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検索結果 361 件

  • 都市型中規模オフィスビルにおけるZEB・Wellnessに関する研究 (第2報)電解微酸性次亜塩素酸水を利用した脱臭ユニットの効果検証

    大桃 元, 竹田 喜一, 土肥 英晴, 中村 勉, 稲田 朝夫, 中野 隆司, 林 立也, 中川 優一 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2022.10 (0), 273-276, 2022

    <p>都市型中規模オフィスビルにおける換気システムとして、外気供給を建物全体で集約・中央化し全熱交換器による熱回収をおこなうことで省エネルギー化を図る手法が考えられる。本プロジェクトでは「電解微酸性次亜塩素酸水」の脱臭機能を活用した脱臭装置を開発し、便所排気への噴霧を行うことで排気を無臭化し熱回収する「全量循環形熱回収換気システム」を採用した。本報では、本システムにおける脱臭効果について検証した…

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  • 石油精製技術を変革するツールとしてのペトロリオミクスの展望

    片野 恵太, 高橋 祐樹, 佐藤 浩一, 辻 浩二, 早坂 俊明, 中村 勉, 豊岡 義行, 稲村 和浩 Journal of the Japan Petroleum Institute 63 (3), 133-140, 2020-05-01

    <p>(一財)石油エネルギー技術センター(JPEC)は2011年度より「ペトロリオミクス」と称する新しい石油精製技術の体系化にチャレンジしている。当技術は,重質油成分を分子レベルで解析し反応モデル等を構築する究極の手法と言える。最初の5 年間で,フーリエ変換イオンサイクロトロン共鳴質量分析計(FT-ICR …

    DOI Web Site Web Site 参考文献13件

  • 次亜塩素酸水の空調システムへの利用に関する研究 (第2報)ドレンパン付着菌の不活化効果

    大桃 元, 中村 勉, 稲田 朝夫, 竹田 喜一, 土肥 英晴 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.8 (0), 69-72, 2020

    <p>本研究では、近年の人々の室内空気質への関心の高まりから、室内環境汚染物質としてのかび・細菌などの微生物汚染防止に、微酸性次亜塩素酸水の適用を検討してきた。 具体的には、個別分散空調システムにおける空調機ドレンパンへ、夜間に次亜塩素酸水を散布することで、ドレンパン付着菌への不活化効果を確認するものである。 …

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  • 適正な施工を確保するための施工図作成ルールに関する研究報告 (その1)施工図に記載すべき情報

    加藤 健一郎, 佐藤 啓明, 設楽 有也, 田中 基裕, 中川 信, 中村 勉, 松島 俊久, 村上 壽之, 横手 幸伸, 吉田 新一 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.10 (0), 1-4, 2020

    <p>施工図に起因するトラブルの発生を抑制する為に、施工図に関するアンケート調査結果・実際に発生した不具合事例・実使用図面より、施工図に記載すべき情報を抽出し、作図部位ごとにまとめ、施工図作成時のルールを示した。また、どのように記載すれば良いか分かるように記載例を合わせて示した。</p>

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  • フーリエ変換イオンサイクロトロン共鳴質量分析による重質油成分のコア構造解析

    寺谷 彰悟, 片野 恵太, 田中 隆三, 中村 勉, 猪股 宏 Journal of the Japan Petroleum Institute 62 (6), 272-281, 2019-11-01

    <p>重質留分中に含まれる分子のコア構造をフーリエ変換イオンサイクロトロン共鳴質量分析(FT-ICR MS)により推定する方法を開発した。分画法とFT-ICR MSを組み合わせ,中東系減圧残油中に含まれる分子構造を解析した。さらに,3環以上芳香族分(3A+)とアスファルテン分(As)について,衝突誘起解離(CID)法によるフラグメンテーションをFT-ICR MSと組み合わせた分析(CID …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献3件 参考文献25件

  • 多成分系凝集モデル(MCAM)を用いた溶剤脱れき装置の抽出物予測

    佐藤 浩一, 片野 恵太, 中村 勉 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 58-, 2019

