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検索結果 2,979 件

  • スカイスポーツの安全を実現する方法論とその効果

    中村 隆文, 田所 慶太 経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 202311 (0), 131-134, 2024-01-31

    <p>本論文はスカイスポーツの安全性を促進する方法論を提案しその効果と今後の研究方向を考察した。既に、ICTシステムの安全性を高める方法論でその効果を検証済のメタ方法論(SOSF)とその配下に分類布置される失敗要因構造化方法論(FFSM)をスカイスポーツの安全分野に適用する。FFSMは失敗に至る複雑な要因を構造化し、ダブルループ学習を促進する事で全体的な視点を有するFFSMの有効性を主張した。具…

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  • ゲームプレイと動画視聴における記憶量比較

    牧 佑弥, 中村 隆之 日本デジタルゲーム学会 年次大会 予稿集 14 (0), 167-172, 2024

    ビデオゲーム動画配信市場が急成長している一方で、ゲーム機やモバイルゲームのプレイ時間が減少している。この傾向からビデオゲームをプレイせずプレイ動画を視聴する層が増えていると考えられる。本研究では実験用に独自の 2D 脱出ゲームを制作し、そのゲームをプレイした人とプレイ動画を見た人とでゲーム内容の記憶量に差が生じるかを調査した。ビデオゲームをプレイする被験者群、プレイ動画を視聴した被験者群それぞれ…

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  • 児童を対象とした昆虫の進化に関する学習の実践報告

    中村 隆, 新井 しのぶ, 石田 靖弘 日本科学教育学会研究会研究報告 38 (2), 79-84, 2023-12-09

    <p>本研究は小学生第4学年を対象に,昆虫(カイコ)の観察を通して進化について学習した実践報告である.この実践は3つの手立てで行われた.まず,第3学年時の理科「昆虫を育てよう」において,カイコを約半年間飼育した.観察において取り入れた視点として「祖先型昆虫から適応進化したのが現在の昆虫」という進化の概念を児童に伝え,昆虫の進化の視点を捉えた観察・飼育を行った.次に,第4学年国語科「くらしの中の和…

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  • ツメガエルガレクチン:分子の機能と進化

    小川 崇, 野中 康宏, 中村 隆範 Trends in Glycoscience and Glycotechnology 35 (207), J68-J72, 2023-09-25

    <p>ガレクチンは脊椎動物に広く分布する非金属要求性の糖結合タンパク質である。ガレクチンのβ-ガラクトシドに対する基本的な特異性は糖認識ドメイン(CRD)により保存されている。ガレクチンは重要な生命現象に関与していると考えられてきたが、ガレクチンと糖鎖の結合が直接機能に結び付くことを証明できた例は少ない。進化的に保存されたガレクチンの本来の機能を幅広く知るために、多くの種での網羅的な機能解析を行…

    DOI Web Site 参考文献34件

  • 院内情報共有体制構築の契機となった静脈路確保による新規の複合性局所疼痛症候群(CRPS)の1例

    梅田 絢子, 田口 志麻, 仁井内 浩, 池尻 佑美, 中村 隆治, 堤 保夫 日本ペインクリニック学会誌 30 (8), 198-202, 2023-08-25

    <p>CRPS患者が静脈路確保で新規にCRPSを発症し,治療介入に時間を要した.本症例を契機にCRPS患者に対する侵襲的医療行為時の対応策を検討したため報告する.29歳女性,左上肢のCRPS type IIに対して当科外来に通院していた.左上肢のCRPS発症後も,気管支喘息治療目的で右手背に静脈路確保を行うことが複数回あった.当科初診から3年後,喘息重責発作が出現したため,ステロイド投与目的で右…

    DOI 医中誌

  • 外科とAI

    石塚, 満, 渋谷, 紀介, 蜂谷, 裕之, 西, 雄介, 高柳, 雅, 藤田, 純輝, 井原, 啓佑, 中村, 隆俊, 入澤, 篤志 Dokkyo Journal of Medical Sciences 50 (1), 26-30, 2023-07-25

    機関リポジトリ

  • 平衡普通コンドライト隕石中のかんらん石負晶の3次元形状 〜平衡形との比較と熱変成作用への示唆

    𡈽山 明, 中村 隆太, 三宅 亮, 松野 淳也, 瀧川 晶, 伊神 洋平, 上杉 健太朗, 竹内 晃久, 中野 司, 下林 典正 SPring-8/SACLA利用研究成果集 11 (3), 177-182, 2023-06-30

    平衡普通コンドライト隕石において、ヒールドクラックに沿って分布するかんらん石負晶の3次元形状と結晶方位より、かんらん石の平衡形を {100}、{010}、{021}、{001} からなる形であると推定した。これは第一原理計算<br>(0 K、真空中)によるものとやや異なり、平衡形生成条件の違いが原因と考えられる。さらに、負晶の軸長比のばらつきにより、ヒールドクラックのアニールの程度を求め、クラッ…

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  • ペンドラムテスト開始後に残る下腿部支持力の推定

    道西 博行, 楠原 俊昌, 中村 隆夫, 軸屋 和明, 山本 尚武, 岡本 卓爾, 椿原 彰夫 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J106-D (5), 349-356, 2023-05-01

    ペンドラムテスト(PT)において,被験者の下腿部を支持していた検査者の力はその開始に伴って解除されるとされているが,筆者らの経験によれば,その後も残余した支持力(残余支持力)がPT波形に加わり,反射の評価に影響を及ぼす.本論文では,このような残余支持力の存在発見とモデル化の過程を示し,その推定法を提案する.残余支持力の存在は,PT実施途上における膝関節角加速度波形の形状歪から確認した.本論文では…

    DOI 医中誌

  • 大腿切断者における断端軟部組織の硬さの特徴

    三ツ本 敦子, 丸山 貴之, 中村 隆 日本義肢装具学会誌 39 (2), 117-120, 2023-04-01

    <p>大腿義足ソケットの適合を高めるためには,断端軟部組織を適度に圧迫し,固定することが必要である.その圧迫の程度は,断端軟部組織の硬さが1つの指標となっているが,その硬さの評価は主観的に行われているのが現状であり,指標の定量的なエビデンスが無い.今回,我々は大腿軟部組織の定量化を試み,健常者群の大腿軟部組織の硬さと大腿切断者群の断端と健側の軟部組織の硬さを計測し,比較を行った.その結果,健常者…

    DOI 医中誌

  • 先天性片側上腕形成不全児に対する上腕義手製作およびリハビリテーション医療の経験と課題

    矢野 綾子, 山﨑 伸也, 樋口 幸治, 中村 康二, 木村 麻美, 中村 隆, 上出 杏里, 阿久根 徹 日本義肢装具学会誌 39 (2), 131-137, 2023-04-01

    <p>義手なしで日常生活動作が自立している3歳の先天性片側上腕形成不全児に対し上腕義手を処方し,訓練を実施した.訓練初期には義手の装着を拒否していたが,自転車用義手の試作を契機に義手の受け入れに改善がみられ,3年にわたる訓練の後,福祉制度による能動義手と作業用義手(体操用)の支給に至った.義手に対するニーズを把握し,家族の協力を得て操作獲得のための反復練習を行ったことが良い結果へつながった.一方…

    DOI 医中誌

  • 原始モンテカルロ法を用いたロードロック式クラスタツールにおけるウェーハ搬送スケジュールの最適化

    中村 隆央, 三浦 真和, 佐野 圭, 筒井 拓郎, 数井 誠人, 松沢 貴仁 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2023 (0), 2F1GS101-2F1GS101, 2023

    <p>ェーハプロセス工程におけるスループット向上、品質管理は半導体製造における重要な要素である。これらの要素に大きく影響するのが、ウェーハ搬送スケジュール最適化である。ウェーハプロセス工程は年々複雑化しており、柔軟で効率的なウェーハ搬送スケジュールの最適化手法の重要性が増している。そこで、現実の装置と比べて制約条件が少なく、ウェーハ搬送スケジュールの最適化アルゴリズムの検証に使用可能なクラスタツ…

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  • 港内波浪の入射波向の簡易推定法を組込んだ高潮・高波浸水解析法の提案

    樋口 直人, 中村 隆志, 近藤 達男, 木全 啓介, 佐藤 昌宏, 原 信彦, 富田 孝史 土木学会論文集 79 (18), n/a-, 2023

    <p> 高潮・高波による浸水リスクの把握やその防災・減災対策の立案には,高潮・高波浸水解析を活用することが望ましいが,港湾近傍における波向を含めた波浪場の解析の計算コストの増大が実務上の課題となる.本研究の目的は,清水港における2019年台風19号の事象を対象に計算負荷が小さい波浪計算手法を組み合わせて,浸水痕跡を再現できる高潮・高波浸水解析手法を提案することである.また,浸水解析における波向の…

