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検索結果 322 件

  • 4つの中性子からなる状態の観測

    大津 秀暁, 下浦 享 日本物理学会誌 78 (11), 639-644, 2023-11-05

    ...</p><p>中性子過剰核をビームとして用いることにより,中性子過剰な系の実験が精力的に行われるようになり,原子核反応を通じて直接4中性子系の観測に挑戦できる状況となってきた.理化学研究所重イオン加速器施設RIBFは,<sup>8</sup>Heビームを核子あたり150–200 MeVで,大強度ビーム(毎秒10<sup>5</sup>–10<sup>6</sup>)として供給できる世界唯一の施設である...

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  • 32Mgにおける通常配位と侵入者配位との共存

    北村 徳隆, Wimmer, K., Poves, A., 清水 則孝, Tostevin, J. A., Bader, V. M., Bancroft, C., Barofsky, D., Baugher, T., Bazin, D., Berryman, J. S., Bildstein, V., Gade, A., 今井 伸明, Kr\"oll, T., Langer, C., Lloyd, J., Lunderberg, E., Nowacki, F., Perdikakis, G., Recchia, F., Redpath, T., Saenz, S., Smalley, D., Stroberg, S. R., 宇都野 穣, Weisshaar, D., Westerberg, A. Physics Letters B 822 136682_1-136682_7, 2021-11

    ...ミシガン州立大学の国立超伝導サイクロトロン研究所にて、中性子過剰核$^{32}$Mgの励起状態を$^{33}$Mgからの1中性子ノックアウト反応および$^{34}$Siからの2陽子ノックアウト反応によって生成し、そこからの脱励起ガンマ線をGRETINA検出器を用いて観測した。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献58件

  • r過程元素合成に関わる軽い中性子過剰核の中性子捕獲断面積

    Bhattacharyya, A., Datta, U., Rahaman, A., Chakraborty, S., Aumann, T., Beceiro-Novo, S., Boretzky, K., Caesar, C., Carlson, B. V., Catford, W. N., Chartier, M., Cortina-Gil, D., Das, P., De Angelis, G., Diaz Fernandez, P., Emling, H., Geissel, H., Gonzalez-Diaz, D., Heine, M., Johansson, H., Jonson, B., Kalantar-Nayestanaki, N., Kr\"oll, T., Kr\"ucken, R., Kurcewicz, J., Langer, C., Le Bleis, T., Leifels, Y., Marganiec, J., M\"unzenberg, G., Nilsson, T., Scheidenberger, C., Scheit, H., Simon, H., 栂野 泰宏, Typel, S., 宇都野 穣, Wagner, A., Wamers, F., Weick, H., Winfield, J. S. Physical Review C 104 (4), 045801_1-045801_14, 2021-10

    ...中性子過剰核に対する中性子捕獲断面積は、$r$過程元素合成を理解する上で直接必要なデータであるものの、中性子標的が存在しないことと中性子過剰核の半減期が短いため、その実験を行うことは困難である。その代替手段として、$(n,\gamma)$反応の逆過程である$(\gamma,n)$反応のデータから導出する方法が行われている。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件 参考文献70件

  • 殻模型計算によるN=82, 81中性子過剰核のガモフテラー遷移

    清水 則孝, 富樫 智章, 宇都野 穣 Progress of Theoretical and Experimental Physics (Internet) 2021 (3), 033D01_1-033D01_15, 2021-03

    ...中性子数が82および81の中性子過剰核はr過程による元素合成で生成されるため、そのベータ崩壊の半減期は元素合成過程を理解する上で重要である。この研究では、中性子数82,81の中性子過剰核のうち、陽子数49から42までのものに対するガモフテラー遷移強度分布を大規模殻模型計算によって系統的に計算した。...

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  • エキゾチック核における殻構造の進化

    大塚 孝治, Gade, A., Sorlin, O., 鈴木 俊夫, 宇都野 穣 Reviews of Modern Physics 92 (1), 015002_1-015002_52, 2020-03

    ...魔法数によって特徴づけられる原子核の殻構造は、長らく陽子数, 中性子数によらずほぼ不変であると考えられてきたが、近年、不安定核ビーム実験の著しい進展により、極めて中性子過剰核では安定核では見られなかった魔法数が出現するなど、殻構造が陽子数, 中性子数に応じて動的に変化することが明らかになった。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか2件 被引用文献45件 参考文献339件

  • p-sd殻領域中性子過剰核の陽子・中性子剥離断面積の比較

    福田 光順, 田中 聖臣, 若林 諒, 沖本 直哉, 福留 美樹, 西村 太樹, 武智 麻耶, 泉川 卓司, 大坪 隆, 生越 瑞揮, 北川 敦志, 坂上 護, 佐藤 眞二, 鈴木 健, 高橋 弘幸, 冨田 瑞樹, 野口 法秀, 福田 茂一, 本間 彰, 松多 健策, 三原 基嗣, 宮田 恵理, 茂住 圭一, 山口 滉太, 山口 貴之, 横田 健次郎 日本物理学会講演概要集 75.1 (0), 251-251, 2020