    <p>JPECが開発した、重質油成分の溶解・凝集・析出挙動を定量的に予測できる多成分系凝集モデル(MCAM)を用い、減圧残油溶剤脱れき装置の抽出物の予測が可能か検証を行った。MCAMで予測された液相および凝集相はアスファルテン分が除去されており、抽出油の実測結果と類似しており、MCAMが抽出成分予測に適用可能である見込みを得た。</p>

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  • 分子構造情報を活用したRFCC反応モデルの構築

    高橋 祐樹, 早坂 俊明, 中村 勉 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 60-, 2019

    <p>RFCCベンチ試験により得られた生成油及び原料油の詳細組成構造解析を実施し、反応挙動を解析した。その結果、1環及び2環化合物についてパラフィン・オレフィン並びに側鎖の環化脱水素による増加を確認した。一方で、3環以上の多環化合物はナフテン環の開環及び脱水素、さらには芳香族性の高いコアのCoke化が生じており、8環以上の多環化合物は構造に関わらず原料油のほぼ全量がCoke化する可能性が示唆され…

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  • ペトロリオミクス技術を活用した偏流解析モデルの開発―触媒固化部の成長による流動挙動への影響―

    高橋 公紀, 野々上 友也, 寺谷 彰悟, 早坂 俊明, 中村 勉 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 55-, 2019

    <p>直接脱硫装置RDSでは、触媒が充填された反応器内に重質油と水素を供給し、高温高圧下において重質油を脱硫する。反応条件が過酷なこともあり、RDSは偏流やホットスポットといった流動に起因するトラブルが発生し易い装置となっている。それらの発生メカニズム解明のため、ペトロリオミクス技術から得られる反応と流動を連成させ、偏流挙動を解析するモデルを開発中である。本報告では、本報告では、偏流解析モデルを…

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  • 分子組成データの活用による原油の反応性予測方法の検討

    辻 浩二, 橋本 益美, 谷地 弘志, 中村 勉 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 48-, 2019

    <p>各種原油ARの分子組成データを活用して、原油ARの脱硫反応性を油種間の①分子の種類、存在量、②分子の凝集度の違いから予測する手法について検討した。各原油ARに含まれる分子の芳香環数別の反応性と存在量を基に反応性を推算した結果、実測値と大きく乖離する油種が見られた。そこで、各原油ARに含まれる分子の凝集度を基に上記推算値を補正した結果、実測値との乖離は改善され、概ね実測値と合致する手法を開発…

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  • APPI法とAgカチオン化ESI法を用いたFT-ICR MSによる硫黄化合物のキャラクタリゼーション

    片野 恵太, 佐藤 浩一, 中村 勉 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 61-, 2019

    <p>大気圧光イオン化(APPI)法は極性の低い芳香族分子や硫黄化合物のイオン化が可能であり、FT-ICR MSと組み合わせてこれまでに広く用いられてきた。しかしながら、APPI法は重質成分が顕著な油種や生成油において硫黄含有量の過小評価を起こす事例がいくつか確認されていた。本報告では、APPI法で検出困難な硫黄化合物にもアクセス可能なイオン化方法として、Agカチオン化を利用した電子スプレーイオ…

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  • 分子組成データの活用による原油混合時の相溶性予測手法の検討

    橋本 益美, 辻 浩二, 谷地 弘志, 中村 勉 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 49-, 2019

    <p>既往の文献で報告されているIrwin Wieheの評価手法を用いて、実験的に各種原油を混合した時の相溶性を評価した。原油種の組み合わせによって相溶性が低下し析出物が確認されたが、原油の重質度(API)との間には相関は見られなかった。JPECが開発した多成分系凝集モデル(MCAM)を用いて、各種混合原油における分子の凝集・析出挙動を定量的に評価したので、その結果について報告する。</p>

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  • 吊り下げ支持におけるコーンナット式の引抜き力に関する実験研究 (その1)実験の経緯、計画

    戸邉 勉, 野村 洋文, 松島 俊久, 飯田 徹, 中村 勉, 安部 孝人, 仲村 隆行, 矢幡 秀介, 長谷部 優, 渋谷 宏明 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2019.8 (0), 249-252, 2019