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 国立障害者リハビリテーションセンター病院の義足リハビリテーション

    田中 麻由子, 今井 大樹, 中村 隆, 清水 健, 大熊 雄祐 日本義肢装具学会誌 39 (1), 25-31, 2023-01-01

    <p>国立障害者リハビリテーションセンター病院における高齢糖尿病切断者の義足リハビリテーションでは,義足歩行に加えて生活環境整備も重要な課題とし,多職種によるチームアプローチ,地域支援者との連携を通じた総合的な支援の実現を目指している.本稿では,病院の医療スタッフである理学療法士と義肢装具士双方の観点に基づき,切断者の個別性に応じた当院のリハビリテーションプログラムをソフトとハードの両面から紹介…

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  • 補装具支援と工学的基礎1

    中村 隆 日本義肢装具学会誌 39 (1), 73-78, 2023-01-01

    <p>補装具には従来から汎用材料が多く流用されてきたが,最近では炭素繊維強化プラスチック等のかつては特殊な材料とみなされていた複合材料を使用した義肢装具が普及し始めている.また,新たな製造手法として3Dプリンタが普及し始め,造形物の力学的特性が注目されている.一方,このような材料を取り巻く環境の変化は持続可能でよりよい世界を目指すSDGsの流れの中で,新たな課題を顕在化させている.複合材料と3D…

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  • ゲームプレイとプレイ動画視聴における記憶量比較

    牧 佑弥, 中村 隆之 日本デジタルゲーム学会 夏季研究発表大会 予稿集 2023 (0), 199-201, 2023

    ビデオゲーム動画配信市場が急成長している一方で、ゲーム機やモバイルゲームのプレイ時間が減少している。この傾向からビデオゲームをプレイせずプレイ動画を視聴する層が増えていると考えられる。本研究では実験用に独自のゲームを制作し、そのゲームをプレイした人とプレイ動画を見た人とでゲーム内容の記憶量に差が生じるかを調査する。ビデオゲームをプレイする被験者群、プレイ動画を視聴した被験者群それぞれに対し、プレ…

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  • トレハロース乾燥滅菌羊膜を用いた網膜再生

    田中 寛, 宮谷 崇史, 上原 朝子, 石垣 理穂, 中村 隆宏, 堀切 智子, 外園 千恵 移植 58 (Supplement), s226_1-s226_1, 2023

    <p>羊膜は妊婦の子宮内にある胎盤の一部で、厚い基底膜を持ち、血管成分を含まず半透明な組織である。免疫寛容能や抗炎症効果をもつことから医療材料としての臨床応用が進められてきた。眼科領域では羊膜を用いた難治眼表面疾患への治療が保険診療内で可能であり、羊膜バンクを介して年間約600件が行われている。網膜疾患においても羊膜の有用性が示唆されているが、眼内は無菌であり滅菌処理できない生羊膜の使用は重篤な…

    DOI 医中誌

  • 定量的DNA検出技術を利用したトカラ列島・八重山諸島近海堆積物における沿岸植生帯由来有機物の分散・貯留状況の解析

    宮島 利宏, 浜口 昌巳, 中村 隆志, 片山 肇, 堀 正和 BULLETIN OF THE GEOLOGICAL SURVEY OF JAPAN 73 (5-6), 313-321, 2022-12-27

    <p>沿岸海浜部に発達する海草藻場・大型藻類群落・マングローブ等の植生帯からは,その一次生産物が外洋域に多量に流出しており,深海への炭素貯留や深海生物生産の駆動に貢献することを通して沿岸植生帯による生態系サービスの重要な媒体となっていると考えられるが,その実態は断片的にしか分かっていない.本研究では,新たに開発した定量的PCR技術を応用して,八重山諸島近海及びトカラ列島近海の外洋表層堆積物におけ…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献31件

  • 造園業を営む片側手関節離断者に対する義手・手先具の検討と評価

    中村 康二, 中川 雅樹, 中村 隆, 長尾 陽子, 大熊 雄祐 日本義肢装具学会誌 38 (4), 325-330, 2022-10-01

    <p>上肢切断者のニーズに対して,どのような義手や手先具を選択すべきか,その判断は必ずしも容易ではなく,義手使用者の多様化に伴い,義手の訓練効果を十分に判定する評価法は少ないといわれている.今回,造園業を営む40代男性の片側手関節離断者に対して,義手を用いた復職を目標とし,リハビリテーション治療を実施した.復職に必要な8つの項目を評価する評価表を用いて,3種類の手先具を実際の作業環境にて評価した…

    DOI 医中誌

  • 膿瘍化した巨大Meckel憩室炎に対する腹腔鏡手術の1例

    箕浦 宏之, 内藤 正規, 萩原 千恵, 中村 隆俊, 内藤 剛 日本腹部救急医学会雑誌 42 (5), 623-625, 2022-07-31

    <p>症例は50歳台男性。心窩部痛,嘔吐を主訴に当院を受診し小腸穿孔,腹腔内膿瘍の疑いで外科紹介となった。腹部造影CT検査では左上腹部に約10cm大の被膜を伴った内部不均一な膿瘍があり,小腸との連続性を認めたため,小腸穿孔による腹腔内膿瘍および限局性腹膜炎の診断で緊急手術を施行した。腹腔鏡下に観察すると,バウヒン弁から約60cm口側の回腸腸間膜対側に被膜で覆われた径10cm大の腫瘤を認めた。切除…

    DOI Web Site 医中誌

  • 圃場別データセットを利用したデータ駆動型大規模水稲作における作付改善提案の検証

    石川 哲也, 横田 修一, 平田 雅敏, 小川 春樹, 小笠原 慎一, 中村 隆三, 吉永 悟志 日本作物学会紀事 91 (2), 163-169, 2022-04-05

    <p>大規模稲作経営において,網羅的に収集した圃場立地ブロック・移植日・窒素施肥法などの栽培管理情報と,圃場別推定収量(以下,収量と略記)との関係を2019年に解析して得られたコシヒカリの収量向上のための改善策を,2020年に茨城県南部の農業生産法人を対象に検証した.改善策として2020年の対象圃場139筆のうち,13筆は他品種からコシヒカリに変更して5月13日までの適正時期に移植した.また,コ…

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 2018年における北海道耕地土壌の理化学性と減肥可能量

    中村, 隆一, 藤井, はるか, 甲田, 裕幸, 竹内, 晴信 北農 89 (2), 107-113, 2022-04

    2018年時の道内定点圃の水田はリン酸過多やケイ酸不足,野菜畑は作土が浅くリンや塩基の過多,草地は炭素貯留が続き,普通畑はpHが基準値に戻った。同じ作物種の圃場でも作土深,交換性塩基,有効態リン酸等は作付け歴,土壌型等の影響を受け地域差があった。減肥可能量は,水田はリン酸5,100t,普通畑はリン酸9,300t,カリ300tと試算され,施用有機物中の養分量を含めるとカリはより多く減肥可能であった。

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 圃場別データセットを利用したデータ駆動型大規模水稲作における作付改善提案の検証

    石川, 哲也, 横田, 修一, 平田, 雅敏, 小川, 春樹, 小笠原, 慎一, 中村, 隆三, 吉永, 悟志 日本作物學會紀事 91 (2), 163-169, 2022-04

    大規模稲作経営において,網羅的に収集した圃場立地ブロック・移植日・窒素施肥法などの栽培管理情報と,圃場別推定収量(以下,収量と略記)との関係を2019年に解析して得られたコシヒカリの収量向上のための改善策を,2020年に茨城県南部の農業生産法人を対象に検証した。改善策として2020年の対象圃場139筆のうち,13筆は他品種からコシヒカリに変更して5月13日までの適正時期に移植した。また,コシヒカ…

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 筋電電動義手の使用状況と情報に関する調査

    中村 隆, 阿久根 徹 日本義肢装具学会誌 38 (2), 171-176, 2022-04-01

    <p>上肢切断者および形成不全児・者23名を対象に筋電電動義手の使用状況と情報に関するアンケート調査を実施した.調査対象者の64%が筋電電動義手を日常的に使用しており,主な使用目的は仕事・学校での使用であった.使用者の79%が週5日以上使用していたが,1日の使用時間は成人が平均11時間に対し,小児は平均2時間であった.使用者の79%が義手に満足・ほぼ満足と回答し,筋電電動義手が使用者の生活で十分…