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  • T_z = +11{2同位体37Alと39Siのbeta^-崩壊; 中性子過剰核におけるガモフテラー遷移強度分布の理解

    Abromeit, B., Tripathi, V., Crawford, H. L., Liddick, S. N., 吉田 聡太, 宇都野 穣, Bender, P. C., Crider, B. P., Dungan, R., Fallon, P., Kravvaris, K., Larson, N., Lubna, R. S., 大塚 孝治, Prokop, C. J., Richard, A. L., 清水 則孝, Tabor, S. L., Volya, A. Physical Review C 100 (1), 014323_1-014323_14, 2019-07

    ...中性子過剰核$^{37}$Al, $^{39}$Siとその娘核からのベータ崩壊をミシガン州立大学の国立超伝導サイクロトロン研究所において調べた。ベータ崩壊で得られた準位構造を大規模殻模型計算と比較し、実験と理論の良い一致が得られることがわかった。さらに、脱励起ガンマ線の強度から、それぞれの準位にベータ遷移する強度を表す$\log ft$値を引き出した。...

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  • 陽子ノックアウト反応による強く変形した32Neの核分光

    Murray, I., MacCormick, M., Bazin, D., Doornenbal, P., 青井 考, 馬場 秀忠, Crawford, H. L., Fallon, P., Li, K., Lee, J., 松下 昌史, 本林 透, 大塚 孝治, 櫻井 博儀, Scheit, H., Steppenbeck, D., 武内 聡, Tostevin, J. A., 角田 直文, 宇都野 穣, Wang, H., 米田 健一郎 Physical Review C 99 (1), 011302_1-011302_7, 2019-01

    ...理化学研究所のRI Beam Factory(RIBF)にて中性子過剰核$^{32}$Neの低励起状態を1陽子あるいは2陽子ノックアウト反応によって生成し、そこからの脱励起ガンマ線の測定によって、エネルギー準位を構築した。1410(15)keVのガンマ線を初めて測定し、反応断面積の系統性などから$4^+_1$から$2^+_1$への遷移に対応すると提案した。...

    機関リポジトリ

  • 34Alの低励起1^+核異性体の核モーメント; 逆転の島における中性子数20を越えた中性子-粒子-空孔励起の探求

    Xu, Z. Y., Heylen, H., 旭 耕一郎, Boulay, F., Daugas, J. M., de Groote, R. P., Gins, W., Kamalou, O., Koszor\'us, \'A., Lykiardopoupou, M., Mertzimekis, T. J., Neyens, G., 西畑 洸希, 大塚 孝治, Orset, R., Poves, A., 佐藤 智哉, Stodel, C., Thomas, J. C., 角田 直文, 宇都野 穣, Vandebrouck, M., Yang, X. F. Physics Letters B 782 619-626, 2018-07

    ...GANIL研究所において、$^{36}$Sからのフラグメンテーション反応によって中性子過剰核$^{34}$Alにおける核異性体である$1^+$状態を生成し、その磁気双極子モーメントと電気的四重極モーメント(Qモーメント)をそれぞれ$\beta$-NMR法および$\beta$-NQR法を用いて測定した。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件 被引用文献4件 参考文献56件

  • 中性子過剰核<sup>21</sup>Oの核磁気モーメント測定

    石橋 陽子, Gladkov A., 西畑 洸希, 山崎 展樹, 旭 耕一郎, Daugas J. M., 江上 魁, 藤田 朋美, Georgiev G., 市川 雄一, 今村 慧, 川口 高史, Kim W. Y., 小林 航, Tao L. C., 中村 祐太郎, 三條 真, 佐藤 智哉, 高峰 愛子, 富永 大樹, 上野 秀樹 日本物理学会講演概要集 73.1 (0), 307-307, 2018

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  • 「反転の島」の小さな陽子数側の岸と28Oにかけての減少した中性子の魔法性

    Doornenbal, P., Scheit, H., 武内 聡, 宇都野 穣, 青井 考, Li, K., 松下 昌史, Steppenbeck, D., Wang, H., 馬場 秀忠, 井手口 栄治, 小林 信之, 近藤 洋介, Lee, J., 道正 新一郎, 本林 透, 大塚 孝治, 櫻井 博儀, 武智 麻耶, 栂野 泰宏, 米田 健一郎 Physical Review C 95 (4), 041301_1-041301_5, 2017-04

    ...この研究では、理化学研究所RIビームファクトリー(理研RIBF)にて生成された中性子過剰核$^{29}$Fのインビーム$\gamma$線分光から、$^{29}$Fの第一励起状態を初めて観測することに成功した。...