    <p>天井ダクト等に用いる金属拡張アンカーの内、新たに市場で普及しているコーンナット式の規格化検討に向け、経験や技能が低い作業者でも間違いなく施工でき、バラツキがない適正な引抜き力を有するかの確認評価を行った。本稿は、その1として、実験の経緯と計画について報告する。</p>

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  • 次亜塩素酸水の空調システムへの利用に関する研究 (第1報)ドレンパン付着菌の不活化効果

    大桃 元, 中村 勉, 稲田 朝夫, 竹田 喜一, 土肥 英晴 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2019.8 (0), 265-268, 2019

    <p>本研究では、近年、居住空間や執務空間において、人々の室内空気質への関心が高まっていることから、室内環境汚染物質としての、かび・細菌などの微生物汚染防止に次亜塩素酸水の適用を検討することとした。 具体的には、空調システムにおける、微生物の生育・増殖を対象に、ドレンパンや気化式加湿エレメントなど特に水分に曝され微生物が繁殖しやすい部位を特定し、微生物汚染低減のため、次亜塩素酸水生成装置を利…

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  • ペトロリオミクス技術の現状と将来展望

    中村 勉 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2018f (0), 152-, 2018

    石油精製分野の先進的な技術開発としてJPECが取り組んでいるペトロリオミクス技術開発は、本年で研究開始から8年目を迎え、基礎研究フェーズから実用化を目指したフェーズへ進んでいる。石油関連企業におけるペトロリオミクス技術の活用検討も本格的に開始され、石油精製プロセスのイノベーションへの貢献できる芽が育ってきている。本発表では、分子組成情報が解き明かす原油や重質油の解析事例を述べ、本技術の今後の展開…

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  • RDS分子反応モデリング技術の改良検討 ー触媒劣化に伴う反応挙動変化の解析ー

    松岡 茂樹, 高橋 祐樹, 辻 浩二, 早坂 俊明, 三谷 尚洋, 中村 勉 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2018f (0), 146-, 2018

    RDS分子反応モデリング技術を汎用化するため、RDS寿命試験を実施し、得られた生成油の詳細組成構造解析結果を基に、触媒劣化に伴う反応挙動を7つのタイプに集約する方法を構築した。7つのタイプの内、初期に反応性が急激に低下するタイプと初期から終期にかけて徐々に低下するタイプが多く、かつ、触媒ゾーン毎の劣化挙動に差が認められた。今回は構築した解析方法と寿命試験の結果について報告する。

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  • 多成分系凝集モデル(MCAM)を用いたセジメント生成予測

    佐藤 浩一, 片野 恵太, 中村 勉 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2018f (0), 157-, 2018

    JPECが開発した、重質油成分の溶解・凝集・析出挙動を定量的に予測できる多成分系凝集モデル(MCAM)を用い、減圧残油水素化分解装置後段にある熱交の閉塞原因となるセジメント成分の生成予測が可能か検証を行った。MCAMで予測された固相および凝集相は高縮合成分であり、析出しやすい成分順に整理すると多環芳香族のN含有化合物であった。いずれも熱交析出物のTHF可溶分の分析結果と類似しており、MCAMがセ…

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  • 分子組成データの活用による原油の反応性評価方法の検討

    辻 浩二, 高田 智至, 谷地 弘志, 中村 勉 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2018f (0), 158-, 2018

    各種原油ARの分子組成データを活用し、原油AR反応性の違いを①分子の種類、存在量、②分子の凝集状態の違いの視点から評価する手法を開発した。①に関して、各原油ARの反応性を比較した結果、反応性の序列はAPI比重で示される原油の重質さと異なるケースもあり、その理由を分子組成データから考察できることが分かった。②に関しては、凝集状態の異なるモデルARによる評価法を開発した。

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  • ペトロリオミクスを活用した偏流解析モデルの開発

    寺谷 彰悟, 三谷 尚洋, 中村 勉, 間瀬 淳, 宮本 真二, 塚田 隆夫, 野々上 友也, 山本 基裕, 高橋 公紀 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2018f (0), 147-, 2018