    DOI 医中誌

  • 義足歩行訓練前後における大腿切断者の断端断面積の変化

    三ツ本 敦子, 中村 隆, 丸山 貴之, 沖田 祐介, 飛松 好子 日本義肢装具学会誌 38 (2), 148-151, 2022-04-01

    <p>下肢切断術後の断端は,術後から12~18カ月頃に至るまでの間に形状,容積ともに大きく変化すると報告されているが,断端内部の組織変化に関する研究は少ない.そこで,義足歩行訓練前後の大腿切断者の筋断面積の変化に着目し,調査を行った.片側大腿切断者4名に対し,義足歩行訓練後で断端の坐骨直下の核磁気共鳴画像を取得し,断面積を算出した.その結果,総断面積に占める筋断面積の割合は,全ての対象者で増加し…

    DOI 医中誌

  • 書評

    苅谷 千尋, 岡田 拓也, 安武 真隆, 小田川 大典, 坂本 達哉, 伊藤 誠一郎, 矢嶋 直規, 佐藤 岳詩, 勢力 尚雅, 鵜殿 憩, 舩木 惠子, 川添 美央子, 中村 隆文, 岡本 慎平, 立川 潔, 野原 慎司, 森 直人 イギリス哲学研究 45 (0), 35-83, 2022-03-20

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  • 《論文》2020年代のモバイルニュース視聴 : 利用動機と感じる短所

    中村, 隆志 創生ジャーナルHuman and Society 5 101-114, 2022-03

    2020年代のモバイルニュースの視聴について、利用動機と感じる短所を指標として、アンケート調査を行い、以下の3つの分析を行った。1:モバイルニュースへの接触頻度の高い利用者について、接触時間の長い利用者と比べて、利用動機と感じる短所に若干の違いが検出された。2:ニュースジャンルの選好性についての比較の結果、ハードニュースとソフトニュースという分類を越えて、利用動機と感じる短所に違いが検出された。…

    機関リポジトリ HANDLE

  • テレイマージョンによる没入及び体験型演習コンテンツの研究

    中村 隆敏 佐賀大学芸術地域デザイン学部研究論文集 5 109-115, 2022-03

    本研究は,今後進んでいくメタバース(Metaverse)と呼ばれる Web 上仮想空間と現実空間を融合しながら離れた場所と空間を統合した展示施設や演習教室を生成し,さらに展示種,学習目的や学習方法によって可変する体験型演習教材コンテンツを構築するものである.リアルないし非リアルアバターを生成し,簡易モーションキャプチャと AI による動作補助,ハプティクスデバイス,3DCGIデータを IP …

    DOI 機関リポジトリ

  • 持永只仁のアニメーション制作の保管資料の調査Ⅰ

    角 和博, 西岡 英和, 中村 隆敏 佐賀大学芸術地域デザイン学部研究論文集 5 11-21, 2022-03

    持永只仁は、戦後の日本における人形映画制作の創始者である。戦前・戦中は国内でアニメーション映画の制作を行っていたが、終戦直前に満州に渡り、戦後も中国に留まりアニメーション映画や人形映画の制作と指導を行った。帰国後は一貫して人形映画制作を仕事とした。本研究は、持永只仁の全仕事に関わる手記、台本、絵コンテ、人形、撮影カメラなどの膨大な資料を分類・整理し、中国、日本、米国にかかわるアニメーション映画や…

    DOI 機関リポジトリ

  • 演劇的手法によるオンライン・ワークショップ実践の現状と課題

    青柳 達也, 角 和博, 中村 隆敏 佐賀大学芸術地域デザイン学部研究論文集 5 91-100, 2022-03

    2020年の初め頃からのCovid‐19の感染拡大により、我が国の大学におけるテレビ会議システム(Zoom など)を介した遠隔授業やオンライン会議や活動が急激に加速した。ICT スキルの底上げになったことになるが、従来の対面形式と同等以上の効果を生み出すことができているかについては、教育実践者によって差がある。また、Society5.0・AI …

    DOI 機関リポジトリ

  • 解離型アゾ染料を用いた酸化型ヘアカラーの性能と新しい視覚効果

    中村 隆仁 色材協会誌 95 (1), 2-8, 2022-01-20

    <p>ヘアカラーには特徴の異なるさまざまな染料が利用されている。最も多く用いられる酸化染料は,基本性能は高いが彩度が低く,くすんだ仕上がりになりやすい。本研究では,高い彩度を有しつつ,アルカリ過酸化水素系で安定な解離型アゾ染料;HC Red 18,HC Blue 18,HC Yellow 16を開発し,ヘアカラーに応用した。これらの染料は,従来の直接染料が抱える染毛性や皮膚着色の課題を克服し,さ…

    DOI Web Site Web Site 参考文献11件

  • 斜張橋ケーブル点検ロボットにおける画像結合のための画像処理を利用した時刻同期手法

    河村 圭, 鄭 巍, 藤井 猛, 中村 隆史, 塩崎 正人 土木学会論文集F3(土木情報学) 78 (2), I_56-I_64, 2022

    <p> 筆者らは,斜張橋の斜材点検の効率化を図るため,斜張橋ケーブル点検ロボットの開発を進めている.本点検ロボットは,一度の昇降でロボット内に搭載された6台のカメラで,斜材表面全周を撮影し,撮影した動画から画像展開図を作成することを特徴としている.本稿では,各カメラで撮影された動画の展開図作成処理の開始時刻を同期させるための目印として,斜張橋ケーブル点検ロボット内部の緑色基盤上に赤色LEDを設置…

    DOI Web Site 参考文献4件

  • iPS細胞由来オルガノイドを用いたヒト腎臓発生と病態の解析

    西中村 隆一 日本薬理学会年会要旨集 95 (0), 3-SL11-, 2022

    <p>腎不全による人工透析患者数は33万人、その医療費は年間1.5兆円を越えている。腎臓を作るにはネフロン前駆細胞と尿管芽の二つが必須であり、前者からは糸球体と尿細管が、後者からは集合管・尿管が形成される。我々は腎臓の正しい起源を同定することによって、ヒトiPS細胞からネフロン前駆細胞を経由して糸球体および尿細管を誘導できることを報告した (Cell Stem Cell …

    DOI Web Site

  • 中性子過剰な47,49Cl同位体における基底状態スピンの反転の探求

    Linh, B. D., Corsi, A., Gillibert, A., Obertelli, A., Doornenbal, P., Barbieri, C., Chen, S., Chung, L. X., Duguet, T., G\'omez-Ramos, M., Holt, J. D., Moro, A., Navr\'atil, P., 緒方 一介, Phuc, N. T. T., 清水 則孝, Som\`a, V., 宇都野 穣, Achouri, N. L., 馬場 秀忠, Browne, F., Calvet, D., Ch\^ateau, F., 千賀 信幸, Cort\'es, M. L., Delbart, A., Gheller, J.-M., Giganon, A., Hilaire, C., 磯部 忠昭, 小林 俊雄, 久保田 悠樹, Lapoux, V., Liu, H. N., 本林 透, Murray, I., 大津 秀暁, Panin, V., Paul, N., Rodriguez, W., 櫻井 博儀, 笹野 匡紀, Steppenbeck, D., Stuhl, L., Sun, Y. L., 栂野 泰宏, 上坂 友洋, Wimmer, K., 米田 健一郎, Aktas, O., Aumann, T., Flavigny, F., Franchoo, S., Ga\v{s}pari\'c, I., Gerst, R.-B., Gibelin, J., Hahn, K. I., Khai, N. T., Kim, D., 小岩井 拓真, 近藤 洋介, Koseoglou, P., Lee, J., Lehr, C., Lokotko, T., MacCormick, M., Moschner, K., 中村 隆司, Park, S. Y., Rossi, D., Sahin, E., Sohler, D., S\"oderstr\"om, P.-A., 武内 聡, Ton, N. D., T\"ornqvist, H., Vaquero, V., Wagner, V., Wang, H., Werner, V., Xu, X., 山田 啓貴, Yan, D., Yang, Z., 安田 昌弘, Zanetti, L. Physical Review C 104 (4), 044331_1-044331_16, 2021-10

    理化学研究所のRIビームファクトリーにて中性子過剰$^{47,49}$Clの励起状態を$^{50}$Arからのノックアウト反応によって生成し、脱励起ガンマ線からそのエネルギー準位を測定した。また、陽子ノックアウトの運動量分布から$^{49}$Clの基底状態が$3/2^+$であることがわかった。その結果を大規模殻模型計算およびいくつかの第一原理計算と比較した。$^{47,49}$Cl同位体の基底状…

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献80件

  • quadrilateral zeta function について (解析的整数論の展望と諸問題)