    機関リポジトリ

  • 30Neの基底状態における侵入者配位

    Liu, H. N., Lee, J., Doornenbal, P., Scheit, H., 武内 聡, 青井 考, Li, K. A., 松下 昌史, Steppenbeck, D., Wang, H., 馬場 秀忠, 井手口 栄治, 小林 信之, 近藤 洋介, Lee, G., 道正 新一郎, 本林 透, Poves, A., 櫻井 博儀, 武智 麻耶, 栂野 泰宏, Tostevin, J. A., 宇都野 穣 Physics Letters B 767 58-62, 2017-04

    ...理化学研究所のRIBFにて、中性子過剰核$^{30}$Neビームを生成し、それを用いた$^{12}$C($^{30}$Ne, $^{29}$Ne+$\gamma$)$X$陽子ノックアウト反応にて$^{29}$Neの励起状態を調べた。また、運動量分布も調べることにより、生成された状態のスピン・パリティを推定した。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件 被引用文献8件 参考文献32件

  • T_z=+5, +6を持つ38,40Siから奇奇核38,40Pの低励起コア励起状態へのベータ崩壊

    Tripathi, V., Lubna, R. S., Abromeit, B., Crawford, H. L., Liddick, S. N., 宇都野 穣, Bender, P. C., Crider, B. P., Dungan, R., Fallon, P., Kravvaris, K., Larson, N., Macchiavelli, A. O., 大塚 孝治, Prokop, C. J., Richard, A. L., 清水 則孝, Tabor, S. L., Volya, A., 吉田 聡太 Physical Review C 95 (2), 024308_1-024308_7, 2017-02

    ...ミシガン州立大の超伝導サイクロトロン施設にて中性子過剰核$^{38,40}$Siから$^{38,40}$Pへのベータ崩壊を測定した。親核の基底状態$0^+$からガモフテラー遷移で強く遷移する$^{38,40}$Pの$1^+$状態を下から3本観測することができた。これらの$1^+$状態はコア励起を伴う異常パリティ状態であるにも関わらず、励起エネルギーが1-2MeV領域と低く出現することがわかった。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか2件 被引用文献3件 参考文献29件

  • <sup>9</sup>Be核における仮想状態

    加藤 幾芳, 菊地 右馬, 明 孝之, Odsuren Myagmarjav, Vasilevsky Victor, Takibayev Nurgali 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 151-151, 2017

    ...<p>前回の発表において、中性子過剰核閾値近傍で観測される大きなクーロン分解反応断面積の起源が原子核ごとに異なり、特徴的な性質を持つことを論じた。特に、^9^Be核の^8^Be+n閾値の上に観測される電気双極子分解反応は共鳴状態ではなく、仮想状態(virtual state)に因ることを示した。...

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  • Gogny-TDHFB法による<sup>20</sup>O + <sup>20</sup>Oの計算における摩擦係数について

    橋本 幸男 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 179-179, 2017

    <p>発表者は、第70回年次大会(2015年)(早稲田大)、第71回年次大会(2016年)(東北学院大)において、Gogny相互作用をもちいた時間依存ハートレーフォックボゴリュボフ(TDHFB)法を用いた酸素20の正面衝突の計算について報告した。今回は、同じく酸素20同士の正面衝突をTDHFB法で計算する。クーロン障壁以上の入射エネルギーの際に原子核が融合する過程で現れるエネルギーの移動を表現す…

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  • 酸素同位体におけるコア核内の重陽子励起のモデル化

    升井 洋志, 加藤 幾芳, 池田 清美 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 178-178, 2017

    <p>不安定核におけるドリップライン近傍での核半径の変化を価核子の広がりとコア核の変化としてとらえ、酸素同位体の半径が中性子数の変化に対して不連続に変化することを定性的かつ定量的に説明するモデルを構築する。具体的手法として、コア核内に明示的に重陽子を準粒子として導入し、この重陽子的励起による価核子の模型空間に与える占有軌道の変化をチャネル結合法によって解くものである。占有の割合は重陽子励起配位を…

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  • 中性子核反応に対する直接捕獲反応と共鳴捕獲反応の干渉効果の研究

    湊 太志, 福井 徳朗 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 180-180, 2017

    <p>中性子捕獲反応は直接捕獲過程と共鳴捕獲過程に大きく分けられる。直接捕獲過程と共鳴捕獲過程には干渉効果が存在することが以前より知られているが、その効果による断面積の変化は通常の原子核では非常に小さい。しかし、一部の原子核で、干渉効果を考慮しなければ説明することができない実験データが得られている。本研究では、中性子魔法数近傍の原子核における干渉効果を調べ、断面積が変化することを議論する。</p>

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  • <sup>12</sup>Cおよび<sup>14</sup>Cにおけるモノポール遷移強度とクラスター構造

    吉田 侑太, 延與 佳子 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 156-156, 2017

    <p>^12^Cにおける3αクラスターのガス的状態や3αチェイン状態は古くから研究されている。^14^Cにおいても3α構造が研究され、余剰中性子によって3αチェイン状態が^12^Cに対して直線状に安定化するなどの構造が議論されている。本研はクラスター模型を用いて^12^C、^14^Cの基底、励起状態を計算し …

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  • 中性子過剰核の変形共存-中性子非束縛状態における探索-

    金谷 晋之介, 下田 正, 小田原 厚子, 西畑 洸希, 森本 翔太, 八木 彩祐未, 金岡 裕志, 河村 嵩之, Pearson M., Levy C. D. P. 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 335-335, 2017

    ...<p>中性子過剰核!LaTeX$^{30}$Mg及び!LaTeX$^{31}$Mgでは、変形状態が共存しており近年注目を集めている。しかし、中性子分離エネルギーが低いために、これまで低励起の束縛状態しか調べられていない。そこで、今回中性子非束縛状態を、スピン偏極したNa同位体の!LaTeX${\beta}$崩壊によって生成し、引き続いて放出される中性子と!...