    当研究グループではペトロリオミクス技術を活用して得られた石油留分の詳細な組成構造情報ならびにそれらの反応特性、物性に基づき、固定床反応器内の流動挙動、反応挙動を連成解析する技術を開発している。本発表では、本技術の直脱偏流挙動解析への適用に関し、開発技術のコンセプトと本技術に適用する反応モデルについて報告する。

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  • ペトロリオミクス技術を活用したRFCC反応得率予測モデルの構築 -ACE-MAT法を用いたDSAR分解挙動の評価-

    高橋 祐樹, 早坂 俊明, 三谷 尚洋, 中村 勉 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2018f (0), 150-, 2018

    脱硫残渣油(DSAR)中の飽和分及び1,2環芳香族分の反応挙動を解析するため、カラム分画により得られた分画物をACE-MAT装置を用いてRFCC反応性評価を実施した。その結果、ガソリン留分は主として側鎖アルキル基の分解物が更なる分解及び環化・脱水素反応を経て生成すると推定された。また、コークの生成機構についても、ジフェニルメタンのACE-MAT試験結果より考察を行った内容について報告する。

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  • 触媒劣化組み込みRDS分子反応モデリングの開発検討(第1報)触媒劣化に伴う脱窒素・核水添反応の反応性変化

    高橋 祐樹, 辻 浩二, 三谷 尚洋, 中村 勉 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2017f (0), 55-, 2017

    JPECが開発したRDS反応を分子レベルでシミュレーションするモデルに触媒劣化因子を組み込むため、RDSヘベンチ装置による触媒寿命評価試験を実施した。得られた生成油の詳細組成構造解析を実施し、コア構造の組成変化より触媒劣化に伴う脱窒素・核水添反応の挙動変化を解析した。その結果、今回評価したコア構造の範囲では、触媒劣化に伴い脱窒素及び核水添反応の反応性が変化することは認められなかった。

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  • ペトロリオミクス技術を活用したRFCC反応得率予測モデルの構築 -RFCCベンチ装置を用いたDSARの分解挙動の評価-

    三谷 尚洋, 中村 勉 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2017f (0), 57-, 2017

    <br><br>RFCCベンチ装置を用いて脱硫残渣油(DSAR)を反応させて得られた生成油及び原料油について詳細組成構造解析を実施し、相関関係を解析した。その結果、1環及び2環芳香族化合物は原料油中の含有量以上の存在が認められたが、3環以上の多環芳香族化合物は原料油と生成油の含有量はほぼ一致した。これより、1環及び2環芳香族化合物はパラフィン及びナフテンの環化脱水素反応により生成した可能性が示唆…

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  • 減圧残油水素化分解装置の原料・生成油のFT-ICR-MSを用いた分析

    片野 恵太, 佐藤 浩一, 中村 勉, 中島 規裕, 林 郁孝, 河野 尚毅 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2017f (0), 62-, 2017

    減圧残油水素化分解装置で生じるセジメントは下流の熱交換器において詰りの原因の1つと考えられている。このため、セジメントの生成機構解明や制御に関する技術開発が望まれている。本研究では、減圧残油水素化分解装置の熱交換器下流でセジメント量が異なる原料油、生成油のボトム分を構造タイプ別に分画し、FT-ICR-MS分析によりサンプルの組成・構造の比較を行った。得られた結果から、セジメント生成に寄与する成分…

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  • ペトロリオミクスの技術体系と今後の展望

    中村 勉 日本エネルギー学会機関誌えねるみくす 96 (4), 427-431, 2017

    <p>We are developing “Petroleomics technology” as one of the advanced technology in the oil refining in JPEC. Petoroleomics is the technique that can analyze structure, composition, and the …

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  • ペトロリオミクスを活用した流動反応連成シミュレーション技術の開発

    寺谷 彰悟, 三谷 尚洋, 中村 勉, 塚田 隆夫, 間瀬 淳, 宮本 真二, 山本 基裕, 高橋 公紀 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2017f (0), 51-, 2017

    当研究グループではペトロリオミクス技術を活用して得られた石油留分の詳細な組成構造情報、ならびにそれらの反応特性、物性に基づき、固定床反応器内の流動挙動、反応挙動を連成解析する技術を開発している。本発表では、開発技術の概要を紹介するとともに、本技術を支えるペトロリオミクス技術とその活用方法について報告する。