    中村, 隆 数理解析研究所講究録 2196 112-124, 2021-08

    この論説は「2020年度RIMS共同研究(公開型)解析的整数論の展望と諸問題」における著者の講演を解説したものである.2018年度RIMS解析数論の著者による論説「論文Zeros and the functional equation of the quadrilateral zeta functionに関する注意」を更に発展させたものであるので,菫複するところもあるが,その点についてはご容赦い…

    HANDLE Web Site

  • シリコンフォトニクスによる光トランシーバの集積化・高密度化の進展と将来展望

    中村 隆宏 J104-C (8), 218-224, 2021-08-01

    IT化,DX化の中で,データセンタは益々巨大化しており,ハイパースケールデータセンタと呼ばれる巨大なデータセンタが出現しています.それらデータセンタ内の高性能スイッチASICのインタコネクト帯域は,既に,10Tbpsを超えています.これらのASICを実装したサーバボードの課題として,フロントパネルの光I/OボトルネックとASICの電気I/Oボトルネックがあり,これら課題を解決するために,小型・大…

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  • ICU入室が腹部ステントグラフト内挿術後患者の術後せん妄発症に与える影響

    神谷 諭史, 釋舎 和子, 野田 祐子, 森尾 篤, 三好 寛二, 近藤 隆志, 中村 隆治, 堤 保夫 Cardiovascular Anesthesia 25 (1), 13-19, 2021-08-01

    <p>【目的】腹部ステントグラフト内挿術(EVAR)術後の収容病床の違いが術後せん妄の発症に与える影響を明らかにすること。</p><p>【方法】広島大学病院において2013年10月から2019年4月までの間にEVARを受けた患者を対象とし,せん妄の発症を調査した。術後入室先としてICU群(ICU群)と一般病棟群(GW群)とでせん妄発症率を調査した。また,せん妄発症の関連因子を多変量解析で検討した…

    DOI Web Site 医中誌

  • 先天性上肢形成不全児・者に対する義手について

    中村 隆, 矢野 綾子, 野月 夕香理, 山﨑 伸也 日本義肢装具学会誌 37 (3), 181-186, 2021-07-01

    <p>国立障害者リハビリテーションセンターにおける先天性四肢形成不全児・者の義手に対する取り組みについて紹介する.当センターの特徴は,リハビリテーション診療の専門外来の設置,多専門職によるチームアプローチ体制の確立,義手の試用評価である.また,小児義手の地域格差の問題を解消すべく,国内外の情報収集と情報共有基盤の構築,研修会等の開催による普及活動を行っている.</p>

    DOI

  • 支援機器の効果的活用や支援手法等に関する情報基盤整備に関する研究

    小野 栄一, 小崎 慶介, 山田 英樹, 筒井 澄栄, 高岡 徹, 阿久根 徹, 中村 隆, 井上 剛伸 医療情報学 41 (2), 66-67, 2021-06-23

    <p>1. 研究目的</p><p> エビデンスに基づく補装具費支給制度等の運用や評価の促進を目指し,児童の補装具利用や,高機能・高額な支援機器の選択・選定,借受け制度のモニタリングに課題を絞り,それらを解決し,実運用にかなう情報基盤としてのデータベースおよびデータ収集方法の確立を目的とする. 目的達成のために,3つの研究目標を設定した.1) 児童の補装具利用実態の把握およびデータベース化, …

    DOI

  • データ駆動型大規模水稲作のための圃場別データセットの構築とその利用

    石川 哲也, 横田 修一, 平田 雅敏, 小川 春樹, 小笠原 慎一, 中村 隆三, 吉永 悟志 日本作物学会紀事 90 (2), 222-229, 2021-04-05

    <p>大規模稲作を展開する農業生産法人を対象に,多数の作付圃場の毎年の栽培管理や収量を「見える化」するとともに,条件による絞り込みやランクづけ,項目間の関係の図示等を通じて問題点を摘出し,改善提案を行うことを目的として,作付圃場を網羅する圃場別データセットを構築した.茨城県南地域の3法人における2019年の水稲作付圃場をすべて収集対象とした.圃場名や立地ブロック,面積などの基本情報,作付品種や栽…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献1件

  • (p,2p)反応による初の51Ar分光学研究

    Juh\'asz, M. M., Elekes, Z., Sohler, D., 宇都野 穣, 吉田 数貴, 大塚 孝治, 緒方 一介, Doornenbal, P., Obertelli, A., 馬場 秀忠, Browne, F., Calvet, D., Ch\^ateau, F., Chen, S., 千賀 信幸, Corsi, A., Cort\'es, M. L., Delbart, A., Gheller, J.-M., Giganon, A., Gillibert, A., Hilaire, C., Isobe, T., 小林 俊雄, 久保田 悠樹, Lapoux, V., 本林 透, Murray, I., 大津 秀暁, Panin, V., Paul, N., Rodriguez, W., 櫻井 博儀, 笹野 匡紀, Steppenbeck, D., Stuhl, L., Sun, Y. L., 栂野 泰宏, 上坂 友洋, Wimmer, K., 米田 健一郎, Achouri, N. L., Aktas, O., Aumann, T., Chung, L. X., Dombr\'adi, Zs., Flavigny, F., Franchoo, S., Ga\v{s}pari\'c, I., Gerst, R.-B., Gibelin, J., Hahn, K. I., Kim, D., 小岩井 拓真, 近藤 洋介, Koseoglou, P., Lee, J., Lehr, C., Linh, B. D., Liu, H. N., Lokotko, T., MacCormick, M., Moschner, K., 中村 隆司, Park, S. Y., Rossi, D., Sahin, E., S\"oderstr\"om, P.-A., 武内 聡, T\"ornqvist, H., Vaquero, V., Wagner, V., Wang, S., Werner, V., Xu, X., 山田 啓貴, Yan, D., Yang, Z., 安田 昌弘, Zanetti, L. Physics Letters B 814 136108_1-136108_8, 2021-03

    The nuclear structure of $^{51}$Ar was studied by the ($p$,2$p$) reaction using $\gamma$-ray spectroscopy for the bound and unbound states. Comparing the results to our shell-model calculations, two …

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件 被引用文献3件 参考文献42件

  • UAV 空撮による全方位動画を用いた湿原植生調査法の開発と評価

    中村 隆俊, 大木 慎也, 山田 浩之 応用生態工学 23 (2), 383-393, 2021-02-28

    <p>湿原は脆弱で減少が著しい生態系として位置づけられており,保全・維持のための植生モニタリング体制の強化が求められているが,湿原内部へのアクセスは容易ではなくデータの蓄積は遅れている.しかし,近年急速に普及した UAV や全方位動画カメラを利用することで,植生の超広角近接空撮が実現するため,これまで撮影不可能であった群落内部の画像が容易に得られる可能性がある.こうしたアプローチは,湿原内部への…

    DOI Web Site Web Site 参考文献12件

  • ノックアウト反応で明らかにするボロミアン核17Bの小さいs軌道成分

    Yang, Z. H., 久保田 悠樹, Corsi, A., 吉田 数貴, Sun, X.-X., Li, J. G., 木村 真明, Michel, N., 緒方 一介, Yuan, C. X., Yuan, Q., Authelet, G., 馬場 秀忠, Caesar, C., Calvet, D., Delbart, A., 堂園 昌伯, Feng, J., Flavigny, F., Gheller, J.-M., Gibelin, J., Giganon, A., Gillibert, A., Hasegawa, K., 磯部 忠昭, 金谷 義弘, 川上 駿介, Kim, D., 清川 裕, 小林 幹, Kobayashi, N., Kobayashi, T., 近藤 洋介, Korkulu, Z., 小山 俊平, Lapoux, V., 前田 幸重, Marqu\'es, F. M., 本林 透, Miyazaki, T., 中村 隆司, 中塚 徳継, 西尾 康貴, Obertelli, A., 大倉 綾華, Orr, N. A., 大田 晋輔, 大津 秀暁, 尾崎 友志, Panin, V., Paschalis, S., Pollacco, E. C., Reichert, S., Rouss\'e, J.-Y., 齊藤 敦美, 坂口 聡志, Sako, M., Santamaria, C., 笹野 匡紀, Sato, H., 四方 瑞紀, Shimizu, Y., 進藤 佑輔, Stuhl, L., 炭竃 聡之, Sun, Y. L., 田端 心海, 栂野 泰宏, 坪田 潤一, Xu, F. R., 安田 淳平, 米田 健一郎, 銭廣 十三, Zhou, S.-G., Zuo, W., 上坂 友洋 Physical Review Letters 126 (8), 082501_1-082501_8, 2021-02

    A quasifree ($p$,$pn$) experiment was performed to study the structure of the Borromean nucleus $^{17}$B, which had long been considered to have a neutron halo. By analyzing the momentum …