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  • 2中性子クラスター物質の微視的性質と安定性 2

    板垣 直之, 東崎 昭弘 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 176-176, 2017

    <p>前回の講演において、2中性子クラスター物質の無限系の取り扱いに言及した。今回は、2中性子クラスター物質内での2中性子クラスターの崩れ、2中性子クラスター物質の表面の安定性に焦点を当てる。パウリ原理の完全な取り扱い、中性子間相互作用の導入によるクラスター物質の性質を探るのが究極の目標である。</p>

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  • Ni領域中性子過剰核における核子剥離反応の系統的研究

    柳原 陸斗, 武智 麻耶, 田中 聖臣, 本間 彰, 鈴木 健, 福田 光順, 西村 太樹, 森口 哲朗, 安 得順, Aimaganbetov A.S., 天野 将道, 荒川 裕樹, Bagchi S., Behr K.H., Burtebayev N., 親跡 和弥, 杜 航, 藤井 朋也, 福田 直樹, Geissel H., 堀 太地, 星野 寿春, 伊五澤 涼, 池田 彩夏, 稲辺 尚人, 猪股 玖美, 板橋 健太, 泉川 卓司, 上岡 大起, 神田 直人, 加藤 郁磨, Kenzhina I., Korkulu Z., Kuk Ye., 日下 健祐, 松多 健策, 三原 基嗣, 宮田 恵理, 長江 大輔, 中村 翔健, Nassurlla M., 西室 国光, 西塚 賢治, 大甕 舜一朗, 大西 康介, 大竹 政雄, 大坪 隆, 王 恵仁, 小沢 顕, Prochazka A., Sakhiyev S.K., 櫻井 博儀, Scheidenberger C., 清水 陽平, 杉原 貴信, 炭竃 聡之, 鈴木 伸司, 鈴木 宏, 竹田 浩之, 田中 良樹, 田中 悠太郎, 谷畑 勇夫, 和田 太郎, 若山 清志, 八木 翔一, 山口 貴之, 柳澤 善行, 吉田 光一, Zholdybayev T.K. 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 315-315, 2017

    ...今回、理化学研究所RIBFのBigRIPSを用いて、Ni領域の中性子過剰核に対し、核子剥離断面積や剥離破砕片の運動量分布を系統的に測定した。本講演では実験結果を報告し、中性子数やバレンス中性子結合エネルギーとの関連で議論する。</p>...

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  • 全反応断面積における電気多重極励起の効果と核構造

    堀内 渉, 畠山 慎也, 江幡 修一郎, 鈴木 宜之 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 236-236, 2017

    <p>全反応断面積は原子核半径を調べる上で有用な観測量として知られているが、重い原子核同士の衝突では核力励起以外にもクーロン励起が重要となってくる。本講演では錫同位体を例にとり、クーロン多重極励起の効果を系統的に分析し、そこから得られる核構造の情報について議論する。</p>

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  • Foundation of deformed Kurotama model based on the diffraction theory

    小濱 洋央, 飯田 圭, 親松 和浩, 小浦 寛之 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 234-234, 2017

    ...<p>中性子過剰核の全反応断面積は、核構造を探る上で最も基本的な測定量の一つである。ここでは Mg の同位体に対して核子あたり約 900 MeV のエネルギーで測定された相互作用断面積データに着目する。このような高エネルギー反応では、くろたま模型は球形核に対して全反応断面積データをよく再現することが知られている。...

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  • 炭素同位体における直鎖クラスター状態の崩壊モードについて

    馬場 智之, 木村 真明 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 177-177, 2017

    ...中性子過剰核では余剰中性子の働きにより、直鎖クラスターが安定化する可能性が理論研究によって指摘されている。実際、14Cや16Cでは、理論予測に対応するクラスター共鳴の存在が相次いで報告されている。これらの共鳴状態は、理論が予測する励起エネルギーを持ち、かつ強くα崩壊を起こすため、直鎖状態の候補と強く期待される。そのため、観測された共鳴状態が、直鎖構造を持つことを立証する必要がある。...