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  • 触媒劣化組み込みRDS分子反応モデリングの開発検討(第2報) 触媒劣化に伴う脱硫反応の反応性変化

    辻 浩二, 高橋 祐樹, 三谷 尚洋, 中村 勉 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2017f (0), 56-, 2017

    JPECが開発した分子レベルでRDS反応をシミュレーションするモデルに触媒劣化因子を組み込むため、RDSベンチ装置による触媒寿命評価試験を実施した。得られた生成油のコア構造の組成変化より触媒劣化に伴う脱硫反応の挙動変化を解析した。その結果、評価期間の初期から中期では反応性が維持されていたが、終期で直接脱硫反応の反応性が極度に低下し、核水添反応を伴う水素化脱硫反応が相対的に増加する結果が示された。

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  • 冷温水配管を対象とした管更生工法適用に関する研究 配管の摩擦損失抵抗に関する検討

    竹田 喜一, 大桃 元, 稲田 朝夫, 中村 勉, 青木 達也, 南雲 一郎 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2017.8 (0), 157-160, 2017

    <p>管更生工法は、配管更新に比べ工事費が廉価であるため、主に集合住宅の給水管および排水管を対象として、現在では多くの工法が実際の施工技術として実施されている。しかしながら、空調用途などに適用される事例はほとんどなく、当該技術を冷温水配管のリユース工法として活用する検討を行った。 本報では、既設の配管と管更生工法を適用した配管を対象とした、配管内面の摩擦損失に関して検討を行ったので、その内容につ…

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  • 構造属性に基づく残油水素化脱硫反応の分子反応モデリング

    三谷 尚洋, 萩原 和彦, 藤長 寛之, 辻 浩二, 中村 勉 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2016f (0), 205-, 2016

    重質油の脱硫反応を分子レベルで解析する方法として、分子の部分構造に着目した構造属性に基づくモデリング技術(ARM: Attribute Reaction Model)を活用し、脱硫、脱硝、核水添等の個々の反応を詳細に記述する方法を開発した。本発表では、技術の概要及び分子レベルでの反応性評価並びに反応条件変更に伴う生成油の組成変化等、本技術の活用方法を例示し、その有用性について紹介する。

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  • サイホン排水システムの流れ特性に関する研究 (その14)通気弁設置の長配管における封水損失と流れ特性

    光永 威彦, 坂上 恭助, 中村 勉, 稲田 朝夫, 木村 香桜里, 阿久津 健太 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2016.1 (0), 109-112, 2016

    <p>雑排水のサイホン排水システムは、雨水排水と異なり、臭気の逆流防止機構としてトラップ部が非常に重要な役割を果たしている。しかし、トラップの封水の保護については、課題の解決に至っていない。本研究では、封水の保護を目的として設置する通気弁をサイホン排水システムに適用した場合における、トラップの封水損失、および管内の流れ特性への影響に着目し、実験および考察を行った。</p>

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  • 施工図作成に関するアンケート調査の結果報告(その1) 施工者編

    湯浅 紳次, 笠置 雄次, 加藤 健一郎, 設楽 有也, 中村 勉, 吉田 新一, 中川 信, 藤田 隆文, 山下 章次 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2016.10 (0), 1-4, 2016

    <p>施工図作成に関する現状の実態を把握するために「施工者」に対してアンケート調査を実施した。アンケートの集計結果を報告するとともに、「施工者」からの視点での問題点や課題、改善点などを報告する。</p>

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  • 石油分子の構造属性に基づく物性と反応性の推算

    中村 勉, 三谷 尚洋 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2016f (0), 204-, 2016

    ペトロリオミクス技術開発では、石油の全成分、特に重質成分を分子レベルで分析することで、その物性と反応性を明らかにしようとしている。JPECでは、石油の重質成分を分子レベルで分析する方法として、カラムクロマトグラムによる分画と超高分解能質量分析装置による組成分析を採用している。その方法を元にすると、分子を構造属性で整理することができ、その情報を元に石油成分の物性・反応性を推算することができる。本発…