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件 被引用文献3件 参考文献94件

  • CNSからの刺激を入力としたペンドラムテストモデル ― 相動性反射の2次元評価指数の提案 ―

    道西 博行, 中村 隆夫, 楠原 俊昌, 軸屋 和明, 山本 尚武, 岡本 卓爾, 椿原 彰夫 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J104-D (2), 143-150, 2021-02-01

    本論文の目的はCNS(Central Nervous System)からの刺激を入力としたペンドラムテスト(PT)モデルを導出し,これに整合した相動性反射の評価指数を提案することにある.まず,γ運動細胞から筋紡錘に至る興奮性刺激の発火頻度fγと脊髄内のシナプス前抑制細胞への抑制性刺激の発火頻度fiを入力とした詳細なPTモデルを構成している.次に,解析を容易にするために,パラメータを統合するととも…

    DOI

  • 斜材表面の画像展開図作成における曲面の平面化手法の提案

    河村 圭, 橋本 祐弥, 塩崎 正人, 中村 隆史 土木学会論文集F3(土木情報学) 77 (2), I_51-I_57, 2021

    <p> 現在,斜張橋の斜材の点検は,高所作業車を用いた目視点検または特殊高所技術による目視点検によって行われている.しかし,これらの点検方法には,点検可能な高さに限界があることや点検者の安全に細心の注意を払いながら作業を行う必要があるといった問題がある.そこで筆者らは,斜材点検の効率化を図るため,斜張橋ケーブル点検ロボットの開発を進めている.本点検ロボットは,一度の昇降で斜材表面全周を撮影し,撮…

    DOI Web Site 参考文献2件

  • I-125前立腺癌密封小線源療法における前立腺表面の部位別放射線量と勃起不全の関連

    石井 修平, 高田  亮, 菊池 光洋, 松浦 朋彦, 加藤 廉平, 加藤 陽一郎, 兼平  貢, 杉村  淳, 中村 隆二, 小原  航 岩手医学雑誌 73 (4), 151-163, 2021

    我々は今回,前立腺表面を36分割した部位別放射線量を詳細に測定し,前立腺癌密封小線源療法後の勃起不全との関連を明らかにする.当院で前立腺癌密封小線源療法単独治療を施行した症例81例より,治療前のinternational index of erectile function(IIEF)– 6スコアが21点以上の56例を抽出した.治療後12ヵ月におけるIIEF– …

    DOI Web Site 医中誌

  • 皮膚バリア機能評価のための皮膚電気インピーダンスモデルの検討

    上原 治, 楠原 俊昌, 舟木 勇矢, 中村 隆夫 生体医工学 Annual59 (Abstract), 522-522, 2021

    <p>皮膚バリア機能が低下すると様々な化学物質が体内に入りやすくなり,アトピー性皮膚炎やアレルギー等を引き起こすことが知られている。我々は皮膚バリア機能の状態を定量的に評価することは,皮膚科学,看護学,化粧品開発などの領域で非常に有用であると考えている。本研究では皮膚バリア機能に重要な役割を持つ角層について抵抗と容量からなる電気的等価モデルを提案し,皮膚バリア機能の評価指標として多用される経皮水…

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  • 下肢の形状を考慮したElectrical impedance myographyに用いるハンドヘルド型電極アレイの作製

    佐藤 宏樹, 楠原 俊昌, 神野 俊克, 花山 耕三, 中村 隆夫 生体医工学 Annual59 (Abstract), 437-437, 2021

    <p>Electrical Impedance Myography(EIM)における骨格筋インピーダンス測定は, 電極位置や接触状態のわずかな変化でも測定誤差を生じることからも, 再現性の高い測定方法を確立する必要がある. 本研究では一定の電極位置と接触状態を維持して反復測定が可能なハンドヘルド型電極アレイを作製し, …

    DOI

  • 両側股関節離断者に対する交互歩行用義足の製作と訓練

    中村 隆, 今井 大樹, 濱 祐美, 近藤 怜子 日本義肢装具学会誌 37 (1), 56-58, 2021-01-01

    <p>両側股関節離断者はきわめて稀であり,義足の適応を含めリハビリテーションに関する報告はきわめて少ない.症例は24歳,男性.交通事故による両側股関節離断.大振り歩行による義足歩行を獲得したのち,交互義足歩行訓練を試みた.両股義足にはストライドコントロール付き股継手(徳林社製,TH-01C)を改良した遊動股継手と,イールディング機能付き膝継手(オットーボック社製,3R31)を導入した.対麻痺の脊…

    DOI 医中誌

  • 深度センサーを用いたトンネル切羽監視システムに関する基礎研究

    河村 圭, 藤井 猛, 塩崎 正人, 中村 隆史 土木学会論文集F3(土木情報学) 77 (2), I_153-I_160, 2021

    <p> トンネル建設工事において,落石等の事故により作業員への被害が発生している.被害の主な原因として,切羽からの肌落ちが挙げられる.そこで,厚生労働省は,切羽の監視方法として,切羽監視責任者による目視監視を義務付けている.しかし,工事現場には重機や作業員が多数存在し,落石等の予兆の発見が難しいといった問題がある.そこで著者らは,切羽の監視を強化するために,センサーを使用して工事中の切羽をリアル…

    DOI Web Site 参考文献1件

  • カニクイザルにおける抗AAV抗体の測定と陽性率に関する検討

    福田 剛司, 野村 達希, 中村 隆広, 角﨑 英志 日本毒性学会学術年会 48.1 (0), P-147-, 2021

    <p>アデノ随伴ウイルス(adeno-associated virus、AAV)は病原性を持たないことから、遺伝子治療への応用が期待される遺伝子導入用ベクターの一つである。近年、AAVベクターを用いた遺伝子治療薬の開発が急増している。ヒト及び非ヒト霊長類(non-human primate、NHP)ではAAVの各血清型(セロタイプ)に対する抗体を保有している場合がある。抗体を有する場合には毒性や…

    DOI

  • ロボット支援下に切除した仙骨部骨髄脂肪腫の1例

    井原 啓佑, 中村 隆俊, 高柳 雅, 小野崎 聖人, 中島 政信, 森田 信司, 石田 和之, 小嶋 一幸 日本臨床外科学会雑誌 82 (12), 2318-2322, 2021

    <p>症例は77歳,女性.2017年にS状結腸癌の診断でS状結腸切除術を施行し,その後の定期検査として行われた骨盤部造影CTにて,偶発的に第2仙椎から第4仙椎の高さの仙骨前面に腫瘤性病変を指摘された.緩徐な増大傾向を示したため,脂肪肉腫が疑われた.診断および治療の目的でロボット支援下に腫瘤摘出術を施行した.腫瘤は仙骨前面への浸潤周囲を認め,腸間膜脂肪との境界がやや不明瞭な所見を認めた.病理組織学…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献13件

  • SS-520 5号機飛行安全にかかわる検討結果

    伊藤 隆, 野中 聡, 山本 高行, 伊藤 琢博, 中村 隆宏 日本航空宇宙学会誌 68 (12), 345-351, 2020-12-05

    <p>本稿では,観測ロケットを機体のベースとする超小型衛星打上げ機(SS-520 5号機)で実施した飛行安全について概説する.この機体は超小型であるため,搭載や重量における制約条件を受けたり通常の観測ロケットで用いている既存の地上設備を利用する上での制約条件を受けたりする中での飛行安全運用となった.そのため,本打上げ機は我が国の基幹ロケットに適用されている飛行安全基準を遵守しつつ,長年観測ロケッ…

    DOI Web Site

  • カルシウム以下のN=32殻閉殻; 50Arの低励起構造

    Cort\'es, M. L., Rodriguez, W., Doornenbal, P., Obertelli, A., Holt, J. D., Men\'endez, J., 緒方 一介, Schwenk, A., 清水 則孝, Simonis, J., 宇都野 穣, 吉田 数貴, Achouri, L., 馬場 秀忠, Browne, F., Calvet, D., Ch\^ateau, F., Chen, S., 千賀 信幸, Corsi, A., Delbart, A., Gheller, J.-M., Giganon, A., Gillibert, A., Hilaire, C., 磯部 忠昭, 小林 岳生, 久保田 悠樹, Lapoux, V., Liu, H. N., 本林 透, Murray, I., 大津 秀暁, Panin, V., Paul, N., 櫻井 博儀, 笹野 匡紀, Steppenbeck, D., Stuhl, L., Sun, Y. L., 栂野 泰宏, 上坂 友洋, Wimmer, K., 米田 健一郎, Aktas, O., Aumann, T., Chung, L. X., Flavigny, F., Franchoo, S., Ga\v{s}pari\'c, I., Gerst, R.-B., Gibelin, J., Hahn, K. I., Kim, D., 小岩井 拓真, 近藤 洋介, Koseoglou, P., Lee, J., Lehr, C., Linh, B. D., Lokotko, T., MacCormick, M., Moschner, K., 中村 隆司, Park, S. Y., Rossi, D., Sahin, E., S\"oderstr\"om, P.-A., Sohler, D., 武内 聡, Toernqvist, H., Vaquero, V., Wagner, V., Wang, S., Werner, V., Xu, X., 山田 啓貴, Yan, D., Yang, Z., 安田 昌弘, Zanetti, L. Physical Review C 102 (6), 064320_1-064320_9, 2020-12