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  • β-decay isomer をプローブとするA〜140中性子過剰核の構造研究

    ハルーン ムハマド, 八木 彩祐未, 小田原 厚子, 西村 俊二, Wu J., Lozeva R., Moon C. -B., 方 一帆, 大道 理恵, 西畑 洸希, 金岡 裕志, Lee P., 下田 正, Doornenbal P., Lorusso G., 炭竃 聡之, 渡辺 寛, Söderström P. A., Brown F., Xu Z. Y., 横山 輪, 磯部 忠昭, 馬場 秀忠, 櫻井 博儀, 鈴木 宏, 稲辺 尚人, 亀田 大輔, 福田 直樹, 竹田 浩之, 安 得順, 清水 陽平, 佐藤 広海, 久保 敏幸, 石垣 知樹, 森本 翔太, 井手口 栄治, 小松原 哲郎, 新倉 潤, 西塚 一平, the EURICA collaborators 日本物理学会講演概要集 72.2 (0), 254-254, 2017

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  • 精密な四重極モーメントが明らかにする3313Al20基底状態における大きな侵入者配位成分

    Heylen, H., De Rydt, M., Neyens, G., Bissell, M. L., Caceres, L., Chevrier, R., Daugas, J. M., 市川 雄一, 石橋 陽子, Kamalou, O., Mertzimekis, T. J., Morel, P., Papuga, J., Poves, A., Rajabali, M. M., St\"odel, C., Thomas, J. C., 上野 秀樹, 宇都野 穣, 吉田 直貴, 吉見 彰洋 Physical Review C 94 (3), 034312_1-034312_5, 2016-09

    ...フランスGANIL研究所にて、中性子過剰核$^{33}$Alの電気的四重極モーメントの高精度測定を$\beta$-NQR法を用いて行った。この領域の不安定核では、$^{32}$Mgでは中性子数20魔法数が消滅しており、$^{34}$Siでは中性子数20魔法数が保たれていることが知られている。...

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  • 20pAX-6 中性子過剰核^<39>Sの核磁気モーメント測定

    石橋 陽子, 市川 雄一, 高峰 愛子, 今村 慧, 藤田 朋美, 佐藤 智哉, 旭 耕一郎, 江上 魁, 舟山 智歌子, 川口 高史, 小島 修一郎, 西坂 太志, 大友 祐一, 小沢 顕, 富永 大樹, 山崎 展樹, 吉見 彰洋, 上野 秀樹 日本物理学会講演概要集 71.1 (0), 332-, 2016

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  • 中性子過剰核におけるs波散乱が受ける対相関効果

    小林 良彦, 松尾 正之 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 118-118, 2016

    ...<p>超流動状態にある中性子過剰核における1中性子s波散乱を考える。位相のずれや散乱断面積、S行列の極の分析を通して、s波散乱が受ける対相関効果を議論する。特に、本講演では、virtual stateの性質が対相関により、どのように支配されるのかに着目する。</p>...

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  • Be, C同位体のintrinsic状態のモンテカルロ殻模型による研究

    吉田 亨, 清水 則孝, 阿部 喬, 大塚 孝治 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 125-125, 2016

    <p>軽い原子核においてモンテカルロから模型(MCSM)を用いた計算の成果を発表する。本研究ではBe同位体における物理量がどのていど再現されているかの全体像を示す。また非軸対称性が強いような原子核においてintrinsic状態を分析する手法の開発をし、C同位体への応用結果を紹介する。</p>

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  • core+n+n模型による中性子剥離断面積の計算

    松本 琢磨, 渡邉 慎, 豊川 将一, 八尋 正信 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 208-208, 2016

    <p>中性子過剰領域の原子核の特徴の一つとして、ハロー構造の生成がある。このようなハロー構造を持つ原子核は、その反応断面積や中性子剥離断面積の急激な増加により発見されてきた。本公演ではハロー核とその前後の同位体を統一的に記述し、ハロー構造と中性子剥離断面積の関係について議論する。</p>

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  • 中性子過剰核物質の状態方程式解明に向けた重RI衝突実験用タイムプロジェクションチェンバーの開発

    磯部 忠昭, 西村 美月, 村上 哲也, 金子 雅紀, 馬場 秀忠, 西村 俊二, 栂野 泰宏, 小林 俊雄, 櫻井 博儀, Williams Lynch, Betty Tsang, Justin Estee, Jon Barney, Genie Jhang, JungWoo Lee, Clementine Santamaria, Giordano Cerizza, Jerzy Lukasik, Piotr Pawlowski, Yan Zhang, Pawel Lasko, Krzysztof Pelczar 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 271-271, 2016

    ...<p>高密度中性子過剰核物質の状態法方程式を明らかにするため理研RIBFにて重RI衝突を用いた実験計画が進行している。本講演では実験計画のメインデバイスであるタイムプロジェクションチャンバーの開発と、実ビームでの試運転を通した性能評価について報告を行う。</p>...

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  • 有効相互作用と linked diagram の定理

    高柳 和雄 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 171-171, 2016

    <p>開殻(open shell)での有効相互作用に対するlinked diagram の定理は、開殻(open shell)でのエネルギーシフトに対するものとは全く違った複雑な形で証明されており、その理解は不完全なままである。本講演では、この非一貫性がどのように取り除かれるかを示す。その結果、開殻に対して現在知られている定理の形では、互いに打ち消しあうグラフが残った形になっており、摂動の有限次…

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  • 重陽子を用いた原子核のスキン厚の決定

    緒方 一介, 八尋 正信 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 213-213, 2016

    <p>重陽子を標的とする反応を利用し、モデル非依存に不安定核のスキン厚を抽出する方法を提案する。</p>

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  • α-n-nクラスター模型による<sup>6</sup>Heのファデーエフ計算

