安部 瑞樹, 野村 城二, 中村 真之介, 岩本 哲也, 山口 薫, 玉木 茂久
Journal of Japanese Society of Oral Medicine
27
(1),
26-32,
2021
患者は77歳,男性でIgDλ型多発性骨髄腫の治療中,両側頬粘膜違和感を主訴に来科した。両側頬粘膜に暗赤色の結節状病変を多数認め,2か月後には,両側舌縁部にも頬粘膜と同様な腫瘤性病変が出現した。生検を施行したところALアミロイドーシスと診断された。生検後は,病変に著変はなかったが,1か月後,多発性骨髄腫のコントロール不良により死亡した。
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