    Low-lying excited states in the $N$ = 32 isotope $^{50}$Ar were investigated by in-beam $\gamma$-ray spectroscopy following proton- and neutron-knockout, multinucleon removal, and proton inelastic …

    機関リポジトリ

  • 遺残坐骨動脈瘤破裂の一例

    中島 英彦, 中村 隆, 三宅 啓介, 山倉 拓也, 合田 晴一 日本血管外科学会雑誌 29 (4), 215-218, 2020-07-17

    <p>遺残坐骨動脈は稀な先天性の血管形成異常で約半数に瘤化を認めるとされる.動脈瘤形成に伴う症状として,血栓塞栓による下肢虚血の報告は散見されるが,破裂は稀である.今回,外傷を契機に遺残坐骨動脈瘤破裂をきたした一例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.</p>

    DOI 医中誌

  • Halo Structure of the Neutron-Dripline Nucleus ¹⁹B

    中村, 隆司, 近藤, 洋介, 萩野, 浩一, 大津, 秀暁, 米田, 健一郎, Saito, A. T., Achouri, N. L., Aumann, T., Baba, H., Delaunay, F., Deshayes, Q., Doornenbal, P., Fukuda, N., Gibelin, J., Hwang, J. W., Inabe, N., Isobe, T., Kameda, D., Kanno, D., Kim, S., Kobayashi, N., Kobayashi, T., Kubo, T., Leblond, S., Lee, J., Marqués, F. M., Minakata, R., Motobayashi, T., Muto, K., Murakami, T., Murai, D., Nakashima, T., Nakatsuka, N., Navin, A., Nishi, S., Ogoshi, S., Orr, N. A., Otsu, H., Sato, H., Satou, Y., Shimizu, Y., Suzuki, H., Takahashi, K., Takeda, H., Takeuchi, S., Tanaka, R., Togano, Y., Tsubota, J., Tuff, A. G., Vandebrouck, M., Yoneda, K. Physical Review Letters 124 (21), 2020-05-29

    The heaviest bound isotope of boron ¹⁹B has been investigated using exclusive measurements of its Coulomb dissociation, into ¹⁷B and two neutrons, in collisions with Pb at 220 MeV/nucleon. Enhanced …

    HANDLE

  • SS-520 5号機 飛行計画

    山本 高行, 伊藤 琢博, 伊藤 隆, 中村 隆宏, 羽生 宏人, 稲谷 芳文, 大塚 浩仁 日本航空宇宙学会誌 68 (4), 101-106, 2020-04-05

    <p>本稿では,観測ロケットベースの超小型衛星打上げ機による地球周回楕円軌道への軌道投入について,その飛行計画について概説する.本打上げ機による目標軌道は,遠地点高度約1,800 km,近地点高度約180 kmであり,近地点高度が低いために期待される軌道寿命は短い.飛行計画に対するミッション要求の一つとして,軌道寿命30日以上の軌道に衛星を投入することが挙げられる.機体誤差源や飛行環境の誤差が達…

    DOI Web Site

  • 作物生理障害発生要因大玉トマトの部分褐変症状果(通称: ヤケド果)

    中村, 隆一, 平井, 剛 北農 87 (2), 170-173, 2020-04

    花落ち部を含む外果皮の一部分が水浸状に褐変した大玉トマト果実(通称: ヤケド果)は,外果皮や株の葉身カルシウム濃度が低く,軽度の尻腐れ果と考えられた。作土の交換性カルシウム含量は土壌診断基準値内であったが,交換性マグネシウム含量が多くカルシウム欠乏が生じ易い環境で,浅く出現する堅密な次層が根の伸張と活力を制限したことが発生要因と考えられた。よって,心土破砕による根域拡大が有効な対策と考えられた。

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 高機能膝継手の適応

    中村 隆 日本義肢装具学会誌 36 (2), 113-115, 2020-04-01

    <p>近年,世界中のメーカーより高機能膝継手が開発,販売されているが,「高機能」の定義や適応はあいまいなままである.「高機能」には切断者が非切断者に近づくための「高機能」と低活動切断者が義足適応となるための「高機能」の2つの意味がある.また,運動特性の「高機能」と電子制御ゆえの利便性を求めた「多機能」との整理が必要である.Okitaらは,高機能の1つであるイールディング機能について,三次元動作解…

    DOI 医中誌

  • 移動計測データからの緊急車両の活動難所判定

    中村 隆三, 石川 貴一朗, 田島 晃太, 増田 宏 精密工学会学術講演会講演論文集 2020S (0), 236-237, 2020-03-01

    <p>現在,緊急車両の緊急走行ルートは,出場指令を聞いた機関員が自作の地図をもとに,独自に決めている.しかし,地図の作成には 1ヶ月以上を要することがあり,機関員が管轄の地理状況を把握する必要性がある.また地図の作成方法や形式は,個々の機関員に依存している. 本研究では,これらの課題を解決するために,MMSによって取得した3次元点群を用いて,緊急車両が安全に活動できるかを判定するシステムについて…

    DOI

  • がん性神経障害性疼痛における神経障害性疼痛スクリーニング質問票の妥当性の検討

    池尻 佑美, 大下 恭子, 中村 隆治, 濱田 宏, 林 優美, 倉田 明子, 岡本 泰昌, 河本 昌志, 堤 保夫 Palliative Care Research 15 (1), 15-20, 2020

    <p>【緒言】慢性神経障害性疼痛患者をスクリーニングする目的で開発された神経障害性疼痛スクリーニング質問票(以下質問票)のがん性神経障害性疼痛における妥当性について検討した.【方法】2014年5月~2015年12月に当院緩和ケアチーム介入時にスクリーニングを行った患者104名を対象に,質問票の合計点と専門医による診断を比較した.妥当性についてはROC曲線を用いて評価した.【結果】合計点と感度,特…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献14件

  • 角層水分量を適応した皮膚電気インピーダンスモデルの検討

    上原 治, 中村 隆夫, 楠原 俊昌, 松崎 健一, 山本 尚武 生体医工学 Annual58 (Abstract), 400-400, 2020

    <p>皮膚バリア機能の低下は様々な化学物質が体内に入りやすくなり,アレルギー等を引き起こすことが知られている.我々は皮膚バリア機能として角層の厚さと角層の水分量を定量的に評価することは,皮膚科学,看護学,化粧品開発などの領域で非常に有用であると考えている.本研究では角層を抵抗と容量の並列モデルとみなし,共焦点レーザー顕微鏡で測定した皮膚損傷モデルの角層の厚さと共焦点ラマン分光計で測定した皮膚損傷…

    DOI

  • 大腿部振動のペンドラムテスト波形への影響

    道西 博行, 楠原 俊昌, 中村 隆夫, 岡本 卓爾 生体医工学 Annual58 (Abstract), 395-395, 2020

    <p>ペンドラムテストは痙縮を評価するための簡便かつ客観性の高い方法であるが、被験者に大きな負担を課すことなくテスト開始時における下腿部支持状況を統一することが容易でなく、測定したほとんどの波形の初期部分には大きな動揺が存在する。ここでは、この生成機序を解明するための初期段階として、異なるいくつかの股関節初期角度に対する膝関節角速度波形を測定した。いずれの場合にも2~3サイクルの鋸歯状スパイクか…

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  • はじめに

    中村 隆司 日本物理学会講演概要集 75.1 (0), 260-260, 2020

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  • OJEを用いた原子力規制教育の取組み

    北田 孝典, 竹田 敏, 中村 隆夫 日本原子力学会誌ATOMOΣ 62 (7), 395-399, 2020

    <p> 大阪大学では,福島事故を踏まえ,原子力安全ならびに原子力規制の基礎基盤を理解した技術者等の育成が強く求められていることを受け,2016年からOJE(On the Job Education)を用いた原子力規制教育に取り組んでいる。OJEとは,工学研究科で10年以上前から実施しているユニークな実践教育手法であり,現場で発生しているさまざまな問題を教員と学生が一緒になって解決する演習を行う。…