    鎌田 裕之, 古谷 次郎, 山口 雅弘, 尾立 晋祥 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 138-138, 2016

    <p>αnn3体模型を3体ファデーエフ方程式を解くことにより!LaTeX$^6$He原子核の基底状態および励起状態について調べる。2つの中性子についての相関をJ!LaTeX$^{\pi}=0^{+}$基底状態と!LaTeX$2^{+}$状態について調べる。J!LaTeX$^{\pi}=2^{+}$状態については最近多くの励起状態について測定がなされており、本理論計算においても!LaTeX$2^{…

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  • 中性子星内殻における超流動中性子・原子核系の集団運動

    稲倉 恒法, 松尾 正之 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 133-133, 2016

    <p>中性子星内殻の励起状態を、密度汎関数理論を用いて微視的に計算した。対相関(超流動性)が本質的な役割を果たす Anderson-Bogoliubov mode が広いエネルギー領域で現れた。このモードは内殻にある原子核の影響はあまり受けない事が分かった。</p>

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  • 重陽子による核子ノックアウト反応の記述

    吉田 数貴, 蓑茂 工将, 緒方 一介 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 211-211, 2016

    <p>不安定核の1粒子状態がどのようになっているかは近年の核物理の興味の一つである。そのプローブとして核子ノックアウト反応が挙げられるが、不安定核はビームとして供給されるため陽子標的を用いるのは原子核標的を用いる場合と比較して困難を伴う。本講演では理論的に最も扱いやすい原子核である重陽子を標的とした核子ノックアウトを歪曲波インパルス近似を拡張することで記述する。終状態の重陽子についてはinclu…

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  • 中性子過剰ネオン同位体のピグミー共鳴

    木村 真明 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 210-210, 2016

    <p>この講演では、中性子過剰ネオン同位体のピグミー共鳴の構造と崩壊を議論する。前回講演で提案したアイソスカラー、アイソベクター成分の混在と崩壊モードに関する解析を中心に議論したい</p>

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  • 殻模型によるsd-pf殻領域の中性子過剰核におけるベータ崩壊の記述

    吉田 聡太, 宇都野 穣, 清水 則孝, 大塚 孝治 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 209-209, 2016

    ...<p>本講演では陽子数がsd殻かつ中性子数がpf殻領域の中性子過剰核の、ベータ崩壊半減期や遅発中性子の放出確率などについて、sd-pf殻にわたる2主殻を模型空間とした殻模型計算の結果を紹介する。</p>...

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  • 反応断面積測定による<sup>6,8</sup>Heの核構造

    田中 悠太郎, 福田 光順, 西村 太樹, 武智 麻耶, 田中 聖臣, 杜 航, 大西 康介, 青木 一矢, 池田 彩香, 泉川 卓司, 笈川 浩之, 大坪 隆, 加藤 郁磨, 菅家 悠生, 北川 敦志, 佐藤 眞二, 杉原 貴信, 鈴木 健, 高橋 拓希, 武井 悠稀, 竹之内 嵐, 只野 奈津生, 親跡 和弥, 永井 伎, 西塚 賢治, 福田 茂一, 町田 聖寛, 三原 基嗣, 宮田 恵理, 八木 翔一, 山岡 慎太郎, 山口 貴之, 横山 耕平 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 204-204, 2016

    ...<p>^4^Heというソリッドなコアを持つ中性子過剰核^6,8^Heは、それぞれ中性子ハロー構造、中性子スキン構造を持つ可能性が示唆されており、ハロー構造とスキン構造の差異を調べるための良いプローブである。...

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  • 改良したβ崩壊大局的理論によるβ崩壊半減期計算

    小浦 寛之 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 166-166, 2016

    <p>「β崩壊の大局的理論」の核構造的な詳細に伴う変化、具体的には基底状態のパリティ変化に対応する改良を行った。大局的理論ではこれまで核構造的な詳細に伴う変化は取り入れられておらず、例えばG. Lorusso et al., PRL114, 192501 (2015)においてその点が指摘されている。今回、β崩壊の核行列要素においてKTUY質量模型からの核構造情報を用いることにより選択則的な抑制を…

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  • 19pAX-7 中性子過剰核^<75>Cuのアイソマー状態の核磁気モーメント

    市川 雄一, 高峰 愛子, 西畑 洸希, 今村 慧, 藤田 朋美, 佐藤 智哉, 籾山 悟至, 清水 陽平, Ahn D. S., 旭 耕一郎, 馬場 秀忠, Balabanski D. L., Boulay F., Daugas J. M., 江上 魁, 福田 直樹, 舟山 智歌子, 古川 武, Georgiev G., Gladkov A., 稲辺 尚人, 石橋 陽子, 小林 義男, 小島 修一郎, Kusoglu A., 川口 高史, 河村 嵩之, Mukul I., 新倉 潤, 西坂 太志, 小田原 厚子, 大友 祐一, Ralet D., 下田 正, Simpson G., 炭竈 聡之, 鈴木 宏, 竹田 浩之, Tao L. C., 栂野 泰宏, 富永 大樹, 上野 秀樹, 山崎 展樹, Yang X. F. 日本物理学会講演概要集 71.1 (0), 311-, 2016