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  • 分子レベルの反応性評価に基づく重質油水素化脱硫触媒の設計指針

    佐藤 浩一, 高田 智至, 杉本 明, 鈴木 昭雄, 三谷 尚洋, 中村 勉 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2016f (0), 206-, 2016

    常圧残渣の直接脱硫反応において、残留炭素量を左右する多環レジン分の反応に効果を示す触媒特性を把握するため、高速反応評価技術を活用し、常圧残渣から抽出した多環レジン分を原料油とする各種触媒の評価を行った。その結果、触媒特性によって多環レジン分に含まれる特定の環数を有する芳香族化合物の量が大きく変化することが分かり、重質油の反応を分子レベルで解析することにより触媒設計への新たな指針を得ることが可能で…

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  • No.2-29 ペトロリオミクスの概要

    田中 隆三, 中村 勉 石炭科学会議発表論文集 53 (0), 116-117, 2016

    Petroleomics is a new scientific paradigm in which petroleum is analyzed, modeled, and treated in molecular level. An informatics system was developed to obtain the chemical structure, physical …

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  • サイホン排水システムの流れ特性に関する研究 (その12)管径25Aを用いた長配管(100m)における流れ特性

    光永 威彦, 坂上 恭助, 中村 勉, 稲田 朝夫, 植村 悠太郎, 木村 香桜里 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2015.1 (0), 129-132, 2015

    <p>水使用場所が隔離されている場合、従来の排水方式では大きな配管スペース(高さ)を確保する必要がある。サイホン排水システムを適用するで、そのスペースを圧縮できる。既往研究では、硬質ポリ塩化ビニル管とポリブテン管を用いて、水平管長20mにおいて、前報では水平管長100m(管径20A)における流れ特性を明らかにした。 …

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  • 貯湯式給湯器の転倒防止措置に関する調査研究 (第3報)実験の概要と静的荷重実験

    横手 幸伸, 坂上 恭助, 松島 俊久, 小島 邦晴, 野々瀬 恵司, 小池 道広, 小林 誠彦, 岸野 洋也, 中村 勉 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2014.1 (0), 9-12, 2014

    <p>東日本大震災において、集合住宅の上層階や戸建住宅の屋外に設置した大容量の貯湯式給湯器の転倒等の被害事例が多くあった。貯湯式給湯器の転倒は、人的被害あるいは避難通路を塞ぐことによる避難困難被害のおそれがある。これら転倒による被害をなくすため、実験を行い、知見を得た。実験に関して、3報に分けて概説するが、本報では実験の概要と静的荷重実験に関して概説する。</p>

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  • 貯湯式給湯器の転倒防止措置に関する調査研究 (第2報)震災被害と転倒防止措置の経緯に関する調査

    中村 勉, 坂上 恭助, 横手 幸伸, 松島 俊久, 小島 邦晴, 野々瀬 恵司, 小池 道広, 西本 賢二, 小林 誠彦 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2014.1 (0), 5-8, 2014

    <p>過去に発生した大震災の中で、宮城県沖地震、阪神淡路大震災、新潟中越沖地震、東日本大震災の4つの震災に的を絞り、貯湯式給湯器の転倒被害を調査した。また、震災を受けて制定・改正された法令、設置基準、業界対応の状況と、現状の給湯器の仕様等について調査を実施した。</p>

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  • 貯湯式給湯器の転倒防止措置に関する調査研究 (第1報)調査概要

    野々瀬 恵司, 坂上 恭助, 横手 幸伸, 松島 俊久, 中村 勉, 小島 邦晴, 小池 道広, 小林 誠彦 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2014.1 (0), 1-4, 2014

    <p>平成23年3月11日の東日本大震災における建築設備被害の一つに、貯湯式給湯器の転倒があった。この対応として、国土交通省住宅局は、電気給湯機及びガス給湯機等の転倒防止対策として、平成23年国住指第1672〜1672-8号により、アンカーボルト等により適切に緊結する等の注意喚起を行った。 過去の大震災を受け、日本建築センターの「建築設備耐震設計・施工指針」や、空気調和・衛生工学会の「建築設備耐…