    DOI Web Site Web Site 参考文献1件

  • 生体等価ファントムを用いたElectrical Impedance Myographyにおける電極間距離と電流到達距離の関係性

    佐藤 宏樹, 中村 隆夫, 楠原 俊昌, 花山 耕三 生体医工学 Annual58 (Abstract), 399-399, 2020

    <p>Electrical Impedance Myographyによる骨格筋のインピーダンスは, 筋細胞の構造的均一性や疾患原性変化の評価指標となる可能性が示されている(Sanchez 2017). しかし, 骨格筋の上層には皮下脂肪などの組織が存在することから, 対象筋に応じた電極間距離の調整が必要である. 本研究は骨格筋のインピーダンス測定の基礎的研究として, …

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  • ペンドラムテスト開始時に解除される下腿部支持力の減衰パターンの測定

    楠原 俊昌, 中村 隆夫, 道西 博行, 軸屋 和明 生体医工学 Annual58 (Abstract), 396-396, 2020

    <p> 座位のペンドラムテストで利用される膝関節角加速度波形には、テスト開始後にも残る下腿部支持力(残余力)により測定誤差が発生し得る。筆者らはこれまでこの測定誤差を補正するために残余力の減衰パターンを暫定的に直線で近似してきた。本研究では実際に測定した残余力をもとにしてより高精度の減衰パターンを導出した。残余力はペンドラムテスト実施途上で下腿部を支持する験者の手掌部に圧力センサを装着することで…

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  • ペンドラムテストにおける不統一な下腿部支持力の2次関数近似による補正法

    中村 隆夫, 楠原 俊昌, 道西 博行, 山本 尚武 生体医工学 Annual58 (Abstract), 397-397, 2020

    <p>座位のペンドラムテストでは、測定した波形においてしばしば下腿部支持解除後の残余力による大きなひずみが生じた。筆者らはすでにこの残余力の減衰パターンを時間とともに直線的に減少する線形パターンにより近似してその補正を試みてきた。本研究では、この線形パタ-ンの代わりにより高精度の2次曲線パターンを利用して、この効果を調べた。後者のパターンはペンドラムテストの途上で測定した下腿部支持圧力の変化から…

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  • 音源定位による工作機械内加工音の抽出

    北田 翔太郎, 中村 隆, 早坂 健宏, 水谷 雄大, 社本 英二 年次大会 2020 (0), S13205-, 2020

    <p>In this study, the cutting sound inside the machine tool is extracted by a sound source localization method.The cutting sound may be used to detect tool damage such as chipping or wear. However, …

    DOI Web Site

  • Monkeys mutant for PKD1 recapitulate human autosomal dominant polycystic kidney disease

    築山, 智之, 小林, 憲市, 中家, 雅隆, 岩谷, 千鶴, 清田, 弥寿成, 土屋, 英明, 松下, 淳, 北島, 郁, 河本, 育士, 中川, 孝博, 福田, 浩司, 岩切, 哲平, 和泉, 博之, 板垣, 伊織, 久米, 真司, 前川, 聡, 西中村, 隆一, 西尾, 妙織, 中村, 紳一朗, 河内, 明宏, 依馬, 正次 Nature Communications 10 5517-, 2019-12-11

    Autosomal dominant polycystic kidney disease (ADPKD) caused by PKD1 mutations is one of the most common hereditary disorders. However, the key pathological processes underlying cyst development and …

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  • 多重スリット付筐体の共振周波数

    田中 誠, 谷 則男, 上 芳夫, 中村 隆 J102-B (11), 948-951, 2019-11-01

    多重スリットを有する筐体の共振周波数について検討している.共振周波数に対するスリットの寄与を,閉じた筐体の延長幅として等価モデルとし,共振周波数の近似式を提案している.筐体を試作し,理論値と実験値がよく一致することから,本論の妥当性を明らかにしている.

    DOI

  • 北海道耕地土壌の理化学性の実態及び年次推移(1959~2011年)

    甲田, 裕幸, 竹内, 晴信, 中津, 智史, 中村, 隆一 北農 86 (4), 307-313, 2019-10

    道内には2011年現在,心土がち密,作土が低pH,または,有効態リン酸含量の高い地点が依然多かった。てん菜ではさらなる減肥が可能であり,青刈りとうもろこしでは有機物施用に伴う減肥が必要であった。水田では可給態ケイ酸含量が不足の他,有効態リン酸含量が土壌診断基準値を上回る地点が,また,普通畑や野菜畑では交換性カリや有効態リン酸含量が基準値を上回る地点がそれぞれ多く,全道的に減肥が可能であった。

    日本農学文献記事索引

  • 54Caから準自由中性子ノックアウトによって確証された中性子数34魔法数の出現

    Chen, S., Lee, J., Doornenbal, P., Obertelli, A., Barbieri, C., 茶園 亮樹, Navr\'atil, P., 緒方 一介, 大塚 孝治, Raimondi, F., Som\`a, V., 宇都野 穣, 吉田 数貴, 馬場 秀忠, Browne, F., Calvet, D., Ch\^ateau, F., 千賀 信幸, Corsi, A., Cort\'es, M. L., Delbart, A., Gheller, J.-M., Giganon, A., Gillibert, A., Hilaire, S., 磯部 忠昭, Kahlbow, J., 小林 俊雄, 久保田 悠樹, Lapoux, V., Liu, H. N., 本林 透, Murray, I., 大津 秀暁, Panin, V., Paul, N., Rodriguez, W., 櫻井 博儀, 笹野 匡紀, Steppenbeck, D., Stuhl, D., Sun, Y. L., 栂野 泰宏, 上坂 友洋, Wimmer, K., 米田 健一郎, Achouri, N., Aktas, O., Aumann, T., Chung, L. X., Flavigny, F., Franchoo, S., Ga\v{s}pari\'c, I., Gerst, R.-B., Gibelin, J., Hahn, K. I., Kim, D., 小岩井 拓真, 近藤 洋介, Koseoglou, P., Lehr, C., Linh, B. D., Lokotko, T., MacCormick, M., Moschner, K., 中村 隆司, Park, S. Y., Rossi, D., Sahin, E., Sohler, D., S\"oderstr\"om, P.-A., 武内 聡, T\"ornqvist, H., Vaquero, V., Wagner, V., Wang, S., Werner, V., Xu, X., 山田 啓貴, Yan, D., Yang, Z., 安田 昌弘, Zanetti, L. Physical Review Letters 123 (14), 142501_1-142501_7, 2019-10

    $^{54}$Caでは中性子魔法数34が現れると考えられているが、その直接的な実験的証拠を得るため、$^{54}$Caからの中性子ノックアウト反応$^{54}$Ca($p,pn$)$^{53}$Caによって生成される状態を理化学研究所のRI Beam Factoryによって調べた。基底状態および2.2MeVの励起状態が強く生成され、1.7MeVの励起状態の生成量は小さかった。$^{53}$Caの…

    機関リポジトリ

  • Mesodiverticular bandを伴うMeckel憩室による絞扼性腸閉塞の1例

    後藤 卓也, 中村 隆俊, 添野 孝文, 石井 智 日本腹部救急医学会雑誌 39 (6), 1091-1093, 2019-09-30

    <p>症例は61歳,男性。突然の腹痛と嘔吐を主訴に近医を受診した。精査で絞扼性腸閉塞と診断された。手術加療目的に当院に紹介受診となり同日,緊急手術を施行された。術中所見は血性腹水を認め,回腸末端から100cmの部位にMeckel憩室を認め,その口側の回腸がMeckel憩室により絞扼されていた。Meckel憩室の先端に小腸間膜から連続する索状物があり,その索状物を切離すると動脈性の出血を認めた。M…

    DOI 医中誌

  • MRを用いた伝統的絵付け技法修得教材の開発研究

    中村, 隆敏 エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2019論文集 2019 356-358, 2019-09-13

    本研究は伝統工芸陶磁器絵付け技能支援のため、MR用HMDを用いた技能学習支援教材を開発することで、職人希望者に対し文様や絵柄の模写再現技能修得の期間短縮を目指すことである。本研究では陶磁器絵付け伝統工芸職人の手わざによる運筆を4Kビデオカメラで撮影し、三次元入力デバイスで描画速度を記録し、筆圧を記録していく。それらのデータにより最終的にMRを用いた運筆描画訓練用教材として伝統工芸の継承分断を防ぎ…

    情報処理学会

  • 1.バスキュラーラボはここまで進化している

    中村 隆 日本皮膚科学会雑誌 129 (9), 1865-1870, 2019-08-20

    <p>糖尿病患者,慢性腎不全患者,高齢者の増加に伴い,動脈・静脈・リンパ管といった脈管疾患を背景とする難治性皮膚潰瘍(足病変)が増加している.適切な治療には正確な病態診断・重症度診断が必要である.不適切な局所処置は下肢切断に至らしむこともある.理学的所見から,脈管疾患の関与が疑われる場合には,バスキュラーラボにおける無侵襲血管検査を行い,治療方針を決定する.重症例では血管専門医と共同して治療に当…