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  • 重イオン衝突を用いた高密度非対称核物質における対称エネルギー研究の解析状況

    金子 雅紀, Barney J., Cerizza G., Estee J., 磯部 忠昭, Jhang G., 西村 美月, Lasko P., Lee J., Lukasik J., Lynch W.G., McIntosh A., 村上 哲也, Pawlowski P., Pelczar K., 櫻井 博義, Santamaria C., Shane R., 鈴木 大介, Tangwancharoen S., Tsang M.B., Zhang Yan, the SpiRIT collaboration 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 175-175, 2016

    ...<p>核物質の対称エネルギーは、中性子過剰核や中性子星などアイソスピンの大きく偏った系の振る舞いに対して大きな寄与を持つ。しかしながら標準核密度を超える領域では不定性が大きいため、その密度依存性はよく理解されていないのが現状である。...

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  • 25aSF-9 p-sd殻領域中性子過剰核の中性子剥離断面積

    福田 光順, 田中 聖臣, 田中 悠太郎, 杜 航, 西村 太樹, 武智 麻耶, 安部 敬治郎, 泉川 卓司, 笈川 浩之, 大坪 隆, 大野 淳一, 加藤 郁磨, 菅家 悠生, 菊池 遥, 北川 敦志, 佐藤 眞二, 佐山 海斗, 島谷 二郎, 鈴木 伸司, 鈴木 健, 竹内 勇貴, 竹本 貴紀, 只野 奈津生, 田村 崚, 南雲 淳也, 西塚 賢治, 福田 茂一, 堀兼 修, 松永 達, 水上 淳, 三原 基嗣, 宮田 恵理, 室岡 大樹, 山岡 慎太郎, 山口 貴之 日本物理学会講演概要集 70.2 (0), 219-, 2015

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  • 25aSF-11 中性子過剰核^<16>Cの反応断面積と核構造

    田中 悠太郎, 福田 光順, 西村 太樹, 武智 麻耶, 田中 聖臣, 安部 敬治郎, 泉川 卓司, 笈川 浩之, 大坪 隆, 大野 淳一, 加藤 郁磨, 菅家 悠生, 菊池 遥, 北川 敦志, 佐藤 眞二, 佐山 海斗, 島谷 二郎, 鈴木 伸司, 鈴木 健, 竹内 勇貴, 竹本 貴紀, 只野 奈津生, 田村 崚, 杜 航, 南雲 淳也, 西塚 賢治, 福田 茂一, 堀 兼修, 松永 達, 水上 淳, 三原 基嗣, 宮田 恵理, 室岡 大樹, 山岡 慎太郎, 山口 貴之 日本物理学会講演概要集 70.2 (0), 221-, 2015

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  • 25aSF-10 中性子過剰核^<15>Cの反応断面積と核構造

    杜 航, 福田 光順, 西村 太樹, 武智 麻耶, 田中 聖臣, 安部 敬治郎, 泉川 卓司, 笈川 浩之, 大坪 隆, 大野 淳一, 加藤 郁磨, 菅家 悠生, 菊池 遥, 北川 敦志, 佐藤 眞二, 佐山 海斗, 島谷 二郎, 鈴木 伸司, 鈴木 健, 竹内 勇貴, 竹本 貴紀, 只野 奈津生, 田中 悠太郎, 田村 崚, 南雲 淳也, 西塚 賢治, 福田 茂一, 堀 兼修, 松永 達, 水上 淳, 三原 基嗣, 宮田 恵理, 室岡 大樹, 山岡 慎太郎, 山口 貴之 日本物理学会講演概要集 70.2 (0), 220-, 2015

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  • 重力波を聞き,電磁波を見る : 電磁波対応天体(最近の研究から)

    久徳 浩太郎, 仏坂 健太 日本物理学会誌 69 (5), 319-323, 2014-05-05

    ...数値相対論シミュレーションを用いて,中性子星を含むコンパクト連星の合体では,太陽質量の0.1-10%程度の物質が光速の10-30%で放出される可能性が高いことを,一般相対論での定量的な計算として初めて示した.電磁波対応天体の理論モデルによれば,これだけの物質が放出されれば,それに付随して十分に観測可能な明るい放射が期待できる.たとえば,放出された物質の中でr過程元素合成と呼ばれる過程により非常に重い中性子過剰核...

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  • 中性子過剰シリコン・硫黄核における形状遷移とテンソル力駆動ヤーンテラー効果

    宇都野 穣, 大塚 孝治, Brown B. A., 本間 道雄, 水崎 高浩, 清水 則孝 Physical Review C 86 (5), 051301\_1-051301\_6, 2012-11

    ...本論文では、テンソル力による殻構造変化が一粒子準位を変化させるだけではなく、中性子過剰核の形をも変化させうることを殻模型計算によって明らかにし、そのメカニズムをヤーンテラー効果と関係づけて議論した。まず、中性子数が20から28へ増やすと、テンソル力によって陽子のスピン軌道分離エネルギーが減少することを、カルシウム48からの一陽子分離反応によって得られる分光学的因子の分布から明確にした。...