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  • 液状シール剤とテープシール併用によるねじ接合に関する実態調査と性能検証

    加藤 健一郎, 中村 勉, 横手 幸伸, 松島 俊久, 小池 道広, 北田 寿美, 佐藤 直毅, 柳井原 務, 横田 茂夫, 小林 潔 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2014.1 (0), 221-224, 2014

    <p>配管のねじ接合に関する施工実態の把握を目的に、①アンケートによる施工内容に関する調査の実施、②テープシール併用時のトルクに関する確認実験を実施した。本報では、これらの調査と実験の結果について報告する。</p>

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  • 貯湯式給湯器の転倒防止に関する調査研究 (第4報)動的加振実験

    猪飼 万由子, 坂上 恭助, 横手 幸伸, 松島 俊久, 小島 邦晴, 中村 勉, 野々瀬 恵司, 小池 道広, 小林 誠彦, 荒川 稔 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2014.1 (0), 13-16, 2014

    <p>ガイドラインを策定するにあたり、貯湯式給湯器の耐力と固有振動数等を確認するため、三次元振動台実験装置に貯湯式給湯器を据え付け、ホワイトノイズ波、正弦波、K-NET仙台波の三種類の振動を入力し、実際に加振を行った。機器の持つ固有振動数、加振による応答変位、及び、加振後の機器の状況を確認し、ガイドライン策定にあたっての推奨値設定に関する知見を得た。</p>

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  • 耐塩素性能を向上させたゴムフレキの性能評価

    矢野 弘, 小鹿島 太郎, 中村 勉, 稲田 朝夫, 大武 義人 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2013.1 (0), 165-168, 2013

    <p>設備の長寿命化とコスト対応として、給水系に使用されることを前提に、EPDMをベースポリマーとした、合成ゴム製フレキの耐塩素性能の改良を試み、本報では、給水系統を想定した流水環境下を模した試験装置に浸せきさせ、低分子化劣化による、外観,物性,構造変化等の劣化に関する試験結果を示し、耐塩素性能を向上させたフレキの耐久性評価の基礎データを報告する。</p>

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  • 支援建築会議・調査研究委員会活動報告(第六部:2010年度委員会活動報告)

    [記載なし], 西村 幸夫, 服部 岑生, 佐藤 滋, 吉野 博, 中林 一樹, 古谷 誠章, 南 一誠, 松村 秀一, 中村 勉, 浅野 良晴, 森本 信明, 坂村 健, 岸 泰子, 坂口 大洋, 宇杉 和夫, 佐土原 聡, 田中 哮義, 大嶋 拓也, 角 哲, 樋本 圭佑, 桝田 佳寛, 中島 正愛, 谷 直樹, 久野 覚, 柳沢 厚, 稲葉 武司, 小林 英嗣, 三橋 伸夫, 濱本 卓司, 加賀 有津子, 長澤 悟, 林 康裕, 稲田 達夫 建築雑誌 (1622) 67-85, 2011-09-20

    日本建築学会 参考文献4件

  • 給水中に含まれる残留塩素による合成ゴムの劣化に関する研究 : 第1報-EPDMパッキンの劣化の事例とメカニズム

    中村 勉, 河原 成元, 大武 義人, 坂上 恭助 空気調和・衛生工学会 論文集 36 (171), 41-48, 2011

    給水・給湯設備では,管継手・バルブなどの止水箇所に合成ゴムを装着した製品がシステムに採用されている。止水箇所に合成ゴムが採用された背景には,施工技能者の減少に伴う製品の軽量化,施工の簡易化,コストダウンなどが挙げられる。しかし,合成ゴムについては,飲料水を供給する給水や給湯のシステムにおいて,使用を開始してから10年未満の短期間に劣化し,黒色異物などが水栓より流出や水漏れ等のトラブルがみられる。…

    DOI Web Site 参考文献9件

  • OS-12 給排水衛生設備機器の維持保全調査結果と今後の課題

    飯田 徹, 泉山 浩郎, 松島 俊久, 横手 幸伸, 岡崎 徳臣, 中村 勉, 田中 毅弘, 村上 三千博, 吉田 新一 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2010.2 (0), 1731-1734, 2010

