 智丈, 松本 隆利, 佐藤 太一郎 日本臨床外科学会雑誌 62 (4), 1072-1075, 2001

    An 85-year-old man was admitted to the hospital because of type II advanced gastric cancer at the cardiac part and severe anemia, revealing Hb level of 4.9g/dl. Blood transfusion was started on the …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献8件

  • 抗薬剤抗体陽性を示した冠動脈バイパスの1例

    尾崎 喜就, 脇田 昇, 志田 力 日本心臓血管外科学会雑誌 28 (5), 324-326, 1999

    We report an alternative way to preserve autologous blood with the aid of erythropoietin for a patient with anemia combined with irregular antibody who need the CABG operation. A 62-year-old woman …

    DOI 医中誌 参考文献7件

  • フローサイトメトリーの輸血検査への応用

    廣瀬 哲人, 岡本 幸春, 津田 忠昭, 大田 喜一郎, 大川 順正 日本輸血学会雑誌 42 (5), 225-230, 1996

    The identification of Rho (D) (Rh) antigen is frequently missed in Japanese patients due to its low incidence and to the occurence of low grade hemolysis even on infusion of incompatible Rh red …

    DOI 医中誌 参考文献12件

  • Rho(D)異型大量輸血の1例

    草刈 万寿夫, 石部 裕一, 和藤 幸弘, 佐々木 晃, 斉藤 憲輝, 佐藤 暢 日本臨床麻酔学会誌 15 (7), 583-587, 1995

    We experienced a female D-negative patient who required massive D-positive blood transfusion during radical operation for bladder carcinoma. Her total blood loss amounted to 8, 700g, and we were …

    DOI 医中誌 参考文献5件

  • 残胃巨大平滑筋肉腫の1例

    高村 光一, 千葉 芳久, 東 弘志, 小松 信男, 上田 和光, 福島 元彦, 村上 雅彦, 河村 正敏, 小池 正, 太田 秀一, 井関 雅一 日本臨床外科医学会雑誌 55 (1), 98-102, 1994

    A 77-year-old man was admitted to the hospital because of hematemesis which followed epigastric discomfort on the day before (March 30 1992). There was a history of undergoing gastrectomy with B-II …

    DOI Web Site 医中誌

  • Rh E不適合による新生児重症黄だんの兄妹例

    浜田 嘉徳, 辻 正子, 長町 典夫, 橋本 佳久, 東敬 次郎, 窪内 憲幸, 香川 正博 医療 41 (11), 970-974, 1987

    Sibling cases of neonatal hemolytic disease due to anti-Rh E are discussed. The babies' mother was a primigravida, of blood type B, CCDee, who had previously had a blood transfusion at the time of …

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  • 抗E抗体による溶血性輸血副作用の1例

    田伏 洋治, 田伏 克惇, 小林 康人, 勝見 正治, 尾野 光市, 稲生 正樹, 山本 誠己 日本臨床外科医学会雑誌 45 (12), 1671-1674, 1984

    ...,今回のたびかさなる輸血がsecondary responseをひきおこし,急激に力価上昇がおこって溶血反応が進行したものと考えられる.本症例では黄疸以外には不都合な合併症もおこらず,ほぼ順調な術後経過をとった.さらに1年後の不規則抗体検査でも低力価の抗E抗体が存在していた....

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  • 慢性血液透析患者に認められる不規則抗体について

    加藤 周司, 前防 則彦, 幸田 正明, 中西 正, 吉賀 正博, 高階 良作, 林 正則, 中村 充男, 恒光 兼介, 沢田 克徳, 我 正巳, 水谷 昭夫 日本腎臓学会誌 24 (6), 705-711, 1982

    Within the last six years, 5 examples of red cell antibodies have been found in the sera of 69 patients maintained on chronic hemodialysis . The frequency with which these irregular antibodies were …

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 輸血後のKidd抗体による溶血性貧血の1例

    畠山 元, 吉川 和彦, 田中 純一, 由井 三郎, 山下 隆史, 紙野 建人, 梅山 馨, 村井 順一郎, 黒木 哲夫 日本臨床外科医学会雑誌 43 (11), 1268-1273, 1982

    ...<br> (4)このような輸血後の不規則抗体の出現による溶血を避けるためには,輸血前にかかる抗体の存在することも考慮して,不規則抗体のスクリーニングを必ず行なうべきであると思われ,若干の文献的考察を加えて報告した....

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • 慢性血液透析患者にみられた不規則抗体について

    加藤 周司, 前防 則彦, 幸田 正明, 中西 正, 吉賀 正博, 高階 良作, 林 正則, 中村 充男, 恒光 兼介, 沢田 克徳, 久我 正巳, 水谷 昭夫 人工透析研究会会誌 15 (1), 33-37, 1982

    As a long survival of the patients on chronic hemodialysis has become possible for the establishment of hemodialytic therapy, we began to face the problem of various new complications.<br>The study …

    DOI 医中誌 被引用文献1件

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