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  • 超新星での元素合成とニュートリノ振動(最近の研究から)

    鈴木 俊夫, 吉田 敬, 千葉 敏, 梶野 敏貴 日本物理学会誌 67 (1), 49-54, 2012-01-05

    ...超新星における^7Li,^<11>B,^<138>La,^<180>Ta等の元素合成には,ニュートリノ-原子核反応過程が重要な役割を果たす.最近の中性子過剰核を中心とした原子核物理の発展に基づいて新しい殻模型ハミルトニアンを構築し,原子核のスピン応答の記述を改善した.新しいハミルトニアンをニュートリノ-原子核反応断面積の理論計算に適用することによって,超新星で合成される^7Li,^<11>B等の軽元素合成量...

    DOI Web Site 参考文献26件

  • 24pXC-4 ^<238>Uから生成される中性子過剰核の生成断面積の測定(24pXC 不安定核(実験),実験核物理領域)

    村井 大地, 家城 和夫, 久保 敏幸, 稲辺 尚人, 亀田 大輔, 福田 直樹, 竹田 浩之, 鈴木 宏, 吉田 光一, 日下 健祐, 田中 鐘信, 柳澤 善行, 大竹 政雄, 佐藤 広海, 清水 陽平, 馬場 秀忠, 黒川 明子, 西村 太樹, 井手口 栄治, 郷 慎太郎, 横山 輪, 藤井 俊彦, 岩佐 直仁, 山田 拓, 千葉 鮎子, 百田 佐多生, 西畑 洸希, Tarasov Oleg B., Morrissey Dave J., Sherrill Brad M., 佐藤 義輝, Kim Sunji, Hwang Jongwon, Simpson Gary 日本物理学会講演概要集 67.1.1 (0), 82-, 2012

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  • 重い中性子ハロー核<sup>31</sup>Neの発見(最近の研究から)

    中村 隆司 日本物理学会誌 66 (12), 914-919, 2011-12-05

    ...中性子数が非常に過剰で弱束縛な原子核は,芯核のまわりに巨大な中性子雲「ハロー」をまとう構造を持つことがある.こうした中性子ハロー核はこれまで質量数20以下の軽い中性子過剰核に数種類ほど知られているのみであったが,我々は,次世代型不安定核実験施設「RIビームファクトリー(RIBF)」でのクーロン分解反応実験により,従来より質量数が10以上も大きい中性子過剰核^<31>Neに新たにハロー構造を確認した....

    DOI Web Site 参考文献29件

  • 27pGJ-1 中性子過剰核^<20-22>Nのインビームγ線核分光(27pGJ 不安定核III,実験核物理領域)

    田中 直樹, 佐藤 義輝, Tshoo K., Bhang H. C., Choi S. H., 中村 隆司, 近藤 洋介, 中山 佳晃, 小林 信之, 田中 佳奈, 河田 鷹介, 出口 茂樹, 本林 透, 櫻井 博儀, 大津 秀暁, 青井 考, 竹内 聡, 米田 健一郎, 栂野 泰宏, 石原 正泰, Ong H. J., 下浦 亨, 小林 俊雄, 松下 昌史, 本多 崇成, 炭竈 聡之, 宮下 雄樹, 吉永 健太, Orr N. A., Marques F. M., Gibelin J., Delaunay F., Sohler D., Zheng T., Li Z. H., Cao Z. X. 日本物理学会講演概要集 66.1.1 (0), 93-, 2011

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  • 中性子の果たす"糊"の効果とαクラスターの結合形態(最近の研究から)

    板垣 直之, Maruhn Joachim A., 木村 真明 日本物理学会誌 64 (11), 840-844, 2009-11-05

    ...原子核は励起エネルギーの関数として様々な構造へと変異する.基底状態近傍では陽子や中性子の独立粒子運動が支配的であるが,α粒子などの放出の敷居エネルギー付近ではαクラスター構造が出現する.これまで,陽子数と中性子数の等しい軽い安定核を対象に,敷居エネルギー付近のαクラスターの気体的な状態が研究されてきたが,そこに中性子が加わった軽い中性子過剰核においては,中性子の"糊"の効果により,幾何学的なクラスター...

    DOI Web Site 参考文献10件

  • 湯川型とガウス型の相互作用を使ったダイソン・ボソン展開法(有効相互作用の理論と核模型,研究会報告)

    安本 誠一, 高田 健次郎, 田崎 茂 素粒子論研究 115 (2), B62-B67, 2007

    ...これまでに私たちは殻模型空間をTamm-Dancoff phononを用いて集団的フォノン部分空間に切断し,更に殻模型ハミルトニアンをダイソン・ボソン展開する際に,ガウス型と湯川型の中心力のみの有効相互作用がとても有効であること示してきた.本研究会では,これまでの研究の簡単なレビューとこれらの有効相互作用を用いて中性子過剰核である偶^<52-56>Tiアイソトープの低エネルギー準位とB(E2)の数値計算...

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