    Maintenance questionnaire for HVAC equipments in actual buildings were carried out and reported the result in the previous annual meeting in 2007. This paper reports the result of maintenance …

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  • OS-13 ステンレス管プレハブユニット製作の規格化に向けた検討

    小池 道広, 松島 俊久, 中野 和幸, 池田 良夫, 井手 克則, 上垣 准三, 坂上 恭助, 佐藤 聡, 中村 勉, 南雲 一郎, 原田 洋一, 日置 浩貴, 松本 健一, 松本 淳, 山中 哲, 横手 幸伸, 吉田 新一 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2010.2 (0), 1735-1738, 2010

    At present, there are no clear and effective specifications, guidelines, or manuals for prefabricated units of stainless piping, and this condition is causing problems such as corrosion and leakage. …

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  • H-62 循環冷却水の電解処理による、スケール除去性能について

    竹田 喜一, 中村 勉, 小松 英寿, 仲野 崇行, 水流 徹 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2008.3 (0), 2155-2158, 2008

    Based on field test results, it was confirmed that high performance of consecutive removal of scale origin substances was achieved by water electrolysis using titanium electrodes. 1) This water …

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  • A-29 EPDMに発生する銅害に影響を及ぼす環境要素について

    中村 勉, 竹田 喜一, 稲田 朝夫, 大武 義人 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2008.2 (0), 757-760, 2008

    In this report, it is reported about an environmental element promoting deterioration by the copper ion of the EPDM packing. The result is shown below. 1) The concentration of copper ion was a low …

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  • A-16 合成ゴムの銅イオンによる劣化について

    中村 勉, 竹田 喜一, 稲田 朝夫, 大武 義人 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2007.1 (0), 61-64, 2007

    Synopsis It reports a leak of water example of EPDM packing used for a hot water system and elucidated that EPDM packing deteriorated by a copper ion.The result is shown below 1) Deterioration by a …

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  • 設備配管の異種金属接触腐食の防止に関する実験的研究 : 絶縁距離と電気化学的挙動に関する検討

    山手 利博, 藤井 哲雄, 松島 俊久, 河村 久和, 中村 勉, 南雲 一郎 空気調和・衛生工学会 論文集 30 (99), 11-18, 2005

    設備配管系で発生する異種金属接触腐食の防止対策として異種金属間の絶縁処理(ガスケットや絶縁管の挿入)が行われる。しかし,異種金属同士が外部回路で接触した場合の絶縁距離に関しては,これまでまだ十分明らかにされていない。ここでは,ステンレス鋼管と炭素鋼管を組み合わせ,水道水環境で,配管によるガルバニック対の電位分布やガルバニック電流の分布を測定する基礎的な実験を行った。その結果,1)炭素鋼管と絶縁管…

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 第17回エラストマー討論会優秀若手発表者報告

    前林 正弘, 遠藤 将, 松岡 辰郎, 香田 忍, 五十野 善信, 岸本 浩通, 溝口 哲朗, 篠原 佑也, 雨宮 慶幸, 鈴木 芳生, 上杉 健太朗, 八木 直人, 石田 豪伸, 圓藤 紀代司, 中村 勉, 伊東 寛文, 近藤 寛朗, 隠塚 裕之, 大武 義人 日本ゴム協会誌 78 (1), 39-40, 2005

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  • A-41 密閉系冷温水配管の水質管理

    細谷 清, 松島 俊久, 藤井 哲雄, 井芹 一, 武 克己, 中村 勉, 松野 徹郎, 宮下 守, 村上 三千博 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2004.2 (0), 779-782, 2004

    In the view of environmental preservation the prolongation of life span in the buildings facilities is desired. The life span of piping systems is not only dependent on design and construction, but …

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  • 新庄における新積雪の密度と結晶形

    中村 秀臣 秀臣, 阿部 修 修, 東浦 将夫 将夫, 沼野 夏生 夏生, 中村 勉 勉 防災科学技術研究所 研究資料 (188) 1-64, 1999-03

    コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > 電子書籍・電子雑誌 > 独立行政法人

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