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  • 鋼の超音波楕円振動切削環境におけるダイヤモンド工具の摩耗機構

    福森 聖, 糸魚川 文広, 前川 覚, 社本 英二, 中村 隆 精密工学会学術講演会講演論文集 2019A (0), 387-388, 2019-08-20

    <p>超音波楕円振動切削は鋼の超精密加工分野への適用が進められているが,その際に生じるダイヤモンド工具の摩耗は不明なことが多い.これまで,筆者らはSUS420の切削において,大気中のガスがCrC生成を伴って生じる摩耗を抑制する可能性を示している.本報では,ガスの影響を排除したすなわち真空環境下でCr含有量が異なる鉄系材料に対し振動切削を行い,Cr含有量が超音波楕円振動切削環境での工具摩耗量に与え…

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  • MRIによる大腿切断端の軟部組織解析

    中村 隆, 三ツ本 敦子, 沖田 祐介, 丸山 貴之, 前野 正登, 飛松 好子 日本義肢装具学会誌 35 (3), 212-218, 2019-07-01

    <p>下の断面画像から軟部組織の断面積を算出して比較した.全ての片側切断者において断端は健側に比べて断面積は小さく,対健側比の平均値は80.0±6.0%であった.筋断面積の対健側比は切断者の年齢や切断歴と相関した.筋の中でも大殿筋と大腿四頭筋の萎縮が大きい一方,内転筋群の萎縮は小さく,逆に長内転筋は断端の方が断面積は大きかった.また,義足歩行をする片側切断者と義足歩行をしない両側大腿切断者の断端…

    DOI 医中誌

  • 急性期に無症候性心筋梗塞を合併した川崎病冠動脈瘤の乳児例

    並木 秀匡, 鮎澤 衛, 小森 暁子, 山瀬 聡一, 渡邉 未央, 石井 大裕, 野崎 千央, 藤澤 惇平, 飯田 亜希子, 加藤 雅崇, 神保 詩乃, 中村 隆広, 神山 浩, 森岡 一朗 日大医学雑誌 78 (2), 111-116, 2019-04-01

    川崎病急性期の心筋梗塞の報告は近年少ない. 症例は 5 か月男児.前医で川崎病と診断し治療後,第 18 病日に冠動脈瘤を認め当院に転院後,ヘパリンによ る抗凝固療法を開始し無症状であったが,第 20 病日に 心電図変化により急性心筋梗塞の合併を診断した.心臓 超音波法で瘤内血栓なく,経口抗凝固療法によって管理 した.無症状だが突然死の可能性もあり,血栓溶解療法 …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献4件

  • Meckel憩室のmesodiverticular vascular bandによる絞扼性イレウスの1例

    塩味 慶子, 小嶌 慶太, 筒井 敦子, 山梨 高広, 内藤 正規, 佐藤 武郎, 中村 隆俊, 渡邊 昌彦 日本腹部救急医学会雑誌 39 (3), 535-539, 2019-03-31

    <p>症例は19歳男性。突然の下腹部痛と下痢・嘔吐を主訴に,前医を受診,イレウスの診断で当院へ紹介となった。下腹部に腹膜刺激症状を認め,腹部造影CT検査でclosed loopと腹水を認めたため,絞扼性イレウスを疑い緊急手術を施行した。Meckel憩室が存在し,憩室と小腸間膜との間に索状物が形成され,その間隙に小腸が嵌入し絞扼されていた。索状物を切離するとイレウスは解除され,血流も改善したため,…

    DOI 医中誌

  • 胸部硬膜外麻酔によりHorner症候群を呈した1例

    横田, 真優子, 三好, 寛二, 中村, 隆治, 近藤, 隆志, 加藤, 貴大, 安田, 季道, 佐伯, 昇, 濱田, 宏, 河本, 昌志 麻酔と蘇生 55 (1), 49-51, 2019-03-01

    Horner’s syndrome is a syndrome characterized by miosis, eyelid ptosis, narrowing of the eyelids and ocular depression. Diagnosis of the causative disease is important because it may accompany fatal …

    機関リポジトリ 医中誌

  • 麻酔科開設以来50年間の麻酔管理と使用麻酔薬の変遷

    福田, 秀樹, 佐伯, 昇, 安田, 秀道, 大下, 恭子, 中村, 隆治, 原木, 俊明, 近藤, 隆志, 加藤, 貴大, 三好, 寛二, 田口, 志麻, 讃岐, 美智義, 仁井内, 浩, 濱田, 宏, 河本, 昌志 麻酔と蘇生 55 (1), 5-11, 2019-03-01

    広島大学麻酔蘇生学教室は1967年1月に盛生倫夫が初代教授に就任し開講した。開講50周年を機に,麻酔科開設以来の麻酔管理に用いた麻酔薬の変遷を辿った。開講当初から1985年までは亜酸化窒素とハロタンを中心とした吸入麻酔薬の時代,1990年から2005年はエンフルラン,イソフルラン,セボフルランなどの吸入麻酔薬とフェンタニルの併用の時で,2010年からはプロポフォールとレミフェンタニルの全静脈麻酔…

    機関リポジトリ 医中誌

  • 体位変換に伴う循環動態の腹臥位と膝胸位間での比較

    三好, 寛二, 中村, 隆治, 近藤, 隆志, 加藤, 貴大, 安田, 季道, 田中, 裕之, 濱田, 宏, 河本, 昌志 麻酔と蘇生 55 (1), 25-29, 2019-03-01

    全静脈麻酔下で腹臥位または膝胸位へ体位変換した際の循環動態を両体位で比較するため,腰部脊椎手術を受けた患者を後方視的に調査した。体位変換の直前,体位変換直後, 3分後, 5分後の心拍数(HR)および収縮期血圧(SBP),拡張期血圧(DBP),平均血圧(MBP)を測定した。各パラメーターを体位変換前の値を基準とし体位変換後の変化率を算出し膝胸位(Knee-chest群)と腹臥位(Prone群)で比…

    機関リポジトリ 医中誌

  • Indexable cutterの加工精度に影響を与える諸因子の調査

    宮本 拓実, 早坂 健宏, 中村 隆, 社本 英二, Xu Liangji 精密工学会学術講演会講演論文集 2019S (0), 654-655, 2019-03-01

    <p>Indexable cutterとは刃先交換式の工具のことであり,刃先の摩耗や欠損に対して工具全体を交換する必要がなく,工具維持費を抑えられるという利点がある.一方で,刃先と工具本体が一体型のものに比べて加工精度が劣るという問題があり,その支配的な要因は必ずしも明らかではない.本報では,この問題に関わる諸因子の影響を調査し,刃先の脱着の繰り返しによる刃先と工具本体との接触状態の変化が支配的…

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  • 1型糖尿病・糖尿病ケトアシドーシスを契機に非典型的なたこつぼ心筋症を発症した41歳女性の1例

    西地 稔幸, 肌勢 光芳, 山崎 江来良, 日野 智博, 階元 聡, 内橋 基樹, 今井 雄太, 福家 智也, 倉田 博之, 中村 隆志 心臓 51 (1), 68-75, 2019-01-15

    <p></p><p> 症例は生来健康な41歳女性.倦怠感・歯痛を主訴に受診し精査により1型糖尿病・糖尿病性ケトアシドーシスと診断した.入院後の精査で,経胸壁心エコー図での中部の前壁・前壁中隔・側壁の壁運動低下,心電図でⅡ,Ⅲ,aV<sub>F</sub>,V<sub>4-6</sub>でST低下を認めたので虚血性心疾患を疑い,冠動脈造影を行ったところ冠動脈に有意狭窄は認めなかった.左室造影では心…

    DOI 医中誌

  • 転換畑における事前の整地を伴う不耕起播種による秋まき小麦栽培の特性

    板垣, 英祐, 塚本, 康貴, 中村, 隆一 北農 86 (1), 22-27, 2019-01

    転換畑において土壌が乾燥しやすい夏期に耕起・整地を行い,秋まき小麦を不耕起播種する栽培法は,播種時に耕耘を行う通常栽培法と比べて生育収量に差は見られなかった。また,降水量が多く水稲の収穫期でもある9月初旬から中旬の秋まき小麦播種時に耕耘作業を行わないことで,作業競合の低減および過湿な状態での耕耘を避けることができ,適期播種が期待できる。

    日本農学文献記事索引 Web Site

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